Nigoによる「ケンゾー」限定コレクション第4弾 メゾンを象徴する花“ポピー”がデザインに

 「ケンゾー(KENZO)」は、アーティスティック・ディレクターのNigoが手掛けたカプセルコレクション第4弾を5月6日に発売する。同ブランドの公式オンラインストアをはじめ、東京・表参道のジャイル(GYRE)や阪急うめだ本店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。5月7日からは伊勢丹新宿本店メンズ館でも販売する。

 アイテムは、これまでのシリーズと同様に創業者の高田賢三への敬意を込め、同氏が手掛けたアーカイブアイテムのキーモチーフ、ポピーをデザインに取り入れた。ウィメンズとメンズ共に、それぞれ8種類を用意する。ウィメンズはポケットシャツ(税込4万9500円)やスカート(同8万1400円)、ショーツ(同5万2800円)などで、メンズはポケットシャツ(同4万9500円)やTシャツ(同3万800円)、ショーツ(同4万5100円)などを用意し、春夏らしいスタイルを提案する。

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どうする?!「ミドルゾーン」 マリエの「私の34年目のサステナブル」Vol.58

 「サステナブル」という言葉がハイブランドからファストファッションまで浸透しつつある現在、中間の「ミドルゾーン」と呼ばれるブランドは、サステナブル思考に転換できているのだろうか?最近出合う「ミドルゾーン」のブランドは、大きく分けて3つの状況にある気がしている。

 「サステナブルって何?」「お金にならないから、やらない」「商材でのアプローチは難しいから、社内のジェンダー平等や福利厚生に取り組んでいる」だ。

 「サステナブルって何?」という状況は、身の回りがサステナブルなことばかりの私には驚きだが、いずれも当たり前のように感じている。昔は、私もそうだった。ただ、いつまでも進化を遂げないブランドや企業が廃れてしまうのは、どの世界も一緒だろう。昔ながらの技術を大切に伝統工芸品を作るアルチザンも日々進化し、昨日より明日を目指し腕を磨いているのだから。

 「ミドルゾーン」のブランドは、ストリートからアウトドア、キャリア、キッズまでさまざまだ。仮にお客さまが「高い」「安い」で商品を買うのだとしたら、「ミドルゾーン」のブランドがハイブランドやファストファッションに勝つのは難しい。そこで大切になるのは、アイデンティティに基づくブランディングだ。「WWDJAPAN」にもよく登場する「パーパスのあるブランド」という言葉は、私自身すごく納得している。そしてブランドのアイデンティティやパーパスは、サステナブルになり得るのだろうか?と考える。

 「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」はパーパスの打ち出しでも成功し、日本でも「ダブレット(DOUBLET)」などは環境に配慮した素材を当たり前にしたい意向があるという。そう考えると、「ミドルゾーン」でもサステナブルがパーパスやアイデンティティになり得ると信じている。

 最近は、食や雑貨でもサステナブルなアプローチが増えた。大きく遅れをとっているような気がしてならない衣料界の、特に「ミドルゾーン」が、今後もっとサステナブルなパーパスを見出してくれることは、各ブランドにとって新しい顧客を取り込む術になるだろう。サステナブルは儲かる!今までとは真逆の時代が来るのは、すぐそこだ。

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人気のバケットハットをどうかぶる? ファッショニスタに学ぶ、夏の攻略法【22年春夏トレンド】

 バケツをひっくり返したような形の“バケットハット”がこの夏もファンを増やしそうです。装いにアウトドアやストリートのムードを呼び込んでくれるので、フェミニンや肌見せなど、真逆の着こなしに添えるとちょうどいい塩梅に仕上がります。日焼けした肌とも相性がいいので、大型連休や初夏の外出にもピッタリ。今回は、トレンドの腹見せルックやジェンダーミックス、ミニスカートに生かしやすいスタイリングを“街の達人”たちのスナップからピックアップしました。

大人の腹見せの名脇役

 

 クラウンが高めのバケットハットは、視線を引き上げてくれるので、全体のプロポーションが縦長に映ります。視線を上に引き込む分、ウエストまわりの肌見せが目立ちにくくなるので、肌の露出をアピールしたくない人には好都合のアイテムです。

 1枚目の写真は、チューブトップ×デニムパンツで大人の腹見せスタイル。素肌が目立ちすぎないのは、カラフルなバケットハットが一役買っているから。ゼブラ柄風のライトアウターをかぶせて、ヌーディーな要素をセーブ。グリーンのバッグも視線を体からそらしてくれる小道具です。

 アイキャッチーな柄を帽子に取り入れると、視線を集める効果がアップ。モチーフごとに別のイメージをまとえるのも、“お目立ちバケット”のいいところです。

 2枚目の写真では、パンチの効いたレオパード柄のバケットハットが装いのムードメーカーを務めました。クロップドTシャツとギャザースカートの隙間でチラ腹見せをしていますが、帽子のおかげで肌見せが目立たない仕掛け。チェック柄のグリーンのジャケットと、オレンジのバッグも視線の分散を助けています。

フェミニンなムードをほどよく引き算

 バケットハットにはボーイッシュな雰囲気があるので、装いのフェミニン度を下げるスタイリングにも使えます。帽子とワンピースまたはスカートを合わせるだけで女性らしさやエレガンスが“引き算”され、手軽にジェンダーミックスなスタイルに整えられます。

 1枚目の写真は、裾のフリンジが躍る格子柄のシャツワンピースを主役に据えた装い。フェミニンに寄りすぎないよう、黒のバケットハットをかぶり、全体のトーンを引き締めました。足元もボリュームブーツでタフさをアピール。レッグラインをほっそり見せる効果も引き出しています。黒と白のツートーンで全体をまとめて、クールに仕上げました。

