ブリアナ・ギガンテのポップアップストアを伊勢丹新宿店が開催 全8点のアイテムを発売

 伊勢丹新宿本店はポールダンサーでYouTuberのブリアナ・ギガンテ(Briana Gigante)とコラボしたポップアップストアを8月10日に開く。今回のコラボレーションでは、Tシャツ(6930円、税込以下同)やフーディー(1万4960円)、ハンドスプレー(3575円)などの全8点のアイテムが登場し、店頭と伊勢丹のオンラインギフトサイト、ムードマーク バイ イセタンで販売する。また、オンラインでの購入者にはポストカードなどの特典をプレゼントする。

 ブリアナ・ギガンテは、自称アメリカ・ニュージャージー州在住のショーガール。2020年3月からYouTubeを始め、SNS上で注目を集める。

■Briana Gigante at ISETAN ~やはり、世界でいちばん私がカワイイ展。~
会期:8月10〜16日
場所:伊勢丹新宿店 本館2階 センターパーク/ステージ♯2
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14-1

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リアルとオンラインの2つを評価、令和版カリスマ販売員2022年版 グランプリらTOP3の接客術を詳細レポート

 バニッシュスタンダードは8月4日、スタッフの売上げを可視化し評価をサポートするアプリ「スタッフスタート」で活躍する“日本一の令和のカリスマ販売員”を決めるコンテスト「スタッフ・オブ・ザ・イヤー2022」を行った。サービスの利用がウエディングやインテリア、フードなど1700ブランドに広がる中で、今回参加したアパレルの店頭スタッフ1300ブランド・8万人の頂点に立ちグランプリを獲得したのは、ビームス(BEAMS)の恵比寿店(アトレ恵比寿内)に務めるHeg.(ヘグ)さんだ。準グランプリはバロックジャパンリミテッドの「ロデオクラウンズ ワイドボール(RODEO CROWNS WIDE BOWL)」のイオンモール京都桂川店の谷口麻美さん、3位は同じくバロックの「マウジー(MOUSSY)」新宿ルミネエスト店の村元七虹さん、4位はアイア「ココディール(COCO DEAL)」ルミネ新宿LUMINE2店の内山綾夕さん、5位はオンワード樫山「23区」大和富山店のAYANOさんだった。

 「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」は昨年に続く2回目の開催。SNSのフォロワー数やオンライン投票など、4月から3カ月間行った予備審査を勝ち上がったファイナリスト16人が、ウィズ原宿ホールに集結。第1次審査ではLINE LIVEを通じた2分間の「ライブ接客」、第2次審査では上位10人が、「相席スタート」の山﨑ケイと、販売員ネタを行うこともある「スパイク」の松浦志穂と小川暖奈がお客様役を務めた4分間の「接客ロールプレイング」、第3次審査では上位7人が自身の販売員としての矜持や想いを語る90秒の「自己PR」を披露した。審査員はパリコレモデルを務めたこともあるタレントのアンミカ、ファッションエディターでスタイリストの大草直子、販売コンサルタント・販売キャスターの橋本和恵、「セリーヌ」「アルマーニ」「プラダ」「ティファニー」で店長やリージョナルディレクターなどを経験した店舗運営スペシャリストの秋山恵倭子が務めた。MCには弘中綾香アナウンサーを起用した。

 グランプリを獲得したビームスのHeg.さんは、1次審査で「コロナ禍だが皆様とつながれてうれしい」とライブ接客をスタート。「今日、原宿は雷雨の予報」だとしてマネキンに着せ付けていた「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)』の防水ポンチョを自らさっと羽織り、身長159センチメートルであることや、ベージュとブラックの2色展開であること、「持つとバナナ1本分ぐらいの軽さで、畳むとこれくらいになる」とポケッタブルに収納された商品を披露。「メンズもいけます」「2万6000円なので、カップルでシェアすれば1人1万3000円」と、サイズ感やカラーバリエーション、着用雰囲気、価格などの情報をコンパクトに網羅。コメント欄の質問に答えるだけでなく、「オンラインで試着予約もしていただける」「『ビームス』『ヘグ』と検索するとブログも読んでいただける」「直接聞きたいときにはLINEで質問してください」と次につながるインフォメーションも行い、1次審査をトップで通過。

 2次審査は「スパイク」の小川暖奈を相手に、天気の話から世間話に移りそうなところを、「買い物日和ということで」とうまく関心を商品に誘導。「『ビームスボーイ』へのご来店は初めてですか?」と尋ねたうえで、シックな装いで“来店”した小川に、バーベキューと海に行く予定であることや、カジュアルなスタイルに挑戦してみたいという、シュエーションや気持ちを傾聴。「アウトドア系の服は『ビームスボーイ』は大得意」であることを伝えたうえで、一緒にいくのは女友だちであり、アパレルで働いている子もいるので対抗するような感じでとの注文も引き出した。ここから、Tシャツとデニムを進めながら、「ちょっとアクティブな印象が強めな服。ちょっとギャップ大きそうだけれど、挑戦できそう?」と尋ねたり、ヒールを履いてきた小川に対して、「スポーツサンダルを一番オススメしたいが、少しキレイ目にもお使えいただけるように」と白のコンバースのハイカットのスニーカーを紹介。洋服と合わせた小川は「買います、これ」と即答。さらに、「キレイ目なおお客様だからこそ。虫よけ、日よけが大切なので、さらっと羽織るなど、いろいろな使い方ができる」と、柄物の大判スカーフをコーディネートで提案。「デニムの裾を2センチメートルだけロールアップ」することで、友達にもオシャレと思われと思うということや、ちょっとのアクションだけれども、「素肌や足首が見えて、ほっそり見える」「(このスタイリングなら)ヒールやバレエシューズに合わせてもよい」とさらに提案を行い、小川から2度目の「買います」という言葉をあっさりと引き出すことに成功した。

