D2C眼鏡企業のワービーパーカーがデモレンズのリサイクルを開始

 D2C眼鏡企業のワービーパーカー(WARBY PARKER)は、化学メーカーのイーストマン・ケミカル(EASTMAN CHEMICAL以下、イーストマン)と協業し、デモレンズ(試着用眼鏡のレンズ)のリサイクルプログラムを開始した。

 ニール・ブルーメンソール(Neil Blumenthal)=ワービーパーカー共同創業者兼共同最高経営責任者(CEO)は、通常のレンズと比較して寿命が短いデモレンズの代替素材を長年検討するなど、この課題に10年におよび取り組んできたという。

  昨年夏から、ニューヨーク州とラスベガスにあるワービーパーカーのラボで回収したデモレンズをイーストマンの施設に送り、リサイクルプログラムの準備を進めてきた。そこでは、イーストマンのリサイクル技術でデモレンズを分子レベルにまで分解。綿や木材パルプを原料とするセルロースを60%ブレンドし、同社のバイオプラスチック、アセテート リニュー(Acetate Renew)として再利用する。アセテート リニューは、セルロースアセテートと同等の機能性を持ち、新たなフレームの生産などに使用する。

 アイウエア業界全体では、年間5000トン のデモレンズが廃棄されている。ブルーメンソール共同CEOは、「専門知識を持つ科学者たちを抱えるイーストマンは、解決策を導くために熱心に取り組んでくれるパートナーだ。私たちは、今回の取り組みが当社だけで留まらないことを願っている」とコメントした。

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「勝ち組、負け組はどこだ?【第2弾】」ご飯系チェーン9ブランドの2年間を振り返る

まん延防止が3月21日で全面解除となり、飲食店のみなさまは、満を持して巻き返しを狙っていることでしょう。コロナ禍のえいきょう2年間の動向を、店舗数の変化、既存店売上高前年同月比の推移の2つの視点で分析します。好調だったチェーンは?苦戦したチェーンは?勝ち組、負け組はどこだ?【第2弾】ご飯系チェーン編です。捲土重来を期すうえで、参考にして下さい。
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アマゾンの新アパレル店舗は「試着革命」を起こすか 鈴木敏仁USリポート

 アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。米アマゾンがロサンゼルスに衣料品のリアル店舗「アマゾンスタイル」を今年後半オープンすると発表した。アマゾンは衣料品ストアでどんな革命を起こすのか。公開情報や報道から大胆に予想してみた。

 アマゾン(AMAZON)がリアル店舗戦略を大幅に修正した。「アマゾンブックス」「アマゾン4スター「ポップアップストア」をすべて閉店し、「ホールフーズ」「アマゾンゴー」「アマゾンフレッシュストア」の3フォーマットに集中するという。これに本稿で取り上げる「アマゾンスタイル」が加わる。またアマゾンゴーと一部のアマゾンフレッシュストアに導入されているスキャンなし・レジなし技術のジャスト・ウォーク・アウト(JWO)のライセンス販売も強化する。

 閉店する店舗数は68と発表されている。買収で手に入れたホールフーズが500店舗前後あり、ホールフーズを含めれば68店舗という店舗数は大きなものではないのだが、アマゾン自身がゼロから開発したフォーマットに限るとおよそ100店舗前後なので、その半分以上を閉めるというのは小さな戦略転換ではない。

 アマゾンはこの戦略転換の理由を説明していないのだが、仮説は2つある。

 1つは閉店するするフォーマットにアマゾンらしい斬新さがないこと。ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)はリアル店舗について“アマゾンでしかできない何かがない限りやる意味がない”とコメントしており、その強い何かがないのである。

 2つめは市場の大きさだ。アマゾンゴーとアマゾンフレッシュストアは食品中心のアソートメントで市場が大きい。一方、アマゾン4スターはサイト上の売れ筋中心、アマゾンブックスは書籍と、カテゴリーが絞られており大きく成長したとしてもアマゾンの規模からすると小さなものに終わることだろう。

 今回俎上に上げるアマゾンスタイルは衣料専門店フォーマットで、食品に並ぶ大きな市場を狙っており2つめをクリアしている。さてそれでは1つめはどうなのか、これを考えるのが本稿の目的である。

現時点で分かっていること

 アマゾンスタイルは今年後半までにオープンすると発表された段階で実物はまだ存在しないので、リリースされている情報を元に考えてみることにする。

 出店するのはロサンゼルス郊外に位置するライフスタイルセンターのアメリカーナ・アット・ブランド(AMERICANA AT BRAND)である。運営母体のカールソ・アフィリエイツは1つめのザ・グローブ(THE GROVE)で大成功して、その2つめとしてアメリカーナ・アット・ブランドを開発した経緯がある。

 ちなみにライフスタイルセンターとは屋根の付いたエンクローズ型モールではないオープンタイプの大型ショッピングセンターで、一時期流行して急速に普及した。

 店舗面積は3万スクエアフィート(2790平方メートル)、「H&M」や「フォーエバー21(FOREVER21)」が繁盛ショッピングセンターで使う大型店と同じサイズで、フォーマットは衣料専門店とくくって良いようだ。

 リリースされている情報を整理すると、特徴は以下の通りである。

・アプリを使って商品につけられたQRコードをスキャンし、商品説明やレビューを確認、試着する場合はサイズやカラーを選ぶと試着室に店員が商品を用意する。試着が不要の場合はそのままピックアップカウンターに送ることもできる。

・ユーザーの買物履歴といった過去のヒストリーを利用し機械学習を使ってリアルタイムにリコメンデーション商品を表示する。双方向なのでユーザーは自分の好みなどを登録することでリコメンデーションの精度を上げることができる。

・店員が試着室に商品を運び、用意ができると通知がユーザーに届き、指定された番号の試着室に入る。端末が壁に設置されていて商品をブラウズでき、追加のオプションなどが表示される。試着した商品にレートを付けたり、合わない場合に違うサイズをリクエストしたりといったこともできる。

・ユーザーが商品を選択し、店員が商品を試着室に運ぶといった一連の流れはフルフィルメントセンターで使っているテクノロジーを利用している。

・品ぞろえはネット通販で持っている膨大なデータを基にして商品部(アマゾンはキュレーターと呼んでいる)が選択する。

・店頭でスキャンしたアイテムは保存され、後日のネットや店頭での買い物で利用することができる。

・ネットで買った商品を店舗ピックアップとして試着することができ、気に入らなければそのまま返品することもできる。

試着はイノベーションがなかった分野

 陳列されている商品は買えないので店頭はいわばショールームで、QRコードのスキャンが買い物の出発点となるのだが、これはデータを中心に据えるアマゾンにとっては当然の手法と言えるだろう。ブラウジングや購買履歴といったネット上のデータと、店頭のブラウジングや購買履歴を重ね合わせることで、各ユーザーの嗜好を理解する精度を高めることが目的となる。

 さて私の目を最も引いたのは試着である。試着品をアプリで選び店員が試着室に商品を用意するシステムそのものは目新しいものではなくて、百貨店や衣料専門店チェーンがすでに実験をしているのだが、これを中心に据えてしまったのはアマゾンらしい。

 またネットで買った商品を店頭で試着できるシステムも極めて斬新である。ECで頭痛の種となっているのが、複数のサイズを注文し届いた服を試着して不要なサイズを返品するという買い方の普及で、これを解消する1つのソリューションとなるだろう。

 そして公開された写真を見る限りにおいて、試着室の数が多く、店舗面積に試着室スペースが占める比率が高そうなのである。

 衣料ショッピングに試着は不可欠なのだが、お客にも店員にもかかる負荷は最も大きく、しかしモダンリテーリングが登場し普及以来この負荷は減ることなく変わらず今に至っている。イノベーションというものがまったくもたらされてこなかった分野なのだ。

 つまり試着プロセスに変革をもたらす可能性があるのではないかというのが私の見立てなのである。少し大げさに言うと、試着を中心に据えたフォーマット、といったところだ。そうであるならば、アマゾンしかできないユニークさがよく表現されたフォーマットと言えるかもしれない。

 もちろんリアルを見ないと断言はできない。オープンしたらまたレポートしたいと思っている。

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Nigoによる「ケンゾー」限定コレクション第3弾 デニムアイテムが中心

 「ケンゾー(KENZO)」は、アーティスティック・ディレクターのNigoが手掛けたカプセルコレクション第3弾を4月2日に発売する。これまでのシリーズと同様に創業者の高田賢三への敬意を込めたもので、同氏が得意とした自然の要素に着目し、メゾンを象徴するフローラルモチーフをデザインに取り入れた。

 アイテムは、デニムを中心にウィメンズ8型とメンズ7型を用意する。ウィメンズはオーバーサイズのシャツ(税込6万3800円)やコーチジャケット(同10万6700円)、スカート(同6万7100円)などで、メンズはジャケット(同11万7700円)やTシャツ(2万3100円)、ジーンズ(同5万8300円)などをそろえる。いずれも早春から春にかけて咲く日本の花、ボケ(木瓜)を胸元や背中に刺しゅうした。

 コレクションは同ブランドの公式オンラインストアをはじめ、東京・表参道のジャイル(GYRE)や阪急うめだ本店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。4月6日からは伊勢丹新宿本店メンズ館でも販売する。

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エルメス主催の馬術競技大会が3年ぶりに開催 現地で感じた馬具工房というルーツへの誇り

 エルメス(HERMES)が主催する馬術の障害飛越競技大会「ソー・エルメス(SAUT HERMES)」が3月18〜20日、パリで開かれました。新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けて、2020年と21年は中止になったため、開催は3年ぶり。世界的なライダーたちが参加する国際大会とあって心待ちにしていた乗馬関係者やファンも多く、大いに盛り上がりました。今回は、その現地リポートをお届けします!

「ソー・エルメス」って何?

 「ソー・エルメス」がスタートしたのは、2010年。フランス馬術連盟(FFE)と国際馬術連盟(FEI)が認定する最高レベルであるCSI 5の競技が行われる大会として、毎年3月中旬に開催されています。この成績がワールドカップの出場権を左右するということもあり、参加するのは東京五輪のメダリストやFEIのランキング上位の選手など強者ぞろい。今回は、フランスやベルギー、イギリス、スイス、ドイツ、オランダ、スウェーデンなどヨーロッパ諸国を中心に、イスラエルやオーストラリア、アルゼンチン、モロッコなど約20カ国から計55選手、そして25歳以下の若手20選手が出場しました。

 今回の会場となったのは、グラン・パレ・エフェメール。おなじみの会場だったグラン・パレの改修工事(現在はその真っ最中)のため、その代わりとして建てられた展示ホールです。現在はさまざまなイベントに使われていて、24年夏季オリンピック・パラリンピックでも競技会場の一つになります。ちなみに、「エフェメール」というのは「仮の」や「束の間の」という意味。ただ、著名建築家ジャン・ミッシェル・ウィルモット(Jean-Michel Wilmotte)が手掛けた1万平方メートルの同施設に代替地の雰囲気はなく、場所もエッフェル塔があるシャン・ド・マルス公園の南端というパリらしい絶好のロケーションにあります。

 会場内は、中央に競技が行われる巨大なフィールドがあり、それを囲む三面に客席、そして残りの一面には、ウォームアップエリアから選手と馬が登場する通路や実況席、生演奏を行うバンドのステージが設けられています。また、サドル(鞍)や馬具の製作工程や展示を見られるブースをはじめ、限定アイテムや乗馬関連グッズなどがそろうショップ、プロに記念撮影をしてもらえるフォトブース、馬にまつわる本を扱うブックショップ、カフェスタンドなどもあり、競技時間以外も楽しめるようになっています。来場者も幅広く、乗馬関係者をはじめ、長年の馬術競技ファンと思われる老夫婦や「エルメス」の顧客であろうマダムから、若者のグループ、小さな子どもを連れたファミリーまで。にぎわう会場からは、フランスで馬術が親しまれていることが伺えます。

3年をかけて開発した新作サドル披露

 現地取材は、新作サドルのプレゼンテーションからスタートしました。今回披露されたのは、3年をかけて開発したという“セル・ルージュ”(フランス語で「赤いサドル」という意味)。「エルメス」は鞍職人と技術エキスパート、そして“パートナーライダー”と呼ぶ現役選手の3者が1つのチームとなってサドルを製作していて、今回も東京五輪の障害馬術団体戦で銅メダルを獲得したベルギーのジェローム・ゲリー(Jerome Guery)選手と共に取り組みました。一人の職人が30時間以上をかけて作り上げるというサドルは、長年受け継がれるノウハウ、技術とデザインの革新性、選手のリアルなフィードバックに裏付けられたもの。 “セル・ルージュ”は、ベースとなる鞍骨に木を用いたり、これまでは2つのパーツを重ねていた小あおり(スカート)とあおり(フラップ)を一体化させたりすることで、しなやかでピュアなラインと軽やかさを表現しているそうです。

 馬具といっても特筆すべきは、その仕上げの美しさ。職人のチャーリー・パルミエリ(Charly Palmieri)さんも「サドルの裏側までもジュエリーのように美しく作り上げることを目指している」と話していて、「エルメス」のものづくりの美学とエレガンスを感じます。「ルージュ」という名前は、使用するレザーに由来。製造工程で、メゾンを象徴する落ち着いた赤色“ルージュ H”のレザーにオイルを塗ることにより、赤みがかったダークブラウンのような深みのある色が生まれます。

躍動感あふれる障害飛越に感激!

 選手と馬とつなぐ要となるサドルについて学んだ後は、いよいよ競技スタートです。今回のコースを設計したのは、東京五輪でも馬術のコースを手掛けたサンティアゴ・ヴァレラ・ウラストレス(Santiago Varela Ullastres)。障害物同士の間隔はそれぞれ異なるため、選手はそれを見極め、馬を操る必要があります。障害物のバーやブロックを落としてしまうと減点されるので、結局のところ、一つも落とさずにできる限り速く駆け抜けることが勝利のカギになります。

 障害飛越の競技を生で見るのは初めてだったのですが、その躍動感と迫力たるや!!力強く颯爽と障害物を飛び越えていく姿は美しく、目が離せませんでした。そして、馬術競技は性別や年齢を問わないというところもポイントです。25歳以下の若手に絞った競技以外には、18歳から66歳までのライダーが男女の区別なく出場。それは、馬術では選手自身の身体能力よりも、パートナーである馬との絆の深さや、馬と巧みにコミュニケーションを取って乗りこなす技術が重要だからです。実際、今回の取材でも障害物の前で立ち止まってしまい、残念ながら失権となるシーンを何度も目にしました。そこには“人馬一体”にならないと超えられない壁があり、それがこの競技の面白みであり、奥深さだと感じます。

 ちなみに、会場のカラフルな装飾だけでなく、競技に使われる障害物も「エルメス」仕様。「H」やチェスのナイトの駒、蹄鉄のモチーフから、フォーブル・サントノーレ通りにある「エルメス」本店の外観を模したデザインまでがあり、そんなところにもメゾンの遊び心が垣間見えます。

 1日の終わりには、「ジェスチャー・オブ・ザ・ソウル(GESTURE OF THE SOUL/魂のジェスチャー)」と題した乗馬バレエのパフォーマンスが披露されました。フォーメーションを組んで走ったり、音楽に合わせて踊るようにステップを踏んだりする馬の姿は、障害飛越の競技馬とはまた異なってチャーミング。朝から晩まで本当に馬づくしの1日で、縁がないと思っていた馬や馬術の世界に親近感が湧きました。

 何度も取材してきた「エルメス」のコレクションやショーからも、馬具に関連する要素や馬とのつながりが見て取れます。ただ、「ソー・エルメス」を体験してあらためて強く感じたのは、馬具製作と馬術競技の伝統を次の時代へとつないでいくという揺るぎない姿勢と、1837年に馬具工房として創業したメゾンのルーツを誇りに思い、今でも大切にしていること。だからこそ、「エルメス」の製品の根底には実用の精神があり、多くの人を魅了し続けているのだと思います。

 そんな話を、過去に「ソー・エルメス」を取材したことのある向・編集統括兼サステナビリティ・ディレクターと話していたら、素敵なトリビアを教えてくれたので、最後に紹介します。「管理する」と訳されることの多い「manage(マネージ)」という単語の語源は、「人の手で馬を訓練することや操ること」だそう。ここでポイントなのは、“鞭”ではなく“人の手”だということ。マネジメントは鞭で叩くのではなく、人の手でどうにかうまく扱うのだという解釈を読んで、障害馬術のライダーが生き物である馬を肌で操る姿を思い出し、エルメスのマネジメントの根幹との共通点を感じたというのです。実際、自社で時間をかけて一から職人を育てるなど“人の手による訓練”を大切にしていますし、「なるほど〜!」と唸ったのは僕だけじゃないのではないでしょうか。

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モデルの私服を抜き打ちチェック 「フミエ タナカ」2022年秋冬ショーに潜入

 「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」は2022-23年秋冬コレクションを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で発表した。会場は恵比寿ガーデンプレイス中央広場で、同ブランドが、コロナ禍でキャンセルになった20-21年秋冬ショーを計画していた場所だ。今季のテーマは“エリア23(Area 23)”で、数字の2は“人への感謝”を、3は“周りには仲間がいるから、勇気をもって前に進める”を意味しているという。「WWDJAPAN」映像チームはバックステージに潜入し、モデルや来場者の私服を抜き打ちで調査。田中デザイナーは「今、自身でできることは、少しでも世の中の出来事に思いを馳せてもらうことだ」とショーに込めた思いを語った。

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京王電鉄が下北沢に新商業施設「ミカン下北」 エリア最大のワーキングスペース併設

 京王電鉄は、下北沢駅高架下に新たな商業施設「ミカン下北」を3月30日に開業する。飲食店舗を中心とした商業エリアのほか、コワーキングスペース、世田谷区が運営する図書館カウンターを設け、地域の人々に開かれた空間作りを目指す。28日には、オープニングセレモニーを開催した。

 同施設は、世田谷区のアクセス道路を挟むA〜Eの5街区で構成する。A・B街区は5階建て、それ以外は2階建て。A・D・E街区の商業エリアには、下北沢初出店となるラウンジ併設の「TSUTAYA BOOK STORE」のほか、飲食店など19店が出店予定。回遊性を重視し、共有の入り口は設けず、イベントやマルシェを開催できるスペースも確保した。B街区は2022年夏に開業予定。

 A街区の4〜5階、B街区の3〜5階には、同エリア最大級のワークプレイス「サイクル バイ 京王(SYCL by KEIO)」が入居し、ベンチャー企業やスタートアップ企業を誘致する。入居者は昨年12月15日から公式ウェブサイトで募集。街のコミュニティー拠点としての機能を持たせ、入居メンバーと地域の人々をつなげる仕掛けに力を入れる。

 施設名には、多様な人々が交流し、常に変化を続ける“未完成なシモキタ”の魅力を最大化したいという思いを込めた。京王電鉄の南佳孝取締役常務執行役員は、「飲食や物販などの“遊び”の要素に加えて、これまで同エリアになかった働く視点を意識的に取り入れた。働く人々が、街の未完成な部分を発展させるプレーヤーになることを期待したい」と話した。