 色・柄やシルエットが目立つスカートをまとうと、視線が腰から下に集中してしまいがち。下向きの目線は全体を縮こまった印象に見せやすいので、そんなときこそバケットハットの出番。高さを稼いだうえに、ムードのバランスも整えてくれます。

 2枚目の写真では、パレオ風のスカートが装いをカラフルに彩っています。スカートでリゾート気分をまといつつ、バケットハットとスニーカーでスポーティーさやストリート風味をミックス。クロップド丈のタンクトップで腹見せして、“街中リゾート”スタイルに。ゴールドのチェーンネックレスがリッチな雰囲気も寄り添わせています。

Y2Kのミニスカートスタイルを大人っぽく

 バケットハットは、装いに落ち着きを加えるピースとしても重宝したいアイテムです。ポイントは、深めにかぶること。眉毛が隠れるぐらい深くかぶれば、ミステリアスなムードも漂います。

 1枚目の写真は、シルバーのミニスカートがキュート。赤白のボーダーニットでチャーミングな印象です。若々しく見えすぎるのを防いでくれたのが、「ディオール (DIOR)」のロゴ入りバケットハットとバッグ。愛らしい服と小物がクラス感を添えました。スニーカーライクな白ブーツで足元に元気な印象をプラス。2000年頃のムードを復活させた「Y2K」テイストがトレンド気分を高めています。

 バケットハットにはアウトドアやカジュアルのイメージがありますが、ダークトーンで無地のデザインを選べば、穏やかなムードの着こなしにもなじみます。シックな表情を引き出すには、色数を抑えるスタイリングが効果的です。

 2枚目の写真は、白シャツにグレーのミニスカートでグッドガール風の着こなし。ロングアウターを重ねることで脚の肌見せを抑え、クラウンが高めのバケットハットで落ち着いたスタイリングにアレンジしました。バケットハットのおかげで、ミニ姿も幼く見えません。

 今回ご紹介したように、バケットハットをフェミニンな服と合わせると、一気にこなれた見え具合に整えられます。ワンピースやクロップド丈のトップス、ミニボトムスなど、初夏の休日にまといたくなるアイテムをバランスよく見せてくれるバケットハットは、紫外線除け以上の仕事ぶりが期待できるアイテムです。外出が楽しくなりそうなこれからのシーズンのお供に迎えてみてはいかがでしょうか。

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写真とアートを両立するココ・カピタン 「グッチ」「ディオール」も注目する若き才能

 スペイン出身の写真家でアーティストのココ・カピタン(Coco Capitan)による日本初の個展“ナイーヴィ(NAIVY)”がパルコミュージアムトーキョーで開催中だ。カピタンは2017年に「グッチ(GUCCI)」のコラボレーターに抜てきされ、手描きの強いメッセージを載せたアイテムなどで高い評価を得た。その後も「アー・ペー・セー(A.P.C.)」や「ナイキ(NIKE)」「ディオール(DIOR)」などさまざまなブランドとの協業を重ねているほか、コマーシャルフォトやファインアートの作品を発表し続けており、写真家とアーティストの狭間をいく独自のポジションを確立している。

 彼女が20代の10年間をかけて制作したという“ナイーヴィ”は、2020年にロンドンのギャラリー、マキシミリアン・ウィリアム(Maximillian William)を皮切りに、21年にアムステルダムの写真美術館ハイス・マルセイユ(Huis Marseille)を巡回し、今年東京・渋谷に上陸した。開催に合わせて来日したカピタンが、個展にかけた思いや、これまでのキャリアのこと、今後立ち上げる新ブランドについて語ってくれた。

――ひさしぶりの来日だそうですね。東京の印象はいかがですか?

ココ・カピタン(以下、カピタン):日本は大好きな国なので、戻ってくることができてとてもうれしいです。今回で訪れるのは3回目ですが、西洋とは異なる文化やデザイン、細部へのこだわりに刺激を受けています。東京はとてもモダンで、物事が迅速に進んでいるイメージ。より伝統的な日本の文化を楽しめる京都も好きですね。今回は日本に2週間滞在し、後半の6日間は京都に行く予定です。日本には憧れる写真家やアーティストがたくさんいて、特に森山大道さんや東松照明さんの作品がとても好きです。

――今回の写真展“ナイーヴィ”について教えてください。

カピタン:ネイビー(海軍)とナイーブ(純粋で傷つきやすいさま)の二つの言葉をかけ合わせた造語です。私はなぜかミリタリーから着想を得ることが多いんです。ネイビーの“戦う訓練をするための集団”という要素は好きではありませんが、人々が社会から離れた場所に集まり、一緒に生活をし、訓練するというような要素を取り上げるのは面白いと思いました。固定されたアイデアを壊しながら、ネイビーとナイーブを表現しています。

東京展のために現像した“決定的な50枚”の作品

――このプロジェクトに10年を費やしたと聞きました。この間、価値観はどのように変化していきましたか?

カピタン:“ナイーヴィ”の作品は長年撮りためてきたものなので、撮影した時期や場所はバラバラです。一番古い写真は私が20歳で初めてニューヨークを訪れたときのもので、当時からもう10年が経ちますね。振り返ると最初の方の写真はエネルギッシュでナイーブな空気感があり、最近の作品はより自信に満ち溢れている感覚です。しかし「こうでなければいけない」という先入観も次第に強くなり、葛藤することもありましたね。

――ロンドンとアムステルダムを巡回し、東京展ではどのように構成したのですか?

