「44レーベル グループ(44 LABEL GROUP)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「44レーベル グループ(44 LABEL GROUP)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「ニューバランス(NEW BALANCE)」の人気シリーズ“990”から、年末に発売されると噂されている最新作“990v6”。実に3年ぶりとなるアップデートだが、その実態はまだ明かされていないままだ。デザインや機能性など未知数であるからこそ、マニアの視点で自由に語ってもらう対談企画が実現した。スニーカー業界とファッション業界の中で「ニューバランス」愛の強いスニーカーショップ「スキット(SKIT)」オーナーの鎌本勝茂と「サヴォイ(SAVOY)」ブランドディレクターのマイ(MAI)に、どんなデザインが発売されるのか予想してもらった。
――まず、2人が“990”シリーズを好きになったきっかけは?
マイ「サヴォイ」ブランドディレクター(以下、マイ):NBAやヒップポップカルチャーに夢中だった私は、いつも「ナイキ(NIKE)」の“ジョーダン”シリーズを履いていました。でもある日、インターネットで“990”を履いたインフルエンサーの写真を見つけてビビっと感じたんです。スマートなのにエッジがあって、どこか懐かしい。服がシンプルでも、このシューズを履くことでお洒落になれる! と背中を押された気がしました。
鎌本勝茂「SKIT」オーナー(以下、鎌本):ちなみに最初に買ったモデルは?
マイ:“990v5 M990NA5”のニンバスクラウドカラーですね。一般的に有名なグレーと違って少し淡い色味が特徴で、海外でも人気の配色でした。みんなと同じものを履きたくないという天邪鬼な性格が出てしまいました(笑)。
鎌本:いいじゃないですか、天邪鬼。それでこそスニーカー好きだと思いますよ。僕の話をすると、正直10年ぐらい前まで「ニューバランス」は年上の男性が履くシューズの印象が強かったんです。今では“いなたい”という便利な言葉があるけど、当時は少なくとも褒め言葉ではなかった。そんな僕のイメージを大きく変えたのが、2013年のアメリカ出張。東へ西へ奔走して足に疲労が溜まったとき、ふと「ニューバランスへ行こう」と思い立ち、購入したのが“990v3 M990BS3”のブラックカラーでした。
――購入した動機は、単純に歩きやすさから?
鎌本:その通りです(笑)。実際に1日中歩いても疲れにくいですし、バイヤー仲間の間では“何かあっても走って逃げれる靴”と呼ばれるほど。海外でのトラブルに巻き込まれても安心なぐらい“990”シリーズに頼っているところはあるかもしれないですね。
――話が盛り上がってきた頃に本題を。今年の年末に発売すると噂されている“990v6”について、どのようなデザインになると予想しますか?
鎌本:過去数回の傾向で言うと、前作をベースに機能面でのアップデートが現実的じゃないのかなと思います。“990v4”と”990v5”では、補強パーツとしてアッパーにTPUパーツが加わったり、ピッグスキンとメッシュの比率が変わったり、少しだけフォルムが膨らんだりしていますからね。
マイ:このぼてっとした形がかわいいですよね。履き心地もゆったりとしていて、リラックス感がある。だけど意外とパンツとの合わせが難しいので、ちょっと上級者向けかも。個人的に“990v6”は、さらに丸みを帯びたシルエットになると予想しています。ソールも厚底になったりして?
鎌本:ファッション視点で考えたことがあまりなかったので新鮮な意見ですね。確かに“990v4”の方がスタイリッシュで、ロボットのような見た目のような。 僕は、ランニングシューズのディテールやデザインが踏襲されるのかなと予想します。実際に“XC-72”などのモデルではかかとが張り出たソールが採用されているように、“990v6”でもその要素が取り入れられるかなと思います。
マイ:そうなると、かなり新しい”990“になりますね!
鎌本:あとは機能面。あくまで個人的ですけど「ゴアテックス(GORE -TEX)」を搭載した新モデルが登場したら面白いなと思います。マイさんは履いたことありますか? 雨が降っても全然濡れないし、すごくタフなんですよ。
マイ:まだ試したことがないので、ぜひ“990v6”で体験してみたいです。
――では、発売されて欲しいカラーは?
鎌本:やっぱり王道のネイビー、グレー、ブラック。この3色があれば僕は十分ですね。でも「ニューバランス」のグレーって濃淡で16色も過去展開があったようなんです。その色が特別にオーダーできたら、絶対に欲しい。話題にもなるんじゃないかな。
マイ:そのアイデアすごくいいと思います。本当に採用されて欲しい!私も定番の3色は大好きです。確かにさまざまなグレーの色味がありますよね。ニュアンスがかった色味はジャケットやスラックスなどカチッとした服装にも合うし、上品な雰囲気になれる。ぜひオーダーしてみたいです。
――最後に、“990”シリーズの魅力を一言で教えてください。
鎌本:やっぱり“普遍的”ってことじゃないですか? 僕が10年前に見てピンとこなくて、形や色味が変わってないのに、20何年経って僕が時代に追いついて、これをいいと思えた。これこそが魅力ですね。
マイ:私も同じく“変わらないもの”ですね。スニーカーは流行によってたくさんのモデルが出ていますけど、“990”シリーズは揺るがなくてずっとかっこいい。そんなシューズはなかなかないと思います。定番を超えた殿堂入りの一足です。
鎌本:もしこのモデルが廃れたとしても、20年後、同じようにこのシューズが流行って、誰かが今日と同じ会話をしているんじゃないかな。それが“990”シリーズなんだと思います。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メゾンの160年以上の歴史をめぐるエキシビション “SEE LV”を7月8日〜8月21日まで東京ミッドタウンで開催する。入場方法は事前予約制で、LINEの予約サイトにて受付中だ。
同展は2020年に中国・武漢で開幕し、21年に杭州、今年2月のドバイに続いて東京で行う。没入型のデジタル体験を取り入れた5つの世界で構成し、「ルイ・ヴィトン」がこれまで発表してきた20世初頭のトランクやアーティストとのコラボレーションアイテム、メゾンを象徴するレザーグッズなどを展示する。また、ブランドアンバサダーの岩田剛典(EXILE / 三代目J Soul Brothers)による音声ガイダンスを聴きながら展示を楽しむこともできる。
展覧会の開催に合わせて、東京ミッドタウン ガレリア地下1階に厳選されたアイテムが並ぶ特別なギフトショップを開く。ウォレット(税込12万2100円)やキーケース(同5万600円)、ブレスレット(同4万8400円)、ジュエリーボックス(同27万1700円)などバリエーション豊富にそろえる。
■SEE LV
会期:7月8日〜8月21日
場所:東京ミッドタウン 芝生広場
住所:東京都港区赤坂9-7-1
時間:11:00〜20:00 ※最終入場19:30
入場料:無料、事前予約制(LINEの予約サイトにて受付開始中)
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連載企画「WWDJAPAN ビューティ」お悩み相談室」では、SNSのアンケート機能を用いて「WWD JAPAN」フォロワーに現在のビューティに関する悩みをヒアリング。読者のリアルな疑問や悩みをビューティストたちに解決してもらいます。初回は、コロナ禍で悩みが増えた“マスク荒れ”をピックアップ。松倉クリニック代官山の貴子院長に、マスクによる肌トラブルの原因や対策、おすすめアイテムについて話を聞いた。
――マスクで肌荒れが起きるのはなぜですか?
貴子松倉クリニック代官山院長(以下、貴子):さまざまな要因がありますが、マスク着用によりマスク内の湿度が高まる“蒸れ”、マスクが肌と擦れてしまう“摩擦”、さらにストレスが原因となることが多いですね。
――クリニックでは“マスク荒れ”についてどのような悩みが多いですか?
貴子:マスクの内部は高温多湿になる上、水分が蒸発しにくい環境のため皮脂も増加します。そのため毛穴が開きやすい状態になり、毛穴が気になるなどの悩みが多いです。また、マスク内部の高温多湿により雑菌が増殖すること、さらにマスクによる摩擦で肌のバリア機能が低下し、ニキビや吹き出物といったトラブルを抱えている人も多いですね。
――コロナが流行し始めたマスク着用初期の頃と比べ、最近の“マスク荒れ”の悩みは変わってきていますか?
貴子:初期のころは、摩擦によるフェイスラインのニキビや赤みの悩みが多かったですね。最近はマスク着用が長期間続いたことによる毛穴の開大、そのほかマスクによる表情筋の低下によるたるみ、マスクをしていてもできるシミの相談が増えてきています。
――どのような症状になるとクリニックを受診したほうが良いですか?
貴子:数週間以上、慢性的に治らないニキビや肌荒れがある場合は受診をおすすめします。もちろん初期段階のトラブルでも大丈夫ですよ。
――いますぐ取り入れられる“マスク荒れ”へのケアはありますか?
貴子:マスクを長時間つけないといけないときは、朝晩のスキンケアを念入りにすることが大切です。日中もミスト化粧水をつけたり、マスクが擦れる部分にバームを塗ったりするなど普段から肌のバリア機能を整えて、水分量を高めることを意識してほしいですね。また、マスクの素材やサイズにも注意が必要です。できるだけつるつるした素材で清潔に保てるものが好ましいですね。数時間おきに使い捨てるのが理想的ではありますが、それではコストがかなりかかってしまいますので、繰り返し使えるマスクをきちんと洗濯できていればそれでもOKです。
――“マスク荒れ”の予防として日常生活で取り入れられるスキンケアを教えてください。
貴子:バリア機能を強化するスキンケアを行ってください。皮脂を落としすぎないクレンジングや、シカ(ツボクサエキス)など肌を修復する成分の入ったシートマスク、きちんと角質層に停滞するローション、肌の柔らかさを出す乳液、バリア機能を強化するクリームなど。日中は潤いの膜ができるファンデーションなどスキンケア効果の高いメイクアイテムのを使用をおすすめします。
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ブランド独自の“アクアクレンジングゲル構造”により、肌に優しくなじませるだけでメイクを浮き上がらせ、肌に負担なくクレンジングできる。ヒアルロン酸の2倍の保湿力がある独自成分“MCキトサン”など美容液成分を89%配合し、スキンケア後のような潤いのあるもちもちな肌に洗い上げる。
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“乾燥・カサつき”の肌悩みに対応する「ソフィーナ(SOFINA)」の最先端技術を結集した化粧水。砂漠の塩湖でも水分を逃がさない極限環境生物が生み出す成分“エクトイン”の保湿力に着目し、独自の保水研究との融合により完成した“高持続ケラチン保水処方”を採用。角層細胞に潤いを抱え込ませ、明るくハリのある肌に導く。
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「ポーラ(POLA)」の最高峰ブランド「B.A」から8月1日に登場するクッションファンデーション。“日中の過酷な肌環境をポジティブに変換し、美しさに変える”という考えのもと、いつでも心地よく豊かな時間を過ごすための“持ち運べるスキンケア”発想のメイクとして誕生した。ポーラオリジナル“ゲルコートエマルション設計”を採用し、潤い補給効果とメイク効果を両立できる。
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肌修復力の高いシカ成分を配合し、乾燥性敏感肌や乾燥に起因する難治性の肌荒れにも効果を発揮するマスク。そのほか、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチン、ハチミツなどの保湿成分、肌荒れを抑えるアラントインとグリチルリチン、肌に透明感を与えるビタミンC、アルブチンに加え環境汚染による肌荒れにも対応するオウゴンリキッドも含み、乾燥・美白・シワ・たるみなどさまざまな肌悩みにマルチに対応する。
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ビームスは、夏の本格的なセールの開始を7月28日に後ろ倒しにする。商業施設内の店舗を含む全店が対象となる。多くの商業施設がセールを開始する7月1日時点では、セールは店内の一部に止める。商品のプロパー価格での販売時期を確保する狙い。
ファッション業界ではかねてより、セール時期の見直し・縮小が課題になっている。設楽洋社長は年始の取材で「業界全体や商業施設に働きかけ、プロパー販売期の適正化および後ろ倒しを実現する」と語っていた。
広報担当者は、「販売価格に対してお客さまに信頼していただくこと、また、購買のタイミングに適した商品を用意することが目的だ」とコメントした。
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双子モデルのAMIAYAは、原宿のストリートで誕生し、今や東京のファッションシーンと世界をつなぐ架け橋のような存在だ。2011年には、マークスタイラーから自身がクリエイティブ・ディレクターを務めるアパレルブランド「ジュエティ(JOUETIE)」を立ち上げ、10〜20代を中心に支持を集める。「ファッションを謳歌し、自由に表現する楽しさを届ける」ことをモットーに、ポジティブなパワーを発信してきた2人は、環境問題や人権問題など業界の負の側面への関心が高まる今、「私たちが発信すべき責任あるメッセージとは何か」を自問する。本連載では、AMIAYAがさまざまな角度からサステナビリティを学ぶ姿を追う。連載4回目は、廃棄直前のジーンズをリメイク販売する東京・足立区のプレス工場ヤマサワプレスを訪れた。今回は、実際にジーンズの解体作業などを体験した本人たちに寄稿してもらった。
私たちがサステナビリティに取り組む上で、アップサイクルやリメイクはキーワードだ。昔から古着が大好きで、リメイク品を集めたり、「ジュエティ」でもリメイクアイテムを作ったりしてきた。今回は、本来であれば捨てられてしまう「リーバイス」“501”ジーンズに、アイデアを加えて新しい価値を生み出すヤマサワプレスにお邪魔した。
ヤマサワプレスは、洋服が店頭に並ぶ前の検品やアイロン掛け、B品の修理といった作業を請け負うプレス工場だ。代表の山澤亮治社長が、工場を案内してくれた。ひとつひとつ丁寧に作業している現場を見ると洋服が完成し、お客さまに届けるまでの工程に関わる人の多さを実感する。清潔感のある工場内で作業する生き生きとした女性の職人さんたちの笑顔が印象的だった。
さて、ここから本題へ。デニムの保管室には、大量のデニムの塊があった。フルボディから、ショートパンツの流行でカットされた端切れまで全てが廃棄される予定だったと聞いて、とても胸が痛んだ。洋服が今なお大量に捨てられようとしていた現状を目の当たりにした。ヤマサワプレスでは、この膨大な数のデニムを、目利きし仕分けながら1本1本手洗いで汚れを洗浄し、解体・補修し、新しいプロダクトに生まれ変わらせている。
幼い頃から古着に触れて育ったと話す山澤社長は無類の古着好きだ。2019年にロサンゼルスに渡ったときに、廃棄される直前の大量のデニムに出合った。全てが「リーバイス」の“501”ジーンズだったそうだ。山澤社長は、「初めて買ったデニムが“501”だったので、どこか使命のようなものを感じた」と話す。全て捨てられてしまうのは胸が苦しいと合計20tのデニムを買い取った。20tのデニムを買い取るなど決して誰にでもできることではない。山澤社長を動かしたのは、ファッションを愛する気持ちだったのだと思う。
私たちも作業の一部を体験させてもらった。まずは解体。ベルトループ、ウエスト、ポケットと順に糸を切ってバラしていく。この時、表生地を傷つけないように注意しなければならない。ハサミとリッパーを使い、丁寧に解体する作業は、無駄な部分を出さないよう細心の注意を払いながら行う。全てのパーツに新しい息を吹き込む重要な工程で、想像以上に集中力がいる。
続いて屋外での洗浄。長テーブルに洗浄するデニムを配置して、汚れの部分に洗浄液を吹きかけ、馬毛のブラシでトントンとたたき、汚れを浮かしてからブラシでこする。特に汚れが目立つポケットの部分や裾の部分を念入りに洗浄する。1本にかける時間は状態によって異なるが、かなりの労働力だ。オリジナルの洗浄液は、デニムの色落ちやダメージを防ぐため、環境に配慮した成分で開発したそうだ。
幸い、私たちが体験した日は6月の曇り日、作業がしやすい天候だったが、職人さんたちは真夏の8月も、凍える真冬の1月も、同じように作業しなければならないと思うと、自然と背筋が伸びた。
「廃棄されるデニムを、誰かに愛されるアイテムとして紡いでいきたい」という山澤社長の言葉が印象的だった。サステナビリティは難しく考えてしまいがちだが、「何より大切なのは、ファッションを楽しむ気持ち」だと教えてもらい少し肩の力が抜けた。作業は大変だったけど、ファッションの持つパワーを改めて考える時間になった。
本来なら、捨てられてしまうはずだったモノにアイデアを加えると新たな価値が生まれ、循環していく。サステナブルを学ぶことで、新たな価値観や選択が増えていくことを自分たち自身が実感している。今回の訪問でこれからのモノづくりや発信のヒントをたくさん得られた。私たちもファッションを通してポジティブなパワーを届けるという、本来の目的を見失わないように今回感じたことを、自分たちの方法で発信していきたい。
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「スック(SUQQU)」は9月2日、エマルジョンコンパクトタイプのファンデーション“グロウ クリーム コンパクト”[SPF41・PA+++](全3色、セット税込各8250円、レフィル税込各6050円)を発売する。同ブランドのファンデーションの中で1番ナチュラルな仕上がりで、みずみずしく伸び広がり、軽やかな付け心地が特徴。ノンパール処方で“まろやかな艶感”を演出する。
同製品は、柔軟性があり肌にしなやかに寄り添う皮膜剤を配合し、下地を使わなくてもぴったりと密着。毛穴をカバーしながら肌全体を滑らかに整える。さらに、シルクのような肌触りの液状成分を配合し、顔の曲線に沿った自然な艶を実現。重ねても厚塗り感が出づらく、カバー力を調整しやすい。カサつきやパサつきを感じさせない滑らかな質感で肌をしっとりと包み込むような心地よさと軽やかさを両立した。
なお、多孔質構造を採用した専用のスポンジ(2枚入り、税込1100円)も発売する。しっとりと滑らかな肌当たりが心地よく、均一に伸び広げることが可能だ。
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「ロシャス(ROCHAS)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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「ケンゾー(KENZO)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」などを運営するTOKYO BASEは、自社が運営するECブランド「イネラ(INELLA)」のポップアップストアを渋谷パルコで7月1〜7日にオープンする。
ポップアップでは新作をフルラインアップで用意するほか、ブランド初のルームウエアとオンラインストアで予約受付中のアイテムを先行販売する。
メードインジャパンブランドの「イネラ」のブランド名は、intuition(直感)・instinct(本能)の“IN”に、スペイン語で彼女を意味する“ella”を組み合わせた造語に由来する。“直感的感覚にふれる”ことをテーマに、自然体でファッションを楽しむ現代女性に寄り添うブランドを掲げている。
■「イネラ」ポップアップストア
会期:7月1〜7日
営業時間:11:00〜20:00
場所:渋谷パルコ 1F イベントスペース(東京都渋谷区宇田川町15-1)
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「無印良品」を展開する良品計画は6月30日、2022年8月期の見通しを下方修正した。修正後は営業利益が260億円(修正前は380億円)、経常利益が300億円(同405億円)、純利益が200億円(同270億円)。4月にも下方修正しており、これで2度目。輸送費の高止まりや円安が急激に進む中で、値引き強化や衣服・雑貨の苦戦、さらには主力市場の中国がコロナの感染拡大でブレーキになった。売上高は修正せず、4700億円の見通し。同社は年初の決算会見で、堂前宣夫社長がコスト高騰の中でも「価格は維持したい」と語っており、今後は価格戦略にも注目が集まりそうだ。
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2003年にスタートしたユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」は、20周年を記念して「UT アーカイブプロジェクト」を開始した。過去に販売してきた商品から18柄を復刻し、7月4日に国内全店とECで発売(税込各1500円)。それに先駆けて、「ユニクロ原宿店」では1日から10日まで、アーカイブTシャツ約250枚を集めた展覧会を開催し、商品も先行販売する。公式サイト上でも4日から、「UT」アーカイブの“デジタル博物館”を公開する。
「ユニクロ原宿店」で1日から行われる展覧会は、マンガ、ゲーム、音楽、映画、アートといったカテゴリーごとに、「UT」のアーカイブをオリジナルの発売年と共に展示している。「過去20年間で最低でも1万柄以上は出してきた」(広報担当者)中から厳選した約250枚だ。
アート分野では、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、キース・ヘリング(Keith Hering)、ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)など、「UT」の前進である「ユニクロ T プロジェクト」時代から取り組むアーティストとの協業商品を展示しているほか、19年に発売して反響を呼んだカウズ(KAWS)、22年4月に「UT」の2代目クリエイティブ・ディレクターに就いた河村康輔らによるTシャツも展示。
マンガでは、「天才バカボン」「金田一少年の事件簿」「ピンポン」、ゲームは「スーパーマリオ」「ストリートファイター」など、キャンバスとしてさまざまなカルチャーを伝えてきた「UT」ならではの、膨大なラインアップが楽しめる。
4日から全店発売する18柄の復刻商品は、ウォーホル、ヘリング、バスキアや写真家の森山大道、現代アーティストのジュリアン・オピー(Julian Opie)、ゲームの「ロックマン」「パックマン」「ストリートファイター」など。「UT アーカイブプロジェクト」として、18柄以外にも今後復刻販売する考えがあるという。
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「リーボック(REEBOK)」は、アメリカ・ロサンゼルス発のジェンダーレス・ストリートブランド「トレス・ラッシュ(TRES RASCHE)」とコラボレーションしたスニーカー“クラブ・C レガシー ディアマンテ(CLUB C LEGACY DIAMANTE)”を7月1日に発売する。価格は税込1万3200円で、「リーボック」の公式オンラインストアや「リーボック 渋谷」などで取り扱う。
「リーボック」と「トレス・ラッシュ」は、2020年1月から協業を続けており、今回の“クラブ・C レガシー ディアマンテ”が3度目のコラボスニーカーとなる。定番スニーカー“クラブ・C”をベースとした今作は、オフホワイトをメインカラーに採用し、「トレス・ラッシュ」を代表するアクリル樹脂“ディアマンテ・クリスタル”をアッパーサイドからヒールにかけてあしらっている。また、シュータンに「トレス・ラッシュ」のロゴをメタリックシルバーで刺しゅうしているほか、クリアソール越しの靴底にも無数のロゴを散りばめている。
マディセン・ソワーズ(Madisen Sowers)「トレス・ラッシュ」デザイナーは、今作について「『トレス・ラッシュ』のエネルギーを表現するために、虹色の“ディアマンテ・クリスタル”を使用し、身につける人が全てのコミュニティーの光となり、個性を発揮できるようにした」とコメントしている。
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「リーボック(REEBOK)」は、アメリカ・ロサンゼルス発のジェンダーレス・ストリートブランド「トレス・ラッシュ(TRES RASCHE)」とコラボレーションしたスニーカー“クラブ・C レガシー ディアマンテ(CLUB C LEGACY DIAMANTE)”を7月1日に発売する。価格は税込1万3200円で、「リーボック」の公式オンラインストアや「リーボック 渋谷」などで取り扱う。