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英「ハンター」が日本のイラストレーター、チョコムーとコラボ 手描きナイロンミニトートを20個限定で販売

 英国ブランドの「ハンター(HUNTER)」はこのほど、リサイクル素材を100%使用したり、新たなデザインやサイズも追加したりしてナイロンバッグコレクションをリニューアルした。これを記念して日本のイラストレーター、チョコムー(CHOCOMOO)が手描きしたナイロンミニトートを20個限定で販売する。価格は税込各1万1000円。

 3月25日から4月2日の間、「ハンター」のLINE公式アカウントに友だち登録した人の中から抽選で購入権を与える。4月2日にはLINE上で、チョコムーをゲストにライブイベントも行う。

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第94回アカデミー賞のレッドカーペットルックをお届け! ティモシー・シャラメやゼンデイヤらが登場

 第94回「アカデミー賞(Academy Awards)」の授賞式が3月27日夜(現地時間)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された。レッドカーペットでは、“シャツ無し”で「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスーツを着こなしたティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)や、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のカットアウトドレスを選択したゼンデイヤ(Zendaya)、フィアンセのディラン・マイヤー(Dylan Meyer)とともにショートパンツスーツで参加したクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)らがきらびやかで開放的なスタイルを披露した。会場に華を添えた俳優やアーティスト陣のルックをお届けする。

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NIGO®が20年ぶりの音楽作品発売で限定アパレルなどを制作

 「ケンゾー(KENZO)」や「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」を率いるNIGO®はこのほど、米音楽レーベルのヴィクター・ヴィクター・ワールドワイド(Victor Victor Worldwide)から、約20年ぶりの音楽作品となる新アルバム「I Know NIGO」を発売した。

 同作の発売を記念して、ヴィクター・ヴィクター・ワールドワイドのバーシティジャケット、犬用の首輪やリード、フードボウルのほか、「I Know NIGO」グッズ、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」のコラボレーションアイテムなどを限定販売する。コマースプラットフォームであるショッピファイ(Shopify)とヴィクター・ヴィクター・ワールドワイドの創業者兼CEOのスティーブン・ヴィクター(Steven Victor)と共同で、米ニューヨークにポップアップストア「ヴィクター・ヴィクター・ワールドワイド×ショッピファイ I Know NIGO ポップアップ」を4月2日まで開催するほか、4月にはオンラインストアも開設予定だ。

 アルバムは、NIGO®とファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)がエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。「ケンゾー」2022-23秋冬コレクションのショーでは、ファレル・ウィリアムスやエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)、エイサップ・ファーグ(A$AP Ferg)、キッド・カディ(Kid Cudi)、プシャ・T(Pusha T)、テリヤキ・ボーイズ(TERIYAKI BOYZ®)、タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)、リル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)との曲を披露し、アルバムの独占視聴も実施していた。

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伊勢丹新宿本店、ゴルフ売り場を刷新 売上高2倍めざす

 伊勢丹新宿本店は、スポーツ専門店大手のゼビオと提携したゴルフ売り場「ダブルイーグル パワードバイ イセタンゴルフ」を23日に開いた。従来の売り場をゼビオとの運営に切り替えて、扱いのなかったゴルフクラグなど用品の販売を本格化。強みであるファッション提案と合わせて、トータル提案を行う。改装前に比べて売り場面積は30%増床し、売上高は2倍を目指す。

 伊勢丹メンズ館の隣にある別館イセタンパークシティ5の2階「イセタン スポーツ ゲート」を全面改装し、ゴルフに特化した売り場に刷新した。

 ゴルフウエアは20ブランド以上。「ブリーフィング」「レザレクション」などの若いゴルファーに人気ブランドのほか、タレントの藤森慎吾さんの「アイリッシュマン」、山内鈴蘭さんの「ゴルラン」など話題のブランドも扱う。百貨店のゴルフ売り場のようなブランドのハコ型売り場ではなく、セレクトショップのような自主編集売り場として構成する。「伊勢丹の感度の高いお客さまに満足いただけるように、他の百貨店とは異なるブランドを充実させた」(三越伊勢丹の石井博之マーチャーンダイザー)。

 目玉はゴルフクラブのコンサルティング販売だ。初心者から上級者まで約4000本をそろえるともに、最新機材による試打室やパターエリアなどシミュレーション設備、職人が常駐してカスタマイズや修理が行える工房を設けた。

 新宿エリアでは、百貨店のゴルフ売り場として日本有数の売上高を誇っていた西口の小田急百貨店が22年9月の本館の営業終了に伴い、売り場の大幅縮小を余儀なくされた。これを機にゴルファーの争奪戦が激化。南口の高島屋は売り場面積を3倍に増床。東口のヤマダ電機跡地に4月1日に開業するアルペンの旗艦店には、同社のゴルフ業態「ゴルフファイブ」の大型店がオープンする。

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伊勢丹新宿本店、ゴルフ売り場を刷新 売上高2倍めざす

 伊勢丹新宿本店は、スポーツ専門店大手のゼビオと提携したゴルフ売り場「ダブルイーグル パワードバイ イセタンゴルフ」を23日に開いた。従来の売り場をゼビオとの運営に切り替えて、扱いのなかったゴルフクラグなど用品の販売を本格化。強みであるファッション提案と合わせて、トータル提案を行う。改装前に比べて売り場面積は30%増床し、売上高は2倍を目指す。

 伊勢丹メンズ館の隣にある別館イセタンパークシティ5の2階「イセタン スポーツ ゲート」を全面改装し、ゴルフに特化した売り場に刷新した。

 ゴルフウエアは20ブランド以上。「ブリーフィング」「レザレクション」などの若いゴルファーに人気ブランドのほか、タレントの藤森慎吾さんの「アイリッシュマン」、山内鈴蘭さんの「ゴルラン」など話題のブランドも扱う。百貨店のゴルフ売り場のようなブランドのハコ型売り場ではなく、セレクトショップのような自主編集売り場として構成する。「伊勢丹の感度の高いお客さまに満足いただけるように、他の百貨店とは異なるブランドを充実させた」(三越伊勢丹の石井博之マーチャーンダイザー)。

 目玉はゴルフクラブのコンサルティング販売だ。初心者から上級者まで約4000本をそろえるともに、最新機材による試打室やパターエリアなどシミュレーション設備、職人が常駐してカスタマイズや修理が行える工房を設けた。

 新宿エリアでは、百貨店のゴルフ売り場として日本有数の売上高を誇っていた西口の小田急百貨店が22年9月の本館の営業終了に伴い、売り場の大幅縮小を余儀なくされた。これを機にゴルファーの争奪戦が激化。南口の高島屋は売り場面積を3倍に増床。東口のヤマダ電機跡地に4月1日に開業するアルペンの旗艦店には、同社のゴルフ業態「ゴルフファイブ」の大型店がオープンする。

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「ラルフ ローレン」2022-23年秋冬コレクション

 「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

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「シンヤコヅカ」が東京・南青山に初の直営店 アーティストとの限定コラボも

 小塚信哉が2015年に設立したメンズブランド「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」は、東京・南青山に初の直営店“スモール トレーズ(SMALL TRADES)”をオープンした。

 同店はショールーミング形式で、コレクションをフルラインで展示する。店舗に在庫がないアイテムもサンプルを展示し、地方店などの取り扱い先を紹介するという。

 また、コペンハーゲンのブランド「フラマ(FRAMA)」などの買い付け品をはじめ、一部商品を店頭で直接販売する。オープンを記念して、ブランドを代表するバギーパンツをデニム素材で仕上げた数量限定アイテム2型(税込2万3100〜3万4100円)や、コラージュアーティストのヤビク・エンリケ・ユウジ(Yabiku Henrique Yudi)とコラボレーションしたハリントンジャケット(同3万9600円)、サイドタックパンツ(同3万4100円)を販売する。

 「シンヤコヅカ」は、小塚デザイナーがセント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)を13年に卒業後、15年に設立した。ロンドン在住時に出合った古着や風景、生活に影響を受け、「全ての物ごとは明瞭である必要はない」という思いで、クリエイションに反映している。近年は「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」でショー形式の発表を続けており、卸先は国内外合わせて約50アカウントに成長。海外進出にも意欲的だ。

■スモールトレーズ(SMALL TRADES)
場所:東京都港区南青山4-26-2 morph南青山3F
営業時間:13:00〜19:00(月、火、水曜日定休)

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「シンヤコヅカ」が東京・南青山に初の直営店 アーティストとの限定コラボも

 小塚信哉が2015年に設立したメンズブランド「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」は、東京・南青山に初の直営店“スモール トレーズ(SMALL TRADES)”をオープンした。

 同店はショールーミング形式で、コレクションをフルラインで展示する。店舗に在庫がないアイテムもサンプルを展示し、地方店などの取り扱い先を紹介するという。

 また、コペンハーゲンのブランド「フラマ(FRAMA)」などの買い付け品をはじめ、一部商品を店頭で直接販売する。オープンを記念して、ブランドを代表するバギーパンツをデニム素材で仕上げた数量限定アイテム2型(税込2万3100〜3万4100円)や、コラージュアーティストのヤビク・エンリケ・ユウジ(Yabiku Henrique Yudi)とコラボレーションしたハリントンジャケット(同3万9600円)、サイドタックパンツ(同3万4100円)を販売する。

 「シンヤコヅカ」は、小塚デザイナーがセント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)を13年に卒業後、15年に設立した。ロンドン在住時に出合った古着や風景、生活に影響を受け、「全ての物ごとは明瞭である必要はない」という思いで、クリエイションに反映している。近年は「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」でショー形式の発表を続けており、卸先は国内外合わせて約50アカウントに成長。海外進出にも意欲的だ。

■スモールトレーズ(SMALL TRADES)
場所:東京都港区南青山4-26-2 morph南青山3F
営業時間:13:00〜19:00(月、火、水曜日定休)

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「アレキサンダー・マックイーン」2022年秋冬コレクション

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」が2022年秋冬コレクションを発表した。

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髪と頭皮を美しい状態へ 弱酸性にこだわったヘアケアブランド誕生

 ヘアケア製品を扱うT・Jは、新ヘアケアブランド「トゥルージュバンス」(TRUE JOUVENCE)を立ち上げ、「ティージェー pH5.5シャンプー」と「同 トリートメント」(各500mL、各税込5000円)を4月1日に発売する。

 「トゥルージュバンス」はT・J創業者の石橋奈弓氏が30代の頃から多くの髪のトラブルを抱え、敏感肌でくせ毛に悩んだ経験から、本当に自分が良いと思える製品にこだわって作り上げた。

 シャンプーとトリートメントは、髪と頭皮を健康な状態に保てるpH5.5の弱酸性に仕上げた。毛髪の理想的なpH値は4.5〜5.5にあるといわれ、中でもpH5.5の弱酸性ヘアケアをすることは生まれた時本来の健康で美しい髪の状態を取り戻し継続すると考えられている。T・JではこのpH5.5の状態を美しいヘアに導く「健康美髪値」と命名した。

 シャンプーはキューティクルが引き締まり、自然なハリコシを与えて根元からふんわりボリューム感のある髪へと導く。トリートメントはシャンプー後の引き締まった髪にほどよい潤いを与え、さらさらとした髪へと仕上げる。いずれも余計な成分は含まず、シリコンフリーが特徴だ。

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ポーラから東洋思想に基づいた健康食品“健美三泉 ディープ フォーカス リキッド”

 ポーラは、東洋思想に基づいた健康食品“健美三泉 ディープ フォーカス リキッド”を7月1日に発売する。価格は税込4860円。

 “健美三泉”に配合するオシャグジタケは砂漠に生息し、生命力の強い植物として知られる。エキスの抽出方法はポーラ独自のものだ。今回新たにキョウチクトウ科の植物で、中国では古くからお茶として親しまれてきたラフマ葉の抽出物を配合する。

 担当者は、「さらに高麗人参エキスなどを1本にバランスよく配合した」と話す。ノンカフェインのため時間帯を問わず飲用でき、漢方特有の苦味も少ないという。

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ファンが多い洋食店が手間暇かけず新メニューにトライアルしたポイントとは

季節の変わり目にはメニューに新しい試みをしてみたい。それは常連客をはじめ新しいお客を想定する上でも同じこと。一方、従業員にとっては、何もかも新しいことを行うのではなく既存の食材をベースとして、あまり手間暇をかけないことも条件としたい。そのようなトライアルを洋食店で行った二つの事例を紹介しよう。
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「ランバン」2022年春夏コレクションはバットマンとコラボ 「ジュディス リーバー」とのバッグも

 ブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)が手掛ける「ランバン(LANVIN)」2022年春夏シーズンは、メゾンのアイデンティティーやイデオロギーに敬意を表し、今日的にリミックスした2020年代に共鳴するコレクション。軽やかさと自由という「ランバン」のエスプリを、チュールやシフォン、スパンコールの輝きなどで表現した。

 また、コレクションテーマに掲げた「COMIC STRIP」を象徴するのが、バットマン&キャットウーマンとのコラボレーション。バットモービルをモチーフにしたプリントやバットマンとロビンがペイントされたジャケットなど、ウィメンズ・メンズのウエア、アクセサリー、人気の“Curb”スニーカーにいたるまで、バットマン&キャットウーマンの世界がエレガントに表現されている。

 「ランバン」のアイデンティティーを追求したバッグコレクションでは、チェーンストラップとキルティングがアイコニックな‘“Happy”バッグが待望の復活。笑顔のような曲線のデザインが特徴の新作“Smile”も登場し、ポジティブなムードにあふれている。クリスタルをふんだんに使ったイブニングバッグで知られる「ジュディス リーバー(JUDITH LEIBER)」とのコラボレーションでは、おもちゃのように輝くコレクションが誕生した。

問い合わせ先
コロネット
03-5216-6518

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「アークテリクス」直営店を拡大 年4〜5店ペースで

 アメアスポーツ ジャパンは、カナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス(ARC'TERYX)」で現在10店舗ある直営店の出店を加速する。年4〜5店舗のペースで有力な商業施設や路面立地に出す。リアル店舗をブランドメッセージの発信基地と位置づけ、顧客との接点を広げる。

 同社のショーン・ヒリアー(Sean Hillier)社長が明らかにした。「アークテリクス」は今月13日、首都圏最大となる二子玉川ライズS.C.店(東京・世田谷)を開店した。今年は同店を含めて4店舗の新規出店を行うとともに、旗艦店である原宿店を全面改装する。

 「アークテリクス」は直営店のほか、自社EC、アウトドア専門店やセレクトショップで販売されている。ウエア、バックパック、シューズなど取り扱い品は多岐にわたる。それらをトータルでそろえ、専門知識を持ったスタッフが接客する直営店を成長戦略の柱に位置付ける。

 ヒリアー社長は「アークテリクス」の直営店が発信するブランドメッセージは3つあると話す。「第一にアウトドアを楽しむための最高品質。第二に最高品質に基づき、適切にメンテナンスすれば長く愛用できるというサステナビリティの信念。第三はアウトドアを愛する人たちの交流の機能。日本のお客さまと一緒にアウトドアの文化を盛り上げていく」。

 出店拡大と同時にEC(ネット通販)の強化にも乗り出す。CRM(顧客管理システム)への投資を増やし、顧客がリアル店舗とECを自由に行き来しながら、買い物をしたり、コミュニケーションが取れる態勢を整える。

 ヒリアー社長は長いコロナ下の生活を経て、アウトドアへの関心は高まっていると分析する。「人々のライフスタイルは大きく変化した。コミュニティやフィットネスを大切に考える人々に寄り添ってきたい」と話す。

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東京・渋谷の2大クラブ「コンタクト」と「ビジョン」が閉店 周辺地域の再開発で

 グローバル・ハーツが運営する、東京・道玄坂のクラブ「サウンド ミュージアム ビジョン(SOUND MUSEUM VISION以下、ビジョン)」と「コンタクト(Contact)」が9月に閉店する。閉店理由は共に渋谷区道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の施工に伴う入居ビルの取り壊しで、「ビジョン」は9月3日が、「コンタクト」は同月17日が最終営業日となる。

 グローバル・ハーツによると、数年前から入居ビルの取り壊しは決定していたが、昨年になって具体的な話がまとまったという。各店舗の移転先などについては明らかになっておらず、オフィシャルサイトなどを通じて今後の情報を発表予定だ。

 「ビジョン」は、2011年10月28日にオープン。都内最大級の規模を誇るライヴ&サウンドスペースとして最大1500人を収容し、4つのフロアに6つのバーカウンターとギャラリーが併設。特にメインフロアは世界屈指のサウンドシステムを誇り、過去にはトラヴィス・スコット(Travis Scott)やエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)らがライブを披露した。また、ファッション系のイベント会場として使用されることも多く、「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」と「ファセッタズム(FACETASM)」のコラボ“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”のローンチパーティーや、「コウザブロウ(KOZABURO)」と「ランドロード ニューヨーク(LANDLORD NEW YORK)」の合同ショーなどが行われた。

 「コンタクト」は、「ビジョン」の系列店として16年4月1日にオープン。ライブイベントにも対応可能なメインフロアをはじめとする4フロアで構成し、ダンスミュージックを中心とした世界トップのDJたちや、東京の新進気鋭のアーティストが数多く出演した。また、「ビジョン」と同じくファッション系イベントも数多く開催され、「サカイ(SACAI)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の合同ショーのアフターパーティーや、クリエイティブ・ディレクターの野村訓市が主催する「マイルド・バンチ(Mild Bunch)」、「ダイリク(DAIRIKU)」の岡本大陸デザイナーと「シュガーヒル(SUGARHILL)」の林陸也デザイナーによる「HUE」などが会場として使用した。

 なお「コンタクト」は、4月22日と23日に閉店前最後となるアニバーサリーパーティーを3年ぶりに開催する。22日は、オープン時から「コンタクト」となじみのあるDJやライブアクトが集結し、23日はコロナ禍以降初の海外アーティストとしてDJ ハーヴィー(DJ Harvey)が出演する。

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「ザ・ノース・フェイス」×「エンダースキーマ」 最新の機能&素材を用いたシューズやバッグ6商品を発売

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」は、6商品からなる最新コラボコレクションを4月22日に発売する。3月29日に、両ブランドの特設サイトで抽選の応募を開始する。

 歩行時に発生するエネルギーを推進力に変える「ザ・ノース・フェイス」オリジナルの3層構造ソール“ベクティブ”を搭載したシューズが税込2万6400円、3層防水ナイロン素材のアッパーをコードで締め上げる寝袋のような構造のブーツが3万9600円、1990年代の「ザ・ノース・フェイス」のデイパック“ワサッチ”をコーデュラバリスティックナイロンで再構築したバッグが2万9700円など。なおデイパックには、両サイドのボトルポケット部分に着脱できるポーチを付属する。

