「ザ・ロウ(THE ROW)」が2022年ウィンター・コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
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「ランコム(LANCOME)」はこのほど、ベースメイク“タンイドル ウルトラ ウェア”シリーズから新作クッションファンデーション“タンイドル ウルトラ ウェア スキンフィット メッシュクッション”(SPF40・PA++、全5色、各ケース+レフィル税込8250円、レフィル同6600円、パフ2個同1100円)を発売した。メッシュフィルターをつけたクッションファンデーションで、軽い付け心地ながらカバー力、ラスティング力、プロテクションの3つの機能を実現した。
“タンイドル ウルトラ ウェア スキンフィット メッシュクッション”は高いカバー力を誇るファンデーションを先進のフィルター付きエアメッシュに閉じ込めた。(メッシュを通る)空気の力を利用して、薄付きながらも肌にフィットするように密着し、長時間のカバー力をかなえた。汗、湿気、皮脂にも強く、ウォータープルーフタイプな処方にこだわった。潤い成分のビタミンEやパンテノールを配合ししっとりした付け心地が長く続く。
また4月15日には目元美容液“ジェニフィック アドバンスト ライトパール”(20mL、同1万1000円)をリニューアル発売する。2012年にデビューしてから、3回目のリニューアルだ。今回、加齢やストレス、紫外線などのダメージで出現するエイジングサインのクマやシワ、たるみに加え、目の下が膨らむ「目袋」に着目。目特有のマイクロバイオームがあることを発見し、目元の肌を健やかに保つ“美肌菌”にアプローチ。7種のプレ・プロバイオティクス由来成分を新配合した。また血行促進やむくみにアプローチするカフェインや保湿作用が高いクロレラエキスに加え、3つのまつ毛ケア成分も採用した。パール形状のアプリケーター付きで、目元を優しくマッサージしながらクールダウンする。
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「トム フォード(TOM FORD)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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”プラスティックモンスター”は、サステナブルアートコミックとしてスタートした4コマ漫画だ。「WWDJAPAN」で連載を始めて先日、50回目の小さな節目を迎えた。2つのキャラクターで織りなす4コマは、毎回ファッションをベースとしながら、生活の中で気づくサステナブルな未来型社会や、我々が掲げるサステナブル社会という大きな目標に対する小さな矛盾をテーマにしている。
登場キャラクターは、その名も「プラスチック・モンスター」。太平洋を漂うプラスチックゴミから生まれ、ビニール袋を被り、両耳は波と葉っぱでできている。ゴミから生まれながら社会や環境への愛を持ち、自分が生まれた意味を常に考えながら過ごしている。
一方の「アイツ」は、全身マント姿だ。いたずら好きで、プラスチック・モンスターがやることを邪魔してばかり。周囲を困らせるが、本当はプラモンが大好きだ。そんな「アイツ」の正体とは?!そんなキャラで構成されている。連載一年を迎え、巷では通称「プラモン」と称して愛されるようになった。
プラスチック・モンスターというキャラクターは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」でのサステナブルなモノ作りや信念を、より多くのジェンダーや年齢層にもっとわかりやすく、さらに歳を取らない方法で伝えられないかを仲間と模索して生まれた。アイデアをまとめながら頭の中で出来上がったイメージを、ファンであり友人の新進気鋭のアーティストDUNKWELLに描いてもらった。数日後に「この子です」と紹介されて、初見で即決。私は今もなんとも愛らしく、哀愁の漂う、語りかけるような可愛らしい表情に吸い込まれている。
現代アートのかけらから生まれているサステナブルアートコミックが取り上げるのは、ファッションアイテムの性質や、季節とファッション、動物とファッションなど。ノージェンダーを掲げたり、傘やエコバッグという日常的なアイテムにもフォーカスしたりする。ストーリーは、アーティスト@hangover_plateと制作している。
記念すべき50回目は、”プラスティックモンスター”でも数回取り上げている“過剰包装”にまつわる4コマだ。届いた小さい荷物にアイツが「ちっちゃいな、つまらん」と中身も見ずに捨ててしまう構成だ。実はこれ、49回目の4コマから密かに繋がっている。コロナ禍でオンラインの買い物を楽しむ機会が増えているが、箱が大きいだけでなんだか「多幸感」が生じることはないだろうか?箱の大小で変わるワクワク感を題材に「本当に大切なこと」「本当に価値のある物」という疑問を投げかける。この”プラスティックモンスター”の成長を堪能しながら、少しでも日常の気づきが増えてくれればと切に願っている。
4コマ漫画を50回送り出して感じたのは、季節は儚いということ。小さいなりにもファッションデザイナーを営んでいるが、四季どころか一年50週の「納品」に季節の流れを感じないわけがない。美しい季節の中で生活できる日本という環境にまた一つ感謝するきっかけとなった。
4コマコミックでオシャレにシニカルにサステナブルを伝えていきたいんだ!そんなプラモンの挑戦はまだまだ続く。
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”プラスティックモンスター”は、サステナブルアートコミックとしてスタートした4コマ漫画だ。「WWDJAPAN」で連載を始めて先日、50回目の小さな節目を迎えた。2つのキャラクターで織りなす4コマは、毎回ファッションをベースとしながら、生活の中で気づくサステナブルな未来型社会や、我々が掲げるサステナブル社会という大きな目標に対する小さな矛盾をテーマにしている。
登場キャラクターは、その名も「プラスチック・モンスター」。太平洋を漂うプラスチックゴミから生まれ、ビニール袋を被り、両耳は波と葉っぱでできている。ゴミから生まれながら社会や環境への愛を持ち、自分が生まれた意味を常に考えながら過ごしている。
一方の「アイツ」は、全身マント姿だ。いたずら好きで、プラスチック・モンスターがやることを邪魔してばかり。周囲を困らせるが、本当はプラモンが大好きだ。そんな「アイツ」の正体とは?!そんなキャラで構成されている。連載一年を迎え、巷では通称「プラモン」と称して愛されるようになった。
プラスチック・モンスターというキャラクターは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」でのサステナブルなモノ作りや信念を、より多くのジェンダーや年齢層にもっとわかりやすく、さらに歳を取らない方法で伝えられないかを仲間と模索して生まれた。アイデアをまとめながら頭の中で出来上がったイメージを、ファンであり友人の新進気鋭のアーティストDUNKWELLに描いてもらった。数日後に「この子です」と紹介されて、初見で即決。私は今もなんとも愛らしく、哀愁の漂う、語りかけるような可愛らしい表情に吸い込まれている。
現代アートのかけらから生まれているサステナブルアートコミックが取り上げるのは、ファッションアイテムの性質や、季節とファッション、動物とファッションなど。ノージェンダーを掲げたり、傘やエコバッグという日常的なアイテムにもフォーカスしたりする。ストーリーは、アーティスト@hangover_plateと制作している。
記念すべき50回目は、”プラスティックモンスター”でも数回取り上げている“過剰包装”にまつわる4コマだ。届いた小さい荷物にアイツが「ちっちゃいな、つまらん」と中身も見ずに捨ててしまう構成だ。実はこれ、49回目の4コマから密かに繋がっている。コロナ禍でオンラインの買い物を楽しむ機会が増えているが、箱が大きいだけでなんだか「多幸感」が生じることはないだろうか?箱の大小で変わるワクワク感を題材に「本当に大切なこと」「本当に価値のある物」という疑問を投げかける。この”プラスティックモンスター”の成長を堪能しながら、少しでも日常の気づきが増えてくれればと切に願っている。
4コマ漫画を50回送り出して感じたのは、季節は儚いということ。小さいなりにもファッションデザイナーを営んでいるが、四季どころか一年50週の「納品」に季節の流れを感じないわけがない。美しい季節の中で生活できる日本という環境にまた一つ感謝するきっかけとなった。
4コマコミックでオシャレにシニカルにサステナブルを伝えていきたいんだ!そんなプラモンの挑戦はまだまだ続く。
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「トム フォード(TOM FORD)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」とのコラボシューズ“NMD R1 NBHD”を3月9日に、アディダスオリジナルス フラッグシップ ストア 新宿で再販する。また、アディダスの「CONFIRMEDアプリ」では3月9日17時30分まで抽選販売のエントリーを受け付けており、同アプリでも販売する。価格は税込2万2000円で、カラーはブラックとネイビーの2色をそろえる。同モデルは1月に発売し、即完売していた。
シューズは“NMD R1“をベースに、「ネイバーフッド」らしいバンダナ柄のニットアッパーを採用したデザインだ。さらに、ミッドソールにはエイジド加工を施したほか、 “NEIGHBORHOOD”のロゴを加えている。
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「バルマン(BALMAIN)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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2022年3月26日は、縁起がいいとされる吉日「一粒万倍日」に加え、「天赦日」「寅の日」の3つが重なる、年に一度の“スーパーラッキーデー”だ。開運や金運が高まることから、財布の新調や使いはじめに最適な日と言われている。新生活に向けて、せっかくならゲン担ぎできるアイテムを手に入れたいという人は多いだろう。そこで、的中率の高さで話題の占い師“ラブちゃん”ことLove Me Doさんに、よりパワーを発揮してくれる開運財布のカラーやデザイン、使い方までを聞いた。
Love Me Doさんのナビゲートのもと、編集部が見つけた「金運」「仕事運」「恋愛運」「結婚運」「2022年の総合運」に効くおすすめ財布も一挙公開する。
「これまで金運を高めるのは、お札をきれいに収納できる長財布がいいと言われていました。でも今はキャッシュレスな時代なので、コンパクトなミニ財布を持つことで金運アップが期待できます。またミニ財布を買うと、自分自身だけでなく、環境が大きく変化するかもしれません。例えば、転職しようと考えている人は成功したり、長年付き合っている恋人からプロポーズされたりするなど、ポジティブな出来事が起こるでしょう」
「前の財布に入れていたポイントカードやお守りなどは入れずに、必要最低限のものを入れて使い始めましょう。古いお財布は思い切って手放すことが大事です。自分がステップアップするために、過去はもう振り返らないこと。思い出に浸るのではなく、未来に向かって進むことが運気を高める秘訣です」
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「今年の金運は、陰陽五行説では『火』を表します。色でいうと赤が当てはまります。また火を表す形は『三角』なので、お財布にトライアングルモチーフがあしらわれたデザインを選ぶと、さらなる金運アップが期待できるでしょう」
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「仕事運をアップさせたい人は『土』のエネルギーが必要です。土は大地を表し、手で触れることができるので『現実』を意味します。特に仕事は、私たちが生きていくための現実的なものなので、土の気を司る茶色を意識して取り入れましょう」
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「恋愛運のシンボルカラーはゴールド。恋愛は自分の感情で追求するので、とてもきらびやかなものです。幸せオーラを感じるゴールドのお財布を身につけて、恋愛運アップを目指しましょう。ゴールドのワンポイントが効いたデザインもおすすめです」
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「結婚生活を送る上で、経済力は必要不可欠。運気を引き寄せたい人は、お金を象徴する黄色のお財布を選びましょう。また結婚運は『土』の気が宿っているので、土を表す四角いモチーフがあしらわれていると、なおいいですね」
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「今年は干支でいうと壬寅。壬は陰陽五行論では『水』を表すため、色で該当する黒がシンボルカラーです。ゆったりと流れる水は弧を描くので、お財布のどこかに曲線が入っていると、運気をより高めることができるでしょう」
「3月26日を逃してしまった!」という人は、「一粒万倍日」と「天赦日」が重なる6月10日もお財布を新調するのにぴったりなラッキーデー。次の開運日に備えて、Love Me Doさんの解説をもとにお気に入りのアイテムを見つけよう。
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「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は3月4日、1905年創業の米国のタンナー、ホーウィン(HORWEEN)のレザーを使った3モデルを発売した。
“アリゾナ”(税込2万4200円)と“ボストン”(2万7500円)には、“フットボールレザー”を使う。その名の通り、アメリカンフットボールなどスポーツ用のボールにも用いられる革で凹凸感が特徴だ。両モデルには、グリップ力と耐久性を高めたアウトソール“ビルケングリップ(BIRKENGRIP)”を採用する。
スニーカータイプの“ベンド”(3万3000円)には、ホーウィンを代表する“クロムエクセルレザー”を用いる。油分を多く含み、柔らかい。靴ひもも特製レザーのため、ボディーと共に経年変化が楽しめる。
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「ブルガリ(BVLGARI)」は2017年にスタートしたコラボレーションコレクション“セルペンティ スルー ジ アイズ オブ(SERPENTI THROUGH THE EYES OF)”において、パリのメンズブランド「カサブランカ(CASABLANCA)」とコラボレーションした。「ブルガリ」のアイコンである“セルペンティ”をモチーフに、“スポーツ”と“芸術的な伝統”の2つテーマで構成した7つのバッグを販売する。価格は税込18万8100〜37万7300円。発売もテーマごと4月と5月に分ける。
シャラフ・タジェル(Charaf Tajer)「カサブランカ」クリエイティブ・ディレクターは今回のコラボレーションについて、「遊び心を発揮しながら、現代的なやり方で『ブルガリ』のデザインコードの美しさをあらためて表現したかった」と話す。
“スポーツ”はクラシックなテニススタイルに影響を受けたもので、白のパンチングレザーにグリーンでアクセントを加えた。木製ハンドルやゴールドカラーの金具のユニークな組み合わせなどに、タジェル クリエイティブ・ディレクターの言う「遊び心」が表れる。なお、木製ハンドルは取り外し可能で、付属のレザーストラップに付け替えて斜め掛けすることもできる。
“芸術的な伝統”は、カーフレザーのボディーへの鮮やかで大胆なプリントが特徴だ。「ブルガリ」の故郷ローマに多いモザイクアートに着想を得たもので、そこに「カサブランカ」らしく「バカンス気分をミックスした」という。
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「ブルガリ(BVLGARI)」は2017年にスタートしたコラボレーションコレクション“セルペンティ スルー ジ アイズ オブ(SERPENTI THROUGH THE EYES OF)”において、パリのメンズブランド「カサブランカ(CASABLANCA)」とコラボレーションした。「ブルガリ」のアイコンである“セルペンティ”をモチーフに、“スポーツ”と“芸術的な伝統”の2つテーマで構成した7つのバッグを販売する。価格は税込18万8100〜37万7300円。発売もテーマごと4月と5月に分ける。
シャラフ・タジェル(Charaf Tajer)「カサブランカ」クリエイティブ・ディレクターは今回のコラボレーションについて、「遊び心を発揮しながら、現代的なやり方で『ブルガリ』のデザインコードの美しさをあらためて表現したかった」と話す。
“スポーツ”はクラシックなテニススタイルに影響を受けたもので、白のパンチングレザーにグリーンでアクセントを加えた。木製ハンドルやゴールドカラーの金具のユニークな組み合わせなどに、タジェル クリエイティブ・ディレクターの言う「遊び心」が表れる。なお、木製ハンドルは取り外し可能で、付属のレザーストラップに付け替えて斜め掛けすることもできる。
“芸術的な伝統”は、カーフレザーのボディーへの鮮やかで大胆なプリントが特徴だ。「ブルガリ」の故郷ローマに多いモザイクアートに着想を得たもので、そこに「カサブランカ」らしく「バカンス気分をミックスした」という。
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双子モデルのAMIAYAは、原宿のストリートで誕生し、今や東京のファッションシーンと世界を繋ぐ架け橋のような存在だ。2011年には、マークスタイラーから自身がクリエイティブ・ディレクターを務めるアパレルブランド「ジュエティ(JOUETIE)」を立ち上げ、10〜20代の層を中心に支持を集める。「ファッションを謳歌し、自由に表現する楽しさを届ける」ことをモットーに、ポジティブなパワーを発信してきた2人は、環境問題や人権問題など業界の負の側面に関心が高まる今、あらためて「私たちが発信すべき責任あるメッセージとは何か」を自問する。本連載では、AMIAYAがさまざまな角度からサステナビリティを学ぶ姿を追う。第1回は、AMIAYAにこの連載にかける思いについて聞いた。
WWD:今回の連載は、2人から「サステナビリティについてもっと学ぶ機会が欲しい」と声をかけてくれたことがきっかけです。そう思った背景にはどんな理由が?
