【2022年クリスマスコフレ】「アルマーニ ビューティ」がメイク&スキンケアを詰め込んだ豪華アドベントカレンダー 人気香水を主役にした限定セットも

 「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は、2022年のホリデーコレクションを10月14日から順次発売する。“MAKE A WISH, SPIN THE WHEEL(願いを込めて、ウィールを回して)”をテーマに、観覧車にインスピレーションを得た店頭ディスプレーやラッピングも登場する。

 同コレクションからは、メイクアップからスキンケア、フレグランスまでを詰め込んだ豪華なアドベントカレンダー(税込6万6000円)をはじめ、 “旅する女性”を表現した人気フレグランス“マイ ウェイ”を主役にした限定の“マイ ウェイ コフレ リップセット”(同1万4300円)、“マイ ウェイ コフレ”(同1万670円)を販売する。

 これらの他に、チークやハイライトとしても使えるリキッドカラーファンデーション“フルイドシアー”(4色、同4950円)、4つの限定色をそろえたリップスティック“リップ パワー”(4色、同5500円)、赤みのあるブラウンカラーを加えたアイシャドウ“アイ ティント”(1色、同4730円)も用意する。

 さらに、細やかなパールを配合したフレグランスも2種類ラインアップ。“アルマーニ プリヴェ ローズ ミラノソイエ ドゥ ナクレ”(100mL、同3万250円)は、バラの花びらの朝露を連想させるシプレーフローラルの香り。“アルマーニ プリヴェ ユーロン ナクレ”(100mL、同3万250円)は、ブラックティーとグリーンティーのコンビネーションにシトラスを加えたさわやかな香りが特徴だ。

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Tiktokで話題の「ラブボニート」が日本初出店 アトレ恵比寿でポップアップを開催

 東南アジアで成長中のシンガポール発ウィメンズウエアブランド「ラブボニート(LOVE,BONITO)」は8月17〜31日、日本初出店となるポップアップストアをアトレ恵比寿4階にオープンした。来日したディオーン・ソン(Dione Song)最高経営責任者は、「ポップアップストアの出店はブランドにとって大きな一歩だ。2週間の中で、日本の生活者のニーズをより深いレベルで理解し、新しいコミュニティーを築くきっかけを作りたい。アジア人女性のためにあるブランドの魅力を伝える機会となるはずだ」とコメントした。

 日本進出企業として「ラブボニート」がシンガポール政府からの支援を受けていることから、ピーター・タン(Peter Tan)駐日シンガポール大使もポップアップに駆けつけ、「日本とシンガポールは親密に関わりを深めており、この度『ラブボニート』が出店をかなえたのはとてもうれしいこと。シンガポールのほかのスタートアップ企業にとっても、日本市場への興味関心の高さを反映する良い前例となっていくだろう」と語った。

 「ラブ ボニート」は、2010年にシンガポールで誕生。現在、シンガポールのほかにマレーシアや香港、インドネシア、カンボジア、アメリカなどで販売しており、実店舗はフランチャイズを含め19店がある。日本には、18年2月にカカクコムからの出資を受けて進出。その後21年10月にアダストリアも資本参加し、日本公式サイトも開設した。22年4月にアダストリアの自社ブランドを集めたECモール「ドットエスティ(.st)」に出店、今回のポップアップストア出店と合わせて、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でも17日から取り扱いを開始した。

日本では昨年以来SNSマーケティングに力を入れているといい、特にTikTokで“モリーハイウエストストレートパンツ”(税込5980円)の紹介動画がヒットしている。「公式ECの訪問者数は22年年初から8月までで15倍に成長した」と岡田朋子ラブボニートジャパン社長は話す。今回のポップアップストアでは、同パンツのほかに、日本の客から反応がいいというオフィスシーン向け商品の品ぞろえを強化している。ポップアップストアは今後も積極的に出店し、ゆくゆくは日本での実店舗出店も目指す。

 ソンCEOはブランドを通して、「女性が自信を持って、自分の人生や夢に向かって挑戦する力を抱ける世界」を作ること目標に掲げる。女性のライフスタイルに寄り添ったアイテムや、アジアにルーツを持っていたり、アジア圏で生活をする女性のニーズに応えるデザインに特化する。日本にはファッションブランドが無数にあり、市場環境も厳しいが「日本には明確に女性のエンパワーメントを掲げるブランドは多くない。日本は女性リーダーも少ないし、『ラブ ボニート』の考え方を伝えていきたい」と話す。

 女性のエンパワーメントの一環として、ファッションを通したコミュニティーおよび環境の構築に注力しているといい、会員特典などを盛り込んだ“LB コミュニティー プラス(LB Community +)”と題したメンバーシッププログラムや、コラボや企画を通して社会貢献につなげる“LB クリエイト(LB Create)”などを運営するほか、自社SNSを通して起業家やインフルエンサーといった影響力のある女性にインタビューしてロールモデルとして発信する。“LB クリエイト”では米玩具メーカーのマテル(MATTEL)とコラボし、アジア人女性をモデルにしたバービー人形を開発。教育を通して社会で活躍する後押しを目標としている。

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Tiktokで話題の「ラブボニート」が日本初出店 アトレ恵比寿でポップアップを開催

 東南アジアで成長中のシンガポール発ウィメンズウエアブランド「ラブボニート(LOVE,BONITO)」は8月17〜31日、日本初出店となるポップアップストアをアトレ恵比寿4階にオープンした。来日したディオーン・ソン(Dione Song)最高経営責任者は、「ポップアップストアの出店はブランドにとって大きな一歩だ。2週間の中で、日本の生活者のニーズをより深いレベルで理解し、新しいコミュニティーを築くきっかけを作りたい。アジア人女性のためにあるブランドの魅力を伝える機会となるはずだ」とコメントした。

 日本進出企業として「ラブボニート」がシンガポール政府からの支援を受けていることから、ピーター・タン(Peter Tan)駐日シンガポール大使もポップアップに駆けつけ、「日本とシンガポールは親密に関わりを深めており、この度『ラブボニート』が出店をかなえたのはとてもうれしいこと。シンガポールのほかのスタートアップ企業にとっても、日本市場への興味関心の高さを反映する良い前例となっていくだろう」と語った。

 「ラブ ボニート」は、2010年にシンガポールで誕生。現在、シンガポールのほかにマレーシアや香港、インドネシア、カンボジア、アメリカなどで販売しており、実店舗はフランチャイズを含め19店がある。日本には、18年2月にカカクコムからの出資を受けて進出。その後21年10月にアダストリアも資本参加し、日本公式サイトも開設した。22年4月にアダストリアの自社ブランドを集めたECモール「ドットエスティ(.st)」に出店、今回のポップアップストア出店と合わせて、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でも17日から取り扱いを開始した。

日本では昨年以来SNSマーケティングに力を入れているといい、特にTikTokで“モリーハイウエストストレートパンツ”(税込5980円)の紹介動画がヒットしている。「公式ECの訪問者数は22年年初から8月までで15倍に成長した」と岡田朋子ラブボニートジャパン社長は話す。今回のポップアップストアでは、同パンツのほかに、日本の客から反応がいいというオフィスシーン向け商品の品ぞろえを強化している。ポップアップストアは今後も積極的に出店し、ゆくゆくは日本での実店舗出店も目指す。

 ソンCEOはブランドを通して、「女性が自信を持って、自分の人生や夢に向かって挑戦する力を抱ける世界」を作ること目標に掲げる。女性のライフスタイルに寄り添ったアイテムや、アジアにルーツを持っていたり、アジア圏で生活をする女性のニーズに応えるデザインに特化する。日本にはファッションブランドが無数にあり、市場環境も厳しいが「日本には明確に女性のエンパワーメントを掲げるブランドは多くない。日本は女性リーダーも少ないし、『ラブ ボニート』の考え方を伝えていきたい」と話す。

 女性のエンパワーメントの一環として、ファッションを通したコミュニティーおよび環境の構築に注力しているといい、会員特典などを盛り込んだ“LB コミュニティー プラス(LB Community +)”と題したメンバーシッププログラムや、コラボや企画を通して社会貢献につなげる“LB クリエイト(LB Create)”などを運営するほか、自社SNSを通して起業家やインフルエンサーといった影響力のある女性にインタビューしてロールモデルとして発信する。“LB クリエイト”では米玩具メーカーのマテル(MATTEL)とコラボし、アジア人女性をモデルにしたバービー人形を開発。教育を通して社会で活躍する後押しを目標としている。

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「リサージ」最高峰の化粧液が誕生 1本でシワ改善とシミ予防できる薬用シワ改善化粧液

 カネボウ化粧品のスキンケアブランド「リサージ(LISSAGE)」は8月20日、ロングセラー化粧液“スキンメインテナイザー”から最高峰の化粧液“スキンメインテナイザー DX”【医薬部外品】(全2種、各180mL、税込各1万1000円)を発売する。同製品は、シワ改善とシミ予防の効果を併せ持った薬用シワ改善化粧液。肌にハリと潤いを与えて明るい印象に導く。

