スパイバーが注目新興企業パンゲアと協働 第1弾プルオーバーを発売

 欧米に拠点を置く「パンゲア(PANGAIA)」(本社:ニューヨーク州ニューヨーク)は日本時間の6月7日22時(現地時間7日9時)、スパイバー(Spiber)が開発・生産する構造タンパク質素材“ブリュード・プロテイン”繊維12%とオーガニックコットン88%を用いたプルオーバーを発売する。150着限定で日本を含めたグローバルに向けて公式オンラインストアで販売する。価格は395ドル(約5万1350円)。

 パンゲアとスパイバーは同製品の発売を皮切りに長期的に取り組むことも発表した。このパートナーシップは「化石燃料や動物素材を代替し得るバイオ由来素材の開発や使用を目指す」という共通のミッションから生まれたという。

 パンゲアは2018年創業。環境保全をミッションに掲げ、マテリアルサイエンスを重視する注目の新興企業で、アパレルの製造だけでなく、素材開発にも注力する。同社が開発したダウンやフェザーの代替素材で天然のワイルドフラワーから作られたセルロース系素材“FLWRDWN”を「H&M」が採用するなど、素材開発の側面でも注目を集めている。自らを「責任ある生産と消費への世界の移行を加速する使命を持つ人々のグローバル集団」と説明し、環境に配慮した個人や組織を結びつける環境革新とソリューションのためのグローバルなプラットフォームを構築。科学者、技術者、アーティスト、デザイナーなどが参画し、再生可能な代替資源やバイオ素材などを使い、日常に必要な製品を持続可能なワードローブを提供する。

 パンゲアのアマンダ・パーカーズ(Amanda Parkers)=チーフ・イノベーション・オフィサーは「スパイバーの“ブリュード・プロテイン”繊維は、従来の生地製法を打破し、炭素を排出して環境に負荷をかける素材からのシフトを実現させることができる。私たちは、今回の取り組みを通じ、スパイバーの困難なイノベーションを目指す徹底した姿勢に大変感銘を受けた。この画期的な素材を、より多くの人々が日常に取り入れられるステージがもうすぐそこまで来ている。このことを伝えることを心待ちにしていた」とコメントを発表した。

 スパイバーの東憲児・執行役員事業開発、営業 & サステナビリティ部門長は、「『パンゲア』のチームは高度な技術力と深い科学的知見を有するだけでなく、『サステナブルな社会の実現に資するイノベーションに貢献する』という当社と通じるミッションを持っており、今回の共同開発プロジェクトを通して大変貴重な経験を得ることができた。2年以上の開発期間を経て、“ブリュード・プロテイン”繊維が使用された世界初のフーディがパンゲアから発売されることをとても光栄に思う」とコメントを発表した。

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HYDE、セカオワ、kemioまで 「60%」が仕掛ける“日本人アーティスト×アジアブランド”の異業種コラボが好調

 アジアブランドに特化したオンラインセレクトショップ「シックスティーパーセント(60%)」が仕掛ける“日本のアーティスト×アジアブランド”のコラボレーション企画が好調だ。これまでHYDE×「ハイパンダ(HIPANDA)」(中国)、セカイノオワリのFukase×「モアザンドープ(MORE THAN DOPE)」(韓国)、kemio×「ハヴィズム(HAVISM)」(韓国)など、50以上の限定コレクションを発売。商品の売れ行きだけでなく、アジア進出するアーティスト×日本進出を狙うアジアブランドの声を捉えた企画は、相乗効果のあるプロモーションとしても注目を集めている。

 さらに6月16日には、アジア発のハイエンドなストリートブランドを集約した新エリア「60% レベリー(60% LEVELY)」を同サイト内にオープン予定だ。アジアのストリートシーンを牽引するストアとして、さらにブランドのラインアップを強化する。国を超えての異業種コラボを成功に導くマッチングのポイントとは?さらに今アジアで注目される日本人アーティストとは?同コラボ企画を一手に担う木下程アライアンスマネジャーに話を聞いた。

WWD:日本人アーティストのアジア進出の魅力とは?

木下程アライアンスマネジャー(以下、木下):急成長するアジアマーケットの規模だ。K-ポップやKスタイルの世界的なトレンドから、日本のアーティストもグローバルに発信すべきと考えるエージェントや芸能事務所が増えている。日本は人口約1億2500万人と市場規模は小さくないが、世界に発信しないと同じ土壌では戦えないとう認識が広まりつつある。

WWD:反響があったコラボ企画は?

木下:2020年のクリスマスに発売したHYDE×「ハイパンダ」は、特に反響が大きかった。日本と中国だけでなく、ヨーロッパ圏の方からもDMがたくさん届くなど、かなりの盛り上がりを見せた。「ハイパンダ」も現地では知名度がかなり高いが、この時はレジェンドであるHYDEさん側からの流入が顕著だった。韓国の「FCMM」×日本の「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」の企画では、ビジュアルにアイドルグループNCTの日本人メンバーであるSHOTAROさんを起用した。影響力のあるモデルのパワーも加わって、相乗効果が3倍に。急遽在庫を追加して、数量限定で再販するほど好評だった。

WWD:5月には韓国の「マハグリット(MAHAGRID)」×日本の「ヤンガーソング(YOUNGERSONG)」とのコラボコレクションも発売した。

木下:「ヤンガーソング」は、モデルやインフルエンサーとして活動する齋藤天晴さんが立ち上げたブランドで、Z世代から絶大な人気がある。「マハグリット」は、韓国のストリートブランドで日本にもファンが多い。コラボコレクションでは、両ブランドの定番のロゴをメーングラフィックにしたTシャツやパンツなどを発売した。

初日に目標売り上げの8割を達成

WWD:具体的な実績は?

木下:ブランドやアーティスト名は公表できないが、コラボ企画は発売日の盛り上がりが全体の売り上げを大きく左右する。アイテムの上代価格は、ブランディングなどを考慮して決めるが、平均すると1万円前後。基本的には受注生産なので「完売」はないが、反響の大きかった企画では、初日だけで数千万円を売り上げたときもあった。「マハグリット」×「ヤンガーソング」も予想以上の反響。初日だけで目標売り上げの8割を達成できた。

WWD:マッチングする上での重要なポイントは?

木下:最も大切なのは世界観が合うかどうか。知名度やフォロワー数も重要な要素のひとつではあるが、お互いの背景やブランディングの方向性は同じかなどを重視している。特にアーティストコラボの場合は、親和性のありそうなブランドを私たちから提案するといった仲介的な役割を担うことが多いが、そこからは両者の合意次第。企画段階で、売れ筋アイテムや価格帯などの情報は共有するが、お互いの意見を汲みつつバランスを取りながら企画を進めていく。

WWD:今アジアで人気の日本のアーティストは?

木下:YOASOBIやオフィシャル髭男dism、INIなど。現地にもファンが多いという理由で、一緒にやってみたいとコラボのリクエストをもらうことが多い。日本のアニメも人気なので、マンガやそのキャラクターとコラボしてみたいという話もたびたびいただく。

WWD:アジアで勢いのあるブランドは?

木下:「マハグリッド」や「エジュクロ(ASCLO)」、アクセサリーブランドなら「ジャストラバー(JUST LOVER.)」などの韓国ブランドが売れ筋。「シックスティーパーセント」でもラインアップの約8割が韓国ブランドだ。次に続くのが、ディープなアジアンカルチャーが魅力の台湾や香港ブランド。彼らの共通点は、“1枚でサマになる”ストリートブランド。グラフィックやロゴを使ったアイテムの提案が上手い。サイトの顧客属性は10代後半~20代後半が9割。平均購入単価は1万2000円前後だ。

ハイエンドなブランドをそろえた新エリアをオープン

WWD:以前に「日本ブランドのラインアップも強化したい」と話していたが進捗は?

木下:6月16日にアジア発のハイエンドなストリートブランドだけを集約した新エリア「60% レベリー(60% LEVELY)」をオープンする予定だ。立ち上げのタイミングには、日本の「エクストララージ(XLARGE)」、韓国の「アクメドラビ(ACME DE LA VIE)」、タイの「カーニバルバンコク(CARNIVAL BANGKOK)」など、計12のブランドをラインアップする。さらにローンチ後には、フリーペーパー「FLJ」と共同制作した「60% レベリー」独占号を部数限定で発行する。日本ブランドの取り扱いも本格的にスタートするので、日本ブランド×アジアアーティストのコラボ企画も実施していきたい。

WWD:あらためて、日本ブランドの強みとは?

木下:モノづくりの精神に限る。メイド・イン・ジャパンの品質は、他国からの印象も実際のクオリティーも秀でている。ただ、韓国や中国などのアジアでは、新生ブランドでも立ち上げから公式サイトを多言語化するなど、スタートからグローバル目線。全てのブランドではないが、日本ブランドも「まずは国内」ではなく「いきなり世界発信」でもいいと思う。

WWD:この1年間で扱うブランド数も約250から600に増えて急成長した。

木下:ブランド数を増やせば必ずしも売り上げが増えるわけではない。でも「シックスティーパーセント」でしか購入できないブランドを増やすことが、自社の強みにも、ブランド側のスケールメリットにもなる。来年には1000ブランドまで増やすのが目標。アジアブランドを日本に紹介する役割だけでなく、日本ブランドを海外に向けて発信する使命も担っていきたい。

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「アグ」×「アトモス」がクリアボディの“ベアブリック”を発売

「アトモス(ATMOS)」と「アグ(UGG)」によるショップ「アグ アトモス(UGG@MOS)」が、“ベアブリック(BE@BRICK)”を6月11日に発売する。価格は8万5800円で、カラーはホワイトとブラックをそろえる。6月10日まで抽選応募を受け付け中で、当選者のみ購入が可能だ。

 コラボ“ベアブリック”のデザインは、「アグ」のシューズ“クラシック クリア ミニ(CLASSIC CLEAR MINI)”に着想した。クリアな上半身の中には、「アグ」のボアブーツを彷彿とさせる綿を敷き詰めている。

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ポーラ「B.A」から“持ち運べるスキンケア”発想の初のクッションファンデが登場

 ポーラは8月1日、「ポーラ(POLA)」最高峰ブランド「B.A」からブランド初のクッションファンデーション“B.A セラムクッションファンデーション”(全5色、税込各1万4850円)を発売する。全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」約590店舗を含む約3200店のポーラショップ、 旗艦店「ポーラ ギンザ」、百貨店67店舗、日本国内空港免税店コーナー12店舗、ポーラ公式オンラインストアで展開するほか、海外では中国大陸・香港・台湾・マカオ・シンガポールの5つの国と地域、韓国の免税店で順次販売する。

 同社は、消費者のコロナ時代のニーズを探ったところ、癒やされたい、快適に心地よく過ごしたいということが分かった。そこでベースメイクで“持ち運べるスキンケア”という発想にたどり着いた。元々「B.A」のベースメイクなどは化粧水“B.A ローション”が配合されているのが特徴だが、今回の“B.A セラムクッションファンデーション”は美容液級の効果を発揮するため、スキンケアアイテムの種類豊富な成分を配合するための新技術を採用。通常のファンデーションの生産過程より3倍かけて作り上げた。

 新開発したゲルコートエマルション設計は、スキンケア成分をゲルと粉体が抱え込むことで、肌に塗布するとみずみずしいテクスチャーとよれにくく崩れにくい仕上がりを維持する。また、ベースメイクで共通する「日中の過酷な肌環境をポジティブに変換し、美しさに変える」という発想を引き続き取り入れ、空気中の水分を取り込みベールを作るオアシスメーク処方も採用する。

 そのほか、唇もスキンケア効果で艶や血色感を与える、という思いから開発した“B.A リキッドルージュセラム”(税込5720円)にローズカシスとリッチチェスナットの2色を加える。

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「ファセッタズム」初のスキンケアシリーズがバラエティショップ、理美容室で販売開始

 「ファセッタズム(FACETASM)」は、化粧品メーカーのビナ薬粧とコラボした“ファセッタズム スキンケア・シリーズ”を、全国のバラエティショップや理美容室で順次販売開始する。取り扱い店舗は都内近郊のロフト4店舗(渋谷ロフト、池袋ロフト、横浜ロフト、銀座ロフト)など。

 “ファセッタズム スキンケア・シリーズ”は、各3300円(税込)のローションとセラムの2アイテムをラインアップしたスキンケアシリーズ。昨年12月26日に発売し、これまで「ファセッタズム」青山店、心斎橋店、公式オンラインストアを中心に取り扱ってきた。

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「コーチ」がプライド月間を祝したカラフルな新作コレクションを発売

 「コーチ(COACH)」は、LGBTQ+コミュニティーを支援する6月のプライド月間を記念して、同コミュニティーを讃えるメッセージ“Go All Out For Pride”を発表した。その一環としてカラフルに彩ったオールジェンダーコレクションを発売した。同ブランドの取扱い店舗と公式オンラインストアで販売中だ。