AMI:2019年ごろから海外のコレクションに行くと、環境問題やサステナビリティをテーマにしたブランドのプレゼンテーションを見る機会が増えました。主に海外でそういった情報に触れながら、自分たちも何か変えられることはないか、どんな発信をしていくべきかを2人でよく話すようになりました。
WWD:特に印象的だったショーの思い出は?
AMI:20年春夏シーズンの「ディオール(DIOR)」です。森を再現した会場で、ショーで使用した木を街に植樹する取り組みを実践していました。メディアの人からこういったサステナビリティのメッセージをどう思うかと聞かれましたが、その時はうまく答えられませんでした。一方で、海外のインフルエンサーたちは自分の言葉でちゃんと意見を述べていて、私たちもこうならなくてはと思った瞬間でした。
WWD:ファッションの楽しさや華やかな部分を経験してきた2人が、生産工程の裏の人権問題や環境破壊などに目を向けることで、ファッションに対する姿勢に変化はありましたか?
AYA:自分たちもファッションを選ぶ視点が変化しています。加えて、若い子に向けてファッションの楽しさを発信する責任を強く意識するようになりました。ずっと大事にしてもらえる服も大事だけど、トレンドも発信したい。そんな葛藤を感じるようになりました。
WWD:環境問題などに対する発信はこれまで意識的に避けていたのですか?
AMI:正直抵抗はありました。以前、ラジオでサステナビリティの話題に触れたら、その後インスタグラムのDMで「何も知らないくせに」とか「なんかイメージと違う」といったコメントを受け取りました。この話題は特に、“完璧に知識を蓄えていないと触れてはいけない”という雰囲気を世間からは感じています。今も話すことが怖いし、攻撃されるかもしれないと不安です。だけど本当は、みんなで話して、一人ひとりの意識を変えていくべきだと思うんです。私たちが等身大で発信することで、その壁を取り払って、いろんなところでディスカッションが始まるきっかけを作りたい。
AYA:私はエシカルやフェアトレードに興味を持つようになってから、洋服の話は政治や自分たちの生活のさまざまな部分と密接につながっていることに気が付きました。ファッションについて発信する立場として、もっといろんなことに興味を持ち、知ろうとするべきだと強く感じています。友達とご飯の話をするみたいに、サステナビリティや政治の話も日常的に話せるようになることが理想です。
AMI:「ジュエティ」は“ミックスガール”というコンセプトで立ち上げました。当時は、青文字系や赤文字系などファッションのジャンルが分かれていたので、もっと自由な表現を楽しんでほしいという思いを込めました。今はエシカルなブランドも、ある意味ジャンルとして分かれている気がしますし、サステナビリティに関する発言をできる人が限られている気がします。私たちが等身大で発信することで、完璧な人しか語っちゃいけないタブーを取り払いたい。
WWD:最後にこの連載を通じて、どんなメッセージを届けたいですか?
AMI:私たちの好きなブランドの「ガニー(GANNI)」のデザイナーがあるインタビューで、「新しいものを作るビジネスと、持続可能な社会には絶対的な矛盾がある。だから自分たちではサステナビリティは謳わない。それでも自分たちができる最善のことをして、ファッションブランドとしての責任を果たしたい」と話していました。問題にしっかりと向き合っているからこその言葉です。私たちもさまざまな問題にちゃんと向き合い、感じたことを自分たちの言葉で伝えていきたいです。
AYA:私たちの役目は、ファッションの楽しさを伝えること。これまで世界で認められるファッションアイコンを目指してきましたが、それは日本のファッションと世界をつなげ、ファッションを通じて社会に貢献したいから。社会に貢献するためにファッションのポジティブなパワーを、責任を持って届けていきたいです。
The post 「完璧な人しか語っちゃいけないタブーを変えたい」 AMIAYAと考えるサステナビリティvol.1 appeared first on WWDJAPAN.
「ポール・スミス(PAUL SMITH)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」が、2022-23年秋冬コレクションのショーを3日に開催した。会場は、東京・大久保のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会。クラシカルな音楽が、徐々に1980年代をほうふつとさせるシンセサイザーの音に切り替わると、ショーが始まった。
今シーズンのテーマは、“型破り”を意味する“Out of the Box”。80年代にポストモダンの工業デザインを提案したデザイン集団“メンフィス(Memphis)”に着想したコレクションだ。当時は機能的でミニマルなデザインが主流だったが、彼らは派手な色や幾何学柄を積極的に使い、デザインの本能的な楽しさやアート性を重視した。また、純粋な才能のつながりを求めて、女性や若手クリエイターを積極的に起用していた。「凝り固まった考えにとらわれず、自由で独立したクリエイションを追求する彼らに共感した」と進美影デザイナー。
ウエアは、エレガントなスタイルを軸に、さまざまな国や年代からピックアップした柄とグラフィックを落とし込んだ。ブランドのシグチャーであり、メンフィスも好んで使った大理石柄やテラゾー(人工大理石)柄は、総柄のワンピースやシャツ、スカート、袖と身頃を切り替えたテーラードジャケットなどに採用。枯山水のような凹凸のある素材はチャイナジャケットやハイネックトップスに落とし込み、丸や三角などの記号は、襟のカッティングや肩や裾のくり抜き、Tシャツのグラフィックなどで表現した。カラーパレットは、青やベージュ、ブラウンがベース。メンフィスといえば赤や黄、紫などポップなカラーだが、「ブランドらしい落ち着いた色味はそのままにした」。多くのルックに合わせたグローブは、愛知・名古屋で江戸時代から親しまれている“有松絞り”を応用したもの。「このグローブは機能的には必要ない。でも、着用することで気分が高揚し、ファッションが持つ本来の力を感じられる思う」。
昨シーズンに続いてサステナビリティも意識し、リサイクルウールを100%使ったコートや、リサイクルウールとアクリルを混ぜたニットなどが登場した。「ファッション性も楽しめるように」と、コートはダブル風の前立てと右身頃が飛び出したようなデザインに仕上げ、ニットは前後に斜めのカッティングを施した。
多様性を強調するキャスティングも目立った。ファーストルックには、バングラデシュにルーツを持つモデルのシャラ・ラジマを起用。髪を金に染め、青いカラコンを入れたルックスは、一つの国籍に限定されない魅力がある。その後も、ノンバイナリーを公言するモデルや白髪のシニアモデルらが登場。ボディーコンシャスなニットワンピースやベルスリーブのシャツなどを男性モデルに着せたのは、ジェンダーレスの表現ではなく、「純粋に一人一人に似合うスタイルを組み上げていったから」。
同ブランドは過去2シーズンを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、東コレ)」で披露していたが、今回はオフスケジュールに切り替えた。「東コレでともに盛り上がることも考えたが、グローバルの商機を逃さないよう、このタイミングを選んだ」。コレクションを本格始動して2年が経ち、世界を見据えている。
フィナーレで登場した進デザイナーは、ロシア語で“戦争反対”と書かれた黒いTシャツを着ていた。「モデルにはロシアとウクライナ出身の人もいる。どちらも政権の問題に巻き込まれた被害者だ。最初は戸惑いもあっただろうが、リラックスして臨んでくれた」。
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ボン・ジョールノ!欧州通信員の藪野です。本日お届けするのは、ミラノ・ファッション・ウイークの実質最終日リポート。昨日までの嵐のようなスケジュールが幻かのようにゆったりとしていて、ようやくイタリア料理を食べるチャンスが到来しました。ボンゴレ・スパゲティとミラノ風カツレツを食べて、心置きなくパリへ移動します!
「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のショー開始直前には、「ウクライナの悲劇に巻き込まれた人々への気持ちを表し、今回のショーではあえて音楽を使わないと決めました」というアナウンスが流れました。コレクションの世界観を表現する上で音楽はとても重要な要素の一つ。新型コロナウイルス・オミクロン株拡大の影響を受けて1月のメンズとクチュールのショーを中止したアルマーニさんにとって、このショーは特別だったはず。彼の“音楽を使わない”という決断には強い思いを感じます。振り返れば、イタリアにおける新型コロナ感染拡大が始まったときに、先陣を切って無観客ショーに切り替えたのも「ジョルジオ アルマーニ」でした。2月24日にロシアのウクライナ侵攻が始まりましたが、ミラノコレでは主要ブランドからのそれに関するメッセージ発信は見られず、今回も、アルマーニさんが先頭に立ってアクションを起こしました。
ファッション・ウイークは、華やかな部分が取り上げられがちですが、本来はビジネスの場です。デザイナーだけでなく、アトリエや広報、マーケティングなど多くの人が関わり、作り上られたコレクションは、次の半年のビジネスにつながるもの。エディターやジャーナリスト、インフルエンサーが、それを伝える役割を担っています。つくる側、発信する側全てが、真剣にファッションを向き合っています。ただ、正直、この数日は100%の気持ちで発信に臨むことができませんでした。ウクライナに思いを馳せ、自分たちに一体、何ができるのかと考えました。まだ、ファッション・ウイークは続きます。そんな中、コレクション発表でできることは、世界に発信される力を生かして、より多くの人に“今、世界で何が起こっているかを考える”きっかけを与えたり、行動を起こさせたりすることだと思います。なぜなら、ファッションは移り変わる時代・世の中と共にあるものだからです。パリコレの序盤では、ショーやプレゼンテーションでウクライナへの連帯を示したり、寄付などの支援を行ったりするブランドが増えました。私自身、何よりも祈るのは、“これ以上傷つく人がでないこと”。戦争は、悲しみしか生みません。
カメラのシャッター音だけが鳴り響く中で披露された「ジョルジオ アルマーニ」のコレクションは、光沢のあるベルベットなどの柔らかな素材となめらかに体に沿うシルエットで表現する、しっとりとしたエレガンス。序盤はテーラリングを軸にウィメンズとメンズをミックスして見せました。後半のイブニングウエアは、すっきりとしたロング丈。ダークカラーの生地に施されたビーズのフリンジやクリスタルの装飾が、繊細にきらめきます。
「MSGM」は親密なムードを演出するため、ブランドの新本社でショーを開催しました。朝9時半からのショーでしたが、クリエイティブ・ディレクターのマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)がインスピレーションを得たのは、夜空。「ここ数年、これまで以上に空を見上げるようになった」という彼は、そこにいやしや気分転換の効果を見いだし、「星は私たちの生活の中に常に存在し、地球上のあらゆる場所で見ることができる。冒険の相棒であり、迷子になってしまわないための羅針盤だと思う」と話します。
そんな今季のキーモチーフは、もちろん“星”。その表現方法は、小さい星型のピースをつないだり、流れ星のグラフィックを盛り込んだり、ミラーパーツで天の川を表現したりとさまざまです。パテントやグリッター素材も星がきらめくイメージにつながります。夜空の花火や惑星のプリントなども登場しました。
今シーズンは、縦のラインを強調する細身のシルエットが中心。光沢や透け感のあるドレスやスカートに、オーバーサイズのボクシーなテーラリングやワイドなカーゴパンツやジーンズ、セカンドスキントップスなどを合わせます。黒を貴重にした控えめな色使いで、いつもより大人っぽく洗練されたコレクションでした。
(藪野)
「ディースクエアード(DSQUARED2)」が、ウィメンズ・コレクションでのリアルなランウエイショーを行うのは2年ぶり。今季のテーマは“旅”で、未知の場所でのスピリチュアルな旅路を楽しむ旅人を表現しました。
アフリカの民族衣装に見られるようなジオメトリックなカラフルパターン、黄土色の花柄、タータンチェックといったさまざまな柄が、ベルベット、シルク、ニットなどの多彩な生地に施され、異なる要素が混在するスタイルが登場しました。防寒性と快適性を兼ね備えたダウンジャケットなどのアウターに、ニットベストやダウンベストでレイヤード。タータンのパッチワークキルト、ビーズのイヤリング、メタルのリング、シルバーボールや鈴をあしらったブレスレットなど、ハンドメードのようなアイテムに、何だかほっこり。旅路の途中で手に入れた思い出の品々をコラージュしたような要素をふんだんに盛り込んでいます。錆び色、こはく、フォレストグリーン、カーマインレッドなどのアースカラーの色彩が自然豊かな大地を思い起こさせました。
多くの異なる要素をミックスさせてもコレクション全体としてはまとまっていて、くどさはありません。違うものをありのまま受け入れながら調和させ、ボヘミアンな仕上がりです。“異文化に触れて、その経験を装いに取り入れたい”という思いは、多くの人が今一番感じていることかも。新たな放浪の旅への出発を後押しするようなコレクションでした。
(井上)
今日は会場近辺でワンちゃんに遭遇せず、お休みです
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ボン・ジョールノ!欧州通信員の藪野です。本日お届けするのは、ミラノ・ファッション・ウイークの実質最終日リポート。昨日までの嵐のようなスケジュールが幻かのようにゆったりとしていて、ようやくイタリア料理を食べるチャンスが到来しました。ボンゴレ・スパゲティとミラノ風カツレツを食べて、心置きなくパリへ移動します!