 ブランド最高峰の“スキンメインテナイザー DX”は、有効成分ナイアシンアミドを配合し、シワを改善してメラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ。また、ブランドが30年以上続けてきたコラーゲン研究の集大成として保湿成分・コラーゲン成分SPを配合したほか、「肌になじみやすい微細な柔軟化成分」「水溶性成分」といったDXコンプレックスを含み、みずみずしく潤いのある肌に仕上がる。

 製品は肌タイプと好みの感触から選べる2種をそろえ、オイリー肌〜オイリードライ肌用のみずみずしくまろやかなテクスチャーのDX1、ノーマル肌〜ドライ肌用のしっとりまろやかなテクスチャーのDX2をラインアップする。

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クチュール技術で日常を彩る新ブランド「ガーウィン」 リカルド・ティッシが惚れ込んだ実力派デュオ

 デザイナーの長谷川照洋とウィング・ライ(Wing “Jianying” Lai)が手掛けるウィメンズブランド「ガーウィン(GURTWEIN)」が、2023年春夏シーズンに本格デビューする。2人は英ロンドンの名門、セントラル・セント・マーチンズ(CENTRAL SAINT MARTINS)で服作りを学び、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)率いる「ジバンシィ(GIVENCHY)」「バーバリー(BURBERRY)」で経験を積んだ実力派だ。ブランド名は2人の名前のアナグラムに由来する。ファーストシーズンは、9月のパリ・ファッション・ウイーク期間中に現地で展示会を行い、その後日本でも披露する予定だ。

 同ブランドは、マスキュリンなテーラリングをベースに、フリルやリボン、ドレープ、レースの切り替え、カットアウトなどでフェミニンにアレンジしたリアルクローズを提案する。ターゲットは、“活気にあふれ、成熟した女性たち”。「これまで服を作る中で、キャリアを築き、ポジティブに生きる素敵な女性にたくさん出会ってきた。彼女たちに、オフィスや街中で着用されて、日常を彩るような服を作りたかった」と長谷川デザイナーは語る。

 日本のものづくりを世界に発信する意味も込めて、国産の素材を使い、日本の工場で生産する。例えばシルクは、1700年代に着物を起源に誕生した老舗生地屋による素材を使い、テーラーリングは岡山にあるメンズオーダーメードの老舗工場に依頼した。「メンズのテーラリング特有の“硬さ”を出したくて。工場もウィメンズをやるのは初めてなのに、『新しいことに挑戦したい』と快諾してくれた。職人や産地の思いも世界に届けたい」。

 アイテムは、肩にフリルをあしらったジャケットやウエストにブランケットをドッキングさせたワイドスラックス、深いサイドスリットとフリルでアレンジしたクルーネックワンピース、無数のロングリボンで装飾したドレスなど全40型をそろえる。価格帯はブラウスが約5万~9万円、ジャケットが約12万円~19万円、コートが約23万円、パンツが約5万~9万円。

 エッジィなクリエイションと高額な価格帯から、長谷川デザイナーは「日本のウィメンズ市場にはマッチしないかもしれない」と話す。それでも挑戦するのは、ファッションの楽しさを届けたいからだ。「ロンドンに行った20歳のころ、ファッションはとてもワクワクするもので、デザイナーが輝いて見えた。あのころ洋服から感じた高揚感を、少しでも届けられたらうれしい」。

 長谷川デザイナーは高校卒業後、東京で建築・インテリアの専門学校を経て、20歳でセントラルセントマーチンズに入学。修士課程の卒業時には、LVMHプライズの学生部門「グラデュエード・プライズ」に選出され、賞金1万ユーロとともにリカルド・ティッシ率いる「ジバンシィ」で働く機会を獲得した。「ジバンシィ」でティッシに才能を認められると、メインコレクションからプレ・コレクション、オートクチュールまでを横断して手掛ける新設部署のディレクターを担当。18年にはティッシの移籍に伴って「バーバリー」に入り、前職と近いポジションでウィメンズウエアを手掛けた。20年、日本への帰国とともに独立し、パートナーのライとともに「ガーウィン」を設立した。

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AOKIホールディングス「捜査に全面協力」 元役員と執行役員3人の逮捕を受けてコメント

 AOKIホールディングスは18日、東京五輪・パラリンピックの公式服装をめぐる贈収賄疑惑で元役員や執行役員が東京地検に逮捕されたことを受けて、「これまで東京地方検察庁による捜査に協力してまいりましたところ、本件事態を厳粛に受け止めており、引き続き、当局の捜査に全面的に協力してまいります」とのコメントを発表した。

 東京地検はきょう、同社の前会長の青木拡憲氏(83)、元副会長の青木寶久氏(76)、専務執行役員でAOKI前社長の上田雄久氏(40)の3人を贈賄の容疑で逮捕した。

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AOKIホールディングス「捜査に全面協力」 元役員と執行役員3人の逮捕を受けてコメント

 AOKIホールディングスは18日、東京五輪・パラリンピックの公式服装をめぐる贈収賄疑惑で元役員や執行役員が東京地検に逮捕されたことを受けて、「これまで東京地方検察庁による捜査に協力してまいりましたところ、本件事態を厳粛に受け止めており、引き続き、当局の捜査に全面的に協力してまいります」とのコメントを発表した。

 東京地検はきょう、同社の前会長の青木拡憲氏(83)、元副会長の青木寶久氏(76)、専務執行役員でAOKI前社長の上田雄久氏(40)の3人を贈賄の容疑で逮捕した。

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D2C人気ジュエリー「アルティーダ ウード」の元デザイナーによる新ブランド「アドリン ヒュー」 唯一無二の素材を生かしたジュエリーの魅惑

 ジュエリーブランド「シャランポワ(SHARANPOIS)」代表権デザイナーの安部真理子氏は、新ジュエリーブランド「アドリン ヒュー(ADLIN HUE)」を7月に立ち上げた。彼女は、サザビーリーグが運営するD2Cジュエリーブランド「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」のディレクターを務めた人物。まだ、D2Cというビジネススタイルが珍しかったときから、洗練したアプローチで製品づくりからブランディング、発信まで洗練された行い、ブランドを成功に導いた。昨年サザビーリーグを退社後に、年末に自身のブランンド「シャランポワ」をスタート。同ブランドは、日本国内の古い宝石を調達して。インド独特の技法や日本のうるし技術などを融合させたオーダーキュエリーを提供している。まだ、ブランドが立ち上がって半年程度だが、新ブランド立ち上げについて安部代表に話を聞いた。

 東京・青山にある「シャランポワ」のサロンに行くと、ファッション編集者らしき女性二人がジュエリーを選んでいる最中だった。彼女らはおそらく、20~30代前半。一見、顧客層よりも若く見えるが、熱心にジュエリーを見ている。オーダーは既に済んだようで、彼女たちは、「納品を楽しみにしています」とサロンを後にした。

 猛暑の最中の訪問だったが、ゆったりと落ちついたサロンは都心の喧騒を忘れる静かでギャラリーのような空間だ。中央の広々としたテーブルに案内されると、「アドリン ヒュー」の作品や素材が並べられていた。

より幅広い層にカジュアルに楽しめるジュエリーを

 安部代表は、「『シャランポワ』では、個性的なファインジュエリーを提供しているが、もっと幅広い層に楽しんでもらえるジュエリーを作りたかった」と話す。「アドリン ヒュー」に使用しているのは、デッドストックの石や廃棄予定のパール、そして化石とリサイクルシルバー。「シルバーを使用することで『シャランポワ』と差別化をはかっている。ボリューム感のある地金と個性的な石を組み合わせたジェンダーレスなジュエリーだ」と続ける。ブランド名は、女性の名前。「シャランポア」同様、安部代表のイマジネーションから生まれた名称だ。

眠っている素材を掘り起こして光を当てる

 目の前に並んでいるのは、いわゆる一般的な“宝石”とは違うものばかり。中には、マラカイトやクオーツ、サンゴなど見たことのあるものもあるが、素材の多くについては、安部代表に質問しなければ分からないユニークなものだ。「ガーデンクオーツ(庭園水晶)やかっこみ水晶、ランドスケープアゲートなどをはじめ、木やアンモナイト、サンゴの化石などを使用する。宝石にこだわるわけではなく、ガラスや真鍮素材のビンテージのチェーンネックレスなども提案する」と安部代表。“かっこみ水晶”は初めて耳にした名称。彼女にそれが何かと聞くと、「かっこみ水晶は、日本にしかない素材。職人が水晶の原石をムダなくカットする方法のことを“かっこみ”と言う。荒削りだが、透明感が高く、氷や飴玉のような独特の風合いが魅力だ」と言う。確かに、通常の水晶を使用したジュエリーとは異なる、透明感のある風合いがユニークだ。このように、安部代表が自身のブランドでこだわる素材は、“既存の素材”。新たに調達すると言うよりは、業界内で眠っている素材を掘り起こし、光を当てて次の生命を与えるのが彼女のモットーだ。「シャランポワ」では、リフォームの依頼も多い。

