バロック22年2月期は営業黒字27億円 今期中にも中国店舗数が国内超え

 バロックジャパンリミテッドの2022年2月期連結業績は、営業利益が前期比2.1倍の27億円となり、期初予想23億円を上回って着地した。売上高は同16.9%増の591億円、純利益は同3.9倍増の14.7億円。新型コロナの影響で売上高は期初予想(597億円)をやや下回ったが、適正仕入れや正価販売の強化で利益を底上げした。

 国内事業の売上高は同16.5%増の517億円。「アズールバイマウジー(AZUL BY MOUSSY)」を筆頭とする主力販路のSCブランド群の売上高が16.7%増の258億円と、大きく回復・けん引した。

 現地の靴小売ベル・インターナショナルとの合弁会社で運営する中国事業の売上高は同13.6%増の74億円。店舗数は前期比33の純増で332店舗(21年12月末時点)となり、23年2月期中には足踏みしている日本国内の店舗数(2月末時点で367店舗)を上回る見通し。村井博之社長は同国内での出店戦略について「(店舗数は)500や600といった、数字ありきではない」としつつも、中国市場の底堅い成長を見込み、当面は出店ペースを緩めない姿勢だ。EC売上高はTikTokでの販路開拓が進み、同12.3%増と伸ばした。

 北米事業の売上高は同1.8倍の15億円。直営店舗はニューヨークの1店舗のみだが売上高構成の32%に達するECと、高級百貨店やセレクトショップへの卸売りを柱として業績を伸ばしている。

 海外事業の合計売上高94億円は国内事業と比較すると大きな開きがあるものの、ECを主軸とした収益性の高いビジネスモデルの成長を推し進める。村井社長は「5年後には、海外事業の営業利益が国内事業を上回るだろう」とする。

 23年2月期連結業績は売上高が前期比7.2%増の633億円、営業利益が同17.9%増の32億円、純利益が同20.6%増の17億円を予想する。

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意外と簡単⁉︎ サステナブルファッション、毎日の取り入れ方 マリエの「私の34年目のサステナブル」Vol.56

 「オーガニックフードやサステナブルファッションは高額」と思われがちだが、本質を理解するとリーズナブルかつマインドリッチに実践できるものだ。私の場合、サステナブルなライフスタイルを勉強・理解するにつれて、毎日の消費はシンプルになり、浮いたお金は習い事や価値ある循環型アイテムに充てられるようになった。今はこのマインドリッチな毎日に満足している。

 ファッションは、自給自足が難しい。庭に綿花の種を蒔き、糸を紡いで生地にして、裁断、染めて、縫い合わせられる人はなかなかいない。だからといって布一枚をぐるぐる巻いたスタイルが流行るとも思わない。だから「どうせ私なんかの、一回の行動で社会が変わるはずがない」と思っている方もいるのではないだろうか?そんな人に、“取説簡単”のサステナブルファッション入門編を伝授しよう。

エコバックを持って買い物に行く

 これは、食べ物を買いに行く時と一緒だ。だがここで、「ショッピングバッグにも価値がある時代」を長く歩んできた我々のクセが邪魔をする。私も昔はショッピングバッグを何十枚、何百枚と溜め込んでいた。膨大なスペースを要し、私は「家賃を無駄にしている」と考え、その日からもらうことをやめた。私がもらわなくなってもブランドからの供給は変わらないと思うこともあるが、時代は変わってきた。ブランドは、ショッピングバッグをもらわない人が増えていることに気づき始めている。みんなの意思表示がどれだけ大事か、結果は、すぐそこだ。

捨てない

 「捨てる」という選択肢は、あなたにとって一番簡単かもしれないが、地球にとってはそうじゃない。メルカリや古着の買取は、あなたのお財布を潤すし、地球環境までちょっと潤す。捨てない方法は、このコラムを参考にして欲しい。私はめんどくさくなったら、人にあげちゃうか、今のところ「H&M」に渡している。たまに「本当に大丈夫なの?」って聞かれるけれど、「リサイクルできるものはする」と言っているから、「捨てるよりましかな?」と思っている。私にとって、行き場のない洋服の最終手段だ。最近はその前に「ご自由にどうぞ」ボックスを作って、置いてもいい場所に置いてみる。オフィスのテーブルの上にランチの間だけ置いてみたり、家の前の玄関に設置したりでも意外となくなるものだ。

悩んだら買わない

 これは、浪費家だった私の二十代中盤からの鉄則。「悩んだら買わない」ルールのおかげで、迷った洋服は7割買わなくなった。さらに大切なのは、やっぱり忘れらずにゲットしたアイテムは、ずっと大切にしている。結局、欲しいものは買うのだが、「本当に欲しいのか?」のイマジネーションと計算を頭で繰り返すから頭の体操にもなる。

 この3つのどれか一つでも取り組めば、あなたにもサステナブルファッションを楽しんでいるマインドリッチな毎日が待っている。

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アルペン、TSIの株式3.7%を10億円で取得 ゴルフで連携