カピタン:日本は写真に特別な感性を持っている人が多いので、写真にフォーカスした展示にしたかったんです。“NAIVY : in fifty (definitive) photographs(ナイーヴィ:50枚の決定的な写真)”というタイトルで、東京で発表するために刷った新たな写真を発表しています。現像は暗室で3カ月かけて行いました。他都市で展示した写真と現像方法もサイズも異なる“決定的な50枚”のため、これ以降は“ナイーヴィ”に関する写真をプリントする予定はありません。

――キャリアについても話を聞かせてください。フォトグラファーやアーティストを志したきっかけは?

カピタン:私はスペインの小さな町で育ち、幼い頃から美術館に行くのが好きで、アートにも興味がありました。当時はアーティストが職業だなんて考えたこともなく、自分にできることだとも思っていませんでした。ただ、13歳から写真は撮り続けていて、クリエイティブな仕事をしたいということは分かっていました。そうして18歳でロンドンに引っ越してきたとき、「自分が一番楽しめることは何だろう?」と考え、雑誌で写真を撮り始めたんです。

――代表的な作品に、手描きのメッセージがありますね。これらはどのように制作しているのですか?

カピタン:子どもの頃は内気な性格で、自分の考えや気持ちを人に伝えることが苦手でした。その頃からノートをどこにでも持ち歩いていて、自分の考えを書き留める習慣がついています。今でも同じプロセスで、自分の中で何が起こっているのかを確認しています。それがこの作品につながりました。

――力強いメッセージが多いですが、たまに文字が反転していたり、誤字のようなものがあったりしますね。どのような意図があるのでしょうか?

カピタン:私は少し失読症で、文法はあまり重要ではないと思っています。完璧じゃなくても、見る人は自分なりの解釈をしてくれる。解読するのが難しい方がおもしろいし、個性があると感じますね。

アートの醍醐味は他者の考えにつながりを持てること

――今はロンドンとマヨルカ島を拠点にしているそうですね。それぞれの都市でどのように活動しているのですか?

カピタン:ロンドンでロックダウンを経験し、全てのイベントや文化的な発信が止まったことに衝撃を受けました。その後マヨルカ島で休暇をとり、友だちと楽しい時間を過ごすと、私の理想の居場所はロンドンではないということに気が付いたんです。自然に囲まれたマヨルカ島の方がインスピレーションをより受けられるだろうし、広いスペースで作業ができ、友人も招待できる。そうして、1年前にマヨルカ島に新たな拠点を作りました。気候も良く、海辺で美しいですよ。

――チームで仕事をしているのですか?

カピタン:プロジェクトによってチームを編成しています。ロンドンのチームには2人いて、マヨルカ島では別のチームで仕事をすることも。特にマヨルカ島のアトリエには、他のアーティストたちも招き入れているので、時には助け合い、それぞれ別の仕事もしています。アーティストは孤独な職業でもあるので、異なる目標を持つ人々と働くことは楽しいですね。

――数々のブランドとコラボレーションも行ってきましたね。特に印象深い仕事は何ですか?

カピタン:「グッチ」とのコラボレーションは、大きな経験になりました。アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)と一緒に仕事をしたことで、自分の作品に対する考え方が大きく変わったと思います。またCEOのマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzari)の考えにも感銘を受けました。デザイナーと親密に仕事を行い、ブランドにとって何がベストなのかを一緒に考えていることが印象的でしたね。

――パンデミックを経て、今年は戦争が起こるなど私たちは変化の大きい時代を生きています。このような時期にアートはどのような力を持っていると思いますか?

カピタン:私にとってアートは人生そのものであり、感情を処理する方法で、自分自身を表現する手段でもあります。アートの醍醐味は、人々が評価する感性を持つことができ、他者の考えに共感し、つながりを持つことができること。特に他人の立場に立って、客観的に物事を見る力は生きていく上でとても大切なことだと思います。

今後は油絵に力を注ぎ新ブランド「カピターナ」も計画中

――アーティストやフォトグラファーを目指す人にアドバイスはありますか?

カピタン:自分にも、周りの人にも正直になり、挑戦を続けること。全員に好かれる作品を作ることは難しいですが、自分自身が心地よく、満足できる表現を見つけることは重要です。有名になりたいのであれば、情熱を持って、世の中に伝えたいメッセージを持つことも大事。私は正統派なアーティストのキャリアを積んでいるとは言えませんが、このような展覧会を開くために努力を重ねてきました。誰かに「ノー」と言われたり、「無理だ」と否定されたりしても、失望せずに自分を信じることが大切です。

――今後、挑戦してみたいことはありますか?

カピタン:絵をもっと上達させたいです。写真家として経験を積んできたものの、画家としての技術を専門的に学んだことがありません。私は「誰のアシスタントにもつかずに写真家になれてラッキーだね」と言われることもありますが、今は誰かの元でスキルを身に付けたい。時間があれば学校に通ったり、尊敬するアーティストのもとで学んだりしたいですね。また今は“ナイーヴィ”に次ぐ、新しいテーマの作品作りにも取り掛かっており、油絵も描いています。

――直近で計画している仕事はありますか?

カピタン: 「カピターナ(CAPITANA)」というブランドをスタートさせる予定です。カピタンはスペイン語で船長という意味で、カピターナはその女性形(女性の船長)。シーズンごとに新作を出す典型的なファッションブランドではなく、手に取りやすいファッションアイテムとホームウエアを扱います。ファインアートに限らず、モノ作りをすることが好きなので、「カピターナ」ではより多くの人に私のデザインを届けたいです初めてのコレクションでは、マヨルカ島の職人たちと組んで、洋服や陶器などを作りました。将来的には家具にもチャレンジしたいですね。販売は、とあるオンラインプラットフォームとの協業で行う予定です。日本のみなさんが楽しみにしてくれるとうれしいです!

