「コーチ(COACH)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
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ナイキ(NIKE INC.)は2月3日、リセールスニーカーのオンライン取引所「ストックX(STOCK X)」に対して商標権侵害を理由に損害賠償等を求めてニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に提訴した。
「ストックX」は「実物の所有権に紐づいたNFTに投資できる体験」ができるプロジェクト“ヴォルトNFT(Vault NFT)”を公開。この中には「ナイキ」のスニーカーも含まれており、ナイキは「許可なく『ストックX』が『ナイキ』の商標を使用したNFTを発行している」「『ナイキ』が発行者ではない“『ナイキ』のNFT”が発行されている」と主張している。この問題について「ストックX」のスポークスパーソンは、法的問題にはコメントしないという声明を発表している。
ナイキによると、「ストックX」では2022年版“ダンク ロー(Dunk Low)”のレトロ ホワイト/ブラックのヴォルトNFTが平均809ドル(約9万3000円、2月3日時点)で取り引きされていたが、実物は「ナイキ」のECサイトで100ドル(約1万1500円)で販売していたという。
また、「ストックX」が発行した「ナイキ」のヴォルトNFTに対する消費者の反応の例として、TikTokユーザーの「ナイキによる金銭を搾取するためのばかげた詐欺行為」というコメントを示し、「『ストックX』による『ナイキ』商標の使用は、マーケットプレイスの消費者を混乱させ、『ナイキ』の有名な商標を希釈し続ける」と主張している。
ナイキは21年12月、ファッションやスニーカー分野のNFTを多く扱うスタートアップ企業RTFKT(アーティファクト)を買収。22年2月にはRTFKTと共同で複数のバーチャル商品を発表予定だった。また、1月18日には自社の従業員に対して「『ナイキ』のバーチャル製品の開発やWeb3、メタバース、ブロックチェーンベースの体験をコアビジネスと連携して提供する専門の部門として“ナイキ バーチャル スタジオ”を立ち上げる」構想を自社の従業員に対して発表するなど、デジタル領域への進出の動きを強めている。
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「ティファニー(TIFFANY & CO.)」はこのほど、オハイオ州クリーブランドで開催されるNBAオールスターズゲーム 2022(NBA All-Stars Game 2022)を記念し、現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションしたバスケットボールを発表した。
バスケットボールは575ドル(約6万3825円)で、ウィルソン社(WILSON)製。カラーは"ティファニーブルー"で、表面はアーシャムらしいクリスタル模様のテクスチャーに加工した。
クリーブランドで開催する体験型ポップアップ"ティファニー×アーシャム・スタジオ ハーフコート・エクスペリエンス(Tiffany & Co x Arsham Studio Half Court Experience)”で販売するほか、近隣の「ティファニー」ウッドメア店でも取り扱う。
アーシャムはクリーブランド出身で、彫刻作品からペインティング、インスタレーション、映像作品まで手掛ける。2020年には地元のバスケットボールチーム"クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)"のビジュアルなどを担当するクリエイティブ・ディレクターに就任。「『ティファニー』は、NBAファイナルの優勝トロフィーを長年製作し、バスケットボールと深い関係をもっている。私自身も地元のバスケチームのクリエイティブ・ディレクターをしている上、今年はオールスターズゲームがクリーブランドで開催されて、感慨深い」とコメントした。
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「ティファニー(TIFFANY & CO.)」はこのほど、オハイオ州クリーブランドで開催されるNBAオールスターズゲーム 2022(NBA All-Stars Game 2022)を記念し、現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションしたバスケットボールを発表した。
バスケットボールは575ドル(約6万3825円)で、ウィルソン社(WILSON)製。カラーは"ティファニーブルー"で、表面はアーシャムらしいクリスタル模様のテクスチャーに加工した。
クリーブランドで開催する体験型ポップアップ"ティファニー×アーシャム・スタジオ ハーフコート・エクスペリエンス(Tiffany & Co x Arsham Studio Half Court Experience)”で販売するほか、近隣の「ティファニー」ウッドメア店でも取り扱う。
アーシャムはクリーブランド出身で、彫刻作品からペインティング、インスタレーション、映像作品まで手掛ける。2020年には地元のバスケットボールチーム"クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)"のビジュアルなどを担当するクリエイティブ・ディレクターに就任。「『ティファニー』は、NBAファイナルの優勝トロフィーを長年製作し、バスケットボールと深い関係をもっている。私自身も地元のバスケチームのクリエイティブ・ディレクターをしている上、今年はオールスターズゲームがクリーブランドで開催されて、感慨深い」とコメントした。
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フェムテックの先駆者である森田敦子は2月23日から3月1日まで、伊勢丹新宿本店3階のランジェリー売り場「マ・ランジェリー」でフェムテックイベント「センシュアル・ライフ 3 produced by WOMB LABO」を開催する。
