オンワードHD22年2月期 国内事業は営業黒字に転換

 オンワードホールディングス(HD)の2022年2月期連結業績は、売上高が前期比8.5%減の1684億円、営業損益が10億円の赤字(前期は201億円の赤字)、純損益が85億円の黒字(同231億円の赤字)だった。近年進めてきたグローバル構造改革(不採算事業・店舗の撤退や欧州事業の整理)の成果で営業赤字幅が大きく改善した。ただ22年1月中旬以降の新型コロナ急拡大で来店数が激減し、10億円の営業黒字予想(21年10月発表)には届かなかった。最終黒字には、固定資産売却益179億円をはじめとした特別利益213億円が寄与した。

 国内事業の営業損益は、前期の123億円の赤字から13億円の黒字に転換した。主力のアパレル事業は12億円の営業赤字だったが、前期(132億円の営業赤字)からは大きく赤字幅を縮めた。構造改革による利益率の改善に加え、ECなどの在庫を店舗に取り寄せて試着・購入できる「クリックアンドトライ」の導入拡大も一定程度寄与した。4月6日時点で278店舗に導入しており、これらの店舗の売上高は導入前と比較して平均18%程度伸長するなど成果が見られた。「欲しい商品やブランドが近くの店にない地方のお客さま、展開が少ないサイズをお求めのお客さまなどからのニーズは大きい」と保元道宣社長。ライフスタイル事業は売上高が同8.7%増の379億円、営業利益が189%増の25億円と堅調に伸ばした。

 海外事業は、事業整理により売上高は前期比50.5%減と半減したが、営業損益は14億円の赤字で、前期(67億円の赤字)から改善した。連結EC売上高は前期比6.3%増の431億円。店舗との在庫一元管理システムの稼働により、欠品による販売機会ロスを抑制した。

 23年2月期連結業績は、売上高が前期比微増の1687億円、営業損益が21億円の黒字、純損益が17億円の黒字を予想する。

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オンワードHD22年2月期 国内事業は営業黒字に転換

 オンワードホールディングス(HD)の2022年2月期連結業績は、売上高が前期比8.5%減の1684億円、営業損益が10億円の赤字(前期は201億円の赤字)、純損益が85億円の黒字(同231億円の赤字)だった。近年進めてきたグローバル構造改革(不採算事業・店舗の撤退や欧州事業の整理)の成果で営業赤字幅が大きく改善した。ただ22年1月中旬以降の新型コロナ急拡大で来店数が激減し、10億円の営業黒字予想(21年10月発表)には届かなかった。最終黒字には、固定資産売却益179億円をはじめとした特別利益213億円が寄与した。

 国内事業の営業損益は、前期の123億円の赤字から13億円の黒字に転換した。主力のアパレル事業は12億円の営業赤字だったが、前期(132億円の営業赤字)からは大きく赤字幅を縮めた。構造改革による利益率の改善に加え、ECなどの在庫を店舗に取り寄せて試着・購入できる「クリックアンドトライ」の導入拡大も一定程度寄与した。4月6日時点で278店舗に導入しており、これらの店舗の売上高は導入前と比較して平均18%程度伸長するなど成果が見られた。「欲しい商品やブランドが近くの店にない地方のお客さま、展開が少ないサイズをお求めのお客さまなどからのニーズは大きい」と保元道宣社長。ライフスタイル事業は売上高が同8.7%増の379億円、営業利益が189%増の25億円と堅調に伸ばした。

 海外事業は、事業整理により売上高は前期比50.5%減と半減したが、営業損益は14億円の赤字で、前期(67億円の赤字)から改善した。連結EC売上高は前期比6.3%増の431億円。店舗との在庫一元管理システムの稼働により、欠品による販売機会ロスを抑制した。

 23年2月期連結業績は、売上高が前期比微増の1687億円、営業損益が21億円の黒字、純損益が17億円の黒字を予想する。

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「WWDJAPAN」編集部が徹底解説! ファッション業界の“今”を学べるオンラインセミナーを開講

 「WWDJAPAN」は、25歳以下を対象とした「U25スペシャルプラン」をスタートした。同プランの開始に伴い、ファッション業界の“今”を学べるオンラインセミナー「U25ブートキャンプ」を開講する。講義は5月17日から6月17日までの毎週火曜日、全5回実施。18時30分から90分間で、業界の基礎知識を徹底的にインプットする。「U25スペシャルプラン」お申し込み者はもれなく参加が可能。

 セミナーには、ファッション業界の川上から川下まで幅広く取材する「WWDJAPAN」の記者たちが登壇。第1回から4回は、クリエイションの源泉である“コレクション”の概要や、今知っておきたいデザイナー、サステナビリティ、ダイバーシティ&インクルージョンといった新しい価値観、売れている企業の秘密などを、記者目線で解説する。第5回では、業界の第一線で活躍するキーパーソンを招いた「お悩み相談会」を実施。仕事での悩みやキャリアについて、業界への疑問など、自身の悩みを直接ぶつけることができる。

 これを受ければ、ファッション業界をもっと身近に感じ、ビジネスが楽しくなるはずだ。


<DAY1> 5月17日(火)18:30~20:00
コレクションって何?ヴァージル、ミケーレ、デムナ、キム、エディ……。今、イケてるデザイナーと、その理由

 “パリコレ”などで知られる“コレクション”とは何か?ファッション業界のクリエイションの源泉であるコレクションの概要と存在意義を伝えつつ、今、業界をリードするデザイナーたちを紹介する。

登壇者:村上要/WWDJAPAN編集長、美濃島匡/WWDJAPAN編集部 記者

<DAY2> 5月24日(火)18:30~20:00
なぜサステナビリティが必要なのか?サステナ、ダイバーシティーetc...、業界人として知っておくべき価値観

 近年、業界のあちこちで叫ばれる“サステナビリティ”は、なぜ必要なのか?この価値観によって業界はどうアップデートされるのか?サステナビリティを先駆的に取り入れる企業の事例を交えて解説する。また “ダイバーシティー“や“インクルージョン”など、これからに欠かせないキーワードもピックアップ。注目される理由も深掘りする。