 安部代表に全てお任せで、眠っているジュエリーを預けていく顧客が多いと言う。

全て一点もの、同じものは存在しない

 既にリングやイヤカフなどの製品もあるが、目の前に個性的な素材が並べられていると、ついつい目移りしてしまう。安部代表は、一つ一つの素材について熟知しているので、丁寧に説明をしてくれる。製造に関しては、「素材がユニークなので、一つずつ型を作って、インドで生産している」と言う。だから、オーダーすると納期に数カ月かかるわけだ。完成した作品を見ると、個性的な石の脇にさりげなく、パヴェダイヤモンドが施されているものが多い。図鑑に出てきそうなマニアックな石の脇にさりげなく添えられたパヴェダイヤモンドが、その石の品格を引き立てていると言っても過言ではない。「アドリアン ヒュー」の中心価格帯は約4万〜6万円。ガラスのイヤカフやビンテージの真鍮ネックレスは1万円程度だ。

唯一無二のジュエリーを着ける喜びと楽しみ

 私が惹かれたのは、まるで絵画のような面白い模様を描いた縞オニキスのリング。アールデコ調の長方形にカットされたオニキスの脇にダイヤモンドのパヴェがあしらわれている。これを逃すと二度と出会えないかもしれないという思いから購入を決めた。色鮮やかな私自身の洋服とは相反するシックなリングだが、毎日着用してその独特な風合いを楽しんでいる。

 「アドリン ヒュー」は、今後、ポップアップショップ開催なども視野に入れている。青山のサロンのほか、専用ウェブサイトでも購入可能だ。

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D2C人気ジュエリー「アルティーダ ウード」の元デザイナーによる新ブランド「アドリン ヒュー」 唯一無二の素材を生かしたジュエリーの魅惑

 ジュエリーブランド「シャランポワ(SHARANPOIS)」代表権デザイナーの安部真理子氏は、新ジュエリーブランド「アドリン ヒュー(ADLIN HUE)」を7月に立ち上げた。彼女は、サザビーリーグが運営するD2Cジュエリーブランド「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」のディレクターを務めた人物。まだ、D2Cというビジネススタイルが珍しかったときから、洗練したアプローチで製品づくりからブランディング、発信まで洗練された行い、ブランドを成功に導いた。昨年サザビーリーグを退社後に、年末に自身のブランンド「シャランポワ」をスタート。同ブランドは、日本国内の古い宝石を調達して。インド独特の技法や日本のうるし技術などを融合させたオーダーキュエリーを提供している。まだ、ブランドが立ち上がって半年程度だが、新ブランド立ち上げについて安部代表に話を聞いた。

 東京・青山にある「シャランポワ」のサロンに行くと、ファッション編集者らしき女性二人がジュエリーを選んでいる最中だった。彼女らはおそらく、20~30代前半。一見、顧客層よりも若く見えるが、熱心にジュエリーを見ている。オーダーは既に済んだようで、彼女たちは、「納品を楽しみにしています」とサロンを後にした。

 猛暑の最中の訪問だったが、ゆったりと落ちついたサロンは都心の喧騒を忘れる静かでギャラリーのような空間だ。中央の広々としたテーブルに案内されると、「アドリン ヒュー」の作品や素材が並べられていた。

より幅広い層にカジュアルに楽しめるジュエリーを

 安部代表は、「『シャランポワ』では、個性的なファインジュエリーを提供しているが、もっと幅広い層に楽しんでもらえるジュエリーを作りたかった」と話す。「アドリン ヒュー」に使用しているのは、デッドストックの石や廃棄予定のパール、そして化石とリサイクルシルバー。「シルバーを使用することで『シャランポワ』と差別化をはかっている。ボリューム感のある地金と個性的な石を組み合わせたジェンダーレスなジュエリーだ」と続ける。ブランド名は、女性の名前。「シャランポア」同様、安部代表のイマジネーションから生まれた名称だ。

眠っている素材を掘り起こして光を当てる

 目の前に並んでいるのは、いわゆる一般的な“宝石”とは違うものばかり。中には、マラカイトやクオーツ、サンゴなど見たことのあるものもあるが、素材の多くについては、安部代表に質問しなければ分からないユニークなものだ。「ガーデンクオーツ(庭園水晶)やかっこみ水晶、ランドスケープアゲートなどをはじめ、木やアンモナイト、サンゴの化石などを使用する。宝石にこだわるわけではなく、ガラスや真鍮素材のビンテージのチェーンネックレスなども提案する」と安部代表。“かっこみ水晶”は初めて耳にした名称。彼女にそれが何かと聞くと、「かっこみ水晶は、日本にしかない素材。職人が水晶の原石をムダなくカットする方法のことを“かっこみ”と言う。荒削りだが、透明感が高く、氷や飴玉のような独特の風合いが魅力だ」と言う。確かに、通常の水晶を使用したジュエリーとは異なる、透明感のある風合いがユニークだ。このように、安部代表が自身のブランドでこだわる素材は、“既存の素材”。新たに調達すると言うよりは、業界内で眠っている素材を掘り起こし、光を当てて次の生命を与えるのが彼女のモットーだ。「シャランポワ」では、リフォームの依頼も多い。

 安部代表に全てお任せで、眠っているジュエリーを預けていく顧客が多いと言う。

全て一点もの、同じものは存在しない

 既にリングやイヤカフなどの製品もあるが、目の前に個性的な素材が並べられていると、ついつい目移りしてしまう。安部代表は、一つ一つの素材について熟知しているので、丁寧に説明をしてくれる。製造に関しては、「素材がユニークなので、一つずつ型を作って、インドで生産している」と言う。だから、オーダーすると納期に数カ月かかるわけだ。完成した作品を見ると、個性的な石の脇にさりげなく、パヴェダイヤモンドが施されているものが多い。図鑑に出てきそうなマニアックな石の脇にさりげなく添えられたパヴェダイヤモンドが、その石の品格を引き立てていると言っても過言ではない。「アドリアン ヒュー」の中心価格帯は約4万〜6万円。ガラスのイヤカフやビンテージの真鍮ネックレスは1万円程度だ。

唯一無二のジュエリーを着ける喜びと楽しみ

 私が惹かれたのは、まるで絵画のような面白い模様を描いた縞オニキスのリング。アールデコ調の長方形にカットされたオニキスの脇にダイヤモンドのパヴェがあしらわれている。これを逃すと二度と出会えないかもしれないという思いから購入を決めた。色鮮やかな私自身の洋服とは相反するシックなリングだが、毎日着用してその独特な風合いを楽しんでいる。

 「アドリン ヒュー」は、今後、ポップアップショップ開催なども視野に入れている。青山のサロンのほか、専用ウェブサイトでも購入可能だ。

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D2C人気ジュエリー「アルティーダ ウード」の元デザイナーによる新ブランド「アドリン ヒュー」 唯一無二の素材を生かしたジュエリーの魅惑

 ジュエリーブランド「シャランポワ(SHARANPOIS)」代表権デザイナーの安部真理子氏は、新ジュエリーブランド「アドリン ヒュー(ADLIN HUE)」を7月に立ち上げた。彼女は、サザビーリーグが運営するD2Cジュエリーブランド「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」のディレクターを務めた人物。まだ、D2Cというビジネススタイルが珍しかったときから、洗練したアプローチで製品づくりからブランディング、発信まで洗練された行い、ブランドを成功に導いた。昨年サザビーリーグを退社後に、年末に自身のブランンド「シャランポワ」をスタート。同ブランドは、日本国内の古い宝石を調達して。インド独特の技法や日本のうるし技術などを融合させたオーダーキュエリーを提供している。まだ、ブランドが立ち上がって半年程度だが、新ブランド立ち上げについて安部代表に話を聞いた。

 東京・青山にある「シャランポワ」のサロンに行くと、ファッション編集者らしき女性二人がジュエリーを選んでいる最中だった。彼女らはおそらく、20~30代前半。一見、顧客層よりも若く見えるが、熱心にジュエリーを見ている。オーダーは既に済んだようで、彼女たちは、「納品を楽しみにしています」とサロンを後にした。

 猛暑の最中の訪問だったが、ゆったりと落ちついたサロンは都心の喧騒を忘れる静かでギャラリーのような空間だ。中央の広々としたテーブルに案内されると、「アドリン ヒュー」の作品や素材が並べられていた。

より幅広い層にカジュアルに楽しめるジュエリーを

 安部代表は、「『シャランポワ』では、個性的なファインジュエリーを提供しているが、もっと幅広い層に楽しんでもらえるジュエリーを作りたかった」と話す。「アドリン ヒュー」に使用しているのは、デッドストックの石や廃棄予定のパール、そして化石とリサイクルシルバー。「シルバーを使用することで『シャランポワ』と差別化をはかっている。ボリューム感のある地金と個性的な石を組み合わせたジェンダーレスなジュエリーだ」と続ける。ブランド名は、女性の名前。「シャランポア」同様、安部代表のイマジネーションから生まれた名称だ。

