雑誌「メンズプレシャス」が定期刊行終了 「ブランドは存続」

 小学館は、雑誌「メンズプレシャス(MEN'S PRECIOUS)」の発行形態を季刊(年4回)から不定期刊に変更する。なお、現時点での刊行予定は未定だ。ウェブについては「当面は残るが、アクティブではなくなる」と話す。

 ただしブランドとしては存続し、「イベント等で必要に応じて『メンズプレシャス』を使用する」という。広告についても「同ブランドを活用した提案は可能」とした。

The post 雑誌「メンズプレシャス」が定期刊行終了 「ブランドは存続」 appeared first on WWDJAPAN.

ギャップCEOが「体制は整った」 とはいえ改革は道半ば、「アスレタ」の成長に期待

 アメリカのアパレル企業ギャップ(GAP)のソニア・シンガル(Sonia Syngal)最高経営責任者(CEO)は株主総会で、「2年の変革期を経て、私たちはより本業に専念できる体制を整えることができた」と語った。今後、傘下の「オールドネイビー(OLD NAVY)」と「ギャップ」、そして「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は、変化に機敏に対応することで長期的な成長を目指す。

 長きに渡る変革期の間、同社は「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」の不採算店舗を整理し、セレクトショップの「インターミックス(INTERMIX)」やバッグ&シューズの「パイパーライム(PIPERLIME)」などの非主力事業を終了してきた。シンガルCEOは昨年の成果として売上高が前年に比べて21%、コロナ前の2019年と比較しても2%アップしたとコメント。オンラインでの売上高は全体の39%を占める約64億ドル(約8256億円)に上ったほか、ロイヤリティー・プログラムの会員数が上昇、4億ドル(約516億円)を配当として投資家に還元したほか、株式の買い戻しを進めたことも成果とした。

 ブランド別では、「オールドネイビー」の売上高は90億ドル(約1兆1610億円)を突破。「ギャップ」は、ホームラインの販売をウォルマート(WALMART)で開始したほか、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)が手掛ける「イージー(YEEZY)」とのコラボレーションライン“イージー・ギャップ”も人気だった。北米での売り上げは、19年の実績を上回ったという。「アスレタ(ATHLETA)」は、米体操選手のシモーン・バイルズ(Simone Biles)や陸上選手のアリソン・フェリックス(Allyson Felix)、歌手のアリシア・キース(Alicia Keys)とのコラボラインなどで「女性との対話が加速し、エンパワーメントしている」という。

 地域別では今後、フランスとイタリア、イギリスでのビジネス改革を進める。ギャップは昨年、英国で81の「ギャップ」店舗とアウトレットをクローズした他、「バナナ・リパブリック」はアイルランドから撤退した(ECは継続)。一方、昨秋には英国のアパレル企業ネクストと、イギリスとアイルランドにおける「ギャップ」のビジネスを再構築するジョイントベンチャーを立ち上げている。

 とはいえ、課題も多い。サプライチェーン改革は引き続き、店舗網を削減した「ギャップ」や「バナナ・リパブリック」にとっては1着あたりの空輸コストは重たくなる。プロパー販売を軌道に乗せるという至上命題は、まだまだ道半ばだ。セールに依存した「ギャップ」は、22年度の第一四半期での売上高の見通しを「1ケタ~10%台中盤の減収」と予想を引き下げている。「オールドネイビー」の売上もセールによる側面も大きく、先月にはナンシー・グリーン(Nancy Green)社長兼CEOが退任したばかり。会社は後任を探しており、暫定的にソニアCEOがビジネスを統括している。このため大手格付け会社は今年、ギャップの株を相次いで格下げしたが、モルガン・スタンレー(MORGANSTANLEY)は同社の格付けを「アンダーウエート(投資対象の組み入れ比率が基準と比べて少ないため、売りを推奨している)」から「イコールウエート」に格上げ。とはいえ、「引き続き改革が必要」と指摘している。

 会社はさらに店舗の統廃合を進める予定だ。24年までには北米で「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」の店舗をさらに100閉じる予定で、同地域で閉店する店舗は総計350に及ぶ。一方「アスレタ」は、好調を維持している。23年までに20億ドル(約2580億円)規模に成長する見通しだ。

The post ギャップCEOが「体制は整った」 とはいえ改革は道半ば、「アスレタ」の成長に期待 appeared first on WWDJAPAN.

ギャップCEOが「体制は整った」 とはいえ改革は道半ば、「アスレタ」の成長に期待

 アメリカのアパレル企業ギャップ(GAP)のソニア・シンガル(Sonia Syngal)最高経営責任者(CEO)は株主総会で、「2年の変革期を経て、私たちはより本業に専念できる体制を整えることができた」と語った。今後、傘下の「オールドネイビー(OLD NAVY)」と「ギャップ」、そして「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は、変化に機敏に対応することで長期的な成長を目指す。

 長きに渡る変革期の間、同社は「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」の不採算店舗を整理し、セレクトショップの「インターミックス(INTERMIX)」やバッグ&シューズの「パイパーライム(PIPERLIME)」などの非主力事業を終了してきた。シンガルCEOは昨年の成果として売上高が前年に比べて21%、コロナ前の2019年と比較しても2%アップしたとコメント。オンラインでの売上高は全体の39%を占める約64億ドル(約8256億円)に上ったほか、ロイヤリティー・プログラムの会員数が上昇、4億ドル(約516億円)を配当として投資家に還元したほか、株式の買い戻しを進めたことも成果とした。

 ブランド別では、「オールドネイビー」の売上高は90億ドル(約1兆1610億円)を突破。「ギャップ」は、ホームラインの販売をウォルマート(WALMART)で開始したほか、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)が手掛ける「イージー(YEEZY)」とのコラボレーションライン“イージー・ギャップ”も人気だった。北米での売り上げは、19年の実績を上回ったという。「アスレタ(ATHLETA)」は、米体操選手のシモーン・バイルズ(Simone Biles)や陸上選手のアリソン・フェリックス(Allyson Felix)、歌手のアリシア・キース(Alicia Keys)とのコラボラインなどで「女性との対話が加速し、エンパワーメントしている」という。