 大手スポーツ専門店のアルペンは18日、TSIホールディングスの発行済み株式の3.7%を取得したと発表した。取得金額は約10億円。取得理由についてアルペンは「TSIホールディングスが持つゴルフアパレルブランドの取引強化などを通じて、厳しい競合環境での差別化が可能と考えられる」としている。アルペンのゴルフ専門店「ゴルフファイブ」と、TSIの「パーリーゲイツ」などゴルフ事業との連携を強める。

 TSIにとってゴルフウエア事業は売上高と利益をけん引する大黒柱であり、コロナ下のゴルフ人気で存在感が増している。2022年2月期で「パーリーゲイツ」の売上高は前期比46.7%増の150億円に跳ね上がった。同ブランドを中心としたゴルフ事業・アスレジャー事業は41億円の営業利益を稼ぎ出し、TSIの黒字転換と最高益達成に貢献した。

 4月1日に開店したアルペンの超大型店「アルペン・トーキョー」に入るゴルフファイブの旗艦店には、TSIのゴルフブランド複合ショップ「ザ・ハウス」がゴルフ専門店に初出店していた。

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「稼いだお金はほぼ事業に」 カリスマホストROLANDがファッションを通じて得たもの(インタビュー後編)

(前編はこちらから)
 カリスマホストのROLANDは4月15日、新ブランド「ミニマス(MINIMUS)」をスタートした。後編は、起業家でもあるROLANDから見たファッション・ビジネスの難しさやミニマリストとしてのワードローブと消費生活、アパレルビジネスの最終目標を聞いた。ROLANDは2019年に自己資金で事業を始め、わずか数年で従業員を300人まで大きくした現在も無借金を貫く。ミニマリストを自称し、浪費をせず、稼いだお金の大半を事業につぎ込む姿からは、自分の美意識を貫きながら、ストイックに事業に打ち込む起業家の姿が見えてきた。

WWD:「ミニマス」のコンセプトはどう決めた?

ROLAND:僕自身、所有している服の数が少なくて、シンプルが自分のフィロソフィーなところもあり、色使いが多いものや柄物をあまり着ないことを、本間さんにお話させていただきました。

WWD:所有している服の数は?

ROLAND:ファッションメディアのインタビューで答えていいようなワードローブではないんですよ。下着類が3着、ジャケットが1着、ワイシャツ3着、トレンチコートが1着、靴1足、サングラス1個。あとは同じデザインのルームウェアが3着。俗に言うミニマリストですね。YouTubeを見てもらうとわかりますが、どの番組見ても、衣装提供がある場合以外は、黒のジャケットか黒のシャツですね。

WWD:ちなみにブランドは?

ROLAND:スーツはイギリスのサヴィル・ロウのテーラーブランド「ハンツマン(HUNTSMAN)」で、ジャケットはそこのビスポークでビロードの1着。靴は今日履いている「プラダ(PRADA)」。もし、気に入ったアイテムが見つかれば、それまで使っていたものをトコロテン方式で押し出して処分して、最高の1着だけを常に大事にするという考え方です。毎日服を選ぶ時間を、別の思考する時間にあてたいというのがきっかけだったんですけど、そういうふうに生活していくと、同じ服を着ていることで、体重の変化や、服の肌触りで風邪ひきそうとか、体調の良・不調までわかってきます。思考もクリアになるので、もっと大切なこと…家族のことや仕事のことにフォーカスできるようになる。「ミニマス」を通じて伝えたいことも、そういうことです。「ミニマス」をまとうことで、シンプルな思考になり、もっと人生大事なことにフォーカスできるようになってほしい。そうやって、人々のライフスタイルを変えるのが、最終的なこのブランドの野望です。なので、ブランドのメッセージにも「服を選んでいた時間を、もっと大切なことに向ける。服を選ぶこと以上に、あなたのライフスタイルには価値がある」としています。

WWD:自身では、ホストやアパレル以外にも飲食店やサロンなど、さまざま事業を手掛けている。起業家としてアパレルビジネスをどう見ている?

ROLAND:他の事業と異なる点は、競合他社さんの数。アパレルはまさにレッドオーシャンで、選ばれる大義名分を作るのがすごく難しい。「クリスチャンローランド」のときも、まるで自分の子どもを育てているかのように愛情と時間と手間を注いで作ってきた。でも例えば、自分の子どもが受験に落ちたとします。うちの子はこんなに頑張ってきたし、こんなに可愛くてこんなに才能があるのに、なんで落ちたんだろう?って思いますよね。親は我が子が塾に通ったり、家で勉強しているその365日24時間のフルタイムの頑張りを見てるわけじゃないすか。でも学校側は試験と一瞬の面接だけで、いいか悪いか、それだけで判断する。アパレルも同じことです。「これだけ熱量を入れてめちゃくちゃこだわってるのに、何で売れないんだろう」というこちらの温度感に対し、お客さんは試着したり、ぱっと目にとめたり、ポップアップで手にとったときに、「これ違うな」って思えば一瞬でハンガーに戻してしまう。だからこそ「他のブランドではない、これをわざわざ買うべき」という大義名分が、価格なのかデザインなのか、それこそネームバリュー、あるいはブランドなのか。それを作るのがとても難しかった。

WWD:ホストも一瞬で心をつかむ難しい仕事だと思うが、アパレルは何が違った?

