「シンピュルテ」からストレスに着目したアーリーエイジングケアクリームが登場 UVもリニューアル

 オーガニックの国産スキンケアブランド「シンピュルテ(SINN PURUTE)」はこのほど、ストレスとエイジングサインの関係に着目したファーストエイジングケアシリーズからフェイスクリームを発売した。またUVケアもリニューアルして新登場。

 “ハイドレイティングフェイスクリーム a”(30g、税込4730円)は都市型生活や在宅勤務などで日常的にストレスで過労している肌は通常よりもエイジングが進むことに着目。そこでシリーズ共通成分の“EUPHORIA-CPX”に加え、肌の休眠物質にアプローチするドラゴンフルーツ種子エキスやレチノールやオメガなどを豊富に含むサーモンキャビアエキスを配合。美肌を育みながら、くすみや弾力の低下などのエイジングサインを先回りしてケアする。

 また天然由来成分100%のハイブリッドタイプの日焼け止めシリーズも刷新して登場。“パーフェクト UV ミルク プロテクション a SPF50+PA++++”(同4180円)は最高レベルの紫外線防止効果を備え、みずみずしく軽やかな付け心地で顔にも全身にも使える。ミルクなのに軽い質感で白浮きせず、ヘルシーな艶感をかなえる。エイジングケア効果が期待されるクランベリー種子油やエーデル ワイス花・葉エキスなど、良質な美容保湿成分を配合した。“パーフェクト UV クリーム a SPF32PA+++”(同3740円)は日常使いにぴったりな紫外線カット力を誇る。ほんのりローズ色をしたクリームは、肌にピタっと密着し毛穴カバーやトーンアップ効果をかなえ、化粧下地や軽いメイクにも使えるものだ。エイジングケア効果のあるアルガンオイルやバオバブ種子油、エーデルワイス花・葉エキスなどのオーガニック成分が日中の肌をしっかり守りながら美しく育む。

The post 「シンピュルテ」からストレスに着目したアーリーエイジングケアクリームが登場 UVもリニューアル appeared first on WWDJAPAN.

韓国でも続々!! 人生やスタイルを楽しむシニアがSNSやYouTubeで大人気

 人生を楽しむシニアは世界的に注目されており、韓国でも彼らの活躍が話題だ。例えばミラノに留学した初の韓国人で、“ファッション第1世代”にはミラノンナというインフルエンサーがいる。「ミラノ」とイタリア語で「おばあさん」を意味する「ノンナ」を掛け合わせた名前で活動している彼女は、韓国とイタリアの交流に貢献し、イタリア政府から名誉騎士爵位を授かった影響力のある韓国の代表的なシニアだ。ファッションやライフスタイルのほか、若者たちの悩みに関するアドバイスまで、さまざまなコンテンツを届けるユーチューブは、開設から1カ月足らずでチャンネル登録者が10万人を突破。現在は92万人に支持されているインフルエンサーだ。若い女性の間では、ロールモデルとしても人気を集めている。

 韓国のニック・ウースター(Nick Wooster)と呼ばれるのは、ヨ・ヨンギだ。69歳になる彼はビスポークテーラ―「エルディト(EREDITO)」の代表であり、マスターテーラ―だ。オーダーメイドの完璧なスーツスタイルはとても魅力的。カジュアルなルックも見事で、同世代はもちろん、若者も手本にしている。

 注目されているのは、ファッション業界のキャリアが長いシニアだけではない。60代にファッションモデルとしてデビューしたキム・チルドゥは、プロフェショナルな姿勢が好評だ。彼の登場は、多くのシニアがモデル学校に登録するきっかけになったほど。何を着ても違和感なくナチュラルで、雑誌や広告でインパクトある姿を見せている。

 エレガントなシルバーヘアーと多彩な色合いを楽しむファッションで好評を博しているのは、パール・ジエン。テレビ局のCGデザイナーとして36年間働いた彼女は、人気ドラマやバラエティ番組のCGを担当したベテランデザイナーだった。引退は人生の終わりに向かうことではないと考え、これまで頑張ってきた時間と経験を若者たちと共有できればという思いからユーチューブを始めたという。

 100歳時代に入った今、シニアは第2、第3の全盛期を迎えようとしている。共有と共感をシェアする世代に変貌しているシニアたちのポジティブな動きに期待したい。

The post 韓国でも続々!! 人生やスタイルを楽しむシニアがSNSやYouTubeで大人気 appeared first on WWDJAPAN.

「シュウ ウエムラ」が3月30日、“東京の夕暮れ”をイメージした4色のリップを発売

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は3月30日、4色からなるリップ“ルージュ アンリミテッド トーキョー ダスク”を発売する。「美しく繊細で個性的な、刻々と変化する“東京の夕暮れ”を表現したもの」で、カラーには“ユウヤケ”や“タソガレ”などの名前が付けられる。価格は税込4070円〜。

 3月16日に三越伊勢丹の化粧品EC「ミーコ(MEECO)」で、22日に「シュウ ウエムラ」の公式ECと東京・表参道の旗艦店シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス、「アットコスメ(@COSME)」のEC「アットコスメショッピング」で先行販売する。23日には全国で予約を始める。

The post 「シュウ ウエムラ」が3月30日、“東京の夕暮れ”をイメージした4色のリップを発売 appeared first on WWDJAPAN.

貝印とセーラームーンのコラボ第2弾 セーラー戦士モチーフのアイラッシュカーラーなど9製品

 刃物総合メーカーの貝印は「美少女戦士セーラームーン」とのコラボレーション第2弾として、“プッシュアップカーラー”(全6種、税込各715円)、“ホットアイラッシュカーラー”(全2種、税込各2750円)、“ツメキリS”(660円)を数量限定発売する。3月1日から公式オンラインストアやドラッグストア、ホームセンター、大手量販店などで順次販売を開始する。

 同社はコラボ第1弾として、2021年3月に人気音波振動カミソリ「bi-hada ompa L」と劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」のコラボレーションを行い、6人のセーラー戦士をイメージしたカラーのカミソリを発売。これが好評だったことから第2弾が実現した。

 今回は貝印の人気アイテム“プッシュアップカーラー”“ホットアイラッシュカーラー”“ツメキリS”に、セーラー戦士のシルエットやモチーフをあしらった。アイラッシュカーラーはソフト樹脂を使用し、奥二重や重いまぶたでもまつ毛の根元からしっかりカールすることが可能。コンパクトなサイズのため携帯にも便利だ。ホットアイラッシュカーラーは、マスカラ使用後にヒートパネルをまつ毛の根元に押し当てると自然なカールをキープする。爪切りは小回りの利くSサイズで、セーラー戦士の守護星マークをデザイン。いずれも淡いカラーを採用し、ポーチに入れて持ち運んだりしたくなるような大人可愛いデザインを施している。

The post 貝印とセーラームーンのコラボ第2弾 セーラー戦士モチーフのアイラッシュカーラーなど9製品 appeared first on WWDJAPAN.

「私をスキーに連れてって」から35年 石井スポーツに聞くスキー市場

 日本のメダル獲得数が冬季五輪として最多記録を更新した北京冬季五輪も、いよいよ20日が閉会式。冬のスポーツの代名詞、スキー競技でも、ジャンプの小林陵侑選手やモーグルの堀島行真選手、ノルディック複合の渡部暁人選手や日本チームがメダルを獲得して話題を呼んだ。ただし、世の中一般に目を向けると、スキーはスノーボードやフィギュアスケートなどに比べると、若い世代での認知度や人気が今ひとつというイメージもある。映画「私をスキーに連れてって」のブームからは35年、日本のスキー人口は90年代をピークに漸減しているともよく言われる。アウトドアレジャーの人気が高まる中で、スキー市場にも何か変化はないのか。スキー用品を扱う石井スポーツ神田本館の佐藤晶店長に聞いた。

WWD:まずは足元の商況から聞かせてほしい。一昨年は暖冬、昨年はコロナ禍という逆風が続いているが、2021-22年シーズンの販売状況は。

佐藤晶石井スポーツ神田本館店長(以下、佐藤):12月までは前年に対して50%増で推移していたが、年明け以降は同40%増と、感染再拡大もありやや客足は落ち着き傾向だ。ただ、「10年ぶり、15年ぶりにスキーを再開する」というような40代前後の“リターン層“は年明け以降も一定数訪れ続けている。“3密”を避けられるという点が支持され、かつてスキーを楽しんでいた層が雪山に戻ってきているようだ。また、感染予防の一環で、これまでは用具を全てレンタルしていた人が、ブーツやウエアだけは自分のものを買っていくというケースもある。

WWD:スキーの市場規模は1990年代をピークに縮小してきている。登山やキャンプなどのアウトドアレジャーを楽しむ人は近年増加傾向にあるが、スキーに影響はないのか。

佐藤:アウトドアレジャーの広がりを背景に、スキーの楽しみ方も多様化してきているのが近年の変化だ。かつては整地されたスキー場のゲレンデを滑ることだけがスキーだったが、今は山を滑るバックカントリー(自然の中を滑走すること)などの楽しみ方もある。バックカントリーはここ数年特に盛り上がってきている実感がある。一昨年、昨年はコロナ禍で春スキーが難しかったこともあり、今年こそはと春の山スキーを楽しみにしている人は少なくないだろう。

WWD:楽しみ方の多様化は、スキーギアやウエアなどにも変化をもたらしているか。

佐藤:板やブーツで言えば、各メーカーが乗り味を損なうことなく軽量化を進めている。昔はスキーブーツと言えば硬い、痛いというイメージがあったと思うが、近年のブーツは外側のプラスチックシェルや内側のインナーブーツを、熱成形でお客さまの足に合わせて加工することができる。午前中に店頭に来ていただければ、ランチを食べている間に加工ができてしまうぐらい手軽だ。今まさに規格が切り替わっている最中だが、ブーツのソール形状も従来よりも歩きやすい形に変化してきている。板もブーツの性能や快適性は昔に比べたらかなり向上してきている。十数年ぶりにスキーを再開するという人は、ギアの進化に驚く部分が多いと思う。

 ウエアは、派手なカラーを採用した昔ながらのコテコテなスキーウエアは今もあるが、バックカントリーで山を登る際に体温調節がしやすいように、中綿が入っていない、色合いも比較的落ち着いたシェルジャケットやシェルパンツなどの提案が増えている。「ミレー(MILLET)」などの山ブランドが企画しているのはもちろん、「ゴールドウイン(GOLDWIN)」など、国内のスキーウエアメーカーを含め各社提案している。

WWD:スキーの楽しみ方が多様化する中で、バックカントリーでの遭難事故がニュースサイトなどで取り上げられ、批判を集めるケースも増えている。バックカントリーを楽しんでいる人と世間との間に、まだまだ認識のギャップを感じる部分もあるが。

佐藤:バックカントリー人気の高まりを受けて、近年は整備されたゲレンデではない、スキー場内の非圧雪ゾーンの滑走を自己責任のもとで認めるスキー場が実は増えている。入山届を出してガイドと共に山に入るツアーや、雪崩に関する講習会などもある。リスクを減らして真摯にバックカントリーに向き合っている人は多く、ニュースになるような事故が常に起きているというわけではない。ただ、ひとたび事故が起きてしまうとどうしても世間を驚かせてしまうということだろう。(批判を集めるのは)世の中の人にとってなじみのないものだから、という面も大きいのだと思う。スキーをする人自体が世の中では少数で、バックカントリーはそこからさらに枝分かれしたもの。バックカントリーの大会も開かれているが、メディアなどで取り上げられる機会は少なく、普通に生活している人はバックカントリースキーを見ることはなく、「ならず者がすること」といったイメージが先行している。分からないものだから批判を呼びやすく、逆に言えば、そこに世間との認識のギャップを埋めていくヒントがあるのではないかと思っている。

WWD:認識の溝を埋めていくためにも、スキーを楽しむ層自体を広げていく必要があるということか。

佐藤:神田本館はコアなスキー好きのお客さまが多く、エントリー層向けのスキー板、ブーツ、ビンディングの3点セット売りなども行っていない。ただ、より幅広いお客さまに来ていただくことは重要だと思っている。6月に“カスタムフェア”という次シーズンのギアを紹介するイベントを毎年行っているが、そこにももっとエントリー層の方に来ていただきたい。コアな層に次シーズンの商品を紹介して買っていただくだけの場にするのではなく、スキーに思いをはせ、スキーの楽しみ方を知る場にできればと思っている。

The post 「私をスキーに連れてって」から35年 石井スポーツに聞くスキー市場 appeared first on WWDJAPAN.

「アルク フェニックス」が再始動 2022-23年秋冬から

 志風音は、「アルク フェニックス(ALK PHENIX)」を2022-23年秋冬シーズンに再始動する。同ブランドは、旧フェニックス社がスキーブランド「フェニックス」の新ラインとして、ディレクターに「テアトラ(TEATORA)」の上出大輔デザイナーを迎えて15年春夏シーズンに立ち上げた。コンセプトは“歩くための機能服”。20年をもってフェニックス社が事業を終了し、「アルク フェニックス」も休止していたが、ブランドを取得した志風音が新体制で復活させる。コレクションは“ゴアテックス インフィニアム(GORE-TEX INFINIUM)”や“エアロゲル(AEROGEL)”などの機能素材を組み合わせたアイテムを販売するという。

 22-23年秋冬シーズンは、“日常的冒険”をコンセプトに「未知のものに出合える瞬間を求めて12時間アグレッシブに徘徊する」イメージをデザインに反映した。商品はザックコートやコンボイジャケット(税込4万9500〜7万9200円)、アノラックやエアロパーカー、カルストレッチシャツ(同2万5300〜3万3000円)、バッグやエクステンションループ(同7480円〜1万6500円)などを用意し、8月ごろから国内のセレクトショップおよびオフィシャルサイトで販売する。

The post 「アルク フェニックス」が再始動 2022-23年秋冬から appeared first on WWDJAPAN.

日系メンズモデルが大活躍 ショー出演数世界1位やパリコレ初挑戦者ら注目の4人

 2022-23年秋冬シーズンのメンズ・ファッション・ウイークは、先シーズンよりも多くのブランドがリアルのショーを復活させました。ゲストに日本人の姿はありませんでしたが、モデルはアジアから参加した新人やベテランの姿が見られました。ダイバーシティの流れを象徴するように、エキゾチックなメンズモデルを起用するブランドが多かったのも印象的です。今季のショー出演数トップだった日系モデルや、パリコレ初挑戦の日本人、神々しい美しさに目を奪われた注目株をご紹介します。

名実共に“世界の中野”へ

 過去記事で紹介した、日本と台湾のハーフの中野悠楽さんの活躍ぶりは言わずもがな。みなさんもルック写真で多く見かけたのではないでしょうか。ミラノとパリに参加した中野さんは6ブランドのショーに出演し、出演数で世界1位タイに輝きました!ほかにもデジタルで発表した「ポール スミス(PAUL SMITH)」と「ゼニア(ZEGNA)」や、「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」のルックブックにも登場しています。さらに「ザラ(ZARA)」の21年秋のキャンペーンにも起用され、ショー以外でも大活躍しています。

 中野さんは「フェンディ(FENDI)」や「エルメス(HERMES)」などのトップメゾンにも出演しましたが、最も印象的なのは「ケンゾー(KENZO)」のショーだったそう。「上下セットアップに革靴、重めのダウンジャケットのスタイルは僕自身、中学と高校時代の通学時に似たような着方をしていたので懐かしい気分になりました。新アーティスティック・ディレクターにNigoさんが就任した記念すべきファーストシーズンで、クリエイションの一部になれて光栄でした」と振り返ります。期間中は、毎朝のルーティンである太陽礼拝(ヨガ)を欠かさず行ったことで、体調を崩すことなく乗り切れたそう。しかし、バックステージでは思わぬハプニングがありました。「『ジル サンダー(JIL SANDER)』のショーが始まる30分前、ドアに頭をぶつけてしまい、腫れ上がってしまいました……。何ごともなかったかのようにカバーしてくれたメイクさんに感謝しています。ルック画像をよ〜く見ると、額の右側が腫れているのが分かるかも」と笑みをこぼします。今後はドイツ・ベルリンを拠点にしていくため、ますますグローバルに活躍する姿を見ることができそうです!

日本から決意のパリコレ

 日本から現地入りした人はほぼ見かけなかったものの、モデルの中にはアジアから参加した少数派がいました。中でも、今季パリコレデビューを果たし「ロエベ(LOEWE)」と「ケンゾー」のランウエイを歩いたタクマさんに注目しています。日本でモデルとして活動していた彼は、「若いうちに海外に出ないと業界で生き残っていけない」と感じ、現地が不安定な状況でも参加を決意。アクションを起こしたおかげで、「ケンゾー」のショーは一生の思い出に残る体験になりました。「バックステージで全員がルックを身にまとった光景を見て、ストリートカルチャーの歴史と共に、これからのファッションの進化を目の当たりにした気持ちになりました。そして自分がランウエイに出たとき、それらが詰め込まれた洋服と一緒に、新しい世界に足を踏み入れた感覚だったんです。自分にとっての忘れられない体験になりました」。

 日本でランウエイの経験を踏んでいるタクマさんにとって、初のパリコレ参加で驚いたことは、ショーに起用されるかどうかは本番前日の夜まで分からないということ。「当日のキャンセルも珍しくないため、メンタルを保つのが大変でした」。タクマさんは1999年生まれで埼玉県出身。現在も大学に通いながら仕事と学業を両立しています。まもなく卒業を迎える今後は、モデル業へと進んでいく意志が固いようです。「ファッション業界が大きく変わり、新しい時代に差し掛かかっているのを肌で感じています。これからのファッションの新たな時代と共に、モデルとして業界の最前線に立ち、フレッシュで魅力的な姿を常に発揮していくのが今後の目標です」と頼もしい言葉。また、今季パリコレ参加を決意した理由の一つに、「先輩方が積極的に挑戦している姿を見ていたから」と明かします。上の世代から刺激を受け、挑戦する精神を受け継ぐ若者がいることに、明るい未来を見たような気がしました。

ミステリアスな個性派

 新人モデルの中で今季最も多くショーに出演したのは、イギリス人のルーベン・ビラン・キャロル(Ruben Bilan-Carroll)。パリコレデビューは2022年春夏シーズンの「ディオール(DIOR)」で、同シーズンの「ディースクエアード(DSQUARED2)」のデジタル発表の映像とキャンペーンにも登場。今季は「ディースクエアード」「フェンディ」「ディオール」「ケンゾー」、そして「エトロ」では独特な存在感でラストルックを飾りました。童顔で優しい顔つきですが、どこか物憂げで影のある雰囲気と、黒いスーツがミステリアスで、引きつけられました。メンズモデルはまだまだ白人系の美青年が主流ですが、“個”を尊重する多様性の象徴として、業界内での注目がますます集まりそうです。

ベルギーの天使

 モデルは多くのブランドのショーやキャンペーンをこなして少しずつ実績を積んでいくのが一般的です。ですが中には、トップメゾンとエクスクルーシブ契約を結んで華々しくデビューを飾るモデルもいます。メゾンは、コレクションのイメージにしっかり合致していることと、そのモデルが他ブランドにも起用されることを見越して、独占契約を提案するのです。最近では、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエクスクルーシブとしてパリコレデビューを飾ったイリアス・ループマンス(Ilias Loopmans)が一例です。彼は2001年生まれで、ベルギーのアントワープが拠点。モデルとしてのデビューは、21年4月に「グッチ(GUCCI)」が映像で発表したアリア・コレクションでした。今季は「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」のランウエイと、「ドリス ヴァン ノッテン」の映像で彼の姿を見ることができます。細身の体に中性的な顔つきが、ジェンダーニュートラリティをうたう昨今のファッション業界を象徴しています。

 「ジバンシィ」のショーで彼を見た時は、天使が舞い降りたのかと思うくらい美しさに圧倒されました。本人は、「ベルギーの田舎で育った普通の僕が、美しい洋服を着て、カメラのフラッシュを浴び、コレクションの一部になるなんて信じられない」と照れくさそうに笑います。地元の音楽フェスでスカウトされてモデル業を始めるまでは、何度スカウトされても「僕なんて」と真に受けていなかったそうです。

 「グッチ」での初めての仕事は、一人で海外へ行くことや撮影など初めてづくしでホームシックになったのものの、今では遠出にも楽しみを見出せているそうです。その「グッチ」の撮影で染めたプラチナブロンドのヘアが彼のチャームポイント。今も通っている大学では歴史を専攻しており、「グッチ」と「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のコラボ第2弾の撮影でアイスランドを訪れた際は、美しいロケーションを堪能し、国の歴史を探って楽しみました。「モデルの仕事は、求め続けられる限りは全力を尽くしたいんだ。でもこの状態が続かないのは分かっている。だから今は楽しみながら続けたい」と冷静なコメント。同時に、将来の夢は歴史の教授になることだと教えてくれました。学問の道を進むのか、モデルとしてさらに羽ばたくのか、天使の行く末に期待しています。

The post 日系メンズモデルが大活躍 ショー出演数世界1位やパリコレ初挑戦者ら注目の4人 appeared first on WWDJAPAN.

