「ヴァレンティノ」が創業者の90歳を祝して故郷イタリアの歌劇場で作品展 パーカも販売

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)の90歳の誕生日を記念して、1960年代から2010年までのアーカイブを集積した作品展を、ガラヴァーニの故郷であるイタリア・ヴォゲーラのソチャーレ歌劇場で開催中だ。さらに同ブランドは5月下旬、公式ECでガラヴァーニのファッションや人生に対する考え方を象徴する言葉“I LOVE BEAUTY, IT’S NOT MY FAULT!”をプリントしたパーカを販売する。価格は税込13万2000円で、売り上げは全てヴァレンティノ・ガラヴァーニ&ジャンカルロ・ジャンメッティ財団に寄付する。

 作品展では、ブランドを代表する“ヴァレンティノ レッド”をはじめとするドレスを数十点ディスプレーし、貴重なスケッチや写真もラインアップ。「ヴァレンティノ」のデビュー時の様子や、世界の受け止めについての展示も行う。

 ガラヴァーニは1932年5月11日生まれ。

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トーマネが和紙で作った環境配慮型マネキンの受注生産開始

 トーマネは、2021年に開発した和紙のマネキン“ワルツ(Waltz)”の受注生産を5月12日から開始した。長期2カ月借りることができ、月額2万円でのレンタルを想定している。

 “ワルツ”は通常のマネキンで多く使われているFRP(繊維強化プラスチック)の替わりに、和紙とナチュラルな素材を採用した環境配慮型マネキン。使用しなくなったマネキンは再び和紙に戻すことができ、従来の廃棄方法とは異なり可燃物として廃棄することが可能だ。

 製造過程では揮発性が高い有機溶剤を使用しないため、作業者の安全な労働環境にも配慮している。また、同社の工場や物流倉庫がある茨城県常陸大宮市の無形文化財“西ノ内和紙”を用いることで、地域活性化を目指している。

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デサント営業黒字に 22年3月期、ゴルフウエア好調

 デサントの2022年3月期連結業績は、営業損益が51億円の黒字(前期は18億円の赤字)だった。値引きと返品の削減によって日本事業の収益性が大幅に改善した。韓国も日本製品の不買運動やコロナの影響から売上高が回復した。

 売上高は前期比12.4%増の1088億円だった。コロナ前の1245億円とはまだ開きがあるものの、日本では経営指標をそれまでの売上高重視から利益重視に切り替えて、販売ロスの減少による黒字化を優先させた。そんな中でも日本では「マンシングウエア」「デサント」などで展開するゴルフ部門の売上高が同31%増に成長した。純利益は同23.6%増の62億円になった。

 今期は売上高1140億円、営業利益60億円、純利益70億円を計画する。

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小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」がホテル「W大阪」とコラボアフタヌーンティー チェリーやローズペタルを盛り込んだメニュー

 小嶋陽菜がプロデュースするライフスタイルブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」がブランドの誕生4周年を記念してラグジュアリーホテル「W大阪」とコラボしたアフタヌーンティーを6月1日から期間限定で開催する。場所は「W大阪」3階のリビング ルームで、価格は1人税込7500円。要予約制で、現在予約受け付け中だ。

 アフタヌーンティーでは小嶋が「W大阪」のシェフチームと考案した6種のスイーツと5種のセイヴォリーが並ぶ。メニューには「ハーリップトゥ」のアイコンであるチェリーのモチーフやローズペタルをところどころにあしらった。

■「HER LIP TO AFTERNOON TEA」
期間:6月1〜30日(木)
場所:LIVING ROOM (3階)
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-1-3

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「エミリオ・プッチ」2023年“ラ・グロッタ・アズーラ”コレクション

 「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」が2023年“ラ・グロッタ・アズーラ”コレクションを発表した。

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「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」が映画「トイ・ストーリー」とコラボ パジャマやヘアキャップも発売

 ピーチ・ジョンの若年層向けブランド「ガールズ バイ ピーチ・ジョン(GIRLS by PEACH JOHN)」は5月25日、映画「トイ・ストーリー」シリーズとコラボしたコレクションを発売する。販路は、一部を除く全国のピーチ・ジョンの店舗および公式EC。

 同コレクションは下着3型(税込1078円〜)、パジャマ1型(5478円)、ヘアキャップ1型(1738円)の全5アイテムからなる。

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「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」が映画「トイ・ストーリー」とコラボ パジャマやヘアキャップも発売

 ピーチ・ジョンの若年層向けブランド「ガールズ バイ ピーチ・ジョン(GIRLS by PEACH JOHN)」は5月25日、映画「トイ・ストーリー」シリーズとコラボしたコレクションを発売する。販路は、一部を除く全国のピーチ・ジョンの店舗および公式EC。

 同コレクションは下着3型(税込1078円〜)、パジャマ1型(5478円)、ヘアキャップ1型(1738円)の全5アイテムからなる。

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「サンローラン」の新作ビッグバッグ“イカール” コンパクトサイズにアレンジ可能

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、マキシサイズのショッピングバッグ“イカール(ICARE)”を5月15日に発売する。価格は税込53万7900円で、同ブランドの取扱い店舗と公式オンラインストアで販売する。

 バッグは、メゾンを象徴する大きな“カサンドラ”ロゴを飾ったユニセックスなデザインが特徴で、上質なラムスキンで仕立てたキルティングを使用しているため、極上の柔らかさを実感できる。またビッグサイズながらもサイドを折り込むことで、コンパクトサイズにアレンジが可能だ。さらに内側には、メインコンパートメントとジップポケットを備えているほか、ミニポーチも付いている。

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ケリングと「カルティエ」がジュエリー業界のサステナビリティを推進する「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030」を正式に発足

 ケリング(KERING)と「カルティエ(CARTIER)」は、ジュエリー業界のサステナビリティを推進するパートナーシップ「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030(WATCH & JEWELRY INITIATIVE 2030以下、イニシアティブ2030)」を正式に発足した。元々は「責任ある宝飾品業のための協議会(Responsible Jewellery Council 以下、RJC)」との協業を予定していたが、同協議会がロシア企業との関わりを断たないことを不服とし、ケリングと「カルティエ」の親会社であるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が脱退。今回、スイスのジュネーブで開催された「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」見本市で「イニシアティブ2030」の発足を改めて発表した。また、新たなメンバーとしてシャネル(CHANEL)のウオッチ・ジュエリー部門、モンブラン(MONTBLANC)、スワロフスキー(SWAROVSKI)、ダイアモンド貿易会社のロージー ブルー(ROSY BLUE)が加わったことを発表した。

 「イニシアティブ2030」は昨年10月に初めて発表された。当時はRJCへの加盟とその公式な認定を受けることをメンバーになる条件としていた。しかし、ロシアのウクライナ軍事侵攻が続く中、RJCがロシアのダイヤモンド採掘会社アルローザ(ALROSA)をメンバーから外さないことを理由にリシュモンとケリングが脱退し、その他の複数の企業も抗議していた。その後、RJCのイリス・ヴァン・デル・ヴェーケン(Iris Van der Veken)=エグゼクティブ・ディレクターが辞任し、さらなる混乱を招いた。

 シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエインターナショナル(CARTIER INTERNATIONAL)社長兼最高経営責任者(CEO)は、「RJCメンバーの一部がロシアとの関係性を持っていること、その結果一部のダイヤモンドがそういった国と紐づいていることを受け、非常に残念な決断だったが、RJCから脱退することにした」とコメント。しかし、マリー・クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=ケリング チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者は「イニシアティブ2030」に自信を見せる。「同イニシアティブにはポジティブなエネルギーを感じるし、自信を持っている。同時に、今回の事態により物事が複雑になってしまったことは否めない。しかしサステナビリティには簡単な答えはないし、必ず良い解決策を見出せると信じている」。

 ケリングが19年に発足した「ファッション協定(The Fashion Pact)」と同様に、「イニシアティブ2030」はラグジュアリー企業からマス向けブランド、ディストリビューター、サプライヤーまで、さまざまなメンバーを対象とする。加盟企業は気候変動への取り組み、原料の保全、インクルーシビティの推進の3つの分野にコミットすることを要求される。また、定期的なレポートを出すことも必須だ。創業メンバーには「カルティエ」と、ケリング傘下の「グッチ(GUCCI)」のウオッチ部門、「ブシュロン(BOUCHERON)」「ポメラート(POMELLATO)」「ドド(DODO)」「キーリン(QEELIN)」が名を連ねる。

 ヴィニュロン社長兼CEOは、「次のチャレンジは、RJCが今後どうなるかによって、どのように変化と改革をもたらすかだ。さまざまな問題はあるものの、元々の目的やミッションはより良い未来のためであって、15年間築き上げてきた実績はまだ残っているはず。今後は(ロシアのことを受け)リーダーシップや体制を変える必要があるが、一から新しい協議会を作るよりは簡単だと考えている」。

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ケリングと「カルティエ」がジュエリー業界のサステナビリティを推進する「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030」を正式に発足

 ケリング(KERING)と「カルティエ(CARTIER)」は、ジュエリー業界のサステナビリティを推進するパートナーシップ「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030(WATCH & JEWELRY INITIATIVE 2030以下、イニシアティブ2030)」を正式に発足した。元々は「責任ある宝飾品業のための協議会(Responsible Jewellery Council 以下、RJC)」との協業を予定していたが、同協議会がロシア企業との関わりを断たないことを不服とし、ケリングと「カルティエ」の親会社であるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が脱退。今回、スイスのジュネーブで開催された「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」見本市で「イニシアティブ2030」の発足を改めて発表した。また、新たなメンバーとしてシャネル(CHANEL)のウオッチ・ジュエリー部門、モンブラン(MONTBLANC)、スワロフスキー(SWAROVSKI)、ダイアモンド貿易会社のロージー ブルー(ROSY BLUE)が加わったことを発表した。

 「イニシアティブ2030」は昨年10月に初めて発表された。当時はRJCへの加盟とその公式な認定を受けることをメンバーになる条件としていた。しかし、ロシアのウクライナ軍事侵攻が続く中、RJCがロシアのダイヤモンド採掘会社アルローザ(ALROSA)をメンバーから外さないことを理由にリシュモンとケリングが脱退し、その他の複数の企業も抗議していた。その後、RJCのイリス・ヴァン・デル・ヴェーケン(Iris Van der Veken)=エグゼクティブ・ディレクターが辞任し、さらなる混乱を招いた。

 シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエインターナショナル(CARTIER INTERNATIONAL)社長兼最高経営責任者(CEO)は、「RJCメンバーの一部がロシアとの関係性を持っていること、その結果一部のダイヤモンドがそういった国と紐づいていることを受け、非常に残念な決断だったが、RJCから脱退することにした」とコメント。しかし、マリー・クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=ケリング チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者は「イニシアティブ2030」に自信を見せる。「同イニシアティブにはポジティブなエネルギーを感じるし、自信を持っている。同時に、今回の事態により物事が複雑になってしまったことは否めない。しかしサステナビリティには簡単な答えはないし、必ず良い解決策を見出せると信じている」。

 ケリングが19年に発足した「ファッション協定(The Fashion Pact)」と同様に、「イニシアティブ2030」はラグジュアリー企業からマス向けブランド、ディストリビューター、サプライヤーまで、さまざまなメンバーを対象とする。加盟企業は気候変動への取り組み、原料の保全、インクルーシビティの推進の3つの分野にコミットすることを要求される。また、定期的なレポートを出すことも必須だ。創業メンバーには「カルティエ」と、ケリング傘下の「グッチ(GUCCI)」のウオッチ部門、「ブシュロン(BOUCHERON)」「ポメラート(POMELLATO)」「ドド(DODO)」「キーリン(QEELIN)」が名を連ねる。

 ヴィニュロン社長兼CEOは、「次のチャレンジは、RJCが今後どうなるかによって、どのように変化と改革をもたらすかだ。さまざまな問題はあるものの、元々の目的やミッションはより良い未来のためであって、15年間築き上げてきた実績はまだ残っているはず。今後は(ロシアのことを受け)リーダーシップや体制を変える必要があるが、一から新しい協議会を作るよりは簡単だと考えている」。

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アルマーニがSDGsに特化したウェブサイト立ち上げ ジョルジオの甥がサステナビリティ・マネージング・ディレクターに

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は4月22日の“アースデー”に合わせ、SDGsに関連する活動を紹介する新たなウェブサイト「アルマーニ / バリューズ(Armani/Values)」を立ち上げた。また、ジョルジオの甥のアンドレア・カメラーナ(Andrea Camerana)をサステナビリティ・マネージング・ディレクターに任命した。

 同サイトでは、1975年の創業から現在に至るまでの企業活動に焦点を当ててアルマーニ・グループが大切にしてきた“レス・イズ・モア(Less is more、少ないほうが豊かである)”の価値観を紹介する。「人(People)」「地球(Planet)」「活動(Prosperity)」の主要3セクションに分けて構成し、過去の主要プロジェクトや今後の計画、年次のサステナビリティ・レポートなどについて掲載する。

 ジョルジオは同サイトを通して、「サステナビリティに関する取り組みがグループの歴史に根付いていることを伝え、ブランドの信頼性、一貫性、透明性の印象を残すこと」が大きな目的だという。「私のようなデザイナーや企業家は責任があり、模範となるべきだと信じている。私は常に本物の揺るがない価値観に基づき、“レス・イズ・モア”の考え方で本質的かつタイムレスなデザインを貫いてきた。そして、常に人々と地域社会に目を向けてきたし、企業は地球から奪うだけでなくお返しをしなければいけないという信念を持っている。このサイトでは、こうしたグループの価値観を広く共有し、責任ある体制を共に作り上げようと呼びかけたい」とコメントした。

 ジョルジオの妹、ロザンナ・アルマーニ(Rosanna Armani)の息子のアンドレアは、2000年にアルマーニ・グループに入社。参与やライセンスディレクターを務めた後、14年に同社を離れた。しかし、その後も取締役会に名を連ねており、ジョルジオの後継者として度々名前が挙がっていた人物だ。

 アンドレアは同社のサステナビリティ戦略委員会の設立に貢献し、サステナビリティに関する目標設定や戦略立案に携わった。同氏によれば、グループのCSR活動は数年前から軌道に乗り始めたという。「私の任務はCSR活動をサステナビリティの観点でより発展させることだ。そのために私たちのチームでは、サステナビリティ・ディレクターを採用し、サステナビリティをビジネス戦略の中心に据えることに取り組んでいる。チームは成長している。グループの企業責任については伯父から直接学んだ。ブランドの強さの根底には、ジョルジオ・アルマーニとその関係者たちが築き上げてきた独自の価値観がある。これが私たちを差別化し、アルマーニの世界に触れる人々の幸福度につながっている。私自身は、“レス・イズ・モア”の考えを強調することに注力したい」と話した。

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アルマーニがSDGsに特化したウェブサイト立ち上げ ジョルジオの甥がサステナビリティ・マネージング・ディレクターに

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は4月22日の“アースデー”に合わせ、SDGsに関連する活動を紹介する新たなウェブサイト「アルマーニ / バリューズ(Armani/Values)」を立ち上げた。また、ジョルジオの甥のアンドレア・カメラーナ(Andrea Camerana)をサステナビリティ・マネージング・ディレクターに任命した。

 同サイトでは、1975年の創業から現在に至るまでの企業活動に焦点を当ててアルマーニ・グループが大切にしてきた“レス・イズ・モア(Less is more、少ないほうが豊かである)”の価値観を紹介する。「人(People)」「地球(Planet)」「活動(Prosperity)」の主要3セクションに分けて構成し、過去の主要プロジェクトや今後の計画、年次のサステナビリティ・レポートなどについて掲載する。

 ジョルジオは同サイトを通して、「サステナビリティに関する取り組みがグループの歴史に根付いていることを伝え、ブランドの信頼性、一貫性、透明性の印象を残すこと」が大きな目的だという。「私のようなデザイナーや企業家は責任があり、模範となるべきだと信じている。私は常に本物の揺るがない価値観に基づき、“レス・イズ・モア”の考え方で本質的かつタイムレスなデザインを貫いてきた。そして、常に人々と地域社会に目を向けてきたし、企業は地球から奪うだけでなくお返しをしなければいけないという信念を持っている。このサイトでは、こうしたグループの価値観を広く共有し、責任ある体制を共に作り上げようと呼びかけたい」とコメントした。

 ジョルジオの妹、ロザンナ・アルマーニ(Rosanna Armani)の息子のアンドレアは、2000年にアルマーニ・グループに入社。参与やライセンスディレクターを務めた後、14年に同社を離れた。しかし、その後も取締役会に名を連ねており、ジョルジオの後継者として度々名前が挙がっていた人物だ。

 アンドレアは同社のサステナビリティ戦略委員会の設立に貢献し、サステナビリティに関する目標設定や戦略立案に携わった。同氏によれば、グループのCSR活動は数年前から軌道に乗り始めたという。「私の任務はCSR活動をサステナビリティの観点でより発展させることだ。そのために私たちのチームでは、サステナビリティ・ディレクターを採用し、サステナビリティをビジネス戦略の中心に据えることに取り組んでいる。チームは成長している。グループの企業責任については伯父から直接学んだ。ブランドの強さの根底には、ジョルジオ・アルマーニとその関係者たちが築き上げてきた独自の価値観がある。これが私たちを差別化し、アルマーニの世界に触れる人々の幸福度につながっている。私自身は、“レス・イズ・モア”の考えを強調することに注力したい」と話した。

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アルマーニがSDGsに特化したウェブサイト立ち上げ ジョルジオの甥がサステナビリティ・マネージング・ディレクターに

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は4月22日の“アースデー”に合わせ、SDGsに関連する活動を紹介する新たなウェブサイト「アルマーニ / バリューズ(Armani/Values)」を立ち上げた。また、ジョルジオの甥のアンドレア・カメラーナ(Andrea Camerana)をサステナビリティ・マネージング・ディレクターに任命した。

 同サイトでは、1975年の創業から現在に至るまでの企業活動に焦点を当ててアルマーニ・グループが大切にしてきた“レス・イズ・モア(Less is more、少ないほうが豊かである)”の価値観を紹介する。「人(People)」「地球(Planet)」「活動(Prosperity)」の主要3セクションに分けて構成し、過去の主要プロジェクトや今後の計画、年次のサステナビリティ・レポートなどについて掲載する。

 ジョルジオは同サイトを通して、「サステナビリティに関する取り組みがグループの歴史に根付いていることを伝え、ブランドの信頼性、一貫性、透明性の印象を残すこと」が大きな目的だという。「私のようなデザイナーや企業家は責任があり、模範となるべきだと信じている。私は常に本物の揺るがない価値観に基づき、“レス・イズ・モア”の考え方で本質的かつタイムレスなデザインを貫いてきた。そして、常に人々と地域社会に目を向けてきたし、企業は地球から奪うだけでなくお返しをしなければいけないという信念を持っている。このサイトでは、こうしたグループの価値観を広く共有し、責任ある体制を共に作り上げようと呼びかけたい」とコメントした。

 ジョルジオの妹、ロザンナ・アルマーニ(Rosanna Armani)の息子のアンドレアは、2000年にアルマーニ・グループに入社。参与やライセンスディレクターを務めた後、14年に同社を離れた。しかし、その後も取締役会に名を連ねており、ジョルジオの後継者として度々名前が挙がっていた人物だ。

 アンドレアは同社のサステナビリティ戦略委員会の設立に貢献し、サステナビリティに関する目標設定や戦略立案に携わった。同氏によれば、グループのCSR活動は数年前から軌道に乗り始めたという。「私の任務はCSR活動をサステナビリティの観点でより発展させることだ。そのために私たちのチームでは、サステナビリティ・ディレクターを採用し、サステナビリティをビジネス戦略の中心に据えることに取り組んでいる。チームは成長している。グループの企業責任については伯父から直接学んだ。ブランドの強さの根底には、ジョルジオ・アルマーニとその関係者たちが築き上げてきた独自の価値観がある。これが私たちを差別化し、アルマーニの世界に触れる人々の幸福度につながっている。私自身は、“レス・イズ・モア”の考えを強調することに注力したい」と話した。

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「リーボック」「バーニーズ」の親会社がスタートアップ企業を提訴 新規導入の決済システムが機能せず多額の損失