 両ブランドの協業は2020年秋冬シーズンにスタート。今回が3回目となる。

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第22回「YKKファスニングアワード」のエントリー開始 グランプリには賞金100万円とJUKI製ミシン、YKKファスニング商品オーダー権利

 YKKは、学生を対象とした日本最大級のファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」のエントリーシートおよびデザイン画の公募を4月1日に開始する。4月15日には、エントリー希望者に向けたオンライン説明会も開催。応募締め切りは5月12日、YKKファスニングアワード事務局必着だ。

 22回目を迎える同アワードは、ファスナーやバックル、スナップ&ボタンといったYKK商品の新たな可能性を見いだすことを目的に創設。「人が身につけることができる作品」を基本テーマに、「活用度・機能性」「独創性」「デザイン性」「完成度」の基準で審査する。アパレルとファッショングッズの2部門で作品を募り、両部門へのエントリーや複数枚の応募も可能だ。

 審査員は、デザイナーの坂口英明や廣川玉枝、藤田恭一、アーティストの舘鼻則孝、モデルの冨永愛、「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」ブランドディレクターの村手謙介、大谷裕明YKK社長ら7人。

 今後のスケジュールは、6月2日に1次審査通過者を公式サイトで発表。通過者は2次の最終審査に向けて、実制作に取り掛かる。11月7日に、グランプリと優秀賞、特別賞の授賞式を行い、入選作品はファッションショー形式でお披露目される。グランプリには賞金100万円やトロフィー、JUKI製ミシン(協力:JUKI)、創作活動用のYKKファスニング商品オーダー権利5万円相当分などが贈呈される。

 同アワードは、ジャパンオリジナルの発信によるファッション業界への貢献、作品制作機会創出とファッション業界のプロフェッショナルとの接点提供によって学生を支援するべく設立。コンテストを通じて、YKKのブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出、ファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.”に込めたメッセージを伝え、学生とともに副資材の可能性を見いだすことを目指している。

 2021年度の応募総数は、過去最高の7879点。うちアパレルが6485点、ファッショングッズが1394点だった。

問い合わせ先
YKKファスニングアワード事務局
award.jpn@ykk.com

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「あーッ? こんなんありかよぉ」町スーパーの底力。店内で始めた居酒屋は角打ちのニュースタイルだった

町スーパーが店内で始めた居酒屋が、ちょっとした話題になっています。角打ちのニュースタイルとも言うべき営業形態です。今後、このように地元密着のスーパーが居酒屋をやり始めると、町の居酒屋もうかうかしていられません。ということで、東京・小岩の住宅街にある老舗の町スーパー、「新町ストアー」の店内居酒屋に行ってみました。
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新入社員にオススメの本:記者談話室vol.25

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第25回は「新入社員にオススメの本」です。4月にファッション企業に入るフレッシュマンのみなさんに、横山、林、五十君が独断と偏見に基づき、おすすめの業界関連本を紹介します。

【今回紹介した本】
「JJとその時代  女のコは雑誌に何を夢見たのか 」(鈴木涼美、光文社新書)/「裸でも生きる~25歳女性起業家の号泣戦記~」(山口絵理子、講談社+α文庫)/「ロンドン・コレクション1984-2007 才気を放つ83人の出発点」(若月美奈、繊研新聞社)/「テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?」(ケヴィン・ケリー、みすず書房)/「アパレル興亡」(黒木亮、岩波書店)/「FRUiTS Yearbook vol.01(1997)」( Shoichi Aoki、ストリート編集室)

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

「記者談話室」へのご意見ご感想をこちらまでお寄せください。

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ラグジュアリー系ディスカウントEC「アウトネット」がメンズ版サイトを本格スタート

 ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP以下、YNAP)のディスカウントEC「アウトネット(THE OUTNET)」は3月29日、メンズ版サイトをスタートする。「アウトネット」はこれまでウィメンズ商材を主としていたが、今後はサイト上でメンズ版と切り替えて利用できる。

 「アウトネット」は2009年に開設。「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「マルニ(MARNI)」など、350を超えるラグジュアリーブランドの過去シーズンの商品を最大70%オフで提供している。YNAPはメンズ版サイトについて、「新客獲得のための施策」と話す。

 YNAPは2021年11月に、メンズ版サイトをソフトローンチした。エマ・モーティマー(Emma Mortimer)「アウトネット」マネージング・ディレクターは、「その際に、われわれのメッセージを周知でき、またメンズカテゴリーに対する需要の高さを実感できたことが今回のアクションにつながった」と述べる。

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ラグジュアリー系ディスカウントEC「アウトネット」がメンズ版サイトを本格スタート

 ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP以下、YNAP)のディスカウントEC「アウトネット(THE OUTNET)」は3月29日、メンズ版サイトをスタートする。「アウトネット」はこれまでウィメンズ商材を主としていたが、今後はサイト上でメンズ版と切り替えて利用できる。

 「アウトネット」は2009年に開設。「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「マルニ(MARNI)」など、350を超えるラグジュアリーブランドの過去シーズンの商品を最大70%オフで提供している。YNAPはメンズ版サイトについて、「新客獲得のための施策」と話す。

 YNAPは2021年11月に、メンズ版サイトをソフトローンチした。エマ・モーティマー(Emma Mortimer)「アウトネット」マネージング・ディレクターは、「その際に、われわれのメッセージを周知でき、またメンズカテゴリーに対する需要の高さを実感できたことが今回のアクションにつながった」と述べる。

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ゴールドウインが“循環”を前提とした新プロジェクト 人工タンパク質を使ったシャルジャケットなど

 ゴールドウインは、サステナビリティが軸の新プロジェクト「ゴールドウイン ゼロ(GOLDWIN 0)」を立ち上げる。24日に開いた事業説明会には、渡辺貴生ゴールドウイン社長をはじめ、関山和秀スパイバー取締役兼代表執行役と田代友樹イグニション・ポイントベンチャーパートナーズ代表が登壇した。

 同プロジェクトでは、“循環”をキーワードに、持続可能なアイテムやビジネスモデルを開発する。アイテムは、スポーツ領域で培った機能性と、サステナブルな素材を融合したウエアをそろえる。全てのアイテムを国内で生産することで、輸出などによるCO2排出量を削減するほか、布帛アイテムのリペアサービスも提供する。

 素材の軸となるのは、スパイバーが開発した人工タンパク質“ブリュードプロテイン”だ。“ブリュードプロテイン”は、糖類をエネルギーとする微生物の発酵(ブリューイング)過程で製造されるタンパク質で、ポリマー(粉末)をベースに、繊維や樹脂、レザー風の素材など、さまざまな素材に加工できる。ファーストコレクションには、同タンパク質を使ったデニム、シェルジャケット、フリースを用意した。シェルジャケットは、水を多く使う染色工程を省いたホワイトカラーで、防水透湿性のフィルターをラミネートしており、「既存のシェルジャケットとも遜色ない機能性」(渡辺社長)を備える。予定価格は15万円前後と高額だが、今後は原料の量産体制を整え、「もっと買いやすい価格帯にしたい」という。ほかにも、リサイクルナイロンやリサイクルポリエステル、海洋リサイクルコットンなど、機能や用途によって環境への負担が少ない素材を選択する。

 また、コーポレートベンチャーキャピタル「ゴールドウインプレイアースファンド(GOLDWIN PLAY EARTH FUND)」も4月に設立する。サステナビリティの分野で活動するベンチャー企業を対象とするCVCで、関連会社のゴールドウインベンチャーパートナーズと、イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズが共同で運用する。30億円規模で10年の運用期間を見込む。「社会課題を解決して豊かな暮らしを実現するためには、心に余裕を持つことが重要だ」(渡辺社長)という考えのもと、“あそびをデザインする”をテーマに投資を行う。具体的には、「アパレル・スポーツメーカーとして革新し続けるためのテクノロジーやサービス」「子どもや地域社会、コミュニティーを創造するテクノロジーやサービス」「人と自然が共生する地球環境を実現するためのテクノロジーやサービス」を提供する企業だ。「若い人の情熱やアイデアは素晴らしい価値を持つ。われわれは知識でそれをサポートし、シナジーを生む事業にしたい」。

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ゴールドウインが“循環”を前提とした新プロジェクト 人工タンパク質を使ったシャルジャケットなど

 ゴールドウインは、サステナビリティが軸の新プロジェクト「ゴールドウイン ゼロ(GOLDWIN 0)」を立ち上げる。24日に開いた事業説明会には、渡辺貴生ゴールドウイン社長をはじめ、関山和秀スパイバー取締役兼代表執行役と田代友樹イグニション・ポイントベンチャーパートナーズ代表が登壇した。

 同プロジェクトでは、“循環”をキーワードに、持続可能なアイテムやビジネスモデルを開発する。アイテムは、スポーツ領域で培った機能性と、サステナブルな素材を融合したウエアをそろえる。全てのアイテムを国内で生産することで、輸出などによるCO2排出量を削減するほか、布帛アイテムのリペアサービスも提供する。

 素材の軸となるのは、スパイバーが開発した人工タンパク質“ブリュードプロテイン”だ。“ブリュードプロテイン”は、糖類をエネルギーとする微生物の発酵(ブリューイング)過程で製造されるタンパク質で、ポリマー(粉末)をベースに、繊維や樹脂、レザー風の素材など、さまざまな素材に加工できる。ファーストコレクションには、同タンパク質を使ったデニム、シェルジャケット、フリースを用意した。シェルジャケットは、水を多く使う染色工程を省いたホワイトカラーで、防水透湿性のフィルターをラミネートしており、「既存のシェルジャケットとも遜色ない機能性」(渡辺社長)を備える。予定価格は15万円前後と高額だが、今後は原料の量産体制を整え、「もっと買いやすい価格帯にしたい」という。ほかにも、リサイクルナイロンやリサイクルポリエステル、海洋リサイクルコットンなど、機能や用途によって環境への負担が少ない素材を選択する。

 また、コーポレートベンチャーキャピタル「ゴールドウインプレイアースファンド(GOLDWIN PLAY EARTH FUND)」も4月に設立する。サステナビリティの分野で活動するベンチャー企業を対象とするCVCで、関連会社のゴールドウインベンチャーパートナーズと、イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズが共同で運用する。30億円規模で10年の運用期間を見込む。「社会課題を解決して豊かな暮らしを実現するためには、心に余裕を持つことが重要だ」(渡辺社長)という考えのもと、“あそびをデザインする”をテーマに投資を行う。具体的には、「アパレル・スポーツメーカーとして革新し続けるためのテクノロジーやサービス」「子どもや地域社会、コミュニティーを創造するテクノロジーやサービス」「人と自然が共生する地球環境を実現するためのテクノロジーやサービス」を提供する企業だ。「若い人の情熱やアイデアは素晴らしい価値を持つ。われわれは知識でそれをサポートし、シナジーを生む事業にしたい」。

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「オメガ」×「スウォッチ」のコラボ時計が警察の指導を受けて発売延期

 スウォッチ グループ ジャパンは、「オメガ(OMEGA)」と「スウォッチ(SWATCH)」のコラボ時計の発売を延期した。3月26日に、「スウォッチ」原宿店、渋谷店、大阪店で販売予定だったが、購入希望者が長蛇の列をなし、「警察からの指導の下、安全確保のため」中止した。

 時計ブランド同士の初コラボなことや、代表モデル“スピードマスター”の中心価格帯が80万円ほど(※編集部調べ)の「オメガ」が税込各3万3550円で買えるとあって、特に注目を集めた。

 なおスウォッチ グループ ジャパンは、あらためての発売日および発売方法について、「確定次第告知する」という。合わせて、「今回の商品は限定モデルではなく、入荷次第順次販売する」とした。

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アダストリア子会社からD2Cジュエリー「ヘレディタス」が登場 エシカル&ジェンダーレスな美を表現

 アダストリアの子会社であるエレメントルールが運営するジュエリーブランド「パティエラ(PAS TIERRA)」から3月、D2Cジュエリーライン「ヘレディタス(HERE DITAS)」が登場した。「ヘレディタス」とは、ラテン語で、“ここにある富を継承(ヒア=ここ、ディタス=富)”を意味する。ブランド名には、さまざまなフィルターを外して後世に残る真の美しさを提供したいという思いが込められている。

 職人が一つ一つ手彫りで仕上げる“リバイバル リング”やタロットカードに着想を得たコインネックレス“ガイディング タロット”などを手に届きやすい価格で提案。樋口継依エレメントルール パティエラ事業部ディレクターは、「“リバイバル リング”はその名の通り、30~40年前に倉庫に眠っていた原型を元に再現したもので、アート作品のようだ」とコメント。同ブランドでは、毎月新作の発売を予定している。

 4月には、カラフルな合成石を使用した“ベリード シークエンス”や廃棄されるはずのアコヤ真珠を使用した“ブレッシング オブ ザ シー / アート オブ アコヤ(以下、アコヤ)”、5月には魚や竜の落とし子などをモチーフにした”ブレッシング フロム ザ シー“が登場。 “ベリード シークエンス”に使用されている合成石は天然石とほぼ同じ組成でポップな色合いを表現。“アコヤ”シリーズは受注生産で、傷や歪みのあるアコヤ真珠の個性を生かしたジュエリーを提案する。“ブレッシング フロム ザ シー”には、海の恩恵が続くようにという思いが込められており、利益の一部を海の環境保全団体に寄付する。6月には、一部再生地金を使用した“イン ア ロウ”を発売。ジェンダーレスなネックレスやブレスレット、リング、イヤーカフなどを手に取りやすい価格帯でそろえる。原摂子エレメントルール パティエラ営業部デザイナーは、「ターコイズやサンゴなどを使用したものや、海辺で拾ったシーグラスの本来の色を生かしたジュエリーもある。性別や年齢関係なしに、美しいと共感してもらえる人と思いを共有しながらブランドを成長させたい」と述べた。

 素材は真ちゅうやシルバーにコーティングしたものや10金など。オーダーでは18金の使用も可能だ。価格は、約8000~8万円と幅広く、中心価格帯は2万〜4万円程度と手に取りやすいのが魅力だ。

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アダストリア子会社からD2Cジュエリー「ヘレディタス」が登場 エシカル&ジェンダーレスな美を表現

 アダストリアの子会社であるエレメントルールが運営するジュエリーブランド「パティエラ(PAS TIERRA)」から3月、D2Cジュエリーライン「ヘレディタス(HERE DITAS)」が登場した。「ヘレディタス」とは、ラテン語で、“ここにある富を継承(ヒア=ここ、ディタス=富)”を意味する。ブランド名には、さまざまなフィルターを外して後世に残る真の美しさを提供したいという思いが込められている。

 職人が一つ一つ手彫りで仕上げる“リバイバル リング”やタロットカードに着想を得たコインネックレス“ガイディング タロット”などを手に届きやすい価格で提案。樋口継依エレメントルール パティエラ事業部ディレクターは、「“リバイバル リング”はその名の通り、30~40年前に倉庫に眠っていた原型を元に再現したもので、アート作品のようだ」とコメント。同ブランドでは、毎月新作の発売を予定している。

 4月には、カラフルな合成石を使用した“ベリード シークエンス”や廃棄されるはずのアコヤ真珠を使用した“ブレッシング オブ ザ シー / アート オブ アコヤ(以下、アコヤ)”、5月には魚や竜の落とし子などをモチーフにした”ブレッシング フロム ザ シー“が登場。 “ベリード シークエンス”に使用されている合成石は天然石とほぼ同じ組成でポップな色合いを表現。“アコヤ”シリーズは受注生産で、傷や歪みのあるアコヤ真珠の個性を生かしたジュエリーを提案する。“ブレッシング フロム ザ シー”には、海の恩恵が続くようにという思いが込められており、利益の一部を海の環境保全団体に寄付する。6月には、一部再生地金を使用した“イン ア ロウ”を発売。ジェンダーレスなネックレスやブレスレット、リング、イヤーカフなどを手に取りやすい価格帯でそろえる。原摂子エレメントルール パティエラ営業部デザイナーは、「ターコイズやサンゴなどを使用したものや、海辺で拾ったシーグラスの本来の色を生かしたジュエリーもある。性別や年齢関係なしに、美しいと共感してもらえる人と思いを共有しながらブランドを成長させたい」と述べた。

 素材は真ちゅうやシルバーにコーティングしたものや10金など。オーダーでは18金の使用も可能だ。価格は、約8000~8万円と幅広く、中心価格帯は2万〜4万円程度と手に取りやすいのが魅力だ。

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SATCの「多様性」の押し売りに賛否両論 エンタメから読み解くトレンドナビ Vol.2

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第2回は、人気ドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY以下、SATC)」のリブート版「アンド・ジャスト・ライク・ザット(And Just Like That)」で描かれていた、主人公たちの価値観の“ズレ”について。

 アメリカよりやや遅れて開始した「アンド・ジャスト・ライク・ザット」が、日本でも第1シリーズの配信を終えた。今作は動画配信サービス「HBO Max」の浅い歴史の中で、オリジナルシリーズとしては最高のアクセス数をたたき出しており、正式に制作発表した第2シーズンでもアクセス数が伸びるのは間違いない。

 ただ、そうなったとしても、キム・キャトラル(Kim Cattrall)演じるサマンサの復帰はないと、クリエーターのマイケル・パトリック・キング(Michael Patrick King)と、主演兼プロデューサーのサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)は明言している。第1シーズンの最後で、キャリーとサマンサがこじれていた仲を修復したが、リアルライフでこの二人が険悪である事実が世界中に知られてしまった以上、カメラの前で親友のふりをするのはいくらなんでも白々しすぎるだろう。それに、キングとパーカーは、作られるはずだった映画3作目が、キャトラルがゴネたせいで撮影開始直前になって中止になったことへの恨みを忘れられないようだ。

キャストの死と性的暴行疑惑

 4人の主要キャラクターの中で一番楽しいキャラクターだったサマンサがいないというハンデを最初から背負っていた同作は、その後にも思いがけないネガティブな出来事に直面することになった。ひとつはスタンフォード役のウィリー・ガーソン(Willie Garson)が撮影中に突然亡くなったこと。製作側は、スタンフォードを急きょ話から外さないといけなくなり、かなりの無理が生じることになってしまった。だがもっと大変だったのは、配信が始まってすぐ、ミスター・ビッグ役のクリス・ノース(Chris Noth)の過去の性暴力が「ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)」によって暴露されたことだ。

 「ハリウッド・リポーター」は、同作の配信開始のタイミングを待ってこの衝撃のニュースを報道したのだろうが、実際、インパクトは大きかった。この事実は、ファンの気持ちに明らかに影響を与えたのである。第1話の最後でミスター・ビッグが死にかけているのをキャリーがただ見ていたことについて「どうして救急車を呼ばないの」と怒っていたファンも、「今となってはあれでよかった」とビッグへの同情をすっかりなくした。「女性たちを支える」という短い声明を発表したパーカーら主要キャスト3人に対しても、「それでは不十分」「本当に前から知らなかったのか」などといった声が聞かれている。

