「エルメス(HERMES)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
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「ロク(ROKH)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ジバンシィ(GIVENCHY)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。
初回は、第94回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞部門にノミネートされた「ハウス・オブ・グッチ(House Of Gucci)」の衣装についてフォーカス。
第94回アカデミー賞のノミネート作品が発表された。毎回、必ず何か驚きの要素があるものだが、今回も同様。「ドライブ・マイ・カー(Drive My Car)」が作品部門に入ったことではなく、意外だったのは「ハウス・オブ・グッチ」だ。リドリー・スコット(Ridley Scott)監督によるこの話題作は、メイクアップ&ヘアスタイリング賞部門だけしか食い込まなかったのである。実は興行成績もそれほどでもなく、批評家の間でも賛否両論だった。私個人的にも、「お金をかけた昼メロ」というのが正直な印象。しかも、大富豪一家のドロドロを描いた話なら、第71回エミー賞を受賞したドラマ「メディア王 ~華麗なる一族~(原題:Succession)」の方がずっとよくできている。
それでもパトリツィア役のレディー・ガガ(Lady Gaga)は、ここまでずっと主演女優部門の有力候補の一人に挙げられてきたし、パオロ役のジャレッド・レト(Jared Leto)も助演男優部門にノミネートされるだろうと期待されていた。なのに、演技部門に引っ掛からなかったどころか、手堅いと見られていた衣装部門まで逃してしまったのだ。もしノミネートされていても、衣装部門の受賞はおそらく「クルエラ(Cruella)」で決まりだろう。「ハウス・オブ・グッチ」よりもファッションが派手で斬新だからだ。ただし、それはあくまでストーリーが要求するからである。
誤解されがちだが、衣装デザイナーは、その時代やキャラクターにふさわしい服装を提案するのが仕事で、ファッションデザイナーとは大きく異なる。だが「クルエラ」では、エマ・ストーン(Emma Stone)が演じた主人公クルエラとエマ・トンプソン(Emma Thompson)による敵役バロネスがどちらもデザイナーという設定であるため、衣裳デザイナーのジェニー・ビーヴァン(Jenny Beavan)は、ふたりの個性を明確に反映するコレクションを作る必要があったのだ。反抗心が強いクルエラがデザインする服は、とりわけ画期的。あの映画を見た時から、「衣装部門の受賞はこの作品で決定だろう」と思っていた。
一方、「ハウス・オブ・グッチ」の衣装デザイナーを務めたジャンティ・イェーツ(Janty Yates)も、すばらしい腕前を発揮している。グッチ一族の話を25年ほどにわたって描く同作では、キャラクターが時代ごとの「グッチ」のデザインをまとって登場するのが魅力。決してファッションショーのようにはなっておらず、衣装だけが目立つということがないのだ。
前述したように、衣装デザイナーの仕事はストーリーを支えることであり、ガガの希望もあった。彼女がアメリカ公開前の記者会見で、「パトリツィアをあまり華やかにしないでほしいとイェーツに依頼した」と語っていた。ファッションが表に出すぎてしまうと、役者としての自分の演技を邪魔することになるからだ。女優としてはまだこれが映画2本目である彼女は、ミュージシャンとして活動する自分と差別化し、役者としてのシリアスな演技をしっかり見てもらいたかったのだろう。
そんな中で、衣装とヘア&メイクのチームは徹底したリサーチを行い、時代に即したスタイルをそれぞれのシーンで作り上げてみせた。もちろん、その裏には並々ならぬ苦労があったのだ。まずは膨大なリサーチ。また、映画の撮影は脚本の流れ通りには行わず、午前は80年代末のシーンを、午後は1970年代末のシーンを撮影するというスケジュールであるため、前もってきちんと準備をする必要がある。ガガいわく、トレーラーの中には時代ごとに多数の写真が貼られ、次のシーンではどんなルックスなのかが即座にわかるようになっていたという。まるで“科学研究所”のようだったそうだ。
観客からは見えないところでも、数々の工夫をこらしているのも同作ならでは。たとえば、ヘアケア製品も、その時代に使われていたものをわざわざ探してきたほどだ。70年代のシーンなら70年代のヘアケア製品を使い、80年代なら80年代のものだけ。また同作では多数のかつらを使用しているが、より忠実に見えるように、ガガはかつらの下にプロステティックが入ったキャップをかぶっている。
さらに同作のヘアとメイクに関していうなら、特筆すべきはやはりレトの大変身ぶりだろう。パオロが映画に出てきても、しばらくそれがレトだと気づかない人も少なくないだろうが、あの特殊メイクには、なんと毎日6時間も費やしていたのである。このメイクを手掛けたのは、スウェーデン人のヨーラン・ルンドストレーム(Goran Lundstrom)。彼は「ボーダー 二つの世界(原題:Grans)」で第91回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞部門にノミネートされ、今回で2度目となる。先に決まっていた担当者が撮影開始の3週間前に突然降板し、急きょ引き受けたルンドストレームを、レトは「救世主」と呼んでいる。レト自身は過去に「ダラス・バイヤーズクラブ(Dallas Buyers Club)でオスカーを獲得しているが、自分が候補入りを果たさなかった分までルンドストレームの受賞を応援するのではないだろうか。
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「WWDJAPAN」は4月19日、毎シーズン恒例の「WWDJAPAN Educations 2022-23年秋冬トレンドセミナー」を開催いたします。世界の最新コレクションから得た22年秋冬トレンド情報に加え、国内マーケットを見据えた分析、日々の取材を通じて得られた情報を軸に「WWDJAPAN」が次シーズンに向けたファッショントレンドのヒントをお届けします。
第1部の「2022-23年秋冬コレクションレポート」では、前回同様に今シーズンもパリ&ミラノコレクションを取材したベルリン在住の欧州通信員、藪野が登壇します。ファッション業界で広がるウクライナ支援の状況を交えながら最新動向を編集統括サステナビリティ・ディレクターの向と編集長の村上とともにシーズンを振り返ります。第2部の「国内マーケット展望」は、22-23年秋冬の注目トレンドをアイテム別に解説するとともに、三越伊勢丹 「リ・スタイル」バイヤーの神谷将太さんをお迎えし、国内アパレルや小売りの今後を読み解きます。第3部では、ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリストのシトウレイさんをお迎えし、「どう着る?どう魅せる?スナップなどから探るスタイリング提案」をテーマに、向、村上、藪野とともにお伝えします。なお、ご参加いただく皆さまにはもれなく「2022-23年秋冬トレンドブック」(「WWDJAPAN」4月19日号)を進呈いたします。
■WWDJAPAN Educations 2022-23年秋冬トレンドセミナー
【第1部】13:30~14:30
2022-23年秋冬コレクションレポート
2022-23年秋冬として発表された世界のコレクションをリポート。社会背景とクリエイションの裏側から次シーズンのトレンドを探ります。また、ミラノ、パリを現地取材したWWDJAPAN特派員が取材を通して得られた現地の潮流や情報を届けます。
■モデレーター
村上 要/WWDJAPAN編集長
■スピーカー
向 千鶴/WWDJAPAN編集統括サステナビリティ・ディレクター
藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員
【第2部】14:40~15:30
国内マーケット展望
22-23年秋冬の注目トレンドをアイテム別に解説。消費動向の最新事情から、22-23年秋冬は何が売れる?までを国内マーケットの展望と共にお届けします。
■モデレーター