 「リーボック(REEBOK)」「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」などを傘下に持つブランドマネジメント企業のオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)は、新規に導入したオンライン決済システムなどが想定通りに機能しなかったことで損害を負ったとしてテクノロジー分野のスタートアップ企業ボルト ファイナンシャル インク(BOLT FINANCIAL INC以下、ボルト)を提訴した。

 ABGは、「商業的に妥当なタイムラインの下、ボルトが提供する機能を(ABG傘下)ブランドのウェブサイトにシームレスに搭載する」ことをボルトと合意していたが、「ボルトは完全に失敗した」と主張。ボルトが提供予定だった新規オンラインシステムの第一段階であるチェックアウト機能を「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」に導入したところ、ユーザー認証やシングルサインオン、分割後払いサービスの“バイナウ・ペイレイター(Buy now, Pay later)”機能に障害が発生したため、「ラッキー ブランド(LUCKY BRAND)」と「フォーエバー21」に同時期に導入予定だったが、これを断念したという。ABGによると、この「失敗作」によってブランドのECビジネスが阻害され、「フォーエバー21」は1億5000万ドル(約189億円)の損失を被ったという。また、ABGとボルトの協業が成功すれば、ボルトの知名度は向上し、ABGはボルトの株式の5%を取得する取り決めとなっていたため、双方にとってメリットがあるとABGは主張したが、ボルトはこの点について否認している。また、ABGの主張は契約条件の再交渉を求める「見え透いた試み」であると反論する。

 本件裁判は、ディスカバリー(証拠開示手続き)に進み、10月までには公判が始まる予定だ。

 ボルトは現在27歳のライアン・ブレスロー(Ryan Breslow)共同創業者が2014年に創業したスタートアップ企業。企業価値は110億ドル(約1兆3860億円)。パスワードなどを入力しなくてもワンクリックで買い物ができる機能を開発・提供している。

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JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

こんにちは、ジュエリーバイヤーの山村真由子です。

3月より毎月テーマを設け、こちらのブログでジュエリーイベントや商品をご紹介させていただいております。

 

5月は、“ONE OF A KIND”というテーマで各店にて多数イベントをご用意しておりますが

なかでも今回は、20年以上にわたってお取扱いのある<マルコム ベッツ>トランクショーについてご紹介させていただきます。

malcolm12 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

長年バーニーズ ニューヨークのエクスクルーシヴブランドとして展開をしております<マルコム ベッツ>

今年も5月13日(金)から各店にて順次トランクショーを開催させていただきます。

 

<マルコム ベッツ>は、長年沢山の方に愛され、楽しんでいただいているジュエリー。

その魅力は、やはり普遍的な美しさと一つずつハンドメイドで丁寧に作られるあたたかさにあると思います。

 

トランクショーでは、デザイナーのマルコム・ベッツさんがハンドメイドで作りあげる新作コレクションを一堂に取り揃えてご紹介させていただきます。

 

マルコムさんが自身の感性で一点ずつ選び抜いた石達を使って作られるコレクションは、まさにアート作品だと感じます。

malcolm15 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

malcolm14 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

今回、マルコムさんより届いた新たに用意していただいた天然石の数々。

 

マルコムさん曰く、

コレクションを作る際、まずは石を選び、そこからインスピレーションを得て、石の美しさが最大に表現できるデザインを考え、素材を組み合わせていくそうです。

 

私自身、毎回、写真が届くたびに、この石達でどんな素敵なコレクションができるのだろうと心がときめきます。

 

そして、今回できあがったコレクションの一部がこちら。

まずは一点物ならではの存在感との出合いを楽しんでいただける天然石の新作コレクションです。

IMG 8988 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

人気のブルーサファイヤのリング。

個性的なペールトーンのアッシャーカットサファイアと、サイドのダイヤモンドのセッティングで、<マルコム ベッツ>らしさが詰まったリングです。

 

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同じブルーサファイアでも、表情はさまざまです。こちらはより深いブルーのカラーが際立った石とイエローゴールドの組合せ。

マットな仕上がりとなっていますが、使っていただくことにより光沢が増し、風合いが変化する点も魅力の一つです。

 

IMG 8992 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

今回のエメラルドはいつもと違ったペールトーンの新作が登場。

存在感のあるサイズでも優しいトーンで肌に馴染みます。

 

IMG 8966 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

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さまざまなカットのトルマリンをあしらったコレクション。

太陽光で見ていただくとより多彩なカラーリングの美しさが際立つ石です。

 

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スタールビーと18KYGを組み合わせたリング。

写真だと伝わりづらいのですが、スタールビーは、角度によって六方スターが見えるとても魅力的な石です。

 

また、カラーストーンだけではなく、さまざまなカットのダイヤモンドや<マルコム ベッツ>らしさの詰まったコレクションも登場します。

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アッシャーカットのダイヤモンドとプラチナ、ゴールドを組み合わせたコレクション。

サイドはマルコムさんがオリジナルで作ったというハンマーを使用したハンマリング仕上げです。

ブラウンダイヤモンドとプラチナの組合せは、とてもシックなカラーリングです。

 

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ハンドメイドとハンマリングの質感を楽しんでいただけるシルバーやプラチナのコレクションも取り揃えて展開します。

 

また、今回も残念ながら、マルコムさん本人は来日いただけませんが、銀座本店・六本木店・横浜店にて各店1日ずつ オンラインで直接マルコムさんとご相談いただける機会もご用意しております。

online3 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

 

デザイナー本人と直接お話いただきながら、コレクションの詳細のほか、サイズやカスタマイズなどのご相談をしていただけます。

 

マルコム・ベッツ氏オンライン接客スケジュール

5月14日(土) 15:30 – 17:00 銀座本店

5月21日(土) 15:30 – 17:00 六本木店

5月28日(土) 15:30 – 17:00 横浜店

オンライン接客はご予約いただいたお客様を優先させていただきます。

ご希望のお客様は、バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL: 0120-137-007(受付時間 11:00-20:00)までご予約ください。

 

また、各店のイベント期間中に限り、お客様のご希望にあわせたサイズや石のセッティングの追加、素材変更等のスペシャルオーダーも店頭にてご相談いただけます。

※アイテムにより可否・内容が異なります。店頭スタッフへご相談ください。

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。

※オーダー品のお渡し予定は店頭にておたずねください。

 

malcolm shop JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

↑ 完成したコレクションとともにロンドン ノッティングヒルのお店の前でのマルコム・ベッツさん。

 

フレンドリーで優しく、穏やかなマルコムさんの人柄は、彼が作りあげるジュエリーによく表現されているといつも感じます。

 

ぜひこの機会に、ほかにはない<マルコム ベッツ>のジュエリーコレクションを店頭でお楽しみください。

 

TRUNK SHOW: MALCOLM BETTS

5月13日(金) – 5月17日(火)銀座本店1F

5月20日(金) – 5月24日(火)六本木店1F

5月27日(金) – 5月31日(火)横浜店1F

6月3日(金) – 6月7日(火)福岡店1F

6月10日(金) – 6月14日(火) 神戸店1F

6月17日(金) – 6月26日(日)西武渋谷店

 

今回のイベントでご覧いただける一点物ジュエリーの一部はオフィシャルサイトでもご紹介しております。

こちらから↓ご覧ください。

https://www.barneys.co.jp/womens/beauty-and-accessory/malcolm-betts-na-22ss.html?bl

山口一郎と藤原ヒロシによる“NFRGMT”が洋菓子「ピエール・エルメ」とコラボ 詳細は5月19日に発表

 「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」青山は、サカナクションの山口一郎が主宰するプロジェクト“NF”と藤原ヒロシが手掛ける「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」のコラボレーションライン“NFRGMT”と協業したプロジェクトを行う。

 実施は5月26日からで、5月19日に「ピエール・エルメ・パリ」の公式サイトで詳細を発表するという。同ブランドは、「音楽、ファッション、デザイン、そしてスイーツが織りなすスペシャルな世界に期待してほしい」と話す。

■“NFRGMT” × 「ピエール・エルメ・パリ」
日程:5月26日~6月28日
場所:「ピエール・エルメ・パリ」青山
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山1・2階

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伊藤忠とロコンドが異色のタッグ、共同でリーボックの日本事業を展開

 伊藤忠商事とロコンドは、共同で日本での「リーボック(REEBOK)」事業を展開する。10月にロコンドが66%、伊藤忠が34%を出資した合弁会社を設立し、「リーボック」日本事業を承継するほか、伊藤忠は「リーボック」の親会社である米オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)とマスターライセンス契約を締結。ロコンドは伊藤忠とサブライセンス契約を締結し、シューズのライセンス生産・販売も行う。資本金の金額は現在調整中。日本での「リーボック」事業のおおよそ100億円(小売り換算)規模だと見られるが、伊藤忠は2028年にライセンス商品も含め、小売り換算で200億円に引き上げる考え。また、伊藤忠は4月にも「アンダーアーマー」のドームを買収しており、スポーツ分野での取り組みを加速する。

 ロコンドはこれまでも、自社のオムニコマースプラットフォームを生かし、スペイン発ファストファッション「マンゴ(MANGO)」、英D2Cブランドの「カストーレ」など、外資ブランドの日本上陸のパートナーとなってきた。ただ、今回の「リーボック」は事業規模は100億円、伊藤忠をパートナーにECだけでなく、全国の直営店や卸も行うなど、事業規模もビジネスモデルも過去最大になる。「リーボック」事業は、リアルとデジタルを横断したオムニ型のプラットフォームを構築し、それらを活用したシューズとアパレル産業のDXを掲げてきたロコンドの集大成とも言える。今回の経緯などを田中裕輔ロコンド社長に聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):今回の経緯は?

田中裕輔社長(以下、田中):オファーはABG/伊藤忠側からだった。「リーボック」は日本での売り上げの5割がオンラインで、ABGは「リーボック」で欧州での同様のパートナーシップをファーフェッチ傘下のニューガーズグループ(NEW GURARDS GROUP)と行っており、「シューズ×オンラインに強い会社」ということで日本では当社に白羽の矢が立った形だ。

WWD:承継の具体的な中身は?

田中:当社と伊藤忠で新会社を設立し、「リーボック」の日本事業を引き継ぐ。ただ、直営店の中にはアディダスジャパンと共同運営している店舗があり、引き継ぐ店舗は9店舗、全体の3割ほどになる。「リーボック」のシューズに関しては今後、日本でのオンラインとオフライン、いずれの販売権も獲得しているだけでなく、シューズに関してはライセンス権も獲得しており、新会社でそれらを行っていく。今後販売の仕組みも、リアル店舗とECを横断して使用できる当社のプラットフォームサービスをすべて導入する。

WWD:今後は?

田中:日本で「リーボック」事業を展開する新会社(ロコンド66%/伊藤忠34%出資)では、売り上げをも大幅に拡大しようとは思っていない。むしろ2〜3年をかけてABG/伊藤忠と共同でMDを丁寧に見直しつつ、店舗やECで横行している値引きを抑制し、「リーボック」ブランドを磨き直す。その上で大胆なECへのシフトチェンジを行い、EC化率を75%に引き上げる。ECも、自社ECを50%くらいに設定することで、自社でブランディングをコントロールできる体制にする。伊藤忠とは、この取り組みをきっかけにさまざまな事業提携も模索したい。

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「”マグロ”の食べ飲み放題、ぶっちゃけ売上はどうなのよ?」教えて、島原社長

都内で3店舗を展開する、マグロに特化した鮮魚居酒屋「鮪のシマハラ」。2022年3月7日(月)、既存の大手町店を『アイルランド産天然本マグロの食べ飲み放題』として、リニューアルオープンした。コロナ禍でオフィス街の居酒屋が苦戦しているなか、マグロの食べ飲み放題は起死回生の一発となったのか。
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MTGがインテリア市場に参入 長時間座っても疲れにくい健康チェア

 トレーニング機器「シックスパッド(SIXPAD)」や美顔ローラーの「リファ(REFA)」を展開するMTGは5月20日、姿勢サポートブランド「スタイル(STYLE)」から“スタイル健康チェア”を発売し、インテリア市場に参入する。さらにブランド初となる定額支払いプラン「MTG ライフプラン」を導入し、健康と生活の質の向上に貢献していく。

 昨今はコロナ禍の影響により“家ナカ”需要でインテリアへの関心の高まりや、在宅勤務の増加により自宅での座り時間が長くなっている。そこで同社は「スタイル」がこれまで追求してきた“腰の負担を軽減して理想の姿勢へ導く”というエビデンスを踏襲した、長時間の座り姿勢でも疲れにくい快適な座り心地と美しいデザインを両立した“スタイル健康チェア”を開発した。

 “スタイル健康チェア”は、骨盤を立たせて安定した状態に支え、体圧を分散するスタンダードタイプ“スタイルチェア エスティ”(全3色、税込各2万7000円)、高さのある背もたれで広範囲に耐圧を分散するゆったりとした座り心地タイプ“スタイルチェア イーエル”(全2色、税込各3万7000円)、柔らかいウレタンと硬いウレタンで腰を包むタイプ“スタイルチェア ピーエム”(全2色、税込各4万3000円)、骨盤の前滑りを防止して背面と座面の理想的な角度を実現した安定感のあるタイプ“スタイルチェア ディーシー”(全2色、税込4万9000円)をラインアップ。

 いずれのチェアも人間工学(エルゴノミクス)と施術者(カイロプラクター)を組み合わせた独自の「エルゴプラクター技術」を取り入れ、「立てる」「支える」「分散する」の3つのポイントにより背骨がS字カーブを描く理想の姿勢ケア“S字姿勢“をサポートする。

 また、1人でも多くの生活者に手軽にチェアを利用できるようにと、月々の定額支払いプラン「MTG ライフプラン」を導入。「スタイル」製品の愛用者には下取りサービスを行うほか、月々600円〜の支払プランを用意する(アイテムにより費用は異なる)。

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「つけめんTETSU」創業者が次に仕掛けるのは”釜玉中華そば”。たった7席で1日平均170杯を売るヒットの裏側とは?

釜玉うどんならぬ、釜玉中華そばという新ジャンル麺を提供する「釜玉中華そば ナポレオン軒(以下、ナポレオン軒)」が、2022年3月に東京・都立大学にオープンした。仕掛けたのは、「つけめんTETSU」や「伊蔵八 中華そば」などを生み出すヒットメーカー・小宮一哲氏。ナポレオン軒はたった7席の規模で、1日平均170杯、最大で230杯を売りヒットを飛ばす。釜玉中華そばという新潮流となりそうなラーメンジャンルの内容と、その可能性について探る。
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アシックス1〜3月は微減収 ウクライナ情勢の影響は「ほとんどない」

 アシックスの2022年1〜3月期は、売上高が前年同期比1.1%減の1053億円だった。デジタル関連投資や為替影響で販管費率が4.2ポイント上昇したため、営業利益は同31.1%減の100億円、純利益は同16.8%減の87億円だった。

 昨年7〜10月のベトナム工場の停止による商品不足はあったが、限られた生産キャパシテイーを主力のパフォーマンスランニングに集中させ、同カテゴリーが北米を中心に好調に推移し、打撃を最小限に抑えた。グローバルECの売上高は同12.7%増の157億円で、コロナ前の2019年と比べて3倍以上に増収した。廣田康人社長は「生産や物流の問題、国際情勢の変化などもあったが、良いスタートを切れた」と語った。ウクライナ情勢の影響については、「ロシアは年間売上高50億円ほどがあったが、全体からしたら軽微だ。ウクライナとの取引はほとんどなかったため、両国による影響はほとんどない。1日でも早く平和な生活が戻ることを願う」とコメントした。

 22年12月期の業績予想は2月の発表から変更せず、売上高4200億円、営業利益230億円、純利益135億円をとした。

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ユナイテッドアローズ、23年3月期は既存店回復に注力

 ユナイテッドアローズの2022年3月期は、売上高が前期比2.7%減の1183億円、営業損益が16億円の黒字(前期は66億円の赤字)、純損益は7億円の黒字だった。コロナ禍前の19年度比では売上高が24.8%減と回復が遅れている。コロナやコスト増といった外的要因に加え、UAの主力領域であるビジネスカテゴリーの不振が続く中で、「カジュアル商材の領域に振ったものの、お客さまにフィットする商品提供ができなかった」と松崎善則社長執行役員CEO。

 23年3月期は、既存店の回復に注力する。そのために22年4月1日付けで大規模な組織改編を行った。事業別に区分していた機能を集約し、商品力・販売力の向上につなげる。松崎CEOは、「当社の接客を通じて買い物が特別な時間になるような“感動”を提供することが使命だ。当社の強みを圧倒的なものにしていく」と話した。

 商品面では「社内で類似商品が増えてきた」という反省点から、横連携を生み出し各事業のポジションを明確化させる。また、人事制度の改定など従業員の満足度を高めて、販売力の底上げにつなげるほか、3月に実施した自社ECサイトのリニューアルを皮切りにOMOの取り組みを進め顧客とのエンゲージメントを高めていく。松崎CEOは、21年に始動したEC主軸の「シテン(CITEN)」やユーチューバーと組んだ「マルゥ ユナイテッドアローズ(MARU UNITED ARROWS)」への手応えを語り、これらに続く新たな顧客層獲得に向けたブランドおよびレーベルの立ち上げも計画するという。

 23年3月期の業績予想は、売上高が1300億円(前期比9.8%増)、営業利益48億円(同185.2%増)、純利益30億円を見込む。

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カニエ・ウェスト×「ギャップ」×「バレンシアガ」のトリプルコラボ第2弾 MVでアイテムを先行披露

 カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)が手掛ける「イージー(YEEZY)」と「ギャップ(GAP)」のコラボレーションライン“イージー・ギャップ”は、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」との協業プロジェクト“イージー・ギャップ エンジニアド バイ バレンシアガ(YEEZY GAP ENGINEERED BY BALENCIAGA)”第2弾を5月25日に発売する。“イージー・ギャップ”公式オンラインストアとファーフェッチ(FARFETCH)などで取り扱う予定だ。

 イェはコレクションの発売に先駆けて、アルバム「Donda 2」の収録曲「Life of The Party」のミュージックビデオで新作アイテムを披露した。ビデオ内では幼少時代のイェの写真を加工し、同コレクションのパファージャケットやデニムジャケット、パーカなどを着用させている。

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「ステューシー」と「ナイキ」がコラボ “エア フォース 1 ミッド”など全5型

 「ステューシー(STUSSY)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたコレクションを5月14日に発売する。「ステューシー」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

 コラボコレクションは、“エア フォース 1 ミッド(AIR FORCE 1 MID)”を中心に、フーディーとスエットパンツのセットアップ、Tシャツ、ビーニーの全5型を用意する。“エア フォース 1 ミッド”は、アッパーにヘンプ素材を採用した「ステューシー」らしいライトベージュとブラック、ホワイト&ブラックの3色をそろえる。どれもトゥボックスに「ステューシー」のSSリンクロゴを配したほか、ストラップ部分には“STUSSY”の文字をあしらっている。フーディーとスエットパンツのセットアップは、両者のロゴをシンプルに添え、グレーとブラック、ライトグリーンの3色をラインアップ。Tシャツは、背面にピースマークとハートマーク、スウッシュの手描き風グラフィックを大胆にプリントしている。

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パルコがカイハラらと協業してデニムシャツを製作 自社クラウドファンディングサービスで受注を開始

 パルコは5月18日、同社が運営する購入型クラウドファンディングサービス「ブースター(BOOSTER)」を利用して、デニム生地メーカー大手のカイハラ、古着リメークを得意とする日本ブランド「ローランダー(LOWRUNDER)」と協業したデニムシャツの受注を開始する。

 デニムシャツは3つのデザインを用意し、いずれもパッチワークが特徴的。ゆったりとしたシルエットのユニセックス仕様だ。サステナブルなモノ作りの観点と価格を抑えるため、生地にはカイハラの規格外のデニムや生地見本のストックを用いる。「ブースター」の利用についても、担当者は「受注生産によって商品ロスを抑えるため」と話す。

 カイハラは来年、創業130年を迎える広島のデニム生地メーカー。国内デニムのシェア50%を占め、ラグジュアリーブランドにも生地を提供する。「ローランダー」は、2009年に櫟(いちい)純也と斎藤菜奈がスタートしたブランド。