眠っている素材を掘り起こして光を当てる

 目の前に並んでいるのは、いわゆる一般的な“宝石”とは違うものばかり。中には、マラカイトやクオーツ、サンゴなど見たことのあるものもあるが、素材の多くについては、安部代表に質問しなければ分からないユニークなものだ。「ガーデンクオーツ(庭園水晶)やかっこみ水晶、ランドスケープアゲートなどをはじめ、木やアンモナイト、サンゴの化石などを使用する。宝石にこだわるわけではなく、ガラスや真鍮素材のビンテージのチェーンネックレスなども提案する」と安部代表。“かっこみ水晶”は初めて耳にした名称。彼女にそれが何かと聞くと、「かっこみ水晶は、日本にしかない素材。職人が水晶の原石をムダなくカットする方法のことを“かっこみ”と言う。荒削りだが、透明感が高く、氷や飴玉のような独特の風合いが魅力だ」と言う。確かに、通常の水晶を使用したジュエリーとは異なる、透明感のある風合いがユニークだ。このように、安部代表が自身のブランドでこだわる素材は、“既存の素材”。新たに調達すると言うよりは、業界内で眠っている素材を掘り起こし、光を当てて次の生命を与えるのが彼女のモットーだ。「シャランポワ」では、リフォームの依頼も多い。

 安部代表に全てお任せで、眠っているジュエリーを預けていく顧客が多いと言う。

全て一点もの、同じものは存在しない

 既にリングやイヤカフなどの製品もあるが、目の前に個性的な素材が並べられていると、ついつい目移りしてしまう。安部代表は、一つ一つの素材について熟知しているので、丁寧に説明をしてくれる。製造に関しては、「素材がユニークなので、一つずつ型を作って、インドで生産している」と言う。だから、オーダーすると納期に数カ月かかるわけだ。完成した作品を見ると、個性的な石の脇にさりげなく、パヴェダイヤモンドが施されているものが多い。図鑑に出てきそうなマニアックな石の脇にさりげなく添えられたパヴェダイヤモンドが、その石の品格を引き立てていると言っても過言ではない。「アドリアン ヒュー」の中心価格帯は約4万〜6万円。ガラスのイヤカフやビンテージの真鍮ネックレスは1万円程度だ。

唯一無二のジュエリーを着ける喜びと楽しみ

 私が惹かれたのは、まるで絵画のような面白い模様を描いた縞オニキスのリング。アールデコ調の長方形にカットされたオニキスの脇にダイヤモンドのパヴェがあしらわれている。これを逃すと二度と出会えないかもしれないという思いから購入を決めた。色鮮やかな私自身の洋服とは相反するシックなリングだが、毎日着用してその独特な風合いを楽しんでいる。

 「アドリン ヒュー」は、今後、ポップアップショップ開催なども視野に入れている。青山のサロンのほか、専用ウェブサイトでも購入可能だ。

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「リーバイス」×デンマーク「ガニー」のコラボ第2弾 キャンペーンにはエマ・チェンバレンを起用

 「リーバイス(LEVI'S)」は8月18日、デンマークブランド「ガニー(GANNI)」とのコラボコレクション第2弾を発売する。価格はジーンズが3万8500円〜(税込、以下同)、ドレス4万1800円〜など。「リーバイス」原宿フラッグシップストアと公式オンラインストアで販売する。

 同コレクションは8商品からなり、いずれも認証済みのオーガニックコットンを55%以上使用し、染色には植物や鉱物から抽出した天然染料を用いる。また、製作には節水技術を採用する。

 キャンペーンビジュアルでは、チャンネル登録者数1170万人の米国人ユーチューバー、エマ・チェンバレン(Emma Chamberlain)を起用する。

 「ガニー」は2000年に創業。カラフルなクリエーションとサステナブルなモノ作りが特徴で、インスタグラムを用いたSNSマーケティングで知名度を上げた。

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米ブランド管理会社ABG、英「テッドベーカー」を339億円で買収

 米ブランドマネジメント会社オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)は8月16日、英国のライフスタイルブランド「テッドベーカー(TED BAKER)」をおよそ2億1100万ポンド(約339億円)で買収した。

 「テッドベーカー」は、1988年にレイ・ケルヴィン(Ray Kelvin)元最高経営責任者(CEO)が英国グラスゴーで創業。シャツ専門店としてスタートし、トータルウエア、バッグ、シューズ、寝具、アクセサリー、雑貨などを手掛けるグローバルなライフスタイルブランドとして成長した。現時点では世界で約370店を展開している。日本には2012年に進出し、東京・表参道に1号店をオープン。その後、16年に移転オープンした表参道の旗艦店は21年に閉店しており、現在は複数の百貨店に出店している。

 順調に事業を拡大していた「テッドベーカー」だが、19年にケルヴィン元CEOが不正行為や従業員への不適切な身体的接触の疑いで辞任。コロナ禍の影響もあって経営や財務上の問題を抱えることとなり、22年4月ごろから身売りを検討していた。その際、ABGのほか、同じく米ブランドマネジメント会社のブルースター・アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)と米投資会社シカモア・パートナーズ(SYCAMORE PARTNERS)が有力な買い手候補として挙げられていた。

 今回、ABGはテッドベーカーの発行済み株式を全て取得する。当初、テッドベーカーは1株当たり160ペンス(約257円)での売却を提示していたが、同110ペンス(約177円)での取り引きとなった。なお、同社の15日の終値は93.1ペンス(約149円)だったため、およそ18%のプレミアムで売却した計算となる。ABGによる買収が発表された16日の終値は108.8ペンス(約174円)と大幅に値上がりした。

 ABGの創業者であるジェイミー・ソルター(Jamie Salter)会長兼CEOは、「『テッドベーカー』はユニークな英国ブランドとして世界中で高く評価されている。ライセンス、卸、小売り、デジタル、戦略的なマーケティング・パートナーシップなどにフォーカスしたビジネスモデルでブランドの基盤を強化し、さらに成長させていく」と語った。取り引きの成立は第4四半期ごろの見込み。ABGによれば、買収後は「テッドベーカー」の知的財産を管理する事業と、実店舗や卸、ECなどの事業を分離し、前者をABGが、後者は別の会社が運営する予定だという。

 ABGはこの10年間で30以上のブランドを買収しており、20年は「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」のほか、米「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」を傘下に収めた。21年5月には、米アパレル運営会社スパーク・グループ(SPARC GROUP)とともに「エディー・バウアー(EDDIE BAUER)」を、同年7月にはPVHコープ(PVH CORP)が保有していた「ヴァン ヒューゼン(VAN HEUSEN)」「アイゾッド(IZOD)」「ジェフリー ビーン(GEOFFREY BEENE)」「アロー(ARROW)」を、同年8月にはアディダス(ADIDAS)の傘下だった「リーボック(REEBOK)」を買収している。

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AOKIホールディングス前会長を逮捕 東京五輪の贈賄容疑で

 東京五輪・パラリンピックの公式服装をめぐる贈収賄疑惑で、東京地検は17日、大会組織委員会の高橋治之元理事(78)、紳士服大手AOKIホールディングス(HD)の青木擴憲前会長(83)らを逮捕した。

 AOKIHDは日本代表選手が開会式や表彰式で着る公式服装を手がけていた。公式服装の選考が行われる前の2017年以降、高橋元理事が経営するコンサルタント会社に対してAOKIHDが計4500万円を支払っており、これが収賄罪にあたると判断された。

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ヨウジヤマモトの新プロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”が第5弾コラボを発表

 ヨウジヤマモトの新コンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、第5弾コラボコレクションを発表した。現在、公式サイトで取り扱い中だ。

 第5弾では、第1弾と第3弾でもコラボしていた「アンブッシュ(AMBUSH)」とのアイテムをラインアップする。2型のネックレスと2型のブレスレット、リング、2型のピアスの全7型をそろえ、どれも黒いルテニウムプレーティングを施し、「アンブッシュ」のロゴと“WILDSIDE”の文字を刻印している。価格はネックレスが税込18万7000~20万3500円、ブレスレットが同8万8000~10万4500円、リングが同3万3000円、ピアスが同3万3000~5万2800円だ。

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「高級時計」勢い続く 日本橋三越の催事、売り上げ過去最高の見通し

 三越日本橋本店の時計催事「第25回三越ワールドウォッチフェア」が17日に開幕した。店内の複数の会場で30日まで開催する。既存の時計売り場と合わせて約60ブランドが出品し、全国の時計ファンにアピールする。時計人気の追い風に乗って、過去最高の売上高を見込む。

 同店の時計催事は、全国の百貨店の中でもトップクラスの規模と売上高を誇る。今回は、本館6階の時計売り場「ウォッチギャラリー」で新作や限定品の取り扱いを増やすとともに、本館7階の催し物会場(22日まで開催)、本館1階のイベントスペース「ステージ」にも会場を広げた。ウォッチギャラリー内には「ウブロ(HUBLOT)」の期間限定ブティックを設けた。催し物会場には「レゼルボワール(RESERVOIR)」と「G-SHOCK」のブティックを開いたり、「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」の時計ケースやウイスキーなども展示する。ライオン口の正面入り口前のステージでは「オメガ(OMEGA)」の特別展示を行う。

 高級時計市場はコロナ下で好調が続く。三越ワールドウォッチフェアは2020年、21年と2年連続で前回開催に比べて1.5倍の売上高を達成した。今回もすでに外商顧客から1億円を超えるモデルの事前受注が入るなど、前回実績の12億円を上回るのはほぼ確実と見られる。

