英発ジュエラー「グラフ」が六本木ヒルズでポップアップストアを開催 4億円相当のジュエリーも

 英発ジュエラー「グラフ(GRAFF)」は7月6〜10日、六本木ヒルズ ヒルサイド2階 ヒルズカフェ / スペースでポップアップストアを開催する。テーマは“イングリッシュガーデン”。

 会場入り口には花々が咲き誇るフォトスポットがあり、花畑のような会場内で最新作の“ ザ グラフ ワイルドフラワー(以下、ワイルドフラワー)”やアイコンの“ザ グラフ バタフライ(以下、バタフライ)”のジュエリーを展示販売する。また、日本初入荷のハイジュエリーや人気のソリテールリングなどもあり、見どころは、4億円相当のピンクダイヤモンドを施したブローチだ。

 “ワイルドフラワー”が税込71万円〜、“バタフライ”が68万5000円〜とエントリー価格帯のものから、ハイジュエリーまで豊富にそろう。これらコレクションの購入者には、オリジナルプレゼントがある(数量限定)。

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「シュプリーム」×「ヴァンズ」× ネイト・ロウマンのトリプルコラボスニーカーが発売

 「シュプリーム(SUPREME)」は、「ヴァンズ(VANS)」と、アメリカ・ニューヨークを拠点に活動する現代アーティストのネイト・ロウマン(Nate Lowman)とのトリプルコラボレーションスニーカーを7月9日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。価格は非公開。

 スニーカーのベースには、2020年に死去したスケーターのジェフ・グロッソ(Jeff Grosso)のシグネチャーモデル“スケート グロッソ ミッド(SKATE GROSSO MID)”を採用した。アッパーはプレミアムスエードとキャンバスを組み合わせ、ロウマンのアイコニックな銃弾痕のグラフィックを随所にあしらっている。カラーはブラックとホワイト、レッドを用意する。

 「シュプリーム」とロウマンは、2000年代からタッグを組み続けており、今年3月にはコラボコレクションを発表していた。

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「シュプリーム」×「ヴァンズ」× ネイト・ロウマンのトリプルコラボスニーカーが発売

 「シュプリーム(SUPREME)」は、「ヴァンズ(VANS)」と、アメリカ・ニューヨークを拠点に活動する現代アーティストのネイト・ロウマン(Nate Lowman)とのトリプルコラボレーションスニーカーを7月9日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。価格は非公開。

 スニーカーのベースには、2020年に死去したスケーターのジェフ・グロッソ(Jeff Grosso)のシグネチャーモデル“スケート グロッソ ミッド(SKATE GROSSO MID)”を採用した。アッパーはプレミアムスエードとキャンバスを組み合わせ、ロウマンのアイコニックな銃弾痕のグラフィックを随所にあしらっている。カラーはブラックとホワイト、レッドを用意する。

 「シュプリーム」とロウマンは、2000年代からタッグを組み続けており、今年3月にはコラボコレクションを発表していた。

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「ホカ」が渋谷と丸の内に期間限定店 ロードからトレイルまで

 デッカーズジャパンは、スポーツシューズ「ホカ(HOKA)」の期間限定店を東京・渋谷と丸の内に開いた。同ブランドがアウトレットモール以外にブランド単独店を設けるのは初めて。潜在的な顧客との接点を作り、将来の常設店の出店につなげる。

 7月1日に渋谷のミヤシタパーク1階に開いた店舗は、9月25日まで約3カ月間営業する。明治通り沿いの好立地で、若い世代やファッションに関心の高い人たちにアピールする。店内を一般的なランニング向けの“ロード”、自然の山野を走る“トレイル”の2つの空間に分け、商品を紹介するとともにブランドの世界観を表現する。

 7月2日に丸の内の仲通りに開いた店舗は、来年6月末までの約1年間営業する。“ロード”“トレイル”の両ラインをそろえるが、皇居に近い立地を踏まえて特にランナー向けの商品やサービスを充実させる。小型ロッカーを9台を設けており、ランニングステーションとしても利用できる。

