1日の新規感染者46万人越えの中、パリ・メンズ開幕 22-23年秋冬メンズコレ現地突撃リポートVol.5

 ボンジュール!欧州通信員の藪野です。ミラノに続き、1月18日にパリ・メンズも開幕しました。今季もリアル&デジタルで開催されるので、パリから現地取材リポートをお届けします。ベルリンを発つ時点ではフランスの新規感染者は1日30万人超と連日報じられていたので、戦場ジャーナリストのような気持ち(ちょっと大げさ)で渡仏したのですが、いざ着いてみたら、パリの街はいたって普通。開幕日の18日には過去最多となる新規感染者46万5000人と発表されていたものの、レストランで食事している人も大勢いますし、視察に行った百貨店にも、混雑とはいかないもののお客さんが結構いました。ただ、油断は禁物!ということで、今回は基本自炊&睡眠時間を確保しつつ、健康第一でコレクション取材を乗り切りたいと思います。ぜひ、最後までお付き合いよろしくお願いします!

1/18(火)

初日は、若手デザイナーのショーやプレゼンがたくさん。普段はウィメンズを取材することが多いので、初めて見るブランドが盛りだくさんでした。若手に関しては、今季一緒に取材しているジャーナリストの井上エリさんが後日まとめてくれるので、ここでは個人的に気になった順にザザっと紹介します。

1位:BLUEMARBLE

2位:LUKHANYO MDINGI

3位:EGONLAB.

1/19(水)
10:00 BIANCA SAUNDERS

朝イチは、2021年「ANDAMプライズ」でグランプリを獲得したビアンカ・サンダース(Bianca Saunders)。早めに会場に着くと、ショー前から爆音でダイアナ・キングの「Shy Guy」やマキシ・プリーストの「Close To You」が流れていて、一気に目が覚めました。より国際的な知名度を高めるために決めたパリでの初のショーでフォーカスしたのは、タイムレスな美しさ。得意とするカッティングの技術を生かしつつ、生地を折り込んだり摘んで折り畳んだりしたデザインやプルオーバーに仕立てたシャツやジャケット、魚眼レンズを通して見たような歪んだチェックで、さりげない捻りを加えています。一見シンプルで派手さはないけれど、立体的で細かいこだわりを感じるデザインは、やっぱり直に見るのがいいなと実感しました。 

11:30 LEMAIRE

「ルメール(LEMAIRE)」はコロナ禍ではデジタルで発表していたので、2年ぶりのリアルショーです。陽の光が注ぐ空と大地が描かれた大きな幕が地上から上に広がり、ショーはスタート。今季もアースカラーを中心とした落ち着いた色合いのワントーンスタイルや包み込むようなシルエットといった軸は変わりませんが、今季はキルティングアイテムやアノラック風のトップス、両胸にパッチポケットをつけたユーティリティーなシャツ、肩から掛けた水筒やさまざまなショルダーバッグなどが印象的。自然の背景も相まって、モデルたちは時にさ迷いながらも前へと進むノマドのようです。ただ土臭くならず、都会的に仕上げているところはさすが!オーバーサイズのアウターをガバッと羽織ったスタイルも心地よく、新たな日常に取り入れたくなりました。
 そういえば、つい先日、「コム デ ギャルソン オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の22-23年秋冬コレクションを発表した時に川久保さんも「何にも属さず、自由に生きるノマドがうらやましい」と語ったそうですが、今季は”ノマド”という言葉をよく耳にします。コロナ禍という自由に動けない時間を経験して、縛られないノマドな生活を夢見る人が増えているのかもしれませんね。

14:30 AMI PARIS

 「アミ パリス(AMI PARIS)」のショー会場は、旧証券取引所。インビテーションは地下鉄の切符と09年まで定期券として使われていた”カルト・オランジュ”を再現したカード(しかも写真付きでパーソナライズされたもの)がパスケースに入って届きましたが、ショー会場も入り口に改札があったり、モデルが駅の通路のようなところから出てきたりと、パリの日常を象徴するものの一つである地下鉄を演出に取り入れました。その理由は、「地下鉄は、社会階級や文化的ルーツの違いも、ローカルか観光客かも関係なく、いろんな人が入り混じる唯一の場所だから」だそう。リアリティーを大切にするアレクサンドルらしいチョイスです。

 コレクションは、いつもよりセンシュアルな要素が強く、成熟してドレスアップすることを楽しんでいるといったイメージ。メンズはボクシーなテーラードスーツやジャケット、オーバーサイズのロングコートが中心で、ウィメンズはサテンのシャツとミニスカートを合わせたり、ランジェリーライクなキャミソールをワイドパンツにタックインしたり。その上にジャケットやロングラインのチェスターコートを重ねています。ショー後は、久々のリアルショーで興奮冷めやらぬアレクサンドルに話を聞いたので、詳報はまた後日お届けします!

17:00 FACETASM

「ファセッタズム(FACETASM)」はデジタル発表に加え、パリでもプレゼンテーションを開催。沖縄の森林で撮影したというコレクション映像にちなんで、会場に湿った雰囲気の森を再現し、そこにモデルが登場しました。“MUI”と名付けた今季は、直感に従って制作したというコレクション。おなじみのファスナーによって変形するデザインやプリーツ使い、脱構築的なアプローチを取り入れながら、遊び心と自由な感覚を持って作り上げたのだと感じます。特にバーシティジャケットとパファージャケットを組み合わせたアウターなどが印象的でした。

20:00 Y/PROJECT

「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」の会場は、パリ北端18区にある宅配業者DPDの物流センター。雨の降る中、会場にようやく到着したと思ったら、客席はだだっ広い空間の奥の方。しかも横にきっちり1m以上間隔を空けて2列で椅子が並べてあり、自分の席は横約125席中97番目だったので、また延々と歩くことに……一日の最後にこれは堪えます。コレクションは、良くも悪くも「Y/プロジェクト」という印象。ボタンの開閉や中に仕込んだワイヤーでシルエットを変えたり、重なった襟などのパーツをアレンジできたりする、着用者に着こなし方を委ねるデザインが満載でした。新鮮に感じたのは、チュールを重ねたスーツや、ジャン・ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)にオマージュを捧げる男女の裸体をプリントしたトロンプルイユアイテム。同ブランドを率いるグレン・マーティンス(Glenn Martens)はゲストデザイナーとして手掛けた「ゴルチエ パリ(GAULTIER PARIS)」のコレクションを26日に発表しますが、それに先駆けてプレタポルテのコラボアイテムを披露したそう。昨シーズン手掛けた「サカイ(SACAI)」の阿部さんに続き、グレンが来週のショーでどんなものを見せてくれるのか、期待が高まります。にしても、「ディーゼル(DIESEL)」のクリエイティブ・ディレクターもやっているし、大忙しですね。

