「MCM」×「クロックス」のコラボサンダル ミニベルトバッグを付属したりブルドッグをモチーフにしたり

 バッグを主力とするドイツ発のブランド「エムシーエム(MCM)」は6月29日、サンダルブランド「クロックス(CROCS)」とコラボした2つの商品を発売する。価格は3万7800円(税込)〜。

 ブラックを基調としたモデルは、「エムシーエム」のシグネチャーであるミニベルトバッグを付属し、24Kゴールドメッキ仕上げのチャームなどに同ブランドらしさを見せる。一方、イエローをベースとしたモデルは、ブルドッグのモチーフと首輪をイメージした金具使いがポイントだ。

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ファッション専門学生スナップ エスモードジャポンの学内“クラブ”イベントに潜入(前編)

 東京の現役ファッション専門学生のスタイルを調査するため、ファッション専門学校のエスモードジャポン(ESMOD JAPON)に潜入。フランス・パリに本校を置くエスモードの日本校であるエスモードジャポンの学内イベントでスナップ撮影を行った。当日6月22日は、フランス発祥の音楽の祭日フェット・ド・ラ・ミュジーク(FETE DE LA MUSIQUE)を1日遅れて祝う学内イベントを開催中。学生たちが務めるDJの流す音楽に合わせて、皆がノリノリで踊る光景はまさにダンスクラブで、校舎にいることを忘れてしまいそうだ。

 前編の本記事では、「WWDJAPAN」の目に留まった個性的なスタイルでで来場(登校)した学生たちをスナップ。着用アイテムの詳細を、こだわりとインスタグラムと共に紹介する。音楽イベントということもあり、カジュアルで動きやすさも考えながら、1人1人ジャンルも多種多様な、自分を貫いたファッションが目を引いた。レトロなテーマは人気で、特に1980年代をインスピレーションとしている学生が多い。ヘアスタイルやメイクとのコンビネーションやアクセサリー使いにも注目だ。

 後編では、専門学校ならではの自作のアイテムを着こなしたスナップをご紹介する。

PHOTOS:eucari

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パリコレで面白かった男、面白くなかった男 「コム デ ギャルソン」や「ディオール」登場の2023年春夏メンズコレ取材24時Vol.7

  2023年春夏コレクションサーキットの皮切りとして、各都市のメンズ・ファッション・ウイークが開催しています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。今回は好調「ディオール(DIOR)」から「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」など、注目ブランドが登場するパリメンズ4日目をリポートします。

10:00「ジュンヤ ワタナベ マン」

 本日の朝イチの「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」のショーは、ただただ楽しいコレクションでした。今回はポップアートを代表するアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)、ジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)、キース・へリング(Keith Haring)ら20世紀を代表するアーティストの作品や、コカ・コーラ(Coca-Cola)、ネットフリックス(NETFLIX)、「ホンダ(HONDA)」といったキャッチーなアイコンの企業と縦横無尽にコラボ。ファーストルックでリキテンスタインの作品を全面に配置したテーラードがジャケットが登場した瞬間「買ってしまう」と即座に反応してしまうほど、今回も大人の物欲を刺激する楽しいコレクションでした。ウエアは同ブランドらしい構成で、男性服のベーシックであるワークウエアやテーラリング、ミリタリー、アウトドアなどがベースで、ボトムはいつもよりややシャープ。シンプルだからこそ、作品やロゴを配置するセンスが際立ちます。ゲストの多くがトーキング・ヘッズ(Talking Heads)の楽曲に合わせてリズミカルに揺れ、目を輝かせながら、心の中では(どれを買おうかな)と考えていたことでしょう。

11:30「ポール スミス」

 次は、ひさしぶりにリアルのショーを開催した「ポール スミス(PAUL SMITH)」へ。廃倉庫のインダストリアルな雰囲気の会場で、淡いカラートーンのラフなルックが爽やかな春の訪れを感じさせるコレクションです。今季に限らず、「ポール スミス」のコレクションを見るといつも、やっぱりスーツってカッコいい!と思っちゃいます。歩くたびにテーラードジャケットの裏地の明るいカラーがチラリと見えるのは、軽量で柔らかな生地のおかげでしょう。今季は「ポール スミス」流のスリーピーススーツとして、ジレではなくプルオーバーのベストを提案します。深いVネックのベストは、単体でシャツやニットに重ねて着回すとストリート風のカジュアルなアイテムへと様変わり。スーツ自体にほかの要素を掛け合わせるのではなく、基本に忠実に。シルエットとモチーフ、そして新たなアイデアで日常着としてのスーツの可能性を広げているのが、デザイナーとしての手腕だと感じました。

12:30「アクネ ストゥディオス」

 パリコレ中盤でタイトなスケジュールのため、やや早足で「アクネ ストゥディオス」の展示会場へ向かいます。今季のテーマは“ウェディングパーティー”!会場にはテーマに沿った、4つの異なる世界観のインスタレーションが展示されています。コレクションのコンセプトとしては、パーティに参加するためワードローブからベストなものを選んだり、新しいものを買ったり、作ったりするDIY精神でドレスアップを楽しむというもの。パッチワークやレースアップ、ハートのアップリケを取り付けたり、パステルカラーでどこかロマンチックムードです。結婚初夜のシーツをアップサイクルした、シルクのシャツもあります。が、コンセプトなだけで本物ではないのでご安心あれ。ウェディングパーティーをテーマにしたインスタレーションスペースで写真を撮ると、“新婚さんいらっしゃい!”のワンシーンみたいになっちゃいました。

13:00「メゾン ミハラヤスヒロ」

 「メゾン ミハラヤスヒロ」は、コロナ禍で映像や商店街でのファッションショーなど、さまざまな方法でお笑い……ではなくファッションの表現にチャレンジしてきました。さらにパワーアップした三原康裕デザイナーは、帰ってきたパリコレでどんなショーを見せてくれるのでしょうか。期待を膨らませて会場に入ると紙吹雪が床に散乱しており、スタッフがそれを掃除しています。黄色いベストを着た清掃員の中に、見たことがあるシルバーヘアがいました。そう、三原デザイナー自身がほうきを手にそうじしているんです。「出てくるの早いよ」とベテランジャーナリストがつっこむと、「だってさ、間がもたないじゃん」というやりとり。ここはパリか、浅草か。

 コレクションは、三原デザイナーが好んできたデニムやミリタリーとったワークウエアに、ビンテージ加工のトロンプ・ルイユのユーモアを加えます。エイジング加工を“嘘”とし、だまし絵であるトロンプ・ルイユと結びつけることで、「軽薄な嘘よりも、表層的でいいじゃないか」というメッセージを込めました。ピースの多くに1950〜70年代のビンテージウエアのディテールを採用。異なる服をドッキングさせる得意技も健在です。ファッションはある意味ファンタジーの世界ですが、最近の「メゾン ミハラヤスヒロ」はとってもリアルで人間的。中盤からはシャボン玉が大量に放たれ、風船を手にしたモデルや来場者からは自然と笑みがこぼれます。フィナーレに登場した三原デザイナーは「オシャレでしょ?うちもオシャレができるって分かって!」とゲストに訴えていて爆笑。ここはパリか、浅草か。

14:30「ディオール」

 次は今日のメインイベントの一つ、今、乗りに乗っているキム・ジョーンズ(Kim Jones)率いる「ディオール(DIOR)」です。事前に届いたインビテーションには、きれいな花のイラストと、花の種が付属していました。会場内に入ると、ムッシュ・ディオールが愛した花々がランウエイ上に並ぶという空間演出。両サイドには家が建っており、一つはノルマンディー地方・グランヴィルのムッシュが幼少期を過ごした家、もう一つはイギリス・サセックス地方の、アーティストのダンカン・グラント(Duncan Grant)らのアトリエ「チャールストン」を再現したもの。バラ園で過ごしたムッシュの記憶と、キム自身のルーツ、アート、文学を結びつけたロマンチックなクリエイションを見せてくれました。

 コレクションは、テーラリングが中心。そこにグラントが好きだったというガーデニングの実用性を融合させ、軽快なスタイルに仕上げます。ダブルブレストジャケットはピンクやブルーのパステルカラーで、シルクのオーガンジーを素材に使ったり、ショーツとウオーキングシューズをスタイリングしたり。ジャケットの内側から袖が垂れ下がるユニークなディテールも、日常着としてのテーラリングに挑むキムの姿勢が感じられます。アーティストコラボは、アーティストへのリスペクトが強ければ強いほど“取って付けた”感になる傾向があるものの、グラントの作品をハンドニットや機能的ブルゾンとしてコレクションになじませるキムのバランス感はさすがでした。アウトドアブランド「ミステリーランチ(MYSTERY RANCH)」とコラボしたバッグや、リサイクルラバーを使った“カナージュ”のサンダル、刺しゅうを施したシューズなど、アクセサリーも充実。キャッチーなデザインと手仕事を生かしたディテールの合わせ方に唸りました。「ERL」とコラボレーションした前コレクションに比べて派手さはありませんが、キムの愛と繊細なセンスを感じさせるコレクションでした。