3度目のイベントでは、「“わたし”を一番に愛すること」をテーマにセレクトした、年齢を問わず使える介護プロダクトシリーズ「メソワン(MESOINS)」や、女優・長谷川京子が手がけるランジェリーブランド「エスバイ(ESS BY)」の新商品などランジェリーやフェムケアグッズ約150点が並ぶ。イベント期間中は長谷川と森田による無料トークショーや、森田による個別カウンセリングも開催する。
昨年9月にローンチしたフェムテック・ウェルネスメディア「ウームラボ(WOMB LABO)」でもメインキュレーターを務める森田は、「自分の体にもともと備わっているテクノロジーを、まず女性自身が理解することが本当の意味でのフェムテック」というメッセージを発信。日本でデリケートゾーンケアの啓蒙活動を続けてきた森田ならではの視点で取り揃えたアイテムを通じ、女性の日々の生活をより豊かにするような自愛のひとときを提案する。
<長谷川京子×森田敦子 トークショー>
参加費無料、先着予約制。定員13人
開催日時:2月23日14時〜14時20分(予定)
<森田敦子による個別カウンセリング>
参加費無料、先着予約制。各回30分
開催日時:2月25、27日
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「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は、お笑い芸人であるフォーリンラブのバービーとのコラボレーションコレクション第4弾を2月16日に発売する。同コレクションはバービーの“あなたの胸は誰のためでもなく、あなただけのもの。すべてのおっぱいが気高く誇らしい毎日を送れますように。”という思いを込めており、“ロマンティックレトロ”をテーマに制作した。バービー自身がデザインし、フィッティングを何度も繰り返してより良い着け心地や肌触りにこだわったブラと、ブラトップをラインアップする。
第1弾のコレクションから人気の“クイーンブラ”からは、Tシャツブラとして使えるシームレスなデザインの“クイーンブラ 実践的ロマンチック”が登場。すっきりとしたボディーラインをサポートする超脇高のサイドベルトはそのままに、ボーンがなく、肌にゴムが直接触れない仕様で、快適性を向上させた。リラックス感とバストをサポートする機能性を兼ね備えた“抜け駆けエアリーブラトップ”は2構成のパワーネットパネルを使用し、バストを寄せることで脇広がりをすっきり整える。さらにゴムやタグが肌に当たらないように工夫し、軽さと心地良さにこだわった。サイズはブランド初のアンダーバスト95と100、ブラトップは4L、5Lサイズをそろえる。公式サイトでは全サイズ、全国の店舗では一部サイズ限定で取り扱う。
メインビジュアルにはモデルのHIBARIとリアルサイズモデルを起用し、ロマンティックレトロな雰囲気を表現した。バービーとHIBARIによる対談動画も公式サイトで公開する。
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「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は、お笑い芸人であるフォーリンラブのバービーとのコラボレーションコレクション第4弾を2月16日に発売する。同コレクションはバービーの“あなたの胸は誰のためでもなく、あなただけのもの。すべてのおっぱいが気高く誇らしい毎日を送れますように。”という思いを込めており、“ロマンティックレトロ”をテーマに制作した。バービー自身がデザインし、フィッティングを何度も繰り返してより良い着け心地や肌触りにこだわったブラと、ブラトップをラインアップする。
第1弾のコレクションから人気の“クイーンブラ”からは、Tシャツブラとして使えるシームレスなデザインの“クイーンブラ 実践的ロマンチック”が登場。すっきりとしたボディーラインをサポートする超脇高のサイドベルトはそのままに、ボーンがなく、肌にゴムが直接触れない仕様で、快適性を向上させた。リラックス感とバストをサポートする機能性を兼ね備えた“抜け駆けエアリーブラトップ”は2構成のパワーネットパネルを使用し、バストを寄せることで脇広がりをすっきり整える。さらにゴムやタグが肌に当たらないように工夫し、軽さと心地良さにこだわった。サイズはブランド初のアンダーバスト95と100、ブラトップは4L、5Lサイズをそろえる。公式サイトでは全サイズ、全国の店舗では一部サイズ限定で取り扱う。
メインビジュアルにはモデルのHIBARIとリアルサイズモデルを起用し、ロマンティックレトロな雰囲気を表現した。バービーとHIBARIによる対談動画も公式サイトで公開する。
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渡辺淳弥が手掛ける「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN以下、ジュンヤ マン)」の2022-23年秋冬コレクションが“文化の盗用”だとして批判を受けている。
1月にデジタルで発表した同コレクションは、イギリス発のバンド、ジャミロクワイ(Jamiroquai)にフォーカスし、ジェイ・ケイ(Jay Kay)のファッションスタイルを「ジュンヤ マン」流に再解釈した。「ジュンヤ マン」は、メキシコ文化庁と毛織物ブランド「ペンドルトン(PENDLETON)」の協力を得て、サラぺ柄をプリントや切り替え、パッチワークに落とし込んだと説明していたが、メキシコ文化庁は同ブランドの対応が不十分で非倫理的だとコメントした。
両者は2021年11月から交渉に入ったものの、合意に達する前に「ジュンヤ マン」がコレクションを発表したことで、メキシコ文化庁は「倫理面における合意よりも商業的なスケジュールを優先した」と批判している。
交渉過程でメキシコ文化庁は、デザインの根源を示すようなラベルを衣服に付けることやデザイン使用料の支払い、素材や機材に対する資金的な支援のほか、集団的権利に関する国際的なセミナーの共同開催などを求めていた。「ジュンヤ マン」の親会社であるコム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)側も、将来的には職人とのコラボレーションを検討すると提案していた。