「リーボック」と「トレス・ラッシュ」は、2020年1月から協業を続けており、今回の“クラブ・C レガシー ディアマンテ”が3度目のコラボスニーカーとなる。定番スニーカー“クラブ・C”をベースとした今作は、オフホワイトをメインカラーに採用し、「トレス・ラッシュ」を代表するアクリル樹脂“ディアマンテ・クリスタル”をアッパーサイドからヒールにかけてあしらっている。また、シュータンに「トレス・ラッシュ」のロゴをメタリックシルバーで刺しゅうしているほか、クリアソール越しの靴底にも無数のロゴを散りばめている。
マディセン・ソワーズ(Madisen Sowers)「トレス・ラッシュ」デザイナーは、今作について「『トレス・ラッシュ』のエネルギーを表現するために、虹色の“ディアマンテ・クリスタル”を使用し、身につける人が全てのコミュニティーの光となり、個性を発揮できるようにした」とコメントしている。
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ニューヨーク発のスニーカーショップ「キス(KITH)」は、ゴルフブランド「テーラーメイド(TAYLORMADE)」とコラボレーションしたゴルフスタイル・コレクション“キス フォー テーラーメイド”を7月1日に発売する。東京・渋谷のミヤシタパーク内の「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」で取り扱う。
初のコラボコレクション“キス フォー テーラーメイド”は、アパレルとスニーカーだけでなく、ゴルフクラブをはじめとするゴルフ用品も豊富にラインアップする。アパレルは、ヴァーシティジャケットや防水仕様のナイロン製ジャケット、フーディー、ポロシャツ、ショーツなどそろえ、どれもグリーンやベージュ、ネイビー、ブラックなど落ち着いたカラーリングが特徴だ。スニーカーは、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とのトリプルコラボで、“キャンパス80(CAMPUS 80)”と“スーパースター(SUPERSTAR)”、“サンバ(SAMBA)”の3モデルを用意。どれもアッパーにホワイトのプレミアムレザーを採用し、サイドに“KITH CLASSICS”の文字をあしらっている。
ゴルフ用品は、ドライバーやパターといったゴルフクラブだけでなく、ゴルフバッグ、グローブ、ゴルフボール、ハットクリップ・ボールマーカー、カートタオル、ゴルフティー、そしてドリンクウエアブランド「コークシクル(CORKCICLE)」との水筒などを展開する。
なお、「アディダス オリジナルス」とのトリプルコラボ“キャンパス80”のみ発売日が未定となっている。
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ニューヨーク発のスニーカーショップ「キス(KITH)」は、ゴルフブランド「テーラーメイド(TAYLORMADE)」とコラボレーションしたゴルフスタイル・コレクション“キス フォー テーラーメイド”を7月1日に発売する。東京・渋谷のミヤシタパーク内の「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」で取り扱う。
初のコラボコレクション“キス フォー テーラーメイド”は、アパレルとスニーカーだけでなく、ゴルフクラブをはじめとするゴルフ用品も豊富にラインアップする。アパレルは、ヴァーシティジャケットや防水仕様のナイロン製ジャケット、フーディー、ポロシャツ、ショーツなどそろえ、どれもグリーンやベージュ、ネイビー、ブラックなど落ち着いたカラーリングが特徴だ。スニーカーは、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とのトリプルコラボで、“キャンパス80(CAMPUS 80)”と“スーパースター(SUPERSTAR)”、“サンバ(SAMBA)”の3モデルを用意。どれもアッパーにホワイトのプレミアムレザーを採用し、サイドに“KITH CLASSICS”の文字をあしらっている。
ゴルフ用品は、ドライバーやパターといったゴルフクラブだけでなく、ゴルフバッグ、グローブ、ゴルフボール、ハットクリップ・ボールマーカー、カートタオル、ゴルフティー、そしてドリンクウエアブランド「コークシクル(CORKCICLE)」との水筒などを展開する。
なお、「アディダス オリジナルス」とのトリプルコラボ“キャンパス80”のみ発売日が未定となっている。
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東京発オーガニック・ナチュラルコスメメーカーのカラーズのオリジナルブランド「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」から派生したスキンケアブランド「シー ザ パブリック オーガニック(C THE PUBLIC ORGANIC)」が9月21日に誕生する。精油の機能に着目した「ザ パブリック オーガニック」のノウハウを継承し、先端医学の考え方を応用した化粧水(120mL、税込6050円)と美容乳液(50g、税込7700円)の2アイテムをそろえる。8月26日に開設する公式ECのみで取り扱う。
コンセプトは“肌と心に響かせる世界で最もハッピーなスキンケア”。肌がもたらす心の影響に着目し、ふっくらと明るい肌は「幸せそうな顔」を作り出すと分析。一方で、年齢を重ねた肌は、シワやたるみなどによって顔に影を落とし、疲れた印象や不機嫌そうな印象を与えるという。そこで、“幸せ顔”に導くために、現代医学の“対症療法(現代医学の考え方である、今起きている症状を抑える)”と“根本療法(症状の根本原因に働きかけ、健康な体へと導く)”を並行して行うアプローチをイメージし、独自の2つのメソッドを取り入れた。
1つ目は、創薬のメソッドを応用した新しい原料開発メソッドを採用し、ハリの低下を防ぐために必要な物質を特定。16万種の植物から探し、それに合致する植物としてプリムラと黒チューリップの成分を抽出した。2つ目は、長年の精油研究から、ストレスの沈静化に関わるGABAに着目した精油の香りとして、イランイランとマグノリア、ベルガモットプチグレンをブレンドし、ストレスホルモンの供給を抑える香りを開発した。商品開発担当者は、「影のない潤いに満ちたふっくら弾むようなハリのある肌のことを“バルーンスキン”と名付け、幸福感にあふれる人生の新しい幕を開けるようなブランドとして育成する」と意気込む。
化粧水の“シンクロブルーム フラワーネクターローション”は、とろみのあるテクスチャーで、みずみずしいハリを感じる“バルーンスキン”へと導く。美容乳液の“シンクロブルーム フラワーコンセントレイトミルク”は、花のエキスを発酵させた成分を配合し、潤いでゴワつく肌をときほぐしながら、弾むような“バルーンスキン”をキープする。両アイテムとも“幸福感に満たされる”ウォームフローラルの香り。「化粧水と美容乳液の2つで十分効果を実感できる処方である」とし、まずは2アイテムの展開からスタートするという。
「シー ザ パブリック オーガニック」は、同社初のスキンケアブランドとなる。橋本宗樹カラーズ社長は「昨今において、ストレスによる肌トラブルに悩む人が多いが、その悩みに対して解決の糸口がつかめていない。また、肌のハリが低下するといった肌老化の現象にもストレスが関係している。そこで、ストレスと精油の関係や植物の研究を重ねるカラーズの次のステップとして、ストレスによる肌トラブルのケアに着手すべきだと考えた」と話す。ブランド名の「C」は、“Chapter(重要なひと区切り)”を表し、「多重ストレスに苛まれた現代人の悩みにひと区切りをつけ、幸福感にあふれる人生を送って欲しいという思いを込めた」という。
同社はマツモトキヨシのプライベートブランド「アルジェラン(ARGELAN)」も手掛ける開発者が在籍していることから、スキンケアのノウハウをもちあわせており、植物の研究で科学的なエビデンスを取得するなど「心と体と肌」に対して効果のある製品を生み出してきた。精油の持つ効果の証明をこれまで3つの大学と研究を進めており、直近では日本薬学会で「精油とiPS細胞」にまつわる研究を発表し、特許を申請している。
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「ラストフレーム(LASTFRAME)」が2022年秋冬コレクションを発表した。
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スキンケア化粧品の開発とOEM製造を行うサティス製薬は「日本全国の素材を用いて技術で価値革新する」ことにこだわり、日本の天然物から高性能な化粧品の開発・製造を行っている。そして高性能な化粧品をユーザーへ提供し続けるためには、国内の価値ある天然素材やその生産地、生産技術を守ることは必須事項と考えている。そこで同社は、日本の天然素材をスキンケア原料化し、天然素材と技術の継承や地域活性化への貢献を目指すプロジェクト「ふるさと元気プロジェクト(以下、FGP)」を2009年にスタートさせた。
「FGP」では、プロジェクトに賛同した化粧品メーカーが製品をPRすることで、消費者が化粧品はもちろんその先の生産者や地域に関心を持つという循環を想定。未利用資源を化粧品原料の素材として選定するほか、素材から成分を抽出する工程でも廃棄物が増えない手法をとるなど環境負荷を軽減する工夫も行っている。これまで未利用資源を中心に90種以上の原料化に成功した。
さらに、今年の1月に「FGP」の一環として、日本の天然素材を活用したスキンケア商品の購入で生産地を応援できるキュレーションサイト「つなぐキレイマルシェ」をクラウドファンディング「キャンプファイヤー(CAMPFIRE)」内にオープン。サイト内で集まった支援金は天然素材や生産技術の継承、生産地の活性化に活用される。
第1弾プロジェクトでは、コロナ禍で食品としての利用が減少している福岡県朝倉市の特産農産物「紅タデ」に着目した。紅タデに含まれるポリフェノールの一種「フラボノイド硫酸」がメラニンの生成を抑えて肌を明るくする効果が期待できることから、ライフスタイルブランド「アス・バイ・パパウォッシュ(USS BY PAPAWASH)」のスキンケア“USS ボトルエッセンス”に美容成分として配合されている。同プロジェクトでは支援金が目標の130%を達成し、紅タデの種子購入費として生産者に寄付された。
生産者を直接支援できる点や素材の魅力を広めるきっかけ作りとしてプロジェクトが好評だったことから、6月24日から第2弾となるプロジェクトを開始。今回着目した素材は、北海道むかわ町穂別産の「シーベリー」だ。サティス製薬の郡司幸恵研究員は、「むかわ町穂別にある『フォレストベリー農園』は、国内におけるシーベリー栽培のパイオニア。当社では健康にも美容にも良い素材の供給を維持するために、同農園と協同で国産のシーベリーを守っていきたいと考えている。また、シーベリーの魅力を多くの人に知っていただくことでニーズが増え、生産活動を継続・拡大できれば産地の雇用創出や経済効果が生まれるなど良い循環が生まれることを期待したい」と先を見据える。また、同農園の生産者は「町民と手を携えながら共に守り育ててきた町。シーベリーの小さな実にふるさとの未来を託したい」とプロジェクトに期待を寄せる。なお、返礼品はシーベリーから抽出したエキスを配合した美容液となる。
「つなぐキレイマルシェ」は、「さまざまな課題を抱える生産者」と「活動に賛同する化粧品メーカー」、そして「普段の買い物を通じてふるさとや地球の未来に貢献したいユーザー」をつないでいる。7月には愛媛県大三島産の「ミカン/レモン」を主役にした第3弾のプロジェクトも計画中。今後もさまざまな素材や生産地にスポットライトを当てたプロジェクトを立ち上げ、日本のふるさとや素材、技術を守る活動を続けていく。
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スキンケア化粧品の開発とOEM製造を行うサティス製薬は「日本全国の素材を用いて技術で価値革新する」ことにこだわり、日本の天然物から高性能な化粧品の開発・製造を行っている。そして高性能な化粧品をユーザーへ提供し続けるためには、国内の価値ある天然素材やその生産地、生産技術を守ることは必須事項と考えている。そこで同社は、日本の天然素材をスキンケア原料化し、天然素材と技術の継承や地域活性化への貢献を目指すプロジェクト「ふるさと元気プロジェクト(以下、FGP)」を2009年にスタートさせた。
「FGP」では、プロジェクトに賛同した化粧品メーカーが製品をPRすることで、消費者が化粧品はもちろんその先の生産者や地域に関心を持つという循環を想定。未利用資源を化粧品原料の素材として選定するほか、素材から成分を抽出する工程でも廃棄物が増えない手法をとるなど環境負荷を軽減する工夫も行っている。これまで未利用資源を中心に90種以上の原料化に成功した。
さらに、今年の1月に「FGP」の一環として、日本の天然素材を活用したスキンケア商品の購入で生産地を応援できるキュレーションサイト「つなぐキレイマルシェ」をクラウドファンディング「キャンプファイヤー(CAMPFIRE)」内にオープン。サイト内で集まった支援金は天然素材や生産技術の継承、生産地の活性化に活用される。
第1弾プロジェクトでは、コロナ禍で食品としての利用が減少している福岡県朝倉市の特産農産物「紅タデ」に着目した。紅タデに含まれるポリフェノールの一種「フラボノイド硫酸」がメラニンの生成を抑えて肌を明るくする効果が期待できることから、ライフスタイルブランド「アス・バイ・パパウォッシュ(USS BY PAPAWASH)」のスキンケア“USS ボトルエッセンス”に美容成分として配合されている。同プロジェクトでは支援金が目標の130%を達成し、紅タデの種子購入費として生産者に寄付された。
生産者を直接支援できる点や素材の魅力を広めるきっかけ作りとしてプロジェクトが好評だったことから、6月24日から第2弾となるプロジェクトを開始。今回着目した素材は、北海道むかわ町穂別産の「シーベリー」だ。サティス製薬の郡司幸恵研究員は、「むかわ町穂別にある『フォレストベリー農園』は、国内におけるシーベリー栽培のパイオニア。当社では健康にも美容にも良い素材の供給を維持するために、同農園と協同で国産のシーベリーを守っていきたいと考えている。また、シーベリーの魅力を多くの人に知っていただくことでニーズが増え、生産活動を継続・拡大できれば産地の雇用創出や経済効果が生まれるなど良い循環が生まれることを期待したい」と先を見据える。また、同農園の生産者は「町民と手を携えながら共に守り育ててきた町。シーベリーの小さな実にふるさとの未来を託したい」とプロジェクトに期待を寄せる。なお、返礼品はシーベリーから抽出したエキスを配合した美容液となる。
「つなぐキレイマルシェ」は、「さまざまな課題を抱える生産者」と「活動に賛同する化粧品メーカー」、そして「普段の買い物を通じてふるさとや地球の未来に貢献したいユーザー」をつないでいる。7月には愛媛県大三島産の「ミカン/レモン」を主役にした第3弾のプロジェクトも計画中。今後もさまざまな素材や生産地にスポットライトを当てたプロジェクトを立ち上げ、日本のふるさとや素材、技術を守る活動を続けていく。
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「ナヌーシュカ(NANUSHKA)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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「ナヌーシュカ(NANUSHKA)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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「ステューシー(STUSSY)」は、シンシア・ルー(Cynthia Lu)の手掛ける「カクタス プラント フリー マーケット(CACTUS PLANT FLEA MARKET以下、CPFM)」とコラボレーションした2022年夏コレクションを7月1日に発売する。「ステューシー」の一部直営店と公式オンラインストアのほか、「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」で取り扱う。
「ステューシー」と「CPFM」は不定期にコラボしており、今回のコレクションはフーディーとロングTシャツ、2型のTシャツ、ショーツ、ビーチタオル、ベルト、ウォーターボトルの全8型をラインアップ。フーディーは、前後に両者のロゴをミックスしたスペシャルグラフィックをプリントし、ロングTシャツは、背面にジャマイカのことわざ“Rain a fall but dutty tough(雨が降っても地球はまだ固い)”をもじった“rain ah fall but cactus tuff!”のテキストを配した。その他アイテムには、「ステューシー」のアイコニックなロゴ“サーフマン”が、サーフィンや登山、スケートボードを楽しむ姿などを落とし込んでいる。
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マッシュビューティーラボが展開するビューティブランド「セルヴォーク(CELVOKE)」は、7月22日と8月5日に2022年秋冬のメイクコレクションを発売する。今季はブランドの原点であるテラコッタに絶妙なレッドニュアンスをまとわせた“ネオテラコッタ”のアイシャドウパレットをキーカラーにメイクを展開。ブランドの店舗および公式オンラインストアで発売する。
「セルヴォーク」の秋冬は"バタフライエフェクト"がテーマ。個が発するエンパワーメントが重なり溶け合って力強い波動となり、無限に広がることで未来が変わる。今こそ一人一人が圧倒的なエナジーを抱こうというメッセージが込められている。“ネオテラコッタ”をベースにレッドニュアンスを帯びたさまざまなカラーアイテムをラインアップし、生命力あふれる存在感をアイメイクを中心としたメイクアップで表現する。
7月発売の第1弾は、人気のアイブロウパウダー“インディケイト アイブロウパウダー”に新色が登場。レッドニュアンスを帯びたパープルとゴールド系ブラウンという力強さと柔らかさを兼ね備えた絶妙カラー“08プラムブラウン”(新1色、税込3850円)が加わる。そのほか、絶妙な太さと適度な柔らかさのアイライナー“シュアネス アイライナーペンシル”から深みレッドが目元に強さを与える新色“15レッドラスト”(税込3080円)が仲間入り。瞳に奥ゆきを生むニュアンスカラーマスカラ“インラプチュア ラッシュ”にはレッドカラーの新色“05マグマルビー”(新1色、税込4180円)が追加。また、「マット以上艶未満」の質感をかなえるリップ下地“リッププライマー 01シアーブラック”(新1色、税込3080円)、モードなカラーと環境にも優しい設計の“クレイヴド ネイルポリッシュ”に新2色“07ヌード” “08バーントアンバー”(税込各2640円)が登場する。
8月発売の第2弾は、計算し尽くされた色と質感の4色を組み合わせたアイシャドウパレット“ヴァティック アイパレット”(全5色、税込各6820円)を発売。“03ネオテラコッタ”は目元に圧倒的な存在感を宿すキーカラーとなる。さらに、発色や濃度、質感にこだわったシャイニーカラー・メインカラー・ディープカラーの3つのカテゴリーで全17色をラインアップする単色アイシャドウ“ヴァティック アイズ”(税込各2200円)も登場する。
また、今回のコレクションからアイシャドウを全面リニューアルし、「セルヴォーク」らしい洗練されたモードな仕上がりになる色や配色はそのままに、自然のエナジーを湛えたラインアップにバージョンアップする。アイシャドウの特長である鮮やかな発色と肌から浮かない抜け感は植物由来オイルを高配合し、しっとり質感をさらにアップ。パッケージリニューアルも行い、容器は使い捨てではなく使い続けられるようにレフィル化するほか、サトウキビ由来のバイオPET配合樹脂や竹とサトウキビからできたパルプモールドなど環境に配慮した材質を採用する。
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「ジュン.J(JUUN.J)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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東京の現役ファッション専門学生のスタイルを調査するため、ファッション専門学校のエスモードジャポン(ESMOD JAPON)に潜入。フランス・パリに本校を置くエスモードの日本校であるエスモードジャポンの学内イベントでスナップ撮影を行った。当日6月22日は、フランス発祥の音楽の祭日フェット・ド・ラ・ミュジーク(FETE DE LA MUSIQUE)を1日遅れて祝う学内イベントを開催中。学生たちが務めるDJの流す音楽に合わせて、皆がノリノリで踊る光景はまさにダンスクラブで、校舎にいることを忘れてしまいそうだ。
後編の本記事では、ファッション専門学校ならではの自作のアイテムを着こなしたスナップを、着用アイテムの詳細やインスタグラムと共に紹介する。自身のこだわりと学校で学んだ知識を詰め込んだ自作のアイテムと購入した私物アイテムを組み合わせた唯一無二のルックに注目。自作アイテムが際立つシンプルな服装や古着とのコンビネーションが目立ったほか、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」の根強い人気がうかがえた。
前編では、「WWDJAPAN」の目に留まった個性的なスタイルでで来場(登校)した学生たちをスナップ。1人1人ジャンルも多種多様な、自分を貫いたファッションが目を引いた。
おさげ
・アイテム
Tシャツ:「カルネ ボレンテ(CARNE BOLLENTE)」
トラックジャケット:自作
パンツ:古着
バッグ:古着
シューズ:「プーマ(PUMA)」×「ソフィア ウェブスター(SOPHIA WEBSTER)」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
トラックジャケットの穴から見える「カルネ ボレンテ」の刺しゅう。懐かしの「オシャレ魔女 ラブandベリー」のバッグで、自分なりのY2Kリスペクトを表現
・インスタグラム
@osage_chan
松本衣織
・アイテム
トップス:古着
パンツ:自作
シューズ:「ドクターマーチン」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
自作のパンツに合わせ、上はスッキリとしたシルエットで、下にボリューム感を意識した
桑原楽都
・アイテム
トップス:自作
パンツ:「トーガ プルラ(TOGA PULLA)」
シューズ:「ドクターマーチン」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
“就活ヘア”
・インスタグラム
@gakuteeee
arare chang
・アイテム
ワンピース:自作
ブーツ:「チャールズ&キース(CHARLES & KEITH)」
ジュエリー:ユーズド
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
1969年にニューヨーク州で開催された伝説的音楽イベント「ウッドストック・ミュージック・アンド・アート・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)」へのオマージュ
・インスタグラム
@arare_chang_
Mmko
・アイテム
トップス:古着
パンツ:「コムデギャルソン・コムデギャルソン(COMME DES GARCONS COMME DES GARCONS)」
スカート:自作
シューズ:「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」
バッグ:自作
・インスタグラム
@mok_mtb
NaNA
・アイテム
ジャケット:「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」
ワンピース:古着
スカーフ:「グッチ(GUCCI)」
スカート:自作
シューズ:「チャールズ&キース」
・インスタグラム
@bananaaaaaaa_7
Runa
・アイテム
トップス:古着
スカート:自作
バッグ:ユーズド
ブーツ:「ドクターマーチン」
スカーフ:「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」
・インスタグラム
@__.runaa.__