登壇者:向千鶴/WWDJAPAN編集統括兼サステナビリティ・ディレクター、木村和花/WWDJAPAN編集部 記者

<DAY3> 5月31日(火)18:30~20:00
マッシュホールディングス、アメリヴィンテージなど「売れている企業」に見るこれからの企業像

 “アパレル不況”と言われる中、生活者の支持を離さず、成長する企業・ブランドにはどんな秘密があるのか?複数の企業を例に、ビジネスのポイントや企業の強みを解説し、業界が成長するための可能性とヒントを考える。

講師:村上要/WWDJAPAN編集長、五十君花実/WWDJAPAN副編集長

<DAY4> 6月7日(火)18:30~20:00
ECの基礎知識、ファッション&ビューティ業界のDX最前線

 現在は当たり前となったネット通販=ECサイト。リアル店舗よりも新しい販路であるECを、ブランドはどう運営しているのか?関係する業務や運営者としての心構えを解説する。そのほか、コロナ禍で加速したデジタルトランスフォーメーション(DX)の現在地点も分析する。

講師:村上要/WWDJAPAN編集長、横山泰明/WWDJAPAN編集部 記者

<DAY5>6月14日(火)18:30〜20:00 
大先輩にぶつけてみよう!お悩み相談会

 新入社員は入社から約2カ月が経ち、仕事にまるわるお悩みが生まれ始めるころ。一方で学生は就職活動やキャリア設計を通して悩むことも多いのでは?なかには、友人や同期、先輩には相談しづらいこともあるはず。ここでは、ファッション&ビューティの業界をリードする大先輩が、みなさんの悩みに耳を傾け、明日から生かせる考え方やアドバイスを伝授する。


■「U25ブートキャンプ」概要

<日時>
2022年5月17日(火)18:30〜20:00
2022年5月24日(火)18:30〜20:00
2022年5月31日(火)18:30〜20:00
2022年6月7日(火)18:30〜20:00
2022年6月14日(火)18:30〜20:00

<実施方法>
 オンライン配信
※VimeoまたはZoomでの実施を予定しています

<対象>
 「U25スペシャルプラン」お申し込み者

<申込締切>
 5月15日 23時59分まで

※複数部ご希望の法人の方は、問い合わせフォームよりお問い合わせください

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Z世代のリアルヘアカラー事情 大学生のヘアカラー×ファッションスナップ15選

 「WWDJAPAN」3月28日発売号では、慶應義塾大学や早稲田大学、青山学院大学、上智大学で誕生したファッション系サークルに所属するファッション感度の高い学生を対象に、ファッション×ヘアカラーの意識調査を実施。学生たちのお気に入りのヘアカラーの写真や、コーディネートのポイントを寄稿してもらい、どんなヘアカラーにときめき、どのようにファッションとのスタイリングを楽しんでいるのかを紹介。ヘアカラーもファッションの一部に、思いのままに楽しむ大学生のスタイルに迫る。
















協力してくれた学生団体

Aoyama Fashion Association…青山学院大学発の、デザイン・生産・ 販売まで行う本格派ファッション“ブランド”サークル。毎年3月に展示会で、制作コレクションを発表する

Carutena…服の大量廃棄をなくすことを目標に いらなくなった服を自主回収し、トートバッグやエコバッグ、巾着などの小物商品を製作・販売する学生発のブランド。上智大学から生まれた

Keio Fashion Creator…毎年12月にファッションショーを開催する慶應義塾大学発の学生服飾団体。テーマ決めから洋服の製作、 ステージづくりなど全て自分たちで行う

Rethink Fashion Waseda…早稲田大学発、「サステナブルファッションをライフスタイルに」をモットーに掲げて情報発信およびコミュニティーづくりを行う学生団体。SNSやユーチューブを中心に活動する

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【サステナ隊長!向は3月後半何した】デザイナーたちからもらった情熱 「トモ コイズミ」「フミエ タナカ」「トーガ」

 サステナビリティを頑張るのは何のため?私の場合は「新しいクリエイションを追い続けるため」。循環社会への転換は絶対。その上でファッションが生み出す新しい価値をこれからも探求したい。そんな風に毎日思っております。だからファッションウィークはとても大切です。ファッションデザイナーたちの情熱に触れ、彼らの仕事が輝くビジネスの土台を作ることに貢献するぞ、と改めて思ったのでした。

3月14日(月)
北海道の廃棄漁網が服になる

 漁網がファッションウィークの主役になる日が来るとは!「ダイワ(DAIWA)」と言えば、釣り。釣りと言えば魚。魚と言えば北海道(だけじゃない)。漁業に欠かせないのが漁網。その漁網は数年で廃棄、埋め立て処理されているのが現状です。海洋環境改善があってこそ自らに存在意義があると考えたダイワは、その漁網をマテリアルリサイクルし、漁協関係者が着るアパレルへと循環させました。廃棄漁網の再生利用は増えていますが「北海道から出た廃棄漁網を北海道に返す」というシンプルな循環が素敵。ザッツ、クリエイティブですね。

3月14日(月)
女優陣を蜷川実花が激写!
桃源郷みたいな「トモ コイズミ」

 「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」は日本の宝です。小泉智貴デザイナーがすごいのはそのセンスと発想力に加えて、巻き込み力です。彼のためには何か協力したい。周囲にそう思わせる人間力があります。バックステージで蜷川実花さんが女優陣を次々と撮影する(のを見る)なんてことが実現するのもそのたまもの。撮影現場に飾られていたのは桜だけど、そこはまるで桃源郷でした。

3月16日(水)
「フミエ タナカ」のショーで
空を見上げて涙ぐむ

 会場はピリッとした冷たい空気が残る夜の恵比寿ガーデンプレイス中央広場。「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」のショーのフィナーレでモデルたちは大きな輪を作り、静かに空を見上げました。観客たちも思わず空を見る。その瞬間に多くの人が平和を祈ったはずです。手仕事を取り入れた服はどこかの民族を連想させるけど無国籍。ピュアなエネルギーに感情を揺り動かされて少し涙が出ました。

3月16日(水)
「タナカダイスケ」は次なる
「トモ コイズミ」になれるか!?