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伊「カルツェドニア」からクロシェ編みの水着 幾何学パターンとカラフルさで魅せる

 イタリアブランドの「カルツェドニア(CALZEDONIA)」は、クロシェ編みの水着を発売した。ビキニトップ(8129円税込、以下同)からミニスカート(8129円)、サマードレス(1万8989円)までラインアップし、幾何学的パターンとカラフルさが特徴だ。

 「カルツェドニア」は、1986年にレッグウエアブランドとして創業した。

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「コムドット」のリーダー、やまとの新刊「アイドル 2.0」が登場 初版が15万部に決定

 講談社は8月1日、人気ユーチューバーグループ“コムドット”のリーダー、やまと氏の新刊「アイドル 2.0」(税込1650円)を発売する。情報解禁直後から4日連続でアマゾンの書籍ランキングで1位をとるなど話題となり、初版15万部が決定した。

 「コムドットは売れるべくして売れた」というやまと氏の言葉を証明する1章“コムドットが売れた17の理由”のほか、先陣を切ってユーチューブ業界を進み続ける同氏が緻密に分析する2章“令和のユーチューブ論争”。事務所を立ち上げ、経営者としても手腕を発揮する中で貫く哲学を語る3章“鈴木大飛のリーダー論”、SNS社会で切っても切り離せないスキルを提案する4章“鈴木大飛のセルフブランディング論”で構成している。

 特に3と4章では“何故あなたがリーダーなのか”“新入社員の条件”“何故今セルフブランディングが必要か”“セルフブランディングの方法”などビジネス的な内容を深掘りしているので、“令和のビジネス書”としても要注目だ。

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Z世代のリアルな環境意識を議論 日本プロフェッショナル販売員協会が勉強会開催

 一般社団法人日本プロフェッショナル販売員協会(以下、JASPA)はこのほど、サステナビリティをテーマとした定例勉強会の第4回を開催した。今回はZ世代の環境意識への理解を深めることを目的に、学生団体Rethink Fashion Waseda(以下、ReF)のメンバー8人と「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクターの向千鶴をゲストスピーカーに迎えた。JASPA会員企業のLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)やロレアル(L’OREAL)、大丸松坂屋百貨店、オンワードホールディングスなど11社から約120人がオンラインで参加した。

 ReFは、早稲田大学国際教養学部に所属する学生が立ち上げ、主にサステナブルファッションにまつわる情報発信を行う団体。現在はさまざまな大学から約65人が参加する。勉強会では事前に会員企業から募った質問を元に、山内秀樹パルグループホールディングス顧問がファシリテーターとなり、彼女たちの消費行動や企業に求めることなどについて議論した。

 ReFのメンバーを対象に実施したアンケートでは、「大量生産大量廃棄」「マイクロプラスチック汚染」「人種問題」「ジェンダー平等」「児童労働」などが特に関心が高い項目として上がった。一方で、詳しく知らない項目としては「パーム油と森林破壊」「綿花栽培の水使用」「染色汚水」「産地高齢化」「文化の盗用」が上がった。

 ReFのメンバーが服を購入するときには、「ファストファッションブランドは購入しない」「リサイクル可能な素材を選ぶ」「長く着られるものを選ぶ」といった点を意識しているという。メンバーは、「サステナブルファッションへの取り組み方は十人十色だ。サステナブルは、デザインや素材などと同様にあくまで選ぶ基準の1つでしかない」と強調した。一方で、ファストファッションを楽しむ同世代も多く、「自分たちはマイノリティーだと感じる。“意識高い系”と壁を作られてしまうことが悩みだ」という。

 また買い物に出かけた際に、店頭の販売スタッフがサステナビリティという言葉を知らずに驚いたことや、気になったサステナブル商品がワンシーズンで終わっていたといった経験についても語った。「“サステナブル”をうたいながらも具体的に何がサステナブルかについて記載がない商品もある。“サステナブル”という言葉をトレンドとして使っている商品には違和感がある」と意見した。サステナブル素材を使った商品は相対的に値段が高い傾向にあるが、「私たちも投資だと思って購入しているので、企業も同じようにコストを吸収する努力をしてほしい。その企業努力を公開することで良いアピールになると思う」と話した。