「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のショー開始直前には、「ウクライナの悲劇に巻き込まれた人々への気持ちを表し、今回のショーではあえて音楽を使わないと決めました」というアナウンスが流れました。コレクションの世界観を表現する上で音楽はとても重要な要素の一つ。新型コロナウイルス・オミクロン株拡大の影響を受けて1月のメンズとクチュールのショーを中止したアルマーニさんにとって、このショーは特別だったはず。彼の“音楽を使わない”という決断には強い思いを感じます。振り返れば、イタリアにおける新型コロナ感染拡大が始まったときに、先陣を切って無観客ショーに切り替えたのも「ジョルジオ アルマーニ」でした。2月24日にロシアのウクライナ侵攻が始まりましたが、ミラノコレでは主要ブランドからのそれに関するメッセージ発信は見られず、今回も、アルマーニさんが先頭に立ってアクションを起こしました。
ファッション・ウイークは、華やかな部分が取り上げられがちですが、本来はビジネスの場です。デザイナーだけでなく、アトリエや広報、マーケティングなど多くの人が関わり、作り上られたコレクションは、次の半年のビジネスにつながるもの。エディターやジャーナリスト、インフルエンサーが、それを伝える役割を担っています。つくる側、発信する側全てが、真剣にファッションを向き合っています。ただ、正直、この数日は100%の気持ちで発信に臨むことができませんでした。ウクライナに思いを馳せ、自分たちに一体、何ができるのかと考えました。まだ、ファッション・ウイークは続きます。そんな中、コレクション発表でできることは、世界に発信される力を生かして、より多くの人に“今、世界で何が起こっているかを考える”きっかけを与えたり、行動を起こさせたりすることだと思います。なぜなら、ファッションは移り変わる時代・世の中と共にあるものだからです。パリコレの序盤では、ショーやプレゼンテーションでウクライナへの連帯を示したり、寄付などの支援を行ったりするブランドが増えました。私自身、何よりも祈るのは、“これ以上傷つく人がでないこと”。戦争は、悲しみしか生みません。
カメラのシャッター音だけが鳴り響く中で披露された「ジョルジオ アルマーニ」のコレクションは、光沢のあるベルベットなどの柔らかな素材となめらかに体に沿うシルエットで表現する、しっとりとしたエレガンス。序盤はテーラリングを軸にウィメンズとメンズをミックスして見せました。後半のイブニングウエアは、すっきりとしたロング丈。ダークカラーの生地に施されたビーズのフリンジやクリスタルの装飾が、繊細にきらめきます。
「MSGM」は親密なムードを演出するため、ブランドの新本社でショーを開催しました。朝9時半からのショーでしたが、クリエイティブ・ディレクターのマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)がインスピレーションを得たのは、夜空。「ここ数年、これまで以上に空を見上げるようになった」という彼は、そこにいやしや気分転換の効果を見いだし、「星は私たちの生活の中に常に存在し、地球上のあらゆる場所で見ることができる。冒険の相棒であり、迷子になってしまわないための羅針盤だと思う」と話します。
そんな今季のキーモチーフは、もちろん“星”。その表現方法は、小さい星型のピースをつないだり、流れ星のグラフィックを盛り込んだり、ミラーパーツで天の川を表現したりとさまざまです。パテントやグリッター素材も星がきらめくイメージにつながります。夜空の花火や惑星のプリントなども登場しました。
今シーズンは、縦のラインを強調する細身のシルエットが中心。光沢や透け感のあるドレスやスカートに、オーバーサイズのボクシーなテーラリングやワイドなカーゴパンツやジーンズ、セカンドスキントップスなどを合わせます。黒を貴重にした控えめな色使いで、いつもより大人っぽく洗練されたコレクションでした。
(藪野)
「ディースクエアード(DSQUARED2)」が、ウィメンズ・コレクションでのリアルなランウエイショーを行うのは2年ぶり。今季のテーマは“旅”で、未知の場所でのスピリチュアルな旅路を楽しむ旅人を表現しました。
アフリカの民族衣装に見られるようなジオメトリックなカラフルパターン、黄土色の花柄、タータンチェックといったさまざまな柄が、ベルベット、シルク、ニットなどの多彩な生地に施され、異なる要素が混在するスタイルが登場しました。防寒性と快適性を兼ね備えたダウンジャケットなどのアウターに、ニットベストやダウンベストでレイヤード。タータンのパッチワークキルト、ビーズのイヤリング、メタルのリング、シルバーボールや鈴をあしらったブレスレットなど、ハンドメードのようなアイテムに、何だかほっこり。旅路の途中で手に入れた思い出の品々をコラージュしたような要素をふんだんに盛り込んでいます。錆び色、こはく、フォレストグリーン、カーマインレッドなどのアースカラーの色彩が自然豊かな大地を思い起こさせました。
多くの異なる要素をミックスさせてもコレクション全体としてはまとまっていて、くどさはありません。違うものをありのまま受け入れながら調和させ、ボヘミアンな仕上がりです。“異文化に触れて、その経験を装いに取り入れたい”という思いは、多くの人が今一番感じていることかも。新たな放浪の旅への出発を後押しするようなコレクションでした。
(井上)
今日は会場近辺でワンちゃんに遭遇せず、お休みです
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ファーストリテイリングは、国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)からの要請を受け、ウクライナや周辺地域で緊急人道支援にあたるUNHCRに対し、1000万米ドル(約11億5000万円)を寄付する。併せて、“ヒートテック”の毛布や肌着、マスクなど衣料・雑貨10万点と、国内の「ユニクロ(UNIQLO)」店舗で回収したリサイクル衣料のうち防寒着など10万点を、ポーランドなどに避難した難民に提供する。
一部発表によれば、ウクライナ国内避難民は700万人、国外退避した難民は400万人に上るという。UNHCRへの寄付金は、避難所の設置や救援物資の配布、子どもたちの心のケアなど、人々の命と安全を守るための緊急性の高い支援に充てられる。ファーストリテイリングは06年からUNHCRと連携、11年にはグローバルパートナーシップも締結している。UNHCRとの協働で難民などに提供してきた回収衣料は、21年8月末までに79カ国・地域の難民、避難民に対し4619万点以上。
なおファーストリテイリングは、22年2月末時点で「ユニクロ」をロシアに50店出店しており、3月3日時点で全店を通常営業している。外資ブランドなどがロシア内での販売を休止する中で「今後については状況を見て判断する」(広報担当者)。ウクライナには店舗や取引先工場はないという。
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ファーストリテイリングは、国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)からの要請を受け、ウクライナや周辺地域で緊急人道支援にあたるUNHCRに対し、1000万米ドル(約11億5000万円)を寄付する。併せて、“ヒートテック”の毛布や肌着、マスクなど衣料・雑貨10万点と、国内の「ユニクロ(UNIQLO)」店舗で回収したリサイクル衣料のうち防寒着など10万点を、ポーランドなどに避難した難民に提供する。
一部発表によれば、ウクライナ国内避難民は700万人、国外退避した難民は400万人に上るという。UNHCRへの寄付金は、避難所の設置や救援物資の配布、子どもたちの心のケアなど、人々の命と安全を守るための緊急性の高い支援に充てられる。ファーストリテイリングは06年からUNHCRと連携、11年にはグローバルパートナーシップも締結している。UNHCRとの協働で難民などに提供してきた回収衣料は、21年8月末までに79カ国・地域の難民、避難民に対し4619万点以上。
なおファーストリテイリングは、22年2月末時点で「ユニクロ」をロシアに50店出店しており、3月3日時点で全店を通常営業している。外資ブランドなどがロシア内での販売を休止する中で「今後については状況を見て判断する」(広報担当者)。ウクライナには店舗や取引先工場はないという。
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「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は2月22日、フランスのヴァンドームとオラトワールに新たに建設した2つのレザーグッズ工房の落成式を行った。
落成式にはベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)会長兼最高経営責任者(CEO)やマイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼CEO、ブリュノ・ルメール(Bruno Le Maire)仏経済・財務相らが出席。4時間にわたるツアーでは、ルメール大臣が従業員から製作に350もの工程を要するハンドバッグ“カプシーヌ(Capcine)”の説明を受けた。
LVMHはヴァンドームにある11世紀に建てられた修道院を1500万~2000万ユーロ(約19億3000万~25億8000万円)かけて購入し、工房として修復。4階建ての建物は2020年9月から稼働していたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって落成式が延期されていた。
仏アゼの近くにあるオラトワール工房は、「ルイ・ヴィトン」が所有するその他のレザーグッズ工房と比較して、エネルギー消費を半分に抑えたエコデザインとなっており、フランス初のインダストリアルスタイルの建築物として注目されている。
2つの工房で従業員150人を雇用し、最終的には500人まで増員する予定だという。また、クロコダイルやオーストリッチ、パイソンといったエキゾチックレザーを使用したバッグの製造に特化した工房となる。同様の技術を持つ工房はフランス国内に3カ所あるという。
バーク=ルイ・ヴィトン会長兼CEOによると、LVMHはエキゾチックレザーへの投資を強化しているという。これは18年にクロコダイルやリザード、スネーク、アカエイを含むレザーの使用を中止すると発表した「シャネル(CHANEL)」とは対照的な動きと言える。国際動物愛護団体PETAは、LVMHとエルメス(HERMES)も使用を中止するよう定期的に呼びかけている。
これについてバーク=ルイ・ヴィトン会長兼CEOは、「エキゾチックレザーを使用しなければ、これらの動物は絶滅してしまう」と主張する。「もしこうした革を買わなければ、彼らの生息地は不動産開発の格好の餌食になってしまう。生息地を自然のままの状態で保つためには、その土地自体に価値を持たせる必要がある。そして、こうした土地が持ちうる最高の価値は、クロコダイルやアリゲーターの産卵地となることで、われわれはその卵を1個約50ドル(約5700円)で購入する。そして100個買うごとに、1年後には1歳のワニを10匹野生に放つ。こうして絶滅寸前だった動物を再生しているのだ」。
LVMHは、19年になめし工場に対してトレーサビリティ要件を強化した基準を設定。これに基づき22年末までにはクロコダイルを使用した「ルイ・ヴィトン」のバッグは100%この基準を満たしていると認証された農場から調達される予定だ。現在の達成率は93%だという。シンガポールにある同社のなめし工場は、オーストラリアやジンバブエ、ケニア、米国の農場からレザーを仕入れている。
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ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子は4月19日付で、42年にわたるヘアメイクアップアーティストとしてのキャリアに終止符を打つ。同日に自身が経営する事務所のラ・ドンナ(LA DONNA)も解散する。藤原氏はこれまで数多くの雑誌や広告のヘアメイクを手掛け、長年にわたり日本のヘアメイク業界の最前線を走ってきた。化粧品やファッション関連のアドバイザーを務め、テレビ出演など幅広く活躍するほか、栄養コンサルタントの資格も持ち、食や健康、暮らしまでライフスタイル全般の発信をしてきた。2017年には自身のライフスタイルブランド「ミチコドットライフ(MICHIKO.LIFE)」を立ち上げ、長年のヘアメイクのノウハウを生かした化粧品や雑貨を販売。また1992年4月に事務所のラ・ドンナを立ち上げ、小田切ヒロやAYA、田中宏典といった業界トップのヘア・メイクアップアーティストを多く輩出してきた。
藤原氏は今後、ビューティ・ライフスタイルデザイナーという肩書きで再出発する。引き続き「ミチコドットライフ」のプロデュースやヘアメイクアップアーティスト丸山智路のスキンケアブランド「ボーテ ド ラ・ドンナ(BEAUTE DE LA DONNA)」のアドバイザー活動を行う。そんな藤原氏に、これまでの42年のヘアメイクのキャリアを振り返りつつ、今後の活動について聞いた。
WWD:そもそも42年前、ヘアメイクアップアーティストになろうと思ったきっかけは?
藤原美智子ビューティ・ライフスタイルデザイナー(以下、藤原):母が美容室を経営していて、後を継ぐために美容学校に通っていました。しかし卒業間際になって、子どもの頃から見ていた世界を自分が続けることに興味が失せ始め、何か新しいことをしたいという思いが湧いてきました。
そんなとき、後に私が師事する先生(松永タカコ氏)が取材されている週刊誌を偶然目にしました。それを読んで、初めてヘアメイクアップアーティストという職業があることを知りました。そしてたまたまアシスタントを募集していることを目にした途端にピンときて、すぐに連絡をして面接を受けたら合格したんです。それが私の42年に及ぶヘアメイクアップアーティストのキャリアのはじめですね。
WWD:日本のビューティ業界の最前線で活躍してきたが、キャリアが軌道に乗ったと思うエピソードは?
藤原:ちょうど30歳になったころから「藤原さんはこういうメイクが得意ですよね」と頼まれる仕事が一気に増えたことです。つまり、それは自分の個性や好きな美しさの表現をハッキリと他者に伝えられるようなヘアメイクを作れるようになったことであり、それが認められてきたということなので、とてもうれしかったことを覚えています。
私が表現できるようになりたいと思っていた女性の美しさとは、透明感や品性があり、ノーブル性(気品がある)と「今」が感じられるもの。私は一人の女性の中にある多面的な内面の魅力をメイクで外側に表せられるようなヘアメイクアップアーティストになりたいということを、この職業に就いたときから目指していました。
WWD:キャリアを振り返り、一番苦労した点は?
藤原:20代のころは私自身、好きな世界観や個性というものを模索していた時代だったので、依頼される仕事もさまざま。ですから、どういった綺麗さを求めているのかを把握できない仕事を依頼されたり、自分が不得意な女性像を作らなければいけなかったり。でも仕事なので依頼側が納得する以上のものを作らなければいけない。それが今思うと一番の苦労だったと思います。
WWD:逆に一番印象に残る仕事は?
藤原:アシスタント時代に急遽、先生の代わりにとある雑誌の表紙のヘアメイクを担当しなければいけなくなったときの仕事です(そして、これが私にとって初めての一人仕事となりました)。そのとき、自分が納得するまでヘアメイクに時間をかけてしまったのに、編集者やカメラマン、スタイリスト、モデル、誰一人として私を急かしたり文句を言ったりせずに、私の気が済むまで待ってくれました。そんな皆さんの懐の深さをそのときは気づく余裕はなかったのですが、後でその有り難さや「創る」とはどういうことなのかを気付かされました。
WWD:ヘアメイクをして一番幸せに感じる瞬間は?
藤原:自分がヘアメイクした相手の目が、まるで星が入ったかのようにキラキラと輝き出し、カメラの前で自信を持って魅力的な表情をしながら撮られているのを見ているときです。この瞬間を見るために私はこの仕事をしているのだな、と毎回思っていました。
WWD:ご自身のヘアメイクのこだわりや鉄則を教えてほしい。
藤原:その人の内面が引き出されるヘアメイクをすることですね。
WWD:長きに渡り美容業界を見てきたが、この間で業界はどう変わったと考えるか。
藤原:いつのときも時代というのは変わっていくものであり、変化していくのが人間。当然ながら人が求める美も変化していきますし、その道具となるものを作り発信する美容業界も変わっていくのが常です(これは「鶏が先が卵が先か」かもしれませんが)。もちろん私自身も時代の空気感に感化して変化してきましたが、私が美しいと思う「透明感」や「品性」という根っこの部分は変わっていませんし、それはこれからも変わらないと思います。
WWD:コロナで暗いニュースが続きましたが、ビューティ業界の未来はどう見ている?