ROLAND:「クリスチャンローランド」を例に取るとデザインは、サンローランとかセリーヌと同じ方向性だったけど、そこには勝てなかった。値段の点で、同じクオリティーで価格が10分の1だったら、買われたかもしれない。でも、そういう大義名分を作れなかった。あるいは、仮に価格も高くてデザインも悪くても「天下の〇〇」みたいな、そういう位置付けのブランドだったら、また話は変わってきたかもしれない。選ばれる大義名分作りっていうのが、今回の「ミニマス」の新しいテーマでもあったし、難しさでもあった。

WWD:経営者として、今後「ミニマス」をどのくらいの期間継続していく?

ROLAND:仮に収益が悪かったとしても、自分の資金力が続く限りは続けたい。なので、資金が続く限りはやるつもりだし、業績が良ければ別に終わらせる必要はないので、半永久的に続けます。

WWD:なぜそこまで?ビジネスとしての可能性?

ROLAND:私は服は好きですが、単なる好きとはちょっと違う。ライフスタイルを変えられるのは、家具でもなければ食生活でもなくて、やっぱり身に着ける衣服なんじゃないのかっていうのが僕の考えです。先ほども言ったように僕自身がクローゼットをシンプルにしたら、思考がシンプルになって、すごくクリアな思考でいろんな物事をもっと大事なことに向き合えるようになった。それは、僕の成功の一番の要因なんじゃないのかなと思えるくらいの体験だった。それを服を通じて伝えることができたら、素敵なことだなあ、と。だからやっぱり僕にはこのアパレルビジネスが、すごく魅力的に映るんですよね。

WWD:話を聞くと「クリスチャンローランド」でも、伝えたいコンセプトは変わっていない。その考え方は今後もずっと変わらない部分?

ROLAND:そうです。そこを変えたらアパレルブランドをやる意味がなくなっちゃうんですよね。この事業でめちゃくちゃ儲けたいというのはあまりない。それ以上に、1億総ミニマリストに変えることができたら、それが面白い。

本間:哲学は同じでも、前の「クリスチャンローランド」は特別な日の一着だったが、今回の「ミニマス」はその逆。どれだけ日常にシームレスに入っていけるのかっがポイントだった。ジムと仕事、仕事とゴルフなど、自分たちの生活を全部シームレスにできる1着があるといいだろうな、どんな服だろうな、と。それが先ほどの無人島に持っていう服の話に繋がっていきます。価格帯もジャケットで大体3万円台後半、パンツで1万円台後半から2万円台前半。シャツも大体同じぐらいですかね。ジャージのブルゾンで2万円台後半から。価格帯でいうと、本当にいわゆる“ドメブラ”です。

WWD:その価格帯で素材もこだわって日本製ということだが、原価率も相当高いと?

ROLAND:具体的には言えませんが、もしプロ野球選手だったら、伝説のバッターになってるぐらいの割合です。イチロー以上ではあることは断言します(笑)。「儲けたい」ではなく、目標は「ライフスタイルを変えたい」ですから。

WWD:売り上げの目標は?

ROLAND:まずは年商1億円です。

WWD:けっこう謙虚な目標設定だが、他の事業でも常にそういう感じ?

ROLAND:リアリストな自分とロマンチックな自分が同居しているので難しいですが、やっぱり新しい業界に行けば、1年生だよっていうのは忘れちゃいけないなと思っています。もちろん自信も大事だと思うんですけど、謙虚な姿勢が一番だなっていうのは起業して一番学んだことです。アパレルでも、本当にできることからしっかりやっていこうと。

本間:サロンの方はうまく行ってますよね。

ROLAND:サロンはそうですね、今年おそらく、全国で50店舗くらいいけるんじゃないかと思います。でもそれも、できるところからやった結果です。

WWD:ROLANDグループホールディングスの年商は?

ROLAND:正確な数字は出せませんが、脱毛サロンは直営で30店舗あって、全体で社員は300人くらいです。

WWD:起業にあたって出資や融資は?

ROLAND:少し出資を受けていますが、ほぼ自己資金で始めて、いまも金融機関からの融資は受けず、無借金経営です。そもそも水商売をやっているとお金を貸してもらえないので。あくまで僕の感覚ですが、出資を受けてやるのって、他人のふんどしで相撲をとるじゃないですけど、なんかそういう感覚に近いものがある。だから経営も、あくまでも背伸びをせず、自分の身の丈に合う形でやっています。

WWD:「ミニマス」の最終的な夢や目標は?妄想レベルでもいいので。

ROLAND:先ほども言ったように常設の実店舗を持ちたいっていうのは、そんなにない。今の時代、コストに見合った効果が得られるかわからないので。そういった意味では、最終的な目標は10人すれ違って5人ぐらい「ミニマス」を着ているみたいな未来でしょうか。すれ違う人たちが「この人も『ミニマス』を着ている、あの人も『ミニマス』を着ている…」という状態になったら、みんながもっと家族や仕事など、大切なことにフォーカスできる未来になる、それが目標です。