 地域別では今後、フランスとイタリア、イギリスでのビジネス改革を進める。ギャップは昨年、英国で81の「ギャップ」店舗とアウトレットをクローズした他、「バナナ・リパブリック」はアイルランドから撤退した(ECは継続)。一方、昨秋には英国のアパレル企業ネクストと、イギリスとアイルランドにおける「ギャップ」のビジネスを再構築するジョイントベンチャーを立ち上げている。

 とはいえ、課題も多い。サプライチェーン改革は引き続き、店舗網を削減した「ギャップ」や「バナナ・リパブリック」にとっては1着あたりの空輸コストは重たくなる。プロパー販売を軌道に乗せるという至上命題は、まだまだ道半ばだ。セールに依存した「ギャップ」は、22年度の第一四半期での売上高の見通しを「1ケタ~10%台中盤の減収」と予想を引き下げている。「オールドネイビー」の売上もセールによる側面も大きく、先月にはナンシー・グリーン(Nancy Green)社長兼CEOが退任したばかり。会社は後任を探しており、暫定的にソニアCEOがビジネスを統括している。このため大手格付け会社は今年、ギャップの株を相次いで格下げしたが、モルガン・スタンレー(MORGANSTANLEY)は同社の格付けを「アンダーウエート(投資対象の組み入れ比率が基準と比べて少ないため、売りを推奨している)」から「イコールウエート」に格上げ。とはいえ、「引き続き改革が必要」と指摘している。

 会社はさらに店舗の統廃合を進める予定だ。24年までには北米で「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」の店舗をさらに100閉じる予定で、同地域で閉店する店舗は総計350に及ぶ。一方「アスレタ」は、好調を維持している。23年までに20億ドル(約2580億円)規模に成長する見通しだ。

The post ギャップCEOが「体制は整った」 とはいえ改革は道半ば、「アスレタ」の成長に期待 appeared first on WWDJAPAN.

「シャネル」の新エイジングケアライン“No1 ドゥ シャネル” 世界観を体感できるポップアップ開催

 「シャネル(CHANEL)」は5月27日〜6月5日、今年1月に発売した新スキンケアライン“No1 ドゥ シャネル”を記念したポップアップイベント“No1 ドゥ シャネル ガーデン”を開催する。東京ミッドタウン アトリウム&コートヤード(東京都港区赤坂9-7-1)で行い、入場料は無料。同ブランドのLINE公式アカウントからできる来場予約が必須となる。会場内では新製品“ボディ ミスト No1ドゥ シャネル”の先行販売を行うほか、全製品を試すことができる。

 イベント会場ではレッドカメリアが広がる庭園を再現。視覚や嗅覚に訴えるインスタレーションを展開する。会場中央にはビューティバー(タッチアップスペース)を設置。そのほかブランドが取り組むCSR活動に関する展示や、スター製品のディスプレーを行う。不定期開催で製品の使用方法レクチャーやペーパーフラワーなどのワークショップも実施する(予約不要)。予約制のイベントとして、人気イラストレーターのfoxco、モデル・コラムニストの大屋夏南を招いた企画も予定する。来場者全員にオリジナルジュースを配布し、製品購入者にはカメリアの種をプレゼントする。

 エイジングケアライン“No1 ドゥ シャネル”は「心と感覚、理性と感性、身体と感情、そして環境と個人は繋がっている」という、創業者であるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のビジョンから誕生した新世代のエイジングケアライン。スキンケアのほかメイクアップ、フレグランスもそろえ、全身にホリスティックに働きかける。同ラインの核となるのは真冬にも美しい赤い花を咲かせるレッドカメリア。その生命力を注ぎ込み、エイジングサインにアプローチする。製造過程やパッケージで環境に配慮した、同ブランド初のクリーンビューティにフォーカスしたラインとなる。

The post 「シャネル」の新エイジングケアライン“No1 ドゥ シャネル” 世界観を体感できるポップアップ開催 appeared first on WWDJAPAN.

長谷川京子によるランジェリー「エス バイ」が一般公募モデルを採用した新ビジュアルを公開 500人の応募の中から決定した4人

 長谷川京子がプロデュースするランジェリーブランド「エス バイ(ESS BY)」が、一般公募モデルを採用した新ビジュアルを公開した。モデルは、2月中旬から開催していたオーディションで、500人にのぼる応募の中から選ばれた4人。新ビジュアルは、すでに発表しているもののほか、ブランド公式インスタグラムでも順次公開していく予定だという。

 「エス バイ」は「自愛」をコンセプトに、自分を愛せるようになるきっかけの提供を目指して誕生した。オーディションでは、ブランドの世界観やメッセージを体現するモデルを一般公募した。

The post 長谷川京子によるランジェリー「エス バイ」が一般公募モデルを採用した新ビジュアルを公開 500人の応募の中から決定した4人 appeared first on WWDJAPAN.

「プライド」はなぜ”LGBTQ+用語”になったの? ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.20

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から"当たり前"について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第21弾は、「東京レインボープライド」の取材を通して感じたことを含め、【プライド】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

若手2人が考える【プライド】

 「プライド(pride)」は、英語で"誇り"や"自尊心"を意味し、日本語でも同様の意味で常用される。英語圏では近年、「プライド」はLGBTQ+コミュニティーの"誇り"や"自尊心"を指すことが多い。西洋では特にキリスト教の影響で、同性愛が"罪"であり、"恥(シェイム、shame)"であるとされてきたことから、その反対である「プライド」という言葉を使って社会運動を始めたとされる。

 派生して、LGBTQ+マーチやパレードなどのイベント自体を「プライド」と呼ぶこともある。この発祥は、1969年にLGBTQ+のコミュニティーが集まるバー、ストーンウオール・イン(Stonewall Inn)の客が度重なる警察の踏み込み捜査に立ち向かい、デモを起こしたこととされている。当時、アメリカでは同性間の性的交渉や"自身の性別に合った洋服や髪型"でないことを理由に逮捕されるなど、性的少数者は法的、社会的な抑圧を経験していた。現在では、LGBTQ+の人権や社会的地位の進歩に伴い、音楽と共にダンスをしながら行進し、派手なスタイルを楽しんだり、お酒を飲んだりと"祝い"のニュアンスが強くなった地域も少なくない。日本最大のプライドイベントである「東京レインボープライド」は、1994年にレズビアン&ゲイパレードとして始まり、現在では多くの企業や各国大使館が参加する規模にまで広がった。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

ポッドキャスト配信者

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

The post 「プライド」はなぜ”LGBTQ+用語”になったの? ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.20 appeared first on WWDJAPAN.