 初のショーを披露した「タナカダイスケ(TANAKADAISUKE)」。手仕事を生かしたドレスが中心でカワイくて少しダーク。彼の服はエンターテインメントの世界で活躍しそうです。なぜならレッドカーペットのドレスはかつて主流だった「ボン、キュッ、ボン」なセクシードレスから、着る人の個性を生かしたスタイルへと変わりつつあるから。世界のエンターテインメントに愛されている「トモ コイズミ」に続いてほしい!

 彼をサポートしたのは母校の大阪文化服装学院。私も20年近く同学院の卒業審査会などに関わっており、「クリエイションを教える」センセイたちの苦悩を含めて近くで見てきたのでこういう逸材の登場が嬉しいです。

3月17日(木)
デザイナーがマイクを手に語ることの重要さ

 「CFCL」がリアルでイベントを行った、その一番の魅力は社長兼クリエイティブディレクターの高橋悠介さん自身が冒頭にマイクを手に登場し「パリで発表して思うこと。なぜこのような形式をとったか」などについてしっかり語ったことにあると思います。会いに行けるデザイナーとでも言いましょうか。もちろん、オンラインでも話は聞けますが肉声って何か違う。記憶に刻まれます。

3月18日(金)
瞑想へ誘われたらそこは展示会だった

 ファッションのイベントで「瞑想しに来ませんか?」と誘われるのはレアケース。ウキウキと向かうとそこは心落ち着く瞑想ルームでした。3人でおじゃまして、3人で(当たり前だけど)無言で瞑想をして、最後に静かに服を見ました。心地よかったです。「シングス ザット マター(THINGS THANT MATTER)」は毎月異なる“感覚”に着想した5型程度のアイテムを受注生産販売するブランドです。つまり余剰在庫なし。こういう考え方に共感する女性は多いはず。

3月18日(金)
パルコがサステナイベント
「ドミューン」でディープにトーク

 渋谷パルコがサステナブルをテーマにしたイベント「サイクル」を開催し、その一環で「ドミューン(DOMMUNE)」のライブ配信に参加しました。自分でも言うのも何ですが、」ドミューンの宇川直宏さんと私はナイスコンビでして、ここ数シーズンは最新コレクションを題材に私がベースを解説し、博識な宇川さんが音楽を軸に話を深めるというパターンが定着しています。今回はそこにサステナブルという切り口も加わり一層ディープに。学生時代、放課後の教室で時間を忘れて趣味の話をしている友達みたいな感じで止まりません。野放図なトークを自由にさせてくれる渋谷パルコが偉いと思う。

3月19日(土)
土曜日夜に「トーガ」のショーの幸せ

 クリアケース3箱分ある「トーガ(TOGA)」をいったん全て引っ張り出してから一着を選び、一杯飲みながらメイクをしてのんびりと2022-23秋冬コレクションのショー会場へ。なんて幸せな土曜日の午後。今シーズンも欲しい服がたくさんあったので欲しい順番に写真を並べました。

3月23日(水)
23歳のインフルエンサーは良い意味で戦略家だった

 先月、こちらの日記で紹介したYAMATOさん。「SDGsを勉強したい」という彼に「連絡待ってます」と返したら、即、編集部に遊びにやって来ました。有言実行、偉い!170万のフォロワーを持つ彼のTikTokはインドネシアやブラジルなど海外のファンが多いのですがその背景には、投稿内容や時間帯など実によく考えられた戦略があるということを知りました。日本の芸能界は海外へのアプローチが弱いイメージがありますが、彼は自分の手で世界からの「いいね」を勝ち取っています。そしてその発信力を生かしてSDGsについて自分なりに発信してゆきたいと言う。頼もしいです。

3月24日(木)
アディッション アデライデを「ジャックムス」がハック

 これぞまさに“ハック”。セレクトショップのアディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)が一時的に全面的に「ジャックムス(JACQUEMUS)」仕様にリニューアルされています。つまりはポップアップですが、この一時的に“乗っ取る”感じ、いいですね。「ジャックムス」の服やバッグはシュールな世界観を持ちつつ、エレガント。パリのクチュールメゾンを彼が手がける日が近い予感です。

3月24日(木)
ゴールドウイン×スパイバーのオンライン会見にのめり込む

 中身が濃く、未来を見据えた会見でした。オンラインのイベントって途中でついつい気を抜きがちですがこちらは最初から最後まで集中して参加。循環型社会や近未来の素材について語るゴールドウインの渡辺貴生社長(写真右)とスパイバーの関山和秀取締役兼代表執行役(写真中)の言葉を理解しようと必死でした。面白かった!

3月24日(木)
「マメ クロゴウチ」の展示会で
縄文時代へ思いを馳せる

 「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」の展示会には着想源となった長野の自然や文化、特に縄文の世界が展示されていました。何がすごいって、デザイナーの黒河内真衣子さんのノートがすごい。そこには博物館に通い描いた縄文土器の写し絵の数々。デザインの参考にしたいのなら写真だっていいはずです。でもこうやって手を動かすことでそれを描いた縄文の人たちの感覚まで受け取ろうとしているように思えます。以前、長野の茅野市尖石縄文考古館で国宝の土偶“縄文のビーナス”などを見たとき受けた「4000~5000年前ってそんなに昔のことでない気がする」という不思議な感覚をここでも受けました。

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オンワードHD副社長に知識氏 元カネボウ化粧品社長

 オンワードホールディングス(HD)は、同社社外取締役で元カネボウ化粧品社長、日本交通社長などを歴任した知識賢治氏(59)が、5月26日付で副社長に就任すると発表した。

 知識氏は1985年に鐘紡(当時)に入社。自身が立ち上げた子会社リサージの社長を経て41歳でカネボウ化粧品社長に就任するなど、化粧品業界でキャリアを重ねた。その後2010年にはウェディングのテイクアンドギヴ・ニーズ社長、15年から日本交通の社長を務めるなどプロ経営者として手腕を発揮。21年5月には化粧品や雑貨などライフスタイル分野の強化を進めるオンワードHDの社外取締役に招へいされた。