 最終審査の自己紹介では、「人生のモットーは、何事も全力で楽しむこと。接客という形で伝えられるのが楽しい。店頭に立つことが大好きだった私が、コロナ禍で接客できなくなったときに、お客様と一緒に楽しみたいと思った。逆境の中でも距離を感じさせない親身な接客、お客様が自信を持って購入できるようなデジタル接客をコロナ禍で身に着けることができた。この大会に挑戦したいと好奇心だけで応募し、楽しむという姿勢に賛同してくれたお客様やビームスの皆さんにたくさん背中を押してもらった。何事も全力で楽しむがモットーの私は、大会のすべてを誰よりも楽しんできた自信がある。この大会を通して、成長して、まだもう少しだけ続きそうなコロナ禍でも接客を楽しい経験にしてほしい。店頭でもオンラインでもお待ちしています」と締めくくった。

 グランプリの受賞スピーチでは「今日まで応援していただきありがとうございました。スピーチで楽しい楽しいと申し上げたが、今日でこの楽しさが終わってしまうのは少しさみしいが、この大会を通じて私の接客も成長できた。ビームスには私以上に素晴らしいスタッフがたくさんいる。(LINEでライブを見ている)お客様も会場にいる皆様も、明日からも楽しみに来店いただければ。『デジタル接客』ということはコロナ禍でたくさん使われてきた言葉だと思うが、店頭にいる私たちがデジタル接客するからこそ伝えられるものが必ずあると思っている。私はこれからも店頭で皆様のご来店をお待ちしております」と語り、拍手喝采を浴びた。

 準グランプリの「ロデオクラウンズ ワイドボール」の谷口さんは発表の瞬間、天を仰いだ。胸に去来したのは、2位に選ばれた達成感か、グランプリを逃した悔しさだったのか。谷口さんはライブ接客を誰よりもハイテンションでスタート。「こちらのデニムのオールインワンです」とアイテムを紹介した後、早速コメント欄の「カワイイ」を見つけて「カワイイ、出てきた。ありがとうございます」と視聴者とコミュニケ-ション。さらにオールインワンについて「私がイチからプロデュースさせていただいた。こだわりが詰まっている。オールインワンは作業着、男性っぽいイメージがあると思われるが、アクセサリーがあると女性らしくなる」と着こなしを説明。さらに、裾が切りっぱなしであることや、柔らかい素材であること、とても軽いことなどを説明し、「おトイレ問題があると思うが、楽に行っていただける」ことや、「1年を通してきていただける」こと、秋や冬にかけて、スウェットやニットなどアウターを合わせるとよいことなどを説明。最後に、価格が9800円で、「1年を通してきていただけるので、1カ月825円!」とお得感を打ち出した。

 接客ロープレでは「相席スタート」の山崎ケイの「社員旅行に行く。気になっている人がいる。ギャップがある女性が好き。会社ではカッチリしているが、せっかくなのでギャップを見せたい」という要望を引き出すと、大胆な黄色のワイドパンツを提案。派手に見えるがグレーがベースなので使いやすいことや、触ってもらって軽くて柔らかいことを体感してもらったうえで、合わせにロゴTをススメて、前だけインする着こなしや、大人っぽいけどカジュアルで、希望のギャップ見えがかなうことなどを伝えた。

 自己PRでは「すごく臆病者で、負けるのも嫌で、これまでロープレ大会やコンテストは避けてきた。そんな私だけれど、販売を始めて16年、絶対に避けてこなかったのが、どんなときにもお客様を楽しませられる販売員であるということ。今回挑戦したのは、一歩踏み出せなかった方の背中を押せる力になったり、笑顔で元気を届けたいという想いから。弱いところもカッコ悪いところも全て本当の私で、ありのままの姿を見せたいと思えるようになった。3人の母親でもあり、娘たちは今年19歳と18歳になった。これからこの2人も悩み、つまずくこともあると思う。そんな娘たちにも、私の挑戦する背中を見せたいと思った。これから大人になっていく中で、今しかできない時間を大切にして自分らしく生きて行ってほしいとママは思っています。最終審査の舞台に立てているのは、バロックで出会った仲間たちや家族、そしていつも全力で応援してくださるお客様たちのおかげです。何にも代えられない私の財産です。たくさんの応援ありがとうございました」と結んだ。

 3位の「マウジー」の村元さんは、ライブ接客で「サステナブルな時代に沿った、環境にやさしいシリーズ」を紹介。何でも聞いてほしいと視聴者に質問を促しつつ、「こちらの素材、何からできているかわかりますか?ペットボトルのリサイクル素材からできている。もう一つのビックリするポイントは、撥水加工を施しているので、水をかけると弾くこと」と実際に霧吹きで水をかけて撥水効果を披露。時折激しく雨が降る中で、「今日の東京のお守りのようなパンツ」と紹介した。さらに、着回しについての質問に対して、「私が着ているオールインワンとまったく同じパンツ」であり、本人はベアトップのサロペット風に着こなす一方で、マネキンのようにドローストリングするとワークパンツように着られること、毎日の自分の気分に合わせて様々な着こなしができることなどをアピール。イエローとブラックの2つというカラー展開と、自身の伸長が161センチメートルであることまで告げて終了の合図が鳴った。

