「プーマ」 × 「あつ森」が初コラボ “ベル袋”や“たぬきち”がスニーカー&アパレルに

 「プーマ(PUMA)」は、ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」とコラボした“プーマ × あつまれ どうぶつの森”コレクションを9月18日に発売する。「プーマ」直営店と公式オンラインストア、一部取り扱い店舗で販売する。

 “たぬきち”“とたけけ”といった人気キャラクターや葉っぱのグラフィックなど、ゲームの世界観に着想したデザインをシューズとウエアに落とし込んだ。シューズには“ベル袋(お金の入った袋)”をイメージしたバッグが付き、中に付け替え可能なシューレースが入る。“プーマ スエード(PUMA SUEDO)”(税込6490〜1万3200円)や“フューチャー ライダー(FUTURE RIDER)”(税込5390〜11000円)などのシューズと、Tシャツ(税込2750〜5500円)、フーディー(税込9900円)、ショーツ(税込3850〜6050円)などを用意する。キッズサイズもそろえる。

 「あつまれ どうぶつの森」は、無人島を舞台に、個性豊かなキャラクターたちと交流しながらオリジナルの島を作り上げるゲーム。ゲーム内で友人と交流できたり、外出気分を味わえたりすることから、コロナ禍で人気が拡大。海外でも多くのユーザーを抱える。

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読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ” 初日の一押しは「ミカゲ シン」「レインメーカー」「スリュー」

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」

見どころ:昨シーズンはスカート男子のルックが超かっこよくて、今季もファーストルックから大ぶりのイヤリングにプリーツスカート&スラックスという振り切りっぷり。「エレガンスに男女の境はない!」という姿勢をひしひしと感じます。デザイナーが手描きした田園のグラフィックでスーツ地のシャツを切り替えたり、大理石のグラフィックをドレープのきれいなワンピースにあしらったりと、“都会と田園”というテーマの表現手法もおもしろかった。音楽と照明の緊張感ある演出も洋服を際立たせてましたし、リアルショーで見たかったな(泣)。


東コレ取材歴6年
副編集長大塚
「レインメーカー(RAINMAKER)」

見どころ:正直、ダークホースでした。リアルのショーが復活している中で、映像でここまで印象に残るとは。しかも、国立京都国際会館のきれいなロケーションやカメラワークといった水谷太郎さんの演出もさることながら、服がめちゃくちゃ強い。「レインメーカー」って、数年前まで和の伝統を継承する“ザ・男服”な印象でしたが、最近は硬さが取れてとってもしなやかで軽快。でも根底にある深みや骨太感は残っているという、まさに“進化”という言葉がぴったりのクリエイションを見せてくれました。玄人っぽい色使いは好みが分かれそうですが、アーティストと協業したテキスタイルや強めのディテールはキャッチーなので、スタイリングが楽しそうです。


7都市のファッションウイークを取材
ライター大杉
「スリュー(SREU)」

見どころ:古着やデッドストックアイテムのリメイクを中心とした一点モノのブランド。植木沙織デザイナーが1着ずつ素材を選んでおり、愛情を感じるモノ作りが魅力です。私のお気に入りのルックは、ロングヘアが美しいメンズモデルのKEITAが着用していた、パールを施したジャケットとショートパンツのセットアップ。「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCON)」のコラボが火付け役となり、メンズに向けたパールネックレスがブームになりつつありましたが、装飾でも素敵ですね。甘すぎず、程よくぬけ感もあり、洗練された印象。またデザインスタジオ「アントレース(UNTRACE)」とのコラボレーションも発表し、今後も楽しみです。

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読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ” 初日の一押しは「ミカゲ シン」「レインメーカー」「スリュー」

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」

見どころ:昨シーズンはスカート男子のルックが超かっこよくて、今季もファーストルックから大ぶりのイヤリングにプリーツスカート&スラックスという振り切りっぷり。「エレガンスに男女の境はない!」という姿勢をひしひしと感じます。デザイナーが手描きした田園のグラフィックでスーツ地のシャツを切り替えたり、大理石のグラフィックをドレープのきれいなワンピースにあしらったりと、“都会と田園”というテーマの表現手法もおもしろかった。音楽と照明の緊張感ある演出も洋服を際立たせてましたし、リアルショーで見たかったな(泣)。


東コレ取材歴6年
副編集長大塚
「レインメーカー(RAINMAKER)」

見どころ:正直、ダークホースでした。リアルのショーが復活している中で、映像でここまで印象に残るとは。しかも、国立京都国際会館のきれいなロケーションやカメラワークといった水谷太郎さんの演出もさることながら、服がめちゃくちゃ強い。「レインメーカー」って、数年前まで和の伝統を継承する“ザ・男服”な印象でしたが、最近は硬さが取れてとってもしなやかで軽快。でも根底にある深みや骨太感は残っているという、まさに“進化”という言葉がぴったりのクリエイションを見せてくれました。玄人っぽい色使いは好みが分かれそうですが、アーティストと協業したテキスタイルや強めのディテールはキャッチーなので、スタイリングが楽しそうです。


7都市のファッションウイークを取材
ライター大杉
「スリュー(SREU)」

見どころ:古着やデッドストックアイテムのリメイクを中心とした一点モノのブランド。植木沙織デザイナーが1着ずつ素材を選んでおり、愛情を感じるモノ作りが魅力です。私のお気に入りのルックは、ロングヘアが美しいメンズモデルのKEITAが着用していた、パールを施したジャケットとショートパンツのセットアップ。「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCON)」のコラボが火付け役となり、メンズに向けたパールネックレスがブームになりつつありましたが、装飾でも素敵ですね。甘すぎず、程よくぬけ感もあり、洗練された印象。またデザインスタジオ「アントレース(UNTRACE)」とのコラボレーションも発表し、今後も楽しみです。

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読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ” 初日の一押しは「ミカゲ シン」「レインメーカー」「スリュー」

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」

見どころ:昨シーズンはスカート男子のルックが超かっこよくて、今季もファーストルックから大ぶりのイヤリングにプリーツスカート&スラックスという振り切りっぷり。「エレガンスに男女の境はない!」という姿勢をひしひしと感じます。デザイナーが手描きした田園のグラフィックでスーツ地のシャツを切り替えたり、大理石のグラフィックをドレープのきれいなワンピースにあしらったりと、“都会と田園”というテーマの表現手法もおもしろかった。音楽と照明の緊張感ある演出も洋服を際立たせてましたし、リアルショーで見たかったな(泣)。


東コレ取材歴6年
副編集長大塚
「レインメーカー(RAINMAKER)」

見どころ:正直、ダークホースでした。リアルのショーが復活している中で、映像でここまで印象に残るとは。しかも、国立京都国際会館のきれいなロケーションやカメラワークといった水谷太郎さんの演出もさることながら、服がめちゃくちゃ強い。「レインメーカー」って、数年前まで和の伝統を継承する“ザ・男服”な印象でしたが、最近は硬さが取れてとってもしなやかで軽快。でも根底にある深みや骨太感は残っているという、まさに“進化”という言葉がぴったりのクリエイションを見せてくれました。玄人っぽい色使いは好みが分かれそうですが、アーティストと協業したテキスタイルや強めのディテールはキャッチーなので、スタイリングが楽しそうです。


7都市のファッションウイークを取材
ライター大杉
「スリュー(SREU)」

見どころ:古着やデッドストックアイテムのリメイクを中心とした一点モノのブランド。植木沙織デザイナーが1着ずつ素材を選んでおり、愛情を感じるモノ作りが魅力です。私のお気に入りのルックは、ロングヘアが美しいメンズモデルのKEITAが着用していた、パールを施したジャケットとショートパンツのセットアップ。「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCON)」のコラボが火付け役となり、メンズに向けたパールネックレスがブームになりつつありましたが、装飾でも素敵ですね。甘すぎず、程よくぬけ感もあり、洗練された印象。またデザインスタジオ「アントレース(UNTRACE)」とのコラボレーションも発表し、今後も楽しみです。

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全3点で約1000万円 デンマーク発「ジョージ ジェンセン」からネンドがデザインしたシルバーの銀器が登場

 デンマーク発シルバーブランド「ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)」からネンド(nendo)とコラボレーションした花器が登場する。ネンドを率いる佐藤オオキがデザインした花器の名前は“水器(mizuki)”。水を“溜める” “張る”“流れる”という3つの水の表情を有機的なラインで表現している。佐藤は、「『ジョージ ジェンセン』の歴史をたどった時、“自然”をモチーフにしたデザインが多いと気付いた。花や植物など具象もあれば抽象的で自然に存在する有機的造形もある。こういう点が自然と密接な日本文化と共通していると感じた」とコメント。

 異なるサイズの3種類の花器はスターリングシルバー製で、コペンハーゲンのアトリエで熟練職人が1枚の厚いシルバーの板を切り出し、ハンマーでたたいて成形。しなやかなラインを出すために全工程で溶解作業を繰り返し、念入りに研磨処理をして仕上げられる。これら全3種類の花器を完成させるのに400時間が必要だ。