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「古着屋ジャム」が10店舗目となる名古屋店をオープン 東海エリア初出店

 JAM TRADING(大阪、福嶋政憲社長)が運営する「古着屋ジャム」は4月28日、名古屋店をオープンした。売り場面積は約191平方メートル。同店は東京、大阪、宮城(仙台)、京都、広島、福岡に9店舗を持つが、東海エリアへの出店は初めて。

 福嶋社長は「既存店同様、レギュラー古着から希少なビンテージまで幅広く扱い、オリジナルのリメーク商品も含めて約7000点をラインアップする」と話す。

 また次なる出店については、「8月末にアメ村(大阪)に出店する予定だ。アメ村にはすでに店舗を持つが、ウィメンズ古着の『エルル・バイ・ジャム』をショップインショップとしてオープンしたり、一方で“濃度の高い”古着を集積したりして差別化を図る」という。

■「古着屋ジャム」名古屋店
オープン日:4月28日
時間:11:00〜20:00
定休日:無休
住所:愛知県名古屋市中区大須3-18-7 オズコア1階

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「イケア」渋谷店が改装でより買い物しやすい環境に 店長に聞く、都心店および日本のビジネス

 スウェーデン発インテリアブランド「イケア(IKEA)」の東京・渋谷店が4月25日、一部改装オープンした。同ブランドは2020年、渋谷にB to Bサービス店舗「イケア フォー ビジネス(IKEA FOR BUSINESS以下、IFB)」を渋谷に開設。この度、渋谷店の5階にそれを統合することにより、ビジネスおよび個人向けのシームレスなカスタマイズサービスを強化する。

 改装のポイントは、5階、6階、2階だ。5階に「IFB」および、個人向けのカスタマイズパーツをそろえたコーナーを設置。これは、オフィスと家庭における需要両方に対応する場所だ。プロのアドバイザーによるプラニングやコンサルティングを提供するとともに、セミナーなども開催。オフィスや自宅のカスタマイズ需要に応える。6階は、リビングルーム、ベッドルーム、収納家具をまとめて展示。都市部で暮らす人々のニーズに合うように、一人暮らし、二人暮らしなどの消費者への提案をする。また、カーテン、ラグ、クッションなどを同じフロアで展示することで、より、コーディネート&イメージしやすい売り場にした。若い消費者層にアピールするフォトボックスが設置されており、新たな背景の前で撮影できるようになっている。2階は、ホームデコレーションとサーキュラーショップ中心の売り場へ改装。日々の生活を彩る商品を集める。アーティフィシャルな植栽はじめ、さまざまな日々の生活を彩るアイテムをそろえると同時に、サーキュラーショップでは、展示品などの商品を割引価格で販売する。

都心店の客層や人気商材は?

 イケアの都心店を統括する青木エリナ=IKEA渋谷・原宿・新宿マーケットマネジャーに、グローバルで先頭を切った日本の都心店について話を聞いた。渋谷店の一部階層に関して、青木マネジャーは、「個人および法人に対するシームレスなサービスの提供を目指す」と話す。改装した渋谷店5階には、キッチンやワードローブの扉や取ってなどのサンプルをそろえ、さまざまな需要に応える。

 5階に設置されたルームセットB to Bは不動産屋をイメージしたルームセットだ。青木マネジャーは、「オフィスや家庭の垣根がなくなっているので、ダイニングテーブルをはじめ、さまざまな商材を紹介したい」と言う。アドバイスカウンターを設置し、気軽にB to B 、B to Cの要望に応えられるようになっている。都心店における顧客の違いについて聞くと、「新宿店は、一人、または二人暮らし、子ども連れの家族が多い。原宿店は、若い一人暮らしや、両親と同居している消費者が多い。渋谷店は、一人、二人暮らしに加え、法人の需要が多い」と言う。

 売れ筋商品は、「ワゴンや、『イケア』のマスコット的なサメのぬいぐるみやロゴ入りのトートが好調だ。また、韓流インテリアの人気の高まりにより、それにマッチするベッドサイドテーブルも好調だ」という。

今後の都心店などにおける戦略は

 「イケア」といえば、郊外に自家用車で行くイメージが強い。それを覆したのが日本の都市型店舗だ。青木マネジャーは、「都市型店舗は、グローバルでも新しい取り組み。都市型店舗により、郊外に行けない顧客との接点を持つと同時にブランド認知度と情報発信につながっている。これは、オムニチャネルの取り組みの一環。さまざまな消費者にとって利便性の高い消費チャネルを提供することが目的だ」と話す。東京では、原宿、渋谷、新宿と都心に続々と店舗出店をしてきた。一方で、「都心に『イケア』があることを知られていない。それを、訴求するのが重要」と青木マネジャー。