 アイテムは、レインボーカラーの“C”ロゴを連ねたアイコンバッグ“スウィンガー”(税込6万500円)や“ウィロウ トート”(同6万6000円)、鮮やかなカーディガン(同5万2800円)、ブランドを象徴する“ホースアンドキャリッジ”のモチーフをプリントしたTシャツ(同1万7600円)やスカーフ(同1万7600円)などバリエーション豊富にそろえる。

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ウィメンズスニーカーのヒット請負人! 「エミ」に聞く“バズる別注”のヒケツ

 近年のスニーカーブームで、働く女性の足元にスニーカーは当たり前になった。「#KuToo」運動など社会機運の追い風もあり、窮屈なパンプスからスニーカーに履き変える女性はますます増えている。

 そのような流れの中、2015年の発足当初から“女性のスニーカー通勤の定着”を掲げてきたのがマッシュスタイルラボの「エミ(EMMI)」だ。ファッションビルを主販路にヨガやアウトドアテイストのアパレルをスニーカーとのスタイリングで提案し、スニーカー特化型業態の「スニーカーズ バイ エミ」も展開。ブランドの売り上げ全体においても、スニーカー(主に買い付け、一部オリジナル商品)がけん引している。

 毎シーズンのスニーカーのラインアップにおいて、別注商品が5〜10型を占める点も特徴だ。スポーティーなスニーカーを、ほどよくトレンドを取り入れたシティライクなデザインに仕上げている。「男性はレアスニーカーに夢中になることが多いけれど、女性が『欲しい』と思うポイントはもっと多様できめ細かい」と話すのは木下沙理菜マッシュスタイルラボ企画部「エミ」デザイナー。「手に取って初めて気が付くようなさりげないデザインや、コーディネートをしっかりイメージできるバランスも重要視しています」。

 別注商品のヒット実績を積み重ねてきたことで、「メーカーが新作スニーカーをウィメンズ市場でバズらせたいと考える際、まず先にウチへ(別注の)相談をいただくことが増えた」と語る。ウィメンズスニーカーのヒット請負人として存在感を高める「エミ」が考える、女性に支持されるスニーカーの条件とは。木下デザイナーに聞いた。

WWD:スニーカー提案を重視してきた理由は。

木下沙理菜マッシュスタイルラボ企画部「エミ」デザイナー(以下、木下):マッシュグループは近年、1週間の真ん中で疲れがたまりがちな水曜日を「ウェルネスウェンズデー」と呼び、「女性が美容と健康を楽しむ日」としてさまざまなプロモーションを行ってきました。その取り組みの一環として「エミ」は、ヒールで疲れた女性の足元を癒すというコンセプトで、通勤におけるスニーカー提案を主軸としたブランドとして発足しました。ただ当時は、スポーツメーカーのスニーカーを取り入れたコーディネートは男性には浸透しつつあったものの、女性の間では、ワンピースやスカートにはパンプスやフラットシューズを合わせるのがまだまだ当たり前でした。そのような状況を変えるべく、女性が本当にほしいと思える別注スニーカーを積極的に企画するとともに、大人の女性が真似したいと思えるようなスニーカースタイリングを、アパレルとトータルで提案してきました。

WWD:「エミ」でスニーカーが売れ行きがいい理由をどう分析する?

木下:周りのショップの一歩先をいくラインアップには自信があります。スニーカーにおいては、メンズのトレンドをウィメンズが追従することが多いので、買い付け担当には男性社員もいます。「ロエベ(LOEWE)」とのコラボで人気に火がついてる「オン(ON)」も、ウィメンズショップでは「エミ」が他に先がけて取り扱いを始めました。豊富なラインアップを強調するため壁面にずらりとスニーカーを並べている店舗もあり、スニーカー好きの男性の興味を引いて入店されるカップルも多いです。私が店舗スタッフをしていたときも、彼氏が彼女に「これはイケてる」「買った方がいいよ」と勧め、成約に至るケースも多く目にしてきました。展示会では、男性の雑誌編集者や取引先の営業担当からは、「大きいサイズがあったら欲しかったのに!」と残念がる声がよく聞かれます(笑)。

WWD:これまでにどんな別注のヒット商品が生まれた?

木下:昨年秋、ある世界的なスポーツメーカーがネクストブレイクとして期待をかけていたモデルを発売したのですが、蓋を開けてみたら商品の販売が芳しくありませんでした。そんな中、「エミ」の別注モデルは発売から2週間で2500足以上売れるなど絶好調だったんです。メーカー側がうちの売れ行きの進捗を見て、「こんな店は世界のどこにもない」と仰天していました(笑)。そのほかにもオールベージュで別注した「コンバース(CONVERSE)」の“オールスター100”(1万1000円、19-20年秋冬)や「キーン(KEEN)」の定番サンダル“ユニーク”(1万3200円)は、いずれも数日で品薄もしくは完売になるなど、ご好評をいただきました。

WWD:別注スニーカーの企画のキモは?

木下:まず大事なのはファーストインプレッション。スポーツメーカーのスニーカーは、女性が気軽に日常のファッションの中に取り入れるには少々スポーティーすぎるものが多いなと感じます。近未来的なパキッとした配色ではなく、トーナル(同系統の配色)で洗練された雰囲気に仕上げています。

 女性のお客さまは手にとった後も、ディテールまでまじまじと見られます。そのためデザイン面では、光沢をつけるにしてもギラギラとした輝きではなくサテンっぽい華やかなつやめきだったり、一部をスエード素材で切り替えてみたりといった、繊細なこだわりを大切にしています。「このバランスなら、靴ひもはコットンじゃなくてポリエステルがいいよね」というような、理屈ではなく直感から生まれるチョイスも、女性のお客さまには「かわいい」と共感いただけるポイントだと考えています。

WWD:トータルスタイリングではどう提案する?

木下:スニーカーそのものの出来栄えだけでなく、「体の線がきれいに見えるか」「コーディネートにすんなりなじむか」といった点も重要。パンプスを履いたときのように背筋がしゃんと見えるよう、ヒールは高めに設計することが多いです。別注スニーカーの企画は、同じシーズンに販売するアパレルの1年以上前からスタートするものもあります。ですから、別注スニーカーと配色をリンクさせたアパレルも企画しています。別注スニーカーとアパレルでトータルスタイリングした店頭のVMDやビジュアルの訴求がうまく行くと、セット買いが顕著に増えます。スニーカー単体で見たときにはない、「これかわいい!」という化学反応が起こるんでしょうね。

WWD:今後の展望は?

木下:「エミ」のお客さまはスニーカーを取り入れたコーディネートを自由に楽しんでいて、スニーカーの民主化という一つのゴールは達成できたと思っています。これからはもっと視野を高く持ち、「エミ」発のブームや社会現象を作り出せたらと考えています。

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ウィメンズスニーカーのヒット請負人! 「エミ」に聞く“バズる別注”のヒケツ

 近年のスニーカーブームで、働く女性の足元にスニーカーは当たり前になった。「#KuToo」運動など社会機運の追い風もあり、窮屈なパンプスからスニーカーに履き変える女性はますます増えている。

 そのような流れの中、2015年の発足当初から“女性のスニーカー通勤の定着”を掲げてきたのがマッシュスタイルラボの「エミ(EMMI)」だ。ファッションビルを主販路にヨガやアウトドアテイストのアパレルをスニーカーとのスタイリングで提案し、スニーカー特化型業態の「スニーカーズ バイ エミ」も展開。ブランドの売り上げ全体においても、スニーカー(主に買い付け、一部オリジナル商品)がけん引している。

 毎シーズンのスニーカーのラインアップにおいて、別注商品が5〜10型を占める点も特徴だ。スポーティーなスニーカーを、ほどよくトレンドを取り入れたシティライクなデザインに仕上げている。「男性はレアスニーカーに夢中になることが多いけれど、女性が『欲しい』と思うポイントはもっと多様できめ細かい」と話すのは木下沙理菜マッシュスタイルラボ企画部「エミ」デザイナー。「手に取って初めて気が付くようなさりげないデザインや、コーディネートをしっかりイメージできるバランスも重要視しています」。

 別注商品のヒット実績を積み重ねてきたことで、「メーカーが新作スニーカーをウィメンズ市場でバズらせたいと考える際、まず先にウチへ(別注の)相談をいただくことが増えた」と語る。ウィメンズスニーカーのヒット請負人として存在感を高める「エミ」が考える、女性に支持されるスニーカーの条件とは。木下デザイナーに聞いた。

WWD:スニーカー提案を重視してきた理由は。

木下沙理菜マッシュスタイルラボ企画部「エミ」デザイナー(以下、木下):マッシュグループは近年、1週間の真ん中で疲れがたまりがちな水曜日を「ウェルネスウェンズデー」と呼び、「女性が美容と健康を楽しむ日」としてさまざまなプロモーションを行ってきました。その取り組みの一環として「エミ」は、ヒールで疲れた女性の足元を癒すというコンセプトで、通勤におけるスニーカー提案を主軸としたブランドとして発足しました。ただ当時は、スポーツメーカーのスニーカーを取り入れたコーディネートは男性には浸透しつつあったものの、女性の間では、ワンピースやスカートにはパンプスやフラットシューズを合わせるのがまだまだ当たり前でした。そのような状況を変えるべく、女性が本当にほしいと思える別注スニーカーを積極的に企画するとともに、大人の女性が真似したいと思えるようなスニーカースタイリングを、アパレルとトータルで提案してきました。

WWD:「エミ」でスニーカーが売れ行きがいい理由をどう分析する?

木下:周りのショップの一歩先をいくラインアップには自信があります。スニーカーにおいては、メンズのトレンドをウィメンズが追従することが多いので、買い付け担当には男性社員もいます。「ロエベ(LOEWE)」とのコラボで人気に火がついてる「オン(ON)」も、ウィメンズショップでは「エミ」が他に先がけて取り扱いを始めました。豊富なラインアップを強調するため壁面にずらりとスニーカーを並べている店舗もあり、スニーカー好きの男性の興味を引いて入店されるカップルも多いです。私が店舗スタッフをしていたときも、彼氏が彼女に「これはイケてる」「買った方がいいよ」と勧め、成約に至るケースも多く目にしてきました。展示会では、男性の雑誌編集者や取引先の営業担当からは、「大きいサイズがあったら欲しかったのに!」と残念がる声がよく聞かれます(笑)。

WWD:これまでにどんな別注のヒット商品が生まれた?

木下:昨年秋、ある世界的なスポーツメーカーがネクストブレイクとして期待をかけていたモデルを発売したのですが、蓋を開けてみたら商品の販売が芳しくありませんでした。そんな中、「エミ」の別注モデルは発売から2週間で2500足以上売れるなど絶好調だったんです。メーカー側がうちの売れ行きの進捗を見て、「こんな店は世界のどこにもない」と仰天していました(笑)。そのほかにもオールベージュで別注した「コンバース(CONVERSE)」の“オールスター100”(1万1000円、19-20年秋冬)や「キーン(KEEN)」の定番サンダル“ユニーク”(1万3200円)は、いずれも数日で品薄もしくは完売になるなど、ご好評をいただきました。

WWD:別注スニーカーの企画のキモは?

木下:まず大事なのはファーストインプレッション。スポーツメーカーのスニーカーは、女性が気軽に日常のファッションの中に取り入れるには少々スポーティーすぎるものが多いなと感じます。近未来的なパキッとした配色ではなく、トーナル(同系統の配色)で洗練された雰囲気に仕上げています。

 女性のお客さまは手にとった後も、ディテールまでまじまじと見られます。そのためデザイン面では、光沢をつけるにしてもギラギラとした輝きではなくサテンっぽい華やかなつやめきだったり、一部をスエード素材で切り替えてみたりといった、繊細なこだわりを大切にしています。「このバランスなら、靴ひもはコットンじゃなくてポリエステルがいいよね」というような、理屈ではなく直感から生まれるチョイスも、女性のお客さまには「かわいい」と共感いただけるポイントだと考えています。

WWD:トータルスタイリングではどう提案する?

木下:スニーカーそのものの出来栄えだけでなく、「体の線がきれいに見えるか」「コーディネートにすんなりなじむか」といった点も重要。パンプスを履いたときのように背筋がしゃんと見えるよう、ヒールは高めに設計することが多いです。別注スニーカーの企画は、同じシーズンに販売するアパレルの1年以上前からスタートするものもあります。ですから、別注スニーカーと配色をリンクさせたアパレルも企画しています。別注スニーカーとアパレルでトータルスタイリングした店頭のVMDやビジュアルの訴求がうまく行くと、セット買いが顕著に増えます。スニーカー単体で見たときにはない、「これかわいい!」という化学反応が起こるんでしょうね。

WWD:今後の展望は?