 同店の時計売り場の売上高も2022年1〜7月まで前年同月比1.5倍ペースで推移している。ディープな時計マニアだけでなく、新しい客層が増えていることが大きい。担当の山本愛理バイヤーは「特に30代の男性のお客さまが増えた。以前はファースト・ラグジュアリーウォッチ(最初に買う高級時計)は、100万円以下が相場だったが、今は200万円を超えるケースが多い。出産した女性が『将来、娘に引き継げるもの』として高級時計を購入するケースも増えている」と説明する。

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「高級時計」勢い続く 日本橋三越の催事、売り上げ過去最高の見通し

 三越日本橋本店の時計催事「第25回三越ワールドウォッチフェア」が17日に開幕した。店内の複数の会場で30日まで開催する。既存の時計売り場と合わせて約60ブランドが出品し、全国の時計ファンにアピールする。時計人気の追い風に乗って、過去最高の売上高を見込む。

 同店の時計催事は、全国の百貨店の中でもトップクラスの規模と売上高を誇る。今回は、本館6階の時計売り場「ウォッチギャラリー」で新作や限定品の取り扱いを増やすとともに、本館7階の催し物会場(22日まで開催)、本館1階のイベントスペース「ステージ」にも会場を広げた。ウォッチギャラリー内には「ウブロ(HUBLOT)」の期間限定ブティックを設けた。催し物会場には「レゼルボワール(RESERVOIR)」と「G-SHOCK」のブティックを開いたり、「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」の時計ケースやウイスキーなども展示する。ライオン口の正面入り口前のステージでは「オメガ(OMEGA)」の特別展示を行う。

 高級時計市場はコロナ下で好調が続く。三越ワールドウォッチフェアは2020年、21年と2年連続で前回開催に比べて1.5倍の売上高を達成した。今回もすでに外商顧客から1億円を超えるモデルの事前受注が入るなど、前回実績の12億円を上回るのはほぼ確実と見られる。

 同店の時計売り場の売上高も2022年1〜7月まで前年同月比1.5倍ペースで推移している。ディープな時計マニアだけでなく、新しい客層が増えていることが大きい。担当の山本愛理バイヤーは「特に30代の男性のお客さまが増えた。以前はファースト・ラグジュアリーウォッチ(最初に買う高級時計)は、100万円以下が相場だったが、今は200万円を超えるケースが多い。出産した女性が『将来、娘に引き継げるもの』として高級時計を購入するケースも増えている」と説明する。

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“とぅる髪”で話題のヘアケアブランド「フィーノ」が取り組むヘアドネーションプログラム

 ファイントゥデイ資生堂が展開するヘアケアブランド「フィーノ(FINO)」はこのほど、医療用ウィッグ(抗がん剤や放射線による治療、脱毛症や無毛症、やけどなど、さまざまな原因で脱毛した人が使用することを想定して作られたウィッグのこと)に関わる360度全ての人がつながる新しい社会貢献の形を提案するプログラム「HAIR TOUCH YOU のばせば届く。」を始動した。

 これにあたり、医療用ウィッグを提供するための仕組み作りを担う「フィーノ ウィッグ バンク」を設立。医療用ウィッグ制作のサポートとなるヘアドネーションをより身近に感じてもらうために、オリジナルドネーションキットの無料配布や、興味関心をもつ人や医療用ウィッグに携わる人の思いを伝えるインタビュー企画、ヘアドネーション対応美容室の開拓など、あらゆる方面での活動を通して新しい社会貢献の形を提案し、“髪”を通して誰もがつながる「生まれ変わり体験」の実現を目指す。

アピアランスケアに着目
髪を通した体験を届ける

 ヘアドネーション、ひいては医療用ウィッグに注目したのは、昨年秋にブランド担当になった小路恭子フィーノ マーケティング部 ブランドアソシエイトだ。「『フィーノ』は生活者のみなさまに育ててきていただいているブランドなので、私たちがお手伝いできることとして、美しい髪を楽しむことを諦めていた人に対して、美しさが生まれ変わるような体験を届けたいと考えたのがきっかけ。『フィーノ』の製品を手に取っていただくことだけでなく、今はなかなか美容を楽しめない方に対してもブランドを通して何らかの感動体験を味わっていただきたいと思い、医療用ウィッグに注目した」(小路ブランドアソシエイト)。ヘアドネーションをする人にとっては髪型や気分が変わる生まれ変わり体験を、ウィッグを受け取る人(レシピエント)にとっては再びヘアデザインを楽しむという選択肢を届けるという。

 さらに注目したいのは、日本人の死因第1位はがんということだ。日本人の死因は1981年以降、がんが39年間トップで、死亡者数は年々増加している。患者数も増えており、がんの罹患者は2人に1人ともいわれる。がん治療と同時に社会復帰を目指す人も多く、「フィーノ」ではアピアランス(外見)ケアにも着目。国内にはいくつかのヘアドネーション団体があるが、レシピエントを子どもに設定している場合も多い。「フィーノ」が本プログラムでタッグを組むNPO法人全国福祉理美容師養成協会(以下、ふくりび)は、幅広い年代の人に医療用ウィッグを有償で届けていることが特徴だ。「がんは死因1位であると同時に現代では治る病気になりつつある。治療をしながら社会復帰を目指し、チャレンジしている人が多い中で、外見への社会的な偏見を感じ、つらい思いをされている方もいる。そんな人にウィッグをお届けすることで、社会復帰へのお手伝いになればと考えている」(裕実フィーノ ブランドプロデュース部 PRマネージャー)。アピアランスケアへの理解が深まるように多くの人に知ってもらいたいというビジョンがふくりびと一致したという。

 また売り上げの一部を寄付するという選択肢もあったが、ヘアドネーションという体験を伴う活動にすることで髪の毛を寄付する人にとって自分ごと化を目指す。そこで「フィーノ オリジナルドネーションキット」を制作。赤を基調とした封筒と、カットする際に使用するゴムを用意し、公式サイトから申し込めるほか、ふくりびが提携する全国約120のサロンで配布する予定だ。SNSで拡散されることの多い「フィーノ」だからこその視点で、どうやったら取り組みを広げられるか、興味を持ってもらえるかを考慮したという。プロジェクトの始動を発表すると、「一緒に取り組みたい」という声が美容室からも寄せられた。

 「信頼できる団体なのか、きちんとウィッグになっているのか、何年も伸ばした大切な髪の毛を寄付することに不安を感じる人も多い。15年以上の歴史のあるブランドだからこそ、信頼があることは強み。ヘアドネーションは昨今注目されることも多いが、一過性のブームで終わらせるのではなく、中身のあるプログラムへと育てたい。今後は、キットを置かせていただけるサロンも開拓し、広げていきたい。また、SNSを通じた企画も検討している。“する”ことが全てではなく、知って広めてみようという思いも大切にしたい」と赤阪PRマネージャーは話す。

15年にわたり愛される
ロングセラーブランド「フィーノ」

 「フィーノ」は2004年に誕生したロングセラーヘアケアブランドで、国内ではヘアマスク“プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク”(税込1078円 ※編集部調べ)とヘアオイル“プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル”(税込1298円 同)を展開する。ヘアマスクはインバストリートメント5年連続売り上げ1位(インテージSRI+インバストリートメント市場17年3月〜22年2月金額シェアSKUランキング)、ヘアオイルはアウトバストリートメント売り上げNo.1(インテージSRI+アウトバストリートメント市場21年3月〜22年2月金額シェアSKUランキング)と、両製品ともに人気を集めている。ドラッグストアで手軽に購入でき、滑らかな仕上がりへの満足度の高さで、幅広い世代から支持されている。特に若年層の間ではSNSで話題になり「#とぅる髪」で拡散。近年の艶髪ブームも追い風になっている。

 「ヘアマスクとヘアオイル、ともに“とぅる髪”で評価されている。この“とぅる髪”という表現は生活者の方が発信されていた“とぅるとぅるになる”というワードから着想を得て打ち出している。『ダメージヘアで切るしかないと諦めていた』ときに、『フィーノ』を使ったところ、やみつきになるような手触りの髪が手に入ったと満足の声を寄せていただき、その紹介がヒットした」と小路ブランドアソシエイトは話す。

 グローバルではシャンプーやコンディショナーも展開するが、国内ではヘアマスクとヘアオイルの2品にアイテムを絞って展開しているのも特徴だ。「昨年発売したヘアオイルは150回以上もの試作を経て、これであればヘアマスクでお届けしている“生まれ変わり体験”をヘアオイルでもお届けできると自信を持って発売した。どちらもスペシャルケアアイテムとして、お手持ちのアイテムにプラスして使っていただけるのも強み」と赤阪PRマネージャーは話す。コロナ禍でのセルフケアニーズの高まりともフィットして、自宅で丁寧なケアを行う高感度な層の間でもヒットしている。

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「ザラ」が古着を再生したコレクション発売 スウェーデンのスタートアップ企業と連携

 「ザラ(ZARA)」は、廃棄衣料からビスコースレーヨンを再生する技術を持つスウェーデン企業リニューセル(RENEWCELL)と協業した初のカプセルコレクションを公式ECサイト上で販売中だ。

 同コレクションでは、リニューセルが開発した新素材「サーキュロース(Circulose)」を用いたカットアウトのロングドレス(税込7590円) や、透かし編みのセーター(5990円)、リブニットのセットアップ(パンツ4990円、チュニックトップス4990円)などをそろえる。すべて無染色のナチュラルカラーで企画した。