 都心店ができたことによる郊外店の影響については、「仕事帰りは都心の店舗で、週末は家族で郊外店へ」という相乗効果が生まれているようだ。都市型店舗では、レストランをはじめとするフードビジネスを強化している点については、「家具は、常に買うものではないが、フードは日常購入するもの。ブランドのエントリーポイントになっている。また、プラントベース(植物由来の素材使用)の食品開発など、サステナビリティにもこだわっているので、都新型店舗では、その場所に合うフードサービスを提供している」と言う。「イケア」のプラントボールなどは、まるで、ミートボールのようで、味、食感、満足度全てにおいて遜色はない。「イケア」全体における食品の割合は1割以上。日本の都市型店舗では、原宿店では、軽食とカフェ、渋谷店ではレストランと軽食、新宿店では、テイクアウト中心と、各店の客層に合わせたサービスを提供している。「イケア」では、郊外店、都市型店、自社ECとオムニチャンネルを整備することで、あらゆる消費者とつながることを目指している。

ゴールデンウイークの楽しみ方

 4月25日〜5月8日のGW中に渋谷店をはじめ、各店舗でお楽しみイベントを開催。渋谷店では、改装エリアを回って文字を集める「ワードハント」を行い、文字を集めたら、期間中、毎日先着50人にミルクチョコレートをプレゼントする。また、5階のセミナールームで、予約制のセミナーを行う。また、4月29~5月1日には、1階センター街出入り口でガレージセールを開催。オフィスチェアやダイニングチェアなどを最大70%オフで販売。(なくなり次第終了。持ち帰りのみ)

 新宿店では、お買い得製品が期間中に日替わりで登場するほか、スウェーデン大使館商務部が手がける食品や飲料を販売。5月1〜5日には、1階に1000円のカプセルマシーンを設置する。賞品は、人気のフリーザーパックセットや快適寝具セット、1万円のギフトカードなど。また、全てのカプセルには2000円以上の買い物で使える500円券が入っている。

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「イケア」渋谷店が改装でより買い物しやすい環境に 店長に聞く、都心店および日本のビジネス

 スウェーデン発インテリアブランド「イケア(IKEA)」の東京・渋谷店が4月25日、一部改装オープンした。同ブランドは2020年、渋谷にB to Bサービス店舗「イケア フォー ビジネス(IKEA FOR BUSINESS以下、IFB)」を渋谷に開設。この度、渋谷店の5階にそれを統合することにより、ビジネスおよび個人向けのシームレスなカスタマイズサービスを強化する。

 改装のポイントは、5階、6階、2階だ。5階に「IFB」および、個人向けのカスタマイズパーツをそろえたコーナーを設置。これは、オフィスと家庭における需要両方に対応する場所だ。プロのアドバイザーによるプラニングやコンサルティングを提供するとともに、セミナーなども開催。オフィスや自宅のカスタマイズ需要に応える。6階は、リビングルーム、ベッドルーム、収納家具をまとめて展示。都市部で暮らす人々のニーズに合うように、一人暮らし、二人暮らしなどの消費者への提案をする。また、カーテン、ラグ、クッションなどを同じフロアで展示することで、より、コーディネート&イメージしやすい売り場にした。若い消費者層にアピールするフォトボックスが設置されており、新たな背景の前で撮影できるようになっている。2階は、ホームデコレーションとサーキュラーショップ中心の売り場へ改装。日々の生活を彩る商品を集める。アーティフィシャルな植栽はじめ、さまざまな日々の生活を彩るアイテムをそろえると同時に、サーキュラーショップでは、展示品などの商品を割引価格で販売する。

都心店の客層や人気商材は?

 イケアの都心店を統括する青木エリナ=IKEA渋谷・原宿・新宿マーケットマネジャーに、グローバルで先頭を切った日本の都心店について話を聞いた。渋谷店の一部階層に関して、青木マネジャーは、「個人および法人に対するシームレスなサービスの提供を目指す」と話す。改装した渋谷店5階には、キッチンやワードローブの扉や取ってなどのサンプルをそろえ、さまざまな需要に応える。

 5階に設置されたルームセットB to Bは不動産屋をイメージしたルームセットだ。青木マネジャーは、「オフィスや家庭の垣根がなくなっているので、ダイニングテーブルをはじめ、さまざまな商材を紹介したい」と言う。アドバイスカウンターを設置し、気軽にB to B 、B to Cの要望に応えられるようになっている。都心店における顧客の違いについて聞くと、「新宿店は、一人、または二人暮らし、子ども連れの家族が多い。原宿店は、若い一人暮らしや、両親と同居している消費者が多い。渋谷店は、一人、二人暮らしに加え、法人の需要が多い」と言う。

 売れ筋商品は、「ワゴンや、『イケア』のマスコット的なサメのぬいぐるみやロゴ入りのトートが好調だ。また、韓流インテリアの人気の高まりにより、それにマッチするベッドサイドテーブルも好調だ」という。

今後の都心店などにおける戦略は

 「イケア」といえば、郊外に自家用車で行くイメージが強い。それを覆したのが日本の都市型店舗だ。青木マネジャーは、「都市型店舗は、グローバルでも新しい取り組み。都市型店舗により、郊外に行けない顧客との接点を持つと同時にブランド認知度と情報発信につながっている。これは、オムニチャネルの取り組みの一環。さまざまな消費者にとって利便性の高い消費チャネルを提供することが目的だ」と話す。東京では、原宿、渋谷、新宿と都心に続々と店舗出店をしてきた。一方で、「都心に『イケア』があることを知られていない。それを、訴求するのが重要」と青木マネジャー。