15:00「ジェイダブリュー アンダーソン」

 先日ミラノでショーを見た、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」の展示会へ。缶やグローブといったショーピースの立体装飾は、コマーシャルピースにはプリントで表現していました。ショーに登場したドアのヒンジがついたノースリーブフーディやニットウエアはそのまま商品化されるようです。プラットフォーム部分にラインストーンを散りばめたサンダルはショーピースですが、甲の部分にラインストーンを飾ったミュールが実際に店頭に並ぶとのこと。リンゴをかじる男の子が描かれたボーダーのTシャツは、リンゴ部分を刺しゅうで装飾。こういった細かなディテールを見られるので、展示会に足を運ぶのは大事だなと改めて実感します。

17:00「コム デ ギャルソン・オム プリュス」

 2年半の時を経て、「コム デ ギャルソン・オム プリュス」がパリに戻ってきました。前シーズンまでは日本でのフロアショーを実施していたものの、パリで見る同ブランドはやっぱり違います。まず、会場外の熱気がすごかった。そして決して広い会場ではありませんが、ちっ息しそうなほどの熱量と盛大な拍手でパリに堂々のカムバック。コレクションも、実に「コム デ ギャルソン・オム プリュス」らしいパンクな精神が生きた内容でした。こちらは別のリポートでお伝えしますね。

18:00「クレージュ」

 「クレージュ」のクリエイティブディレクター、ニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)がコレクションの説明を直接してくれるというので、展示会場へ行ってきました。私は取材で何度か会っていて、いつも気さくに笑顔で話してくれる超ナイスな人なんです。今季のコレクションは、1970年製作の映画「純愛日記(A Swedish Love Story)」が着想源。14歳の男女が恋に落ち、大人ぶってバイクにまたがるシーンに感化されたと言い、キーピースとしてライダースジャケットを制作しました。これは、「クレージュ」が81年に発表したアーカイブのネオプレンジャケットのカットとパターンを踏襲し、現代的に蘇らせたデザインです。「みんなが日常に着用できる、凡庸性の高いアイテムを届けたい。常に考えているのは、現代においてのユーティリティとは何かという点だ」とニコラスは言いました。

 シルエットはタイトフィットの過去数シーズンから、ボリュームをやや足して、全体的にシャープなジャストフィットか、オーバーサイズへと変化。アウターの胸元に取り付けたレザーのベルトは、スナップの留め方によって二通りのデザインへと変わるほか、アウターを脱いでベルト部分を肩に掛けられる仕組みです。テクノクラブ好きのニコラスが、踊っている時に邪魔にならない方法でアウターを持っておきたいという願望から思いついたと教えてくれました。メンズとウィメンズのコレクションでは、新たにドレープを生かしたデザインも登場。メンズ向けに、アーカイブのトライアングル型のバッグをアレンジした新作“シャーク”や、創設者アンドレ・クレージュ(Andre Courreges)が生み出したロゴを取り入れるなど、今後もメンズを拡販させたい意欲を感じます。年内にパリに3店舗目、ニューヨークにも旗艦店をオープン予定。メンズに関してはまだターゲットは狭いですが、マーケティングとプレスにも力を入れて、クリエイションを磨いていってくれるだろうと期待しています。

20:00「キッドスーパー」

 本日もたくさんのコレクションが見られていい日でした。そう思っていたんです、コルム・ディレイン(Colm Dillane)主宰の「キッドスーパー(KIDSUPER)」を見るまでは。これまで発表した映像などを見る限り、何かをやらかしそうな予感はしていました。会場外に着くと、人だかりですでに混乱気味。早速嫌な予感がしたものの、まだまだ序の口です。人混みをかき分けて何とかゲートをくぐると、タバコとは違う煙の匂いが漂います。おいおい。そして、煙の当事者ほど優先して入場していくアテンド下手な運営。ベテランのジャーナリストは、怒りのあまり会場を立ち去りました。こういうショーは、開始がほぼ100%大幅に遅れるんです。案の定、1時間遅れの21時にスタートするころには、すでにちょっと帰りたい気分でした。

 ただ、ショーの演出は今シーズンのメンズコレで最もユニークでした。壁に掛けられた絵画とコレクションが連動しており、オークション形式で一体一体の値段が付いていく、ゲスト参加型のショーなのです。もちろん架空なので実際に購入するわけではありませんが、入場時に渡された番号の札をゲストが掲げるたびに、価値が数字としてどんどん上がっていく仕掛け。ゲストがどのルックが好きかその場で分かるアイデアは上手い。そんなポジティブな気持ちで見続けて約10分が経つころには、すでに飽きてました。ルック一体を紹介する時間が長すぎて、コレクションが全然進みません。雰囲気的に途中で抜けられる感じでもなく、23体を紹介する苦痛に30分間耐え続けました。服は、作品をドンと乗っけていたことぐらいしか印象に残ってません。デジタルでハイライトをチェックする分にはいいのでしょう。ただ、これを現場で見るのは辛かった。しつこいと嫌われるのは、ファッションショーも同じでした。あれだけ盛り上がっていた客席も、途中から明らかにシラけています。才能はあるのだから、まずはしっかりしたPRエージェンシーと契約すればいいと思います。自分のアイデアとお笑いセンスに自信があったとしても、見る側の気持ちを忘れないでおこうと自戒を込めて帰路につきました。

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「カバーマーク」から“3Dおしろい”登場

 「カバーマーク(COVERMARK)」は7月1日、フェイスパウダー“フェイスアップ プレストパウダー”[SPF23・PA++](税込6600円、リフィル税込5500円)を発売する。3色の微細パールを配合し、肌の光の反射をコントロールしながら、透明感とメリハリのある仕上がりを実現した。

 同ブランドは、ライフスタイルの変化により、「休日は化粧下地とフェイスパウダーだけでリラックスしながら肌を美しく見せたい」「マスク着用時も1日快適に過ごしたい」といったニーズから、再び「おしろい」の効果が注目されていると分析。そこで、マスク着用時も心地よく過ごせるサラッとした使用感を持ち、“いきいきとした顔立ち”にみえる技術を搭載した“3Dおしろい”を開発した。年齢を重ねた肌は顔の印象が暗くなったり、メリハリのない顔立ちに見えてしまうことから、頬や鼻筋にメリハリをつけながら立体的な表情を演出する。2019年に発売したジェル状のおしろい「モイスチュアコート ジェル」(35g、税込5500円)に次ぐ、第二の新発想おしろいとしてアプローチする。

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「サンタ・マリア・ノヴェッラ」がルームフレグランスのデザインを一新 “タボレッタ”は香りのラインアップ拡大

「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」は、リードディフューザーとワックスタブレット“タボレッタ”のデザインをリニューアルする。リードディフューザーはパッケージをコンパクトに再設計し、“タボレッタ”は、800周年の記念コレクション「フィレンツェ 1221 エディション(Frenze 1221 Edition)」の一環で刷新する。なお“タボレッタ”は今秋、香りのラインアップを拡大する。

 五大陸を5つの香りで表現したリードディフューザー(250mL、税込各1万4410円)は、ボトルとスティックを別包装にすることでパッケージをコンパクトに仕上げた。また、透明ボトルの正面にラベルを配し、表面のオリジナルグラフィックがボトル背面から透けて見えるようにした。スティックは木製を採用。6月29日から販売する。リードディフューザーは2020年9月に誕生。中でも人気な香りは、ベルガモットやスイートオレンジ、ローズ、スミレにウッディーでムスキーな香りをブレンドした“ヨーロッパ”、緑茶のトップから、ミドルは東洋文化を連想させる蓮の花とアイリス、ラストは柚子の木と清々しい香りを演出する“アジア”、潮風をイメージし、ホワイトフラワーの甘さが香り立つ“オセアニア”。なお、7月6日まで公式EC限定で、リードディフューザーを1点以上含む注文1件につき、ロゴ入りで天然素材のジュートバッグをプレゼントする(なくなり次第終了)。

 ハードワックスに香りを閉じ込めたタブレットタイプの“タボレッタ”(2枚入り、税込各4400円)は、フレグランスコレクション「フィレンツェ 1221 エディション」を代表する8種の香りを展開する。まずは7月27日に“ポプリ”“ザクロ”“フリージア”の3種を発売し、10月に“トバッコ・トスカーノ”や“ローザ・ガーデニア”など5種の香りが仲間入りする。さらに今秋、同8種の香りのボディーラインも登場する。
 
 「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は、1221年にイタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院に務める修道僧が栽培した草花を使い、修道院内にある薬局で薬剤や軟膏、鎮痛剤を調合していたことをルーツに持つ。歴史と伝統に裏付けされたレシピをもとに、自然のハーブから生まれた香りのフレグランスをはじめ、フェイスケアやボディーケア、インテリアなど幅広いアイテムをラインアップする。

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「サンタ・マリア・ノヴェッラ」がルームフレグランスのデザインを一新 “タボレッタ”は香りのラインアップ拡大

「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」は、リードディフューザーとワックスタブレット“タボレッタ”のデザインをリニューアルする。リードディフューザーはパッケージをコンパクトに再設計し、“タボレッタ”は、800周年の記念コレクション「フィレンツェ 1221 エディション(Frenze 1221 Edition)」の一環で刷新する。なお“タボレッタ”は今秋、香りのラインアップを拡大する。