「マーク BY マーク ジェイコブス」や「カルバン・クライン ジーンズ」のデザイナーがアーティストに転向

 「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」や「カルバン・クライン ジーンズ(CALVIN KLEIN JEANS)」などを手がけてきたルエラ・バートリー(Luella Bartley)が、ファッションデザイナーから芸術家に転向した。同じくデザイナーからアーティストに転向したサラ・バーマン(Sara Berman)と共催する展覧会「Armoured」は6月11日まで、ロンドンのKHギャラリーで開かれている。2人のアーティストは彫刻や絵画などを通して、ファッションデザイナーだった頃と変わらず、女性の体の曲線美や複雑さなどに迫っている。バーマンの作品がカラフルなのに対し、バートリーのアプローチは硬質的だ。純白の彫刻は手足が奇妙な方向に折りたたまれ、裸の女性を描いた作品ではプロポーションを誇張。バーマンが洋服をまとった女性を描いたのに対し、バートリーは裸の女性と向き合っている。米「WWD」が、バートリーに話を聞いた。

米「WWD」(以下、WWD):芸術活動を始めたのは、いつ頃?

ルエラ・バートリー(以下、バートリー):ファッション界を離れてしばらくしてから、です。仕事を休んですぐ、「私は、止まることができないんだ」と感じました。そして「何かを描いて、言語化できない思いを探ってみたい」という衝動に駆られました。だから描いて、描いて、描いて。誰かに見せる予定なんてないのに、創作意欲が爆発したんです。とても自然な流れで、結果、良い方向につながったと思っています。

WWD:自分をどんなアーティストだと思っている?

バートリー:私のアプローチは、「自分と格闘すること」。ドローイングは鋭い鉛筆と、まるで刀の様なブラシで描いています。一方の彫刻は、石膏です。

WWD:ファッションデザイナーとしてのキャリアは、今の創作活動にも役立っている?

バートリー:ファッション業界にいた頃から、私はずっと「女性と、彼女たちの体への意識、セクシャリティ、そしてフェミニニティ」について考えてきました。でもファッションの世界では、イメージが先行していた。それは仮面の様なもので、意識は常に体の外側にあったんです。でも今は、私自身が全てをさらけ出し、ありのままの、裸の、何にも覆われていない「女性と、彼女たちの体への意識、セクシャリティ、そしてフェミニニティ」について考えています。それは繊細ながら勇敢で、とても興味深いんです。仮面を考えていたデザイナーだった頃と比較すると、今は内臓にも興味を向けている感じです。

WWD:今後、ファッション業界にカムバックする可能性は?

バートリー:すぐに戻ることはないでしょう。今は、アートの世界を極めたい。今はまだ進化の途中だと思っています。探索したいことが、まだまだたくさんありますから。

The post 「マーク BY マーク ジェイコブス」や「カルバン・クライン ジーンズ」のデザイナーがアーティストに転向 appeared first on WWDJAPAN.

「アー・ペー・セー」がサステナブル素材のショッパーを導入 バッグ2型、ポーチ2型で330円から

 「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は、再生可能なリサイクルポリエステルを使用したショッパーを5月18日から導入する。グリーンとブルーのストライプをあしらったバッグ2型、ポーチ3型をそろえ、価格はバッグが税込440円、ポーチ同330円。繰り返し使える素材を採用しており、店頭に持ち込めばリサイクルも可能だ。

 「アー・ペー・セー」は、二酸化炭素排出量を削減するためのさまざまなプログラムを実施しており、今後は使い捨てショッパーの使用を停止する予定。このショッパーの売り上げの一部は、環境保護団体に寄付するという。

The post 「アー・ペー・セー」がサステナブル素材のショッパーを導入 バッグ2型、ポーチ2型で330円から appeared first on WWDJAPAN.

「ナイキ」×「オフ-ホワイト」などのスニーカーが競売に ヴァージルのサイン入りも

 パリのオークションハウス、ミロン(MILLON)は15日、「ヴェンテ・ラビング・スニーカーズ(Vente Loving Sneakers)」と題したスニーカーのオークションを開催した。落札総額は12万ユーロ(約1600万円)だった。

 オークションの広報担当によると、「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」と「ナイキ(NIKE)」のコラボモデル、“ナイキ エア ジョーダン 1 レトロ ハイ オフ-ホワイト(NIKE AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OFF-WHITE)”に故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)がサインしたものが1万6120ユーロ(約216万円)で落札され、同オークションの最高額を記録。「ディオール(DIOR)」と「ナイキ」がコラボした“ジョーダン1 レトロ ハイ ディオール(JORDAN 1 RETRO HIGH DIOR)”が9672ユーロ(約129万円)、「オフ-ホワイト」と「ナイキ」によるデザインプロジェクト“ザ テン(THE TEN)”の“エア ヴェイパーマックス オフ-ホワイト(AIR VAPORMAX OFF-WHITE)”が1240ユーロ(約16万円)と続いた。

The post 「ナイキ」×「オフ-ホワイト」などのスニーカーが競売に ヴァージルのサイン入りも appeared first on WWDJAPAN.

「ジェラピケ」が双子パンダのシャオシャオ・レイレイとコラボ 売上金でパンダ保護に貢献

 マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、「パンダ シリーズ(PANDA SERIES)」として、恩賜上野動物園の双子のパンダ“シャオシャオ・レイレイ”とのコラボレーションアイテムを含む、ルームウエアや雑貨などを発売する。公式オンラインストア、自社ECのウサギオンライン(USAGI ONLINE)、ECモールのスタイルヴォイス(STYLEVOICE)などで先行予約を受け付けている。新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンの影響などで発売日は未定。確定次第、公式SNSで告知される。

 シャオシャオ・レイレイのコラボは、双子の1歳誕生日記念や、絶滅の危機に瀕しているジャイアントパンダ保護のために企画されたもの。2頭の愛らしい姿をデザインした、ニットセットアップ(税込1万780円)やニットドレス(同7590円)、ブランケット(同5940円)、マルチカバー(同1万890円)の4型を用意した。売上金の一部は「ジャイアントパンダ保護サポート基金」へ協賛する。

 また、フードに耳のついたパンダになれるセットアップ(同1万2100円)や親子コーデを楽しめるセットアップ、パンダ柄の寝具セット(同1万780円)、グラス(同1870円)、エコバッグ(同1540円)といったオリジナルアイテムも豊富にそろえた。

The post 「ジェラピケ」が双子パンダのシャオシャオ・レイレイとコラボ 売上金でパンダ保護に貢献 appeared first on WWDJAPAN.