「バーバリー」が2年ぶりのフィジカルショー 22-23年秋冬コレクションをロンドンで発表

 「バーバリー(BURBERRY)」は、2022-23年秋冬コレクションをフィジカルのランウエイショーで披露すると発表した。3月11日に、ロンドンで観客を入れて開催する。ファッション・ウイークの公式スケジュールに参加しない、“オフスケジュール”での発表だ。

 同ブランドのフィジカルショーは2年ぶりで、21年春夏コレクションから映像での発表を続けていた。昨年9月の22年春夏コレクションも非公開のロケーションで撮影したランウエイ映像を、ミラノ・ファッション・ウイークとパリ・ファッション・ウイークの間にデジタルで発表。その際に、チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)はフィジカル開催に戻す意向を示していた。

The post 「バーバリー」が2年ぶりのフィジカルショー 22-23年秋冬コレクションをロンドンで発表 appeared first on WWDJAPAN.

ユニクロ「UT」は「ファンに発信していただくことが大事」 内田理央、本気でTシャツビジネスに挑むVol.7

 モデルや女優として活躍する内田理央の普段着は、Tシャツやパーカなどカジュアルな装い。そこで本人の感性と個性を存分に生かしながら、ファッション性やプロセス、ビジネスにまでこだわった「本気のTシャツビジネス」をスタート!「WWDJAPAN」が各界の先駆者を紹介することでTシャツ、イラスト、ビジネスについて学びながら、「名前貸し」とは全然違う、本気のタレントによるアパレルブランドを目指します。第7回はだれでも簡単にオリジナルTシャツを作ることができるユニクロ(UNIQLO)の「UT」について、石川篤「UT」事業部統括に話を聞きました。

内田:「UTme!」で自分だけのオリジナルTシャツが作れると知ってびっくりしました。

石川:そうなんです。スマートフォンの「UTme!」専用アプリを使用すればいつでもどこでも作ることができるので、店舗に行かなくても自宅でオリジナルTシャツを作ることができます。

内田:「UTme!」をスタートしようと思ったきっかけは?

石川:前進ブランドとなる「UT」は2003年に始まりました。ユニクロから提供する商品ではなく、お客様ご自身で作れるサービスを始めたいなと思ったのがきっかけです。

内田:オリジナルTシャツを制作できる会社って他にもたくさんあるじゃないですか。「UTme!」ならではの、ここは負けないというポイントは?

石川:1つはサービスが速くて簡単です。ご自宅のPCやスマートフォンで作成したとしても3〜5日間ほどで商品をお届けできます。2つ目は品質です。ユニクロの商品をベースにしているので、ご好評いただいています。

内田:自分でデザインしたオリジナルアイテムを販売できるサービスもあるんですか?

石川:「UTme!マーケット」というサービスがあります。自分のオリジナルアイテムに自身で報酬額を設定して出品し、出品者はアイテムが売れるたびに報酬をもらうことができる仕組みになっています。その際のやりとりや配送は、全てユニクロが行っています。

内田:「UTme!マーケット」なら、自分の小さなTシャツ屋さんを開くこともできる、ということですね。この連載は、最終目標が「自分でTシャツを作る」なんですけど、「めっちゃ簡単にできるやん!」って思っちゃいました(笑)。自分でデザインする上で気をつけた方がいいことはありますか?

石川:絵ですね。攻撃的すぎるものとかは削除させていただいております。

内田:「UTme!」には、キャラクターのスタンプもあるんですね!

石川:はい。通常のキャラクタースタンプだけでなく、ご自身が描いた絵、またはスマートフォンに保存してある画像もスタンプにできます。原宿周辺にあるお店とコラボレーションした、ユニクロ原宿店限定のスタンプもあるんです。

内田:コラボレーションしたいと思ったお店には、どうオファーをするんですか?

石川:近隣の店舗と「原宿を盛り上げよう!」と、各店舗の店長が集まる場に参加させていただき、打診をしています。地域に愛されていくことを目標にしているので、「UTme!」でもこうした活動も行っています。

内田:「UT」は色々な方とコラボレーションしていますが、基準や選び方について教えてください。

石川:"WEAR YOUR WORLD"という「UT」のコンセプトに基づいて、様々なカルチャーに触れようと思って日々探しています。音楽や漫画、アーティストなど作風が様々なものを、年間のスケジュールを組んで計画しています。話題性やタイミングも大事ですし、「ユニクロ」だからできるコラボレーションであるとか、企画の理由も考えています。

内田:「UT」のマーケティングプロモーションを通して、私にアドバイスがあればお願いします。

石川:コンテンツによってオリジナルのマーケティングを考えています。店舗やデジタル上で、広告とは違う形でコンテンツの良さを伝えており、例えば店舗ではアーティストのドローイング教室を開いたりしています。大々的な広告も大事ですが、作品が好きなファンの方に発信していただくことが本当に大事だと思っています。

内田:石川さんが内田理央だったら、どんなTシャツを作りますか?

石川:この連載を通して色々なTシャツのデザインやビジネスを知ることができたと思うので、その知見を生かして自分の好きなものを軸にしていくのが良いと思います。猫がお好きなら、女性だけではなく猫も着用できるボディを作り、ペアで着れたら面白いと思います。

The post ユニクロ「UT」は「ファンに発信していただくことが大事」 内田理央、本気でTシャツビジネスに挑むVol.7 appeared first on WWDJAPAN.

Koki,が初主演する“最恐”映画「牛首村」 “ルックスも最強”と話題の主要キャスト3人に話を聞いた

 モデルとして国内外で活躍中のKoki,が、2月18日公開の最恐ホラー映画「牛首村」(東映)で女優デビューした。2020年2月に公開してヒットした「犬鳴村」、21年2月公開の「樹海村」に続く、ホラー映画の巨匠・清水崇監督が手掛ける“恐怖の村”シリーズの第3弾だ。主要キャストは主演のKoki,のほか、今話題の若手俳優、萩原利久と高橋文哉。今後、ファッション&ビューティ業界からもさらに注目されるであろう“美しすぎる3人”に、映画の見どころや日々の美容法などを聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):本日公開だが、今の心境は?

Koki,:完成した作品を見終わって試写室が明るくなったとき、すごく感情的になりました。スタッフが一つのチームとなって約1カ月半の撮影を終え、「本当に映画を撮ったんだ……」という実感が湧いてきて感動しました。

萩原利久(以下、萩原):ホラーでありながら、人と人が接することで互いの弱点に気付いていくという、ストーリー部分にも力を入れました。ホラーとしてはもちろん、ドラマとしても楽しんでもらえるよう、チーム全体として高いモチベーションで臨んだので、そこにも注目してほしいですね。

高橋文哉(以下、高橋):試写の際、次に何が起きるか分かっているのに、ハラハラドキドキ、わくわくして観ることができました。絶対に楽しんでもらえると思います。

WWD:ホラーならではの演技は難しかった?

Koki,:監督と相談しながら演技を組み立てていったのですが、“緊迫感”をどのように保つか“が難しかったですね。特に表情のアップのシーンでは、息づかいや口元の動きなど、些細なことでも緊迫感は失われてしまうと教えてもらいました。

萩原:“リアクションをする間”にこだわりました。監督に教わったのが、「観客より先に驚いてはいけない」ということ。リアルな生活では、何かあると瞬間的に反応してしまうけれど、それを演技で再現すると観客に驚いてもらう隙がありません。一拍おいてから驚くように心掛けたのですが、なかなか慣れなかったですね。ホラー以外だとあまり経験しないと思います。

高橋:僕が演じた将太という役は、だんだんと恐怖が増してきて、ラストに向かうにつれて耐えられなくなってしまうんです。“恐怖”という階段を上っていることを伝えるにはどう表現すればいいか、ホラーだからこそ考える場面が多かったですね。

WWD:特にKoki,さんは今回が初演技だったが、監督からどのような演技指導を受けた?

Koki,:監督から教えてもらった中で印象に残っているのは、「日常的なシーンをいかにリアルにするかが大切」ということ。日常が成立しているからこそ、ホラーの部分が怖くなるので、そこは心掛けましたね。清水監督はシーンなどの説明がとても丁寧なので、説明を聞いているだけですでに怖かったです(笑)。もともと清水監督と仕事がしたいと思っていたのですが、いろいろなことを教わりました。最初が清水監督作品で本当に良かったと思っています。

WWD:映画初主演で一人二役(姉妹役)という挑戦、演じ分けるのは大変だった?

Koki,:特に演じ分けようとは思わず、奏音(姉)を演じているときは奏音、詩音を演じているときは詩音、という気持ちで演じました。一人二役は大変というより、演技を2倍経験できたので、2倍の学びになりました。

WWD:撮影現場の雰囲気は?

萩原:ホラー作品とは思えないくらい、現場の雰囲気は明るかったですね。3人とも同年代なので、役ではいがみ合うシーンがあっても裏ではわちゃわちゃしていて、いい意味でオン・オフのスイッチを切り替えることができました。

高橋:過酷なロケもあったけれど、この3人で作れる楽しさの方が強かったですね。撮影現場に行くとき、いつもわくわくしていました。

WWD:劇中で3人が並んでいるとき、「実際にこんな美男美女の高校生がいたらヤバい」と思いました(笑)。プライベートにおいて、ビューティやファッションでこだわっていることは?

Koki,:スキンケアでは、常に保湿することを大切にしています。あと、化粧水の後に乳液をつけるなど、ちゃんとステップを踏んでケアすることの大切さを実感しています。メイクに関しては、マスカラやビューラーを使ったり、そこに色を入れてみたり、目にポイントをおくのが好きですね。目を強調するときは、横ではなく、縦に大きく見えるようにメイクしています(笑)。ファッションは、カジュアルもシックも好きですが、常に自分らしいファッションでいたいです。あとどんな服でも、どこかにエレガンスな要素を入れることにこだわっていますね。

萩原:髪型に関して、僕は今までパーマをしたことも、染めたこともないんです。演じる役の関係で、自分の意志では大胆に変えられないので。金髪に憧れているので、「そんな役が来ないかなー」と思っています。ファッションでは、オーバーサイズの服を着るのが好きです。あと動くのが好きなので、いつ走ることになってもいいように、スニーカーを履くことが多いですね。

WWD:高橋さんも肌がとてもきれいですが、メンズコスメは使っている?

高橋:「最近肌だめだな……」と思ったときだけ、パックすることがありますね。でも休みの日は、カサカサのままいることも多いです(笑)。ファッションは、モノトーンの無地を選ぶことが多いですね。服は「いいな」と思ったら即買うけれども、気分で半年くらい買わないときもありますね。

WWD:最後に作品の見どころを。

Koki,:ホラー好きな方はもちろん、「ホラーはちょっと……」という方にも観てほしいです。家族の絆や姉妹の絆、人間性や「大切な人を守りたい気持ち」を丁寧に描いているので、注目してほしいですね。

The post Koki,が初主演する“最恐”映画「牛首村」 “ルックスも最強”と話題の主要キャスト3人に話を聞いた appeared first on WWDJAPAN.

グウィネス・パルトローのウエルネスブランド「グープ」が日本でECとメディアをオープン

 国内外のライフスタイルブランドのプロデュースを行うワンズメソッド(ONE'S METHOD)は2月17日、米女優のグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)が手掛けるウエルネスブランド「グープ(GOOP)」の日本公式ECとメディアを立ち上げる。また4月29日〜6月6日、六本木ヒルズでポップアップショップを開催する。今後は商品の販売に加え、ワークショップやウエルネスイベント、リトリートのほか、23年にはフラッグシップストアのオープンを計画している。

 「グープ」は2008年にグウィネスが自身のキッチンから発信するニュースレターとしてスタート。ヘルシーなレシピから健康にまつわる知識、旅行ガイドまで、クリーンなライフスタイルやウエルネスにまつわるコンテンツを積極的に発信し、ここ数年で急成長してきた。またクリーンビューティやウエルネスアイテム、ファッション、ホームアイテムなどを扱うECも展開している。例えばオリジナルの化粧品はクリーンビューティの厳格な基準を設け、体や地球環境に配慮した処方を開発。ホームアイテムはPFOA(発がん性の可能性を指摘された有毒物質)を排除した調理器具やテーブルウエアなどを販売している。

 今回日本のECでラインアップするクリーンビューティアイテムには“次世代レチノール”と称される植物性成分のバクチオールを配合したフェイスオイルや植物成分を豊富に含んだフェイスクリーム、ヒマラヤンソルト入りのスカルプシャンプーなど、世界中の自然由来成分を厳選した製品がそろう。

 なお、「グープ」は19年に一度日本に上陸し、期間限定で東京ミッドタウン内にカフェ併設のポップアップショップを開いた。

The post グウィネス・パルトローのウエルネスブランド「グープ」が日本でECとメディアをオープン appeared first on WWDJAPAN.

最新“襟コンシャス”はこれ! 貴婦人風やレトロな丸襟などが登場【22年春夏トレンド】

 大きな襟で主張する“襟コンシャス”の人気は衰え知らず。顔周りにエレガントで華やかな印象を添えられるので、リモートワークでもオンライン映えします。マスク着用でも、素っ気なく見えないのもうれしいところ。2022年春夏シーズンはさらに進化し、王朝の貴婦人を思わせる“エリザベスカラー”も登場。昭和レトロ調の丸襟やおなじみのセーラーカラーにもアレンジが加わっています。

 貴族のヒストリカルなファッションを現代風に再解釈した「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」22年春夏コレクション。襟を立たせて、芯の強いインディペンデントな女性像を際立たせました。品格やリュクスが薫るのもクラシックな大襟のよさ。今回は、新顔のエリザベスカラーをはじめ、勢いが増す“主張襟”のスタイリングをみていきましょう。

高貴な印象のエリザベスカラーでネックラインをシャープに演出

 首に沿ってぐるりとひだを回した特大の襟は、英国の女王エリザベス1世にちなんで“エリザベスカラー”と呼ばれています。いかにも王朝の貴婦人ムードで、古風なたたずまいが持ち味です。

 1枚目の写真は、ゴージャスな襟でレディーな印象が漂いがちなところを、スリーピースのスーツと合わせてジェンダーミックスに整えました。高発色のイエローがポジティブなイメージを呼び込んでいます。足元はブラウスと同じ白のスニーカーで、全体をツートーンにまとめました。

 作曲家ベートーベンを思わせる高さのある立ち襟も、クラシックな雰囲気が魅力。不ぞろいな見え具合が顔周りにドラマチックな動きを添えてくれます。2枚目の写真は、あごに届くほどの襟高なので、首が細く見えるのもポイント。優美なレースがノーブルな貴族のムードを醸し出しました。ブラウス1枚でも凛とした風情にまとまるのが、“作曲家襟”のいいところ。モノトーンにまとめて、メイクにもほんのりゴシックなムードを漂わせています。

レトロな丸襟は甘さを抑えるミックスコーデが鍵

 襟先のとがったシャツとは違って、全体に丸みを帯びた襟は朗らかな表情を生みます。昭和のレトロな雰囲気も丸襟ならでは。甘さ控えめの大人チャーミングなコーディネートにも役立ちます。

 1枚目の写真は、大ぶりの丸襟にレースが縁取りされたブラウスが印象的。目立つ位置にブローチを添えて、淡めのピンクのパンツスーツと合わせました。正統派のテーラードスーツに、お嬢様な雰囲気が漂う丸襟のブラウスを合わせたクロスオーバー加減が絶妙です。

 ラブリーな丸襟は女学生風のムードも帯びていますが、大人がまとうなら、ガーリーさを抑えたスパイシーな味付けがおすすめ。レザーや黒系で引き締める戦術が効果的です。2枚目の写真では、白い丸襟に細かいプリーツの縁取りを加えて、さらにロマンチックな見え具合に。ボウタイリボンが気品も添えています。顔周りにレディーな要素が強い分、残りはフェミニン濃度を落としたほうが得策。レザーの吊りスカートで大人っぽいクールなスタイリングをミックスしました。

最新セーラーカラーはフェミニンなバックコンシャスにも一役

 大きな襟の代名詞といえば、水兵が由来の“セーラーカラー”です。同襟は女子校の制服でおなじみですが、22年春夏はマリンルックがグローバルに見直され、セーラーカラーも新トレンドに浮上しています。

 水兵のイメージがあるセーラーカラーですが、この春夏はフェミニン寄りの着こなしがよく見られます。いかにも水兵っぽく取り入れるのではなく、ミニスカートと合わせて、“ヘルシー&セクシー”なスタイリングなど、ソフトな雰囲気にアレンジするのが鍵。セーラーカラーは背中側にも表情が生まれるので、全方位どの角度から見てもキマるのも魅力です。

 中でも、22年春夏に盛り上がること間違いなしの着こなしは、大胆な肌見せ。ウエストまわりを見せる“チラ腹見せ”が主役ですが、肩出しやベアバックも有望です。2枚目の写真のようなニットのセーラータイプも登場しています。シャツやブラウスのイメージが強い分、ニットなら意外性をまとえそう。完全なバックレスではなく、大きなセーラーカラーが肩甲骨あたりまでを覆っているので、肌の程よい見え加減も◎。いい具合にバックコンシャスな装いに整っています。カーゴパンツと合わせて、大人カジュアルなスタイリングが完成しました。肌見せが気になるなら、Tシャツの上に重ねてもOKです。

 エリザベスカラーや昭和レトロ調の丸襟、セーラーカラーなど、“襟コンシャス”のバリエーションは広がるばかり。狙ったイメージを手軽に表現できるのは、顔に近いポジションだからこそ。自分好みのデザインを選びやすくなったこの春夏は、“主張あり”の襟をムードメーカーに起用してみてはいかが。

The post 最新“襟コンシャス”はこれ! 貴婦人風やレトロな丸襟などが登場【22年春夏トレンド】 appeared first on WWDJAPAN.

最新“襟コンシャス”はこれ! 貴婦人風やレトロな丸襟などが登場【22年春夏トレンド】

 大きな襟で主張する“襟コンシャス”の人気は衰え知らず。顔周りにエレガントで華やかな印象を添えられるので、リモートワークでもオンライン映えします。マスク着用でも、素っ気なく見えないのもうれしいところ。2022年春夏シーズンはさらに進化し、王朝の貴婦人を思わせる“エリザベスカラー”も登場。昭和レトロ調の丸襟やおなじみのセーラーカラーにもアレンジが加わっています。

 貴族のヒストリカルなファッションを現代風に再解釈した「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」22年春夏コレクション。襟を立たせて、芯の強いインディペンデントな女性像を際立たせました。品格やリュクスが薫るのもクラシックな大襟のよさ。今回は、新顔のエリザベスカラーをはじめ、勢いが増す“主張襟”のスタイリングをみていきましょう。

高貴な印象のエリザベスカラーでネックラインをシャープに演出

 首に沿ってぐるりとひだを回した特大の襟は、英国の女王エリザベス1世にちなんで“エリザベスカラー”と呼ばれています。いかにも王朝の貴婦人ムードで、古風なたたずまいが持ち味です。

 1枚目の写真は、ゴージャスな襟でレディーな印象が漂いがちなところを、スリーピースのスーツと合わせてジェンダーミックスに整えました。高発色のイエローがポジティブなイメージを呼び込んでいます。足元はブラウスと同じ白のスニーカーで、全体をツートーンにまとめました。

 作曲家ベートーベンを思わせる高さのある立ち襟も、クラシックな雰囲気が魅力。不ぞろいな見え具合が顔周りにドラマチックな動きを添えてくれます。2枚目の写真は、あごに届くほどの襟高なので、首が細く見えるのもポイント。優美なレースがノーブルな貴族のムードを醸し出しました。ブラウス1枚でも凛とした風情にまとまるのが、“作曲家襟”のいいところ。モノトーンにまとめて、メイクにもほんのりゴシックなムードを漂わせています。

レトロな丸襟は甘さを抑えるミックスコーデが鍵

 襟先のとがったシャツとは違って、全体に丸みを帯びた襟は朗らかな表情を生みます。昭和のレトロな雰囲気も丸襟ならでは。甘さ控えめの大人チャーミングなコーディネートにも役立ちます。

 1枚目の写真は、大ぶりの丸襟にレースが縁取りされたブラウスが印象的。目立つ位置にブローチを添えて、淡めのピンクのパンツスーツと合わせました。正統派のテーラードスーツに、お嬢様な雰囲気が漂う丸襟のブラウスを合わせたクロスオーバー加減が絶妙です。

 ラブリーな丸襟は女学生風のムードも帯びていますが、大人がまとうなら、ガーリーさを抑えたスパイシーな味付けがおすすめ。レザーや黒系で引き締める戦術が効果的です。2枚目の写真では、白い丸襟に細かいプリーツの縁取りを加えて、さらにロマンチックな見え具合に。ボウタイリボンが気品も添えています。顔周りにレディーな要素が強い分、残りはフェミニン濃度を落としたほうが得策。レザーの吊りスカートで大人っぽいクールなスタイリングをミックスしました。

最新セーラーカラーはフェミニンなバックコンシャスにも一役

 大きな襟の代名詞といえば、水兵が由来の“セーラーカラー”です。同襟は女子校の制服でおなじみですが、22年春夏はマリンルックがグローバルに見直され、セーラーカラーも新トレンドに浮上しています。

 水兵のイメージがあるセーラーカラーですが、この春夏はフェミニン寄りの着こなしがよく見られます。いかにも水兵っぽく取り入れるのではなく、ミニスカートと合わせて、“ヘルシー&セクシー”なスタイリングなど、ソフトな雰囲気にアレンジするのが鍵。セーラーカラーは背中側にも表情が生まれるので、全方位どの角度から見てもキマるのも魅力です。

 中でも、22年春夏に盛り上がること間違いなしの着こなしは、大胆な肌見せ。ウエストまわりを見せる“チラ腹見せ”が主役ですが、肩出しやベアバックも有望です。2枚目の写真のようなニットのセーラータイプも登場しています。シャツやブラウスのイメージが強い分、ニットなら意外性をまとえそう。完全なバックレスではなく、大きなセーラーカラーが肩甲骨あたりまでを覆っているので、肌の程よい見え加減も◎。いい具合にバックコンシャスな装いに整っています。カーゴパンツと合わせて、大人カジュアルなスタイリングが完成しました。肌見せが気になるなら、Tシャツの上に重ねてもOKです。

 エリザベスカラーや昭和レトロ調の丸襟、セーラーカラーなど、“襟コンシャス”のバリエーションは広がるばかり。狙ったイメージを手軽に表現できるのは、顔に近いポジションだからこそ。自分好みのデザインを選びやすくなったこの春夏は、“主張あり”の襟をムードメーカーに起用してみてはいかが。

The post 最新“襟コンシャス”はこれ! 貴婦人風やレトロな丸襟などが登場【22年春夏トレンド】 appeared first on WWDJAPAN.