藤原:何が美しいのか、その本質を考え直す岐路にあるように感じています。これまでのただ「モノ」を提供するだけではなく、そして近年多い“トータル美容”を提供するだけでなく、またSDGs的なものを提供するだけでなく、今は「コト」を提供することも大切。「美」は人間が本能で求めるものであるからこそ、もう「モノ」だけでは難しい時代になってきているように感じています。これからは単に「売る」というだけではなく、トータルで「美の元」を提供していかなければならない時代になるように感じています。
WWD:これまで自身も現役として最前線で活躍しつつ、多くの次世代アーティストを世に出してきた。これからヘアメイクの道に進む人に対してのアドバイスは?
藤原:自分はどんなものを美しいと感じるのか。どんなものを可愛いと思うのか。どんなことをカッコイイと思うのかーー。そういったことを自分に投げかけて、自分自身を知ること。それが美を創るための元であり、全ての始まりになります。
WWD:ヘアメイクを始めて42年。感謝を伝えたい人は?
藤原:もちろん今まで全ての仕事で関わった編集者やカメラマン、スタイリスト、女優、プロのモデル、モデルになって下さった一般の方々、全ての方々にお礼を申し上げたいと思います。そして「ヘアメイクの人のアシスタントにつきたい」と話したとき、「あら、良いんじゃない?面白いんじゃない?!」と即答で賛成し、そして援助してくれた母に感謝したいです。
WWD:今回引退を決めた理由は?
藤原:実は数年前から「ヘアメイクの仕事はもう十分にしたよね」と思っていました。それで昨年末にマネージャーと今後の事務所のことについて話しをしているときに、4月19日で丸30周年になることに気づき、それを機会に事務所を閉じることに決めました。そして「事務所を閉じるのだったら、へアメイクもやめようかな」と。この数年間、「きっかけ」を待っていたので速攻で決められたのだと思います。
WWD:今後は「ビューティ・ライフスタイルデザイナー」として活動されていくが、具体的にどのようなことをしていくのか。
藤原:40代前半からは、講演や取材、執筆依頼される本において、メイクのことだけではなく、生き方や暮らし方などライフスタイル全般について聞かれたり頼まれたりすることが多かったのですが、実は20代のころから実質的なメイクのことだけではなく、メイクと心、ライフスタイルの関わりに興味を持っていましたし、それが楽しいと感じていました。
また実際に作るメイクも「美しい印象」「幸せな印象」など、その美しさによって女性はどんなふうに幸せな気持ちになるのか、イキイキと輝き出すのかを考えながらヘアメイクの提案をすることが好きでした。ヘアメイクアップアーティストという具体的に表現をする仕事からは卒業しますが、20代のころから「楽しい」「好き」だった、そして40代からさまざまな場面で聞かれていた美とライフスタイル(生き方)を具現化する仕事に専念していきたいと思っています。
そうした事柄を自分のブログ「BEAUTY LIFE」での無料コンテンツ、また有料コンテンツ「MICHIKO’S DIARY 日々のこと」で発信していきます。これからは、このホームページを太い幹に育てていきたいと思っています。また私がプロデューサーとして関わっているライフスタイルブランド「ミチコドットライフ」も同じ理念を持って立ち上げたものです。これからの女性の生き方に沿った、そして総合的に「モノ」や「コト」を提供できるブランドに関係者一同で育てていきたいと思っています。
WWD:「ラ・ドンナ」の所属アーティストの今後については?
藤原:所属アーティストに知らせるとき、「仕事ということだけではなく、自分の生き方も含めて今後のことを決めて欲しい」と伝えました。今事務所を立ち上げる準備をしている人もいれば、他の事務所に所属することを決めた人、ヘアメイクだけではなく映像の仕事もする人もいます。皆それぞれの生き方に沿った「次なる」ことを決めているところです。その報告は会社のホームページ上で随時更新していきますので、これからも応援して頂けるようよろしく願い致します。
WWD:最後に今後の展望や夢について教えほしい。
藤原:これから日本の大人女性の現役時間は長くなるわけですが、ただ長いだけではなく、前向きにイキイキと自信を持って、軽やかに時を積み重ねられる新しい大人の女性像を提案し応援していけたらと思っています。そして、そのような生き方であるライフスタイルの提案もしていきたいと思っています。
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「ゾゾタウン」を運営するZOZOは4日、ウクライナへの人道支援チャリティーTシャツの販売が、開始から3日間で8万枚を超え、寄付総額が1億7000万円を突破した。売り上げの全額をNPO法人のアドラ・ジャパン(ADRA JAPAN)を寄付する。
チャリティーTシャツは2月28日からゾゾタウン上の特設サイトで予約販売という形で実施。プリントには、大人サイズではウクライナの国旗カラーの黄色いひまわりと青いガーベラをあしらったワンポイント、キッズでは2つの花をピースマークに並べている。いずれのアイテムも2020円。販売は3月14日まで。発送は4月上旬から6月にかけて行う。
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「リック・オウエンス(RICK OWENS)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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自然派ライフスタイルブランド「Nオーガニック(N ORGANIC)」は3月30日、同ブランド初となる医薬部外品の美白エイジングシリーズ“エヌ オーガニック ブライト(N ORGANIC BRIGHT)”を発売する。公式サイトにて予約販売を受け付けている。
同シリーズは、複合化する大人世代の肌悩みに応え、保湿、美白、エイジングケアのトリプルケアを実現。植物由来の美白有効成分と、ビタミンC誘導体であるアスコルビン酸2-グルコシドの配合により医薬部外品を取得し、肌への優しさと機能性エイジングケアを両立する。
植物由来成分81%以上をかなえた化粧水の“ホワイト クリア ローション”(100mL、税込5060円)は、美白有効成分アルブチンと保湿成分のマヨナラエキスを配合。メラニンの生成を抑え、潤いと透明感のあるもっちりとした肌に導く。また、美容液の“ホワイト メラノリーチ エッセンス”(30mL、税込8800円)は、濃密なテクスチャーで密着しながら、コラーゲン・トリペプチドFなどの有用保湿成分を肌に届ける。クリームの“ホワイト リッチ クリーム” (45g、税込8580円)は、保湿成分のルイボスエキスがエイジングサインとなるくすみにアプローチしながら、肌に明るさとハリ感をもたらす。
また、全アイテムには肌のベースを整えるサクラ葉抽出液を配合した。爽やかなシトラスハーブの香り。
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「ザ・ロウ(THE ROW)」は、ギンザシックス店オープン1周年を記念したイベントを3月31日まで開催している。イベントはアートギャラリー「ブラム・アンド・ポー(BLUM & POE)と、家具やオブジェを取り扱うギャラリー「オブジェデアート(OBJET D’ ART)」とのインスタレーションで、日本人作家に焦点を当てている。
また、1周年を記念して、ブランドのシグネチャーバッグ“マルゴー(MARGAUX)”シリーズの新作“マルゴートリフォド(MARGAUX TRIFOLD)”も他店に先駆けて販売している。
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「ザ・ロウ(THE ROW)」は、ギンザシックス店オープン1周年を記念したイベントを3月31日まで開催している。イベントはアートギャラリー「ブラム・アンド・ポー(BLUM & POE)と、家具やオブジェを取り扱うギャラリー「オブジェデアート(OBJET D’ ART)」とのインスタレーションで、日本人作家に焦点を当てている。
また、1周年を記念して、ブランドのシグネチャーバッグ“マルゴー(MARGAUX)”シリーズの新作“マルゴートリフォド(MARGAUX TRIFOLD)”も他店に先駆けて販売している。
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高島屋は4日、ショールーミングストア事業に参入すると発表した。4月下旬に高島屋新宿店2階に1号店を開く。D2C企業を中心に従来の百貨店にはなかった商品をそろえる。EC(ネット通販)とリアル店舗をつないだOMO型の新しい売り場は昨年秋、そごう・西武と大丸松坂屋百貨店が相次ぎ開設して話題になった。高島屋はこれに続く動きで、5年以内に国内外に10店舗の多店舗化を計画する。
高島屋とトランスコスモスが15年に合弁で設立したタカシマヤ・トランスコスモス・インターナショナル・コマース(本社シンガポール、以下TTIC)が運営を担う。TTICは日本の商品を海外に販売することを目的に設立。デジタルトランスフォーメーションに長けたトランスコスモスのノウハウを用いて、東南アジアや中国での越境ECなどに取り組んできた。この経験をショールーミングストア事業に生かす。
1号店は高島屋新宿店の2階の正面入り口の横の一等地に設ける。いわゆる“売らない店舗”で、売り場にはサンプルだけを並べ、在庫は置かない。ウェブサイトに客を誘導して購入を促す手法をとる。
「食・グルメ」「ライフスタイル」「ビューティ」「日本アート&クラフト」「エシカル」など、それぞれのテーマに精通した5人の外部キュレーターが商品の一部をセレクトする。フォロワーの多いキュレーターがSNSで発信を強める。店頭では専属のスタッフが詳しい説明や、専用ウェブサイトの利用方法などをサポートする。来店できない客に向けてオンライン接客も行う。
店内はAI(人工知能)カメラで客の動きについてデータを集めるとともに、ウェブサイトやSNSでの閲覧などのデータ、そして店頭のスタッフが集めた客の生の声を出店企業に提供する。
その場での販売を主目的にしないOMO型の売り場は、D2Cブランドの導入に積極的なマルイのほか、米国発のベータなど広がりをみせている。百貨店でも新機軸として期待が高く、昨年9月にそごう・西武が西武渋谷店のパーキング館1階にメディア型OMOストアを歌う「チューズベース シブヤ」、昨年10月には大丸松坂屋百貨店が大丸東京店4階に販売をしないショールーミングストア「明日見世」がそれぞれオープンした。
高島屋は当初から多店舗化を掲げている。高島屋の店内だけでなく、出店していないエリアも想定する。TTICの拠点であるシンガポールやベトナム、タイ、中国など海外でも出店を探る。
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伊勢丹新宿本店は3月16〜21日、メイクの祭典「イセタン メイクアップ パーティ」を本館6階催事場で開催する。6回目の開催となる今年は“Beauty is BORDERLESS”をテーマに約30ブランドが参加。テーマと連動したボーダーレスに楽しめる企画として初のシェアコスメゾーンを設けるほか、イセタン ミラー メイク&コスメティクス(ISETAN MIRROR MAKE & COSMETICS 以下、イセタン ミラー)のオープン10周年を記念したリミテッドショップを展開する。なお、3月16日は三越伊勢丹のアプリ会員の特別招待会となる。
昨年はデジタルコンテンツ強化の一環として初のバーチャルストアを導入したが、今年は実施しないという。「今年はオフラインを重視する。年齢や性別問わず、ボーダレスに楽しめるコンテンツを用意し、リアルの場での体験を楽しんでいただきたい」(広報担当者)。デジタル施策においては、ECの「ミーコ(MEECO)」で祭典の特集コンテンツを用意し、インスタグラムの公式アカウントで祭典で販売するアイテムを毎日紹介する。開催期間中は、リレー形式でライブコマースを実施するほか、会場からインスタライブを配信し、イベントを盛り上げる。
シェアコスメゾーンは、性別や年齢を問わない3ブランド「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」「カネボウ(KANEBO)」「ボッチャン(BOTCHAN)」を展開する。スキンケアをメインに、コスメ初心者でも取り入れやすいキットなどを取り扱い、「気軽に入りやすいように、催事場の入り口付近にゾーンを設置する」。同祭典のビジュアルでも、初の男性モデルを起用した。
イセタン ミラーのリミテッド ショップは、ビューティクリエイターの吉川康雄氏が手がける「アンミックス(UNMIX)」や「オサジ(OSAJI)」など9ブランドが参加。ビューティ スタイリストが常駐し、パーソナルメイクアドバイスなどを実施する。さらに、既存のショップと同様に、複数のブランドをまとめて購入できる。「イセタン ミラーは若年層が多く、カウンセリングに対してハードルが高いと感じるお客さまが多い。祭典を通じて、相談の価値があるということを知ってもらう機会になれば」と話す。
毎年人気のスペシャルキットと先行販売品には、「スック(SUQQU)」「スリー(THREE)」「RMK」「シロ(SHIRO)」などをラインアップ。「ジバンシイ(GIVENCHY)」「コスメデコルテ(DECORTE)」は、一部製品を対象に刻印サービスを無料で実地する。昨年の売れ筋は、「スック」のアイシャドウ、「NARS」の色付きリップバーム、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」のミニサイズのリップだった。
The post 伊勢丹新宿本店の年に1度のメイク祭典が3月16日から開催 appeared first on WWDJAPAN.