 だが、それらは作品の外で起きたことを抜きにしても、同作にはいろいろ不満な点があった。「正しいこと」をやろうと必死なのが見え見えで、いろいろ不自然になってしまったのだ。

露骨すぎる「多様性」の押し売り

 1998年に放映開始したオリジナル版「SATC」は、時代が変わり、映画やテレビにおいても多様化が重視されていく中で、「人種のるつぼのニューヨークなのに出てくるのは白人ばかり」と批判されるようになった。それを知っているだけに、新たに続編を作る上で有色人種の重要なキャラクターを入れることは、製作陣にとって必須事項だった。それで同作は、キャリー、ミランダ、シャーロット全員に、それぞれ有色人種の新たな友だちを作っている。55歳になるまで白人の友だちしかいなかった3人だが、この歳にして急に目覚めたというわけだ。まあ、それはいい。問題は、ミランダとシャーロットが、黒人に対してどうしゃべればいいのか分からず、ピリピリしたり、前もって何を言うべきなのか夫に指示したり、間違ったことを言ったりするところだ。アメリカの、特にリベラルなニューヨークやカリフォルニアに住んでいる人たちは、そういうことを、長年の間に次第に学んできている。なのに、ミランダとシャーロットは、そこをすっ飛ばして、映画2作目からタイムトリップしてきたようなのである。

 ほかにも、ミランダが急に同性に熱烈な恋をして、ファンが愛する夫スティーブをあっさり捨てたり、シャーロットの娘がトランスジェンダーだと分かってそういう子供にどう接するのかを教育されたりするシーンがある。さらに、ミランダのアルコール依存症。これは、ファンがかなり抵抗を持った部分だ。ミランダがこうなるなんて想像できないと、多くのファンはソーシャルメディアでつぶやいている。

 そしてミランダが自分で依存症を認めた後、3人は、集まるときにノンアルコールのドリンクしか飲まなくなる。これもまた、「正しいこと」だ。「007」のマティーニや「SATC」のコスモポリタンなど、映画やテレビがお酒をセクシーなものとして扱うことへの批判は少し前から聞かれてきた。

 だが「SATC」の魅力は、そういうファンタジーの要素もあったのだ。仕事をしているのにいつも集まる時間があり、食べたいものを食べて飲みたいだけ飲んでも太らず、毎回違う服を着るお金がある。それは見ている女性たちにも「ならば私もちょっとくらいいいよね」というポジティブな気持ちを与えてくれた。今もこの3人はおしゃれな服装をしているが、それ以外はすっかり窮屈になってしまった。

 もちろん、55歳は30代ではない。この年齢には深刻な問題がいろいろ出てくる。それはリアルであり、同作でも触れなくてはいけない。その上に、製作陣には多様化へのプレッシャーがある。オリジナルの精神と魅力を失わずして、両者のバランスを取っていくのは難しいだろう。この第1シーズンは試行錯誤の結果、こうなったと思われる。それは必ずしも成功とはならなかったものの、この教訓を活かし、彼らが第2シーズンにどう挑むのかが注目される。

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SATCの「多様性」の押し売りに賛否両論 エンタメから読み解くトレンドナビ Vol.2

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第2回は、人気ドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY以下、SATC)」のリブート版「アンド・ジャスト・ライク・ザット(And Just Like That)」で描かれていた、主人公たちの価値観の“ズレ”について。

 アメリカよりやや遅れて開始した「アンド・ジャスト・ライク・ザット」が、日本でも第1シリーズの配信を終えた。今作は動画配信サービス「HBO Max」の浅い歴史の中で、オリジナルシリーズとしては最高のアクセス数をたたき出しており、正式に制作発表した第2シーズンでもアクセス数が伸びるのは間違いない。

 ただ、そうなったとしても、キム・キャトラル(Kim Cattrall)演じるサマンサの復帰はないと、クリエーターのマイケル・パトリック・キング(Michael Patrick King)と、主演兼プロデューサーのサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)は明言している。第1シーズンの最後で、キャリーとサマンサがこじれていた仲を修復したが、リアルライフでこの二人が険悪である事実が世界中に知られてしまった以上、カメラの前で親友のふりをするのはいくらなんでも白々しすぎるだろう。それに、キングとパーカーは、作られるはずだった映画3作目が、キャトラルがゴネたせいで撮影開始直前になって中止になったことへの恨みを忘れられないようだ。

キャストの死と性的暴行疑惑

 4人の主要キャラクターの中で一番楽しいキャラクターだったサマンサがいないというハンデを最初から背負っていた同作は、その後にも思いがけないネガティブな出来事に直面することになった。ひとつはスタンフォード役のウィリー・ガーソン(Willie Garson)が撮影中に突然亡くなったこと。製作側は、スタンフォードを急きょ話から外さないといけなくなり、かなりの無理が生じることになってしまった。だがもっと大変だったのは、配信が始まってすぐ、ミスター・ビッグ役のクリス・ノース(Chris Noth)の過去の性暴力が「ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)」によって暴露されたことだ。

 「ハリウッド・リポーター」は、同作の配信開始のタイミングを待ってこの衝撃のニュースを報道したのだろうが、実際、インパクトは大きかった。この事実は、ファンの気持ちに明らかに影響を与えたのである。第1話の最後でミスター・ビッグが死にかけているのをキャリーがただ見ていたことについて「どうして救急車を呼ばないの」と怒っていたファンも、「今となってはあれでよかった」とビッグへの同情をすっかりなくした。「女性たちを支える」という短い声明を発表したパーカーら主要キャスト3人に対しても、「それでは不十分」「本当に前から知らなかったのか」などといった声が聞かれている。

 だが、それらは作品の外で起きたことを抜きにしても、同作にはいろいろ不満な点があった。「正しいこと」をやろうと必死なのが見え見えで、いろいろ不自然になってしまったのだ。

露骨すぎる「多様性」の押し売り

 1998年に放映開始したオリジナル版「SATC」は、時代が変わり、映画やテレビにおいても多様化が重視されていく中で、「人種のるつぼのニューヨークなのに出てくるのは白人ばかり」と批判されるようになった。それを知っているだけに、新たに続編を作る上で有色人種の重要なキャラクターを入れることは、製作陣にとって必須事項だった。それで同作は、キャリー、ミランダ、シャーロット全員に、それぞれ有色人種の新たな友だちを作っている。55歳になるまで白人の友だちしかいなかった3人だが、この歳にして急に目覚めたというわけだ。まあ、それはいい。問題は、ミランダとシャーロットが、黒人に対してどうしゃべればいいのか分からず、ピリピリしたり、前もって何を言うべきなのか夫に指示したり、間違ったことを言ったりするところだ。アメリカの、特にリベラルなニューヨークやカリフォルニアに住んでいる人たちは、そういうことを、長年の間に次第に学んできている。なのに、ミランダとシャーロットは、そこをすっ飛ばして、映画2作目からタイムトリップしてきたようなのである。

 ほかにも、ミランダが急に同性に熱烈な恋をして、ファンが愛する夫スティーブをあっさり捨てたり、シャーロットの娘がトランスジェンダーだと分かってそういう子供にどう接するのかを教育されたりするシーンがある。さらに、ミランダのアルコール依存症。これは、ファンがかなり抵抗を持った部分だ。ミランダがこうなるなんて想像できないと、多くのファンはソーシャルメディアでつぶやいている。

 そしてミランダが自分で依存症を認めた後、3人は、集まるときにノンアルコールのドリンクしか飲まなくなる。これもまた、「正しいこと」だ。「007」のマティーニや「SATC」のコスモポリタンなど、映画やテレビがお酒をセクシーなものとして扱うことへの批判は少し前から聞かれてきた。

 だが「SATC」の魅力は、そういうファンタジーの要素もあったのだ。仕事をしているのにいつも集まる時間があり、食べたいものを食べて飲みたいだけ飲んでも太らず、毎回違う服を着るお金がある。それは見ている女性たちにも「ならば私もちょっとくらいいいよね」というポジティブな気持ちを与えてくれた。今もこの3人はおしゃれな服装をしているが、それ以外はすっかり窮屈になってしまった。

 もちろん、55歳は30代ではない。この年齢には深刻な問題がいろいろ出てくる。それはリアルであり、同作でも触れなくてはいけない。その上に、製作陣には多様化へのプレッシャーがある。オリジナルの精神と魅力を失わずして、両者のバランスを取っていくのは難しいだろう。この第1シーズンは試行錯誤の結果、こうなったと思われる。それは必ずしも成功とはならなかったものの、この教訓を活かし、彼らが第2シーズンにどう挑むのかが注目される。

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現代の「ドレスコード」とは? ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.18

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第18弾は、【ドレスコード】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

若手2人が考える【ドレスコード】

 ドレスコードは日本語では「服装規程」と呼ばれ、TPOにふさわしい装いのガイドラインやルールを指す。公衆では服を着用することなど法律やモラルで定められるもの、宗教で勧められた服装、行事を含めた文化的な理由で着るもの、職場や学校といった機関が設定する制服、年齢や性別などコミュニティー内で暗黙の了解で決められるものまで、さまざまなレベルで存在する。

 行事で定められるドレスコードには、例えば結婚式でドレスを着る場合、花嫁のドレスと同じ色は避けて主役より目立つことを控え、露出を抑えたアイテムを選ぶことなどが挙げられる。成人式や卒業式でも、振袖やスーツが晴れの日にふさわしい装いとされている。近年では、ジェンダーによって男性はスーツ、女性は華やかなものを着用するべきだという固定観念に挑戦する装いも見られるようになっている。

 職場では、スーツがビジネスの場におけるドレスコードとなっており、男性はネクタイやジャケットでカジュアルさを調整する。明治維新をきっかけに、洋風の生活様式が取り入れられた際に男性社会に“近代的”装いとして普及したスーツだが、日本の高温多湿な気候や地球温暖化による温度上昇によって限界を感じるようになり、「男性はスーツ」という価値観も見直されつつある。石川優実が提唱した「#KuToo」は、女性に対する職場の服装規程で、ヒールのあるパンプスを履くことの強制や、高さまで指定する風習に意義を唱えた。

 イスラム教徒の女性は頭部を覆うスカーフであるヒジャブを巻くなど、宗教的観点からもドレスコードは存在する。またイスラム圏では、宗教的施設を観光したり、海水浴場に行ったりする場合は、所属する宗教に関わらず女性は露出を控えるルールを設ける空間もある。ただ近年は、“イスラム・フォビア”にも見られるように、イスラム教に対するヘイトが集まっており、ヒジャブを“抑圧の象徴”とみなす宗教的偏見がある。2016年にはフランスで、イスラム教徒の女性が着用する肌を覆う水着“ブルキニ(burkini)”の着用を禁止する事態にも発展した。

 スポーツの場でも、ユニホームを通したドレスコードは存在する。特に女性選手のユニホームは、競泳やビーチバレー、陸上競技や体操競技など、幅広いジャンルでレオタードや上下のセパレート型のものなど、露出の多いウエアが採用されている。21年7月には、ノルウェーの女子ビーチハンドボール選手らが規定のビキニ着用を拒否し、太ももに当たる短いパンツで試合に挑んだところ、欧州ハンドボール連盟により罰金が科された。居心地の悪さや性的に見られることに抗議する選手がいても、誰もがプレー中の何を着用するか自由に選べない現状がある。

 一方、クラブなどのカルチャーシーンにおけるドレスコードには、テーマを設けたり入場者の装いをある程度そろえたりして、世界観を創ることもある。ドレスコードというとカジュアルなものや個性を排除して、社会のために“固い”服装をすることが根底にあると感じられるが、オールホワイトや1970年代風のファッションをテーマにしたものなど、遊び心のあるドレスコードもある。ドイツ・ベルリンのクラブ「ベルグハイン(BERGHEIN)」はドレスコードの基準を明記していないものの、厳しい入場規制があることで知られている。判断基準が不明瞭であることから、ドレスコード以外にも、その人の体形やジェンダー、人種などのバイアスによって入場規制がかかっているのではないかと指摘する声も存在する。

 ドレスコードを理解する上で大事なのは、「誰のためにあるものなのか」「何を守ろうとしているのか」を考えることなのではないだろうか。漠然と“社会のTPO”を考えてしまうと、何を尊重するためのルールであるのかから離れてしまう。大手企業の中にはスーツ規程や髪色の規定を見直すところも増えており、服装の選択肢が広がっている風潮がある。ドレスコードの意味を理解してその場や人に敬意を払いつつ、ただ個人を“縛る”だけではないあり方が見つけられるはずだ。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

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「ディオール」がメンズビーチウエアの新作を発表 海洋プラスチックごみのリサイクル素材を使用

 「ディオール(DIOR)」は、海洋環境保護団体「パーレイ フォー ジ オーシャンズ(PARLEY FOR THE OCEANS以下、パーレイ)」と協業し、メンズビーチウエアのカプセルコレクションを発売する。

 パーレイは、海洋プラスチックごみや海岸に漂着した漁業用の網などを再利用した高性能材料や、再生ポリエステルを開発。「ディオール」はそれらの素材からジャカード、メッシュニット、カンバス地などのファブリックを作り、シャツジャケット、カーゴショーツ、パンツ、ポロシャツ、ボトルホルダーなどのアイテムに使用した。また、ソールがバイオプラスチック製の“B23”スニーカーも展開する。いずれもメンズを取り扱っている「ディオール」の店舗で、4月14日から販売する。

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール」メンズ・アーティスティック・ディレクターは、幼少期をアフリカで過ごしたこともあり、環境や希少動物の保護に関心が高いことでも知られている。「『ディオール』はサステナビリティに熱心に取り組んでおり、私個人としても自然や地球環境の保護に情熱を感じている」と語った。同ブランドを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)も、2030年には全ての新製品をエコデザイン(最小限の環境フットプリントで生産)とすることを掲げている。同氏は、「(今回使用した)ファブリックの開発にはかなりの期間を要したが、おかげでLVMHの品質管理基準を満たし、顧客が期待するレベルを超えることができた」と説明した。

 パーレイの創設者兼最高経営責任者であるシリル・グッチ(Cyrill Gutsch)は、「『ディオール』との初コレクションとなった今回の協業を通じて、(アパレルの)生産方法に大変革を起こす必要があることをファッション業界に呼びかけたい」とコメントした。パーレイは17年に「アディダス(ADIDAS)」と提携し、19年に同ブランドとコレクションを発売しているほか、21年には海洋プラスチック汚染に対するグローバルキャンペーン“ラン フォー ジ オーシャンズ(RUN FOR THE OCEANS)”を共同開催している。

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ウィゴーの若者向け音楽教育プログラム第2弾 ゲスト講師はWONKのボーカリストら

 ウィゴー(WEGO)は、音楽に関心のある中高生に向けた教育プログラムとして2020年に立ち上げた「ビヨンド ザ ミュージック(BEYOND THE MUSIC)」の第2弾を開講する。渋谷パルコ9階の教育スペース「ガク(GAKU)」で3月27日から全6回に分けて講義を行う。

 同プロジェクトでは、WONKやmillennium paradeでキーボードを務め、KingGnuなどのプロデュースを手掛ける江﨑文武が指揮を執り、音楽を通じて歴史や文化などさまざまな領域で学びを深めること目指す。

 江﨑が全編の司会を務め、ゲスト講師にはWONKのボーカリストの長塚健斗やゲスの極み乙女。のベーシストの休日課長、脳科学者で演奏家の古屋晋一ら音楽家やクリエイターが登壇予定。参加者は、各回ごとに「ガク」公式サイトで事前募集する。料金は各3000円。一部の講義はオンライン配信するほか、ポッドキャストでも配信する。

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モデルのマギーが「リン」とコラボして新ゴルフウエアラインを始動 4月末に発売

 “サステナブルファッション”を標ぼうする「リン(WRINN)」は、モデルのマギーとゴルフウエアライン“マギー×リンゴルフ”をスタートし、4月末に発売する。

 マギーは、「女性プレーヤーも増え、彼女たちがプレー時にスタイリッシュに楽しめるウエアを、環境について考えるブランド『リン』と作りたかった。かわいいはもちろん、少しでも地球のためになった方が、着ていていっそう心地良いはず」と話す。

 “マギー×リンゴルフ”は3月31日と4月1日に関係者向けに、4月2、3日に一般客向けに東京・青山の「アルーフ ホーム」で発表会を実施する。また4月1〜10日の期間、オンライン受注会も行う。4月1〜10日に受け付けたオーダーは送料無料で発送する。また税込2万5000円以上オーダーした客には、ロゴ入りゴルフボール(3個セット)をプレゼントする。

 「リン」は、元「アウラアイラ(AULA AILA)」デザイナーの川島幸美が2020年に立ち上げたブランド。マギーは16歳でモデルデビュー。近年はプロテインのプロデュースや、コスメブランドの立ち上げなど活動の場を広げている。21年にゴルフを本格的に始め、今年3月にはユーチューブに「マギーズゴルフ(MAGGY’S GOLF)」チャンネルを開設した。

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「スリーコインズ」からスキンケアライン登場 330〜550円の全15アイテム

 パルが展開する雑貨ブランド「スリーコインズ(3COINS)」は、コスメ・美容家電のオリジナルブランド「アンド・アス(AND US)」からスキンケアラインを3月22日に発売した。クレンジングや化粧水、オイル、コットンなど全15品をそろえ、一部アイテムにはSDGs対応の成分を配合する。

 新登場のスキンケアラインは、環境に配慮した処方。シリコンフリーや着色剤フリーのクレンジングジェルや化粧水のほか、一部のアイテムはマンダリンオレンジ果皮エキスやメマツヨイグサ種子エキス、アロエベラ葉エキスなどSDGs対応成分を含んでいる。容器はバイオPETや焼却時に発生する二酸化炭素を削減するグリーンナノを使用。

 「毎日を軽やかに楽しむオトナのためのスキンケアライン」として、パッケージは白や透明のシンプルで清潔感のあるデザイン。アイテムは、“フェイスウォッシュ”(550円)、“ジェルクレンジング”(550円)、“ディープクリアウォッシュパウダー”(550円)、“クレイフェイスパック”(550円)、“クリアリングウォーター”(550円)、“ブースターウォーター”(550円)、“リフレッシュトナー”(550円)、“モイスチャートナー”(550円)、“モイスチャーミルク”(550円)、“モイスチャージェル”(550円)、“マルチオイル”(550円)といったスキンケアのほか、“コットンパフ”(330円)、“めくれるコットン”(330円)、“コラーゲン染み出すコットン”(330円)、“ビタミンC染み出すコットン”(330円)もそろえる。※価格は全て税込

 スキンケアラインは「スリーコインズ」店舗とオンラインストアで購入可能(「スリーコインズstation」を含む一部店舗では取り扱いがない)。また、“クリアリングウォーター”“リフレッシュトナー”は店舗限定販売となる。

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「スリーコインズ」からスキンケアライン登場 330〜550円の全15アイテム