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「エビセン スケートボード(EVISEN SKATEBOARDS)」が2022年春夏コレクションを発表した。
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北京冬季五輪も後半戦。スノーボード競技ではハーフパイプで平野歩夢選手が金メダル、冨田せな選手が銅メダル、ビッグエアで17歳の村瀬心椛選手が銅メダルと日本勢のメダルラッシュに沸いている。メダリストの村瀬選手が所属するのが、スノーボードやサーフィン、スケートボードの専門店であるムラサキスポーツ。東京五輪でも、同社所属の堀米雄斗選手、西矢椛選手がスケートボードで金メダルを獲得し、大きな注目を集めた。野球やサッカーに比べるとまだまだマイナーなスノーボードやスケートボードだが、大きな大会で選手が活躍するとどんな変化があるのか。ムラサキスポーツ新宿店の倉持正臣さんに、スノーボード市場の概況と共に聞いた。
WWD:まず初めに、ムラサキスポーツに所属する村瀬選手をはじめ、日本人選手の北京冬季五輪での活躍は店頭にどんな変化をもたらしているか。
倉持正臣(以下、倉持):日本人選手が活躍すると、スノーボードを始めてみようというお客さまが増えて、業界全体に還元がある。例年、スノーボードの売り上げのピークは12〜1月だが、今年は五輪効果なのか2月の3連休(11〜13日)時点でも各店で集客が落ちなかった。東京五輪のスケートボードで堀米選手や西矢選手、中山楓奈選手(銅メダル獲得)が活躍した際も、彼らが当社の所属と知った方からの問い合わせが増え、初めてスケボーに挑戦するという10代のお客さまがかなり増えた。スケボーは“3密”を避けられる遊びとして、20年3月以降売り上げを伸ばしていた。その反動で21年はやや前年比で伸び悩んでいたが、東京五輪後の8〜9月は大幅に伸長し、店によっては売り上げが例年の2〜3倍になるというケースもあった。
WWD:五輪の効果でここからさらに伸びる可能性はあるが、2021-22年シーズンのスノーボード市場の現時点までの概況を教えてほしい。
倉持:当社のスノーボードカテゴリーは、1月までの時点で前年同期比20%増にやや届かずという着地。雪不足だった前々年との比較では、20%増以上の伸びだ。昨年はコロナ禍でお客さまは商品を買おうにも買えず、さらに今年はベトナムや中国でロックダウンや電力不足に伴う生産遅延が発生した。「今年こそ買うぞ」と思っていたお客さまのマインドを、納期遅れがさらに刺激した面はある。コロナ禍前は、ムラサキスポーツとして各地のゲレンデで毎月のようにボードの試乗会やイベントを行い、広告も出稿して売り上げにつなげていた。今シーズンは広告出稿を大幅に減らしているにも関わらず、売り上げが回復している。
WWD:新宿店はコロナ禍前は海外観光客からの支持も厚かった。
倉持:コロナ禍前は新宿店は売り上げの15〜20%を中国や韓国のお客さまが占めていた。海外観光客はかなり減ったが、昨年12月ごろから徐々に戻りが見られる。特に中国は自国での五輪開催もあって、スノーボード市場が今まさに大きく拡大しているところだ。「バートン(BURTON)」など有力ブランドの中国では売っていない品番のボードや、10万円超の「オガサカ(OGASAKA)」「ヨネックス(YONEX)」などの日本製ボードを求める声は強い。また、“プレミア感”を重視して、国際大会で有力選手が使用したボードを指名買いするケースも中国のお客さまでは五輪前からよく見られる。
WWD:コロナ禍前と比べて売れるアイテムに変化はあるか。
倉持:マスク代わりのバラクラバやフェイスマスクは非常によく売れている。感染を避けるためにゴーグルやグローブをレンタルすることは避けて、初心者でも自分のものを買うという傾向も広がっている。
WWD:ウエアはどんなデザインが売れているか。
倉持:「ゴアテックス(GORE-TEX)」など機能素材を使用したギア系と、街着のトレンドを取り入れたストリートミックス系とにニーズが二分している。ギア系は「バートン」の上級ラインである“akコレクション”や、今回の五輪で米国スノーボードチームのウエアのサプライヤーにもなっている「ボルコム(VOLCOM)」の商品などが支持されている。“akコレクション”には藤原ヒロシさんとの協業商品もあり、それには中国や韓国のお客さまからの問い合わせも毎シーズン多い。一方、ストリートミックス系ではK-POPファッションの波がスノーボードウエアの世界も席巻している。新宿店では、淡い色使いなどが特徴の韓国発のウエア「ディミト(DIMITO)」が人気だ。
WWD:スノーボードが日本に入ってきて約40年。スノーボード人口は減少し続けていると言われるが、そうした市場の変化をどう見ているか。
倉持:業界内でよく言われることだが、今40代である僕たちが若かったころは、スノーボードがファッションや音楽などと共にカルチャーの一つとして受け止められていた。今の若い世代は(うまい人であればあるほど)カルチャーというよりも競技志向が強く、(カルチャーに紐づいたマイナースポーツという領域から)より一般的なスポーツになりつつあると言えるのかもしれない。東京五輪でスケボーが注目を集めた際もそうだったが、大きな大会で選手が活躍すると、10代などの若い世代がそのスポーツに挑戦することが増える。同時に、かつてそのスポーツに親しんでいた世代が刺激を受けて再開するケースもある。今回の五輪でも、「スノーボードってかっこいい」と若い世代に知ってもらいたいし、かつてスノーボードにハマっていた40〜50代が、再開するきっかけの一つになればと思っている。