村上 要/WWDJAPAN編集長
■スピーカー
五十君 花実/WWDJAPAN副編集長
■ゲストスピーカー
神谷 将太/三越伊勢丹 婦人・雑貨・子供服MD統括部 新宿婦人営業部「リ・スタイル」バイヤー
【第3部】15:40~16:30
どう着る?どう魅せる?スナップなどから探るスタイリング提案
世界各国のコレクション取材を行い、類稀なセンスで見極められた写真とコメントを発信するシトウレイさんが、スナップを紹介しながら着こなし術を提案します。
<日時>
2022年4月19日(火)13:30~16:30(会場受付13:00より)
※会場とオンラインの同時開催となります
※終了後、2週間のアーカイブ配信をいたします
<会場>
日比谷ミッドタウン BASE Q HALL
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目1−2
東京ミッドタウン日比谷 6階
オンライン:開催前日にメールにて視聴URLをお送りいたします
<募集人数>
会場:100名
オンライン:100名
※先着順となります
<受講料>
一般:1万3200円(税込)
定期購読(スタンダードプラン):9240円(税込) ※定期購読者割引クーポンをご利用で30%OFF
ライトプラン:1万1880円(税込) ※定期購読者割引クーポンをご利用で10%OFF
※受講料は会場とオンライン同額となります
※割引価格はクーポンをご利用時に適応となります
※表示価格は全て1名分となります
※スタンダードプランおよびライトプランご契約の方は、WWDJAPAN.com マイページのお知らせからクーポンコードをご確認ください
<ご注意>
※定期購読者で会員登録がお済でない方はこちらからご登録ください
※会場では感染症対策のため座席を一定間隔空けてお座りいただきます
※必ずマスクの着用をお願いいたします
※当日、体調の優れない方はご来場をお控えください
※オンラインお申し込みの方には前日に視聴用URLをお送りいたします
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大創産業は7日、東京・銀座の商業施設「マロニエゲート銀座2」に100円ショップ「ダイソー(DAISO)」を含めた3業態を4月15日に開くと発表した。同社は創業50年にして銀座エリア初出店。先日ワークマンが初の銀座店を4月28日に開くと発表しており、銀座での低価格ショップの進出が相次ぐことになる。
100円ショップ「ダイソー」(売り場面積1044平方メートル)、300円ショップ「スタンダードプロダクツ バイ ダイソー(STANDARD PRODUCTS BY DAISO)」(432平方メートル)および「スリーピー(THREEPPY)」(169平方メートル)の3業態のグローバル旗艦店を同時にオープンする。場所はマロニエゲート銀座2の6階。同商業施設では「ニトリ」が5・6階にあった銀座店を1月10日に閉鎖ししているが、この跡地の1フロアに進出する。同じビルの1〜4階では「ユニクロ」がグローバル旗艦店「ユニクロトウキョウ」を営業している。
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快適な着心地のボディーウエア「サク・レ(SACRE)」の2022年春夏のアンバサダーにモデルの萬波ユカが就任した。同ブランドは今年で誕生3周年。アンダーウエアからワンマイルウエアまで、日常のさまざまなシーンで着用できるシンプルかつフェミニンなデザインが特徴だ。素材に練り込まれた天然由来保水成分の“サクラン”が快適な着心地を実現。
萬波は、「サラッとしているけどしっとりする着心地に驚いた。着た途端に肌に吸い付く感じがする」とコメント。お気に入りのアイテムは、“リビングルーム”パンツ(税込6380円)、“ワンマイル”ワンピース(9680円)、“アクティブ”ハーフトップ(5280円)だという。「ワンピースは、クルーネックがかわいいデザインで、スリット入りなので、いろいろ着こなせそう」と萬波。彼女が登場するムービー、インタビュー、シーズンルックは、「サクレ」特設サイトで公開している。
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「ロエベ(LOEWE)」は、スイス発のスポーツブランド「オン(ON)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを、両ブランドの公式オンラインストアで3月9日に発売する。「ロエベ」の「カサ ロエベ 東京(CASA LOEWE TOKYO)」や表参道店、渋谷パルコ、阪急うめだ、福岡岩田屋などの一部店舗では10日から取り扱う。
同コレクションは、「ロエベ」のクラフトと「オン」の革新的な技術を融合したシューズとウエアで構成する。デザインは大自然をイメージし、カーキやブルー、オレンジなどの色使いや、野外で太陽に長時間さらしたようなグラデーションで自然を表現している。シューズは「オン」のトレイルランニング用シューズをベースにした“クラウドベンチャー(Cloudventure)”(税込4万9500円)と、“クラウドロック(Cloudrock)”(同6万500円)で、メンズとウィメンズのサイズをそろえる。カラーはいずれもグラディエント・カーキ、グラディエント・グレー、 グラディエント・ブルー、グラディエント・オレンジ、スペース・ブルーの全5色だ。
ウエアは、あらゆる天候に対応するトラウザーズ(同6万9300円)をはじめ、ウォータープルーフ アノラック(同10万7800円)、温度調整機能付きのTシャツ(同3万3000円)、3層構造のカスタマイズ可能なパーカ(同15万5100円)など、機能性に優れたアイテムをそれぞれ2色でウィメンズ6型、メンズ7型でそろえる。
キャンペーンビジュアルは、「ロエベ」の“パウラズ イビザ(PAULA’S IBIZA)”も撮影してきた、フォトグラファーのグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が手掛けた。俳優兼モデルのカミラ・モローネ(Camila Morrone)とレコーディングアーティストのダックワース(Duckwrth)をモデルに、アメリカ・カリフォルニア州のカーメル・バイ・ザ・シーとビッグ・サーで撮り下ろした。
「ロエベ」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=クリエイティブ・ディレクターは「オン」のシューズを普段から愛用しており、パリで現地時間3月4日に開催した「ロエベ」の2022-23年秋冬コレクションのフィナーレではコラボシューズを履いて登場した。
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ラッパーのエイサップ・ナスト(ASAP Nast)は3月5日、「バーバリー(BURBERRY)」と「シュプリーム(SUPREME)」によるコラボレーションアイテムと思われるセットアップを着用した姿を自身のインスタグラムに投稿した。両ブランドのコラボは、今年1月ごろからSNS上で噂になっていた。
「バーバリー」のアイコニックなチェック柄のデニムジャケットとパンツには、両ブランドのロゴがあしらわれている。投稿には「バーバリー」の公式アカウントがタグづけられているほか、「シュプリーム」および2月に同ブランドの新クリエイティブ・ディレクターに就任したトレマイン・エモリー(Tremaine Emory)がメンションされている。
「バーバリー」は米「WWD」に対して、コラボの全貌は今週SNSで発表すると6日にコメントしており、公開は7日か9日(いずれも現地時間。以下同じ)が濃厚とみられている。一方、「シュプリーム」は木曜日に新作をドロップする傾向があることから、「バーバリー」が2022-23年秋冬コレクションを発表する11日(金)の前日の10日に公開するのではないかとの憶測も流れている。
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菜々緒のCMでおなじみのブランド品買い取りサービス「ブランディア(BRANDEAR)」。運営するデファクトスタンダード(東京、仙頭健一社長)の本社兼物流センターでは、1日に8000〜1万点もの中古品が全国の家庭から届き、真贋、査定、撮影、データ入力、保管などを経て、国内外の新しい購入者のもとに発送される。4000坪の広大な空間は、考え抜かれた導線と業務フローによって、大量かつ一点物の中古品が効率的に管理されるリユースビジネスの心臓だ。