おまけ:今日のワンコ

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「アディダス」のサステナビリティ体験型店舗が原宿に誕生

 アディダス(ADIDAS)は、“サステナビリティを体感する”をテーマにした直営店「アディダス ブランドセンター 原宿」を東急プラザ表参道原宿に1月22日にオープンする。全商品の65%を再生素材使用アイテムで構成するほか、国内初のスニーカークリーニングサービス“スニーカー サービス(SNEAKER SERVICE)”や無料で使える給水スポットとオリジナルボトルの販売エリア、自然や廃材を題材としたアーティストとのコラボ作品も設置する。間伐材を使った素材を壁に用いるなど、内装でもサステナビリティに取り組む。全照明にLEDを使ったり、人感センサーで電気を制限したりして消費電力も最適化させる。

 地下1階、地上1〜2階の3フロア構成で、売り場面積は708平方メートル。女性客が多いエリア特性を踏まえ、1階はウィメンズに特化し、ランニングやスポーツウエア、トレーニング、「アディダス バイ ステラ マッカートニー(ADIDAS BY STELLA McCARTNEY)」などのカテゴリーをそろえる。「オールバーズ(ALLBIRDS)」とのコラボランニングシューズ“フューチャークラフト.フットプリント(FUTURECRAFT.FOOTPRINT)”の試しばきもできる。同ブランドは海洋ゴミを再利用したアイテムを多く扱うことから、波や等高線を彷彿とさせる曲線を内装に取り入れたほか、ゆったりしたフィッティングルームや天井のデジタルサイネージ、吊るしを活用したダイナミックなVMDも同フロアの特徴だ。

 2階は、直営店最大の43平方メートルのアウトドアエリアを設ける。クライミングやトレイルランニングなどのフットウエアを中心に、メンズ・ウィメンズのアイテムを用意する。東京限定のアイテムを扱う売り場“トウキョウ ショップ”では、アーティストのヒダ・タカヒロとコラボし、廃棄されたシューレースをファブリックに見立てた作品を展示する。バスケットボールに特化した売り場もある。

 “スニーカー サービス”は地下1階に設置する。研修を受けた専門スタッフが常駐し、5分ほどで終了するアッパーとソールの簡単なクリーニングサービス(無料)と、洗剤とスチームによる洗浄と除菌・消臭なども行う2種類の有料メニューも提供する。レザーやスエード、ヌバックのスニーカーも対応する。売り場には「アディダス オリジナルス」のアパレルや“スタンスミス(STAN SMITH)”“フォーラム(FORUM)”などの定番スニーカーをそろえる。

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「アディダス」のサステナビリティ体験型店舗が原宿に誕生

 アディダス(ADIDAS)は、“サステナビリティを体感する”をテーマにした直営店「アディダス ブランドセンター 原宿」を東急プラザ表参道原宿に1月22日にオープンする。全商品の65%を再生素材使用アイテムで構成するほか、国内初のスニーカークリーニングサービス“スニーカー サービス(SNEAKER SERVICE)”や無料で使える給水スポットとオリジナルボトルの販売エリア、自然や廃材を題材としたアーティストとのコラボ作品も設置する。間伐材を使った素材を壁に用いるなど、内装でもサステナビリティに取り組む。全照明にLEDを使ったり、人感センサーで電気を制限したりして消費電力も最適化させる。

 地下1階、地上1〜2階の3フロア構成で、売り場面積は708平方メートル。女性客が多いエリア特性を踏まえ、1階はウィメンズに特化し、ランニングやスポーツウエア、トレーニング、「アディダス バイ ステラ マッカートニー(ADIDAS BY STELLA McCARTNEY)」などのカテゴリーをそろえる。「オールバーズ(ALLBIRDS)」とのコラボランニングシューズ“フューチャークラフト.フットプリント(FUTURECRAFT.FOOTPRINT)”の試しばきもできる。同ブランドは海洋ゴミを再利用したアイテムを多く扱うことから、波や等高線を彷彿とさせる曲線を内装に取り入れたほか、ゆったりしたフィッティングルームや天井のデジタルサイネージ、吊るしを活用したダイナミックなVMDも同フロアの特徴だ。

 2階は、直営店最大の43平方メートルのアウトドアエリアを設ける。クライミングやトレイルランニングなどのフットウエアを中心に、メンズ・ウィメンズのアイテムを用意する。東京限定のアイテムを扱う売り場“トウキョウ ショップ”では、アーティストのヒダ・タカヒロとコラボし、廃棄されたシューレースをファブリックに見立てた作品を展示する。バスケットボールに特化した売り場もある。

 “スニーカー サービス”は地下1階に設置する。研修を受けた専門スタッフが常駐し、5分ほどで終了するアッパーとソールの簡単なクリーニングサービス(無料)と、洗剤とスチームによる洗浄と除菌・消臭なども行う2種類の有料メニューも提供する。レザーやスエード、ヌバックのスニーカーも対応する。売り場には「アディダス オリジナルス」のアパレルや“スタンスミス(STAN SMITH)”“フォーラム(FORUM)”などの定番スニーカーをそろえる。

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「ネペンテス」から新たなウィメンズブランド「ロドリリオン」がデビュー

 清水慶三が手掛けるセレクトショップ「ネペンテス(NEPENTHES)」が、新たなウィメンズブランド「ロドリリオン(RHODOLIRION)」を2022-23年秋冬シーズンに立ち上げる。デビューに先駆け、22年春夏シーズンにカプセルコレクションを2月11日から発売する。取り扱いは「ネペンテス」の公式オンラインストアと東京店、大阪店、博多店、ニューヨーク店で、順次取り扱い店舗でも販売する。

 デザイナーは「ビームス ボーイ(BEAMS BOY)」の元ディレクターで、現在は「ネペンテス」のウィメンズ専門店「ネペンテス ウーマン(NEPENTHES WOMAN)」をディレクションしている須藤由美だ。「刺激的でありながら普遍的に愛される“胸の高鳴るような服”」をテーマにしたコレクションを提案する。ブランド名は、“砂漠の過酷な状況下で数年に一度だけ奇跡のように紫の花畑を出現させる植物”が由来となっている。

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ヴァージルが生前に手掛けた“エア フォース 1”が200足限定でオークションに 

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はこのほど、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が生前に「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションで手掛けた“エア フォース 1(AIR FORCE 1)”をオークションに出品すると発表した。その収益は、ヴァージルが設立した黒人学生向けの奨学金基金に寄付する。

 “エア フォース 1”は2021年6月、ヴァージルが2022年春夏メンズ・コレクションで発表したもの。200足限定で、競売会社のサザビーズ(SOTHEBY‘S)に出品する。オークションは1月26日〜2月8日に開催。同モデルの限定カラーやUSサイズ5〜18の多様なサイズをそろえ、入札価格は2000ドル(約22万8000円)からとなっている。

 それぞれのスニーカーにはカーフレザーを使用しており、「ルイ・ヴィトン」のモノグラムやダミエ柄をあしらっている。また、オレンジ色のレザーに同ブランドのモノグラムがエンボス加工されたオークション限定のパイロットケースが付属しており、持ち手には「ナイキ」のロゴがデザインされたタグが付けられている。

 ヴァージルによるヴァージル・アブロー“ポスト・モダン”奨学金基金(Virgil Abloh “Post Modern” Scholarship Fund)は、ヴァージル自身やパートナー企業からの寄付金をもとに20年に設立。黒人、アフリカ系アメリカ人、またはアフリカを出自とする100〜200人の学生たちへの奨学金の付与や、キャリアサポートやメンタリング支援などを掲げている。