 五大陸を5つの香りで表現したリードディフューザー(250mL、税込各1万4410円)は、ボトルとスティックを別包装にすることでパッケージをコンパクトに仕上げた。また、透明ボトルの正面にラベルを配し、表面のオリジナルグラフィックがボトル背面から透けて見えるようにした。スティックは木製を採用。6月29日から販売する。リードディフューザーは2020年9月に誕生。中でも人気な香りは、ベルガモットやスイートオレンジ、ローズ、スミレにウッディーでムスキーな香りをブレンドした“ヨーロッパ”、緑茶のトップから、ミドルは東洋文化を連想させる蓮の花とアイリス、ラストは柚子の木と清々しい香りを演出する“アジア”、潮風をイメージし、ホワイトフラワーの甘さが香り立つ“オセアニア”。なお、7月6日まで公式EC限定で、リードディフューザーを1点以上含む注文1件につき、ロゴ入りで天然素材のジュートバッグをプレゼントする(なくなり次第終了)。

 ハードワックスに香りを閉じ込めたタブレットタイプの“タボレッタ”(2枚入り、税込各4400円)は、フレグランスコレクション「フィレンツェ 1221 エディション」を代表する8種の香りを展開する。まずは7月27日に“ポプリ”“ザクロ”“フリージア”の3種を発売し、10月に“トバッコ・トスカーノ”や“ローザ・ガーデニア”など5種の香りが仲間入りする。さらに今秋、同8種の香りのボディーラインも登場する。
 
 「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は、1221年にイタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院に務める修道僧が栽培した草花を使い、修道院内にある薬局で薬剤や軟膏、鎮痛剤を調合していたことをルーツに持つ。歴史と伝統に裏付けされたレシピをもとに、自然のハーブから生まれた香りのフレグランスをはじめ、フェイスケアやボディーケア、インテリアなど幅広いアイテムをラインアップする。

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イタリアを拠点とする「フォルテ フォルテ」と「スペルガ」がコラボ 2型のスニーカーを用意

 イタリア発のウィメンズブランド「フォルテ フォルテ(FORTE_FORTE)」は、同郷のスポーツ&レジャーシューズブランド「スペルガ(SUPERGA)」とコラボレーションした2型のスニーカーを発表した。価格は税込4万1800円で、「フォルテ フォルテ」の直営店と公式オンラインストアで販売中だ。

 ホワイトコットンに細かいトップステッチを施したシックなモデルと、ナチュラルコットンにコントラストの効いたブラックのトリミングを施したカジュアルなモデルを用意。どちらもアッパーサイドに「フォルテ フォルテ」のモノグラムをあしらったかぎ編みのハートのパッチワークを配し、シュータンとコットンループには「フォルテ フォルテ」のロゴをカスタマイズした刺しゅうを施している。

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自眉や自まつ毛を生かしたスタイリングを提案するアイケアサロンがオープン

 アイラッシュサロンなどを運営するワインライスは7月1日、東京・新宿に全席個室のアイケアサロン「ネロリバイエイティスト(neroli by 8ist)」をオープンする。

 これは眉毛・まつ毛をメインに、生えグセや悩みをポジティブな個性ととらえ、顧客ひとりひとりのライフスタイルに寄り添ったスタイリングとケアを提供するサロン。眉用に開発した液剤を使い、毛流れを自由自在に整えるアイブロウメニュー“ハリウッドブロウリフト”(ワックス脱毛込みで税込7680円)、特殊な技術でまつ毛の根元だけを施術することで、自然にまつ毛を立ち上げるアイラッシュメニュー“パリジェンヌラッシュリフト”(トリートメント込みで税込7680円)などをそろえる。

 同サロンは、心地よくくつろげる空間を目指し、プライバシーや感染対策にも配慮した全席個室タイプを採用。曲線のデザインをスキントーンにまとめ、ホテルのような高級感とゆとりある空間に仕上げた。新宿三丁目駅から徒歩5分という都心に位置するため、仕事帰りに立ち寄ることも可能だ。

 ゆったりと施術の時間を過ごした後は、メイクブースを自由に使うことができる。ブースにはスタッフが選んだ美容機器や化粧品、ネイル・ハンドケアなどのアメニティーを常備している。

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「ラッシュ」が同性婚法制化のデモを開催 事前告知無しで新宿に約500人集まる

 英国発ビューティブランド「ラッシュ(LUSH)」は6月28日、東京と大阪で同性婚の法制化に向けた街宣活動を開催した。東京では新宿駅東南口広場で、大阪ではヨドバシカメラマルチメディア梅田柴田交差点前で行った。

 「ラッシュ」のスタッフのほか、公益社団法人マリッジ・フォー・オール・ジャパン(Marriage For All Japan、結婚の自由をすべての人に)、LGBT支援団体、同性婚訴訟の一部原告らが参加。結婚をイメージさせる白い洋服に身を包み、「結婚の自由をすべての人に」「同性婚実現に声をあげよう」のメッセージボードとハート型のボードを静かに掲げる"サイレントデモ"で、婚姻の平等を訴えた。また、4人のオペラ歌手も参加し、LGBTQ+コミュニティーの描写でも有名なブロードウェイミュージカル「レント(RENT)」の1曲"シーズンズ・オブ・ラブ(Seasons of Love)"を歌った。事前に一般への告知はなかったものの、東京の現場には延べ500人程が集まり、歌唱パフォーマンスにあわせて手拍子でデモを盛り上げた。

 同活動は、6月24日~7月10日に行われている、同性婚の法制化に向けたキャンペーンの一環。キャンペーンに賛同する12人のクリエイターが婚姻の平等をテーマに制作したアートをポストカードやデータとして配布し、カジュアルに賛同の輪を広げていくという企画も行っている。「ラッシュ」は、今年3月17~31日にも新宿店でサイレントデモを実施。第2回目の今回は、1969年にニューヨークのLGBTQ+のコミュニティーが集まるバー、ストーンウオール・イン(Stonewall Inn)の客が度重なる警察の踏み込み捜査に立ち向かいデモを起こしたことからストーンウオールの反乱の日として祝われる6月28日に公共のスペースでの開催に踏み切った。

 3月と今回のキャンペーンを通し、多くの賛同の声を社内外からもらったと小山大作コーポレートコミュニケーション マネージャーは語る。ブランドのパーパスと立ち位置を示すことで、まだ家族にもカミングアウトしていないLGBTQ+当事者が「ラッシュ」のスタッフを信頼し、カミングアウトをしてくれるということが、全国の店舗で起きているという。同性婚訴訟では昨年3月17日、同性同士の結婚ができないのは違憲であるという歴史的な判決が札幌で出たものの、今月6月20日の大阪判決では合憲という判決が出た。このような時だからこそ「化粧品の店だが、店を出るときには少し婚姻の平等について考えてもらえると嬉しい」と話す。

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「ミキオサカベ」と現代美術家のタカノ綾がコラボ “ニュー ジェリー ソール”の新作も発売

 坂部三樹郎とシュエ・ジェンファンによる「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」は、現代美術家のタカノ綾とのコラボコレクションを発表した。アイテムはタカノの作品をプリントしたブラウスやパンツ、“ニュー ジェリー ソール(NEW JEWELRY SOLE)”のフットウエアなど。

 公式オンラインストアで7月2日から24日まで受注を受け付けるほか、7月2日から4日までコレクションを試着できる受注会を原宿で開催。2日にはレセプションパーティーを開催し、受注者限定のオリジナルポストカードへのサイン会やコレクションピースの展示も実施する。

■TAKANO AYA x MIKIOSAKABE POPUP SHOP
日時:7月2日15:00〜19:30
3日12:00〜19:30
4日12:00〜18:00
場所:レンタルスペースさくら 原宿 1F
住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-8

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仮想通貨ガチ初心者がNFTゲーム「ステップン」に挑戦 30万突っ込んでみた結果は?