 自己紹介では、「去年、『スタッフ・オブ・ザ・イヤー』2021を会場で見ていた。その時、考え方が180度変わって人生が変わったと思っている。もともと販売員として店頭に立っているときに、プレスになりたいという夢があり、そこに行くための過程でしかないと思っていた。なので、人の気持ちよりも、決められた予算のことだけを考えて、ただただやりがいを感じずに接客していた。そんな中で『スタッフ・オブ・ザ・イヤー』が開催され、一番お世話になっている先輩の田中梨花(なとりか)さんが準グランプリを獲り、販売員(に大切なの)は人間力だ、お客様とスタッフというありふれた関係ではなく、(接客・販売は)人と人との出会いだと教えてもらった。私は何億分の一の確立で出会った目の前の人が幸せになるように、その時間に自分がやれることを全てやるべきだと思って店頭に立っている。目の前の人のことをお客様とは正直呼びたくないぐらいの出会いだと思っている。10年後、20年後もその人の人生に寄り添っていけるような、そんな人間になりたいと思いながら店頭に立っています。こんな気持ちにさせてくれたのも、去年会場に連れてきてくれたエリアマネジャーや前の店長など、今までたくさんの方にいろいろな経験をさせていただいてきたからこそ、ここまで来て、こうやって(想いを)伝えられているんだと、改めて感じることができた。本当に自分だけの力ではない。感謝の気持ちでいっぱいだ。バックステージにいるときにも、たくさんのDMやコメントが鳴りやまず。冷酷な人間だった私を変えてくれた皆さんも、応援してくれているお客様も、すべて私の宝物です。本当にこの大会は私を変えてくれたと思っています。だからこそ、私は今ここに立って、同じように思っている販売員の人たちを変えていきたい。変えてくれてありがとう。販売員は素晴らしいと思う。胸を張って私は販売員だと言える。ありがとうございました」と、販売員の仕事に対する意識の変化やリスペクトを率直な言葉で表現した。

 受賞者へのトロフィーのプレゼンテータ―として登壇したのは、重松理ユナイテッドアローズ名誉会長だ。「販売員の地位向上を目標にビジネスを行ってきた。デジタル接客など形は変わっても、その想いをつないでくれていることに感動した」と自己PRを聞きながら、思わず涙をぬぐっていた。Heg.さんがグランプリを獲ったビームスの遠藤恵司副社長は「彼女はママさんでもあり、ロールモデルになってもらいたい人物。接客も話す内容も完璧だった。ビームスらしい人物がグランプリを獲ってくれて嬉しい」と涙ぐんだ。

 小野里寧晃(やすあき)代表取締役は「昨年開催して好評だったため、2022を開催させていただく運びになった。『スタッフ・オブ・ザ・イヤー』をプロデュースするサービス『スタッフスタート』は、店舗のスタッフがECサイトやSNSを通じてオンライン接客が実現でき、企業がスタッフを評価ができる仕組みを提供している。ついに今、1700ブランド、13万人のスタッフに使っていただくサービスに成長している。年間330万回のオンライン接客をお客さまに提供し、経由売上高は1380億円に成長した。最も売る販売員は1カ月で1億円以上、年間10億円以上のスタッフまで登場している。都内だけでなく、地方店や郊外店のスタッフが輝ける場をつくってきた。オンライン接客を通じて販売員を評価する文化もつくってきた。店舗での評価だけでなく、SNSでの評価をつくれてきたのは嬉しいこと。導入企業の7割が何かしらの評価するようになり、好事例としてオンライン接客経由の売り上げの7%をインセンティブとして付与する会社もでてきている。販売員の素晴らしい人間性や技術、アパレルが好きな想いが、世の中にもっと広がり、もっとお客様がつく、未来の販売員が増えることが大切だと思っている。激戦の中を勝ち抜いてきた16人が想いを持ってここに立って競い合う。この中から最もお客様やこの会場の皆さんを感動させ、応援され、愛されたスタッフが頂点に立つその瞬間を見届けたい。そして、令和のカリスマ店員として1年間讃えたい」と開催に込める想いを説明した。

 さらに、「『スタッフスタート』はスタッフを主役にさせようとつくったサービス。パズルのようなロゴの意味は、企業とお客様、店舗とECをつなぎ合わせる最後のピースはスタッフさんだと思っているから。だから、ロゴの真ん中にスタッフの『S』を置いている。一緒にスタッフを主役にし、好きな仕事をずっと続けて行けるように応援できればこれ以上嬉しいことはない」と語った。

 賞金・体験はグランプリには300万円相当、準グランプリには50万円相当、3位には50万円相当、4位には30万円相当、5位には20万円相当と副賞として「バイマ」で使える20万円分のポイントが贈られた。5人は渋谷のスクランブルスクエア周辺にある街頭広告出演権も獲得した。

 なお、「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」は来年もパワーアップして開催したいと小野里社長。アパレルだけでなく、サービス業なども含めて、どのような形で審査や大会運営を行うのか、検討していく。

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「ニューバランス」が 2009年の名作を復刻 ランニングシューズ“1906”をアップデート

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ランニングシューズの新モデル“1906R”を8月12日に発売する。公式オンラインストア、直営店と一部店舗で取り扱う。オンラインストアでは抽選申し込みを8月8日まで行なっている。

 同モデルは、2009年に発売され、同ブランドが創業した年を冠した“1906”をアップデートしたもの。ランニングシューズの名作と呼ばれたオリジナルをベースに、より高い衝撃吸収性と反撥性のソールやサポート性の高い素材を使用したサドル部分など最新のテクノロジーで再構築した。オリジナルのカラーを再現した“シルバー”(税込1万6500円)と“グレー/インディゴ”(税込1万9800円)の2色を用意する。