「ザ・ノース・フェイス」の国際女性デー記念コレクション “ヌプシジャケット”がボタニカル柄に

 「ザ ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は、3月8日の国際女性デーに合わせたカプセルコレクションを2月19日に発売する。米ニューヨーク在住のアーティスト、ナオミ・オオツが手掛けたボタニカルグラフィックを落とし込んだコレクションで、定番のダウンジャケット“ヌプシジャケット”をはじめ、ショートパンツやサンダルなど全5型をそろええる。ヌプシジャケット”のみ先行して販売中だ。ウィメンズ専門のザ ・ノース・フェイス 3(マーチ)原宿店とニュウマン横浜店、公式ECサイトで扱う。

 国際女性デーは、女性のエンパワーメントとジェンダー平等な社会実現を目指して制定されたもの。同ブランドはこれまでに、女性アスリートや女性クリエイターらを起用したトークイベントや、女性アクティビストのチームが手掛けたコレクション制作など、さまざまな企画を行ってきた。

The post 「ザ・ノース・フェイス」の国際女性デー記念コレクション “ヌプシジャケット”がボタニカル柄に appeared first on WWDJAPAN.

「オン」から“雲の上を走る”ランシューズの新作“クラウド ファイブ” 完全防水モデルも同時発売

 スイス発のスポーツブランド「オン(ON)」は、“雲の上を走る”感覚を提供するアイコンモデル“クラウド(CLOUD)”シリーズの新作“クラウド ファイブ(CLOUD 5)”を、公式オンラインストアと全国の取扱店舗で2月24日に発売する。

 新作は、前作と比較してミッドソールに厚みを持たせ、クッション性とサポート性を向上させたほか、つま先周りの幅を広げて快適な足入れを可能にした。また、アッパーのポリエステル素材の92%以上、シューズ全体の44%以上にリサイクル素材を使い、サステナブルにもこだわっている。ウィメンズとメンズでそれぞれ7色をそろえ、価格は税込1万5180円。

 さらに“クラウド ファイブ”をベースとして、完全防水・防風素材を用いた“クラウド ファイブ ウォータープルーフ(Cloud 5 Waterproof)”も同時発売する。同シューズはウィメンズとメンズそれぞれ3色で、価格は同1万7380円。

The post 「オン」から“雲の上を走る”ランシューズの新作“クラウド ファイブ” 完全防水モデルも同時発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」新作リップのキャンペーンに、BLACKPINKのJISOOやアニャ・テイラー・ジョイらを起用

 「ディオール(DIOR)」は3月にリローンチする“アディクト リップスティック(Addict lipstick)”の広告キャンペーンに、BLACKPINKのJISOO(ジス)、アニャ・テイラー・ジョイ(Anya Taylor-Joy)、アーティストのシャロン・アレクシー(Sharon Alexie)を起用した。新作リップは40色展開で詰め替え可能となっており、ケースはデニム生地、黒、シルバー、ピンクのキルト素材からなる4型をそろえて発売する。

 キャンペーン動画では、それぞれがシルバーを基調とした「ディオール」のバッグを携え、マイクを持ったり、アートに取り組んだりする様子を撮影。アーティストでありデザイナーのリズ・コリンズ(Liz Collins)が監督した。3月1日にはスチール写真も公開される。

 「ディオール」は21年3月、JISOOをファッション&ビューティのグローバルアンバサダーに起用。マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターによると、JISOOを2021-22秋冬コレクションのキーインスピレーションにしたという。同年10月にはアニャ・テイラー・ジョイもグローバル・アンバサダーに就任し、今回初めてキャンペーンに登場した。

The post 「ディオール」新作リップのキャンペーンに、BLACKPINKのJISOOやアニャ・テイラー・ジョイらを起用 appeared first on WWDJAPAN.

累計販売本数550万本突破の人気まつげ美容液“エマーキット”が年内めどにリニューアル

 富山発の製薬会社、水橋保寿堂製薬が展開するまつげ美容液“エマーキット(EMAKED)”(税込6050円)が2010年の発売から右肩上がりで成長を遂げている。WWDJAPAN2021年下期ベストコスメのバラエティー・ドラッグストア・ECのアイメイク総合部門で1位を獲得したほか、多くのベストコスメ賞を受賞。累計販売本数(21年12月時点)は550万本を突破し、取り扱い店舗数もこの1年で約3倍に拡大。コロナ禍での目元関連商品の需要増が追い風になっている。

 “エマーキット”は寝る前にひと塗りするまつげ・眉毛美容液。ヘキサペプチドやパンテノールなど育毛効果が期待できる4種の成分を配合しているほか、筆タイプで根本にしっかりと塗布できる形状により、健康でしっかりとしたまつげ・眉毛に導く。1本で2カ月分の容量(2mL)があるものの、まつげの生え変わりは4カ月かかるため、リピート購入を促進でき定期購入者拡大にも寄与する。さらに20〜70代と年代を問わずに効果実感を得られるため、幅広い顧客の取り込みにも成功している。

 高い支持を得ているものの、近年は海外から模倣品が流入していることを課題に挙げる。年内をメドにライセンスシールのバージョンアップを実施する計画で、模倣品による被害者を生まない仕組みを構築する。

問い合わせ先
水橋保寿堂製薬カスタマーセンター
0120-437-970

The post 累計販売本数550万本突破の人気まつげ美容液“エマーキット”が年内めどにリニューアル appeared first on WWDJAPAN.

アシックス、尾山会長CEOが代表権のない会長に

 アシックスは18日、代表取締役会長CEOの尾山基氏(71)が3月25日付で取締役会長に異動すると発表した。代表取締役社長COOの廣田康人氏がCEOを兼任する。異動の理由について同社は「新たな経営体制のもと、中期経営計画2023を推進し、企業価値向上を図るため」としている。

 尾山氏は2008年4月に社長に就任し、14年間にわたって代表取締役として同社のグローバル市場での成長を指揮してきた。社長就任前の08年3月期の売上高2261億円に対し、直近の21年12月期は4040億円。この間、北米市場での低迷もあったが、前期はコロナ下で4期ぶりに売上高を4000億円台に回復させた。

The post アシックス、尾山会長CEOが代表権のない会長に appeared first on WWDJAPAN.

アツギの新社長に帝人フロンティア前社長の日光氏

 ストッキング大手のアツギは2月18日、新社長に帝人フロンティア前社長の日光信二氏(65)を内定した。工藤洋志社長は相談役に退く。日光氏は2015年4月に帝人フロンティア社長に就任し、21年4月に退任していた。就任は6月下旬開催予定の株主総会後になる。アツギはコロナ禍による在宅ワークでの定着でストッキング需要が落ち込み、1月28日には22年3月期の業績見通しで純利益を17億円の赤字に下方修正するなど苦戦が続いていた。帝人フロンティアで素材の強みにマーケティングを融合し、成長軌道に乗せた日光氏のもとで立て直しを図る。

 日光氏は1956年12月12日生まれ、北海道出身。79年4月に帝人商事(現帝人フロンティア)に入社、産業資材畑を歩み、11年6月にNI帝人商事(現帝人フロンティア)取締役、15年4月に帝人フロンティア社長、21年4月に退任し、6月から特別顧問だった。

 アツギの22年3月期の見通しは売上高が前期比14.1%減の220億円、営業損益が21億円の赤字、経常損益が17億円の赤字、純損益が17億円の赤字。1月には長い伝統を持つ国内工場(青森)を閉鎖し、中国に工場への集約を発表するなど、構造改革を進めている。筆頭株主には東レ(6.39%)が名を連ねている。

The post アツギの新社長に帝人フロンティア前社長の日光氏 appeared first on WWDJAPAN.

伊勢丹メンズ1階からビジネスウエアが消える 「ライフスタイルの一部として訴求」

 三越伊勢丹は16日、伊勢丹新宿本店メンズ館1階をリニューアルオープンした。男性の美容・健康ニーズの高まりに対応し、コスメゾーンを拡大。一方、ビジネスシャツとセーター、ネクタイは5階紳士服フロアに移設。コーナーの面積も縮小した。

 百貨店の顔である1階からビジネスウエアが姿を消したことは、働く男性の服装のカジュアル化を象徴する。だが、和泉圭・伊勢丹新宿本店5階シャツタイ担当バイヤーは「上質なものを求めるお客さまの需要は変わらずあり、しっかり応えていくことが必要だ」と話す。

改装では、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」「ポール・スチュアート(PAUL STUART)」といった既存のトラッドテイストのブランドショップ群とともに、ビジネスシャツ、ネクタイ、セーターが並ぶ。「これからはビジネスウエアだけでは語れず、ライフスタイルの一つとして捉えることが必要だ。男性の1週間の装いを想像し、カジュアル、ドレスウエアとともに面で見せられる売り場を作る」。

 上質なモノへの関心が強い男性をターゲットに、パーソナルオーダーも強化する。オーダースーツの「メイドトゥメジャー」では、多様化するビジネススタイルに対応し、腰回りにゴムの入ったドローコード付きシャーリングパンツや、ミリタリーテイスト仕様のシャツブルゾンなど、従来のオーダーメニューの枠を超えた提案を強化する。2週間の短納期でオーダースーツが作れる「クイックオーダー」(オプション料金1万6500円)も用意した。

 30代の若いビジネスマンからの需要が高まるオーダーシャツの品ぞろえも拡大。「1万5000円のものから用意があるが、3万円程度の比較的高単価なものが売れ筋」。今後、売り場ではテーラーやビジネスウエアに詳しい識者などを招いたイベントも開催し、コアな顧客の囲い込みに一層力を入れる。

 1階の新規導入は24ブランド。既存のスキンケア、ヘアケア、フレグランスの品ぞろえを強化し、ボディケアやサプリなどインナーケアもラインアップする。昨年10月に香水の催事「サロン ド パルファン」をメンズ館では初開催し、「予想以上の反響だった」(木村円香・伊勢丹新宿本店コスメ担当バイヤー)という。「メゾン マルジェラ フレグランス(MAISON MARGIELA FAGRANCES)」「マリージャンヌ(MARIEJEANNE)」が新顔として加わる。

 ボディケアでは自然界由来の原料・製法にこだわる「ヴァイタルマテリアル(VITAL MATERIAL)」、インナーサポートではCBDサプリの先駆者である「エンドカ(ENDOCA)」、米国発「エリクシノール(ELIXINOL)」を導入した。新設のプロモーションスペースでは商品カテゴリーにとらわれず、多様なライフスタイルに合わせたテーマの催事を2週間スパンで入れ替える。初回は、南青山の花を中心としたセレクトショップ「オールグッドフラワーズ」とビンテージ品のECモール「VCM」が商品を展開する。

The post 伊勢丹メンズ1階からビジネスウエアが消える 「ライフスタイルの一部として訴求」 appeared first on WWDJAPAN.

「ドルチェ&ガッバーナ」がビューティ専用の会社を設立 資生堂のライセンス契約終了に伴い

 ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)はこのほど、香水およびメイクアップ製品の製造、販売、流通の直営管理を行う新会社、ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE & GABBANA BEAUTY)を立ち上げた。アルフォンソ・ドルチェ(Alfonso Dolce)を社長兼最高経営責任者(CEO)に、ジャンルーカ・トニオロ(Gianluca Toniolo)をオペレーティングCEOに任命し、ミラノに拠点を置く。

 同ブランドはこれまで資生堂がライセンスで化粧品を製造販売してきたが、2021年12月31日付で契約が終了。今後ドルチェ&ガッバーナは自社でビューティ事業を営むことになる。ドルチェ社長兼CEOは「ドルチェ&ガッバーナ ビューティの設立は、当グループのアセット、スキル、責任を継続的に発展させるための重要なステップ。ビューティ事業を自社事業の一部とし、ファッションと美容が融合する新たな統一言語の中で、ブランド体験を進化させることができる」と述べる。トニオロ=オペレーティングCEOは「ドルチェ&ガッバーナ ビューティは、世界中の美容愛好家にユニークな体験を提供するために生まれた。ミラノの新本社では、才能ある若者たちの国際的なチームが、優れた生産・販売パートナーのサポートを得て、ドルチェ&ガッバーナのビューティビジョンである『永遠(eternal)』『官能(instinctive)』『喜び(joyful)』を表現していく」とコメント。

 「ドルチェ&ガッバーナ」は、1992年にブランド初となるフレグランスを発表して以来、業界の著名な調香師とともに100種類以上のフレグランスを生み出してきた。メイクアップはファンデーションといったベースメイクから、リップやアイシャドウなどのポイントメイクまで一色そろえる。

The post 「ドルチェ&ガッバーナ」がビューティ専用の会社を設立 資生堂のライセンス契約終了に伴い appeared first on WWDJAPAN.

「身長168cm以下」の男性のための服 共感のフレアパンツ

 「小柄な男性のマイナスイメージを変えたい」。自身も身長162cmも大谷成さん(27)は、そんな思いからD2Cブランド「ユナイテッドアンツ(UNITED ANTS)」を2021年1月にスタートした。全くアパレル経験のなかった大谷さんが、たった1人で手探りで始めて約1年。月商は100万円ほどだが、SNSなどで少しずつ共感の輪が広がっている。

 ブランド開始以来、センタークリースフレアパンツ(税込9900円)とフレアデニムパンツ(同9680円)の2つの商品が人気を集め続ける。低身長の男性にとって最も難易度が高いフレアパンツを最初に手がけた。

 既存ブランドのフレアパンツの多くは、背の低い人が裾上げするとシルエットが崩れる。「ユナイテッドアンツ」では膝位置を少し上にすることで、小柄な男性でも脚長効果を感じられるように工夫した。ウエストの腰の部分にゴムを入れ、さらにヒモも通すことで細身の人にもフィットする。

 購入者からは「自分に合うパンツがようやく見つかった」「助かりました」といった声が届く。大谷さんは「僕も162cmなので満足できる服が少なくて苦労してきました。同じ悩みを持つ男性が共感してくれてうれしい」と手応えを感じる。

 SNSを通じて地道に訴求してきた。「インフルエンサーでも何でもない僕が、『ユナイテッドアンツ』を認知してもらうにはどうすればよいか」を考え、インスタグラムで168cm以下の男性のコーディネートをリポストし、背の低い男性のコミュニティーを形成した。現在のフォロワーは4687(2月18日時点)。「ユナイテッドアンツ」を着た姿をインスタにアップしてくれるフォロワーも増えた。ここを通じて大学生から20代後半のファンが少しずつ積み上がっていった。

 ターゲットは「168cm以下の男性」に設定した。大谷さんによると、日本の3割の男性が対象になり、ニッチな市場とも言い切れない。160cm以下になると、わずか数%まで激減するが、ここでも満足してもらえるブランドを目指す。自分の経験を踏まえ、服へのコンプレックスを払拭してもらいたいと考えるからだ。

男性が男性向けの服を選べることを当たり前に

 大学生の頃からファッションへの関心は高かった。でも似合う服を探すのは一苦労だった。「ユニクロやビームスで『いいな』を思った服のSサイズを試着すると、案の定、袖が長すぎたりする。(カジュアルな)ワイシャツの裾を出すと脚が短く見えてしまうので、パンツにインするしかコーディネートの選択肢がない。服は大好きなのに、しっくりくるサイズがないことがストレスだった」

 背が低い男性の中にはメンズブランドで適当なサイズが見つからず、ウィメンズの服を買う人も少ないない。大谷さんは「でも小柄な男性だって、ちゃんと男性のために作られた服を選べることが当たり前の価値ではないか」と疑問を感じた。新卒で入ったバッグメーカーを退職し、起業を決断した。

 小柄な女性に向けた服は、最近よく話題になるD2Cブランド「コヒナ(COHINA)」をはじめ、対応するブランドがそれなりにある。一方、小柄な男性の服や専用ブランドもあるにはあるが、声が上げづらいためか、女性に比べれば手薄だ。大谷さんはここに商機があると見る。ボトムスで1万円以下の価格にし、若者など幅広い層が求めやすいようにした。

 当面の目標は月商を現在の2倍の200万円にすること。そのために土台になるインスターのフォロワー数も1万に増やす。ポップアップイベントも開催したいという。ECではモデルの身長と体重を明記したり、試着を促すため返品・サイズ交換サービスを整えたりしている。それでもリアルの場での試着や品定めを求める声は少なくない。サイズで苦労してきた男性は、ECで失敗したくないという気持ちが強いからだ。「コロナ下で始めたブランドなので、直接お客さまに会う機会がありませんでした。SNSやメールのやりとりだけでなく、お客さまの顔を見ながら服への感想や要望を聞いてみたいのです」

The post 「身長168cm以下」の男性のための服 共感のフレアパンツ appeared first on WWDJAPAN.

1SECがアパレルNFTのAR試着アプリ「メタドリップ」をドロップ

 デジタルファッションレーベル「ワンブロック(1BLOCK)」を運営するワンセック(1SEC)は、NFTで作ったバーチャルファッションアイテムをARで着用できるアプリ「メタドリップ(METADRIP)」をリリースする。リリース日は未定だが、今春を予定している。3Dの仮想空間のメタバースが注目を集める中、メタバースで着用するためのバーチャルウエアのNFT市場は猛烈な勢いで拡大している。「メタドリップ」はARでリアルな身体に着用できるようにすることで、NFTアイテムの“マルチバース化”を後押しする。

 ワンセックは3ミニッツなどを創業した起業家の宮地洋州(ひろくに)氏がCEOを務め、日本初のバーチャルスニーカーの販売やバーチャルヒューマン「リアムニクロ」など、メタバース関連のプロダクトを積極的に開発しており、自社でエンジニアや3Dグラフィックデザイナーを抱え、NFTのプロダクトの制作能力も持つ。

The post 1SECがアパレルNFTのAR試着アプリ「メタドリップ」をドロップ appeared first on WWDJAPAN.

「シセイドウ メン」がエイジングケア製品を刷新

 資生堂のプレステージメンズスキンケアブランド「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」はこのほど、高機能エイジングケアアイテム(全3品、税込6050〜8470円)をリニューアルした。乾燥による小ジワや肌荒れ、ハリのなさなどさまざまな肌悩みサインを目立たなくさせ、潤いに満ちた肌へ導く。

 同社が長年行う肌の研究によると、男性肌には3つの弱点(ディフェンス・バランス・リカバリー)があることが分かった。こうした背景からエイジングケアアイテムを刷新した。製品ラインアップは潤いのある生き生きとした印象へ導く目元用クリーム“トータルR アイ N”(15g、税込6050円)とクリーム“トータルR クリーム N”(50g、同8470円)、保湿液“トータルR ライトフリュイド N”(70mL、同8470円)。

 同ブランドは過剰な皮脂や乾燥、肌荒れなど男性の肌悩みを引き起こす原因を研究し、2021年3月に高品質・高機能なスキンケア・メイクアップシリーズとして刷新した。以降、多くの男性から支持を集め、WWDJAPAN2021年下半期ベストコスメの百貨店・セミセルフショップのメンズコスメ部門で総合1位、3位、新製品2位を獲得するなど注目を集めている。

※ 年齢に応じた潤いによるお手入れのこと

問い合わせ先
SHISEIDOお客さま窓口
0120-587-289

The post 「シセイドウ メン」がエイジングケア製品を刷新 appeared first on WWDJAPAN.