木下:「エミ」のお客さまはスニーカーを取り入れたコーディネートを自由に楽しんでいて、スニーカーの民主化という一つのゴールは達成できたと思っています。これからはもっと視野を高く持ち、「エミ」発のブームや社会現象を作り出せたらと考えています。

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ニュアンスヘアカラーブランド「スロウ」に新シリーズ 美容師の「今、欲しい」をかなえる

 ヘアサロン専売品などを取り扱うヘアメーカーのb-exは、こだわりのニュアンスヘアカラーブランド「スロウ(THROW)」から、2つの新シリーズを全国の理美容室で6月15日に発売する。2016年の「スロウ」誕生以来、開発に携わってきた人気ヘアサロン「エアー(air)」と「ベル(belle)」の協力のもと、ハイトーンカラーに特化した「シアー(SHEER)」と、放置時間10分の時短カラー「ワン(ONE)」を開発した。

 ハイトーンに特化した「シアー」[医薬部外品]※業務用(1剤、4色、各100g)は、トレンドのハイトーンカラーを1本でかなえるシリーズ。補色や色み、アルカリの調整などハイトーンの繊細なカラー表現をコントロールするのに不可欠な要素を掛け合わせ、複雑なレシピを用いずに1本で狙ったハイトーンカラーを表現できる。ハイトーンの黄みをコントロールする上で欠かせないシアラベンダーを軸に、柔らかさを演出するシアーピンクとシアーグレーを掛け合わせた新たなベースカラー設計で、力強くも曇りのないシアーな発色を実現。褪色過程でも透明感のある色を楽しめる。

 時短カラー「ワン」[医薬部外品]※業務用(1剤、6色相16色、各100g)は、ファッションカラー、コンフォートカラー(白髪染め)ともにわずか10分の放置時間で毛先まで美しく染め上げるクイックカラー。短時間での浸透・発色を可能にする処方設計と、大きさの異なる2つの染料を掛け合わせたベースカラー設計で、あっという間に赤みを抑えながら透明感のある発色をかなえる。

 ヘアサロン業界では数年前から採用難や小規模サロンの増加など、人手不足から作業効率のアップや生産性の向上が課題となっている。「ワン」はワンオペレーションの効率的なカラーワークをサポートするため、従来のヘアカラーの放置時間(30分程度)を大幅に削減。サロン業務の効率を高め、ユーザーの時短ニーズにも対応する。

 b-exが運営する美容師教育サポートメディア「b-ex palette」(会員登録無料)では、「スロウ」新シリーズ発売記念として「WWDJAPAN×スロウ特別対談企画」を6月14日に公開予定だ。 村上要WWDJAPAN編集長と、「シアー」と「ワン」の開発に携わった杉崎秀弥「エアー アオヤマ」マネージャー、飯田尚士「ベル」代表、堀之内大介「ベル」代表が登壇。「スロウ」の新シリーズ開発にかけた思いや製品スペック、今後のカラートレンド、サロン市場の変遷や展望について語り合う。

問い合わせ先
b-ex
03-6757-7767

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ニュアンスヘアカラーブランド「スロウ」に新シリーズ 美容師の「今、欲しい」をかなえる

 ヘアサロン専売品などを取り扱うヘアメーカーのb-exは、こだわりのニュアンスヘアカラーブランド「スロウ(THROW)」から、2つの新シリーズを全国の理美容室で6月15日に発売する。2016年の「スロウ」誕生以来、開発に携わってきた人気ヘアサロン「エアー(air)」と「ベル(belle)」の協力のもと、ハイトーンカラーに特化した「シアー(SHEER)」と、放置時間10分の時短カラー「ワン(ONE)」を開発した。

 ハイトーンに特化した「シアー」[医薬部外品]※業務用(1剤、4色、各100g)は、トレンドのハイトーンカラーを1本でかなえるシリーズ。補色や色み、アルカリの調整などハイトーンの繊細なカラー表現をコントロールするのに不可欠な要素を掛け合わせ、複雑なレシピを用いずに1本で狙ったハイトーンカラーを表現できる。ハイトーンの黄みをコントロールする上で欠かせないシアラベンダーを軸に、柔らかさを演出するシアーピンクとシアーグレーを掛け合わせた新たなベースカラー設計で、力強くも曇りのないシアーな発色を実現。褪色過程でも透明感のある色を楽しめる。

 時短カラー「ワン」[医薬部外品]※業務用(1剤、6色相16色、各100g)は、ファッションカラー、コンフォートカラー(白髪染め)ともにわずか10分の放置時間で毛先まで美しく染め上げるクイックカラー。短時間での浸透・発色を可能にする処方設計と、大きさの異なる2つの染料を掛け合わせたベースカラー設計で、あっという間に赤みを抑えながら透明感のある発色をかなえる。

 ヘアサロン業界では数年前から採用難や小規模サロンの増加など、人手不足から作業効率のアップや生産性の向上が課題となっている。「ワン」はワンオペレーションの効率的なカラーワークをサポートするため、従来のヘアカラーの放置時間(30分程度)を大幅に削減。サロン業務の効率を高め、ユーザーの時短ニーズにも対応する。

 b-exが運営する美容師教育サポートメディア「b-ex palette」(会員登録無料)では、「スロウ」新シリーズ発売記念として「WWDJAPAN×スロウ特別対談企画」を6月14日に公開予定だ。 村上要WWDJAPAN編集長と、「シアー」と「ワン」の開発に携わった杉崎秀弥「エアー アオヤマ」マネージャー、飯田尚士「ベル」代表、堀之内大介「ベル」代表が登壇。「スロウ」の新シリーズ開発にかけた思いや製品スペック、今後のカラートレンド、サロン市場の変遷や展望について語り合う。

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ビームス ジャパンが名古屋の企業10社とコラボ企画 グランパスのユニホームもデザイン

 ビームスが手掛ける、日本の食やカルチャーなどを発信する事業「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」は、愛知・名古屋に焦点を当てた企画「大名古屋展 2022」を7月15日に全国の「ビームス ジャパン」店舗でスタートする。同企画は2019年、21年に続く3回目。今回は、地元を拠点とする10の企業・団体とコラボ商品や企画を開発して店舗などで販売するほか、サッカーチームの名古屋グランパスが8月に主催する応援イベント“鯱の大祭典”と連動して、期間中に同チームが着用する限定ユニホームをデザインする。

 コラボアイテムは、名古屋グランパスと中日新聞社との3社で制作した“ドアラ”と“金鯱グランパスくん”のキャラTシャツ(4950円税込、以下同)をはじめ、愛知トヨタ自動車と制作した、名古屋のオススメスポットを紹介するドライブコンテンツ、1888年創業の抹茶メーカーあいやとのコラボパフェ(1390円)、輸送機器や電気機器の豊田合成と開発した、未使用のエアバッグ素材を使ったマルチレジャーシート(3080円)などをそろえる。物販はビームス名古屋店と公式EC、ビームス ジャパン新宿店、渋谷店、京都店で行い、フードメニューはコラボ先の実店舗で提供する。

 名古屋グランパスが着用するユニホームは、1995年に同チームが天皇杯で優勝した際のデザインをベースにした。ドットを連ねた斜めのラインとピンストライプが特徴で、ゴールドをあしらって“祭り”のムードを加えた。8月の“鯱の大祭典”期間中に選手が着用するほか、豊田スタジアムの試合では来場者にプレゼントする。

 6日に名古屋能楽堂で行った記者発表会には、名古屋グランパスの稲垣祥選手と東ジョン選手が登壇。ユニホームの感想を聞かれると、稲垣選手は「赤いカラーがエネルギッシュ。水玉模様もおしゃれで気に入っている」とコメントし、東選手は「初タイトル獲得の歴史を感じながらプレーできるのがうれしい。今から試合が楽しみだ」と述べた。

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ビームス ジャパンが名古屋の企業10社とコラボ企画 グランパスのユニホームもデザイン

 ビームスが手掛ける、日本の食やカルチャーなどを発信する事業「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」は、愛知・名古屋に焦点を当てた企画「大名古屋展 2022」を7月15日に全国の「ビームス ジャパン」店舗でスタートする。同企画は2019年、21年に続く3回目。今回は、地元を拠点とする10の企業・団体とコラボ商品や企画を開発して店舗などで販売するほか、サッカーチームの名古屋グランパスが8月に主催する応援イベント“鯱の大祭典”と連動して、期間中に同チームが着用する限定ユニホームをデザインする。

 コラボアイテムは、名古屋グランパスと中日新聞社との3社で制作した“ドアラ”と“金鯱グランパスくん”のキャラTシャツ(4950円税込、以下同)をはじめ、愛知トヨタ自動車と制作した、名古屋のオススメスポットを紹介するドライブコンテンツ、1888年創業の抹茶メーカーあいやとのコラボパフェ(1390円)、輸送機器や電気機器の豊田合成と開発した、未使用のエアバッグ素材を使ったマルチレジャーシート(3080円)などをそろえる。物販はビームス名古屋店と公式EC、ビームス ジャパン新宿店、渋谷店、京都店で行い、フードメニューはコラボ先の実店舗で提供する。

 名古屋グランパスが着用するユニホームは、1995年に同チームが天皇杯で優勝した際のデザインをベースにした。ドットを連ねた斜めのラインとピンストライプが特徴で、ゴールドをあしらって“祭り”のムードを加えた。8月の“鯱の大祭典”期間中に選手が着用するほか、豊田スタジアムの試合では来場者にプレゼントする。

 6日に名古屋能楽堂で行った記者発表会には、名古屋グランパスの稲垣祥選手と東ジョン選手が登壇。ユニホームの感想を聞かれると、稲垣選手は「赤いカラーがエネルギッシュ。水玉模様もおしゃれで気に入っている」とコメントし、東選手は「初タイトル獲得の歴史を感じながらプレーできるのがうれしい。今から試合が楽しみだ」と述べた。

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「ニコアンド」のコスメライン「ティニーティニー」のアンバサダーにとみい&いしだちひろが就任

 アダストリアが運営する「ニコアンド(NIKO AND…)」のコスメライン「ティニーティニー(TINY TINY)」のブランドアンバサダーに、モデルでインフルエンサーのとみいといしだちひろの2人が就任した。イメージアイコンとしてビジュアルやSNSでのプロモーションに登場するほか、コラボレーション商品の監修などさまざまな活動を予定しているという。

 とみいは、現役歯科衛生士ながらSNSを中心に活動し、ユーチューブチャンネルの登録者数10万人を超える。いしだちひろは、モデルや女優など幅広く活躍し“令和のショートヘアが似合う美女”と称され人気を集める。2人はプライベートでも親交があり、互いをメイクアップする動画やVlogなどを発信している。日頃からファッションやメイクアップを楽しんでいる2人と、ブランドのコンセプトがマッチしたことから起用に至ったという。

 とみいは「新しいコスメを買ったらわくわくしたり、普段とは違うメイクをしたら少し自信が持てたり、コスメは私にとって自分自身をもっと好きにさせてくれるような存在です。コスメを通じて皆さんにわくわくを届けられたらと思います!」とコメント。いしだちひろは「普段から大好きなコスメに深く関わることができてとても光栄です。『ティニーティニー』を多くの方に手にとっていただけるように、仲良しのとみいちゃんと2人で楽しみながら素敵なコスメを発信していけたらと思っております!!」と語った。

 「ティニーティニー」は、「服を“きがえる”ように、季節に合わせてメイクも毎日楽しくきがえたい。HAPPYな気持ちになれるわたしサイズの“きがえる”コスメ。」をコンセプトに、ベースメイク、ポイントメイク、スキンケアなどを揃える。7月からはコスメと合わせて、バッグやポーチといった雑貨も取り扱う。

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「ニコアンド」のコスメライン「ティニーティニー」のアンバサダーにとみい&いしだちひろが就任

 アダストリアが運営する「ニコアンド(NIKO AND…)」のコスメライン「ティニーティニー(TINY TINY)」のブランドアンバサダーに、モデルでインフルエンサーのとみいといしだちひろの2人が就任した。イメージアイコンとしてビジュアルやSNSでのプロモーションに登場するほか、コラボレーション商品の監修などさまざまな活動を予定しているという。

 とみいは、現役歯科衛生士ながらSNSを中心に活動し、ユーチューブチャンネルの登録者数10万人を超える。いしだちひろは、モデルや女優など幅広く活躍し“令和のショートヘアが似合う美女”と称され人気を集める。2人はプライベートでも親交があり、互いをメイクアップする動画やVlogなどを発信している。日頃からファッションやメイクアップを楽しんでいる2人と、ブランドのコンセプトがマッチしたことから起用に至ったという。

 とみいは「新しいコスメを買ったらわくわくしたり、普段とは違うメイクをしたら少し自信が持てたり、コスメは私にとって自分自身をもっと好きにさせてくれるような存在です。コスメを通じて皆さんにわくわくを届けられたらと思います!」とコメント。いしだちひろは「普段から大好きなコスメに深く関わることができてとても光栄です。『ティニーティニー』を多くの方に手にとっていただけるように、仲良しのとみいちゃんと2人で楽しみながら素敵なコスメを発信していけたらと思っております!!」と語った。