本間:あくまで体感の話ですが、東京で生活圏が同じだと、5000枚くらい売れると、1週間にひとりすれ違うくらいかなと。しかし10人中5人となると…。

ROLAND:例えば「ユニクロ」さんだとそのくらいでしょうか。そのくらい生活に入り込みたい。

WWD:言われてみると「ユニクロ」の“LifeWear”ってコンセプトと「ミニマス」の目指す方向性は近い。

ROLAND:いや、「ユニクロ」さんとは勝負しません。ある仕事でユニクロさんのオフィスに行って企画会議にご一緒させてもらう機会があったのですが、本当にびっくりした。お客さまからのクレームの受け方やヒアリングの仕方がとにかくすごい。規模も圧倒的だけど、その姿勢はさらにすごい。日本人って「1000円あげるから俺の嫌いなとこ挙げて」と言ったとしても、言わない人が大多数の国民性なのに、そんなお金をもらってもクレームを言えない人種から、クレームとか改善点を引き出す技術があり、その上「毛玉が多い」と言ってきたお客さまには、わざわざ素材のスワッチを送り直して、フィードバックをもらっていた。その謙虚な姿勢を見て、これはさすがに勝てないな、と。「ユニクロ」さんと戦ったら負けるんで、あくまで違う土俵で「ミニマス」はやっていく。

WWD:あまり服にはお金を使わないということだが、お金の使いみちは?

ROLAND:時計は普段、アップルウォッチだし、いわゆる高級時計も持っていますが、本当に一つだけ。その他にコレクター癖もない。ただ、節約しているわけではなく、欲しいものがないという感覚です。サングラスも買ってから4、5年経つ。ものを買うときは特に期限や時期を決めているわけではなく、欲しいと思ったら、心の赴くままに、という感じ。車は自社で一台持ってますが、他は法人として買っている社用車。服を最後に買ったのは、思い出せないくらい前です。

WWD:ではお金は何に使っている?

ROLAND:うーん。新しい事業の資金かなあ。去年はレストランを開業するなど、いろんな業種にチャレンジしていて、その資金が必要だったので。不動産を買ったりということもない。

WWD:今までいろいろな方と仕事をしてきた本間さんから見て、ROLANDさんはどういう人でしょう?

本間:一番は、未知数というか可能性が多い人だなって印象です。会って話をしてみると、めちゃくちゃスマート。デザイン監修に入っているデザイナーの橋本さんも似たような感じで、楽しくやってますね。

WWD:全員が体育会系だから?

本間:それは大いにあるかもしれないすね。みんなトレーニーだし。

ROLAND:確かに体育会系ノリかもしれませんね。

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「グッチ」が“ラブ パレード コレクション”がテーマのイベントをミヤシタパークで開催 スニーカーに特化したショップも

 「グッチ(GUCCI)」は、東京・渋谷のミヤシタパークにて、最新のコレクション「グッチ ラブ パレード(GUCCI LOVE PARADE)」をテーマにした体験型イベント“グッチ ラブ パレード トーキョー(GUCCI LOVE PARADE TOKYO)”を4月23日から5月31日まで開催する。

 イベントでは、コレクションの世界観をインスタレーションや期間限定ショップ、カフェの3つのロケーションで表現。開催中に「グッチ」LINE公式アカウントからエントリーした来場者は、スタンプラリーに参加できる。3つのスポットを巡ってスタンプを集めた来場者には、数量限定のスペシャルギフトをプレゼントする。

 インスタレーションは、「グッチ」渋谷 ミヤシタパークで開催し、同コレクションのルックを展示する。さらに、ショーを開催したハリウッド大通りにいるような写真を撮影できるコーナーや、ハリウッドのバックステージを思わせるスペース、レトロなゲームルームも設置する。

 期間限定ショップ“グッチ スニーカー ルーム(GUCCI SNEAKER ROOM)”では、スニーカーをバリエーション豊富にそろえる。また、パーク内に併設しているホテル「シークエンス ミヤシタパーク(sequence MIYASHITA PARK)」4階では、カフェ“グッチ カフェ バイ バレー パーク スタンド(GUCCI CAFE by VALLEY PARK STAND)”をオープンする。カフェでは、ハリウッドにあるイタリアンバルをイメージしたメニューを提供する。

■GUCCI LOVE PARADE TOKYO
日程:4月23〜5月31日
場所:「グッチ」渋谷 ミヤシタパーク RAYARD MIYASHITA PARK North 1-2F、「シークエンス ミヤシタパーク」
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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【動画】ビームス新人プレスの仕事に1日密着 「東京と関西の架け橋になる」 

 「ファッション業界人辞典」は、ファッション業界で働く人にフォーカスし、その仕事に密着リポートします。業界のさまざまな職業を紹介しながら、「実際、どんな仕事をしているの?」「どうしたらその職に就けるのか?」などの疑問を解決。これからの若者たちの指針になるような情報や、業界人が気になるあの人の素顔や過去を、日々の仕事姿や過去の映像・写真を通して発信します。