 仮想通貨とかNFTとか、最近耳にタコができるほど聞く。それでも「あれはまだまだ港区おじさんのものだから、僕には関係ないなぁ」なんて思ってた。それがどうだ。この1カ月で、まんまと沼にハマってしまった。その原因が、歩いて稼ぐNFTゲーム「ステップン(STEPN)」である。「歩けば必ず稼げる」と言われ、それはひと月で200万円とも2000万円とも。それで今僕は、雨の日も風の日も毎日歩いている。これは仮想通貨もNFTも“初心者”の僕によるリポート。だから、ここに書いてある情報は鵜呑みにせず、気になることは検索してほしい。でもこれだけは忘れないで。あくまでも“ご利用は計画的に”。レッツウオーキング!(この記事は「WWDJAPAN」6月13日号からの抜粋です)

「ステップン」とは何か?ルールをおさらい

まずはスニーカーを入手!
 歩くには、スニーカーをアプリ内で買うか、もしくは既に「ステップン」をやっている人からもらう必要がある。これが俗に言うNFTだ。なのに、デザインがダサい、ダサ過ぎる。スニーカーは(当時)安くても10数万〜上はウン千万円(レア度によって異なる)なので、お財布と相談しながら決めて欲しい。ポイントは能力値の「Efficiency(効率)」と「Resilience(回復力)」の高いスニーカーを選ぶこと。

仮想通貨をなんとなく覚える
 「ステップン」内のやりとりは「GST」「GMT」「SOL」といった仮想通貨(トークン)なので、覚悟しておくこと。なんてたって、乱気流ぐらい不安定。で、まずは取引所が違うので、イーサリアムを買ってSOLに変換。そして、「バイナンス」か「ソラナ」のどちらかのチェーンを選ぶのだ。チェーンで価値が違うため、バイナンスの方がソラナの3〜4倍高い。初心者はソラナでいいかも。

とにかく歩く!
 スニーカーを手に入れたらとにかく歩く。ただし、1日(22時間で全回復)に歩ける時間が決まっているのだ。スニーカーのレア度によっても異なるが、1足だとわずか10分。3足で20分、15足で60分、30足なら100分。一番効率が良さそうなのが9足で45分。「Walker」「Jogger」「Runner」とスニーカーのタイプによって、必要な歩きの速度も変わる。GPSと連動しているので、屋根の下や天気が悪いと反応が鈍い。

スニーカーを増やす
 とにかく一足だと一生元がとれそうにないので、スニーカーを増やしていくしかない。これにはいくつか方法があって、単純にお金を出して買うか、スニーカー2足を掛け合わせて新しいスニーカーを生み出す“ミント”をするか。もしくは、誰かにもらうか。原資回収には9足が最も効率が良さそう。仮想通貨が安定していれば、投資分(当時9足で130万円ほど)を1カ月半で回収できる計算。その後は利益確定の無双状態。こうして“ステップン長者”が次々と生まれていく。

レッツウオーキング!

さあ、冒険の始まりだ。
 このときのレートで12万円ぐらいのスニーカーを買って、初日はお約束の10分歩いた。稼いだのは3.23GST。しかし、レベル上げで3GST消費する……。まさかレベルが完全に上がり切るまで(最高30レベル)稼げないのでは?と不安になる。

レベル5の壁
 レベル4から5にレベルアップさせるとき、初めて10GST+10GMTが必要になる。ここまでレベルアップを繰り返していると、これまで歩いた分では足りないので、何日か歩くか、金で解決することになる。そういうシーンがレベル10とかでもやってくるので、なかなかシブい。

たまらず、1足買っちまおう!
 1足だと原資回収に途方に暮れてしまった僕は、ひとまずもう1足買うことにした。このとき、ちょっとレートが下がって、1足8万円ぐらい。「スニダン」で売っているスニーカーが一瞬安く思えた。でもこれで、新しい方をレベル5にすれば“ミント”ができる。ちなみにミントするのに最低200GSTかかる(泣)。

念願の“ミント”でついに3足だ
 とにかく、ミント用の200GSTを稼ぐのは時間がかかり過ぎる(そしてこの企画に間に合わない)ので、ひとまずお金で解決だ。200GSTは当時のレートで8万円ぐらい。こうして、3足揃えて20分歩けるようになったのだ。後々の話だけど、20分歩けば、レベル20で1日30GST(当時で約1万2000円)ぐらい稼げる。そんな感じで、日々歩いていたわけだ。

中国禁止のニュース!まさか……
 「ステップン」を始めて2週間後、あるニュースが全世界のステップンユーザーを震撼させた。「ステップン」が規制の厳しい中国で7月から禁止になることが発表されたのだ。このニュースが流れて、「ステップン」関連の仮想通貨が暴落して、わずか3日間で50%以上ダウンした。4月下旬にはGSTは一時1000円を超えていたし、僕が始めた頃にも400円台だったのに……。仮想通貨恐るべし。ぴえん。

感想

 結局、30万円を溶かしてしまったのかと言われたら分からない。まだGSTを現物にしないで持っているし、日々貯まっている。「ステップン」とは、正しくはフィットネスNFTゲームだ。つまり、本来、欲望は二の次で、歩きながら健康になれるならそれでいいじゃん、と考えるべきなのかもしれない。僕も1カ月で5キロ痩せた。しかも今のレートなら、1万〜2万円でスニーカーが1足買える。これをチャンスと捉えるかどうかはアナタ次第。「ステップン」がいつかどこかのブランドとコラボして、爆騰することを願って、今日も歩き続ける。

※仮想通貨の変動が激しいのと取引所の異なるイーサリアムを最終的にGSTに変換しているため、本文内の日本円は推定。スタートした5月16日のGST最高値は414円。“中国ショック“が広がった5月31日の最高値は189円だった。なお、6月9日現在は70円台を推移している。

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香水“ミス ディオール”の限定ボトルが今年も発売 ディオールの愛犬をモチーフにしたキュートなデザイン

 「ディオール(DIOR)」は7月1日、人気フレグランス“ミス ディオール”の限定品“ミスディオールオードゥパルファン ボビーエディション”(90mL、9万1300円)を一部店舗と公式サイトで発売する。創業者、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の愛犬ボビーをモチーフにしたボトルデザインで、製品にはシリアルナンバーが付く。

 ボビーをモチーフにしたボトルは1952年のクリスマスコレクションで初めて登場。メゾンの顧客へのギフトとして用意された。以来、伝説的マスコットとして知る人ぞ知る存在になっていたが2021年に復刻。22年も数量限定のスペシャルなボトルとして発売されることになった。

 22年バージョンはナタリー・ポートマン(Natalie Portman)が“ミス ディオール”のキャンペーンで身につけているシルクスカーフを思わせる、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)アーティスティック・ディレクターがデザインしたリボンを首にまとっている。

 “ミス ディオール オードゥ パルファン”はローズ、アイリス、ピオニーのフローラルノートで人気のフレグランス。ブランドを代表する香りの一つで、ボディークリームやボディーミスト、ヘアオイルなどさまざまなアイテムが発売されている。

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「アメリ」がNFTアートを7月1日に発売 アバター用バーチャルドレスも付与

 ファッションブランドの「アメリ(AMERI)」や、ショップ「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」を運営するビーストーン(黒石奈央子CEO)は、“NFTデジタルオートクチュール”と呼ぶNFTアートをオークション形式で販売する。仮想通貨イーサリアム(Ethereum、ETH)を利用したNFTのマーケットプレイス、オープンシー(OpenSea)上で公開し、入札期間は7月1〜3日を予定している。

 デジタルクリエイティブスタジオ、ワンブロック(1BLOCK)を運営する1SEC(宮地洋州CEO)がプロデュースしている。当初は2021年10月にオークション形式で公開する予定だったが、制作の遅れなどで公開が後ろ倒しになっていた。

 発表する3Dアニメーションには3型のバーチャルドレスが登場し、自然や生命、人が作り出すテクノロジーなどを主題にした4つのシーンで1つの物語を構成する。バーチャルモデルが美術館を舞台にランウエイショーのように歩いてくる作りで、美術館に展示されているアートも「アメリ」がこれまで企画してきたプリント柄になっているという。

 落札者はこのアニメーションを1点物のNFTアートとして保有できると共に、バーチャル空間でアバターが着用できるバーチャルドレスも追って落札者に付与される予定という。

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ファーメンステーションがBコープ認証取得 国内スタートアップ、ビューティ関連で初

 発酵技術で循環型社会の構築を目指す研究開発型スタートアップのファーメンステーションはこのほど、環境や社会に対する透明性や説明責任などにおいて高い基準を満たした企業に与えられる「Bコーポレーション(以下、Bコープ)認証」を取得した。国内のスタートアップ企業(経済産業省認定J-Startup企業)として初めてのほか、日本のビューティ企業関連でも初となる。

 同社は2009年に創業。岩手県奥州市に研究開発拠点兼自社工場を有す。「Fermenting a Renewable Society」をパーパスに掲げ、規格外の農産物や食品・飲料の残さなど通常捨てられてしまうものを独自の技術で発酵し、化粧品原料となるアップサイクルエタノールを開発する。また、発酵の過程で生まれる発酵粕も化粧品の原料や鶏や牛の飼料として活用し、さらに鶏糞は水田や畑の肥料にするなど、サーキュラーエコノミーを実現する。

 「Bコープ認証を取得したことで、自分たちの活動のベクトルの確からしさを客観的な視点でも測ることができた」と同社。3年ごとに再審査があるため、「グローバルスタンダードに向き合い、客観的な指標と定点的なチェックを提供する制度として、私たちの事業活動や経営を律する良い手段だと考えている。当社が得意とするのは発酵の技術で未利用資源を価値あるものに変えていくこと。先頭に立って循環する社会の実現、インパクトの創出にひた走っていく!」と酒井里奈ファーメンステーション社長は述べた。

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ユナイテッドアローズが「パスザバトン マーケットvol.8」に出店 “日本の倉庫を空っぽにしよう。”が合言葉

 ユナイテッドアローズは、7月16、17日にコクヨの東京品川オフィス「ザ キャンパス(THE CAMPUS)」で開催される「パスザバトン マーケット(PASS THE BATON MARKET以下、PTBM)vol.8」に出店する。少しの傷や汚れにより通常販売ができない(ただし、着用には差し支えのない)メンズ、ウィメンズ、キッズ商品を販売する。