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の創業者であり、「ルイ・ヴィトン」のメンズ・アーティスティック・デザイナーだったヴァージルは21年11月に、がんのため41歳で急逝した。マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者は、「22年秋冬コレクションは、ヴァージルが亡くなる前にすでに95%完成していた」と語っており、20日にパリ・メンズ・ウイークで発表するコレクションがヴァージルによる最後のコレクションとなる予定だ。

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佐藤晴美とゆりやんレトリィバァが 「ピーチ・ジョン」のミューズに 新商品“すてきオーラブラ”で日本中をハッピーに

 「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」の新ミューズに、モデル兼ダンサーの佐藤晴美とお笑い芸人のゆりやんレトリィバァ(以下、ゆりやん)が就任した。19日に行われた記者会見で2人はピンクの衣装をまとって登場。体型もタイプも違う2人は、新商品“すてきオーラブラ”の紹介やキャンペーン画像撮影時のエピソードなどを話した。

 佐藤は「自分らしさとハッピーの相乗効果を伝えたい」とコメント。ゆりやんは、「かわいい下着とかけ離れ生きてきたが、『ピーチ・ジョン』の元気、セクシー、ハッピーを目指そうと思う」と話した。ゆりやんのお笑いネタから元気をたくさんもらっていたという佐藤。

 2人共、新商品“すてきオーラブラ(以下、オーラブラ)”を着用。その軽い着用感や上向きバストメイクの機能などについて語り合った。「締め付け感がないけど安定している」と佐藤。ゆりやんは、「ワイヤー入りと忘れるほどだ」とコメントした。“オーラブラ”は、一人一人違うバストの形に合うベストポジション“ベスポジ”をかなえるブラジャー。前と横から見たバストのトップの位置をサイズごとに計算したカップが上向きのバストをつくる。また、ふわ伸びストラップやブランド史上最軽量の極薄Wキープソフトワイヤーを使用するなど、軽くてふわりとした着け心地を可能にしている。

 イベントでは、“オーラブラ”を着用したリアルサイズモデルも登場。佐藤とゆりあん同様、ピンクの衣装をまとって美しいシルエットを披露した。ゆりやんは、フリースタイルのラップで、“オーラブラ”の魅力をアピールし会場の笑いを誘った。

 “オーラブラ”はアイボリー、ピンク、ブラック、ブルー、ラベンダーの全5色で3608円で、ショーツとソングは各1628円。店舗と公式通販サイトで販売する。

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「Y/プロジェクト」2022-23年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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義足製作からシューズ販売員へ 医療知識を駆使、足から延ばす健康寿命 京王百貨店小川直子

 かつては人生60年時代と言われていたが、今では人生100年時代に突入している。街を見ていると元気なシニア層が増えた。だが、高齢になると足腰の強さが寿命にも直結してくるらしい。高齢者に限らず、少々歩きにくいがデザインに一目ぼれして買った靴なのに、結局まったく履かない……とか、出かける時は痛くなかったのに一日歩き周り、帰る頃には足が痛くて憂鬱になる……なんていうこともあるのではないだろうか。京王百貨店新宿店婦人靴売場の小川直子さんは、約16年に渡り、義足の設計・開発・製作に関わってきたユニークな経歴を持つ。小川さんは、デザインと機能の両面を考えて選ぶ必要がある“靴の販売”に未来を感じたという。

―建築設計から義足製作、さらに靴の販売へ至った経緯は?

小川直子さん(以下、小川):最初の設備設計の仕事は立て続けに2社も傾き、それなら義手や義足製作で設計の知識が役に立つだろうと医療業界に行きました。入社した義肢装具制作会社は独創性に富み、患者に寄り添い、パーツが合わなければ何度でも修正して良いものを作ろうとする会社でした。ですが、この会社も利益面の問題で経営者が変わることになり、大変悩みましたが医療業界から離れてみることにしました。

―医療業界の方が、収入や業界的にも安定しているようにも思うのですが……。

小川:介護業界も考えましたが、今まで培ってきた知識を生かせることを仕事にしたかったんです。販売職は未知の仕事でしたが、改めて自分に何ができるかと考えたときに「靴も医療の延長上にある」と思ったんです。義足を作っていた時から患者さんに「どんな靴を履いたらいい?」という相談をされたこともあり、担当ではなかったですが整形靴も会社で作っていたので、そこで得た知識を生かせるとも思いました。また、前職の企業は長い間、「患者さんの人生をより良くしていこう」という強い思いがあったので、同業他社へ転職したところで、仕事のギャップに自分自身がストレスをためてしまうと思ったのです。

―「誰かの助けになりたい」という思いが強いのですね。販売職も共通することが多いと思うのですが、実際に働いてみてどうでしたか?

小川:勤めたばかりの頃は、帰宅したら疲れてすぐ寝ていました(笑)。想像以上に接客というのがエネルギーをとても使う仕事だと分かりました。でも仕事は本当に楽しくて、同僚からは「そんなにいつも笑顔じゃなくてもいいんだよ」と指摘されるくらい、自然と笑みがこぼれていました。売り場の先輩は「疲労?なんのこと?」みたいな雰囲気でにこやかな顔をして店頭に立っていて、販売員は本当にすごいなぁと思っていましたね(笑)。前職では一人の患者さんと何度もお会いすることになるので、初対面の方と会うような“エネルギー”を使うことが少ないんです。店頭は常に初めましてが多く、その都度エネルギーを使うのを実感していました。

―よく取材で「お客様から元気もらうこともあれば、元気を与えることもある」と聞きます。この仕事はお客さまとエネルギーを交換し合う仕事なんですよね。

小川:販売員さんからの接客なしでネットで買い物ができるようになった現代でわざわざ店頭に来るのは、そこで発生するコミュニケーションも楽しみたいという方も結構な割合でいらっしゃいます。だからこそ、販売員が単なる買い物以外の付加価値を与えられないなら、それは販売員として致命的です。なので、この仕事を始めた当初は、ファッションの知識がほとんどなかった分だけ、医療や健康面から考えた靴の選び方の知識を付加価値として生かそうと考えました。ただ、ファッションの選び方と違い、医療の場合は「適合」という考え方で靴を選ぶため、始めた頃は大変でした。

―『適合』ですか?