イタリアと日本の伝統が融合したぶどうのお香 インテリアブランド「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ」から新作が登場

 インテリアブランド「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルー・ボーイ)」から新作のお香“スヴィナトゥーラ”が登場する。今回のお香は、“2つの伝統、2つの国を一つに”をテーマにイタリア・フィレンツェのブティックホテル「ヌメロヴェンティ(NUMEROVENTI)」との協業で生まれた。「ヌメロヴェンティ」は、16世紀のルネサンス形式の宮殿を生かしており、コンテンポラリーアーティストのレジデンス兼アートを発表するスペースでもある。“スヴィナトゥーラ”とは、イタリアのワイン造りの過程を表すもので、ぶどうの花や葉っぱ、果実のアロマを絞り出す作業のことだ。香りは、山ぶどうやジャスミンなどの華やかで上品な香りがトップノートで、シスタスアブソリュートやベチバー、クラリセージなどをブレンドしている。

 “おうち時間”が長くなり、ルームフレグランスやキャンドル、お香など、部屋のムードを変えるアイテムの人気が高まっている。私はもっぱらキャンドル派で、部屋で楽しむお気に入りの香りのキャンドルは欠かせない。ただ、朝の時間帯は、お香を焚いて清々しい気分で1日をスタートするのが好きだ。玄関先でもお香を使うことが多い。私が常備しているのは、日本最古と言われる創業1594年「薫玉堂」のものや同じ時代にルーツを持つ「高井 十右衛門」、京都の龍安寺で購入した「龍安寺香」などさまざま。それらは、白檀などを用いた東洋の香りだ。日本には、“香道”という香りを嗜む文化があり、“茶道”同様に奥深いものだ。日本古来の“お香”の文化とイタリアの伝統的なワイン造りとを融合させたものが「ブルー・ボーイ」の“スヴィトゥナーラ”だ。ぶどうの甘さや熟成したワインをほうふつとさせる甘い香りは、ワイナリーの土壌や空気感をはらんでいるかのようだ。新しい発想で生まれた“スヴィトナーラ”はワイン好きにぴったりの香りだ。価格は税込3250円で、「ブルー・ボーイ」のECサイトで2月22日発売。

The post イタリアと日本の伝統が融合したぶどうのお香 インテリアブランド「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ」から新作が登場 appeared first on WWDJAPAN.

ミルボンの2021年通期決算は売上高415億円 コロナ以前の19年対比でも伸長

 ミルボンの2021年12月期の連結決算は、売上高が前期比16.4%増の415億円、営業利益が同22.3%増の78億円、経常利益が同23.6%増の71億円、純利益が同21.5%増の51億円と増収増益だった。コロナ禍においても代理店と協働して、サロンに寄り添う活動を継続した結果、売上は好調に推移。新型コロナウイルスの影響を受ける前の19年対比でも14.7%の増収となった。

 部門別では、ヘアケア用剤部門が同15.8%増の244億円。プレミアムブランドが同25.6%増とヘアケアの売上の成長をけん引した。「オージュア(AUJUA)」は21年2月に発売したブリーチによる毛髪内ダメージをケアするヘアケアシリーズ「リペアリティライン」が年間目標を60%上回って着地。「グローバルミルボン(MILBON)」は各国で窓口作りが進んだことに加え、新ライン「プレミアムボジション」が計画には未達であったものの、順調に推移した。また、20年6月に開設した「オージュア」「グローバルミルボン」「ヴィラロドラ(VILLA LODOLA)」「インプレア(IMPREA)」を扱うBtoBtoC型のECプラットフォーム「milbon:iD」はサロン登録件数が3254軒に到達。登録会員数は約17万人と修正目標値を大幅に上回った。

 染毛剤部門は同17.6%増の148億円。デザインカラーへの需要が継続し、多くの顧客がブリーチをリピートして取り入れている流れを受け、「オルディーブ アディクシー(ORDEVE ADDICTHY)」が好調だった。

 化粧品部門は同60.6%増の5億円。大幅に伸長したものの、タッチアップ等の紹介活動が制限された影響もあり、年間計画の6億4000万円には届かなかった。今後はサロン全スタッフでの取り組みを推進し、既存店の活性化による市場拡大を図る。

 地域別では、主要3カ国に位置付けているアメリカが同89.3%(実質増減率)増、中国が同26.9%(実質増減率)増、韓国が同25.1%(実質増減率)増といずれも好調で、売上高における海外の比率は19%まで高まっている。

 ミルボンはコロナ禍における人々の行動様式・価値観の変化に対応するために、19年から展開していた5か年中期事業構想2019-2023」を20年7月に停止。20年7〜21年12月までの18カ月間を、新・中期事業構想(2022-2026)への準備期間として、「Change the Stage 18Month Missions!(18カ月ミッション)」を策定し、取り組んできた。18カ月ミッションでは、「店販」「教育」「商品」「社内施策」の4つのステージで25のミッションに取り組み、うち17ミッションを期間中に達成できたという。これによりコロナ禍で打撃を受けたものの、21年12月期は元の成長軌道へと戻すことができた。

 新・中期事業構想(2022-2026)では、「教育を中心としたフィールド活動によって、世界の国・地域の美容に地域貢献し、日本発(初)、世界No.1のグローバルプロフェッショナルメーカーを目指す」をミルボン グローバルビジョンに据える。26年には連結売上580億円、連結営業利益108億円(営業利益率18.6%)を目標に掲げる。

The post ミルボンの2021年通期決算は売上高415億円 コロナ以前の19年対比でも伸長 appeared first on WWDJAPAN.

WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

こんにちは。バーニーズ ニューヨーク各店ではオーダーイベントMADE TO MEASUREも開催中です!そろそろ春の装いの準備を本格的にはじめたい季節ですね。

今回は、本日2月18日(金)から神戸店でオーダーイベントも開催している<アット ヴァンヌッチ>の魅力的なタイの世界をご紹介します!

AVN 1 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

 

神戸店はもちろんのこと、各店店頭には<アット ヴァンヌッチ>の新作タイが到着しています。

裏地を使わずに生地を7つ折りにしてつくられるモデル「セッテピエゲ」は、ふっくらとしたボリュームと独特のドレープが特徴。

贅沢に生地を使用したからこその高級感と、熟練した職人の手作業によるやわらかな雰囲気も大きな魅力です。

 

最初にご紹介するのはストライプタイ。

このブランドならではのヴィンテージ感溢れる生地を中心に取り揃えています。

AVN 2 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

ATTO VANNUCCI タイ 各¥35,200(税込)

 

その中でも今シーズンの一押しがこちら↓。

AVN 3 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

ATTO VANNUCCI タイ(カラー: GRAY)¥35,200(税込)

 

サテン地にピスタチオグリーンのストライプが入った一本。

よく見ると、細いグリーンストライプのラインの間にピンクの糸があしらわれています。

AVN 4 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

 

ピンクのドレスシャツやポケットチーフと組み合わせて、春めいた華やかなVゾーンを作るのもおすすめです。

 

また、今シーズンは気分を明るくするような春らしい色合いの生地も豊富に取り揃えています。

AVN 5 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

まずはシルクリネンのストライプタイ。

AVN 6 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

ATTO VANNUCCI タイ(カラー: LIGHT BLUE・LIGHT GRAY)各¥35,200(税込)

 

メランジの涼しげな素材感の中に、シルバーのストライプが雰囲気を引き締めるアクセントになっています。

AVN 7 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

リネンのジャケットやスーツにも最適な一本です。

 

続いてこちらは、ウール×コットンのソラーロ生地。

AVN 8 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

ATTO VANNUCCI タイ(カラー: BLUE・PINK・ORANGE)各¥35,200(税込)

 

表裏で異なるカラーの糸を使用することで、玉虫色ようなの独特の表情が生まれます。

AVN 9 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

AVN 10 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

無地でありながら表情豊かな色合いにより、雰囲気のあるVゾーンを演出します。

 

他にもクラシックなペイズリー柄や小紋柄など、豊富なバリエーションをご用意しています。

AVN 11 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

AVN 12 WE RECOMMEND: ATTO VANNUCCI

また、冒頭でもお伝えした通りオーダーイベントも開催中です!

 

MADE TO MEASURE: ATTO VANNUCCI

2/18 FRI. – 2/21 MON. 神戸店B1

2/22 TUE.・2/23 WED. 福岡店B1

2/27 SUN. 横浜店4F

※オーダー品のお渡しは8月上旬以降になります。

<アット ヴァンヌッチ>が厳選した豊富なバリエーションの生地からお選びいただき、お好みの仕様・幅・長さでこだわりの1本をお作りいただけます。

 

充実のラインナップからぴったりのタイをお選びいただくことはもちろん、ご自分だけの一本をオーダーいただけるのは今だけ。

小さな生地の中にさまざまな魅力の詰まった、<アット ヴァンヌッチ>のタイの世界をバーニーズ ニューヨーク各店店頭でお楽しみください。

大気中の炭素からダイヤモンドを生成するD2C企業がBコープ認証取得

 世界で初めて大気中の二酸化炭素からラボグロウン(工場で製造した)ダイヤモンドを生成することに成功したという イーサー ダイヤモンド(AETHER DIAMONDS)はこのほど、Bコープ認証を取得した。

 2020年創業の同社は、スイス・アルプスを拠点とするスタートアップ企業と連携して大気中から炭素を抽出し、ダイヤモンドを生成する。1カラットにつき、平均的なアメリカ人の1年分以上の排出量に相当する20tの二酸化炭素を大気中から除去しているという。ライアン・シャーマン(Ryan Shearman)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「素晴らしい第三者機関から認証を得ることができ、化石燃料産業から炭素の種を購入している他のラボグロウンダイヤモンド企業との差別化につながると同時に消費者の信頼も得られるだろう」とコメントした。

 メレー(0.1ct以下のサイズの小粒のダイヤモンド)から2.5カラットまで幅広いサイズのダイヤモンドをそろえ、カスタムカットもオーダーが可能。責任のある採掘方法で生産された金属と組み合わせたブライダルリングコレクションも発表しており、価格は1カラットのソリテールリングで約6500ドル(約75万円)。平均的なラボグロウンジュエリーよりも高価だが、シャーマンCEOは「当社の製造プロセスや品質を考慮すれば妥当な価格だ」という。今春には初の日常使いのジュエリーラインを発表する予定で、デザインは過去に「パンドラ(PANDORA)」などに在籍したジェナ・ハウスビー(Jenna Houseby)が手がけた。

 イーサー ダイヤモンドの初年度の売り上げは約300万ドル(約3億4500万円)で、シードラウンドで270万ドル(約3億1050万円)の資金調達を行った。ロバート・ハーゲマン(Robert Hagemann)共同創業者兼チーフ・マーケティング・オフィサーによると、シリーズAでの資金調達に向けて準備を進めているという。また、来年を目処に卸売りも検討している。

The post 大気中の炭素からダイヤモンドを生成するD2C企業がBコープ認証取得 appeared first on WWDJAPAN.

大気中の炭素からダイヤモンドを生成するD2C企業がBコープ認証取得

 世界で初めて大気中の二酸化炭素からラボグロウン(工場で製造した)ダイヤモンドを生成することに成功したという イーサー ダイヤモンド(AETHER DIAMONDS)はこのほど、Bコープ認証を取得した。

 2020年創業の同社は、スイス・アルプスを拠点とするスタートアップ企業と連携して大気中から炭素を抽出し、ダイヤモンドを生成する。1カラットにつき、平均的なアメリカ人の1年分以上の排出量に相当する20tの二酸化炭素を大気中から除去しているという。ライアン・シャーマン(Ryan Shearman)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「素晴らしい第三者機関から認証を得ることができ、化石燃料産業から炭素の種を購入している他のラボグロウンダイヤモンド企業との差別化につながると同時に消費者の信頼も得られるだろう」とコメントした。

 メレー(0.1ct以下のサイズの小粒のダイヤモンド)から2.5カラットまで幅広いサイズのダイヤモンドをそろえ、カスタムカットもオーダーが可能。責任のある採掘方法で生産された金属と組み合わせたブライダルリングコレクションも発表しており、価格は1カラットのソリテールリングで約6500ドル(約75万円)。平均的なラボグロウンジュエリーよりも高価だが、シャーマンCEOは「当社の製造プロセスや品質を考慮すれば妥当な価格だ」という。今春には初の日常使いのジュエリーラインを発表する予定で、デザインは過去に「パンドラ(PANDORA)」などに在籍したジェナ・ハウスビー(Jenna Houseby)が手がけた。

 イーサー ダイヤモンドの初年度の売り上げは約300万ドル(約3億4500万円)で、シードラウンドで270万ドル(約3億1050万円)の資金調達を行った。ロバート・ハーゲマン(Robert Hagemann)共同創業者兼チーフ・マーケティング・オフィサーによると、シリーズAでの資金調達に向けて準備を進めているという。また、来年を目処に卸売りも検討している。

The post 大気中の炭素からダイヤモンドを生成するD2C企業がBコープ認証取得 appeared first on WWDJAPAN.

陳麻婆豆腐&ゴーゴーカレーのコラボ。濃厚シビ辛。

「陳麻婆豆腐」を運営する株式会社ケンコーホールディングス(本社:神奈川県横浜市 、代表取締役:藤井 健)が 、株式会社ゴーゴーカレーグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮森 宏和)の「ゴーゴーカレー」とコラボし「陳麻婆豆腐ゴーゴーカレー」を2月17日(木)〜3月31日(木)の期間限定で販売する。
Posted in 未分類

サステナブルな素材とは何か 世界の潮流を有力マテリアルコンサルに聞く 前編

 今、サステナブルな素材を選ぶときに必要な視点は何か。サステナブル素材としてオーガニックコットンやリサイクルポリエステルをイメージする人は多いが、今はより広い視点を持つことが求められる。「原料が何」で「どのように作られ」、その「証明」はあるか、「危険物不使用」であるか、「再生可能な資源」か、「水使用量」や「CO2排出量」はどうか、などなど現在私たちが抱えるさまざまな問題に適応しているかが求められ始めている。それと呼応するようにそうした課題解決を目指して、日々さまざまな新素材が生まれている。今、アパレル向けの素材最前線はどうなっているのか。世界の素材の潮流を知るマテリアルコネクションの日本支社の吉川久美子代表取締役にアパレル向けのサステナブル素材の最新動向を11のキーワードで分類してもらい、具体事例を聞いた。

【KEY WORD1】廃棄素材の利用

 一般的に製造プロセスから価値のない「廃棄物」と考えられているもの、またはその他の供給源から調達したもので、リサイクルされたカシミヤ、シルク、ポリエステル、果実や木の実の殻、葉、コーヒーパルプなどの廃棄物から作られたバイオ素材などを指す。

事例

拠点:スリランカ

組成・製法:アイスティー製造プロセス廃棄物に由来する天然染料で、基本色の材料として茶殻80%以上と化学/合成染料を最大20%までを使用。顔料染色に似た工程で染色可能な繊維はシルク、ナイロン、リネン、ビスコース、それらの混紡。現在は染色したテキスタイルをアパレルメーカーに供給しているが、将来的にはノウハウを他の織物工場などに提供する意向。

機能・ポイント:農業廃棄物を活用して多様な色が表現できる。優れた耐変色性、抗菌性、防臭性があり、色は30種類(赤、黄、緑、青、オレンジ、紫、白、フレーなど)を提供。テキスタイルや衣料品染料に関する全ての試験基準を満たしている。同社LCA調査によると、従来の染色方法と比較して、高いエネルギー効率(太陽光発電施設)、CO2排出量削減(最大45%)、化学・合成染料消費と排水(90%)、生成の低減、染色時間の低減がある。エコテックス、ブルーサイン、GOTSの各認証取得済み。ZDHC(有害化学物質排出ゼロ)準拠


【KEY WORD2】再生可能素材

 再生可能素材とは、成長して収穫されたバイオベースの生物から供給される素材。急速に再生可能ではない木を含む(LEEDの定義による)。

事例1

拠点:メキシコ

組成・製法:サポテン植物由来のバイオポリマーから作られたなめし革に似た耐久性のある素材で、裏地には綿100%またはポリエステル/綿(65/35)を用いている。生産工程では雨水と地域に豊富な土中鉱物のみを使用。

機能・ポイント:性能は最長10年継続し、製品寿命後は適切な条件下で生分解する(メーカー実施の初期試験では家庭用コンポストで最大42%)。柔らかな感触、高い引張強度、引裂きおよび摩耗体制を提供。肌に安全で通気性がある。サボテン植物の成熟した葉のみを用いるため、同じ農園で6~8カ月ごとに新たな収穫が可能。地域の農業経済をサポート。サボテン畑は灌漑用水やエネルギーが不用で、除草剤や殺虫剤も一切不使用。レザー風素材の原料になる部分以外は、サプリメントとビールに使用。EUのREACHとカリフォルニア州プロポジション65基準に適合。

事例2

拠点:フランス

組成・製法:綿のように加工された麻繊維。麻繊維に含まれるリグニンを除去して柔らかくした後に、既存の綿やウールの処理装置で紡績・仕上げを行う。デニムやシャツ向けで20~50%のブレンドで使用。

機能・ポイント:繊維ブランドはロットIDによりトレーサビリティを担保。綿と同じ手触りと特性を満たし、既存の綿紡績機器が使用できる。生産工程で殺虫剤や植物衛生製品、遺伝子組み換え品、灌漑を使用していない。仏政府公認の認証組織OCACIAによる持続可能性認証取得。

事例3

拠点:インド

組成・製法:100%植物由来のウール代替素材。野生の薬草からセルロース繊維を作り、オーガニックコットンなどと混紡し、天然植物材料で染色。

機能・ポイント:不毛の土地でも育つ植物に由来し、生育に水や手間、殺虫剤が不要。カシミヤ繊維と似た特性を持ち、生地の中にエアポケットが作り出され、軽量かつ温度調整特性をもたらす。ウールなどと異なり、洗濯するたびに縮むことがない。セルロース由来のため、アレルギー原因になることがない。一般ブドウ球菌に対する天然の抗菌性を持つ。紡績や仕上げに化学薬品を一切用いず、全ての染料と補助剤は自然物に由来。クレイドル・トゥ・クレイドル基準を尊守(化学薬品の不使用、廃棄物ゼロ、生分解性、フェアトレード、動物実験なし)。


【KEY WORD3】リサイクル素材

 リサイクル素材とは、リサイクル前またはリサイクル後の素材を少なくとも5%含む材料で、糸の場合、廃棄布地と古着をケミカルリサイクルして作られたポリエステル生地やナイロン生地、マテリアルリサイクルで作られたシルクやウール、コットンなどを指す。

事例1

拠点:韓国

組成・製法:回収されたプレコンシューマー生地廃棄物から作られたスパンデックス糸。回収後、分別、洗浄を経て粉砕し、溶融されて標準的な紡績を経てスパンデックス糸に再生される。15~1680デニールで提供。

機能・ポイント:バージンスパンデックス糸と同様の伸縮性と回復性を持つ。バージンスパンデックス糸と比べてGHG排出量、エネルギー消費、石油由来材料への依存を低減。リサイクルスパンデックス1トンあたり、約2トンの非再生可能原材料を節約できる。グローバル・リサイクル・スタンダード認証取得。

事例2

拠点:イタリア

組成・製法:シルク生産の廃棄物から作られたリサイクルシルク生地。機械的工程と漂白工程を用いて無彩色の糸に再生し、再度紡ぐ。シルクの輝きとカシミヤのような柔らかさがある。

機能・ポイント:コモで毎年100トン以上廃棄される染色/プリントされたシルクを活用するために4年をかけて開発した技術。ラグジュアリー製品の生産工程での廃棄物は焼却されることも少なくなく、倉庫にはテストプリント品や余剰生産品などが多くあり、その在庫を減らすための取り組み。再生されたシルクはグローバル・リサイクル・スタンダード認証取得。


【KEY WORD4】染色

事例1

拠点:インド

組成・性能:従来の水性染料と補助薬品を利用した水を使わない染色。最も効率的といわれる超臨界二酸化炭素(SC CO2)をベースにした染色および仕上げ技術。特許取得済。テキスタイルにインクジェット印刷またはローラー塗装によって染料や補助薬品を予備コーティングし、その後1500℃、250バールを超える圧力で超臨界流体によって可溶化してテキスタイルに浸透させる。

機能・ポイント:単一工程で処理ができる。シンプルで簡単に規模拡大ができ、経済的に実行可能。超臨界CO2溶剤と染料を再利用できる。色素材料だけではなく、柔軟剤、抗菌剤など仕上げ材を組み込むことができ、その処理のための複数工程、化学薬品、水、エネルギー消費を低減できる。色の均一性、一貫性、洗濯堅牢度、仕上げ効果を改善し、他の超臨界および水洗工程の共通課題である染料溶解度と色の鮮やかさを解決。人工、天然、合成、混紡など多様なテキスタイルへの適用、さまざまな色、柄、質感、仕上げが可能。カスタマイズ機器の供給や継続的サポート、校正設計から試験運転まで完全にプロジェクトの受注可能。