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「ルイ・ヴィトン」からメタリックコーティングが特徴の花柄キャンバスバッグ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、“LV ガーデン”カプセルコレクションから新作バッグを発売した。価格は25万6300円(税込)〜。

 メタリックコーティングを施したキャンバス地に花を描写したデザインで、背景にはブランドのシグネチャーであるモノグラム・パターンをあしらう。

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「スターバックス」が全国14エリアで地域限定のグラスやマグカップを発売 各地の伝統技術にフォーカス

 「スターバックス」は、地域とのつながりを大切にする目的で始めたプロジェクト“ジモト メイド シリーズ(JIMOTO made Series)”の一環で、全国の伝統技術によって生まれたグラスやマグなどをその地元の店舗限定で発売する。対象となるのは14エリアで、東京都墨田区では江戸切子職人による“アイスコーヒーグラス”(3万8500円、税込以下同)、福岡県筑前エリアではコーヒーアロママグ(5280円)、岐阜県飛騨高山市ではウッドマグ(6490円)を取り扱う。価格は2090円〜3万8500円。

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「シロ」が人気のルームフレグランスをリニューアル 詰め替え用リキッドとスティック、容器を別売りのエシカル消費

 コスメブランド「シロ(SHIRO)」はこのほど、“ルームフレグランス”を“フレグランスディフューザー”に名称変更し、詰め替え用リキッドとスティック、容器を別々に販売していく。すでに全国の直営店舗では試用期間としてスタートしており、9月1日からブランドのオンラインストアと全国の直営店舗で発売を開始する。また、このタイミングに合わせてブランド初のアーティストコラボも実施。第1弾は草木染めを用いたアート作家の山本愛子氏とコラボして、手提げ袋を作成した。

 創業当初から、エシカルな信念に基づくもの作りを続けている「シロ」。人気の“ルームフレグランス”も、より長く使い続けられる仕様にしたいと今回のリニューアルを実施した。“フレグランスディフューザー”の詰め替え用リキッド“フレグランスディフューザーリキッド”(300mL、スティック10本付きで税込5720円)は、リサイクルプラスチック100%からなる廃プラスチック容器を使用。1本で約3カ月分使用できる。“フレグランスディフューザー”用のスティック“フレグランスディフューザースティック”(10本、同770円)は、以前よりも香が広がるよう改良した。専用容器の“フレグランスディフューザーグラスベース”(同4180円)は以前に比べて大きく仕様変更し、ブランドのフレグランスを楽しむのはもちろん、小物入れや花瓶など個々のライフスタイルに合わせて活用できる。

 また、「シロ」では地球環境の負荷軽減を図るため4月1日から手提げ袋を有料化している。しかし「有料であっても手に取り、大切にしたいと思える手提げ袋を作ることが必要」だと考え、アート作家の山本氏とコラボして手提げ袋を作成。リニューアルする“サボン”“ホワイトリリー”の香りから着想を得て、ブランドの製品に使用しているカレンデュラやヨモギなども染料に用いて2点の作品を制作した。“コラボレーションショッパー”(各サイズ同110円)は9月1日からオンラインストア、全国の直営店舗で提供を開始する。

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ジェニファー・ロペスが「ディオール」のブレスレット“ボワ ドゥ ローズ”を着用

 「ディオール(DIOR)」のピンクゴールド製ブレスレット“ボワ ドゥ ローズ”を着用した歌手・俳優のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)が、パリのルーヴル美術館近くのレストランで撮影された。

 この日のロペスは、花柄のニットにダメージ感のあるジーンズという上下ネイビーのカジュアルな装い。シンプル過ぎないのは、ネイビーと相性の良いゴールド系アクセサリーのアシストのおかげだ。ニットの前面を軽くタックインして見せたベルト、薄色レンズのティアドロップ型サングラス、時計と、カラーを“ボワ ドゥ ローズ”とリンクさせている。

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ジェニファー・ロペスが「ディオール」のブレスレット“ボワ ドゥ ローズ”を着用

 「ディオール(DIOR)」のピンクゴールド製ブレスレット“ボワ ドゥ ローズ”を着用した歌手・俳優のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)が、パリのルーヴル美術館近くのレストランで撮影された。

 この日のロペスは、花柄のニットにダメージ感のあるジーンズという上下ネイビーのカジュアルな装い。シンプル過ぎないのは、ネイビーと相性の良いゴールド系アクセサリーのアシストのおかげだ。ニットの前面を軽くタックインして見せたベルト、薄色レンズのティアドロップ型サングラス、時計と、カラーを“ボワ ドゥ ローズ”とリンクさせている。

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ジェニファー・ロペスが「ディオール」のブレスレット“ボワ ドゥ ローズ”を着用

 「ディオール(DIOR)」のピンクゴールド製ブレスレット“ボワ ドゥ ローズ”を着用した歌手・俳優のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)が、パリのルーヴル美術館近くのレストランで撮影された。

 この日のロペスは、花柄のニットにダメージ感のあるジーンズという上下ネイビーのカジュアルな装い。シンプル過ぎないのは、ネイビーと相性の良いゴールド系アクセサリーのアシストのおかげだ。ニットの前面を軽くタックインして見せたベルト、薄色レンズのティアドロップ型サングラス、時計と、カラーを“ボワ ドゥ ローズ”とリンクさせている。

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「ア ベイシング エイプ®」×メディコム・トイ×カリモク家具の“ベアブリック”型“ベビーマイロ”

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は8⽉6⽇、ホビー会社のメディコム・トイ、カリモク家具とトリプルコラボした“ベアブリック(BE@RBRICK)”を発売する。