 22年2月期におけるオンワードHDの国内ライフスタイル事業は売上高が379億円。これは主力の国内アパレル事業(売上高1209億円)の3割程度の水準だが、前期と比較した売上高は8.7%増、営業利益は189%増とコロナ禍でも成長を続けている。

 今期以降は、保元社長が低調なアパレル事業のテコ入れに注力する一方、同事業と並ぶ成長戦略の柱と位置付けるライフスタイル事業の成長加速を知識氏が担う体制で臨む。7日に行われた同社22年 2月期決算会見(オンライン配信形式)で保元社長は、「ライフスタイル事業は堅調に拡大しているが、成長スピードもう一段加速させていきたい」とし、知識氏について「豊富な化粧品会社での営業経験のノウハウや人脈を活用していただきたい」と期待を述べた。

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アイウエアの「アイヴァン」が佐々木希の「アンティミテ」とコラボ 「思いが詰まったものづくりができて幸せ」

 アイウエアブランドの「アイヴァン(EYEVAN)」は、佐々木希が手掛ける「アンティミテ(INTIMITE)」と協業した新レーベル“アンティミテ バイ アイヴァン(INTIMITE BY EYEVAN)”を立ち上げ、佐々木を招いた発表イベントを7日に開催した。

 コラボアイウエアは7型で、ユニセックスで使えるモデルもそろえる。伊勢丹新宿店に開くポップアップストアと、「シープ アイヴァン」ニュウマン新宿店、ニュウマン横浜店で5月4日に先行発売し、5月中旬から下旬に「アンティミテ」公式サイトなどでも販売する予定だ。

 佐々木は協業のオファーを受けて「『アイヴァン』は以前からお店に行ったらいくつも買ってしまうくらいが好きだったので、すごくうれしかった。ぜひコラボしたいと思いました」と振り返った。佐々木は“INE-3000”を着用し、「フレームがプラスチックになっていてインパクトがあるので、コーディネートのポイントになる」とアピール。さらに、「『アンティミテ』はファッション性だけでなく、機能性や手入れのしやすさにもこだわっています。そんな価値観が『アイヴァン』と共鳴しました。思いが詰まったものづくりができて幸せ。ぜひ多くの人に手に取ってもらえたら」と続けた。

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マッシュと繊維商社6社・生産流通関連4社がCO2削減へ団結

 マッシュホールディングスはこのほど、グループ全体としてサステナブルな取り組みを加速するための社内組織「サステナブル推進委員会」を立ち上げた。傘下のマッシュスタイルラボ は大手繊維商社など10社と提携し、サプライチェーンにおける二酸化炭素(CO2)削減を目的とする「サステナブルアライアンス」を発足。各社の情報やノウハウを共有しながら環境に優しい原料調達・開発を進め、生産や流通においても独自基準に基づく工場監査を制定し、全社一丸で持続可能なサプライチェーンの構築を目指す。

 アライアンスに名を連ねた繊維商社は三菱商事ファッション、豊田通商グループ、スタイレム瀧定大阪、田村駒、豊島、モリリンの6社。生産・流通ではザ・パック、東京アート、三景、ヴェストの4社。今後はアライアンスとして調達原料全体に占めるサステナブル原料の目標割合を定め、さらにその調達経路や背景などについても基準を設ける。「例えばリサイクルポリエステル素材であれば、その原料となるペットボトルはどこで回収され、再生されたものなのか。オーガニックコットンであっても、それがどういった背景で作られたものを採用するのか。CO2削減を最重要のアジェンダとして、これらに統一された基準を設ける」と近藤広幸社長。

 取引先工場への監査項目は、今後具体化を進める。「ただ目標や基準を作ることに時間を割くあまり、動けずにいては本末転倒。まずはできることから地道に進めていく。例えば工場内のLED化や省エネ意識の向上などから始めてもいい。個々の取引先工場と向き合い、CO2削減につながるできる限りのアクションを起こしていくことが重要だ」。ゆくゆくはこれらの取り組みによるCO2削減効果を数値化し、グループ全体としてのCO2削減の数値目標を掲げたいとする。衣料品の回収・循環によるサーキュラーエコノミーの構築も視野に入れる。

 アライアンスの設立は、岩木久剛マッシュスタイルラボ執行役員生産管理本部長の発案をきっかけに、近藤社長が指揮を執り実現した。「これまでマッシュとしてもサステナブル原料を使った商品企画などに努力してきたが、“点”の取り組みには限界がある。サプライチェーンの川上から川下まで関わる取引先と手を携えれば、その先にある幾多もの関連工場を巻き込み、業界の大きなムーブメントにしていくことができると考えた」(岩木本部長)。3月に行われたアライアンスの発足会議では、近藤社長自ら繊維商社各社の代表者の前に立ち、アライアンスの意義と目指す先を語った。「本来は競合関係にある取引先各社にアライアンス参画を促すことはとてもタフだった。だが最終的にはマッシュのカーボンニュートラルへの挑戦の本気度が伝わり、皆さんと同じ方向が向けたと思っている」(近藤社長)。

 今後は加盟社を広げながら、行政への働きかけも視野に入れる。近藤社長は「われわれの取り組みが見本となることができれば、業界にとっても(サステナブルな方向へ向かう)大きな推進力になるはずだ。環境に配慮するというと、どうしても不便になる、コストがかかるといったネガティブなイメージがまとわりつく。だが新しい知識や概念を学びながら(環境に関わる諸問題を)解決していくことが『楽しい』とポジティブに感じられるようなムードを僕らで作っていきたい」とし、「それは社会に対するファッションの果たすべき役割でもあると思う」と語った。

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蛯原友里が「アスタリフト」“飲む紫外線ケア”のアンバサダーに就任 42歳で輝き続ける秘訣に迫る

 富士フイルムのスキンケアブランド「アスタリフト(ASTALIFT)」は、3月1日にリニューアル発売した機能性表示食品「アスタリフト サプリメント ホワイトシールド」(60粒、税込4320円)のアンバサダーにモデルの蛯原友里を起用した。