小川:医療の観点から言えば、緩い靴を履いていたら歩きにくいですし、転倒の恐れもあるので、できれば足のサイズや形にピッタリ合ったモノ、要は「適合」した靴を履くべきという考え方なんです。でも、一般的な靴のフィッティングだとデザインの好みと並んで、きつめが好き、ゆるめが好きといった具合にお客さま一人ひとりの履き心地の好みを加味しますよね。だから、それを一律で「適合していません」と切り捨てるわけにはいきません。店頭ではお客様のご要望やお好みのフィット感をうかがった上で、落としどころとしてその時のベストなサイズ提案を心がけています。最初の頃はそのお客さまの気持ちやニーズが分からず、とにかく余計なことは言わないようにしよう、気持ちよくお買い上げしてもらおうとだけしていました。

―人によっては足を大きく見せたいから大きい靴を選ぶ方もいますし、健康のことや歩行のことを考えると適合するサイズを履いていただいたほうが良いですよね。もどかしい。

小川:例えば義足の場合、今残っている筋や腱を痛めず、健康寿命を延ばして生活していくためここを重心線にしようと決めるのですが、理想の重心線では患者さんが筋肉をすごく使うことになり、とても疲れるんです。だから義足をつけたくないということもあります。100%適合する義足でも使わなければ意味がないので、患者さんと担当医と相談し、リハビリの進行具合、筋や腱の状態を考えながら落としどころを決めて製作していました。こうした仕事のやり方は今の仕事にも生かされています。私が今、売り場でチャレンジしているのが「お客様の健康寿命を延ばす」というコト。「私は24cmよ」と言い切るお客様の足を実際に計測すると22cmということは普通によくありますし、誤差が1cm以上というのもざら。適合していないから、と22cmの靴をお勧めしても、お客さまからは「2cmも小さいから」と拒否されますし、購入しても履かない可能性があります。そこで、落としどころとして「23cmにしてみてはいかがですか?」と提案し、歩きやすさを実感することで少しずつお客様の心を動かし、最終的には適合している22cmを履いていただけるように誘導していくのです。

―ほう!一見、誤魔化しているようにも思えますが、最終的にはお客様が健康で生き生きとした生活が送れるようになるということですよね。

小川:そうですね。ご年配の方ほどご自身のサイズの思い込みが強いので、一回の接客ではお客さまの気持ちを汲み取りきれません。それ自体は医療の現場でも同じだったのですが、前職の知識を用いつつ接客ができるのは、売り場の同僚や仲間の理解があり、個人の能力を伸ばそうとしてくれるから。既製靴の知識がなかったので、勉強会に参加できるようにシフトをやり繰りしてもらったり、とても感謝しています。他店やシューズメーカーではこんな働き方はできなかっただろうと思います。

―客層が幅広い百貨店だからこそ、お客様の健康を考えた接客が必要だったのかもしれませんね。

小川:最近、マネージャーと健康寿命と平均寿命、QOLについて話をすることがあります。日本の健康寿命と平均寿命の差が、男性は約9年、女性は約13年と大きな差があるのです。医療関係に話を聞くと「足腰が弱るとおしまい」と言います。私もその通りだと思っていて、前職時代に、寝たきりの人が起き上れたり、車いす生活の方が立てるようになり、視線の高さが変わると生きるモチベーションが変わるのを目の当たりにしてきたので、立って歩けることの大切さを実感しています。お客さまが好きなデザインで、かつ歩きやすい靴を提供することで、健康寿命と平均寿命の差を縮められれば、お買い物も楽しめるし、人生も豊かになって、とても良いことなのじゃないかと思うのです。

―仰る通りです!

小川:京王百貨店に行けば知識のあるシューフィッターがいるから、靴を買って、館内でお食事でもして、楽しんでいただき、健康寿命まで延びる。そう考えたら、とてもやりがいがある仕事だと思いました。QOLを高めるためにその婦人靴売り場として、大々的に何ができるかと打ち出すわけではなく、一客一客の接客を丁寧にすること、お客様に合った商品を提案することしかないですが、とても意義のある仕事だと思っています。

―素晴らしい考え方ですね。

小川:でも、まだまだ先輩方に比べたら、勉強が足りていません。勉強になる方々ばかりに囲まれているので、日々、学ばせていただいています。

―先輩方の接客のスゴイところは?

小川:ファーストアプローチとか、例えば私が声をかけて失敗してもその後に先輩が声を掛けると上手くいく。タイミングは今だったのか!と見極めがまだ甘い。商品知識も幅広く、その中からお客様の要望と上手くすり合わせて提案していくところ。あと、表現の仕方ですね。例えば「外反母趾で親指が出て恥ずかしい」という否定的な言葉でも上手くキャッチして、「それならお客様にはこういう形がお勧めです。収まりが良いのでお試しください」とサラリと口に出せるのが素晴らしいです。

―ベテランのなせる技って感じですね。最後に今後の目標を教えてください。

小川:先ほどもお話ししたQOL、お客様の人生にも関われる接客、靴の提供を日々多くのお客様にできればいいなと思っています。百貨店だからこそ、メーカーの垣根を越えて提案することができますので、売り場にあるすべての靴を使いながら、より良い一足を一人でも多くのお客様に提案できるように、日々積み重ねていきたいなと思っています。

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「ロクシタン」から髪を花粉や大気汚染物質から守るミストが登場

 
 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は1月26日、髪や頭皮を花粉や大気汚染物質から守るヘアミスト“ファイブハーブス バランシングシールドミスト”(100mL、税込4290円)を発売する。頭皮の常在菌バランスに着目して誕生した“ファイブハーブス バランシング”の新作だ。

 ヘアミストは植物由来の天然保護ベールが24時間髪と頭皮をコーティングし、トラブルの要因となる花粉やPM2.5などの大気汚染物質から髪や頭皮を守る。ラベンダーをはじめ、“バランシングシリーズ”に共通の5つのハーブのエッセンシャルオイルと「ナチュラルシュガープロテクト」成分も配合。これによりストレスや季節の変わり目でバランスを崩しやすい髪と頭皮を健やかに整え、パサついた髪や頭皮に潤いを与える。また、ラベンダーの安らぐ香りが髪を柔らかく包み込む。

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「バリー」新クリエイティブ・ディレクターに「ルード」創設者のルイージ・ビラセノール

 スイス発のラグジュアリーブランド「バリー(BALLY)」は、「ルード(RHUDE)」を手掛けるルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)を新たなクリエイティブ・ディレクターに任命した。ブランド全体のアーティスティック・ディレクションを統括し、2023年春夏シーズンにファーストコレクションを発表する。

 ビラセノールはフィリピン・マニラ出身。香港やサウジアラビア、タイでの生活を経て、9歳でアメリカに移住する。ロサンゼルスでファッションのキャリアをスタートさせ、2013年にストリートブランド「ルード」を設立。アメカジやロック、グランジなどのカルチャーに自身のルーツを織り交ぜたストリートウエアを提案する。エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)らセレブリティーも顧客に持つ。

 就任に際しビラセノールは、「『バリー』は私の家族でも世代を超えて身につけてきたブランドで、非常に思い入れがある。クリエイティブ・ディレクターに任命されたことを誇りに思う。ニコラ(ニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)最高経営責任者(CEO))とは共通のビジョンでつながっている。創立171年の伝統を尊重しつつ、ブランドを活性化、そして現在化させ、より多くの人とストーリーを共有できることを楽しみにしている」とコメントする。

 ニコラCEOは「ルイージは創造性とエネルギッシュな精神を持つ。ブランド変革のタイミングに最適なパートナーを見つけた。彼の、『バリー』の歴史とスイスのライフスタイルに対する深い理解も、ブランドを導く上で重要な役割を果たすだろう」と語る。バリー取締役会長のマニュエル・マルティネス(Manuel MatineZ)は、「素晴らしい逸材を迎えることができ、うれしく思う。彼はブランドに相乗的な想像力をもたらし、明確に導いてくれるだろう」と話す。