 “ベアブリック”はメディコム・トイによるクマ型フィギュアで、ここに「ア ベイシング エイプ®」のアイコンである“ベビーマイロ(BABY MILO)”の要素と、カリモク家具の技術を加えた商品だ。全⾼約280mmの⽊製で、価格は28万6000円(税込)。

 さまざまな色合いの⽊材をミルフィーユ状に重ねたデザインが特徴で、カリモク家具の職⼈が⼀点ずつハンドメードする。

 「ア ベイシング エイプ®」とメディコム・トイの公式オンラインストア、メディコム・トイの店舗、セレクトショップのツージー(2G)で販売する。

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「ニューバランス」がスニーカー“RC30”の新色を発表 全3色を用意

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、スニーカー“RC30”の新色を発表した。価格は税込1万2980円で、レッドとカーキ、ブラックの3色を用意。既にレッドとカーキは販売中で、ブラックのみ8月12日に発売し、「ニューバランス」の公式オンラインストアや直営店などで取り扱う。

 “RC30”は、「ニューバランス」のランニングシューズのアーカイブに着想したスリムでクラシックなシルエットのライフスタイル向けモデルだ。ライニング部分は、1970年代のパフォーマンスシューズに用いられていた履き口の形状と幅広なバインディングテープを取り入れ、アウトソールに60年に登場したニューバランスの“トラックスター(TRACKSTER)”を彷ふつとさせるグリップ性に優れた曲線的な波型のリップルソールを搭載し、アッパーサイドには角に丸みを持たせたビッグ“N”ロゴを配している。

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「ワイズ」と「ニューエラ」が2022-23年秋冬シーズンのコラボコレクションを発売

 ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y’S)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボレーションした2022-23年秋冬コレクションを8月11日に発売する。「ワイズ」の公式オンラインストアと直営店および「ニューエラ」の一部店舗でも取り扱う。

 今シーズンは、コラボコレクションでは初めての展開となるポンポン付きのニット帽と定番キャップ“ナインサーティー(9THIRTY)”、バケットハットの3型のヘッドウエアと、フーディーとロングスリーブTシャツの2型のアパレル、そしてキャップを模したキーホルダーの全6型を用意する。どれも「ワイズ」のロゴを刺しゅうやプリントで配し、ブラックを基調としながらネイビーやダークグリーン、ベージュ、ラスティピンクのカラーで提案する。価格はニット帽が税込9900円、“ナインサーティー”が同9350円、バケットハットが同9900円、フーディーが同2万5300円、ロングスリーブTシャツが同1万7600円、キーホルダーが同3300円だ。

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ゆりやんレトリィバァと佐藤晴美が「ピーチ・ジョン」の“ナイスバディ”シリーズの新作を着こなす

 「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は人気の“ナイスバディ”シリーズの新作“ナイスバディブラアンティークフラワー”を発売した。価格は3900円(税込、以下同)。カラーはブルーとピンク、ブラックの3色を、サイズはA〜Fカップをそろえる。また、ブラと上下でコーディネートできるショーツ(1800円)とソング(1800円)も同時発売した。

 新作を着こなしたのは、ブランドミューズの佐藤晴美とゆりやんレトリィバァ。公式サイトでは二人が登場するスペシャルムービーを公開した。公式インスタグラムではオフショットも順次公開予定だという。

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「カルティエ」の職業体験がキッザニア東京で 銀座ブティックで学べるチャンスも

 「カルティエ(CARTIER)」は、3〜15歳の職業・社会体験施設であるキッザニア東京に「ジュエリーアトリエ」パビリオンを9月6〜26日の期間限定でオープンする。

 パビリオンは実際のブティックと同じインテリアを採用し、明るい空間に仕上げた。ジュエリーデザイナーとして「石」の種類や特徴、歴史について学び、ネックレスを描いたデッサン画をもとに、色付けや装飾を加えて作品を完成させる。ジュエリーの歴史や伝統についての知識も深め、「カルティエ」のモノづくりに触れることができる。定員は各回5人で対象年齢は3〜15歳、所要時間は約30分だ。

 また、パビリオンを体験した子どもたちから選ばれた小学4年生以上の約10人を対象に、11月にカルティエ 銀座ブティックで接客マナーなどを学ぶ、仕事体験を提供するという。

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「ペッレ モルビダ」がブランド10周年 干場義雅コラボのゴルフアイテム発売

 ウエニ貿易の「ペッレ モルビダ(PELLE MORBIDA)」はこのほど、ブランド誕生10周年を迎え、アニバーサリー企画第1弾として、同ブランドのディレクターを務める干場義雅とのコラボレーションアイテムを発売した。

 コラボでは、“ゴルフ”をテーマにキャディバッグ(税込8万6900円)からボストンバッグ(同5万9400円)、ポーチ(同2万5300円)、カートバッグ(同2万7500円)まで、幅広いアイテムを用意した。同氏は「ゴルフだからといって急にウエアやギアを派手にしたりするのではなく、普段、都会生活のなかで身につけている自分のスタイルをそのままゴルフ場に持ち込みたいと考えました」と話し、シンプルなモノトーンのカラーでそろえた。

 「ペッレ モルビダ」は、優雅な船旅に持って行きたくなるようなバッグをコンセプトに、2012年7月に誕生した。ブランド名は、イタリア語で“柔らかな肌(革)”を意味する。

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「ペッレ モルビダ」がブランド10周年 干場義雅コラボのゴルフアイテム発売

 ウエニ貿易の「ペッレ モルビダ(PELLE MORBIDA)」はこのほど、ブランド誕生10周年を迎え、アニバーサリー企画第1弾として、同ブランドのディレクターを務める干場義雅とのコラボレーションアイテムを発売した。