 「ティニーティニー」は、「服を“きがえる”ように、季節に合わせてメイクも毎日楽しくきがえたい。HAPPYな気持ちになれるわたしサイズの“きがえる”コスメ。」をコンセプトに、ベースメイク、ポイントメイク、スキンケアなどを揃える。7月からはコスメと合わせて、バッグやポーチといった雑貨も取り扱う。

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「ヴァレンティノ」がビンテージウエアを販売 1970年代のドレスやコートも

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、同ブランドのビンテージウエアを販売する“ヴァレンティノ ヴィンテージ テイクオーバー”を、東京・代官山のビンテージストア「ザ ヴィンテージ ドレス(The Vintage Dress)」で6月7日から19日まで開催する。

 同イベントは、過去から未来へ、メゾンのウエアの新しい循環を目指すプロジェクト“ヴァレンティノ ヴィンテージ”の一環として、東京、伊ミラノ、米ニューヨーク、ロサンゼルスの4都市で同時開催。各都市のビンテージストアを期間限定で貸し切って実施する。「ヴァレンティノ」は同プロジェクトを数段階のフェーズに分けて実施しており、今回が第2フェーズとなる。昨年10月にスタートした第1フェーズでは、公式ホームページに特設サイトを開設し、ビンテージストアと協業しながら購入客のビンテージアイテムを直接買い取って回収してきた。今回販売するアイテムは、世界中で回収した中から厳選したものだ。第3フェーズでは、ファッションスクールとの取り組みを予定しているという。

 「ザ ヴィンテージ ドレス」では、ドレスやセットアップ、ブラウス、コートなど、約100点のビンテージウエアを販売する。アイテムは、創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)が手掛けた1970年代、80年代のドレスから、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=現クリエイティブ・ディレクターによる近年のものまで幅広く、価格帯も数万円から数十万円のものまでさまざまだ。

■“ヴァレンティノ ヴィンテージ”
日程:6月7〜19日
場所:ザ ヴィンテージ ドレス
住所:東京都渋谷区猿楽町22-4

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「ヴァレンティノ」がビンテージウエアを販売 1970年代のドレスやコートも

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、同ブランドのビンテージウエアを販売する“ヴァレンティノ ヴィンテージ テイクオーバー”を、東京・代官山のビンテージストア「ザ ヴィンテージ ドレス(The Vintage Dress)」で6月7日から19日まで開催する。

 同イベントは、過去から未来へ、メゾンのウエアの新しい循環を目指すプロジェクト“ヴァレンティノ ヴィンテージ”の一環として、東京、伊ミラノ、米ニューヨーク、ロサンゼルスの4都市で同時開催。各都市のビンテージストアを期間限定で貸し切って実施する。「ヴァレンティノ」は同プロジェクトを数段階のフェーズに分けて実施しており、今回が第2フェーズとなる。昨年10月にスタートした第1フェーズでは、公式ホームページに特設サイトを開設し、ビンテージストアと協業しながら購入客のビンテージアイテムを直接買い取って回収してきた。今回販売するアイテムは、世界中で回収した中から厳選したものだ。第3フェーズでは、ファッションスクールとの取り組みを予定しているという。

 「ザ ヴィンテージ ドレス」では、ドレスやセットアップ、ブラウス、コートなど、約100点のビンテージウエアを販売する。アイテムは、創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)が手掛けた1970年代、80年代のドレスから、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=現クリエイティブ・ディレクターによる近年のものまで幅広く、価格帯も数万円から数十万円のものまでさまざまだ。

■“ヴァレンティノ ヴィンテージ”
日程:6月7〜19日
場所:ザ ヴィンテージ ドレス
住所:東京都渋谷区猿楽町22-4

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アトモス × 「アディダス オリジナルス」 “アディマティック”の別注ブルーを発売

 スニーカーショップのアトモスは6⽉11⽇、“アディマティック(ADIMATIC)”のブルーを発売する。価格は1万3200円(税込、以下同)で、特設サイトで6⽉10⽇まで抽選のエントリーを受け付けている。

 “アディマティック”は1996年に発売されたスケートシューズで、今年3⽉に「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」が復刻した。別注を受け付けたのは、復刻後初。なおブルーは、アトモスのシンボルカラーだ。

 アトモスは同スニーカーの発売を記念して、3人組アーティストのスケッチブックスリーとコラボしたTシャツ(5940円)も販売する。Tシャツには、ブルーの“アディマティック”を履いたクマのオリジナルキャラクターが描かれる。

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アライアCEOが語る 「“宝”を引き継ぐことは誰だって怖い。だけど恐れず前に進むとき」

 「アライア(ALAIA)」は“、ファッション界の宝”という表現がふさわしいブランドのひとつだろう。多くの人から慕われ、尊敬されたデザイナー、アズディン・アライア(Azzdine Alaia)が亡き後の「アライア」のビジネスがパンデミックを経て本格的に動き出した。5月には日本初の直営店を東京のギンザシックス(GINZA SIX)にオープン。来日したミリアム・セラーノ(Myriam Serrano)アライア最高経営責任者(CEO)にそのビジョンを聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):あなたがコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)傘下であるアライアのCEOに就任した6ヶ月後にパンデミックが始まりました。この2年間をどのように過ごしましたか。

ミリアム・セラーノ=アライア最高経営責任者(以下、ミリアム):店舗が営業できなかった時期は、オンラインビジネスも大きくなかったので、それこそ本当にビジネスがいったん閉じました。外か見ると静寂に見えたでしょうが、ブランドの中は実に活発でした。毎日遅くまでオンラインで会議を重ね、皆から次々投げかけられる多くの質問に答えて議論をする。ブティックでどう対応すればいいのか、ブランドはどうしたら続けることができるのか?マスクの提供はどのようにするのか?などなど。

 そして、ブランドのルーツを理解することに時間をかけ、コレクションを再編成しました。結果的にコレクションは年4回から2回へ縮小し、その分より精度の高いものに。これはパンデミックがなかったら難しかったかもしれません。

WWD:スタッフは何人いますか?

ミリアム:140人です。小さな会社ですが、大きなひとつの家族になりつつあります。

WWD:故アズディン・アライアは生前、モデルを始め多く人たちから「私たちのパパ」と呼ばれ家族のように慕われていました。

ミリアム:私は彼が残した、「アライア」という名前の “ファミリー”が大好きです。彼はもういませんが、会社には彼と長年過ごしてきた人が大勢いてたくさんのことを私に教えてくれます。互いを尊重し信頼する “ファミリー”であることはとても重要。この存在を大切にして、新しいメンバーを加えることで新しいエメルギーを統合し、新しい価値観を作ってゆきたい。何ごとにおいても高いレベルを求めるブランドだからとても難しいですけどね。

WWD:「アライア」というブランドの強みをどう解釈していますか?

ミリアム:強みはある意味、ファッションを超えた存在であること。アズディンは芸術家であり、女性の体を彫刻のようにとらえ昇華しました。流行を超えた「美」そのものを生み出しファッションと融合していた。だから時代を超越し、流行遅れにならないのです。本当に強いブランドですが、攻撃的なブランドではありません。女性を美しくすること、そのための強さです。「アライア」を愛用している女性を見るとわかりますが、彼女たちは教養があり、自立した女性です。

 もうひとつの強みは、完璧なカッティングと、素材と生産のクオリティの高さです。品質はとても重要です。バッグと靴は、すべてイタリアとフランスで作っています。イタリアでの生産は1980年代初めから40年以上、同じ会社と組んでおり、当時18歳だった工場のオーナーには今では4人の子どもがいて、彼らも仕事を手伝っている。まさにファミリーです。

WWD:2022年春夏コレクションからは、ピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)が新クリエイティブ・ディレクターに就任しました。ピーターの仕事をどう評価していますか?

ミリアム:ピーターはメゾンを内側から深く理解しています。彼はアズディン時代の「アライア」のヴィンテージ・コレクターであり、アートが大好き。優秀な技術者であり、キャリアが豊富でグローバルな視点を持っています。そして、女性に対するイメージやメッセージに独自の興味深い見解を持っています。課題は、ルーツを重んじ、最高のレベルを保ちながら新しいものを提供し続けることであり、それは関わる私たち全員の課題です。正しい方法でスタートを切れたと思いますが、継続が大切です。

WWD:就任にあたってピーターに出したリクエストは?

ミリアム:リクエストというより「恐れないで」と伝えました。「アライア」はファッション界の宝。これを引き継ぐことは誰だって、正直怖い。それだけの価値と責任があるものだから。ピーターはそのことを十分にわかっていました。だから十分議論をした後に「敬意を持って、そして怖がらないで。私たちは前に進まなければならないから」と伝えました。今は勤勉で自分に厳しい彼のビジョンを尊重し、前に進むときです。

WWD:今後のビジネス戦略は?

ミリアム:ブランドの認知度をあげること。そのためにより多くの人にオープンに語りかけること。特に若い世代に向けて私たちのアイデアを知ってもらう必要があります。ギンザシックスに直営店を開いた理由もそこにあります。ピーターによるコンセプトを反映した世界初のブティックで、ストアデザインは建築家のソフィー・ヒックス(Sophie Hicks)が手掛けています。日本には長年良好な関係にある顧客がたくさんいます。新しい「アライア」を紹介するには絶好のタイミングでした。今年はニューヨークと中国にも直営店を開く予定です。2年後にはパリで大きなプロジェクトを計画しています。

WWD:あなた自身のキャリアについて教えてください。「セリーヌ(CELINE)」や「ニナ リッチ(NINA RICCI)」「クロエ(CHLOE)」で経験から得たことは?

ミリアム:コレクション制作の各工程に関わり、デザインから生産、コミュニケーションといった一連の流れとその複雑さを理解したことは財産になっています。技術と同じくらいスケジュール通りに進めることも重要。ビジネスを理解しビジョンを持つことと同じくらい、関わる多くの人たちと強い絆を築くことも重要といった具合にね。コミュニケーション・ディレクターとしてはグローバルブランドの視点を学びました。

WWD:アクセサリー分野でのキャリアが豊富ですがアクセサリービジネスで成功する秘訣とは?そしてそれを「アライア」でどう生かす?

ミリアム:アクセサリーで成功するためにはまず、自分のブランドと他のブランドの違いを理解すること。ブランドロゴなのか、何かしらのコードなのか、ブランドの強みを理解し、そのエッセンスをアクセサリーに取り入れます。「アライア」の場合は「シルエット」です。一目で違いがわかる独特なシルエットであることが大切です。そしてそれをお客さんが認知してくれるまで継続すること。ファッションビジネスは、コレクションを発表するとすぐ次へと意識が向かいがち。喝采を受けたコレクションでも最初の反応に甘んじることなく、繰り返し伝えることが大切です。

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「ディーゼル」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「ディーゼル(DIESEL)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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カプリ・ホールディングスがヴェルサーチェ財団を創設 LGBTQコミュニティ支援

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の親会社カプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)は、6月のプライド月間に合わせてLGBTQコミュニティの認知度向上と支援を目的としたヴェルサーチェ財団を創設し、財団の活動費用として1000万ドル(約13億円)の寄付を約束した。

 具体的な活動内容は明らかにしていないが、慈善団体やコミュニティグループと協力し、LGBTQ文化と歴史の保存を支援し、LGBTQコミュニティの安全の向上や平等、ウェルネスの推進を図る予定だという。

 「ヴェルサーチェ」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)は、「『ヴェルサーチェ』はインクルーシブを重視するブランドとして長く認知されてきた。LGBTQIA+コミュニティにヴェルサーチェ財団が貢献できることを楽しみにしている」とコメント。「ヴェルサーチェ」はこれまでに、プライド月間に合わせてカプセルコレクションを発表し、売り上げを寄付する取り組みなどを実施してきた。

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カプリ・ホールディングスがヴェルサーチェ財団を創設 LGBTQコミュニティ支援

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の親会社カプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)は、6月のプライド月間に合わせてLGBTQコミュニティの認知度向上と支援を目的としたヴェルサーチェ財団を創設し、財団の活動費用として1000万ドル(約13億円)の寄付を約束した。

 具体的な活動内容は明らかにしていないが、慈善団体やコミュニティグループと協力し、LGBTQ文化と歴史の保存を支援し、LGBTQコミュニティの安全の向上や平等、ウェルネスの推進を図る予定だという。

 「ヴェルサーチェ」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)は、「『ヴェルサーチェ』はインクルーシブを重視するブランドとして長く認知されてきた。LGBTQIA+コミュニティにヴェルサーチェ財団が貢献できることを楽しみにしている」とコメント。「ヴェルサーチェ」はこれまでに、プライド月間に合わせてカプセルコレクションを発表し、売り上げを寄付する取り組みなどを実施してきた。