 パルコは今回のトリプルコラボについて、「近年、各地の伝統的な産業や技術にフォーカスしたプロジェクトに力を入れており、同時に創業以来の“新たな才能の発掘”および“活躍の場の提供”を心掛けている」と述べる。

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伊藤忠・繊維、21年度は純利益251億円 主要子会社が黒字化

 伊藤忠商事・繊維カンパニーの2022年3月期の純利益は前期比235億円増の251億円になった。海外事業の売却益で25億円を計上したほか、副資材卸最大手の三景やジーンズ大手のエドウイン、メンズアパレルのジョイックスコーポレーションなど主な子会社が黒字化した。23年3月期は260億円の計画。

 主な子会社の純利益は、ジョイックスが7億円(前期は8億円の赤字)、エドウインが16億円(前期は17億円の赤字)、三景が5億円(前期は82億円の赤字)、香港の伊藤忠テキスタイルプロミネント(アジア)が20億円(前期は9億円の黒字)、中国の伊藤忠繊維貿易(中国)が17億円(前期は11億円の黒字)だった。エドウインは固定資産の売却益10億円を計上しており、こちらは日暮里の旧本社の土地と建物の売却と見られる。21年3月期は三景が85億円の減損損失を計上するなど、主要子会社の構造改革を強いられたものの、22年3月期は「低重心経営」を掲げ、事業会社の立て直しに力を注いでいた。

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「エディー・バウアー」、CEOが退任へ 後任は未定

 「エディー・バウアー(EDDIE BAUER)」は、ダミアン・ファン(Damien Huang)最高経営責任者(CEO)が13日付で退任すると発表した。後任は未定。

 ファンCEOは「パタゴニア(PATAGONIA)」でデザイン&マーチャンダイジング部門のバイス・プレジデントや、「ノースフェイス(NORTHFACE)」でプロダクト・ディレクターなどを務めた。2012年に「エディー・バウアー」に入社。パフォーマンスウエアやアウターに注力し、アウトドア体験の普及に努め、ブランドをけん引した。

 「エディー・バウアー」は1920年、シアトル生まれの伝統的なアウトドアブランド。2021年5月には、ブランドマネジメント企業オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)とスパーク・グループ(SPARC GROUP以下、スパーク)が、同ブランドを買収。ABGが知的財産権を獲得し、スパークがブランド事業を担うことで合意している。スパークのマーク・ミラー(Marc Miller)CEOは、「長年にわたって『エディー・バウアー』を率いてくれたダミアンに感謝する。昨年はスパークの一員としても大きく関わりを持った」とコメントした。

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ウルトラマン好きからLVMH注目の才能まで ロンドンで輝いた若手デザイナー

 ロンドン・ファッション・ウィーク(London Fashion Week以下、LFW)は、各都市のファッション・ウイークの中でも、特に若手デザイナーの支援に力を入れている。2022-23年秋冬シーズンでも、世界的デザイナーを多くの輩出してきた名門セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)やロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)出身者がショーやプレゼンテーションを行った。ロンドンにはさまざまな人種や国籍の人々が集っているだけあり、若手デザイナーも国際色豊かだ。現地取材で見た、今注目の新進気鋭なデザイナー4人を紹介する。

ランジェリーをデイリーに解釈
「ネンシ ドジョカ」

 2021年度の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」で、審査委員の全会一致でグランプリを受賞したのが「ネンシ ドジョカ(NENSI DOJAKA)」だ。LFWによる若手サポートを目的とした「ニュージェン(New Gen)」プロジェクトで、2回目となる単独ショーを開催した。デザイナーのネンシ・ドジョカは、1994年にアルバニア共和国で生まれ、イギリスで育った。セント・マーチン美術大学とロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで学位を修め、20年にブランドを立ち上げた。ランジェリーからインスパイアされたスリップドレスがシグネチャーで、特にZ世代から熱視線を注がれている。

 今季も女性の体をキャンバスに、スパゲッティストラップを巧みに交差させ、素肌と布地の対比で魅惑的なムードを放っていた。ブラトップを備えたボディコンシャスなドレスを変わらず基盤としつつ、過去3シーズンよりもレースやチュールといったシアーな素材を控え、代わりにべルベットやレザーなど厚手の生地で日常的なドレスを提案。ドジョカはショー後のバックステージで「ブランドのコンセプトをデイリーウエアに拡張していきたい」と語っていた。

 アウターはテーラードジャケットに加えてダウンジャケットが登場。ウエストをストレッチ素材に切り替えて、女性の曲線的なラインを強調するデザインに仕上げた。初となるシューズは、「メゾン マルジェラ(MASION MARGIELA)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のシューズを生産する、イタリアの工場カンパニー(Compan)に依頼した。ドレスのスパゲッティストラップを足元に引用し、足の甲で細いレザーのストラップを交差させるローヒールのサンダルを制作した。

 卸先はすでに、世界中に40アカウント以上を抱えている。今後は顧客とバイヤーからの声を汲み取り、ビジネス面での成長が期待される。

牧歌的なスポーティーウエア
「ロビン リンチ」

 アイルランド出身の28歳、ロビン・リンチ(Robyn Lynch)はイギリスの国立大学ウエストミンスターでメンズウェア・デザインを専攻した。その後、アイルランドで最も古い美術大学アート&デザイン(National college of art and design)でテキスタイルを学び、自身の名を冠したブランドを19年秋冬シーズンにデビューさせた。

 故郷の歴史や文化を着想源に、アイルランド伝統のケーブルニットを使ったクラフト感のある温かみと、スポーティーな要素を組み合わせたリアルクローズが特徴だ。今季はスポーツブランド「コロンビア(COLOMBIA)」の支援を受けて、デッドストックをアップサイクルしたアウターがメインだ。手法として新しくはないものの、フューチャリスティックな仕上がりで、懐かしくも新鮮な印象を受けた。ダウンジャケットで約9万円、ナイロンのショーツで約3万5000円という価格帯も魅力である。

 現在は世界で9店舗の小売店と取引しており、日本では原宿のカンナビス(Cannabis)と大阪の082+で取り扱われている。

インドの要素を色彩豊かに
「スプリヤ レーレ」

 2017年創立の「スプリヤ レーレ(SUPRIYA LELE)」も、「ニュージェン」プロジェクトでショーを行った1人だ。インド人の両親のもと、イギリスで生まれ育ったデザイナーのスプリヤ・レーレ(Spriya Lele)は、ロンドンにある国立大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)出身で、20年の「LVMHプライズ」ではファイナリストに選出。自身のルーツであるインドの民族衣装と、サリーの布地を使ってドレープを利かせたデザインが特徴である。

 今シーズンも、艶やかな生地とシアーな素材で、女性の体のラインを美しく見せるアイテムが豊富だった。マイクロミニやローライズのパンツなど、Y2Kの要素をミニマルなルックにさりげなく差し込み、Z世代の等身大のデザインとして提案した。

 また、今季のコレクションは彼女の優れた色彩感覚が生かされていた。各ルックの色の組み合わせや、コレクション全体の配色の足し引きのバランスが良く、センスを感じさせた。インドのファッションといえば刺しゅうや柄物などの派手な装飾をイメージだが、大判の巻物を巻いたり捻ったりして体を包む、服の構造自体に着目している点が面白い。ショーにはヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)も来場していた。

ウルトラマンやゴジラに着想する
「チェット ロー」

 LFWの楽しみの一つが、突飛でコンセプチュアルな若手の創造性を見られること。今季は若手の合同ショー、ファッション・イースト(Fashion East)で2回目となるランウエイショーを行った「チェット ロー(CHET LO)」のハッピームード満点の世界観に魅了された。

 アジア系アメリカ人のチェット・ロー(Chet Lo)は、ニューヨークで生まれ育ち、セント・マーチン美術大学でニットウエアデザインを学んで2020年に卒業した。「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」と「メゾン マルジェラ」でインターンを経験し、卒業後に自身の名を冠したブランドを立ち上げた。

 ローは、日本の漫画、特にゴジラとウルトラマンに着想を得るという。今季はパステルカラーのメルヘンなカラーパレットで構成。オリジナルで制作したゴジラの肌のようにとがったニット生地は、体に吸い付くように密着し、女性特有の曲線美を描き出す。素肌を見せるカットは官能的なシルエットながら、色と質感はソフトとハードの対極の要素を合わせ持ち、ローは「レイブと少女の美学の融合」と表現した。ランウエイを幻想的な空気へと一変させたのは、綿菓子のような質感のアウトラインがぼやけるフェイクファーやフェザーの装飾。センシュアルな西洋の美と、無垢で愛らしい東洋の美、フェミニティに付随する二つの異なる美学をシームレスに表現していた。

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ワールド、アパレル以外の成長分野に注力 コロナからの立て直しにメド

 ワールドは今期、デジタル事業とプラットフォーム事業(生産や販売などリソースの外販)への投資を加速する。前期(22年3月期)の営業黒字(53億円)転換を受け、課題だった主力のブランド事業の立て直しに一定のメドをつけた。今後の成長分野の収益拡大に舵を切る。

 同社は「中期ビジョン」において、25年3月期にEC売上高500億円以上(22年3月期は356億円)、プラットフォーム外販事業で売上高200億円(同139億円)を目標値に掲げる。売上高の成長が足踏みしている自社ECに関しては、他社ブランドの取り扱い拡大によるモール化や販売員によるアプリ内コンテンツ強化でテコ入れする。外部ECとの取り引きも積極的に拡大する。

 プラットフォーム事業においては、店舗設計デザインはアスプルンド、商品のOEM・ODMはワールド・プロダクション・パートナーズ、コスト面のコンサルティングはワールドビジネスサポートといった、それぞれ専門領域を持つ子会社が担ってきたが、このほどこれらを束ねる新会社ワールドプラットフォームサービスを設立。アパレル販売に関わるソリューションを一気通貫で提供できる体制を整えた。今年3月には店舗・EC統合物流の構築・運営をユナイテッドアローズから受託して以降、「多くの同業他社さまからのお問い合わせをいただいている」(鈴木信輝社長)という。

 ブランド事業は引き続き商品仕入れのコントロールと正価販売シフトを進める一方、新ブランドの立ち上げにも取り組む。クリエイターやインフルエンサーと協業し小規模ブランドを開発するワールド・ファッション・クラウドが事業開発のモデルケースになる。「従来のように店舗ありきの事業開発のプロセスとは相当変えていくことになる。並行して複数のブランドをテスト的に立ち上げ、お客さまのニーズを探りながら成長性を見極めていきたい」。

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「ニューバランス」を象徴するグレーシューズが集合、展示イベントが銀座で開催

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ブランドを象徴する“グレー”をテーマにした展示“ニューバランス グレー ミュージアム(NB GREY MUSEUM)”を6月8日までエービーシー・マート グランドステージ銀座(ABC-MART GRAND STAGE GINZA)で開催している。

 同展ではグレーにまつわるブランドの歴史を紹介するほか、 “990”シリーズや“1000”シリーズ、モデル“620”、歴代の“M1300”など、これまでに発表してきたグレーのアーカイブシューズや、その場で購入できる最新のグレーシューズを並べる。

 「ニューバランス」が初めてグレーを採用したのは1980年代。当時発売したロード向けランニングシューズ“620”に用いて以来、“990”シリーズや “1000”シリーズなど、ブランドのアイコンモデルに継続して取り入れ、象徴的なカラーとなった。

■NB GREY MUSEUM
会期:5月11日〜6月8日
場所:ABC-MART GRAND STAGE GINZA
住所:東京都中央区銀座2-3-7

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広がる生理用ナプキンの無償提供 ネクノイも実証実験開始

 オンラインの低容量ピルの処方アプリ「スマルナ」を運営するネクイノは、トイレで生理用ナプキンを無料で受け取れる新サービス「トレルナプロジェクト」の実証実験を、5月9日からイオンモール幕張新都心(千葉)のトイレ6箇所で開始した。そのほか、イオンレイクタウンKAZE2(埼玉)、泉北高速鉄道(大阪・泉ケ丘駅)や南海電鉄(大阪・難波駅、なんばCITYほか)、東急プラザ渋谷など6企業と連携し、5都市9カ所で実証実験を随時実施する。

 ユーザーは、専用アプリ「toreluna」をスマートフォンにダウンロードしトイレ内に設置するディスペンサー横にあるQRコードを読み取ると、生理用ナプキン(「ソフィボディフィット ふつうの日用 羽なし21cm」)を無料で1枚受け取ることができる。2時間ごとに1枚、1カ月あたり7枚が上限。「toreluna」が設置されているトイレに入ると、デジタルサイネージに一定時間の広告動画が表示される仕組みで、広告モデルを基盤とする。各施設では、3カ月以上の実験期間を設け、施設側のニーズやユーザーからのフィードバッグを元にサービス改善につなげる。

 ネクイノは、「スマルナ」をはじめ女性のさまざまな健康課題の解決に取り組んできた。同社が「スマルナ」ユーザー約2500人を対象にした調査では、95%の人が「トイレの個室内に無料で生理用ナプキンを受け取れるサービスがあれば利用したい」、74%が「手元になくて困った経験がある」、55%が「ナプキンの金銭的負担を感じる」と回答。こうしたニーズを踏まえて、共創パートナー企業とともに同プロジェクトを始動した。

 また、ウエルネスを事業領域とするスタートアップ企業のオイテル(東京都、小村大一社長)も2021年に同様のサービスの提供を開始。ららぽーとなどの商業施設のほか、学校や自治体との連携を進めており、生理用ナプキンを無償で提供する動きが広がっている。

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医療用製品を応用しペン型マイクロニードル誕生! 目元やほうれい線にアプローチ

 光学・電気技術を用いた医療機器などを手掛けるシンクランドはこのほど、エイジレスビューティブランド「セレイア(SELEIA)」を立ち上げ、第1弾製品としてペン型のマイクロニードル美容液“モイスチャーリュクスST”(2.5mL×4本、税込1万6500 円)を販売した。公式ECサイトで展開するほか、6月29日までCOREDO室町3でポップアップショップを開設している。

 同社は、“痛くない、怖くない注射針”の実現に向け医療向けの技術開発を進める中、超極細針に直径0.03ミリメートルの目に見えない穴をあけ、針を空洞化することに成功した。この技術を美容に応用して誕生した“モイスチャーリュクスST”は、一般的にはパッチタイプが多いマイクロニードルをペン型にしたもの。パッチタイプは有効成分を針の形に固形化したものだが、同製品は針の中を空洞にして有効成分を自在に届けることができる。ペン先を肌に当てノックすると3秒で微細な透過経路を作り美容成分を注入。ペン先を離すと経路が閉じて有用成分を肌内部に閉じ込める。

 有効成分として、ナイアシンアミドやビタミンC誘導体、3種類のヒアルロン酸などを配合。乾燥による小ジワや目元、ほうれい線に使用することで滑らかでふっくらとしたハリと艶のある肌をかなえる。

 今後はシミに対応したタイプや、頭皮・育毛にアプローチした成分なども計画する。

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レトロブームを古く見せずに着るには? 大人のための最旬アレンジ術【22年春夏トレンド】

 昭和レトロブームや古着人気も相まり、ノスタルジックな雰囲気の着こなしがウケています。のどかでタイムレスな印象をまとえるのも支持が集まる理由です。ただ今季は、どこか懐かしいムードを漂わせつつも、トレンドを生かしてアレンジするのがポイント。“ジェンダーレス”や“ヘルシーなセクシーさ”、“ポジティブ”などのキーワードを取り入れたスタイリングが鮮度を高めてくれます。古着やビンテージをマルチに着こなすうえでも役に立つコーディネート術です。

 たとえば、「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」はビッグカラー(大襟)のパフスリーブワンピースを披露。ポジティブなイエローが今の気分を反映しています。足元は、花柄をあしらったオールディーズなハイソックスに、プラットフォームのローファーでボリュームを出しています。今回は、レトロなムードを今年らしくアップデートした装いをピックアップしました。

大襟×花柄はジェンダーレスなスタイルに

 古風なムードを漂わせる大襟は淑女風に着こなすのが主流でしたが、大襟が定着してきたことで、別のテイストでまとうアレンジも登場してきました。

 「ジーヴィージーヴィー(G.V.G.V.)」のトップスは、あでやかな総花柄がダイナミック。ビンテージっぽい着こなしですが、ノスタルジックにまとめすぎず、スカートとパンツが合わさったボトムスで、ジェンダーレスな雰囲気を演出。ハイウエストが脚を長く見せています。トップスは、肩先まで張り出した大襟がフレンチスリーブのような見え具合。りりしさも加わった、大人フェミニンの変化球スタイリングです。

吊りスカートはアシンメトリーでドレッシーに

 ベストとスカートがつながったジャンパースカートは、懐かしげな表情を宿しています。肩からひもで吊ったスカートや、胸当てが付いたサロペットスカートはどこかガーリーな雰囲気。これらをドラマティックに着こなすのが旬のスタイリングです。

 キュートなイメージのあるジャンパースカートも、「ワイズ(Y'S)」の手にかかれば、こんなにドレッシー。ウエストが締め付けられないので、ストレスフリーに着られます。レース素材を採用して少女っぽさやレトロ感を残しながらも、アシンメトリーのワンショルダーで動きをプラス。半袖開襟シャツとワークブーツでマニッシュな風味も添えています。

カーディガンはクロップド丈で健康的なセクシーに

 穏やかな風合いのカーディガンは、羽織るだけでノスタルジックなムードを醸し出すアイテムです。オールディーズな雰囲気の着こなしに向いていますが、色味や着丈を変えれば、新鮮なスタイリングに仕上がります。

 「チョノ(CHONO)」のカーディガンは、フレッシュなイエローがみずみずしいムード。このように着丈が短いタイプを選ぶと、目新しいバランスが生まれます。ウエストの位置が高く見えるので、脚長効果も期待できそう。素肌に着てボタンを締めて、きれいなVラインを見せることで、健康的なセクシーさもまとっています。

ヘッドスカーフは同系色コーデでエレガントに

 変わらず人気アイテムのヘッドスカーフは、巻き方のバリエーションが多いので、いろいろなムードをまとえるのがいいところ。たとえば、髪全体を覆う“真知子巻き”は、昭和レトロのイメージを呼び込めます。

 スカーフを服と同じ柄で用意したのは「ライト(WRYHT)」。ローブ風のロング丈のアウターを重ねて、縦に長いコーディネートに整えました。頭部を包んで後ろに流したヘッドスカーフが優美な見え具合。全体を柔らかいカラートーンで統一したおかげで、穏やかなスタイリングに仕上がっています。

 古着ライクな着こなしは、おしゃれ好きの間でますます支持を広げています。ビンテージやレトロなムードに少しひねりを加えたコーディネートは、さらに出番を増やしてくれそう。タイムレスでありながら、自分らしさを演出しやすいスタイリングです。

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レトロブームを古く見せずに着るには? 大人のための最旬アレンジ術【22年春夏トレンド】

 昭和レトロブームや古着人気も相まり、ノスタルジックな雰囲気の着こなしがウケています。のどかでタイムレスな印象をまとえるのも支持が集まる理由です。ただ今季は、どこか懐かしいムードを漂わせつつも、トレンドを生かしてアレンジするのがポイント。“ジェンダーレス”や“ヘルシーなセクシーさ”、“ポジティブ”などのキーワードを取り入れたスタイリングが鮮度を高めてくれます。古着やビンテージをマルチに着こなすうえでも役に立つコーディネート術です。

 たとえば、「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」はビッグカラー(大襟)のパフスリーブワンピースを披露。ポジティブなイエローが今の気分を反映しています。足元は、花柄をあしらったオールディーズなハイソックスに、プラットフォームのローファーでボリュームを出しています。今回は、レトロなムードを今年らしくアップデートした装いをピックアップしました。

大襟×花柄はジェンダーレスなスタイルに

 古風なムードを漂わせる大襟は淑女風に着こなすのが主流でしたが、大襟が定着してきたことで、別のテイストでまとうアレンジも登場してきました。

 「ジーヴィージーヴィー(G.V.G.V.)」のトップスは、あでやかな総花柄がダイナミック。ビンテージっぽい着こなしですが、ノスタルジックにまとめすぎず、スカートとパンツが合わさったボトムスで、ジェンダーレスな雰囲気を演出。ハイウエストが脚を長く見せています。トップスは、肩先まで張り出した大襟がフレンチスリーブのような見え具合。りりしさも加わった、大人フェミニンの変化球スタイリングです。

吊りスカートはアシンメトリーでドレッシーに

 ベストとスカートがつながったジャンパースカートは、懐かしげな表情を宿しています。肩からひもで吊ったスカートや、胸当てが付いたサロペットスカートはどこかガーリーな雰囲気。これらをドラマティックに着こなすのが旬のスタイリングです。

 キュートなイメージのあるジャンパースカートも、「ワイズ(Y'S)」の手にかかれば、こんなにドレッシー。ウエストが締め付けられないので、ストレスフリーに着られます。レース素材を採用して少女っぽさやレトロ感を残しながらも、アシンメトリーのワンショルダーで動きをプラス。半袖開襟シャツとワークブーツでマニッシュな風味も添えています。

カーディガンはクロップド丈で健康的なセクシーに

 穏やかな風合いのカーディガンは、羽織るだけでノスタルジックなムードを醸し出すアイテムです。オールディーズな雰囲気の着こなしに向いていますが、色味や着丈を変えれば、新鮮なスタイリングに仕上がります。

 「チョノ(CHONO)」のカーディガンは、フレッシュなイエローがみずみずしいムード。このように着丈が短いタイプを選ぶと、目新しいバランスが生まれます。ウエストの位置が高く見えるので、脚長効果も期待できそう。素肌に着てボタンを締めて、きれいなVラインを見せることで、健康的なセクシーさもまとっています。

ヘッドスカーフは同系色コーデでエレガントに

 変わらず人気アイテムのヘッドスカーフは、巻き方のバリエーションが多いので、いろいろなムードをまとえるのがいいところ。たとえば、髪全体を覆う“真知子巻き”は、昭和レトロのイメージを呼び込めます。

 スカーフを服と同じ柄で用意したのは「ライト(WRYHT)」。ローブ風のロング丈のアウターを重ねて、縦に長いコーディネートに整えました。頭部を包んで後ろに流したヘッドスカーフが優美な見え具合。全体を柔らかいカラートーンで統一したおかげで、穏やかなスタイリングに仕上がっています。

 古着ライクな着こなしは、おしゃれ好きの間でますます支持を広げています。ビンテージやレトロなムードに少しひねりを加えたコーディネートは、さらに出番を増やしてくれそう。タイムレスでありながら、自分らしさを演出しやすいスタイリングです。

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シンガーソングランナー®︎・SUIが「シックスパッド」を体感 ラン初心者にこそおすすめしたい理由とは?

 MTGのトレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」は4月27日、新たな体幹トレーニングギア“パワースーツ コアベルト”を発売した。従来の“パワースーツ アブズ”からグレードアップし、背筋のトレーニングが可能になった新製品の魅力を、シンガーソングランナー®︎のSUI(スイ)が語る。

ダイエット目的で
始めたランニングが、
新たなコミュニティーの
輪を生んでくれた

 「高校生時代からダイエットを繰り返す中でなかなか体重が落ちなくなり、“このままではまずい”と感じて、ダイエットの一環としてランニングを始めたのが走り始めたきっかけです。3km、10kmと目標を決めて達成していくうちに、少しずつ自分に自信がつき、気持ちも前向きになりました。昔は食べることに罪悪感がありましたが、今では走るためにしっかり食べるよう心掛けるほどランニングに夢中です。

 最近は週4~5回、1日10km前後を走っています。ランニングを続けることで、マラソン大会で歌う機会もいただけるようになり、シンガーソングランナー®︎として新たなコミュニティーや活躍の場が生まれました。挑戦し続ける人の支えになったり、応援できたりしたらうれしいです。

 運動には人を変える力があると思っています。ランニングを続けると脳の司令塔である前頭葉が刺激され、集中力や発想力、判断力などが研ぎ澄まされるという研究結果があるそうです。ストレス発散にもなりますし、私のように自己肯定感を得られたという話も聞きます。走ることで、自分本来の輝きを取り戻せるのではないかと信じています」。

腹筋に意識が向くことで、
美しいフォームに近づける

 「ランニングは手軽にスタートできる運動だからこそ、基本を学ばずにトライしてしまう人がとても多いです。走るときは体幹を意識して、お腹とお尻に力を入れることが大切。フォームが乱れると必要以上に疲れてしまったり、けがの原因になったりすることも。とはいえ、日頃あまり運動をしていない人やラン初心者は、体幹といわれてもどこを意識したら良いのか悩んでしまうかもしれません。『シックスパッド』=プロアスリートのためのものと思わずに、ラン初心者の人こそ“パワースーツ コアベルト”を使うと、使うべき筋肉が意識しやすくなると思います。

 私自身、これまでもEMSトレーニング機器を利用したことはあるのですが、“パワースーツ コアベルト”はしっかり鍛えられている感覚があり、使い始めてすぐに手応えを感じることができました。お腹の前部分だけではなく、腹斜筋、広背筋下部と広範囲にアプローチすることで、ランニング時にも美しいフォームを意識しやすくなりました。

 そしてありがたいのが、Tシャツの下に着ても他の人に気づかれないほど薄い生地と、お手入れの手軽さ。ランナー同士、走った後に一緒にカフェでお茶をすることが多いのですが、装着したままでも気にせずいられるのがうれしいです。自宅の洗濯機で洗えるのも衛生的ですし、スプレーで電極部に水を吹きかけるだけで使え、簡単に操作できる点も気に入っているポイントです。4Hzと20Hz、2つのモード選択に加え、EMSのレベルも幅広く選択できます。個人的には4Hzが心地良く感じますが、筋肉トレーニングの感覚を掴みたい方には20Hz がおすすめです」。

パフォーマンス向上に
欠かせない、
宅トレ効率をアップ

 「ランニングのパフォーマンス向上のためには、お腹やお尻の筋肉が欠かせません。特にお腹はインナーコアのトレーニングが重要なので日頃から意識的に鍛えています。特にプランクトレーニングを行う時は、時間が経つにつれて腕で身体を支えてしまいがちですが、“パワースーツ コアベルト”を着用することで体幹を意識しやすいです。

 日常生活の中では洗い物やパソコン作業をする時にも使うことで、自然と姿勢に意識が向くようになりました。無意識の時の姿勢の悪さは日々の肩こりや腰痛につながりますし、猫背になったり、肩が丸まったりすると気持ちが下向きになってしまうと聞きます。美しい姿勢を意識して、明るい気持ちをキープしたいですね。また、運動不足でお悩みの人、腰周りの筋肉が気になる人にもぜひ試してほしいです」。

“パワースーツ
コアベルト”で
効率の良いハイブリッド
ランニングを

 今回SUIが試した“パワースーツ コアベルト”はお腹から腰周りを一周するように6つの電極がつき、腹直筋や腹斜筋、広背筋下部、脊柱起立筋下部にアプローチ。ランナーが重視したい体幹を鍛える。“ながらエクササイズ”や筋肉トレーニングの効率UPを助ける20Hz と、ウォームアップ時などに適した4Hz の2種のモードを搭載し、用途によって使い分けができる。

 また、現在ランニングステーション「ラフィネ ランニングスタイル ネオ(RAFFINE RUNNING STYLE NEO)」では、先着で“パワースーツ コアベルト”を1時間無料で貸し出すキャンペーンを行っている

※価格は全て税込みです
PHOTOS:RYOHEI HASHIMOTO
STYLING:MASUMI YAKUZAWA
HAIR&MAKEUP:TATSUYA SUZUKI
問い合わせ先
MTG
0120‐467‐222

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TBC発 “父の日にエステをプレゼント”という新たな選択肢

 TBCグループは、5月12日に東京・池袋にオープンする男性専用フェーシャル&ボディーサロン「ソシエ・オム by TBC」において、父の日に向けた施術を提案する。

 メニューは、“男のお悩み別セレクトフェイシャル体験コース”が税込5000円、“下っ腹ダイエットシェイプ体験コース”が8000円。共に無料のカウンセリングが付属し、特に“下っ腹ダイエットシェイプ体験コース”では適切な食事や運動のアドバイスも行う。

■ソシエ・オム by TBC
オープン日:5月12日
時間:月〜金曜日 12:00〜21:00 / 土日祝 10:00〜19:00
住所:東京都豊島区西池袋1-10-10 東武アネックスビル3階

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「シャネル」がモナコで3年ぶりのクルーズショー開催 メゾンとつながりの深い場所に新たな歴史を刻む

 「シャネル(CHANEL)」は5月5日、高級リゾート地として知られるモナコ公国のモンテカルロで2023年クルーズ・コレクションのショーを開催した。会場となったモンテカルロ・ビーチ・ホテルのプライベートビーチに招かれたのは、ようやく渡欧を再開したタイや韓国、香港、シンガポールからのアジア勢を含む世界各国のメディア関係者やインフルエンサー、上顧客ら400人強。メゾンのアンバサダーである女優のクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)やティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)、シャルロット・カシラギ(Charlotte Casiraghi)、BIGBANGのG-DRAGON、そして今回のコレクションのティザー映像を手掛けた映画監督のソフィア・コッポラ(Sophia Coppola)らセレブリティーも数多く来場し、華やかなクルーズショーの復活を印象付けた。

「シャネル」とモナコの深い関係

 「モナコは『シャネル』の歴史と密接な関係にある。私たちは、そこで多くの幸せなひとときを紡いできた」とヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)=アーティスティック・ディレクターが語るように、同国はメゾンと切っても切れない場所だ。その歴史は、創業者のガブリエル・シャネル(Gabriel Chanel)がモナコと地中海沿岸の周辺地域を訪れた1910年代までさかのぼる。現地を頻繁に訪れて社交生活を送った彼女は、20年代の終わりにモナコに隣接するロクブリュヌ・カップ・マルタンの高台に別荘ラ・パウザ(La Pausa)を建設した。

 一方、83年に「シャネル」のデザイナーとなったカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)も80年代後半から90年代後半にかけて、モンテカルロ沿岸の高台にある別荘ラ・ヴィジー(La Vigie)で夏を過ごし、現地で度々キャンペーンビジュアルの撮影を行なっていた。長年カールの右腕を務めてきたヴィルジニー自身も、モナコでカールだけでなく、彼と親交の深かったカロリーヌ・ド・モナコ(Caroline de Monaco)公女、そして、カロリーヌの長女であり2021年から「シャネル」のアンバサダーも務めているシャルロット・カシラギと多くの時間を共にしており、「私にとってモナコとは、何よりも感情を豊かに呼び覚ます場所」だと話す。今回の会場となったビーチは、ラ・ヴィジーからも見渡せる場所。そんなロケーションでのショーを、カールも夢見ていたという。

F1、カジノ、海……モナコの要素満載のコレクション

 そんなメゾンにとって特別な場所で披露されたコレクションは、モナコにまつわる要素が満載だ。インスピレーション源は、モンテカルロのコスモポリタンなビーチスタイルと、南仏のコートダジュールにまつわる「シャネル」の歴史。クルーズ・コレクションにふさわしく、軽やかさとエレガンスを融合したアイテムがそろう。

 ファーストルックは、ノーカラージャケットとパンツをアレンジしたようなコットンツイードのジャンプスーツに、ワッペン風の装飾を施したキャップを合わせたスタイル。その後も、序盤は毎年5月に開催されるモナコグランプリにちなみ、F1レーサーや整備士のユニホームをエレガントに再解釈したルックをバリエーション豊富に打ち出した。レーシングの要素は、それだけにとどまらない。チェッカーフラッグのモチーフやチェック柄は、風をまとう軽やかなシフォンドレスやスイムウエアにプリントしたり、ニットで表現したり。ドライビンググローブをはめ、ヘルメットを携えたモデルもランウエイを闊歩する。

 コレクション全体に漂うのは、スポーティーな雰囲気。スイムウエアにはボクシングショーツやなめらかなシャツドレスを合わせ、テニスウエアを想起させるミニスカートやショーツのルックはメタリックカラーをアクセントにしたスニーカーでアクティブに仕上げている。一方、カールへのオマージュを感じさせる白いハイカラーのストライプシャツやシャツドレスも印象的。終盤は、現地に咲く花々をイメージしたスパンコール刺しゅうや総スパンコールで仕上げたグラマラスなイブニングルックで締めくくった。

 今季は仕上げのアクセサリーも遊び心満点で際立っている。ヘルメットやスロットマシーン、テニスラケット用のカバーやバッグはキャッチーなミニバッグになり、カジノのコインモチーフはピアスに。ゴールドカラーやパールのジュエリーには、象徴的な“ココ”マークやカメリア、アイコンバッグのモチーフだけでなく、巨大な海洋博物館を擁するモナコに通じる魚や貝のモチーフも見られる。足元は、モンテカルロ・バレエのダンサーが履くトーシューズから着想を得た黒いサテンのパンプスをはじめ、Tストラップサンダルなど。極薄のタイツを合わせるコーディネートは、ヴィルジニーがカロリーヌ公妃と初めてビーチで会った時の彼女の着こなしからヒントを得たという。

 昼はテニスやビーチでのひとときを楽しみ、夜にはドレスアップしてディナーやカジノに繰り出す―――そんなモナコでの優雅できらびやかな時間が目に浮かぶコレクションで、ヴィルジニーは「シャネル」とモナコをつなぐ歴史に新たな1ページを刻んだ。

アフターパーティーはカールが過ごした別荘で

 ショー当日の夜に開かれたディナーとアフターパーティーの会場は、前述の別荘ラ・ヴィジー。2階にある書斎やベッドルームは、このイベントのためにヴィルジニーとソフィア監修のもと、カールが撮影した過去のキャンペーンビジュアルで飾られた。その中には、実際にこの別荘で撮影されたリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)やクリスティ・ターリントン(Christy Turlington)の1991年春夏の写真もあり、今でも色褪せぬ魅力を放つ。

 そして郷土料理を交えたディナーの後には、テラスに設けられたステージに音楽プロデューサーでありギタリストのナイル・ロジャース(Nile Rodgers)が登場。シック(CHIC)の「おしゃれフリーク(Le Freak)」や「エブリバディ・ダンス(Everybody Dance)」からファレル・ウィリアムズ(Pharrell Williams)をフィーチャリングしたダフトパンク(Daft Punk)の「ゲット・ラッキー(Get Lucky)」まで、これまでに手がけてきた誰もが一度は聴いたことのあるような名曲でダンスフロアを大いに盛り上げた。

世界を巡るクルーズショーが本格再開

 過去2年間、新型コロナウイルスの影響によりデジタルでクルーズ・コレクションを発表していたため、「シャネル」が有観客のクルーズショーを開くのは3年ぶり。このショーを皮切りに、本格的に世界を巡るクルーズ・コレクションのショーが再開する。

 今後、5月12日には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」がアメリカ・カリフォルニアで、16日には「グッチ(GUCCI)」がイタリア・プーリアで、22日には「バレンシアガ(BALENCIAGA)」がアメリカ・ニューヨークでショー開催を計画。6月には「ディオール(DIOR)」と「マックスマーラ(MAX MARA)」もそれぞれスペイン・セビリアとポルトガル・リスボンで2023年クルーズ・コレクションを披露する予定だ。独自のコレクション発表スケジュールに切り替えた「グッチ」と「バレンシアガ」は“クルーズ・コレクション”と題してはいないものの、クルーズシーズンに行われるショーのラインアップに加わることになる。

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「シャネル」がモナコで3年ぶりのクルーズショー開催 メゾンとつながりの深い場所に新たな歴史を刻む

 「シャネル(CHANEL)」は5月5日、高級リゾート地として知られるモナコ公国のモンテカルロで2023年クルーズ・コレクションのショーを開催した。会場となったモンテカルロ・ビーチ・ホテルのプライベートビーチに招かれたのは、ようやく渡欧を再開したタイや韓国、香港、シンガポールからのアジア勢を含む世界各国のメディア関係者やインフルエンサー、上顧客ら400人強。メゾンのアンバサダーである女優のクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)やティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)、シャルロット・カシラギ(Charlotte Casiraghi)、BIGBANGのG-DRAGON、そして今回のコレクションのティザー映像を手掛けた映画監督のソフィア・コッポラ(Sophia Coppola)らセレブリティーも数多く来場し、華やかなクルーズショーの復活を印象付けた。

「シャネル」とモナコの深い関係

 「モナコは『シャネル』の歴史と密接な関係にある。私たちは、そこで多くの幸せなひとときを紡いできた」とヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)=アーティスティック・ディレクターが語るように、同国はメゾンと切っても切れない場所だ。その歴史は、創業者のガブリエル・シャネル(Gabriel Chanel)がモナコと地中海沿岸の周辺地域を訪れた1910年代までさかのぼる。現地を頻繁に訪れて社交生活を送った彼女は、20年代の終わりにモナコに隣接するロクブリュヌ・カップ・マルタンの高台に別荘ラ・パウザ(La Pausa)を建設した。

 一方、83年に「シャネル」のデザイナーとなったカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)も80年代後半から90年代後半にかけて、モンテカルロ沿岸の高台にある別荘ラ・ヴィジー(La Vigie)で夏を過ごし、現地で度々キャンペーンビジュアルの撮影を行なっていた。長年カールの右腕を務めてきたヴィルジニー自身も、モナコでカールだけでなく、彼と親交の深かったカロリーヌ・ド・モナコ(Caroline de Monaco)公女、そして、カロリーヌの長女であり2021年から「シャネル」のアンバサダーも務めているシャルロット・カシラギと多くの時間を共にしており、「私にとってモナコとは、何よりも感情を豊かに呼び覚ます場所」だと話す。今回の会場となったビーチは、ラ・ヴィジーからも見渡せる場所。そんなロケーションでのショーを、カールも夢見ていたという。

F1、カジノ、海……モナコの要素満載のコレクション

 そんなメゾンにとって特別な場所で披露されたコレクションは、モナコにまつわる要素が満載だ。インスピレーション源は、モンテカルロのコスモポリタンなビーチスタイルと、南仏のコートダジュールにまつわる「シャネル」の歴史。クルーズ・コレクションにふさわしく、軽やかさとエレガンスを融合したアイテムがそろう。

 ファーストルックは、ノーカラージャケットとパンツをアレンジしたようなコットンツイードのジャンプスーツに、ワッペン風の装飾を施したキャップを合わせたスタイル。その後も、序盤は毎年5月に開催されるモナコグランプリにちなみ、F1レーサーや整備士のユニホームをエレガントに再解釈したルックをバリエーション豊富に打ち出した。レーシングの要素は、それだけにとどまらない。チェッカーフラッグのモチーフやチェック柄は、風をまとう軽やかなシフォンドレスやスイムウエアにプリントしたり、ニットで表現したり。ドライビンググローブをはめ、ヘルメットを携えたモデルもランウエイを闊歩する。

 コレクション全体に漂うのは、スポーティーな雰囲気。スイムウエアにはボクシングショーツやなめらかなシャツドレスを合わせ、テニスウエアを想起させるミニスカートやショーツのルックはメタリックカラーをアクセントにしたスニーカーでアクティブに仕上げている。一方、カールへのオマージュを感じさせる白いハイカラーのストライプシャツやシャツドレスも印象的。終盤は、現地に咲く花々をイメージしたスパンコール刺しゅうや総スパンコールで仕上げたグラマラスなイブニングルックで締めくくった。

 今季は仕上げのアクセサリーも遊び心満点で際立っている。ヘルメットやスロットマシーン、テニスラケット用のカバーやバッグはキャッチーなミニバッグになり、カジノのコインモチーフはピアスに。ゴールドカラーやパールのジュエリーには、象徴的な“ココ”マークやカメリア、アイコンバッグのモチーフだけでなく、巨大な海洋博物館を擁するモナコに通じる魚や貝のモチーフも見られる。足元は、モンテカルロ・バレエのダンサーが履くトーシューズから着想を得た黒いサテンのパンプスをはじめ、Tストラップサンダルなど。極薄のタイツを合わせるコーディネートは、ヴィルジニーがカロリーヌ公妃と初めてビーチで会った時の彼女の着こなしからヒントを得たという。

 昼はテニスやビーチでのひとときを楽しみ、夜にはドレスアップしてディナーやカジノに繰り出す―――そんなモナコでの優雅できらびやかな時間が目に浮かぶコレクションで、ヴィルジニーは「シャネル」とモナコをつなぐ歴史に新たな1ページを刻んだ。

アフターパーティーはカールが過ごした別荘で

 ショー当日の夜に開かれたディナーとアフターパーティーの会場は、前述の別荘ラ・ヴィジー。2階にある書斎やベッドルームは、このイベントのためにヴィルジニーとソフィア監修のもと、カールが撮影した過去のキャンペーンビジュアルで飾られた。その中には、実際にこの別荘で撮影されたリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)やクリスティ・ターリントン(Christy Turlington)の1991年春夏の写真もあり、今でも色褪せぬ魅力を放つ。

 そして郷土料理を交えたディナーの後には、テラスに設けられたステージに音楽プロデューサーでありギタリストのナイル・ロジャース(Nile Rodgers)が登場。シック(CHIC)の「おしゃれフリーク(Le Freak)」や「エブリバディ・ダンス(Everybody Dance)」からファレル・ウィリアムズ(Pharrell Williams)をフィーチャリングしたダフトパンク(Daft Punk)の「ゲット・ラッキー(Get Lucky)」まで、これまでに手がけてきた誰もが一度は聴いたことのあるような名曲でダンスフロアを大いに盛り上げた。

世界を巡るクルーズショーが本格再開

 過去2年間、新型コロナウイルスの影響によりデジタルでクルーズ・コレクションを発表していたため、「シャネル」が有観客のクルーズショーを開くのは3年ぶり。このショーを皮切りに、本格的に世界を巡るクルーズ・コレクションのショーが再開する。

 今後、5月12日には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」がアメリカ・カリフォルニアで、16日には「グッチ(GUCCI)」がイタリア・プーリアで、22日には「バレンシアガ(BALENCIAGA)」がアメリカ・ニューヨークでショー開催を計画。6月には「ディオール(DIOR)」と「マックスマーラ(MAX MARA)」もそれぞれスペイン・セビリアとポルトガル・リスボンで2023年クルーズ・コレクションを披露する予定だ。独自のコレクション発表スケジュールに切り替えた「グッチ」と「バレンシアガ」は“クルーズ・コレクション”と題してはいないものの、クルーズシーズンに行われるショーのラインアップに加わることになる。

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「ディオール」ビューティー アンバサダーに、柴咲コウが就任 独占インタビューで語ったスキンケア&ライフスタイルの哲学とは

 「ディオール(DIOR)」は4月、ディオール ビューティー アンバサダーに俳優・柴咲コウを起用した。同ブランドは、自然への敬意と共に、肌の美しさを高めるため、50年以上に渡るフローラル サイエンスを発展させ、自然由来かつ持続可能な成分の配合、消費者が安全性に疑問を感じる成分の不使用、環境へ配慮したパッケージの採用などサステナブルな取り組みを推進してきた。今後どのようなメッセージを発信するのか柴咲コウに聞いた。

深呼吸し、森の音に耳を傾ける。
シンプルなことに
五感を使う時間を

WWDJAPAN(以下、WWD):打診を受けたとき、感じたことは?