 「バリー」は1851年に、スイス人のカール・フランツ・バリー(Carl Franz Bally)が設立した。シューズメーカーとして始まり、現在はアクセサリーとプレタプルテも提案する。世界60カ国、320以上の直営店を持つ。

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「ゴウトゥデイシェアサロン」のトップの1人、大池基生が逮捕

 報道によると1月20 日、フリーランス美容師向けのシェアサロン「ゴウトゥデイシェアサロン(GO TODAY SHAiRE SALON)」で現場を管理する大池基生取締役兼代表美容師が、わいせつな行為をしたとして逮捕された。昨年11月の深夜、東京・杉並区の路上で、帰宅途中の20代女性の胸を触った疑い。調べに対し、大池容疑者は容疑を否認しているという。

 この件に関して、「ゴウトゥデイシェアサロン」は「現在捜査機関にて、事実関係を調査中です。関係する方々に多大なるご心配をおかけしており、深くお詫び申し上げます。当社は事態を大変重く受け止めており、今後、捜査機関に全面的に協力してまいります」とコメントしている。

 “シェアサロン”とは、フリーランスの美容師が、施術スペースを借りてサロンワークを行う美容室のこと。「ゴウトゥデイシェアサロン」は2017年11月に東京・原宿に1号店をオープンし、同業態をけん引。大池容疑者は、同サロンの経営を担当する大庭邦彦代表とともに運営の舵取りを担っていた。

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「ミュウミュウ」が寅年を祝したTシャツを発売 タイガーマスクら人気キャラがデザインに

 「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、新年を祝した「タイガー Tシャツコレクション」を発売した。一部店舗および公式オンラインストアで販売中だ。

 コレクションは、アニメ作品に登場するトラのキャラクターや懐かしのヒーローに着目し、ディズニーアニメ「くまのプーさん」のティガーやティリータイガー、漫画家の辻なおきによる「タイガーマスク」、タイガーキー社の「タイガーガール」をデザインに取り入れた。

 アイテムは、フィット感があるTシャツ(税込7万8100円)やオーバーサイズのTシャツ(同8万300円)、七分袖のラグランTシャツ(同8万3600円)、ボックスシルエットのロングスリーブTシャツ(同9万5700円)の4型をそろえる。

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ビームスが“なでしこジャパン”の公式スーツをリニューアル

 ビームスは、サッカー日本女子代表“なでしこジャパン”の公式スーツを約3年ぶりにリニューアルした。チームが一丸となり目標に向かうため、男女で共通の色と素材(環境に配慮した再生素材)を用いた。同社は、2017年から“なでしこジャパン”のアパレルプロバイダーを務める。

 移動の多い選手を考慮し、座ったときでも楽に過ごせるようパンツの腰裏にはゴムを内蔵した。一方でジャケット、パンツともウエスト位置は高めにし、スタイルアップ効果を狙った。またストライプのシャツは襟をバンドカラーにし、「フォーマルさとトレンド感を共存させた」(ビームス デザインチーム)。

 “なでしこジャパン”の池田太監督は、「世界との戦いに、ビームスの新たなスーツで臨めることをうれしく思う。選手とスタッフが皆そろいの服を着ることで、強い一体感を抱くことができる」と話す。

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芳醇なウィスキーが香る「ジバンシイ」の新メンズフレグランスが発売

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は2月4日、「ジェントルマン」シリーズから新メンズフレグランス「ジェントルマン オーデパルファム リザーブ プリヴェ」を発売する。サイズは60mL(税込1万1990円)、100mL(税込1万5620円)の2タイプ。百貨店カウンター、公式オンラインショップ、アットコスメショッピングなどで取り扱う。

 「ジェントルマン」は1975年に同ブランド創設者のユベール・ド・ジバンシィ(Hubert De Givenchy)がメンズコレクションのために自らクリエイトしたシリーズ。新作では、ウィスキーの世界観にインスパイアされた、芳醇で暖かなウィスキー アブソリュートが香る大人にふさわしい香りを打ち出す。爽やかなベルガモットの香りと、アイリス、チェスナットによるフローラルノート、さらにセダーウッド、ベチバー、パチョリ、ベンゾインで構成された深みのあるウッディアンバーアコードが混ざり合う上質なフローラルウッディの香調となっている。

 高度な技術により抽出されたウィスキーアブソリュートは、700Lものウィスキーから2度の蒸留を経てウィスキー本来の風味を引き出し、天然の抽出香料のみで構成。深みのあるブラックのグラデーションが本物のウィスキーのような琥珀色を表現している、エレガントなミニマルなボトルデザインも特徴的だ。百貨店のカウンターか公式オンラインショップで「ジェントルマン」シリーズから100mLの製品を購入すると、同製品のミニチュアボトルをプレゼントするキャンペーンも行っている。

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「マクアケ」は実行者のパーパスに伴走して自分たちのパーパスに近づく 共同創業者を直撃

 マクアケのパーパスに相当するビジョン「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」について、坊垣佳奈取締役/共同創業者は、「正直に言えばちょっと長く、綺麗な言葉でまとまってもいない」と打ち明ける。このビジョンは、「全社員から盛り込みたいキーワードを出してもらい、有志で整理して文章にしたもの。これ以上綺麗にはできなかった」。ただ「まとめすぎたりキレイにしすぎたりするとオリジナリティが欠落し、どこかで聞いたことあるようなものになってしまう。それは深い共感を生まず、人を動かさない」。「ザラッとしているワードを整理して繋げた」ビジョンは、オリジナリティを持つのみならず、それぞれの“自分ごと”化につながる。策定に参画したからこそ愛着が抱ける社員は、それぞれに経験があるからこそ、それぞれらしくビジョンを語る。企業にはビジョンがあるからこそ経営陣だけが先行し、一方でビジョンを共有できていない社員は右往左往してしまうケースがあるが、「共有していると、経営陣以外からもビジョンへの近道に導いてくれるメンバーが現れる」。一本筋の通ったビジョンは、「迷った時に立ち返ることができる」重要な存在でもある。

 大事なビジョンは、採用においても一番大事な判断基準だ。マクアケの採用には、「ビジョンフィット、カルチャーフィット、そしてスキルフィット」という順番のプライオリティがある。「いかにスキルがあっても、同じゴールを目指せないと求める成果は得られない。そしてスキルは伸ばせるが、ビジョンは価値観みたいなもの。言語化していても、心底理解できるか否かで組織の一体感や新しいチャレンジにおけるスピード感は大きく異なる」ため、「ビジョンフィット」は最重要視している。お互いのビジョンを確かめ合うような採用面接は、まるで「人生相談のよう」。マクアケが「どのポジションで、どんなスキルを求めているのか?」を一方的に伝えて確かめるのではなく、志願者には「人生で何がやりたいのか?」を「めちゃくちゃ聞く」。「ここでお互いがフラットに語り合わないと、この先お互いが困るから」という。