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ヤーマンが「温剃り」で電動シェーバー市場参入 ムービーには柳楽優弥を起用

 美容機器メーカーのヤーマンは6月7日、ラジオ波で肌を温めながらシェービングできる温剃り電動シェーバー「ホットシェイブ(HOT SHAVE)」を発売した。同社が男性向けに製品を発売するのは、脱毛器以来だ。価格は4万4000円(税込)。

 「ホットシェイブ」は、ラジオ波でヒゲと肌を温めて、肌に優しい深剃りのみならずエステケアを叶える。水分に反応したラジオ波は肌を温め、水分を吸収しやすい肌状態に。水分を含んだ肌は弾力性が上がるため、シェーバーと肌の密着度が高まり、優しい深剃りを叶えるという。ヒゲも水分を含むと柔らかくなり、最小限の力でカットできる。また「ホットシェイブ」はシェーバーモードのほか、美肌ケアのRFモードも搭載。ヒゲを剃る時間をフェイスケアの時間にもすることで、肌ケアの習慣化を図る。製品は防水性で、風呂での使用や丸洗い洗浄も可能だ。

 「ホットシェイブ」のイメージムービーには、俳優の柳楽優弥を起用。T字カミソリ、電動シェーバーに次ぐ第3の選択肢として温剃り電動シェーバーを訴求する。柳楽はT字カミソリを使う機会が多いが、撮影などで朝が早い時は電動シェーバーを使用していたという。「ホットシェイブ」は、「あたたかく、エステ感覚で気持ちよかった」という。

 「ホットシェイブ」は公式サイトなどの他、8日からは伊勢丹新宿本店メンズ館1階のコスメ売り場でポップアップを開催(21日まで)。また渋谷にあるRaaS(Retail as a Service)の「ベータ(B8TA)」でも8月31日まで展示・体験できる。

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ヤーマンが「温剃り」で電動シェーバー市場参入 ムービーには柳楽優弥を起用

 美容機器メーカーのヤーマンは6月7日、ラジオ波で肌を温めながらシェービングできる温剃り電動シェーバー「ホットシェイブ(HOT SHAVE)」を発売した。同社が男性向けに製品を発売するのは、脱毛器以来だ。価格は4万4000円(税込)。

 「ホットシェイブ」は、ラジオ波でヒゲと肌を温めて、肌に優しい深剃りのみならずエステケアを叶える。水分に反応したラジオ波は肌を温め、水分を吸収しやすい肌状態に。水分を含んだ肌は弾力性が上がるため、シェーバーと肌の密着度が高まり、優しい深剃りを叶えるという。ヒゲも水分を含むと柔らかくなり、最小限の力でカットできる。また「ホットシェイブ」はシェーバーモードのほか、美肌ケアのRFモードも搭載。ヒゲを剃る時間をフェイスケアの時間にもすることで、肌ケアの習慣化を図る。製品は防水性で、風呂での使用や丸洗い洗浄も可能だ。

 「ホットシェイブ」のイメージムービーには、俳優の柳楽優弥を起用。T字カミソリ、電動シェーバーに次ぐ第3の選択肢として温剃り電動シェーバーを訴求する。柳楽はT字カミソリを使う機会が多いが、撮影などで朝が早い時は電動シェーバーを使用していたという。「ホットシェイブ」は、「あたたかく、エステ感覚で気持ちよかった」という。

 「ホットシェイブ」は公式サイトなどの他、8日からは伊勢丹新宿本店メンズ館1階のコスメ売り場でポップアップを開催(21日まで)。また渋谷にあるRaaS(Retail as a Service)の「ベータ(B8TA)」でも8月31日まで展示・体験できる。

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ユニクロ、22年秋冬は定番ダウンやフリースを1000円値上げ

 ユニクロは2022-23年秋冬、定番のウルトラライトダウンやフリースで1000円の値上げを行う。ウルトラライトダウンは5990円から6990円に、毛足の長いフリース“ファーリーフリース”のジャケットは1990円から2990円に変更する。

 原料高や物流費高騰などを受けたもの。「(値上げをするかどうかや値上げ幅は)商品によって異なり、一律で何%上げるというものはない」と広報担当者。ファーリーフリースは、従来はペットボトル由来の再生ポリエステル素材を30%使用していたが、今季から100%に切り替えている。

 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は4月に行われた決算会見で、「原材料価格が2倍や3倍になっているなっているケースもある中で、それを今のままのプライスで売ることは不可能。上場企業として、成長を目指していく中で利益がなければできない。それをどううまく努力していくか。ビジネスは会計年度やシーズンで考えるものではなく、もっと長期で考えるもの。22-23年秋冬物や23年春夏物は考えに考えぬいたプライスになる」とコメントしていた。

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ユニクロ、22年秋冬は定番ダウンやフリースを1000円値上げ

 ユニクロは2022-23年秋冬、定番のウルトラライトダウンやフリースで1000円の値上げを行う。ウルトラライトダウンは5990円から6990円に、毛足の長いフリース“ファーリーフリース”のジャケットは1990円から2990円に変更する。

 原料高や物流費高騰などを受けたもの。「(値上げをするかどうかや値上げ幅は)商品によって異なり、一律で何%上げるというものはない」と広報担当者。ファーリーフリースは、従来はペットボトル由来の再生ポリエステル素材を30%使用していたが、今季から100%に切り替えている。

 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は4月に行われた決算会見で、「原材料価格が2倍や3倍になっているなっているケースもある中で、それを今のままのプライスで売ることは不可能。上場企業として、成長を目指していく中で利益がなければできない。それをどううまく努力していくか。ビジネスは会計年度やシーズンで考えるものではなく、もっと長期で考えるもの。22-23年秋冬物や23年春夏物は考えに考えぬいたプライスになる」とコメントしていた。

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新生「セルジオ ロッシ」が掲げるハイパーフェミニン ヘリテージと女性性に焦点を当てる新アーティスティック・ディレクター

 「セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)」は1月、新アーティスティック・ディレクターにエヴァンジェリー・スミルニォタキ(Evengelie Smyrniotaki)を任命した。スミルニォタキはギリシャ・アテネ出身。ファッション・スタイリストやインフルエンサーとして活動し、現在も自身が立ち上げたファッションブログ「スタイル ヒロイン(Style Heroine)」のアートディレクターを務めている。「セルジオ ロッシ」ではクリエイティブとスタイリング、広告キャンペーン、コンテンツなどのディレクションを手掛ける。

 同氏は、就任後初のカプセルコレクションとなる“エヴァンジェリー・スミルニォタキ × セルジオ ロッシ”を、2月のミラノ・ファッション・ウイーク会期中にプレゼンテーションで発表した。コレクションはブランドの根幹である“女性的なアティチュード”に重点を置き、丸みを帯びたチャンキーヒールや華奢なミュール、鋭いスティレットヒールのデザインで、輪郭のラインが際立つシェイプが特徴的。PVCやサテンクレープなど光沢のある素材を使い、鮮やかなカラーで彩ったシューズは、女性性を謳歌するハイパーフェミニンだ。今年で創業71年となる「セルジオ ロッシ」は、スミルニォタキと共にブランドの次なるステップアップを見据える。初めてシューズブランドを手掛けるスミルニォタキに、ファーストコレクションや今後の展望について聞いた。

デジタルでの表現を強化
「何も変えない」もの作り

——「セルジオ ロッシ」から現職に任命され、最初にどう思った?

エヴァンジェリー・スミルニォタキ(以下、スミルニォタキ):大きな喜びと共に、私と「セルジオ ロッシ」にとっての新たな挑戦に興奮したわ。コンテンツ制作を通じてブランドのチームとは以前から交流があったし、個人的にも憧れていたから、本当に光栄だったの。ファーストコレクションを発表できて夢心地よ。

——あなたが手掛ける新生「セルジオ ロッシ」をどのように定義する?

スミルニォタキ:ハイパーフェミニンね。女性的でセンシュアルなシューズというブランドのDNAを継ぎながら、より現代的でフェミニニティーな側面を強く押し出していきたいの。1951年に創業した「セルジオ ロッシ」には、豊富なノウハウとヘリテージが基盤にあるから、品質とクラフトマンシップは世界最高峰だと自信を持って言える。だから、それらを生かして脚の延長となる快適なシューズを届けていきたいわ。

——ファーストコレクションの制作にあたって、意識したことやこだわりのポイントは?

スミルニォタキ:まずはミニマル、シンプリシティ、洗練さという3つのキーワードを掲げたの。ラインストーンを散りばめた装飾的なピースでさえ、派手さではなくミニマリズムな美を表現したかった。装飾を削ぎ落とすことで、曲線的なラインやシャープで華奢なヒールのシェイプを強調し、シューズそのものと脚を美しく見せることにこだわったわ。そして、快適な履き心地にも強くこだわっているの。例えば、ウェッジヒールのシューズは「セルジオ ロッシ」のアーカイブの中で最もヒールが高いモデルの一つだけれど、足をしっかりと支えるデザインとアンクルストラップ、それにシューズの軽さによって、長時間履いていても疲れにくいシューズを作ることができたのよ。この快適さは、熟練した職人がハンドメイドで仕上げているからこそ。実際に履いてみて、ブランドのクラフトマンシップをより多くの人に届けたいわ。

——広告キャンペーンやコンテンツのディレクションについての方向性は?

スミルニォタキ:現代的な表現にこだわっていきたい。コンテンツ・クリエーターとしての私の経験を生かして、デジタルでの表現や顧客とのコミュニケーションを強化するつもりよ。インクルシビティを念頭に置いて、より幅広い女性層にブランドの魅力を知ってもらえるようにディレクションしていきたいわ。

——あなたが加わったことで、ブランド全体の方向性は今後どのように変わる?

スミルニォタキ:正直なところ、何も変えたいとは思わないの。71年という長い歴史を持つ「セルジオ ロッシ」のヘリテージを継承し、この世界観を継続させることが私の役割よ。デザインにおいても豊富なアーカイブがあるから、それらを踏襲しながらハイパーフェミニンなシェイプを追求し、現代的でタイムレスなピースを制作していきたいの。抜根的な変革をせずとも、「セルジオ ロッシ」は時代を超越する美しさを持ち合わせたブランドだから。

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美容師からの支持率上昇中! 話題のヘアカラー剤「N. ルフレカラー」人気の秘密を深掘り

 プロフェッショナルヘアメーカー、ナプラが今年2月に発売したヘアカラー剤「N.(エヌドット) ルフレカラー」が、早くも美容師からの信頼と高評価を獲得している。人気ブランド「N.」から誕生した高発色をかなえるヘアカラー剤で、メディアやSNSでも盛り上がりを見せている。この夏、もっともっと髪色を楽しみたいお客さまへの提案にも最適な「N. ルフレカラー」の人気の秘密をあらゆる角度から深掘りする。

透明感あふれる
高彩度・高発色な
仕上がりがかなう

 「N. ルフレカラー」は、透明感あふれる高彩度・高発色な仕上がりで、特に中〜高明度でより狙った色みを表現できる。寒色・暖色・中間色とバランスのとれたカラーラインアップで、艶を出しやすいニュートラルなベージュブラウン“チェスナット”、ほんのりグレーをまとうオレンジを抑えたベージュ“サンド”、赤みを抑えたシアーな質感が出しやすいモノトーンカラー“フォグ”、難しいアンダーでも色ブレしにくい紫を帯びたシルバー“メタル”、純粋な青にこだわった補色を含まない高彩度ブルー“コバルト”、透明感のある柔らかでヘルシーなブルーグリーン“ターコイズ”、わずかに含む赤紫がはっと目を引く高彩度なピンク“ペオニー”、程よく青みが効いた透明感のあるブルーバイオレット“モーヴ”の8色相を展開。それぞれ3~13レベル(“メタル”“ターコイズ”“ペオニー”“モーヴ”は5~13レベル)をそろえる。日本人の肌になじむ絶妙な寒色や、艶の表現にぴったりな暖色を楽しむことができる。

カラーを得意とする美容師が
オリジナルレシピで
スタイルを提案

メディアやSNSへの露出多数
初月サンプル出荷数は
2万セット超

 “ポリッシュオイル”や“ナチュラルバーム”などで、絶大な人気を誇る「N.」から誕生したヘアカラー剤ということもあり、「N. ルフレカラー」は消費者からの注目度も高い。「ViVi」(講談社)5月号と「sweet」(宝島社)6月号では、「N. ルフレカラー」が取り上げられ、その勢いは増すばかり。ヘアカラーを施術する際にも、「N.」というキーワードが興味を引くので「N. ルフレカラー」についてもお客さまに積極的に伝えているという美容師も多い。初動データを見ても、初月サンプル出荷数は2万セット超。サロンからの問い合わせもナプラのカラー剤の中で過去最多だ。ナプラ企画開発部の後藤直樹課長も、発売前からこれほどサンプルセットの問い合わせがあったのは初めてと言う。「『N. ルフレカラー』は、彩度の高いカラーとモノトーンやベージュカラーを組み合わせることで、発色のバリエーションを楽しめるのが魅力。依然として人気のアッシュ系カラーを表現する“コバルト”や、バイオレット系の“ぺオニー”はもちろん、これまでラインアップしてこなかった“ターコイズ”をそろえ、お客さまの求める髪色が多様化する中で役立つはずだ。高彩度カラーの中でも仕上がりの艶感や手触りがピカイチなので、ぜひ一度試してみてほしい」と語る。