 パトリック・ランドストロム(Patrik Lundstrom)=リニューセル最高経営責任者は『ザラ』のようなグローバルブランドとのコラボレーションは、ファッション業界を変革するという私たちのビジョンに命を吹き込んでくれた。『ザラ』との協業なしにはこのような急成長はありえなかっただろう。継続的なコラボレーションの最新の成果として今回のコレクションを発表できたことをうれしく思う」とコメントした。

 同社はスウェーデン国内に新設した工場を拠点に、商業規模での生産体制を整えており、この工場では年間6万トンの原料を再生する計画だ。今年3月には日本のセルロース繊維メーカーのダイワボウレーヨンと長期的な商業パートナーシップを結び、「サーキュロース」を使用した繊維の供給量拡大を目指す。また来年には、スウェーデン国内に新たな大規模工場を新設する予定だ。今年1月には「サーキュロース」の原料となる廃棄衣料を安定的に確保するため、ヨーロッパの繊維分別業者3社と複数年の購入契約を結んだ。

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「ルイ・ヴィトン」から“ふわもこ”の新作スニーカー ニュアンスカラーでも秋を先取り

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新作の“タイムアウト・ライン スニーカー”を発売した。“ふわもこ”であたたかいシアリング(羊毛)とグレー&ヌードのニュアンスカラーが特徴で、価格は16万1700円(税込)。

 スエードにエンボス加工で立体的に表現したモノグラム・フラワー モチーフや厚みのあるソール、刻印入りでゴールドカラーのアイレットやチャームなど、目を引くディテールを多数設ける。

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松屋銀座が化粧品売り場のカラーメイクゾーン改装オープン 「RMK」「スック」「シュウウエムラ」を新規導入

 松屋銀座本店は8月17日、化粧品売り場のカラーメイクゾーンを増床リニューアルした。「RMK」「スック(SUQQU)」「シュウウエムラ(SHUUEMURA)」を新たに導入し、「アンプリチュード(AMPLITUDE)」「M・A・C」を移設した。正面口に面したプロモーションスペースはスタート時「ジルスチュアート(JILLSTUART)」(8月22日に移設)を並べ、今後は週間毎にブランドを変えて紹介する。8月5日にはいち早くフレグランスゾーンに「ディプティック(DIPTYQUE)」がオープン。2つのゾーンを設け、化粧品売り場は約20%拡張し、全43ブランドを集積する。20〜30代の若い世代を取り込み、下期(9月〜23年2月)の化粧品売り場の売上高は前年同期比15%増を目指す。

 今回のカラーメイクゾーンの改装は、「販売チャネルや顧客のニーズが多様化している中で、Z世代の獲得、ジェンダーレスに対応、体験価値の向上、インバウンドに支持される日本ブランドの集積、を狙い実施した」と三原薫子松屋本店婦人一課バイヤーと語る。リアル店舗ならではの接客体験の向上を目的に、Z世代16人のメンバーにしたコスメサークルもスタート。イベントや新製品の発売のタイミングで来店してもらい、接客を体験してもらいアンケートに回答したり、SNSで情報発信をしたりする。また、専用のLINE(ラインワークス)に登録してもらい、相互に情報交換も実施する。活動期間は11月30日まで。

 フレグランスゾーンは8月29日に「ノーズショップ(NOSE SHOP)」、8月31日に「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」がオープンする。5日に先行してオープンした「ディプティック」は、「10代カップルなど既存の顧客外の若い層が来店し、3日間の売上高は想定の70%増と好調な滑り出しをきった」という。

 スキンケアでは8月12日に「エムティーメタトロン(MT METATRON)」が新規オープンしたほか、「イソップ(AESOP)」「シスレー(SISLEY)」「ジルスチュアート(JILLSTUART)」「オブ・コスメティックス(OF COSMETICS)」が移設した。

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ペルー料理がアツい 世界2位に輝いたレストランも日本へ進出【ウィズコロナで進化する幸せ産業】

 コロナ禍以降、久々の海外出張で訪れたのはなんと南米ペルーだった。日本から見ると地球のほぼ裏側。直行便もなく、乗り継ぎを含めると1日がかりの旅路だ。これまで、アンデス山脈とマチュピチュ遺跡くらいの知識しかなかったのだが、実はペルーは食通にはすでに知られた美食大国だという。

11年間、連続1位! 世界の美食家が味わう旅を楽しむペルー

 ワールド・トラベル・アワード2021「World’s Leading Culinary Destination(世界で最も美食を楽しめる国)」部門で、ペルーは11年連続最優秀賞に選ばれている。先日発表された2022年版「世界のベストレストラン50」では、リマの「セントラル(Central)」が世界2位を獲得した。これは南米初の快挙。50軒のうち9軒が南米のレストランという結果で(ちなみにうち3軒がペルー)、南米部門のベストレストラン50では、ペルーのレストランが9軒選出された。南米のファインダイニングには勢いがある。

 今回の出張も、ペルーの飲食事情がテーマ。市場で3ソル(約160円)程度で食べられる鶏そばや、空港のサンドイッチでさえ驚くほどクオリティが高く、しかも彩りも良く“映える”。ペルー料理の定番“黄唐辛子でできたアヒマリアージョ”など、調味料やソースもカラフルなのだ。

 大航海時代にスペイン人よって世界に広まったというじゃがいもは、2000品種以上栽培され、それぞれ用途によって使い分けている(ちなみに、とうもろこしやトマト、ピーナッツなどもペルー原産だそう!)。リマなどの沿岸部では、新鮮なシーフードも穫れる。とにかく食材が豊かなのだ。リマやクスコを巡り、そんなカラフルかつ繊細で、バラエティー豊かな料理に魅了された。世界の食通がうなるのも納得!

じわじわと浸透したペルー料理ブームにより、東京の店も多様化

 そして今、ペルーの美食が日本でもアツい!グーグルアプリのCMで、タレントの渡辺直美がペルー料理を検索するシーンがあったが、あれは実体験で、都内のペルー料理レストランを訪れ、興味を持ったからだとか。NYに住み、各国の料理を日常で味わっている彼女が心ひかれたというのも興味深い。CM放送後、グローバルで運営するタウンガイドメディアでは、「ペルー料理」のキーワードで検索数が増えたという話も。

 実際、日本で展開しているペルー料理も多様化。家庭の味を日系ペルー人シェフが伝える「アルド(ALDO)」や「アルコイリス(ARCO IRIS)」などの老舗から、定番メニューを繊細でスタイリッシュに仕上げ、見ても楽しめるコースで展開している青山の「べポカ(BEPOCAH)」、魚介をマリネしたセビーチェを楽しめる中目黒のワンオペの店「エル セビチェロ(EL CEBICHERO)」など、スタイルはさまざま。歌舞伎町には、ペルースタイルのサンドイッチスタンド「ラニートス(RANITOS)」もオープンした。

 中でも、新橋の「荒井商店」はユニークだ。ペルー料理らしからぬ店名の同店は、夜は4200円~(税込)のおまかせコースのみ。メニューや食材を指定したオーダーや、「1980年代に現地で食べたこんな感じのもの」「アフリカ系移民が伝えたアフロぺルビアン料理」など、謎かけのようなリクエストも可能だ。三國清三シェフの元でフレンチを学び、ペルーで修行した荒井隆宏シェフの著書のレシピ本からオーダーすることもできる。味を楽しむだけでなく、新たなる文化に触れ、会話が広がる場だ。

リマの名店「セントラル」が
7月にオープンした新店に注目

 感度が高い食通にじわじわ広まりつつあったペルー料理だが、この7月には“真打ち”が登場。前出の世界2位に輝いた「セントラル」を率いるシェフ、ヴィルヒリオ・マルティネス(Virgilio Martinez)が紀尾井町にガストロノミー「マス(MAZ)」を出店したのだ。リマの「セントラル」同様、地形や高度によるペルーの多様性を表現したティスティングコースを提供する。ペルーの食材や伝統的な調理法を進化させたイノベーティブ・フュージョンだ。

 営業はディナー限定で、20席のみ。秘密基地への入り口のような薄暗いエントランスにわくわくする。レセプションには食材を並べたテーブルがあり、セントラル同様、まずは食材に関するプレゼンテーションで食文化を学ぶ。

 店内に入ると、舞台プログラムのように、「砂漠海岸(DESERTIC COAST)85MASL」「究極の高地(EXTREME ALTITITUDE)4200MASL」「アンデスの森(ANDEAN FOREST)3260MASL」など、現地の風景を想像させるタイトルと海抜、そして主な素材のみを記したリストが渡される。各標高や気候、食文化を含めた解説とともにサーブされる料理は、アーティスティック。崩すことで味や質感の変化を楽しんだり、ペーストを加えたりすることで自分好みの味に整えていくプレゼンテーションも多く、高揚感が増す。フランス料理のように一つの皿に緻密にデコレートされた“完成品”ではないので、自分も“作品作り”に参加しているかのように錯覚する。楽しい!