伊勢丹新宿本店は3月16〜21日、メイクの祭典「イセタン メイクアップ パーティ」を本館6階催事場で開催する。6回目の開催となる今年は“Beauty is BORDERLESS”をテーマに約30ブランドが参加。テーマと連動したボーダーレスに楽しめる企画として初のシェアコスメゾーンを設けるほか、イセタン ミラー メイク&コスメティクス(ISETAN MIRROR MAKE & COSMETICS 以下、イセタン ミラー)のオープン10周年を記念したリミテッドショップを展開する。なお、3月16日は三越伊勢丹のアプリ会員の特別招待会となる。
昨年はデジタルコンテンツ強化の一環として初のバーチャルストアを導入したが、今年は実施しないという。「今年はオフラインを重視する。年齢や性別問わず、ボーダレスに楽しめるコンテンツを用意し、リアルの場での体験を楽しんでいただきたい」(広報担当者)。デジタル施策においては、ECの「ミーコ(MEECO)」で祭典の特集コンテンツを用意し、インスタグラムの公式アカウントで祭典で販売するアイテムを毎日紹介する。開催期間中は、リレー形式でライブコマースを実施するほか、会場からインスタライブを配信し、イベントを盛り上げる。
シェアコスメゾーンは、性別や年齢を問わない3ブランド「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」「カネボウ(KANEBO)」「ボッチャン(BOTCHAN)」を展開する。スキンケアをメインに、コスメ初心者でも取り入れやすいキットなどを取り扱い、「気軽に入りやすいように、催事場の入り口付近にゾーンを設置する」。同祭典のビジュアルでも、初の男性モデルを起用した。
イセタン ミラーのリミテッド ショップは、ビューティクリエイターの吉川康雄氏が手がける「アンミックス(UNMIX)」や「オサジ(OSAJI)」など9ブランドが参加。ビューティ スタイリストが常駐し、パーソナルメイクアドバイスなどを実施する。さらに、既存のショップと同様に、複数のブランドをまとめて購入できる。「イセタン ミラーは若年層が多く、カウンセリングに対してハードルが高いと感じるお客さまが多い。祭典を通じて、相談の価値があるということを知ってもらう機会になれば」と話す。
毎年人気のスペシャルキットと先行販売品には、「スック(SUQQU)」「スリー(THREE)」「RMK」「シロ(SHIRO)」などをラインアップ。「ジバンシイ(GIVENCHY)」「コスメデコルテ(DECORTE)」は、一部製品を対象に刻印サービスを無料で実地する。昨年の売れ筋は、「スック」のアイシャドウ、「NARS」の色付きリップバーム、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」のミニサイズのリップだった。
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モンクレール(MONCLER)の2021年12月期決算は、売上高が前期比42.0%増の20億4610万ユーロ(約2639億円)で、19年比では25.7%増だった。EBIT(利息及び税金控除前利益)は前期比63.5%増の6億306万ユーロ(約777億円)、純利益は同36.9%増の4億1136万ユーロ(約530億円)と増収増益だった。
ブランド別で見ると、「モンクレール」の売り上げは同26.6%増の18億2416万ユーロ(約2353億円)だった。アジアの売り上げが同24.6%増と引き続き好調で、中国、韓国、日本が成長をけん引した。特に中国は北京オリンピックによるウィンタースポーツへの関心の高まりが貢献し、10〜12月期は3ケタに近い成長率を記録した。日本もコロナ禍の制限が少し緩和され、2ケタの成長を達成した。アメリカ地域も同20%増と好調だった一方で、欧州・中東・アフリカ地域(EMEA)の売り上げは同3%落ち込んだ。
20年12月に買収した「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は同35%増の3億1000万ユーロ(約399億円)の売り上げを計上した。EMEA(欧州・中東・アフリカ地域)のビジネスが最も大きく、売上高の77%を占めた。
同社は昨年ECビジネスを内製化し、現在売り上げの15%を担う。今後はリアル店舗でのデジタル化も推し進める。また他社同様に値上げも行っており、22-23年秋冬コレクションから価格を10%上げたという。決算会見でルチアーノ・サンテル(Luciano Santel)=チーフ・コーポレート&サプライ・オフィサーは「生産コストや原材料の価格高騰、労働賃金の引き上げなどによるもの。22年春にさらなる値上げをする予定はないが、23年春にはその可能性がある」と説明した。
また同社は現在ルーマニアに工場を、ウクライナ・キエフに店舗を構える。決算会見はロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始する直前に開かれたが、ロシアのビジネスについて聞かれると、ロベルト・エッグス(Roberto Eggs)チーフ・ビジネス・ストラテジー&グローバル・マーケット・オフィサーは「心が痛むニュースだ。われわれはキエフに店舗を構えており、現地のチームと密に連絡を取り合っている」と話しつつ、ロシアとウクライナの売り上げは全体の2%にしかならず、大きな影響はないという。一方で今後はルーマニアの工場を倍の規模に拡大する予定で、サンテル=チーフ・コーポレート&サプライ・オフィサーは「(ウクライナ)に隣接するルーマニアの人々をとても心配している。しかし、サプライチェーンには影響はないだろう。現在ルーマニアの工場は全体の生産の15%を担うが、来年度中には20%、数年以内に30%まで引き上げる予定だ」と話した。
レモ・ルッフイーニ(Remo Ruffini)会長兼最高経営責任者(CEO)は「21年の業績は、大きく3つの言葉で説明することができる。グループ力、ビジョン、結果だ。買収した『ストーンアイランド』は早速業績に貢献し、グループ力の強さを示す。またコミュニティを強化し、ビジネスのあらゆる面においてサステナビリティを取り入れ、デジタル施策に注力するというビジョンもコロナ禍でもブレることなく掲げ、成長をけん引した。そして最後に素晴らしい結果を達成できたのは、あらゆるステークホルダーのおかげだ」とコメント。モンクレールは今年創業70周年を、「ストーンアイランド」は創業40年を迎える節目の年だ。新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻など不安定な情勢が続く中でも、「われわれのビジネスの未来は明るい」と自信を見せた。
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パナソニックは肌に光を当ててムダ毛ケアする“光美容機器 光エステ〈ボディ&フェイス用〉ES-WP98”(税込8万2500円※編集部調べ)を3月1日に発売した。コロナ禍で自宅でムダ毛をセルフケアしたいというニーズの高まりを受け、サロン級の仕上がりを目指して開発。顔やヒゲ、体、VIOゾーンまで1台でケアすることができる。照射レベルは5段階で、照射回数は家族やパートナーなど複数人でシェアしても存分に使用できる約30万回。
“光美容機器 光エステ〈ボディ&フェイス用〉ES-WP98”は、肌に均一に光が届くストロングライトシステムを新たに搭載。同社の従来品と比較して20%アップしたハイパワーケアを実現した。さらに、ムダ毛と美肌の両方にアプローチする「IPL美肌フラッシュ」も採用。黒い色に反応するIPLフラッシュで毛先に熱エネルギーを与え、ムダ毛に集中照射。シェービングと比べて剃った後の毛先のチクチクや剃りあとの黒い点々が目立ちにくい滑らかな肌に仕上げると同時に、使い続けることで良好な肌サイクルを保つ美肌フラッシュで美しい肌へと導く。
アタッチメントはフェイス用、ボディー・Vゾーン用に加え、照射幅を狭くしたI・Oゾーン用を用意する。刺激になりやすい光エネルギーを一部カットする肌刺激カットフィルターを搭載し、肌にやさしくムダ毛ケアができるのも特徴だ。
“光エステ”は2009年に誕生。当初は女性をターゲットに開発されたが、近年の男性のムダ毛ケアニーズ上昇にも着目。19年より男性のヒゲに対応し、以前は1ケタだった男性の購入率は21年には39%まで高まっている。
同社が22年2月男女200人に実施したインターネット調査によると、ステイホームを経て化粧水などの美容品や洋服といった日用品をシェアする機会が増加し、全体の約4割が積極的にシェアしたいという意向を示している。また、男性の約3割が「ステイホームを経て美容意識が高まった」と回答。シェア意識増加の背景には男性美容意識の高まりがうかがえるとしている。
これまではドライヤーなど生活必需品を家族やパートナーでシェアすることが一般的だったが日用品の中でも美容関連アイテムをシェアする傾向が増加。“光エステ”においても、男女ともに購入者の約6割が家族やパートナーとシェアしていることが分かっている。同社は性別や年齢にとらわれず美容に関心を持つ時代において、家族やパートナーと美容家電をシェアする「シェアードビューティ」により、あらゆる人が「自分らしい美しさ」を追求し、発見するサポートをしていくとしている。
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日本橋高島屋S.C.(以下、日本橋高島屋)本館8階で3日、「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ(以下、メゾン・エ・オブジェ)」展が開幕した。「メゾン・エ・オブジェ(MAISON ET OBJET)」とは、仏パリで年2回開催される“インテリア業界のパリコレ”と呼ばれるインテリア雑貨の見本市で、国外での展示は初めて。約3000ブランドが出展し、デザインを通した対話の場として定着している。同展は3部構成で、「メゾン・エ・オブジェ」が選出する「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」から21人を選び、各デザイナーの椅子や照明を中心に展示。2部では、24日からのパリでの開催に先駆けて「ホワッツ・ニュー」と題して出展者の新作を発表し、3部では、「ライジング・タレント・アワード」の受賞者の作品を展示する。
同展では、フィリップ・スタルク(Philippe Starck)やジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)、パトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)、吉岡徳仁など、そうそうたるデザイナーの作品を紹介。「どこかで見たことある」と思う椅子や照明、その作品とデザイナーを結び付ける分かりやすい展示になっている。椅子と照明を選んだ理由について、メゾン・エ・オブジェ日本総代理店の榎本アコ・デアイ代表は、「椅子は一番身近かつ機能的なプロダクト。デザインは出尽くしたと思われがちだが、人間工学的で極めて複雑な構造を持つものだ。照明は、機能とテクノロジーが結び付いた製品。エジソンの発明からLEDの登場までいろいろ変化をしてきた」と述べた。
「メゾン・エ・オブジェ」展は高島屋が1931年に創業以来取り組んできたデザイン・ライフスタイルにおける美の発信の一環だ。私が驚いたのは、シャルロット・ペリアン(Charlotte Periand)を日本に招聘したのが高島屋だったという点だ。ペリアンは20世紀を代表する建築家であり、デザイナーで、ル・コルビュジェ(Le Corbusier)やピエール・ジャンヌレ(Pierre Jeannere)との協業で知られている。1940年、ペリアンの元に画家・棟方志功の絵が添えられた建築家・板倉準三からの手紙が届いた。8mにも及ぶ巻き紙には、「ペリアン女史、東京の高島屋百貨店にいらしてください」と書かれていたという。それに感動したペリアンは、輸出工芸指導顧問という任務を引き受けて来日。以前は日本文化に批判的だったペリアンの人生を変える出来事だった。彼女は日本文化の素晴らしさに感動し、情熱を持つまでになったという。41年に日本橋高島屋で開催されたペリアンの初の個展「選擇(せんたく)、傳統(でんとう)、創造」展は、彼女の日本での講演と指導の締めくくりとして開催されたそうだ。
日本橋高島屋では55年、大規模展「芸術の綜合への提案−ル・コルビュジェ、レジェ(Fernand Leger)、ペリアン三人展」を開催。そこで登場した見事なコルビュジェのタペストリーも展示。色彩豊かなコルビュジェのタペストリーは高島屋蔵で、なかなか目にすることのできない貴重な作品だ。この作品とともに、ペリアンが日本から着想を得てデザインした「カッシーナ(CASSINA)」により復刻されたが家具が置かれている。
来日中のペリアンをアテンドしたのは、日本を代表する工業デザイナーの柳宗理だった。彼は、「日本で仕事をした西洋人で日本のデザイン界に最も大きな影響を与えたのは、おそらく彼女だ」と述べたという。
インテリアやデザイン業界で女性が活躍することが少なかった20世紀に、建築や家具だけでなくアート作品を世界中で発表し続けたペリアン。“モダン建築の母”と呼ばれることもある存在だが、彼女自身は名声に興味がなく、一般的な知名度は低い。茶目っ気のある笑顔のポートレートからも想像できるように、ペリアンは、類い稀な才能に恵まれただけでなく、冒険心旺盛、自然やアートを愛し自由奔放に生きた20世紀を代表するクリエイターと言えるだろう。そんな彼女と高島屋のストーリーにも触れられる展示は必見だ。
入場料は500円、会期は21日まで。
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「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は3月3日、洗い流さないヘアトリートメント、“R&Aヘアミルク N”をリニューアル発売した。“R&Aヘアミルク N”は、2014年の発売以降数々のベストコスメを受賞してきたブランドNo.1※1人気アイテムだ。「WWDJAPAN」21年下半期ベストコスメでも、百貨店・セミセルフショップ「スタイリング剤」部門の総合において1位を獲得している。
支持される理由は、パサつきや枝毛、切れ毛といったダメージ毛を潤いで包み込み、まとまり感や艶感を“使ってすぐに”感じられるという点にある。この効果実感※2で、店頭の接客や口コミなどを通じて購入につながっている。アンズ核油やブドウ種子油などの植物オイルを配合し、紫外線やドライヤーの熱による乾燥からも髪を保護する。軽やかなまとまり感で、ニュアンスのあるスタイリングにも重宝する。今回のリニューアルでは独自の“セルフスチーム処方”を採用し、潤いが長時間持続。さらに、みずみずしく髪の内部まで浸透しやすいテクスチャーに改良したことで美容成分がより均一に広がり、髪を滑らかに整える。芳醇なダマスクローズの香りで、シャワー後や外出前のスタイリングの時間を心地よく演出する。
2月3日には、インバストリートメント“R&Aヘアマスク”もリニューアルした。アボカド油やヤシ油などの植物オイルを配合し、ダメージを受けた髪を保湿して集中ケアする。さらに、カラスムギふすまエキスやスギナ葉エキスなどの植物成分が頭皮を保湿し、健やかな状態に導く。一度に髪〜頭皮のケアをかなえ、ヘッドスパのようなリッチな気分を堪能できる製品だ。
「ジョンマスターオーガニック」は、自然由来成分をぜいたくに配合したヘアケア製品などを40カ国以上で販売するナチュラル&オーガニックコスメブランド。新たな“R&Aヘアミルク N” は、オーガニック成分70%以上という自社基準をクリアして、80%※3の高い割合まで引き上げられており、パッケージの裏面にもオーガニック成分比率を明記している。厳しい基準と成分へのこだわりは、ブランド創業時からのものだが、こうして情報を開示することにより、ブランドの姿勢をより分かりやすく発信していく。
※1「ジョンマスターオーガニック」2021年販売実績
※2 使用感のことであり効果効能を保証するものではありません
※3 水と塩を除く
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「クロエ(CHLOE)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「クロエ(CHLOE)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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韓国版「WWD」はこのほど、ネットフリックスの人気ドラマ「イカゲーム」で主演を務めた俳優のイ・ジョンジェ(Lee Jung Jae)が表紙を飾った3月号を発行した。韓国の通販サイト「ケータウン4U(K-TOWN 4U)」で取り扱いを開始。海外発送も行う。
創刊号となる本号では、ラグジュアリー市場にフォーカス。アートやクチュール、ハイジュエリーのこれまでと現在地を探る。イ・ジョンジェとのインタビューでは、俳優やディレクターとしてのキャリアを振り返った。映画業界で長きにわたって葛藤しながら努力を重ねた同氏が、これまでの経験がどのように現在の活躍につながっているかなどについて語っている。
韓国の「WWD」は2019年設立。日本、中国に次ぐ第3の海外版として、これまでデジタルを中心にファッション業界にまつわる情報を発信してきた。今後、年に8回程度の発行を予定している。
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文化服装学院は、ファッション流通専攻科の卒業制作を披露するファッションショーを東京・渋谷のミヤシタパーク屋上で3月5〜6日に開催する。
ショーのタイトルは“CANVAS”で、「ショーという大きなキャンバスに、学生一人一人が色を付ける」という思いを込めた。在学生のほか、卒業生が手掛けるブランドも含めた全16ブランドが参加する。当日は、一般参加者も感染症対策を行った上で立ち見できるほか、同科の公式インスタグラムアカウントでライブ配信も実施する。
文化服装学院は1919年に洋裁学校として設立し、23年に日本最初の服装教育学校として認可された。ファッション流通専攻科は、ファッション業界のプロデューサーやディレクターを目指し、イベントやショーのプロデュースやプロモーション戦略の立案などを学ぶ。
■文化服装学院ファッション流通専攻科卒業制作ファッションショー“CANVAS”@MIYASHITA culture PARK ~NEW STAGE~
日程:3月5日13:30〜、18:00〜/3月6日13:30〜、18:00〜
場所:渋谷区立宮下公園
住所:東京都渋谷区渋谷1丁目26番5ミヤシタパーク屋上
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ロンドンの名門セント・マーチン美術大学は、2年ぶりに修士号(Central Saint Martins MA)の卒業制作コレクションを発表した。そこでは、メンズにおける体の多様性や、ジェンダー・アイデンティティー、サステナビリティなどを追求するファッションが多く見られた。
「ロレアル プロフェッショナル クリエイティブ アワード(L’Oreal Professional Creative Award)」でグランプリに輝いたロンドン生まれのラテン系デザイナー、エドワード・メンドーサ(Edward Mendoza)は、アニメに登場するような、カラフルで遊び心あふれるラージサイズのメンズコレクションを発表。デザイナー自身もモデルとしてショーに登場し、ショー後、SNS等に挙がったコレクションには多く反響があった。
ショーの後にはインスタグラムで、「われわれが表現したかったことがきちんと届いて、多くの方々に共感してもらえて本当にうれしい。ランウエイやキャンペーンで多様性のために使われるトークン(飾り)としての存在じゃなくて、業界の中でもっとプラスサイズの男性を称えていきたい。コレクションには、自分子ども時代を投影している。映画やファッションシーンで、自分と同じような体型を持ち、肯定的にとらえられている人々の存在が子どものころからもっとあったらよかったのにと思う。パワフルで共感できるような姿やボディー・ ポジティブなメッセージがあったら、もっと早く自分のありのままを受け入れて、好きになれていたはず」と語った。
スペイン出身のブレイス・アルボー(Brais Albor)も、伝統的な“美の基準”から見てプラスサイズと表現されるモデルが登場したショーを展開。写真家、ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)にインスピレーションを受けたというジョー・ピアソン(Joe Pearson)のコレクションは、コルセットを取り入れたり、布を裸の体に巻き付けるようにしたり、挑戦的なスタイルが見られた。
今回卒業制作コレクションを発表したのは32人。メンドーサと並んで同じくグランプリを受賞したのは、フィリピン出身のイエッセン・マクアータンガイ(Jessan Macatangay)だった。学士号(BA)の卒業コレクションで、カラフルなレイヤーが特徴のアイテムを発表して業界の関心を集めた同氏だが、今回はボリュームを抑え、ミニマルかつセクシーにインパクトのある作品を仕上げた。ほかにも、3Dプリントを取り入れたアクセサリーを使ったアーロン・エッシュ(Aeron Esh)、ウィメンズとして展開されてきたコルセットをメンズコレクションに取り入れたジュンテ・キム(Juntae Kim)、モデルの体に直接合わせながらパターンを作っていったアリッサ・フルーネフェルト(Alyssa Groeneveld)らにも注目が集まる。
The post 英セント・マーチンが2年ぶりとなる卒業制作コレクションを発表 32人の学生らによるルック公開 appeared first on WWDJAPAN.