 これらは、花器としてだけでなく、水やワイン用のカラフェとしても使用でき、オブジェとしても楽しむことができる。税込価格は、Sが187万円、Mが396万円、Lが418万円。11月1日に発売予定だ。

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セレブに学ぶ、70年代ヒッピースタイルのアレンジ術

 ヒッピールックに代表される1970年代ファッションが復活してきました。さまざまな制約があり、気持ちが縮こまりがちな今、自由で開放的なセブンティーズのムードに引き寄せられるところがあるようです。リバイバルの主役は、“ラブ&ピース”を合言葉としたヒッピーな装い。“きれいめ&リラックス”のテイストにアップデートするのが現代風“ネオヒッピー”の流儀です。

 たとえば、「ディオール(DIOR)」がオンラインで発表した2021-22年秋冬コレクションのセレブスナップでは、女優のドリー・ヘミングウェイ(Dree Hemingway)がマルチカラーのストライプを施したマキシ丈スカートを着用。すっきりとした印象のストライプ柄でスタイリッシュに仕上げたところがレトロに偏らない今のさじ加減。セレブリティーの着こなしをお手本に、リアルなスタイリングに取り入れるコツを、「ディオール」の2021-22年秋冬シーズンと、2022年プレ・スプリングシーズンのスナップからアイテム別に紹介します。

“タイダイ柄”×ストライプの“柄on柄”コーデで動きをプラス

 ヒッピーのキーモチーフといえば、タイダイ柄。音楽フェスティバルやビーチレジャーで見られるTシャツスタイルがおなじみですが、スペインのファッションブロガー、ガラ・ゴンザレス(Gala Gonzalez)は、ゆったりしたライトなアウターをチョイス。面積が広い分、タイダイ特有のボヘミアンムードも強まって見えます。

 ドローストリングスの超ワイドパンツと合わせて、さらにリラックスしたムードに。ストライプ柄のパンツと、タイダイ柄のアウターで柄on柄に仕上げました。マルチストラップのフラットサンダルも伸びやかな印象。そこに、クラシックな「レディ ディオール」を携えることでカジュアルさを抑え、品格を添えているのがポイントです。

“デニムジャケット”はシアースカートとブーツで強弱を演出

 70年代ファッションで欠かせないのが、デニム仕立てのウエア。ヒッピーが好んだ反権力・反体制のシンボル的な素材です。デニムジャケットをタフなムードで着こなすのが当時の着こなしでしたが、現代版のスタイリングではロマンチックやフェミニンなムードをミックスするのがポイントです。

 モデルのエレーナ・ペルミノヴァ(Elena Perminova)は、デニムジャケットに透けるシアースカートを合わせて、エアリーなムードをまといました。足元にはゴツめブーツを配して、強弱のあるテイストミックス“ネオヒッピー”に仕上げています。太ベルトでウエストをしっかりマークしつつ、バケットバッグで抜け感を出す小技も効いています。

“フレアデニム”はブラックアイテムでクールさを強調

 裾が広がるフレアデニムは、ヒッピーファッションの代名詞的なボトムスです。風をはらむ裾から感じる自由で奔放な雰囲気は、今の私たちが求めるムードそのもの。半世紀を経て、現代風にアレンジするには、クールな印象を加えるのがおすすめです。

 フランスの歌手、バルバラ・パラビ(Barbara Pravi)は、プラットフォームブーツを選んで、フレアなデニムパンツに負けないインパクトを添えました。チェーンバッグを体の真正面に斜め掛けすることで、ブラックの引き締め効果もパワーアップ。スリーブレスの白シャツに刺しゅう入りの黒トップスを重ねて、ブラックの3点コンビネーションを強調しています。

“フラワープリント”は甘さを抑えたダークロマンチックが決め手

 “ラブ&ピース”のメッセージを代弁する花柄は、ヒッピーの分身のようなモチーフです。当時の若者を指す“フラワーチルドレン”という言葉でも知られています。幸福感や開放的な気分を象徴するモチーフでもあり、70年代ルックのお約束的存在。モダンに着こなすなら、ダークカラーを選びましょう。

 アテネで開催した2022年プレ・スプリング・コレクションに来場したミランダ・カー(Miranda Kerr)は、甘さを抑えた黒がベースの花柄ワンピースを着用。首周りが詰まったレディーライクなシルエットがクラシカルな雰囲気を演出しています。一方で、正面に入った深いスリットで適度にセンシュアルさを漂わせて二面性をアピール。渋めのトーンでまとめた“ダークロマンチック”のコーディネートが、着こなしの鍵となっています。

“カフタン”は脚見せでチャーミングかつヘルシーに

 アフリカやアジアを含め、世界的な連帯感と共感を重んじたヒッピーにとって、民俗調の装いは特別な意味を持っていました。ゆったりとしたフォルムのカフタンも、ヒッピー文化を示すアイテムです。ゆるっと着るのが一般的なスタイリングでしたが、“ネオヒッピー”では、チャーミングにアレンジしています。

 モデルのカミーユ・ロウ(Camille Rowe)は、ミニワンピース風のカフタンをキュートに着こなしました。ウエストは共布ベルトで絞って、すっきりとした印象。カフタン特有のくつろいだムードは保ちながらも、ベビードールのような見え具合にひとひねり。脚見せでヘルシーさも際立たせました。

 70年代ファッションは、のどかで気負わない雰囲気が持ち味。緊張から解放されたいと願う、今のマインドにもなじみます。ほかにもフリンジや丸眼鏡、バンダナなどさまざまな選択肢があるので、多彩にアレンジできます。セレブが披露したさすがな着こなしをお手本に、70年代スタイルを取り入れて、“ネオヒッピー”な気分に浸ってみませんか。

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「ホワイトマウンテニアリング」が9年ぶりの東京凱旋 全員女性モデルのショーで東コレ開幕

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が30日に開幕した。9月4日までに48ブランドが参加し、20ブランドがリアルショーを行う。

 一番手は相澤陽介率いる「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」。楽天の支援プログラム「バイアール(BY R)」のサポートを受けて、13年春夏から9年ぶりとなる東京でのショーを無観客で生配信した。会場は、都会の喧騒を忘れられる新宿御苑の自然の中。先週まで観客を迎えることを計画していた同ブランドは、本来はゲストが座るはずだった60脚のウッドチェアを道に並べてランウエイを作った。モデルは全員女性というサプライズ。ブラックやカーキを中心に、メッシュ、機能素材などを用いた、軽快で都会的なブランドらしいアウトドアウエアがそろえた。フィナーレではモデル全員がTシャツに着替えて再登場。ツアーTシャツのように、背面にはこれまで15年間のコレクション発表の場が記載されていた。

 相澤陽介デザイナーは「ブランド名の由来は都市と山の融合。それを体現するために東京の中心にある新宿御苑という場所で今の考えを表現した。洋服におけるジェンダーレスの時代に、自分が15年間追求してきたファンクションアパレルの考えを投影させたい思いがあった。海外の仕事を含め、さまざまな人種やカルチャーとともにデザインを行なってきた経験から ある特定の人に向けたファッションではなく、洋服を着るという行為に対して自由でありたいという考えを表した」と話す。さらに「今後、クリエティブの追求と自分のライフスタイルを融合し、これからの時代に向けてより強いメッセージを残せるデザイナーを目指していきたい」と続けた。

 「ホワイトマウンテニアリング」は先日、「ユニクロ(UNIQLO)」と今秋コラボレーションすることを発表したばかり。“服を着るフィールドは全てアウトドア”というコンセプトを変えずに進化を続けている。

 今日はメイン会場である渋谷のヒカリエホールなどで、「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」「スリュー(SREU)」「ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)」がリアルショーを行い、「レインメーカー(RAINMAKER)」「タクタク(TAC TAC)」「イレニサ(IRENISA)」「セヴシグ(SEVESKIG)」「メアグラーティア(MEAGRATIA)」がオンラインで発表。最終日の9月4日には「ホワイトマウンテニアリング」同様に楽天の支援で「カラー(KOLOR)」によるリアルショーが控えている。

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ユニクロが災害時に必要な「服の備え」をリスト化 防災の日には紗栄子を招いたラジオ番組も放送

 ユニクロは9月1日の「防災の日」を前に、災害避難の際に役立つ「服の備えチェックリスト」を公式ホームページのサステナビリティ専門ページ内で公開した。また1日には、災害支援活動を積極的に行っているモデル・タレントの紗栄子さんや山村武彦防災システム研究所所長をゲストに招いたラジオ番組「TOKYO FM×ユニクロ『防災の日 特別番組 〜考えよう、服の備え〜』も放送する。