「ジェラピケ」が双子パンダのシャオシャオ・レイレイとコラボ 売上金でパンダ保護に貢献

 マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、「パンダ シリーズ(PANDA SERIES)」として、恩賜上野動物園の双子のパンダ“シャオシャオ・レイレイ”とのコラボレーションアイテムを含む、ルームウエアや雑貨などを発売する。公式オンラインストア、自社ECのウサギオンライン(USAGI ONLINE)、ECモールのスタイルヴォイス(STYLEVOICE)などで先行予約を受け付けている。新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンの影響などで発売日は未定。確定次第、公式SNSで告知される。

 シャオシャオ・レイレイのコラボは、双子の1歳誕生日記念や、絶滅の危機に瀕しているジャイアントパンダ保護のために企画されたもの。2頭の愛らしい姿をデザインした、ニットセットアップ(税込1万780円)やニットドレス(同7590円)、ブランケット(同5940円)、マルチカバー(同1万890円)の4型を用意した。売上金の一部は「ジャイアントパンダ保護サポート基金」へ協賛する。

 また、フードに耳のついたパンダになれるセットアップ(同1万2100円)や親子コーデを楽しめるセットアップ、パンダ柄の寝具セット(同1万780円)、グラス(同1870円)、エコバッグ(同1540円)といったオリジナルアイテムも豊富にそろえた。

The post 「ジェラピケ」が双子パンダのシャオシャオ・レイレイとコラボ 売上金でパンダ保護に貢献 appeared first on WWDJAPAN.

「リミ フゥ」が20周年を記念して「ヨシコ クリエーション」と初コラボ 両刃カミソリをモチーフにしたアクセサリーを発売

 ヨウジヤマモト傘下の「リミ フゥ(LIMI FEU)」は、20周年を記念して「ヨシコ クリエーション(YOSHIKO CREATION)」と初コラボしたアクセサリーを5月20日に発売する。販路は伊勢丹新宿本店や大丸梅田店などの百貨店と「リミ フゥ」の公式オンラインストア。

 両刃カミソリをモチーフにしたピアス(税込1万4300円)、ネックレス(2万5300円)、ブレスレット(2万900円)からなり、着想源は「リミ フゥ」の2022春夏シーズンの特徴的なディテールであるフリルの流線だという。

The post 「リミ フゥ」が20周年を記念して「ヨシコ クリエーション」と初コラボ 両刃カミソリをモチーフにしたアクセサリーを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「リミ フゥ」が20周年を記念して「ヨシコ クリエーション」と初コラボ 両刃カミソリをモチーフにしたアクセサリーを発売

 ヨウジヤマモト傘下の「リミ フゥ(LIMI FEU)」は、20周年を記念して「ヨシコ クリエーション(YOSHIKO CREATION)」と初コラボしたアクセサリーを5月20日に発売する。販路は伊勢丹新宿本店や大丸梅田店などの百貨店と「リミ フゥ」の公式オンラインストア。

 両刃カミソリをモチーフにしたピアス(税込1万4300円)、ネックレス(2万5300円)、ブレスレット(2万900円)からなり、着想源は「リミ フゥ」の2022春夏シーズンの特徴的なディテールであるフリルの流線だという。

The post 「リミ フゥ」が20周年を記念して「ヨシコ クリエーション」と初コラボ 両刃カミソリをモチーフにしたアクセサリーを発売 appeared first on WWDJAPAN.

エド・オリバーとジェレミー・ベンケムンが「神経衰弱楽園」展で伝える「感情に浸る時間の大切さ」

 マルチアーティストのエド・オリバー(Edo Oliver)と写真家のジェレミー・ベンケムン(Jeremy Benkemoun)は、ビデオインスタレーション「神経衰弱楽園・Nervous Breakdown Paradise」展を新宿のギャラリー-1(gallery-1)で5月29日まで開催中だ。

 本展は3本のビデオ作品で構成する。それぞれ10分間の映像では、プライベートとパブリックの境界線が交差し精神崩壊する主人公の姿を映す。皮肉、悲劇、喜劇を織り交ぜながら「自分の周りが崩壊していく世界の中で、どうやって生き続けるのか?」「社会の混乱に私たちはどこまで壊れずに耐えられるのか?」という問いを投げかける。

 ベンケムンは、フランス・カンヌ出身。クィアアーティストとして、アイデンティティーやセクシュアリティを問う活動や作品を多数発表している。オリバーは、テキスタイルやパフォーマンス・アートを中心に、ジャンルを越え国内外で活動を行うマルチ・アーティストだ。両者は共に、“世の中の当たり前に違和感を問いかける”雑誌「IWAKAN」の編集に携わる。

 本展は、ベンケムンが2年前にメンタルブレイクダウンを経験し、「この辛さをクリエイティビティーに転換したい」という思いで企画した。写真作品をメインに活動する2人だが、ベンケムンは「辛さは、音やノイズに囲まれた方が伝わりやすくなる。閉じ込められた空間で、自分の世界に入り込める演出にした」と話す。

 オリバーは、「今の異常な世の中に対応できないことは当たり前。社会の流れはすごく速くて、自分の感情にゆっくり向き合う時間すらない。作品を通して、感情に浸る時間の大切さを伝えたい」という。

■「神経衰弱楽園・Nervous Breakdown Paradise」
日程:5月13〜29日
時間:木曜日 12:00〜18:00 / 金・土・日曜日 12:00〜20:00
定休日:月・火・水曜日
場所:gallery -1
住所:東京都新宿区新宿4-4-10
入場料:無料

The post エド・オリバーとジェレミー・ベンケムンが「神経衰弱楽園」展で伝える「感情に浸る時間の大切さ」 appeared first on WWDJAPAN.