 9品のテイスティングコースは、ファインダイニングでは珍しく、ベジタリアンにも対応。ワインやリキュールのペアリングもつけると5万円近い高額なコースだが、他では味わえない体験を求めて、7月のオープン以来、予約が殺到。各国の飲食業界から注目を集めている。世界が注目するヴィルヒリオ・マルティネスの哲学に触れるチャンスだ。

そもそもヴィルヒリオ・マルティネスの哲学とは?

 そんな世界が注目するリマ生まれのシェフ、ヴィルヒリオ・マルティネスについて説明したい。元々プロのスケートボーダーを目指していたという異色の経歴で、世界各国を旅することで各国の食文化を学び、ペルー独自の食材や調理法を、彼ならではの視点で進化させることを決意した。その革新的な料理が話題となり、ネットフリックスの「シェフズテーブル(Chef’s Table)」、ドキュメンタリー映画「マテル」などメディアでも活躍。今や料理界の枠を越えた文化人だ。

 ヴィルヒリオ=シェフが探求するのは、料理や食材の可能性だけではない。持続可能な農業や地域発展につながる社会の構築だ。「セントラル」に併設された研究機関マテル・イニシアティバでは、生物学者や農学者はもちろん、人類学者やデザイナー、神経学者などあらゆるスペシャリストが食文化の研究・実験を進めている。

 インカ帝国時代の農業実験場といわれているモライ遺跡の前にあるレストラン「ミル(MIL)」にもマテル・イニシアティバはあり、カカオに特化した研究室も。ケチュア民族が代々受け継いできた発酵技術、薬用植物の活用や食材の保存方法などに注目し、さらなる進化を目指している。

 「ミル」でのツアーも他にはない体験だ。実際に植物が生息しているエリアを歩き、染色工房を訪れ、薬草を生かしたリキュールやカクテルを味わう。テイスティングコースを味わうための体験学習だ。ここでも同じく、味わうことは学ぶこと。そして、時には問題提起。受け身ではない、インタラクティブな美食体験を求めて、世界中から食の専門家も訪れる。

日本から食材の新しい可能性
持続可能な社会の在り方を発信

 マテル・イニシアティバの視野は、ペルーの国境を越え、そのビジョンは地球規模へと発展している。「ガストロノミーには、文化を守り、影響を与える力がある」という信念を持つヴィルヒリオは、「伝統や季節感を大切にし、食を芸術・文化としてとらえる日本に共通点を感じる」と語る。

 「マス」では、ヴィルヒリオ=シェフの右腕として活躍してきたサンティアゴ・フェルナンデスをトップシェフに抜擢。全体の2割はペルーから届く食材で、残り8割は地産の日本の食材を厳選し、さまざまな地形や風土による恵みを芸術的に表現する。ヴィルヒリオ同様、旅を愛するサンティアゴは日本各地に足を運び、日本の食材を探求するだろう。多様性を受け入れてきたペルーの食文化が、東京でさらに進化するのが今から楽しみだ。

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「ユナイテッドアローズ&サンズ」から日本発ジュエリー「プリーク」に別注したコレクションが登場 全4型を用意

 「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS )」は、日本発のジュエリーブランド「プリーク(PREEK)」に別注した“ランドスケープ コレクション(LANDSCAPE COLLECTION)”を8月20日に発売する。「ユナイテッドアローズ&サンズ」の店舗と公式オンラインストア、セレクトショップ「グレイト(GR8)」のみで取り扱う。

 “ランドスケープ コレクション”は、一つ一つ異なる天然石の美しい柄を風景に見立て、“全ての存在は繋がっている”というネイティブアメリカン・スピリットにも着想して誕生。ネイティブアメリカン・ジュエリーをベースにしたリングと2型のバングル、ネックレスの全4型をラインアップする。リングはサイドに“平和”や“象徴”の感謝である牛のモチーフを忍ばせ、バングルには2色のストーンと共に東京の街並みや自然を表現したモチーフを配し、ネックレスは3色の天然石の柄を全面に活かしたシンプルなデザインに仕上がっている。価格はリングが税込5万5000円、バングルが同14万8500〜17万500円、ネックレスが同3万8500円だ。

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“フランスの秘境”、コルシカ島のストリートスナップ 地中海のバカンススタイル

 “フランスの秘境”と言われる地中海の島、コルシカ島。長いロックダウンを経て今夏、多くの人がサマースタイルのファッションに身を包みバカンスを求めてやってきた。フランス全体で見ると、パリ以外の都市ではこれまでシックで控えめなスタイルが主流だったが、新型コロナウイルスのパンデミックで全てが一転。今年の夏は、クラシックなアイテムも遊び心あふれる取り入れ方をする人が見られた。特にコルシカでは明るいカラーパレットと、2000年代初頭に見られたスタイルが復活。夏の定番の麦わら帽子やリネンのシュミーズは、世界的に流行しているカーゴパンツやサイクリングショーツ、チャンキーなシューズと合わせたスタイリングが光った。フランスはコルシカ島の、サマースタイルのストリートファッションを紹介する。

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「ナナミカ」と「プーマ」が初コラボ スニーカー“スウェード VTG”を発売

 「ナナミカ(NANAMICA)」は、「プーマ(PUMA)」と初めてコラボレーションしたスニーカー“スウェード VTG(SUEDE VTG)”を8月27日に発売する。価格は税込1万9800円で、「ナナミカ」の公式オンラインストアと代官山店、神戸店、福岡店、ニューヨーク店、世界中の「プーマ」の限定店舗で取り扱う。

 コラボ“スウェード VTG”は、カーキとネイビーの2色を用意。スエードのアッパーには、「ナナミカ」を象徴する素材の1つ「ゴアテックス(GORE-TEX)」を採用し、ソールからフラットシューレースまで全体をアッパーと同系色で仕上げた。

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「ナナミカ」と「プーマ」が初コラボ スニーカー“スウェード VTG”を発売

 「ナナミカ(NANAMICA)」は、「プーマ(PUMA)」と初めてコラボレーションしたスニーカー“スウェード VTG(SUEDE VTG)”を8月27日に発売する。価格は税込1万9800円で、「ナナミカ」の公式オンラインストアと代官山店、神戸店、福岡店、ニューヨーク店、世界中の「プーマ」の限定店舗で取り扱う。

 コラボ“スウェード VTG”は、カーキとネイビーの2色を用意。スエードのアッパーには、「ナナミカ」を象徴する素材の1つ「ゴアテックス(GORE-TEX)」を採用し、ソールからフラットシューレースまで全体をアッパーと同系色で仕上げた。

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700万足販売の“ファミマソックス”が「3足で1000円セール」を実施中 8月22日まで

 ファミリーマートのアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は、“ファミマソックス”の「どれでも3足で1000円セール」を実施中だ。期間は8月22日までで、全国のファミリーマート約1万6600店で行う。

 “ファミマソックス”は累計販売数が700万足を突破。木村拓哉ら著名人も愛用する。

 セールは、特に人気の“ラインソックス”やカラフルな“ショートソックス”などが対象で、定価が各1足429円(税込)のため287円の値引きとなる。

 「コンビニエンスウェア」は2021年にデビュー。落合宏理「ファセッタズム(FACETASM)」デザイナーが監修する。

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愛甲千笑美がデイレクターを務める「シアー」がデビュー 第一弾としてワンピース2型を発売

 ボックスアウトは、モデルの愛甲千笑美がブランドディレクターを務めるアパレルブランド「シアー(CIER.)」を8月20日にローンチする。ブランドのデビューに際してティアードワンピース(2万9700円、税込以下同)とニットワンピース(3万3000円)の2型を発売する。予約は8月20日正午から31日まで受け付ける。

 ティアードワンピースは、ホワイトとピンクベージュの2色のカラーで展開する。前後2way仕様で、リボンの位置によって印象を変えることができる。ニットワンピースは、ベージュとブラックの2色をそろえる。シルエットはゆったりとしていながら、ネックラインをV字に開くことで、女性らしい印象を加えた。

 愛甲千笑美は1991年、宮崎県生まれ。モデルとして「アンドガール(andGIRL)」や「クラッシィ(Classy)」「美的」「オッジ(oggi)」などのファッション誌、美容誌に出演する。「シアー」では、ブランド全体のクリエイティブディレクターを務める。「シアー」のデビューに際して愛甲は「ワンピースを主軸に今後も様々なアイテムを展開予定で、ブランドに興味を持ってくれた全ての女性へ“ありのままの自分“になれる一着をお届けしていければと思っています。お楽しみに!」とコメントした。

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中川政七商店が地元・奈良のホテルと協業 最高の寝具による宿泊プラン

 中川政七商店(奈良市、千石あや社長)は、「ミロク奈良 バイ ザ シェア ホテルズ」と協業し、同社で取り扱う暮らしの道具で客室をしつらえたコラボ宿泊プランの第1弾を7月からスタートした。

 宿泊プラン名は「雪音晒(ゆきねざらし)の寝具とヒノキの香り」。「心地よい眠りのための、日本の工芸の部屋」をコンセプトに、雪音晒の寝具をはじめ、奈良県産ヒノキの精油と吉野ヒノキのチップセット、ガラスの急須、真鍮(しんちゅう)の靴べらなど約20点の道具を用意した。