 コラボでは、“ゴルフ”をテーマにキャディバッグ(税込8万6900円)からボストンバッグ(同5万9400円)、ポーチ(同2万5300円)、カートバッグ(同2万7500円)まで、幅広いアイテムを用意した。同氏は「ゴルフだからといって急にウエアやギアを派手にしたりするのではなく、普段、都会生活のなかで身につけている自分のスタイルをそのままゴルフ場に持ち込みたいと考えました」と話し、シンプルなモノトーンのカラーでそろえた。

 「ペッレ モルビダ」は、優雅な船旅に持って行きたくなるようなバッグをコンセプトに、2012年7月に誕生した。ブランド名は、イタリア語で“柔らかな肌(革)”を意味する。

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「ルイ・ヴィトン」の親会社、22年上半期は28%増収 傘下ブランドは3〜7%の値上げ

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の2022年1~6月期決算は、売上高が前年同期比28.1%増の367億2900万ユーロ(約4兆9584億円)、営業利益は同33.4%増の101億2700億ユーロ(約1兆3671億円)、純利益は同23.2%増の65億3200ユーロ(約8818億円)だった。

 部門別の売上高では、主要事業のファッション・レザーグッズ部門が同30.8%増の181億3600万ユーロ(約2兆4483億円)と引き続き好調だった。スターブランドの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ディオール(DIOR)」に加えて、「フェンディ(FENDI)」「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」も成長が著しく、業績に貢献した。

 ジャン・ジャック・ギヨニー(Jean-Jacques Guiony)最高財務責任者(CFO)によれば、ほとんどのブランドがインフレ対策として上半期に3~7%の値上げを行ったという。同氏は、「価格改定による顧客からのマイナスの反応は特にない。現時点では下半期にさらなる改定をする予定はないが、様子を見たいと考えている」とアナリスト向けの説明会でコメントした。

 「ブルガリ(BVLGARI)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」などの人気ブランドを抱えるウオッチ&ジュエリー部門は同22.0%増の49億900万ユーロ(約6627億円)、香水&コスメティクス部門は同19.6%増の36億1800万ユーロ(約4884億円)、ワイン&スピリッツ部門は同22.9%増の33億2700万ユーロ(約4491億円)といずれも2ケタ成長だった。免税店のDFSや化粧品のセレクトショップ、セフォラ(SEPHORA)などを運営するセレクティブ・リテール部門は、観光客が戻りつつあることが寄与し、同30.3%増の66億3000万ユーロ(約8950億円)となった。

 現在、世界ではロシアによるウクライナへの軍事侵攻、中国での再ロックダウン、サプライチェーンの混乱、インフレや景気後退の懸念など、地政学上および経済上の先行き不透明感が続いている。ギヨニーCFOは、「そうした難しい環境下においても素晴らしい業績を上げられたことをうれしく思う。これは多様なブランドを世界中でバランスよく展開するという、当社の優れた戦略の賜物だ。もちろん外的ショックによる影響を全く受けないわけではないが、悪条件の中でも手を尽くし、より強い企業としてそこから立ち上がる力があると確信している。今後についても悲観はしていない」と述べた。

 ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者は、「全ての部門が貢献してくれたおかげで、素晴らしい上半期となった。下半期も確固たる自信を持って事業を進めていくが、地政学上および(コロナ禍という)健康上の懸念を鑑み、引き続き慎重かつ迅速に物事に対応し、ラグジュアリー分野のリーダーとしてのポジションをさらに強化していく」と語った。

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「ビー アンド ビー イタリア 東京」で別荘にぴったりなアウトドア家具のイベントが開催 緑豊かな店内とテラスでアペリティーボも提供

 イタリア発高級家具ブランド「ビー アンド ビー イタリア(B&B ITALIA以下、B&B)」は東京・外苑前の店舗で、8月30日までアウトドア家具のイベントを開催中だ。「B&B」といえば、「ブルガリ ホテル」をはじめとするラグジュアリーホテルや世界中の邸宅の内装で知られるブランド。このイベントは、同ブランドのアウトドアコレクション販売15周年を記念したもので、新作アウトドア家具“パブロ アウトドア”のほか、コレクションを成功に導いたバラエティー豊かなアウトドア家具をそろえる。

 観葉植物が至るところに施され、小鳥の鳴き声が涼やかな店内には、チークなどの木材を用いたシックなものからカラフルな柄のデイベッドなど、さまざまなテイストのアウトドアアイテムが置かれており、リゾート感満載だ。現代アート作家である渡部未乃の作品も展示されている。

 屋外に設置されたテラス席は、「ブルガリ ホテル ミラノ」の中庭のようだ。夕方には、店内やテラスでイタリアならではのアペリティーボ(食前酒)を提供。世界で一番飲まれているといわれるカンパリベースのイタリアンカクテル“ネグロニ”をナッツやチーズなどと共に用意する(11日まで。無料)。アウトドア人気が高まるこの頃。気軽にラグジュアリーなアウトドア体験をするには絶好のチャンスだ。

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「ルイ・ヴィトン」からカラフル&ポップな全6色のペイント缶バッグ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ペイント缶をモチーフにした全6色のカラフルなバッグ“LV・ペイント カン”を発売した。サイズは13.5×17cmで、価格は34万2100円(税込)だ。

 メタル製のハンドルやふたを開けた内側の着色など、故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターが唱えた“BOYHOOD IDEOLOGY(ボーイフッド・イデオロギー、純粋な少年の感性で世界を見るという考え方)”を体現した遊び心あふれるディテールが特徴だ。