巨大な物流倉庫が軒を連ねる大田区平和島の一角に、デファクトスタンダードの本社兼物流センターがある。家庭から出た中古品がここに集まり、再び新しい購入者に送り出される。
同社の特徴は、宅配買い取りが中心であること。「段ボール箱に詰めて送るだけ」の気軽さをセールスポイントにして、のべ300万人以上に利用されてきた。最近は買い取り専門店の出店やオンライン査定にも乗り出し、さらに利用客を広げている。買い取られた品物は、「ブランディア」のオークションサイトを始め、国内外のマーケットプレイスで販売している。
全国の家庭から届いた段ボール箱は、まず真贋・査定に回される。「ブランディア」は最近こそ高額品シフトを進めているが、もともと約7000ブランドの幅広いアイテムを買い取り対象にしてきたため、段ボール箱には中古市場でも数十万円になる「エルメス」「シャネル」のバッグから千円台のドメスティックブランドの服まで、雑多な品物が一緒に詰め込まれてくる。
傷や劣化具合など細部までをチェックし、コンディションのランク付けを行い、それらのデータを入力する。ブランド、アイテムの種類、サイズ、コンディション、そして販売価格(落札価格)を合わせた膨大なデータの蓄積がリユースビジネスでは極めて重要になる。
断捨離によって、何年もたんすに眠っていたような品物も届く。スタッフが査定中の年代物の「ルイ・ヴィトン」のバックの中に、詰め物として変色した古新聞が入っていた。1996年2月15日付の朝刊で「羽生7冠独占」の大きな見出しのもと、25歳(当時)の羽生善治さんが史上初の将棋7大タイトル獲得したと報じていた。
査定とデータ入力が終わった品物は、撮影に移る。ここで採寸も行う。ハンドバッグであれば縦・横・マチ、ハンドルの長さ、服であれば肩幅や袖丈、着丈などをメジャーで計測して、データ入力する。
白い壁を囲いににした撮影コーナーがたくさん並ぶ。服をハンガーにかけたり、トルソーに着せたり、バッグや革小物を置いたり、アイテムごとに適した撮影コーナーを使い分ける。コロナ下もあって簡単な撮影作業は在宅ワークでも行なっている。撮影された画像は常時17万〜20万点の品物がそろう「ブランディア」公式オークションサイトなどにアップされる。
バッグなどは正面やサイド、内側、底面以外にも、革の変色した箇所、傷のある箇所、金具のメッキの剥げている箇所なども撮影する。正直に伝えることで、購入者に納得して購入してもらい、サイトへの信頼度を高める。
画像を含めたデータの登録が終わった品物は、ビニールや不織布などで包装後、保管されて、国内外に出荷されるのを待つ。平和島には約20万点の品物が保管されている。中古品なので当然ながら全てが一点物で、それぞれに番号とバーコードがつけられて管理されている。衣料品、バッグ、時計、貴金属などカテゴリーごとに保管エリアを分けている。
主力カテゴリーである高級バッグの保管エリアは約300坪。「ルイ・ヴィトン」「シャネル」「エルメス」「グッチ」など、中身が分かるような薄手の不織布に包まれた2万〜3万点の高級バッグがずらりと並ぶ光景は圧巻だ。「ルイ・ヴィトン」は最新のモデルから1970〜80年代のモデルと思しきものまで、何列もの棚にアーカイブのように保管されている。高級バッグや時計、貴金属など高額品の保管エリアは、特に厳重に管理されており、限られた社員しか入室を許されない。
リユースも新品の市場価格と連動しており、バッグの「ルイ・ヴィトン」「シャネル」「エルメス」、時計の「ロレックス」などの買い取り価格と販売価格もこの1〜2年でだいぶ上昇した。同社もこれらを買い取り強化ブランドとして消費者に呼びかけ、取り扱いを増やしている。
衣料品はジャケットやワンピースはハンガーに吊るす。一方、カットソーなどは筒状に丸める。平たく畳むよりも筒状の方が棚で管理しやすく、スペースも節約できるからだ。
同社は近年、海外のマーケットプレイスでの販売を強化している。ここに保管する品物は国内だけでなく、米国や欧州、中国、東南アジアなどの消費者に配送される。
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「サカイ(SACAI)」は7日パリ・ファッション・ウイークで、日本時間19時から2022-23年秋冬の新作コレクションと「カルティエ(CARTIER)」との対話から生まれた限定コレクション“トリニティ フォー チトセ アベ オブ サカイ(以下、トリニティ フォー サカイ)”を「カルティエ」レッドにインスパイアされたパリ市庁舎の会場で披露する。
“トリニティ フォー サカイ”の出発点は、19年6月の「サカイ」のデザイナー兼ファウンダーである阿部千登勢とシリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエ・インターナショナル プレジデント兼最高経営責任者(CEO)との対話。阿部は「カルティエ」のアイコンの一つである“トリニティ”の考察を始め、1年後に2種類のリング、ブレスレット、ネックレス、イヤリング(日本限定)の6つの限定コレクションが誕生した。彼女は、「“トリニティ”のストーリーの根幹にある “愛”“友情”“忠誠心”は、私の人生および『サカイ』のブランド哲学に通じるものだ」とコメント。ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの3色の組み合わせはそのままに、シェープやねじれ、着用時の雰囲気など新たな解釈が加わり進化した。ヴィニュロンCEOは、「型にはまらず力強くも甘い、新しい3連のアートは、正に阿部のクリエイションそのもの」と述べている。
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渡辺直美のユーチューブ(YOUTUBE)チャンネル「ナオミクラブ(NAOMI CLUB)」は登録者100万人突破を記念して、3月7日15時に「ナオミクラブストア(NAOMI CLUB STORE)」をオンライン上にオープンした。
渡辺のニューヨーク生活を写したプリントTシャツ(税込6800円)やイラストレーター、サヨリ・ワダ(Sayori Wada)が描き下ろしたイラストを使ったパーカ(1万5800円)、トートバッグ(5200円)、手鏡(1800円)などを扱う。受注販売で、3月14日14時59分までオーダーを受け付ける。
「ナオミクラブストア」は、今後も不定期でグッズを出品するという。
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「ジバンシイ(GIVENCHY)」は4月1日、リキッドタイプのリップバーム“ローズ・パーフェクト・リキッド”(全6色、各税込4620円)をリニューアルする。2021年にリニューアルしたスティックタイプの“ローズ・パーフェクト”に続き、カラーとケア成分が混ざり合ったマーブル模様に生まれ変わる。
同製品は97%がスキンケア成分で構成されており、滑らかで心地よい使用感が特徴だ。唇に潤いを与えるヒアルロン酸やシアバター、ビタミンC誘導体を配合することでメイクするたびに唇にハリを与え、荒れや乾燥を防いで健すこやかな唇に導く。カラーはみずみずしい透明感のある全6色をラインアップする。また、これまで動物由来のものを使用していたキャップ部分のレザーにサボテン由来のビーガンレザーを採用。ボトルにもリサイクル可能なガラスを使用し、環境に配慮したパッケージに変更した。
同日に新スキンケアシリーズ“スキン パーフェクト”も登場する。若々しい肌の原点に着目して誕生した同シリーズは、ワイルド ピンク ペッパーやフレンチ ピンク ポメロ、安定型ビタミンCで構成したビタミン ブレンド コンプレックスを配合し、潤いと生き生きとした艶のあるヘルシー肌へと導く。製品は“スキン PFCT ローション”(200mL、同税込7150円)、“スキン PFCT セラム”(30mL、同1万340円)、“スキン PFCT エマルジョン”(50mL、同9900円)、“スキン PFCT コンパクト クリーム”(SPF15・PA+、12g、同9680円)をそろえる。