ロンドンの名門セント・マーチン美術大学は、2年ぶりに修士号(Central Saint Martins MA)の卒業制作コレクションを発表した。そこでは、メンズにおける体の多様性や、ジェンダー・アイデンティティー、サステナビリティなどを追求するファッションが多く見られた。
「ロレアル プロフェッショナル クリエイティブ アワード(L’Oreal Professional Creative Award)」でグランプリに輝いたロンドン生まれのラテン系デザイナー、エドワード・メンドーサ(Edward Mendoza)は、アニメに登場するような、カラフルで遊び心あふれるラージサイズのメンズコレクションを発表。デザイナー自身もモデルとしてショーに登場し、ショー後、SNS等に挙がったコレクションには多く反響があった。
ショーの後にはインスタグラムで、「われわれが表現したかったことがきちんと届いて、多くの方々に共感してもらえて本当にうれしい。ランウエイやキャンペーンで多様性のために使われるトークン(飾り)としての存在じゃなくて、業界の中でもっとプラスサイズの男性を称えていきたい。コレクションには、自分子ども時代を投影している。映画やファッションシーンで、自分と同じような体型を持ち、肯定的にとらえられている人々の存在が子どものころからもっとあったらよかったのにと思う。パワフルで共感できるような姿やボディー・ ポジティブなメッセージがあったら、もっと早く自分のありのままを受け入れて、好きになれていたはず」と語った。
スペイン出身のブレイス・アルボー(Brais Albor)も、伝統的な“美の基準”から見てプラスサイズと表現されるモデルが登場したショーを展開。写真家、ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)にインスピレーションを受けたというジョー・ピアソン(Joe Pearson)のコレクションは、コルセットを取り入れたり、布を裸の体に巻き付けるようにしたり、挑戦的なスタイルが見られた。
今回卒業制作コレクションを発表したのは32人。メンドーサと並んで同じくグランプリを受賞したのは、フィリピン出身のイエッセン・マクアータンガイ(Jessan Macatangay)だった。学士号(BA)の卒業コレクションで、カラフルなレイヤーが特徴のアイテムを発表して業界の関心を集めた同氏だが、今回はボリュームを抑え、ミニマルかつセクシーにインパクトのある作品を仕上げた。ほかにも、3Dプリントを取り入れたアクセサリーを使ったアーロン・エッシュ(Aeron Esh)、ウィメンズとして展開されてきたコルセットをメンズコレクションに取り入れたジュンテ・キム(Juntae Kim)、モデルの体に直接合わせながらパターンを作っていったアリッサ・フルーネフェルト(Alyssa Groeneveld)らにも注目が集まる。
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花王はこのほど、グローバルプレステージブランド「センサイ(SENSAI)」から、エイジングケアクリーム“センサイ AS イルミナティブ クリーム”(40mLl、税込2万2000円)と、リップスティックの“センサイ コントゥアリング リップスティック”(全13色、同1650〜3850円)を発売した。
同社は「センサイ」を化粧品事業におけるグローバル戦略の重点ブランドの一つと位置付け、日本ならではの繊細な美意識に着目した製品開発を進めている。今回の新製品では“陰影が作り出す美しさ”に着目した。
“センサイ AS イルミナティブ クリーム”はシワ・シミ・そばかすにアプローチするナイアシンアミドとともに、オリジナルの保湿成分「小石丸シルクロイヤルTM」を配合。乾燥でくすんだ肌に透明感を与える。“センサイ コントゥアリング リップスティック”は「墨を一滴溶かし込んだような、深みのある色味」にこだわった。唇の輪郭を引き締めて立体感を生み出すとともに、粉体を少なめにした配合比率によるマットな仕上がりも特徴だ。
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旭化成アドバンスは、環境配慮型新素材「エコセンサー」の訴求に本腰を入れる。2019年11月に立ち上げた同素材は、機能性とサステナビリティを兼ね備えたファブリックの総称だ。旭化成グループは、 サステナビリティといった言葉が広まるずっと前から環境に配慮した数々の素材を展開してきた。旭化成アドバンスは「エコセンサー」を展開することで、サステナビリティへの企業姿勢を明確にする。
スポーツからファッションまで
幅広く
1 / 2
「エコセンサー」の名前を冠する素材には厳格な定義がある。
第一に原料ではサステナブルな糸を100%使用すること。繊維くず、古着、端切れ、ペットボトルなどから作ったリサイクル糸、綿花の種の産毛を原料にしたキュプラ 、オーガニックコットンなどが相当する。旭化成グループは、1970年にポリエステルのケミカルリサイクルシステムを稼働させたのを手始めに、2001年からはリサイクルポリエステル糸、10年からはリサイクルナイロン糸の織物販売に乗り出した。またキュプラのブランドで90年の歴史を持つ「ベンベルグ」は滑らかな肌触りで知られているが、生産工程でも環境負荷が少なく、生分解性にも優れている。半世紀以上も展開するプレミアムストレッチファイバー「ロイカ」でも、リサイクル糸や分解性の高い素材が広がりをみせている。
第二に加工場はグローバル基準の認定工場に限定する。繊維業界の環境、労働、安全など対し、持続可能なサプライチェーンであるかを見極める「ブルーサイン」、あるいは「エコテックス スタンダード100」という厳しい国際認証を受けた加工場でしか作らない。
つまり原糸から染色加工に至るまで、トレーサビリティー(生産履歴)が完全に担保された素材だけしか「エコセンサー」は名乗れないのだ。厳格な基準を設けた背 景には、市場での環境意識の高まりがあった。旭化成アドバンスの後藤深太郎部長は「特に欧州のファッション企業からは『サステナブルな素材以外はいらない』という声さえ聞こえる。当社が長年培ってきた環境負荷の少ない素材を、もっと分かりやすく、信頼できる形で届ける必要があると判断した」と説明する。
単にサステナブルをうたうだけでは、ファッション市場では戦えない。持続可能を前提にしながら、風合いや美しさなど着る人の感性に訴え、かつ機能面でも満足させる。その両立が選ばれるポイントであり、素材メーカーの腕の見せどころでもある。例えば、ファッションブランドからの要望が多いリサイクル素材。ポリエステルのリサイクル原料は通常のバージン原料に比べて、そのまま作れば物性や光沢などに微妙な差が生じてしまう。だが同社にはリサイクル原料でも同等の品質を作り出す技術力がある。リサイクル素材における20年以上の経験の賜物だ。今後はさらなる技術革新で、バージン原料以上の品質を目指す。
同社の取り組みはすでに海外で評価され始めている。世界最大のスポーツ用品見本市「ISPO」(独ミュンヘン)では、優秀な商品や素材に与えられる「ISPOアウォード」を「エコセンサー」の22-23年秋冬向け素材が受賞した。グローバル市場での認知に弾みがつきそうだ。
「エコセンサー」の特徴とは?
「エコセンサー」のブランドが付いた素材は、「サステナブル性」に加え、分野やアイテムに応じた「機能性」を有している。厳しいグローバル認証制度や、旭化成グループの品質基準をクリアした素材だけにつけられる。高い機能性が求められるスポーツブランドから感性に訴えるファッションブランド、アイテムでいえばインナーからアウターまで幅広い用途に対応する。
仕掛け人に聞く
「エコセンサー」が目指す
未来の姿
WWD:「エコセンサー」導入の狙いは?
後藤深太郎部長(以下、後藤):世界中で環境問題への関心が高まり、ファッション市場においてもサステナブルな素材が強く求められるようになった。「エコセンサー」はアパレル企業が企業姿勢を明確に表現する手段でもある。SDGsを意識する消費者に、服の素材を通じて地球環境問題を考えるきっかけを提供したい。
WWD:アパレル企業からの反応は?
後藤:「エコセンサー」の展示会を2回開催した。インナーからアウターに至るまで多くの取引先が集まり、改めて注目の高さを感じた。欧米が先行していたが、日本でもニーズは確実に強まる。特に自然との共生を理念にするアウトドアブランドは「エコセンサー」に共鳴してくれている。ウェブ上にもバーチャールショールームを開設した。ただ消費者への認知はまだ緒についたばかりだ。訴求活動を強化していく。
WWD:「エコセンサー」が目指す繊維ファッション業界の姿は?
後藤:大きなビジョンとしては、すべての人がサステナブルな暮らしを当たり前に送る世界を実現したい。課題は多いものの、われわれの技術で着実にステップを踏んでいく。当社の繊維事業部の生地の多くは日本で作られる。糸加工、製織、編み立て、染色加工など複数の企業や関係者がリレーして生地を完成させる。それぞれの工程において、品質と感性に優れたサステナブル素材を作り上げることは難易度が高く、緻密な技術を持つ繊維産業には高い競争力がある。「エコセンサー」の普及を通じて、国内繊維産業の持続可能性に貢献したいと思う。
環境に配慮した
高機能ファブリック
「エコセンサー」とは?
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「オン(ON)」は、2010年にスイス・チューリヒで誕生したスポーツブランドだ。創業者は、デュアスロンやトライアスロンの最高峰であるアイアンマンレースで活躍したオリヴィエ・ベルンハルド(Olivier Bernhard)と、デイビッド・アレマン(David Allemann)、キャスパー・コペッティ(Casper Copetti)の3人。ブランドは革新的なテクノロジーとデザイン性の高いシューズで「ランニングシューズ界のアップル」と評され、ランナーだけでなく多くのファンから支持を集めている。現在の取り扱い店舗は、日本の「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」をはじめ世界50カ国、8100店舗以上にのぼるほどに急成長。春にはアジア初の旗艦店を東京・原宿にオープンし、アジアでのさらなるビジネス拡大を目指す。「オン」のデザイン哲学やビジネス戦略、シューズのサブスクリプションサービス「サイクロン」などから、その魅力に迫る。
最先端テクノロジーを採用した
シューズやウエア
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「オン」が目指すのは、“ランニング界の革命”だ。ブランドのコンセプトは、ソフトな着地とパワフルな蹴り出しで“雲の上の走り”を実現させること。スイス連邦工科大学チューリッヒ校と共に開発を重ねた世界特許技術“クラウドテック®︎”をはじめ、数々の最先端テクノロジー技術を採用して「オン」のシューズが誕生した。そこには、ベルンハルドの選手時代の経験から、「アスリートが脚のけがの心配することなく、従来には得られなかった走りの感覚を提供したい」という強い思いが込められている。2016年からはスポーツアパレルにも参入し、シューズ同様に快適さと軽さ、シンプルなデザインで心地よい走りをサポート。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、スイス選手団にユニホームを提供した。19年にはスイス出身の男子プロテニス選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)もシニアチームのメンバーとして参画。21年9月にはニューヨーク証券取引所に新規上場するなど、勢いはますます加速している。
そんな「オン」を代表するテクノロジーが、世界特許技術を取得した独自のクッショニングシステム“クラウドテック®︎(CloudTec®︎)”だ。短くカットしたチューブを並べたような形状で、「オン」の全てのシューズに採用している。着地時にはソールが垂直方向と水平方向に圧縮して衝撃を緩和。蹴り出し時には、ソールが元の形状に急速に戻り、その反発力が力強い推進力を生む。そして、ソフトな着地をパワフルな蹴り出しへと変え、推進力を生み出すパーツが“スピードボード®︎(Speedboard®︎)”だ。熱可塑性ポリマーを素材に採用し、“クラウドテック®︎”のソールとアッパーの間に使用している。屈曲性やねじれ、エネルギー配分、らせん構造を一つのパーツに集めており、“クラウドテック®︎”と連動することで、自然な足の回転を可能にした。
“クラウド(Cloud)”は、2014年に登場以来ベストセラーを誇るアイコンシューズだ。日常使いにも適したデザインが人気で、重さはわずか250g(メンズ26cm)。ソールには“クラウドテック®︎”を採用し、ソールと一体化したヒールカップがかかとをしっかり包み込み、“スピードボード®︎”が着地のエネルギーを推進力に変える。2月24日に発売された“クラウド 5(Cloud 5)”では、つま先周りの幅を広くして快適な足入れを可能にし、ミッドソールに厚みを出してクッション性を向上させた。また持続可能性にもこだわり、アッパーのポリエステル素材の92%をはじめ、シューズ全体の44%にリサイクル素材を使用している。
“クラウド”の機能はそのままに、防水性と防風性をプラスした“クラウド 5 ウォータープルーフ(Cloud 5 Waterproof)”も2月24日に発売。防水・防風メンブレンのアッパーが靴の内部をドライに保ち、悪天候でも快適な履き心地で活動をサポートする。アッパーの随所にはリフレクターを配し、夜間走行時の視認性を飛躍的に高めた(税込1万7380円)。
「オン」のウエアは、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインと、高い機能性が特徴だ。軽量で通気性やはっ水性に優れ、接触冷感、断熱などの機能を有するさまざまな素材を採用し、快適な着心地を追求。ランニングから普段使いまで取り入れられるジャケットやパーカ、トップス、パンツなどを豊富にそろえる。新作の“ゼロ ジャケット(Zero Jacket)”は、極限まで軽量化にこだわった。防風性と耐水性を備え、DWR加工を施されており脇にはメッシュ素材を用いて快適な着心地。
“ウェザー ジャケット(Weather Jacket)”は、ランナーを風雨や寒さから守ってくれる、軽量のランニングジャケット。日本製のテクニカルファブリックを使用している。
レース仕様のパフォーマンスランニングTシャツ、“パフォーマンスT(Performance-T)”は、ミニマルなデザインと羽根のような軽さにこだわった素材が特徴。
インナータイツとショートパンツがセットになった“アクティブ ショーツ(Active Shorts)”。ランニングからワークアウト、日常使いまで幅広く対応する。
ランニング業界初
シューズのサブスクで循環型を実現
「オン」は、循環型ライフサイクルを目的としたシューズのサブスクリプションサービス「サイクロン」を夏から全世界でスタートする。同サービスはシューズの所有を前提としておらず、ユーザーが「サイクロン(Cyclon)」専用シューズ“クラウドネオ(Cloudneo)”を登録期間中に使用できる仕組みだ。ユーザーは6カ月ごとに新しいシューズとの交換が可能で、使用済みのものは梱包して返却する。返却されたシューズは100%再利用し、新しい“クラウドネオ”を作るというサイクルで運営していく。なお、配送時のCO2総排出量がシューズの製造過程の2~5%を占めることを鑑み、同サービスは「オン」が定めた申し込み数に達した地域でのみ開始するという徹底ぶりだ。
“クラウドネオ”の素材には、トウゴマの種子から抽出されるヒマシ油を原料にしたバイオポリマーのPA11(リルサン)を採用。PA11の優れた耐久性と柔軟性を、アッパーやシューレース、補強部分に生かしている。ソールには、軽量で100%リサイクル可能なペバックス®を取り入れた。そして、PA11とペバックス®という異なる2つの素材をまとめてリサイクル可能にする技術も開発。スイスの最先端テクノロジーを駆使しながら、環境への配慮に積極的に取り組む。
“パフォーマンス、デザイン、
サステナビリティが交わるのが「オン」”
WWDJAPAN(以下、WWD):ブランド名の由来は?