柴咲コウ(以下、柴咲):「ディオール」が、スキンケアはもちろん、美しさとサステナビリティを打ち出していきたいと知り、私自身もそうした活動を重ねてきているので強く共感しました。「ディオール」は、芯の強さも女性らしさもどちらも持てるブランドで、パワーをもらっています。

WWD:「ディオール ビューティー アンバサダー」を担うことへの受け止めは?

柴咲:専門家ではなく、私にお声がけしてくださる意味があると思っています。いまだ「ディオール」のメッセージが届いていない人たちにアプローチしていく意味合いもあるのでは。ブランドが目指す世界を学びながら、伝えていけたらと思います。

WWD:東京と北海道の二拠点生活について。どのようなライフスタイルを送っている?

柴咲:いまだ、ルーティン化されていないのを楽しんでいるフェーズです。今は、ドラマの撮影中なので、3~4カ月はロケ地と自宅を往復して寝るだけという日もあります。でも、ギュウギュウ詰めで働くと、「何のために生きているんだろう?」という気持ちになるときも。仕事も生きがいですが、生きていることを実感するために、深呼吸をしたり、森の音を聞いたり、シンプルなことに五感を使いたくなります。あえて場所を作ることで、自然に回帰しやすくなり、「持続可能な世の中に」という思いが強まりました。

ディオール スキンケアの
核となる花々は
「ディオール ガーデン」で
育まれる

 生家の庭園の花々に情熱を注いでいたという、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)。彼のフィロソフィーは「ディオール ガーデン」に受け継がれている。ディオール製品に配合される植物を農薬などを使わずサステナブルに栽培する「ディオール ガーデン」は、フランス、スイス、アフリカ、マダガスカル島など世界9カ所にあり有機農法を採用。その土地の動植物、土壌、働く人々のコミュニティーを尊重しながら、原材料に責任ある調達を行っている。

WWD:「ディオール ガーデン」の印象は?

柴咲:大地からいただくエネルギーが生まれる場所。微生物の力など、奥の深い世界ですよね。サステナビリティは、全てが自然でありのままでいい、というわけではありません。壊してしまったものを戻すためにも先端技術は必要です。「ディオール」の製品のように自然原料と革新的技術の掛け合わせを上手く取り入れるといいと思います。家庭菜園でも、テラスのプランターでも、触れて体験することからインスパイアされることはたくさんあります。私も、一見、無関係と思えるエンターテインメントと畑いじりが相互作用して、歌詞を思いつくといった経験もあります。

WWD:スキンケアで大切にしていることは?

柴咲:無理しない。頑張りすぎない。自分にとっても、自然に対しても持続可能であればベストだと思います。あまり触らない日もあれば、スペシャルケアをする日もあり、日々の積み重ねだと思います。

WWD:年齢に応じたケアを意味する「エイジングケア」。どのように考えている?

柴咲:私の最大のテーマです。20年前と、性格や気分は変わらないのに、重力にはかなわないとか、筋肉ってたるむんだな、と痛感します。だからこそ、サイエンスとビューティの掛け合わせは救世主だと思いますし、その点について私は肯定的です。

WWD:コスメを選ぶ際、こだわっている点は?

柴咲:ときめきは大切。自然由来成分と、ときめきの両方があると良いです。

WWD:サステナブルなアクションをしたい人に、アドバイスを。

柴咲:経済的余裕がある人にしかできないと思われるけれど、私はそうじゃないと思っています。小さなことから変えられます。例えば、サステナブルなもの作りに前向きに取り組んでいる企業のものを選ぶことも、大きな一歩。そして、それを継続していくこと。1回買って終わりではなく、自分もキレイになれて環境負荷が少ないものを選んだ方が、トータルでハッピーですよね。

エイジングサインをパワフルに
トリートメントする
“カプチュール トータル”

 年齢を重ねることで、幹細胞の潜在的エネルギーが20歳と40歳を比べたときに50%*1 減少することに着目。スキンケアライン“カプチュール トータル”でアイコニックなアイテムとして支持されているのが、美容液 “カプチュール トータル セル ENGY スーパー セラム”(30mL、税込1万7600円)。1667種類もの花の成分をスクリーニングし、マダガスカル産ロンゴザをはじめとする、シャクヤク、ホワイトリリー、ハゴロモジャスミンを採用。この4種類の花の成分*2を組み合わせたのが「フローラル コンプレックス」(整肌成分)だ。幹細胞の活性化に働きかけ、さまざまなエイジングサイン*3にアプローチ。また、処方の91%は自然由来成分で、成分のトレーサビリティは、栽培地から製品のボトルに収める段階まで保証されている。

*1. In vitro成分テストにおいて
*2. アフラモムムアングスチホリウム種子エキス、シャクヤク根エキス、マドンナリリー根エキス、ソケイ花エキス(全て整肌成分)
*3. 乾燥によるくすみやキメの乱れ
TEXT:MISA KOTAKE
問い合わせ先
パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618

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「バレンシアガ」の新作スニーカーはユーズド加工が特徴 極端な経年変化を表現した限定版も発売

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は5月23日、新作スニーカーを発売する。クラシックなデザインをベースとし、キャンバス製ボディーにユーズド加工を施したのが特徴だ。価格は税込6万1600〜7万7000円。

 フォトグラファー、レオポルド・ドゥシェマン(Leopold Duchemin)によるキャンペーンビジュアルでは極端な経年変化を表現し、同スニーカーが一生履けることを意図した。なお公式サイトでは、この“エクストラデストロイドスニーカー”を100足限定で販売する。

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アトモス×「アディダス オリジナルス」の“G-SNK コレクション”から新作“ZX8000”

 スニーカーショップのアトモスと「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」による“G-SNK コレクション”は5月14日、“アディダス ZX8000 G-SNK アトモス TJ(以下、ZX8000)”を発売する。“グロー イン ザ ダーク”仕様により、アッパーとヒールのスネークパターンが暗闇で光るのが特徴だ。価格は税込1万6000円。5月9日の12時に、アトモス公式サイトで抽選受付を開始する。

 キービジュアルにはラッパーのJUBEE(ジューベー)を起用し、“Y2K”スタイルに“ZX8000”を合わせて見せた。JUBEEは、発売日の5月14日にアトモス千駄ヶ谷店でライブも行う。

 “G-SNK コレクション”は2010年にスタート。“ZX8000”は当初12年の発売を予定していたもので、10年越しで実現したという。

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世界的靴職人、三澤則行が“靴アート”の個展を札幌で開催

 靴のアート作品を生み出す靴職人、三澤則行が札幌市のモエレ沼公園で個展「靴のカタチ(The Contours of Shous)」を開催する。開催期間は5月26〜29日。同展には2月に国際コンクール、グローバル フットウエア アワーズで総合優勝をした「足の巣」や、モエレ沼公園の設計者であるイサム・ノグチの作品にインスパイアを受けた新作3点を展示する予定だ。

 三澤則行はフランス・カンヌ国際映画祭での展示会開催やTOKYO2020オリンピック閉会式のパフォーマンスへの靴提供した実績がある。映画監督のスパイク・リーやパクチャヌク、宮内庁にも製作実績を持つ。

■靴のカタチ(The Contours of Shous)
日程:5月26〜29日
場所:モエレ沼公園 ガラスのピラミッド アトリウム1&2、スペース2
住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1

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ティファニーが金沢の縁付金箔製造職人育成プログラムを発足 伝統工芸保存のため

 ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー・ジャパン)と、世界中の歴史的建造物や文化遺産の保護に取り組むNPOワールド・モニュメント財団(以下、WMF)は、“金沢縁付(えんつけ)金箔製造”職人育成プログラムを日本で初めて発足した。

 同プログラムは金沢市と連携し、2020年にユネスコ無形文化遺産に登録された金沢の伝統製造技術“縁付金箔”の持続的保存のため、次世代の職人育成を目的とするもの。対象は金箔製造の基本技能を学ぶ資格要件を満たした訓練生8人。地元の協力や文化庁の支援を受け、金沢金箔伝統技術保存会(SCTKGLT)と共に、金沢箔職人の工房で週5日間の実践経験を22年から3年間提供する。

 ティファニーはWMFの活動を長年にわたって支援しており、06年には日本の尼門跡寺院の修復プロジェクトに25万ドルを寄付した。WMFはこの資金で、奈良の中宮寺表御殿や京都の霊鑑寺奥書院などを修復している。

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ティファニーが金沢の縁付金箔製造職人育成プログラムを発足 伝統工芸保存のため

 ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー・ジャパン)と、世界中の歴史的建造物や文化遺産の保護に取り組むNPOワールド・モニュメント財団(以下、WMF)は、“金沢縁付(えんつけ)金箔製造”職人育成プログラムを日本で初めて発足した。

 同プログラムは金沢市と連携し、2020年にユネスコ無形文化遺産に登録された金沢の伝統製造技術“縁付金箔”の持続的保存のため、次世代の職人育成を目的とするもの。対象は金箔製造の基本技能を学ぶ資格要件を満たした訓練生8人。地元の協力や文化庁の支援を受け、金沢金箔伝統技術保存会(SCTKGLT)と共に、金沢箔職人の工房で週5日間の実践経験を22年から3年間提供する。

 ティファニーはWMFの活動を長年にわたって支援しており、06年には日本の尼門跡寺院の修復プロジェクトに25万ドルを寄付した。WMFはこの資金で、奈良の中宮寺表御殿や京都の霊鑑寺奥書院などを修復している。

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異なる視点を得ることのススメ 「今週の特集お届け隊」2022年5月9日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年5月9日号からの抜粋です)

本橋:ポーラの“ぶらぶら研究員”取材はインパクトがありましたね。“ぶらぶら”という名の下、研究室では得られない知見を吸収するのが仕事。化粧品開発とは無関係に思える世界を知ることで、「知らない」ことが浮き彫りになるから、知らない分野への尊敬が湧き上がって謙虚になれるという。そういう気付きを蓄えることが将来の製品や企業戦略に生きてくるんじゃないかということで、目からウロコでした。

村上:ポーラは究極の形だよね。“ぶらぶら研究員”の存在自体が驚きだけれど、会社の利益に直結しないにもかかわらず、それを認めて推進する企業風土もすごいと思った。そういう風土があると、面白いことも生まれやすいんじゃないかな。

本橋:僕は普段アパレル・ビューティ企業を取材していて、これからの時代は選ばれる商品や製品を開発するためのR&D(研究・開発)がより重要になると感じ、特集を企画しました。あえてすぐには身にならないけれど、新たな視点を得られそうなことをやってみることも、ブレイクスルーのきっかけになるんじゃないかと思いました。

村上:そうだね。もちろん研究施設を持つことは大事だけれど、異なる視点を持つ人と話すことが重要なんだよね。今回取材した「宇宙化粧品」開発者も、障がいのあるお子さんのために飲み込んでも大丈夫なオーラルケア商品を作ったら、海や山で活動する人たちから「僕らも使いたい」と気づかされて、商品が磨かれていったって。そんなふうに、いろんな人たちと話すと商機が見つかるし、「分からないことが、分かる」ようになると新しい視点や考え方を得ようと能動的になれる。それがリサーチの本質なんだと思った。

本橋:目の前のことに精一杯になってしまう状況だからこそ、新しい視点を取り入れられる機会を作るべきですね。

村上:一つのブランドや企業に属していると、なかなか“視点をズラす”とか、“仮面を付け替える”って難しいよね。でも、部門横断で違う視点の人が集まって意見交換したり、顧客の声から気付きを得たりもリサーチ。そこからデベロップできれば、ファッション業界もR&D先進業界だよね(笑)。

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異なる視点を得ることのススメ 「今週の特集お届け隊」2022年5月9日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年5月9日号からの抜粋です)

本橋:ポーラの“ぶらぶら研究員”取材はインパクトがありましたね。“ぶらぶら”という名の下、研究室では得られない知見を吸収するのが仕事。化粧品開発とは無関係に思える世界を知ることで、「知らない」ことが浮き彫りになるから、知らない分野への尊敬が湧き上がって謙虚になれるという。そういう気付きを蓄えることが将来の製品や企業戦略に生きてくるんじゃないかということで、目からウロコでした。

村上:ポーラは究極の形だよね。“ぶらぶら研究員”の存在自体が驚きだけれど、会社の利益に直結しないにもかかわらず、それを認めて推進する企業風土もすごいと思った。そういう風土があると、面白いことも生まれやすいんじゃないかな。

本橋:僕は普段アパレル・ビューティ企業を取材していて、これからの時代は選ばれる商品や製品を開発するためのR&D(研究・開発)がより重要になると感じ、特集を企画しました。あえてすぐには身にならないけれど、新たな視点を得られそうなことをやってみることも、ブレイクスルーのきっかけになるんじゃないかと思いました。

村上:そうだね。もちろん研究施設を持つことは大事だけれど、異なる視点を持つ人と話すことが重要なんだよね。今回取材した「宇宙化粧品」開発者も、障がいのあるお子さんのために飲み込んでも大丈夫なオーラルケア商品を作ったら、海や山で活動する人たちから「僕らも使いたい」と気づかされて、商品が磨かれていったって。そんなふうに、いろんな人たちと話すと商機が見つかるし、「分からないことが、分かる」ようになると新しい視点や考え方を得ようと能動的になれる。それがリサーチの本質なんだと思った。

本橋:目の前のことに精一杯になってしまう状況だからこそ、新しい視点を取り入れられる機会を作るべきですね。

村上:一つのブランドや企業に属していると、なかなか“視点をズラす”とか、“仮面を付け替える”って難しいよね。でも、部門横断で違う視点の人が集まって意見交換したり、顧客の声から気付きを得たりもリサーチ。そこからデベロップできれば、ファッション業界もR&D先進業界だよね(笑)。

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デニーズも「冷食」参入。まずは店舗販売。

株式会社セブン&アイ・フードシステムズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:小松 雅美)が、5月17日(火)より、"デニーズの冷凍食品で食卓をレストランのように彩る"をコンセプトとした新たなブランド「Denny's Table」をスタートさせる。
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「復活と次の一手」DDホールディングス 2022年2月期決算 今期は黒字浮上へ

新型コロナウイルスは居酒屋・パブ業界の影響が大きかった。営業時間短縮に加えてアルコール提供の自粛などが原因。日本フードサービス協会の発表によると22年3月の全店売上高は19年3月に比べて86.3%であるが、パブは37.0%、居酒屋は29.0%とコロナ前の水準の半分以下にとどまっている。
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「ルイ・ヴィトン」から新作アクセサリー“LV パラダイス”とサングラスが発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新作のアクセサリー“LV パラダイス”とサングラスを発売した。“LV パラダイス”は鮮やかなカラーリングと、“LVイニシャル”や“モノグラム・フラワー”の刻印が特徴で、サングラスは3つのシェープを用意した。価格はネックレスが税込10万5600円〜、ブレスレットが7万400円〜、サングラスが8万3600円〜。

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丸山敬太やテリー伊藤らがゲスト講師 れもんらいふ主催のクリエイティブサロン「吉田塾」

 アートディレクターの千原徹也が運営するれもんらいふは、クリエイティブサロン「吉田塾」を5月28日から毎月1回、⼭梨県の富⼠吉⽥市で開催する。

 同サロンでは編集者やアートディレクター、俳優、タレントなどさまざまな業界で活躍するクリエイターをゲスト講師として招き、トークやワークショップを通して彼らの考えや生きる姿勢を学ぶことできる。講義後は講師と参加者を交えた懇親会も行う。

 ゲスト講師は第1回目が演出家のテリー伊藤、2回目がファッションデザイナーの丸山敬太、3回目がスマイルズ(SMILES)の遠山正道社長と続く。さらに、モデルの秋元梢やファッションクリエイティブディレクターの軍地彩弓、ミュージシャンの藤井フミヤ、お笑い芸人さらば⻘春の光の森⽥哲⽮らも今後登壇する。

 会場参加人数は50人で、トーク参加チケット(税込3500円)と、トークと1500円分の食事券が付いたチケット(同5000円)を「吉田塾」の公式サイトで販売している。オンラインでの参加も可能だ。

■吉田塾
講師陣による講義
会場:SARUYA Artist Residency
住所:山梨県富士吉田市下吉田3-28-8
時間:17:30〜19:00

懇親会
会場:喫茶檸檬
住所:山梨県富士吉田市下吉田2-2-27
時間:19:00〜20:00 

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ワークマン減益予想 今期、仕入れ価格高騰で

 ワークマンの2022年3月期は、小売業の売上高に相当するチェーン全店売上高が1565億円、そこからフランチャイズ加盟店へのマージンを除いた営業総収入が1162億円、営業利益が268億円、純利益が183億円だった 。引き続きコロナ禍でのアウトドア需要が追い風となった。積極的な出店戦略も継続し、店舗数は前期末から38店舗純増の944店舗とした。ただ既存店売上高は前期比1.5%増と、成長ペースが鈍化している。

※同社は22年3月期から収益認識に関する会計基準を適用。そのため前期との比較は行わない。参考値として21年3月期のチェーン全店売上高が1466億円、営業総収入が1058億円、営業利益が239億円、純利益が183億円

 アスレジャーテイストを主軸とするPB(プライベートブランド)商品の売上高は前期比12%増の977億円に達した。カジュアル業態「ワークマンプラス(WORKMAN PLUS)」の店舗数は前期末から純増100(ワークマン単独業態からの改装を含む)の計372店舗。ただ、同業態単独の既存店売上高は微減(0.2%)となり、伸び悩みが顕在化している。