 活動のモチベーションについて聞かれると、「私たちの住まいである地球を守るためだ。気候変動がこのまま進行すれば、飢餓や気温上昇など自分たちの生命を脅かすことになる。みんなが自分ごと化して取り組むべき課題だと思う。企業はビジョンを掲げるだけで終わらず、具体的な数値目標を設定して取り組んでほしい」とメッセージを投げた。

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「アディダス」×「マリメッコ」のコラボ最新作 “ウルトラブースト 22”などを発売

 「アディダス(ADIDAS)」は7月6日、フィンランドブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」とのコラボ最新作を発売した。スニーカー“ウルトラブースト 22”が2万3000円(税込、以下同)、ジャケットが2万4200円などで、前作同様、一部にリサイクル素材を用いる。販路は「アディダス」の直営店と公式オンラインショップ、「アディダス」取り扱い店舗の一部など。

 最新作に用いる「マリメッコ」のプリントは“女性の体”が着想源。「女性特有のシルエットや動きを讃えたもの」で、スポーツの種類に応じて使い分ける。

 「アディダス」×「マリメッコ」のコラボレーションは4回目。

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「シャネル」2022-23年秋冬オートクチュール・コレクション

 「シャネル(CHANEL)」が2022-23年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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AGA治療薬のオンライン処方サービス「ノーフェイト」がパートナー募集を開始

 AGA治療薬をオンラインで処方するサービスを行う「ノーフェイト(NOFATE)」は、サービスの拡大を目指し、美容院やサロンなどを中心にパートナーの募集を開始した。年内に500店舗を目指す。

 同社は2021年にAGA治療薬をオンラインで処方するサービスの提供を開始した。LINEを使用することで、オンライン診療の予約から決済、発送までワンストップで完結できる。医師による診察や処方、医薬品管理は提携クリニックで行い、AGA治療薬をユーザーへ提供する。

 今回募集を開始したパートナーは、髪の悩みと密接な美容院を中心にパートナーシップを結び、薄毛の悩みを持つ消費者に「ノーフェイト」のサービスを紹介する取り組みだ。また、薄毛を理由とした店舗の離反率の低減や、薄毛を予防、改善することで幅広いデザイン提案、ヘッドスパなどの頭皮改善に関するサービスの提供で顧客単価を向上させる効果も期待しているという。現在は約70店舗と提携しており、美容院のほかに男性社員を多く抱える営業会社、飲食店なども加入している。水野和樹代表取締役は、「年内で提携パートナーを500店舗に増やし、1万ユーザーの獲得を目指す。中長期的にはAGA治療薬の提供のみならず、男性美容全般でサービス提供できるように拡充していく予定だ」とコメントした。

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「アーカー」が新クリエイティブ・ディレクターによる新作発売 全アイテムがそろう限定店も

 ジュエリーブランドの「アーカー(AHKAH)」は、英国人デザイナーのケイティ・ヒリヤー(Katie Hillier)をクリエイティブ・ディレクターに迎え、昨年6月にジュエリーライン“アーカー シグネチャー(AHKAH signature)”を立ち上げた。同ラインは、ヒリヤーが得意とするモダンでウイットに富んだデザインと、「アーカー」が長年築き上げてきた繊細な感性を融合させたクリエイションで、ブランドに新風を吹き込んでいる。セカンドシーズンとなる今季は、新たなアイコンシリーズ“シャンデリア(chandelier)”を発表。既存シリーズの新作も多数発売し、充実したラインアップをそろえる。7月13〜26日には、同コレクションの全アイテムがそろうポップアップを銀座三越 本館1階 ザ ・ステージで開催する。

日常の美しさを
ジュエリーに昇華させた
“アーカー シグネチャー”