 中でもベッドリネンと枕カバーに使われている「雪音晒」は究極のさらしとも呼ばれ、その名の通り、パウダースノーを踏みしめたときのようなキュッとした感触が特徴だ。不純物を99%取り除いた純度の高いリネンを使っているため、吸水速乾性に優れ、寝汗をかいてもサラサラとして快適に過ごせるという。

 同社で初めて手がけるホテル宿泊プランについて、広報の佐藤菜摘氏は「奈良は夜遅くまで営業している飲食店が少なく、夜遊べる場所もない。せっかくの旅の夜をさみしい気持ちで過ごすのではなく、心地よく過ごしてもらいたいという思いで部屋のしつらいを考えた」と説明する。同プランの部屋タイプは広さ32平方メートル、定員2名のスーペリアルームで、窓を開けると興福寺の五重塔が望める。価格は2万6000円~。

 ミロク奈良は2021年9月16日に開業。築31年の事務所ビルをリノベーションし、客室数44室のホテルにした。以前は駐車場だった地下階も活用し、客室に外光を取り入れるなどの工夫をしている。ホテルを企画・運営するリビタのホテル事業部グループリーダーの平田洋彦氏は「この場所は隣に荒池、その向こうに春日山原始林が広がり、奈良の町なかでも珍しいところ。夕方になると鹿もたくさんやってきて観光客に喜んでいただける景勝地になっている」と話す。

 リビタは「ザ・シェアホテルズ」ブランドを全国に9店舗展開。“シェアリング・ウイズ・ローカルズ”をキーワードに掲げ、地域との共生をめざしている。ミロク奈良はその9号店で、飲食メニューは地元の人気カフェ「くるみの木」が監修し、バーカウンターや客室の照明器具は奈良の照明デザイン会社「ニューライトポッタリー」、スピーカーも奈良の「リスチゥード」(旧ソニハウス)の製品を採用している。柱やテーブル天板には吉野杉、ランプシェードには吉野町に伝わる和紙「宇陀紙(うだがみ)」など、古から伝わる素材や工法をモダンなデザインに取り入れている。

 両者が協業することになった経緯について、平田氏はこう話す。「われわれは地域との共生や活性化を、中川政七商店は日本の工芸を元気にすることをめざしている。そこに共通軸があるので一緒に取り組めないかということになった。中川政七商店の売り場には、寝具のように手触りはすぐ分かっても寝心地までは体験できない商品もある。そういった商品を実際にホテルで体験してもらえれば、売り上げにもつながるのではないか。今後も季節ごとや新商品が発売されたときに、随時プランを企画していきたい」。

 ホテルが立地するのは、東大寺や興福寺が建つ奈良公園の近く。コロナ禍の影響で奈良に訪れる観光客は激減したが、ホテル開業以降の稼働率は、奈良市内の宿泊施設の平均稼働率より2割ほど高く、「出足好調」という。7月16日には、三条通りに土産物専門業態「中川政七商店 分店土産 奈良三条店」が開業した。観光客が戻り始めている市内中心部で始まった取り組みが、奈良観光の再生につながる事例となるか注目していきたい。

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中川政七商店が地元・奈良のホテルと協業 最高の寝具による宿泊プラン

 中川政七商店(奈良市、千石あや社長)は、「ミロク奈良 バイ ザ シェア ホテルズ」と協業し、同社で取り扱う暮らしの道具で客室をしつらえたコラボ宿泊プランの第1弾を7月からスタートした。

 宿泊プラン名は「雪音晒(ゆきねざらし)の寝具とヒノキの香り」。「心地よい眠りのための、日本の工芸の部屋」をコンセプトに、雪音晒の寝具をはじめ、奈良県産ヒノキの精油と吉野ヒノキのチップセット、ガラスの急須、真鍮(しんちゅう)の靴べらなど約20点の道具を用意した。

 中でもベッドリネンと枕カバーに使われている「雪音晒」は究極のさらしとも呼ばれ、その名の通り、パウダースノーを踏みしめたときのようなキュッとした感触が特徴だ。不純物を99%取り除いた純度の高いリネンを使っているため、吸水速乾性に優れ、寝汗をかいてもサラサラとして快適に過ごせるという。

 同社で初めて手がけるホテル宿泊プランについて、広報の佐藤菜摘氏は「奈良は夜遅くまで営業している飲食店が少なく、夜遊べる場所もない。せっかくの旅の夜をさみしい気持ちで過ごすのではなく、心地よく過ごしてもらいたいという思いで部屋のしつらいを考えた」と説明する。同プランの部屋タイプは広さ32平方メートル、定員2名のスーペリアルームで、窓を開けると興福寺の五重塔が望める。価格は2万6000円~。

 ミロク奈良は2021年9月16日に開業。築31年の事務所ビルをリノベーションし、客室数44室のホテルにした。以前は駐車場だった地下階も活用し、客室に外光を取り入れるなどの工夫をしている。ホテルを企画・運営するリビタのホテル事業部グループリーダーの平田洋彦氏は「この場所は隣に荒池、その向こうに春日山原始林が広がり、奈良の町なかでも珍しいところ。夕方になると鹿もたくさんやってきて観光客に喜んでいただける景勝地になっている」と話す。

 リビタは「ザ・シェアホテルズ」ブランドを全国に9店舗展開。“シェアリング・ウイズ・ローカルズ”をキーワードに掲げ、地域との共生をめざしている。ミロク奈良はその9号店で、飲食メニューは地元の人気カフェ「くるみの木」が監修し、バーカウンターや客室の照明器具は奈良の照明デザイン会社「ニューライトポッタリー」、スピーカーも奈良の「リスチゥード」(旧ソニハウス)の製品を採用している。柱やテーブル天板には吉野杉、ランプシェードには吉野町に伝わる和紙「宇陀紙(うだがみ)」など、古から伝わる素材や工法をモダンなデザインに取り入れている。

 両者が協業することになった経緯について、平田氏はこう話す。「われわれは地域との共生や活性化を、中川政七商店は日本の工芸を元気にすることをめざしている。そこに共通軸があるので一緒に取り組めないかということになった。中川政七商店の売り場には、寝具のように手触りはすぐ分かっても寝心地までは体験できない商品もある。そういった商品を実際にホテルで体験してもらえれば、売り上げにもつながるのではないか。今後も季節ごとや新商品が発売されたときに、随時プランを企画していきたい」。

 ホテルが立地するのは、東大寺や興福寺が建つ奈良公園の近く。コロナ禍の影響で奈良に訪れる観光客は激減したが、ホテル開業以降の稼働率は、奈良市内の宿泊施設の平均稼働率より2割ほど高く、「出足好調」という。7月16日には、三条通りに土産物専門業態「中川政七商店 分店土産 奈良三条店」が開業した。観光客が戻り始めている市内中心部で始まった取り組みが、奈良観光の再生につながる事例となるか注目していきたい。

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「マッキントッシュ」が日本の「バトナー」と初コラボ カシミヤを使ったニットやコートなど

 「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」は、日本のニットブランド「バトナー(BATONER)」との初のコラボレーションアイテムを両ブランドの直営店で9月9日に発売する。

 アイテムは、アウター2型とニット4型を用意。アウターはウィメンズのフーデッドコート“KILSYTH”(税込25万800円)とメンズのステンカラーコート“DUNKELD”(同21万7800円)、ニットはウィメンズのタートルネック(同5万3900円)、ウィメンズのクルーネック(同8万6900円)、メンズのタートルネック(同9万7900円)、メンズのドライバーズニット(同10万7800円)などをラインアップする。

 コートには取り外し可能なカシミヤのライナーが付属し、ノースリーブのジレとして単独で着用することもできる。クルーネックとドライバーズニットでは「バトナー」定番の畦編みでしっかり目を詰めて編み上げ、カシミヤの肌触りを楽しめるように仕上げた。タートルネックでは、凹凸感とふわふわとした素材感の毛足の長いカシミアフォックスを使用した。

 「バトナー」は山形県寒河江市に拠点を構える日本のニットメーカー、奥山メリヤスが手がけるブランド。1951年に創業した同社の技術や伝統を、次世代に継承することを目的に2013年に誕生した。

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「古着屋ジャム」がお膝元の大阪に4店舗目 今秋、札幌と熊本にもオープン

 JAM TRADING(大阪、福嶋政憲社長)は8月26日、「古着屋ジャム アメリカ村2号店」をオープンする。大阪・中崎町店を移転リニューアルする形で、同フロアにウィメンズ古着の「エルル・バイ・ジャム アメリカ村店」も開店する。面積は2店舗を合わせて約495㎡、1万4000点以上の商品を並べる。

 福嶋社長は、「古着屋ジャム アメリカ村2号店では、昨年末にビルの老朽化のため閉店したわれわれの1号店である大阪・桃谷店の什器も利用して、ビンテージを強化する」と話す。

 古着屋ジャムは東京・原宿、宮城・仙台、京都、広島、福岡に店舗を持ち、アメリカ村2号店は大阪で4店舗目、全国では4月の名古屋に続く11店舗目。今秋には、北海道・札幌と熊本にも新店舗をオープン予定だ。

■古着屋ジャム アメリカ村2号店
オープン日:8月26日
時間:11:00〜20:00
住所:⼤阪府⼤阪市中央区⻄⼼斎橋1-10-28

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