 小濱英之社長は、「今後既存店の大きな成長は見込んでいない。(出店拡大による)店舗網全体で売り上げを拡大していく」との考えを示す。「既存店舗の売上高は年々、超えるべき前年のハードルが高くなる。ただ当然ながら店舗は面積が限られ、お客さまが買いやすい最適な売り場の形態とのバランスを考えねばならない。そうなると、1店舗あたりの売上高はだいたい2億円が天井だと考えている」。同社の22年3月期における既存店平均年商は1億6400万円に達した。

 引き続き「国内1500店舗体制」の中長期目標は維持する考え。「お客さまの来店を分散したり、ECによる店舗受け取りといった利便性を高めたりという点でも、出店は続けていく」。

 23年3月期は仕入れ価格の高騰により、増収減益を予想する。営業総収入は前期比6.7%増の1241億円、営業利益が同8.7%減の244億円、純利益が同8.3%減の167億円を見込む。店舗数は引き続き「ワークマンプラス」がけん引する形で38店舗の純増を計画。現在12店舗を展開している「ワークマン女子」もショッピングモールを中心に、新規に16店舗を出す。PB商品は前期比15.3%増を目標値に掲げ、街着と仕事着の垣根を越えた「アーバンワークウエア」の提案やウィメンズ衣料のラインアップ、アウトドア・スポーツ分野を強化する。

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ワークマン減益予想 今期、仕入れ価格高騰で

 ワークマンの2022年3月期は、小売業の売上高に相当するチェーン全店売上高が1565億円、そこからフランチャイズ加盟店へのマージンを除いた営業総収入が1162億円、営業利益が268億円、純利益が183億円だった 。引き続きコロナ禍でのアウトドア需要が追い風となった。積極的な出店戦略も継続し、店舗数は前期末から38店舗純増の944店舗とした。ただ既存店売上高は前期比1.5%増と、成長ペースが鈍化している。

※同社は22年3月期から収益認識に関する会計基準を適用。そのため前期との比較は行わない。参考値として21年3月期のチェーン全店売上高が1466億円、営業総収入が1058億円、営業利益が239億円、純利益が183億円

 アスレジャーテイストを主軸とするPB(プライベートブランド)商品の売上高は前期比12%増の977億円に達した。カジュアル業態「ワークマンプラス(WORKMAN PLUS)」の店舗数は前期末から純増100(ワークマン単独業態からの改装を含む)の計372店舗。ただ、同業態単独の既存店売上高は微減(0.2%)となり、伸び悩みが顕在化している。

 小濱英之社長は、「今後既存店の大きな成長は見込んでいない。(出店拡大による)店舗網全体で売り上げを拡大していく」との考えを示す。「既存店舗の売上高は年々、超えるべき前年のハードルが高くなる。ただ当然ながら店舗は面積が限られ、お客さまが買いやすい最適な売り場の形態とのバランスを考えねばならない。そうなると、1店舗あたりの売上高はだいたい2億円が天井だと考えている」。同社の22年3月期における既存店平均年商は1億6400万円に達した。

 引き続き「国内1500店舗体制」の中長期目標は維持する考え。「お客さまの来店を分散したり、ECによる店舗受け取りといった利便性を高めたりという点でも、出店は続けていく」。

 23年3月期は仕入れ価格の高騰により、増収減益を予想する。営業総収入は前期比6.7%増の1241億円、営業利益が同8.7%減の244億円、純利益が同8.3%減の167億円を見込む。店舗数は引き続き「ワークマンプラス」がけん引する形で38店舗の純増を計画。現在12店舗を展開している「ワークマン女子」もショッピングモールを中心に、新規に16店舗を出す。PB商品は前期比15.3%増を目標値に掲げ、街着と仕事着の垣根を越えた「アーバンワークウエア」の提案やウィメンズ衣料のラインアップ、アウトドア・スポーツ分野を強化する。

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「グッチ」と「アディダス」のコラボ、6月7日発売 ルックを一挙公開

 「グッチ(GUCCI)」は、「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションアイテムを6月7日に発売する。2022年-23年秋冬コレクション「EXQUISITE GUCCI」のショーで登場して大きな話題を集めた「adidas x Gucci」は、スポーツウエアをクラシックなテーラリングで再解釈したものだが、そのコマーシャルピースのローンチに先駆けて発売される今回のルックはよりスポーティーなアイテムが中心となっている。

 今回のコラボは1970年代のテニスおよびゴルフウエアを着想源としており、レトロなシルエットや大胆で明るい色使い、幾何学模様が特徴的だ。トラックスーツ、ジョギングパンツ、ショートパンツ、フレアパンツ、ボーリングシャツ、ニットのベスト、セーター、サファリジャケット、ポロシャツ、プリーツスカート、ペンシルスカートなど、メンズとウィメンズで多彩なアイテムを展開する。いずれも「グッチ」の“GGモノグラム”やブランドロゴ、「アディダス」の“トレフォイル”や三本線などの要素を自在に組み合わせたロゴがあしらわれている。

 フットウエアでは、「グッチ」のアイコニックなホースビットローファーに三本線をデザインしたものや、“トレフォイル”が飾られたレザー製のパンプスや厚底サンダル、「アディダス」の“ガゼル(GAZELLE)”スニーカーをレインボープラットフォームにしたものなどが目を引く。アクセサリー類も豊富に取りそろえられており、70年代風ファッションに欠かせないレトロなバケットハット、カラフルなヘアクリップ、チャンキーなジュエリーなどに加えて、ゴルフバッグ、カメラバッグ、ダッフルバッグも発売する。

 昔風のカタログをイメージしたルックブックは、パリとロンドンを拠点とするフォトグラファーのカーリン・ジェイコブス(Carlijn Jacobs)が撮影。コラボアイテムは、ポップアップのほか、「グッチ」の一部店舗とオンラインストア、「アディダス」の「CONFIRMEDアプリ」で販売する。

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「グッチ」と「アディダス」のコラボ、6月7日発売 ルックを一挙公開

 「グッチ(GUCCI)」は、「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションアイテムを6月7日に発売する。2022年-23年秋冬コレクション「EXQUISITE GUCCI」のショーで登場して大きな話題を集めた「adidas x Gucci」は、スポーツウエアをクラシックなテーラリングで再解釈したものだが、そのコマーシャルピースのローンチに先駆けて発売される今回のルックはよりスポーティーなアイテムが中心となっている。

 今回のコラボは1970年代のテニスおよびゴルフウエアを着想源としており、レトロなシルエットや大胆で明るい色使い、幾何学模様が特徴的だ。トラックスーツ、ジョギングパンツ、ショートパンツ、フレアパンツ、ボーリングシャツ、ニットのベスト、セーター、サファリジャケット、ポロシャツ、プリーツスカート、ペンシルスカートなど、メンズとウィメンズで多彩なアイテムを展開する。いずれも「グッチ」の“GGモノグラム”やブランドロゴ、「アディダス」の“トレフォイル”や三本線などの要素を自在に組み合わせたロゴがあしらわれている。

 フットウエアでは、「グッチ」のアイコニックなホースビットローファーに三本線をデザインしたものや、“トレフォイル”が飾られたレザー製のパンプスや厚底サンダル、「アディダス」の“ガゼル(GAZELLE)”スニーカーをレインボープラットフォームにしたものなどが目を引く。アクセサリー類も豊富に取りそろえられており、70年代風ファッションに欠かせないレトロなバケットハット、カラフルなヘアクリップ、チャンキーなジュエリーなどに加えて、ゴルフバッグ、カメラバッグ、ダッフルバッグも発売する。

 昔風のカタログをイメージしたルックブックは、パリとロンドンを拠点とするフォトグラファーのカーリン・ジェイコブス(Carlijn Jacobs)が撮影。コラボアイテムは、ポップアップのほか、「グッチ」の一部店舗とオンラインストア、「アディダス」の「CONFIRMEDアプリ」で販売する。

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小松マテーレ中興の祖、中山会長が退任へ 35年に渡り同社を率いる

 染色大手の小松マテーレは、中山賢一・代表取締役会長(80)が名誉相談役に退くと発表した。退任日は6月24日の株主総会後。中山会長は、1987年6月に小松精練(現小松マテーレ)の社長に就任。中興の祖として長らく同社を率いてきた。日本の繊維産業が縮小し、それまで大半を占めていた大手素材メーカーからの受注加工が減少するなど、大きな変革期を迎える中で、パリの「プルミエール・ヴィジョン」な見本市への出展などを通して、欧州のラグジュアリー市場の開拓の陣頭指揮などを取ってきた。その甲斐もあって同社は欧州で日本を代表するテキスタイルメーカーとして認識されるまでになった。

 また、海外生産の拡大などで日本の繊維産業が縮小を続ける中にあっても、東レや北陸産地企業と連携しながら石川県や福井県など北陸産地全体の底上げにも注力。北陸産地が現在も世界で有数の競争力を誇る合繊産地であり続けている牽引役にもなってきた。

 2022年3月期の同社の業績は売上高が前期比4.8%増の314億円、営業利益が同12.5%増の15億円、経常利益が同12.4%増の21億円、純利益が同20.7%増の21億円。総資産456億円に対し、自己資本比率は79.0%。一株あたりの純利益は52円26銭、総資産経常利益率は4.2%で、委託が中心の染色加工業の中で突出した財務体質となっている。

 中山会長が退任後に経営体制も大きく変わる。11人だった取締役は9人に減少する一方、社外取締役は3人から4人に増員する。また、代表取締役は、東レ出身の佐々木久衛社長一人になる。佐々木社長は、中山会長の退任について「(中山会長)本人はいたって大変元気だが、大きな変革期だからこそ次世代の経営陣が立ち向かうべきだという申し出があった。私は、獅子が我が子を千尋の谷に落とすということだと受け止めた。新しい経営体制で、さらなる成長を成し遂げたい」と語った。

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「ハンター」が藻類から作ったサンダルを発売

 「ハンター(HUNTER)」はこのほど、ブルーム(BLOOM)社との提携で開発した、湖の不要な藻を利用したフォームスライドとフォームサンダルを発表した。

 湖の藻類は過剰に増殖すると毒素を排出し、酸素を消費し、水中植物の日光を遮断することで生態系に害を及ぼすと言われている。今回のスライドとサンダルは、藻の浄水プロセスで抽出した藻類バイオマスから作られた素材を採用した。同素材は自然の水路を浄化し、浄水を藻の生息地に戻し、石油由来の代用素材として二酸化炭素の排出を抑えるという。ブルーム・サンダルは一足につき101リットルの水を浄化し、64平方メートルの空気から二酸化炭素を削減。一方、ブルーム・スライドは一足につき、50リットルの水と31平方メートルの空気を浄化する。サンダルはウィメンズのみの展開で販売中。スライドはメンズ・ウィメンズの両展開で5月末に発売予定だ。

 また、「ハンター」は廃棄予定だったナイロンを使用したリカバードナイロン製トートバッグも店頭で販売している。裏地には100%リサイクルのポリエステルを使用。5月22日までの間、ハンター銀座フラッグシップストア及びハンターブーツ公式オンラインストアで同バッグの売上一個あたり10%を、国際的保護慈善団体ワールド・ランド・トラストに寄付する取り組みも実施中だ。この寄付金は、過去100年で個体数が90%減少しているオラウータンの生息地、マレーシア及びボルネオ島での取り組みに役立てられる予定。

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ストリートスナップで切り取る 高円寺の“今”

 都内で古着の街といえば、下北沢と高円寺だ。近年、電鉄各社による再開発が進む下北沢は、新しい商業施設の誕生や古着チェーンの進出もあり、古着ブームに沸いたかつてのようなにぎわいが戻ってきている。では、高円寺はどうだろう。以前のように古着ファッションを楽しむ若者はいるのだろうか?記者はコロナ禍以前から数年ぶりに高円寺に降り立ち、ストリートスナップを実施した。

 改札を抜けると、コンコースにまで響く路上ライブの歌声。風情の残る商店街には、マスクもせず缶ビールを片手に座りこむ若者たち。古本屋やレコード店、ロックバーはこの時世とは思えないにぎわいだ。時代や情勢が大きく変化する中でも、高円寺には高円寺の時間が流れている。そして、この街の空気感と自分のスタイルを貫く若者たちは、どこかで共鳴しているのだろう。

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ストリートスナップで切り取る 高円寺の“今”

 都内で古着の街といえば、下北沢と高円寺だ。近年、電鉄各社による再開発が進む下北沢は、新しい商業施設の誕生や古着チェーンの進出もあり、古着ブームに沸いたかつてのようなにぎわいが戻ってきている。では、高円寺はどうだろう。以前のように古着ファッションを楽しむ若者はいるのだろうか?記者はコロナ禍以前から数年ぶりに高円寺に降り立ち、ストリートスナップを実施した。

 改札を抜けると、コンコースにまで響く路上ライブの歌声。風情の残る商店街には、マスクもせず缶ビールを片手に座りこむ若者たち。古本屋やレコード店、ロックバーはこの時世とは思えないにぎわいだ。時代や情勢が大きく変化する中でも、高円寺には高円寺の時間が流れている。そして、この街の空気感と自分のスタイルを貫く若者たちは、どこかで共鳴しているのだろう。

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「オフ-ホワイト」がアート&イメージディレクターを任命 「デイズド」出身の実力者

 「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」は、イブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)をブランドのアート&イメージディレクターに任命した。2021年11月に死去したヴァージル・アブローが創業し、育てたブランドのクリエイティブチームに加わり、アートディレクションを統括する。

 英雑誌「デイズド(DAZED)」の編集長も務めるスタイリストのカマラは、これまでも「オフ-ホワイト」のショーのスタイリングを手掛けるなど、ファミリーの一員として関わってきた。ブランドの声明によると、「イブラヒムとヴァージル、『オフ-ホワイト』はインスタグラムのダイレクトメッセージを通じて親交を深めた。過去3年間のうちに公私にわたり親密になり、互いへの尊敬と価値観の共有によって強い絆が生まれた。今後、イブラヒムはブランドのコレクションやイメージ、コンテンツ制作に関わりを持つようになる」という。

 「デイズド」で、カマラはジェンダーやアイデンティティー、多様なカルチャーへの背景知識などを持って、独自の視点でハイファッションを考察してきた。初めて手掛けた「デイズド」の特集は、イギリスの国民保健サービス制度に着目し、ワクチン接種の推進とそれによって大きな変化を生んだ功績を讃えるものだった。同誌は表紙や特集にリアーナ(Rihanna)やイギリスのサッカー選手、マーカス・ラッシュフォード(Marcus Rashford)、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)らを迎えており、カマラは21年に英国ファッション協議会(British Fashion Council)によるファッションアワードで、ファッションクリエイターとしてイザベラ・ブロウ賞(Isabella Blow Award)を受賞した。

 カマラは今回の就任に際して、「ヴァージルは永遠に私たちの中にいる。彼は世界を変え、彼に出会った人や、これからの人々に忘れられない足跡を残した。自分の時間や心、クリエイティビティーを惜しむことなく、彼はすべての人のことを思ってモノづくりをしていた。『オフ-ホワイト』のアート&イメージディレクターとして、ブランドとの絆をさらに深められること、ヴァージルが書き始めた物語の続きを語るチームの一員でいられることを光栄に思う」とコメントした。

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「セリーヌ オム」からカプセルコレクション“モノクローム” オーバーサイズのテディジャケットやタイダイプリントのセットアップを発売

 「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」は5月20日、カプセルコレクション“モノクローム(MONOCHROMS)”を発売する。

 2021-22年秋冬のウィメンズコレクションで見せたオーバーサイズのテディジャケットやフード付きのトラッカージャケットをメンズ仕様にして販売するほか、「セリーヌ オム」22年春夏コレクションのタイダイプリントがセットアップになって再登場する。また、人気のロゴシリーズに新たにマルチカラーバージョンが加わり、バケットハットやソックスなどの小物もラインアップする。

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個性を引き出すホットな韓国ジュエリーブランド3選 BLACKPINKやBTSの着用で話題に

 海外で活躍する韓国ブランドが増える中、ジュエリーブランドにも期待が集まってきた。

 まず注目すべきは、アート的なテイストがあふれる「ショー(SCHO)」だろう。異なる自然や文化、そして歴史からインスピレーションを得るというデザイナー、セラ・チョ(Sarah Cho)は、海の波と砂漠の砂を形象化したウェーブがシグネチャ―デザイン。幼い頃を広大な大自然が広がるナミビアなど南西アフリカで過ごしたため、民族的でありながらも未来的なデザインが目立つ。毎回発表する真珠をベースに異なる素材をレイヤードしたジュエリーなど、精巧な手作業が好評を博している。「スワロフスキー(SWAROVSKI)」や「キムへキム(KIMHEKIM)」「ジェントル・モンスター(GENTLE MONSTER)」とのコラボレーションは、まるで夢の中から飛び出してきたよう。スタイリッシュな女優コン・ヒョジン(Kong Hyo Jin)、ミュージシャンのHYUKOHをはじめ、ハリウッドスターからも愛されている。アメリカやイギリス、フランス、イタリア、スペインなどのモード誌でも紹介されるホットなブランドだ。

 今、ソウルで最もトレンディなジュエリーブランドを聞かれたら、「ナンバリング(NUMBERING)」だ。金属工芸を専攻したデザイナーのキム・ヌリ(Kim Nu-ri)が2015年に立ち上げたコンテンポラリーブランドで、構造的なシェイプと繊細なディテール、程よいボリューム感で人気を集めている。優雅な真珠をモチーフにクラシックな感性が光るパールラインと、4C(カラット、クラリティ、カット、カラー)にこだわったダイヤモンドを使ったキャラットラインは、果敢なデザインながら自然で洗練されたムードも放っている。シーズンとトレンドにこだわらないジュエリーは、BLACKPINKやBTSメンバーの着用でも話題となり、人気はますます高まっている。

 軽快なカラーで多様なアクセサリーを提案する「べべ(BAEBAE)」も欠かせない。べ・シファ、べ・シヨン姉妹が立ち上げたブランドは、単調な暮らしに若干の明るさを加える。感覚的な色と機知のあるデザインがポイントだ。

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「FOODRINK CHANNEL(フードリンクチャンネル)」スタートしました

「FOODRINK CHANNEL(フードリンクチャンネル)」スタートしました。 ・「フードリンクニュース」注目記事 / 記事掲載予告の紹介 ・取材時の裏話 ・記事では書けないぶっちゃけトーク ・経営者インタビュー オープニング映像 ・ニューオープン直撃取材 ・美人女将の素顔  など 文章だけでは伝えきれない外食業界の情報を動画で配信いたします。
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新生「エミリオ・プッチ」お披露目 デザイナーが目指す「ウェルビーイングなリゾート」とは?

 「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」は4月末、新アーティスティック・ディレクターのカミーユ・ミチェリ(Camille Miceli)による最新コレクションをイタリアのカプリ島で発表した。フランス出身のミチェリ=アーティスティック・ディレクターは、15歳から「シャネル(CHANEL)」や「アライア(ALAIA)」などでインターンとして経験を積み、「シャネル」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の広報担当を務めた後、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の複数ブランドではコスチュームジュエリーやレザーグッズの監修やコンサルティングを担った。カミーユによる新コレクションの発表に際して、「エミリオ・プッチ」はブランドのルーツに立ち返り、「リゾートに特化したブランド」としてリブランディングすると発表していた。彼女に、その想いを聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):「リゾートに特化したブランド」とは?年に1度、リゾート・コレクション(一般的には、春夏と秋冬の間に発表するコレクションとして知られている)しか発表しない、ということ?

カミーユ・ミチェリ「エミリオ・プッチ」新アーティスティック・ディレクター(以下、カミーユ):「リゾート」とは、業界の当たり前じゃなくて、ブランドのDNA。年に1度だけリゾート・コレクションを発表するのではなく、“リゾートマインド”なカプセル・コレクションを毎月ドロップする体制に切り替えるの。「エミリオ・プッチ」と聞かれたらビーチウエアを連想する人が多いくらい、私たちにとってリゾートシーンは馴染みのあるもの。でも同時にブランドは、鮮やかなスキーウエアを発表して一世を風靡したこともあるの。季節を問わず、リゾートは「エミリオ・プッチ」にとって大切よ。コロナを経た今は、「エスケープしたい」というマインドも高まっている。そんな想いに寄り添いたい。私たちにとって「リゾート」とは、ウェルビーイングなマインドセットのことよ。

WWD:具体的には?