 “アーカー シグネチャー”のテーマは、“finding beauty”だ。「アーカー」の原点である“日常生活の中で親しみやすく、着けやすいジュエリー”というコンセプトに、ヒリヤーは自然や部屋の中のオブジェ、部屋から見える風景など、“身の周りにある美しさに気づく”という視点を加え、ふと目を向けた先に光る美しさを洗練されたジュエリーで表現している。同コレクションの世界観を伝えるイメージムービーには、モデルの高橋ララを起用。“シャンデリア”や既存シリーズ“エレメンツ(elements)”などの新作を身に着け、フレッシュな魅力を見せている。

ダイヤモンド一つ一つが
揺れてきらめく
今季のアイコン“シャンデリア”

 “シャンデリア”は、その名の通り、美しい光と影で空間を彩るシャンデリアから着想を得てデザインした。アシンメトリーにあしらったダイヤモンドの連なりが動くたびにしなやかに揺れ、繊細かつ力強い印象も与える。石座の側面に開けた小さな穴から光を取り込むことで、ダイヤモンドの輝きがいっそう引き立ち、シャンデリアのようなロマンチックなきらめきを生み出している。そのスタイリッシュで上品なディテールは、年代問わず身に着けられるジュエリーとして、今季のアイコンとなるシリーズだ。ネックレスやピアス、イヤーカフなど、全14型で展開。

イエロー×ホワイトゴールドが
織り成す
モダンなサークル

 “エレメンツ”は、暮らしの中にあるオブジェの組み合わせが着想源。イエローゴールドと、ダイヤモンドのアクセントが効いたホワイトゴールドのフープが重なり合うデザインが特徴だ。異なる色味のコンビネーションが存在感を放ち、コンテンポラリーな大人の遊び心を感じさせる。今季はピアス、イヤーカフ、リングの3点の新作が登場した。

“アーカー シグネチャー”の
全アイテムがそろう
期間限定ショップ

 新作の発売を記念し、銀座三越 本館1階のザ・ステージで“アーカー シグネチャー”の全アイテムが並ぶポップアップショップを7月13日から26日までの期間限定で開催する。“シャンデリア”の限定商品や、カラフルなストーンチャームとジュエリーパーツを自由にカスタマイズして“自分だけの特別”を探す楽しさを味わえる、“スキャッタードトレジャーズ”シリーズも販売。限定チャームも用意する。また期間中は、職人による刻印サービスも実施。対象商品の購入者には、スペシャルギフトを数量限定でプレゼントする。

※表示価格は全て2022年7月6日時点の税込です
問い合わせ先
アーカー
https://www.instagram.com/ahkah_official/

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「ニューバランス」のバスケットボールシューズ“TWO WXY V2”から新色が発売

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は7月6日、バスケットボールシューズの“トゥーウェイ ブイツー(TWO WXY V2)”から新色の“チョークボード”を発売した。価格は1万6500円(税込)で、公式オンラインストアと「ニューバランス」取り扱い店舗で販売する。

 “トゥーウェイ ブイツー”はバスケットボールコートでの急加速、急停止、ピボット、高衝撃の着地に対応するため、“フューエルセル”ミッドソールなど、最新のランニングモデルから転用したクッショニングテクノロジーを搭載するのが特徴だ。

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伊ファッション企業147社の23年春夏の新作が一堂に 「第60回モーダ・イタリア展」「第70回シューズ・フロム・イタリー展」開幕

 イタリアファッションの合同展示会「第60回モーダ・イタリア展」と「第70回シューズ・フロム・イタリー展」が7日までベルサール渋谷ガーデンで開催中だ。両展を合わせて147社のアパレル、レザーグッズ、シューズを扱うイタリア企業が出展。日本のビジネス関係者に向けて2023年春夏の新作コレクションを披露している。来場希望者は会場入り口での受付で入場可能だ。

 コロナ禍は収束していないものの、今回はイタリアから関係者10人が来日。直接の商談が復活した。「バーチャルではなく、対面が重要。見るだけでなく、商品に触ることが大事だ」と駐日イタリア大使館のステファノ・ストゥッチ(Stefano Stucci)一等参事官。イタリアの全輸出カテゴリーの中でファッションは20%を占め、トップだという。「ファッション分野は、20年はコロナ禍の影響を大きく受け、21年は少し回復が見られた。22年1〜3月期は前年同期比20%増と明るい兆しが見えている。クオリティーの高いイタリアの製品を日本市場にさらに広めたい」。