 第6弾は、2019年ビームス入社で「ビームスドット」担当の片平楓果ビームス プレスに密着しました。ファッション雑誌などのメディアへの露出が多く、業界の憧れの職業の一つであるプレスの日々の仕事を紹介します。片平さんは、ビームスの社内研修員制度を利用して大阪から上京し、東京本社で働くPR歴1年目の23歳です。「PR業務の全てを学び、大好きな大阪をさらに盛り上げたい」という思いを抱いて上京。また、将来なりたい人物像やファッション業界で働くことについても聞きました。

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メンズファッション誌「センス」が休刊 22年の歴史に幕

 メンズファッション誌の「センス(SENSE)」が7月号(6月9日発売)をもって休刊する。

 同社は、「定期誌としての『センス』は一旦休止いたしますが、EC(ブラックセンス)やSNS等に関しましては、継続の可能性を含めて新しい動きがあり次第、随時ご報告させていただきます」とした。

 また、守谷聡センス社長兼「センス」編集長は、「若干27歳で始めた小さな雑誌が、パリ・ミラノコレクションに参加させていただいたり、世界的に有名なブランドと一緒にコラボレーションできたり、日本を代表する数々のアーティストの方にご出演いただいたり、当時は夢にも思いませんでした。自分が生んだ『センス』に数えきれないほどの人たちが集い、22年間も打ち込めた雑誌人生は本当に幸せでした。残り2号も変わらぬクオリティーでお届けいたしますので、最後まで温かく見守っていただけたら幸いです。本当にありがとうございました」とコメントした。

 「センス」は2000年に創刊。男が憧れる“黒”スタイルを追求してきた。

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米公正取引委員会、大手小売り2社に罰金6億円 “エコフレンドリー”な不当表示で

 米連邦取引委員会(Federal Trade Commission以下、FTC)は、ウォルマート(WALMART)とコールズ(KOHL‘S)が環境に配慮した商品かのように見せかけた表示や広告が消費者の誤解を招くとして、コールズに対して250万ドル(約3億1500万円)、ウォルマートに対して300万ドル(約3億7800万円)の課徴金納付命令を下した。

 FTCによると、コールズは素材にレーヨンが使用されているシーツや枕、バスマット、タオルの広告に「100%または一部に竹を使用」と表記。「サステナブル」「高い再生可能性」「環境に優しい」といった謳い文句を使用していたという。また、ウォルマートは、シーツやタオル、ブランケット、授乳ブラなどの商品について、コールズ同様、使用していない竹素材の表記やミスリーディングな広告を行っていたという。

 これに対してコールズは、「FTCと和解し、引き続き規制を真摯に受け止めていく」と短いコメントを発表した。また、ウォルマートは、「われわれは最も信頼される小売業者であるために努力しており、これらの指摘を真摯に受け止める。こうした問題が提起された際には説明責任を果たしていく」「商品説明に関するプログラムを強化し、サプライヤーには表示に関する法令を含むすべての法令を順守した商品を提供するよう求めている。われわれはFTCとの関係を重視し、これらの問題解決のためにFTCと協力できたことをうれしく思っている」とコメントしている。

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“ファミマソックス”からレインボーカラーの新色 LGBTQ+支援団体に売上の一部を寄付

 ファミリーマートは、性の多様性やLGBTQ+支援を意味するレインボーカラーのソックス(税込429円)を4月19日に発売する。全国のファミリーマート約1万6600店で取り扱い、売り上げの一部をLGBTQ+支援団体に寄付する。サイズは22~25cmと25~28cmの2型で、数量限定の販売だ。さらに、LGBTQ+支援の意志の表明として、4月22日からホットスナック“ファミチキ”の袋も数量限定でレインボーカラーを採用する。

 同アイテムは、落合宏理がデザイナーを務める、ファミリーマートのアパレルライン“コンビニエンスウェア”の一部。ファミリーマートのイメージカラーの青と緑のラインをデザインした通称“ファミマソックス”がSNSを中心に昨年話題になり、売り切れも続出した。

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九州初「ららぽーと」福岡市民にお披露目 売上高400億円めざす

 三井不動産は18日、新しいショッピングセンター(SC)「ららぽーと福岡」を25日の開業に先駆けて関係者や地元招待客に公開した。九州電力、西日本鉄道との共同事業で、九州初のららぽーととなる。博多駅や福岡空港にもほど近い青果市場跡の敷地8万6600平方メートルを開発した。福岡の繁華街である天神地区や博多駅地区だけでなく、広域の商業地図に影響を与えそうだ。

 店舗面積4万6380平方メートルに222店舗が入る。全国に17あるららぽーとの中でも上位規模になる。

 物販や飲食だけでなく、九州初となる子供のための職業体験施設「キッザニア」(夏に開業予定)や木製の遊具や玩具を集めた「福岡おもちゃ美術館」、実物大のガンダム立像やエンタメ施設「ガンダムパーク福岡」など、広域から家族連れを呼べるコンテンツをそろえる。約1450席もある広いフードコートには、地元の人気飲食店や全国の名店を集めた。