事例2

拠点:オランダ

組成・製法:バクテリアの一種であるフラポバクテリウム菌を用いて塗装とコーティングの構造色を生み出す技術。大量生産化に至っていないが、生分解性で毒性のない塗料の開発、色素ではなく構造による発色のため色褪せることのない塗料開発に向けた足がかりになる。

機能・ポイント:色素から作られるのではなく、最近が生来持つ構造により、さまざまな波長で光を反射することで生み出される。フラポバクテリア菌の遺伝子を抽出し、それらの幾何学変化に基づいてメタリックレッドからブルー、鮮やかな色から微妙なニュアンスカラーまで多くの異なる色と色調へと変異可能。


【KEY WORD5】フッ素

事例1

拠点:アメリカ

組成・製法:フッ素化合物(PFC)を使用しない撥水性化学処理を施した生地で、構成は70%スーピマコットン、30%ポリエステル。色はジェットブラックとシルバーピンクの2種。スーピマコットンのPFCフリーの撥水処理性を最大化するための独自構造の編み立て。紡糸から繊維構造、撥水性化学処理まで工程の各段階を最適化した特許申請中の技術。

機能・ポイント:手触りの良さと通気性を維持しつつ撥水性と防汚性がある。ブルーサイン認証取得。

事例2

拠点:スイス

組成:特性:アヒルの羽毛の撥水性からヒントを得たPFCフリーの撥水性テキスタイル技術。標準的な仕上げプロセスによるコーティング。

機能・ポイント:耐久性のあるポリウレタンの骨格ポリマーフィルムを形成することにより、繊維と最大限結合を高める。耐変色性、通気性、手触りの良さ、摩耗耐性を損なわずあらゆる種類の生地に適応可能。ブルーサイン認証取得。EU REACH、US TSCA(米国有害物質規制法)、ZDHCなどほとんどの使用制限物質リスト規制に適合。PFOA(ペルフルオロオクタン酸)、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)を含まず、ホルムアルデヒドフリー。セルロース繊維、合成繊維、混紡、なめし川にも適用可能


【KEY WORD6】トレーサビリティ

拠点:アメリカ

組成・製法:なめし革に分子的に塗布されるタグ付けシステムにより、製品や材料の追跡が可能になる。溶液または粉末状で生産される分子タグをサプライチェーンの多くの段階でなめし革に塗布できる。

機能・ポイント:分子タグはほとんどの素材の中に埋め込むことが可能。認証テストのために分子タグを抽出し、製品メーカーや配送センター、小売り店舗で確認することができる。複製や複写が不可能な数無制限の固有のDNA配列が可能。2020年、アジアを拠点とする世界的なめし工場で、なめし革のDNAタグ付に成功。


【KEY WORD7】LCA

拠点:スイス

組成・製法:微細藻類をベースにした合成テキスタイル向けの吸汗速乾仕上げ加工。原油ベースのテキスタイル用仕上げ薬品と同じ機械、同じプロセス条件下で可能。カリフォルニア州の生産拠点のスチール槽内で、発酵により微細藻類を育成し、多種多様な従属栄養微細藻類を工学処理。

機能・ポイント:従来の化学物質と同レベルの性能を提供し、すぐに置換可能。CO2排出量最大80%削減。植物種子ベースの化学成分と比較して同等コストで仕上げ強度は10%高い。USDAバイオベース優先プログラム、GOTS、ZDHC、グリーンスクリーン・ブロンズ、LCA認証取得。


マテリアルコネクションとは?

 マテリアルに特化したコンサルティング会社で、ナイキ(NIKE)やケリング(KERING)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)やグーグル(GOOGLE)、コカ・コーラ(COCA COLA)やBMWなど、各分野のリーディングカンパニーをクライアントに持つ。製品、デザイン、開発および製造のイノベーションをサポート。さまざまな領域の素材を、常時8000点以上(データベースは1万点以上)をそろえる会員制ライブラリーを運営し、素材や加工技術をクロスボーダーに活用した素材提案や用途開発を支援する。

The post サステナブルな素材とは何か 世界の潮流を有力マテリアルコンサルに聞く 前編 appeared first on WWDJAPAN.

卓上サーバーなんて必要ない。ド直球で攻める「亀戸ホルモン」の出店が止まらない

2007年8月、東京・恵比寿にオープンした「亀戸ホルモン」。本家である、「亀戸ホルモン本店」の知名度を武器に恵比寿で不動の地位を築き上げた。オープンから10年以上経っても2号店の出店はなかったが、2019年3月に神楽坂に2号店をオープンした。コロナ禍で焼肉・ホルモン市場が賑わうなか、ブランド力を武器に亀戸ホルモンが出店を加速している。
Posted in 未分類

「マイケル・コース」2022-23年秋冬コレクション

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

The post 「マイケル・コース」2022-23年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「パーフェクトワン」から毛穴悩みに特化した新ライン登場 1品で6役のオールインワン

 新日本製薬は4月1日、スキンケアブランド「パーフェクトワンフォーカス(PERFECT ONE FOCUS)」から、敏感肌の毛穴悩みに着目した“センシティブライン”を発売する。1品で6役の機能を持つ美容液ジェルとクレンジングバームをそろえ、忙しい日々の時短アイテムにもぴったりなアイテムだ。

 「パーフェクトワンフォーカス」は20~30代の毛穴悩みにフォーカスしたスキンケアブランド。昨今はマスク着用により毛穴目立ちに悩む人が増加したことから、新たに誕生する“センシティブライン”は植物エキスの独自配合成分“フィト-コンプレックス”や摩擦レス処方のテクスチャーを採用。肌本来の潤いバリア機能をサポートして健やかな素肌へ導く。

 “センシティブライン”は2品をそろえ、“スムースウォータリージェル ピュア”(90g、税込2970円)は化粧水・乳液・クリーム・美容液・パック・化粧下地の機能を持つオールインワン美容液ジェル。38種の保湿成分を配合した柔らかなジェルが肌の上で素早くローション状に変化し、肌に潤いとハリを与える。

 “スムースクレンジングバーム ピュア”(75g、税込 2970円)はメイク落とし・洗顔・毛穴ケア・角質ケア・保湿・マッサージの機能が一品でかなうW洗顔不要のクレンジングバーム。まつげエクステを使用した方でも使用可能だ。天然由来の洗浄素材や30種の保湿成分を配合し、やさしく毛穴汚れを取り除き潤いと艶のある肌に導く。指を直接肌に触れにくくするクッション性の高い摩擦レスなメルティクッション処方により摩擦ダメージを軽減する。また、どちらも化粧箱には森林認証紙とベジタブルインクを使用して環境負荷の軽減を目指している。さらに天然由来の精油を独自配合し、ラベンダーとゼラニウムのやさしく甘い香りが毎日のスキンケアをリラックスタイムに変化させる。

The post 「パーフェクトワン」から毛穴悩みに特化した新ライン登場 1品で6役のオールインワン appeared first on WWDJAPAN.

「レベッカ ミンコフ」が身売り 米アパレル企業に推定14億~21億円で

 ニューヨークブランド「レベッカ ミンコフ(REBECCA MINKOFF)」は、米アパレル会社サンライズブランズ(SUNRISE BRANDS)に事業を売却した。情報筋によれば、売却額は推定1300万~1900万ドル(約14億~21億円)。

 同ブランドは、2001年にデザイナーのレベッカ・ミンコフがニューヨークをモチーフとしたTシャツなどを発表したことに端を発し、05年に兄のユリ・ミンコフ(Uri Minkoff)と共に創業。レベッカはチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)に、ユリは最高経営責任者(CEO)に就任した。創業当時は広告費がかけられず、ソーシャルメディアを活用することで主にミレニアル世代などの若年層に訴求した。同年に発表した“モーニングアフター・バッグ(Morning After Bag)”が人気を博し、同ブランドを代表するアイテムに。その後、ハンドバッグに加えてアパレル、フットウエア、アクセサリー類、ホーム用品などを展開し、19年にはビューティ市場に進出。20年には初のフレグランスを発売した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって小売店などによる注文のキャンセルが相次いだこともあり、財政難に陥ったという。22年1月頃には、身売りするのではないかとの憶測が一部で広まっていた。

 関係筋によれば、レベッカは今後もCCOとして留まると見られているが、ユリはCEOではなくシニア・アドバイザーなどの役職に就くのではないかという。両者とも、2月15日時点ではコメントを差し控えるとしている。

 サンライズブランズは、ロサンゼルスを拠点とするアパレル会社。「NYDJ」「ダイアン ギルマン(DIANE GILMAN)」「エキップモン(EQUIPMENT)」「スキニーガール(SKINNYGIRL)」などを運営している。

The post 「レベッカ ミンコフ」が身売り 米アパレル企業に推定14億~21億円で appeared first on WWDJAPAN.

「レベッカ ミンコフ」が身売り 米アパレル企業に推定14億~21億円で

 ニューヨークブランド「レベッカ ミンコフ(REBECCA MINKOFF)」は、米アパレル会社サンライズブランズ(SUNRISE BRANDS)に事業を売却した。情報筋によれば、売却額は推定1300万~1900万ドル(約14億~21億円)。

 同ブランドは、2001年にデザイナーのレベッカ・ミンコフがニューヨークをモチーフとしたTシャツなどを発表したことに端を発し、05年に兄のユリ・ミンコフ(Uri Minkoff)と共に創業。レベッカはチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)に、ユリは最高経営責任者(CEO)に就任した。創業当時は広告費がかけられず、ソーシャルメディアを活用することで主にミレニアル世代などの若年層に訴求した。同年に発表した“モーニングアフター・バッグ(Morning After Bag)”が人気を博し、同ブランドを代表するアイテムに。その後、ハンドバッグに加えてアパレル、フットウエア、アクセサリー類、ホーム用品などを展開し、19年にはビューティ市場に進出。20年には初のフレグランスを発売した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって小売店などによる注文のキャンセルが相次いだこともあり、財政難に陥ったという。22年1月頃には、身売りするのではないかとの憶測が一部で広まっていた。

 関係筋によれば、レベッカは今後もCCOとして留まると見られているが、ユリはCEOではなくシニア・アドバイザーなどの役職に就くのではないかという。両者とも、2月15日時点ではコメントを差し控えるとしている。

 サンライズブランズは、ロサンゼルスを拠点とするアパレル会社。「NYDJ」「ダイアン ギルマン(DIANE GILMAN)」「エキップモン(EQUIPMENT)」「スキニーガール(SKINNYGIRL)」などを運営している。

The post 「レベッカ ミンコフ」が身売り 米アパレル企業に推定14億~21億円で appeared first on WWDJAPAN.

ゼンデイヤが「ヴァレンティノ」22年春夏キャンペーンの顔に 「ユーフォリア」監督がショートビデオ撮影

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は2022年春夏コレクション、“ヴァレンティノ ランデブー(Valentino Rendez-Vous)”の広告キャンペーンに俳優のゼンデイヤ(Zendaya)を起用した。キャンペーンではショートムービーを制作し、17日23時(日本時間)にユーチューブでプレミア公開する。ゼンデイヤがバックステージから太陽の光を浴びながら街を歩く姿に、「出合い」や「動き」といったコンセプトを表現しているという。

 撮影はロサンゼルスのスタジオで実施。米人気ドラマ「ユーフォリア(EUPHORIA)」で知られるマルセル・レヴ(Marcell Rev)とスコット・サカモト(Scott Sakamoto)が監督した。動画内の振り付けはスティーブン・ギャロウェイ(Stephen Galloway)が担当し、英バンドのザ・エックス・エックス(The xx)の“クリスタライズド(Crystalised)”をBGMに使っている。

 バックステージのセットは、美術監督のハッピー・マッシー(Happy Massee)がディレクション。ブランドの広報は、「キャンペーンに関わるみんながともに時間を過ごし、“生きる喜び(Joie de vivre)”を共有し、語り合う場所だ。(「ヴァレンティノ」のクリエイティブ・ディレクターである)ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)など、制作に関わる全ての人がキャンペーンの一部となっている」と述べた。

 ゼンデイヤは20年12月に「ヴァレンティノ」のグローバル・ブランド・アンバサダーに就任。主演を務める「ユーフォリア」のシーズン2が22年1月に米国などで公開された。

The post ゼンデイヤが「ヴァレンティノ」22年春夏キャンペーンの顔に 「ユーフォリア」監督がショートビデオ撮影 appeared first on WWDJAPAN.

「バルクオム」がメイクアップラインを全国のヘアサロンで展開 施術メニューも

 メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」は、メイクアップラインを4月から全国のヘアサロンで展開する。製品の店頭販売だけでなく、眉カットメニューやスキンケアとメイクを組み合わせたメニュー開発をともに行い、メンズメイクという新たな選択肢を提案する。

 「バルクオム」のメイクアップラインは、昨年8月に誕生。“アイブロウブラッシュ”(全4色、各税込2200円)“コンシーラー”(全10色、各税込2750円)“フィックスミスト”[医薬部外品](50mL、税込3300円)の3アイテムを展開する。全てが洗顔で落とすことができるスキンケア発想の処方で、自然な仕上がりが特徴だ。これまで公式オンラインストアと旗艦店「バルクオム ザ スタンド」のみで販売してきたが、メンズメイクを試したいというニーズに応え、体験の機会を提供する。

 バルクオムは創業以来、男性が身だしなみを整え、ビューティに触れる場としてヘアサロンを重要な顧客接点と位置づけ、店販やコラボメニューの開発、業務用製品の販売を行ってきた。ヘアサロンとの協業によって、自分のなりたい姿に進化できるという自信を与えるブランドとして、サロン発信のメンズメイク市場の形成を図る。

The post 「バルクオム」がメイクアップラインを全国のヘアサロンで展開 施術メニューも appeared first on WWDJAPAN.

アディダスがウィメンズ事業を本格強化 新ブランドアンバサダーに渡辺直美

 アディダス(ADIDAS)は、ランからトレーニング、フットボール、アウトドア、ライフスタイルまでの全カテゴリーにおいてウィメンズ分野を強化する。その一環として、女性をターゲットにした新たなグローバルキャンペーン「I’m possible(ジブンを信じきる。)」を開始した。

 同キャンペーンでは、さまざまな障壁を乗り越えて活躍する女性たちをサポートし、全ての人種や体型、ジェンダーなどを受け入れるインクルーシビティーのメッセージを発信する。自分の可能性を信じて行動するアイコンとして、渡辺直美が新ブランドアンバサダーに就任した。渡辺をはじめ、世界各国の女性が出演するブランドフィルムを順次公開予定だ。スケートボーダーの西矢椛や女優のチョン・ホヨン(HoYeon Jung)らも登場する。

 2月15日に開催したキャンペーン発表会で、ステイン・ヴァンデヴォースト(Stijn Vandervorst)代表取締役は同キャンペーンのほか、女性の多様なニーズを汲み取った商品開発と、ブランド体験の向上を通して女性顧客へのアプローチを強化すると説明した。グローバル全体では、ウィメンズ事業の売上高を2025年までに年平均10%台半ばで成長させ、事業全体に占めるウィメンズの比率を大幅に高めることをめざすという。ウィメンズ事業の現状の規模や目標数値は非公表。

 商品軸では、昨年発表した120万人の女性ランナーのデータを基に開発した“ウルトラブースト 22”のほか、2月14日にはイギリスの大学研究機関と連携して最適なバストサポートを追求した全40型からなる新作ブラコレクションを発売。今後もこれまで不足していた女性特有の身体構造のデータや研究を積極的に活用した商品開発に注力する。1月に原宿にオープンした「アディダス ブランドセンター 原宿」では、日本の店舗で初めて1階をウィメンズ商品に特化したフロア構成にした。

The post アディダスがウィメンズ事業を本格強化 新ブランドアンバサダーに渡辺直美 appeared first on WWDJAPAN.

よしミチ姉弟がコスメをプロデュース 「ファンと近くでつながれる場所」を目指す新たな挑戦

 “よしミチ”の愛称でZ世代を中心に人気を集める姉弟モデルのミチとよしあきは、自身がプロデュースするコスメブランド「パースビューティー(PERSE BEAUTY)」の第1弾製品となる“ベルベットフィックスリップバーム”(全4色、各税込1680円)を3月3日から公式サイトで先行販売する。3月17日から全国のロフト・PLAZAなどで順次販売する予定だ。製品はベルベットのような柔らかいバームテクスチャーで、ソフトマットな仕上がりと肌になじむ透け感のある発色が特徴。時間が経っても自然な色味が続くティントタイプのリップスティックだ。

 同ブランドは、2人が新しい発信の場として昨年7月に立ち上げたクリエイティブスタジオ 「パース(PERSE)」からスタートしたコスメラインだ。 “PERSE”はラテン語で“&”を意味し、ファンとのコミュニケーションの場として最新の情報やプロデュース商品などを発信していくという。また、第2弾としてカラーコンタクトの発売も決定している。SNSの総フォロワー数250万人以上をかかえ絶大な影響力を持つ彼らが、なぜ今クリエティブスタジオを立ち上げたのか、製品に込めた思いやこだわりなどをミチとよしあきに聞いた。

WWD:クリエイティブスタジオ「パース」を立ち上げた経緯は?

よしあき:SNSだけでなく、自分たちが表現したいものを作ったり、僕達をもっと身近に感じたりしてもらえるような空間として「パース」を作りました。

ミチ:姉弟として2人で活動してこれたのは、応援してくださったみなさまのおかげ。「パース」はそんな人たちともっと近くでつながれる場所にしたいです。

WWD:SNSではなくクリエイティブスタジオを立ち上げた理由は?

ミチ:SNSだと発信できることに限りもありますし、それぞれのメディアのスタイルがあると思うので、私たちの表現や作りたいものをより分かりやすく発信するために新しく立ち上げました。今回のコスメを皮切りに、幅広くチャレンジしていきたいです。

WWD:「パース」の最初のプロジェクトにコスメラインを選んだ理由は?その中でもなぜリップだった?

ミチ:私が自分に自信を持つことができたり、好きになれたりしたきっかけがコスメでした。例えば顔にホクロがあったとして、コンプレックスに思う人もいれば、チャームポイントと捉える人もいます。自分のことを好きになれるかどうかは結局自分次第なので、少しでもその後押しがしたくてコスメにしました。最初に持ったコスメがリップで、化粧をしたことがなかった当時の私にとって、リップ1本塗るだけでこんなに変化があるんだ!というのが楽しくて。寝る時もリップを塗っていたくらい大好きでした(笑)。その時の変化や感動が忘れられなくて、最初のアイテムは一番思い入れのあるリップにしました。

よしあき:僕も中学生くらいからメイクを始めて、高校生のときはメイクしないと外出したくないくらいでした。最近では仕事でヘアメイクをしてもらう機会も増え、メイクをすると自分に自信がつくし、メイクは楽しい所に連れて行ってくれるなと改めて感じています。「パースビューティ」をスタートするのもすごく楽しみでした。メイクは技術が必要なので、僕も最初はベースメイクで顔と首の色が全然違ったり、ノーズシャドウを入れすぎちゃったり……。いろいろ失敗をしながら引き算も出来るようになったのですが、その中でもリップって塗るだけでかわいくなれて、一番簡単に自分に自信が持てるアイテムだと思います。

 少し前までは男性でメイクをしていると驚かれることが多かったのですが、最近ではメイクをしていると「そのリップどこの?」と聞かれるくらいメンズメイクは違和感のないものになってきていると感じます。だからメンズにも使えるようなカラーやテクスチャーを目指した「パースビューティ」は、性別に関係なく使ってほしいです。

WWD:製品でこだわった点は?

ミチ:発色とつけ心地の良さにこだわりました。最初は色味から調整していたものの、保湿効果やプランピング効果、ティント効果も追加していくうちに質感が硬くなってしまい、何度も調整して理想通りの発色と質感を追求しました。カラーは、肌なじみにこだわったニュアンスカラー4色を作りました。マットリップって“しっかりお化粧感”が出るイメージがあるのですが、鏡を見なくてさっと塗れて、どんなシーンでも使いやすいリップに仕上がりました。

よしあき:中身はもちろん、僕はお守りのように持ち歩いてほしいという思いを込めて、毎日手に取りたくなるようなパッケージのデザインにもこだわりました。それぞれのカラーによってパッケージが色違いになっています。あとは手ごろな価格もポイントで、学生でも手に取りやすい価格になるように頑張りました。

ミチ:私は中身の発色や質感、彼はパッケージにこだわりを発揮して、上手く役割分担した感じですね。2人で妥協なく作り上げました。

WWD: “ベルベットフィックスリップバーム”を使ったおすすめのメイクは?