 ブースごとに商品を展示することに加え、会場では日本人スタイリストが、出展アイテムの中から日本市場に向けてスタイリングを行い、モデルシューティングも実施。イタリア大使館貿易促進部の公式インスタグラムに随時アップするなど、広く開催とイタリアブランドの魅力を発信している。

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「カルティエ」限定“トリニティ”の全貌 キャンペーンムービーに宇多田ヒカル登場

 「カルティエ(CARTIER)」は7月7日、「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーとの対話から生まれた限定コレクション“カルティエ トリニティ フォー チトセ アベ オブ サカイ(以下、トリニティ フォー チトセ アベ)”を発売する。その発売を祝い、同日には表参道にポップアップストアをオープン。さらに6日には歌手の宇多田ヒカルを起用したフォト&ムービーを特設サイトで公開した。

  限定コレクション“トリニティ フォー チトセ アベ”は、日本で世界先行発売。その後、パリやロンドン、ニューヨーク、ソウルなどの大都市で今後発売予定だ。

キャンペーンムービーに
宇多田ヒカルと児玉裕一

 「カルティエ」と阿部が監修した“トリニティ フォー チトセ アベ”のキャンペーンムービーには、日本を代表する世界的アーティストの宇多田ヒカルと映像ディレクターの児玉裕一が選ばれた。

 阿部のビジョンであり、今回のコレクションのテーマでもある“安心と裏切りのバランス“、クラシックで普遍的な“トリニティ”のDNA(=安心)は残しながらも、一度解体して新たなものに再構築した(=裏切り)絶秒なバランスは、キャンペーンムービーの中でも描かれている。空間に現れる3つの光のリングは、宇多田の身体に絡み合っていくように接近。彼女が光を迎え入れるように手を伸ばすと、新しく構築された“トリニティ”が実体化される。宇多田ヒカルによる「Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り-」の楽曲と革新的なライティングの空間で、普遍的なデザインを持つ「カルティエ」のアイコン、“トリニティ”が進化する演出を楽しみたい。

 キャンペーンムービーは、表参道のポップアップで展開するほか、限定コレクションのスペシャルサイトでも見ることができる。宇多田ヒカルの特別インタビューのほか、「カルティエ」の公式LINEアカウントのお友達限定でメイキングムービーも公開中だ。

表参道交差点のポップアップを
手がけたのは建築家の藤本壮介

 表参道にオープンするポップアップは、限定コレクション“トリニティ フォー チトセ アベ”のすべてを取り揃える。建築家の藤本壮介氏による空間も、阿部のビジョンであるクラシカルなものを解体して再構築する発想に基づき、“安心と裏切り”や“相反する価値観”を体現。東京の中で最も忙しい交差点の1つに森を設け、自然と人工、内部と外部、都市と森、現実と夢、自分と他者、伝統と未来などが溶け合う空間を創出した。“トリニティ フォー チトセ アベ”の本質を全身で感じることができる。

 ショップのオープンに際しては、仮囲いの壁面に「カルティエ」を象徴する赤いマグネット3000枚を敷き詰めた。通行人が“トリニティ フォー チトセ アベ”の全容を知ることができるQRコード付きのマグネットを持ち帰ると、壁面にも限定コレクションの詳細が現れた。遊び心溢れる演出でローンチへの高揚感をかき立てた。

3色の色彩はそのままに
“トリニティ”が大変身

 “トリニティ フォー チトセ アベ”は、リング2モデルとブレスレット、ネックレス、シングルイヤリング、そしてシングルイヤリングとしてもリングとしても使える万能なピースの全6種。 ホワイトとイエロー、ピンクゴールドの3色のリングからなる色彩はそのままに、フォルムやカーブ、そして身につける位置、機能を大きく変えた。着用者の創意工夫を掻き立てる特徴は、アイデア次第で千変万化する「サカイ」のコレクションに通じる。