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表参道で“サイエンスtoアート”をベースに新たな生活様式“令和モダニズム”を発信する「ギャラリー・ドゥ・カスガ(GALLERY DE KASUGA)」が、2月16日から伊勢丹新宿店メンズ館8階イセタンメンズ レジデンスで3カ月間のポップアップギャラリーをオープンした。オーナーで工学博士の春日秀之hide kasuga 1896代表がキュレーションしたアート作品を展示・販売する。第1弾として、写真家の織作峰子とチェコのアーティストのルドルフ・ブルダをフィーチャー。作品集「光韻」のアート作品を扱う。サステナビリティや循環型社会の実現に向けた取り組みでも注目を集める「ギャラリー・ドゥ・カスガ」と、春日代表、そして、写真家の織作がチャレンジしているミックスメディア作品について知っておきたい前知識をまとめた。
「ギャラリー・ドゥ・カスガ」を運営するhide kasuga 1896の経営顧問には、元ソニー会長の出井伸之クオンタムリープ会長・ファウンダーや、森美術館の前館長である南條史生・森美術館特別顧問、建築家で東大特別教授の隈研吾といった錚々たるメンバーが名を連ねる。長野県長野市と千葉県市原市と連携協定を結び、三井化学と業務提携。信州大学と早稲田大学と共同研究を行っている。
そんなhide kasuga 1896を率いる春日代表は1973年、長野県で生まれる。家業は、1896年に長野善光寺界隈に創業した麻問屋から始まり、フッ素樹脂製品を筆頭に自動車用部品や半導体製造装置などの製造・販売を行ってきた老舗企業だ。東京工業大学大学院で資源・環境化学を研究し、大手複合材メーカーに入って素材開発を担当。南フランスに社費留学した際にアート・デザインに造詣が深まり、その後、パリの研究所に駐在しポルシェなどを担当。「環境先進国の欧州で、何を研究するか、だけでなく、何のために生きるのか、何を社会で実現していくのかを突き詰める姿勢や、リベラルアーツへの向き合い方や考え方など、刺激を受けた」という。
2006年に帰国して家業の日本機材(当時)に参画。2009年にCEOに就任した。NiKKi Fronに社名変更し、タイに工場を新設するなど、改革を図った。
しかし、「コトを軸とした環境経営に舵を切らなければ生き残れない」と危機感を抱き、2012年に独立したマテリアルシンクタンクとしてhide kasuga 1896を設立。白と黒をイメージした2つの自然循環型ブランド「ブラン・ビジュ・パリ(BLANC BIJOU PARIS)」と「ヒデK1896(HIDE K 1896)」をスタートした。
「ブラン・ビジュ・パリ」は、蛍石を原材料とした、プラスチックのトップ素材と言われるPTFE(フッ素樹脂、ポリテトラフルオロエチレン)の白さと滑らかな触感を表現したブランド。パリを発信拠点に、アートやテーブルウエア、ファインジュエリーなどを展開してブランディングを意識しつつ、2018年には「PTFEマテリアルリサイクル」の技術とスキームを確立して特許も取得している。
一方、「ヒデK1896」は日本発のカーボンブランドで、春日代表が開発した新素材“ソフトカーボン”を使用し、バッグや小物などのアイテムを三越伊勢丹をメインに卸売りしている。カメラの「ライカ(LEICA)」や自動車の「レクサス(LEXUS)」、ホテルオークラの「ザ・オークラ・トウキョウ(THE OKURA TOKYO)」などとコラボレーションを行っている。軽さと強さで知られるカーボンファイバーは一般的に廃棄されてきたが、熱可塑性(熱を加えるとやわらかくなる)により、軽くて傷や水には強いが、熱をあてることではがしてリサイクル可能にしているのがポイント。インテリアや自動車のシートなどにも用途を広げているところだ。
「循環型の実現には、川下やマーケットに入り込んで、情報を収集したり、リサイクル・回収を行うことが不可欠だ。メーカーやお客様、クリエイターと直接意見を交わしたり、声を吸い上げられる場が必要だ」として2019年10月に表参道に「ギャラリー・ドゥ・カスガ」を開いた。「ブラン・ビジュ・パリ」や 「ヒデK1896」の製品をはじめ、コラボ商品や、国内外のコンテンポラリーアートを展示・販売。「素材メーカーや製造メーカーの方々に、最終製品を見ていただく場として、自社のブランディングや、サステナブルな取り組みをさらに推進するきかっけにしてもらいたかった」。
2020年には、サーキュラー・エコノミー・コンソーシアム「グリーン・コンポジット・ヒルズ・バイ・ヒデ・ケイ・1896(Green Composite Hills by hide k 1896)」を組成。長野と東京が連携し、日本の素材・技術・芸術・教育・再生を複合させた、サーキュラーエコノミー構築プロジェクトとして推進。公式パートナーには三井化学と信州大学が参画している。「産学官が共同体となりサーキュラーエコノミーをベースとしたまちづくりを目指すもので、日本の文化や歴史を大事にしながらクリエイティブな革新を生み出す仕組みを構築し日本ならではの生活様式の創出を推進しようとしている」。隈とは環境対応素材を適応させた住宅建築の実証実験を長野市と市原市で開始したところだ。
昨年11月から開催してきたギャラリー展では、未来のまちや住環境に向けて新素材「コンポジット・テキスタイル」 とデザインを掛け合わせて開発した 「小型EV車」 や 「家具」 などを展示した。隈研吾が描いた未来のまち「green zenkoji」のウォールアートも目を引いた。
さて、今回の伊勢丹メンズ館でのポップアップギャラリーでは、アートやデザインなどによってサーキュラーギャラリーを体現。南條顧問も今後キュレーターを務めるプロモーションを開催予定だ。初回のゲストアーティストの一人である織作峰子は、世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けてきた写真家で、現在は、大阪芸術大学教授・写真学科学科長も務めている。
織作が近年力を入れているのは、箔に写真をプリントしたミックスメディアだ。「生まれ故郷の伝統工芸である金箔や銀箔、プラチナ箔をアートによって世界に広めたかった。写真に箔を張り付けてた作品を作っている人はいたけれど、箔に写真をプリントした人はこれまでにいなかった。凸版印刷と共同研究して技術を開発。保存性も高まり、最高の瞬間をとらえた写真が、1000年先まで残せるようになった」と織作。純金箔、純プラチナ箔などの最高の素材を使用し、日本各地の何気ない風景や一瞬の美を収めた作品、最近惹かれて取り組んできた富士山のシリーズなどを紹介する。伝統文化の継承やイノベーションという面でも、サステナビリティを体現した作品と言えそうだ。