 ユニクロは今年2月に、全国の20〜60代男女2400人を対象に「災害時の備え」に関するインターネット調査を実施。その結果、「86.2%が日ごろから防災を意識しているが、災害時避難のための『服の備え』を行っているのはわずか14.7%だった」「避難経験者の4人に1人以上が『避難時に足りなかったもの、あったらよかったもの』として衣類をあげた」(発表資料より)。一方で、避難所の設置や運営、被災者支援を担う自治体に書面でアンケート調査を行った(7月)ところ、「回答のあった927の自治体のうち、マスクを除く衣類の備蓄を行っているのは18.2%に留まっていた」という。こうした調査より「個人および自治体ともに、避難時に必要とされる『服の備え』は十分とは言えない」としている。

 調査結果を受け、「服の備えチェックリスト」では、災害発生時から支援物資が届くまでの数日間に必要な衣類をリスト化。どういった服が何枚必要なのか、「ユニクロ(UNIQLO)」の商品ではどれがそれに当てはまるのかを公表している。

 ユニクロでは全国約810の店舗網を生かし、これまでも災害時には服を通じた被災者支援を実施。海外の災害にも緊急支援を行ってきた。今後は、日本全国の自治体と災害時の物資供給協力に関する協定を順次締結していく予定。9月1日のラジオ番組は、20時30分〜21時に放送予定。

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セレクトリサイクル「パスザバトン」丸の内店が閉店 事業部長に聞くこれからの“もったいない”ビジネス

 「スープストックトーキョー(SOUPSTOCK TOKYO)」を運営するスマイルズによるセレクトリサイクルショップ「パスザバトン(PASS THE BATON)」丸の内店が9月7日に閉店する。第一号店の表参道店は6月末に閉店。京都店は、市の保護物件ということもあり、継続運営する。「パスザバトン」は個人の思い出の品物や愛用していたが必要なくなったものを使ってくれる人に渡す(バトン)をコンセプトにスタート。有名ブランドの古着から食器棚の奥に眠っていた器まで、さまざまな商品および、一部企業のデッドストックなども販売してきた。2019年からは、「パスザバトン マーケット(以下、PTBマーケット)」と称して、外でいろいろな企業の在庫を販売する市を開催。表参道店と丸の内店の閉店により「パスザバトン」のリブランディングを図る。今後の「パスザバトン」の方向性について、箕浦俊太スマイルズ パスザバトン事業部長に話を聞いた。

WWD:「パスザバトン」をこのタイミングでリブランディングする理由と目的は?

箕浦俊太スマイルズ パスザバトン事業部長(以下、箕浦):2009年に「パスザバトン」が設立されてから、個人レベルのリサイクルは浸透してきた。最近SDGsやサーキュラーエコノミーへの関心が高まり、企業のもの作りや既存の商流を見直すような世の中になった。「パスザバトン」でも、1部は企業のデッドストックなどを販売し、各企業の困りごとを解決する目的もあったが、店鋪内でそれをするには限度を感じていた。そこで19年に、店外で「パスザバトン マーケット(以下、 PTBマーケット)」を開催したところ、手応えを感じ、これからの方向性はこちらだと感じた。

WWD:「パスザバトン」表参道店が閉店、丸の内店も閉店するが、その理由は?京都店は?

箕浦:閉店というよりは、個人レベルのリサイクル事業をやめてみるということ。京都店は市の保護物件を借りていることもあり、京都の文化を世界に発信する場所として継続する。今後は、京都の企業との取り組みを強化していく。日本の伝統や四季の祭りごとを大切にしたいという想いがある。また、表参道店や丸の内店の売り上げの6割以上はリサイクル商品だったが、京都店のリサイクル商品の売り上げは3割と低く、お土産やギフト需要が多いという点からも、出品者に依存することなく維持できるのが理由だ。

WWD:19年に店外で、「PTBマーケット」を開催した理由は?

箕浦:店で企業の困りごとに向き合うには難しいと感じたから。半年に一度、一社の在庫を販売したところであまり意味がないと思った。だから、店の外である規模感を持って開いた。

WWD:個人対個人のリサイクル市場を作ってきたわけだが、それを、企業対個人のマーケットに移行する理由は?

箕浦:企業のもの作りのシステムを見直す必要がある。例えば、ECで返品されたものはB品として販売するしかない企業が多い。それらを消化する手段が「PTBマーケット」だ。企業と消費者両方の活動を見直し、一緒に考える場にしていきたい。

WWD:今まで「PTBマーケット」を4回開催してきたが、参加企業数などの推移は?

蓑浦:1回目は22ブランドが参加した。オンラインで開催した2回目「十勝第百貨店」は20社、同じくオンラインで開催した3回目「デッドストック陶器市 九州編」は17社が参加。4回目は42社が参加し、2日間で約3600人が来場し、2300万円を売り上げた。

販売だけでなく、発信や実験の場に

WWD:「PTBマーケット」における、収益の仕組みは?出展する条件や対象業種などはあるか?

蓑浦:出展料及び売り上げ歩合は、ファッションアパレル・雑貨が5万円で売り上げ歩合が20%、 食物販、お菓子などの軽飲食が2万5000円で売上歩合 25%、フードトラックが出展料 なし で売上歩合 10%。出展条件は「PTBマーケット」のコンセプトを理解し、共感してくれること。また、B品を販売するにあたり、コミュニケーションが取れるスタッフを配置できること。業種は限っていない。気付けていないものがあるかもしれないので、関心があれば連絡して欲しい。

WWD:「PTBマーケット」は企業の倉庫に眠っているB級品や在庫に光を当てるというイベントだが、消費者からの反応は?直近の来場者の性別や年齢層、平均単価は?

蓑浦:出展企業からは、消費者とのコミュニケーションが生まれるという声がある。4回目は入場料を300円に設定した。そうすることにより、お金を払っても入る価値があるかというハードルになった。事前に情報を入手して、「よし、行くぞ」という気持ちで来場してくれた人がほとんどだ。入場者からは、いろいろなブランドなどが一堂に会する場で知らないブランドに出合えたという声があった。4回目の来場者の6〜7割が女性で年齢別では30代が37%、40代が29%、20代が21%。平均客単価は3500円程度だ。

WWD:「PTBマーケット」の出展企業へはどのようにアプローチを行うか?

蓑浦:「PTBマーケット」の公式サイトで募集、受け付けを行う。4回目には企業による視察もあり認知度がアップしていると感じる。SDGsの意識が高まる中、10年以上にわたり各ブランドをリスペクトしながら“もったいない”と向き合ってきたのが「パスザバトン」だ。ある意味、経済効率性から反対の位置にある活動だが、最近では企業から「どこから、どう始めたらいいか」というような相談が増えている。企業によっては「PTBマーケット」を発信や実験の場として捉えてくれており、不要になったものの回収なども行っている。

出展者、来場者、主催者でシステムを変える

WWD:コロナ禍で消費者はコロナ前以上に慎重かつ、より良いものを求める傾向があるが、そのような状況下でのマーケット開催の結果は?

蓑浦:人は買い物好き。それは、コロナ前後で変わらない本能的なこと。4回目の開催で、十分な手応えを感じた。入場料を設けたが、1時間半待って入場する人もあり、イベントに共感してくれる来場者が増えて一体感が生まれた。

WWD:主催者、出展者、消費者、それぞれにおけるマーケットを開催する一番のメリットは?

蓑浦:出展者にとっては、在庫の消化チャネルになりつつある。物作りは続くわけであり、売れ残ったものを「PTBマーケット」で販売し、倉庫が空っぽになれば、また、物作りをする勇気が出る。過去の負を未来につなげるイベントだ。消費者にとっては、いいものを安く買えるので経済合理性にかなっているし、B品の理由などに触れることで消費行動への気づきにつながっている。主催者側としては、コロナ禍でも楽しく開催できた。社会的意義があるし、ビジネスとして成立しているので、これから大きくしていきたい。「PTBマーケット」を軸に“ニューサイクル コモンズ”と掲げて、既存のビジネスシステムを見直して新しいシステムを共感してくれる仲間と築いていきたい。出展者、来場者、主催者、会場、全てがスクラムを組んで、システムを変えていこうという思いがある。また、出展者同士の繋がりや、回収拠点の場を提供することで、偶発的な出合いを提供できればと思っている。いわゆるコミュニティー的な活動で、企業と消費者の垣根をなくすのが目標だ。

WWD:「PTBマーケット」開催予定と今後の戦略は?