おすかー
・アイテム
ブラウス:自作
スカート:自作
ブーツ:「グレイル(GRL)」
バッグ:「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
フェミニンにまとめた
・インスタグラム
@spring_horn
山河大地
・アイテム
トップス:「アンダーカバー(UNDERCOVER)」
パンツ:自作
サングラス:「ジェントル モンスター(GENTLE MONSTER)」
シューズ:「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」
・インスタグラム
@dadadada43
PHOTO:eucari
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シュワルツコフ プロフェッショナルから今春、クレイを使った新ヘアカラーブランド「テラ(TERRA)」がデビューした。頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す色持ちと艶感を実現。クレイが髪に高密着するため、染料の浸透・発色がいい。その密着性で高配合オイルの浸透が高まり艶が持続することや、自然素材をベースとしていることも特徴だ。
ワンランク上の“プレミアムカラー”として導入するヘアサロンが増える中、シュワルツコフ プロフェッショナルでは、取り扱いサロンに対して「テラ」の使用感に関するアンケート調査を実施した。その回答で特に目立っていたのが「色持ちがいい」という意見。実際、同社による実験の結果、旧製品よりも色持ちが約41%アップしたことが明らかになっている。
コロナによる行動制限はなくなったものの、いまだにウィズコロナの状況下で、サロン顧客の来店頻度は少ない傾向が続いている。そこで重要視されるのがヘアカラーの色持ちで、持ちのよさでカラーデザインを決めるサロンユーザーも多い。ここでは“色持ちのよさ”にフォーカスし、人気サロン「ハート(HART)」の浅輪香織代表のコメントもまじえ、「テラ」の特徴を明らかにする。
美しい色が長持ち
きれいな状態を維持しながら褪色
1 / 3
「ハート」の浅輪代表のインスタグラムに投稿された仕上がりカット。「最近のお気に入り」だという、「テラ」の“リーフ”“マホガニー”“オーシャン”でカラーリングした。
「テラ」取り扱い店からは
「色持ちがいい」と評価
1 / 4
「テラ」はクレイが髪1本1本までホールドし、染料と潤い成分をじっくり芯部まで届ける高密着・高浸透カラーだ。柔らかく塗りやすいのに、髪の根元でピタリと止まる操作性が特徴。頭皮にカラー剤をつけずに、髪の根元ギリギリまで塗ることができる上に、成分の88%(1・2剤混合時の平均値)が自然由来なので、幅広い世代に安心して提案できる。
「テラ」を使うと
次回来店時も髪色がきれいなまま
「カウンセリングでは、『今何が流行っていますか?』とか『私、何が似合いますか?』などと聞かれるケースが多い。けれども単にトレンドカラーや似合うカラーを提案するのではなく、例えば『おしゃれになりたい』とか『個性がほしい』とかなりたい女性像を聞き、その中からいくつかのパターンを提案をすることを一番大事にしている」と話す、人気サロン「ハート(HART)」の浅輪香織代表。ヘアスタイルにはファッションより先に、その人の女性像を左右する力があると確信している。
「『テラ』は落ち着いた色でも透明感や柔らかさを表現できるので、ナチュラルな女性像を目指すときによく使っている。特に最近の推しは“リーフ”で、人工的ではないシックなグリーンを表現できる。今までグリーン系は顔色がくすむと思っていたけど、『テラ』の“リーフ”は顔色もきれいに見える。あえてブリーチをしなくても、以前に行ったブリーチが残っている毛先や、伸びてきた根元部分など、部分的に入れてもかわいい」。
そのほか、「テクスチャーに独特の粘度があり、髪の根元ギリギリなど、狙った箇所にピタッと止まってくれる」「世界観やパッケージデザインがおしゃれ」などの特徴もあるが、特に驚いたのが色持ちのよさだという。「お客さまの来店周期は1カ月半が多いけれど、再来店の際、髪色は必ずチェックする。そのときの色の抜け過ぎや、色の落ち方によってはとても残念な気持ちになってしまう。その点『テラ』は色がすごく残っていて、抜けている部分も、カラーリング時の印象を残したままきれいに抜けている。白髪染めも含め、カラーリングの回数を減らせるので、ダメージ軽減にもつながるサステナブルなカラー剤だと思う」。
ヘアデザインがならぶ
ギャラリーのようなサロン
「ハート」
サロンのコンセプトは“ギャラリー”。「内装をギャラリーのようにし、お客さまのヘアデザインをアートだと意識している。“ヘアデザインを売る”という美容室の基本に戻り、(最近は個人でブランディングする美容師が増えているが)スタッフを育てて『ハート』というブランドサロンを作っていきたい」と浅輪代表は話す。
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「ランバン(LANVIN)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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セレクトショップのツージー トーキョー(2G TOKYO)は、今年1月に始動したニューヨーク発のブランド「シィージーンズ(CEE JEANSS)」のアイテムを7月1日から順次発売する。同ブランドの国内での取り扱いは今回が初めて。
発売するのは、ジーンズ“C212”(税込4万6200円)のブルーとブラックの2種、“カーペンタージーンズ”(同4万2900円)のホワイト、ヒッコリーストライプ、ブラックの3種。日本製セルビッチデニムを使った“C212”は、バックポケットにニューヨークを象徴するスカイラインのステッチを施した。もも周りはストレート、腰から裾にかけてテーパードしたシルエットだ。“カーペンタージーンズ”も、同じくバックポケットにスカイラインのステッチを施した。ゆったりとしたストレートシルエットで、14オンスの日本製セルビッチデニムを使用した。
“C212”のブルーとブラックが7月1日に、“カーペンタージーンズ”のホワイトが8日、ヒッコリーストライプが15日、ブラックが22日に発売する。アイテムは、デイトナ・インターナショナルと小木“POGGY”基史による「ピー ルーム ザ ワールド(P-ROOM THE WORLD)」のオンラインストアでも取り扱う。
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「マックスマーラ(MAX MARA)」は、ポルトガル・リスボンで現地時間6月28日にクルーズ(プレ・スプリング)コレクションを発表しました。イタリア初の同ブランドがなぜ、発表の舞台ににポルトガルを選んだのでしょうか。現地取材を通じて、その理由を探りました。
パリ・メンズ・コレクションの取材を終えて、すぐにポルトガル・リスボンに飛びました。現地の気温は25度前後で、風が程よく冷たくてとても気持ちいい気候です。この日はショー前日のディナーということで、ホテルに到着して15分後に会場に出発。慌ただしいスケジュールにアワアワしていたものの、ディナー会場のマルケゼス・デ・フロンテイラ宮殿(Marqueses de Fronteira)に着くとそんな気持ちは吹き飛びました。1671年に建てられた宮殿は、右を見ても、左を見ても、上も下も、視界に入る全てが美しく、サンセットに照らされた色彩豊かな装飾タイル“アズレージョ”や緑が生き生きと生い茂る庭が、長旅の疲れを癒してくれます。まるで夢でも見ているかのような空間で食すディナーはどれも上品で格別。最後は、ポルトガルの民族歌謡ファドを女性歌手カルミーニョ(Carminho)がライブで披露し、各国から招待されたゲストたちは素敵な夜を楽しみました。“運命”を意味するファドは、名前こそあまりなじみがないものの、ギターの伴奏によるエモーショナルな民謡を聴いているうちに、何だか懐かしい気持ちになってきます。このまま、ここに住めないだろうか。23時ごろにホテルに戻ると、街はパーティでまだまだ盛り上がっています。平日ですが、ポルトガルの人たちはとっても元気なんですね。
夢のような一夜の翌日は、ショーの前にトゥクトゥクで街を巡りました。パステルカラーの建物や、きれいな“アズレージョ”を見ているだけでも飽きません。心地よいポルトガルの風に吹かれながら、テージョ川沿いのベレンの塔(Torre de Belem)や発見のモニュメント(Padrao dos Descobriments)など名所を訪れました。巨大な建造物がある一方で、街にはウォールアートや繊細な“アズレージョ”がたくさんあり、芸術の街としての魅力を肌いっぱいに感じました。帰りには、行列ができる有名店パステイシュ・デ・ベレン(Pasteis de Belem)で、ポルトガルの国民的お菓子であるエッグタルトを購入。さっくさくで何個でも食べられるやつ。
リスボンをたっぷり満喫した後は、いよいよショー会場のカルースト・グルベンキアン美術館(Museu Calouste Gulbenkian)に向かいます。1969年に開いたギャラリーの中には、アルメニア人のカルースト・グルベンキアンが集めた世界各国から個人で集めた美術品を展示。欧州やアフリカからアジアまで、大小さまざまな貴重品が広々とした空間にジャンルレスに並びます。美術館の18世紀フランスの絵画や彫刻、装飾美術などのディスプレイは、「マックスマーラ」の支援によって改修するのだとか。この感じずっと見ていられるのですが、ショーがいよいよ始まりそうです。亜熱帯植物が生い茂る庭園に移動しましょう。
ゲストには、アメリカ人俳優のクレア・デインズ(Claire Danes)やアシュレイ・パーク(Ashley Park)をはじめ、各国からアーティストやインフルエンサーらの姿が見られます。美しいドレスと建築に囲まれた空間にファドが響き渡ると、「マックスマーラ」2023年クルーズ・コレクションのショーが開幕しました。
イアン・グリフィス(Ian Griffiths)=クリエイティブ・ディレクターが同コレクションのミューズに選んだのは、詩人であり、社会活動家でもあったポルトガル人のナタリア・コレイア(Natalia Correia)です。グリフィスが昨年この美術館を訪れた際、コレイアの肖像画を目にしたことが今回のショーにつながったといいます。コレイアが主張したフェミニズムは、官能性と情熱的なフェミニニティを強く訴えたといい、コレクションにも彼女が思い描いた女性像を表現しています。ファーストルックは、ボリュームのあるシルエットのブラックケープに、花の装飾が付くインナーを合わせた、凛とした女性像を想像させます。その後もベーシックなアイテムにツイストを加えた提案が続きました。シンプルな白シャツをクロップ丈にしたり、ジャケットをスリーブレスにしてクラシックなラペルを強調させたり。スカートの裾に付くフリルのわずかな揺れが、官能的なムードをいっそう引き立てます。シャープなシルエットで、クロップ丈のインナーや網タイツの提案が多いものの、これ見よがしなセクシーではなく、柔らかい素材感とクリーンな色使いがヘルシーで、知性と品格がにじみ出します。そして、胸がV時型に大きく開いたブラックドレスの女性が登場すると、ゲスト席からは歓声が上がりました。どこかで見たことがあると思ったら、昨夜素敵なライブを披露してくれたカルミーニョがモデルとしてランウエイを歩くサプライズでした。
中盤以降は、ボタニカルやハート柄、深いトーンのパープルやオレンジ、ブルーといったカラーが加わり、クリーンなスタイルに徐々に情熱が灯っていきます。亜熱帯植物の中を、プリーツがたっぷり入ったカラフルなロングドレスを身につけた女性たちが歩く姿は、女性性を謳歌しているかのように堂々と映りました。そんな中、メンズモデルが急きょ登場してゲストを驚かせます。同ブランドの長い歴史の中で、男性がランウエイを歩いたのは初めてのこと。太もも丈のショーツにTシャツというカジュアルなスタイルに合わせたコートは、「マックスマーラ」のアイコンアイテムの一つ、“マニュエラ”でした。女性用として提案してきたラップコートではあるものの、男性が袖を通しても魅力的であることは、その場にいた誰もが感じたでしょう。ユニセックスでも着られる意図を伝えると同時に、フェミズムは押し付けるものではなく、女性も男性もそれぞれの性を型にとらわれることなく存分に楽しめばいいというグリフィスのメッセージなのではと僕は感じました。
フィナーレでは全員が色のドレスやスーツをまとい、パープルやオレンジ、深いグリーン、イエローと強いカラーを連続させてムードを高揚させ、ショーはフィナーレを迎えました。ひと際目を引くような、派手なデザインはありません。しかし服がシンプルだからこそ、ロマンチストであるグリフィスの夢や愛情が、見る人の心にじわっと響いてきます。ポルトガルには、若い女性が恋する男性にあてた愛のメッセージを、刺しゅうでハンカチに描く“レンソス・ドス・ナモラドス”という伝統があるそうです。今回のコレクションに合わせて、地元の職人とコラボレーションし、愛の詩を綴った“レンソス・ドス・ナモラドス”をアップリケしたTシャツがゲストにプレゼントされました。パリメンズ終わりでバタバタしていた自分はどこへやら。内なる情熱を秘めたポルトガルと「マックスマーラ」から愛をたっぷりもらったクルーズの2日間は、とても爽やかな日々でした。まるで、ポルトガルの街で感じた風のように。
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「ヘンリック・ヴィブスコフ(HENRIK VIBSKOV)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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積水ハウスとマリオット・インターナショナルは、神奈川・横浜の再開発地区「みなとみらい21」区内に、ウエルネスをテーマとしたラグジュアリーホテル「ウェスティンホテル横浜」を6月13日に開業した。マリオット・インターナショナルのホテルブランド「ウェスティン」としては、国内10年ぶりの6軒目のホテルとなる。同社は「ホテル業界のウェルネス分野を牽引してきた『ウェスティン』ブランドのビジョンを完全に体現したホテル」と位置付ける。
地上23階建てで客室は全373室。最上階に位置するロビーフロアに上がると、ホワイトティーの香りが広がり、大きな窓から横浜の街を一望できる開放的な空間が広がる。同フロアには、フレッシュグリーンがあしらわれたレセプションエリアのほか、夏頃オープンを予定するメインダイニング、アフタヌーンティーが楽しめるラウンジ、オリジナルカクテルを提供するバー、小規模なパーティーなどにも活用できる会議室兼ワークプレイスが併設されている。
館内のインテリアデザインはGAデザイン インターナショナルが手掛けた。ロビーフロアの森林浴をイメージしたシャンデリアのほか、木陰のような影を生み出す照明、波の模様を描いた絨毯など、一貫して癒しを感じる自然のモチーフが多用されておりリゾート気分が味わえる。
客室は広さ42平方メートルの「デラックス」から、84平方メートルの「エグゼクティブスイート」、210平方メートルの「プレジデンシャルスイート」までを用意。宿泊料金は1泊あたり3万2000円〜(2022年6月地点)。
室内は自然から着想を得た曲線的なデザインの家具が配置された落ち着いた空間だ。全室大きな窓が配置され、日中は心地よい自然光が、夜は横浜の町の夜景が楽しめる。ベッドは、「ウェスティンホテル」が英国初のベッドメーカー「スランバーランド(SLUMBERLAND)」と独自に開発した“ヘブンリーベッド”の次世代モデルで、国内で初めて導入されたもの。抜群な寝心地に加えて枕元にはラベンダーバームのアメニティが常備されており、快眠をサポートしてくれる。
目玉は、1000平方メートルを超える総合ウエルネスフロアだ。サウナ付きの屋内温水プールや24時間営業のフィットネススタジオ、国内初となるブランド名を冠したスパ施設「ヘブンリー スパ バイ ウェスティン」を併設する。個室のシャワールームやバスタオルも常備されており、客室内と同様に快適に過ごせるような工夫がされている。
また館内では環境配慮の取り組みとして、脱プラスチックを推進する。アメニティはバンブー素材の歯ブラシやコームなど。「地球のためにできること」と書かれたメッセージカードでは、アメニティやベッドシーツの交換の必要最低限の利用を呼びかける。また「ペットボトルゼロ」ポリシーを掲げ、飲料水はスウェーデン発の浄水システム「ノルダック」を活用して再利用が可能な瓶で提供する。これは国内のマリオットブランドのホテルでは初の試みだという。
そのほかウエディング関連施設や地元食材を使ったレストランなどを併設し、「Sleep well(よく眠る)、Eat well(よく食べる)、Move well(よく動く)、Feel well(気分良く)、Work well(よく働く)、Play well(よく遊ぶ)」という包括的なアプローチで“ウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)”を体験できるホテルとなっている。
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スニーカーショップのアトモスは6月29日、「アナ スイ(ANNA SUI)」とコラボしたラバーブーツを公式オンラインショップで発売した。価格はショートタイプが1万3200円(税込、以下同)、ロングタイプが1万9800円。
厚みのあるソールと同色のベルトデザインが特徴で、アトモスは「素材には履き心地の良い日本製の天然ゴムを使用する。雨の日はもちろん、天気の変わりやすいフェスでも活躍してくれるだろう」と話す。
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スニーカーショップのアトモスは6月29日、「アナ スイ(ANNA SUI)」とコラボしたラバーブーツを公式オンラインショップで発売した。価格はショートタイプが1万3200円(税込、以下同)、ロングタイプが1万9800円。
厚みのあるソールと同色のベルトデザインが特徴で、アトモスは「素材には履き心地の良い日本製の天然ゴムを使用する。雨の日はもちろん、天気の変わりやすいフェスでも活躍してくれるだろう」と話す。
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毎年6月の「プライド月間(Pride Month)」は、LGBTQ+コミュニティーや性の多様性を祝う月として、世界各国でイベントやオンライン上での情報発信が活発に行われる。ファッション&ビューティ業界でも、LGBTQ+コミュニティーへのサポートを表明するキャンペーンや、社内外で多様性と包括性を改善するための取り組みを見直すなどの動きが多くみられる。また、LGBTQ+コミュニティーを象徴するレインボーモチーフのアイテムを発売し、その利益をコミュニティーの支援に充てるなども定番となっている。この記事では、取り組みやキャンペーン、アイテムを2022年に発表した15ブランドを紹介する。
「プライド」は、英語で"誇り"や"自尊心"を意味するが、英語圏では近年、「プライド」はLGBTQ+コミュニティーの"誇り"や"自尊心"を指すことが多い。西洋では特にキリスト教の影響で、同性愛が"罪"であり、"恥(シェイム、shame)"であるとされてきたことから、その反対である「プライド」という言葉を使って社会運動を始めたとされる。
1年を通しLGBTQ+の社会的活動は行われているが、1969年6月28日にニューヨークのLGBTQ+のコミュニティーが集まるバー、ストーンウオール・イン(STONEWALL INN)の客が度重なる警察の踏み込み捜査と暴力に立ち向かい、デモを起こしたことから、6月に特に活発にマーチやパレードなどを行うようになった。近年では”映える”レインボーのグッズにばかり注目が集まりビジネスチャンスとしか見ない“レインボー資本主義”を危惧する声もあがっている。その売り上げが支援に使われているかどうか、企業がどのような取り組みを行なっているのか、判断することが求められていると言える。
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「アミ パリス(AMI PARIS)」が男子高飛び込みのトーマス・デーリー(Thomas Daley)選手とコラボした2種類のニットを発表。デーリー選手は編み物好きで知られ、1種類は本人が手編みしたロゴが施されている。アイテムはオンラインオークションで落札され、売り上げは慈善団体カレイドスコープ・トラスト(KALEIDOSCOPE TRUST)に100%寄付される。同団体はイギリスを拠点に2011年に設立され、LGBTQ+コミュニティーの人権のために活動している。デーリー選手はゲイであることをオープンに活動している。
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「アグ(UGG)」は、 “オールジェンダープライドコレクション“を発表。サンダルをはじめ、アパレルとバッグも用意。米国ではトレバー・プロジェクト(THE TREVOR PROJECT)を、日本では東京レインボープライド(TOKYO RAINBOW PRIDE)を支援している。今年度は、トレバー・プロジェクトに12万5000ドル(約1687万5000円)を寄付したほか、2020年から継続支援している東京レインボープライドには同コレクションの一部売上金を寄付する。
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「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の親会社カプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)は、6月のプライド月間に合わせてLGBTQ+コミュニティーの認知度向上と支援を目的としたヴェルサーチェ財団を創設し、財団の活動費用として1000万ドル(約13億5000万円)の寄付を約束。財団の具体的な活動内容は随時発表される予定だ。
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「H&M」は、“My Chosen Family(私が選んだ家族)”をテーマにしたキャンペーンページを公開。血縁や生物学的な結びつきにとらわれない、愛することを自ら選んだ人たちで構成される家族という概念に焦点を当てている。特に3つの家族に焦点を当て、彼らのストーリーを写真、動画やインタビューで紹介した。LGBTQ+コミュニティーの平等な権利と公正な扱いを支持する国連の“フリー・アンド・イコール・キャンペーン(FREE & EQUAL CAMPAIGN)”に10万ドル(約1350万円)の寄付を行う。
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「ラッシュ(LUSH)」は6月28日、東京と大阪で同性婚の法制化に向けた街宣活動を開催した。「ラッシュ」のスタッフのほか、公益社団法人マリッジ・フォー・オール・ジャパン(Marriage For All Japan、結婚の自由をすべての人に)、LGBT支援団体、同性婚訴訟の一部原告らが参加し、婚姻の平等を訴えた。12人のクリエイターが婚姻の平等をテーマに制作したアートをポストカードやデータとして配布し、カジュアルに賛同の輪を広げていくという企画も行っている。
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スノーボードブランド「バートン(BURTON)」は、プライドコレクションでコラボするアーティストを7月1日まで募集している。ポートフォリオやデザイン、Tシャツの絵型などで応募、当選した人は同ブランドのプロダクトチームと協業し、プライドコレクションをローンチできる。また、プライドを記念し、アウトドアを通じてLGBTQ+をサポートする団体ザ・ヴェンチャー・アウト・プロジェクト(THE VENTURE OUT PROJECT)に2万ドル(約270万円)を寄付する。
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「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、動画を通じてLGBTQ+コミュニティーの声を発信するプラットフォーム“プライド ジェネレーションズ(PRIDE GENERATIONS)”を公開。最初の動画となるエピソード1では、有色人種のLGBTQ+コミュニティーのためのUK・ブラック・プライド(UK BLACK PRIDE)とトランジェンダーコミュニティーのためのロンドン・トランス・プライド(LONDON TRANS PRIDE)の創設者に焦点を置いた。これからもアーティストやクリエーターとのコラボも行い継続的に活動していく。また、同ブランドは認定特定非営利活動法人リビット(REBIT)を含む世界中のLGBTQ+団体に毎年20万ポンド(約3300万円)以上を寄付している。