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大丸松坂屋が「バーチャルマーケット」に4度目の出展 社員やアルバイトによるリアルタイム接客に挑戦

 大丸松坂屋百貨店は、8月13〜28日に開催のVRイベント「バーチャルマーケット 2022 Summer」に仮想店舗「バーチャル大丸・松坂屋」を出展する。同社の出展は今回が4度目。企業出展会場「パラリアル ニューヨーク」に重厚感のある店舗を構え、「しろくまアイス」や「虹色ラムネ」「盛岡冷麺」などを3Dモデルやバーチャルカタログで紹介。ごちそうグルメ600点以上を取りそろえて販売する。

 出展の狙いについて加藤俊樹取締役兼常務執行役員営業本部長は「売り上げはコロナ前の19年実績に近いところまで回復しているが、客数がなかなか戻ってこない。その一方で、カードホルダーでアプリも登録しているお客さまの買い上げ額は増えている。デジタルを介して私たちがお客さまに能動的に情報を伝えていくことが大事だ。ツールとしてVRに可能性を感じている。アプリの会員やカードホルダーになってもらうためのきっかけにもしていきたい」と語った。

 これまでも圧倒的な数の食品をそろえてきたが、今回はそこでリアルタイム接客を行い、コミュニケーションを促進する。本社ギフト企画運営担当の田中直毅やTikTokで6万人近いフォロワーを抱える“お菓子食べすぎ会社員”の野崎瑞穂がアバターで来場者を迎えるほか、一般からメタバース接客アンバサダー15人をアルバイト採用。会場内でリアルタイム接客を提供する。「これまでの出展から人と人とのつながりにポテンシャルを感じている。コミュニケーションの場としておもてなしをしたい。かつての百貨店を思い出したり、魅力を再発見してほしい」と田中氏は語る。

 ほかにも「バーチャル大丸・松坂屋」の入り口で配られる風船を受け取ると、大丸松坂屋百貨店の歴史を紹介するパネルが次々と現れる中、屋上まで飛ぶことができるギミックや、屋上に遊具やビアサーバも用意。TikTok動画を撮影したり、お茶会も開催するという。

 PC版VRChat内会場のほか、VRゴーグル“メタ クエスト2”でも体験可能。アプリレスでスマホでも体験できるブラウザ会場では、夏祭りの屋台をイメージした空間で食品を販売する。

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ポイ捨てがピアスに  “ハイヒールたば子”誕生のきっかけは地元のごみ拾いだった【海の危機、私たちはどう動く?】

 ポイ捨てタバコに人形の靴を履かせたピアス、その名も“ハイヒールたば子”。ウィットにとんだこのアクセサリーを制作したのは、アーティスト、カナコネヅ(KanakoNezzz)だ。地元の川で拾ったプラスチック片やポイ捨てたばこなどを素材にアクセサリーを制作・販売している。きっかけはコロナ下で仲間と始めたごみ拾いだという。

WWDJAPAN(以下、WWD):ブランド名の「境ジュエル(SAKAI JEWEL)」は、東京と神奈川の境を流れる境川に由来しているそうですが、活動のきっかけは?

カナコネヅ(以下、カナコ):近所の境川にゴミが落ちていることはずっと気になっていたけどなかなか一歩が踏み出せなかった。コロナが広がり始めた2020年3月に仲間と飲みながら環境問題を話すなかで「やろうか」となりました。タップダンスを教えていた私はコロナで仕事がなくなり、お金に余裕はないけど時間はあったから。毎朝6時から1時間、川の中でもソーシャルディスタンスをとって拾い始めたらせせらぎの音が気持ち良くて。しかもごみを拾っていると周囲から感謝されて「これは仕事になる」と思いました。

WWD:仕事になるとは?

カナコ:なるというか、する、でしょうか。私たちが拾っていることに気がついて応援してくれる人が増えました。中には「終わったら休憩してね」と、「コメダ珈琲」の回数券くれる方もいてこれは“投げ銭”だな、と。ボランディア精神だけでは続きにくい、でも、ごみ拾いをお金に換えられるなら継続できると考え「アースクロスオーバー」というチームを3人で作り、アクセサリー制作などの活動を始めました。

WWD:デザインは独学?

カナコ:「ユーチューブ」や「ピンタレスト」を見ながらの独学です。学生の頃から古着を材料にミシンを使ってリメイクするのが好きでした。3人兄弟で小遣いが少ないから欲しいものを見つけると「どうやって買おう」ではなく「どうやって作ろう」と考える習慣がついていて。古着という材料は無限にあり、発想次第で欲しいものが作れるから楽しいです。

WWD:それでアクセサリーのパーツとして、境川で拾ったごみを使い始めたと。

カナコ:そうです。川には陶器やガラスの破片が多いですね。雨で増水しているときは町田駅周辺など街でも拾いますが、街にはたばこのポイ捨てが多い。ポイ捨てシリーズのアクセサリーは、タバコの周囲に樹脂を少し塗っては乾かすことを繰り返し固め、人形の靴を履かせました。捨てた人の元へ帰ってね、という意味も込めて。

“2050”リングに込めた海への思い

WWD:どんな反響を得られた?

カナコ:ポイ捨てに関しては「おもしろい」と言ってもらったり、「人が吸っていたものは嫌」だったりとさまざまです。

WWD:リングの「2050」が意味することとは。

カナコ:境川は江ノ島辺りで相模湾へ流れ込みます。茅ヶ崎へビーチクリーンに行ったとき「2050年には海中のプラスチックの量が魚の量を超えるかもしれない」と聞き、そうなる前にアクションを起こそう、とういメッセージを込めました。

WWD:リングの中では男性カップルがキスをしていますね。

カナコ:そうですね。境川の名前でもある“ボーダー”はいろいろな意味があります。LGBTQ、世代、障がい、人種、信仰、人間と人間以外の動物など身近なボーダーを考え、差別をなくすきっかけになったら嬉しいです。

WWD:ごみ拾いは今も続いている?