カミーユ:スポーティな洋服はもちろん、シューズは快適性にこだわった。ヒールもあるけれど、プラットフォームシューズは欠かせないわ。こだわったのは、素材。パディングを筆頭に、とても柔らかな素材使いにこだわった。こうした洋服を身にまとえば、空港だって、旅先だって、人生全般が楽しくなるハズよ。毎日を笑顔で過ごすこと、それがウェルビーイングな「リゾート」なの。と同時に、私たちの柄は、着る人だけでなく、見る人も笑顔にしてくれるわ。

WWD:プリント柄は、「エミリオ・プッチ」のアイデンティティーでもある。

カミーユ:とても大切な存在。でも最近の「エミリオ・プッチ」は、プリントの中に“人間性”を欠いていたと思うの。昔の柄は、すべて手作業。だからこそ不完全で、そこには“人間性”が宿っていたわ。だから今回発表したプリント柄は、すべてを一から手作業で描きなおしたの。代表的な「ジオメトリック」を筆頭に、「マルモ」や「フローラル」など、スタートしてから3回目にドロップするまでのコレクションに使った、6つの柄を描き直したわ。とっても大変な作業だったけれど、絶対に必要なことだった。最初は手間かもしれないけれど、きっと慣れるわ。だって「エミリオ・プッチ」は1960~70年代、コンピューターを使うよりずっと素早く、数々のモチーフを描き、世に送り出したんだもの。

WWD:ウエアを手掛けるのは、今回が初めて。不安や難しさはなかった?

カミーユ:長年ファッション業界に携わり、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)と仕事をしながら、彼らを観察してきたわ。そこで素晴らしいコレクションには、素晴らしいチームが欠かせないことを学んだの。「エミリオ・プッチ」は、素晴らしいチーム。だから不安はなかったわ。厄介なのは、私が完璧主義なこと(笑)。アクセサリー、特にジュエリーにはミリ単位の細かさが求められるから。

WWD:4月末には、ゲストをカプリ島に招き、さまざまなアクティビティーを通してコレクションを発表した。

カミーユ:ファッションショーより、ずっとラクだったわ!ゲストは、土曜の夜に到着すると、まずは「エミリオ・プッチ」の柄に覆われたバーなどを筆頭に、“プッチの海にダイブ”するの。翌朝はヨガやゲームを楽しみながら、カフタンドレス姿のモデルをチェック。そして、みんなでダンスよ(笑)。こうしたコンテンツは、ウェブサイトを通してみんなに共有するつもり。私たちのコアバリューは「リゾート」だけど、今はスピーディな社会でもあるから、デジタルも頑張らなくちゃ。サイトでは、水着もセーターも、いつでも買えるわ。だって日本が冬でも、ブラジルは夏よ!世界のどこかには、必ず「リゾート」を楽しめる環境、楽しんでいる人が存在するんだから、「エミリオ・プッチ」の可能性は大きいわ。

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新生「エミリオ・プッチ」お披露目 デザイナーが目指す「ウェルビーイングなリゾート」とは?

 「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」は4月末、新アーティスティック・ディレクターのカミーユ・ミチェリ(Camille Miceli)による最新コレクションをイタリアのカプリ島で発表した。フランス出身のミチェリ=アーティスティック・ディレクターは、15歳から「シャネル(CHANEL)」や「アライア(ALAIA)」などでインターンとして経験を積み、「シャネル」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の広報担当を務めた後、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の複数ブランドではコスチュームジュエリーやレザーグッズの監修やコンサルティングを担った。カミーユによる新コレクションの発表に際して、「エミリオ・プッチ」はブランドのルーツに立ち返り、「リゾートに特化したブランド」としてリブランディングすると発表していた。彼女に、その想いを聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):「リゾートに特化したブランド」とは?年に1度、リゾート・コレクション(一般的には、春夏と秋冬の間に発表するコレクションとして知られている)しか発表しない、ということ?

カミーユ・ミチェリ「エミリオ・プッチ」新アーティスティック・ディレクター(以下、カミーユ):「リゾート」とは、業界の当たり前じゃなくて、ブランドのDNA。年に1度だけリゾート・コレクションを発表するのではなく、“リゾートマインド”なカプセル・コレクションを毎月ドロップする体制に切り替えるの。「エミリオ・プッチ」と聞かれたらビーチウエアを連想する人が多いくらい、私たちにとってリゾートシーンは馴染みのあるもの。でも同時にブランドは、鮮やかなスキーウエアを発表して一世を風靡したこともあるの。季節を問わず、リゾートは「エミリオ・プッチ」にとって大切よ。コロナを経た今は、「エスケープしたい」というマインドも高まっている。そんな想いに寄り添いたい。私たちにとって「リゾート」とは、ウェルビーイングなマインドセットのことよ。

WWD:具体的には?

カミーユ:スポーティな洋服はもちろん、シューズは快適性にこだわった。ヒールもあるけれど、プラットフォームシューズは欠かせないわ。こだわったのは、素材。パディングを筆頭に、とても柔らかな素材使いにこだわった。こうした洋服を身にまとえば、空港だって、旅先だって、人生全般が楽しくなるハズよ。毎日を笑顔で過ごすこと、それがウェルビーイングな「リゾート」なの。と同時に、私たちの柄は、着る人だけでなく、見る人も笑顔にしてくれるわ。

WWD:プリント柄は、「エミリオ・プッチ」のアイデンティティーでもある。

カミーユ:とても大切な存在。でも最近の「エミリオ・プッチ」は、プリントの中に“人間性”を欠いていたと思うの。昔の柄は、すべて手作業。だからこそ不完全で、そこには“人間性”が宿っていたわ。だから今回発表したプリント柄は、すべてを一から手作業で描きなおしたの。代表的な「ジオメトリック」を筆頭に、「マルモ」や「フローラル」など、スタートしてから3回目にドロップするまでのコレクションに使った、6つの柄を描き直したわ。とっても大変な作業だったけれど、絶対に必要なことだった。最初は手間かもしれないけれど、きっと慣れるわ。だって「エミリオ・プッチ」は1960~70年代、コンピューターを使うよりずっと素早く、数々のモチーフを描き、世に送り出したんだもの。

WWD:ウエアを手掛けるのは、今回が初めて。不安や難しさはなかった?

カミーユ:長年ファッション業界に携わり、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)と仕事をしながら、彼らを観察してきたわ。そこで素晴らしいコレクションには、素晴らしいチームが欠かせないことを学んだの。「エミリオ・プッチ」は、素晴らしいチーム。だから不安はなかったわ。厄介なのは、私が完璧主義なこと(笑)。アクセサリー、特にジュエリーにはミリ単位の細かさが求められるから。

WWD:4月末には、ゲストをカプリ島に招き、さまざまなアクティビティーを通してコレクションを発表した。

カミーユ:ファッションショーより、ずっとラクだったわ!ゲストは、土曜の夜に到着すると、まずは「エミリオ・プッチ」の柄に覆われたバーなどを筆頭に、“プッチの海にダイブ”するの。翌朝はヨガやゲームを楽しみながら、カフタンドレス姿のモデルをチェック。そして、みんなでダンスよ(笑)。こうしたコンテンツは、ウェブサイトを通してみんなに共有するつもり。私たちのコアバリューは「リゾート」だけど、今はスピーディな社会でもあるから、デジタルも頑張らなくちゃ。サイトでは、水着もセーターも、いつでも買えるわ。だって日本が冬でも、ブラジルは夏よ!世界のどこかには、必ず「リゾート」を楽しめる環境、楽しんでいる人が存在するんだから、「エミリオ・プッチ」の可能性は大きいわ。

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「リーボック」 × 「ビリオネア ボーイズ クラブ」新作シューズはミリタリー デザインと機能性を盛り込む

 「リーボック(REEBOK)」は、「ビリオネア ボーイズ クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」とのコラボシューズの新作を5月13日に発売する。価格は税込1万7600円で、サイズは22.5〜31cmをそろえる。「リーボック」公式オンラインショップとビリーズエンター(BILLY’S ENT)、リーボックストア 渋谷、リーボック クラシックストアで取り扱う。「ビリオネア ボーイズ クラブ」公式オンラインストアでは、他店に先駆けて販売中だ。

 シューズはミリタリーの要素を盛り込んだデザインが特徴だ。アッパーには「ビリオネア ボーイズ クラブ」のアイコンモチーフである“Digi-Camo(デジタルカモフラージュ)”のプリントを配した。さらに、ミリタリーの装備品であるタクティカルギアにインスパイアされ、スピードレースフックやヒール、シュータンのナイロン製プルタブなど、ディテールにもミリタリーの機能を盛り込んだ。

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「スワロフスキー」が新キャンペーンの顔にベラ・ハディッド 6色のカラフルなスタイルを披露

 「スワロフスキー(SWAROVSKI)」は新キャンペーンのミューズに、米国人モデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)を起用した。ハディッドは同キャンペーンにおいて、6色のカラフルなスタイルを披露する。

 例えばイエローは“スポーティー・ベラ”と題して、活力に満ちた色の特性に注目。大ぶりなピアスやネックレス、ブレスレットなどを着用する。ピンクの“スイート・ベラ”では甘美なインパクトを反映してガーリーと生意気さを共存させ、グリーンの“クール・ベラ”ではフーディーにボリューム感のあるネックレスを重ね着けした。

 ハディッドは、「ジョバンナ(・エンゲルバート Giovanna Engelbert クリエイティブ・ディレクター)の下で発表されたこの2年ほどのコレクションが特に好きで、『スワロフスキー』が今後のコンテンポラリー・ジュエリー界をリードしていくと確信している。ジュエリーは自己表現のためのものであり、『スワロフスキー』はあらゆる人の個性を称える。私はそこに共感している」と述べる。

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「ジョーダン ブランド」から漫画「NARUTO」がモチーフのバスケットボールシューズが登場

 「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、漫画「NARUTO -ナルト-」に着想した新作バスケットボールシューズ“ザイオン1 アルファ オレンジ(ZION 1 ALPHA ORANGE)”を5月11日に発売する。価格は税込1万5400円で、「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」などで取り扱う。

 「ジョーダン ブランド」がベースに採用した“ザイオン1”は、2019年にNBA入りしたニューオリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)所属のザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)選手の初代シグネチャーモデルだ。ザイオン選手が、かねてから「NARUTO -ナルト-」好きを公言していたため異色のコラボが実現。“アルファ オレンジ”は、主人公・うずまきナルト(六道仙人モード)を想起させるカラーとデザインに仕上げており、ヒールには2つのグラフィックをあしらっている。また、アッパーにフルレングスのエア ストローベル(AIR STROBEL)ユニットを縫い付け、前足部の下にはエネルギーリターンの高いズーム エア(ZOOM AIR)ユニットを重ねることで、機能性も高い1足となっている。

 今後も、登場キャラクターのうちはマダラと九喇嘛(クラマ)をモチーフとした“ザイオン1”のリリースも控えている。

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「シュプリーム」と「ストーンアイランド」が約1年半ぶりのコラボ 全10型を用意

 「シュプリーム(SUPREME)」は、「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」とのコラボコレクションを5月14日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店のほか、「ストーンアイランド」の公式オンラインストアと青山の「ストーンアイランド トウキョウ」でも取り扱う。

 両社のコラボは、2020年11月以来約1年半ぶり。最新のコレクションは、アパレル7型とヘッドウエア2型、バッグ1型の全10型を用意し、どれも今回のために「ストーンアイランド」が開発したオリジナル素材を使用している。フェイクファーのパーカは、樹脂コーティングを施して耐水性に優れたナイロン生地とのリバーシブル仕様。両面に「ストーンアイランド」のアイコニックなコンパスモチーフをあしらっている。また、カモフラージュ柄を落とし込んだジャケットとカーゴパンツのセットアップ、6パネルキャップには、温度によって色が変わるサーモクロマティック生地を採用している。

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羽生結弦選手ら手掛けるフィギュア衣装デザイナー 伊藤聡美の作品集が売り上げ好調

 羽生結弦選手ら、人気フィギュアスケーターの衣装を手掛ける伊藤聡美デザイナーの2作目となる作品集「ミューズ オン アイス(MUSE ON ICE)」の売れ行きが好調だ。4月18日に発売し、発売4日目で重版が決定、このたび出来(しゅったい、重版したものを売り出すこと)した。発行元はジー・ビー。

 羽生選手に加え、北京冬季五輪に出場した樋口新葉選手、鍵山優真選手、小松原美里・尊選手ら計22組の選手の、主に2021-22年、20-21年シーズンの衣装を取り上げている。デザイン画や選手の着用写真、繊細な刺しゅうやグラデーション染めなどに寄ったディテール写真を豊富に掲載すると共に、伊藤デザイナーがそれぞれの衣装に込めた思いや製作過程のエピソード、選手とのやり取りなども紹介。選手から伊藤デザイナーへのメッセージも掲載している。

 21年12月に行われた、全日本フィギュアスケート選手権の伊藤デザイナーの観戦記も掲載。衣装デザインの切り口から各選手の魅力を語っている。ほかに、伊藤デザイナーが影響を受けたものとして、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)やジョン・ガリアーノ(John Galliano)の作品集、「ガロ」などで活躍した漫画家の丸尾末広の画集などを紹介するコーナーもある。

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“モンクレール ジーニアス”が韓国のアイウエア「ジェントル モンスター」と初コラボ

 “モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)”はこのほど、韓国のアイウエアブランド「ジェントル モンスター(GENTLE MONSTER)」とコラボし、サングラスや服、帽子やバッグ、ブーツからなるコレクションを発売した。価格はサングラスが税込3万9160円〜、ダウンベストが13万4200円、ダウンジャケットが20万3500円など。両者の協業は初めて。

 デジタルカルチャーやオンラインの世界に着想したもので、タッチポイントとなる“スワイプ”というアクションに注目した。スライド式のサングラスのテンプル(つる)や、スワイプされたように伸びた「モンクレール」のロゴがそれを象徴する。一方でウエアはブラックでまとめ、素材にはリサイクルナイロンなどを用いた。

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“モンクレール ジーニアス”が韓国のアイウエア「ジェントル モンスター」と初コラボ

 “モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)”はこのほど、韓国のアイウエアブランド「ジェントル モンスター(GENTLE MONSTER)」とコラボし、サングラスや服、帽子やバッグ、ブーツからなるコレクションを発売した。価格はサングラスが税込3万9160円〜、ダウンベストが13万4200円、ダウンジャケットが20万3500円など。両者の協業は初めて。

 デジタルカルチャーやオンラインの世界に着想したもので、タッチポイントとなる“スワイプ”というアクションに注目した。スライド式のサングラスのテンプル(つる)や、スワイプされたように伸びた「モンクレール」のロゴがそれを象徴する。一方でウエアはブラックでまとめ、素材にはリサイクルナイロンなどを用いた。

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“モンクレール ジーニアス”が韓国のアイウエア「ジェントル モンスター」と初コラボ

 “モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)”はこのほど、韓国のアイウエアブランド「ジェントル モンスター(GENTLE MONSTER)」とコラボし、サングラスや服、帽子やバッグ、ブーツからなるコレクションを発売した。価格はサングラスが税込3万9160円〜、ダウンベストが13万4200円、ダウンジャケットが20万3500円など。両者の協業は初めて。

 デジタルカルチャーやオンラインの世界に着想したもので、タッチポイントとなる“スワイプ”というアクションに注目した。スライド式のサングラスのテンプル(つる)や、スワイプされたように伸びた「モンクレール」のロゴがそれを象徴する。一方でウエアはブラックでまとめ、素材にはリサイクルナイロンなどを用いた。

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長井かおりプロデュースのメイクライン「エヌ バイ オンリーミネラル」が7月末で終了

 ヤーマンは、ミネラルコスメブランド「オンリーミネラル(ONLY MINERALS)」の長井かおりヘア&メイクアップアーティストがプロデュースするメイクアップライン“エヌ バイ オンリーミネラル(N by ONLY MINERALS)”を7月31日で終了すると発表した。店舗および公式オンラインショップでの製品の取り扱いは2023年7月31日まで。

 20年1月にデビューした“エヌ バイ オンリーミネラル(N by ONLY MINERALS)”は、長井ヘア&メイクアップアーティストが初めてプロデュースしたメイクアップライン。ミネラル100%のマルチカラーパウダーや、高発色でファンデがとれないクリームチーク、血色感のある肌に整えるコンプリートベースなど“長井式”の高感度メイクを提案している。

 長井ヘア&メイクアップアーティストは自身のSNSで思いをつづり、「初めてのプロデュースコスメでしたので、本当に本当に思い入れのあるブランドです。誰でも簡単にキレイがかない、ワクワクする冒険心もミックスしたどこにもないブランドにしたく、スタッフさんと皆さんとこれまで製品づくりをご一緒してまいりました。皆さんからの多くの反響に勇気をいただき、プロデューサーとしてとても大きな経験をさせていただいたと思っています」とコメントしている。

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長井かおりプロデュースのメイクライン「エヌ バイ オンリーミネラル」が7月末で終了

 ヤーマンは、ミネラルコスメブランド「オンリーミネラル(ONLY MINERALS)」の長井かおりヘア&メイクアップアーティストがプロデュースするメイクアップライン“エヌ バイ オンリーミネラル(N by ONLY MINERALS)”を7月31日で終了すると発表した。店舗および公式オンラインショップでの製品の取り扱いは2023年7月31日まで。

 20年1月にデビューした“エヌ バイ オンリーミネラル(N by ONLY MINERALS)”は、長井ヘア&メイクアップアーティストが初めてプロデュースしたメイクアップライン。ミネラル100%のマルチカラーパウダーや、高発色でファンデがとれないクリームチーク、血色感のある肌に整えるコンプリートベースなど“長井式”の高感度メイクを提案している。

 長井ヘア&メイクアップアーティストは自身のSNSで思いをつづり、「初めてのプロデュースコスメでしたので、本当に本当に思い入れのあるブランドです。誰でも簡単にキレイがかない、ワクワクする冒険心もミックスしたどこにもないブランドにしたく、スタッフさんと皆さんとこれまで製品づくりをご一緒してまいりました。皆さんからの多くの反響に勇気をいただき、プロデューサーとしてとても大きな経験をさせていただいたと思っています」とコメントしている。

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 20年1月にデビューした“エヌ バイ オンリーミネラル(N by ONLY MINERALS)”は、長井ヘア&メイクアップアーティストが初めてプロデュースしたメイクアップライン。ミネラル100%のマルチカラーパウダーや、高発色でファンデがとれないクリームチーク、血色感のある肌に整えるコンプリートベースなど“長井式”の高感度メイクを提案している。

 長井ヘア&メイクアップアーティストは自身のSNSで思いをつづり、「初めてのプロデュースコスメでしたので、本当に本当に思い入れのあるブランドです。誰でも簡単にキレイがかない、ワクワクする冒険心もミックスしたどこにもないブランドにしたく、スタッフさんと皆さんとこれまで製品づくりをご一緒してまいりました。皆さんからの多くの反響に勇気をいただき、プロデューサーとしてとても大きな経験をさせていただいたと思っています」とコメントしている。

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好調なFF、中でも際立っていたのはどこだ?「コロナ禍の勝ち組、負け組【第5弾】FF洋風編」

コロナ禍の2年間で、比較的影響の少なかったファストフード業態(以下FF)。売上を伸ばしているブランドも存在します。好調なFFの中でも、詳しく見ると差が出ています。絶好調はどのブランドか?トップには及ばないものの追随している好調組はどのブランドか?苦戦組はあるのか?分析・考察します。
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「いちいちかっこ良過ぎやしません?」 『ヌードルハウスランドリー』を見れば、これからの業態づくりが見える

日本の古き良き大衆酒場をオマージュした「ビートル」をはじめ、レストラン「ミヤマス」、クラフトビール×大衆酒場の「まり花」など、数々のヒット業態を生み出す株式会社プロダクトオブタイム。同社が新たに仕掛けるのが、東京駅の「グランスタ八重北」内にオープンした「ヌードルハウス ランドリー」だ。業態は「ストリート酒場」。それって何?を見るべく、さっそく行ってみた。
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今の時代に売れるアパレルの条件:記者談話室vol.30