蓑浦:年内は、10月9〜10日、12月11~12日に開催予定だ。22年には4~6回、規模を大きくして開催したい。本気で日本国内の倉庫を空っぽにする意気込みがあるので、行政と組んで地方でも行いたいと思う。

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1万人のサステナブルアンバサダーを育成する Z世代を牽引する若きリーダーYouth in focus vol.5

 ミレニアルズやZ世代と呼ばれる若者たちは今何を考え、ファッションやビューティと向き合い、どんな未来を描いているのだろうか。U30の若者たちにフォーカスした連載「ユース イン フォーカス(Youth in focus)」では、業界に新たな価値観を持ち込み、変化を起こそうと挑戦する若者たちを紹介する。連載の5回目は、サステナブルな社会の実現に向けて日本の若者たちと企業をつなげるプラットホームの運営や、企業、自治体、大学を連携させた、サステナブルプロジェクトの企画運営などを行う佐座槙苗SWiTCH代表理事(26)にフォーカスする。

 「人間と自然が共存できる仕組みを作りたい」――佐座は幼少期からそんなテーマが常に頭の中にあったという。高校卒業後は、海外の大学へ進学し、サステナビリティについて学びを深めた。2020年には、環境問題に声を上げる世界の若者たちが「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」(COP26)の疑似版として開催した「モックCOP26」に、グローバルコーディネーターとして参加。世界140カ国の代表学生らと気候変動政策に関する提言をまとめた。

 今年1月には、一般社団法人SWiTCHを立ち上げ、未来の主人公となる20代の若者たちが目指すサステナブルな社会の実現を、大人世代と実現するためのプラットホームの運営や、1万人のサステナブルアンバサダー育成を目指した教育普及活動などを開始した。SWiTCHは、ロンドン芸術大学(University of the Arts London)の学生で構成するデザインチームも抱え、企業とコラボして廃棄物を用いたアートやオブジェなどを製作する。過去には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「スワロフスキー(SWAROVSKI)」、セントマーチン美術大学(Central Saint Martins)とのコラボプロジェクトも手掛けた。グローバルなネットワークを生かし、サステナビリティ分野における若きリーダーとしてZ世代を率い、日本のサステナビリティの動きを加速させる。

WWD:環境問題に興味を持ったきっかけは?

佐座槙苗SWiTCH代表理事(以下、佐座):これといって大きなきっかけがあったわけではありませんが、子どものころから自然と人間がどうしたら共存できるかに興味がありました。社会問題にも関心が高く、学生時代には発展途上国の支援プロジェクトなどにも積極的に参加しました。振り返ってみると、自分の中で常に世界の人権や環境問題、共存の仕組み作りが大きなテーマだったのだと思います。

WWD:学校教育の影響が大きかった?

佐座:そうですね。私は日本でインターナショナルスクールに通い、高校は東京のアメリカンスクールに通いました。クラスメートが国際的なバックグランドを持っていたので、日々さまざまな国際問題に触れてきました。幼少期は福島の自然に囲まれた環境で育ったので、自然に対する愛情はもちろんありますが、それよりも自然を取り入れた街づくりに関心があります。今後温暖化がさらに加速し、人口も増える中で自然とのバランスがとれた都市開発を実現しなければいけないからです。

WWD:高校卒業後は、海外の大学で環境問題を学んだ?

佐座:はい。カナダのブリティッシュコロンビア大学に進学し、都市と自然環境と経済の関係性について学び、その後ロンドン大学大学院でサステナブル・ディベロプメントコースを受講しました。ロンドン大学大学院は世界でもこの分野で歴史のある学校で、各国の環境省や国際機関から派遣された人など、世界中からハイレベルな学生が集まっていました。文化的背景の異なる人たちと多様性を保ちながらサステナブルな社会を実現する方法を議論でき、非常に良い環境でした。

WWD:世界中から集まった学生たちと意見を交わす中で、日本の現状はどう見えた?

佐座:日本にはたくさんの資源があり、リソースをうまく活用すれば循環型社会をいち早く実現できるポテンシャルがある。しかし、サステナビリティに関する情報量が圧倒的に少ないことが問題でした。去年、やっと脱炭素が取り上げられ、今までどこに向かえばいいのかわからなかった企業も、ひとつの大きな目標に向かってディスカッションが始まりました。循環型社会に向けたルートさえ分かれば、かなりのスピードで取り組めるのではないでしょうか。これから政府や企業、他業種がどうやって連携できるかが勝負だと思います。

WWD:今年1月に立ち上げたSWiTCHの具体的な活動内容は?

佐座:大きな柱は、これからの未来を担う若者と企業をつなげることです。日本のZ世代は、問題意識があっても企業との連携の仕方がわからなかったり、行動できる場が限られていたりする。循環型社会を実現するためには、若者が意思決定の場で発言できる環境を作り、これまでの縦割り式ではない柔軟な社会作りがカギになります。1月には、若者による提言をまとめることを目的に、学生を集めたフォーラムを開催しました。そこで見えてきた最大の課題は、知識のムラです。まずは、サステナビリティに関する知識の底上げを目指し、ゆくゆくはZ世代の環境アンバサダー1万人を育成します。加えて、日本企業に向けたコンサル事業や世界のサステナブルに関する情報発信、国内の事例を海外に発信するお手伝いもしていきます。現在、エレン・マッカーサー財団によるプロジェクトも受講していて、企業でのサステナブルな組織体制の作り方についても学んでいます。あとは、ロンドン芸術大学の学生によるデザインチームがあり、循環型の商品開発やアートプロジェクトも手掛けます。国内では、廃棄衣料品を原料としたファイバーボード“パネコ”の開発に携わりました。

WWD:そのほか、企業と今後取り組みたいことは?

佐座:今、循環型社会を体験できる展示スペースの製作を進めています。循環型社会とは、ゴミと汚染を排出しないデザイン、廃棄物を循環させ、素材として使い続けること、自然環境を再生させることの3軸から成り立ちます。さまざまな企業と連携して、この3軸を理解するための具体的な事例を集めた空間を作りたい。商業施設やカフェなどで仕掛けたいですね。ファッション業界に関しては、現在は服から服を作ることに集中していますが、“パネコ”のように服から違った価値が生まれる技術がもっと発展してほしい。マテリアル開発にも協力したい。

WWD:すでにたくさんのプロジェクトを手掛けているが、佐座さんのモチベーションは?

佐座:アプローチは確かにさまざまですが、私が成し遂げたいことは循環型社会に向けた基盤を作ることと、そのための教育の場を提供すること。まずはサステナビリティの情報や知識を一定のレベルに引き上げないと、次のステップに進めません。サステナブルな社会が、自分にとっても社会にとってもベターな選択肢であることを広めたいです。

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新時代のヘアサロンで大切なこととは? 「サンバレー」朝日光輝×「アルバム」NATSUMIスペシャル対談

 コロナ禍の影響で在宅時間が増え、人とのつながりが希薄になったいま、ヘアサロンで改めて重視されているのが「お客さまに深く寄り添うコミュニケーション」だ。その中でヘアカラーメーカーのホーユーが立ち上げた、美容師たちのドキュメンタリーを通して“想いを伝える”大切さを描いたプロジェクト「ケアレター(CARE LETTER)」が話題を呼んでいる。今回、同企画に参加した朝日光輝「サンバレー(SUNVALLEY)」共同代表とNATSUMI「アルバム(ALBUM)」渋谷店ディレクターに“お客さまとのつながり”で大切にしていることを聞いた。

本音で向き合い
信頼関係を築く

WWD:コロナ禍でお客さまとのコミュニケーションはどう変わった?

朝日光輝(以下、朝日):今ではだいぶ慣れてきましたが、マスクで表情が見えづらい分、会話がさらに大切だと感じましたね。「コロナ禍でも美容院だけは唯一リフレッシュできる場所」と言ってくれるお客さまが多い。それに応えられるよう、お客さまの気持ちが上がるように仕上げようと思うよね。

NATSUMI:本当にその通りですね。マスクで感情が読み取りづらい分、接客では“目で会話すること”が大切だとスタッフには伝えています。

WWD:印象に残っているお客さまは?

NATSUMI:私はどんな時でも同じ心持ちでいますが、外出頻度が減っている中でお客さまに「やっと来れました!」と言われると、自分も頑張ろう!と気合いが入ります。コロナ禍になってからは特に1回ごとの施術の重みを感じます。これまでの状況とは違うお客さまの心境を踏まえ、美容室はきれいになるための場所に加えてパワースポットでありたいなと思いました。

WWD:朝日代表が普段のコミュニケーションで大切にしていることは。

朝日:お客さまに寄り添いながら、本音で向き合うことです。なんでもお客さまの要望を聞くのではなく、相手のためならあえて厳しいことも伝えています。以前、髪が傷んでいるのに毎回「パーマがしたい」という常連のお客さまがいたのですが、髪の状態を踏まえた上でお客さまのためだと思い、いつも断っていたんです。もちろん、代わる提案や不快にさせない気配りは絶対に必要ですけどね。結局、他の美容室で挑戦して思い通りに行かず、僕のところに戻ってきてくれました。本音で話すことで信頼関係を築くことができるし、長く通っていただける。スタッフには、自分を選んでくれたお客さまからの信頼を積み重ね、お客さまにとって“唯一無二”になることが大切だよ、と伝えています。

WWD:改めて人とのつながりの大切さが重視されるいま、お二人は「ケアレター」に参加し、人生を支えてくれた人に普段言えなかった思いを伝えた。

NATSUMI:小学校からの長い付き合いで、かけがえのない存在である親友に感謝の気持ちを伝えました。普段から「ありがとう」の言葉は大切にしているのですが、改めて感謝の言葉を口に出して伝えるというのは、とても気持ちがいいことだと気付かされました。2人にとってもいい節目になりましたね。