カナコ:タップダンスの先生、グラフィックデザイナー、そして夜はスナックで働きながら続けています。ただ、最近ごみ拾いに参加する人が増えて、ごみが減ってきました。

WWD:それはすごい。飲み会から始まった輪が広がっている。

カナコ:はい、最近は「アースクロスオーバー」の活動が広がり、企業さんから「廃棄花を活用できないか?」といった相談を受けたりしています。

WWD:オンラインストアのほか、「エシカルコンビニ」などへの卸販売も始めている。アクセサリーを通じて伝えたいことは?

カナコ:この先も美しい地球であってほしい、そのために今を大切に生きる。それがボーダーレスという行動につながってゆくと思う。「境ジュエル」をきっかけに地球で起こっていることに関心が集まったら嬉しいです。


【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付けています。


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ポイ捨てがピアスに  “ハイヒールたば子”誕生のきっかけは地元のごみ拾いだった【海の危機、私たちはどう動く?】

 ポイ捨てタバコに人形の靴を履かせたピアス、その名も“ハイヒールたば子”。ウィットにとんだこのアクセサリーを制作したのは、アーティスト、カナコネヅ(KanakoNezzz)だ。地元の川で拾ったプラスチック片やポイ捨てたばこなどを素材にアクセサリーを制作・販売している。きっかけはコロナ下で仲間と始めたごみ拾いだという。

WWDJAPAN(以下、WWD):ブランド名の「境ジュエル(SAKAI JEWEL)」は、東京と神奈川の境を流れる境川に由来しているそうですが、活動のきっかけは?

カナコネヅ(以下、カナコ):近所の境川にゴミが落ちていることはずっと気になっていたけどなかなか一歩が踏み出せなかった。コロナが広がり始めた2020年3月に仲間と飲みながら環境問題を話すなかで「やろうか」となりました。タップダンスを教えていた私はコロナで仕事がなくなり、お金に余裕はないけど時間はあったから。毎朝6時から1時間、川の中でもソーシャルディスタンスをとって拾い始めたらせせらぎの音が気持ち良くて。しかもごみを拾っていると周囲から感謝されて「これは仕事になる」と思いました。

WWD:仕事になるとは?

カナコ:なるというか、する、でしょうか。私たちが拾っていることに気がついて応援してくれる人が増えました。中には「終わったら休憩してね」と、「コメダ珈琲」の回数券くれる方もいてこれは“投げ銭”だな、と。ボランディア精神だけでは続きにくい、でも、ごみ拾いをお金に換えられるなら継続できると考え「アースクロスオーバー」というチームを3人で作り、アクセサリー制作などの活動を始めました。

WWD:デザインは独学?

カナコ:「ユーチューブ」や「ピンタレスト」を見ながらの独学です。学生の頃から古着を材料にミシンを使ってリメイクするのが好きでした。3人兄弟で小遣いが少ないから欲しいものを見つけると「どうやって買おう」ではなく「どうやって作ろう」と考える習慣がついていて。古着という材料は無限にあり、発想次第で欲しいものが作れるから楽しいです。

WWD:それでアクセサリーのパーツとして、境川で拾ったごみを使い始めたと。

カナコ:そうです。川には陶器やガラスの破片が多いですね。雨で増水しているときは町田駅周辺など街でも拾いますが、街にはたばこのポイ捨てが多い。ポイ捨てシリーズのアクセサリーは、タバコの周囲に樹脂を少し塗っては乾かすことを繰り返し固め、人形の靴を履かせました。捨てた人の元へ帰ってね、という意味も込めて。

“2050”リングに込めた海への思い

WWD:どんな反響を得られた?

カナコ:ポイ捨てに関しては「おもしろい」と言ってもらったり、「人が吸っていたものは嫌」だったりとさまざまです。

WWD:リングの「2050」が意味することとは。

カナコ:境川は江ノ島辺りで相模湾へ流れ込みます。茅ヶ崎へビーチクリーンに行ったとき「2050年には海中のプラスチックの量が魚の量を超えるかもしれない」と聞き、そうなる前にアクションを起こそう、とういメッセージを込めました。

WWD:リングの中では男性カップルがキスをしていますね。

カナコ:そうですね。境川の名前でもある“ボーダー”はいろいろな意味があります。LGBTQ、世代、障がい、人種、信仰、人間と人間以外の動物など身近なボーダーを考え、差別をなくすきっかけになったら嬉しいです。

WWD:ごみ拾いは今も続いている?

カナコ:タップダンスの先生、グラフィックデザイナー、そして夜はスナックで働きながら続けています。ただ、最近ごみ拾いに参加する人が増えて、ごみが減ってきました。

WWD:それはすごい。飲み会から始まった輪が広がっている。

カナコ:はい、最近は「アースクロスオーバー」の活動が広がり、企業さんから「廃棄花を活用できないか?」といった相談を受けたりしています。

WWD:オンラインストアのほか、「エシカルコンビニ」などへの卸販売も始めている。アクセサリーを通じて伝えたいことは?

カナコ:この先も美しい地球であってほしい、そのために今を大切に生きる。それがボーダーレスという行動につながってゆくと思う。「境ジュエル」をきっかけに地球で起こっていることに関心が集まったら嬉しいです。


【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付けています。


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