■gallery de kasuga 「令和モダニズム」
日程:2月16日~
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館8階 イセタンメンズ レジデンス プロモーション
フィーチャリングアーティスト:第1弾・織作峰子、ルドルフ・ブルダ
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「アミリ(AMIRI)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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ルックホールディングス(HD)の2021年12月期連結業績は、売上高が前期比10.9%増の410億円、営業利益が同4倍の27億円、純利益が同5倍の19億円になった。プロパー消化率が78%の高水準に回復したため、粗利益率が2.7ポイント改善した。純利益はコロナ前の19年12月期(20億円)にほぼ並んだ。
引き続き主力の「マリメッコ(MARIMEKKO)」「イルビゾンテ(IL BISONTE)」「アーペーセー(A.P.C.)」が堅調だった。15日に会見した多田和洋社長は「当社の場合、建値(プロパー価格)で売り切れるブランドがそろっており、また(天候に左右されにくい)季節性を問わない商品が多いことが奏功している」と話した。
アパレルに関しては海外の売上高が日本を初めて上回った。海外の大半を占める韓国事業は、売上高が前期比18.1%増、営業利益が同2.7倍の18億円だった。「アーペーセー」などがけん引した。
今期は売上高510億円、営業利益28億円、純利益20億円を予想する。新しい会計基準を採用するため、前期との比較は見送るが、同じ会計基準で比較すると売上高は4.2%増となる。新規事業として「アーペーセー」のゴルフライン、「イルビゾンテ」のシルバージュエリー、米アウトドアブランド「コルバー」をそれぞれ秋から開始する。一方で、1972年から販売する百貨店向けの婦人服「コレット」の全26店舗を2月末で閉めて、ブランドを終了する。
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「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、2022年春夏キャンペーンに、K-POPグループBLACKPINKのJENNIE(ジェニー)を起用した。「オール・トゥギャザー(All Together)」と題し、ブランドが生むつながりやコミュニティーを表現した。最新コレクションは「カルバン・クライン」の定番アイテムに新たなサイズ感やシルエット、カラーを取り入れて再解釈。JENNIEは白いクロップド丈のトップ姿を披露した。
キャンペーン動画は、メリナ・マツォオウカス(Melina Matsoukas)が監督。JENNIEのほか、ドミニク・ファイク(Dominic Fike)やアーロ・パークス(Arlo Parks)、ラッパーのヴィンス・ステイプルズ(Vince Staples)、ソランジュ・ノウルズ(Solange Knowles)、バーナ・ボーイ(Burna Boy)など136人が登場する。ドミニク・ファイクは話題のHBOテレビドラマシリーズ「ユーフォリア(EUPHORIA)」に出演しZ世代を代表するアーティストとしても知られており、今回はナレーションも担当している。
JENNIEは21年9月、同ブランドの21年秋グローバルキャンペーンに初めて登場。同時期に、「シャネル(CHANEL)」の2021-22年「ココネージュ(Coco Neige)」コレクションキャンペーンに起用された。
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「アナ スイ(ANNA SUI)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「スリー(THREE)」は2月23日、女性ホルモンと肌の関係に着目したスキンケアシリーズ“エミングライン”(全5品、税込4950〜1万3200円)をリニューアル発売する。元々2010年に“コンセントレート”ラインとして発売後、17年に“エミングライン”としてリニューアルし、今回3回目の刷新となる。
「スリー」は心身の健やかさを保つ女性独自のリズムに着目。近年女性を取り巻く環境が著しく変化する中、リズムを維持するのがますます困難になっており、ホルモンバランスの乱れなどにより体や肌だけでなく心も不安定になりがちだ。そこで女性特有のリズムと概月リズムが同調し、肌のターンオーバーや温度・湿度、季節の変わり目、夏や冬で昇降しやすい気分など、変化する月単位の揺らぎと調和するエイジングケアを目指した。ブランドが掲げる「心・からだ・肌」にアプローチするホリスティックなアプローチを掛け合わせ、女性が前向きにしなやかに生きることをサポートするスキンケアを開発した。
今回登場するのは洗顔ソープとクレンジングジェル、化粧水、乳液、クリームの5品で、全てCOSMOSオーガニック認証を取得。リニューアルに際し、共通成分をアップデートした。艶を与え、紫外線による乾燥から肌を守るリッチなザクロ種子油や、透明感をもたらすウメ果実エキスに加え、今回ダマスクバラ水とダマスクバラエキスをオーガニック原料に切り替えて新配合。和歌山県の有機農園で栽培したオーガニックのダマスクバラを用いている。またローズ油、フェンネル油、ゼラニウム油のブレンドによる、忙しい女性の体と心のバランスを保つ香りを採用した。