ミチ:個人的に一番好きなカラーは“01 NUDE ROSE”ですが、おしゃれな雰囲気になれるブラウンがかったオレンジ“03 CHILI ORANGE”も男女問わずどんな人でも似合うはず。おすすめの使い方は、“01 NUDE ROSE”が全体に塗ったあと、唇の中心に“02 INNOCENT RED”を重ねるとじゅわっとにじみ出るような血色感のあるリップに仕上がります。リップとアイシャドウの色味を合わせたワントーンメイクもおすすめです。

よしあき:ブラウン系の“03 CHILI ORANGE”や“04 ALMOND BROWN”はスッピンにさっと塗ってもモードな雰囲気でおしゃれにきまると思います。“ベルベットフィックスリップバーム”は重ねて塗ればしっかり発色してカラーを楽しめるし、一度塗りで軽くティッシュオフすればより自然な発色になるので、塗り方次第でいろいろな楽しみ方ができます。性別や年齢関係なく、ボーダーレスに使ってほしいです。

WWD:製品とパッケージともにヴィーガン素材なのは、若い世代の環境問題に対する意識が高まっているから?

ミチ:“ベルベットフィックスリップバーム”はフランスのヴィーガン認証機関「EVE VEGAN」の認証を取得しています。環境問題について私たちもまだまだ勉強不足ではあるものの、できることは少しずつでも取り組んでいきたいです。“環境問題に興味を持っているのがおしゃれ”という風潮があるのは事実ですが、入り口はそれでもいいと思っています。身近なコスメから意識するきっかけになってほしいです。

WWD:今後「パース」を通じでどういった企画や発信を考えている?

ミチ:アクセサリーにも挑戦してみたいです。今回は日常をより素敵にしてくれるものがコンセプトでしたが、アクセサリーは“特別”をコンセプトに作りたいです。家族とおそろいのリングをしていたり、大切な友人とはアクセサリーを送り合ったりするくらい、私にとってアクセサリーは特別なつながりを感じさせてくれるものなので。

よしあき:直近では、カラーコンタクトの発売が決定しています。リップのように、手軽に取り入れられるものから作っていきたいと考えています。ゼロから物を作ることは大変でしたが、僕たちの愛情や熱意を込めて作ったものがみなさんの手に届くことが1つの“つながり”なので。僕はやっぱり発信することが大好きなので、作ることから発信までできる「パース」の今後を楽しみにしていてください。

The post よしミチ姉弟がコスメをプロデュース 「ファンと近くでつながれる場所」を目指す新たな挑戦 appeared first on WWDJAPAN.

「ヴァンズ」が“トラ”モチーフのコレクション発売 中国のアーティスト陳英傑とコラボ

 「ヴァンズ(VANS)」は、中国のアーティスト陳英傑(Hua Tunan)とコラボレーションし、旧正月に合わせて寅年を祝うフットウエア&アパレルコレクションを発売した。「ヴァンズ」ストア各店とエービーシー・マート グランドステージオンラインストアで取り扱う。

 コレクションでは、陳英傑の“Stay Hungry”シリーズをベースに、冒険心と忍耐力といった同氏が考えるトラの精神と、「ヴァンズ」の“Off The Wall(普通じゃない、型破りなこと)”の精神を融合。飛び散ったインクや中国の甲骨文字、街のストリートサインなどを組み合わせて、都会のストリートと大自然の要素を表現した。

 コラボスニーカーは、全3型をラインアップ。“オーセンティック(AUTHENTIC)”(税込1万1000円)は、陳英傑のシグニチャーであるインクグラフィックのトラをアッパーやクリアなアウトソールに配した。“スケートハイ エコー DX (SK8-HI ECHO DX)”(1万5400円)”は、クラシックな“スケートハイ”を再解釈したシルエットやシューレースのデザインで、野生のトラを表現。“オールドスクール(OLD SCHOOL)”(1万2100円)は、ブラックスエードと手書きのパターンで構成したデザインと、シューズ全面に作品を配したデザインの2タイプをそろえる。アパレルは、ロングスリーブTシャツ(7700円)やワークウエアジャケット(1万3200円)などを用意し、フットウエアとのトータルコーディネートが可能だ。

 陳英傑は、1991年中国・広東省生まれ。“チャイナ・グラフィティ”と呼ばれる、アジアの水墨画と西洋のグラフィティを組み合わせたオリジナルの作風が特徴だ。過去には、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「カルティエ(CARTIER)」「ボルボ(VOLVO)」などとコラボレーションするなど、世界的なアーティストとして知られる。

問い合わせ先
VANS JAPAN
03-3476-5624

The post 「ヴァンズ」が“トラ”モチーフのコレクション発売 中国のアーティスト陳英傑とコラボ appeared first on WWDJAPAN.

「ディウカ」2022-23年秋冬コレクション

 「ディウカ(DIVKA)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ディウカ」2022-23年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ラデュレ」からホワイトデー用の限定マカロンボックス

 「ラデュレ(LADUREE)」は2月25日、ホワイトデー用の限定マカロンボックス“クーロンヌ・デ・フルール”を発売する。パッケージは、白いボックスの上に「ラデュレ」を象徴するパステルカラーの花のリースが浮かび上がるデザインで、価格は税込2862円(6個入)〜。

 「ラデュレ」は1862年、ブランジェリー(パン屋)としてパリで創業。その後、パティスリー(洋菓子店)に生まれ変わり、さらにカフェと融合。今年160周年を迎える。

The post 「ラデュレ」からホワイトデー用の限定マカロンボックス appeared first on WWDJAPAN.

「プーマ」の“スウェード VTG”から新色発売 80年代のモデルを復刻

 「プーマ(PUMA)」は2月17日、アイコンスニーカー“プーマ スウェード VTG(PUMA SUEDE VTG)”の新色スチールグレー(1万円)を発売する。プーマ公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う。

 “プーマ スウェード VTG”は、1979~80年代中期に旧ユーゴスラビアで生産していたモデルをベースに、2018年に登場した「スウェード 90681(SUEDE 90681)」を改良。オリジナルに近いシルエットを再現した。また、シューホールは、8個から7個に変更することで、靴紐をより均一に結びやすくした。アッパーとソールの接合には、接着剤を使うセメント製法を採用。シューズの履き口をぐるりと囲むライニングには、内側と外側で色味の異なる“コントラストステッチ”を用いて、ビンテージ感を出した。一方で、トゥボックスは小さめにアップデートして、現代に合うバランスにこだわった。新色スチールグレーのほか、定番のネイビーやブラック、レッドの全4色をラインアップする。

 初代“プーマ スウェード”は、1968年にトレーニングシューズとして誕生した。当時は、商品名も“プーマ”だったが、ストリートで活躍するヒップホップアーティストやスケーターらが、“スウェード”を通称として愛用。彼らの影響力と共に、その名が世界に広まったことから、1990年代に「プーマ」が正式に商品名に採用したという背景がある。

問い合わせ先
プーマお客様サービス
0120-125-150

The post 「プーマ」の“スウェード VTG”から新色発売 80年代のモデルを復刻 appeared first on WWDJAPAN.

「プーマ」の“スウェード VTG”から新色発売 80年代のモデルを復刻

 「プーマ(PUMA)」は2月17日、アイコンスニーカー“プーマ スウェード VTG(PUMA SUEDE VTG)”の新色スチールグレー(1万円)を発売する。プーマ公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う。

 “プーマ スウェード VTG”は、1979~80年代中期に旧ユーゴスラビアで生産していたモデルをベースに、2018年に登場した「スウェード 90681(SUEDE 90681)」を改良。オリジナルに近いシルエットを再現した。また、シューホールは、8個から7個に変更することで、靴紐をより均一に結びやすくした。アッパーとソールの接合には、接着剤を使うセメント製法を採用。シューズの履き口をぐるりと囲むライニングには、内側と外側で色味の異なる“コントラストステッチ”を用いて、ビンテージ感を出した。一方で、トゥボックスは小さめにアップデートして、現代に合うバランスにこだわった。新色スチールグレーのほか、定番のネイビーやブラック、レッドの全4色をラインアップする。

 初代“プーマ スウェード”は、1968年にトレーニングシューズとして誕生した。当時は、商品名も“プーマ”だったが、ストリートで活躍するヒップホップアーティストやスケーターらが、“スウェード”を通称として愛用。彼らの影響力と共に、その名が世界に広まったことから、1990年代に「プーマ」が正式に商品名に採用したという背景がある。

問い合わせ先
プーマお客様サービス
0120-125-150

The post 「プーマ」の“スウェード VTG”から新色発売 80年代のモデルを復刻 appeared first on WWDJAPAN.

「ブルガリ」トップが語る女性のエンパワーメントとデジタルの可能性

 ブルガリ ジャパンは毎年12月、さまざまな分野で活躍する女性をたたえる「ブルガリ アウローラ アワード(BVLGARI AVRORA AWARDS 以下、アウローラ)」のイベントを華々しく開催している。昨年で6回目を迎えた同賞の“アウローラ”とは、ローマ神話で“暁の女神”を意味し、文化、スポーツ、社会貢献などの分野でインスピレーションを与える女性に贈られるものだ。毎年同賞の授賞式のために来日するジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリ グループ 最高経営責任者(CEO)だが、今年は、コロナ禍のため来日できなかった。同CEOに「アウローラ」をスタートした理由や、同賞に込めた思い、そして、コロナ禍におけるビジネスについて聞いた。

WWD:「アウローラ」を2016年にスタートした理由と目的は?

ジャン・クリストフ・ババン=ブルガリグループCEO(以下、ババン):「ブルガリ」のブランドとしての成功は女性によるものが大きい。われわれは、女性なくして世界的なラグジュアリーの象徴かつ羨望の的のジュエラーの一つになることはできなかったはずだ。だから、女性たちに捧げる賞を作りたかった。ジュエリーだけでなく、ウオッチやアクセサリー、フレグランスなどのインスピレーションの始まりは女性から。「アウローラ」は女性が持つ注目されるべき隠れた才能にフォーカスし、その声を伝えるのが目的だ。

WWD:このイベントは6年にわたり開催されてきた。この6年間の変化についてどのように分析するか?

ババン:男性のライフスタイルよりも女性のライフスタイルの方が早いスピードで変化している。今日の女性は自分自身の才能を信じて発揮することにより、社会的にますます重要な役割を果たすようになった。自分の人生を動かすエンジンそのものになっている。これが、この賞を誇りに思う理由だ。「アウローラ」は、女性のありのままの姿を讃えて、それぞれの女性が持つ夢の実現に導く賞だと思う。この賞を受賞することにより、夢が明確になり、それを実現する決意になるだろう。

WWD:幾つかの企業が女性のエンパワーメントに関する賞を設けているが、「アウローラ」はそれらとどのように違うか?

ババン:“卓越性”を重視している点。「ブルガリ」は、世界的なトップジュエラーとして、日々、“卓越性”を実現するために尽力している。宝石や貴金属といった材料から、オリジナリティー溢れるクリエイション、世界中の店舗やさまざまな方法による顧客へのサービスまで、“卓越”していることが重要。「アウローラ」も同様に、参加する女性がそれぞれの才能を通して世界に卓越した作品を届ける決心をする場なのだ。歌でも、建築でも、アートでも、“卓越”したものを作り出す方法を知っている、そんな女性に贈られるのが「アウローラ」だ。

デジタルはターゲットとの需要なタッチポイント

WWD:コロナ禍におけるビジネス状況は?好調の市場とその理由は?

ババン:パンデミックをもたらすウイルスとの戦いで世界は一致団結した。しかも渡航制限により世界はある意味、小さくなったと言えるかもしれない。われわれのようなラグジュアリーブランドは、より、ローカルな戦略でビジネスをするようになった。そして、経済全体が徐々に回復しつつある。コロナ禍で、デジタルが重要な後押しになった。ECは、ロックダウンなど危機的な状況で大きな味方となったが、状況に関わらず重要なビジネスチャネルになっている。優れた業績を残すことを忘れず、デジタルで、顧客によりパーソナライズされたサービスをどう届けるかというのが興味深いチャレンジだ。

WWD:コロナ禍における富裕層市場は?どのようなサービスを提供しているか?

ババン:ラグジュアリービジネスは近年、デジタルとの相互作用により、デジタルに明るい若い世代を市場の中心に押し上げた。EC顧客の消費動向を研究し、好みに合わせた商品を提供することにより完璧なショッピング体験を提供することができる。「ブルガリ」にとってデジタルは、理想的なターゲットと接触できる刺激的で有用なチャネルであり、SNS上でユーザーが発信する価値や経験に基づいたマーケティング戦略が可能になる。また、3Dデジタル技術を駆使して、メタバース上で商品を存分に楽しめるユニークな体験を提供することも課題だ。

WWD:コロナは一部地域で落ち着きつつあるが、この先行きの見えない状況における戦略は?

ババン:世界情勢は常に変化している。長期的に危機的状況にある地域はもはやない。実店舗とデジタルの融合により消費者のニーズに応えるのが理想的な戦略だ。われわれは決して立ち止まることなく、状況を考慮に入れながら、コレクションの発表や店舗のオープン計画を進めている。昨年秋には、フランス・パリのヴァンドーム広場に新しい旗艦店をオープンし、ジュエラーの聖地である同広場における存在感がアップした。12月には、「ブルガリ ホテル パリ(BVLGARI HOTEL PARIS)」をオープンした。コロナ禍が落ち着けば、国際的なラグジュアリーショッピングの拠点であるパリで、多くの宿泊客を迎える特別な存在になると信じている。「ブルガリ」ならではの、細部まで気を配ったサービスの質の高さを感じてもらえるはずだ。このように、われわれは国別に具体的な戦略を立てて、計画を実行している。ECによる販売は、ブティックにおけるサービスや、ブルガリの世界観を再現することはできないが、実店舗とECは補完し合うもの。コロナ禍による制約がある地域では、ECやSNSをを通して顧客とタッチポイントを作り販売することが重要だ。

The post 「ブルガリ」トップが語る女性のエンパワーメントとデジタルの可能性 appeared first on WWDJAPAN.

気持ちの良い空間 アーティスト・長場雄と「バルミューダ」の共通点

 ファッションやビューティ、フードなど多岐にわたるコラボレーションでも話題を集めるアーティストの長場雄さん。モノクロをベースにしつつ、一見ポップに見える中に温かみや親近感、かたやアンニュイさなど鑑賞者によってさまざまな感情を刺激する作品は、海外でも高く評価され、今や日本を代表するアーティストの一人だ。空間作りにこだわるというアトリエ兼事務所には「バルミューダ」の製品がいくつかある。中でも、飛散のピークを迎える花粉を避けるために今愛用しているのが、空気清浄機の“バルミューダ ザ・ピュア(BALMUDA The Pure)”だ。唯一無二の作品が生まれる空間作りについて聞きながら、「バルミューダ」のモノ作りとの共通点を探る。

シンプルだけど、
どこか気になる存在

 2年ほど前に移転したという長場さんのアトリエは、木々に囲まれた閑静な住宅街の一角にある。「仕事の合間にいい息抜きができるスペースがないか探していたところ、この場所と出合いました。作業中は自分の気持ちを一定に保ちたい、同じ“出力”で仕事をしていたいという気持ちが強くあって、心穏やかに作品作りができる環境かなと思っています」。

 大きな窓から見渡す木々や空に向き合うよう置かれたデスク、天井から穏やかに音楽を響かせるスピーカーなど、一日の大半を過ごすこの空間へのこだわりは随所にある。加湿器や電気ケトルを始め、愛用する複数の「バルミューダ」製品もそうだ。気に入る理由の一つにデザイン性を挙げる。「家電製品はプライベートな空間に入ってくるので、あまりに主張するデザインは避けたいけれど、無機質ではつまらない。『バルミューダ』はシンプルなんだけど、どこか気になる存在というか“引っかかり”があるのが面白いですよね。僕にとって、距離感がちょうどいい。僕の作品もシンプルだけど、線の選び方で遊び心や面白さを伝えたいと思っていて。通り過ぎずに立ち止まってもらいたいというか。その辺りは共通するのかな」と話す。

 長場さんのデスクに目を向けると、作業途中のアートワークが置かれていた。「鉛筆で下書きをして、ペンで本描き。基本的にはアナログですね。そこに自分の気持ちを写し込みたいと思っています。気持ちを込めることで、見てくれた人の心に残ってくれたら。シンプルな絵だからこそ、何かを汲み取って想像力を膨らませてもらえたらうれしいですね」。

花粉シーズンにも最適な
“バルミューダ ザ・ピュア”
の心地よさ

 花粉症持ちの長場さんがこの季節、特に重宝しているというのが、 “バルミューダ ザ・ピュア”だ。特徴は、下部に設けられた吸気部(開口部)から空気を強力に引き込み、真上に向かって清浄された空気を送り出すことで、クリーンで気持ちのいい部屋を作り出すこと。この、“たくさん吸ってたくさん出す”間、吸気部と流路が点灯し、明るさは空気清浄の強さと共に変化する。「まず、空間を邪魔しない佇まいがいいですね。空気清浄機って機能しているかを感じづらいんだけど、この光によって可視化できる。オシャレでもやっぱり“道具”だから、しっかりと働いてもらわないと、ね(笑)」。

 “バルミューダ ザ・ピュア”は、あえて加湿機能を搭載しないことで空気清浄機能にこだわり、部屋中の空気をきれいにするパワフルな性能を備えている。タフな空気清浄能力で、粒子として重いとされる花粉や微細なウイルス対策にも効果を発揮する。

航空機のジェット
エンジンから着想

 “バルミューダ ザ・ピュア”は、高性能フィルター※1に加えて、航空機のジェットエンジン技術を応用した独自の整流翼とファンを搭載。本体下部から取り込んだ大量の空気を大きく循環させ、最大で毎分7000リットル※2の空気を清浄する。本体上面の3つのボタンで完結するという簡単な操作性も魅力だ。飛行機内のポーンというシートベルトサイン音を模したボタン操作音や、ジェットクリーニングモード※3のボタンに描かれた飛行機のマークに、「バルミューダ」らしいユーモアが光る。これまで数々のヒットアイテムを生み出してきた「バルミューダ」。その人気の理由はどの空間スタイルにも合うシンプルなデザイン性だけでなく、ワクワクする楽しさをも日常で体験できることだ。家電としての性能はもちろん、意表を突くその遊び心はブランドの思いとしてユーザーへ届いている。

 あらゆる業種とタッグを組む長場さんだが、アーティストとしての挑戦は止まらない。「いろんな世界を見たいんです。自分が思ってもみなかった、考えもつかないことって、まだまだたくさんある。さまざまな接点を持つことが刺激になっているし、ステップアップにつながっています」。年内には個展を開催予定だという。シンプルでありながらも、驚きやうれしさといった“体験”を提供する「バルミューダ」と同じく、常に探究心を持ち続けているようだ。

※1 空気中の全ての有害物質を除去できるものではありません
※2 ジェットクリーニングモード運転時
※3 最大風量モード。強力な循環気流で素早く効率的に空気を清浄
PHOTOS:OSAMI WATANABE[MODEL]
HAIR:SHOTARO(SENSE OF HUMOUR)
TEXT:RIE KAMOI
問い合わせ先
バルミューダ
0120-686-717

The post 気持ちの良い空間 アーティスト・長場雄と「バルミューダ」の共通点 appeared first on WWDJAPAN.

「シュプリーム」が日本のスーパーのチラシ風アイテムが登場 手掛けた台湾人は「依頼が突然届いて焦った」

 「シュプリーム(SUPREME)」が発表した2022年春夏コレクションに、日本のスーパーのチラシに着想したアイテムが登場し話題を集めている。

 グラフィックを手掛けたのは、日本の大衆文化をモチーフとしたアート作品で知られる東京在住の台湾人アーティスト、リー・カンキョウ(Lee Kan Kyo、李漢強)だ。きっかけはある日、「シュプリーム」から突然届いたアイテムの制作依頼メールで、最初のうちは詐欺だと思い無視してものの、友人らに相談するうちに本物だと分かった。依頼内容は、同氏が得意とする「日本のスーパーのチラシとクレジットカードを『シュプリーム』化してほしい」というもの。ジャージー素材のTシャツやニット、セットアップ、キャップなど、全6型にチラシの世界観を落とし込んだ。

 カンキョウに話を聞くと、「チラシは食料品の消費税を8%にしていて、クレジットカードは番号にいろいろな暗号を隠している。『シュプリーム』ファンの方々には、ぜひ楽しんで探してほしい」とコメント。さらに「依頼を受けたのは2021年。すぐにイメージを見たいと言われ、時間が全くないし相手が相手だから本当に焦った」と笑いながら振り返ってくれた。

 なお「シュプリーム」は全アイテムの発売日と価格が非公開のため、同氏が手掛けたアイテムも発売時期は不明だ。

The post 「シュプリーム」が日本のスーパーのチラシ風アイテムが登場 手掛けた台湾人は「依頼が突然届いて焦った」 appeared first on WWDJAPAN.