全国の美容師からも
「N. ルフレカラー」に
ラブコール

 「N. ルフレカラー」を愛用する全国の美容師からも高評価の声が届いている。大阪のヘアサロン「リュト(Lute)」のササキタカユキ代表は、「ハイライトやブリーチに対して色みが出やすく、高発色かつ、彩度が適度に高いので気に入っている。ブリーチである程度リフトアップしている状態だとアンダーに左右されず毛先までムラなく染まり、2カ月ごとのカラーチェンジも自在だ。単色でも使いやすく、キャリアの浅いアシスタントでも安定した仕上がりなのでサロンワークでも使いやすい」とコメント。名古屋でフリーランスで活動する福山祥太さんは、「最近は淡い色みのカラーや、デザインで色みを入れるお客さまが増えてきているので、『N. ルフレカラー』はニーズにマッチしている。前髪からサイドにかけてのインナーカラーや、表面のみブリーチをしてオンカラーするセクションカラーなど、デザインで色みを取り入れるのにマンネリを感じていたお客さまに、一歩先のデザインカラーで夏のヘアカラーを楽しんでいただきたい」とこの夏のデザイン提案での活躍に期待を寄せる。東京にあるヘアサロン「ケリー(kelly.)」の椛沢柚希スタイリストは、「他のカラー剤と比べて、『N. ルフレカラー』は発色が強いので色みが出しやすい。特に“ペオニー”はブリーチをしなくても、しっかりとしたピンク感を出すことができる。最近はビビッドなカラーや、ブリーチが増えているけれど、パーソナルカラーも流行っているため、肌色に合わせてくすませたり、薄くしたりする作業が必要。その点『N. ルフレカラー』は発色がいいため、ニュアンスをコントロールしやすい」と操作性の高さに太鼓判を押す。

問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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「マイケル・コース」「ヴェルサーチェ」親会社の22年3月通期は約40%増収 過去最高の業績

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」を擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)の2022年3月通期決算は、売上高が前期比39.2%増の56億5400万ドル(約7350億円)、営業利益が47倍以上(同4652.6%増)の9億300万ドル(約1173億円)、純利益が6300万ドル(約81億円)の赤字から8億2300万ドル(約1069億円)の黒字になった。過去最高の業績を記録した。

 ブランド別で見ると「マイケル・コース」の売り上げは同35.1%増の39億5300万ドル(約5138億円)、「ヴェルサーチェ」は同51.5%増の10億8800万ドル(約1414億円)、「ジミー チュウ」が同46.6%増の6億1300万ドル(約796億円)だった。

 ジョン・アイドル(John Idol)会長兼最高経営責任者は「21年度は売り上げと利益ともに予想をはるかに超え、過去最高の売上高、粗利益、EPS(1株当たり利益)を達成した。今後も2ケタの売り上げ成長を長期的に見込む。『ヴェルサーチェ』『ジミー チュウ』『マイケル・コース』の業績に加え、ラグジュアリー市場の回復力によって今後の見通しを楽観視しており、将来的には売上高70億ドル(約9100億円)と営業利益率20%を達成できると考えている」とコメント。北米市場について聞かれると「インフレなどいろいろな影響が懸念されるが、現段階では心配していない」と話した。ほかの地域に関しても「ヨーロッパは直近2四半期で強い回復力を観察している。一方のアジアはロックダウンが影響しているが、前回のロックダウン明けのようなリベンジ消費の可能性もあるので、様子を見る」とコメントした。また今後はスニーカーにポテンシャルを見出しているという。「競合の状況を見ていると、フットウエアの中でもスニーカーは大きな可能性があるだろう」。

 22年度の売り上げは5%成長し、60億ドル(約7800億円)に達することを見込む。

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「コンバース」が再生ナイロン製“ジャックパーセル”とギリーシューズ風“オールスター”を発売

 「コンバース(CONVERSE)」は、7月に夏の新作シューズを発売する。

 1足目は、再生ナイロン“エコニール(ECONYL)”をアッパーに使った“ジャックパーセル”。環境に配慮してエコ素材などを用いるサステナブルシリーズ“コンバース イーシーラボ(CONVERSE E.C.LAB)”の商品で、カラーはオレンジとブルーグレイの2色展開。各9900円(税込、以下同)だ。“エコニール”は漁網や古いカーペット、工業プラスチックなどのナイロン廃棄物を原料とする素材で、本作のライニングには“エコニール”のロゴをプリントする。

 2足目は、ギリーシューズをモチーフにした“オールスター”で各8250円。キャンバスボディーを大胆にくり抜いたデザインで、色や柄で遊んだソックスを覗かせるのも楽しそう。通常の“オールスター”に比べてソールが1cm高く、「コンバース」は「スタイルアップ効果が期待できる。それでいて軽量なのもポイント」と話す。リボンのように結べる太めのシューレースも特徴だ。

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「ビルケンシュトック」の原宿ポップアップ 今月は“ネイチャー”がテーマ

 「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は、2022年春夏コレクションのポップアップストアを東京・原宿の「アンノン原宿」で7月30日まで開催している。同ストアでは、ブランドの多様性を表現するため、毎月異なる計4つのストアテーマを設け、第1弾では都会的な“アーバン・プレミアム”、第2弾では原宿のストリートカルチャーを表現する“ストリート”として営業してきた。

 6月1日にスタートした第3弾では、自然を楽しむライフスタイルの“ネイチャー”をテーマに、清々しい緑と木々が印象的な内装に仕上げてリフレッシュオープンした。期間中は、防水機能を備えたアウトドアサンダル“クロスエレメント”(税込2万2000円)をはじめ、同店限定アイテムも用意した。

■「ビルケンシュトック」2022年春夏ポップアップストア
会期:3月24日〜7月30日
場所:アンノン原宿(東京都渋谷区神宮前6-5-10)
営業時間:12:00 - 20:00(会期中無休)

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桐谷美玲がイタリア発ジュエラー「ダミアーニ」のキャンペーンに登場 アイコンの“マルゲリータ”を着用したムービーも

 イタリア発ジュエラー「デミアーニ(DAMIANI)」は、アイコンの一つである“マルゲリータ”コレクションのキャンペーンビジュアルに桐谷美玲を起用した。同ブランドの初代エンリコ・グラッシ・ダミアーニ(Enrico Grassi Damiani)が20世紀初頭にイタリア初代王妃であったのマリゲリータへ捧げたリングが着想源で、一族に継承された初代によるスケッチを元に誕生したのが同コレクションだ。花モチーフにしたかれんなジュエリーには、“一人一人の女性が持つ個性は唯一無二”というメッセージが込められている。

コレクションのキャンペーンムービー

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桐谷美玲がイタリア発ジュエラー「ダミアーニ」のキャンペーンに登場 アイコンの“マルゲリータ”を着用したムービーも

 イタリア発ジュエラー「デミアーニ(DAMIANI)」は、アイコンの一つである“マルゲリータ”コレクションのキャンペーンビジュアルに桐谷美玲を起用した。同ブランドの初代エンリコ・グラッシ・ダミアーニ(Enrico Grassi Damiani)が20世紀初頭にイタリア初代王妃であったのマリゲリータへ捧げたリングが着想源で、一族に継承された初代によるスケッチを元に誕生したのが同コレクションだ。花モチーフにしたかれんなジュエリーには、“一人一人の女性が持つ個性は唯一無二”というメッセージが込められている。

コレクションのキャンペーンムービー

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「ビー」がサロン展開と海外事業を強化 現代人と地球環境を支える選択肢をより身近に

 国産オーガニックを軸に内外美容をサポートする「ビー(Be)」は、日々を生き生きと過ごす“アクティブワーカーとの共創”をコンセプトに2018年に誕生した。以来、国内各地の土壌が育むこだわりの原料で、スキンケア、ヘア&ボディーケア、インナーケアなどの自社製品を手掛ける。エコサートコスモス認証の取得や再生容器の採用など、サステナビリティを意識した取り組みの強化に加え、この春、ヘアサロン業界への展開と海外ブランドの導入をスタートした。

アースデイ東京に出展
サロン協力の下、新製品を使った
ヘアアレンジイベントを開催

 ヘアサロン業界への展開として5月23日、天然由来成分100%配合の “オーガニックヘアオイル”を一般発売した。東急プラザ銀座5階の旗艦店「ビーオーガニック」や公式EC、伊勢丹新宿本店「ビューティアポセカリー」、オンラインショップ「ミーコ」のほか、エシカルセレクトショップやサロンでの販売も強化する。
 ヘアサロン業界では、取り扱う製品の環境負荷に対する課題意識が高まっている。今回、スタイリングやヘアケア、頭皮ケアなど、さまざまな使い方ができるヘアオイルを起点に、サステナブルな選択肢を提案したいとの思いから本製品を打ち出した。
 稲垣大輔Be代表取締役は、同社の考えるサステナビリティについて「おのおのが当たり前に生活に取り入れるべきもので、自身の選択が未来につながっていることを特に若い世代に伝えたい」と語る。4月に出展した渋谷・ミヤシタパークの「アースデイ東京」では、ヘアサロン協力の下、同製品を扱ったヘアアレンジの実演を行い、若い世代が多く来場した。今後も「ビー」はサロン業界との連携の下、サステナビリティにつながる製品を提案する。

3認証取得のボディーケアブランド
「アースセンス」が日本初上陸

 自社ブランド「ビー」に加え、日本初上陸ブランドの取り扱いが新たにスタートする。「今回日本初上陸となる2ブランドは、製造工程、素材、使用感、パッケージにこだわり、何度も打ち合わせを重ね、多数のオーガニックブランドの中から厳選した。良質で手に取りやすい製品を日本の消費者に届けたい」と桐山依子Beブランドマネージャーは話す。
 海外ブランド導入の第1弾として、21年11月から販売している「アースセンス(EARTH SENSE)」は、ゼロ・ウェイストの理念の下、南仏の夫婦が立ち上げたボディーケアブランドだ。主成分は自然由来かつ地球環境や生態系に配慮した素材で、パッケージは100%堆肥化可能な再生紙製。防水加工により強度も兼ね備える。ミツロウやココナツオイルなどの天然保湿成分が角質層まで浸透し、潤いのある肌に導く。ユーカリ、ジンジャー、ラベンダーなど、ナチュラルでバリエーション豊かな香りが好評だ。今後は、エシカルセレクトショップやバラエティーショップ、サロンを中心に展開し、22年度中に1000店舗の取り扱いを目指す。

100%ビーガン処方の
オーガニック美容マスク
「アースキス」を新たに発売

 ホームビューティとウェルネスリトリートをコンセプトにした、100%ビーガン処方の美容マスクシリーズ「アースキス(EARTH KISS)」を22年7月に発売する。
 肌の汚れを除去するクレイマスクと、保湿・収れん作用のあるシートマスクなど全5種をそろえた。ビタミンを豊富に含むコンブチャの成分をベースとし、滑らかでみずみずしい肌へと導く。シートには生分解性のバンブー素材を取り入れた。

PHOTO:HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ビー カスタマーサポート
03-6868-4779

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「ビー」がサロン展開と海外事業を強化 現代人と地球環境を支える選択肢をより身近に

 国産オーガニックを軸に内外美容をサポートする「ビー(Be)」は、日々を生き生きと過ごす“アクティブワーカーとの共創”をコンセプトに2018年に誕生した。以来、国内各地の土壌が育むこだわりの原料で、スキンケア、ヘア&ボディーケア、インナーケアなどの自社製品を手掛ける。エコサートコスモス認証の取得や再生容器の採用など、サステナビリティを意識した取り組みの強化に加え、この春、ヘアサロン業界への展開と海外ブランドの導入をスタートした。

アースデイ東京に出展
サロン協力の下、新製品を使った
ヘアアレンジイベントを開催

 ヘアサロン業界への展開として5月23日、天然由来成分100%配合の “オーガニックヘアオイル”を一般発売した。東急プラザ銀座5階の旗艦店「ビーオーガニック」や公式EC、伊勢丹新宿本店「ビューティアポセカリー」、オンラインショップ「ミーコ」のほか、エシカルセレクトショップやサロンでの販売も強化する。
 ヘアサロン業界では、取り扱う製品の環境負荷に対する課題意識が高まっている。今回、スタイリングやヘアケア、頭皮ケアなど、さまざまな使い方ができるヘアオイルを起点に、サステナブルな選択肢を提案したいとの思いから本製品を打ち出した。
 稲垣大輔Be代表取締役は、同社の考えるサステナビリティについて「おのおのが当たり前に生活に取り入れるべきもので、自身の選択が未来につながっていることを特に若い世代に伝えたい」と語る。4月に出展した渋谷・ミヤシタパークの「アースデイ東京」では、ヘアサロン協力の下、同製品を扱ったヘアアレンジの実演を行い、若い世代が多く来場した。今後も「ビー」はサロン業界との連携の下、サステナビリティにつながる製品を提案する。