デイビッド・アレマン(以下、アレマン):「『オン』を履いた瞬間、自分のスイッチが入る」という思いを込めた。ロゴもスイッチをイメージしている。
WWD:競合が多いランニング市場で、勝算をどこに見いだした?
アレマン:創業時、多くのブランドがソールの素材改良に注力していた中、われわれはシューズの構造開発で差別化を図った。そして完成した製品をプロのアスリートに試してもらったところ、「雲の上を走っているようだ」という反響を多くもらった。ほかにはない製品ができたと確信し、そのテクノロジーを“クラウドテック®︎”と名付けた。
WWD:強みであるテクノロジーはどのようなチーム体制で開発している?
アレマン:われわれはイノベーション・カンパニーであり、テクノロジーはブランドの全て。社内には約200人のエンジニアが在籍し、素材の専門家やデザイナーが日々研究を進めている。“クラウドテック®︎”は、大きさや形を変えるだけで履き心地が変わる。わずかな調整でパフォーマンス用から日常向けまで応用でき、活用法は無限にある。
WWD:サステナビリティにも積極的だが?
アレマン:スイス・アルプス発祥のわれわれにとって、自然は“ホーム”だ。「オン」はパフォーマンス、デザイン、サステナビリティの3点が交わるポイントに位置するブランドでありたい。だから環境保護の取り組みの一環で、100%リサイクル可能な高機能シューズ“クラウドネオ”を開発し、それを循環させるためのサブスクリプションサービス「サイクロン」の仕組みも、約5年の構想を経て完成させた。
WWD:シューズのサブスクという発想がユニークだ。
アレマン:ネットフリックス(NETFLIX)やスポティファイ(Spotify)などのサービスからヒントを得た。リサイクル可能なシューズを作っても、使い終わって捨てられ、埋め立て処分されるなら意味がない。もしこの循環がうまくいけば、サステナビリティとパフォーマンスは共存可能だと証明できる。
WWD:アジア初の旗艦店をなぜ原宿に?
アレマン:日本にはランニングカルチャーが根付いているし、原宿はさらにライフスタイルとファッションが交わる街だ。ユースカルチャーやコミュニティーも活発なので、アジア初の旗艦店の地にふさわしいと考えた。アジアはビジネスとして成長が著しく、将来的には「オン」の大きな柱になると期待している。
WWD:日本出店を機に、アジア市場をどのように攻略していきたい?
アレマン:「オン」は“シューズブランド”から“スポーツブランド”へと成長している。中国に出店している7店舗のうち、一部ではアパレルが売り上げの25%を占める。日本でも服を売るノウハウがあるリテーラーと組み、原宿店ではフルラインアップで見せてアパレルを積極的に訴求したい。そして、日本のランニングカルチャーを中国にも広めていきたい。
“自分をアップデートすることを
諦めたくない”
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WWD:普段から体はよく動かす?
アミ:体を動かして汗をかくのが好きなので、ジムに週2、3回通っています。筋トレ以外にも、フットサルやサップもやります。あとは、ダンスですね。
WWD:アミさんにとってダンスとは?
アミ:一時期は、仕事として踊っているうちに、ダンスが本当に好きなのか分からなくなったことがありました。でもE-girlsの卒業などでダンスをする機会が減ったときに踊りたい衝動にかられ、自分の中で欠かせない存在だったのだと気付きました。この先も、ダンスが自分の表現方法のひとつでありたいです。
WWD:日常生活で心掛けていることは?
アミ:心を健康に保つことが一番なので、よく笑い、一緒にいて楽しいと思う人と過ごすようにしています。運動すると心も元気になりますよね。落ち込んでいても頑張ってジムへ行くと、帰りには「なぜあんなに落ち込んでいたの?」と思うほどスッキリしているんです。仕事に対しても、楽しい部分やテンションが上がる部分を見つけようと意識しています。
WWD:今日、撮影で着用した「オン」のアイテムの感想は?
アミ:“クラウドストラトス(Cloudstratus)”は、履いた瞬間「この靴なら早く走れそう」と思ったほど(笑)、フィット感とソールの反発が明らかに違いました。“ザ ロジャー センターコート(THE ROGER Centre Court)”はタウンユースのスニーカーでしたが、見た目もシンプルで、どんな服とも相性が良さそう。こちらも心地い良いフィット感で軽く、1日歩いても疲れなさそう快適さでした。ウエアはどれもスタイリッシュで体との一体感があり、着心地が良かったです。
WWD:今後挑戦したいことは?
アミ:新しいことはもちろん、今までやってきたことも続けていきたい。30代になり、結婚して環境や周りとの関係性が変化する中で、新鮮な気持ちで自分をアップデートし続けることは、簡単なようで難しいと気付きました。若い頃は、周りからいろいろなチャンスを与えてもらっていたけれど、それは当たり前ではなかった。自分に常に興味を持ち、アップデートすることを諦めない。地味かもしれないけれど、それが今の私の目標です。
「オン トーキョー」では店舗内の天井と足元にスキャン用カメラを設置し、来店客が数歩走るだけでランニングスタイルを分析。誤差1.25ミリメートルの深度カメラでおすすめのシューズモデルや最適なサイズを提案するなど、最新技術による顧客体験を提供する。
オープン日:4月8日
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目17番27号
営業時間:11:00〜19:00(不定休)
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ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が、“コンフォーティブ コレクション(以下、コンフォーティブ)”を立ち上げた。“コンフォート(快適な)”と“アクティブ”を掛け合わせたコレクションで、部屋着から屋外の運動まで対応するウエアを提案する。
スポーツもカバーする
紙糸を使った日常着
“コンフォーティブ”最大の特徴は、“紙糸”を原料とする素材だ。“天然のエアコン”とも言われる紙は、繊維自体が呼吸して衣服内の湿度を快適に保ってくれる。この紙糸をベースに、リサイクルポリエステルも組み込むことで、動きやすさと吸放湿性、肌触りを高めて、快適な着心地を実現した。
「ギア作りの知見を生かした」
MD担当に聞くコレクションのこだわり
WWD:このコレクションを企画した経緯は?
青柳友梨「ザ・ノース・フェイス」アスレチックグループMD(以下、青柳):自分たちのアスレチックウエアを着て運動する習慣は普段から付いていた。でも、コロナをきっかけに在宅時間が増えると、複数のMDメンバーが「既存のアスレチックウエアは、部屋着としてはベストな選択ではない」と感じていたことがわかった。そこで、「運動できて、リモートワークにも対応する新しいアスレチックウエアを作ろう」と、“コンフォーティブ”の企画がスタートした。
WWD:「ザ・ノース・フェイス」らしい開発のこだわりは?
青柳:われわれは、ある用途に対して、特定の専門性を突き詰めるギア作りが得意。日常着は用途が曖昧になりがちだが、“コンフォーティブ”は、“日常”という設定の中で、どうしたら快適に過ごせるかという専門性を科学的に深掘りした。一度着てもらえたら、そのこだわりを体感してもらえるはずだ。
WWD:“コンフォーティブ”の専門性は?
青柳:まずは吸放湿性だ。通常のアスレチックウエアは、汗をかき続けるシチュエーションを想定するため、吸汗・速乾性に重きを置き、ポリエステルを採用することが多い。一方で部屋着は、その対極となる“湿度を吸って吐く力(吸放湿性)”が不可欠で、コットンやウールなどの天然繊維がメインだ。“コンフォーティブ”では、数ある天然繊維から、“天然のエアコン”と呼ばれるほど衣服内環境のコントロールに長けた“紙糸”をメインに採用した。さらにポリエステルを一定の割合で組み込むことで、部屋とアスレチックの両方をカバーするバランスに仕上げている。
WWD:部屋で着るなら、着心地も気になる。
青柳:それがもう一つの専門性だ。着心地を決める要素はさまざまだが、われわれは“動きやすさ”と“肌触り”に注目した。ホールガーメント製法で編み立てて動きやすさにこだわった“ライトコンフォート”と、紙を限界まで細かくスリットして糸を依ることで、紙糸特有のザラつきを無くした “コンフォートベーシック”の二つを用意した。好みに合わせてセレクトしてほしい。
動きやすさにこだわった
“ライトコンフォート”
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“ライトコンフォート(Light Comfort)”は、無縫製で編み上げるホールガーメント製法をベースに、一部のパーツを縫い付けた商品だ。シームが少なく立体的な設計で体にフィットし、スムーズな動きをかなえる。スエットシャツ(税込1万7600円)やパンツ(同1万8700円)などをそろえる。
肌触りにこだわった
“コンフォートベーシック”
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“コンフォートベーシック(Comfort Basic)”は肌触りにこだわった商品。原料の紙を出来る限り細くスリットし、糸として寄ることで、コットンのようななめらかさを持つ。ショートスリーブのロングTシャツ(同8690円)やスリムパンツ(同1万2100円)などを用意する。コレクションは“ライトコンフォート”と合わせて全12型。いずれも白と黒をメインカラーとし、シーズンによってニュートラルなカラーも加える。
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MTGのトレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」は、腹筋を鍛えるEMSスーツの新タイプ“シックスパッド パワースーツ アブズ(SIXPAD Powersuit Abs以下、アブズ)”を 開発した。ジェルシートが不要で、手間やストレスがなく、時間や場所に限定されない汎用性の高い製品だ。ヨガや筋トレ、ランニング時にも使用 できるため、短時間でより効率的なトレーニングを実現する。新しい「シックスパッド」で、より引き締まったボディを目指そう。
「シックスパッド」は2015年に誕生して以来、ジェルシートを使用して腹筋や太もも、ヒップなどをEMSトレーニングできる製品を販売してきた。EMSとは Electrical Muscle Stimulationの略で、文字通り電気で筋肉に刺激を与え、トレーニングを行うというもの。ジェルシートは通電性を高めるために必要だったが、「ジェルシートの交換が手間」「交換と ともに、トレーニングを止めてしまった」などの声もあったという。そこで、より習慣化を促すため、“ジェルシート不要”のタイプを開発した。
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古来の染色技術を応用した独自の布製電極「エレダイン」は、水で濡らすことで通電が可能だ。付属のスプレーボトルで、各電極部に水をしっかり吹きかけるだけ。その後、1回わずか23分のオート・プログラムで、本格的な筋トレができる。
体へのフィット感と伸縮性(伸縮率+110%)も非常に高く、そのまま洗濯できるのも特長。薄くて軽い布製のため、トレーニングウエアのような感覚で持ち 運びができる。“アブズ”と運動を組み合わせた“ハイブリッドトレーニング”を習慣化すれば、 より効果実感を追求できるはずだ。
ラン&フィットと組み合わせて
より効率的に!