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「ロエベ(LOEWE)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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アダストリアの子会社、エレメントルールが運営するウィメンズ向けセレクトショップ業態「カレンソロジー(CURENSOLOGY)」は3月3日に、ニュウマン横浜5階に新店をオープンした。これで全国で5店となった。同業態の2021年2月〜22年1月の既存店売上高(EC含む)は前年同期比44%増、ルミネ新宿ルミネ1の店舗に限れば同67%増といい、同じくエレメントルールが運営するセレクトショップ「カオス(CHAOS)」と共に、小規模ながらアダストリアグループの中で業績好調なブランドの代表格となっている。
アダストリアといえば「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」など、郊外SC向けのカジュアルブランドが主力。手薄となっていた高感度・高単価マーケットの開拓のために、17年3月に100%子会社としてエレメントルールを立ち上げたという経緯がある。社長として迎えたのは、元ベイクルーズ取締役の小松﨑睦氏だ。「カオス」(客単価6〜7万円前後)、「カレンソロジー」(同3〜4万円前後)の1号店はそれぞれ18年3月に出店。現在、「カオス」は東京・表参道の路面店や東京・丸の内の丸ビルなど全国に6店があり、ニュウマン横浜3階にも出店している。
「カレンソロジー」のニュウマン横浜の新店は、バックヤードを含む店舗面積約99平方メートル。オリジナル商品をメインに、一部買い付けのウエアや雑貨をそろえる。オープン時はビンテージの「エルメス(HERMES)」「セリーヌ(CELINE)」などのバッグも豊富にそろえてSNSで発信したところ、平日のオープン日から多くの来店があった。
店舗数が少ないため「EC化率は現在50%を超える」(坂本貴之カレンソロジー営業部長)といい、ライブコマースなどへの反応もいいという。ニュウマン横浜の「カレンソロジー」がある区画は以前はユナイテッドアローズの「イウエン マトフ(AEWEN MATOPH)」があった場所。コロナ禍の影響もあってテナントの入れ替えが進む中、デベロッパーからの出店要請は多いというが、「大規模に出店する考えは現時点ではない。3年後までに3〜4店プラスというイメージ」と坂本部長。
なお、エレメントルールの中でも事業の選択と集中を行っている。20年秋冬にスタートした20〜30代向けウィメンズブランド「エジック(EZICK)」は、ルミネ新宿など実店舗2店とアダストリア自社ECモール「ドットエスティ(.ST)」を含むECモール3社での取り扱いを2月1日で終了。今後はアダストリアグループでEC専業ブランドを手掛けるBUZZWITに移管し、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」「エルショップ(ELLE SHOP)」で販売するという。
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「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「グッチ(GUCCI)」は3月18日の18時に、スペシャルコンテンツ「グッチ・ジェンダー・キャンバス(GUCCI GENDER CANVAS)」を公開する。男女平等の声や訴えを一つに結集するグローバルキャンペーン「チャイム・フォー・チェンジ(CHIME FOR CHANGE)」に基づくもので、多様なゲストを迎えたトークセッションなどを配信する。同コンテンツを通じて、「ジェンダー格差が根強く残る日本において、中心地の東京から声を発信したい。性別の違いが夢の追求、実現の障壁になることがない、よりよい未来に向けて行動することを提起する」という。
これに先立ち、国際女性デーの3月8日には、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「グッチ」クリエイティブ・ディレクターが、「チャイム・フォー・チェンジ」をテーマにデザインしたカプセルコレクション“ジェネレーション イクオリティー(GENERATION EQUALITY)”を発売する。同コレクションはTシャツとキャップからなり、「グッチ」六本木と公式オンラインショップで販売する。
また3月8日、18日、25日と3週にわたり、東京タワーを「グッチ」と「チャイム・フォー・チェンジ」を象徴するカラーにライトアップ。“ジェンダー格差のない未来へ”とのメッセージを発信する。3月7日から4月30日までの期間、「チャイム・フォー・チェンジ」の特設ページでは、東京タワーをテーマにしたAR(仮想現実)フィルターも提供する。アクセスしてスマートフォンのカメラを向けると、イタリアのアーティストMP5がデザインしたシンボルマークが画面に出現。「ジェンダー平等への願いと共に、家族や友人にシェアしてほしい」という。
「チャイム・フォー・チェンジ」は2013年にスタート。世界中の女性主導の運動や組織への資金援助、意識向上キャンペーン、次世代のリーダー育成やジェンダー平等を求める女性の声を増幅させるための雑誌「チャイム」の発行などを行なってきた。特に資金援助では教育、保健、公正に焦点を当て、これまでに89カ国で179の非営利パートナーと457を超えるプロジェクトに1900万ドル(約21億円)以上を提供した。
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ファッションブランドとブロックチェーン、NFTを結ぶ合同展示会「サイズレス・ツイン(SIZELESS TWIN)」が東京・馬喰町で3月13日まで開催されている。「アンリアレイジ(ANREALAGE)」「ヒルメ(HIRUME)」「串野真也(MSAYA KUSHINO)」「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」が参加しており、誰でも参加、購入することができる。
これは経済産業省の「NFTを活用したファッション産業における展示会の高度化について実証事業」を委託されたスタートバーン(STARTBAHN)が企画したもので、同社が構築するブロックチェーンインフラ「スタートレイル(STARTRAIL)」を活用している。
販売する“服”は各ブランドとも3種類ある。①リアルな“ユニーク・ピース”②それをもとに生成されたメタバース用3DCGデータの“デジクチュール・スカルプチャー”③プロフィール用合成写真データの“フィジタル・ポートレート”だ。いずれも「スタートレイル」のブロックチェーン証明書が発行される。
“ユニーク・ピース”は会場で、“デジクチュール・スカルプチャー”は NFTマーケットプレイスでそれぞれ販売する。該当のNFTマーケットプレイスやメタバース空間については後日特設ウェブサイトで公開予定。“フィジタル・ポートレート”は、作品の3DCGデータを自身のポートレート写真に合成させた画像データを販売する。会場でポートレート撮影を申し込むと後日合成写真が送られる。価格はブランド、アイテムごとに異なる。
現状、ファッションブランドの収益源は多くの場合、実物の作品の販売に限られている。特にオートクチュール形式で販売される作品は、その購買層も限定的だ。ブランドにとって同展は販売内容の多様化や長期的な作品管理、収益還元が魅力だ。4月9日〜5月2日には、香港のK11アートモールでも展示会を予定している。
本展でデザイナーとスタートバーンをつなぐ役割を担った、「ヒルメ(HIRUME)」の生駒芳子プロデューサーは「ファッション界は変化の中にあり、デジタルトランスフォーメーションは単にオンライン販売ではなく、クリエーションそのものや販売網の広がりを考えなければいけない。その中でNFTはチャレンジであり、実際に制作して3DCGの精度の高さに驚いた。ここには夢がある。NFTはアートシーンでブレークしているが、ファッションにも向いていると思う」と話している。
スタートバーンの施井泰平・代表は「これまでスタートバーンは、アートという領域に特化してブロックチェーン、そしてNFTの技術を提供してきた。アート作品の価値は、たった一度消費されて終わりではなく、長期的な流通の過程で何度も問われ続けるもの。今回取り扱われる作品のように、将来的に何度も価値を問われるクリエイティブであれば、その価値はそれが生まれた瞬間から守られるべきだ。そういった価値継承を支えるために、ブロックチェーン技術は最善策だと考えている。また、流通の管理や還元金などの仕組みを通して収益源を複線化し、クリエイターを支えつづけることができるという点にも期待が寄せられている」と言う。