3認証取得のボディーケアブランド
「アースセンス」が日本初上陸

 自社ブランド「ビー」に加え、日本初上陸ブランドの取り扱いが新たにスタートする。「今回日本初上陸となる2ブランドは、製造工程、素材、使用感、パッケージにこだわり、何度も打ち合わせを重ね、多数のオーガニックブランドの中から厳選した。良質で手に取りやすい製品を日本の消費者に届けたい」と桐山依子Beブランドマネージャーは話す。
 海外ブランド導入の第1弾として、21年11月から販売している「アースセンス(EARTH SENSE)」は、ゼロ・ウェイストの理念の下、南仏の夫婦が立ち上げたボディーケアブランドだ。主成分は自然由来かつ地球環境や生態系に配慮した素材で、パッケージは100%堆肥化可能な再生紙製。防水加工により強度も兼ね備える。ミツロウやココナツオイルなどの天然保湿成分が角質層まで浸透し、潤いのある肌に導く。ユーカリ、ジンジャー、ラベンダーなど、ナチュラルでバリエーション豊かな香りが好評だ。今後は、エシカルセレクトショップやバラエティーショップ、サロンを中心に展開し、22年度中に1000店舗の取り扱いを目指す。

100%ビーガン処方の
オーガニック美容マスク
「アースキス」を新たに発売

 ホームビューティとウェルネスリトリートをコンセプトにした、100%ビーガン処方の美容マスクシリーズ「アースキス(EARTH KISS)」を22年7月に発売する。
 肌の汚れを除去するクレイマスクと、保湿・収れん作用のあるシートマスクなど全5種をそろえた。ビタミンを豊富に含むコンブチャの成分をベースとし、滑らかでみずみずしい肌へと導く。シートには生分解性のバンブー素材を取り入れた。

PHOTO:HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ビー カスタマーサポート
03-6868-4779

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「メゾン マルジェラ」もリアル発表再開 22-23年秋冬オートクチュールは全ブランドが現地披露へ

 フランスオートクチュール・プレタポルテ連合会(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、サンディカ)は7月4〜8日に開催される2022-23年秋冬オートクチュール・ファッション・ウイークの暫定スケジュールを発表した。名を連ねる29ブランド全てがリアル発表で、そのうち27組がショーを行う予定だ。すべてのコレクションは引き続き、サンディカのデジタルプラットフォームで視聴できる。

 今季は「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などに加え、コロナ禍になって以来、長編映像作品でコレクションを見せてきた「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」もリアル発表にカムバック。年に一度の“アーティザナル”CO-EDコレクションを披露する。また、オミクロン株の拡大を受けて1月のショーを中止した「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」をはじめ、15周年を迎える「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」や「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」もショーを再開。「ジャンポール ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は「バルマン(BALMAIN)」を手掛けるオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)をゲストデザイナーに迎えたコレクションをお披露目し、年1回だけクチュールを発表する「バレンシアガ(BALENCIAGA)」はデムナ(Demna)による2回目のクチュールショーを行う。日本からは、今シーズンも「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」が参加する。

 また、期間中には「ヴァン クリーフ アーペル(VAN CLEEF ARPELS)」や「ショーメ(CHAUMET)」「シャネル」などがハイジュエリーの展示会を開催予定。開幕前日の3日には、「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」「パトゥ(PATOU)」「アライア(ALAIA)」がプレタポルテ・コレクションを発表する。

 なお、クチュール再開が噂されていた「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、マシュー・M・ウィリアムス(Matthew M. Williams)による初のクチュール披露の延期を正式に認めた。「現在、マシューはアトリエと協力して制作に取り組んでいる。しかし、クラフツマンシップにこだわり、必要な時間をかけてコレクションを作り上げて、しかるべき時に発表することを望んでいる」という。

【暫定公式スケジュール】(日時はすべて現地時間。変更の場合あり)
※★はショー、◆はプレゼンテーション

7月4日(月)
10:00 「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」★
12:00 「イリス ヴァン ヘルぺン(IRIS VAN HERPEN)」★
13:00 「ジョルジュ オベイカ(GEORGES HOBEIKA)」★
14:30 「ディオール(DIOR)」★
16:00 「クリストフ ジョス(CHRISTOPHE JOSSE)」◆
17:00 「ラウル ミシュラ(RAHUL MISHRA)」★
18:00 「メゾン ラビ ケイルーズ(MAISON RABIH KAYROUZ)」◆
19:00 「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」★

7月5日(火)
10:00/12:00 「シャネル(CHANEL)」★
13:30 「アレクシ マビーユ(ALEXIS MABILLE)」★
14:30 「ステファン ローランド(STEPHANE ROLLAND)」★
15:30 「ジュリアン フルニエ(JULIEN FOURNIE)」★
16:30 「アレクサンドル ヴォチエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」★
18:00 「RVDK ロナルド ファン デ ケンプ(RVDK RONALD VAN DER KEMP)」★
19:00 「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」★

7月6日(水)
11:00 「フランク ソルビエ(FRANCK SORBIER)」★
12:00 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」★
13:30 「エリー サーブ(ELIE SAAB)★
16:00 「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」★
17:00 「ズハイル ミュラド(ZUHAIR MURAD)」★
18:00 「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」★
20:00 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」★

7月7日(木)
10:00 「アエリス(AELIS)」★
11:00 「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」★
12:00 「ジュリー ド リブラン(JULIE DE LIBRAN)」★
13:00 「イマン エイシ(IMANE AYISSI)」★
14:30 「フェンディ(FENDI)」★
16:00 「フアナ マルティン(JUANA MARTIN)」★
17:00 「アデリーヌ アンドレ(ADELINE ANDRE)」★

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アダストリア木村社長の人材育成術 「みんな社長を経験するべき」

 「社員みんなに、自分でジャッジするという経験をさせたい」「失敗もたくさんするべき」。アダストリアの木村治社長はそう語る。社長就任から1年が経過し、5月26日には代表取締役に就いた。オーナーである福田三千男会長も引き続き代表権を持ち、他の取締役3人を含めたチーム経営に手応えを得ている。後進育成はオーナー企業にとって共通の課題であり、同社もかつては短期で社長交代を繰り返し、福田会長が陣頭指揮に復帰するという経緯もあった。苦い経験を経て、経営層にも社員にも次世代リーダーが育っているアダストリア。木村社長に、人材育成の秘訣や今後のビジョンを聞いた。

――コロナ禍での社長交代だったが、業績も回復し、チーム経営で成果を出している。経営する上で重視していることは。

木村治社長(以下、木村):経営ができる人を増やしたいと思っている。どんな人も社長を一度やってみた方がいいし、自分でジャッジをするという経験をしてみてほしい。それは、僕自身がかつて自分のお金で会社を経営していたからこそ思うこと※1。自分がトリニティアーツの社長だった時代を振り返って、「あのときこうだったらよかったのに」と思うことを、子会社の社長に今経験させている。自分でジャッジしていないと、たとえ失敗しても責任を感じない。失敗を経験させることが次世代の経営者を育てる上では大切だ。

※1:木村社長は1990年に福田屋洋服店(現アダストリア)に入社し、2001年に一度退社、福岡市で自身の会社ワークデザインを設立している。07年にワークデザインはドロップと経営統合し、これが後にアダストリアに合併されるトリニティアーツになった

――EC専業ブランドを手掛けて好調な子会社BUZZWITは、子ども服のECブランドを運営するオープンアンドナチュラルを子会社化し(アダストリアにとっては孫会社化)、5月から連結に加えている。この判断も子会社経営陣にさせたのか。

木村:子会社の経営がうまく回り、利益が出ていてキャッシュがある。これをどう使うかとなったとき、全て親会社であるアダストリアが吸い上げるという手法もあり得るだろう。ただ、会長の福田は「お前たちはどう会社を成長させたいのか」とBUZZWITの社長や経営陣に聞いている。M&Aをするという決断は子会社社長一人ではなかなかできるものではないだろうが、BUZZWITを一気に育てるなら、M&Aもいいんじゃないかと福田が背中を押しした。福田は「人を育てたい」という思いが人一倍強い。僕自身もそうやって福田に育てられた。

――M&Aは、26年2月期を最終年度とする新中期経営計画の柱の1つにも据えている。

木村:今までM&Aをしてきた中には失敗もあったが、当社は成功している例(アリシアやバビロンなど)も多い。M&Aによって人材交流が進み、新しい知見が入ってきたことがうまく作用している。(今後M&Aを進めていく中で)アパレルという垣根は関係ない。ポイントとトリニティアーツが一緒になったときに、既に「アパレルだけでなくライフスタイル雑貨も手掛ける」ということになっていた。当社のコーポレートスローガンである“Play Fashion!”のファッションは、(字義通りのファッションではなく)さまざまな楽しいことを指す言葉。M&Aによって2月に連結子会社化した飲食業のゼットンは(カフェなどを軸にした)公園再生事業にも取り組んでいる。その中で、将来のさまざまな可能性のために温泉やサウナの企画・設計などを先日定款に加えて一部で報道もされたが、現時点で何か計画があるというわけではない。

――ゼットンのM&Aでは、具体的にどんなシナジーを想定しているのか。

木村:(M&Aの対象として)飲食業はいくつも候補があった。その中で、ハワイアンカフェ「アロハテーブル」などを運営するゼットンが最もアダストリアと親和性があると判断した。ゼットンはまだECが手付かずのため、そこは純粋に売り上げにプラスオンとなるはずだ。「アロハテーブル」のロコモコ丼を宅配で届ける仕組みなどを設計したい。ただし、ゼットンは名古屋や東京にしかまだ店舗がない。実店舗とECが生む相乗効果がアダストリアの強みであり、ゼットンも今後実店舗出店とECの2軸で成長させていく。ゼットンと「スタッフボード」※2を絡めても面白いだろう。

※2:アダストリアの自社ECモール「ドットエスティ」内にある、販売員の着こなし共有コンテンツ

――自社ECモール「ドットエスティ(.st)」を他社にも開放するなど、業界のプラットフォームといったあり方を目指して進んでいる印象だ。

木村:「ドットエスティ」のオープン化はまだテスト段階だが、業界の共通課題については、僕らの世代の経営者はなるべくシェアして解決していくべきだと思っている。そうでなければ業界として持続可能ではない。例えば、物流もECも各社の共通課題だ。ECはシステムを構築するのに莫大な費用がかかるが、「本当にうちの会社だけでこの負担のもと構築するべきなのか」「業界でまとまって、シェアしながら作っていくべきではないのか」といったことを考える。なるべく業界内の横のつながりで、課題をシェアできるようなあり方を考えていきたい。業界内でM&Aも始まっているが、それがグループ化にもつながる。まずはECを台風の目として、こうしたシェアの動きが広がるのではないかと見ている。どことどう組むかは重要だ。(グループ化が始まったとき)僕たちはリーディングカンパニーでありたいし、業界全体として、ファッションビジネスの社会的地位を上げていく必要性がある。

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「F.C.R.B.」 × 「ニューエラ」 ウエアを含むゴルフコレクションを発売

 架空のサッカーチームを想定したブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL以下、F.C.R.B.)」と帽子ブランドの「ニューエラ(NEW ERA)」は6月10日、ウエアを含むゴルフコレクションを発売する。両ブランドの店舗およびオンラインストアで扱う。

 「ニューエラ」はゴルフラインにおいて多数のプロゴルファーをサポートしており、同ラインで人気のサンバイザー、モックネックTシャツ、ポロシャツをコラボ商品のベースとした。特にトップス2点は「F.C.R.B.」オリジナルの総柄を全面プリントし、背面にリフレクターロゴをあしらうなど、強めのストリートテイストが特徴だ。

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「ナイキ」と韓国の人気スニーカーショップ「カシーナ」がコラボ“エア マックス 1”を発売 オシドリに着想した2色

 「ナイキ(NIKE)」は、韓国を代表するスニーカーショップ「カシーナ(KASHINA)」とコラボレーションした新作スニーカー“エア マックス 1 ウォナン(AIR MAX 1 WON-ANG)”を6月8日に発売する。価格は税込1万9800円で、「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」などで取り扱う。