朝日:とても素敵な機会だったね。僕は、新潟にいる母親に伝えました。身内に感謝を述べる機会なんて一生に一度あるかないかだから自分にとってはビッグイベントだった(笑)。冥土の土産ができたね、なんて笑いながらこれまでのことを振り返ったり。改めて尊敬できる人だなと再認識できました。コロナ禍であっても、こういったエピソードが生まれたり、自分の仕事を思い返したり、一度立ち止まってみたりすることはいい経験になると思います。改めて美容室はお客さまに元気になってもらえる場所であり、自分の仕事を誇らしく思いました。

美容師の想いが
“心に響く”WEBムービー

朝日「サンバレー」共同代表が想いを伝えるのは、新潟で喫茶店を営む母親。「これまでずっと言えなかった」感謝の気持ちを伝える心温まるストーリー

 ホーユーは今春、美容師たちが大切な人に思いを伝えるプロジェクト「ケアレター」を立ち上げた。同社のヘアサロン専売ヘアケアブランド「プロマスターカラーケア(PROMASTER COLOR CARE)」のコンセプト「美しい未来を、髪に。」に基づき、人々の新たな未来への一歩を、同企画を通じて応援する。「ケアレター」には、朝日「サンバレー」共同代表やNATSUMI「アルバム(ALBUM)」渋谷店ディレクターら6人のヘアスタイリストが登場。それぞれのスタイリストが大切な人をサロンに招待して、普段言えなかった思いを伝えるストーリーをインタビュー動画などで紹介する。

「プロマスターカラーケア」で
未来への第一歩を後押し

 日本のヘアカラーを長きにわたりけん引するホーユーの「プロマスターカラーケア」は昨年2月、装いも新たにフルリニューアルしたサロン専売ヘアケアブランド。「美しい未来を、髪に。」をキーワードにヘアカラーの色持ちだけでなく、髪のダメージを本質的に補修する事で未来へ続く美しさを提供する。サロン専売品にも関わらず手ごろな価格と豊富なラインアップで、これからヘアケアに力を入れていきたい女性や、もっとお客さまを美しくしたいヘアデザイナーにとっての大きな第一歩となるヘアケアだ。

PHOTO:NOBUHIRO TAMAKOSHI,HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ホーユーお客様相談室
0120-416-229

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「コスメデコルテ」の2021年ホリデーは“アイグロウジェム”など人気アイテムがセットになったキットが登場

 「コスメデコルテ(DECORTE)」は11月1日に、ホリデーシーズンを記念したメイクアップアイテムを発売する。

 “AQ リップスティック”(限定2色、各税込6600円)は、レッドカラーのデザインが華やかな限定パッケージで登場。表面にはふんだんにパールを吹き付け、見た目も美しいリップスティックに仕上げた。レッドパールが華やかなディープレッドと、多彩なパールが可憐なコーラルピンクの2色がそろう。

 “メイクアップ コレクション2021”(税込8250円)は、オリジナルポーチにピンク系のメイクアップアイテムをセットする。人気の“アイグロウジェム”や“ルージュ デコルテ”など4アイテムが全て限定色&限定デザインで登場。リラックス感、安心感を演出した繕う自分が心地よくいられるメイクアップコレクションに仕上げた。

 さらに新たにリップトリートメント“ソフニング リップエマルジョン”(5.5mL、税込3520円)も発売する。乾燥・カサつきを優しくケアしながらハリのあるふっくらと柔らかな唇をかなえる。口紅の密着感と発色を高めて艶を与えながら均一な仕上がりを持続させる下地・グロス効果もそなえ、清涼感のあるつけ心地も特徴だ。

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ヤーマンから“キレイの刺激”を生むスカルプブラシが誕生

 ヤーマン(YA-MAN)は8月11日、プロフェッショナル ライン「ヤーマン プロフェッショナル(YA- MAN PROFESSIONAL)」からブラシ型美顔器“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”(125.5g、税込9万9000円)を発売した。電気で頭皮を刺激しながら顔のリフトケア※1をかなえ、健やかな頭皮環境へと導く。ヤーマン直営店や百貨店、取り扱いサロンで販売中だ。

※1 機器を上に動かすこと

“頭皮と顔どちらにも
効率的にアプローチできる”

 髪の健康に欠かせないのは、頭皮ケアだ。固まった頭皮をほぐすことで、 抜けにくくハリコシのある健康的な髪が生まれる。また頭皮と顔はつながっており、頭皮を刺激することで顔の肌ケアもかなえる。今は自宅でのケアを重視する人が増え、本格的な頭皮・顔ケアの需要は高まっているように感じる。そんな中で誕生した“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”は、頭皮と顔どちらにも効率的にアプローチできるのが最大の強み。電気だけでなく、振動機能で頭皮をしっかりほぐし、イオン導入で美容液の浸透を手助けしてくれる。防滴仕様(IPX5)でお風呂の中やサロンのトリートメントの施術でも使用でき、使用シーンや提案の幅が広いにのも魅力だ。在宅勤務で首・肩こりなどに悩む人にもオススメしたい。

※個人の感想です

“いつもの施術をさらに
グレードアップ”

 まず使用してみて、刺激に感動した。さらにイオン導入や赤色青色LEDでの頭皮、肌ケアまでできて、"これは家庭用ながらかなり期待のできる商品だ"と感じた。今や"頭皮ケアが顔全体のケアにもつながる"という意識はお客様にもしっかり浸透してきている。しかし顔と違い、なかなかケアが行き届かないのが頭皮。そんなお客さまには、“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”をいつものヘッドスパのメニューに組込みさらにグレードアップ。月に1回のカットとともに頭皮とお顔のケアをご体感いただいたり、ヘアメイクの現場でメイク前のケアとしても取り入れられそう。

※個人の感想です

顔用と頭皮用と2つの
アタッチメントを搭載

 美顔器には、頭皮用と顔・首・デコルテ用の2つのアタッチメントを装備し、使用部位に適したケアが可能だ。また、それぞれに2つのモードを搭載。「エレクトロカレントモード」ではヤーマンの独自波形「エレクトロカレント」でパチパチと肌表面を刺激し、肌を整える。また毎分約7000回の振動とイオン導出※2の同時出力で、毛穴汚れを除去する。「モイストモード」では、エステサロンで使用される赤色・青色 LED を搭載するほか、バイブレーションとイオン導入で肌ケアをサポートする。防滴仕様のためシャンプーと併用したり、美容液などのスキンケア用品を塗 布した状態で使用することも可能で、普段の頭皮・肌ケアを格上げする。

※2 SCALPアタッチメント装着時のみ作動

PHOTO : HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ヤーマン
0120-776-282

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ヤーマンから“キレイの刺激”を生むスカルプブラシが誕生

 ヤーマン(YA-MAN)は8月11日、プロフェッショナル ライン「ヤーマン プロフェッショナル(YA- MAN PROFESSIONAL)」からブラシ型美顔器“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”(125.5g、税込9万9000円)を発売した。電気で頭皮を刺激しながら顔のリフトケア※1をかなえ、健やかな頭皮環境へと導く。ヤーマン直営店や百貨店、取り扱いサロンで販売中だ。

※1 機器を上に動かすこと

“頭皮と顔どちらにも
効率的にアプローチできる”

 髪の健康に欠かせないのは、頭皮ケアだ。固まった頭皮をほぐすことで、 抜けにくくハリコシのある健康的な髪が生まれる。また頭皮と顔はつながっており、頭皮を刺激することで顔の肌ケアもかなえる。今は自宅でのケアを重視する人が増え、本格的な頭皮・顔ケアの需要は高まっているように感じる。そんな中で誕生した“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”は、頭皮と顔どちらにも効率的にアプローチできるのが最大の強み。電気だけでなく、振動機能で頭皮をしっかりほぐし、イオン導入で美容液の浸透を手助けしてくれる。防滴仕様(IPX5)でお風呂の中やサロンのトリートメントの施術でも使用でき、使用シーンや提案の幅が広いにのも魅力だ。在宅勤務で首・肩こりなどに悩む人にもオススメしたい。

※個人の感想です

“いつもの施術をさらに
グレードアップ”

 まず使用してみて、刺激に感動した。さらにイオン導入や赤色青色LEDでの頭皮、肌ケアまでできて、"これは家庭用ながらかなり期待のできる商品だ"と感じた。今や"頭皮ケアが顔全体のケアにもつながる"という意識はお客様にもしっかり浸透してきている。しかし顔と違い、なかなかケアが行き届かないのが頭皮。そんなお客さまには、“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”をいつものヘッドスパのメニューに組込みさらにグレードアップ。月に1回のカットとともに頭皮とお顔のケアをご体感いただいたり、ヘアメイクの現場でメイク前のケアとしても取り入れられそう。