 ユナイテッドアローズは、「『PTBM』は、新たな消費のあり方を再考する場。“もったいない”に向き合う姿勢に共感し、表参道にあった実店舗に卸を行うなどつながりがあった」と話す。

 「PTBM」は、“日本の倉庫を空っぽにしよう。”を合言葉に2019年にスタート。規格外品やデッドストックを集めた蚤の市で、ファッションのみならず食やインテリアに関わる企業・ブランドが参加する。

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「オフ-ホワイト」と「チャーチ」のコラボ第二弾 流星群をモチーフにした“コンサル”シューズ

 英国発のシューズブランド「チャーチ(CHURCH'S)」は28日、「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」とコラボレーションしたカプセルコレクションの第二弾を発売した。「オフ-ホワイト」や「チャーチル」の公式ウェブサイトで取り扱う。価格は、1590〜1650ドル(約21万3000〜22万1000円)。

 新作コレクションは「チャーチ」のアイコンモデル“コンサル(CONSUL)”に、「オフ-ホワイト」の“メテオ(METEOR)”のデザインを落とし込んでジェンダーレスに仕上げた。シューズのボディー全体にスイスチーズや流星群によるクレーターを思わせる円形のカットアウトを施して、故ヴァージル・アブローが描いた「メテオシャワー(Meteor Shower」というテーマを表現した。「オフ-ホワイト」のトレードマークであるハングタグと、“シューレース(SHOELACES)”と書かれた靴紐を使用する。

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「サロモン」が人気モデルのXT-6とXA PRO 3Dからニューカラーを発売

 フランスのアウトドアブランド「サロモン(SALOMON)」が展開するスニーカーコレクション「サロモンスポーツスタイル(SALOMON SPORTSTYLE)」から、同コレクションを代表するモデル”XT-6”と人気モデルの”XA PRO 3D”の2型にそれぞれ3種類のニューカラーが登場する。サイズ展開は23.0cm~30.0cm(23.0cm~25.0cmまでは1cm刻み)で、価格は”XT-6”が2万7500円(税込、以下同)、”XA PRO 3D”が1万7600円。

 定番のホワイトとブラックに加え3種のニューカラーが登場した”XT-6”は現在、直営店・公式オンラインストア・セレクトショップにて発売中だ。ワントーンにまとめたラインアップでスタイリングにも取り入れやすく落ち着いた印象のある”XA PRO 3D”は7月1日から順次発売する。

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ユニクロが地球をより良くするためのグローバルキャンペーンを発表 ドラえもんが緑のサステナモード に

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、地球をより良くするためのグローバルキャンペーン“ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング(JOIN:THE POWER OF CLOTHING)”を7月1日から順次実施する。

 “ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング”は、「ユニクロ」がこれまで行ってきた環境に配慮したサステナビリティ活動を、消費者が実店舗およびオンラインストアで実施する2つの取り組みを通じて参加することが目的だ。1つは、指定商品を購入すると、海洋ごみを減らす活動のためファーストリテイリングの売り上げから100万ドル(約1億3000万円)を日本財団に寄付する“買ってジョイン”。もう1つが、環境分野の専門家キース・アルバーソン(Keith Alverson)博士によるプラスチック問題の解説をはじめ、本キャンペーンの特設サイトで海ごみ問題を学ぶことができる“学んでジョイン”だ。

 “買ってジョイン”の指定商品は、「ユニクロ」のグローバル・サステナビリティ・アンバサダーを務める“ドラえもん サステナモード”をデザインモチーフにしたぬいぐるみ(税込1990円)、ポケッタブルバッグ(同990円)、Tシャツ(同1500円)、子ども用Tシャツ(990円)の3型。どれも100%リサイクル繊維でできており、7月1日から各国・地域で順次発売する。

 またキャンペーンに先駆け、東京・銀座のグローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ」と「ユニクロ」原宿店に巨大ガチャマシンが設置されている。7月31日までに使用済みの洗ったペットボトルを持参すれば、毎日先着で“買ってジョイン”のぬいぐるみや非売品アイテムなどの景品が当たるガチャマシンを回すことができる。

 なお、本キャンペーン中にオンラインで購入した商品は、特製オリジナルボックスに梱包されて届けられる。

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ユニクロが地球をより良くするためのグローバルキャンペーンを発表 ドラえもんが緑のサステナモード に

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、地球をより良くするためのグローバルキャンペーン“ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング(JOIN:THE POWER OF CLOTHING)”を7月1日から順次実施する。

 “ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング”は、「ユニクロ」がこれまで行ってきた環境に配慮したサステナビリティ活動を、消費者が実店舗およびオンラインストアで実施する2つの取り組みを通じて参加することが目的だ。1つは、指定商品を購入すると、海洋ごみを減らす活動のためファーストリテイリングの売り上げから100万ドル(約1億3000万円)を日本財団に寄付する“買ってジョイン”。もう1つが、環境分野の専門家キース・アルバーソン(Keith Alverson)博士によるプラスチック問題の解説をはじめ、本キャンペーンの特設サイトで海ごみ問題を学ぶことができる“学んでジョイン”だ。

 “買ってジョイン”の指定商品は、「ユニクロ」のグローバル・サステナビリティ・アンバサダーを務める“ドラえもん サステナモード”をデザインモチーフにしたぬいぐるみ(税込1990円)、ポケッタブルバッグ(同990円)、Tシャツ(同1500円)、子ども用Tシャツ(990円)の3型。どれも100%リサイクル繊維でできており、7月1日から各国・地域で順次発売する。

 またキャンペーンに先駆け、東京・銀座のグローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ」と「ユニクロ」原宿店に巨大ガチャマシンが設置されている。7月31日までに使用済みの洗ったペットボトルを持参すれば、毎日先着で“買ってジョイン”のぬいぐるみや非売品アイテムなどの景品が当たるガチャマシンを回すことができる。

 なお、本キャンペーン中にオンラインで購入した商品は、特製オリジナルボックスに梱包されて届けられる。

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BTSのV、BLACKPINKのLISAが来場で会場外も大熱狂! 「セリーヌ オム」2023年春夏メンズ・コレクション

 「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」2023年春夏メンズ・コレクションのショーが6月27日、現代美術館のパレ・ド・トーキョー(Plais de Tokyo)で開催された。フロントローには、BTS(防弾少年団)のV、BLACKPINKのLISA(リサ)、韓国の俳優パク・ボゴム(Park Bogum)らが着席した。

 SNS上では、Vが来場するのではと数日前からウワサになっていたため、当日の会場周辺には大勢のファンやメディア関係者が詰めかけた。会場の外にある階段に3人が登場すると大歓声があがり、そのあまりの熱狂ぶりに、「セリーヌ」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と、シドニー・トレダノ(Sidney Toledano)LVMHファッショングループ会長兼CEOも外に出て、その様子を動画に収めていたという。

 ほかには、俳優のエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)やトーマス・ブロディ・サングスター(Thomas Brodie-Sangster)、デザイナーのジェレミー・スコット(Jeremy Scott)らがゲストとして参加した。

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「オーシャントーキョー」がプロデュース 「オーシャントリコ」にアウトバストリートメント2品が登場

 ホーユーは人気メンズサロン「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)がプロデュースする「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」シリーズから、アウトバストリートメント2品を7月4日、ロフト全国各店舗とロフトネットストア、ブランド公式ストアで発売する。翌5日からは、「オーシャントーキョー」各店舗でも取り扱う。

 “アンサーオイル”(120mL、税込1650円)は、軽やかで扱いやすく、心地よい指通りをかなえるヘアオイル。とろみのあるテクスチャーで、輝くような艶感をもたらす。“アンサーミルク”(120mL、1650円)は、広がりを抑えて毛先まで心地よくまとまるヘアミルク。5つの美容液成分を配合する。

 アウトバストリートメントは、「オーシャントーキョー」の日々のサロンワークや、SNSのフォロワーに対する定期的なヒアリング結果から特に要望の多かったカテゴリー。加えて、近年男性のヘアスタイリングトレンドはハード系のスタイリング剤で束感を出すスタイルから、ナチュラルな質感や艶をみせるスタイルに変化していること、メンズビューティに対する意識の高まりに伴い、ヘアケアへの関心が高まっていることから開発に至ったという。また、「オーシャン トリコ」シリーズの中でも女性をターゲットに含め、「軽やかでベタつかない素髪感」がありながらもトリートメント仕立てのような「滑らかな指通り」「柔らかい手触り」が持続する使い心地を目指した。

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伊勢丹新宿本店の売上高の50%を占める「5%の上顧客」に的 外商強化に本腰

 三越伊勢丹ホールディングスが個人外商の売上高拡大に本腰を入れる。今年4月に外商組織を再編して「外商統括部」を新設した。個人外商と法人外商、伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店などで分かれていた組織を統合。それぞれの品ぞろえを掛け合わせ、商品提案力の幅を広げる。顧客から吸い上げた好みやニーズなどをデータとして社内で共有することで、外商部員の知見に頼った属人的なビジネススタイルから脱却し、チームでセールスに当たる体制を構築する。