 両社のコラボは2回目で、2020年に発売した“ダンク(DUNK)”以来2年ぶり。今作は、“エア マックス 1”の誕生35周年と「カシーナ」のオープン25周年を記念するダブルアニバーサリーモデルで、 オシドリに着想した2色を用意する。アッパーは、ハラコ素材や毛足の長いスエードや、タンブルレザーなど複数の異素材で構成し、アウトソールにはクリアラバーを採用。また、トーガード横にスウッシュと花を組み合わせたグラフィックを刺しゅうし、シュータンには「カシーナ」を意味するハングル語を配した。さらに、韓国の伝統工芸品である木彫りのオシドリをモチーフにしたキーリングが付く。

 「カシーナ」は、元プロスケートボーダーのイ・ウンヒョク(Lee EunHyuk)が1997年にオープン。韓国のストリートシーンで人気が高く、2017年には「アディダス(ADIDAS)」とのコンセプトストア「DAS107」をソウル市内にオープンした。

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「ヴァンズ」が「美少女戦士セーラームーン」とコラボ 代表的スニーカーに主人公・月野うさぎを描写

 「ヴァンズ(VANS)」は6月17日、「美少女戦士セーラームーン」とコラボしたコレクションを発売する。「ヴァンズ」のチームライダーで、東京2020オリンピックにも出場したプロスケートボーダーのリジー・アーマント(Lizzie Armanto)によるコレクションで、「ヴァンズ」の店舗とエービーシー・マート(ABCマート)の一部店舗、エービーシー・マートのオンラインストアで販売する。

 「ヴァンズ」を代表するスニーカー“オールドスクール”(1万1000円税込、以下同)や“スリッポン”(9350円)に、主人公・月野うさぎをモノクロで描いたもので、“オールドスクール”のソール側面には“美少女戦士セーラームーン”の文字を大きく入れた。コラボコレクションは、「ヴァンズ」を象徴するチェッカーボードをあしらったパーカ(9350円)やリバーシブルバケットハット(4950円)も扱う。

 「美少女戦士セーラームーン」は武内直子による少女漫画。1997年にはアニメ放映もスタート。「なかよし」(講談社)での連載開始から今年で30周年を迎えた。

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VERDYの「ウェイステッド ユース」×「バドワイザー」のコラボ記念パーティー 野村訓市やkZm、JP THE WAVYらが来場

 グラフィックアーティストのVERDY(ヴェルディ)によるアートプロジェクト「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」は、ビールブランド「バドワイザー(BUDWEISER)」とコラボレーションしたビールを発売した。5月にはコラボを記念したパーティーを東京・青山の「ピザ スライス2(PIZZA SLICE 2)」で開催。会場には、編集者の野村訓市をはじめ、ラッパーのkZmやJP THE WAVY、パフォーマーの佐野玲於、グローバルポップグループのナウ・ユナイテッド(Now United)に所属するHina Yoshiharaらが姿を見せた。

 「ピザ スライス2」の店内は約1ヶ月間、「ウェイステッド ユース」×「バドワイザー」のクラフトボックスを設置するなど、特別仕様になっている。

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VERDYが語る「ウェイステッド ユース」×「バドワイザー」への思い 「コラボ缶が初めて手に取る僕のアイテムになれば」

  グラフィックアーティストのVERDY(ヴェルディ)は、これまで数多くのコラボレーションを成功に導いてきた。5月には、“The King of Beers”と称されるアメリカ発のビールブランド「バドワイザー(BUDWEISER)」とのコラボを実現させ、自身の若い頃からの夢を一つ叶えた。

 今回のコラボはVERDYを代表するアートプロジェクト「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」との協業で、同プロジェクトを象徴するチューリップのグラフィックなどを落とし込んだ355mL缶と355mL缶の6本パッケージ、そして330mL瓶を用意した。缶は全国のコンビニやスーパー、量販店、アマゾンなどで販売中で、瓶は7月1日前後に発売する。東京・青山の「ピザ スライス2(PIZZA SLICE 2)」はコラボを記念して約1ヶ月間、店内に「ウェイステッド ユース」×「バドワイザー」のクラフトボックスを設置するなど、特別仕様になっている。

 日本全国規模という、VERDY史上最大級のプロジェクトとなった今回のコラボは、一体どのような経緯で実現したのか。東京・青山の「ピザ スライス2(PIZZA SLICE 2)」で「バドワイザー」とピザを片手に語ってもらった。

ーーコラボの経緯を教えてください。

VERDY:数年前に、知人経由で「バドワイザー」の担当者からコンタクトがあったんです。その時は、いろいろなアーティストが「バドワイザー」をテーマに作品を作るプロジェクトのオファーでした。「バドワイザー」は自分にとって特別なビールだったのでうれしかったんですけど、それよりも缶のデザインがしたいことを正直に伝えたら、規模感的にもすぐに実現できるものではないからと、保留になりました。

その後、新型コロナウイルスの流行で自分自身と見つめ直す時間が生まれました。以前は世界中を飛び回って「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON'T CRY)」や「ウェイステッド ユース」、自分のキャラクター"ヴィック(VICK)”を海外に持っていく感覚だったのに、コロナ禍を経て、海外での経験を集約して新しいことを始めたいと思うようになったんです。本当に自分がやりたいことは何か、「ウェイステッド ユース」で一番ワクワクするプロジェクトは何かを考えたとき、「バドワイザー」の缶をデザインすることが頭に浮かびました。すぐに「バドワイザー」に電話して、「やっぱり缶をデザインしたいです。どうにかなりませんか?」って(笑)。こうして本当に実現に至りました。

ーー「ウェイステッド ユース」のロゴは、「バドワイザー」のロゴのサンプリングですよね?

VERDY:もともとは、「バドワイザー」のロゴをモチーフにしていたボストン・ハードコアバンドのギャング・グリーン(GANG GREEN)のオマージュです。「ウェイステッド ユース」は、僕が10~20代前半の頃に影響を受けたものをテーマに作っているプロジェクトなんですけど、「バドワイザー」もギャング・グリーンも好きだったので、「バドワイザー」の旧ロゴをサンプリングしました。だから初めて「バドワイザー」からコンタクトがあった時は、仕事のオファーではなく怒られると覚悟しましたね(笑)。サンプリングしていた側がオフィシャルとコラボするなんて、滅多にないことだと思います。

ーー立体物である缶や瓶をデザインする難しさはありましたか?

VERDY:頭の中に完全なイメージがある状態からスタートしていたので、コラボのOKが出れば数時間後にはデータを送れるくらいのテンションでしたね。オリジナルに忠実なデザインにしつつ、どこで自分らしさを出すかにこだわった結果、あえて横向きのデザインにしました。これは、自分が影響を受けてきた1980年代の「バドワイザー」の缶のデザインが横向きだったことに着想しています。アパレルでも、横向きのデザインのアイテムはなかなかないので、パッと見ただけで「ウェイステッド ユース」とのコラボだと分かるなと。

ーー全国に流通する商品なので、購買意欲を喚起させる商業的なアプローチも重要です。自分の思い描くデザインを貫けましたか?

VERDY:全てのデザインに言えるのですが、誰かに向けてというよりも自分らしいデザインを心掛けています。本気で取り組むから、お客さんに届いてきたと思っています。

ーーここまでのビッグプロジェクトは初めて?

VERDY:「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボも全国規模でしたけど、小さな町のコンビニでも「アマゾン(AMAZON)」でも買えるほど、本当にどこでも手に入るという意味では初めてかもしれません。これが今回の目的の一つでもありました。中学生の時、NIGO®さんの「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」が「ペプシコーラ(PEPSI-COLA)」とコラボして、服は手に入れられなかったけど「ペプシコーラ」はコンビニで買えたんですよ。これと同じように、今回のコラボ缶はビールなので未成年は買えませんが、インスタグラムは見ているけどポップアップに行けなかったり、お金がなくて買えなかったりした人たちにとって、僕のアイテムを初めて手に取るきっかけになったらうれしいです。できる限りたくさん売りたいし、いろいろな人に届いてほしいんですよ。もしリセールサイトで売ろうとしている人がいても、全国流通しているので売れないと思います。そうしたら「売れないから飲んじゃうか。え、『バドワイザー』ってこんなおいしいの?」ってなってくれたらハッピーですね。

ーーイメージムービーでは缶を潰すシーンが映し出されていますね。。

VERDY:「ウェイステッド ユース」が初めてポップアップをオープンした時、ポスターを刷るお金もないくらいの状態でした。でも、どうしてもインスタレーション的なことをしたくて、コンビニで買ってきた「バドワイザー」の缶を潰して造花を添えて飾っていましたね。飲み終わった缶は潰してもいいし、単体で飾ってもいいし、花を挿してもかわいいと思います。

ーーフード系のコラボは以前にも経験はありますか?

VERDY:代々木上原のフレンチレストラン「エテ(ETE)」と、不定期にコラボケーキやチョコを作ってはいますね。フードでいうと、今年の夏に初めての自分のお店としてピザ屋を大阪にオープンします。僕のアイテムも販売し、ギャラリーも併設する予定です。

ーー今後も「バドワイザー」と何か計画していますか?

VERDY:個人的には一度きりよりも定期的にコラボがするような関係性が好きなので、来年以降も缶をデザインしたいし、いつかイベントを一緒に開催したい。長くリレーションを続けていきたいですね。僕のピザ屋で出すビールは、もちろん「バドワイザー」です。

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「ニューバランス」の“CM1600”からネイビーとグレーの2色が登場

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ブランドを代表するフラッグシップシリーズ“1000”番台の4代目“M1600”から“CM1600”の新色を発売する。定番カラーのネイビーとグレーの2色を用意し、6月11日にネイビー、18日にグレーの販売を開始。価格は共に税込1万6500円で、ブランドの公式オンラインストアと直営店および一部スニーカーショップで取り扱う。

 オリジナルの“M1600”は、“1000”番台で初めて衝撃吸収性と反発弾性の高いミッドソール素材“アブゾーブ(ABZORB)”を搭載し、メイド・イン・USAのモデルとして1994年に誕生。今回の“CM1600”は、このオリジナル“M1600”のデザインとカラーを踏襲したメイド・イン・アジアのモデルだ。シュータンに大きくナンバリングした“1600"の数字をはじめ、アッパーサイドに刺しゅうした小ぶりの“N”ロゴや、ヒールサイドに配した“ABZORB”の文字など、どこか近未来的なデザインが特徴となっている。

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「ニューバランス」の“CM1600”からネイビーとグレーの2色が登場

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ブランドを代表するフラッグシップシリーズ“1000”番台の4代目“M1600”から“CM1600”の新色を発売する。定番カラーのネイビーとグレーの2色を用意し、6月11日にネイビー、18日にグレーの販売を開始。価格は共に税込1万6500円で、ブランドの公式オンラインストアと直営店および一部スニーカーショップで取り扱う。

 オリジナルの“M1600”は、“1000”番台で初めて衝撃吸収性と反発弾性の高いミッドソール素材“アブゾーブ(ABZORB)”を搭載し、メイド・イン・USAのモデルとして1994年に誕生。今回の“CM1600”は、このオリジナル“M1600”のデザインとカラーを踏襲したメイド・イン・アジアのモデルだ。シュータンに大きくナンバリングした“1600"の数字をはじめ、アッパーサイドに刺しゅうした小ぶりの“N”ロゴや、ヒールサイドに配した“ABZORB”の文字など、どこか近未来的なデザインが特徴となっている。

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「バレンシアガ」から新ライン“BB モノグラム”が登場 3カ所でポップイン&ポップアップストアをオープン

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2022-23年秋冬コレクションで登場した新ライン“BB モノグラム(BB MONOGRAM)”を順次販売する。6月8日に「バレンシアガ 青山」のポップインストアと伊勢丹新宿店本館のポップアップストアで先行発売し、15日から阪急うめだ本店のポップアップストアおよび全国の直営店で取り扱う。

 “BB モノグラム”は、1990年代の「バレンシアガ」のコレクションで見られたアーカイブプリントを現代風に解釈したもので、水平方向に引き伸ばした“ダブルB”ロゴと斜めのストライプを組み合わせることでグラフィカルなモノグラムを表現。パジャマシャツとパンツのセットアップをはじめとするアパレルや、ハンドバッグやショッピングバッグ、カードケースといった小物にも落とし込んでいる。

 なお、今回のポップインおよびポップアップストア限定アイテムとして、“BB モノグラム”に「バレンシアガ」のロゴを重ねたバックパック(税込12万6500円)とミニショッピングバッグ(同12万2100円)、ミニウォレット(同4万1800円)をそろえるほか、日本限定アイテムのコンチネンタル・ウォレット(同6万2700円)も用意する。

■「バレンシアガ」“BB モノグラム(BB MONOGRAM)”ポップイン&ポップアップストア
日程:6月8日〜未定
場所:バレンシアガ 青山
住所:東京都港区南青山5-1-3

日程:6月8〜14日
場所:伊勢丹新宿店本館 1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

日程:6月15〜21日
場所:阪急うめだ本店 1階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

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