 パルが展開する雑貨ブランド「スリーコインズ(3COINS)」は、コスメ・美容家電のオリジナルブランド「アンド・アス(AND US)」からスキンケアラインを3月22日に発売した。クレンジングや化粧水、オイル、コットンなど全15品をそろえ、一部アイテムにはSDGs対応の成分を配合する。

 新登場のスキンケアラインは、環境に配慮した処方。シリコンフリーや着色剤フリーのクレンジングジェルや化粧水のほか、一部のアイテムはマンダリンオレンジ果皮エキスやメマツヨイグサ種子エキス、アロエベラ葉エキスなどSDGs対応成分を含んでいる。容器はバイオPETや焼却時に発生する二酸化炭素を削減するグリーンナノを使用。

 「毎日を軽やかに楽しむオトナのためのスキンケアライン」として、パッケージは白や透明のシンプルで清潔感のあるデザイン。アイテムは、“フェイスウォッシュ”(550円)、“ジェルクレンジング”(550円)、“ディープクリアウォッシュパウダー”(550円)、“クレイフェイスパック”(550円)、“クリアリングウォーター”(550円)、“ブースターウォーター”(550円)、“リフレッシュトナー”(550円)、“モイスチャートナー”(550円)、“モイスチャーミルク”(550円)、“モイスチャージェル”(550円)、“マルチオイル”(550円)といったスキンケアのほか、“コットンパフ”(330円)、“めくれるコットン”(330円)、“コラーゲン染み出すコットン”(330円)、“ビタミンC染み出すコットン”(330円)もそろえる。※価格は全て税込

 スキンケアラインは「スリーコインズ」店舗とオンラインストアで購入可能(「スリーコインズstation」を含む一部店舗では取り扱いがない)。また、“クリアリングウォーター”“リフレッシュトナー”は店舗限定販売となる。

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資生堂傘下「ドランク エレファント」がタッチポイント創出に注力 4月以降は出店拡大

 資生堂傘下の米国発スキンケアブランド「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」は、国内で同ブランドの哲学や魅力を広げるべく、新しいタッチポイントの拡大に注力する。

 これまでポップアップショップを積極的に行いながら、2月には日本公式ツイッターを開設し、3月には世界に先駆けて公式サイトをオープンした。尾城友理 資生堂ジャパンドランク エレファント コミュニティマネージャーは、「ツイッターではお客さまのニーズに応えられるように、Q&Aの形式で発信するなどコミュニティーの声に寄り添いながら、温かい場にしたい。公式サイトはD2Cブランドとして重要なプラットフォームとして位置づける。診断コンテンツやチャット機能を導入し、顧客の満足度を高めていきたい」と話す。現在、三越伊勢丹のコスメEC「ミーコ(MEECO)」と、イセタン ミラーのルミネ新宿店とららぽーとTOKYO-BAY店に出店し、イセタン ミラーの東京ミッドタウン日比谷店とモール湘南店では3月31日まで期間限定で取り扱っている。4月以降は出店を広げ、リアルとデジタルで客との接点を拡大していく。

 「ドランク エレファント」は、4児の母であり当時専業主婦だったティファニー・マスターソン(Tiffany Masterson)が13年に立ち上げたブランドだ。自身の肌トラブルの経験から、6種の成分(エッセンシャルオイル、アルコール、シリコーン、紫外線吸収剤、香料/染料、界面活性剤)を除く“成分引き算主義”を掲げ、肌に刺激になりにくいpHレベルを考慮しながら全ての原料が肌になじみやすいように設計。口コミで人気が広がり、SNSを通じたファンとのコミュニケーションを製品開発などに生かしている。19年にはブランド立ち上げから7年で売上高100億円を突破。同年、資生堂が買収し、21年10月に日本に上陸した。

 4月1日には、バーム状保湿クリーム“ワンダーワイルド Mバター”(52.8g、税込4400円)を発売する。同ブランドのキー成分であるマルラの実から抽出したマルラバターをはじめ、植物由来バターや植物由来オイルを配合。目元や唇を含む顔とボディーに使え、乾燥ダメージを受けた肌をケアする。

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資生堂傘下「ドランク エレファント」がタッチポイント創出に注力 4月以降は出店拡大

 資生堂傘下の米国発スキンケアブランド「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」は、国内で同ブランドの哲学や魅力を広げるべく、新しいタッチポイントの拡大に注力する。

 これまでポップアップショップを積極的に行いながら、2月には日本公式ツイッターを開設し、3月には世界に先駆けて公式サイトをオープンした。尾城友理 資生堂ジャパンドランク エレファント コミュニティマネージャーは、「ツイッターではお客さまのニーズに応えられるように、Q&Aの形式で発信するなどコミュニティーの声に寄り添いながら、温かい場にしたい。公式サイトはD2Cブランドとして重要なプラットフォームとして位置づける。診断コンテンツやチャット機能を導入し、顧客の満足度を高めていきたい」と話す。現在、三越伊勢丹のコスメEC「ミーコ(MEECO)」と、イセタン ミラーのルミネ新宿店とららぽーとTOKYO-BAY店に出店し、イセタン ミラーの東京ミッドタウン日比谷店とモール湘南店では3月31日まで期間限定で取り扱っている。4月以降は出店を広げ、リアルとデジタルで客との接点を拡大していく。

 「ドランク エレファント」は、4児の母であり当時専業主婦だったティファニー・マスターソン(Tiffany Masterson)が13年に立ち上げたブランドだ。自身の肌トラブルの経験から、6種の成分(エッセンシャルオイル、アルコール、シリコーン、紫外線吸収剤、香料/染料、界面活性剤)を除く“成分引き算主義”を掲げ、肌に刺激になりにくいpHレベルを考慮しながら全ての原料が肌になじみやすいように設計。口コミで人気が広がり、SNSを通じたファンとのコミュニケーションを製品開発などに生かしている。19年にはブランド立ち上げから7年で売上高100億円を突破。同年、資生堂が買収し、21年10月に日本に上陸した。

 4月1日には、バーム状保湿クリーム“ワンダーワイルド Mバター”(52.8g、税込4400円)を発売する。同ブランドのキー成分であるマルラの実から抽出したマルラバターをはじめ、植物由来バターや植物由来オイルを配合。目元や唇を含む顔とボディーに使え、乾燥ダメージを受けた肌をケアする。

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「ユキ フジサワ」がセーターをミトンとミニセーターに編み直すサービスを開始

 藤澤ゆきデザイナーが手掛ける「ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)」は、一着のセーターをミトン一組と手のひらサイズのミニセーターに編み直すサービスを開始する。対象はブランドの代表作である“NEW VINTAGE/記憶の中のセーター”で、2011年の創業当初から続けてきた一点もののシリーズだ。料金は3万3000円(税込)で、第一回の応募受付は4月25日まで。抽選結果は5月から順次発表し、来年も開催予定だという。

 藤澤デザイナーは、「ブランドを始めて10年というひと区切りを迎え、ご愛用いただいたお品を『手放す』以外の選択肢を作れたらと、かねてから構想してきた」とコメントした。

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「ユキ フジサワ」がセーターをミトンとミニセーターに編み直すサービスを開始

 藤澤ゆきデザイナーが手掛ける「ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)」は、一着のセーターをミトン一組と手のひらサイズのミニセーターに編み直すサービスを開始する。対象はブランドの代表作である“NEW VINTAGE/記憶の中のセーター”で、2011年の創業当初から続けてきた一点もののシリーズだ。料金は3万3000円(税込)で、第一回の応募受付は4月25日まで。抽選結果は5月から順次発表し、来年も開催予定だという。

 藤澤デザイナーは、「ブランドを始めて10年というひと区切りを迎え、ご愛用いただいたお品を『手放す』以外の選択肢を作れたらと、かねてから構想してきた」とコメントした。

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モデルの加治ひとみがランジェリーブランド「アンフィ」の新ミューズに キャンペーンで美容法のミニブックを提供

 ワコールは、ランジェリーブランド「アンフィ(AMPHI)」の2022年春夏のミューズにモデルの加治ひとみを起用した。同ブランドのブランドコンセプトは、洋服のような感覚の“新しい、かわいい”。加治がワコールの愛用者であることもあり、ブランドコンセプトの案内役として抜擢された。彼女は、キャンペーンビジュアルやコンセプトムービーに加治登場するほか、彼女の視点で「アンフィ」の最新情報を発信する。コンセプトムービーの楽曲は、3人組バンドのオーサムシティクラブ(AWSOME CITY CLUB)による「楽園」を使用。

 加治は、独自の美容法で腸活ブームの火付け役になり、ヘルシーでしなやかなボディーで20〜30代の女性から高い支持を得ている。彼女は、「『アンフィ』と仕事をするのは夢だった。一緒にキレイを目指そう」とコメント。25日からは、「アンフィ」の直営店とワコールウェブストアで、キャンペーンビジュアル写真や加治の美容法のミニブックを提供するキャンペーンをスタートする。

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「ルルレモン」がテニスウエアを発売 ショートパンツやスコートをデザイン

 「ルルレモン(LULULEMON)」は29日、テニスウエアを中心とした2022年春夏コレクションを発売する。北米の店舗やオンラインで取り扱う。ウィメンズとメンズで展開し、ショートパンツやトップス、スコートなどをデザイン。動きやすさを追求した4方向に伸縮する“4ウェイストレッチ”や、非常に軽い“フェザーライト”素材を取り入れたもの、速乾性に優れたアイテムなどをそろえる。

 発売に際して、プロテニスのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez)選手をアンバサダーに迎える。「コートに立っているときは、何を着ているかについて考えたくない。ただテニスをして、楽しむ。そしてお客さんを楽しませることに集中している。『ルルレモン』を着ると、自信が湧いて、何にでも挑戦できる気持ちになる」とコメント。今シーズンは同ブランドのウエアを着用して試合に出るという。

 「ルルレモン」はシューズ市場への参入を発表したばかり。ブランド初となるランニングシューズ“ブリスフィール(Blissfeel)”を22日、北米とイギリス、中国の一部の店舗および公式オンラインストアで発売した。

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「劇場版 呪術廻戦 0」のコラボアイテムが勢ぞろい 六本木ヒルズにキャラクター専門ブランドが出店

 デジタルコンテンツの配信やEC、アニメ等のキャラクターを活用した版権ビジネスを行うWIZARDは18日、六本木ヒルズ ウェストウォーク4階にキャラクター専門ブランド「エイチビーエムギャラリー(HBMGALLERY)」をオープンした。国内外の人気キャラクターコンテンツを軸にアパレルや雑貨を扱い、アーティストやイラストレーターなどとのコラボレーションを絡めながら、世界に発信する。

 オープンでは「劇場版 呪術廻戦 0」をフィーチャー。「シュプリーム(SUPREME)」のヘッドグラフィックデザイナーとしても活躍中のピーター・パッキン(Peter Paquin)や、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエンブレムデザインや「ジーユー(GU)」とのカプセルコレクションで大きな話題を呼んだ渋谷忠臣とコラボレーションした商品を販売。TシャツやロングTシャツ、ぱーカ、トート、サコッシュ、アクリルスタンドなどをそろえる。また、「アトモス(ATMOS)」や「カシラ(CA4LA)」「ランドバイミルクボーイ(LANDBYMILKBOY)」などの「劇場版 呪術廻戦 0」コラボアイテムも扱う。

 同店はクリエイティブカンパニー、ネイキッド(NAKED)が照明や映像演出を行なっており、専用スマホ端末でレジに並ぶことなく買い物ができる。

 4月16日からは「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション」とのコラボアイテムを集積する。

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「ランバン」「セルジオ ロッシ」親会社がSPAC方式で上場へ

 「ランバン(LANVIN)」や「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」などを擁するランバングループ(LANVIN GROUP)は、特別買収目的会社(Special Purpose Acquisition Corporation、SPAC)のプリマベーラ キャピタル アクイジション コープ(PRIMAVERA CAPITAL ACQUISITION CORP.以下、プリマベーラ)と合併し、ニューヨーク証券取引所に上場する。ティッカーシンボルは“LANV”となる。

 SPACとは、特定の事業を持たず、未公開会社の買収を目的に設立する上場会社のことで、日本では認められていないが米国では注目されている上場手法。今回のケースでは、上場済みのプリマベーラがランバン グループを買収することで、事実上、ランバン グループが上場したことと同義になる。

 ランバン グループによると、両社の合併によって「企業価値は15億ドル(約1785億円)、株式価値は最大19億ドル(約2261億円)」になるという。合併後の会社は、ランバン グループの株主から約65%の株式を取得することになり、ランバン グループは最大で5億4400万ドル(約647億3600万円)の売却益を手にする。この資金は「ラグジュアリーファッションのエコシステムを完成させるため、将来的に実施するかもしれない企業買収」のために使用する予定だという。

 中国のフォースン ファッション グループ(FOSUN FASHION GROUP)が2021年10月にランバン グループに社名変更。ランバン グループは伊藤忠商事と中国のシューズメーカー、ステラ インターナショナル(STELLA INTERNATIONAL)などと戦略的な提携関係を締結し、1億5000万ドル(約178億5000万円)の資金を調達している。

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極上のルームウエアを目指して 「スナイデル ホーム」が旭化成の“ベンベルグ”を選ぶ理由

 マッシュスタイルラボの「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」は“着るほどに、きれいになる。”をコンセプトに、2020年秋にスタートしたルームウエアブランド。女性がときめくシルエットやデザインとともに、着心地や機能性にこだわったパジャマやアンダーウエアをそろえる。そんな「スナイデル ホーム」が頼りにするのが、自然由来の原料と旭化成の独自技術の掛け合わせで生まれるキュプラ繊維“ベンベルグ(BEMBERG)”だ。

機能性、質感、サステナビリティー
「全てを兼ね備えた素材」

 “ベンベルグ”は、自然由来ならではの優しい肌あたりと、化学繊維としての機能性を兼ね備える。「スナイデル ホーム」は21-22年秋冬、この“ベンベルグ”をベースに独自開発したオリジナル素材“スムースウォームテレコ”を一部商品に採用した。吸湿発熱機能のあるアクリルとレーヨンを交編することで、気持ちのいい肌触りとともに、冬場に気になる冷えや乾燥、静電気を軽減した。

 「着心地を何より大事にする「スナイデルホーム」だからこそ、素材開発にも全力で取り組んできた」と石川睦美マッシュスタイルラボ企画部 チーフデザイナーは語る。「海外工場にも何度か試作を依頼したが、結局、納得のいくクオリティーの生地はできなかった。理想だったのは、自然由来の素材で、上品なツヤがあって、マシュマロのような繊細な色出し。この全てを満たすためには、やはり国産素材を選ぶほかなかった」。

上質な質感や確かな機能を
数値で「見える化」

 “スムースウォームテレコ”を使用した秋冬商品は「冷えが気にならないし、着ていて気持ちいい」「こんなインナーが欲しかった」と評判は上々。旭化成の研究所での試験で、“スムースウォームテレコ”の高い性能が裏付けられている。「スナイデル ホーム」らしい質感を保ちながら、吸湿発熱性や公定水分率(しっとりした質感)、摩擦係数(肌当たりのよさ)といった指標をクリア。「私たちの『こんな心地よさをお客さまに届けたい』という感覚的な要望を、(旭化成は)数字に落とし込み、データで見える化していただいた。だからこそ、ゴールに辿り着けたのだと思う」と振り返る。「そして、店頭に立つ販売スタッフの多くが“ベンベルグ”のインナーを愛用していることが、お客さまにとっての一番の説得材料になった」。

1年を通じて寄り添う素材
汗ばむ季節もムレなく快適

 “ベンベルグ”は寒い季節に限らず、一年を通じて女性のライフスタイルに寄り添う素材だ。吸湿性能にも優れており、汗ばむ季節もムレやベタつきなく快適に過ごすことができる。「スナイデル ホーム」は春夏シーズンにおいても21、22年と、“ベンベルグ”を採用したインナーシリーズを企画した。22年春夏新作のインナーブラ(4950円)は普段着のインナーとしても、ナイトブラとしても使用できるプレーンなデザイン。しっかりとしたホールド力と、デリケートな肌でもストレスフリーな装用感を両立した。レースブラは華やかな見た目でありながら、肌に触れる内側部分には“ベンベルグ”の混紡素材を採用。サニタリーショーツ(3960円)は5層構造のしっかりとした吸水力も備える。

 今後は“ベンベルグ”を採用した商品ラインナップの拡大も念頭に、「(“ベンベルグ”)を使ったワンピースも企画できたらいい」と想像をふくらめる。「よりたくさんの女性に見て、触れて、袖を通して、この素材(ベンベルグ)のよさを体感していただきたい」。(大坪遥来「スナイデル ホーム」プレスアシスタント)

自然から生まれ、
自然に還る
未来のための選択肢

 着心地のよさと機能性を兼ね備える“ベンベルグ”は、自然由来の原料から生まれている。綿実油の生産時に生じる副産物で、綿糸として使用されない産毛部分(コットンリンター)を、旭化成独自の技術で再生セルロース繊維として生まれ変わらせている。自然の働きによって生分解する繊維なので、環境負担も小さくて済む。

 旭化成が身にまとう人の美しさと心地よさを追求してきた90年の研究の結晶である“ベンベルグ”は、サステナブルな未来のための選択肢でもある。

問い合わせ先
旭化成 ベンベルグ事業部 ベンベルグ第一営業部
06-7636-3360

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NY市がサステナブルファッションに関する雇用創出を支援

 ニューヨークのエリック・アダムス(Eric Adams)市長はこのほど、ニューヨーク市経済開発会社と連携して、ブルックリンにサステナブルファッションに関する新たな雇用を創出する計画を発表した。サンセットパーク(Sunset Park)内のブッシュ ターミナル(Bush Terminal)に建設中の「メード・イン・ニューヨーク キャンパス(MADE IN NEW YORK CAMPUS以下、キャンパス)」を拠点に、職業訓練や教育プログラムなどを通して、ブルックリンのファッション産業の拡大と市の経済発展を目指す。

 「キャンパス」はアパレルおよびテレビ・映画業界のための工場やスタジオを集めた巨大ハブで、アパレル関連ハブは年内に完成予定。同ハブ内には複数の製造スペースがあり、広さはそれぞれ約185〜3716平方メートルとなっている。ここでは460の雇用を創出し、500人を対象に職業訓練プログラムを提供する。これにより、5700万ドル(約69億円)の経済効果をニューヨーク市にもたらすことになる。

 ニューヨーク拠点の非営利団体スロー・ファクトリー(Slow Factory)が、最初のキーテナントとなる。同団体は、「キャンパス」内で気候正義やクライメート・ポジティブ・デザインなどの環境問題にまつわる誰もが受講可能な教育プログラムを用意する。再生素材や植物性レザーの開発などに力を入れるスロー・ファクトリー・ラボとの連携も図る。

 そのほかの施設では、パートナーブランドから集めた大量の廃棄衣料や雑貨、テキスタイルなどを活用して資源の再利用を促進するトレーニングプログラムも計画する。また、グローバルなネットワークを持つ気候研究所の建設を目指す施設も作る。サンセットパークの居住者は、全てのプログラムやイベントに無料で参加できる。

 米国に拠点を置く多くの企業が今、素材調達やサプライチェーンにまつわる問題や消費者間での環境意識の高まりから国内のリソースを見直している。アダム市長は、「ニューヨーク市はすでにアメリカのファッションの中心地だ。このキャンパスがそれをより強固なものにするだろう」とコメントした。

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三陽商会、6期連続営業赤字へ 黒字予想を修正

 三陽商会は、2022年2月期の業績予想を修正した。修正後の予想は、売上高が386億円(修正前は415億円)、営業損益が10億円の赤字(同1億円の黒字)、純損益が6億〜8億円の黒字(同収支トントン)とする。

 当期は、15年に「バーバリー」事業を失って以来6期ぶりの黒字を目指していた。しかし、今年1月以降のコロナの感染再拡大でリアル店舗の回復が想定ほど進まなかったため、本業のもうけを示す営業損益は6期連続の赤字に沈む見通しになった。一方、純損益は6期ぶりに黒字化する見通しだが、これは退職金制度の改定に伴い、特別利益を12億円計上したため上振れした。

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パルが初のゴルフウエア ストリートと垣根なく楽しむ

 パルは、初のゴルウエアブランド「トゥレス(TWOLES)」を自社ECサイト「パルクローゼット」で今月から販売した。ゴルフとストリートとをシームレスをつなぐことをコンセプトに、30代前後の若いゴルファーに訴求する。

 商品はユニセックス。グラフィックプリントの長袖Tシャツ(8800円)や半袖Tシャツ(6600円)、スエットシャツ(1万1000円)、迷彩柄のショートパンツ(8250円)など。一見するとストリートウエアのようなアイテムが多く、ベーシックなゴルフウエアブランドとは一線を画している。

 自身もゴルフ歴20年以上という一山直人ブランド長が企画した。既存のゴルフブランドには着たいと思えるウエアが見当たらず、手持ちの服の中でドレスコードに配慮しながらプレーしてきたという。「同じ思いをしているゴルファーは多いはず。自分らしく自由にゴルフを楽しんでほしい」と考え、新ブランド開発に乗り出した。

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NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

こんにちは。

気温も少しずつ温かくなり、春らしいファッションで外出できる日も多くなってまいりました。

 

本日はMD部メンズシューズ担当の藤田開知より、今シーズンいち押しの新作アイテムを3足ご紹介させていただきます!