 同社の22年3月期の個人外商売上高は790億円。コロナ以前の20年3月期(684億円)と比較して2ケタの増加となった。買い上げ金額で上位5%の「上位顧客」からの売り上げは伊勢丹新宿本店では3.2ポイント伸びて50.9%、三越日本橋本店では3.0ポイント伸長し48.3%に達した。また、「店舗販売の傾向に反して、外商販売では若い世代が増加している」と外商統括部個人外商グループの金井脩平計画部長。49歳以下の購買額は伊勢丹新宿本店で5.2ポイント、三越日本橋本店では1.9ポイント伸びた。

 拡大する富裕層マーケットの需要に応えるべく、ファッションをはじめ最先端のトレンドアイテムがそろう伊勢丹新宿本店と、世界中から集めた宝飾やアートなど貴重な品ぞろえに強い三越日本橋本店の双方のMDを生かす。さらに社内で共有した顧客データを元に、各商品カテゴリーのバイヤーや地域店などと連携。百貨店ならではのバイイングネットワークを生かして提案する。「ゆくゆくはお客さまが保有する車や不動産の売買仲介など、これまでの百貨店の枠組みを超えたニーズにも対応していきたい」。

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松屋銀座、3年ぶりに本格ビアガーデン 急きょ再開を決定

 松屋銀座本店は29日、屋上ビアガーデンを7月1日から9月30日まで営業すると発表した。酒類を提供する通常スタイルのビアガーデンは、コロナ前の2019年夏以来の3年ぶりとなる。3月末の時点では営業を見送る予定だったが、水面下で夏の屋上の有効活用を探る中、感染の落ち着きや行動制限の撤廃などの環境変化を鑑み、急きょビアガーデン再開を決めた。

 ビアガーデンはウェブおよび電話を通じた完全予約制。席の間隔をあけるなどソーシャルディスタンスを確保して営業する。平日は17〜22時、土日祝日は16〜22時の営業となる。生ビールを種類豊富にそろえるだけでなく、微アル・ノンアルなどのニーズにも応える。

 同店の屋上ビアガーデンは銀座の季節の風物詩として人気を集めてきたが、コロナ下で20年は全面休業、21年は営業したものの感染悪化に伴いアルコールを提供した14日間だけだった。

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「ルナソル」が「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」とコラボ アイカラーパレットを想起したマルチポーチを抽選で進呈

 カネボウ化粧品のトータルメイクブランド「ルナソル(LUNASOL)」はライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」とコラボレートし、ブランド人気のアイカラーパレットを想起させるポーチ“スクエア シャドウ(SQUARE SHADOW)”を誕生させた。同アイテムは、7月20日にオープンする「ルナソル」公式オンラインストアで会員登録した顧客の中から抽選で50名にプレゼントする。

 今回のコラボは、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」が作り出す美しい色彩で構成されたプロダクトデザインの世界観と、「ルナソル」が提案するコンセプト「エゴイスティック シック(EGOISTIC‐CHIC)」に込められた、自由にファッショナブルに自分を表現していきながら洗練さを大切にしていく考え方がマッチすることから実現。「ルナソル」にとっては、2019年のリブランディング以降初のファッションプロダクトとのコラボレーション実施となる。

 コラボで誕生した“スクエア シャドウ”は、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の“Miss ROBOT”シリーズのマルチポーチ“スクエア”を特別にアレンジしたもの。「ルナソル」が持つ、上質感・洗練さ・輝きがより際立つようなデザインを目指したほか、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」では初めて輝きのあるウレタン素材を採用し、軽さと柔軟性のある触り心地を実現した。4つのモジュールで構成されたブラウンを貴重とした2色展開で、アイシャドウやリップ、アクセサリーなどの持ち歩きにぴったりのアイテムだ。

 2019年1月にスタートした「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の松村光デザイナーは、バッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」を手掛けたことでも知られている。コラボについて松村デザイナーは、「計算されたモジュールを組み合わせることで自然に生み出される『ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ』のデザインは、着飾らない素の美しさや自分らしさの表現を追求し続けるビューティとの親和性を強く感じている。今回は『ルナソル』の持つ“輝き”という部分に着目し、素材感を活かした奥行きのあるミニマルな色表現を実現することができた」とコメント。

 「ルナソル」の公式オンラインストアは7月20日の正午以降にオープン予定。

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「ルナソル」が「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」とコラボ アイカラーパレットを想起したマルチポーチを抽選で進呈

 カネボウ化粧品のトータルメイクブランド「ルナソル(LUNASOL)」はライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」とコラボレートし、ブランド人気のアイカラーパレットを想起させるポーチ“スクエア シャドウ(SQUARE SHADOW)”を誕生させた。同アイテムは、7月20日にオープンする「ルナソル」公式オンラインストアで会員登録した顧客の中から抽選で50名にプレゼントする。

 今回のコラボは、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」が作り出す美しい色彩で構成されたプロダクトデザインの世界観と、「ルナソル」が提案するコンセプト「エゴイスティック シック(EGOISTIC‐CHIC)」に込められた、自由にファッショナブルに自分を表現していきながら洗練さを大切にしていく考え方がマッチすることから実現。「ルナソル」にとっては、2019年のリブランディング以降初のファッションプロダクトとのコラボレーション実施となる。

 コラボで誕生した“スクエア シャドウ”は、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の“Miss ROBOT”シリーズのマルチポーチ“スクエア”を特別にアレンジしたもの。「ルナソル」が持つ、上質感・洗練さ・輝きがより際立つようなデザインを目指したほか、「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」では初めて輝きのあるウレタン素材を採用し、軽さと柔軟性のある触り心地を実現した。4つのモジュールで構成されたブラウンを貴重とした2色展開で、アイシャドウやリップ、アクセサリーなどの持ち歩きにぴったりのアイテムだ。

 2019年1月にスタートした「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」の松村光デザイナーは、バッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」を手掛けたことでも知られている。コラボについて松村デザイナーは、「計算されたモジュールを組み合わせることで自然に生み出される『ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ』のデザインは、着飾らない素の美しさや自分らしさの表現を追求し続けるビューティとの親和性を強く感じている。今回は『ルナソル』の持つ“輝き”という部分に着目し、素材感を活かした奥行きのあるミニマルな色表現を実現することができた」とコメント。

 「ルナソル」の公式オンラインストアは7月20日の正午以降にオープン予定。

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「ゾゾタウン」が映画「ゆるキャン△」とコラボした“ぞぞキャン△”を発売 アウトドアシーンで活躍するファン必見のアイテムも

 ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は、映画「ゆるキャン△」の公開を記念し、コラボコレクション“ぞぞキャン△”を7月1日に発売する。「ゾゾタウン」のみで購入が可能だ。

 コラボ商品は、“アクリルスタンド”(全2種、税込各2200円、以下同)や“タペストリー”(全2種、各8850円)、“ぞぞキャン オリジナルTシャツ”(全2種、各4180円)、“チタンシェラカップ”(全5種、各3520円)やキャンププライヤの“Campdrunk by IPS with ゆるキャン”(6820円)など、実際にアウトドアシーンで活躍するグッズを含む全11型を「ゾゾタウン」限定で受注販売する。

 また同日に、「エルエルビーン(L.L.BEAN)」のグローサリートート(5940円)や「マンハッタンポーテージ(MANHATTAN PORTAGE)」のウエストバッグ(8800円)、「ファズボックス(FUZZBOXX)」の薪バッグ(7920円)、「クレ アウトドア(CLEF OUTDOOR)」のサンタハット(5940円)、「カワイス(KAWAIS)」の「ぞぞキャン△」限定カラーレザーチェアシート(4万4000円)など、各ブランドとのブランドコラボアイテム全9型も先行販売する。

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「ポール・スミス」2023年春夏メンズ・コレクション

 「ポール・スミス(PAUL SMITH)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「ルイ・ヴィトン」の新アンバサダーにケイト・ブランシェット 最新ハイジュエリー“スピリット”を着用

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新たなアンバサダーに俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)を指名した。

 ブランシェットは、「フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)=ウオッチ&ジュエリー・アーティスティック・ディレクターの素晴らしい作品を身に着けることは、まばゆいばかりの喜びであり、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、これまで通り、私に驚きとインスピレーションを与えてくれる」と話す。

 また、「ルイ・ヴィトン」はブランシェットについて、「エレガンスと人を引き付ける魅力にあふれ、女性の強さや時代を超越する永遠性を体現する存在」と評価する。

 「ルイ・ヴィトン」は、最新のハイジュエリーコレクション“スピリット(SPIRIT)”を身に着けたブランシェットによる広告キャンペーンを7月2日にスタートする。

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「ディオール」の人気ファンデーション“フォーエヴァー”に次世代パウダー登場 マスク移りしにくい持続性とカバー力

 「ディオール(DIOR)」は24時間美しさを保つ“フォーエヴァー”シリーズから、初のコンパクトファンデーション“ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト ナチュラル ベルベット”を7月1日に発売する。カラーは全7色で、価格は税込8250円。

 独自の製造技術によってパウダーのコーティングと固形化、乾燥の過程を同時に行うことでパウダーレスな質感を実現した。90%自然由来成分を配合し、肌に配慮したクリーンな処方に仕上げているほか、ローズフルーツエキスやローズワックスを配合することで、スキンケア効果も両立した。