「フェンディ」の限定店に朝比奈彩や佐田真由美らが来場 最新コレクションを世界先行発売

 「フェンディ(FENDI)」は、2022年春夏ウィメンズ・コレクションの発売を記念して、ポップアップイベントを伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージで2月22日まで開催している。

 イベントでは、同コレクションを世界に先駆けて発売しているほか、ファッションイラストレーターのアントニオ・ロペス (Antonio Lopez)によるデザインをプリントしたドレスや、グラフィックを施した“ピーカブー アイシーユー スモール”バッグを限定販売している。これを記念して、朝比奈彩、三吉彩花、滝沢眞規子、佐田真由美らが祝福に駆けつけた。

■フェンディ 2022年春夏ウィメンズコレクション ポップアップイベント
会期:〜2月22日
場所:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ(東京都新宿区新宿3-14-1)
営業時間:10:00〜20:00

The post 「フェンディ」の限定店に朝比奈彩や佐田真由美らが来場 最新コレクションを世界先行発売 appeared first on WWDJAPAN.

「フェンディ」の限定店に朝比奈彩や佐田真由美らが来場 最新コレクションを世界先行発売

 「フェンディ(FENDI)」は、2022年春夏ウィメンズ・コレクションの発売を記念して、ポップアップイベントを伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージで2月22日まで開催している。

 イベントでは、同コレクションを世界に先駆けて発売しているほか、ファッションイラストレーターのアントニオ・ロペス (Antonio Lopez)によるデザインをプリントしたドレスや、グラフィックを施した“ピーカブー アイシーユー スモール”バッグを限定販売している。これを記念して、朝比奈彩、三吉彩花、滝沢眞規子、佐田真由美らが祝福に駆けつけた。

■フェンディ 2022年春夏ウィメンズコレクション ポップアップイベント
会期:〜2月22日
場所:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ(東京都新宿区新宿3-14-1)
営業時間:10:00〜20:00

The post 「フェンディ」の限定店に朝比奈彩や佐田真由美らが来場 最新コレクションを世界先行発売 appeared first on WWDJAPAN.

「7~8年後にIPOを実現したいですね」株式会社U.RAKATA 代表取締役社長 臼井健一郎氏

昨年6月末に、アークランドサービスホールディングス株式会社の社長を退任した臼井氏。12月末には会長職も退き、長年考えていた独立への想いを実現、株式会社U.RAKATAを設立、独立後初めてインタビューに応じてくれた。アークランド時代の想いや独立後の心境、今後の事業戦略について語ってくれた。
Posted in 未分類

「7~8年後にIPOを実現したいですね」株式会社U.RAKATA 代表取締役社長 臼井健一郎氏

昨年6月末に、アークランドサービスホールディングス株式会社の社長を退任した臼井氏。12月末には会長職も退き、長年考えていた独立への想いを実現、株式会社U.RAKATAを設立、独立後初めてインタビューに応じてくれた。アークランド時代の想いや独立後の心境、今後の事業戦略について語ってくれた。
Posted in 未分類

【月次速報】回転すし、唯一「スシロー」だけが前年割れで「くら寿司」がハネタ

1月の各社の既存店の数字をみると前年同月比ではプラスとなっているケースが多い。これは、昨年は1月8日から東京都などで緊急事態宣言が発令されたが、今年は、まん延防止等重点措置は1月中下旬であったので通常営業できた日数が多かったということである。
Posted in 未分類

「ナイキ」VS「ストックX」商標権侵害訴訟 NFT市場における商標利用を問題視

 ナイキ(NIKE INC.)は2月3日、リセールスニーカーのオンライン取引所「ストックX(STOCK X)」に対して商標権侵害を理由に損害賠償等を求めてニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に提訴した。

 「ストックX」は「実物の所有権に紐づいたNFTに投資できる体験」ができるプロジェクト“ヴォルトNFT(Vault NFT)”を公開。この中には「ナイキ」のスニーカーも含まれており、ナイキは「許可なく『ストックX』が『ナイキ』の商標を使用したNFTを発行している」「『ナイキ』が発行者ではない“『ナイキ』のNFT”が発行されている」と主張している。この問題について「ストックX」のスポークスパーソンは、法的問題にはコメントしないという声明を発表している。

 ナイキによると、「ストックX」では2022年版“ダンク ロー(Dunk Low)”のレトロ ホワイト/ブラックのヴォルトNFTが平均809ドル(約9万3000円、2月3日時点)で取り引きされていたが、実物は「ナイキ」のECサイトで100ドル(約1万1500円)で販売していたという。

 また、「ストックX」が発行した「ナイキ」のヴォルトNFTに対する消費者の反応の例として、TikTokユーザーの「ナイキによる金銭を搾取するためのばかげた詐欺行為」というコメントを示し、「『ストックX』による『ナイキ』商標の使用は、マーケットプレイスの消費者を混乱させ、『ナイキ』の有名な商標を希釈し続ける」と主張している。

 ナイキは21年12月、ファッションやスニーカー分野のNFTを多く扱うスタートアップ企業RTFKT(アーティファクト)を買収。22年2月にはRTFKTと共同で複数のバーチャル商品を発表予定だった。また、1月18日には自社の従業員に対して「『ナイキ』のバーチャル製品の開発やWeb3、メタバース、ブロックチェーンベースの体験をコアビジネスと連携して提供する専門の部門として“ナイキ バーチャル スタジオ”を立ち上げる」構想を自社の従業員に対して発表するなど、デジタル領域への進出の動きを強めている。

The post 「ナイキ」VS「ストックX」商標権侵害訴訟 NFT市場における商標利用を問題視 appeared first on WWDJAPAN.

「ティファニー」とダニエル・アーシャムがコラボ NBAオールスターズを記念

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」はこのほど、オハイオ州クリーブランドで開催されるNBAオールスターズゲーム 2022(NBA All-Stars Game 2022)を記念し、現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションしたバスケットボールを発表した。

 バスケットボールは575ドル(約6万3825円)で、ウィルソン社(WILSON)製。カラーは"ティファニーブルー"で、表面はアーシャムらしいクリスタル模様のテクスチャーに加工した。

 クリーブランドで開催する体験型ポップアップ"ティファニー×アーシャム・スタジオ ハーフコート・エクスペリエンス(Tiffany & Co x Arsham Studio Half Court Experience)”で販売するほか、近隣の「ティファニー」ウッドメア店でも取り扱う。

 アーシャムはクリーブランド出身で、彫刻作品からペインティング、インスタレーション、映像作品まで手掛ける。2020年には地元のバスケットボールチーム"クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)"のビジュアルなどを担当するクリエイティブ・ディレクターに就任。「『ティファニー』は、NBAファイナルの優勝トロフィーを長年製作し、バスケットボールと深い関係をもっている。私自身も地元のバスケチームのクリエイティブ・ディレクターをしている上、今年はオールスターズゲームがクリーブランドで開催されて、感慨深い」とコメントした。

The post 「ティファニー」とダニエル・アーシャムがコラボ NBAオールスターズを記念 appeared first on WWDJAPAN.

「ティファニー」とダニエル・アーシャムがコラボ NBAオールスターズを記念

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」はこのほど、オハイオ州クリーブランドで開催されるNBAオールスターズゲーム 2022(NBA All-Stars Game 2022)を記念し、現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションしたバスケットボールを発表した。

 バスケットボールは575ドル(約6万3825円)で、ウィルソン社(WILSON)製。カラーは"ティファニーブルー"で、表面はアーシャムらしいクリスタル模様のテクスチャーに加工した。

 クリーブランドで開催する体験型ポップアップ"ティファニー×アーシャム・スタジオ ハーフコート・エクスペリエンス(Tiffany & Co x Arsham Studio Half Court Experience)”で販売するほか、近隣の「ティファニー」ウッドメア店でも取り扱う。

 アーシャムはクリーブランド出身で、彫刻作品からペインティング、インスタレーション、映像作品まで手掛ける。2020年には地元のバスケットボールチーム"クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)"のビジュアルなどを担当するクリエイティブ・ディレクターに就任。「『ティファニー』は、NBAファイナルの優勝トロフィーを長年製作し、バスケットボールと深い関係をもっている。私自身も地元のバスケチームのクリエイティブ・ディレクターをしている上、今年はオールスターズゲームがクリーブランドで開催されて、感慨深い」とコメントした。

The post 「ティファニー」とダニエル・アーシャムがコラボ NBAオールスターズを記念 appeared first on WWDJAPAN.

フェムテックの先駆者、森田敦子が3度目のイベントを伊勢丹新宿本店で開催

 フェムテックの先駆者である森田敦子は2月23日から3月1日まで、伊勢丹新宿本店3階のランジェリー売り場「マ・ランジェリー」でフェムテックイベント「センシュアル・ライフ 3 produced by WOMB LABO」を開催する。

 3度目のイベントでは、「“わたし”を一番に愛すること」をテーマにセレクトした、年齢を問わず使える介護プロダクトシリーズ「メソワン(MESOINS)」や、女優・長谷川京子が手がけるランジェリーブランド「エスバイ(ESS BY)」の新商品などランジェリーやフェムケアグッズ約150点が並ぶ。イベント期間中は長谷川と森田による無料トークショーや、森田による個別カウンセリングも開催する。

 昨年9月にローンチしたフェムテック・ウェルネスメディア「ウームラボ(WOMB LABO)」でもメインキュレーターを務める森田は、「自分の体にもともと備わっているテクノロジーを、まず女性自身が理解することが本当の意味でのフェムテック」というメッセージを発信。日本でデリケートゾーンケアの啓蒙活動を続けてきた森田ならではの視点で取り揃えたアイテムを通じ、女性の日々の生活をより豊かにするような自愛のひとときを提案する。

<長谷川京子×森田敦子 トークショー>
参加費無料、先着予約制。定員13人
開催日時:2月23日14時〜14時20分(予定)

<森田敦子による個別カウンセリング>
参加費無料、先着予約制。各回30分
開催日時:2月25、27日

The post フェムテックの先駆者、森田敦子が3度目のイベントを伊勢丹新宿本店で開催 appeared first on WWDJAPAN.

バービーと「ピーチ・ジョン」のコラボコレクション第4弾 ロマンティックレトロなブラとブラトップが登場

 「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は、お笑い芸人であるフォーリンラブのバービーとのコラボレーションコレクション第4弾を2月16日に発売する。同コレクションはバービーの“あなたの胸は誰のためでもなく、あなただけのもの。すべてのおっぱいが気高く誇らしい毎日を送れますように。”という思いを込めており、“ロマンティックレトロ”をテーマに制作した。バービー自身がデザインし、フィッティングを何度も繰り返してより良い着け心地や肌触りにこだわったブラと、ブラトップをラインアップする。

 第1弾のコレクションから人気の“クイーンブラ”からは、Tシャツブラとして使えるシームレスなデザインの“クイーンブラ 実践的ロマンチック”が登場。すっきりとしたボディーラインをサポートする超脇高のサイドベルトはそのままに、ボーンがなく、肌にゴムが直接触れない仕様で、快適性を向上させた。リラックス感とバストをサポートする機能性を兼ね備えた“抜け駆けエアリーブラトップ”は2構成のパワーネットパネルを使用し、バストを寄せることで脇広がりをすっきり整える。さらにゴムやタグが肌に当たらないように工夫し、軽さと心地良さにこだわった。サイズはブランド初のアンダーバスト95と100、ブラトップは4L、5Lサイズをそろえる。公式サイトでは全サイズ、全国の店舗では一部サイズ限定で取り扱う。

 メインビジュアルにはモデルのHIBARIとリアルサイズモデルを起用し、ロマンティックレトロな雰囲気を表現した。バービーとHIBARIによる対談動画も公式サイトで公開する。

The post バービーと「ピーチ・ジョン」のコラボコレクション第4弾 ロマンティックレトロなブラとブラトップが登場 appeared first on WWDJAPAN.

バービーと「ピーチ・ジョン」のコラボコレクション第4弾 ロマンティックレトロなブラとブラトップが登場

 「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は、お笑い芸人であるフォーリンラブのバービーとのコラボレーションコレクション第4弾を2月16日に発売する。同コレクションはバービーの“あなたの胸は誰のためでもなく、あなただけのもの。すべてのおっぱいが気高く誇らしい毎日を送れますように。”という思いを込めており、“ロマンティックレトロ”をテーマに制作した。バービー自身がデザインし、フィッティングを何度も繰り返してより良い着け心地や肌触りにこだわったブラと、ブラトップをラインアップする。

 第1弾のコレクションから人気の“クイーンブラ”からは、Tシャツブラとして使えるシームレスなデザインの“クイーンブラ 実践的ロマンチック”が登場。すっきりとしたボディーラインをサポートする超脇高のサイドベルトはそのままに、ボーンがなく、肌にゴムが直接触れない仕様で、快適性を向上させた。リラックス感とバストをサポートする機能性を兼ね備えた“抜け駆けエアリーブラトップ”は2構成のパワーネットパネルを使用し、バストを寄せることで脇広がりをすっきり整える。さらにゴムやタグが肌に当たらないように工夫し、軽さと心地良さにこだわった。サイズはブランド初のアンダーバスト95と100、ブラトップは4L、5Lサイズをそろえる。公式サイトでは全サイズ、全国の店舗では一部サイズ限定で取り扱う。

 メインビジュアルにはモデルのHIBARIとリアルサイズモデルを起用し、ロマンティックレトロな雰囲気を表現した。バービーとHIBARIによる対談動画も公式サイトで公開する。

The post バービーと「ピーチ・ジョン」のコラボコレクション第4弾 ロマンティックレトロなブラとブラトップが登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ジュンヤ マン」の最新コレクションをメキシコ文化庁が“文化の盗用”と批判

 渡辺淳弥が手掛ける「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN以下、ジュンヤ マン)」の2022-23年秋冬コレクションが“文化の盗用”だとして批判を受けている。

 1月にデジタルで発表した同コレクションは、イギリス発のバンド、ジャミロクワイ(Jamiroquai)にフォーカスし、ジェイ・ケイ(Jay Kay)のファッションスタイルを「ジュンヤ マン」流に再解釈した。「ジュンヤ マン」は、メキシコ文化庁と毛織物ブランド「ペンドルトン(PENDLETON)」の協力を得て、サラぺ柄をプリントや切り替え、パッチワークに落とし込んだと説明していたが、メキシコ文化庁は同ブランドの対応が不十分で非倫理的だとコメントした。

 両者は2021年11月から交渉に入ったものの、合意に達する前に「ジュンヤ マン」がコレクションを発表したことで、メキシコ文化庁は「倫理面における合意よりも商業的なスケジュールを優先した」と批判している。

 交渉過程でメキシコ文化庁は、デザインの根源を示すようなラベルを衣服に付けることやデザイン使用料の支払い、素材や機材に対する資金的な支援のほか、集団的権利に関する国際的なセミナーの共同開催などを求めていた。「ジュンヤ マン」の親会社であるコム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)側も、将来的には職人とのコラボレーションを検討すると提案していた。

The post 「ジュンヤ マン」の最新コレクションをメキシコ文化庁が“文化の盗用”と批判 appeared first on WWDJAPAN.

所属する村瀬心椛選手が銅メダル獲得 ムラサキスポーツに聞くスノーボード市場の変化

  北京冬季五輪も後半戦。スノーボード競技ではハーフパイプで平野歩夢選手が金メダル、冨田せな選手が銅メダル、ビッグエアで17歳の村瀬心椛選手が銅メダルと日本勢のメダルラッシュに沸いている。メダリストの村瀬選手が所属するのが、スノーボードやサーフィン、スケートボードの専門店であるムラサキスポーツ。東京五輪でも、同社所属の堀米雄斗選手、西矢椛選手がスケートボードで金メダルを獲得し、大きな注目を集めた。野球やサッカーに比べるとまだまだマイナーなスノーボードやスケートボードだが、大きな大会で選手が活躍するとどんな変化があるのか。ムラサキスポーツ新宿店の倉持正臣さんに、スノーボード市場の概況と共に聞いた。

WWD:まず初めに、ムラサキスポーツに所属する村瀬選手をはじめ、日本人選手の北京冬季五輪での活躍は店頭にどんな変化をもたらしているか。

倉持正臣(以下、倉持):日本人選手が活躍すると、スノーボードを始めてみようというお客さまが増えて、業界全体に還元がある。例年、スノーボードの売り上げのピークは12〜1月だが、今年は五輪効果なのか2月の3連休(11〜13日)時点でも各店で集客が落ちなかった。東京五輪のスケートボードで堀米選手や西矢選手、中山楓奈選手(銅メダル獲得)が活躍した際も、彼らが当社の所属と知った方からの問い合わせが増え、初めてスケボーに挑戦するという10代のお客さまがかなり増えた。スケボーは“3密”を避けられる遊びとして、20年3月以降売り上げを伸ばしていた。その反動で21年はやや前年比で伸び悩んでいたが、東京五輪後の8〜9月は大幅に伸長し、店によっては売り上げが例年の2〜3倍になるというケースもあった。

WWD:五輪の効果でここからさらに伸びる可能性はあるが、2021-22年シーズンのスノーボード市場の現時点までの概況を教えてほしい。

倉持:当社のスノーボードカテゴリーは、1月までの時点で前年同期比20%増にやや届かずという着地。雪不足だった前々年との比較では、20%増以上の伸びだ。昨年はコロナ禍でお客さまは商品を買おうにも買えず、さらに今年はベトナムや中国でロックダウンや電力不足に伴う生産遅延が発生した。「今年こそ買うぞ」と思っていたお客さまのマインドを、納期遅れがさらに刺激した面はある。コロナ禍前は、ムラサキスポーツとして各地のゲレンデで毎月のようにボードの試乗会やイベントを行い、広告も出稿して売り上げにつなげていた。今シーズンは広告出稿を大幅に減らしているにも関わらず、売り上げが回復している。

WWD:新宿店はコロナ禍前は海外観光客からの支持も厚かった。

倉持:コロナ禍前は新宿店は売り上げの15〜20%を中国や韓国のお客さまが占めていた。海外観光客はかなり減ったが、昨年12月ごろから徐々に戻りが見られる。特に中国は自国での五輪開催もあって、スノーボード市場が今まさに大きく拡大しているところだ。「バートン(BURTON)」など有力ブランドの中国では売っていない品番のボードや、10万円超の「オガサカ(OGASAKA)」「ヨネックス(YONEX)」などの日本製ボードを求める声は強い。また、“プレミア感”を重視して、国際大会で有力選手が使用したボードを指名買いするケースも中国のお客さまでは五輪前からよく見られる。

スノボウエアも韓国ファッションが席巻

WWD:コロナ禍前と比べて売れるアイテムに変化はあるか。

倉持:マスク代わりのバラクラバやフェイスマスクは非常によく売れている。感染を避けるためにゴーグルやグローブをレンタルすることは避けて、初心者でも自分のものを買うという傾向も広がっている。

WWD:ウエアはどんなデザインが売れているか。

倉持:「ゴアテックス(GORE-TEX)」など機能素材を使用したギア系と、街着のトレンドを取り入れたストリートミックス系とにニーズが二分している。ギア系は「バートン」の上級ラインである“akコレクション”や、今回の五輪で米国スノーボードチームのウエアのサプライヤーにもなっている「ボルコム(VOLCOM)」の商品などが支持されている。“akコレクション”には藤原ヒロシさんとの協業商品もあり、それには中国や韓国のお客さまからの問い合わせも毎シーズン多い。一方、ストリートミックス系ではK-POPファッションの波がスノーボードウエアの世界も席巻している。新宿店では、淡い色使いなどが特徴の韓国発のウエア「ディミト(DIMITO)」が人気だ。

WWD:スノーボードが日本に入ってきて約40年。スノーボード人口は減少し続けていると言われるが、そうした市場の変化をどう見ているか。

倉持:業界内でよく言われることだが、今40代である僕たちが若かったころは、スノーボードがファッションや音楽などと共にカルチャーの一つとして受け止められていた。今の若い世代は(うまい人であればあるほど)カルチャーというよりも競技志向が強く、(カルチャーに紐づいたマイナースポーツという領域から)より一般的なスポーツになりつつあると言えるのかもしれない。東京五輪でスケボーが注目を集めた際もそうだったが、大きな大会で選手が活躍すると、10代などの若い世代がそのスポーツに挑戦することが増える。同時に、かつてそのスポーツに親しんでいた世代が刺激を受けて再開するケースもある。今回の五輪でも、「スノーボードってかっこいい」と若い世代に知ってもらいたいし、かつてスノーボードにハマっていた40〜50代が、再開するきっかけの一つになればと思っている。

The post 所属する村瀬心椛選手が銅メダル獲得 ムラサキスポーツに聞くスノーボード市場の変化 appeared first on WWDJAPAN.