 施設内に広場やスポーツ施設を充実させているのも特徴。200メートルの陸上トラックやサッカーコート、テニスコートは地元の住民や学生たちにも利用してもらう。

 ららぽーと福岡はいわゆる郊外立地だが、JR博多駅から1駅の距離にあり、幹線道路の筑紫通りにも面しており、交通の利便性に優れている。そのため出店交渉はコロナ禍の混乱の中で始まったにもかかわらず「テナント側の(福岡マーケットへの)期待が高く、リーシングはスムーズに進んだ」(広川義浩・専務執行役員商業施設本部長)という。ブランド複合店「ベイクルーズストア」を出店したベイクルーズの担当者は「九州全域から集まるお客さまとの接点が持てるチャンス。『ジャーナルスタンダード』など都心のファッションビルに出店するブランドも提案する」と話す。

 自動車渋滞の対策として、JR竹下駅では土日休日はふだん停車しない快速と区間快速を6月末まで停車するようにしたり、西日本鉄道は西鉄大橋駅からの直行バスを最大3〜5分間隔で走らせるようにするなど、公共交通の利用を促す。駐車場は入庫時にカメラでナンバープレートを読み込むことでチケットレスにし、混雑緩和につなげる。

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「ディースクエアード」が環境に配慮したカプセルコレクションを発売 コーヒーやターメリックで染めたTシャツなど

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」は、環境に配慮したカプセルコレクション“ワンライフ ワンプラネット(ONE LIFE ONE PLANET)”を発売した。4月20日からは阪急メンズ大阪でポップアップストアも開催する。

 同コレクションは、“地球環境負荷を最小限に、社会的影響は最大限に”という考えのもと、デザイナーのディーン&ダン・ケイティン(Dean & Dan Caten)が制作。Tシャツ(税込3万7400円)やスエット(同7万4800円)をはじめ、ジャージーやオーバーサイズのボンバージャケット(同17万2700円)などをユニセックスでそろえた。

 全ての生地と染料は国際自主基準の認証を取得しており、Tシャツとスエットには、GOTS認証のオーガニックコットンやオーガニックコットンとリサイクルコットンのミックスジャージーを使用。ボンバージャケットには、GRS認証のリサイクルナイロンを採用している。染料も植物由来のものにこだわり、グリーンやイエロー、ブラウンなどのカラーパレットは、クロロフィルやターメリック、カカオ、コーヒーなどを原料に選んでいる。

 デニムにはオーガニックコットンを採用し、リサイクル素材を50%以上使用したストレッチヤーンと分解性繊維のエラスタンで快適性を高めた。水の使用量も従来より45%削減している。

■“ONE LIFE ONE PLANET” ポップアップ ストア
日程:4月20〜26日
時間:11:00〜20:00(平日)10:00〜20:00(土・日・祝)
場所:阪急メンズ大阪 2階
住所:大阪市北区角田町7番10号

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「マリーン セル」からキッチン器具や貝殻を再生したジュエリーシリーズが登場

 「マリーン セル(MARINE SERRE)」は、不要になったキッチン器具などを再生したジュエリーシリーズを発売した。アイテムの価格帯はイヤリング201ドル(約2万5500円)〜、ネックレス414ドル(約5万2600円)〜、リング288ドル(約3万6600円)〜。公式サイトにて取り扱っている。

 同シリーズは、ブランドの根底にある「物が持つ素材や特徴を生かして再生させていく」という考えを取り入れた。素材の一つとして使用したフォークは、先端部分をイヤリングやネックレスに、持ち手部分をブレスレットとして生まれ変わらせている。また、ジュエリーの中には世界中から収集した貝殻やパール、ウッド、ガラスビーズを用いたものもある。

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「マリーン セル」からキッチン器具や貝殻を再生したジュエリーシリーズが登場

 「マリーン セル(MARINE SERRE)」は、不要になったキッチン器具などを再生したジュエリーシリーズを発売した。アイテムの価格帯はイヤリング201ドル(約2万5500円)〜、ネックレス414ドル(約5万2600円)〜、リング288ドル(約3万6600円)〜。公式サイトにて取り扱っている。

 同シリーズは、ブランドの根底にある「物が持つ素材や特徴を生かして再生させていく」という考えを取り入れた。素材の一つとして使用したフォークは、先端部分をイヤリングやネックレスに、持ち手部分をブレスレットとして生まれ変わらせている。また、ジュエリーの中には世界中から収集した貝殻やパール、ウッド、ガラスビーズを用いたものもある。

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「セリーヌ」が南仏のムードに着想した世界15店限定のコレクション

 「セリーヌ(CELINE)」は、カプセルコレクション“プラン ソレイユ(Plein Soleil)”を4月29日から順次発売する。「セリーヌ」表参道店をはじめ、世界15店舗限定で取り扱う。