 肌に溶けこむ柔らかいクリーミーテクスチャーで、毛穴や肌の色ムラをひと塗りでカバー。マスク移りしにくくマットな質感が長時間持続する。ピーター・フィリップス(Peter Philips)=メイクアップクリエイティブ&イメージ・ディレクターは「高いメイクアップ効果をキープしながら自然由来成分とスキンケア効果を一つのコンパクトの中で 両立させることは大きな挑戦でした。しかし、私たちの期待をはるかに上回る次世代コンパクトファンデー ションが誕生しました。使用感、肌との一体感、ロングラスティング効果がさらに高まりました」 と述べている。

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「ヴァレンティノ ビューティ」がマットリップの新色5色とフレグランスを発売

 「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は7月8日、リップコレクションの“ロッソ ヴァレンティノ”から、ヌードカラーが特徴のマットタイプ“ロッソ ヴァレンティノ マット”(全5色、税込各6600円)を発売する。使う人の個性を引き立たせるようにデザインされた、ヌードカラーのコレクションだ。

 「ヌードは控えめでなければならないという幻想を打ち破る」をテーマにセレクトされた新色は、ダスティーローズやブラウンローズなど、さまざまなトーンのヌードカラーを用意。なめらかな付け心地で乾きにくく、ソフトフォーカスパールを配合し美しい発色に輝きを添えている。

 

 同日にヴァレンティノのアイコニックなロックスタッズにインスパイアを受けたボトルデザインが特徴のフレグランス“ボーン イン ローマ”に新作が登場。イタリアンレモンと、軽やかで柔らかなローズエッセンス、優しく広がるホワイトムスクなどを調合したフローラルムスクの“イエロー ドリーム ドンナ オードパルファン” (30mL、同10120円/50mL、同14850円/100mL、同21450円)と、オリエンタルスパイシーな香りの“ボーン イン ローマ イエロー ドリーム ウオモ オードトワレ”(50mL、同11000円/100mL、同15400円)が加わる。

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「グッド グッズ イッセイ ミヤケ」がニットバッグシリーズ“モッコ”にフォーカスしたイベントを開催

 イッセイ ミヤケの雑貨・ライフスタイル業態「グッド グッズ イッセイ ミヤケ(GOOD GOODS ISSEY MIYAKE)」は、人気のニットバッグシリーズ“モッコ(MOKKO)”にフォーカスしたイベントを伊勢丹新宿店本店1階で開催する。期間は7月6日から19日まで。

 イベントでは、限定アイテムとしてビビッドな配色が目を引くバイカラーのトートバッグを取り扱うほか、トートバッグに結び付けることでポケットとしても使用できる巾着バッグや、ワンマイルバッグとしても活躍するポシェットなど、さまざまなの“モッコ”の新色を先行販売する。

 “モッコ”とは、縄や竹などを網状に編んだ伝統的な運搬用具“畚(もっこ)”に着想した無縫製のニットバッグシリーズ。1本の糸から編み上げており、軽くて柔らかな素材感を有するほか、水洗いができるなどの機能的な側面をあわせ持っている。

■グッド グッズ イッセイ ミヤケ / モッコ
日程:7月6~19日
場所:伊勢丹新宿店本店1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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中国の「成都伊勢丹」が年内で営業終了 進出15年で撤退

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、中国・四川省の「成都伊勢丹」の営業を12月末で終了する。賃貸で入居していたビルのオーナーが物件の売却を決めたことに伴い、移転せずに撤退することを決断した。運営する現地法人・成都伊勢丹百貨有限公司は清算する。

 中国内陸部で人口1600万人の大都市・成都に07年開業。百貨店業態(売り場面積2万5000平方メートル)とスーパーマーケット業界(同2600平方メートル)を運営していた。成都伊勢丹百貨有限公司の業績は、コロナが本格化する前の20年3月期で売上高が83億円、純損益が1億5000万円の黒字、直近の22年3月期は売上高が79億円、純損益が5億5200万円の赤字だった。

 成都撤退によって三越伊勢丹HDの中国での店舗は、上海1店舗、天津3店舗の計4店舗なる。

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時計「セイコー 5スポーツ」がスケボーブランド「カオス フィッシング クラブ」とコラボ

 セイコーウオッチが手掛ける「セイコー 5スポーツ(SEIKO 5 SPORTS)」は7月8日、スケートボードブランド「カオス フィッシング クラブ(CHAOS FISHING CLUB)」とコラボした2本の時計を発売する。日本製の機械式ムーブメントを搭載し、価格は共に4万2900円(税込)。

 1本は、「カオス フィッシング クラブ」のロゴを文字盤に大きく配したもので、ナイロンベルトの裏には「カオス フィッシング クラブ」のコンセプトである“てきとうにやっちゃうよ?”をプリント。もう1本は、釣り用のルアーを模したデザインで、アウトドアでも活躍するシリコンストラップを採用。裏面には同じくコンセプトを印刷する。

 コラボ時計の発売を記念して7月8〜18日の期間、スケートボードボード専門店のインスタント渋谷ストアにポップアップストアをオープンする。

■「カオス フィッシング クラブ」ポップアップストア
日程:7月8〜18日
場所:インスタント渋谷ストア
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 ミヤシタパークSOUTH 3階

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「マックスマーラ」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「マックスマーラ(MAX MARA)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「グッチ」からペットコレクション モノグラムやイチゴ柄の首輪、キャリーバッグなどを発売

 「グッチ(GUCCI)」は“グッチ ペット コレクション”を発売した。

 ブランドを象徴する“GGキャンバス”や“ウェブ ストライプ”“インターロッキングG”などを用いた首輪(3万1900円〜税込、以下同)やリード(3万9600円〜)、フードボウル(6万6000円〜)やキャリーバッグ(44万円)などをそろえる。また、ペット用にTシャツ(2万9700円〜)、ポロシャツ(3万8500円)、ニット(5万3900円)、コート(9万4600円〜)も用意し、ペットとそろいのコーディネートを楽しむことができる。さらに、ペット用ミニベッド(88万5500円)を受注生産する。

 “グッチ ペット コレクション”の一部にはリサイクルポリエステルやリサイクルコットン、「グッチ」が独自開発した非動物由来で再生可能な素材“デメトラ”を使用する。

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経産省が繊維ビジョンを15年ぶり策定 「繊維産地サミット」を7月に開催

 経済産業省(以下、経産省)はこのほど、「2030年に向けた繊維産業の展望」と題し、繊維ビジョンを発表した。これはつまり「国が日本の繊維産業の現状をどう見て、今後どのような政策を打ち出すのか」の青地図である。活性化の施策として掲げる3つの戦略について、同省の永澤剛製造産業局製品課長に聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):前回の繊維ビジョンの発表が2007年だから、15年ぶりの施策発表となる。

永澤剛・経済産業省製造産業局製品課長(以下、永澤):新型コロナを背景に産業の構造的変化が加速した中で繊維産業の2030年を見据えるため、産業関係者や有識者14人の委員で構成する検討会を重ねロードマップを策定した。これは繊維産業を経産省としてもしっかりサポートしていくという、ある意味業界に向けたメッセージだ。

WWD: ホームページに公表した同名の資料には、繊維産業の概況や各地域の繊維産業の特徴まとめといったデータ資料に加え、今後の政策が書かれているが、ざっくりとそのポイントは?

永澤:新市場開拓のため、サステナビリティの推進とデジタルの加速を前提に3つの戦略分野としてまとめた。①新たなビジネスモデルの創造、②海外展開による新たな市場獲得、③技術開発による市場創出、だ。

WWD:新しいビジネスモデルの創造に向けて、「ファッション・ビジネス・フォーラム」を年内に立ち上げる。その目的は?

永澤:一言で言えば新たな“稼ぐ力”の創出だ。現在、多くの産地企業はOEMの生産が主流と思われるが、大手アパレルとの取り引きが減少している中、新たな収益源を探さなければ生き残りは図れない。

WWD:具体的には何をするのか。

永澤:マッチングを考えている。ファクトリーブランドとその独立支援は以前からある施策だが、今は消費者が産地や工場と直接コンタクトをとり、プロセスにも関わる“応援消費”といた新しい動きが増えている。さらにデジタルやスタートアップ企業の存在でマッチングの形も変わってきている。このフォーラムを通じて産地企業とデザイナー、インフルエンサー、DtoC、アパレル、ECプラットフォーム、他分野の企業などを結び、賃金上昇や人材獲得などにつながる好循環を創出したい。

WWD:公開資料にある「繊維産地サミット」とは?