※個人の感想です

顔用と頭皮用と2つの
アタッチメントを搭載

 美顔器には、頭皮用と顔・首・デコルテ用の2つのアタッチメントを装備し、使用部位に適したケアが可能だ。また、それぞれに2つのモードを搭載。「エレクトロカレントモード」ではヤーマンの独自波形「エレクトロカレント」でパチパチと肌表面を刺激し、肌を整える。また毎分約7000回の振動とイオン導出※2の同時出力で、毛穴汚れを除去する。「モイストモード」では、エステサロンで使用される赤色・青色 LED を搭載するほか、バイブレーションとイオン導入で肌ケアをサポートする。防滴仕様のためシャンプーと併用したり、美容液などのスキンケア用品を塗 布した状態で使用することも可能で、普段の頭皮・肌ケアを格上げする。

※2 SCALPアタッチメント装着時のみ作動

PHOTO : HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ヤーマン
0120-776-282

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スノーピーク アパレルがコットン循環プロジェクト始動 ジーンズに込めた自然保護への“当たり前”

 スノーピーク(SNOW PEAK)は、アパレル事業でコットン製品を循環させる新たな取り組み“アップサイクル コットン プロジェクト”を2021-22年秋冬シーズンにスタートし、第1弾としてジーンズを発売した。シルエットはレギュラーとスリムの2型で、インディゴとブラックの2種類。価格は税込1万9800円で、サイズはメンズがM〜XXL、ウィメンズがXSとSをそろえる。

 同プロジェクトは“使い捨てではなく循環する洋服を”という考えのもと、タキヒヨーとタッグを組んで循環システム“ノーウエイスト(NO WASTE)”を採用。同システムはアパレル生産時の生地の裁断くずを粉砕して繊維に戻し、再び糸や生地に再生する仕組みで、“アップサイクル コットン プロジェクト”ではスノーピークの店舗に設置するボックスで回収したコットン製品を商品に再生する。コットン製であれば他社製品でも回収を受け付ける。スノーピークは企業全体で環境に配慮した取り組みに積極的で、アパレルでは2014年の事業立ち上げ当初から現社長の山井梨沙が中心となってさまざまなアクションを起こしてきた。19年に立ち上げた日本環境設計との再生ポリエステルやリサイクルダウンのプロジェクトに続き、いよいよアパレルで最も身近な素材であるコットンの循環に挑む。アパレルのキーマン2人に、その背景や思いを聞いた。

スノーピークが届けたい“当たり前”

WWD:“アップサイクル コットン プロジェクト”立ち上げの経緯は?

坂田智大エグゼクティブクリエイター(以下、坂田):日常からキャンプまで、老若男女が一番使っている素材がコットンだ。「スノーピーク アパレル」にとっても、コットンは毎シーズン糸から選ぶほど大事な素材。自然との距離感が近いスノーピークらしいコットンって何だろうと改めて考えたときに、リサイクルや循環という答えにたどり着いた。アイテムを製造するだけではなく、循環する流れも作りたかった。

清水友香里マネジャー(以下、清水):アパレル事業の立ち上げ当初から、オーガニックコットンの使用や環境負荷を考慮したはっ水溶剤を使うなど、自然環境への取り組みは常に意識してきた。2019年には日本環境設計と組み、不要になった服やテントをポリエステルに再生してホールガーメントのニットウエアを作る“ブリング(BRING)”も始めた。ただ、私たちにとって環境に配慮することが当たり前すぎて、世間にその思いを伝えきれていなかった。だから今回のコットンを循環させる取り組みでは、自然の大切さや私たちの考えを積極的に伝えるためプロジェクトとして発信していく。

WWD:タキヒヨーとの協業を決めた理由は?

坂田:タキヒヨーが、グアテマラでファストファッションブランドがデニムを安価で生産する際の落ち綿を反毛し、糸に戻して素材にする“ザ・ニューデニムプロジェクト(THE NEW DENIM PROJECT)”を行っていた。それをコットンでやりましょうと協力を依頼し、タキヒヨーの循環システム“ノーウエイスト”で実施することになった。同社は250年以上続く繊維商社で、生地に対する知識や技術、ノウハウを持っており、イメージの共有がしやすいのも決め手だった。スノーピークがアイテムを企画し、タキヒヨーに生地から製造までを一貫して担う仕組みだ。

WWD:第1弾のアイテムはなぜジーンズに?

清水:デニムは素材として耐久性があり、スノーピークの顧客であるアウトドア層にもなじみがある。それに、老若男女を問わず着用できるアイテムでもある。デザインはシンプルにし、シルエットはレギュラーとスリムを用意して幅広い客層に届けることを意識した。プロジェクトを浸透させるには、まずは商品がたくさんの人の手に渡らないといけないので、アイテムやシルエット、価格設定にもこだわった。

坂田:リサイクル素材や循環システムは、各工程にどうしても人の手が加わるので価格が高騰しがちだ。でも上代も含めて日常に溶け込むアイテムじゃないと、アップサイクルというつじつまも合わなくなる。タキヒヨーと工場の協力もあって、この価格が実現できた。

WWD:特にこだわった点は?

坂田:生地のストーリーを大切にしたかった。例えば、誰が何年前に使ったのか分からない、ある意味で粗野な糸を価値として捉え、ネップ感がある雰囲気のいいデニムとして生まれ変わらせたかった。ムードはもちろん、リサイクルしたコットンなので肌なじみがいいし、8番手の太い糸を使っているので色落ちがきれいに出る。履き込んでいくうちに手織りの生地のような柔らかさになるのも、この原料ならでは。グアテマラで糸を作り、岡山でロープ染色と織りの工程を経ており、排水に関してはこれから詰めていく段階ではあるものの、現段階では満足のいく生地に仕上がった。

トラブル続きでも諦めない社風

WWD:プロジェクトに期待していることは?

清水:環境に対してはもちろん、スノーピークの店頭でコットン製品を回収することに意味がある。スタッフがお客さまにプロジェクトの思いを直接話せるのが大きい。これまで私たちと接点がなかった方々が、不要なコットン製品を持って来店し、スノーピークを感じてもらったり、コミュニティーが広がるきっかけになったりするかもしれない。

坂田:回収したコットン製品を粉砕するまでに、付属する金属を仕分けする作業が必要で、これを身障者の福祉施設に仕事として依頼する。このようにさまざまな観点から持続可能な取り組みとして継続していきたい。

WWD:“ブリング”でも店頭でテントや服を回収しているが、成果は?

坂田:回収は上手くいっているが、ポリエステルはコットンよりも膨大な量を回収しないと自社回収分の再生ポリエステルのみで製品化するのが難しかった。だから“ブリング”では、僕たちが回収したポリエステルも一部しか使えていないのが現状だ。それに自社で完結する難しさも分かった。新潟の本社にホールガーメントの機会を1台導入して再生ポリエステルの製品を製造しているものの、1日に生産できるのは8着のみ。糸も撚糸から工夫する必要があるので、試行錯誤を繰り返している。ほかにもやってみて分かるトラブルが多い。

清水:それでも続けるのがスノーピークのいいところ(笑)。山井社長の性格でもあるが、例え市場への供給量が少なかったとしても諦めずにやり続けて新しい発見につなげていく。“アップサイクル コットン プロジェクト”も定番として今後も継続し、22年春夏にはTシャツやスエットも登場するので、どこかのタイミングで自社のみで全てが循環する仕組みにしたい。

坂田:コットンは回収量に対してどれぐらい製品化したのか可視化しやすいし、原料から顧客と一緒に作っていく仕組みも楽しいはず。第1弾のジーンズは総生産量1000本に対し、コットン製品を2.7トン回収する必要があった。最初はグアテマラの糸も使ったが、将来的には自社回収分の原料のみで生産したい。

WWD:社内全体で環境への取り組みを進める中で、アパレル事業で達成したい目標は?

清水:社員全員がまず言葉で説明できる状態にしなければいけない。先ほど言った通り、スノーピークのアパレル事業にとっては環境に配慮したもの作りが当たり前の感覚だったが、世間にとっては当たり前じゃなかった。だから、これまでの私たちの取り組みを伝えきれていなかった。社員もお客さまにも自分ごと化してもらうために、発信していくことが大事だと思っている。

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スノーピーク アパレルがコットン循環プロジェクト始動 ジーンズに込めた自然保護への“当たり前”

 スノーピーク(SNOW PEAK)は、アパレル事業でコットン製品を循環させる新たな取り組み“アップサイクル コットン プロジェクト”を2021-22年秋冬シーズンにスタートし、第1弾としてジーンズを発売した。シルエットはレギュラーとスリムの2型で、インディゴとブラックの2種類。価格は税込1万9800円で、サイズはメンズがM〜XXL、ウィメンズがXSとSをそろえる。

 同プロジェクトは“使い捨てではなく循環する洋服を”という考えのもと、タキヒヨーとタッグを組んで循環システム“ノーウエイスト(NO WASTE)”を採用。同システムはアパレル生産時の生地の裁断くずを粉砕して繊維に戻し、再び糸や生地に再生する仕組みで、“アップサイクル コットン プロジェクト”ではスノーピークの店舗に設置するボックスで回収したコットン製品を商品に再生する。コットン製であれば他社製品でも回収を受け付ける。スノーピークは企業全体で環境に配慮した取り組みに積極的で、アパレルでは2014年の事業立ち上げ当初から現社長の山井梨沙が中心となってさまざまなアクションを起こしてきた。19年に立ち上げた日本環境設計との再生ポリエステルやリサイクルダウンのプロジェクトに続き、いよいよアパレルで最も身近な素材であるコットンの循環に挑む。アパレルのキーマン2人に、その背景や思いを聞いた。

スノーピークが届けたい“当たり前”

WWD:“アップサイクル コットン プロジェクト”立ち上げの経緯は?