 同コレクションは、有数のリゾート地として知られる南フランスや、1970年代のサントロペの街の雰囲気を着想源にデザインした。花柄のワンピース(税込43万4500円)や、スイムウエアのトップ(同5万6100円)とショーツ(同6万2700円)、ブランドのアイコンモチーフ“トリオンフ”を飾ったラフィア素材のバッグ(同10万2300円)、オレンジカラーのキャップ(同5万1700円)、“CELINE”ロゴをあしらったビーチタオル(同5万6100円)などを用意し、夏らしいバカンススタイルを提案する。

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東レ“ウルトラスエード”の動画プロジェクト「Beyond the Material」 カリフォルニアの気鋭デザイン会社が“イノベーション”について語る

 東レは、人工皮革“ウルトラスエード®(Ultrasuede®以下、ウルトラスエード)”の公式ウェブサイトで、インタビュー動画「Beyond the Material」の第2弾を4月18日に公開した。1970年にデビューした“ウルトラスエード”が50年以上育んだ“5つの価値観”を、同素材を採用する著名なクリエイターの声を通して解き明かしていく。

 4日に公開した第1弾は、“5つの価値観”のひとつ「東レの代表ブランドとして。」について、「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」の宮前義之デザイナーが登場した。

 第2弾は「技術革新で、無限の広がりへ。」について、米カリフォルニアのバークレーにある気鋭のデザイン会社、ビリオ(BILIO)の設立者、ビリー・スミス(Billy Smith)にインタビューを実施。ビリオは2015年の設立以来、古い慣習に縛られることなく、マテリアル・デザイン・テクノロジーを積極的に結び付けて、テックや衣料、フットウエア、ヘルス、自動車、家具などの多様な企業のモノ作りを支えてきた。

 スミスは動画内で、「“ウルトラスエード”がもたらすデザインとイノベーションには終わりない」と語っている。さらに、“ウルトラスエード”は「個性的であるだけでなく、温もり、清潔さ、快適さ、親しみやすさを持つ素材」だとして、「これからも進化し、新しく革新的な用途を開拓し続けていく」と続ける。

 “ウルトラスエード”は、ジャパンクオリティーの最先端素材として技術革新を繰り返しながら進化してきた高感度・高機能素材で、柔らかな風合いと手触りが特徴。天然皮革や合成皮革を超える特性を持った素材として、アパレルやバッグ、雑貨、靴、インテリア、自動車内装、コンシューマーエレクトロニクスなど、幅広い用途で採用されている。

 「Beyond the Material」には、第3弾以降も自動車や家具、芸術大学といったさまざまな業界の先頭をひた走るクリエイターらが登場する予定だ。

問い合わせ先
東レ ウルトラスエード事業部
03-3245-5401

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帽子「カシラ」がラッパーのRyohuとコラボ オールブラックのキャップを発売

 帽子ブランドの「カシラ(CA4LA)」はヒップホップグループ、キャンディタウン(KANDYTOWN)のラッパー、リョフ(Ryohu)とコラボしたキャップを発売する。価格は税込7700円。4月22日から29日まで、「カシラ」オンラインショップで予約を受け付ける。同期間中、「カシラ」表参道店と渋谷店にサンプルも展示する。

 コラボキャップはオールブラックで、前面に同色のラバーを当てたミニマルなデザインだ。四隅をラフにステッチ留めしたコラボネームタグは、好みで取り外しできる。

 リョフは東京・世田谷区出身。4月6日に、サチモス(Suchmos)のボーカル、ヨンス(YONCE)をフィーチャーした新曲「One Way feat. YONCE」を配信リリースしたばかり。

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夏もサラッとはけて本格仕様 「アンダーソン アンダーソン」の和紙ジーンズ

 毎年暖かくなると、「白いTシャツにジーンズでさわやかに決めよう!」と思い立つのだが、現実はそうはいかない。ジーンズはムレる。うだるような暑さの中、汗ばんだ肌にデニム生地が張り付くのはご免だ。

 ジーンズ愛好家には「頻繁に洗わないほうがいい」と語る人も多い。洗濯の回数を減らすことで「ヒゲ」や「クモノス」と言われる、色落ちした部分とそうでない部分のコントラストによる模様がきれいに現れる(らしい)。だが、真夏に大量の汗や皮脂を吸ったデニムを放置すればどうなるかは、ちょっと想像したくない。

 そんな夏のジーンズの「ムレ」「におい」の解決策となる“和紙ジーンズ”(男女兼用、ともに税込1 万9800円)が、マッシュスタイルラボの「アンダーソン アンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」から発売された。タテ糸にインディゴ染めコットン、ヨコ糸には和紙糸を使用。見た目はジーンズなのに、和紙特有のシャリっとした肌当たりで、綿100%のデニムのようなごわつきがない。和紙は高い吸水速乾機能も備え、汗や皮脂が原因で雑菌が繁殖しにくいのもポイントだ。

 和紙ジーンズは、すでに他の大手ジーンズメーカーなども商品化している。「アンダーソン アンダーソン」の和紙ジーンズが先行商品と差別化できているポイントは、その本格仕様にある。中西孝史デザイナー自身が広島・福山や岡山といったデニムの生産地に赴き、質感や風合いにこだわったセルビッジ生地(一部カラー除く)を使用している。リベット(ポケット部などにあしらわれる鋲)もビンテージのように鈍い輝きのものを選んでおり、細部へのこだわりが高級感を漂わせる。「和紙デニムは、綿100%のジーンズとはまた違った風合いや色落ちを楽しめる。たくさんのジーンズをはいてきた人も、新鮮な気分ではけるはず」(中西デザイナー)と薦める。