永澤:「ファッション・ビジネス・フォーラム」を一丁目一番地で、そこから広げて産地間の連携を強化したい。産地を有する約27の地方公共団体により構成するのが「繊維産地サミット」で、7月に開催を予定している。実際に産地を訪れてみると、自治体同士は意外と連携していないことも多いことがわかる。国内の産地には就業者数や出荷額の減少など共通の課題があり、有効な取り組みを共有・横展開してゆくことが望ましい。それぞれが地場産業を盛り上げるために取り組んでいることを共有したり、産地間コラボや協業をしたりする予定だ。

WWD:1枚の服は複数の素材や技術でできており、実際制作時にはデザイナーが複数の産地をもって回わることも多い。産地間、自治体間の協業は確かにもっとあっていい。

永澤:東京を介さず産地や自治体同士の自然発生的なネットワークが生まれたらなおいい。

 また、事業継承などの促進も進めたい。事業継承・引き継ぎ後の設備投資や販路開拓などの経営革新にかかる費用などを支援したり、産業競争力強化法により事業再編計画として認定した取り組みを税制優遇や金融支援などの支援措置により後押ししたりする。

WWD:2つ目の戦略「海外展開による新たな市場の獲得」とは。

永澤:国内の人口減少が進むと想定される中で、拡大する海外需要を取り込むことは重要。また、海外から評価される日本の技術⼒を背景に、日本企業は海外展開のポテンシャルを有している。今後、より一層、海外展開を推し進めていくために、関係機関による情報共有・検討の場を設置する。関係機関は、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFW)、クールジャパン機構、独立行政法人中小 企業基盤整備機構、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、日本繊維産業連盟をはじめとする業界団体、経済産業省などで構成する。

「繊維から繊維へのリサイクル」の技術開発

WWD:最後に3つ目の「技術開発による市場創出」とは?

永澤:繊維産業が発展するには、技術力において他国に引けをとらないことが重要。産学官が連携し、技術開発を進める。具体的にはたとえば「繊維から繊維へのリサイクル」だ。洋服はご存じの通り複数の繊維が混じっており、その分離・分別は相当に困難。そのブレークスルーを “技術研究組合”のような組織を作り化繊メーカーなどが企業の枠を超えて包括的に研究開発し、実現したい。大規模な投資を必要とする数年単位の話だが、サステナブルなファッションを本気で実現するならば、この限界を超えないと。

WWD:すべての素材で服から服への水平リサイクル。それが実現したら世界から必要とされる技術になる。

永澤:ほかにも導電性繊維などのスマートテキスタイル、ヒューマンインターフェースとしての繊維製品、バイオ素材の普及、無水型染色加工、オープンプラットフォームによる事業家推進なども考えられるだろう。いずれにしてもスピード感をもって可能とするため、「新市場創造型標準化制度」などにより柔軟かつ間口の広い企画開発を支援したい。また、国際標準化交渉をリードできる若手人材の育成をするためのプログラムなどを通じて人材の確保も支援する。

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初の「リアルトレンド」総選挙を終えて 「今週の特集お届け隊」2022年6月27日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年6月27日号からの抜粋です)

本橋:今回は「リアルトレンド総選挙」と銘打ち、予め32ブランドのルックを事前にウェブで公開して、そこに投票してもらい、ランキングにしました。トレンドを大つかみできるだけでなく、独自性のある打ち出しに意欲的に取り組むブランドが読者目線でしっかりと評価される企画にできればいいなと思っていました。

木村:アンケートの受け付け期間が週末の3日間しか取れず、「数が集まらなかったらどうしよう」と心配でしたが、フタを開けたらちゃんと集まっていてよかったですね。

五十君:消費者寄りの声ばかりが集まるのかなと思っていたら、意外とプロからの回答もあって、「WWDJAPAN」らしい、いい感じのバランスでしたね。

本橋:はい。コメントも熱量が高くて、うれしかったです。ランキングの結果については、普段取材をしている自分からすると、やはりきらりと光るものがあるブランドが順当にランクインしているという印象ですね。

木村:私は展示会取材などで「カラーパンツが売れている」と聞いていたのが、読者の票の中に「明るい色を着たい」というムードが読み取れてトレンドの答え合わせができたりと、すごく勉強になりました。消費者の生の声が聞けるのは、いいですね。

五十君:各ブランドの取材では、今、値上げの話がシビアな局面で苦しい中、どこもいつも以上に商品企画を練りに練って、緻密なモノ作りをしていると感じました。各社の考えがすごくしっかり商品に反映されていました。

本橋:6月20日号の売れ筋特集でも、「売れるべくして売れている」と感じました。

 が、好調なブランドのルックは、やはり目を引くし、お客さまにもこだわりが伝わっているんですよね。こうやって読者とブランドをつなげる特集や企画をやると、もっと業界を盛り上げていけるんじゃないでしょうか。最近、トレンドのまとめ方をいろいろと試してきましたが、定番企画にできるポテンシャルがあると思いました。

木村:微修正を重ねてマスターピースを作っていくことが大事ですよね。みんなから期待されるような定番企画に育てましょう!!

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ディスカウントストア「ターゲット」と古着EC「スレッドアップ」が復縁した背景 鈴木敏仁USリポート

 アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。今回はリユース市場の台頭とデジタルの発展が、アパレルの生態系を根本から変えつつある事例を紹介する。

 ディスカウントストア大手のターゲット(TARGET)が中古ファッションECのスレッドアップ(THREDUP)と提携し、コラボサイトを開設して中古衣料の販売を始めた。ターゲットは2015年に一度スレッドアップと組んでいるのだが、しばらくしてから関係を解消しており、2度目の挑戦ということになる。

 スレッドアップは他社との提携戦略を取っており、3月の決算発表時の情報では提携企業は28社、4月にはアパレル専門店チェーンのパックサン(PACSUN)とも組んでいる。システムをプラットフォームとして他社に売っていて、これを同社はRaaS(Resale as a service)と呼んでいる。提携社数は昨年1年で30%伸びて、今後も増やす計画である。

スレッドアップによる提携の中身

 どういう仕組みなのか説明しよう。まずはターゲットとパックサンのサイトを見比べていただきたい。

・使用している画像など若干異なるが、まず画像がありスクロールダウンすると横並びの商品が並ぶという基本的なデザインコンセプトは双方共にほぼ同じである。URLも提携先企業とスレッドアップが並んでおりパターンは一緒となっている。ターゲットやパックサンのECシステム内ではなくて、スレッドアップによるRaaSシステム内なのである。

・中古ECのビジネスモデルの基本は委託で、スレッドアップも例外ではない。ユーザーは発送用のキットをスレッドアップに注文し、売れなかった場合の選択肢として寄付するか送料有料で戻すかを選び、アイテムをパッケージに入れて宅配で返送、スレッドアップが送られてきたアイテムに売価を付けてサイトに掲載し、売れたら手数料を引かれた売上金が支払われる。つまりスレッドアップは在庫を持たないのである。

・これがそのまま提携企業に適用される、つまり入り口としてのサイトには提携企業の名称が付いているのだが、プロセスはすべてスレッドアップが行うのだ。受注し、フルフィルメントし、発送するという一連の作業はすべてスレッドアップとなる。

・違うのはマーチャンダイジングである。ターゲットとパックサンの双方共に自社PB(プライベートブランド)を中心とした品ぞろえとなっているのだが、他社ブランドのアソートメントは異なっている。おそらく両社の対象顧客層に沿って選択していると推測するのだが、たぶんこれがRaaSとしてのノウハウの一つということになるのだろう。

・トレードイン(下取り)用の宅配キットはサイトに注文用のページがあるのだが、これもスレッドアップのプロセスで、キットの発送も下取りの送り先もスレッドアップである。対象アイテムは提携企業のブランドに限定していないので、要するにスレッドアップを利用するのと同じということになる。

・パックサンのサイトからキットを要求しアイテムを送り、売れると売り上げはパックサンでの買い物で利用できるデジタルギフト券として支払われる。つまり販促用途に利用されているのである。執筆時点でターゲットのサイトにはトレードインがないのだが、まだテスト段階なのでこれから追加されるのだろう。

・ちなみにウォルマート(WALMART)は20年にスレットアップと提携しているが、マーケットプレイスのサードパーティーセラーとしての契約で、ターゲットやパックサンのようにサイトが独立しておらずウォルマートのサイト内に溶け込んでいる。試しに検索窓に例えば「Luis Vuiton」と打ち込んでみると良いが、低価格を売り物とするウォルマートで通常の商品と同じように高級バッグが表示されるのは新鮮なものがあるだろう。

 スポーツ用品チェーン最大手のディックス・スポーティンググッズ(DICKS SPORTING GOODS)はアウトドアギア専門の中古EC企業のアウト&バック(OUTO&BACK)と提携し、店舗で下取りをする実験を開始している。リーバイス((LEVI'S))やH&Mなど自前のシステムで参入する企業も増えている。

サーキュラーエコノミーが背中を押す

 昨年公開されたマッキンゼーのレポートによると、今後10年間に中古市場は毎年10~15%程度伸びていくと予測されている。スレッドアップ自らがスポンサーした調査レポートはこれから4年以内に770億ドル市場になるとしている。

 アパレル業界ではサーキュラーエコノミーという表現が使われ、中古の活用もこのサーキュラーの一環である。エコ意識の高まりが後押ししているのだが、とりわけアメリカでは中古をクールと見なす若年層が増えているのもその背景にある。私もティーエージャーの娘たちが中古ECでブランドアイテムを普通の買い物の延長で買って着ているのを見て、これはトレンドとして来ているなと感じたものだ。

 唯一の懸念材料はプロパー市場が食われるカニバリズムだが、もはや後戻りはできないだろう。どこまで伸びるのかが今後の焦点である。

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