エド・オリバーとジェレミー・ベンケムンが「神経衰弱楽園」展で伝える「感情に浸る時間の大切さ」

 マルチアーティストのエド・オリバー(Edo Oliver)と写真家のジェレミー・ベンケムン(Jeremy Benkemoun)は、ビデオインスタレーション「神経衰弱楽園・Nervous Breakdown Paradise」展を新宿のギャラリー-1(gallery-1)で5月29日まで開催中だ。

 本展は3本のビデオ作品で構成する。それぞれ10分間の映像では、プライベートとパブリックの境界線が交差し精神崩壊する主人公の姿を映す。皮肉、悲劇、喜劇を織り交ぜながら「自分の周りが崩壊していく世界の中で、どうやって生き続けるのか?」「社会の混乱に私たちはどこまで壊れずに耐えられるのか?」という問いを投げかける。

 ベンケムンは、フランス・カンヌ出身。クィアアーティストとして、アイデンティティーやセクシュアリティを問う活動や作品を多数発表している。オリバーは、テキスタイルやパフォーマンス・アートを中心に、ジャンルを越え国内外で活動を行うマルチ・アーティストだ。両者は共に、“世の中の当たり前に違和感を問いかける”雑誌「IWAKAN」の編集に携わる。

 本展は、ベンケムンが2年前にメンタルブレイクダウンを経験し、「この辛さをクリエイティビティーに転換したい」という思いで企画した。写真作品をメインに活動する2人だが、ベンケムンは「辛さは、音やノイズに囲まれた方が伝わりやすくなる。閉じ込められた空間で、自分の世界に入り込める演出にした」と話す。

 オリバーは、「今の異常な世の中に対応できないことは当たり前。社会の流れはすごく速くて、自分の感情にゆっくり向き合う時間すらない。作品を通して、感情に浸る時間の大切さを伝えたい」という。

■「神経衰弱楽園・Nervous Breakdown Paradise」
日程:5月13〜29日
時間:木曜日 12:00〜18:00 / 金・土・日曜日 12:00〜20:00
定休日:月・火・水曜日
場所:gallery -1
住所:東京都新宿区新宿4-4-10
入場料:無料

The post エド・オリバーとジェレミー・ベンケムンが「神経衰弱楽園」展で伝える「感情に浸る時間の大切さ」 appeared first on WWDJAPAN.

エド・オリバーとジェレミー・ベンケムンが「神経衰弱楽園」展で伝える「感情に浸る時間の大切さ」

 マルチアーティストのエド・オリバー(Edo Oliver)と写真家のジェレミー・ベンケムン(Jeremy Benkemoun)は、ビデオインスタレーション「神経衰弱楽園・Nervous Breakdown Paradise」展を新宿のギャラリー-1(gallery-1)で5月29日まで開催中だ。

 本展は3本のビデオ作品で構成する。それぞれ10分間の映像では、プライベートとパブリックの境界線が交差し精神崩壊する主人公の姿を映す。皮肉、悲劇、喜劇を織り交ぜながら「自分の周りが崩壊していく世界の中で、どうやって生き続けるのか?」「社会の混乱に私たちはどこまで壊れずに耐えられるのか?」という問いを投げかける。

 ベンケムンは、フランス・カンヌ出身。クィアアーティストとして、アイデンティティーやセクシュアリティを問う活動や作品を多数発表している。オリバーは、テキスタイルやパフォーマンス・アートを中心に、ジャンルを越え国内外で活動を行うマルチ・アーティストだ。両者は共に、“世の中の当たり前に違和感を問いかける”雑誌「IWAKAN」の編集に携わる。

 本展は、ベンケムンが2年前にメンタルブレイクダウンを経験し、「この辛さをクリエイティビティーに転換したい」という思いで企画した。写真作品をメインに活動する2人だが、ベンケムンは「辛さは、音やノイズに囲まれた方が伝わりやすくなる。閉じ込められた空間で、自分の世界に入り込める演出にした」と話す。

 オリバーは、「今の異常な世の中に対応できないことは当たり前。社会の流れはすごく速くて、自分の感情にゆっくり向き合う時間すらない。作品を通して、感情に浸る時間の大切さを伝えたい」という。

■「神経衰弱楽園・Nervous Breakdown Paradise」
日程:5月13〜29日
時間:木曜日 12:00〜18:00 / 金・土・日曜日 12:00〜20:00
定休日:月・火・水曜日
場所:gallery -1
住所:東京都新宿区新宿4-4-10
入場料:無料

The post エド・オリバーとジェレミー・ベンケムンが「神経衰弱楽園」展で伝える「感情に浸る時間の大切さ」 appeared first on WWDJAPAN.

「ウズ」が渋谷ロフトとイベント開催 人気の色鮮やかなアイライナーを自由にお試し

 フローフシが展開するブランド「ウズ バイ フローフシ(UZU BY FLOWFUSHI)」は、 渋谷ロフトとのタイアップイベント「ウズアイオープニングスタジオ(UZU EYE OPENING STUDIO)」を5月17~29日に開催する。4月に先行発売した“ウズアイオープニングライナー”(全18色、税込各1650円)の新色を試せるほか、メイクアップアーティストによるメイクサービスなどさまざまなコンテンツを用意する。

 イベント「ウズアイオープニングスタジオ」ではワークショップブース「ウズ プレイスペース」を構え、新色3色を含む13色の鮮やかなアイライナーをその場で自由に試すことができる。また、「ウズ タッチアップ ペイント サービス」ではプロのメイクアップアーティストが来場者の顔や腕などに繊細でカラフルなペイントを施す。

 さらにサステナブルな取り組みとして、廃棄予定だった「ウズ」のアイテムをカプセルにし、来場者にランダムでプレゼントする企画も実施する(渋谷ロフトで「ウズ」製品を購入したレシートの提示、もしくは「ウズ」公式オンライン会員に事前に配布するオンラインチケットの提示が必要)。

The post 「ウズ」が渋谷ロフトとイベント開催 人気の色鮮やかなアイライナーを自由にお試し appeared first on WWDJAPAN.