 “飲む紫外線ケア”の「アスタリフト サプリメント ホワイトシールド」は、アスタキサンチンのほかリコピンやビタミン、ポリフェノール、コラーゲンなど美容成分を配合し、紫外線ケアにプラスしてハリや潤いケアもできるサプリメント。3月のリニューアルからアスタキサンチンによるスキンケア効果の機能性表示を追加。高い抗酸化作用を持つ同成分は、紫外線の刺激から肌を守るのを助ける機能、肌の潤いと弾力を保ち健やかな肌を維持する機能を持つ。

 ブランドでは「蛯原友里 42歳。キレイな笑顔の秘密は?」をテーマに、今も輝き続ける蛯原の秘密に迫るインタビュー動画などのコンテンツを発信し、紫外線ケアや肌悩みをケアするサプリメントの重要性を伝えていく。

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「シュウ ウエムラ」の旗艦店が1周年 スペシャルイベントと限定アイテム発売

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は4月16〜17日、表参道の旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」のオープン1周年を記念したイベントを開催する。アニバーサリー限定のコレクションを発売するほか、イベント前日にはアンバサダーの市川染五郎を招いたライブ配信も行う。

 イベントでは、2022年春夏コレクションを全国の店頭発売に先駆けて販売する。同コレクションを購入した人には限定のラッピングサービスのほか、イベント中に1品以上購入した人にはクッキーを、さらに税込2万2000円以上購入した人には限定のミニメイクアップボックスをプレゼントする。パーティーも開催し、フォトスポットも多数用意する。
 
 1周年を記念した限定アイテムには、人気の“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル”が限定パッケージで登場。日本の伝統美からインスパイアされたデザインで、一つ一つ手作業で組み立てられている。また、着物デザイナーのIWAMOTO KISABUROとコラボしたキットを数種類登場する。ブランドを代表する製品を、特徴的な籠染めデザインを施した風呂敷やケースに収めた。

 イベント前日には、先日アンバサダーに就任した市川染五郎のオンライントーク&メイクアップショーを配信する。uchiideインターナショナル アーティスティック ディレクター によるメイクアップショーに加え、市川染五郎へのインタビューやブランドの最新ニュースなどを届ける。

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トム フォードがレジ袋などに使われる薄膜プラスチックの代替素材コンペの最終選考者を発表 ナイキも参画

 トム フォード(TOM FORD)と非営利の環境保護団体ロンリー ホエール(LONELY WHALE)による“トム フォード プラスチック イノベーション プライズ”はこのほど、最終選考者を発表した。世界26カ国から64の応募があり、最終選考に残ったのは8団体。同プライズは、レジ袋などに使われる薄膜プラスチックの代替となる、大量生産可能で生分解性のある新素材の開発を目的としたコンペ。

 最終選考に残ったのは、カナダのバイオテクノロジー会社のジェネシス(GENECIS)やケニアの社会的企業ルワンダバイオテック(LWANDA BIOTECH)、インドに拠点を置くゼロサークル(ZEROCIRCLE)など。ジェネシスは、細菌を再プログラムして価値の低い有機廃棄物から希少な物質を生成。ルワンダバイオテックは、薄膜プラスチック代替品の開発を通じて、地域社会のプラスチック汚染と農業廃棄物問題に取り組む。ゼロサークルは養殖した海藻から、使用後に海中で無害に分解される安全な包装材を製造する。

 最終選考者は今後、ナイキ(NIKE)がスポンサーとなり、1年にわたって行う素材試験に進む。1.生分解性があり、2.社会や環境への悪影響を最小化し、3.産業品質基準を満たし、4.コスト競争力があり、5.大量生産が可能で2025年までに市場に投入できるかの審査を受ける。

 同試験は、ジョージア大学新素材研究所やシアトル水族館の協力により、海水を用いて行われる。シアトル水族館は、対象の素材を海洋生物が食べたときの内臓の変化を調べる。シアトル水族館のエリン・マイヤー(Erin Meyer)博士は、「これまで900種以上の海洋生物がプラスチックを飲み込んだことが確認されており、この数は増え続けている。クジラが食べた場合、25%近くが死亡する。安全に十分留意した上で、代替素材をクジラが食べたとき、どんな影響が出るかを調査したい」と述べる。

 また最終選考者の素材は、「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」や「J.クルー(J.CREW)」などブランドによる試験も受ける。参加ブランドは、プライズ受賞者や最終選考者の素材を自社の包装材に試験的に導入することも表明している。

 ファッション業界だけで年間1800億枚の薄膜プラスチック製レジ袋が使用され、毎年1400t弱のプラスチックが海洋に流出しているとされる。これは、海洋を汚染する薄膜プラスチックの46%を占める数字だ。デューン・アイブス(Dune Ives)=ロンリー ホエール事務局長は、「リサイクル不可能な薄膜プラスチックからの、最大の商業的移行であると主張したい。われわれは協力することで、“海にプラスチックが存在しない未来”を実現することができる」と話す。

 トム フォードとロンリー ホエールは20年に“トム フォード プラスチック イノベーション プライズ”を立ち上げ、21年に応募受付を開始した。これに合わせ、「トム フォード タイムピース(TOM FORD TIMEPIECES)」は、海洋プラスチックごみを再利用した時計を発売した。

 プライズ受賞者は23年春に発表され、120万ドル(1億4640万円)以上の賞金が授与される。その後も数年間にわたり、市場投入に向けた支援を受ける。

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「ニューバランス」と「ガニー」の初コラボスニーカー“2002R” “Y2K”ファッションが着想源

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ガニー(GANNI)」と初めてコラボレーションした新作スニーカー“ガニー × ニューバランス2002R”を4月15日に発売する。価格はそれぞれ税込2万2000円で、サイズは23〜25cmをそろえる。「ニューバランス」の公式オンラインストアと、ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)で取り扱う。

 スニーカーは、2020年秋にアジア製で復刻した「ニューバランス」の“2002R”をベースに、トレンドの“Y2K(Year 2000)” ファッションに着想を得て製作した。メッシュ部分にはオリジナルの“GANNI”ロゴを施し、アッパーやアウトソールには環境に配慮したリサイクル素材を使用している。

 カラーは、00年代初頭のスタイルを連想させる、ホワイトとグリーンで彩った“アイランド グリーン”と、虹色のライニングをあしらった“レインボー”の2種類を用意する。