 都心店ができたことによる郊外店の影響については、「仕事帰りは都心の店舗で、週末は家族で郊外店へ」という相乗効果が生まれているようだ。都市型店舗では、レストランをはじめとするフードビジネスを強化している点については、「家具は、常に買うものではないが、フードは日常購入するもの。ブランドのエントリーポイントになっている。また、プラントベース(植物由来の素材使用)の食品開発など、サステナビリティにもこだわっているので、都新型店舗では、その場所に合うフードサービスを提供している」と言う。「イケア」のプラントボールなどは、まるで、ミートボールのようで、味、食感、満足度全てにおいて遜色はない。「イケア」全体における食品の割合は1割以上。日本の都市型店舗では、原宿店では、軽食とカフェ、渋谷店ではレストランと軽食、新宿店では、テイクアウト中心と、各店の客層に合わせたサービスを提供している。「イケア」では、郊外店、都市型店、自社ECとオムニチャンネルを整備することで、あらゆる消費者とつながることを目指している。

ゴールデンウイークの楽しみ方

 4月25日〜5月8日のGW中に渋谷店をはじめ、各店舗でお楽しみイベントを開催。渋谷店では、改装エリアを回って文字を集める「ワードハント」を行い、文字を集めたら、期間中、毎日先着50人にミルクチョコレートをプレゼントする。また、5階のセミナールームで、予約制のセミナーを行う。また、4月29~5月1日には、1階センター街出入り口でガレージセールを開催。オフィスチェアやダイニングチェアなどを最大70%オフで販売。(なくなり次第終了。持ち帰りのみ)

 新宿店では、お買い得製品が期間中に日替わりで登場するほか、スウェーデン大使館商務部が手がける食品や飲料を販売。5月1〜5日には、1階に1000円のカプセルマシーンを設置する。賞品は、人気のフリーザーパックセットや快適寝具セット、1万円のギフトカードなど。また、全てのカプセルには2000円以上の買い物で使える500円券が入っている。

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アート専門ユーチューブ番組が恵比寿ガーデンプレイスでイベント開催 テーマは“New Soil”

 エイベックス・ビジネス・ディベロップメントが運営するアート専門ユーチューブ番組「ミート・ユア・アート(MEET YOUR ART)」は5月13〜15日、国内最大級のアートとカルチャーの祭典「MEET YOUR ART FESTIVAL 2022‘New Soil’」を恵比寿ガーデンプレイスで開催する。

 同祭典は「KAWS TOKYO FIRST」の日本側監修も務めた山峰潤也キュレーターが手がける、人間と環境のこれからの未来について思いを巡らすアート・エキシビション「Voice of No Mans Land」を実施する。篠田太郎氏や栗林隆氏、大巻伸嗣氏、宮永愛子氏、鈴木ヒラク氏、毛利悠子氏、AKI INOMATA氏、佐々木類氏ら8名が参加する。

 アートフェア「"New Soil” presented by MEET YOUR ART PICK UP ARTIST and coconala」には、東慎也氏や新井碧氏、飯田美穂氏、磯村暖氏、オートモアイ氏、川端健太氏、菊地匠氏、黒坂祐氏、菅原玄奨氏、高山夏希氏、仲衿香氏、能條雅由氏、野澤梓氏、畑山太志氏、松浦美桜香氏、三澤亮介氏、谷敷謙氏、やましたあつこ氏、大和美緒氏、李晶玉氏ら新進気鋭のアーティスト総勢20人が参加し、展示や販売を行う。

 さらに建築家の永山裕子氏が空間演出を担当する広場全域では、都市型グリーン&フラワーマーケット「ソルソファーム」や15以上のレコードショップが集まるフリーマーケット「東京レコードマーケット」、ヴィーガンバーガーの「ルナバーガー」など、カルチャーやサステナブル、エシカルに根ざした50以上のショップとブランドのブースが出展する。ステージでは、ユーチューブ番組「ミート・ユア・アート」でMCを務める森山未來氏が登場し、アーティストとの公開収録やスペシャル対談を行うほか、さまざまなコンテンツを用意。「だをこ(Daoko)」や「カメレオン・ライム・ウーピーパイ」、「ルンヒャン(RUNG HYANG)」、「タク・タカハシ(☆Taku Takahashi)」「アイドントライクマンデーズ(I Don't Like Mondays.)」らがクリエイティブ集団「コズミックラボ(COSMIC LAB)」とコラボした特別ライブも開催する。

 「MEET YOUR ART FESTIVAL 2022‘New Soil’」の入場チケットは2500円、学生1500円で、マーケットエリアは無料で入場できる。会場の様子はユーチューブ番組「ミート・ユア・アート」、TikTok Gated Liveなどで視聴可能だ。

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高島屋「売らない店」は海外市場の入り口 新宿に29日オープン

 高島屋は29日、新宿店にショールーミングストア「ミーツストア(MEETZ STORE)」をオープンした。「食・グルメ」「ジェンダーレスなライフスタイル」「ビューティー」「アート&クラフト」「エシカル」のテーマに沿って、D2Cブランドを中心に約60社の幅広い商品を並べる。店頭には在庫は置かず、消費者はウェブサイトを通じて購入する“売らない店舗”。百貨店として新しいビジネスモデルへの挑戦となる。

 新宿店で客の出入りが最も多い2階メインエントランス横の一等地に80平方メートルの店舗を設けた。商品を引き立てる白をベースにした清潔感のある空間。棚に出品企業の商品を並べて、棚単位で固定の出店料を取る。出店料は非公開だが、「既存のショールーングストアとほぼ同じ水準」(同社)だという。

 ユニークなD2Cブランドを集めるとともに、「食・グルメ」でタレントの寺門ジモン氏、「ビューティー」でモデルの浦浜アリサ氏ら5人のキュレーターを起用して、それぞれの目利きで選んだ商品を並べる。百貨店らしくギフトを強化しており、特に若い世代に広がるSNSを通じた「ソーシャルギフト」(サービス開始は5月16日)に対応する。来店できない人のためにオンライン接客も実施する。