“エミング ソフトクレンジングジェル R”(85g、同5940円)はクレイスクラブ入りのクレンジングジェルで、柔らかく滑らかなテクスチャーで肌に密着し、毛穴の奥まで優しく洗い上げる。メイクはもちろん、微細な汚れから不要な角質まで洗い落とし、ダメージを受けやすい大人の揺らぎ肌を明るく透明感あるものに整える。天然由来成分100%の“エミング ソープ R”(80g、同4950円)はローズ油などのブレンド精油と美容成分をたっぷり含んだ固形石けんで、きめ細やかな泡がしっとりと肌を洗う。潤いバランスを整え肌を清潔に保ち、大人ニキビを防ぐ。化粧水“エミング ローション R”(140mL、同8580円)はみずみずしさとコクを合 わせもつテクスチャーで角層のすみずみまで深く素早く浸透。 ごわつく肌も滑らかに落ち着かせ、バランス良く整える。“エミング エマルジョン R”(100mL、同9680円)は潤いを与えると同時に潤いを逃さず、肌のバリア機能を高めることに徹底的にこだわった高機能乳液。最後に“エミング クリーム R”(25g、同1万3200円)は艶とハリ、弾力を与えきめ細やかなな肌に育てる。乾燥などのトラブルをケアし、大人のエイジングサインに応える。なお、数量限定で全ての製品をミニサイズで試せる“エミング R トライアル キット”(同7700円)も用意する。
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「OAMC」が2022年秋冬コレクションを発表した。
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アパレルDXのスタートアップ企業ブランディット(BRANDIT)は、2月で事業を終了する惠山のブランド「ヴィセンテ(VICENTE)」を事業譲受する。ブランドに関わる人員も含め、ブランディットに移籍し、3月1日からブランド運営を行う。D2C型の運営ノウハウをフルに活用し、「ヴィセンテ」の成長を後押しする。
ブランディットは2019年9月設立のスタートアップ企業で、自社運営するインフルエンサーを起用したD2Cブランド「トランク 88(TRANC 88)」「WM」の2ブランドの運営のほか、D2Cブランドの運営のための生産・物流プラットフォーム「ブランディット」も展開している。
「ヴィセンテ」は雑誌「ピンキー(PINKY)」の元専属モデルの黒木ナツミがディレクターを務めるウイメンズブランド。ブランドの公式インスタグラムアカウントのフォロワー数は4.2万人で、リアル店舗は持たず、自社ECと惠山の運営するECサイト「ルーミーズ」とゾゾタウンで販売を行っている。
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「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2022年サマーコレクションで披露したスニーカー“ディフェンダー(Defender)”を3月1日に発売する。価格は税込12万1000円で、カラーはブラックとホワイトの2色をそろえる。一部の直営店と公式オンラインストアで取り扱う。
スニーカーは、タイヤのような丸みを帯びたシルエットとボリュームのあるソールが特徴だ。アッパーにはダメージ加工を施したフェイクレザーのメッシュとテクニカル素材を採用し、ビンテージライクな風合いに仕上げた。
発売に合わせて、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)を起用したキャンペーンビジュアルを公開した。撮影はビーバーがお気に入りのロサンゼルスのスタジオで行い、写真家のステフ・ミッチェル(Stef Mitchell)が手掛けた。
Courtesy of BALENCIAGA
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「アディアム(ADEAM)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBの2021年12月通期決算は、売上高が前期比16.2%増の15億3000万ユーロ(約2004億円)、営業利益は13倍以上(同1285.1%増)の1億8700万ユーロ(約244億円)だった。
19年比では、売上高はほぼ横ばい、営業利益は10倍以上(938.8%増)とコロナ禍以前を上回る結果となった。
ウバルド・ミネッリ(Ubaldo Minelli)最高経営責任者(CEO)は、業績が好調であることを踏まえて、本業での前年比成長率の目標を20%ととし、24年には売上高24億~25億ユーロ(約3144億~3275億円)を目指すとコメント。「24年に目標を達成しても、当社の傘下ブランドはさらに成長する可能性を有している。従って、この“目標”はゴールではなくスタートラインだと考えている」と語った。
地域別の売り上げでは、中国をはじめとするアジア太平洋地域と北米が特に好調だった。日本は売り上げ全体のおよそ4分の1を占めており、重要な市場の一つに位置づけられている。同社は21年に38の新たな店舗をオープン。21年12月時点で中国16都市に80店を構えているが、今後3年間でこれを倍にする予定だ。なお、卸は売り上げ全体の40%程度を占めている。
ラグジュアリーブランド部門の売上高は前期比49%増、19年比では55%増となった。ブランド別で見ると、全ての地域および販売チャネルで業績を伸ばした「メゾン マルジェラ」の売上高は前期比25%増と好調で、19年から21年の3年でおよそ2倍となった。主力ブランドの「ディーゼル」は販売網の統廃合を行ったことが奏功し、OTBにおける売り上げ全体の45%を占めている。
21年3月に傘下に収めた「ジル サンダー」は、買収から9カ月ですでに損益分岐点に達して利益を生み出しているという。経営体制の見直しのため、アクセル・ケラー(Axel Keller)前CEOに代わり、21年9月からミネッリCEOが同ブランドのCEOも兼任している。同氏は新たなCEOを任命する可能性について、「少なくとも(22年末までに完了する予定の)『ジル サンダー』のグループ内への統合が終わるまでは、私が引き続きCEOを務める」と述べた。