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「ニューバランス」と「ガニー」の初コラボスニーカー“2002R” “Y2K”ファッションが着想源

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ガニー(GANNI)」と初めてコラボレーションした新作スニーカー“ガニー × ニューバランス2002R”を4月15日に発売する。価格はそれぞれ税込2万2000円で、サイズは23〜25cmをそろえる。「ニューバランス」の公式オンラインストアと、ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)で取り扱う。

 スニーカーは、2020年秋にアジア製で復刻した「ニューバランス」の“2002R”をベースに、トレンドの“Y2K(Year 2000)” ファッションに着想を得て製作した。メッシュ部分にはオリジナルの“GANNI”ロゴを施し、アッパーやアウトソールには環境に配慮したリサイクル素材を使用している。

 カラーは、00年代初頭のスタイルを連想させる、ホワイトとグリーンで彩った“アイランド グリーン”と、虹色のライニングをあしらった“レインボー”の2種類を用意する。

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「カルティエ」のハイジュエリーイベントが京都で開幕 五感を刺激する新作ハイジュエリーから16億円のネックレスまで

 「カルティエ(CARTIER)その」は4月6日、桜が咲く京都でハイジュエリーイベント“シジエム サンス パル カルティエ(SIXIEM SENS PAR CARTIER以下、シジエム サンス)”のプレス発表会を開催した。同ブランドが京都でハイジュエリーイベントを行うのは6年振り。約2年の準備期間を得て開催するイベントのテーマは“エンカウンター(出会い)”。歴史のある京都で、“伝統と革新” “美と自然の融合” を表現したハイジュエリーに出合って欲しいという思いが込められている。会場内には、京都出身の和紙デザイナーの堀木エリ子が“シジエム サンス”に着想を得て漉き上げたオリジナルの和紙アートを展示。「カルティエ」と京都に共通する時代を超えた美の探究が共鳴する空間になっている。8〜6日には顧客を招いて発注会を行い、17~18日は特別に一般公開する(応募は3月末で終了)。

 会場の京都市京セラ美術館は6つの部屋に分かれており、テーマ別にハイジュエリーやウオッチ、オブジェなどが展示されている。最初の部屋“プロフュージョン(豊かさ)”の入り口には、新作ハイジュエリー“の代表作である “シネステジー”のネックレスを展示。ほかにも、色とりどりの宝石を使用した新作ハイジュエリーをはじめ、アイコンの“トゥッティ フルッティ”など、まばゆいハイジュエリーが勢ぞろい。“シジエム サンス”とは“第六感”という意味で、視覚、触覚、味覚などの五感を刺激するような作品ばかりだ。宝石のボリュームやカラー、カットの多様性と意外性のある宝石同士や異なるカットの組み合わせが織りなすジュエリーには、「カルティエ」のジュエラーとしての革新性と最高峰のクラフツマンシップが潜んでいる。

 次のテーマは、“インスティンクト(直感)”。「カルティエ」のエンブレムである“パンテール”のしなやかな強さを表現したジュエリーやウオッチがそろう。毛並みや表情など、同じものは一つとしてない“パンテール”としまうまやアリゲーターなどを組み合わせた愛嬌のあるデザインも見られた。

イベント最高額の約16億円のネックレスとは

 “オフフレーム(枠組みの外)”と題された部屋には、立方体のエメラルドが花のようにサファイアを囲む新作の“エクラティス”リングをはじめ、「カルティエ」が1925年に国際博覧会で発表しセンセーションを引き起こしたショルダージュエリーからインスピレーションを得た“ヴィクトリエンヌ”などを展示。

 今回のイベントの最高額品の約16億円のネックレスもこの部屋に展示されている。先端のステップカットを施した、ペアシェイプのダイヤモンドの上には、さまざまなカットを施したダイヤモンドの台座にブルーダイヤモンドが輝いている。そのまばゆい輝きは、極めて複雑で立体的なダイやモンドの台座の構造によるものだ。先端の約8カラットのダイヤモンドも、Dカラー(無色透明)IF (インターナルフローレス)のタイプ2(窒素などの不純物なし)の極めて希少なもの、ファンシーカラーのビビッドブルーダイヤモンドも非常に希少なもの。これらのダイヤモンドの調達から、それらを最大限に生かすカットとデザインに対する大胆ともいえる革新的な「カルティエ」のアプローチを象徴する作品だ。

過去の名作やスペシャルオーダーも

 その他、ハイウオッチをそろえた部屋はもちろんのこと、“トラディション”と題された「カルティエ」の過去のジュエリーやウオッチ、オブジェが並ぶ部屋もある。“王のジュエラー”としての歴史を持つ同ブランドでは、過去生み出したクリエイションの正当性を保証して販売しており、コレクターにとっては垂涎ものばかりだ。最後の部屋は“スペシャルオーダー”になっており、宝石のルースやデザイン画が展示。顧客と「カルティエ」が唯一無二の作品をともに作りあげることができるサービスを提供する。

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H&M創業家による第6回「グローバル・チェンジ・アワード」 地球によい影響を与える受賞者5組を発表

 スウェーデンのH&Mヘネス・アンド・マウリッツ創業家一族による非営利財団、H&Mファウンデーションが、第6回「グローバル・チェンジ・アワード」の5組の受賞者を発表した。同アワードは「ファッションを地球によい影響を与えるものに変革する」ことを目的に、“ファッションのノーベル賞”を目指して同財団が2015年にスタート。第4回では、廃棄のないパターンメーキングなどに取り組む川崎和也主宰のシンフラックスも受賞している。

 今回受賞したのは、英国の「BioPuff by saltyco」(農地化された土地を修復すると共に、水鳥の羽根のダウンに代わる植物素材を生産)、スウェーデンの「BIORESTORE」(古着や使用済み衣類を新品に近しく洗いあげる洗濯のソリューション)、インドの「CottonAce by Wadhwani AI」(小規模綿農家に向けに開発した、AIを活用した農薬削減とそれによる支出抑制のプログラム)、中国の「Re:elastan」(ポリウレタンとポリエステルの混紡繊維をリサイクル可能にする技術)、米国の「Rubi」(温室効果ガスを原料とするレーヨンとリヨセルの生産)の5組。