 売上高などの目標は公表していない。高島屋のグループ企業でプロジェクトを主導するタカシマヤ・トランスコスモス・インターナショナル・コマース(本社・シンガポール、TTIC)の川口貴明CEOは「店舗として利益を出すよりも、新しい小売りの姿を探ることを主目的にしている。見えないスキームが重要になる」と説明する。

 見えない枠組みとは、第一に出店者への定量・定性データの提供だ。売り場の天井にはAI(人工知能)カメラを配して、客がどの商品に手を伸ばし、どのように動いたかの情報を集めて分析する。接客するコンシェルジュ(販売員)は、商品の詳しい説明をするだけでなく、客の隠れたニーズを引き出す。それらの情報を出店者に提供し、商品やMDの改善などにつなげる。米国発のショールーミングストア「ベータ」、大丸松坂屋百貨店の「明日見世」と同様の手法だ。

 第二に越境ECである。2015年に高島屋とトランスコスモスの合弁で設立されたTTICは、日本製品を東南アジアや中国に売る貿易業務で実績を重ねてきた。日本のファッション企業のアジアでの店舗開発も行っている。海外の有力商業施設やEC(ネット通販)のマーケットプレイスでの実績とネットワークを持つ。日本のD2Cブランドにとって「ミーツストア」は、越境ECおよびリアル店舗での卸売りのプラットフォームとしても機能する。ここが出店者への最大のアピールポイントになる。

 川口CEOは出店者に向けて「フェーズ1としてショールーミングストア、フェーズ2として海外に向けた越境EC、フェーズ3として海外での出店といった道筋を提供できるようにしたい」と話す。5年内に「ミーツストア」で国内外10店舗の体制を目指す。

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本日は銀座本店で新たに登場したスペシャルなバッグコレクションをスタッフ自らリコメンド!

ウィメンズチーム アシスタントバイヤーの小坂真穂が、新進気鋭のデコラティブなバッグブランドをご紹介します。

 

こんにちは。ウィメンズアクセサリー担当の小坂です。

今回は、4月29日(金・祝)より銀座本店にてご覧いただける、プレイフルなデザインとクラフツマンシップが融合したミラノ発のバッグブランド<ロザンティカ>をご紹介します。

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最近みなさまはどんなお買い物をされましたか?

不安定な状況が続き、快適性や機能性に優れたデイリーユーズのアイテムを手に取るようになった方も多いのではないでしょうか。

私自身も使いやすい定番アイテムや合わせやすいカラーを手に取る機会が増えましたが、それではどうしてもお出かけのテンションが上がらないのです…。

あれを着てこれを持ってさあどこに行こう?と計画を立てていた頃が少し懐かしく、またそんな風にときめくお出かけをしたい!といつもどこかで思っていました。そんな時に出会ったのが美しくプレイフルな<ロザンティカ>のバッグ。

 

こんな時だからこそ気分が華やぐようなバッグを!という思いから、16点限定でミラノからご用意させていただきました。

また今回すべてのモデルが、今シーズン国内ではバーニーズ ニューヨークのみでのお取扱いです。

唯一お手にとってご覧いただけるエクスクルーシヴな機会をお見逃しなく!

 

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<ロザンティカ>はアーティストミケーラ・パネロ(Michela Panero)氏により 2010年ミラノでジュエリーブランドとしてスタート。2019年からはステートメントジュエリーに加え、バッグのコレクションを毎シーズン発表している、オリジナリティと自信に満ちた唯一無二のブランドです。

遊び心たっぷりの見た目だけでなく、素材へのこだわり、全工程を社内で一貫しておこなうものづくりへの情熱は、イタリアのクラフツマンシップならでは。

また、世界的な宝石のプロ アシフ・ベグ(Assif Beg)氏が一流のジェムストーンを厳選し調達していることでも有名で、バッグコレクションも一つひとつが作品であり、まさに“持ち歩くジュエリー”。最旬のシェイプと折衷的なエレガンスをまとった大胆なデザインが特徴で、海外のセレブリティを中心に多くのファッショニスタの心を掴んでいます。

また最近では、ネットフリックスの爆発的人気ドラマ『エミリー、パリへ行く(EMILY IN PARIS)』において主人公を演じるリリー・コリンズが持ったことで大きな話題となりました。

 

今回はご用意したアイテムのなかで特におすすめのモデルをご紹介させていただきます。

Holli 2170268 RECOMMEND: ROSANTICA

ROSANTICA バッグ “Holli(ホリー)” ¥137,500(税込)

クリスタルとパールが贅沢にあしらわれたボックス型の”ホリー”はブランドを代表するアイコンバッグ。

中のポーチは取り外し可能で、ご自身でアレンジも自在。インテリアやティータイムのお供に、テーブルに置いているだけでもうっとりな逸品です。

Ghizlan 2170275 RECOMMEND: ROSANTICA

Ghizlan Model ver. RECOMMEND: ROSANTICA

ROSANTICA バッグ “Ghizlan(ギズラン)” ¥139,700(税込)

『エミリー、パリへ行く』シーズン1で主人公が持ち話題となったバッグはこちらの”ギズラン”!