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「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、アパレルやジュエリーのシリーズ“バレンシアガ プライド 22(BALENCIAGA PRIDE 22)”を発表。売上の15%は、LGBTIQ+の⼈権擁護および推進を行うNPO団体アウトライト アクション インターナショナル(OUTRIGHT ACTION INTERNATIONAL)に寄付する。写真を中心としたキャンペーン“エニバディ イズ クィア(ANYBODY IS QUEER)”も公開した。
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30年以上にわたってLGBTQ+コミュニティーの継続的支援を行う「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、インタビューで構成した動画を公開。LGBTQ+ニュースやファッション、エンタメ、ライフスタイルなどを扱う「アウト(OUT)」マガジンの元編集長、フィリップ・ピカルディ(Phillip Picardi)らがプライドの歴史、“アメリカンドリーム”の考察、コミュニティーについてなどを語っている。合わせて、レインボーモチーフを取り入れたカシミアセーターやポロシャツ、スニーカーなどを発売。ストーンウォールコミュニティー財団(STONEWALL COMMUNITY FOUNDATION)と提携して寄付を行うほか、寄付活動を購入者に呼びかける。
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米時計大手の「フォッシル(FOSSIL)」は、限定カプセルコレクションを発売。コレクションの売り上げ全額、最低でも10万ドル(約1350万円)をLGBTQ+コミュニティーの若い年代の自殺防止に働きかけるNPO団体、トレバー・プロジェクトに寄付する。
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ブランドのアンバサダーを務めるカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)とカラ・サイクス(Carra Sykes)がデザインに携わった“トゥギャザー フォーエバー(TOGETHER FOREVER)”コレクションを発売した「プーマ(PUMA)」。鮮やかなカラーやロゴを使ったTシャツやフーディー、ショートパンツ、ブラレット、レギンスなどをそろえた。コレクションの収益の20%、最低でも25万ドル(約3375万円)を中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GAY & LESBIAN ALLIANCE AGAINST DEFAMATION以下、GLAAD)に寄付する。
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リアーナ(Rihanna)によるランジェリーブランド「サヴェージ x フェンティ(SAVAGE X FENTY)」は、第2弾となるプライドコレクションを発売した。レースやラメ、メッシュ素材などを使ったカラフルな4シリーズを展開。ランジェリーに加えて、アパレルやガーターベルト、ストッキングなどのアクセサリーもそろえる。売り上げはGLAADに寄付するほか、2012年にリアーナが立ち上げた非営利団体のクラーラ・ライオネル・ファンデーション(CLARA LIONEL FOUNDATION)と協力して、黒人のトランスジェンダーを支援するフォー・ザ・ガールズ(FOR THE GWORLS)にも寄付する。
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“セレブレート ウィズ プライド(Celebrate with Pride)”キャンペーンを展開する「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は、今年もトレバー・プロジェクトと提携。3年目となる今回は、パートナーシップの一環として同団体に15万ドル(約2025万円)を寄付する。プライドコレクションの売り上げの10%も同様に寄付する。ほかにも、プライド月間に関連したビデオコンテンツを作成し、ウェブサイトやSNSで公開した。
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「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」は、クリスタルを使用したレインボーカラーのネックレスやイヤリングの限定カプセルコレクションを発売。売り上げの全額を、ニューヨークのLGBTQコミュニティーにヘルスケアなどを提供するヘルスセンター、キャレン・ロード(CALLEN-LORDE)に寄付する。
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マイアミ発ラグジュアリーセレクトショップ「ザ・ウェブスター(THE WEBSTER)」と「クレージュ(COURREGES)」は、プライド月間を祝うカプセルコレクションを発売。「クレージュ」のアーカイブと、アーカイブアイテムを再解釈した“リエディション コレクション(Reedition Collection)”のアイテムを、公式プライドフラッグに使用されるそれぞれのカラーを使ってアレンジ。ユニセックスのTシャツなどを展開した。収益の全額を、クィア文化のクリエイティビティーやコミュニティーの権利向上を推進するソーシャルプラットフォーム、ノードラマ(NO DRAMA)に寄付する。
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毎年6月の「プライド月間(Pride Month)」は、LGBTQ+コミュニティーや性の多様性を祝う月として、世界各国でイベントやオンライン上での情報発信が活発に行われる。ファッション&ビューティ業界でも、LGBTQ+コミュニティーへのサポートを表明するキャンペーンや、社内外で多様性と包括性を改善するための取り組みを見直すなどの動きが多くみられる。また、LGBTQ+コミュニティーを象徴するレインボーモチーフのアイテムを発売し、その利益をコミュニティーの支援に充てるなども定番となっている。この記事では、取り組みやキャンペーン、アイテムを2022年に発表した15ブランドを紹介する。
「プライド」は、英語で"誇り"や"自尊心"を意味するが、英語圏では近年、「プライド」はLGBTQ+コミュニティーの"誇り"や"自尊心"を指すことが多い。西洋では特にキリスト教の影響で、同性愛が"罪"であり、"恥(シェイム、shame)"であるとされてきたことから、その反対である「プライド」という言葉を使って社会運動を始めたとされる。
1年を通しLGBTQ+の社会的活動は行われているが、1969年6月28日にニューヨークのLGBTQ+のコミュニティーが集まるバー、ストーンウオール・イン(STONEWALL INN)の客が度重なる警察の踏み込み捜査と暴力に立ち向かい、デモを起こしたことから、6月に特に活発にマーチやパレードなどを行うようになった。近年では”映える”レインボーのグッズにばかり注目が集まりビジネスチャンスとしか見ない“レインボー資本主義”を危惧する声もあがっている。その売り上げが支援に使われているかどうか、企業がどのような取り組みを行なっているのか、判断することが求められていると言える。
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「アミ パリス(AMI PARIS)」が男子高飛び込みのトーマス・デーリー(Thomas Daley)選手とコラボした2種類のニットを発表。デーリー選手は編み物好きで知られ、1種類は本人が手編みしたロゴが施されている。アイテムはオンラインオークションで落札され、売り上げは慈善団体カレイドスコープ・トラスト(KALEIDOSCOPE TRUST)に100%寄付される。同団体はイギリスを拠点に2011年に設立され、LGBTQ+コミュニティーの人権のために活動している。デーリー選手はゲイであることをオープンに活動している。
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「アグ(UGG)」は、 “オールジェンダープライドコレクション“を発表。サンダルをはじめ、アパレルとバッグも用意。米国ではトレバー・プロジェクト(THE TREVOR PROJECT)を、日本では東京レインボープライド(TOKYO RAINBOW PRIDE)を支援している。今年度は、トレバー・プロジェクトに12万5000ドル(約1687万5000円)を寄付したほか、2020年から継続支援している東京レインボープライドには同コレクションの一部売上金を寄付する。
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「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の親会社カプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)は、6月のプライド月間に合わせてLGBTQ+コミュニティーの認知度向上と支援を目的としたヴェルサーチェ財団を創設し、財団の活動費用として1000万ドル(約13億5000万円)の寄付を約束。財団の具体的な活動内容は随時発表される予定だ。
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「H&M」は、“My Chosen Family(私が選んだ家族)”をテーマにしたキャンペーンページを公開。血縁や生物学的な結びつきにとらわれない、愛することを自ら選んだ人たちで構成される家族という概念に焦点を当てている。特に3つの家族に焦点を当て、彼らのストーリーを写真、動画やインタビューで紹介した。LGBTQ+コミュニティーの平等な権利と公正な扱いを支持する国連の“フリー・アンド・イコール・キャンペーン(FREE & EQUAL CAMPAIGN)”に10万ドル(約1350万円)の寄付を行う。
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「ラッシュ(LUSH)」は6月28日、東京と大阪で同性婚の法制化に向けた街宣活動を開催した。「ラッシュ」のスタッフのほか、公益社団法人マリッジ・フォー・オール・ジャパン(Marriage For All Japan、結婚の自由をすべての人に)、LGBT支援団体、同性婚訴訟の一部原告らが参加し、婚姻の平等を訴えた。12人のクリエイターが婚姻の平等をテーマに制作したアートをポストカードやデータとして配布し、カジュアルに賛同の輪を広げていくという企画も行っている。
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スノーボードブランド「バートン(BURTON)」は、プライドコレクションでコラボするアーティストを7月1日まで募集している。ポートフォリオやデザイン、Tシャツの絵型などで応募、当選した人は同ブランドのプロダクトチームと協業し、プライドコレクションをローンチできる。また、プライドを記念し、アウトドアを通じてLGBTQ+をサポートする団体ザ・ヴェンチャー・アウト・プロジェクト(THE VENTURE OUT PROJECT)に2万ドル(約270万円)を寄付する。
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「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、動画を通じてLGBTQ+コミュニティーの声を発信するプラットフォーム“プライド ジェネレーションズ(PRIDE GENERATIONS)”を公開。最初の動画となるエピソード1では、有色人種のLGBTQ+コミュニティーのためのUK・ブラック・プライド(UK BLACK PRIDE)とトランジェンダーコミュニティーのためのロンドン・トランス・プライド(LONDON TRANS PRIDE)の創設者に焦点を置いた。これからもアーティストやクリエーターとのコラボも行い継続的に活動していく。また、同ブランドは認定特定非営利活動法人リビット(REBIT)を含む世界中のLGBTQ+団体に毎年20万ポンド(約3300万円)以上を寄付している。
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「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、アパレルやジュエリーのシリーズ“バレンシアガ プライド 22(BALENCIAGA PRIDE 22)”を発表。売上の15%は、LGBTIQ+の⼈権擁護および推進を行うNPO団体アウトライト アクション インターナショナル(OUTRIGHT ACTION INTERNATIONAL)に寄付する。写真を中心としたキャンペーン“エニバディ イズ クィア(ANYBODY IS QUEER)”も公開した。
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30年以上にわたってLGBTQ+コミュニティーの継続的支援を行う「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、インタビューで構成した動画を公開。LGBTQ+ニュースやファッション、エンタメ、ライフスタイルなどを扱う「アウト(OUT)」マガジンの元編集長、フィリップ・ピカルディ(Phillip Picardi)らがプライドの歴史、“アメリカンドリーム”の考察、コミュニティーについてなどを語っている。合わせて、レインボーモチーフを取り入れたカシミアセーターやポロシャツ、スニーカーなどを発売。ストーンウォールコミュニティー財団(STONEWALL COMMUNITY FOUNDATION)と提携して寄付を行うほか、寄付活動を購入者に呼びかける。
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米時計大手の「フォッシル(FOSSIL)」は、限定カプセルコレクションを発売。コレクションの売り上げ全額、最低でも10万ドル(約1350万円)をLGBTQ+コミュニティーの若い年代の自殺防止に働きかけるNPO団体、トレバー・プロジェクトに寄付する。
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ブランドのアンバサダーを務めるカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)とカラ・サイクス(Carra Sykes)がデザインに携わった“トゥギャザー フォーエバー(TOGETHER FOREVER)”コレクションを発売した「プーマ(PUMA)」。鮮やかなカラーやロゴを使ったTシャツやフーディー、ショートパンツ、ブラレット、レギンスなどをそろえた。コレクションの収益の20%、最低でも25万ドル(約3375万円)を中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GAY & LESBIAN ALLIANCE AGAINST DEFAMATION以下、GLAAD)に寄付する。
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リアーナ(Rihanna)によるランジェリーブランド「サヴェージ x フェンティ(SAVAGE X FENTY)」は、第2弾となるプライドコレクションを発売した。レースやラメ、メッシュ素材などを使ったカラフルな4シリーズを展開。ランジェリーに加えて、アパレルやガーターベルト、ストッキングなどのアクセサリーもそろえる。売り上げはGLAADに寄付するほか、2012年にリアーナが立ち上げた非営利団体のクラーラ・ライオネル・ファンデーション(CLARA LIONEL FOUNDATION)と協力して、黒人のトランスジェンダーを支援するフォー・ザ・ガールズ(FOR THE GWORLS)にも寄付する。
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“セレブレート ウィズ プライド(Celebrate with Pride)”キャンペーンを展開する「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は、今年もトレバー・プロジェクトと提携。3年目となる今回は、パートナーシップの一環として同団体に15万ドル(約2025万円)を寄付する。プライドコレクションの売り上げの10%も同様に寄付する。ほかにも、プライド月間に関連したビデオコンテンツを作成し、ウェブサイトやSNSで公開した。
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「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」は、クリスタルを使用したレインボーカラーのネックレスやイヤリングの限定カプセルコレクションを発売。売り上げの全額を、ニューヨークのLGBTQコミュニティーにヘルスケアなどを提供するヘルスセンター、キャレン・ロード(CALLEN-LORDE)に寄付する。
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マイアミ発ラグジュアリーセレクトショップ「ザ・ウェブスター(THE WEBSTER)」と「クレージュ(COURREGES)」は、プライド月間を祝うカプセルコレクションを発売。「クレージュ」のアーカイブと、アーカイブアイテムを再解釈した“リエディション コレクション(Reedition Collection)”のアイテムを、公式プライドフラッグに使用されるそれぞれのカラーを使ってアレンジ。ユニセックスのTシャツなどを展開した。収益の全額を、クィア文化のクリエイティビティーやコミュニティーの権利向上を推進するソーシャルプラットフォーム、ノードラマ(NO DRAMA)に寄付する。
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コスメブランド「シロ(SHIRO)」は7月21日、採れたての素材をフレッシュな状態で製品化する“旬シリーズ”第2弾として、北海道の白樺を使用した“白樺フェイスミスト”(120mL、税込4840円)を全国の直営店舗とブランドのオンラインストアで発売する。7月4日に「シロ」メンバーシッププログラムで会員向け先行予約を開始し、7月7日10時にオンラインストアでも予約を開始する。
北海道旭川市江丹別町に自生する白樺の樹液と若葉から抽出したエキスで作った“白樺フェイスミスト”は、細かいミストの軽いつけ心地で、つけるたびに内側に水分が留まり肌を引き締める。洗顔後のスキンケアブースターとして、化粧水の代わりや日中の肌の水分補給としてなど、どんな場面にも使用できる。白樺のフレッシュな香りで気分転換するのもおすすめだ。
2021年にスタートした“旬シリーズ”は、香りや効果が一番パワフルな収穫したての素材をすぐに製品化することで、素材の力や魅力を消費者に感じてほしいと誕生した。第1弾は、食用はもちろん、全身に塗布したり香りを楽しむなどあらゆるシーンで使われている国内では希少なハーブ「ホーリーバジル」に着目。広島県・ひなた農園のホーリーバジルを使用した“ホーリーバジル オイルインウォーター”を数量限定で販売した。
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フランス・パリ発ジュエラー「ショーメ(CHAUMET)」のジャンマルク・マンスヴェルト(Jean Marc Mansvelt)最高経営責任者(CEO)が2年半ぶりに来日した。今回の来日の目的は、日本の市場動向を肌で感じるためだ。同CEOは、1990年から(他社に在職中も)2019年まで、毎年3カ月に1度は来日。「コロナ禍の2年半は、まるでバツゲームのように来日いる」と親日家の一面を見せる。マンスヴェルトCEOにコロナ前後の市場の変化や日本市場、今後の戦略について聞いた。(PHOTOS:TSUKASA NAKAGAWA)
WWD:コロナが落ち着きつつあるが、コロナ禍と比べてここ数カ月の商況は?
現在、好調な市場とその理由は?
ジャンマルク・マンスヴェルト=ショーメ最高経営責任者(CEO以下、マンスヴェルト):コロナ禍で世界的に各市場に特化したサービスに注力したことで、それぞれの市場のビジネスが伸びている。コロナで絆を象徴する結婚やギフトのジュエリー需要が高まった。日本では、コロナ禍で旅行できない代わりに、長期間使える価値のあるものの需要が増えている。7〜8年前から本格参入した中東市場もとても伸びている。中東に関しては、ほかのビッグメゾンの露出が増えているのと相乗効果で「ショーメ」への注目がアップしている。まずは、誰でも知っているビッグメゾンのジュエリーを購入する顧客が多いが、多くの人が着用しているのを見て、違うものが欲しいと思うようになる人もいる。われわれは、2世紀半以上の歴史を持つメゾンで価値あるジュエリーを作り続けている。だから、単なる他のブランドの代替品ではない。
日本は本当に好調で誇りに思っている。
WWD:コロナ禍でデジタル強化をせざるを得なかったと思うが、強化ポイントは?
デジタル販売の割合は?
マンスヴェルト:店舗をクローズせざるを得なかった時期は販売を遠隔で行うしかなかった。スタッフがライブストリームや電話で顧客に連絡して商品をお届けしたこともあった。2021年末には、フランスでECをスタート。日本でも今年末までにオープンし、少しずつ広げていくつもりだ。現在、ECの売り上げの割合は4〜5%程度だ。消費者がメゾンに触れる入り口はいろいろあるべき。しかし、やはり来店してもらい商品やサービスを体験してもらうことを大切にしたい。ジュエリーは身に着けるものなので、実際手に取って納得して購入してもらいたい。
WWD:昨年秋に横浜で開催したハイジュエリーイベント「フランスと日本文化のConversation―ショーメのサヴォワールフェールと日本の名匠3人の対話」を企画した理由と目的は?一般に公開したが来場者数は?
マンスヴェルト:「ショーメ」は世界に開かれたメゾン。19~20世紀には世界の王族から特注品の注文があった。ヴァンドーム本店に昭和天皇をお迎えしたこともある。だから、世界中の文化からヒントを得て作品をデザインしてきた。このハイジュエリーイベントは日本との交流の証であると同時に、日本のアルチザン=匠への敬意を示したもの。日本の伝統工芸である、竹細工や刀、盆栽など、ジュエリーの金細工とは全く異なるものだと思われがちだが、本質は同じ。それらの対話を展示を通して試みた。また、これは、私の日本への愛を表すものでもある。あいにく、来日は叶わなかったが。顧客への販売にもつながったし、6日間の一般公開で約8000人もの来場があった。美しいものは、分かち合うべきだと思う。
WWD:現在の日本市場の課題と今後の戦略は?
マンスヴェルト:「ショーメ」は控え目なメゾン。より多くの人に知ってもらうのが課題だ。ただ、他のブランドとは違うセレクティブなメゾンというポジショニンング。だから、20年には、店舗数を18から11に絞った。店舗が多ければいいというわけではない。効率化を図ると言う意味でも、より、セレクティブな場所で最高のサービスを提供するのが目的だ。将来的には、いい場所があれば出店しようと思っている。今年は、既存店のリニューアルをしてサービスを充実させるつもりだ。
WWD:現在日本で好調なファインジュエリーとその理由は?
マンスヴェルト:“リアン”とブライダルで人気の“ジョゼフィーヌ”、 “ビー・マイラブ”の3つのシリーズが絶好調だ。“リアン”は絆を象徴するデザイン、“ジョゼフィーヌ”はナポレオン皇帝の妃で2人の愛を象徴するもの、“ビー マイラブ”は、ナポレオンの紋章と全てにストーリーがある。それぞれバリエーションも多くあり、重ね付けもできる。
特に“ビー・マイラブ”は若い層に人気が高い。
WWD:今後、強化していく市場や課題は?
マンスヴェルト:各市場を強化していく。われわれは12カ国でしか展開しておらず、同業他社と比べるとかなり少ない。だから、ポテンシャルはまだまだある。
WWD:ミレニアル世代やZ世代に対するコミュニケーションやアプローチは?