【受賞者のプレゼンテーションから】


 
 5組には賞金100万ユーロ(約1億3500万円)が分配されるほか、H&Mファウンデーション、アクセンチュア、スウェーデン王立工科大学、ミルズファブリカ(the Mills Fabrica、香港の素材メーカーを母体とするサステナビリティ関連のイノベーションカンパニー)などによる1年間のメンタープログラムが提供される。

 受賞アイデアが業界全体のイノベーションにつながることを目指し、H&Mファウンデーションは受賞アイデアに対し知的財産権などは一切保有しない。受賞者はH&M以外も含め、さまざまなブランドや企業とパートナーシップを組むことが可能となっている。

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「シャンドン」が初のオーガニックスパークリングワインを発売

 MHD モエ ヘネシー ディアジオ(MHD MOET HENNESSY DIAGEO)は、「シャンドン(CHANDON)」から初のオーガニックスパークリングワイン“シャンドン シャン デ シガル(CHANDON CHANT DES CIGALES)”を4月上旬に発売する。価格は税込3905円(750ml)。

 “シャンドン シャン デ シガル”は、南フランス・コート・ド・プロヴァンス産の有機栽培のブドウのみを使用したロゼ スパークリングワイン。醸造の技術責任者のオードリー・ブルジョア(Audrey Bourgeois)を中心に、ドン ペリニヨン(DOM PERIGNON)の元醸造最高責任者のリシャール・ジェフロワ(Richard Geoffroy)や、クリュッグ(KRUG)の元最高醸造責任者で現クリュッグ副代表兼取締役のエリック・ルベル(Eric Lebel)らの監修で生まれた。ブドウのアロマを残すためシャルマ製法で醸造しており、フランス語で“蝉の歌”を意味する“シャン デ シガル”の名の通り、蝉が歌うように繊細な微発砲の泡立ちが特徴だ。

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「シュプリーム」と「ディッキーズ」がコラボ 4型のアパレルとベルトを用意

 「シュプリーム(SUPREME)」は、「ディッキーズ(DICKIES)」とのコラボコレクションを4月9日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などにある旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

 両社のコラボは毎シーズンの定番で、今回は2022年では初めて。ワークジャケットとショートスリーブシャツ、ワークパンツ、ショートワークパンツに、ベルトを加えた全5型を用意する。アパレルは、どれも「ディッキーズ」のシグネチャーであるタフなT/Cツイル素材を採用し、袖やサイド部分にはバイカラーのラインをあしらった。それぞれ4色計16アイテムをそろえる。また、ベルトも同様のラインを帯に用いた4色をラインアップし、バックルには両社のロゴを刻印している。

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大王製紙「エリス」が新プロジェクト 学生を対象に生理用ナプキン無償提供などを実施

 生理用品ブランド「エリス(ELIS)」を展開する大王製紙は4月7日、多様性のある社会で一人一人の生理に寄り添うプロジェクト「ミート マイ エリス(MEET MY ELIS)」を始動する。「だれかではなく、あなたのそばに。」のメッセージのもと、より多様なニーズに応えるべくブランドを刷新した「エリス」が立ち上げた本プロジェクトの一環として、生理用ナプキンを1年間無償で提供する「奨学ナプキン」を開始する。また、4月11日から東京・大阪を皮切りに、全国10都道府県でリニューアルした「エリス」の生理用ナプキンのサンプリングイベントを行う。

 「奨学ナプキン」は、生理用品の入手が困難な全ての学生を対象に応募を募り、「エリス」の生理用ナプキン1年分を1000人に無償で送るというもの。特設サイト内の応募フォームから申し込みを受け付ける。選ばれた奨学生には、モニターとして製品についての感想や生理についての悩みを寄せてもらうことで、より多様なニーズに応えた製品を展開するブランドを目指す。

 サンプリングイベントでは、多くの人に思いを知ってもらうためにリニューアルした「エリス」の生理用ナプキンを配布する。4月11日の東京・大阪を皮切りに、北海道や広島、福岡など全国10都道府県で行い、合計8万個のサンプルセットを配布する。

 「エリス」は2022年4月にブランドメッセージも刷新。多くの女性により自分らしい毎日を過ごしてほしいという願いのもと、常識にとらわれず、ひとりひとりの価値観やライフスタイルに寄り添う。ブランドムービー「わたしの生理」を公開し、新たな「エリス」の姿勢を紹介している。

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大王製紙「エリス」が新プロジェクト 学生を対象に生理用ナプキン無償提供などを実施

 生理用品ブランド「エリス(ELIS)」を展開する大王製紙は4月7日、多様性のある社会で一人一人の生理に寄り添うプロジェクト「ミート マイ エリス(MEET MY ELIS)」を始動する。「だれかではなく、あなたのそばに。」のメッセージのもと、より多様なニーズに応えるべくブランドを刷新した「エリス」が立ち上げた本プロジェクトの一環として、生理用ナプキンを1年間無償で提供する「奨学ナプキン」を開始する。また、4月11日から東京・大阪を皮切りに、全国10都道府県でリニューアルした「エリス」の生理用ナプキンのサンプリングイベントを行う。

 「奨学ナプキン」は、生理用品の入手が困難な全ての学生を対象に応募を募り、「エリス」の生理用ナプキン1年分を1000人に無償で送るというもの。特設サイト内の応募フォームから申し込みを受け付ける。選ばれた奨学生には、モニターとして製品についての感想や生理についての悩みを寄せてもらうことで、より多様なニーズに応えた製品を展開するブランドを目指す。

 サンプリングイベントでは、多くの人に思いを知ってもらうためにリニューアルした「エリス」の生理用ナプキンを配布する。4月11日の東京・大阪を皮切りに、北海道や広島、福岡など全国10都道府県で行い、合計8万個のサンプルセットを配布する。

 「エリス」は2022年4月にブランドメッセージも刷新。多くの女性により自分らしい毎日を過ごしてほしいという願いのもと、常識にとらわれず、ひとりひとりの価値観やライフスタイルに寄り添う。ブランドムービー「わたしの生理」を公開し、新たな「エリス」の姿勢を紹介している。