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第30回は「今の時代に売れるアパレルの条件」です。衣料品が売れないと言われて久しいですが、そんな時代でも人気を集めるアパレルブランドの共通項は何でしょうか。3つのブランドの事例から考察します。

【今回のキーワード】
連載で紹介した「アメリ」/デザイナー7人体制/真面目/あまりトレンドを気にしない/ゴルフウエアの「パーリーゲイツ」/1989年デビューなのに成長中/着飾る場を作る/吉野家炎上とブランド愛/「ゴールデンベア」/倒産した小杉産業の創業家出身のトップが手がける/GMSで売る/業界の先人に学ぶ
カード:

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ワールド22年3月期は53億円の営業黒字

 ワールドの2022年3月期連結業績(国際会計基準)は、本業のもうけを示すコア営業損益が53億円の黒字で、前期の64億円の赤字から大きく改善した。売上高に相当する売上収益は前期比5.0%減の1713億円、純損益は2億3900万円の黒字(前期は171億円の赤字)。主力のブランド事業において商品仕入れ量の適正化を進めたことで減収となったが、正価販売の強化や不採算店舗・ブランドの撤退、人員整理といった構造改革が、利益面の改善に寄与した。

 ブランド事業の売上収益は前期比5.4%減の1439億円、コア営業損益は30億円の黒字(前期は100億円の赤字)。緊急事態宣言が解除された21年10月以降は「インディヴィ(INDIVI)」など百貨店ブランドの既存店売上高が軒並み2ケタ増収ペースで推移。年明け以降の感染再拡大で一旦しゃがむも、気温が上昇した2月下旬以降は春物需要で息を吹き返した。

成長領域のデジタル分野は、高級バッグレンタルの「ラクサス(LUXUS)」のテレビCMなど投資が先行し、コア営業損益は13億円の赤字。製造や販売のリソースを外販するプラットフォーム事業は前期の医療用ガウン特需の反動もあり、コア営業利益は前期比65.7%減の11億円だった。

 23年3月期連結業績予想は、売上収益が前期比23.7%増の2120億円、コア営業利益が2.3倍の125億円、純利益が22倍の55億円を見込む。

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「リック・オウエンス」が伊アーティストとサステナブルなカプセルコレクションを製作

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」はイタリア・ベネチアのアーティスト、スワンプゴッド(SWAMPGOD)とのカプセルコレクションを南青山の東京店で発売した。価格はトップスが税込4万9390円〜、パンツが7万3700円〜、シューズが4万4220円〜など。

 サステナビリティを意識したもので、「リック・オウエンス」のアーカイブを題材に、スワンプゴッドの作風であるパッチワークスタイルで一点ずつ手作業で再構築する。

 同カプセルコレクションについてデザイナーのリック・オウエンス(Rick Owens)は、「インスタグラムでスワンプゴッドの存在を知り、われわれが共にベネチアのリド島に住んでいることに気付くと“これは何かの縁だ!”と思い、工場に招待してコラージュしてもらった」と振り返る。

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「リック・オウエンス」が伊アーティストとサステナブルなカプセルコレクションを製作

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」はイタリア・ベネチアのアーティスト、スワンプゴッド(SWAMPGOD)とのカプセルコレクションを南青山の東京店で発売した。価格はトップスが税込4万9390円〜、パンツが7万3700円〜、シューズが4万4220円〜など。

 サステナビリティを意識したもので、「リック・オウエンス」のアーカイブを題材に、スワンプゴッドの作風であるパッチワークスタイルで一点ずつ手作業で再構築する。

 同カプセルコレクションについてデザイナーのリック・オウエンス(Rick Owens)は、「インスタグラムでスワンプゴッドの存在を知り、われわれが共にベネチアのリド島に住んでいることに気付くと“これは何かの縁だ!”と思い、工場に招待してコラージュしてもらった」と振り返る。

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「トゥー フェイスド」の創業者2人が退任

 メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」のジェロッド・ブランディーノ(Jerrod Blandino)とジェレミー・ジョンソン(Jeremy Johnson)共同創業者が7月1日付で退任する。ほかのビジネスの道を追求するためだという。後任は2020年にシニア・バイス・プレジデント兼ジェネラルマネージャーとしてチームに入ったタラ・シモン(Tara Simon)。タラはグローバル・ブランド・プレジデントに昇格する。

 ジェロッドとジェレミーは1998年に「トゥー フェイスド」を立ち上げた。元々「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」のカウンターで働いていたジェロッドはメイクアップの世界に魅了され、次第に自分でメイクアップを作るようになった。そこで世界初のグリッターアイシャドウを作り、以来型破りでウィットに富んだ製品を次々と生み出してきた。一人一人の個性を讃え、メイクアップの楽しさを伝えるブランドとしてカラフルでプレイフルなアイテムを多く世に出してきた。2016年にエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が買収し、日本には19年9月に上陸した。

 直近までウルタ(ULTA)でマーチャンダイジングのシニア・バイス・プレジデントを務めていたタラは、業績は至って好調だと語る。実際、調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、同ブランドは米国で7番目に大きなプレステージメイクアップブランドだ。中でも“ベター ザン セックス マスカラ”や“リップ インジェクション リップ グロス”が人気だ。「これらヒーローアイテムに注力しながら、イギリスや日本、中米などの海外マーケットの強化を図る」。ヒーローアイテムを育成する戦略は親会社のエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が会社全体として掲げているもので、あらゆるカテゴリーにおいてヒーロー製品が売り上げをけん引しているほか、リピート率は35〜50%を誇る。

 タラはビジネスのけん引だけでなく、ジェロッドとジェレミーがこれまで築き上げていたクリエイティブ面を引き継ぐことも求められる。「ジェロッド・ブランディーノは唯一無二の存在。ジェロッドがこれまで成し遂げたことを一人でできる人はいないだろう。クレイジーで型破りなものまで、ジェロッドの全てアイデアをビジネスにしたのがジェレミー。私は彼らになろうとしないし、なれない。自分なりにビジネスの率いていく」。
 
 一方のジェロッドは「タラは15年以上の付き合いで、彼女はセフォラ(SEPHORA)やウルタに在籍していたころから知っている。彼女の昇格と多岐にわたる素晴らしい才能を祝福する」とコメント。

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「トゥー フェイスド」の創業者2人が退任

 メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」のジェロッド・ブランディーノ(Jerrod Blandino)とジェレミー・ジョンソン(Jeremy Johnson)共同創業者が7月1日付で退任する。ほかのビジネスの道を追求するためだという。後任は2020年にシニア・バイス・プレジデント兼ジェネラルマネージャーとしてチームに入ったタラ・シモン(Tara Simon)。タラはグローバル・ブランド・プレジデントに昇格する。

 ジェロッドとジェレミーは1998年に「トゥー フェイスド」を立ち上げた。元々「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」のカウンターで働いていたジェロッドはメイクアップの世界に魅了され、次第に自分でメイクアップを作るようになった。そこで世界初のグリッターアイシャドウを作り、以来型破りでウィットに富んだ製品を次々と生み出してきた。一人一人の個性を讃え、メイクアップの楽しさを伝えるブランドとしてカラフルでプレイフルなアイテムを多く世に出してきた。2016年にエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が買収し、日本には19年9月に上陸した。

 直近までウルタ(ULTA)でマーチャンダイジングのシニア・バイス・プレジデントを務めていたタラは、業績は至って好調だと語る。実際、調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、同ブランドは米国で7番目に大きなプレステージメイクアップブランドだ。中でも“ベター ザン セックス マスカラ”や“リップ インジェクション リップ グロス”が人気だ。「これらヒーローアイテムに注力しながら、イギリスや日本、中米などの海外マーケットの強化を図る」。ヒーローアイテムを育成する戦略は親会社のエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が会社全体として掲げているもので、あらゆるカテゴリーにおいてヒーロー製品が売り上げをけん引しているほか、リピート率は35〜50%を誇る。

 タラはビジネスのけん引だけでなく、ジェロッドとジェレミーがこれまで築き上げていたクリエイティブ面を引き継ぐことも求められる。「ジェロッド・ブランディーノは唯一無二の存在。ジェロッドがこれまで成し遂げたことを一人でできる人はいないだろう。クレイジーで型破りなものまで、ジェロッドの全てアイデアをビジネスにしたのがジェレミー。私は彼らになろうとしないし、なれない。自分なりにビジネスの率いていく」。
 
 一方のジェロッドは「タラは15年以上の付き合いで、彼女はセフォラ(SEPHORA)やウルタに在籍していたころから知っている。彼女の昇格と多岐にわたる素晴らしい才能を祝福する」とコメント。

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「マイケル・コース」と「エレッセ」がコラボ 70年代のスポーツファッションに着想

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、「エレッセ(ELLESSE)」と協業したカプセルコレクションを5月9日に発売した。「マイケル・コース」銀座店と、両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

 コレクションは1970年代のレトロなスポーツファッションに着目し、「エレッセ」を象徴するオレンジやレッド、ネイビーブルー、ホワイトで彩った。アイテムはハーフジップのブルゾン(税込4万1800円)やポロシャツ(同2万2000円)、フーディードレス(同2万8600円)、トラックパンツ(同2万8600円)などのアパレルに加えて、「マイケル・コース」のアイコンバッグ“ハドソン”(同6万9300円)や“ブラッドショー”(同5万6100円)も用意する。いずれも両ブランドのロゴを組み合わせたエンブレムを施した。

 キャンペーンビジュアルにはモデルのエミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)やラッパーのジェイ・クリッチ(Jay Critch)らを起用した。撮影はファッションフォトグラファーで知られるラクラン・ベイリー(LachlanBailey)が、スタイリングは「インタビュー マガジン(Interview Magazine)」の編集長であるメル・オッテンバーグ(Mel Ottenberg)が手掛けた。

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「マイケル・コース」と「エレッセ」がコラボ 70年代のスポーツファッションに着想

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、「エレッセ(ELLESSE)」と協業したカプセルコレクションを5月9日に発売した。「マイケル・コース」銀座店と、両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

 コレクションは1970年代のレトロなスポーツファッションに着目し、「エレッセ」を象徴するオレンジやレッド、ネイビーブルー、ホワイトで彩った。アイテムはハーフジップのブルゾン(税込4万1800円)やポロシャツ(同2万2000円)、フーディードレス(同2万8600円)、トラックパンツ(同2万8600円)などのアパレルに加えて、「マイケル・コース」のアイコンバッグ“ハドソン”(同6万9300円)や“ブラッドショー”(同5万6100円)も用意する。いずれも両ブランドのロゴを組み合わせたエンブレムを施した。

 キャンペーンビジュアルにはモデルのエミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)やラッパーのジェイ・クリッチ(Jay Critch)らを起用した。撮影はファッションフォトグラファーで知られるラクラン・ベイリー(LachlanBailey)が、スタイリングは「インタビュー マガジン(Interview Magazine)」の編集長であるメル・オッテンバーグ(Mel Ottenberg)が手掛けた。

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2022年「メットガラ」のベストルックは誰? 米「WWD」が選ぶ “金ピカ時代”ファッション

 ファッション展覧会のオープニングイベント「メットガラ(MET GALA)」が5月2日、ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。“ファッションの祭典”としても知られる同イベントでは、テーマに合わせてセレブリティーや俳優らがレッドカーペットファッションを披露する。今回のテーマは、アメリカのファッションを探求した21年に引き続き、“イン アメリカ:アン アンソロジー オブ ファッション(In America: An Anthology of Fashion)”。1870〜90年代のアメリカにおける“金ピカ時代”を着想源に、「ギルディッド・グラマー(Gilded Glamour、金色に飾られた魅力)」がドレスコードだった。ここでは参加者の装いから、テーマ性にあっているか、その人らしさが表現されているかなどの観点でルックを紹介する。

ブレイク・ライヴリー

 ホストを務めた俳優のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)は、ストラップレスのコルセット風のドレスを選択。アール・デコ風のデザインが、錆びたようなコッパー色とよく馴染んでいる。ティアラは少し“トゥーマッチ(やりすぎ)”にも感じられるが、今やコスプレ大会にもなっている「メットガラ」にはぴったりかもしれない。

アリシア・キーズ

 シンガー・ソングライター兼プロデューサーのアリシア・キーズ(Alicia Keys)は、テーマをよく理解した参加者の1人だった。“金ピカ時代”の要素は少ないものの、ケープにはニューヨーク市のスカイラインがデザインされていて、当時のニューヨークにラブレターを送っているかのよう。前から見ると派手で芸術的なスタイルだが、美しく広がるケープがルック全体を昇華している。

グレン・クローズ

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」2022-23年秋冬コレクションでピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターが打ち出した、通称“ヴァレンティノ・ピンク”のルックを選択した俳優のグレン・クローズ(Glenn Close)。刺繍を施したドラマチックなケープが、レッドカーペットで存在感を存分に発揮する本人によく似合っている。大胆なピンクをよく着こなしているが、あまりによく見かける色になってしまったのが残念だ。

コディ・スミット・マクフィー

 コディ・スミット・マクフィー(Kodi Smit-McPhee)のように、若くフレッシュな存在には、白いタイは少しドーリーに映る。だからこそ、ジーンズや白シャツ、赤い手袋とうまく噛み合っていない印象だ。カラフルなスーツと合わせたら全体にまとまりが出たかもしれない。

カイリー・ジェンナー

 カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)は「メットガラ」で結婚式を挙げるつもりだったのだろうか。「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のコレクションからのルックは間違いなくクールだが、“金ピカ時代”のテーマにはあっていない。

クリスティーン・バランスキー

 初めて参加した「メットガラ」で70歳を迎えたクリスティーン・バランスキー(Christine Baranski)は、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の白いタイとコルセットで仕上げたジェンダー・フルイドな雰囲気がクール。バランスキーと「トム ブラウン」は最高のマッチだった。サングラスを加えることで、スターの貫禄を醸し出している。

ドウェイン・ウェイド/ガブリエル・ユニオン

 ガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)は昔のハリウッドのムードをシルエットで取り入れ、3Dデザインのフローラルモチーフで目を引くルックに仕上げている。ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)はダブルブレストの白いスーツを選択。第94回「アカデミー賞(Academy Awards)」の授賞式で、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスーツを“シャツ無し”で着こなしたティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)が火付け役となったトレンドを自分らしく取り入れた。

ピート・デイヴィッドソン/キム・カーダシアン

 交際中のキム・カーダシアン(Kim Kardasian)とコメディアンのピート・デイヴィッドソン(Pete Davidson)は、2人の関係性が話題を集めただけでなくベストドレッサーとしても注目だ。キムはマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)が「Happy Birthday Mr. President」を歌った際に着ていたドレスを着用。普段ラフな装いが多いピートも「ディオール(DIOR)」のスーツでシックにまとめて参加した。キムの装いは素晴らしかったが、一方でマリリン・モンローがいかに唯一無二の存在であるかを感じるものでもあった。

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「ニューエラ」がBTS、MLBとトリプルコラボ 「Dynamite」や「Butter」に着想したバケットハットやTシャツなど18商品を発売

 帽子ブランドの「ニューエラ(NEW ERA)」は韓国のヒップホップアイドルグループBTS、MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)とトリプルコラボした商品を5月13日に発売する。

 BTSの楽曲「Dynamite」「Butter」「Black Swan」に着想したカラーリングやデザインのベースボールキャップ(税込4730円)、バケットハット(6600円)、Tシャツ(5500円)全18モデルを販売する。

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ユニクロが「マルニ」とタッグを組んだ理由は? 「部屋にアートを飾るように色柄を楽しんで」

 ユニクロは5月20日の発売に先駆け、イタリアのファッションブランド「マルニ(MARNI)」との初のコラボレーションコレクション「ユニクロ アンド マルニ(UNIQLO AND MARNI)」の商品を公開した。2022年春夏はユニクロの通常コレクションとしても色柄を推しているが、その一環として「色柄の遊びが巧みなブランドの代表といえば『マルニ』ということで、コラボレーションに至った」(ユニクロ広報担当者)という。

 商品はメンズ10型、ウィメンズ9型、2足セットのソックス1型。コンパクトなコレクションだが、ユニクロの通常ラインにはほとんど登場しない大胆な配色や柄の表現が特徴で、同じアイテムでも色柄の違いによってイメージは大きく異なる。大花や小花、チェックの柄は全て、今回のコラボレーションのために「マルニ」側が作成したもの。ハンドペイントで表現した自由でヒッピー的なムードは、「マルニ」の現ディレクターであるフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)らしさ全開だ。

 素材ではユニクロの強みを生かしている。例えば、今コラボの象徴的な商品の一つである裏地がビビッドな配色になったハーフ丈のコートには、防風、防水、透湿、耐久はっ水などを打ち出すユニクロの独自素材“ブロックテック”を使っている。3層構造で張りのある素材感が、フードの立ち上がりやボディーのコクーンシルエットを表現。ウィメンズ品番だが、メンズ誌の編集者などからも評判はいいという。他商品も、メンズ、ウィメンズの区別なく着られるアイテムが中心だ。

定番商品を「マルニ」流にひとひねり

 メンズで企画しているテーラードジャケットとタックパンツのセットアップは、ユニクロの夏の看板商品の1つである“感動ジャケット”や“感動パンツ”を下地にした。軽さの基準がユニクロ社内の規定にやや届いていないため、“感動ジャケット”“感動パンツ”という打ち出しはしないが、ストレッチ性やサラリと着られる速乾性、ケアの楽さは“感動シリーズ”と同様だ。一方で、例えばタックパンツのワイドなシルエットはユニクロの通常ライン商品にはほぼないもの。「どの商品もユニクロの定番アイテムをベースとしつつ、コラボならではのデザインに仕上がっている」(コラボを指揮する勝田幸宏ファーストリテイリンググループ執行役員ユニクロR&D統括責任者のコメント)点が特徴という。

 フルラインアップは国内ではユニクロ123店と公式ECでの扱いになるが、全店で販売する商品もある。全店展開する注力商品は、ウィメンズはSNS上でも人気のノースリーブブラウス4色、バルーンスカートのネイビー、ボーダー柄のカットソードレス2色、メンズは開襟シャツ(無地2色、大花柄2色)、ポケッタブルパーカ(カラーブロック2色、チェック柄2色)、ショーツ4色、ソックス5色。

 コロナ禍で自宅用やワンマイル向けのベーシックウエアが売れた時期が長いが、ここに来て外出機会も徐々に増え、ファッションにも楽しさや華やかさを求めるムードが少しずつ戻ってきている。「自分の部屋にアートを飾る感覚で、色柄豊かな今コレクションを楽しんでほしい」と勝田R&D統括責任者はコメントしている。

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「トリンプ」が掲げる新スローガン“ここちいい=解放、自由、自信”を体感するイベントを開催

 トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、4月に都内スタジオで「トリンプ(TRIUMPH)」の新たなスローガン“ここちいい、私でいく。”のイベントを開催した。“ここちいい=解放、自由、自信”といったメッセージを掲げた背景には、コロナ禍で変化する世の中と女性の嗜好がある。「トリンプ」として何ができるか考えてたどり着いたのが、“ランジェリーを通して一人一人のコンフォートを提供する”ということだった。ノンワイヤーが心地よいと思う女性もいれば、シャキッとする着用感のブラジャーを好む女性もいる。“楽な着けご心地”=コンフォートではなく、一人一人違うコンフォートの定義があると考えた結果だ。

 都内の隠れ家的な会場は、サロンのような雰囲気で「トリンプ」の新作“天使のブラ スリムライン 極上ライト”が展示され、同ブランドのフィッターによるフィッティングサービスが行われた。また、“コンフォート”体験の一環として、台湾発の漢方ライフスタイルブランドの「デイリリー(DAYLILY)」とコラボレーションし、誕生日から古代中国の思想で万物を変化させる木、火、土、金、水の五つの元素である五行を導き出し、体質に合った薬膳茶を提案するワークショップを開催。来場者は、薬膳茶を味わったり、フィッティングで新作を試したり優雅なひとときを楽しんだ。

 「トリンプ」は3月、直営店ブランド「アモスタイル バイ トリンプ(AMOSTYLE BY TRIUMPH)」による新キャンペーン“カワイイを、攻めていく。”をスタートしている。

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