■サイズレス・ツイン展
日程:3月4〜13日
場所:DDD HOTEL、まるかビル
住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-2-1、 東京都中央区日本橋馬喰町2-2-14
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こんにちは、WWDJAPAN編集統括サステナビリティ・ディレクターの向千鶴です。業界のサステナビリティ・シフトを推し進めるべく取材活動をする中、出会った魅力的な人や物をお届けする新連載をスタートします。2月の東京はまん防発令中かつ連日極寒。でもファッションを扱う人たちのハートは相変わらず熱かったです!
「ダブレット(DOUBLET)」はとにかく粋です。展示会にじっくり滞在して写真を撮りまくり、ユニークなアイデアに笑い転げ、個人オーダーをしました。尖ったナイフみたいな井野将之デザイナーは、こちらがサステナ観点から褒めると困惑した表情を浮かべるのでなるべく触れないようにしたいのですが言わずにいられない。素晴らしい!!新しいことに果敢でその過程も披露し価値に変えちゃうところ、そしてユーモアで包んだ鋭い風刺に脱帽です。
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NY在住のタナカサヨリさんが手がける「タナカ(TANAKA)」。「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」を経て「ユニクロ(UNIQLO)」のウィメンズデザインのチームリーダーも経験という、モードとリアルの両極端を知る経歴を聞くだけで期待値が高まります。カイハラと組んだ落ち綿を生かしたデニムなどサステナ視点の素材使いもポイントですが、何よりいいな、と思ったのはパターンへのこだわりです。5ポケットではなくスラックスのパターンを入れたデニムが面白い。ミリタリーなど古着の知識も豊富。過去に誰かが残した仕事へのリスペクトの上に未来を描く姿勢がすがすがしいわー。
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表参道を移動中、前方に漂う元気なオーラーに惹かれて近づいたらこのお3方でした。再会を祝して取りあえず記念撮影。この時に撮る側にいた凄腕マネージャーさんの事を私は信頼しており、彼が言うことは何であれまず立ち止まって聞きます。ので、去り際に「YAMATO(写真右)がSDGsを勉強したいから質問させて」の言葉も社交辞令でなくそのまま受け取りました。YAMATOさん、連絡待っています!
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勢いがあるブランドの展示会の共通点は2つ。①来場者が個人オーダーに忙しい、②会いたい人に会える、です。「CFCL」はまさにそう。試着室は常に使用中で、皆さん再生ポリエステルを使ったホールガーメントのワンピースなどを試着していました。仕事で来場した人が買い物をしたくなる。その熱量はそのまま、市場につながりますよね。そういう場では不思議と会いたい人に偶然会え、仕事の話も進んだりします。私は今回このお2人に会えて嬉しかった!「CFCL」は今月頭にパリコレに参加しました。お疲れ様でした!
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うわ!コロネットの「ランバン(LANVIN)」の展示会で最初に出た言葉これです。青山一丁目に移転したオフィスの扉を開けるとドカンと抜けた広いフロア。シルバーの壁、モザイク調の床で気分がアガります。デットストックアイテムのアップサイクルなどで知られるコペンハーゲン発「デザイナーズ リミックス(DESIGNERS REMIX )」もここに並びます。内装を手がけたのは森田恭通さんだそう。ファッションブランドをテーマにしたドラマや映画の撮影をするならこちらをオススメしたい。ファッション撮影も要相談だそうです。
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サステナブルな情報は新素材など新しいことが多いこともあり頭で理解しがち。だけど結局着てみないとね、ですよね。だからITOCHU SDGs STUDIOで開かれていた体験型展示「未来の試着室」の着眼点がおもしろいと思いました。たとえば「針葉樹由来のセルロース繊維」と言われてもピントこないけど、袖を通すと少なくとも「なるほど」と実感がわく。この日は空いていたので「黒で染め変える」「循環を着る」など全ブース体験しました。
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一クセあって可愛いピアスやネックレスの展示会へ。名前は「プリーク(PREEK)」。淡水パールや天然石の個体差を生かしたデザインは一言で言うなら有機的。優しく、お守りのような存在感です。ここのがっこう出身のデザイナー、芦沢佳澄さんのセンスと日本の産地や職人の技術の掛け算がそれを可能にしています。芦沢さんはユナイテッドアローズの社員ですが、ブランドは不思議とインディペンデントな匂い。「プリーク」に限らず、コロナ下でデザイナーと日本産地の取り組みが増えていますが、それが力に変わりつつあることを実感しました。
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阪急うめだ本店4階の一等地にマッシュホールディングスがサステナビリティに配慮した売り場をどどんと260平方メートルオープンするとのことで取材へ。その詳細はこの記事の下にある関連記事からどうぞ!近藤社長はいつだってアツい方ですが環境問題に関する知識や危機感もものすごく高くアツい。本気度が伝わってきました。
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新しくスタートした合同展示会「ニューエナジー(NEW ENERGY)」はエシカルやオーガニックを切り口にしたブランドが多く、盛り上がっていました。その中に、さらっと普通に出展したいのがなんと俳優の松山ケンイチさんのブランド「モミジ(MOMIJI)」。ハンターでもある松山さんは、害獣駆除で仕留められた動物の革を使ったライダースなどを展開しています。なぜここに至ったのか。命をどう考えるのか。その言葉は一つ一つがとても誠実で現実的で、重く。惚れます。
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「アルルナータ(ARLNATA)」は、「エルメス(HERMES)」のウィメンズデザインチームで経験を積んだ寺西俊輔さんが立ち上げたブランドで、石川の牛首紬の反物を使ったアウターやニットアイテムなどをオーダーで作っています。客はまず紬を一反選び、それをジャケットに仕立てたり、余った反物をニットとつないでカーディガンにしたりします。「1反をどうやって使い切るか」を寺西さんのアドバスを受けながら考えるそう。面白いですね。お客さんの多くは周囲の人に「どうやって作ったか」を饒舌に語るそうです。わかります、その気持ち。産地の技術継承の一端を担えたようで嬉しくもなりますから。
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フランスの「パトゥ(PATOU)」が初の旗艦店を表参道ヒルズにオープンしました。私はデザイナーのギョーム・アンリ(Guillaume Henry)が大好き。彼の考え方、生み出すデザイン、笑顔はファッション業界の宝です。建築家の小野寺匠吾さんが手がけた内装は「友達の家に来たみたいな気楽さで」との言葉通り、シンプルで居心地よし。リサイクルファブリックを使った什器が使われています。
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こんにちは、WWDJAPAN編集統括サステナビリティ・ディレクターの向千鶴です。業界のサステナビリティ・シフトを推し進めるべく取材活動をする中、出会った魅力的な人や物をお届けする新連載をスタートします。2月の東京はまん防発令中かつ連日極寒。でもファッションを扱う人たちのハートは相変わらず熱かったです!