OTBは数年前からデジタル分野の強化に取り組んでおり、18年には自社ECでシームレスな買い物体験を提供するオムニチャネル・プラットフォーム、“ムーン(MOON)”の開発に着手。20年5月に、これを「ディーゼル」のECに導入した。今後は「メゾン マルジェラ」「マルニ」「ジル サンダー」にも導入していく。なお、「ディーゼル」「メゾン マルジェラ」「マルニ」は21年にオンラインストアを刷新しているが、これによって自社ECでの売り上げが6%増加した。自社ECの売り上げはグループ全体の7%程度、それ以外のECは同じく25~30%を占めているという。
ここ数年、OTBはサステナビリティにも本腰を入れている。22年7月には、初のサステナビリティ・リポートを発行する予定だ。30年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量と吸収量が差し引きゼロの状態)を実現することを目標の一つに掲げている。
21年10月には、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)、そしてプラダ グループ(PRADA GROUP)が共同で設立したオーラ ブロックチェーン コンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)に加わった。これは世界中のラグジュアリーブランドが共通のブロックチェーン上にデータを記録することで、顧客にいっそうの透明性や追跡性を提供することを目的としている。これによって消費者は原材料の調達から販売に至るまでの履歴や、商品の真正性(真贋)などを確認できる。
これに加えて、OTBは21年12月にメタバースやゲーミング、NFTなどを専門とする新規事業、BVX(ブレイブ・バーチャル・エクスペリエンス、BRAVE VIRTUAL XPERIENCE)を設立した。
OTBは以前から新規上場(IPO)に関心を示しており、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTBプレジデントは、24年にIPOを行う可能性があることを21年11月に明らかにした。本件について、ミネッリCEOは「検討中だ」と述べるにとどめた。
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「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、「チャンピオン(CHAMPION)」との第3弾コラボコレクションを発売した。「リック・オウエンス」の公式オンラインストアと、東京・南青山の直営店をはじめ、伊勢丹新宿本店やドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、セレクトショップ「ヌビアン(NUBIAN)」「リステア(RESTIR)」などで取り扱う。
両者のコラボは、2020年春夏シーズンと21年春夏に続き、今回が1年ぶり。メンズとウィメンズを用意したユニセックス・コレクションで、「チャンピオン」のアスレチックヘリテージに「リック・オウエンス」の美学を重ね合わせ、クリエイティビティとサステナビリティの要素を両立させたアイテムを提案する。ラインアップは、袖を切り落としたようなショート丈のアウターやスエットシャツ、Tシャツなどのアパレルに加え、スイムウエア、バラクラバ、キャップ、マスク、ソックス、バックパック、トートバッグなどの小物もそろえる。バイオコットンやバイオナイロンなど環境に配慮した素材を用いており、全てのパッケージにプラスチックを使用せず、生分解性素材とリサイクル素材を使用している。
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「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」が2022年秋冬コレクションを発表した。
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「シュプリーム(SUPREME)」は、2月19日から順次発売する2022年春夏シーズンのアクセサリー類のラインアップを公開した。
今シーズンは、アメリカのキャンピングカーブランド「エアストリーム(AIRSTREAM)」とのキャンピングトレーラーや、フィッシングブランド「ウィルダネス・システムズ(WILDERNESS SYSTEMS)」とのカヤック、「ヘリノックス(HELINOX)」とのベンチなどアウトドア関連の商品をそろえる。ほかにもイタリアの家具メーカー「アノニマ カステッリ(ANONIMA CASTELLI)」との名作椅子プリア(Pila)、デンマークのオーディオブランド「バング & オルフセン(BANG & OLUFSEN)」とのワイヤレススピーカー、「アンブロ(UMBRO)」とのサッカーボールなど、カー用品からオーディオ機器までを用意する。また、油性マーカーを製造する「寺西化学工業」とのマジックインキや、水平器メーカ「エビス(EBISU)」との水平器など、日本企業と協業したアイテムも販売する。
全アイテムの価格と発売日は非公開で、発売前に「シュプリーム」の公式サイトとインスタグラムで告知する。
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大丸松坂屋百貨店は、3月1日から通常の営業時間を短縮する。全国15店舗のうち11店舗が対象。営業時間はフロアによって異なるものの、大丸心斎橋店では最大2時間縮まる。現在、まん延防止等重点措置に基づき飲食フロアでは営業時間を短縮しているが、コロナ収束後も定着させる。「ウィズコロナにおける従業員の働き方、お客さまの利便性、企業の収益性などを総合的に勘案」(同社)して、変更に踏み切った格好だ。
営業時間の変更は立地やフロアで異なる。大丸心斎橋店は、本館地下2階フードコートを10時〜23時から10時〜21時に、ファッションや化粧品などの本館1〜9階を10時〜20時30分から10時〜20時にそれぞれ縮める。松坂屋上野店は、本館2階以上の物販フロアを10時〜20時から10時〜19時に変更。大丸神戸店は、2〜8階の物販フロアを10時〜20時から11時〜20時に短くする。ターミナル立地のため遅くまで営業していた大丸東京店も地下1階の食品、1〜11階の物販フロアの閉店時間を21時から20時に前倒す。