マンスヴェルト:若い世代に対しても、SNSなどを使ってコミュニケーションしていく。大切なのは、「ショーメ」は、新しいストーリーを作りだすメゾンではないということ。2世紀半培われてきた歴史とストーリーを紡いでいるメゾンであることを誠意を持って伝えたい。
伝統だけに頼っているわけではなく現代性ももち合わせて永続性のあるメゾン、それが「ショーメ」なのだ。
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WWDJAPANで「上半期ベストコスメ」を発表したばかりの今月から、毎月業界の美容賢者たちにおすすめのコスメを紹介してもらう新企画をスタート。1回目に登場してもらうのは、有名オーディション番組に出場したことでも注目を集めたイ・ミンヒョク(Lee Minhyuk)。アーティストとして活躍する一方、一軍美容液だけでも常に40種類を確保しているという美容マニアの顔も持つヒョクのユーチューブは人気を博し、中でも毛穴ケア動画1000万回再生を記録した。今回はそんな彼のおすすめコスメ3アイテムを紹介していく。
韓国では“タンタン”という、肌のはりを表現した擬音語を用いて“タンタンクリーム”と呼ばれて親しまれているスティックタイプの美容液。テンションバイオームという「バイオヒールボ(BIO HEAL BOH)」ならではのペプチド成分が入っていて、肌に弾力をもたらしてくれます。さらに肌の表皮や角質層まで浸透するコラーゲンも含み、長時間ハリをキープしてくれるので、小じわやほうれい線が気になる方にぜひ使っていただきたいアイテム。
メイクの上からも使えるので、僕は素肌用&メイクの後用の2つを確保しています。メイクの上から使うことで、しわやメイク寄れが目立ちにくくなるので、撮影の時も持参している僕の必須アイテム。
小じわなどの悩みがまだ気にならない20代の方でも、早期ケアとして使い始めることで加齢によるお悩みのスタートラインを先延ばしすることができます」。
「しみやくすみケアに効果的なアスコルビン酸という純ビタミンCが13.5%も含まれている美容液。10%の濃度を超えると製品の配合バランスを保つのが難しいとされているので、とても貴重なアイテムですね。光や熱に弱く酸化しやすい成分のため、光を通さない茶色のボトルを使用し、空気に触れないよう小分けにしているのも企業のこだわりでしょう。
アスコルビン酸はすごく不安定な成分なので、紫外線にあたりにくい夜に使うのがベター。相性の良いナイアシンアミドとビタミンB6(トコフェロール)を含むスキンケアアイテムと合わせて使うのがおすすめ。純ビタミンCは使い初めは刺激を感じやすい成分なので、使い始めは “肌に合っていないかも?”と感じるかもしれませんが、使用していくうちに刺激を感じにくくなります。
すでにしみやくすみが気になる方だけではなく、20代前半から取り入れるのも良いと思います。早い段階から使用してしみにアプローチしておくことで、ビタミンCでは改善しにくい肝斑ができ始めたときに正しい対処がしやすくなります。ちなみに肝斑にはトラネキサム酸が効果的ですよ」。
「2月のメガ割で購入してから、今も気に入って使っているクッションファンデです。最近のベースメークは“マスクにつかない”ことを重要視されることが多いですが、崩れにくいファンデってセミマット寄りのものが多いですよね。このクッションファンデはちょうど良いツヤ感が出しやすい上に、マスクにもつきにくいのでリピートしています。薄づきですがカバー力もあり、気になる肌トラブルをツヤで飛ばしてくれるようなアイテムです。また、付属パフがすごく柔らかく、肌にファンデを叩き込んでいるときの圧力を逃してくれるのもお気に入り。韓国コスメの割にはカラー展開も豊富なので、性別、年齢問わず使えると思います。
僕はブルベ肌なので、「エチュードハウス(ETUDE HOUSE)」の“フィックス&フィックストーンアップ プライマー”のラベンダー色をベースに使い、このクッションファンデを塗って、ハイライトを少しつけるのが普段のメイクプロセス。SPF34、PA++と、紫外線対策効果はそんなに高くないので日焼け止め効果のあるアイテムを合わせて使用したいですね」。
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バッグを主力とするドイツ発のブランド「エムシーエム(MCM)」は6月29日、サンダルブランド「クロックス(CROCS)」とコラボした2つの商品を発売する。価格は3万7800円(税込)〜。
ブラックを基調としたモデルは、「エムシーエム」のシグネチャーであるミニベルトバッグを付属し、24Kゴールドメッキ仕上げのチャームなどに同ブランドらしさを見せる。一方、イエローをベースとしたモデルは、ブルドッグのモチーフと首輪をイメージした金具使いがポイントだ。
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東京の現役ファッション専門学生のスタイルを調査するため、ファッション専門学校のエスモードジャポン(ESMOD JAPON)に潜入。フランス・パリに本校を置くエスモードの日本校であるエスモードジャポンの学内イベントでスナップ撮影を行った。当日6月22日は、フランス発祥の音楽の祭日フェット・ド・ラ・ミュジーク(FETE DE LA MUSIQUE)を1日遅れて祝う学内イベントを開催中。学生たちが務めるDJの流す音楽に合わせて、皆がノリノリで踊る光景はまさにダンスクラブで、校舎にいることを忘れてしまいそうだ。
前編の本記事では、「WWDJAPAN」の目に留まった個性的なスタイルでで来場(登校)した学生たちをスナップ。着用アイテムの詳細を、こだわりとインスタグラムと共に紹介する。音楽イベントということもあり、カジュアルで動きやすさも考えながら、1人1人ジャンルも多種多様な、自分を貫いたファッションが目を引いた。レトロなテーマは人気で、特に1980年代をインスピレーションとしている学生が多い。ヘアスタイルやメイクとのコンビネーションやアクセサリー使いにも注目だ。
後編では、専門学校ならではの自作のアイテムを着こなしたスナップをご紹介する。
園山砂里亜
・アイテム
トップス:「ザラ(ZARA)」
パンツ:「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」
ブーツ:「グラウンズ(GROUNDS)」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
ツノ
・インスタグラム
@saria_ace
Shoki
・アイテム
トップス:古着
パンツ:アメリカ海軍用品
ブーツ:「パドローネ(PADRONE)」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
夏なのでラフにタンクトップ。1980年代のアイテムをセレクト
・インスタグラム
@sho_kilo18
Kotaro
・アイテム
トップス:古着
パンツ:「リーバイス(LEVI’S)」
ブーツ:古着
リング:「ナンバーナイン(NUMBER NINE)」
・インスタグラム
@___k_t_r___
ISAMU KAWASHITA
・アイテム
シャツ:「ユニクロ(UNIQLO)」
パンツ:「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」、カスタム
ベスト:リメイク
シューズ:「ナイキ(NIKE)」
・インスタグラム
@SHININGASIAN
ノムラチカラ
・アイテム
トップス:古着
パンツ:「スビ(KSUBI)」
ブーツ:「アンダーカバー(UNDERCOVER)」
バッグ:「ナンバーナイン(NUMBER NINE)」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
“ボロボロ”
・インスタグラム
@katumatakun
Yuri
・アイテム
トップス:「スカルプター(SCULPTOR)」
スカート:「ウィークジェネレーション(WEAK GENERATION)」
ブーツ:「ブラックアップ(BLACKUP)」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
ダークカラーのモノトーン
・インスタグラム
@xximxxyurixx
BURETTE ELODIE(講師)
・アイテム
スカート:「ディッキーズ(DICKIES)」×「グラミチ(GRAMICCI)」
Tシャツ:「コビーレイスタジオ(KOBEERAY STUDIO)」
シャツ:「ヘンリック・ヴィブスコフ(HENRIK VIBSKOV)」
シューズ:「ナイキ(NIKE)」
ネックレス:「コス(COS)」
・コーデ、ヘアやメイクのポイント
プリントと色、テクスチャーの調和
・インスタグラム
@elodieburette
PHOTOS:eucari
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2023年春夏コレクションサーキットの皮切りとして、各都市のメンズ・ファッション・ウイークが開催しています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。今回は好調「ディオール(DIOR)」から「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」など、注目ブランドが登場するパリメンズ4日目をリポートします。
本日の朝イチの「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」のショーは、ただただ楽しいコレクションでした。今回はポップアートを代表するアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)、ジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)、キース・へリング(Keith Haring)ら20世紀を代表するアーティストの作品や、コカ・コーラ(Coca-Cola)、ネットフリックス(NETFLIX)、「ホンダ(HONDA)」といったキャッチーなアイコンの企業と縦横無尽にコラボ。ファーストルックでリキテンスタインの作品を全面に配置したテーラードがジャケットが登場した瞬間「買ってしまう」と即座に反応してしまうほど、今回も大人の物欲を刺激する楽しいコレクションでした。ウエアは同ブランドらしい構成で、男性服のベーシックであるワークウエアやテーラリング、ミリタリー、アウトドアなどがベースで、ボトムはいつもよりややシャープ。シンプルだからこそ、作品やロゴを配置するセンスが際立ちます。ゲストの多くがトーキング・ヘッズ(Talking Heads)の楽曲に合わせてリズミカルに揺れ、目を輝かせながら、心の中では(どれを買おうかな)と考えていたことでしょう。
次は、ひさしぶりにリアルのショーを開催した「ポール スミス(PAUL SMITH)」へ。廃倉庫のインダストリアルな雰囲気の会場で、淡いカラートーンのラフなルックが爽やかな春の訪れを感じさせるコレクションです。今季に限らず、「ポール スミス」のコレクションを見るといつも、やっぱりスーツってカッコいい!と思っちゃいます。歩くたびにテーラードジャケットの裏地の明るいカラーがチラリと見えるのは、軽量で柔らかな生地のおかげでしょう。今季は「ポール スミス」流のスリーピーススーツとして、ジレではなくプルオーバーのベストを提案します。深いVネックのベストは、単体でシャツやニットに重ねて着回すとストリート風のカジュアルなアイテムへと様変わり。スーツ自体にほかの要素を掛け合わせるのではなく、基本に忠実に。シルエットとモチーフ、そして新たなアイデアで日常着としてのスーツの可能性を広げているのが、デザイナーとしての手腕だと感じました。
パリコレ中盤でタイトなスケジュールのため、やや早足で「アクネ ストゥディオス」の展示会場へ向かいます。今季のテーマは“ウェディングパーティー”!会場にはテーマに沿った、4つの異なる世界観のインスタレーションが展示されています。コレクションのコンセプトとしては、パーティに参加するためワードローブからベストなものを選んだり、新しいものを買ったり、作ったりするDIY精神でドレスアップを楽しむというもの。パッチワークやレースアップ、ハートのアップリケを取り付けたり、パステルカラーでどこかロマンチックムードです。結婚初夜のシーツをアップサイクルした、シルクのシャツもあります。が、コンセプトなだけで本物ではないのでご安心あれ。ウェディングパーティーをテーマにしたインスタレーションスペースで写真を撮ると、“新婚さんいらっしゃい!”のワンシーンみたいになっちゃいました。
「メゾン ミハラヤスヒロ」は、コロナ禍で映像や商店街でのファッションショーなど、さまざまな方法でお笑い……ではなくファッションの表現にチャレンジしてきました。さらにパワーアップした三原康裕デザイナーは、帰ってきたパリコレでどんなショーを見せてくれるのでしょうか。期待を膨らませて会場に入ると紙吹雪が床に散乱しており、スタッフがそれを掃除しています。黄色いベストを着た清掃員の中に、見たことがあるシルバーヘアがいました。そう、三原デザイナー自身がほうきを手にそうじしているんです。「出てくるの早いよ」とベテランジャーナリストがつっこむと、「だってさ、間がもたないじゃん」というやりとり。ここはパリか、浅草か。
コレクションは、三原デザイナーが好んできたデニムやミリタリーとったワークウエアに、ビンテージ加工のトロンプ・ルイユのユーモアを加えます。エイジング加工を“嘘”とし、だまし絵であるトロンプ・ルイユと結びつけることで、「軽薄な嘘よりも、表層的でいいじゃないか」というメッセージを込めました。ピースの多くに1950〜70年代のビンテージウエアのディテールを採用。異なる服をドッキングさせる得意技も健在です。ファッションはある意味ファンタジーの世界ですが、最近の「メゾン ミハラヤスヒロ」はとってもリアルで人間的。中盤からはシャボン玉が大量に放たれ、風船を手にしたモデルや来場者からは自然と笑みがこぼれます。フィナーレに登場した三原デザイナーは「オシャレでしょ?うちもオシャレができるって分かって!」とゲストに訴えていて爆笑。ここはパリか、浅草か。
次は今日のメインイベントの一つ、今、乗りに乗っているキム・ジョーンズ(Kim Jones)率いる「ディオール(DIOR)」です。事前に届いたインビテーションには、きれいな花のイラストと、花の種が付属していました。会場内に入ると、ムッシュ・ディオールが愛した花々がランウエイ上に並ぶという空間演出。両サイドには家が建っており、一つはノルマンディー地方・グランヴィルのムッシュが幼少期を過ごした家、もう一つはイギリス・サセックス地方の、アーティストのダンカン・グラント(Duncan Grant)らのアトリエ「チャールストン」を再現したもの。バラ園で過ごしたムッシュの記憶と、キム自身のルーツ、アート、文学を結びつけたロマンチックなクリエイションを見せてくれました。
コレクションは、テーラリングが中心。そこにグラントが好きだったというガーデニングの実用性を融合させ、軽快なスタイルに仕上げます。ダブルブレストジャケットはピンクやブルーのパステルカラーで、シルクのオーガンジーを素材に使ったり、ショーツとウオーキングシューズをスタイリングしたり。ジャケットの内側から袖が垂れ下がるユニークなディテールも、日常着としてのテーラリングに挑むキムの姿勢が感じられます。アーティストコラボは、アーティストへのリスペクトが強ければ強いほど“取って付けた”感になる傾向があるものの、グラントの作品をハンドニットや機能的ブルゾンとしてコレクションになじませるキムのバランス感はさすがでした。アウトドアブランド「ミステリーランチ(MYSTERY RANCH)」とコラボしたバッグや、リサイクルラバーを使った“カナージュ”のサンダル、刺しゅうを施したシューズなど、アクセサリーも充実。キャッチーなデザインと手仕事を生かしたディテールの合わせ方に唸りました。「ERL」とコラボレーションした前コレクションに比べて派手さはありませんが、キムの愛と繊細なセンスを感じさせるコレクションでした。
先日ミラノでショーを見た、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」の展示会へ。缶やグローブといったショーピースの立体装飾は、コマーシャルピースにはプリントで表現していました。ショーに登場したドアのヒンジがついたノースリーブフーディやニットウエアはそのまま商品化されるようです。プラットフォーム部分にラインストーンを散りばめたサンダルはショーピースですが、甲の部分にラインストーンを飾ったミュールが実際に店頭に並ぶとのこと。リンゴをかじる男の子が描かれたボーダーのTシャツは、リンゴ部分を刺しゅうで装飾。こういった細かなディテールを見られるので、展示会に足を運ぶのは大事だなと改めて実感します。
2年半の時を経て、「コム デ ギャルソン・オム プリュス」がパリに戻ってきました。前シーズンまでは日本でのフロアショーを実施していたものの、パリで見る同ブランドはやっぱり違います。まず、会場外の熱気がすごかった。そして決して広い会場ではありませんが、ちっ息しそうなほどの熱量と盛大な拍手でパリに堂々のカムバック。コレクションも、実に「コム デ ギャルソン・オム プリュス」らしいパンクな精神が生きた内容でした。こちらは別のリポートでお伝えしますね。
「クレージュ」のクリエイティブディレクター、ニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)がコレクションの説明を直接してくれるというので、展示会場へ行ってきました。私は取材で何度か会っていて、いつも気さくに笑顔で話してくれる超ナイスな人なんです。今季のコレクションは、1970年製作の映画「純愛日記(A Swedish Love Story)」が着想源。14歳の男女が恋に落ち、大人ぶってバイクにまたがるシーンに感化されたと言い、キーピースとしてライダースジャケットを制作しました。これは、「クレージュ」が81年に発表したアーカイブのネオプレンジャケットのカットとパターンを踏襲し、現代的に蘇らせたデザインです。「みんなが日常に着用できる、凡庸性の高いアイテムを届けたい。常に考えているのは、現代においてのユーティリティとは何かという点だ」とニコラスは言いました。
シルエットはタイトフィットの過去数シーズンから、ボリュームをやや足して、全体的にシャープなジャストフィットか、オーバーサイズへと変化。アウターの胸元に取り付けたレザーのベルトは、スナップの留め方によって二通りのデザインへと変わるほか、アウターを脱いでベルト部分を肩に掛けられる仕組みです。テクノクラブ好きのニコラスが、踊っている時に邪魔にならない方法でアウターを持っておきたいという願望から思いついたと教えてくれました。メンズとウィメンズのコレクションでは、新たにドレープを生かしたデザインも登場。メンズ向けに、アーカイブのトライアングル型のバッグをアレンジした新作“シャーク”や、創設者アンドレ・クレージュ(Andre Courreges)が生み出したロゴを取り入れるなど、今後もメンズを拡販させたい意欲を感じます。年内にパリに3店舗目、ニューヨークにも旗艦店をオープン予定。メンズに関してはまだターゲットは狭いですが、マーケティングとプレスにも力を入れて、クリエイションを磨いていってくれるだろうと期待しています。
本日もたくさんのコレクションが見られていい日でした。そう思っていたんです、コルム・ディレイン(Colm Dillane)主宰の「キッドスーパー(KIDSUPER)」を見るまでは。これまで発表した映像などを見る限り、何かをやらかしそうな予感はしていました。会場外に着くと、人だかりですでに混乱気味。早速嫌な予感がしたものの、まだまだ序の口です。人混みをかき分けて何とかゲートをくぐると、タバコとは違う煙の匂いが漂います。おいおい。そして、煙の当事者ほど優先して入場していくアテンド下手な運営。ベテランのジャーナリストは、怒りのあまり会場を立ち去りました。こういうショーは、開始がほぼ100%大幅に遅れるんです。案の定、1時間遅れの21時にスタートするころには、すでにちょっと帰りたい気分でした。
ただ、ショーの演出は今シーズンのメンズコレで最もユニークでした。壁に掛けられた絵画とコレクションが連動しており、オークション形式で一体一体の値段が付いていく、ゲスト参加型のショーなのです。もちろん架空なので実際に購入するわけではありませんが、入場時に渡された番号の札をゲストが掲げるたびに、価値が数字としてどんどん上がっていく仕掛け。ゲストがどのルックが好きかその場で分かるアイデアは上手い。そんなポジティブな気持ちで見続けて約10分が経つころには、すでに飽きてました。ルック一体を紹介する時間が長すぎて、コレクションが全然進みません。雰囲気的に途中で抜けられる感じでもなく、23体を紹介する苦痛に30分間耐え続けました。服は、作品をドンと乗っけていたことぐらいしか印象に残ってません。デジタルでハイライトをチェックする分にはいいのでしょう。ただ、これを現場で見るのは辛かった。しつこいと嫌われるのは、ファッションショーも同じでした。あれだけ盛り上がっていた客席も、途中から明らかにシラけています。才能はあるのだから、まずはしっかりしたPRエージェンシーと契約すればいいと思います。自分のアイデアとお笑いセンスに自信があったとしても、見る側の気持ちを忘れないでおこうと自戒を込めて帰路につきました。
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「カバーマーク(COVERMARK)」は7月1日、フェイスパウダー“フェイスアップ プレストパウダー”[SPF23・PA++](税込6600円、リフィル税込5500円)を発売する。3色の微細パールを配合し、肌の光の反射をコントロールしながら、透明感とメリハリのある仕上がりを実現した。
同ブランドは、ライフスタイルの変化により、「休日は化粧下地とフェイスパウダーだけでリラックスしながら肌を美しく見せたい」「マスク着用時も1日快適に過ごしたい」といったニーズから、再び「おしろい」の効果が注目されていると分析。そこで、マスク着用時も心地よく過ごせるサラッとした使用感を持ち、“いきいきとした顔立ち”にみえる技術を搭載した“3Dおしろい”を開発した。年齢を重ねた肌は顔の印象が暗くなったり、メリハリのない顔立ちに見えてしまうことから、頬や鼻筋にメリハリをつけながら立体的な表情を演出する。2019年に発売したジェル状のおしろい「モイスチュアコート ジェル」(35g、税込5500円)に次ぐ、第二の新発想おしろいとしてアプローチする。
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「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」は、リードディフューザーとワックスタブレット“タボレッタ”のデザインをリニューアルする。リードディフューザーはパッケージをコンパクトに再設計し、“タボレッタ”は、800周年の記念コレクション「フィレンツェ 1221 エディション(Frenze 1221 Edition)」の一環で刷新する。なお“タボレッタ”は今秋、香りのラインアップを拡大する。
五大陸を5つの香りで表現したリードディフューザー(250mL、税込各1万4410円)は、ボトルとスティックを別包装にすることでパッケージをコンパクトに仕上げた。また、透明ボトルの正面にラベルを配し、表面のオリジナルグラフィックがボトル背面から透けて見えるようにした。スティックは木製を採用。6月29日から販売する。リードディフューザーは2020年9月に誕生。中でも人気な香りは、ベルガモットやスイートオレンジ、ローズ、スミレにウッディーでムスキーな香りをブレンドした“ヨーロッパ”、緑茶のトップから、ミドルは東洋文化を連想させる蓮の花とアイリス、ラストは柚子の木と清々しい香りを演出する“アジア”、潮風をイメージし、ホワイトフラワーの甘さが香り立つ“オセアニア”。なお、7月6日まで公式EC限定で、リードディフューザーを1点以上含む注文1件につき、ロゴ入りで天然素材のジュートバッグをプレゼントする(なくなり次第終了)。
ハードワックスに香りを閉じ込めたタブレットタイプの“タボレッタ”(2枚入り、税込各4400円)は、フレグランスコレクション「フィレンツェ 1221 エディション」を代表する8種の香りを展開する。まずは7月27日に“ポプリ”“ザクロ”“フリージア”の3種を発売し、10月に“トバッコ・トスカーノ”や“ローザ・ガーデニア”など5種の香りが仲間入りする。さらに今秋、同8種の香りのボディーラインも登場する。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は、1221年にイタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院に務める修道僧が栽培した草花を使い、修道院内にある薬局で薬剤や軟膏、鎮痛剤を調合していたことをルーツに持つ。歴史と伝統に裏付けされたレシピをもとに、自然のハーブから生まれた香りのフレグランスをはじめ、フェイスケアやボディーケア、インテリアなど幅広いアイテムをラインアップする。
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「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」は、リードディフューザーとワックスタブレット“タボレッタ”のデザインをリニューアルする。リードディフューザーはパッケージをコンパクトに再設計し、“タボレッタ”は、800周年の記念コレクション「フィレンツェ 1221 エディション(Frenze 1221 Edition)」の一環で刷新する。なお“タボレッタ”は今秋、香りのラインアップを拡大する。