 

まず一足目はこちら。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

BRAND: CROCKETT&JONES

MODEL: BROOKLYN

LAST: 391E

SOLE: CITY SOLE

PRICE: ¥90,200(税込)

 

クロケット&ジョーンズ>より新作のエクスクルーシヴモデルのご紹介です。

こちらは、世界でもバーニーズ ニューヨークにしかご用意がない一足。

 

今回も英国出張には行けませんでしたが、それでもブランドと密に連絡を取り、試行錯誤の上、こちらの“ブルックリン”モデルが誕生しました。

バーニーズ ニューヨークからリクエストを出させていただき、今の日本のシーンに合わせたカジュアルな装いでも合わせやすいローファーを作り上げました。

2 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

木型は最新の“391”というラストで、やや短めのフロントデザイン。ラウンドトゥですがウエストにかけてしっかりとシェイプされ、小ぶりのヒールカップで日本人の足にも相性のいいラストです。

 

少しフレンチテイストを感じさせる、今までの<クロケット&ジョーンズ>のシューズとは異なる雰囲気に仕上げました。

3 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

アウトソールは屈曲性とグリップ力に優れたシティソールを採用。またヴァンプ(前足部分)のみアンライニング仕様になっており、履いていただいたときに指先周りの足当たりが柔らかい点がポイントです。

 

ジャケット+パンツのスタイルからデニムの足元にまで合わせていただける、万能なバーニーズ ニューヨークだけの一足です。

4 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

モデル名の“BROOKLYN(ブルックリン)”にもこだわりを詰めました。

ニューヨーク州にあるブルックリン地区は、世界中からさまざまな夢や希望を持った人が集まり、近年では新たなムーブメントや文化が生まれる街として注目されています。

 

この“ブルックリン”のシューズを履いていただく方にも同じように、さまざまなジャンルで活躍していただけるよう、ささやかながらそんな思いを込めて作らせていただきました。

 

ぜひ一度店頭やオンラインストアでご覧ください。

お取扱い店舗: 銀座本店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店・西武渋谷店・オンラインストア

オンラインストア(カーフ素材)はこちらから>>

ヌバック素材もご用意しています>>

 

続いては<ヘンダーソン>より、コンフォートな一足をご紹介いたします。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

BRAND: HENDERSON

MATERIAL: DEER SKIN

PRICE: ¥70,400(税込)

 

見るからに柔らかそうな素材のこちらのローファーは、アッパーにディアスキンレザー(鹿革)を使用。

もっちりとしたしなやかさが特徴で、牛革よりも強度が高いと言われている素材です。

 

さらにこちらのローファーは、柔らかいのはアッパーの素材だけではありません。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

なんとソールまでこの柔らかさ!!

試着の段階から本当に足当たりが優しく、包み込むような履き心地です。

 

こちらもアンライニング仕様になっておりますので、このように非常にコンパクトに。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

付属で袋も付いておりますので、出張や旅行時での持ち運びにも大変便利です。

8 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

こちらもぜひ一度お試しいただきたい一足です。

お取扱い店舗: 銀座本店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店・西武渋谷店・オンラインストア

オンラインストアはこちらから>> 

 

最後にご紹介するシューズも、バーニーズ ニューヨークでしか手に入れることのできないスペシャルな一足です。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

BRAND: F.LLI GIACOMETTI

MODEL: FG393

PRICE: ¥110,000(税込)

 

知る人ぞ知る、<フラテッリ ジャコメッティ>の名作スニーカーが復刻!

 

以前、展開があったモデルなのですが、手間のかかる工程や特注の厚いソールなどが工場泣かせであることから、しばらく世に出ていなかったモデルです。

 

繰り返しお願いさせていただき、ついに今シーズン、バーニーズ ニューヨーク限定で復刻していただきました。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

スニーカーでありながら、革靴のような上品さが非常に魅力的なモデル。

 

カジュアルな装いの足元に持ってきても、ぐっと上品なコーディネートになりますし、もちろんクラシックな装いにも申し分のない佇まいです。

 

履く頻度が多くなっているスニーカーだからこそ、こうしたバリエーションがあるとコーディネートの幅も広がります。

12 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

11 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

素材も当時のものとは少し変えています。

ブラックカラーは最高級のカーフのシャトーブリアンを使用し、ホワイトカラーもスペシャルなカーフを使用しました。

 

クラシック&モダンな、まさにバーニーズ ニューヨークらしい一足です。

こちらは店頭のみの販売となります。数量限定のため、在庫はお問合せください。

お取扱い店舗: 銀座本店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店

 

その他にも春夏シーズンの足元を彩るシューズをたくさんご用意しております。

4月以降にはまたスペシャルな別注アイテム↓↓↓も登場する予定です。

13 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

どうぞお楽しみに!

お出かけしやすくなってきたこの時期、ぜひバーニーズ ニューヨークで新しいシューズを見つけてくださいね。

 

※お取扱い店舗は記事公開時のものとなります。

※価格・展開店舗は予告なく変更となる場合がございますので予めご了承ください。

※品切れの際はご容赦ください。

「ザラ」親会社、22年1月通期はECが過去最大の売り上げ 地域によって春夏物から値上げも

 「ザラ(ZARA)」や「ベルシュカ(BERSHKA)」などを擁するインディテックス(INDITEX)の2022年1月通期決算は、売上高が前期比35.8%増の277億1600万ユーロ(約3兆6300億円)、営業利益が2.5倍以上(同184.1%増)の42億8200万ユーロ(約5609億円)、純利益は3倍近く(同194.3%増)の32億5000万ユーロ(約4257億円)だった。ECビジネスの売り上げは過去最大を記録し、全体の25.5%を占めるまでに成長した。これにより、世界トップのeコマース企業と肩を並べるレベルに達しつつある。

 21年度の第1四半期(2〜4月)は新型コロナウイルスによる影響を強く受けたものの、外出規制などが緩和された後には記録的な売り上げを達成したという。オンラインの売り上げも前期比14%増の75億ユーロ(約9825億円)を計上し、24年には全体の30%を占めることを見込む。オスカー・ガルシア・マセイラス(Oscar Garcia Maceiras)最高経営責任者(CEO)は近年のDXを成長の要因として挙げた。同社は12年から本格的にDXに取り組み、以来130億ユーロ(約1兆7030億円)を投資してきた。今後も引き続きバーチャル試着室といったデジタル施策に力を入れる。
 
 22年も好調な滑り出しで、2月1日〜3月13日の売り上げは前年同期比33%増、コロナ前の19年同期比では21%増を記録。現在はロシアのウクライナ軍事侵攻の影響によりウクライナの全店舗を閉鎖し、現地の従業員のサポートをしているという。ロシアでのビジネスも停止した。

 同社は春夏コレクションから値上げを行っている。地域によって異なるが、値上げ率は1ケタ台で、同社は「ブランドのマーケットポジションを確保するため」に厳選的に行っていると説明する。現時点では消費者からの反発もなく、売り上げにも大きな影響は出ていないという。

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「満席御礼続出」オフィス街も復活か?25日(金)は、丸の内では飲めないかもよ。

3月21日(月)、まん延防止等重点措置が解除され、今週から通常営業が始まった。通常営業初日は雨に雪が交じり、日中の気温は5℃以下と真冬並みの寒さとなったが、繁華街の飲食店では復活の手応えを掴んでいるお店も多く見受けられた。そこで、注目したいのがオフィス街の代名詞でもある東京・丸の内。コロナ禍で最も打撃を受けたエリアである。近隣のビジネスパーソンを主要顧客に持つ、丸の内の飲食店をリサーチした。
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「オメガ」×「スウォッチ」、時計ブランド同士の初コラボ 価格は3万3550円

 「オメガ(OMEGA)」と「スウォッチ(SWATCH)」は初めてタッグを組み、11本の時計からなる“ムーンスウォッチ”コレクションを3月26日に発売する。

 バイオセラミック製で、3分の2にセラミック、3分の1にヒマシ油を原料にした混合素材を用いる。デザインは宇宙からインスピレーションを得たもので、各モデルに太陽系の惑星の名前を付け、裏ぶたには惑星を描写する。宇宙服の上からも装着可能なベルクロ製ストラップも、宇宙飛行士の装いを意識したものだ。価格は税込各3万3550円。「スウォッチ」の原宿店、渋谷店、大阪店のみで販売する。

 イエローやピンクのポップな色使いに「スウォッチ」らしさを、“スピードマスター”の特徴的なサブダイアルやタキメーターに「オメガ」のデザインコードを感じることができる。なおコレクション名は、人類初の月面着陸に携行された「オメガ」の愛称“ムーンウォッチ”と「スウォッチ」を組み合わせたものだ。

 「オメガ」と「スウォッチ」は共に、世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド。

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スノーピークが新潟の飲食業会社と共同会社設立、食品の製造販売開始へ

 スノーピーク(SNOWPEAK)はこのほど、新潟県三条市を中心に飲食店を展開するグレートカンパニー(GreatCompany)と共同で、食品の開発・製造・販売に関わる新会社スノーピーク ローカルフーズ(Snow Peak Local Foods)を設立することを発表した。

 スノーピークはこれまで「衣食住働遊」の5つのテーマに沿って様々な事業に取り組んできた。「食」に関連した事業として「スノーピークイート」や「レストラン 雪峰」などのレストラン運営や「スノー ピーク カフェ」の運営をはじめ、マルシェや収穫体験など、地方を訪れた人と生産者を結ぶ活動を展開してきた。

 今回の新会社では、新潟をはじめとする地域の食文化を発信するためのプラットフォーム事業の推進を目的に、食品の企画開発・製造・販売関連の事業を行う。第一弾として、新潟で受け継がれる天然冷蔵庫の雪室に焦点を当て、雪室で熟成した小麦粉と新潟県産コシヒカリの米粉を使用した「雪室食パン」などを販売する。商品は4月15日に開業予定の複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」での店頭販売や、一部オンラインでの販売を予定している。

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スノーピークが新潟の飲食業会社と共同会社設立、食品の製造販売開始へ

 スノーピーク(SNOWPEAK)はこのほど、新潟県三条市を中心に飲食店を展開するグレートカンパニー(GreatCompany)と共同で、食品の開発・製造・販売に関わる新会社スノーピーク ローカルフーズ(Snow Peak Local Foods)を設立することを発表した。

 スノーピークはこれまで「衣食住働遊」の5つのテーマに沿って様々な事業に取り組んできた。「食」に関連した事業として「スノーピークイート」や「レストラン 雪峰」などのレストラン運営や「スノー ピーク カフェ」の運営をはじめ、マルシェや収穫体験など、地方を訪れた人と生産者を結ぶ活動を展開してきた。

 今回の新会社では、新潟をはじめとする地域の食文化を発信するためのプラットフォーム事業の推進を目的に、食品の企画開発・製造・販売関連の事業を行う。第一弾として、新潟で受け継がれる天然冷蔵庫の雪室に焦点を当て、雪室で熟成した小麦粉と新潟県産コシヒカリの米粉を使用した「雪室食パン」などを販売する。商品は4月15日に開業予定の複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」での店頭販売や、一部オンラインでの販売を予定している。

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ラーメンチェーン業界が熱い。「アツイ企業はここだ」

ラーメン業界に注目している。ラーメンは国民食といってよいほど人気がある。一方で地域毎に嗜好の差(スープ、麺の太さ等)があり、上場企業でも全国チェーンは皆無である。大手チェーン2社のハイデイ日高は首都圏中心、幸楽苑HDは東北、首都圏が主戦場である。また、ファーストフードやファイリーレストランと比べて参入障壁が低く、個人店が人気を博しているケースも散見される。このため、大手2社も売上高は500億円を超えていない。
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「シュウ ウエムラ」の春夏コレはモードなヌードメイクを提案

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は4月22日、創業者の植村秀の哲学にインスパイアされた2022年春夏コレクションを数量限定発売する。アイシャドウパレットやリップスティック、クレンジングオイルなどをそろえる。

 今シーズンのコレクションは植村氏の「メイクアップは"顔のファッション"である」という哲学にインスパイア。植村氏はメイクアップを欠点を隠すものではなく自己表現するツールとして捉え、自由な表現を提案しながらメイクアップの世界を広げてきた。そんな思いを込めたアイテムは、モードでスタイリッシュなヌードカラーがそろう。“限定アイパレット”(全2種、各税込7700円)はヌードピンクやグリッターカラーを収めたピンクのパレットと、トレンドのライラックカラーやバーガンディーを組み合わせたパープルのパレットの2種が登場。リップアイテムは日本の絹に着想を得たシルキーな質感のリップスティック“ルージュ アンリミテッド キヌ サテン”(全2色、同4070円)と、クリームタイプの“ルージュ アンリミテッド キヌ クリーム”(全2色、同4180円)からブラウンヌードからペールヌードまでさりげなく血色をもたらす限定カラーをラインアップ。またクレンジングオイル、アイブロウペンシル、ファンデーションブラシもメタリックピンクやビーガンブラックレザーにインスパイアされた、ランウエイをイメージした限定のデザインで登場する。

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「シュウ ウエムラ」の春夏コレはモードなヌードメイクを提案

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は4月22日、創業者の植村秀の哲学にインスパイアされた2022年春夏コレクションを数量限定発売する。アイシャドウパレットやリップスティック、クレンジングオイルなどをそろえる。

 今シーズンのコレクションは植村氏の「メイクアップは"顔のファッション"である」という哲学にインスパイア。植村氏はメイクアップを欠点を隠すものではなく自己表現するツールとして捉え、自由な表現を提案しながらメイクアップの世界を広げてきた。そんな思いを込めたアイテムは、モードでスタイリッシュなヌードカラーがそろう。“限定アイパレット”(全2種、各税込7700円)はヌードピンクやグリッターカラーを収めたピンクのパレットと、トレンドのライラックカラーやバーガンディーを組み合わせたパープルのパレットの2種が登場。リップアイテムは日本の絹に着想を得たシルキーな質感のリップスティック“ルージュ アンリミテッド キヌ サテン”(全2色、同4070円)と、クリームタイプの“ルージュ アンリミテッド キヌ クリーム”(全2色、同4180円)からブラウンヌードからペールヌードまでさりげなく血色をもたらす限定カラーをラインアップ。またクレンジングオイル、アイブロウペンシル、ファンデーションブラシもメタリックピンクやビーガンブラックレザーにインスパイアされた、ランウエイをイメージした限定のデザインで登場する。

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俳優・松山ケンイチが命と向き合う理由 獣皮のアップサイクルに見いだした可能性

 松山ケンイチと小雪が、廃棄される獣皮のアップサイクルを目的としたライフスタイルブランド「モミジ(MOMIJI)」を設立した。松山が東京と地方の二拠点生活を始めて約3年。地方では野菜作りなど自給自足に近い生活を送りながら、ハンターとして畑を荒らす鹿や猪などの害獣駆除にも携わっている。自然と共生し、命と向き合いながら過ごす中で、なぜブランドを始めようと思ったのか?ブランド初披露となったブルー マーブル(Blue Marble)主催の新たな合同展「ニュー エナジー ゼロ(NEW ENERGY ZERO)」で、その真意を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):地方に移住したきっかけは?

松山ケンイチ(以下、松山):僕は青森の田舎で生まれ育ち、16歳から東京で俳優の仕事を始めました。田舎で育った自分と、俳優・松山ケンイチとして過ごした時間が同じくらいになったころ、祖父母と畑で過ごしていた昔の自分に戻りたくなったんです。田舎で生活することで、東京では感じにくい自然との共生に目を向け、その感覚を家族と共有しながら過ごしたくて、3年ほど前に移住しました。

WWD:その生活からなぜブランド立ち上げに至ったのでしょうか?

松山:田舎に住んでいても、東京で得たお金で生活するのでは、結局は東京に依存しているといえます。畑で作物を作り、田舎でも収入源がある暮らしをしてこそ住む意味があると考え、自分に何ができるか探っていたところ、獣皮のアップサイクルを思いつきました。移住してからはハンターとして有害駆除をしており、捕獲した動物の肉は全て使い切っていましたが、骨と内臓、そして皮は自分には活用できないと思い込んでいたんです。ですが、皮をレザーの原料にすればいいのではと思いつき、獣皮の利活用が始まりました。

WWD:ブランド名を鹿の別称である“モミジ”にした思いは?