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スイスの繊維メーカーのハイキュー(HEIQ)は、ケミカルリサイクル型のセルロース繊維「ハイキューアイオニーク(HEIQ AEONIQ)」の量産を2024年度から開始する。このほど、独ヒューゴ・ボスと米ライクラとの提携を発表。ヒューゴ・ボスは同素材の開発・製造を行うハイキュー社の子会社に500万ドル(約5億7500万円)を出資し、今後は400万ドル(約4億6000万円)の追加出資も行う。スパンデックス「ライクラ」を展開するライクラ社も出資(出資額は非公表)とともに独占販売権を取得した。ハイキュー社は22年上半期の稼働を目指して「アイオニーク」のパイロット工場の建設を進めており、24年までに欧州に最初の量産工場の稼働を計画する。同社のカルロ・セントンゼ(Carlo Centonze)共同創業者兼CEOは「すでに『ハイキューアイオニーク』の知的財産の価値は2億ドル(約230億円)に達している。世界的なサステナビリティー意識に伴い、ファッション産業分野でも脱炭素化への圧力が高まり、非常に大きなビジネスチャンスをもたらしている」とコメントしている。
ハイキューは2005年にスイス工科大学から誕生したベンチャー企業で、機能繊維の開発に強みを持つ。ロンドン証券取引所に上場しており、コロナ禍で抗ウイルス素材が爆発的に売れたことで急成長をしている。2021年1〜6月期の売上高は2579万ドル(約29億円)、営業利益は330万ドル(約3億7900万円)。
ハイキュー社はケミカルリサイクルが可能なセルロース繊維「アイオニーク」を、繊維素材としては最大のシェアを持ち、世界で年間1350億ドル(約15兆5250億円)規模の市場を持つポリエステルとナイロンの代替素材として打ち出したい考え。セルロース繊維である「アイオニーク」は石油ではなく天然素材を原料とする上、同社によるとポリエステルやナイロンに比べ、温暖化排出ガスを大幅に削減できるという。ヒューゴ・ボスとの提携で、世界のアパレル産業での知名度を獲得し、量産後の販売網の強化につなげる。
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「アリス アンド オリビア(ALICE + OLIVIA)」が2022年フォール・コレクションを発表した。
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「アリス アンド オリビア(ALICE + OLIVIA)」が2022年フォール・コレクションを発表した。
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毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年2月14日号からの抜粋です)
五十君:毎年恒例のネクストリーダー企画ですが、今回は米中韓の「WWD」も巻き込んで、海外の人も受賞者に加えましたね。担当してみてどうでした?
ソーン:私は、アメリカのダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG)のギャビー・ヒラタ社長に取材したのですが、中国でチャリティーライブ配信をしようと提案したことなどが、中国出身で当時31歳の第1言語が英語ではない人がトップに就くという異例の人事につながったと聞いて、刺激になりました。「マヤさんもミックスなバックグラウンドなのね」と言ってくれたり、「この人のチームで働きたい!」と思いました。
五十君:まさにすてきなリーダーですね。
ソーン:はい。屈託のない素直さとハングリーな競争心が両立するのも肩肘張っていなくて良いなと。五十君さんはどうでしたか?
五十君:私がここ数年ネクストリーダー特集を取材して思うのは、「リーダーというのはいろんなタイプがいる」ということ。今年の小嶋陽菜さんもアイドルのイメージが強いですが、ガチで社長業をしていて、「この人と一緒に働いたら楽しそう!」と思えるタイプでした。ユーチューバーのあさぎーにょさんも時代を象徴しているなと。人って誰しも他者と交わることで自分を知ると思うのですが、彼女はユーチューブやSNSを通して対話をして成長してきたんだなと感じる一方、普遍的な悩みもある。そんないろんなタイプのリーダーシップが16組も一度に見られるのが、この企画の魅力だと思います。
ソーン:「リーダーって本当に必要?」という議論がちょっと前にありましたが、私も「リーダー像を問うことが必要だったんだ」という考えに至りました。今回は、自薦他薦の受賞者を選ぶ際に、ルミネの若手の方々も審査に参加してくださり、そういうネクストリーダーがネクストリーダーを選んでいるというのも、つながりやインスピレーションを生みそうです。
五十君:そうですね。「WWD」だけでやっていると受賞者を発表しておしまいになりがちでしたが、今回はルミネと組むことで、ポップアップショップなどにもつながるかも。3月2日の授賞式以降も盛り上げていきましょう!
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貝印(東京、遠藤浩彰社長兼最高執行責任者)は、グルーミングツールブランド「オーガー(AUGER)」をスタートする。全9商品からなり、カラーは「乱雑になりがちな洗面台をすっきり見せるため」黒で統一した。2月16日にリニューアルオープンする伊勢丹新宿本店メンズ館(1階コスメ)で先行販売し、3月1日に全国のドラッグストアやホームセンター、大手量販店、バラエティーショップ、貝印の公式オンラインストアで扱いを開始する。
5枚刃・替刃式の“システムカミソリ”が税込2860円(ホルダー、替刃6個付)。特許取得済の旋回式レバーを採用し、従来品に比べて力が伝わりやすく、硬い爪でも簡単に切れる“ツメキリ M リボルバー”が3300円など。
貝印は1908年、刃物の町として知られる岐阜県関市で創業した刃物メーカー。
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