五大陸を5つの香りで表現したリードディフューザー(250mL、税込各1万4410円)は、ボトルとスティックを別包装にすることでパッケージをコンパクトに仕上げた。また、透明ボトルの正面にラベルを配し、表面のオリジナルグラフィックがボトル背面から透けて見えるようにした。スティックは木製を採用。6月29日から販売する。リードディフューザーは2020年9月に誕生。中でも人気な香りは、ベルガモットやスイートオレンジ、ローズ、スミレにウッディーでムスキーな香りをブレンドした“ヨーロッパ”、緑茶のトップから、ミドルは東洋文化を連想させる蓮の花とアイリス、ラストは柚子の木と清々しい香りを演出する“アジア”、潮風をイメージし、ホワイトフラワーの甘さが香り立つ“オセアニア”。なお、7月6日まで公式EC限定で、リードディフューザーを1点以上含む注文1件につき、ロゴ入りで天然素材のジュートバッグをプレゼントする(なくなり次第終了)。
ハードワックスに香りを閉じ込めたタブレットタイプの“タボレッタ”(2枚入り、税込各4400円)は、フレグランスコレクション「フィレンツェ 1221 エディション」を代表する8種の香りを展開する。まずは7月27日に“ポプリ”“ザクロ”“フリージア”の3種を発売し、10月に“トバッコ・トスカーノ”や“ローザ・ガーデニア”など5種の香りが仲間入りする。さらに今秋、同8種の香りのボディーラインも登場する。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は、1221年にイタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院に務める修道僧が栽培した草花を使い、修道院内にある薬局で薬剤や軟膏、鎮痛剤を調合していたことをルーツに持つ。歴史と伝統に裏付けされたレシピをもとに、自然のハーブから生まれた香りのフレグランスをはじめ、フェイスケアやボディーケア、インテリアなど幅広いアイテムをラインアップする。
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イタリア発のウィメンズブランド「フォルテ フォルテ(FORTE_FORTE)」は、同郷のスポーツ&レジャーシューズブランド「スペルガ(SUPERGA)」とコラボレーションした2型のスニーカーを発表した。価格は税込4万1800円で、「フォルテ フォルテ」の直営店と公式オンラインストアで販売中だ。
ホワイトコットンに細かいトップステッチを施したシックなモデルと、ナチュラルコットンにコントラストの効いたブラックのトリミングを施したカジュアルなモデルを用意。どちらもアッパーサイドに「フォルテ フォルテ」のモノグラムをあしらったかぎ編みのハートのパッチワークを配し、シュータンとコットンループには「フォルテ フォルテ」のロゴをカスタマイズした刺しゅうを施している。
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アイラッシュサロンなどを運営するワインライスは7月1日、東京・新宿に全席個室のアイケアサロン「ネロリバイエイティスト(neroli by 8ist)」をオープンする。
これは眉毛・まつ毛をメインに、生えグセや悩みをポジティブな個性ととらえ、顧客ひとりひとりのライフスタイルに寄り添ったスタイリングとケアを提供するサロン。眉用に開発した液剤を使い、毛流れを自由自在に整えるアイブロウメニュー“ハリウッドブロウリフト”(ワックス脱毛込みで税込7680円)、特殊な技術でまつ毛の根元だけを施術することで、自然にまつ毛を立ち上げるアイラッシュメニュー“パリジェンヌラッシュリフト”(トリートメント込みで税込7680円)などをそろえる。
同サロンは、心地よくくつろげる空間を目指し、プライバシーや感染対策にも配慮した全席個室タイプを採用。曲線のデザインをスキントーンにまとめ、ホテルのような高級感とゆとりある空間に仕上げた。新宿三丁目駅から徒歩5分という都心に位置するため、仕事帰りに立ち寄ることも可能だ。
ゆったりと施術の時間を過ごした後は、メイクブースを自由に使うことができる。ブースにはスタッフが選んだ美容機器や化粧品、ネイル・ハンドケアなどのアメニティーを常備している。
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英国発ビューティブランド「ラッシュ(LUSH)」は6月28日、東京と大阪で同性婚の法制化に向けた街宣活動を開催した。東京では新宿駅東南口広場で、大阪ではヨドバシカメラマルチメディア梅田柴田交差点前で行った。
「ラッシュ」のスタッフのほか、公益社団法人マリッジ・フォー・オール・ジャパン(Marriage For All Japan、結婚の自由をすべての人に)、LGBT支援団体、同性婚訴訟の一部原告らが参加。結婚をイメージさせる白い洋服に身を包み、「結婚の自由をすべての人に」「同性婚実現に声をあげよう」のメッセージボードとハート型のボードを静かに掲げる"サイレントデモ"で、婚姻の平等を訴えた。また、4人のオペラ歌手も参加し、LGBTQ+コミュニティーの描写でも有名なブロードウェイミュージカル「レント(RENT)」の1曲"シーズンズ・オブ・ラブ(Seasons of Love)"を歌った。事前に一般への告知はなかったものの、東京の現場には延べ500人程が集まり、歌唱パフォーマンスにあわせて手拍子でデモを盛り上げた。
同活動は、6月24日~7月10日に行われている、同性婚の法制化に向けたキャンペーンの一環。キャンペーンに賛同する12人のクリエイターが婚姻の平等をテーマに制作したアートをポストカードやデータとして配布し、カジュアルに賛同の輪を広げていくという企画も行っている。「ラッシュ」は、今年3月17~31日にも新宿店でサイレントデモを実施。第2回目の今回は、1969年にニューヨークのLGBTQ+のコミュニティーが集まるバー、ストーンウオール・イン(Stonewall Inn)の客が度重なる警察の踏み込み捜査に立ち向かいデモを起こしたことからストーンウオールの反乱の日として祝われる6月28日に公共のスペースでの開催に踏み切った。
3月と今回のキャンペーンを通し、多くの賛同の声を社内外からもらったと小山大作コーポレートコミュニケーション マネージャーは語る。ブランドのパーパスと立ち位置を示すことで、まだ家族にもカミングアウトしていないLGBTQ+当事者が「ラッシュ」のスタッフを信頼し、カミングアウトをしてくれるということが、全国の店舗で起きているという。同性婚訴訟では昨年3月17日、同性同士の結婚ができないのは違憲であるという歴史的な判決が札幌で出たものの、今月6月20日の大阪判決では合憲という判決が出た。このような時だからこそ「化粧品の店だが、店を出るときには少し婚姻の平等について考えてもらえると嬉しい」と話す。
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坂部三樹郎とシュエ・ジェンファンによる「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」は、現代美術家のタカノ綾とのコラボコレクションを発表した。アイテムはタカノの作品をプリントしたブラウスやパンツ、“ニュー ジェリー ソール(NEW JEWELRY SOLE)”のフットウエアなど。
公式オンラインストアで7月2日から24日まで受注を受け付けるほか、7月2日から4日までコレクションを試着できる受注会を原宿で開催。2日にはレセプションパーティーを開催し、受注者限定のオリジナルポストカードへのサイン会やコレクションピースの展示も実施する。
■TAKANO AYA x MIKIOSAKABE POPUP SHOP
日時:7月2日15:00〜19:30
3日12:00〜19:30
4日12:00〜18:00
場所:レンタルスペースさくら 原宿 1F
住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-8
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仮想通貨とかNFTとか、最近耳にタコができるほど聞く。それでも「あれはまだまだ港区おじさんのものだから、僕には関係ないなぁ」なんて思ってた。それがどうだ。この1カ月で、まんまと沼にハマってしまった。その原因が、歩いて稼ぐNFTゲーム「ステップン(STEPN)」である。「歩けば必ず稼げる」と言われ、それはひと月で200万円とも2000万円とも。それで今僕は、雨の日も風の日も毎日歩いている。これは仮想通貨もNFTも“初心者”の僕によるリポート。だから、ここに書いてある情報は鵜呑みにせず、気になることは検索してほしい。でもこれだけは忘れないで。あくまでも“ご利用は計画的に”。レッツウオーキング!(この記事は「WWDJAPAN」6月13日号からの抜粋です)
まずはスニーカーを入手!
歩くには、スニーカーをアプリ内で買うか、もしくは既に「ステップン」をやっている人からもらう必要がある。これが俗に言うNFTだ。なのに、デザインがダサい、ダサ過ぎる。スニーカーは(当時)安くても10数万〜上はウン千万円(レア度によって異なる)なので、お財布と相談しながら決めて欲しい。ポイントは能力値の「Efficiency(効率)」と「Resilience(回復力)」の高いスニーカーを選ぶこと。
仮想通貨をなんとなく覚える
「ステップン」内のやりとりは「GST」「GMT」「SOL」といった仮想通貨(トークン)なので、覚悟しておくこと。なんてたって、乱気流ぐらい不安定。で、まずは取引所が違うので、イーサリアムを買ってSOLに変換。そして、「バイナンス」か「ソラナ」のどちらかのチェーンを選ぶのだ。チェーンで価値が違うため、バイナンスの方がソラナの3〜4倍高い。初心者はソラナでいいかも。
とにかく歩く!
スニーカーを手に入れたらとにかく歩く。ただし、1日(22時間で全回復)に歩ける時間が決まっているのだ。スニーカーのレア度によっても異なるが、1足だとわずか10分。3足で20分、15足で60分、30足なら100分。一番効率が良さそうなのが9足で45分。「Walker」「Jogger」「Runner」とスニーカーのタイプによって、必要な歩きの速度も変わる。GPSと連動しているので、屋根の下や天気が悪いと反応が鈍い。
スニーカーを増やす
とにかく一足だと一生元がとれそうにないので、スニーカーを増やしていくしかない。これにはいくつか方法があって、単純にお金を出して買うか、スニーカー2足を掛け合わせて新しいスニーカーを生み出す“ミント”をするか。もしくは、誰かにもらうか。原資回収には9足が最も効率が良さそう。仮想通貨が安定していれば、投資分(当時9足で130万円ほど)を1カ月半で回収できる計算。その後は利益確定の無双状態。こうして“ステップン長者”が次々と生まれていく。
さあ、冒険の始まりだ。
このときのレートで12万円ぐらいのスニーカーを買って、初日はお約束の10分歩いた。稼いだのは3.23GST。しかし、レベル上げで3GST消費する……。まさかレベルが完全に上がり切るまで(最高30レベル)稼げないのでは?と不安になる。
レベル5の壁
レベル4から5にレベルアップさせるとき、初めて10GST+10GMTが必要になる。ここまでレベルアップを繰り返していると、これまで歩いた分では足りないので、何日か歩くか、金で解決することになる。そういうシーンがレベル10とかでもやってくるので、なかなかシブい。
たまらず、1足買っちまおう!
1足だと原資回収に途方に暮れてしまった僕は、ひとまずもう1足買うことにした。このとき、ちょっとレートが下がって、1足8万円ぐらい。「スニダン」で売っているスニーカーが一瞬安く思えた。でもこれで、新しい方をレベル5にすれば“ミント”ができる。ちなみにミントするのに最低200GSTかかる(泣)。
念願の“ミント”でついに3足だ
とにかく、ミント用の200GSTを稼ぐのは時間がかかり過ぎる(そしてこの企画に間に合わない)ので、ひとまずお金で解決だ。200GSTは当時のレートで8万円ぐらい。こうして、3足揃えて20分歩けるようになったのだ。後々の話だけど、20分歩けば、レベル20で1日30GST(当時で約1万2000円)ぐらい稼げる。そんな感じで、日々歩いていたわけだ。
中国禁止のニュース!まさか……
「ステップン」を始めて2週間後、あるニュースが全世界のステップンユーザーを震撼させた。「ステップン」が規制の厳しい中国で7月から禁止になることが発表されたのだ。このニュースが流れて、「ステップン」関連の仮想通貨が暴落して、わずか3日間で50%以上ダウンした。4月下旬にはGSTは一時1000円を超えていたし、僕が始めた頃にも400円台だったのに……。仮想通貨恐るべし。ぴえん。
結局、30万円を溶かしてしまったのかと言われたら分からない。まだGSTを現物にしないで持っているし、日々貯まっている。「ステップン」とは、正しくはフィットネスNFTゲームだ。つまり、本来、欲望は二の次で、歩きながら健康になれるならそれでいいじゃん、と考えるべきなのかもしれない。僕も1カ月で5キロ痩せた。しかも今のレートなら、1万〜2万円でスニーカーが1足買える。これをチャンスと捉えるかどうかはアナタ次第。「ステップン」がいつかどこかのブランドとコラボして、爆騰することを願って、今日も歩き続ける。
※仮想通貨の変動が激しいのと取引所の異なるイーサリアムを最終的にGSTに変換しているため、本文内の日本円は推定。スタートした5月16日のGST最高値は414円。“中国ショック“が広がった5月31日の最高値は189円だった。なお、6月9日現在は70円台を推移している。
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「ディオール(DIOR)」は7月1日、人気フレグランス“ミス ディオール”の限定品“ミスディオールオードゥパルファン ボビーエディション”(90mL、9万1300円)を一部店舗と公式サイトで発売する。創業者、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の愛犬ボビーをモチーフにしたボトルデザインで、製品にはシリアルナンバーが付く。
ボビーをモチーフにしたボトルは1952年のクリスマスコレクションで初めて登場。メゾンの顧客へのギフトとして用意された。以来、伝説的マスコットとして知る人ぞ知る存在になっていたが2021年に復刻。22年も数量限定のスペシャルなボトルとして発売されることになった。
22年バージョンはナタリー・ポートマン(Natalie Portman)が“ミス ディオール”のキャンペーンで身につけているシルクスカーフを思わせる、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)アーティスティック・ディレクターがデザインしたリボンを首にまとっている。
“ミス ディオール オードゥ パルファン”はローズ、アイリス、ピオニーのフローラルノートで人気のフレグランス。ブランドを代表する香りの一つで、ボディークリームやボディーミスト、ヘアオイルなどさまざまなアイテムが発売されている。
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ファッションブランドの「アメリ(AMERI)」や、ショップ「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」を運営するビーストーン(黒石奈央子CEO)は、“NFTデジタルオートクチュール”と呼ぶNFTアートをオークション形式で販売する。仮想通貨イーサリアム(Ethereum、ETH)を利用したNFTのマーケットプレイス、オープンシー(OpenSea)上で公開し、入札期間は7月1〜3日を予定している。
デジタルクリエイティブスタジオ、ワンブロック(1BLOCK)を運営する1SEC(宮地洋州CEO)がプロデュースしている。当初は2021年10月にオークション形式で公開する予定だったが、制作の遅れなどで公開が後ろ倒しになっていた。
発表する3Dアニメーションには3型のバーチャルドレスが登場し、自然や生命、人が作り出すテクノロジーなどを主題にした4つのシーンで1つの物語を構成する。バーチャルモデルが美術館を舞台にランウエイショーのように歩いてくる作りで、美術館に展示されているアートも「アメリ」がこれまで企画してきたプリント柄になっているという。
落札者はこのアニメーションを1点物のNFTアートとして保有できると共に、バーチャル空間でアバターが着用できるバーチャルドレスも追って落札者に付与される予定という。
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発酵技術で循環型社会の構築を目指す研究開発型スタートアップのファーメンステーションはこのほど、環境や社会に対する透明性や説明責任などにおいて高い基準を満たした企業に与えられる「Bコーポレーション(以下、Bコープ)認証」を取得した。国内のスタートアップ企業(経済産業省認定J-Startup企業)として初めてのほか、日本のビューティ企業関連でも初となる。
同社は2009年に創業。岩手県奥州市に研究開発拠点兼自社工場を有す。「Fermenting a Renewable Society」をパーパスに掲げ、規格外の農産物や食品・飲料の残さなど通常捨てられてしまうものを独自の技術で発酵し、化粧品原料となるアップサイクルエタノールを開発する。また、発酵の過程で生まれる発酵粕も化粧品の原料や鶏や牛の飼料として活用し、さらに鶏糞は水田や畑の肥料にするなど、サーキュラーエコノミーを実現する。
「Bコープ認証を取得したことで、自分たちの活動のベクトルの確からしさを客観的な視点でも測ることができた」と同社。3年ごとに再審査があるため、「グローバルスタンダードに向き合い、客観的な指標と定点的なチェックを提供する制度として、私たちの事業活動や経営を律する良い手段だと考えている。当社が得意とするのは発酵の技術で未利用資源を価値あるものに変えていくこと。先頭に立って循環する社会の実現、インパクトの創出にひた走っていく!」と酒井里奈ファーメンステーション社長は述べた。
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ユナイテッドアローズは、7月16、17日にコクヨの東京品川オフィス「ザ キャンパス(THE CAMPUS)」で開催される「パスザバトン マーケット(PASS THE BATON MARKET以下、PTBM)vol.8」に出店する。少しの傷や汚れにより通常販売ができない(ただし、着用には差し支えのない)メンズ、ウィメンズ、キッズ商品を販売する。
ユナイテッドアローズは、「『PTBM』は、新たな消費のあり方を再考する場。“もったいない”に向き合う姿勢に共感し、表参道にあった実店舗に卸を行うなどつながりがあった」と話す。
「PTBM」は、“日本の倉庫を空っぽにしよう。”を合言葉に2019年にスタート。規格外品やデッドストックを集めた蚤の市で、ファッションのみならず食やインテリアに関わる企業・ブランドが参加する。
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英国発のシューズブランド「チャーチ(CHURCH'S)」は28日、「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」とコラボレーションしたカプセルコレクションの第二弾を発売した。「オフ-ホワイト」や「チャーチル」の公式ウェブサイトで取り扱う。価格は、1590〜1650ドル(約21万3000〜22万1000円)。
新作コレクションは「チャーチ」のアイコンモデル“コンサル(CONSUL)”に、「オフ-ホワイト」の“メテオ(METEOR)”のデザインを落とし込んでジェンダーレスに仕上げた。シューズのボディー全体にスイスチーズや流星群によるクレーターを思わせる円形のカットアウトを施して、故ヴァージル・アブローが描いた「メテオシャワー(Meteor Shower」というテーマを表現した。「オフ-ホワイト」のトレードマークであるハングタグと、“シューレース(SHOELACES)”と書かれた靴紐を使用する。
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フランスのアウトドアブランド「サロモン(SALOMON)」が展開するスニーカーコレクション「サロモンスポーツスタイル(SALOMON SPORTSTYLE)」から、同コレクションを代表するモデル”XT-6”と人気モデルの”XA PRO 3D”の2型にそれぞれ3種類のニューカラーが登場する。サイズ展開は23.0cm~30.0cm(23.0cm~25.0cmまでは1cm刻み)で、価格は”XT-6”が2万7500円(税込、以下同)、”XA PRO 3D”が1万7600円。
定番のホワイトとブラックに加え3種のニューカラーが登場した”XT-6”は現在、直営店・公式オンラインストア・セレクトショップにて発売中だ。ワントーンにまとめたラインアップでスタイリングにも取り入れやすく落ち着いた印象のある”XA PRO 3D”は7月1日から順次発売する。
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「ユニクロ(UNIQLO)」は、地球をより良くするためのグローバルキャンペーン“ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング(JOIN:THE POWER OF CLOTHING)”を7月1日から順次実施する。
“ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング”は、「ユニクロ」がこれまで行ってきた環境に配慮したサステナビリティ活動を、消費者が実店舗およびオンラインストアで実施する2つの取り組みを通じて参加することが目的だ。1つは、指定商品を購入すると、海洋ごみを減らす活動のためファーストリテイリングの売り上げから100万ドル(約1億3000万円)を日本財団に寄付する“買ってジョイン”。もう1つが、環境分野の専門家キース・アルバーソン(Keith Alverson)博士によるプラスチック問題の解説をはじめ、本キャンペーンの特設サイトで海ごみ問題を学ぶことができる“学んでジョイン”だ。
“買ってジョイン”の指定商品は、「ユニクロ」のグローバル・サステナビリティ・アンバサダーを務める“ドラえもん サステナモード”をデザインモチーフにしたぬいぐるみ(税込1990円)、ポケッタブルバッグ(同990円)、Tシャツ(同1500円)、子ども用Tシャツ(990円)の3型。どれも100%リサイクル繊維でできており、7月1日から各国・地域で順次発売する。
またキャンペーンに先駆け、東京・銀座のグローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ」と「ユニクロ」原宿店に巨大ガチャマシンが設置されている。7月31日までに使用済みの洗ったペットボトルを持参すれば、毎日先着で“買ってジョイン”のぬいぐるみや非売品アイテムなどの景品が当たるガチャマシンを回すことができる。
なお、本キャンペーン中にオンラインで購入した商品は、特製オリジナルボックスに梱包されて届けられる。
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「ユニクロ(UNIQLO)」は、地球をより良くするためのグローバルキャンペーン“ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング(JOIN:THE POWER OF CLOTHING)”を7月1日から順次実施する。
“ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング”は、「ユニクロ」がこれまで行ってきた環境に配慮したサステナビリティ活動を、消費者が実店舗およびオンラインストアで実施する2つの取り組みを通じて参加することが目的だ。1つは、指定商品を購入すると、海洋ごみを減らす活動のためファーストリテイリングの売り上げから100万ドル(約1億3000万円)を日本財団に寄付する“買ってジョイン”。もう1つが、環境分野の専門家キース・アルバーソン(Keith Alverson)博士によるプラスチック問題の解説をはじめ、本キャンペーンの特設サイトで海ごみ問題を学ぶことができる“学んでジョイン”だ。
“買ってジョイン”の指定商品は、「ユニクロ」のグローバル・サステナビリティ・アンバサダーを務める“ドラえもん サステナモード”をデザインモチーフにしたぬいぐるみ(税込1990円)、ポケッタブルバッグ(同990円)、Tシャツ(同1500円)、子ども用Tシャツ(990円)の3型。どれも100%リサイクル繊維でできており、7月1日から各国・地域で順次発売する。
またキャンペーンに先駆け、東京・銀座のグローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ」と「ユニクロ」原宿店に巨大ガチャマシンが設置されている。7月31日までに使用済みの洗ったペットボトルを持参すれば、毎日先着で“買ってジョイン”のぬいぐるみや非売品アイテムなどの景品が当たるガチャマシンを回すことができる。
なお、本キャンペーン中にオンラインで購入した商品は、特製オリジナルボックスに梱包されて届けられる。
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「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」2023年春夏メンズ・コレクションのショーが6月27日、現代美術館のパレ・ド・トーキョー(Plais de Tokyo)で開催された。フロントローには、BTS(防弾少年団)のV、BLACKPINKのLISA(リサ)、韓国の俳優パク・ボゴム(Park Bogum)らが着席した。