大丸梅田店が“西日本最大級のフェムテック展” 60社が参加して商品やサービスを紹介

 大丸梅田店は5月25日、“西日本最大級のフェムテック展”と位置付ける「ミチカケ・ウェルネスアクション! vol.1フェムテック展」を開催する。期間は31日まで。5月28日の「女性の健康のためのアクション国際デー」に合わせて、フェムテック関連商品やサービスを展示するもので60社が参加する。

 会場に医療従事者が常駐して来場者の悩みに向き合うほか、“社会派クリエイティブ”を掲げる辻愛沙子アルカ最高経営責任者兼クリエイティブ・ディレクターと、フェムテック企業メデリの坂梨亜里咲代表によるトークイベントなども行う。

 同展は、“月のみちかけのように、あなたのリズムに寄り添う”をコンセプトに2019年11月にオープンした大丸梅田店の売り場「ミチカケ」と、⼥性ヘルスケア市場に特化してコンサルティングなどを行うウーマンズ(東京、阿部エリナ代表)がコラボしたもの。

■ミチカケ・ウェルネスアクション! vol.1フェムテック展
日程:5月25〜31日
時間:10:00〜20:00
場所:大丸梅田店13階、5階

The post 大丸梅田店が“西日本最大級のフェムテック展” 60社が参加して商品やサービスを紹介 appeared first on WWDJAPAN.

リアル店舗は今後どうなる?アパレル業界はヤバい? 読者の不安&お悩みに編集長と新卒入社5年目の記者が回答!

 「WWDJAPAN」はユーチューブとインスタグラムで"新生活のお悩み相談会"を同時ライブ配信しました。「ファッション業界の将来はどうなる?」や「希望するプレス職のためにはどんな能力を磨けばいい?」など、新生活が始まって色々な悩みを抱える新入社員や学生は多いのではないでしょうか?そんな皆さんのお悩みに村上要「WWDJAPAN」編集長と新卒入社5年目の美濃島匡記者が回答!今回は、動画の一部を抜粋してご紹介します。動画のアーカイブはページ下部からご視聴ください。

Q:アパレル企業で50代後半まで働き続けることは厳しい?

村上要編集長(以下、村上):確かに昔は「接客は若い子だよね」というムードなどが少なからずありましたが、今はベテラン販売員が活躍できる環境が整い始めています。むしろ、「ベテランの接客もいいよね」という雰囲気もあるくらいです。アダストリアの「エルーラ(ELURA)」や「ウタオ(UTAO)」など、50〜60代以上の”主役世代”に向けたブランドは、商品企画に「同世代の意見を反映したい」とベテランを起用しています。50代後半でも働き続けられる業界に変化しつつあると思います。

Q:服作りを学びたいと思いながらも、踏み出す勇気を持てずに総合大学へ進んでしまいました。けれど大学卒業後は2、3年働いて資金を貯め、パリでファッションの勉強をして、デザイナーを目指す決心をしました。デザイナーに最も大事な能力は何ですか?

村上:デザイナーにとって最も大事な能力は「今の世の中を知る力」や、そんな中で生きている人たちがファッションに求めるニーズを思考する力だと思います。

美濃島匡記者(以下、美濃島):「ファッションは時代の写し鏡」とよく言われますが、まさにその通りだと思います。今を知るためにアンテナを張り巡らせ、ファッションに落とし込むのが大切です。そして、服以外にも色々なこと(アートや音楽、映画など)に興味がないとできない仕事だと思います。

Q:広告代理店の営業をしています。3年経験したらファッションやビューティの編集職を目指しているのですが、元々違う職種/業種だった編集者はいますか?また、いた場合はどういう風に過去の経験を活かしていますか?

村上:「WWDJAPAN」の副編集長の1人は元々、百貨店に入社し、寝具売り場で働いた後に転職してきました。だから百貨店の売り場構成については誰よりも詳しく、取材にリアリティがあります。アパレル企業からの転職者もいますよ。

Q:新卒で入社した美濃島記者が苦労したことは?

美濃島:自分の思い描いていた編集の仕事がすぐにできないことに苦労しました。当時は最初からできるんじゃないかと期待していたのですが、そうでもないなって(笑)。研修や編集アシスタントを経て、重要な仕事ができるようになるんだなと思いましたね。

Q:リアル店舗の今後の展望が見えません。

村上:ECが便利になればなるほど「リアルの意味」は、より一層明確になっています。リアル店舗の将来は明るいと思いますよ。

美濃島:利便性ではECに敵わないかもしれませんが、リアル店舗の販売員のアドバイスはすごく参考になるし、商品を実際に手にとって見られるのはいいですよね。そして、知らないブランドや自分が普段購入しない商品をオススメしてくれると運命的な出会いに繋がることもあります。3年後くらいに「あのお店で買ったな……」と当時の体験を思い出すのもまたリアル店舗の良さだと思います。

Q:プレス職希望です。どんな能力を磨けばいい?

美濃島:色々な方とコミュニケーションを取る仕事だと思うので、心配りが細かいところまで行き渡っていると「また一緒に仕事をしたいな」と思いますね。

村上:そうですね、コミュニケーション能力が一番重要かな。私は気軽に話しかけてくれるとありがたい。「こんなのどうでしょう?」とかコミュニケーションが頻繁だと仲良くなりやすいです。

Q:「アパレル業界は今後ヤバい……」とよく言われるけれど、実際どうなの?

村上:よく言われるし、多分お父さんとかお母さんが言うんだと思います。確かに、「洋服だけ」というのは大変かもしれませんが、異業種とのコラボレーションなどは加速するばかり。「今後ヤバい」だけじゃないですよ。

動画内でご紹介したキャンペーンはこちらをチェック


 

 「WWDJAPAN」は25歳以下を対象に、ファッションとビューティ業界の“今”と基礎知識を学ぶ「U25スペシャルプラン」をスタートします。価格は年間で1万6500円(税込)。申込み受付は5月31日まで。新入社員や若手社員への活用をご希望の企業人事や教育ご担当の方からのお問い合わせもお待ちしています。
詳細はこちら→

【お申込みはこちら】

The post リアル店舗は今後どうなる?アパレル業界はヤバい? 読者の不安&お悩みに編集長と新卒入社5年目の記者が回答! appeared first on WWDJAPAN.