坂田智大エグゼクティブクリエイター(以下、坂田):日常からキャンプまで、老若男女が一番使っている素材がコットンだ。「スノーピーク アパレル」にとっても、コットンは毎シーズン糸から選ぶほど大事な素材。自然との距離感が近いスノーピークらしいコットンって何だろうと改めて考えたときに、リサイクルや循環という答えにたどり着いた。アイテムを製造するだけではなく、循環する流れも作りたかった。

清水友香里マネジャー(以下、清水):アパレル事業の立ち上げ当初から、オーガニックコットンの使用や環境負荷を考慮したはっ水溶剤を使うなど、自然環境への取り組みは常に意識してきた。2019年には日本環境設計と組み、不要になった服やテントをポリエステルに再生してホールガーメントのニットウエアを作る“ブリング(BRING)”も始めた。ただ、私たちにとって環境に配慮することが当たり前すぎて、世間にその思いを伝えきれていなかった。だから今回のコットンを循環させる取り組みでは、自然の大切さや私たちの考えを積極的に伝えるためプロジェクトとして発信していく。

WWD:タキヒヨーとの協業を決めた理由は?

坂田:タキヒヨーが、グアテマラでファストファッションブランドがデニムを安価で生産する際の落ち綿を反毛し、糸に戻して素材にする“ザ・ニューデニムプロジェクト(THE NEW DENIM PROJECT)”を行っていた。それをコットンでやりましょうと協力を依頼し、タキヒヨーの循環システム“ノーウエイスト”で実施することになった。同社は250年以上続く繊維商社で、生地に対する知識や技術、ノウハウを持っており、イメージの共有がしやすいのも決め手だった。スノーピークがアイテムを企画し、タキヒヨーに生地から製造までを一貫して担う仕組みだ。

WWD:第1弾のアイテムはなぜジーンズに?

清水:デニムは素材として耐久性があり、スノーピークの顧客であるアウトドア層にもなじみがある。それに、老若男女を問わず着用できるアイテムでもある。デザインはシンプルにし、シルエットはレギュラーとスリムを用意して幅広い客層に届けることを意識した。プロジェクトを浸透させるには、まずは商品がたくさんの人の手に渡らないといけないので、アイテムやシルエット、価格設定にもこだわった。

坂田:リサイクル素材や循環システムは、各工程にどうしても人の手が加わるので価格が高騰しがちだ。でも上代も含めて日常に溶け込むアイテムじゃないと、アップサイクルというつじつまも合わなくなる。タキヒヨーと工場の協力もあって、この価格が実現できた。

WWD:特にこだわった点は?

坂田:生地のストーリーを大切にしたかった。例えば、誰が何年前に使ったのか分からない、ある意味で粗野な糸を価値として捉え、ネップ感がある雰囲気のいいデニムとして生まれ変わらせたかった。ムードはもちろん、リサイクルしたコットンなので肌なじみがいいし、8番手の太い糸を使っているので色落ちがきれいに出る。履き込んでいくうちに手織りの生地のような柔らかさになるのも、この原料ならでは。グアテマラで糸を作り、岡山でロープ染色と織りの工程を経ており、排水に関してはこれから詰めていく段階ではあるものの、現段階では満足のいく生地に仕上がった。

トラブル続きでも諦めない社風

WWD:プロジェクトに期待していることは?

清水:環境に対してはもちろん、スノーピークの店頭でコットン製品を回収することに意味がある。スタッフがお客さまにプロジェクトの思いを直接話せるのが大きい。これまで私たちと接点がなかった方々が、不要なコットン製品を持って来店し、スノーピークを感じてもらったり、コミュニティーが広がるきっかけになったりするかもしれない。

坂田:回収したコットン製品を粉砕するまでに、付属する金属を仕分けする作業が必要で、これを身障者の福祉施設に仕事として依頼する。このようにさまざまな観点から持続可能な取り組みとして継続していきたい。

WWD:“ブリング”でも店頭でテントや服を回収しているが、成果は?

坂田:回収は上手くいっているが、ポリエステルはコットンよりも膨大な量を回収しないと自社回収分の再生ポリエステルのみで製品化するのが難しかった。だから“ブリング”では、僕たちが回収したポリエステルも一部しか使えていないのが現状だ。それに自社で完結する難しさも分かった。新潟の本社にホールガーメントの機会を1台導入して再生ポリエステルの製品を製造しているものの、1日に生産できるのは8着のみ。糸も撚糸から工夫する必要があるので、試行錯誤を繰り返している。ほかにもやってみて分かるトラブルが多い。

清水:それでも続けるのがスノーピークのいいところ(笑)。山井社長の性格でもあるが、例え市場への供給量が少なかったとしても諦めずにやり続けて新しい発見につなげていく。“アップサイクル コットン プロジェクト”も定番として今後も継続し、22年春夏にはTシャツやスエットも登場するので、どこかのタイミングで自社のみで全てが循環する仕組みにしたい。

坂田:コットンは回収量に対してどれぐらい製品化したのか可視化しやすいし、原料から顧客と一緒に作っていく仕組みも楽しいはず。第1弾のジーンズは総生産量1000本に対し、コットン製品を2.7トン回収する必要があった。最初はグアテマラの糸も使ったが、将来的には自社回収分の原料のみで生産したい。

WWD:社内全体で環境への取り組みを進める中で、アパレル事業で達成したい目標は?

清水:社員全員がまず言葉で説明できる状態にしなければいけない。先ほど言った通り、スノーピークのアパレル事業にとっては環境に配慮したもの作りが当たり前の感覚だったが、世間にとっては当たり前じゃなかった。だから、これまでの私たちの取り組みを伝えきれていなかった。社員もお客さまにも自分ごと化してもらうために、発信していくことが大事だと思っている。

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「N. ナチュラルバーム」にセージ&クローブ(SC)が登場 ブランドを代表する2製品が新しい香りでそろう

 プロフェッショナルヘアメーカー・ナプラのヘアケアブランド「N.(エヌドット)」に9月上旬、スタイリング剤“ナチュラルバーム”の新たな香りの新製品として“N. ナチュラルバーム SC セージ&クローブ”(45g、税込2200円/18g、税込1320円※サロン専売品)が登場する。

 “ナチュラルバーム”はシアバターなどの天然由来成分100%で、髪だけでなく全身に使えるマルチユースタイプのバーム。手のひらの熱でオイル状に溶かしてから髪になじませることで、艶とウエットな束感を与えて、ニュアンスのある髪印象に仕上げる。スタイリングしながら髪を保湿して、乾燥からも湿気による広がりからも守る。
 
 “セージ&クローブ”の香りは、シダーウッドなどのグリーンをベースに、セージやラベンダーなどのハーブや、ほろ甘くスパイシーなクローブのアクセントを加えたウッディ調の香り。落ち着きのある洗練された雰囲気を演出する。

セージ&クローブの
ウッディな香り

 トップにセージとラベンダー、ミドルにクローブやカモミール、ラストにシダーウッドが香る。フレグランスのように香調が変化するウッディ調の香りで、ヘアサロン業界に新たに登場した香りとして話題になりつつある。

“N. ナチュラルバーム SC
セージ&クローブ”の新香調と新成分

グリーンのラベルが
セージ&クローブ”のアイコン

「N.」で人気の高い2アイテムが
“セージ&クローブ”でそろう

 7月1日に誕生した、ベストセラーアイテムの新たな香り“N. ポリッシュオイル SC セージ&クローブ”の好評を受け、急遽“ナチュラルバーム”でも同じ香りを発売するに至った。これで、「N.」の中でも特に人気の高い“ポリッシュオイル”と“ナチュラルバーム”が、セージ&クローブの香りでそろい、動きをつけたい部分にはバーム、ウエット感がほしい部分にはオイルといった使い分けが可能に。さらにオイルとバームをミックスすれば、清々しいウッディ調の香りをそのままに、テクスチャーやウエット感を自分好みにアレンジできる。

問い合わせ先
ナプラ
0120-1897-20

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「ブルガリ」が藤原ヒロシと時計で再びコラボ 「あえてアンバランスに楽しんで」

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションした時計の第2弾を発売する。2020年にローンチした第1弾同様、「ブルガリ」のアイコンである“ブルガリ・ブルガリ”をベースに藤原がアレンジを加えたもので、価格も同じく55万円。9月末に日本先行で、11月にグローバルで販売する。本数は合わせて600。約1年ぶりに藤原に話を聞いた。

WWD:第1弾の反応は?