松山:日本には、鹿革を武具などに使用してきた歴史があります。僕が初めてレザーにしたのも鹿の皮でした。鹿は人間にとって身近な存在ですし、日本らしい名前でもあるので「モミジ」と名付けました。

WWD:ロゴがブランドの頭文字“M”にも、動物にも見えてユニークです。

松山:妻が、複数の意味を重ね合わせるアイデアを提案してくれました。それでずっと描き続けていたら、だんだん四つ足動物のようになったんです(笑)。ロゴは架空の聖獣をイメージしていますが、鹿や猪、熊など、僕が捕獲している動物も皆四つ足動物です。彼らは神聖な生き物として崇拝される一方で、畑の作物を食べ荒らし、人に害を与える害獣としての側面もある。そんな動物と僕たちはどう向き合って生きていくべきか——そんな思いを込めました。

WWD:小雪さんと共同名義にした理由と、2人の役割は?

松山:僕は有害駆除に従事しているハンターで、獣皮の調達人。それを形にするのが妻です。僕はものをほとんど持たないし、1人では右も左も分からなかったけれど、ファッション業界とつながりのある彼女が加わることで大きな輪に広がりました。また有害駆除は、自分たちが田舎で暮らす以上、この先も向き合わなければならない問題です。1人でやるより夫婦のライフワークとして取り組み、それを子どもたちが見ている環境が、家族にとって学びがあると考えました。

ハンターとして鹿の捕獲を続ける理由

WWD:皮はどのように仕入れていますか?またどの動物が多いですか?

松山:僕や仲間の猟師が有害駆除で捕獲したものと、解体所に連絡して引き取ったものがあります。皮の種類は鹿、その次に熊、猪、羊の順ですね。羊は害獣ではありませんが、ジンギスカンとして食される羊の皮が廃棄されているので、それを引き取り、利活用しています。

WWD:環境保全や動物愛護などの視点から、革を使わない方向にシフトするブランドも増えています。「モミジ」は有害駆除した動物の皮の利活用ではありますが、革製品を扱う事業について賛否両論が起こることも想定していますか?

松山:毛皮や革を使わない意思も自然との共生の中では大事なことで、僕も自然の中でのヒトの立ち位置を意識したいと思っています。ただ、世の中全体がエコに向かうには解決しなければいけない複雑な社会のシステムがあります。その道のりは遠く、まだまだ時間がかかり、その間も農林業被害軽減のために動物は捕獲され、廃棄され続けます。それなら僕は、肉も皮も利活用したい。当たり前ですが、全ての生物には個体の大きさに関係なく命があり、その命をいただいて僕たちの命は持続しています。宇宙から見れば、僕の命とそれ以外の命に差なんてない。その循環の中にいたいと思っています。

WWD:鹿による農作物への被害も拡大していると聞きます。

松山:鹿の増加による農作物や自然への被害は、無視できないほど大きいです。鹿が増えた原因は温暖化という説もあります。昔は厳しい冬を越せず自然と数が減少していたのですが、冬でも生息しやすい環境になり、数が爆発的に増えた分被害が大きくなっています。鹿の数を減らすなら、鉄砲で打つより温暖化を止めるほうがよっぽど効果的です。ほかにも、革をなめす技術の継承や、それに携わる人々の雇用についても考えないといけません。

WWD:日本では、駆除対象として捕獲された動物の約10%のみが食肉に活用され、皮として使われるのはそのうちの数%といわれています。この現状に「モミジ」が貢献できることは?

松山:日本ではようやくジビエが学校の給食でも出るようになり、ジビエのレストランが盛り上がってきた段階です。これから獣皮への意識も上がっていくだろうし、実際に獣皮の利活用に向けて動いているレストラン関係者もいます。彼らや猟師など、みんなの思いが集まれば大きな力になるので、そういった方々の力になりたい。僕の役目は、獣皮の背景を伝え、レザーになった革の素材の面白さを広めていくことだと思っています。

「モミジ」の革を使ってほしい

WWD:デザインのインスピレーション源やこだわり、現在のラインアップは?

松山:現在はライダースジャケットのみ。俳優の仕事を通じて得た、“足し算より引き算の方がいい”という経験から、できるだけ無駄は省いています。ライダースジャケットは、シルエットが長年変わらない完成されたアイテム。それを「モミジ」が作るなら、何を引き算できるかを考えながら作りました。ただ、どちらかといえば、自分たちは少量生産を維持し、企業やほかのブランドに「モミジ」の革を使ってもらいたい。将来的には、「モミジ」として発表する革製品に関しては、購入者が使い終えたら回収し、その革でインテリアやほかのアイテムを作るような循環型の仕組みも考えていきたいです。

WWD:染色など環境配慮へのこだわりは?

松山:世間ではクロムなめしが一般的ですが、僕たちは環境負荷が少ない植物タンニンなめしを行っています。ただ環境負荷は少ないけれど、植物タンニンなめしは植物の命を消費しているので、今はそれに代わる技術もタンナーと試し始めています。ほかにも、兵庫県・姫路市発祥の日本独自のなめし技術“白なめし”や火の煙でなめす“燻煙なめし”などは、今後ぜひ試していきたいです。

WWD:今後も国産にこだわっていく予定ですか?

松山:南部裂織や藍染め、泥染めなど、日本の伝統技術にも興味があるので、一緒に何かを作れたらうれしいです。ただ、獣皮の利活用は世界規模の問題。海外に面白い技術があれば、彼らとの協業もあるかもしれないですね。

WWD:「モミジ」を通じて実現したいことは?

松山:インテリアやアートの分野、障がいを持つ方も使える用具など、ファッション以外での革の活用法も広げたいです。教育面でも、子どもたちと革小物を作りながら、皮がどこから来たのかを学ぶワークショップも実施したい。可能性を秘めた素材なので、変にこだわったりせず、柔軟な考え方を持ち、同じ方向を向いて進んでくれる人々と共に考え、楽しみながら挑戦していきたいです。

さまざまな命をいただいて
今の自分がある

WWD:地方ではどんな生活を送っていますか?

松山:野菜作りや草刈り、害獣駆除など、現地の人が当たり前にしていることを僕も同じようにやっています。遊びながら学んでいる感覚に近いですね。

WWD:東京と地方の二拠点生活で得た学びとは?

松山:移住して感じたのは、さまざまな命をいただいて今の自分があるということ。「雑草1本にも命がある」と農家の人は教えてくれました。そしてハンターをやっていると、その肉を食べるのにどれほどの労力を要したかが分かるので、暴飲暴食なんてできなくなります。「いただきます」という言葉が、作ってくれた人と自然の恵みに対してだと実感します。現代の子どもたちの中には、刺身や肉がパック詰めされた状態で生きていると思っている子もいるかもしれません。それに近いことが大人の頭の中でも起こっている。都会での生活は、そんな背景を考える想像力を薄れさせているように感じます。

WWD:地方での生活を通じて、自身の子どもたちに教えていることは?

松山:虫や生き物を愛でたり、殺したりすることで、命についての学びを大事にしています。この世界にはさまざまな命があり、そこには上も下もないということ。そして、人は簡単に命を奪う力があることを学び、本当に奪う必要があるのか、その奪った命に何を思うのか。僕も子どもたちと共に学び続けています。これからも一緒に考え、向き合っていきたいです。

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12歳の“小学生ギャル”じゅなが語るY2K 「かわいいんだけど……」

 ギャル雑誌「エッグ(egg)」の公式ユーチューブチャンネルに出演するギャルの中で、ひと回り小柄な女の子が“小学生ギャル”こと、じゅなだ。きれいな金髪につけまつげ、ヘソ出しルックなど、12歳とは思えないほどギャルスタイルの完成度は高い。彼女は現在インスタグラムのフォロワー数4万以上を、ユーチューブの「じゅなチャンネル」登録者数は3万以上を抱えるなど、注目を集めている。4月からは“小学生ギャル”を卒業し、中学生になる。そんな未来のファッションアイコン候補に、トレンドのY2Kファッションはどう映るのか。ギャルになるまでの道のりや、ファッション観についても聞いた。

WWD:ギャルに憧れるようになったきっかけは?

じゅな:化粧を始めたのは小2の頃です。そのときは、ただ化粧の練習をしてただけでした。ギャルに憧れ始めたのは小4くらいのとき。SNSを見ていたらギャルさんたちの写真がたくさん流れてきて、自分もこういうふうになりたいなーって。憧れの人は「エッグ」モデルのみんなだけど、“茨城組”のきぃりぷちゃんとまぁみちゃんが特に好きです!

WWD:ギャルに近づくためにやっていたことは?

じゅな:ギャルといえばやっぱり化粧で、特にタレ目に見せることが大事。だから頑張ってタレ目メイクを研究して、最初はカラコンを目に入れるも怖かったけど、最近になってやっと慣れてきた感じです。髪を染めて、つけま(つげ)を着けて、目がドンってなったときは「ギャルに近づけたー!」って。たくさん練習して、今のメイクにたどり着きました。

WWD:化粧品はどうやってそろえた?

じゅな:月のお小遣いが3000円〜5000円だから、自分で買ったり、家族で一緒に出掛けたときに買ってもらったり。お母さんも昔ちょこっとだけギャルだったから「ギャルを目指す!」って宣言したときから、「いいじゃん!」って応援してくれてるんです。

WWD:今は“小学生ギャル”としてどんな活動をしている?

じゅな:今は「エッグ」や個人のユーチューブチャンネルと、インスタグラム、ティックトック(TikTok)で活動してます。じゅなは「エッグ」モデルが多くいる事務所に所属してるんですけど、まだ正式な「エッグ」モデルじゃなくて。事務所に入れただけでもうれしいんだけど、モデルになるために頑張ってるところです!

ショーパンに腹出し
「寒さに耐えてこそギャル」

WWD:服を選ぶときのこだわりは?

じゅな:特になくって、自分が着たいものを着ること。ただキッズサイズだと自分好みのギャルっぽい服がないから、大人用で一番小さいサイズを買って、ブカブカなサイズ感で着てます。でもギャルっぽさは意識していて、ショーパンとか、腹出し系の服は寒くても着る。普通はショーパンとか腹出しって寒いんだけど、その寒さに耐えるのがギャルだと思ってるんで!(笑)

WWD:買い物に行くのはどんな場所?

じゅな:最近はコロナがすごくてあまり行けてないけど、地元のイオンが多いです。好きなのは、元「小悪魔ageha」モデルの武藤静香さんがプロデュースしてる「レディ(RADY)」ってブランド。お母さんもお父さんも好きだから、家のカーテンも「レディ」なんです。あとは「シーイン(SHEIN)」でも買ってるかな。安くてかわいい服がたくさん売ってるから。

WWD:小学校にはどんなファッションで通っていた?

じゅな:学校にはラフなファッションで行ってました。パーカにショーパンで、メイクも日焼け止めを塗って、眉毛描いてまつげをあげて、リップ塗るくらい。撮影のときと違って、めっちゃナチュラルです。本当はもっと派手にしたいんだけど、朝にギャルメイクをしていたら学校に間に合わないんじゃないかって問題があって……。

WWD:SNSには4歳の妹さんも多く登場している。

じゅな:弟とは喧嘩ばかりだけど、妹とは仲良し。妹は自分が遊んでほしいときだけ寄ってくるんですけど、それがかわいくて。妹はじゅなが髪を染めてくると「ねえね、かわいいね。いいな〜」って言ってくるんです。いずれ、ギャルの道に進んでほしいな。

WWD:小学校の卒業式では個性的な服だったが?

じゅな:ほかの子と違うことがしたくて、おばあちゃんのお下がりのブレザーにオーダーメードで刺しゅうを入れて着て行きました。刺しゅうも、お母さんや友だちと意見を出し合って決めて、袖に“小学生ギャル”って入っているのもお気に入りです!

WWD:春から中学生だが、制服はどう着こなしたい?

じゅな:実はそんなに気に入ってないけど、校則が厳しいので我慢して着ます(笑)。

WWD:今年トレンドの、2000年前後に流行したY2Kって知ってる?

じゅな:なんとなく知ってます。特に、ルーズソックスにミニ丈のスタイルはじゅなが目指してるファッションに近いから、普通にかわいい。自分が好きで履いてるルーズソックスが昔流行っていたのかと思うと、なんかすごいですね。

12歳が正直に語る“最新のY2Kどう思う?”

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「アンダーカバー」が英「ラロッカ」とのコラボブーツ “薔薇のトゲ”スタッズ付き

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、2022-23年秋冬ウィメンズコレクションでイギリスのアパレルブランド「ラロッカ(LA ROCKA)」と初めてコラボレーションしたブーツを発売する。取り扱い店舗と価格は未定。「ジョージコックス(GEORGE COX)」のエンジニアブーツをモデルに、薔薇のトゲがモチーフのスタッズを施した。カラーはゴールドとブラック、ボルドーの3色で、サイズは3、4、5、6を用意する。

 インラインでは、同じく薔薇のトゲがモチーフのスタッズが付くレースアップシューズを7月に発売する。シューズにはゴールドのスタッズを全面にあしらい、パンキッシュで“毒”の効いたデザインに仕上げた。カラーはゴールドとブラック、クリームの3色で、価格はそれぞれ税込13万2000円。サイズはXXSとXS、Sで、同ブランドの店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

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2022年「メットガラ」のホストが決定 21年に続いてアメリカのファッションがテーマ

 2022年度「メットガラ(MET GALA)」のホストに、俳優のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)、ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)、レジーナ・キング(Regina King)、作曲家や俳優としてマルチに活躍するリン・マニュエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)が選ばれた。今年は、“イン アメリカ:アン アンソロジー オブ ファッション(In America: An Anthology of Fashion)”をテーマに、5月2日に開催する。

 ライヴリーは18年、“ヘブンリー ボディーズ:ファッション アンド ザ カトリック イマジネーション(Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination)”のテーマに沿って、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のカスタムドレスで参加。ファッションの祭典として知られる「メットガラ」でのルックに注目が集まる常連の1人だ。レイノルズやキングも過去に参加しているが、ミランダにとっては初めての「メットガラ」となる。

 「メットガラ」を主催する「ヴォーグ(VOGUE)」のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長や、アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA)の会長を務めるトム・フォード(Tom Ford)、メタ(META、旧フェイスブック)のアダム・モッセーリ(Adam Mosseri)=インスタグラム責任者が「メットガラ」の名誉会長を共同で務める。

 「メットガラ」と同テーマで開催する展覧会は、5月7日からメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)でスタートする。21年のテーマである“イン・アメリカ:ア・レキシコン・オブ・ファッション(In America: A Lexicon of Fashion)”に続き、アメリカのファッションを探求する。

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2022年「メットガラ」のホストが決定 21年に続いてアメリカのファッションがテーマ

 2022年度「メットガラ(MET GALA)」のホストに、俳優のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)、ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)、レジーナ・キング(Regina King)、作曲家や俳優としてマルチに活躍するリン・マニュエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)が選ばれた。今年は、“イン アメリカ:アン アンソロジー オブ ファッション(In America: An Anthology of Fashion)”をテーマに、5月2日に開催する。

 ライヴリーは18年、“ヘブンリー ボディーズ:ファッション アンド ザ カトリック イマジネーション(Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination)”のテーマに沿って、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のカスタムドレスで参加。ファッションの祭典として知られる「メットガラ」でのルックに注目が集まる常連の1人だ。レイノルズやキングも過去に参加しているが、ミランダにとっては初めての「メットガラ」となる。

 「メットガラ」を主催する「ヴォーグ(VOGUE)」のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長や、アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA)の会長を務めるトム・フォード(Tom Ford)、メタ(META、旧フェイスブック)のアダム・モッセーリ(Adam Mosseri)=インスタグラム責任者が「メットガラ」の名誉会長を共同で務める。

 「メットガラ」と同テーマで開催する展覧会は、5月7日からメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)でスタートする。21年のテーマである“イン・アメリカ:ア・レキシコン・オブ・ファッション(In America: A Lexicon of Fashion)”に続き、アメリカのファッションを探求する。

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“リアル”と“メタ”の同時展開 「メタトーキョー」がAMIAYAとストリート誌「STREET」をフィーチャーしイベントを開催

 AMIAYAとストリート誌「ストリート(STREET)」、メタバース上のグローバル文化都市「メタトーキョー」は3月30日まで、原宿「ブックマーク(BOOKMARC)」でコラボレーション写真展「AMIAYA × STREET × METATOKYO」を開催している。写真展と並行し、NFTを活用したメタバース・プラットフォーム「ディセントラランド(DECENTRALAND)」内ではポップアップミュージアム「SPACE BY METATOKYO」を「AMIAYA × STREET」仕様にアップデートした写真展示を開催。27日まで開催中の世界最大級のデジタルファッションウィーク「メタバース ファッション ウイーク(METAVERSE FASHION WEEK)」の公式プログラムだ。

 今回のコラボレーションではAMIAYAと「ストリート」のコラボレーションによる写真集「AMIAYA x STREET TOKYO FASHION 2021SS」をフィーチャー。原宿を中心としたストリートを舞台に東京ファッションをまとったAMIAYAを青木正一「ストリート」 編集長兼フォトグラファーが撮り下ろし、メタバースとデジタルファッション、NFTを組み合わせた“Web3.0時代”のファッション&カルチャーをグローバルに発信する。NFTマーケットプレイス「オープンシー(OPENSEA)」では、NFT化した「AMIAYA × STREET」の写真を販売する。本企画の背景やメタバースの未来の可能性について、AMIAYA、青木編集長、鈴木雄大「メタトーキョー」最高戦略責任者に話を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):企画にはどんな想いを込めた?

AMIAYA:コロナ禍で私達が出来ることを考え、日本が誇るファッションブランドをフィーチャーし、海外からの支持が熱い「STREET」と、日本のファッションシーンを盛り上げてたいと考えました。世界へ繋がる日本のファッションの可能性を信じ、ファッションが持つポジティブなエネルギーを届けられるよう考えました。

青木正一「ストリート」編集長(以下、青木):AMIAYAが東京に出てきた当時にストリート誌「フルーツ(FRUiTS)」でスナップ撮影して以来、世界へと飛躍する彼女たちを長く見てきました。コロナ渦で東京ファッションを発信する機会が少なくなった時に、日本を代表するAMIAYAが東京ファッションをまとえば、魅力を世界に発信できると考えたのが始まりです。メタバースやNFTは、未来の可能性への挑戦です。

WWD:「ディセントラランド」内マーケットプレイスでは、AMIAYAのファッションスタイルをモチーフにしたウェアラブルを販売、配布する。どんなこだわりを持って製作を進めた?