ミランダ・カーのスキンケアブランド「コーラ オーガニックス」がクライメイト・ニュートラルに

 ミランダ・カー(Miranda Kerr)が手掛けるオーガニックスキンケアブランド「コーラ オーガニックス(KORA ORGANICS)がクライメイト・ニュートラル(気候中立)認証を得た。非営利団体クライメイト・ニュートラル(CLIMATE NEUTRAL)と協業し、2021年分の温室効果ガス排出量をオフセット(相殺)できたという。気候中立とは、人や企業、団体などが、活動により排出する温室効果ガスをオフセットする取り組み。カーボンニュートラルが二酸化炭素にフォーカスするのに対し、クライメイト・ニュートラルはメタンガスなど温室効果ガス全てをオフセットする。

 2022フェアチャイルド メディア サステナビリティ フォーラム(2022 Fairchild Media Sustainability Forum)でミランダは「原料から製造まで、あらゆるステップでサステナビリティを意識している。今後は二酸化炭素排出量を減らすることにさらに力を入れる」と話した。クライメイト・ニュートラルを実現できたことについて「大変だったけれど誇りに思う。カーボンクレジットを購入したり、気候変動に対して取り組むさまざまなプロジェクトに貢献した。常に自社のカーボンフットプリントを削減し、よりサステナブルなビジネスの構築を目指している」と振り返った。

 今後は今後一年間で空輸を20%減らし、30年までにオフィスで使用する電気やガスの量を50%削減することを目標に掲げる。ペース グループ(PACE GROUP)と協業して植樹活動に取り組むほか、リサイクル・リサイクル可能・レフィル可能・生分解性の原料をパッケージに可能な限り使うという。

 ミランダはブランドを立ち上げ当時から第三者機関やエキスパートにビジネスを監査してもらうことにこだわっている。「最初から製品は独立した機関である国連経済社会理事会(ECOSOC)からオーガニック認証を受けている。彼らはわれわれの原料が真にオーガニックで栽培方法も倫理的でサステナブルかを厳しくチェックしており、原料調達から製造まで、彼らの認証なしに活動できない。パッケージや製品の載せる文字まで、全てECOSOCのチェックを経ているの。でもこれによって、消費者が本当に信頼してわれわれの製品を購入できるようになる」。

 オーストラリア出身のミランダは13歳の時に母親が脾臓がんと診断され、それ以来健康やウエルネス、環境とのつながりに対する考えを見直させられたという。「家族全員で、健康的な選択肢を常に模索していた。私たちが知らないうちに健康被害を及ぼしているものが家の中にたくさんあることに気づき、それをきっかに食品から掃除用品、ヘアケア、スキンケアまで全てをオーガニックのものに変えた」。このことを友人に話したところ、オーガニックのエッセンシャルオイルを作っているメーカーを紹介してくれて、そこから「コーラ オーガニックス」が始まったのだという。

 最近はレフィル可能なパッケージにこだわるミランダ。セフォラ(SEPHORA)で唯一のオーガニックブランドとして、オーガニックというブランドDNAから離れることなく、今後も新製品を作るという。「数ある研究によると、オーガニック原料はそうでないものに比べ抗酸化物質を60%も高く含んでいるそう。そのためわれわれの製品はパラベンや硫酸塩、GMO、人工着色料・香料を含まないだけでなく、肌が喜ぶ栄養素がたくさん含まれているの」。

The post ミランダ・カーのスキンケアブランド「コーラ オーガニックス」がクライメイト・ニュートラルに appeared first on WWDJAPAN.

スノーピーク売上高40%増、1〜3月期、キャンプ人気続く

 スノーピークの2022年1〜3月期連結業績は、売上高が前年同期比40.4%増の70億円になった。前年同期(21年1〜3月)の62.5%増に続いて高い成長率を維持した。卸先の大型専門店などでの売り場拡充や取り扱い商品拡大によって、新規顧客が増加した。営業利益は同67.0%増の9億3500万円、純利益は同56.4%増の6億4200万円だった。

 底堅いキャンプ需要を背景に、販売形態別の売上高はディーラー卸が前年同期に比べて11億円増の28億円になった。15坪程度のショップインショップの国内店舗数は、純増28の236店舗に増えた。キャンプのエントリーユーザーに向けたテントなどが活発に動いた。

 通期(22年12月期)の業績予想は、売上高が前期比27.2%増の327億円、営業利益が同37.0%増の52億円、純利益が同21.0%増の33億円。売上高は5年前(17年12月期)に比べて3倍になる見通しだ。

The post スノーピーク売上高40%増、1〜3月期、キャンプ人気続く appeared first on WWDJAPAN.

サザビーリーグが米ロサンゼルス発の「アウターノウン」を22年秋から独占輸入販売

 サザビーリーグは2022-23年秋冬シーズンから、プロサーファーのケリー・スレーター(Kelly Slater)による米ロサンゼルス発のサステナブルウエアブランド「アウターノウン(OUTERKNOWN)」のメンズ、ウィメンズ商品を独占輸入販売する。同ブランドはこれまでもサザビーリーグの「RHCロンハーマン(RHC RON HERMAN)」で取り扱ってきた。今後は他セレクトショップなどにもサザビーリーグから卸販売する。

 「アウターノウン」は現役のレジェンドサーファーであるスレーターが、15年にクリエイティブ・ディレクターのジョン・ムーア(John Moore)と共に設立。当時から「服が人と地球の豊かさに貢献する未来」を掲げており、「現時点で全商品の90%がオーガニック、リサイクル、または再生型繊維を使用。水着トランクスは100%でリサイクル・再生型の繊維を使用」しているという。また、ジーンズなど一部商品については「生涯のリペア・交換・リサイクル支援を提供している」。

 価格帯はTシャツ8000〜1万3000円、スエットトップス1万6000〜2万9000円、ジーンズ2万3000〜4万9000円、アウター2万9000〜9万9000円、水着1万1000〜2万1000円、アクティブウエア1万1000〜4万9000円。

 現時点での直営店出店の予定はないという。なお、サザビーリーグはこれまでも、「フランク&アイリーン(FRANK&EILEEN)」「カナダグース(CANADA GOOSE、注:22年4月以降は本国とサザビーリーグの共同出資によるジャパン社により運営)」「マーレット(MARETTE)」などの独占輸入販売権を取得し、「ロンハーマン」などで販売しながらブランドを育成する手法を取ってきた。

The post サザビーリーグが米ロサンゼルス発の「アウターノウン」を22年秋から独占輸入販売 appeared first on WWDJAPAN.