サイエンスとアートを融合する「ギャラリー・ドゥ・カスガ」が伊勢丹メンズで“ポップアップギャラリー”

 表参道で“サイエンスtoアート”をベースに新たな生活様式“令和モダニズム”を発信する「ギャラリー・ドゥ・カスガ(GALLERY DE KASUGA)」が、2月16日から伊勢丹新宿店メンズ館8階イセタンメンズ レジデンスで3カ月間のポップアップギャラリーをオープンした。オーナーで工学博士の春日秀之hide kasuga 1896代表がキュレーションしたアート作品を展示・販売する。第1弾として、写真家の織作峰子とチェコのアーティストのルドルフ・ブルダをフィーチャー。作品集「光韻」のアート作品を扱う。サステナビリティや循環型社会の実現に向けた取り組みでも注目を集める「ギャラリー・ドゥ・カスガ」と、春日代表、そして、写真家の織作がチャレンジしているミックスメディア作品について知っておきたい前知識をまとめた。

 「ギャラリー・ドゥ・カスガ」を運営するhide kasuga 1896の経営顧問には、元ソニー会長の出井伸之クオンタムリープ会長・ファウンダーや、森美術館の前館長である南條史生・森美術館特別顧問、建築家で東大特別教授の隈研吾といった錚々たるメンバーが名を連ねる。長野県長野市と千葉県市原市と連携協定を結び、三井化学と業務提携。信州大学と早稲田大学と共同研究を行っている。

 そんなhide kasuga 1896を率いる春日代表は1973年、長野県で生まれる。家業は、1896年に長野善光寺界隈に創業した麻問屋から始まり、フッ素樹脂製品を筆頭に自動車用部品や半導体製造装置などの製造・販売を行ってきた老舗企業だ。東京工業大学大学院で資源・環境化学を研究し、大手複合材メーカーに入って素材開発を担当。南フランスに社費留学した際にアート・デザインに造詣が深まり、その後、パリの研究所に駐在しポルシェなどを担当。「環境先進国の欧州で、何を研究するか、だけでなく、何のために生きるのか、何を社会で実現していくのかを突き詰める姿勢や、リベラルアーツへの向き合い方や考え方など、刺激を受けた」という。

 2006年に帰国して家業の日本機材(当時)に参画。2009年にCEOに就任した。NiKKi Fronに社名変更し、タイに工場を新設するなど、改革を図った。

 しかし、「コトを軸とした環境経営に舵を切らなければ生き残れない」と危機感を抱き、2012年に独立したマテリアルシンクタンクとしてhide kasuga 1896を設立。白と黒をイメージした2つの自然循環型ブランド「ブラン・ビジュ・パリ(BLANC BIJOU PARIS)」と「ヒデK1896(HIDE K 1896)」をスタートした。

 「ブラン・ビジュ・パリ」は、蛍石を原材料とした、プラスチックのトップ素材と言われるPTFE(フッ素樹脂、ポリテトラフルオロエチレン)の白さと滑らかな触感を表現したブランド。パリを発信拠点に、アートやテーブルウエア、ファインジュエリーなどを展開してブランディングを意識しつつ、2018年には「PTFEマテリアルリサイクル」の技術とスキームを確立して特許も取得している。

 一方、「ヒデK1896」は日本発のカーボンブランドで、春日代表が開発した新素材“ソフトカーボン”を使用し、バッグや小物などのアイテムを三越伊勢丹をメインに卸売りしている。カメラの「ライカ(LEICA)」や自動車の「レクサス(LEXUS)」、ホテルオークラの「ザ・オークラ・トウキョウ(THE OKURA TOKYO)」などとコラボレーションを行っている。軽さと強さで知られるカーボンファイバーは一般的に廃棄されてきたが、熱可塑性(熱を加えるとやわらかくなる)により、軽くて傷や水には強いが、熱をあてることではがしてリサイクル可能にしているのがポイント。インテリアや自動車のシートなどにも用途を広げているところだ。

 「循環型の実現には、川下やマーケットに入り込んで、情報を収集したり、リサイクル・回収を行うことが不可欠だ。メーカーやお客様、クリエイターと直接意見を交わしたり、声を吸い上げられる場が必要だ」として2019年10月に表参道に「ギャラリー・ドゥ・カスガ」を開いた。「ブラン・ビジュ・パリ」や 「ヒデK1896」の製品をはじめ、コラボ商品や、国内外のコンテンポラリーアートを展示・販売。「素材メーカーや製造メーカーの方々に、最終製品を見ていただく場として、自社のブランディングや、サステナブルな取り組みをさらに推進するきかっけにしてもらいたかった」。

 2020年には、サーキュラー・エコノミー・コンソーシアム「グリーン・コンポジット・ヒルズ・バイ・ヒデ・ケイ・1896(Green Composite Hills by hide k 1896)」を組成。長野と東京が連携し、日本の素材・技術・芸術・教育・再生を複合させた、サーキュラーエコノミー構築プロジェクトとして推進。公式パートナーには三井化学と信州大学が参画している。「産学官が共同体となりサーキュラーエコノミーをベースとしたまちづくりを目指すもので、日本の文化や歴史を大事にしながらクリエイティブな革新を生み出す仕組みを構築し日本ならではの生活様式の創出を推進しようとしている」。隈とは環境対応素材を適応させた住宅建築の実証実験を長野市と市原市で開始したところだ。

 昨年11月から開催してきたギャラリー展では、未来のまちや住環境に向けて新素材「コンポジット・テキスタイル」 とデザインを掛け合わせて開発した 「小型EV車」 や 「家具」 などを展示した。隈研吾が描いた未来のまち「green zenkoji」のウォールアートも目を引いた。

 さて、今回の伊勢丹メンズ館でのポップアップギャラリーでは、アートやデザインなどによってサーキュラーギャラリーを体現。南條顧問も今後キュレーターを務めるプロモーションを開催予定だ。初回のゲストアーティストの一人である織作峰子は、世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けてきた写真家で、現在は、大阪芸術大学教授・写真学科学科長も務めている。

 織作が近年力を入れているのは、箔に写真をプリントしたミックスメディアだ。「生まれ故郷の伝統工芸である金箔や銀箔、プラチナ箔をアートによって世界に広めたかった。写真に箔を張り付けてた作品を作っている人はいたけれど、箔に写真をプリントした人はこれまでにいなかった。凸版印刷と共同研究して技術を開発。保存性も高まり、最高の瞬間をとらえた写真が、1000年先まで残せるようになった」と織作。純金箔、純プラチナ箔などの最高の素材を使用し、日本各地の何気ない風景や一瞬の美を収めた作品、最近惹かれて取り組んできた富士山のシリーズなどを紹介する。伝統文化の継承やイノベーションという面でも、サステナビリティを体現した作品と言えそうだ。

■gallery de kasuga 「令和モダニズム」
日程:2月16日~
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館8階 イセタンメンズ レジデンス プロモーション
フィーチャリングアーティスト:第1弾・織作峰子、ルドルフ・ブルダ

The post サイエンスとアートを融合する「ギャラリー・ドゥ・カスガ」が伊勢丹メンズで“ポップアップギャラリー” appeared first on WWDJAPAN.

ルックHD21年12月期、利益はコロナ前に戻る 韓国事業が急回復

 ルックホールディングス(HD)の2021年12月期連結業績は、売上高が前期比10.9%増の410億円、営業利益が同4倍の27億円、純利益が同5倍の19億円になった。プロパー消化率が78%の高水準に回復したため、粗利益率が2.7ポイント改善した。純利益はコロナ前の19年12月期(20億円)にほぼ並んだ。

 引き続き主力の「マリメッコ(MARIMEKKO)」「イルビゾンテ(IL BISONTE)」「アーペーセー(A.P.C.)」が堅調だった。15日に会見した多田和洋社長は「当社の場合、建値(プロパー価格)で売り切れるブランドがそろっており、また(天候に左右されにくい)季節性を問わない商品が多いことが奏功している」と話した。

 アパレルに関しては海外の売上高が日本を初めて上回った。海外の大半を占める韓国事業は、売上高が前期比18.1%増、営業利益が同2.7倍の18億円だった。「アーペーセー」などがけん引した。

 今期は売上高510億円、営業利益28億円、純利益20億円を予想する。新しい会計基準を採用するため、前期との比較は見送るが、同じ会計基準で比較すると売上高は4.2%増となる。新規事業として「アーペーセー」のゴルフライン、「イルビゾンテ」のシルバージュエリー、米アウトドアブランド「コルバー」をそれぞれ秋から開始する。一方で、1972年から販売する百貨店向けの婦人服「コレット」の全26店舗を2月末で閉めて、ブランドを終了する。

The post ルックHD21年12月期、利益はコロナ前に戻る 韓国事業が急回復 appeared first on WWDJAPAN.

BLACKPINKのJENNIEが再び「カルバン・クライン」の広告に キャンペーン動画を公開

 「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、2022年春夏キャンペーンに、K-POPグループBLACKPINKのJENNIE(ジェニー)を起用した。「オール・トゥギャザー(All Together)」と題し、ブランドが生むつながりやコミュニティーを表現した。最新コレクションは「カルバン・クライン」の定番アイテムに新たなサイズ感やシルエット、カラーを取り入れて再解釈。JENNIEは白いクロップド丈のトップ姿を披露した。

 キャンペーン動画は、メリナ・マツォオウカス(Melina Matsoukas)が監督。JENNIEのほか、ドミニク・ファイク(Dominic Fike)やアーロ・パークス(Arlo Parks)、ラッパーのヴィンス・ステイプルズ(Vince Staples)、ソランジュ・ノウルズ(Solange Knowles)、バーナ・ボーイ(Burna Boy)など136人が登場する。ドミニク・ファイクは話題のHBOテレビドラマシリーズ「ユーフォリア(EUPHORIA)」に出演しZ世代を代表するアーティストとしても知られており、今回はナレーションも担当している。

 JENNIEは21年9月、同ブランドの21年秋グローバルキャンペーンに初めて登場。同時期に、「シャネル(CHANEL)」の2021-22年「ココネージュ(Coco Neige)」コレクションキャンペーンに起用された。

The post BLACKPINKのJENNIEが再び「カルバン・クライン」の広告に キャンペーン動画を公開 appeared first on WWDJAPAN.

「THREE」の女性ホルモンに着目したスキンケアラインが刷新

 「スリー(THREE)」は2月23日、女性ホルモンと肌の関係に着目したスキンケアシリーズ“エミングライン”(全5品、税込4950〜1万3200円)をリニューアル発売する。元々2010年に“コンセントレート”ラインとして発売後、17年に“エミングライン”としてリニューアルし、今回3回目の刷新となる。

 「スリー」は心身の健やかさを保つ女性独自のリズムに着目。近年女性を取り巻く環境が著しく変化する中、リズムを維持するのがますます困難になっており、ホルモンバランスの乱れなどにより体や肌だけでなく心も不安定になりがちだ。そこで女性特有のリズムと概月リズムが同調し、肌のターンオーバーや温度・湿度、季節の変わり目、夏や冬で昇降しやすい気分など、変化する月単位の揺らぎと調和するエイジングケアを目指した。ブランドが掲げる「心・からだ・肌」にアプローチするホリスティックなアプローチを掛け合わせ、女性が前向きにしなやかに生きることをサポートするスキンケアを開発した。

 今回登場するのは洗顔ソープとクレンジングジェル、化粧水、乳液、クリームの5品で、全てCOSMOSオーガニック認証を取得。リニューアルに際し、共通成分をアップデートした。艶を与え、紫外線による乾燥から肌を守るリッチなザクロ種子油や、透明感をもたらすウメ果実エキスに加え、今回ダマスクバラ水とダマスクバラエキスをオーガニック原料に切り替えて新配合。和歌山県の有機農園で栽培したオーガニックのダマスクバラを用いている。またローズ油、フェンネル油、ゼラニウム油のブレンドによる、忙しい女性の体と心のバランスを保つ香りを採用した。

 “エミング ソフトクレンジングジェル R”(85g、同5940円)はクレイスクラブ入りのクレンジングジェルで、柔らかく滑らかなテクスチャーで肌に密着し、毛穴の奥まで優しく洗い上げる。メイクはもちろん、微細な汚れから不要な角質まで洗い落とし、ダメージを受けやすい大人の揺らぎ肌を明るく透明感あるものに整える。天然由来成分100%の“エミング ソープ R”(80g、同4950円)はローズ油などのブレンド精油と美容成分をたっぷり含んだ固形石けんで、きめ細やかな泡がしっとりと肌を洗う。潤いバランスを整え肌を清潔に保ち、大人ニキビを防ぐ。化粧水“エミング ローション R”(140mL、同8580円)はみずみずしさとコクを合 わせもつテクスチャーで角層のすみずみまで深く素早く浸透。 ごわつく肌も滑らかに落ち着かせ、バランス良く整える。“エミング エマルジョン R”(100mL、同9680円)は潤いを与えると同時に潤いを逃さず、肌のバリア機能を高めることに徹底的にこだわった高機能乳液。最後に“エミング クリーム R”(25g、同1万3200円)は艶とハリ、弾力を与えきめ細やかなな肌に育てる。乾燥などのトラブルをケアし、大人のエイジングサインに応える。なお、数量限定で全ての製品をミニサイズで試せる“エミング R トライアル キット”(同7700円)も用意する。

The post 「THREE」の女性ホルモンに着目したスキンケアラインが刷新 appeared first on WWDJAPAN.

惠山の「ヴィセンテ」をアパレルDXスタートアップのブランディットが譲受

 アパレルDXのスタートアップ企業ブランディット(BRANDIT)は、2月で事業を終了する惠山のブランド「ヴィセンテ(VICENTE)」を事業譲受する。ブランドに関わる人員も含め、ブランディットに移籍し、3月1日からブランド運営を行う。D2C型の運営ノウハウをフルに活用し、「ヴィセンテ」の成長を後押しする。

 ブランディットは2019年9月設立のスタートアップ企業で、自社運営するインフルエンサーを起用したD2Cブランド「トランク 88(TRANC 88)」「WM」の2ブランドの運営のほか、D2Cブランドの運営のための生産・物流プラットフォーム「ブランディット」も展開している。

 「ヴィセンテ」は雑誌「ピンキー(PINKY)」の元専属モデルの黒木ナツミがディレクターを務めるウイメンズブランド。ブランドの公式インスタグラムアカウントのフォロワー数は4.2万人で、リアル店舗は持たず、自社ECと惠山の運営するECサイト「ルーミーズ」とゾゾタウンで販売を行っている。

The post 惠山の「ヴィセンテ」をアパレルDXスタートアップのブランディットが譲受 appeared first on WWDJAPAN.

「バレンシアガ」が“タイヤ風”新作スニーカー ジャスティン・ビーバーを広告ビジュアルに起用

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2022年サマーコレクションで披露したスニーカー“ディフェンダー(Defender)”を3月1日に発売する。価格は税込12万1000円で、カラーはブラックとホワイトの2色をそろえる。一部の直営店と公式オンラインストアで取り扱う。

 スニーカーは、タイヤのような丸みを帯びたシルエットとボリュームのあるソールが特徴だ。アッパーにはダメージ加工を施したフェイクレザーのメッシュとテクニカル素材を採用し、ビンテージライクな風合いに仕上げた。

 発売に合わせて、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)を起用したキャンペーンビジュアルを公開した。撮影はビーバーがお気に入りのロサンゼルスのスタジオで行い、写真家のステフ・ミッチェル(Stef Mitchell)が手掛けた。

Courtesy of BALENCIAGA

The post 「バレンシアガ」が“タイヤ風”新作スニーカー ジャスティン・ビーバーを広告ビジュアルに起用 appeared first on WWDJAPAN.

「マルジェラ」や「ジル サンダー」の親会社、21年は16%増収

 「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBの2021年12月通期決算は、売上高が前期比16.2%増の15億3000万ユーロ(約2004億円)、営業利益は13倍以上(同1285.1%増)の1億8700万ユーロ(約244億円)だった。

 19年比では、売上高はほぼ横ばい、営業利益は10倍以上(938.8%増)とコロナ禍以前を上回る結果となった。

 ウバルド・ミネッリ(Ubaldo Minelli)最高経営責任者(CEO)は、業績が好調であることを踏まえて、本業での前年比成長率の目標を20%ととし、24年には売上高24億~25億ユーロ(約3144億~3275億円)を目指すとコメント。「24年に目標を達成しても、当社の傘下ブランドはさらに成長する可能性を有している。従って、この“目標”はゴールではなくスタートラインだと考えている」と語った。

 地域別の売り上げでは、中国をはじめとするアジア太平洋地域と北米が特に好調だった。日本は売り上げ全体のおよそ4分の1を占めており、重要な市場の一つに位置づけられている。同社は21年に38の新たな店舗をオープン。21年12月時点で中国16都市に80店を構えているが、今後3年間でこれを倍にする予定だ。なお、卸は売り上げ全体の40%程度を占めている。

 ラグジュアリーブランド部門の売上高は前期比49%増、19年比では55%増となった。ブランド別で見ると、全ての地域および販売チャネルで業績を伸ばした「メゾン マルジェラ」の売上高は前期比25%増と好調で、19年から21年の3年でおよそ2倍となった。主力ブランドの「ディーゼル」は販売網の統廃合を行ったことが奏功し、OTBにおける売り上げ全体の45%を占めている。

 21年3月に傘下に収めた「ジル サンダー」は、買収から9カ月ですでに損益分岐点に達して利益を生み出しているという。経営体制の見直しのため、アクセル・ケラー(Axel Keller)前CEOに代わり、21年9月からミネッリCEOが同ブランドのCEOも兼任している。同氏は新たなCEOを任命する可能性について、「少なくとも(22年末までに完了する予定の)『ジル サンダー』のグループ内への統合が終わるまでは、私が引き続きCEOを務める」と述べた。

 OTBは数年前からデジタル分野の強化に取り組んでおり、18年には自社ECでシームレスな買い物体験を提供するオムニチャネル・プラットフォーム、“ムーン(MOON)”の開発に着手。20年5月に、これを「ディーゼル」のECに導入した。今後は「メゾン マルジェラ」「マルニ」「ジル サンダー」にも導入していく。なお、「ディーゼル」「メゾン マルジェラ」「マルニ」は21年にオンラインストアを刷新しているが、これによって自社ECでの売り上げが6%増加した。自社ECの売り上げはグループ全体の7%程度、それ以外のECは同じく25~30%を占めているという。

 ここ数年、OTBはサステナビリティにも本腰を入れている。22年7月には、初のサステナビリティ・リポートを発行する予定だ。30年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量と吸収量が差し引きゼロの状態)を実現することを目標の一つに掲げている。

 21年10月には、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)、そしてプラダ グループ(PRADA GROUP)が共同で設立したオーラ ブロックチェーン コンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)に加わった。これは世界中のラグジュアリーブランドが共通のブロックチェーン上にデータを記録することで、顧客にいっそうの透明性や追跡性を提供することを目的としている。これによって消費者は原材料の調達から販売に至るまでの履歴や、商品の真正性(真贋)などを確認できる。

 これに加えて、OTBは21年12月にメタバースやゲーミング、NFTなどを専門とする新規事業、BVX(ブレイブ・バーチャル・エクスペリエンス、BRAVE VIRTUAL XPERIENCE)を設立した。

 OTBは以前から新規上場(IPO)に関心を示しており、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTBプレジデントは、24年にIPOを行う可能性があることを21年11月に明らかにした。本件について、ミネッリCEOは「検討中だ」と述べるにとどめた。

The post 「マルジェラ」や「ジル サンダー」の親会社、21年は16%増収 appeared first on WWDJAPAN.

「リック・オウエンス」 × 「チャンピオン」第3弾コラボコレクションが登場

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、「チャンピオン(CHAMPION)」との第3弾コラボコレクションを発売した。「リック・オウエンス」の公式オンラインストアと、東京・南青山の直営店をはじめ、伊勢丹新宿本店やドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、セレクトショップ「ヌビアン(NUBIAN)」「リステア(RESTIR)」などで取り扱う。

 両者のコラボは、2020年春夏シーズンと21年春夏に続き、今回が1年ぶり。メンズとウィメンズを用意したユニセックス・コレクションで、「チャンピオン」のアスレチックヘリテージに「リック・オウエンス」の美学を重ね合わせ、クリエイティビティとサステナビリティの要素を両立させたアイテムを提案する。ラインアップは、袖を切り落としたようなショート丈のアウターやスエットシャツ、Tシャツなどのアパレルに加え、スイムウエア、バラクラバ、キャップ、マスク、ソックス、バックパック、トートバッグなどの小物もそろえる。バイオコットンやバイオナイロンなど環境に配慮した素材を用いており、全てのパッケージにプラスチックを使用せず、生分解性素材とリサイクル素材を使用している。

The post 「リック・オウエンス」 × 「チャンピオン」第3弾コラボコレクションが登場 appeared first on WWDJAPAN.

意外となかった?4社のビールなどがセルフ飲み放題の「立ち飲み餃子 ITTAKU」が神戸に登場したよ

アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの大手4社のビール7種類など9タップがセルフ飲み放題の「立ち飲み餃子 ITTAKU」が神戸三宮に1月29日オープンした。フードメニューは餃子のみ。訪問してみると、ユニークなポイント還元サービスあり、なかなか面白い業態だった。
Posted in 未分類

意外となかった?4社のビールなどがセルフ飲み放題の「立ち飲み餃子 ITTAKU」が神戸に登場したよ

アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの大手4社のビール7種類など9タップがセルフ飲み放題の「立ち飲み餃子 ITTAKU」が神戸三宮に1月29日オープンした。フードメニューは餃子のみ。訪問してみると、ユニークなポイント還元サービスあり、なかなか面白い業態だった。
Posted in 未分類