SNS上では、Vが来場するのではと数日前からウワサになっていたため、当日の会場周辺には大勢のファンやメディア関係者が詰めかけた。会場の外にある階段に3人が登場すると大歓声があがり、そのあまりの熱狂ぶりに、「セリーヌ」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と、シドニー・トレダノ(Sidney Toledano)LVMHファッショングループ会長兼CEOも外に出て、その様子を動画に収めていたという。
ほかには、俳優のエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)やトーマス・ブロディ・サングスター(Thomas Brodie-Sangster)、デザイナーのジェレミー・スコット(Jeremy Scott)らがゲストとして参加した。
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ホーユーは人気メンズサロン「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)がプロデュースする「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」シリーズから、アウトバストリートメント2品を7月4日、ロフト全国各店舗とロフトネットストア、ブランド公式ストアで発売する。翌5日からは、「オーシャントーキョー」各店舗でも取り扱う。
“アンサーオイル”(120mL、税込1650円)は、軽やかで扱いやすく、心地よい指通りをかなえるヘアオイル。とろみのあるテクスチャーで、輝くような艶感をもたらす。“アンサーミルク”(120mL、1650円)は、広がりを抑えて毛先まで心地よくまとまるヘアミルク。5つの美容液成分を配合する。
アウトバストリートメントは、「オーシャントーキョー」の日々のサロンワークや、SNSのフォロワーに対する定期的なヒアリング結果から特に要望の多かったカテゴリー。加えて、近年男性のヘアスタイリングトレンドはハード系のスタイリング剤で束感を出すスタイルから、ナチュラルな質感や艶をみせるスタイルに変化していること、メンズビューティに対する意識の高まりに伴い、ヘアケアへの関心が高まっていることから開発に至ったという。また、「オーシャン トリコ」シリーズの中でも女性をターゲットに含め、「軽やかでベタつかない素髪感」がありながらもトリートメント仕立てのような「滑らかな指通り」「柔らかい手触り」が持続する使い心地を目指した。
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三越伊勢丹ホールディングスが個人外商の売上高拡大に本腰を入れる。今年4月に外商組織を再編して「外商統括部」を新設した。個人外商と法人外商、伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店などで分かれていた組織を統合。それぞれの品ぞろえを掛け合わせ、商品提案力の幅を広げる。顧客から吸い上げた好みやニーズなどをデータとして社内で共有することで、外商部員の知見に頼った属人的なビジネススタイルから脱却し、チームでセールスに当たる体制を構築する。
同社の22年3月期の個人外商売上高は790億円。コロナ以前の20年3月期(684億円)と比較して2ケタの増加となった。買い上げ金額で上位5%の「上位顧客」からの売り上げは伊勢丹新宿本店では3.2ポイント伸びて50.9%、三越日本橋本店では3.0ポイント伸長し48.3%に達した。また、「店舗販売の傾向に反して、外商販売では若い世代が増加している」と外商統括部個人外商グループの金井脩平計画部長。49歳以下の購買額は伊勢丹新宿本店で5.2ポイント、三越日本橋本店では1.9ポイント伸びた。
拡大する富裕層マーケットの需要に応えるべく、ファッションをはじめ最先端のトレンドアイテムがそろう伊勢丹新宿本店と、世界中から集めた宝飾やアートなど貴重な品ぞろえに強い三越日本橋本店の双方のMDを生かす。さらに社内で共有した顧客データを元に、各商品カテゴリーのバイヤーや地域店などと連携。百貨店ならではのバイイングネットワークを生かして提案する。「ゆくゆくはお客さまが保有する車や不動産の売買仲介など、これまでの百貨店の枠組みを超えたニーズにも対応していきたい」。
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松屋銀座本店は29日、屋上ビアガーデンを7月1日から9月30日まで営業すると発表した。酒類を提供する通常スタイルのビアガーデンは、コロナ前の2019年夏以来の3年ぶりとなる。3月末の時点では営業を見送る予定だったが、水面下で夏の屋上の有効活用を探る中、感染の落ち着きや行動制限の撤廃などの環境変化を鑑み、急きょビアガーデン再開を決めた。
ビアガーデンはウェブおよび電話を通じた完全予約制。席の間隔をあけるなどソーシャルディスタンスを確保して営業する。平日は17〜22時、土日祝日は16〜22時の営業となる。生ビールを種類豊富にそろえるだけでなく、微アル・ノンアルなどのニーズにも応える。
同店の屋上ビアガーデンは銀座の季節の風物詩として人気を集めてきたが、コロナ下で20年は全面休業、21年は営業したものの感染悪化に伴いアルコールを提供した14日間だけだった。
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カネボウ化粧品のトータルメイクブランド「ルナソル(LUNASOL)」はライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」とコラボレートし、ブランド人気のアイカラーパレットを想起させるポーチ“スクエア シャドウ(SQUARE SHADOW)”を誕生させた。同アイテムは、7月20日にオープンする「ルナソル」公式オンラインストアで会員登録した顧客の中から抽選で50名にプレゼントする。
今回のコラボは、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」が作り出す美しい色彩で構成されたプロダクトデザインの世界観と、「ルナソル」が提案するコンセプト「エゴイスティック シック(EGOISTIC‐CHIC)」に込められた、自由にファッショナブルに自分を表現していきながら洗練さを大切にしていく考え方がマッチすることから実現。「ルナソル」にとっては、2019年のリブランディング以降初のファッションプロダクトとのコラボレーション実施となる。
コラボで誕生した“スクエア シャドウ”は、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の“Miss ROBOT”シリーズのマルチポーチ“スクエア”を特別にアレンジしたもの。「ルナソル」が持つ、上質感・洗練さ・輝きがより際立つようなデザインを目指したほか、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」では初めて輝きのあるウレタン素材を採用し、軽さと柔軟性のある触り心地を実現した。4つのモジュールで構成されたブラウンを貴重とした2色展開で、アイシャドウやリップ、アクセサリーなどの持ち歩きにぴったりのアイテムだ。
2019年1月にスタートした「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の松村光デザイナーは、バッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」を手掛けたことでも知られている。コラボについて松村デザイナーは、「計算されたモジュールを組み合わせることで自然に生み出される『ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ』のデザインは、着飾らない素の美しさや自分らしさの表現を追求し続けるビューティとの親和性を強く感じている。今回は『ルナソル』の持つ“輝き”という部分に着目し、素材感を活かした奥行きのあるミニマルな色表現を実現することができた」とコメント。
「ルナソル」の公式オンラインストアは7月20日の正午以降にオープン予定。
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カネボウ化粧品のトータルメイクブランド「ルナソル(LUNASOL)」はライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」とコラボレートし、ブランド人気のアイカラーパレットを想起させるポーチ“スクエア シャドウ(SQUARE SHADOW)”を誕生させた。同アイテムは、7月20日にオープンする「ルナソル」公式オンラインストアで会員登録した顧客の中から抽選で50名にプレゼントする。
今回のコラボは、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」が作り出す美しい色彩で構成されたプロダクトデザインの世界観と、「ルナソル」が提案するコンセプト「エゴイスティック シック(EGOISTIC‐CHIC)」に込められた、自由にファッショナブルに自分を表現していきながら洗練さを大切にしていく考え方がマッチすることから実現。「ルナソル」にとっては、2019年のリブランディング以降初のファッションプロダクトとのコラボレーション実施となる。
コラボで誕生した“スクエア シャドウ”は、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の“Miss ROBOT”シリーズのマルチポーチ“スクエア”を特別にアレンジしたもの。「ルナソル」が持つ、上質感・洗練さ・輝きがより際立つようなデザインを目指したほか、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」では初めて輝きのあるウレタン素材を採用し、軽さと柔軟性のある触り心地を実現した。4つのモジュールで構成されたブラウンを貴重とした2色展開で、アイシャドウやリップ、アクセサリーなどの持ち歩きにぴったりのアイテムだ。
2019年1月にスタートした「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の松村光デザイナーは、バッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」を手掛けたことでも知られている。コラボについて松村デザイナーは、「計算されたモジュールを組み合わせることで自然に生み出される『ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ』のデザインは、着飾らない素の美しさや自分らしさの表現を追求し続けるビューティとの親和性を強く感じている。今回は『ルナソル』の持つ“輝き”という部分に着目し、素材感を活かした奥行きのあるミニマルな色表現を実現することができた」とコメント。
「ルナソル」の公式オンラインストアは7月20日の正午以降にオープン予定。
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ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は、映画「ゆるキャン△」の公開を記念し、コラボコレクション“ぞぞキャン△”を7月1日に発売する。「ゾゾタウン」のみで購入が可能だ。
コラボ商品は、“アクリルスタンド”(全2種、税込各2200円、以下同)や“タペストリー”(全2種、各8850円)、“ぞぞキャン オリジナルTシャツ”(全2種、各4180円)、“チタンシェラカップ”(全5種、各3520円)やキャンププライヤの“Campdrunk by IPS with ゆるキャン”(6820円)など、実際にアウトドアシーンで活躍するグッズを含む全11型を「ゾゾタウン」限定で受注販売する。
また同日に、「エルエルビーン(L.L.BEAN)」のグローサリートート(5940円)や「マンハッタンポーテージ(MANHATTAN PORTAGE)」のウエストバッグ(8800円)、「ファズボックス(FUZZBOXX)」の薪バッグ(7920円)、「クレ アウトドア(CLEF OUTDOOR)」のサンタハット(5940円)、「カワイス(KAWAIS)」の「ぞぞキャン△」限定カラーレザーチェアシート(4万4000円)など、各ブランドとのブランドコラボアイテム全9型も先行販売する。
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「ポール・スミス(PAUL SMITH)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新たなアンバサダーに俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)を指名した。
ブランシェットは、「フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)=ウオッチ&ジュエリー・アーティスティック・ディレクターの素晴らしい作品を身に着けることは、まばゆいばかりの喜びであり、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、これまで通り、私に驚きとインスピレーションを与えてくれる」と話す。
また、「ルイ・ヴィトン」はブランシェットについて、「エレガンスと人を引き付ける魅力にあふれ、女性の強さや時代を超越する永遠性を体現する存在」と評価する。
「ルイ・ヴィトン」は、最新のハイジュエリーコレクション“スピリット(SPIRIT)”を身に着けたブランシェットによる広告キャンペーンを7月2日にスタートする。
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「ディオール(DIOR)」は24時間美しさを保つ“フォーエヴァー”シリーズから、初のコンパクトファンデーション“ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト ナチュラル ベルベット”を7月1日に発売する。カラーは全7色で、価格は税込8250円。
独自の製造技術によってパウダーのコーティングと固形化、乾燥の過程を同時に行うことでパウダーレスな質感を実現した。90%自然由来成分を配合し、肌に配慮したクリーンな処方に仕上げているほか、ローズフルーツエキスやローズワックスを配合することで、スキンケア効果も両立した。
肌に溶けこむ柔らかいクリーミーテクスチャーで、毛穴や肌の色ムラをひと塗りでカバー。マスク移りしにくくマットな質感が長時間持続する。ピーター・フィリップス(Peter Philips)=メイクアップクリエイティブ&イメージ・ディレクターは「高いメイクアップ効果をキープしながら自然由来成分とスキンケア効果を一つのコンパクトの中で 両立させることは大きな挑戦でした。しかし、私たちの期待をはるかに上回る次世代コンパクトファンデー ションが誕生しました。使用感、肌との一体感、ロングラスティング効果がさらに高まりました」 と述べている。
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「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は7月8日、リップコレクションの“ロッソ ヴァレンティノ”から、ヌードカラーが特徴のマットタイプ“ロッソ ヴァレンティノ マット”(全5色、税込各6600円)を発売する。使う人の個性を引き立たせるようにデザインされた、ヌードカラーのコレクションだ。
「ヌードは控えめでなければならないという幻想を打ち破る」をテーマにセレクトされた新色は、ダスティーローズやブラウンローズなど、さまざまなトーンのヌードカラーを用意。なめらかな付け心地で乾きにくく、ソフトフォーカスパールを配合し美しい発色に輝きを添えている。
同日にヴァレンティノのアイコニックなロックスタッズにインスパイアを受けたボトルデザインが特徴のフレグランス“ボーン イン ローマ”に新作が登場。イタリアンレモンと、軽やかで柔らかなローズエッセンス、優しく広がるホワイトムスクなどを調合したフローラルムスクの“イエロー ドリーム ドンナ オードパルファン” (30mL、同10120円/50mL、同14850円/100mL、同21450円)と、オリエンタルスパイシーな香りの“ボーン イン ローマ イエロー ドリーム ウオモ オードトワレ”(50mL、同11000円/100mL、同15400円)が加わる。
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イッセイ ミヤケの雑貨・ライフスタイル業態「グッド グッズ イッセイ ミヤケ(GOOD GOODS ISSEY MIYAKE)」は、人気のニットバッグシリーズ“モッコ(MOKKO)”にフォーカスしたイベントを伊勢丹新宿店本店1階で開催する。期間は7月6日から19日まで。
イベントでは、限定アイテムとしてビビッドな配色が目を引くバイカラーのトートバッグを取り扱うほか、トートバッグに結び付けることでポケットとしても使用できる巾着バッグや、ワンマイルバッグとしても活躍するポシェットなど、さまざまなの“モッコ”の新色を先行販売する。
“モッコ”とは、縄や竹などを網状に編んだ伝統的な運搬用具“畚(もっこ)”に着想した無縫製のニットバッグシリーズ。1本の糸から編み上げており、軽くて柔らかな素材感を有するほか、水洗いができるなどの機能的な側面をあわせ持っている。
■グッド グッズ イッセイ ミヤケ / モッコ
日程:7月6~19日
場所:伊勢丹新宿店本店1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
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三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、中国・四川省の「成都伊勢丹」の営業を12月末で終了する。賃貸で入居していたビルのオーナーが物件の売却を決めたことに伴い、移転せずに撤退することを決断した。運営する現地法人・成都伊勢丹百貨有限公司は清算する。
中国内陸部で人口1600万人の大都市・成都に07年開業。百貨店業態(売り場面積2万5000平方メートル)とスーパーマーケット業界(同2600平方メートル)を運営していた。成都伊勢丹百貨有限公司の業績は、コロナが本格化する前の20年3月期で売上高が83億円、純損益が1億5000万円の黒字、直近の22年3月期は売上高が79億円、純損益が5億5200万円の赤字だった。
成都撤退によって三越伊勢丹HDの中国での店舗は、上海1店舗、天津3店舗の計4店舗なる。
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セイコーウオッチが手掛ける「セイコー 5スポーツ(SEIKO 5 SPORTS)」は7月8日、スケートボードブランド「カオス フィッシング クラブ(CHAOS FISHING CLUB)」とコラボした2本の時計を発売する。日本製の機械式ムーブメントを搭載し、価格は共に4万2900円(税込)。
1本は、「カオス フィッシング クラブ」のロゴを文字盤に大きく配したもので、ナイロンベルトの裏には「カオス フィッシング クラブ」のコンセプトである“てきとうにやっちゃうよ?”をプリント。もう1本は、釣り用のルアーを模したデザインで、アウトドアでも活躍するシリコンストラップを採用。裏面には同じくコンセプトを印刷する。
コラボ時計の発売を記念して7月8〜18日の期間、スケートボードボード専門店のインスタント渋谷ストアにポップアップストアをオープンする。
■「カオス フィッシング クラブ」ポップアップストア
日程:7月8〜18日
場所:インスタント渋谷ストア
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 ミヤシタパークSOUTH 3階
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「アーネスト ダブル ベイカー(ERNEST W. BAKER)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「マックスマーラ(MAX MARA)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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「グッチ(GUCCI)」は“グッチ ペット コレクション”を発売した。
ブランドを象徴する“GGキャンバス”や“ウェブ ストライプ”“インターロッキングG”などを用いた首輪(3万1900円〜税込、以下同)やリード(3万9600円〜)、フードボウル(6万6000円〜)やキャリーバッグ(44万円)などをそろえる。また、ペット用にTシャツ(2万9700円〜)、ポロシャツ(3万8500円)、ニット(5万3900円)、コート(9万4600円〜)も用意し、ペットとそろいのコーディネートを楽しむことができる。さらに、ペット用ミニベッド(88万5500円)を受注生産する。
“グッチ ペット コレクション”の一部にはリサイクルポリエステルやリサイクルコットン、「グッチ」が独自開発した非動物由来で再生可能な素材“デメトラ”を使用する。
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「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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経済産業省(以下、経産省)はこのほど、「2030年に向けた繊維産業の展望」と題し、繊維ビジョンを発表した。これはつまり「国が日本の繊維産業の現状をどう見て、今後どのような政策を打ち出すのか」の青地図である。活性化の施策として掲げる3つの戦略について、同省の永澤剛製造産業局製品課長に聞いた。
WWDJAPAN(以下、WWD):前回の繊維ビジョンの発表が2007年だから、15年ぶりの施策発表となる。
永澤剛・経済産業省製造産業局製品課長(以下、永澤):新型コロナを背景に産業の構造的変化が加速した中で繊維産業の2030年を見据えるため、産業関係者や有識者14人の委員で構成する検討会を重ねロードマップを策定した。これは繊維産業を経産省としてもしっかりサポートしていくという、ある意味業界に向けたメッセージだ。
WWD: ホームページに公表した同名の資料には、繊維産業の概況や各地域の繊維産業の特徴まとめといったデータ資料に加え、今後の政策が書かれているが、ざっくりとそのポイントは?
永澤:新市場開拓のため、サステナビリティの推進とデジタルの加速を前提に3つの戦略分野としてまとめた。①新たなビジネスモデルの創造、②海外展開による新たな市場獲得、③技術開発による市場創出、だ。
WWD:新しいビジネスモデルの創造に向けて、「ファッション・ビジネス・フォーラム」を年内に立ち上げる。その目的は?
永澤:一言で言えば新たな“稼ぐ力”の創出だ。現在、多くの産地企業はOEMの生産が主流と思われるが、大手アパレルとの取り引きが減少している中、新たな収益源を探さなければ生き残りは図れない。
WWD:具体的には何をするのか。
永澤:マッチングを考えている。ファクトリーブランドとその独立支援は以前からある施策だが、今は消費者が産地や工場と直接コンタクトをとり、プロセスにも関わる“応援消費”といた新しい動きが増えている。さらにデジタルやスタートアップ企業の存在でマッチングの形も変わってきている。このフォーラムを通じて産地企業とデザイナー、インフルエンサー、DtoC、アパレル、ECプラットフォーム、他分野の企業などを結び、賃金上昇や人材獲得などにつながる好循環を創出したい。
WWD:公開資料にある「繊維産地サミット」とは?
永澤:「ファッション・ビジネス・フォーラム」を一丁目一番地で、そこから広げて産地間の連携を強化したい。産地を有する約27の地方公共団体により構成するのが「繊維産地サミット」で、7月に開催を予定している。実際に産地を訪れてみると、自治体同士は意外と連携していないことも多いことがわかる。国内の産地には就業者数や出荷額の減少など共通の課題があり、有効な取り組みを共有・横展開してゆくことが望ましい。それぞれが地場産業を盛り上げるために取り組んでいることを共有したり、産地間コラボや協業をしたりする予定だ。
WWD:1枚の服は複数の素材や技術でできており、実際制作時にはデザイナーが複数の産地をもって回わることも多い。産地間、自治体間の協業は確かにもっとあっていい。
永澤:東京を介さず産地や自治体同士の自然発生的なネットワークが生まれたらなおいい。
また、事業継承などの促進も進めたい。事業継承・引き継ぎ後の設備投資や販路開拓などの経営革新にかかる費用などを支援したり、産業競争力強化法により事業再編計画として認定した取り組みを税制優遇や金融支援などの支援措置により後押ししたりする。
WWD:2つ目の戦略「海外展開による新たな市場の獲得」とは。
永澤:国内の人口減少が進むと想定される中で、拡大する海外需要を取り込むことは重要。また、海外から評価される日本の技術⼒を背景に、日本企業は海外展開のポテンシャルを有している。今後、より一層、海外展開を推し進めていくために、関係機関による情報共有・検討の場を設置する。関係機関は、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFW)、クールジャパン機構、独立行政法人中小 企業基盤整備機構、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、日本繊維産業連盟をはじめとする業界団体、経済産業省などで構成する。
WWD:最後に3つ目の「技術開発による市場創出」とは?