「ダブレット(DOUBLET)」はとにかく粋です。展示会にじっくり滞在して写真を撮りまくり、ユニークなアイデアに笑い転げ、個人オーダーをしました。尖ったナイフみたいな井野将之デザイナーは、こちらがサステナ観点から褒めると困惑した表情を浮かべるのでなるべく触れないようにしたいのですが言わずにいられない。素晴らしい!!新しいことに果敢でその過程も披露し価値に変えちゃうところ、そしてユーモアで包んだ鋭い風刺に脱帽です。
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NY在住のタナカサヨリさんが手がける「タナカ(TANAKA)」。「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」を経て「ユニクロ(UNIQLO)」のウィメンズデザインのチームリーダーも経験という、モードとリアルの両極端を知る経歴を聞くだけで期待値が高まります。カイハラと組んだ落ち綿を生かしたデニムなどサステナ視点の素材使いもポイントですが、何よりいいな、と思ったのはパターンへのこだわりです。5ポケットではなくスラックスのパターンを入れたデニムが面白い。ミリタリーなど古着の知識も豊富。過去に誰かが残した仕事へのリスペクトの上に未来を描く姿勢がすがすがしいわー。
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表参道を移動中、前方に漂う元気なオーラーに惹かれて近づいたらこのお3方でした。再会を祝して取りあえず記念撮影。この時に撮る側にいた凄腕マネージャーさんの事を私は信頼しており、彼が言うことは何であれまず立ち止まって聞きます。ので、去り際に「YAMATO(写真右)がSDGsを勉強したいから質問させて」の言葉も社交辞令でなくそのまま受け取りました。YAMATOさん、連絡待っています!
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勢いがあるブランドの展示会の共通点は2つ。①来場者が個人オーダーに忙しい、②会いたい人に会える、です。「CFCL」はまさにそう。試着室は常に使用中で、皆さん再生ポリエステルを使ったホールガーメントのワンピースなどを試着していました。仕事で来場した人が買い物をしたくなる。その熱量はそのまま、市場につながりますよね。そういう場では不思議と会いたい人に偶然会え、仕事の話も進んだりします。私は今回このお2人に会えて嬉しかった!「CFCL」は今月頭にパリコレに参加しました。お疲れ様でした!
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うわ!コロネットの「ランバン(LANVIN)」の展示会で最初に出た言葉これです。青山一丁目に移転したオフィスの扉を開けるとドカンと抜けた広いフロア。シルバーの壁、モザイク調の床で気分がアガります。デットストックアイテムのアップサイクルなどで知られるコペンハーゲン発「デザイナーズ リミックス(DESIGNERS REMIX )」もここに並びます。内装を手がけたのは森田恭通さんだそう。ファッションブランドをテーマにしたドラマや映画の撮影をするならこちらをオススメしたい。ファッション撮影も要相談だそうです。
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サステナブルな情報は新素材など新しいことが多いこともあり頭で理解しがち。だけど結局着てみないとね、ですよね。だからITOCHU SDGs STUDIOで開かれていた体験型展示「未来の試着室」の着眼点がおもしろいと思いました。たとえば「針葉樹由来のセルロース繊維」と言われてもピントこないけど、袖を通すと少なくとも「なるほど」と実感がわく。この日は空いていたので「黒で染め変える」「循環を着る」など全ブース体験しました。
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一クセあって可愛いピアスやネックレスの展示会へ。名前は「プリーク(PREEK)」。淡水パールや天然石の個体差を生かしたデザインは一言で言うなら有機的。優しく、お守りのような存在感です。ここのがっこう出身のデザイナー、芦沢佳澄さんのセンスと日本の産地や職人の技術の掛け算がそれを可能にしています。芦沢さんはユナイテッドアローズの社員ですが、ブランドは不思議とインディペンデントな匂い。「プリーク」に限らず、コロナ下でデザイナーと日本産地の取り組みが増えていますが、それが力に変わりつつあることを実感しました。
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阪急うめだ本店4階の一等地にマッシュホールディングスがサステナビリティに配慮した売り場をどどんと260平方メートルオープンするとのことで取材へ。その詳細はこの記事の下にある関連記事からどうぞ!近藤社長はいつだってアツい方ですが環境問題に関する知識や危機感もものすごく高くアツい。本気度が伝わってきました。
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新しくスタートした合同展示会「ニューエナジー(NEW ENERGY)」はエシカルやオーガニックを切り口にしたブランドが多く、盛り上がっていました。その中に、さらっと普通に出展したいのがなんと俳優の松山ケンイチさんのブランド「モミジ(MOMIJI)」。ハンターでもある松山さんは、害獣駆除で仕留められた動物の革を使ったライダースなどを展開しています。なぜここに至ったのか。命をどう考えるのか。その言葉は一つ一つがとても誠実で現実的で、重く。惚れます。
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「アルルナータ(ARLNATA)」は、「エルメス(HERMES)」のウィメンズデザインチームで経験を積んだ寺西俊輔さんが立ち上げたブランドで、石川の牛首紬の反物を使ったアウターやニットアイテムなどをオーダーで作っています。客はまず紬を一反選び、それをジャケットに仕立てたり、余った反物をニットとつないでカーディガンにしたりします。「1反をどうやって使い切るか」を寺西さんのアドバスを受けながら考えるそう。面白いですね。お客さんの多くは周囲の人に「どうやって作ったか」を饒舌に語るそうです。わかります、その気持ち。産地の技術継承の一端を担えたようで嬉しくもなりますから。
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フランスの「パトゥ(PATOU)」が初の旗艦店を表参道ヒルズにオープンしました。私はデザイナーのギョーム・アンリ(Guillaume Henry)が大好き。彼の考え方、生み出すデザイン、笑顔はファッション業界の宝です。建築家の小野寺匠吾さんが手がけた内装は「友達の家に来たみたいな気楽さで」との言葉通り、シンプルで居心地よし。リサイクルファブリックを使った什器が使われています。
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3月26日は、“一粒の籾(もみ)が豊かに実り、万倍もの稲穂になる日”とされる吉日「一粒万倍日」に加え、「天赦日」「寅の日」の3つが重なる、年に一度の“スーパーラッキーデー”だ。開運や金運が高まることから、財布の新調や使いはじめに最適な日と言われる。
……と、ここまではこちらの記事の完全なる受け売り(笑)。そこで僕もあれこれネット検索する過程でユニークな財布と出合った。ミチノクグラフィック(山形、菅井賢治代表)が手掛ける“と金財布”だ。
ミチノクグラフィックが活動拠点とする天童市は、将棋駒の生産量日本一を誇る街。そこで“と金”をモチーフにした革財布を“メード・イン・天童”で製作した。“と金”とは、将棋における最弱の駒“歩(ふ)”が敵陣に入ることで“成(な)り”、金将と同じ働きをするようになった状態。成功の証であり、“と金財布”には文字通り成金(金運アップ)の意味も持たせた。
素材は牛ヌメ革などで、1点1点手縫いする。内部には小銭入れを設け、その両サイドに紙幣やカードを分けて収納できる構造だ。ちなみに“と”の文字には、天童市の将棋駒彫師、青山稚念のオリジナル書体“鋭月書(えいげつしょ)”を用いる。