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「ボス」「ヒューゴ」が節水に焦点を当てた取り組み「The Less Water」を実施

 ドイツ発のファッションブランド「ボス(BOSS)」と「ヒューゴ(HUGO)」は、2022年春夏で水の節約に焦点を当てた取り組み「The Less Water」を実施する。

 両ブランドは節水の基準を「染色/なめし/洗浄/処理の工程で、水の消費量を最低30%削減すること」と定め、2022年春夏コレクションのカジュアルからフォーマルまで40以上のアイテムをこの取り組みに基づいて取り揃えた。栽培や生産過程で少量の水のみを必要とする繊維を使用している。

 同コレクションでは「ボス」「ヒューゴ」ともにリネン素材を多く使用。麻は、人工的な水やりをほとんど必要とせず、栽培時の農薬や肥料も少なくて済む植物だという。また海藻などから生産されるシーセル(SeaCell)を部分的に使用したアイテムを展開する。また、染料の部分でも水とエネルギーの消費量が従来と比べて30%少ない「アビテラ(AVITERA)」を使用している。

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イッセイ ミヤケの「ハート」が京都でインドの手仕事にフォーカスした特別展

 イッセイ ミヤケの「ハート(HAAT)」は、4月29日から京都の「イッセイ ミヤケ キョウト | クラ」で、インドのクラフツマンシップにフォーカスした展示を行う。期間は6月12日まで。

 一針一針細かく縫うことで生地を再生する刺し子技法の“カビラ(KABIRA)”と、縫い目に切り込みを入れて三角形に始末した衣服の縁である“カングリ(KANGRI)”を中心に、インドの手仕事と「ハート」のデザインを融合した服や生地見本を、インドの工房での製作の様子を記録した写真と共にディスプレーする。担当者は、「10年は着られる丈夫な服作りを通して、“豊かさの本質とは何か?”を見つめていきたい」と話す。

 「ハート」は、テキスタイルから発想するブランドとして2000年にスタート。皆川魔鬼子トータルディレクターのもと、インドの工場と協業しながらクラフツマンシップを大事にした服や小物を提案する。

■KABIRAとKANGRI
日程:4月29日〜6月12日
場所:イッセイ ミヤケ キョウト | クラ
住所:京都府京都市中京区柳馬場通三条下ル槌屋町89

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【西尾明彦の”ちょい飲み”コラム】「飲食店のための日本酒トレンド事情」新世代低アルコール日本酒

ここ数年、これまでにない味わいの日本酒が急増している。そのなかでも、飲食店の商材として使い勝手が良いのが、新世代の低アルコール日本酒だ。日本酒専門店以外でお目にかかる機会はまだ少ないが、夏シーズンは低アルコール日本酒が好まれる。低アルコール化は、酒類業界全体の流れとも連動しているので、ぜひご紹介したい。
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国内外の大手ファッション企業の勢力図:記者談話室vol.28

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第28回は「国内外の大手ファッション企業の勢力図」です。「WWDJAPAN」4月4日号の特集「新入社員のAtoZ」にちなんで、海外および日本の大手ファッション企業の売上高など事業規模について解説します。誰もがよく知る大手企業の新たな一面を紹介します。

【今回のキーワード】
世界最大のファッション企業は?/LVMH/世界3位の億万長者/ケリング/リシュモン/シャネル/コングロマリット企業の強み/イディテックス/H&M/ファーストリテイリング/ギャップ/ナイキ/アディダス/サステナビリティの攻防/しまむら/青山商事/AOKIホールディングス/マッシュホールディングス/アダストリア/ハシマ

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

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【疑問】なぜ、焼売は市民権を得たにの餃子や唐揚げを超えられないのか?

近年、焼売酒場が増え、外食でも市民権を得た「焼売(しゅうまい)」。しかし、焼売ブームは、餃子ブームや唐揚げブームのような爆発的なブームにはなっていません。今一つ盛り上がりに欠けています。なぜ、焼売は餃子や唐揚げを超えられないのか。このまま焼売の人気は下火になってしまうのか。焼売について改めて考察してみました。
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「ニューバランス」と「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」がコラボ 新モデル“574 レガシー”がベース

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン(EYE JUNYA WATANABE MAN)」とのコラボシューズを4月22日に発売する。カラーは3色で、サイズは25〜29cmをそろえる。価格は税込2万8600円。全国の「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」取り扱い店舗で販売する。

 シューズは「ニューバランス」の定番モデル“574”をアップデートした新型“574 レガシー(574 LEGACY)”をベースにしている。アッパーはメッシュと、高級感のあるピッグスエードを組み合わせて仕上げた。インソールには、“eYe JUNYA WATANABE MAN”のロゴグラフィックを、バックチップには“eYe”のエンボスロゴを配した。

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