東レ“ウルトラスエード”の動画プロジェクト第3弾 現代の名工KOMAの松岡茂樹が考える“価値”とは?

 東レは、人工皮革“ウルトラスエード®(Ultrasuede®以下、ウルトラスエード)”の公式ウェブサイトで、インタビュー動画「Beyond the Material」の第3弾を5月16日に公開した。「Beyond the Material」は、1970年にデビューした“ウルトラスエード”が50年以上育んだ“5つの価値観”を、同素材を採用する著名なクリエイターの声を通して解き明かしていくプロジェクトだ。

 第1弾は、“5つの価値観”のひとつ「東レの代表ブランドとして。」について、「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」の宮前義之デザイナーが、第2弾は「技術革新で、無限の広がりへ。」について、米カリフォルニアのバークレーにある気鋭のデザイン会社、ビリオ(BILIO)の設立者、ビリー・スミス(Billy Smith)が登場した。

 今回の第3弾は、「お客様と価値を高め合う。」について、“現代の名工”家具職人であるKOMA(コマ)の松岡茂樹にインタビューを実施した。2003年に松岡が立ち上げたKOMAは、東京郊外に構える10人程度の小さな工房。家具市場の大半が工業製品で占める中、“一点もの作品のクオリティーを製品に”をコンセプトに、手仕事にこだわったモノ作りを世界に発信している。

 動画で松岡は「道具としての機能を追求し続けることで、美しいフォルムや高いクオリティーを実現している」と語る。こだわり抜いた末にたどり着いた素材が、“ウルトラスエード”だ。素材が持つ独特の質感や色、意匠性がKOMAのクリエイションに、さらに膨らみを持たせた。「触った瞬間に驚いた。生地が生み出す陰影がすごくきれいで、そこからインスピレーションを得た。さらに二次加工できるのも魅力だ。互いに同じ熱量で仕事ができ、高め合うことができる。本当に信頼できる素材だ」。

 “ウルトラスエード”は、ジャパンクオリティーの最先端素材として技術革新を繰り返しながら進化してきた高感度・高機能素材で、柔らかな風合いと手触りが特徴。天然皮革や合成皮革を超える特性を持った素材として、アパレルやバッグ、雑貨、靴、インテリア、自動車内装、コンシューマーエレクトロニクスなど、幅広い用途で採用されている。

 「Beyond the Material」は第4弾を5月30日、第5弾を6月13日に公開予定だ。今後も自動車や芸術大学といったさまざまな業界の先頭をひた走るクリエイターらが登場する。

問い合わせ先
東レ ウルトラスエード事業部
03-3245-5401

The post 東レ“ウルトラスエード”の動画プロジェクト第3弾 現代の名工KOMAの松岡茂樹が考える“価値”とは? appeared first on WWDJAPAN.

雑誌「ナイロン」「レイ ガン」の創刊編集長が来日 ブックマークでイベント開催

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」が手掛ける本屋、ブックマーク(BOOKMARC)で、アメリカの雑誌「ナイロン(NYLON)」「レイ ガン(Ray Gun)」を創刊し、編集長を務めたマービン・スコット・ジャレット(Marvin Scott Jarrett)の展示会「ザ リバース オブ プリント(THE REBIRTH OF PRINT)」を5月20日〜6月1日に開催する。

 ファッション誌の「ナイロン」は、米ニューヨークで1998年に創刊。ヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)とともに、マービンが共同で設立した。日本版の「ナイロン ジャパン」は2004年に創刊し、カエルムが発行している。「レイ ガン」は、1992年に創刊した音楽・カルチャー誌。メインストリームではないオルタナティヴ・ロックなどのカルチャーを視覚的に表現するなど、現代のグラフィックデザインにも影響を与えた。マービンは現在、国際的な視点から語る音楽とカルチャーを軸にした雑誌「マーヴィン(MARVIN)」を刊行している。

 展示会では、「レイ ガン」および「マーヴィン」両誌から厳選したビジュアルを一堂に集めた。初日の5月20日19時からは、オープニングイベントとしてルビー・スパークス(Luby Sparks)によるミニライブに加え、戸川貴詞「ナイロン ジャパン」編集長と来日したマービンのトークショーも開催する。

 また、リッツォーリ社によるビジュアルブック「Ray Gun: The Bible of Music and Style」(税込予価1万円)や、「レイガン」のカバーポスター6種(価格未定)を販売する。

■MARVIN SCOTT JARRETT 「THE REBIRTH OF PRINT」展
会期:5月20日〜6月1日
場所:ブックマーク(東京都渋谷区神宮前4-26-14)

オープニング・レセプション / スペシャルライブ / トークショー
日時:5月20日19:00~
スペシャルライブ:LUBY SPARKS
トークゲスト:マービン・スコット・ジャレット、戸川貴詞

The post 雑誌「ナイロン」「レイ ガン」の創刊編集長が来日 ブックマークでイベント開催 appeared first on WWDJAPAN.

銀座は本当に「プチプラ化」したの?:記者談話室vol.31

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第31回は「銀座は本当に『プチプラ化』したの?』です。2年を超えるコロナ下は、日本を代表する繁華街・銀座にも変化をもたらしました。特にこの春は「ワークマン」をはじめとした低価格業態の出店が相次いでいます。銀座の今後を占います。

【今回のキーワード】
「#ワークマン女子」銀座イグジットメルサ店がオープン/2008年「H&M」1号店の熱狂/100円ショップの「セリア」/「ダイソー」も大賑わい/「スリーコインズ」も出店/家賃下がった?/ラグジュアリーブランドも増加中/「ドーバーストリートマーケット」/ギンザシックスのVIPルーム/東急プラザ銀座/銀座フィルター/1号店が多い場所/三井不動産と三菱地所/「銀座百点」編集長の銀座ベスト3とは?/敷居は高くない/老舗専門店が楽しい
カード:

The post 銀座は本当に「プチプラ化」したの?:記者談話室vol.31 appeared first on WWDJAPAN.