 ビジョンドリブンなマクアケは、ビジョンから生まれた新機軸に挑戦する実行者に伴走する。坊垣取締役/共同創業者は実行者について、「自らのビジョンに気づき、新しいものを生み出そうとしている人たち」と評するが、それでも「ビジョンを語れない実行者も存在する」。ビジョンに引っ張られるのではなく、同業他社を真似た世界観を構築しようとしたり、アップカミングな市場で勝負しようとモノづくりに挑んだりの姿勢を感じることは少なくない。そんな時事業者に伴走するキュレーターは「内在している本当にやりたいこと」を改めて共有し、次に「何を課題に感じているか?」をともに考える。

 こうしてビジョンから商品やサービスが生まれ、生活者と共有できて共感してもらい、結果、社会に少しでも貢献できるのは「精神状態が良いこと」。「『この業界で一位』は全然エモーショナルじゃないけれど、『自分たちのサービスで、世の中が少し良くなったり、生活が豊かになった人がいたりすること』を嫌がる人はいない」。課題を克服し、パーパスがにじむ商品やサービスを届けて社会に貢献する成功体験を重ねようとする事業者に伴走することで、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というマクアケのビジョンを叶える。


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受付開始 お客さまに愛され、チームを強くする
パーパスのあるブランドづくりを実践する全7回講座
受講日時:2022年4月1日(金)、4月8日(金)、4月22日(金)、5月13日(金)、5月27日(金)、6月10日(金)、6月24日(金)
今なぜパーパスが必要なのか
「WWDJAPAN」は今春、今その必要性が叫ばれる「パーパス」の策定から、組織内での共有、製品やサービスへの具現化、消費者への発信までを考えるセミナー&ワークショップを開催し、未来のブランド・ディレクターを育成・応援します。サステナブルやDXについての取材を重ねる中で、「どうやってサステナ?」や「何を使ってDX?」には真剣に向き合っているのに、「なんでサステナ?」や「どうしてDX?」の視点は置き去りなケースを見てきました。そこから「この会社はなんのために?」や「なぜ、このブランドを?」という思考が必要な時だと感じました。
 セミナーを通して、経済性と社会性、何より内から湧き出るモチベーションなどの文化性を網羅した「パーパス」を見いだし、それを共有することで強い組織に、製品やコミュニケーションの形で発信することで顧客に愛されるブランドに進化することを願っています。(WWDJAPAN編集長 村上要)
受講で得られるスキル
先駆者たちが実践する新しい時代のブランド作りからヒントを獲得し、ワークショップではロードマップに沿って、受講者それぞれの確固たるブランドの価値をWWDJAPANと共に見つけます。

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「アミ アレクサンドル マテュッシ」2022-23年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「ジバンシイ」のメイクアップ クリエイティブ ディレクターにトム・ウォーカーが就任 ニコラの後任

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は1月19日、メイクアップ クリエイティブ ディレクターにトム・ウォーカー(Thom Walker)が就任したと発表した。ウォーカーは今後のコレクションを手がけるとともに、付随する広告キャンペーンのクリエイティブ監修、ブランドのスポークスマンとしての役割も兼任。「ジバンシイ」は1999年から20年以上にわたりメイクアップ部門に携わってきていたニコラ・ドゥジェンヌ(Nicolas Degennes)=メイクアップ アンド カラー アーティスティック ディレクターが2021年6月30日付で退任しており、ウォーカーは後任となる。

 英国北部の出身であるウォーカーはパリでメイクアップを学び、メイクアップ アーティストとしてのキャリアをスタート。フリーランスとして著名なフォトグラファーとともに「i-D」、「AnOther」、「W Magazine」、「Dazed and Confused」などの雑誌でメイクアップを担当してきたほか、エマ・ワトソン(Emma Watson)やクレア・フォイ(Claire Foy)、ミア・ゴス(Mia Goth)など数々の女優や歌手のメイクアップも手がけた実績を持つ。また、さまざまなファッションブランドや化粧品ブランドともコラボレーションも行っている。

 ウォーカーは「『ジバンシイ』のビューティー チームや世界中のメイクアップ アーティストと協力し、クリエイティブな表現と新しい製品のイノベーションをもたらすことに貢献できることは、とてもエキサイティングなことだ」とコメント。また、パルファム ジバンシイのローマン・スピッツァー(Romain Spitzer)CEOは「ファッションシーンを知り尽くした彼の個性的なスタイルと、斬新かつナチュラルな メイクアップ アプローチは、エレガントかつ大胆な『ジバンシイ』のビューティーの世界と完璧にマッチしている。彼が今、『ジバンシイ』のメイクアップにその才能と創造性を発揮して、グローバルな成功に貢献してくれることに、とても感激している」と述べている。

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「フェンディ」から暗号資産ハードウエアウォレットのケースが登場 「レジャー」との協業

 「フェンディ(FENDI)」は、オールインワン型デジタル資産管理ソリューションとして、ハードウエアウォレットとデジタル管理プラットフォームを提供するレジャー(LEDGER)社と協業し、暗号資産ハードウエアウォレット“レジャー ナノ X(LEDGER Nano X)”のアクセサリーを6月に「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで発売予定だ。

 2022-23秋冬シーズンのメンズ・コレクションで発表したハードウエアウォレットケースはシルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)=クリエイティブ・ディレクターが手掛けたもので、「フェンディ」のアイコニックな二つのモチーフを軸にしている。一つはアルミニウム製の“バゲット(Baguette)”バッグのミニチュアで、バッグのように開けると“レジャー ナノ X”を収納することができる。もう一つは、“フェンディ オーロック(FENDI O’Lock)”のFFフレームをエンボス加工したカプセル型ケースで、ワンタッチで開閉可能だ。それぞれのアイテムは、バッグなどに付ける回転式のスナップフックと、首にかけられる調節可能なストラップが付属する。

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「ビアンカ サンダース」2022-23年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「ビアンカ サンダース(BIANCA SAUNDERS)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「ビアンカ サンダース」2022-23年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「ビアンカ サンダース(BIANCA SAUNDERS)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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バーニーズ銀座本店がインディアンジュエリーのポップアップ 10年目を祝したウインドーディスプレーも

 バーニーズ ニューヨーク銀座本店は2月5~13日の期間、地下1階に軽井沢のインディアンジュエリーショップ「スカイストーン・トレーディング」のポップアップストアをオープンする。両者の取り組みは2013年にスタート。今年10年目を迎え、記念のウインドーディスプレーも行う。

 グレードの高いターコイズをセットしたトップアーティストによる一点物のシルバーリングやバングルを中心に、18金やプラチナを使ったものやウィメンズなど通常取り扱いのないアイテムも幅広くそろえる。小寺康友「スカイストーン・トレーディング」オーナー兼デザイナーも店頭に立ち、インディアンジュエリーの魅力を伝える。

 小寺オーナー兼デザイナーは、世界中から10万人が集まるアメリカ先住民のアートショー「サンタフェ・インディアン・マーケット」で日本人唯一の審査員を務めるなど、ターコイズの価値体系を作った人物の一人。