 “トリニティ”は、1924年にルイ・カルティエ(Louis Cartier)がデザイン。ピンクとイエロー、ホワイトゴールドの3つのリングが絡み合うデザインが特徴だ。「カルティエ」のアイコンは、芸術家のジャン・コクトー(Jean Cocteau)を始め、多くの人々に愛され今に至っている。阿部は「“トリニティ”に込められた“愛” “友情”“忠誠”という原則は、とても大切」と話している。

「みんな知っている“トリニティ”を
見たことない永遠にする自信があった」

 “トリニティ フォー チトセ アベ”について、阿部デザイナーとシリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエ・インターナショナル プレジデント兼最高経営責任者(CEO)に話を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):2人の出会いは、いつ頃?そして限定コレクションはどうやって生まれた?

阿部千登勢デザイナー兼ファウンダー(以下、阿部デザイナー):数年前、ファッションショーの後にパリで私からアプローチしました。「一緒に何かできないか?」と申し出たんです。

シリル・ヴィニュロン=カルティエ インターナショナル プレジデント兼最高経営責任者(CEO)(以下、シリルCEO):「カルティエ」が大好きな千登勢に、「自分のために、スペシャルなコレクションを作ってみたら?」と提案しました。千登勢は、クラシックという概念を覆して、常に時を超越したファッションを生み出しています。どんな洋服も、いつ身につけても、時代を感じさせません。そしてベーシックから想像を膨らませているのに、スタイルはいつも「とても違う」。そんな彼女のために生まれる“トリニティ”を見たかったのです。

阿部デザイナー:私のための“トリニティ”なんて、なんだか少し恥ずかしいです。でも誰かと仕事をするときは、「自分が楽しいこと」「私が欲しいものを生み出せること」を重要視しています。アイデアを形にできるチームワークもすばらしかったし、「カルティエ」やシリルさんとの対話は、本当に楽しかった。理想的な協業でした。

WWD:「カルティエ」の数あるアイコニックなジュエリーから、“トリニティ”を選んだ理由は?正直“トリニティ”は、すでに完成されたデザインだと思うが。

阿部デザイナー:“トリニティ”は、誰もが知っている存在です。そして「サカイ」も、みんなが知っているニットやジャケットを、見たことのない“永遠のもの“にしています。私には、みんなが知っている“トリニティ”を、見たことがない、でも永遠のものにできる自信みたいなものがありました。個人的にも“トリニティ”は初めて買った「カルティエ」のジュエリー。みんなが「一度は通る道」だと思います。そんな存在に新しい解釈を加え、新たなものとして作り上げる。それは、本当に光栄なことでした。

シリルCEO:1924年の誕生から間もなく100周年を迎える“トリニティ”は、ピンクとイエロー、そしてホワイトゴールドが愛と友情、忠誠を表しています。3つのゴールド、そして3つの想いのコンビネーションで成り立つ“トリニティ”は、ニットやジャージー、布地を組み合わせる「サカイ」のコレクションに通じるのでは?と考えました。硬質的な3つの素材を流動的に、そして大胆に解体・再構築するのは、とても千登勢らしい。ほら「サカイ」のコレクションも、タフなミリタリースタイルを解体・再構築して、柔らかさを手に入れているでしょう?

WWD:“トリニティ フォー チトセ アベ”のデザインアプローチは、「サカイ」の洋服と違う?

阿部デザイナー:アプローチは、変わりません。全ては、バランスが大事だと思っています。融合するスタイルのバランス、組み合わせる素材のバランスはもちろん、私は仕事とプライベートのバランスも意識してコレクションを生み出しています。それは、今回の限定コレクションでも変わりません。

シリルCEO:「カルティエ」にとっては、チャレンジもありました。指や首などに用いるジュエリーには強度と着け心地の双方で、さまざまな制限が存在します。デザイナーの想いをジュエリーとして仕立てあげるには、ジュエラーとしての知識と技術が必要でした。

WWD:“トリニティ フォー チトセ アベ”で再び“トリニティ”にスポットライトを当てる試みは、近年時計の“パンテール”や“サントス”“タンク”などの名品にフォーカスする戦略に通じている?