藤原ヒロシ(以下、藤原):「売れた」と聞いている。作り手として、もちろんうれしい。

WWD:前回からブラッシュアップした点について教えてほしい。

藤原:よりビンテージ感を出すため、仕上げをサンドブラストからポリッシュに変更した。また、ストラップのストライプの配色も新たにした。

WWD:より理想に近づいた?

藤原:80%ほどだろうか。ただ、それは100%、つまり僕の思い通りでなくてもいいと考えている。あくまで相手があってのコラボレーションで、僕だけのコレクションではない。万が一僕が好きでなくても、ブランドやファンが気に入ってくれるなら成立していると思う。

WWD:「ブルガリ」との時計におけるコラボレーションは今後も続く?

藤原:現時点での回答は差し控えるが、次があるのであればデジタル版の“ブルガリ・ブルガリ”に挑戦してみたい。企画立ち上げ当初、僕からいくつかアイデアを出したのだが、その中にデジタル時計のプランもあった。すると「ブルガリ」から、「実はこんな1975年のアーカイブがある」と、“ブルガリ・ブルガリ”の前身モデルである“ブルガリ・ローマ”の写真を見せてもらい、とても興味を引かれた。

WWD:あなたにとって時計とは?

藤原:ファッションにカテゴライズされるアイテムの中で、最もアイデンティティーを表出できるものだと思う。僕が好きということもあるが、初めて会う人の時計は必ずチェックしてしまう。

 例えば、スターバックス(STARBUCKS)の会長兼社長兼最高経営責任者だったハワード・シュルツ(Howard Schultz)と初めて会ったとき、共に「ロレックス(ROLEX)」の“ポール・ニューマンモデル”(“コスモグラフ デイトナ”)をしていて、同モデルを着けている人を見たのはエリック・クラプトン(Eric Clapton)以来だったので、一気に彼の人となりが分かったし、会話の糸口にもなった。

 お話したように、時計はアイデンティティー&コミュニケーションツールとしての側面が強く、服装にとらわれずに着用していいのだと思う。今回の“ブルガリ・ブルガリ”も同じで、スーツでもいいし、ストリートな着こなしに合わせてもいい。むしろアンバランスというか、ギャップがあった方が面白いのでは?

WWD:街中で今回のコラボウオッチを見かけたら、どんなふうに感じる?

藤原:“お目が高い!”かな(笑)。そして、そういう時計になるよう努めた。

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「ブルガリ」が藤原ヒロシと時計で再びコラボ 「あえてアンバランスに楽しんで」

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションした時計の第2弾を発売する。2020年にローンチした第1弾同様、「ブルガリ」のアイコンである“ブルガリ・ブルガリ”をベースに藤原がアレンジを加えたもので、価格も同じく55万円。9月末に日本先行で、11月にグローバルで販売する。本数は合わせて600。約1年ぶりに藤原に話を聞いた。

WWD:第1弾の反応は?

藤原ヒロシ(以下、藤原):「売れた」と聞いている。作り手として、もちろんうれしい。

WWD:前回からブラッシュアップした点について教えてほしい。

藤原:よりビンテージ感を出すため、仕上げをサンドブラストからポリッシュに変更した。また、ストラップのストライプの配色も新たにした。

WWD:より理想に近づいた?

藤原:80%ほどだろうか。ただ、それは100%、つまり僕の思い通りでなくてもいいと考えている。あくまで相手があってのコラボレーションで、僕だけのコレクションではない。万が一僕が好きでなくても、ブランドやファンが気に入ってくれるなら成立していると思う。

WWD:「ブルガリ」との時計におけるコラボレーションは今後も続く?

藤原:現時点での回答は差し控えるが、次があるのであればデジタル版の“ブルガリ・ブルガリ”に挑戦してみたい。企画立ち上げ当初、僕からいくつかアイデアを出したのだが、その中にデジタル時計のプランもあった。すると「ブルガリ」から、「実はこんな1975年のアーカイブがある」と、“ブルガリ・ブルガリ”の前身モデルである“ブルガリ・ローマ”の写真を見せてもらい、とても興味を引かれた。

WWD:あなたにとって時計とは?

藤原:ファッションにカテゴライズされるアイテムの中で、最もアイデンティティーを表出できるものだと思う。僕が好きということもあるが、初めて会う人の時計は必ずチェックしてしまう。

 例えば、スターバックス(STARBUCKS)の会長兼社長兼最高経営責任者だったハワード・シュルツ(Howard Schultz)と初めて会ったとき、共に「ロレックス(ROLEX)」の“ポール・ニューマンモデル”(“コスモグラフ デイトナ”)をしていて、同モデルを着けている人を見たのはエリック・クラプトン(Eric Clapton)以来だったので、一気に彼の人となりが分かったし、会話の糸口にもなった。

 お話したように、時計はアイデンティティー&コミュニケーションツールとしての側面が強く、服装にとらわれずに着用していいのだと思う。今回の“ブルガリ・ブルガリ”も同じで、スーツでもいいし、ストリートな着こなしに合わせてもいい。むしろアンバランスというか、ギャップがあった方が面白いのでは?

WWD:街中で今回のコラボウオッチを見かけたら、どんなふうに感じる?

藤原:“お目が高い!”かな(笑)。そして、そういう時計になるよう努めた。

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ヘルシーで見栄えも良く女性ウケ抜群。ノンアルカクテルのベースにも活躍する「ビネガードリンク」がコロナ禍の切り札に。

 コロナ禍により、消費者の健康志向がより高まっている。外食業界でも糖質オフを意識した商品や発酵食品、乳酸菌などさまざまな素材を取り入れたメニュー開発が活発だ。そのなかで今回着目するのが、株式会社Mizkanが2020年に新発売したビネガードリンク「フルーティス」。
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「無印良品」、防災プロジェクトを拡大 社員の災害ボランティア参加を有給に

 9月1日の防災の日を前に、また近年自然災害が各地で増えていることや企業のESG面へのコミットメントに注目が集まっていることなどを背景に、ファッションや小売りの関連企業でも防災関連の取り組みを打ち出す企業が大手を中心に出てきている。代表例の一つが「無印良品」の良品計画だ。同社は一部店舗で自治体と組んだ防災ワークショップなども既に実施しているが、そうした防災プロジェクトの活動を拡大する。

 物販では、日常生活でも使えて、災害時にも役立つアイテムとして販売している「いつものもしも」シリーズのセット商品をリニューアルする。マスクや絆創膏、ハンカチなどが入った“携帯セット”は1690円から990円に値下げ。ほか、“持ち出しセット”(3990円)、“備えるセット”(5490円)も内容やパッケージを刷新した。ポケットを11個つけた“着るバッグ”コート(6990円)なども新商品として「いつものもしも」シリーズに加えた。

 物販以外の面では、防災意識を高めるために9月の1カ月間を「いつものもしも」月間とし、店頭やアプリ、SNSで防災情報や避難についてのコンテンツを積極的に発信。また、企業や学校、集合住宅などに必要な防災用品などを提案する法人向けサービスも8月26日から開始した。

 災害発生時に社員やスタッフが公募でボランティア活動に参加する「災害ボランティア制度」も9月からスタートする。一般社団法人災害時緊急支援プラットフォーム(以下、PEAD)と連携し、まずは72人がPEADにボランティア登録した。ボランティアに参加する社員(アルバイトは含まず)には特別有給休暇を付与し、企業として社員の活動をバックアップする。

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三光マーケ、民事再生中の水産卸から事業承継。沼津漁協組合権とのシナジー。

株式会社三光マーケティングフーズ(本社:東京都中央区、代表取締役:長澤 成博)が、現在、民事再生手続中である株式会社海商(本社:静岡県浜松市、代表取締役:船坂 敏之)から水産物(マグロ及びその他の鮮魚等)の小売、卸売、加工業の全部の事業を承継することを決めた。
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覆面調査のMSコンサルに「ちょっかい」を出している光通信、ちょっとエグい会社です

 覆面調査サービスの株式会社MS&Consulting(本社:東京都中央区、代表取締役社長:並木 昭憲)が、ジワジワと株を買い占められている。買っているのは、光通信株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:高橋 正人)。情報通信業が主だが、様々な噂が絶えない企業だ。
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デリ・テイクを契機に店内飲食でも利用したいと思った人、72%。コロナ後につながる。

利用したことがなかった外食店のデリバリー・テイクアウトを利用した人が32.5%。利用後、その店を「店内飲食でも利用したいと思った」人は72.5%。ホットペッパーグルメ外食総研が7月1日~7月12日にネット調査を実施し、回答10,007件をまとめた。
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