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オンワードの工場支援プロジェクト シルクシャツとレースブルゾンを予約販売

 オンワードホールディングス子会社のオンワードデジタルラボは、国内製造業の生産者を対象にオリジナルブランドの立ち上げと成長を支援する事業「クラハグ(CRAHUG)」の第1弾オリジナル商品をリリースした。シルク生地製造工場の宮眞(京都府与謝郡岩滝町、宮﨑輝彦社長)によるシルクシャツと、レース製造工場の森川レース(福井市、森川英樹社長)が作るショートブルゾンの2商品。応援購入サービスの「マクアケ」を通じて16日から予約販売を始めた。

 宮眞は京都・丹後地方の機屋(はたや)として創業し、現在も伝統的なシャトル織機を使ったシルク生地で知られている。オリジナルブランド「キヌディアン(KINUDIAN)」のシルクシャツは、高密度ながら空気を含んだようなやわらかさが特徴だ。価格は4万9660円(税込)。

 森川レースはドレスやワンピース用のレース生地の製造で、高い技術力を持つ。オリジナルブランド「ラフィールド(RAFIELD)」のショートブルゾンは、レースの透け感を生かすために裏地に発色の良いオレンジの生地を採用している。価格は4万9500円(同)。

 「クラハグ」は、コロナで影響を受ける国内工場がオリジナル商品を直販する目的で21年8月にスタートした。テキスタイルデザイナーの梶原加奈子氏がクリエイティブディレクターを務める。

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繊維商社タキヒヨーとスノーピークが協業したサステナブルなスエットシリーズ

 繊維商社タキヒヨーの循環システム「ノーウエイスト」と、スノーピークのサステナブルな取り組み「アップサイクル コットン プロジェクト」は1月21日、協業第2弾となるスエットシリーズを「スノーピーク(SNOW PEAK)」の実店舗とオンラインストアで発売する。価格はパーカが税込1万4300円など。

 「ノーウエイスト」は、アパレル製品を作る際に発生する生地の裁断くずを粉砕して繊維に戻し、再紡績して糸や生地、商品に生まれ変わらせる循環システム。一方の「アップサイクル コットン プロジェクト」は“循環する服”の考えのもと、スノーピークが回収したコットン製品を「スノーピーク」の商品として再生することを目指し、2021-22年秋冬にスタート。第1弾としてジーンズを発売した。

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「シックスパッド」から注目のマッサージガン“パワーガン”発売

 MTGは1月18日、トレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」からマッサージガン“パワーガン”(税込1万8800円)を発売した。ハンディタイプで全身の気になる部位をピンポイントで刺激し、全身ケアを実現する。

 マッサージガンは、おうち時間のリフレッシュやスポーツ前後のストレッチ、毎日のボディーメンテナンスに使用する人が増えている。そんな中で、「シックスパッド」の“パワーガン”は軽量化(425g)と持ちやすさを追求した。振動レベルは5段階で、最大で1分間約3000回の振動によりピンポイントで筋肉を刺激する。全身用、ピンポイント用と体の部位や好みの体感に合わせて4種のアタッチメントを付属。そのほか約10分の自動オフ機能を搭載。約3時間30分のUSB充電で約2時間使用できる。

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寅年を祝うタイガーモチーフのファッションアイテムが勢ぞろい 「ディオール」や「ルイ・ヴィトン」など21ブランドから

 2022年の干支、寅年にちなんで2月1日に控える中国の旧正月を祝うバラエティー豊かな商品が登場している。オレンジや虎の豹柄を取り入れたものから、タイガーモチーフとして虎をデザインに落とし込んだインパクト大のもの、新年を祝う赤を全面に使ったものまでブランドが打ち出すユニークなアイテムの数々を紹介する。

1 「ディオール」

 「ディオール(DIOR)」はアーティストのケニー・シャーフ(Kenny Scharf)とコラボレーションしたタイガーモチーフのアイテムを発表。ウィメンズでは新年を祝って、ピンクと希望の象徴である蝶をあしらったアイテムを展開した。


2 「ルイ・ヴィトン」

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ブランドのアイコン的商品であるトランクに虎が前足をかけているデザインのスカーフなどを発売。ほかにも食器やパズルセットなどにアレンジを加えた。


3 「グッチ」

 本物の虎とともにキャンペーン撮影を行った「グッチ(GUCCI)」は、タイガーモチーフのアイテムに加えて、パッケージングも同モチーフにアップデートして新年を祝った。同コレクションを扱うポップアップも世界各地で展開している。


4 「プラダ」

 「プラダ(PRADA)」はタイガーモチーフを取り入れてはいないものの、縁起が良いとされる赤を使って新年を祝うキャンペーンを展開。「アクション イン ザ イヤー オブ ザ タイガー」と題したキャンペーンを通じて、中国の野生動物保護や生態系保護を掲げる団体に寄付をする。ほかにも、寅年にちなんだアート作品を募集し、30歳以下のクリエイターを支援するプロジェクトを発足した。同キャンペーンへの応募は「プラダ」の公式ウェブサイトから可能だ。


5 「ミュウミュウ」

 「プラダ」と同じく、姉妹ブランドの「ミュウミュウ(MIUMIU)」もタイガーモチーフは取り入れていないが、新年を迎えるキャンペーンを展開している。


6 「ボッテガ・ヴェネタ」

 “ボッテガグリーン”で2021年にトレンドをさらった「ボッテガヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、22年の寅年キャンペーンはオレンジで仕上げた。オレンジカラーやタイガーモチーフをあしらったカセットバッグが登場する。


7 「バレンシアガ」

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、虎に焦点を当てたコレクション“バレンシアガ イヤー オブ ザ タイガー(Balenciaga Year of the Tiger)”を発売した。同ブランドの一部直営店と公式オンラインストアで取り扱っている。キャンペーンビジュアルは、20年プレ・フォール・コレクションの広告ビジュアルを撮影したフォトグラファーのクリス・マッジョ(Chris Maggio)が担当。ある角度から見ると1人のモデルが2人いるような錯覚風の演出で、独特の世界観を表現した。


8 「フェンディ」

 ブランドのモノグラムを使って赤とタイガーモチーフで新年を祝ったのは、「フェンディ(FENDI)」。ウェメンズとメンズのアパレルや、“ピーカブー ミニ(PEAKABOO MINI)”バッグなどを展開している。


9 「ヴェルサーチェ」

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」も赤を基調として、虎に焦点を当てたキャンペーンを打ち出した。オリンピック出場経験のあるフィギュアスケート選手のチェン・ルー(陳露、Chen Lu)や、ダンサーのリュウ・ジャ(刘迦、Liu Jia)が中国の旧正月を祝うパフォーマンスをする演出となっている。


10 「ジョルジオ アルマーニ」

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」も寅年にちなんだキャンペーンを展開。「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」でも演技の良いとされるシンボルやタイガーモチーフを取り入れたアイテムを販売している。


11 「オープニングセレモニー」

 ニューヨークを拠点とするセレクトショップの「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」は、旧正月を彩る真っ赤なフーディーやTシャツを手掛けた。