トップのハンドルを腕に通すことで、ブレスレットのように見せてお持ちいただけます。

ドローストリング型のシンプルなデザインでありながら、動くたび底のクリスタルがキラキラと輝きを放ちます。

Billie 2170267 RECOMMEND: ROSANTICA

Billie Model ver. RECOMMEND: ROSANTICA 

ROSANTICA バッグ “Billie(ビリー)” ¥143,000(税込)

人工パールで全体を覆われた丸いフォルムがエレガントな”ビリー”は、圧倒的な存在感が魅力。

こちらも中のポーチは取り外しが可能。フェミニンなコーディネートにプラスしてもコンサバティブにならず、その個性的なシルエットでコーディネートを引き締めてくれること間違いなしです。

 

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銀座本店では今回ご紹介したアイテム以外にも、厳選されたデコラティブなバッグを直接お手にとってご覧いただけます。

ブライダルパーティーなどのオケージョンシーンはもちろん、アフタヌーンティーや芸術鑑賞のお供にもぴったり。楽しい気分をより一層盛り上げてくれるような、ハッピームード全開のコレクションは必見です。

これからの楽しい思い出の一部となりますように…!

みなさまのご来店をお待ちしております。

 

ROSANTICA

4/29 FRI. – 銀座本店1F

古着デザートスノーが関西初進出 ルクア大阪にオープン

 デザートスノー(東京、鈴木道雄社長)は4月30日、ルクア大阪に新店舗をオープンする。売り場面積は約82平方メートル。同社は同名の古着店を関東に9店舗を運営するが、関西進出は初。

 デザートスノーは昨年11月にイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)に、今年2月にルミネエスト新宿に期間限定店をオープンするなど、商業施設への出店を加速させている。

■デザートスノー ルクア店
オープン日:4月30日
場所:ルクア大阪7階
住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3

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「ナイキ」が横浜ビブレに新店舗 “地域に根ざす”を掲げる独自コンセプト

 「ナイキ(NIKE)」は、神奈川・横浜の商業施設「横浜ビブレ」1階に新店舗「ナイキ バイ ヨコハマ(NIKE BY YOKOHAMA)」をオープンした。同店は地域コミュニティーとのつながりを重視したコンセプトストア「ナイキ ライブ(NIKE LIVE)」の新店舗で、ショップ周辺の「ナイキ」会員の意見やデジタルデータを駆使して、地域に根ざしたサービスと商品提案を行う。同コンセプトでの出店は東京・渋谷に次ぐ2店舗目だ。

 店舗面積は335平方メートル。地域住民が誇りを持てる店舗を目指して、同店のオリジナルロゴを制作したほか、イラストレーターの一乗ひかるが横浜を着想源にデザインしたグラフィックをストアデザインに採用した。カスタマイズサービス“ナイキ バイ ユー(NIKE BY YOU)”では、横浜の市外局番「045」をモチーフにした同店限定のシューレースやアクセサリーを用意する。リアルとデジタルの連動にも注力しており、バーコードをスキャンして素材や店舗・オンライン在庫をチェックし、複数サイズの試着をリクエストできる。最適なスポーツブラを提案するデジタルフィッティングサービスもある。

 オープンを記念して、一乗ひかるのイラストとオリジナルロゴを使ったアパレルのカスタマイズサービスを5月8日までの期間限定で実施中だ。

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「ヴーヴ・クリコ」が創業250周年を祝した初の世界巡回展 6月に日本で開催

 MHD モエ ヘネシー ディアジオ(MHD MOET HENNESSY DIAGEO)が手掛けるシャンパーニュメゾン 「ヴーヴ・クリコ(VEUVE CLICQUOT)」は、創業250周年を記念した初の世界巡回企画展「ヴーヴ・クリコ ソレール カルチャー(Veuve Clicquot Solaire Culture)~太陽のように輝く250年の軌跡~」を、東京・原宿のジング(JING)で6月16日から7月10日まで開催する。日本を皮切りに、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ共和国、イギリスの4カ国を巡回する。

 同展では、ブランドの250年に及ぶ歴史に焦点を当て、“ラ・グランダム=シャンパーニュ地方の偉大なる女性”と称えられたマダム・クリコ(Madame Clicquot)の軌跡をたどる資料や、1841年に彼女が造ったとされるボトル(後に19世紀にバルト海に眠る難破船で発見)などを展示する。また、10人の女性アーティストとのコラボレーションも実施。日本からは草間彌生と漫画家の安野モヨコが参加し、それぞれが「ヴーヴ・クリコ」の伝統を現代的に再解釈した。ほかにも、シャンパーニュ地方でのワイン醸造の伝統を探究するセクションや、象徴的なオブジェ、文学、映画を通じて、ブランドの軌跡をたどる。

 さらに、「ヴーヴ・クリコ」とのフードペアリングが堪能できるレストランも併設。ブティックでは、同ブランドがこれまでに発売したアイコン的な商品をよりモダンでサステナブルによみがえらせた、250周年限定商品を数量限定で販売する。

 ジャン=マルク・ギャロ(Jean-Marc Gallot)=ヴーヴ・クリコ社長兼CEOは、「この世界巡回企画展は、『ヴーヴ・クリコ』にとって前例のないイベントであり、大きな夢を持ち、常に革新し続けるわれわれのブランド精神を体現するものだ。メゾンにとって重要な市場である日本を皮切りに、シャンパーニュメゾンのノウハウや、マダム・クリコの人生、そして草間彌生氏などのアーティストが『ヴーヴ・クリコ』のために制作した作品に光を当てている」と語っている。

■Veuve Clicquot Solaire Culture~太陽のように輝く250年の軌跡~
期間:6月16日〜7月10日
場所:ジング
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目35-6
時間:11:00〜21:00(最終入場20:00)/ レストラン 11:00〜21:00(L.O. 20:30)無休
入場料:無料(入場は20歳以上、ヴーヴ・クリコ公式LINEアカウントから事前予約受付)

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