業界人が本気で体感
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“アブズ”は想像以上に強力でびっくり。より体幹を意識しながら走れるのもいいですね。なれてくると特に体幹トレーニングで自分を追い込むことが難しくなりますが、“アブズ”を使用することで、いつもよりハードなトレーニングができるので嬉しいです。翌日もとても手応えを感じました。移動中の腹筋トレーニングも楽しみです。
“アブズ”はジェル不要で、水さえあればOKなのと、着脱も簡単で、装着感が快適なのもいいですね。仕事中やテレビを見ながらでも。長時間付けていても問題なく続けやすいです。
薄手のコルセットくらいの着用感が心地よく、ずっと着けていられます。普段の生活で着用していても目立たないので、通勤電車やデスクワーク時など、どんなシーンでも使えると思いました。仕事場から帰宅ランするときにもいいですね。
“アブズ”はコードレスで本体がとても軽くコンパクトなのに、パワーがすごくて驚きました。洗濯できるのもまた驚きです。走りながら使うと、お腹周りのシェイプアップも期待できそうで嬉しいです。家事をするときに使うと、より日々の時間を有効活用できると思います。
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1906年、矯正靴の製造メーカーとして米・マサチューセッツ州で生まれ 、昨年にはブランド創立115周年を迎えた「ニューバランス(NEW BALANCE)」。オーセンティックなスタイルと抜群の機能性を兼ね備えたアパレル&シューズは、カジュアルからスポーツまで幅広いユーザーのニーズをつかむ。中でもランニングアイテムは、ランナーの気持ちに寄り添った快適な着心地と、デイリーにも活用したい豊かなファッション性が支持されている。日頃からランニングを行う佐久間由衣が、実際に着用して見つけた魅力を語る。
長時間の走りも楽しめる、
安心感のある
ランニングアイテム
「学生時代は駅伝部に入っていて、昔から走るのが大好きでした。今でも週に2回くらいのペースで、体が疲れ過ぎないようにバランスを取りながらランニングをしています。お仕事ばかりしていると時々頭がいっぱいになって、精神的に疲れてしまうことがあります。そんな時こそ走って体を疲れさせてぐっすりと眠れば、自然と心もリセットされるような気がします。昔は楽しむために走っていましたが、今は自分のメンタルバランスを保つ目的で走っています。今やってみたいのは“旅ラン”。車でどこかに行き、現地でランニングを楽しんで、帰りにおいしいものを食べたり、温泉に行ったり……。いつもと違う場所で走って、新しい景色を見るのが楽しそうで。
私の場合、走り始めると楽しくなってついつい遠くへ行き過ぎてしまうことも(笑)。長距離を走っていると、ちょっとした摩擦がストレスになってしまいます。『ニューバランス』のウエアはおしゃれなのに無駄のないデザインで、走りの邪魔をせず、とても軽やか。ランニングシューズも優しく足を包み込んでくれて動きやすいです。私はソールに厚みがあるランニングシューズが好みなので、このクッション性のある履き心地がとても気に入りました。走っている最中、まだ体力は残っているのに足が痛くなってしまうとすごく残念な気持ちになるけれど、これなら長時間のランニングも楽しめそうですね」。
走る女性をサポートする
「ニューバランス」の取り組み
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世界中のランニングシーンを応援してきた「ニューバランス」は、2018年から「名古屋ウィメンズマラソン」、 2021年から「渋谷・表参道ウィメンズラン」と、女性のためのランニング大会に協賛する。ビギナーからプロフェッショナルまで、幅広い女性がランニングに挑戦する気持ちをサポートし、活動を広める取り組みを行う。
2022年3月13日に開催される「名古屋ウィメンズラン2022」。会場は「バンテリンドーム ナゴヤ」で、種目は女子マラソンのみ。
2022年3月20日に「代々木公園野外音楽堂前広場」で開催される「第12回渋谷・表参道ウィメンズラン」。種目は女子10km、ファミリーラン1km、キッズラン1km。※1kmは記録計測・表彰なし
デイリーにも活躍する
“インパクトラン”
アパレルシリーズ
今回佐久間が着用した“インパクトラン”シリーズは、走る人のスタイルに寄り添う「ニューバランス」の本格的なランニングアパレルコレクションだ。ウエア内の熱を効果的に放出する独自素材“NB ICE x”を採用し、速乾性と通気性に優れた快適なウエアを実現した。ボトムスには鍵やスマホなどの小物を収納できるポケットが付き、ランナーのリアルなニーズに応える。機能だけではなく、クリーンで洗練されたプリントを投影し、日常的にも取り入れやすいスタイリッシュなデザインに仕上げた。
最上級のクッショニングで
ランナーの足を守る
“フレッシュフォーム”シリーズ
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“フレッシュフォーム”シリーズ史上唯一無二のプレミアムクッションモデル「1080」をアップデート。通気性・足へのフィット感も優れた「HYPOKNITアッパー」で、ソフトな接地感と安定感をかなえる。ヒールストライカーだけではなく、長時間のランニングでも足とシューズの一体感を味わえるはずだ。
安定感とクッション性を両立させた2層構造の“フレッシュフォーム × ミッドソール”を備えた従来のモデルがパワーアップし、よりパワフルなランニングを実現。地面への接地時は柔らかく、蹴り出し時には弾むような感覚で軽やかな足抜けを体感できる。日常的にランニングを楽しむランナーはもちろん、マラソンビギナーにもおすすめだ。
独自素材“フレッシュフォーム”は、優れたクッション性と抜群の軽さを誇る。データに基づき、テクノロジーを駆使して生まれたソールは、圧倒的なフィット感で長時間のランニングもしなやかにサポートする。
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「セリーヌ(CELINE)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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資生堂はウクライナへ緊急支援として100万ユーロ(約1億3000万円)を国連難民高等弁務官事務所に寄付する。さらに資生堂グループの全世界の社員に募金を呼びかけ、その同額を同社も別途寄付するほか、現地へ支援物資を送る準備を実施している。
同社はウクライナの取引先や顧客、社員やその家族の無事を案じ、少しでも早く救援サポートが届けられ、日々の暮らしへの一助となることを願い緊急支援を行う。
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ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナに対し、ファッション業界でも支援の輪が広がっている。また従業員の安全重視や物流上の混乱などの理由により、ロシアやウクライナでの営業を一時的に中止しているブランドや小売りも相次いでいる。
スウェーデンを本拠地とするH&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ以下、H&M)は、2月25日にウクライナで運営する9店を休業したことに続き、3月2日にはロシアで運営する約170店を休業した。また、人道支援としてウクライナに衣類や生活必需品を寄付したほか、子どもを支援する非営利組織「セーブ・ザ・チルドレン(SAVE THE CHILDREN)」と国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)に寄付をしたと発表した。H&Mはロシアで20億スウェーデンクローナ(約220億円)程度の売り上げがあり、第6位の市場だという。
「ナイキ(NIKE)」は、物流の混乱を理由にロシアでの自社ECおよびアプリでの商品販売を停止。「プーマ(PUMA)」は、2日の時点でロシア国内の店舗は営業しているものの、ロシアへの商品出荷は停止した。同ブランドはウクライナおよび近隣諸国におよそ380人の従業員を抱えており、ウクライナ西部やポーランドでの住宅提供や経済支援などを行っている。なお、同ブランドの2021年におけるロシアとウクライナでの売り上げは全体の5%未満だったという。
ラグジュアリーECのファーフェッチ(FARFETCH)はロシアとベラルーシへの、ドイツの高級ファッションEC「マイテレサ(MYTHERESA)」はロシアへの出荷を停止した。
ロシアの百貨店ツム(TSUM)やアイゼル(AIZEL)などを取引先に持つ「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は、「ロシアは重要な市場となりつつあったので非常に残念だが、ブランドの価値観に忠実でありたい」として、ロシアでのECや卸を中止した。また、ウクライナに対する人道支援としてUNHCRとユニセフ(UNICEF)に10万ユーロ(約1290万円)の寄付をしたという。
デンマークのジュエリー会社パンドラ(PANDORA)は、ロシアとウクライナでの営業を中止したほか、やはりウクライナへの人道支援としてユニセフに100万ドル(約1億1500万円)を寄付する。同社のアレクサンドル・ラシック(Alexander Lacik)最高経営責任者(CEO)は旧チェコスロバキアの出身。同氏が子どもだった1968年に民主化運動「プラハの春」が起きたが、それを弾圧するためにソ連を主体としたブルガリアやハンガリーなどの5カ国軍がチェコスロバキアに侵攻し、避難した経験があるという。「歴史が繰り返すのを目撃するのは大変なショックであり、信じられない。ウクライナの子どもたちとその家族に避難所を用意し、水や食料、医薬品などを届ける必要がある。ユニセフの役割は非常に重要だ」とコメントした。
「バーバリー(BURBERRY)」は、「運営上の問題」によってロシアへの出荷を当面停止すると発表。また、英国赤十字社(BRITISH RED CROSS)に寄付をした。
「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などを擁するケリング(KERING)は、UNHCRに多額の寄付をすると発表。また同社のインスタグラムに、ウクライナの国旗の色である青と黄色の文字で「PEACE(平和)」と投稿した。
「グッチ」のアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターは、自身のインスタグラムに反戦および平和を訴える投稿をした。また、同ブランドが運営するジェンダー平等のためのグローバルプロジェクト「チャイム フォー チェンジ(CHIME FOR CHANGE)」は、ウクライナに対する人道支援として50万ドル(約5750万円)を寄付する。
「バレンシアガ」は休止していたインスタグラムを復活させ、青と黄色の画像を投稿。支援のため、国際連合世界食糧計画(WFP)に寄付をしたと発表した。同ブランドを率いるデムナ=アーティスティック・ディレクターは、自身のインスタグラムにウクライナ支援を訴える画像を投稿している。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、「最初の緊急寄付金」として赤十字国際委員会(ICRC)に500万ユーロ(約6億4500万円)を寄付することをインスタグラムで発表。ICRCを支援するため、グループ内での寄付金集めを促進するキャンペーンを立ち上げる。同社はウクライナに150人程度の従業員を抱えており、「経済的および運営上の支援を提供している」という。
「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBや、イタリア・ファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)もUNHCRへの寄付や支援をすることを発表。「ヴァレンティノ(VALENTINO)」も、同じくUNHCRに50万ユーロ(約6450万円)の寄付をする。
米投資銀行モルガン・スタンレー(MORGAN STANLEY)のリポートによれば、ラグジュアリーセクターにおけるロシア市場の重要性は低下し続けており、LVMHやケリングの場合、ロシアが占める割合は売り上げ全体の1%程度だという。ロシアで人気の高い「バーバリー」のほか、「モンクレール(MONCLER)」「プラダ(PRADA)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」などのイタリアブランドでも、売り上げに占める割合は全体の2%程度となっている。
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「ナヌーシュカ(NANUSHKA)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ナイキ(NIKE)」と「サカイ(SACAI)」は、コラボレーションシューズ“ヴェイパーワッフル(Vapor Waffle)”の新色となるホワイトとブラックの2色を3月10日に発売する。価格は税込2万2000円。サカイ公式オンラインストアと、ナイキのスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」、「ナイキラボ MA5(NIKE LAB MA5)」、「ドーバー ストリート マーケット 銀座(DOVER STREET MARKET GINZA)」で販売予定だ。
アッパーはナイロンをベースにスエードやレザーを重ね、シュータンにも色が異なる2枚をレイヤードした。アウトソールにはレトロなガムラバーを採用。ポイントになるディテールを随所に配し、モノトーンのカラーリングながら存在感のあるデザインに仕上げた。
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パリのフレグランスブランド「ディプティック(DIPTYQUE)」は3月18日、大丸心斎橋店の本館1階に新たなブティックをオープンする。これを記念して3月18日から31日までの期間、ベストセラーの香り10種類から好みの3本を選べる“オー ド トワレ7.5ml 3本セット”(税込9900円)を同店限定で販売する。春をイメージしたパッケージも特徴だ。
“オー ド トワレ7.5ml 3本セット”で選べる香りはド ソン(DO SON )、オー デ サンス(EAU DES SENS)、フィロシコス(PHILOSYKOS)、ロンブル ダン ロー(L'OMBRE DANS L'EAU)、オー ロー(EAU ROSE)、タム ダオ(TAM DAO)、オーデュエル(EAU DUELLE)、サン・ジェルマン34(34 SAINT GERMAIN)、ヴェチヴェリオ(VETYVERIO)、オイ エド(OYEDO)の10種類。
■「ディプティック」大丸心斎橋店
オープン日:3月18日
時間:10:00〜20:00
場所:大丸心斎橋店 本館1階 化粧品売り場
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
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セレクトショップのパリゴを運営するアクセ(広島、高垣圭一朗社長)は3月5日、ジャパンデニム(JAPAN DENIM)の旗艦店を「ギンザ シックス(GINZA SIX)」の4階にオープンする。面積は約55平方メートル。
「08サーカス(08SIRCUS)」「アンドイエロー(AND YELLOW)」「チノ(CINOH)」「コーヘン(COOHEM)」「クルニ(CULLNI)」「エズミ(EZUMI)」「クロ(KURO)」「ロキト(LOKITHO)」「マーカ(MARKA)」「マーカウェア(MARKAWARE)」「ミュベール(MUVEIL)」「フィーニー(PHEENY)」「レッドカード(RED CARD)」「リプレイ(REPLAY)」「ウジョー(UJOH)」「ヤヌーク(YANUK)」の16ブランドを扱い、メンズ・ウィメンズ合わせて35商品を販売する。
ジャパンデニムは2019年にスタート。デニムの産地、広島県福山市、岡山県井原市を中心とする備中・備後地域で生産される生地に、高い技術力を持つ縫製・加工技術者とデザイナーの感性を組み合わせ、世界に向けて発信するデニムプロジェクトだ。エコフレンドリーな施策にも積極的で、サプライチェーン全体で2030年までにCO2排出の50%を削減、50年までにゼロとすることを目標とする。
■ジャパンデニム
オープン日:3月5日
場所:「ギンザ シックス」4階
住所:東京都中央区銀座6-10-1
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「M・A・C」は3月25日、イスラムの夜空に浮かぶ三日月と星からインスパイアされた“マグニフィセント ムーン コレクション”を発売する。イスラム教の五行のひとつである「断食」を行う月のラマダンに思いを寄せたコレクションで、イスラム教の象徴である三日月と星をあしらったミステリアスなパッケージを採用した。褐色や黄金色など、砂漠から着想を得たカラーのリップスティック、リップペンシル、アイシャドウパレット、フェイスパウダー、アイライナー、ブラシが限定登場する。
“リップ スティック”(限定4色、各税込3630円)はクリーミーでマットなテクスチャーと高い発色を兼ね備え、褐色の砂漠から着想を得た4色をそろえる。アイシャドウパレット“マグニフィセントムーン”(同6820円)は黄金の砂丘を思わせるペールゴールド、月の光に照らされた砂漠を連想させるブロンズなど、既存色6色を詰め込んだ。フェイスパウダーのパレット“サラウンディッド バイ スターズ”(同7370円)はオレンジやゴールドなどさまざまに輝く褐色の砂漠の砂の色をイメージした4色を一つにした。肌馴染みが良く、肌に洗練された艶をプラスする。“デュアル デア オール デイ ウォータープルーフ ライナー(デアブラック)”(同4290円)はリキッドとペンシルを一つにしたウオータープルーフタイプのマットブラックアイライナー。“リップペンシル”(全4色、各同2860円)はダスティーなローズカラーやピンキッシュブラウンなど、肌馴染みの良い4色をラインアップ。最後に限定のパッケージに身を包んだセッティングミスト“フィックス+ オリジナル”(同3520円)とダブルサイドのメイクアップブラシ“デュアル エンディッド ブラシ”(同7700円)も登場する。
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「カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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ナイキ(NIKE)のスケートボードライン「ナイキ SB」は、オーストラリアを代表するスケートブランド「パスポート(PASS PORT)」とコラボレーションした“ダンク ハイ(DUNK HIGH)”を発売する。価格は税込1万4850円で、「ストーミー(STORMY)」や「エフティーシー(FTC)」などの一部スケートショップでは3月5日から、「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」では8日から取り扱う。
今回のコラボスニーカーは、“ダンク ハイ”をトレッキングブーツ風に再解釈したデザインが特徴だ。アッパーは、ライトブラウンのリップストップキャンバスとグリーンのスエードで構成し、サイドのスウッシュにブラウンのレザーを採用。そして、アイレットの上段にゴールドのDカンをあしらい、シューレースもミックスコード仕様の丸ひもに変更することで、アウトドアの雰囲気を表現している。またヒールサイドには、「パスポート」ではおなじみのモチーフ“ディガー”がスウッシュを抱えたロゴを刺しゅうしている。“ディガー”は第1次世界大戦中のオーストラリア人兵士の呼び名であり、現在では仲間内での呼び名として使用されている。
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