AMIAYA:「AMIAYAといえば!」と思える、分かりやすいピンクボブのヘアスタイルを作りました。これまでウェアラブルにピンクのヘアがなかったようで、とてもアイコニックなアイテムになったと思います。

鈴木雄大「メタトーキョー」最高戦略責任者(以下、鈴木):「ディセントラランド」の中では、アバターは全てウェアラブルという形で、それぞれNFT形式でアイテムを作成できます。今回はAMIAYAさんが希望する繊細なイメージから、今まで意識をしたことがなかったメタバース空間でのサイジングの重要性に気付きました。ぜひ絶妙なサイジングをメタバースアバター、ウェアラブルで感じて下さい。

WWD:それぞれが感じているメタバースの可能性について聞かせて欲しい。

鈴木:メタバースの拡大により、今後はよりデジタルファッションブランドが立ち上がる機運があります。昨年は「ナイキ(NIKE)」がデジタル領域で活躍するクリエイター組織「アーティファクト(RTKFT)」を買収するなど、今後はより多くのブランドやアーティストを巻き込む可能性が高いでしょう。「メタバース ファッション ウイーク」を境に、デジタルファッションが一層広まることを期待しています。

青木:メタバースは、今後ファッションの領域でかなり重要になり、さまざまな仕組みができていくと思います。表現だけではなく、マネタイズ、ブランド化、ファンとのコミュニケーションなど、多角的に大きく広がるはずです。

AMIAYA:今後、メタバース上で自分たちのブランドを作ってクリエイティブの幅を広げたいです。リアルでは不可能なファッションの楽しみ方を、メタバースで提案できたら嬉しいです。

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エイサップ・ロッキーがベンツとコラボ 90年代をテーマにしたアパレルを手掛ける

 ラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)とメルセデス・ベンツ(MERCEDES BENZ)は17日、90年代をテーマにしたコラボアパレルコレクションを発売した。ストリートウエアスタイルを中心に、メルセデス・ベンツのロゴをあしらったスエットやフーディー、パンツ、ジャケット、キャップ、バッグなどを展開。価格は60〜175ドル(約7000〜2万円)で、同氏が率いるクリエイティブチーム「アウグ(AWGE)」の公式サイトやアメリカの西海岸にあるセレクトショップ「パクサン(PacSun)」で取り扱う。

 メルセデス・ベンツのベッティーナ・フェッツァー(Bettina Fetzer)=マーケティング担当バイス・プレジデントは、「先進的な精神を持つ当社は、カルチャー分野でもさまざまな協業を行ってきた。今回のエイサップ・ロッキーとのコラボでは、90年代の音楽やファッションのカルチャーシーンを捉えた。エイサップ・ロッキーをはじめとする、現在活躍するクリエイティブたちを形作った時代をうまく表現している」と語った。

 エイサップ・ロッキーは2017年に、メルセデス・ベンツのキャンペーンに初めて登場。“グロー アップ(Grow Up)”と題した2分間のキャンペーン動画に出演し、ラッパーとしての人生を語った。今回、二度目の協業となった。

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フォトグラファー新田桂一が“爬虫類人”になって写真展!?

 フォトグラファーの新田桂一は4月14日から30日まで、東京・原宿の「ギャラリーターゲット」で個展「cosmiCCentury」を行う。

 “レプティリアン(爬虫類人)がフォトグラファーになったらどんな写真を撮る?”をテーマに新作を展示する。新田がこれまでに発表してきた、自らが世界的著名人に変装して撮影するセルフポートレートプロジェクト「100K」と、東京を代表するスタイルフリーな人々を撮った「PORTRAIT」シリーズの進化版の位置付けだという。

 新田は1975年生まれ、東京都出身。文化服装学院を卒業後、97年に渡米。テリー・リチャードソン(Terry Richardson)に6年間師事し、2006年に帰国・独立。ファッションや広告撮影を行うほか、21年の東京パラリンピックではIPC(国際パラリンピック委員会)×WOWOWのドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」のキービジュアルを担当した。

■「cosmiCCentury」
日程:4月14〜30日
時間:12:00〜19:00
定休日:日曜・祝日
場所:ギャラリーターゲット
住所:東京都渋谷区神宮前2-32-10

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フリークス ストアが名古屋パルコ店をOMO型店舗にリニューアル AIカメラ活用し商品提案

 デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップのフリークス ストアはこのほど、名古屋パルコ⻄館2階の店舗をブランド初のOMO(オフラインとオンラインの融合)型店舗としてリニューアルした。

 注目は、テック企業4社と協業したオリジナルのインタラクティブミラー「+プラス ミラー(+PLUS MIRROR)」。高性能の画像認識AIカメラを搭載し、客の着用アイテムから好みを分析して、おすすめ商品を提案する。そのほか、パーソナルカラーや顔タイプ、12星座と組み合わせたファッションタイプ診断なども可能。診断結果は、紙のカルテやウェブページで閲覧できる。また商品タグを読み込むと、関連するスタッフスナップや在庫状況を確認できる。

 店内には複数のタブレット端末を設置し、全てのポップをデジタルに一新した。さらに複数台設置したカメラで人の動きを集計・分析。これまで感覚値で行っていた商品陳列などのオペレーションの改善につなげる。

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伊「セラピアン」から日本製セルビッジデニムを使ったバッグが初登場

 イタリアのバッグブランド「セラピアン(SERAPIAN)」は、ブランドとして初めて日本製セルビッジデニムを使ったバッグを発売した。裏地にも幾何学模様をプリントした日本製のコットン生地を採用する。価格はバックパックが税込24万4200円など。

 2本のショルダーベルトを付属し、バックパックに変形する“ツーインワントートバッグ”(16万1700円)も初登場した。

 「セラピアン」は1928年にミラノで創業。

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ビームスが2023年度入学用のランドセル発売 香川照之の「インセクトコレクション」とのコラボも

 ビームスは、自社ブランド「こどもビームス」と「ビーミング by ビームス(B:MING BY BEAMS)」から2023年度入学用のランドセルを発売する。

 「こどもビームス」のランドセルは、昭和10年創業の革製品メーカーである大峽製鞄(おおばせいほう)との協業だ。台形型本体“トラピーズ(C)”やフィットする肩ベルト“マミーズタッチ(R)”、荷重分散させる背面“ソフトリー(R)”など、大峽製鞄による独自機能に加え、コラボレーション限定として“スライド背かん”が付く。

 ランドセルは、使うほどに色ツヤが増していくレザーモデル(10色、ハンドルなし税込7万1500円、ハンドル付き同7万5900円)、軽量で発色のよいクラリーノモデル(6色、ハンドルなし同6万500円、ハンドル付き同6万4900円)、香川照之による昆虫モチーフのブランド「インセクトコレクション(INSECT COLLECTION)」とのコラボモデル(4色、ハンドル付き同7万4800円)の3モデルを用意した。ビームス公式オンラインショップで4月4日から受注を開始する。東京・代官山のこどもビームスとビームス 神戸ではサンプルを展示しているほか、5月15日まで店頭試着が可能だ。

 「ビーミング by ビームス」のランドセルは、軽量で水濡れに強い素材や、大容量でベーシックなデザインが特徴。鍵のかけ忘れを防ぐ“ワンタッチロック”も付く。店頭での注文に限り、名入れオーダー(同2750円)も可能だ。

 カラーはブラック、ネイビー、キャメル、レッド、ベージュの5色で、価格はハンドル付きで同5万5000円。ビーミング ライフストア by ビームス店舗、公式オンラインショップ、ゾゾタウン、楽天ファッションで受注を行っているほか、全国のビーミングライフストア by ビームス店舗でサンプルを展示している。

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ユナイテッドアローズ栗野上級顧問に聞く、受難の時代のスーツ販売 ギャルソンと組んでイベント開催

 コラボ飽和により、めったなコラボでは驚かなくなっている昨今。しかし、ユナイテッドアローズ(以下、UA)とコム デ ギャルソン(以下、CdG)、ニューバランスの3社がタッグを組み、リモートワークなどで近年ますます存在感が薄くなっているスーツのポップアップストアを渋谷パルコで行う、しかもファサードデザインはCdGの川久保玲社長自身が手掛けると聞いたら、「これは何かありそうだ!」と感じるというもの。実際、初日の3月23日に店頭を訪れると、非常に盛況だった。4月12日まで開催しているポップアップストア“自由な背広”について、プロデュースする栗野宏文UA上級顧問に聞いた。

WWD:このポップアップストアを企画した意図は?

栗野宏文UA上級顧問(以下、栗野):今、スーツが置かれている立場がすごくかわいそうなものになってしまっています。スーツ=サラリーマンのユニフォーム、というイメージで、それすらもリモートワークが広がったことで失われつつある。「スーツはおしゃれな服ですよ」「もっと自由に着ていいんですよ」と改めて言いたい。スーツとスニーカーを合わせたスタイルが僕自身はすごく好きで、トレードマークのようになっています。皆さんもどんどん自由に組み合わせればいい。でも「スーツとスニーカーはどう合わせればいいの?」と非常によく聞かれるので、それならば “見える化”しようと思いました。もちろん、UAはもともとスーツ販売を得意としていますから、スーツは推していきたい。しかし、(1社での企画とするのではなく)よりエキサイティングな企画にするにはどうしたらいいかと考え、強いもの同士を組み合わせようと思いました。それがこの座組みに至った理由です。ただし、アイテム自体で「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」×「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」といったコラボはしていません。今って、(コラボで)仕掛けて売ることばかり。今回のイベントもそのような仕掛けの一つと受け取られるかもしれませんが、コラボしたのは商品ではなく会社です。それぞれの会社に対するリスペクトがあって、実現できました。

WWD:“自由な背広”というネーミングやフォントも非常に強く、パッと目に飛び込んできます。

栗野:ネーミングもフォントも川久保さんです。今回、CdGは「コム デ ギャルソン オムドゥ(COMME DES GARCONS HOMME DEUX以下、オムドゥ)」の商品をそろえていますが、「オムドゥ」は1987年にブランドを立ち上げた際、“日本の背広”と打ち出していました。当時はバブル全盛で、メンズスーツと言えば肩パッドのないソフトスーツ。そんな中で、ちゃらちゃらしたバブルへのアンチとして、「日本人が背筋を伸ばし、矜恃を持って着るスーツとはこういうものでしょう?」という川久保さんのメッセージなんだと当時僕は受け取りました。その3年後に、UAもクラシコイタリアとして、肩パッドの入ったスーツを打ち出しています。そうした経緯が頭にあって、「今回は“自由な背広”でどうですか?」と川久保さんに提案しました。「オムドゥ」は09-10年秋冬と10年春夏、僕がディレクションをお手伝いしていたというご縁もあります。

「店頭重視、それがギャルソンとの共通点」

WWD:強いもの同士(企業)を組み合わせたということですが、UAとCdGの組み合わせにはやはり驚きがあります。

栗野:そうですか?CdGとUAは取り引きをして30年になります。「コム デ ギャルソン シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」を初めてCdG社外で売った店がUAだったと思う。両社は基本のスピリットの部分ではお互いにリスペクトしているんじゃないかと思っています。基本のスピリットとは、小売りを大事にしているという点。近年のファッションビジネスは、SNSでインフルエンサーに拡散してもらっていかに売るか、という部分も大きく、UAももちろんそういうこともやっています。でも、それが最大の推進ドライバーではない。お店でお客さまに接して買っていただくということをCdGは50年、UAは31年やってきた。それは共通する部分です。OMO(オンラインとオフラインの融合)は僕たちも進めています。でも、店頭接客の信頼がなければECでも商品を買っていただくことはできない。そういう面で、CdGとは課題意識が共通していると思います。恐らくそうした意図から、昨年、CdGの販売員向けの社内勉強会に呼んでいただいたこともありました。

WWD:ポップアップストアを告知するリリースには、「さまざまな面で小売の既成概念を超えた提案を試みる」とありました。具体的にどういうことでしょうか。

栗野:例えばアイテムの面で言えば、スーツのポップアップでも、UAはネクタイは1つも置きません。スタイリングでは「スーツはこう着るもの」というルールを超えて提案をしていきますし、服だけでなくレコードや本も売る。販売や接客の面では、UAの販売員がCdGも売りますし、その逆も然り。UAからは毎日3人、日替わりで販売員が立ちます。首都圏から公募で募ったメンバーで、3週間の延べ人数は60人。3人のうち2人はベテラン、1人は若手にしていて、「ユナイテッドアローズ」業態だけでなく、「グリーンレーベル リラクシング(GREEN LABEL RELAXING)」業態の販売員もいますし、女性もいます。本当のスゴ腕販売員は、どこのブランドの商品でも売れる人のこと。普段、他社の販売員と一緒に自社以外の商品を売るというケースはまずありません。スタッフが今回のイベントでの販売経験を普段の職場に持ち帰れば、とても大きな力になると思います。

「やっぱり服は人が着てこそかっこいい」

WWD:市場全体として見ると、スーツは今、堅苦しくないものにどうトランスフォームさせるか、それによっていかに多くの人に振り向いてもらうかが焦点になっているように感じます。スーツ量販店の“パジャマスーツ”なども話題です。

栗野:そういうスーツも求められているのだからいいと思う。でも、(手をかけて作った)食事とカップラーメンは別ものです。カップラーメンがいかに進化しても、食事を駆逐して凌駕するというものではありません。(スーツ量販店などでは)「洗えるスーツ」「○○できるスーツ」といったように、利便性を考えたさまざまな提案がある。そのような与えられたフレキシビリティー(自由)もいいですが、自分でスーツをフレキシブルに着てしまう、自分でフレキシビリティーを作っていくというのもいいと思うんです。UAとして、「スーツってかっこいいよね」と言い続けてきましたが、改めて言いたい。落語はオチが分かっていても何度も聞きたくなるものです。何百年間と同じ話がされていても、そこにそのときそのときの時代性や落語家のクリエイティビティーを感じるから聞きたくなる。スーツも、そういった古典落語や古典芸能と近しいのかもしれません。

WWD:スーツに限らず、ファッション自体もかつてとは楽しみ方がかなり違ってきています。

栗野:キャリアの中でバイイングやディレクションも担当してきましたが、僕が一番興味がある分野は自分の原点でもある販売です。お客さまとコミュニケーションして、時には家族にも話していない内容を聞いたりと、その方の人生に深くコミットすることもできる。そうした瞬間に、洋服屋って面白いなとつくづく思います。今はEC専業で店頭を持たないブランドも出てきていますし、洋服屋のあり方がかつてとは変わってきているとももちろん感じます。それを批判する気持ちはありません。今回のイベントでは、スーツを通してファッションというカルチャーを再認識してほしいという気持ちもある。単にモノを買って終わりではないんです。(背景にさまざまなストーリーやカルチャーがあって、それを感じ)人が着るからこそ服はかっこいい。接客も含め、そういう人とのつながりにフォーカスしたいと思って今回のポップアップを考えました。今、メタバースやNFTの文脈でファッションが盛り上がっていますが、それはそれとして、僕はやっぱり服は着てこそだと思っています。

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ハローキティが国連と共同デザインしたSDGsシリーズ 学校でも使える7アイテム

 サンリオ(東京、辻朋邦社長)は3月24日、国連と共同デザインした“ハローキティ SDGs”シリーズを発売した。トートバッグ(税込2750円)やハンドタオル(1320円)など7商品からなり、素材にはオーガニックコットンや再生紙、再生PETなどを用いる。全国のサンリオショップおよび公式オンラインショップ、百貨店のサンリオコーナーで扱う。

 担当者は「より多くの人にSDGsについて知ってもらいたい。そのため環境に配慮した素材を使い、同じく環境に配慮した工程で製作した。学校や職場、自宅でハローキティと一緒にSDGsや地球について考えてほしい」と話す。

 サンリオは2018年、ユーチューブに「ハローキティチャンネル」を開設。19年には、キティちゃんがニューヨークの国連本部を訪問する動画を配信している。

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ハローキティが国連と共同デザインしたSDGsシリーズ 学校でも使える7アイテム

 サンリオ(東京、辻朋邦社長)は3月24日、国連と共同デザインした“ハローキティ SDGs”シリーズを発売した。トートバッグ(税込2750円)やハンドタオル(1320円)など7商品からなり、素材にはオーガニックコットンや再生紙、再生PETなどを用いる。全国のサンリオショップおよび公式オンラインショップ、百貨店のサンリオコーナーで扱う。

 担当者は「より多くの人にSDGsについて知ってもらいたい。そのため環境に配慮した素材を使い、同じく環境に配慮した工程で製作した。学校や職場、自宅でハローキティと一緒にSDGsや地球について考えてほしい」と話す。

 サンリオは2018年、ユーチューブに「ハローキティチャンネル」を開設。19年には、キティちゃんがニューヨークの国連本部を訪問する動画を配信している。

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アシックスが“転がるように前に進む”ウオーキング靴 高機能ランシューズに着想

 アシックス ジャパンは、ウオーキングシューズの“ペダラ(PEDALA)”シリーズから、新作シューズ“ペダラ ライドウォーク(PEDALA RIDEWALK)”3型(各税込2万9700円)をアシックスオンラインストアで先行発売した。アシックスウォーキング各店と全国百貨店でも4月1日から順次発売する。

 新作シューズは、靴底前部にカーブを設けることで歩行に必要なエネルギーをセーブし、“ころんと転がるような動き”で歩行効率を追求。長時間歩行にも対応する新コンセプトを採用した。メンズはレースアップタイプ(ホワイト、ブラック)の1型、ウィメンズはレースアップタイプ(ホワイト、ブラック、ベージュ)とベルトタイプ(ブラック、ベージュ)の2型をそろえる。

 デザインは街歩き用途を想定し、ランニングシューズ“メタライド(METARIDE)”に採用している“ガイドソール(GUIDESOLE)”テクノロジーに着想を得た。ミッドソールは軽量クッションフォーム材“エフエフブラストプラス(FF BLAST PLUS)”を、かかと部分は衝撃緩衝機能“ゲル(GEL)”テクノロジーを使用した。天然皮革のアッパーは、つやのある革とマットな革を組み合わせることで上品さを引き立たせた。

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事業承継の3パターン。「レシピだけ」、「レシピ+屋号」、「お店まるごと」。それぞれの承継メリット

高齢、病気、売上不振。さまざまな理由で、長らく続けてきたお店を後継者もないまま、閉めなくてはならない時がある。コロナ禍が長引き、心折れる人も多い。しかし、長らく通った常連たちにとって、お店は町の顔。せめて名物料理を残してほしいと思うものだ。
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「ヴェルサーチェ」の最新キャンペーンに市川染五郎とIVEのユジン 撮影風景を収録したムービーも公開

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」は、8代目市川染五郎と韓国のグループ、アイヴ(IVE)のアン・ユジン(AN YU JIN)を起用した2022年春夏の日韓共同キャンペーンを発表し、ビジュアルと映像を公開した。市川は、ニットやフーディー、ビンテージジャケットなど、ルーズなシルエットのアイテムを着用。「撮影は本当に楽しかったです。ボルドーやオールブラックのルック、対象的にカラフルなルックなど、大人っぽいスタイルのものを含めて、いろいろなアイテムを着ることができました。僕はあまり物を持ち歩くタイプではないので、“メドゥーサ ビギー”のような小ぶりなバッグはまさに僕のスタイルにぴったりです」とコメントした。

 ユジンは、ブランドを象徴する大胆な柄を採用したミニドレスを着用し、女性らしい力強さを表現したという。「撮影で着用したホルターネックのドレスがお気に入りです。色の組み合わせがとてもきれいで、デザインも気に入りました。」と語った。

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