価格は税込1万780円などで、天童市将棋資料館や天童市観光物産協会、青森県の十和田市現代美術館や“と金財布”の特設ECサイトで販売中だ。
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3月26日は、“一粒の籾(もみ)が豊かに実り、万倍もの稲穂になる日”とされる吉日「一粒万倍日」に加え、「天赦日」「寅の日」の3つが重なる、年に一度の“スーパーラッキーデー”だ。開運や金運が高まることから、財布の新調や使いはじめに最適な日と言われる。
……と、ここまではこちらの記事の完全なる受け売り(笑)。そこで僕もあれこれネット検索する過程でユニークな財布と出合った。ミチノクグラフィック(山形、菅井賢治代表)が手掛ける“と金財布”だ。
ミチノクグラフィックが活動拠点とする天童市は、将棋駒の生産量日本一を誇る街。そこで“と金”をモチーフにした革財布を“メード・イン・天童”で製作した。“と金”とは、将棋における最弱の駒“歩(ふ)”が敵陣に入ることで“成(な)り”、金将と同じ働きをするようになった状態。成功の証であり、“と金財布”には文字通り成金(金運アップ)の意味も持たせた。
素材は牛ヌメ革などで、1点1点手縫いする。内部には小銭入れを設け、その両サイドに紙幣やカードを分けて収納できる構造だ。ちなみに“と”の文字には、天童市の将棋駒彫師、青山稚念のオリジナル書体“鋭月書(えいげつしょ)”を用いる。
価格は税込1万780円などで、天童市将棋資料館や天童市観光物産協会、青森県の十和田市現代美術館や“と金財布”の特設ECサイトで販売中だ。
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ユニクロは3月16日、東京・三田の済生会中央病院1階に出店する。同社が医療施設内に出店するのは初めて。公式ECの“店舗受取サービス”を活用すれば、同店にない商品も含めて、「ユニクロ(UNIQLO)」の全商品を購入することができる。
売り場面積は約43平方メートルで、営業時間は通常時は8時半から20時まで。入院患者や医療従事者に向け、メンズ、ウィメンズの肌着やラウンジウエア、アウターなどをそろえる。
ユニクロは「あらゆる人の生活を、より豊かにするための服」という“LifeWear”のコンセプトのもと、20年9月に乳がん患者らの声を受けて前開き仕様のインナーを発売。また、公式サイト内には「ユニクロ」商品を医療従事者らのコメントと共に紹介するページ「医療・看護・介護のプロがおススメするユニクロ商品」を設けている。済生会中央病院への出店を機に、同ページは3月から済生会グループが監修し、引き続き医療従事者らの意見を生かした商品紹介を行っていくという。
病院内に出店することで、「患者さまや医療従事者の意見や要望を直接、幅広く適切に収集し、あらゆるお客さまが着やすく、使いやすい商品やサービスを充実させるきっかけにしていく」(発表コメントより)という。今後ユニクロの各店舗で、病院や介護施設などへの訪問販売や、地域住民に向けた健康セミナーなども進めていく考え。
The post ユニクロが病院内に初出店 今後は病院や介護施設への訪問販売も想定 appeared first on WWDJAPAN.
ユニクロは3月16日、東京・三田の済生会中央病院1階に出店する。同社が医療施設内に出店するのは初めて。公式ECの“店舗受取サービス”を活用すれば、同店にない商品も含めて、「ユニクロ(UNIQLO)」の全商品を購入することができる。
売り場面積は約43平方メートルで、営業時間は通常時は8時半から20時まで。入院患者や医療従事者に向け、メンズ、ウィメンズの肌着やラウンジウエア、アウターなどをそろえる。
ユニクロは「あらゆる人の生活を、より豊かにするための服」という“LifeWear”のコンセプトのもと、20年9月に乳がん患者らの声を受けて前開き仕様のインナーを発売。また、公式サイト内には「ユニクロ」商品を医療従事者らのコメントと共に紹介するページ「医療・看護・介護のプロがおススメするユニクロ商品」を設けている。済生会中央病院への出店を機に、同ページは3月から済生会グループが監修し、引き続き医療従事者らの意見を生かした商品紹介を行っていくという。
病院内に出店することで、「患者さまや医療従事者の意見や要望を直接、幅広く適切に収集し、あらゆるお客さまが着やすく、使いやすい商品やサービスを充実させるきっかけにしていく」(発表コメントより)という。今後ユニクロの各店舗で、病院や介護施設などへの訪問販売や、地域住民に向けた健康セミナーなども進めていく考え。
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クラウドシェルフとは、アイテムを自由に寄付・利用できる助け合いの仕組みのことで、生理用品のクラウドシェルフを店内に設置するのは大手コンビニエンスストアとして初めての取り組み。
またクラウドシェエルフとは別に、自由に生理用品の寄付ができる専用ボックス「つながるナプキンPOST」も設置。寄付された未使用の生理用品は検品の上、クラウドシェルフに補充する。
「生理用品は生活必需品の1つであり、海外では生理用品を無料提供する法案が成立し注目を集めるなど、『生理の貧困』といったテーマを含め国内外でさまざまな議論が起きている。そうした社会背景の中、当社が昨年初めて実施した『生理用品2%引き』にはお客さまから大きな反響があった。価格面でのサポートに加えて、さらにサステナブルでファミリーマートならではのやり方をもっとできないかと考え、いつでも立ち寄れる環境であるからこそ、困ったときに頼れる心強い場所になることができればという思いで、今回の企画に至った」と企画担当者はコメントしている。まずは限定店舗での試験として実施し、最適な運営方法の検証を重ねながら、今後の展開を検討する。
なお、沖縄県を除く全国のファミリーマート約1万6400店で「生理用品各種2%引き」を国際女性デーの3月8日から5月30日まで実施する。
同社は昨年、創立40周年を迎え「40のいいこと!?」をテーマに5つのキーワードに基づいてさまざまな取り組みを実施している。今回はキーワードの1つ「『あなた』のうれしい」の一環として行った。
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歌手で起業家のリアーナ(Rihanna)は今年1月、ラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)との第1子を妊娠していることを発表。多くのセレブリティは妊娠中のお腹をカバーするのに対し、リアーナはクロップトップなどふっくらしたお腹を出したスタイルを楽しんでいる。大胆なファッションでパリとミラノ・ファッション・ウイークやレッドカーペットに姿を現し、メディアでも大注目されたリアーナの“マタニティコーデ“を紹介する。
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バッグを主力アイテムとするフランスブランド「ロンシャン(LONGCHAMP)」は3月8日、同じくフランス生まれの生地メーカー「シャルベ(CHARVET)」とコラボした、高さ52×幅53cmの大型バッグ“トートバッグXL”(税込2万2000円)などを発売する。
“トートバッグXL”は、赤と青のストライプを織り柄で表現した「シャルべ」の白の最高級リネン製。「ロンシャン」の代名詞といえるバッグ“ル プリアージュ”を象徴するレザーのハンドル、フラップ、ショルダーストラップを組み合わせた。「ロンシャン」は、「軽量かつ大容量で、洗濯機で洗える手軽さも魅力。春夏のリラックスしたコーディネートにもフィットする」と話す。
コットン素材によるトップハンドルバッグやハンドル付きポーチ、レザーレース付きスマートフォンケース、さらにはドレス、スカート、バーミューダショーツ、スニーカーもラインアップする。
「ロンシャン」は1948年、ジャン・キャスグラン(Jean Cassegrain)がパリで創業。一方の「シャルベ」は1866年に創業。最高級とされるフレンチリネン製のキッチンクロスは、世界中のレストランやホテルで使用される。
The post 「ロンシャン」×「シャルベ」、仏ブランド同士のコラボ “トートバッグXL”などを発売 appeared first on WWDJAPAN.