12 「バーバリー」

 「バーバリー(BURBERRY)」はブランドを代表するモノグラムに赤色を加えたり、トラ柄のバッグを手掛けたりして寅年を祝した。


13 「ランバン」

 「ランバン(LANVIN)」は中国のモデルを起用し、イラストを使って寅年を全体で表現したキャンペーンを打ち出した。


14 「ヴァレンティノ」

 中国の旧正月を祝うカプセルコレクションを発売した「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、1967-68年秋冬コレクションで初めて虎柄を取り入れたコートを発表。今回は、当時のアーカイブから着想を得たコレクションとなっている。


15 「サルヴァトーレ フェラガモ」

 「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」は、正面に一頭の虎を描いたバッグをデザインした。キャンペーン画像では桜をあしらい、新年を祝う演出を施した。


16 「モンクレール」

 「モンクレール(MONCLER)」は、虎柄の靴紐などを取り入れたシューズやウエアで、新年のキャンペーンを撮り下ろした。


17 「スチュアート ワイツマン」

 「スチュアート ワイツマン(STUART WEITZMAN)」は、45足限定の寅モチーフのスニーカーを発売した。シューズの内側には、ブランドの頭文字から“SW”を、外側に虎デザインを施した。


18 「リモワ」

 ドイツのラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」は、鮮やかな赤とブルーで旧正月を迎えるコレクションを発表した。


19 「マルニ」

 「マルニ(MARNI)」は、旧正月を祝う虎モチーフを使った限定コレクションを発表した。
 中国の旧正月によせて、ベネズエラにルーツを持つアーティストのマグダレーナ・スアレス・フリムケス(Magdalena Suarez Frimkess)とのコラボを実現した。


20 「トッズ」

 「トッズ(TODS)」は、虎の縞模様と旧正月におけるラッキーカラーのレッドとゴールドを使った限定カプセルコレクションを発売した。


21 「マルベリー」

 「マルベリー(MULBERRY)」も寅年を祝うキャンペーンを発表。淡いブルーを基調とした、虎柄をあしらったハンドバッグを披露した。

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よしミチ姉弟がコスメプロデュース 第1弾はリップバーム、第2弾はカラコンを発売

 化粧品の企画・開発・販売を手掛けるmano mano(マノ マノ)から今春、モデルのミチ、よしあきによるプロデュースコスメ「パースビューティー(PERSE BEAUTY)」がデビューする。第1弾では「ベルベットフィックスリップバーム」を発売し、詳細は2月中旬に発表する予定だ。第2弾では、医療機器製造販売業のピア(PIA)からカラーコンタクトレンズの発売が決定している。ともに公式ECなどで取り扱う。

 “よしミチ”の愛称でも知られる2人は、Z世代を中心に人気の高いリアル姉弟で、SNSの合計フォロワー数は250万以上。今回のコスメラインは、2人の新しい発信の場として昨年7月に立ち上げたクリエイティブスタジオ 「パース(PERSE)」から誕生した。

 mano manoは、元IZ*ONE、元HKT48の宮脇咲良プロデュースコスメ「クランバイモラク(CRAN BY MOLAK)」も手掛けている。

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「イグニス イオ」がYOASOBIのMVを手掛けたチームとコラボ 新製品のアニメを制作

 アルビオンが展開するアラカルトコスメ「イグニス イオ(IGNIS iO)」はこのほど、クリエイティブチーム「異次元TOKYO」とタッグを組み、Z世代に向けた4本のプロモーションムービーを制作する。第1弾は1月17日に発売したフェイス用日やけ止め乳液“ミルキィ UV” (40g、税込2200円)のアニメーション。YOASOBIの「ハルジオン」を制作したチームとアーティスト「サーフ(Serph)」のダブル起用で、SNSを中心に拡散しZ世代との出会いを創出する。

 異色のコラボレーションは、「イグニス イオ」のデビュー3年目の新たな取り組みとして実現。ブランドのコアターゲットであるZ世代とSNS上での出会いの最大化を狙い、オタクカルチャー・サブカルチャーを軸に広告・イベント・コンテンツ作りを手がける「異次元TOKYO」がプロモーションムービーを手掛けた。「異次元TOKYO」が化粧品ブランドとコラボするのは初めて。

 プロモーションムービーは計4本制作し、順次SNSを中心に拡散する予定だ。第1弾はZ世代の個性を“ミルキィ UV”がつなぐようなストーリー。多種多様な今の若者たちを大きく3色に分け、三者三様の色(特長)を出かける瞬間にフォーカスした。30秒の短尺動画だが、“ミルキィ UV”のある日常やその先のストーリーの広がりを想起させる映像だ。監督を務めた「異次元TOKYO」の篠田利隆氏は「『イグニス イオ』のカラフルな佇まいを見たときに、アニメーションの中でもよりグラフィカル、特に色をグラフィカルに扱おうと思った。商品特長はもちろん、佇まいがとても今の若者に気に入られる、そんな顔をした商品だと思う」とコメントした。

 第2弾は4月公開予定で、次回以降も異なる映像×音楽のアプローチで展開する。

問い合わせ先
イグニス
0120-664-227

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フリークス ストアがヤマハ発動機のeバイクとコラボ 架空のデリバリーサービスのユニホーム

 フリークス ストア(FREAK’S STORE)は、ヤマハ発動機の新型eバイク2モデル“ワバッシュ アールティー(WABASH RT)”と“クロスコア アールシー(CROSSCORE RC)”の発売に合わせたコラボレーションアイテムを、渋谷店に併設するオープン スタジオ(OPEN STUIDO)および公式オンラインストアで1月21日に発売する。

 コラボレーションでは、架空のデリバリー業者「ピンポンダッシュ(PINPON DASH)」のアイテムとしてコーチジャケット(税込9900円)やフーディー(同7920円)、ワークシャツ(同6930円)、ワークパンツ(同7920円)、キャップ(同4620円)、デリバリーバッグ(同2万5300円)をラインアップする。日常的な光景となったフードデリバリースタッフのユニホームやバッグをイメージしたデザインに仕上げた。

 また、新型eバイク2モデルをベースに、フリークスストアがプロデュースした非売品のコンセプトモデルも製作した。キャンプがコンセプトのグラベルバイク“ワバッシュ アールティー”を茨城・古河の“ザ キャンプ”フリークス ストア(“The Camp”FREAK'S STORE)で、フードデリバリーをコンセプトとしたクロスバイク“クロスコア アールシー”を渋谷のオープン スタジオで展示する。

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京都からの下刻”上京”がブームの兆し!肉酒場「マルミヤ亭」で人気の秘密がわかった

 2021年の外食シーンで目立った動きのひとつが、京都からの東京進出だ。8月には焼肉店「アジェ」が有楽町に、11月にはパン店「たま木亭」の名物専門店「クニャーネの店」がやはり有楽町に。また、「ホルモン千葉」は2号店を新宿三丁目に7月開業。特に肉系がアツく、その中で今回は12月19日にオープンした「マルミヤ亭 上野店」へ訪問。人気の秘密を探ってみた。
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