ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y’S)」は、「アディダス(ADIDAS)」のコラボシューズ“Y'S シーユーレーター X GSG9(Y'S SEEULATER X GSG9)”を6月3日に発売する。価格は税込4万8400円。サイズは23〜28cmで、カラーはブラック×ブラックとブラック×ホワイトの2色をそろえる。国内の店舗と公式オンラインストアで扱う。公式オンラインストアでは現在、先行予約を受け付け中だ。
同展は、ブルガリアの“コンセプチュアルアート界の巨匠”クリスト(Christo)と、妻のジャンヌ゠クロード(Jeanne-Claude)による大規模アートプロジェクト“包まれた凱旋門(LʼArc de Triomphe, Wrapped)”を解き明かすもの。“包まれた凱旋門”は、夫婦が1961年に発案した、凱旋門を布で“梱包”する作品だ。2017年から実現に向けて動き出し、20年に披露する予定だったものの、新型コロナウイルスにより延期となり、さらに20年5月にはクリストが84歳で死去。その後、多くの賛同者の協力で21年9月に実現した50年越しの遺作である。また同展では、夫婦の長年のプロジェクトを振り返ると共に、17年に収録したクリストの貴重なインタビュー映像も上映するという。
クリストとジャンヌ=クロードの夫婦は、共に1935年6月13日生まれ。1958年にパリで出会い、その後クリスト アンド ジャンヌ=クロード(Christo and Jeanne-Claude)のアーティストユニットとして活動を開始。主に布で公共施設や自然を“梱包”するアートプロジェクトに取り組み、これまでセーヌ川に架かる橋やドイツのライヒスターク(帝国議会議事堂)、オーストラリアの長さ2kmの海岸などを“梱包”してきた。ほかにも、ロッキー山脈の幅400mの谷に巨大なカーテンを吊るしたり、茨城県とカリフォルニア州の屋外に同時に約3200本の巨大な傘を立てたり、ロンドンのとある湖に7500個以上の樽を使った台形の造形物を浮かばせたり、自然と人工物を組み合わせた壮大な作品を発表してきた。
「カナル・ラバー」は1954年に創業し、工業用発泡材やゴム製品を主に販売している。今回のコラボでは、両ブランドのロゴがプリントされたラバー製ドッグリーシュ(税込2万900円)をメインに、「リチャードソン マガジン」の第3号で使用された画像と「カナル・ラバー」のスローガン“If it's in rubber, we have it”をデザインしたロングスリーブTシャツ(同1万1000円)とTシャツ(同7700円)、そして表面にエンボス加工を施したラバー素材のピロークッション(同2万7500円)の全4型を用意した。
「グロシエ」は2014年にスタート。元々「ヴォーグ(VOGUE)」や「W」などで経験を積んだワイスは10年にブログ「イントゥ ザ グロス(INTO THE GLOSS)」を立ち上げ、業界人のポーチや洗面台に置いてある化粧品を紹介して人気を集めた。D2Cブランドとしてローンチした「グロシエ」はナチュラルな仕上がりやミニマリスティックなパッケージでミレニアル世代に絶大な人気を博した。21年には8000万ドル(約101億円)の資金を集め、これまで調達した総額は2億6500万ドル(約336億円)以上にのぼった。ワイスによると、18〜34歳の米国の女性のおおよそ半数が「グロシエ」を知っており、全顧客数は600万人いるという。
ライフスタイルグッズなどの輸入卸・販売を行うクロンティップは、台湾発の抗菌&シームレス加工の超薄型吸水パッド「ホールド ミー パッド(HOLD ME PAD)」をクラウドファンディングサイト「マクアケ(MAKUAKE)」で5月20日から先行販売を開始し、翌日に目標金額20万円を達成した。価格はMサイズ2枚セットで税込4048円〜で、6月29日まで実施する。