シリルCEO:全く逆のアプローチです。時計は、「カルティエ」のアイコンを今日最もふさわしい形に変更することで、未来に継承しようとしています。例えば“サントス”は、マスキュリンな大きさばかりでしたが、今の時代にふさわしいサイズも世に送り出しました。私の新しい“サントス”は娘に取られてしまいましたが、こうやって女性にも、そして若い世代にも受け継がれることで、“サントス”は未来に残るのです。一方の“トリニティ フォー チトセ アベ”は、シンプルなアイコンの魂を受け継ぎ、スペシャルにするもの。千登勢の力を借りて、新たなクリエイティブを生み出すことに挑戦したのです。全く違う試みですが、こうしたチャレンジスピリットもまた、“トリニティ”や「カルティエ」を未来に繋ぐものだと信じています。

INFORMATION
■CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai ポップアップストア

場所:表参道交差点(東京都港区南青山5-1-1):
期間:7月7〜25日
営業時間:11:00〜19:00
入場無料

PHOTOS:CARTIER、
SHOJI UCHIDA ©CARTIER、
DAICI ANO ©CARTIER、
TSUKASA NAKAGAWA
問い合わせ先
カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-301-757

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BTSも着用する韓国「アナッシング」が日本発のオンラインセレクトショップ「60%」で販売開始

 BTSのジョングク(JUNG KOOK)らがミュージックビデオやライブで着用して人気の韓国ブランド「アナッシング(A NOTHING)」が、アジア10カ国から700以上のストリートブランドを集める日本発のオンラインセレクトショップ「60%(シックスティーパーセント)」で夏アイテムの販売を開始した。

 価格はTシャツが6897円(税込、以下同)、シャツが1万164円、パンツが1万164円など。

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繊維商社が業界をリードするべき! 「今週の特集お届け隊」2022年7月4日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年7月4日号からの抜粋です)

横山:今回の表紙では繊維商社全8社のサンプルや自社ブランド製品を組み合わせて撮影するという試みに挑戦しました。「繊維商社はアパレルに密接に関わっている」というのを表現したくて。バラバラの服を1つのビジュアルに落とし込むのはすごく難易度が高かったですが、クリエイターの力でいいものができました。

村上:横山さんの繊維商社への愛を感じます。取材では何が印象に残りました?

横山:MNインターファッションの木原伸一社長の「日本のアパレル産業はこの30年間、ずっと安い生産地を求め価格を下げることしかしてこなかった。しかし、ファッションは付加価値産業。物価高を産業全体の構造改革のきっかけにしたい」というコメントが印象深かったです。また、ユニクロの秋冬物の値上げ発表は歓迎の声も多かった一方、「本当は今年の春夏物もコストは上がっていた」という本音もありました。

村上:これまでのアパレルメーカー優位という関係性は変わりそうでしょうか?

横山:産業全体で供給過多なので、繊維商社も合従連衡が進んでいます。これまでは過当競争で価格を抑えてきましたが、このコロナ禍で限界です。「採算割れの取引はしない」となってきています。

村上:そうあるべきだと思います。

横山:小売企業が過去最高益なのに、そのサプライヤーが赤字では健全と言えません。トヨタのように仕入れ先と一緒に共存共栄できる仕組みが今後は必要だと思いました。

村上:繊維商社は今、新しいことに果敢にチャレンジしている印象を受けます。最新事情に勉強熱心だし、積極的ですよ。

横山:とにかくフットワークが軽いんです。あるスタートアップ企業の社長が言っていましたが、リリースを出すと、最初に営業に来るのは繊維商社だそうです。このコロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進みましたが、逆にいうと、商社もこれまで受注を取ることばかりに注力してしまっていた。産業全体のバランスを考えると、資金力もあって優秀な人材を抱える商社が業界をリードしてもいいはず。繊維商社が変われば、業界は間違いなく活性化するので期待しています。

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