永澤:繊維産業が発展するには、技術力において他国に引けをとらないことが重要。産学官が連携し、技術開発を進める。具体的にはたとえば「繊維から繊維へのリサイクル」だ。洋服はご存じの通り複数の繊維が混じっており、その分離・分別は相当に困難。そのブレークスルーを “技術研究組合”のような組織を作り化繊メーカーなどが企業の枠を超えて包括的に研究開発し、実現したい。大規模な投資を必要とする数年単位の話だが、サステナブルなファッションを本気で実現するならば、この限界を超えないと。
WWD:すべての素材で服から服への水平リサイクル。それが実現したら世界から必要とされる技術になる。
永澤:ほかにも導電性繊維などのスマートテキスタイル、ヒューマンインターフェースとしての繊維製品、バイオ素材の普及、無水型染色加工、オープンプラットフォームによる事業家推進なども考えられるだろう。いずれにしてもスピード感をもって可能とするため、「新市場創造型標準化制度」などにより柔軟かつ間口の広い企画開発を支援したい。また、国際標準化交渉をリードできる若手人材の育成をするためのプログラムなどを通じて人材の確保も支援する。
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「ミディウミソリッド(MIDIUMISOLID)」が2022年秋冬コレクションを発表した。
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毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年6月27日号からの抜粋です)
本橋:今回は「リアルトレンド総選挙」と銘打ち、予め32ブランドのルックを事前にウェブで公開して、そこに投票してもらい、ランキングにしました。トレンドを大つかみできるだけでなく、独自性のある打ち出しに意欲的に取り組むブランドが読者目線でしっかりと評価される企画にできればいいなと思っていました。
木村:アンケートの受け付け期間が週末の3日間しか取れず、「数が集まらなかったらどうしよう」と心配でしたが、フタを開けたらちゃんと集まっていてよかったですね。
五十君:消費者寄りの声ばかりが集まるのかなと思っていたら、意外とプロからの回答もあって、「WWDJAPAN」らしい、いい感じのバランスでしたね。
本橋:はい。コメントも熱量が高くて、うれしかったです。ランキングの結果については、普段取材をしている自分からすると、やはりきらりと光るものがあるブランドが順当にランクインしているという印象ですね。
木村:私は展示会取材などで「カラーパンツが売れている」と聞いていたのが、読者の票の中に「明るい色を着たい」というムードが読み取れてトレンドの答え合わせができたりと、すごく勉強になりました。消費者の生の声が聞けるのは、いいですね。
五十君:各ブランドの取材では、今、値上げの話がシビアな局面で苦しい中、どこもいつも以上に商品企画を練りに練って、緻密なモノ作りをしていると感じました。各社の考えがすごくしっかり商品に反映されていました。
本橋:6月20日号の売れ筋特集でも、「売れるべくして売れている」と感じました。
が、好調なブランドのルックは、やはり目を引くし、お客さまにもこだわりが伝わっているんですよね。こうやって読者とブランドをつなげる特集や企画をやると、もっと業界を盛り上げていけるんじゃないでしょうか。最近、トレンドのまとめ方をいろいろと試してきましたが、定番企画にできるポテンシャルがあると思いました。
木村:微修正を重ねてマスターピースを作っていくことが大事ですよね。みんなから期待されるような定番企画に育てましょう!!
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アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。今回はリユース市場の台頭とデジタルの発展が、アパレルの生態系を根本から変えつつある事例を紹介する。
ディスカウントストア大手のターゲット(TARGET)が中古ファッションECのスレッドアップ(THREDUP)と提携し、コラボサイトを開設して中古衣料の販売を始めた。ターゲットは2015年に一度スレッドアップと組んでいるのだが、しばらくしてから関係を解消しており、2度目の挑戦ということになる。
スレッドアップは他社との提携戦略を取っており、3月の決算発表時の情報では提携企業は28社、4月にはアパレル専門店チェーンのパックサン(PACSUN)とも組んでいる。システムをプラットフォームとして他社に売っていて、これを同社はRaaS(Resale as a service)と呼んでいる。提携社数は昨年1年で30%伸びて、今後も増やす計画である。
どういう仕組みなのか説明しよう。まずはターゲットとパックサンのサイトを見比べていただきたい。
・使用している画像など若干異なるが、まず画像がありスクロールダウンすると横並びの商品が並ぶという基本的なデザインコンセプトは双方共にほぼ同じである。URLも提携先企業とスレッドアップが並んでおりパターンは一緒となっている。ターゲットやパックサンのECシステム内ではなくて、スレッドアップによるRaaSシステム内なのである。
・中古ECのビジネスモデルの基本は委託で、スレッドアップも例外ではない。ユーザーは発送用のキットをスレッドアップに注文し、売れなかった場合の選択肢として寄付するか送料有料で戻すかを選び、アイテムをパッケージに入れて宅配で返送、スレッドアップが送られてきたアイテムに売価を付けてサイトに掲載し、売れたら手数料を引かれた売上金が支払われる。つまりスレッドアップは在庫を持たないのである。
・これがそのまま提携企業に適用される、つまり入り口としてのサイトには提携企業の名称が付いているのだが、プロセスはすべてスレッドアップが行うのだ。受注し、フルフィルメントし、発送するという一連の作業はすべてスレッドアップとなる。
・違うのはマーチャンダイジングである。ターゲットとパックサンの双方共に自社PB(プライベートブランド)を中心とした品ぞろえとなっているのだが、他社ブランドのアソートメントは異なっている。おそらく両社の対象顧客層に沿って選択していると推測するのだが、たぶんこれがRaaSとしてのノウハウの一つということになるのだろう。
・トレードイン(下取り)用の宅配キットはサイトに注文用のページがあるのだが、これもスレッドアップのプロセスで、キットの発送も下取りの送り先もスレッドアップである。対象アイテムは提携企業のブランドに限定していないので、要するにスレッドアップを利用するのと同じということになる。
・パックサンのサイトからキットを要求しアイテムを送り、売れると売り上げはパックサンでの買い物で利用できるデジタルギフト券として支払われる。つまり販促用途に利用されているのである。執筆時点でターゲットのサイトにはトレードインがないのだが、まだテスト段階なのでこれから追加されるのだろう。
・ちなみにウォルマート(WALMART)は20年にスレットアップと提携しているが、マーケットプレイスのサードパーティーセラーとしての契約で、ターゲットやパックサンのようにサイトが独立しておらずウォルマートのサイト内に溶け込んでいる。試しに検索窓に例えば「Luis Vuiton」と打ち込んでみると良いが、低価格を売り物とするウォルマートで通常の商品と同じように高級バッグが表示されるのは新鮮なものがあるだろう。
スポーツ用品チェーン最大手のディックス・スポーティンググッズ(DICKS SPORTING GOODS)はアウトドアギア専門の中古EC企業のアウト&バック(OUTO&BACK)と提携し、店舗で下取りをする実験を開始している。リーバイス((LEVI'S))やH&Mなど自前のシステムで参入する企業も増えている。
昨年公開されたマッキンゼーのレポートによると、今後10年間に中古市場は毎年10~15%程度伸びていくと予測されている。スレッドアップ自らがスポンサーした調査レポートはこれから4年以内に770億ドル市場になるとしている。
アパレル業界ではサーキュラーエコノミーという表現が使われ、中古の活用もこのサーキュラーの一環である。エコ意識の高まりが後押ししているのだが、とりわけアメリカでは中古をクールと見なす若年層が増えているのもその背景にある。私もティーエージャーの娘たちが中古ECでブランドアイテムを普通の買い物の延長で買って着ているのを見て、これはトレンドとして来ているなと感じたものだ。
唯一の懸念材料はプロパー市場が食われるカニバリズムだが、もはや後戻りはできないだろう。どこまで伸びるのかが今後の焦点である。
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「RMK」は9月2日、新作のリキッドファンデーション“リクイドファンデーション フローレスカバレッジ”(全9色、税込各6050円)を発売する。1997年の誕生以来、処方骨格を変えずに愛されてきたロングセラーの“リクイドファンデーション”(2017年パッケージ刷新)の特徴でもあるみずみずしい軽やかなテクスチャーを受け継ぎ、“緻密なカバー力”を発揮しながら、艶のある素肌感を表現する。
同製品は、花王グループのベースメイク製品では初採用となる「ブラックコーティングパール」を配合。角度が変わることで鮮やかな2色性を持ち、つける人の骨格に沿って自然な陰影をもたらしながら立体感を演出する。シアバターやシルクエッセンスなど6種のスキンケア成分を配合し、うるおい感のある肌をキープ。薄付きでカバー力のコントロールもしやすく、長時間崩れにくい。
ボトルは、新生「RMK」を体現するモダンな円柱形のフォルムで、マットなピンクベージュを採用したキャップの天面にはレリーフのデザインを施し、ファンデーションを引き立てるデザインとなっている。
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「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の「ヴァレンティノ ガラヴァーニ(VALENTINO GARAVANI)」は、アイコンバッグ“ローマンスタッズ”から新作となるミニサイズを発売した。
“ローマンスタッズ“は、2021年プレ・スプリング・コレクションで発表したもの。バッグにあしらったピラミッド型のスタッズは、パラッツォ宮殿で見られる伝統的な建築様式“ブニャート“を表現している。
新作のカラーは、ブラックとホワイト、ジャングル、ベビーピンク、トーンオントーンブラックの5色をラインアップする。価格はトーンオントーンブラックのみ税込37万4000円で、そのほかは同31万4000円。ブランドの公式オンラインストア限定で取り扱う。
発売に合わせて、「ヴァレンティノ」のアプリでは新たなゲーム“ローマンスタッズ マニア”を導入。またARを搭載したバーチャルスナップチャットフィルターで全色の試着もできるという。
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ルックホールディングスは、「アー・ペー・セー(A.P.C)」から派生したゴルフウエアの新ブランド「アー・ペー・セー ゴルフ(A.P.C GOLF)」の国内展開を2022-23年秋冬にスタートし、1号店を高島屋新宿店9階ゴルフメゾンに9月オープンする。すでに韓国で先行して22年春夏にブランドを立ち上げ、2店舗(江南、光州)を構えた。いずれも非常に好調なすべり出しという。
「アー・ペー・セー」のミニマルなデザインを基調としながら、ゴルフシーンに必要とされるストレッチ性やポケットなど機能性を付加。22-23年秋冬はメンズ・ウィメンズ合わせて約100型の商品展開を予定する。価格帯はカットソー、ポロシャツが3万~4万5000円、アウターが6万3000~12万円、ボトムスが4万3000~6万3000円、キャップ、グローブ、キャディーバッグ、ヘッドカバーなどのアクセサリー類が6000~12万円。企画・生産はすべて韓国の現地法人アイディールックが担う。
国内の他のゴルフウエアブランドと比較しても高価格帯に位置するが、「ブランドならではのデザイン性に加え機能性、(出店数を絞ることによる)希少性で差別化していきたい」と古閑秀幸A.P.C JAPAN仕入販売課仕入担当。「アー・ペー・セー」の店舗では取り扱わず、単独店を出す。23年12月期中には国内主要都市の百貨店をはじめ商業施設に数店舗の出店を計画する。
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「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は、夏の季節らしい新作コレクション“ソレイユ サマー22”を7月1日に全国発売する。
“ソレイユ サマー22”は、“黄金の太陽の陽射し”をイメージした香水“ソレイユ ブルロン”に着想を得たもの。今回の目玉となるボディーオイル“ソレイユ ブルロン シマリング ボディ オイル” (100mL、税込1万5400円)は繊細なラメ入りで、同フレグランスが醸すアンバーとフローラルな香りを楽しめる。
そのほか、太陽の光のような輝きを表現したアイ&チークパレット “ソレイユ アイ アンド チーク パレット”(新1色、同1万8150円)と、ハイライトとチークが1つになった“シアー チーク デュオ”(同1万560円)、潤いと贅沢な光沢をかなえるリップ“ウルトラ シャイン リップ カラー”(新5色、同7370円)、唇のpHで発色が変わる金箔入りのリップバーム“リップ ブラッシュ”(同6930円)を用意する。
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「マンハッタンポーテージ(MANHATTAN PORTAGE)」は、漫画「ワンピース」とコラボしたバッグを発売する。発売日は、「ワンピース」が1997年に連載をスタートした日であり、日本記念日協会が制定した“ワンピースの日”の7月22日。連載開始25周年と、8月6日の新作映画「ワンピース フィルム レッド」の公開を記念したもので、両者のタッグは初。
「ワンピース フィルム レッド」は“赤髪”ことシャンクスがキーマンとなる内容で、「マンハッタンポーテージ」もロゴに赤を使うことから、コラボ商品にも赤を象徴的に用いる。また、シャンクスが率いる赤髪海賊団の海賊旗などもデザインに取り入れる。
価格はバックパックが2万5300円(税込、以下同)、メッセンジャーバッグが1万2100円〜などで、販路は「マンハッタンポーテージ」の店舗と公式オンラインストア、同ブランドの取り扱い店舗だ。
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福岡市の大名にあるヘアサロン「キャンディ(Candi)」の市山博基・店長は、自身のインスタグラムにアップした“白髪ぼかし”の記事がバズり、一躍人気者となった。“白髪ぼかし”とは、白髪を黒染めするのではなく、ハイライト(線状に一部の髪を細かくブリーチして明るくし、立体感を出す技術)を活用して白髪を生かす施術のこと。白髪ぼかしに注力するようになってから、それまでほとんどいなかった年上の顧客が徐々に増え、現在では約7割に達し、客単価が5000円アップしたという。
WWDJAPAN(以下、WWD):白髪ぼかしに注力するようになったきっかけは?
市山店長(以下、市山):今から2年前くらいに、東京で美容師をやっている友人が、白髪ぼかしでバズっていたんです。それまで、私はナチュラルハイライトには力を入れていて、白髪を生かすお客さまもいたのですが、仕上がりをSNSに投稿していなかったんです。「SNSに上げても、白髪世代の方はSNSなんてあまり見ないだろう」と思っていたので。ところがその友人に「上げた方がいいよ。福岡ではまだ白髪ぼかしを投稿している人はあまりいないから、絶対最初にやった方がいい」と言われたんです。当時私は30歳で、美容師として新たな方向性を模索していた時期でもあったので、言われた通りに投稿し始めました。それがきっかけですね。
WWD:SNSの反応は?
市山:投稿し始めてから3カ月間くらいは、正直見られている感じはしなかったですね。でもそこからぽつぽつと白髪世代の新客が増え始めて、やがて増え方が加速し、いわゆる“バズり状態”になりました。新規のお客さまに来店理由を聞くと、「インスタを見た」という方が大半でした。インスタを始めた理由を聞くと、「子どもの影響で……」という方が圧倒的に多かったです。特にファーストグレイ世代には、子どもが携帯を持ち始める年齢の方も多く、意外とSNS活用率は高かったんです。
WWD:当時、白髪ぼかしに注力している美容師はあまりいなかった?
市山:多くはなかったですね。面白いことに、東京に1人、北海道に1人、みたいな感じで、各地に1人ずつ白髪ぼかしで“プチバズり”している美容師がいたんです。それで、“大名では市山”といった立ち位置になれたと思っています。やり始めて気付いたのですが、今の30代後半~50代前半の世代には、若い頃に“ギャル文化”に触れていた方が多く、ヘアカラーで遊んでいた人たちなので、ハイライトに抵抗がないんです。「またカラーで遊べる」くらいの感覚でチャレンジしてくれているようです。
WWD:具体的にはどんな白髪ぼかしを提案している?
市山:私が提案しているのは“ナチュラルな白髪ぼかし”です。そもそも白髪ぼかしというのは、「髪を明るくして白髪をぼかしましょう」という提案からスタートしています。ところが、私の顧客からは「暗いままでぼけないんですか?」という問い合わせが多かったんです。これは結構難題だったのですが、いろいろと研究して、カラー剤の調合でバランスをとることでできるようになりました。その“ナチュラルな白髪ぼかし”の需要は高く、今では私の提案の主流になっています。
WWD:ハイライトが目立たない白髪ぼかし?
市山:そうです。当初は“白髪ぼかしハイライト”とうたっていたのですが、最近では単に“白髪ぼかし”と言っています。“ハイライト”を付けると、ハイライトを目立たせないといけないので。例えば東京の美容師の“#白髪ぼかし”の投稿を見ると、スジ感が目立ちます。その方が映えるし、派手な感じを好むお客さまが多いのだと思います。でも福岡のお客さまにその画像を見せると、「こんなに目立たせたくない」と言われるケースがとても多いんです。ハイライトを目立たせたいお客さまは一握りで、「白髪をぼかすためにハイライトを入れる」というニーズの方が高い。「ほかの美容師のインスタも見たけれど、市山さんのが一番自分に合いそうだと思って来ました」という方も増えましたね。
WWD:インスタに投稿する際のコツは?
市山:私は、“ビフォー&アフター画像をしっかり載せる”ことだと思っています。私は自然にやっていたのですが、「ほかの人のインスタにはビフォー&アフターがないのに、市山さんの投稿にはあったから分かりやすい」ともよく言われます。改めて調べてみると、確かに、意外とアップで分かりやすいビフォー&アフターは少ないんです。ビフォーは根元のアップだったのに、アフターは引きになってしまっている画像とかよくありますね。
WWD:白髪ぼかしを提案するメリットは?
市山:高めの年齢層のお客さまが増えたことと、黒染めからデザインカラーに移行したことで、客単価が約5000円アップしました。あと「白髪染めのために美容室に行くのは“義務”で億劫だったのに、色を選べる白髪ぼかしにしてからは、美容室に行くのが楽しみになった」とも言ってもらえます。美容師として、とてもうれしいですね。
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世界最大のアイウエア企業であるイタリアのエシロールルックスオティカ(ESSILORLUXOTTICA)のレオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)会長が、6月27日に死去した。87歳だった。
同氏は1935年5月22日、ミラノ生まれ。5人兄弟だが、同氏が生まれる数カ月前に父親が亡くなったため困窮し、7歳から孤児院で育った。金型メーカーの見習いとしてキャリアをスタートした後、金属加工の技術を生かして眼鏡用の部品を作ることを思い立ち、61年に25歳でイタリア北東部にあるヴェネト州ベッルーノ県アゴルドでルックスオティカを創業した。67年に眼鏡フレーム全体を生産するようになり、71年にはミラノで毎年開催されている世界最大級のアイウエア国際展「ミド(MIDO)」に「ルックスオティカ」のブランド名で出展。74年に卸売会社を買収し、81年にドイツ市場に進出したことを皮切りに米国などさまざまな市場に参入し、国際的に販路を拡大した。
大きな転機となったのは、同社が88年に「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」とライセンス契約を締結したことだろう。以降、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」「ブルガリ(BVLGARI)」「シャネル(CHANEL)」「プラダ(PRADA)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「バーバリー(BURBERRY)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」など多くの一流ブランドとライセンス契約を締結し、事業を拡大した。また、「レイバン(RAY-BAN)」「オークリー(OAKLEY)」「アラン ミクリ(ALAIN MIKLI)」などのブランドも擁している。90年にはニューヨーク証券取引所に、2000年にはイタリア証券取引所に上場した。18年には、フランスのレンズメーカー、エシロール(ESSILOR)と合併。世界に14万人以上の従業員と150カ国以上での販売拠点を構え、売上高160億ユーロ(約2兆2700億円)規模(いずれも合併当時)の巨大企業が誕生した。
合併後、エグゼクティブ・チェアマン兼最高経営責任者(CEO)としてエシロールルックスオティカを率いたデル・ヴェッキオ氏は、イタリア有数の大富豪だった。米「フォーブス(FORBES)」誌によれば、個人資産は250億ドル(約3兆3500億円)以上と推定されており、世界の億万長者ランキングで52位だという。
一方で、同氏は成功を収めてからも自身の生い立ちや苦労を忘れることなく、従業員向けの充実した福利厚生制度を導入している。15年には、自身の80歳の誕生日を記念して、従業員に合計900万ユーロ(約12億円)相当の自社株を付与した。また、新型コロナウイルスの感染拡大が発生した20年4月には、ミラノに新設される病院に1000万ユーロ(約14億円)を寄付。コロナ禍の影響でレイオフ(一時解雇)となったイタリアの工場の従業員には職場復帰まで毎月500ユーロ(約7万円)を支給したほか、コロナ感染により欠勤した従業員に対する賞与カットはしないことを労働組合と合意した。
私生活では3回結婚し、6人の子どもがいる。クラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)=ブルックス ブラザーズ前会長兼CEOはその一人。
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世界最大のアイウエア企業であるイタリアのエシロールルックスオティカ(ESSILORLUXOTTICA)のレオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)会長が、6月27日に死去した。87歳だった。
同氏は1935年5月22日、ミラノ生まれ。5人兄弟だが、同氏が生まれる数カ月前に父親が亡くなったため困窮し、7歳から孤児院で育った。金型メーカーの見習いとしてキャリアをスタートした後、金属加工の技術を生かして眼鏡用の部品を作ることを思い立ち、61年に25歳でイタリア北東部にあるヴェネト州ベッルーノ県アゴルドでルックスオティカを創業した。67年に眼鏡フレーム全体を生産するようになり、71年にはミラノで毎年開催されている世界最大級のアイウエア国際展「ミド(MIDO)」に「ルックスオティカ」のブランド名で出展。74年に卸売会社を買収し、81年にドイツ市場に進出したことを皮切りに米国などさまざまな市場に参入し、国際的に販路を拡大した。
大きな転機となったのは、同社が88年に「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」とライセンス契約を締結したことだろう。以降、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」「ブルガリ(BVLGARI)」「シャネル(CHANEL)」「プラダ(PRADA)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「バーバリー(BURBERRY)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」など多くの一流ブランドとライセンス契約を締結し、事業を拡大した。また、「レイバン(RAY-BAN)」「オークリー(OAKLEY)」「アラン ミクリ(ALAIN MIKLI)」などのブランドも擁している。90年にはニューヨーク証券取引所に、2000年にはイタリア証券取引所に上場した。18年には、フランスのレンズメーカー、エシロール(ESSILOR)と合併。世界に14万人以上の従業員と150カ国以上での販売拠点を構え、売上高160億ユーロ(約2兆2700億円)規模(いずれも合併当時)の巨大企業が誕生した。
合併後、エグゼクティブ・チェアマン兼最高経営責任者(CEO)としてエシロールルックスオティカを率いたデル・ヴェッキオ氏は、イタリア有数の大富豪だった。米「フォーブス(FORBES)」誌によれば、個人資産は250億ドル(約3兆3500億円)以上と推定されており、世界の億万長者ランキングで52位だという。
一方で、同氏は成功を収めてからも自身の生い立ちや苦労を忘れることなく、従業員向けの充実した福利厚生制度を導入している。15年には、自身の80歳の誕生日を記念して、従業員に合計900万ユーロ(約12億円)相当の自社株を付与した。また、新型コロナウイルスの感染拡大が発生した20年4月には、ミラノに新設される病院に1000万ユーロ(約14億円)を寄付。コロナ禍の影響でレイオフ(一時解雇)となったイタリアの工場の従業員には職場復帰まで毎月500ユーロ(約7万円)を支給したほか、コロナ感染により欠勤した従業員に対する賞与カットはしないことを労働組合と合意した。
私生活では3回結婚し、6人の子どもがいる。クラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)=ブルックス ブラザーズ前会長兼CEOはその一人。
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