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「G-SHOCK」が“時計じゃない”商品を扱う新プロジェクト 第1弾はデニムアイテム

 カシオ計算機の「G-SHOCK」はこのほど、ブランド初の“時計じゃない”商品を扱うプロジェクト“G-SHOCK プロダクツ”を立ち上げた。同プロジェクトでは、ビームス(BEAMS)をパートナーに迎え、オリジナルのライフスタイルグッズに加え、コラボレーション商品などさまざまなアイテムを取り扱う。

 プロジェクトの第1弾は、デニムにフォーカスしたコレクションを製作した。素材には、コーデュラ®糸を加えて折り上げた14オンスのデニムを採用。袖をまくらずに時間を確認できる“ウォッチ ウィンドウ フラップ”を備えたデニムジャケット(税込2万9700円)、ガジェット用ポケットを含む6ポケットのデニムジーンズ(同1万9800円)、ポケットに“G”マークをステッチしたTシャツ(同7700円)をそろえる。

 ジャケットとジーンズは、CASIOオンラインストアで4月11日12:00に予約を開始し、4月20日に発売する。Tシャツは、同店で5月12日12:00予約開始、5月18日に発売する。

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「G-SHOCK」が“時計じゃない”商品を扱う新プロジェクト 第1弾はデニムアイテム

 カシオ計算機の「G-SHOCK」はこのほど、ブランド初の“時計じゃない”商品を扱うプロジェクト“G-SHOCK プロダクツ”を立ち上げた。同プロジェクトでは、ビームス(BEAMS)をパートナーに迎え、オリジナルのライフスタイルグッズに加え、コラボレーション商品などさまざまなアイテムを取り扱う。

 プロジェクトの第1弾は、デニムにフォーカスしたコレクションを製作した。素材には、コーデュラ®糸を加えて折り上げた14オンスのデニムを採用。袖をまくらずに時間を確認できる“ウォッチ ウィンドウ フラップ”を備えたデニムジャケット(税込2万9700円)、ガジェット用ポケットを含む6ポケットのデニムジーンズ(同1万9800円)、ポケットに“G”マークをステッチしたTシャツ(同7700円)をそろえる。

 ジャケットとジーンズは、CASIOオンラインストアで4月11日12:00に予約を開始し、4月20日に発売する。Tシャツは、同店で5月12日12:00予約開始、5月18日に発売する。

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山縣良和のここのがっこうが富士吉田で展覧会 「トモ コイズミ」「リュウノスケオカザキ」を輩出

 「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」の山縣良和が主宰するファッションの私塾、ここのがっこうは4月16〜24日、2021年度の受講生の展覧会を開く。これまでは都内で開催してきたが、今回は織物産地としてファッションのモノ作りとも関係性が深い山梨・富士吉田が舞台。市内のホテルやアートギャラリーなど4カ所で展示を行う。

 富士吉田は「東京から最も近い繊維産地。(同地での開催は)デザイナーとモノ作りの現場を今まで以上に接近させることを目的とした、未来へつなげる試み」という。ここのがっこうとふじよしだ定住促進センターの共催という形を取っている。

 山縣は自身のブランド「リトゥンアフターワーズ」の活動と並行し、2008年にここのがっこうをスタート。卒業生には19-20年秋冬のニューヨーク・コレクションでのプレゼンテーション以来、一気にグローバルな存在になった「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴や、世界の若手デザイナーの登竜門「LVMHプライズ」の22年度で、ファイナリスト8組に選ばれている「リュウノスケオカザキ(RYUNOSUKE OKAZAKI)」の岡﨑龍之祐などがいる。こうした後進の育成が評価され、ここのがっこうは21年に「毎日ファッション大賞 鯨岡阿美子賞」も受賞している。

■coconogacco exhibition 2022
開催期間:4月16〜24日

開催場所:
FUJIHIMURO
山梨県富士吉田市富士見1-1-5

SARUYA HOSTEL
山梨県富士吉田市下吉田3-6-26

SARUYA Artist Residency
山梨県富士吉田市下吉田3-28-8

吉田の蔵ブラザーズ
山梨県富士吉田市下吉田2-1-25

開催時間:11〜17時(ただし16日は12〜17時、24日は11〜16時)

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『焼肉の和民』が大苦戦。デフレ路線へ。「コロナ禍での勝ち組、負け組はどこだ?【第3弾】焼肉チェーン編」

外食業態が大きな痛手を蒙ったコロナ禍。その中でも、比較的に好調といえるのは、ファストフード、そして焼肉カテゴリです。無煙ロースターが各席に配置されているため、店内の空気が定期的に入れ替わり、換気はバッチリ、空気感染の危険性が低いことから、安心して楽しめる外食としてハレの日に食事ができる場所として選ばれています。しかし、すべてが勝ち組かと思ったら、詳しく分析するとそうではありませんでした、勝ち組、負け組はどこだ?「第3弾」をお届けします。
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立川の居酒屋の雄「玉河グループ」の新店は魚焼き。 お店とお客がWin-Win業態なんです

創業1971年、立川の一大居酒屋グループとして地元では名高い「玉河グループ」。どのくらい有名かというと、地元でラッピングバスが走るほどだ。その新店舗が、西国立で2022年3月にオープンした。その名も「魚焼き 玉河」。刺身サイズにカットされた魚を卓上ロースターで炙って食べるという、焼き肉スタイルが売り。まだまだ店数の少ないこの業態の強みと弱みを探ってみる。
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「ルイ・ヴィトン」からシトラス系の新作フレグランス “ロサンゼルスの夜“をイメージ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はこのほど、ユニセックス・フレグランス・コレクション“パルファン・ド・コローニュ”からシトラス系の新作“シティ オブ スターズ”を発売した。価格は100ml、税込3万8500円。

 インスピレーション源は“ロサンゼルスの夜”で、ブラッドオレンジ、レモン、マンダリン・レッド、ベルガモット、ライムの5つのシトラスの香りで表現する。

 ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)「ルイ・ヴィトン」インハウス・マスター・パフューマーは、「美しい1日が終わり、街の灯かりが夜空を駆けるロサンゼルス。そのきらびやかで独特な雰囲気を映し取ることに徹底的にこだわった」と話す。

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