バッグを主力アイテムとするフランスブランド「ロンシャン(LONGCHAMP)」は3月8日、同じくフランス生まれの生地メーカー「シャルベ(CHARVET)」とコラボした、高さ52×幅53cmの大型バッグ“トートバッグXL”(税込2万2000円)などを発売する。
“トートバッグXL”は、赤と青のストライプを織り柄で表現した「シャルべ」の白の最高級リネン製。「ロンシャン」の代名詞といえるバッグ“ル プリアージュ”を象徴するレザーのハンドル、フラップ、ショルダーストラップを組み合わせた。「ロンシャン」は、「軽量かつ大容量で、洗濯機で洗える手軽さも魅力。春夏のリラックスしたコーディネートにもフィットする」と話す。
コットン素材によるトップハンドルバッグやハンドル付きポーチ、レザーレース付きスマートフォンケース、さらにはドレス、スカート、バーミューダショーツ、スニーカーもラインアップする。
「ロンシャン」は1948年、ジャン・キャスグラン(Jean Cassegrain)がパリで創業。一方の「シャルベ」は1866年に創業。最高級とされるフレンチリネン製のキッチンクロスは、世界中のレストランやホテルで使用される。
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ニューバランス(NEW BALANCE)は、アメリカ・シカゴを拠点に活動するデザイナーのジョー・フレッシュグッズ(Joe Freshgoods)と長期間のパートナーシップ契約を結んだ。フレッシュグッズは今後、ニューバランスの新プロジェクト“コンバセーションズ アモングスト アス(CONVERSATIONS AMONGST US、CAU)”にクリエイティブ・ディレクターとして携わり、一部のスニーカーやアパレルのデザインを担当する。
同氏は、シカゴでセレクトショップ「ファット タイガー ワークショップ(Fat Tiger Workshop)」を運営する傍ら、自身の名を冠したブランドも手掛けており、これまで「ニューバランス」とスニーカーやアパレルで何度もコラボレーションしてきた。新たに手掛ける“CAU”は、アメリカ国内でアフリカ系コミュニティーを支援している団体「ブラック・ソールズ(BLACK SOLES)」との共同プロジェクトで、黒人歴史月間(2月)をはじめ年間を通して彼らのコミュニティーに敬意を表するもの。具体的な内容については明らかになっていないが、NBA選手のカワイ・レナード(Kawhi Leonard)や女優のストーム・リード(Storm Reid)らアフリカにルーツを持つ著名人を中心に、あらゆる人種との“対話”を促進していくという。また同プロジェクトとあわせて、フレッシュグッズが手掛けた“2002”や“504”などのスニーカーとアパレル各種を4月から順次販売するという。
フレッシュグッズは“CAU”について、「今回のプロジェクトは、私にとって少し変わったものだ。単なるスニーカーやアパレルのコレクションではない。コミュニケーションとコミュニティーの重要性を深く掘り下げる、いわばタイムスタンプ(時刻証明書)のようなもの。同プロジェクトを通じて、これまでのニューバランスとは異なる観点からアフリカ系コミュニティーをたたえ、アプローチしたい。単なるマーケティングの宣伝文句ではなく、真実をあらわした言葉だ」とコメントしている。
ニューバランスは、2021年4月にニューヨーク発のブランド「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」創設者のテディ・サンティス(Teddy Santis)とも長期間のパートナーシップ契約を結んでいる。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、3月19日に移転リニューアルする「ルイ・ヴィトン 神戸店」のオープンを記念し、限定アイテムを同店で発売する。
ウィメンズの限定アイテムは、コットン素材のスポーティーなドレス(税込41万5800円)やモノグラムをあしらったサンダル(同11万7700円)、ショール(同10万4500円)で、メンズはウールのピーコート(同44万9900円)をそろえる。
70本限定のウォッチ(同50万2200円)は、六甲山から見た夜景にインスピレーションを受けたデザインで、ケース裏には“KOBE LIMITED“の刻印を施した。ほかにも、4月1日に世界で発売する新作バッグ“カプシーヌ ミニ(CAPUCINES MINI)”(同77万7000円)と“カプシーヌ BB(CAPUCINES BB)”(同84万7000円)も先行販売する。
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「ロシャス(ROCHAS)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。
第22回は「今さら聞けない『メタバースとファッション』の基本」です。ファッション業界でもたびたび耳にするようになった「メタバース」、あるいは「NFT」という言葉。ファッションビジネスにも大きな影響を与えると言われていますが、ちゃんと理解しているか自信がないという人も多いでしょう。基礎の基礎から説明します。
【今回のキーワード】
Web3.0/ブロックチェーン/仮想空間の自己表現はアバターと服/NFT市場は今350億ドル、2025年に800億ドルへ/NFTはファッション関連が25%/NFTアートは3Dが基本/転売額の一部が創作者に入る/ドルガバの服が9点で6億円/コレクションのあり方が変わる/「アディダスオリジナルス」/VERBALのNFT論/ラグジュアリーのエントリー商品/商品化の新しい流れ/マルチバース/Z世代とゼペット/デセントラランド/コミュニティ活動/アパレル企業の課題
出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する
横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身
五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など
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