「アンドワンダー」が「サロモン」の別注スニーカーを9月1日に発売

 「アンドワンダー(AND WANDER)」は9月1日、仏のアウトドアブランド「サロモン(SALOMON)」に色別注したスニーカー2型を発売する。「アンドワンダー」の全国5店の直営店や公式ECのほか、「アンドワンダー」の国内外の卸先セレクトショップで販売する。

 商品は、ロングトレイルハイク向けスニーカーの“ODYSSEY”のミッドカットの黒(税込2万5300円)と、トレイルランニングシューズ“XT-6”のキャメル(2万7500円)の2型。「アンドワンダー」は2019年秋冬から「サロモン」との取り組みを継続している。

 「アンドワンダー」はイッセイミヤケのデザインチーム出身の池内啓太、森美穂子によるアウトドアブランドで、18年からTSIホールディングス傘下。デザイナー2人も山好きなことから、人とは違う登山ウエアを求める層の間で人気が高まっている。「サロモン」は1947年に創業したアウトドアブランド。スキー用品が有名だが、近年はトレイルランニングやトレッキング分野にも注力。また、2015年にパリの有力セレクトショップ「ザ ブロークン アーム(THE BROKEN ARM)」とコラボレーションスニーカーを企画して以来、ファッションブランドとの取り組みも多く、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」などとも協業している。

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日本神話を感じる「アヤーム」、タイ人デザイナーの「アブランクページ」など初ランウエイ勢に注目 「WWDJAPAN」が選ぶ東コレ3日目のヒットブランド

 2023年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」(以下、東コレ)が8月29日に開幕した。9月3日までの6日間、国内外のバイヤーやジャーナリストに向けて、全49ブランドがリアルショーやオンライン形式でコレクションを披露する。

 「WWDJAPAN」は今シーズンも、総力をあげて東コレを取材。ここでは、取材班が“イケてる!面白い“と思ったブランドを毎日リポートする。3日目は「アヤーム」「アブランクページ」「ゲンザイ」をお届け。


東コレ取材は10年目
ファッションリポーター大杉
「アヤーム(AYAME)」

見どころ:竹島綾による「アヤーム(AYAME)」がブランド初のショーを披露しました。竹島デザイナーは英セント・マーチン美術大学のファッションニットウェア科を主席で卒業。在学中にはパリへ渡り、「コシェ(KOCHE)」やシャネル(CHANEL)傘下のクチュールアトリエであるメゾンルマリエで経験も積んでいます。5年前の帰国とともにブランドをスタートさせ、展示会とルックブックの公開を中心にコツコツとブランドを続けてきました。シーズンを休止した期間もありましたが、昨年、映像発表で東コレに初参加。今季、いよいよ念願のショーを開催するフェーズに。青い光に照らされたランウエイは、日本神話に登場する洞窟である天岩戸をイメージしたそう。登場したカットジャカードのフリンジやチュールなど、歩くとふんわりと揺れるトップスをまとったモデルたちは、まるで天女のようでした。またメンズモデルも、ギャザーでボリュームのあるピンクのドレスを着用し、ジェンダーも超越します。今季は「ゆだねる強さ」をテーマに「暗闇から這い上がり、前向きに進む」と竹島デザイナー。ポジティブなムードとともに、やさしさと強さが感じられるショーでした。


東コレ取材5シーズン目
編集部 美濃島
「アブランクページ(ABLANKPAGE)」」

見どころ:タイ人のラロパイブン・プワデト(Larprojpaiboon Phoovadej)デザイナーによる「アブランクページ」が東コレ初参加。原宿ファッションに引かれて、奨学金制度を利用して来日したデザイナーは、ドレスメーカー学院と文化ファッション大学院大学、ここのがっこうで服作りを学び、2022-23年秋冬シーズンにブランドを本格始動しました。同ブランドが初の東コレで掲げたテーマは、ステレオタイプならぬ“STEREOTHAI(ステレオタイ)“。序盤は、タイの街並みに着想したネオンカラーや、現地のテキスタイルで表現したタイの文字などで、自身のアイデンディティーを詰め込みます。そこから徐々に色を削ぎ、最後は白のスタイルを打ち出して、偏見を持たず“本来の自分を見て欲しい“という思いを表現しました。ウエアは生地をたっぷりと使い、ドローコードやギャザーでシェイプを変えるテクニックが目立ち、着る人の性別・体形を問いません。メッセージがまっすぐ伝わってくるショーで、これからの活躍が楽しみになりました。


東コレ初取材
ソーシャルエディター津田
「ゲンザイ(GENZAI)」

見どころ:アートディレクターとしても有名な永戸鉄也デザイナーとyutoriが手掛けるストリートファッションブランド「ゲンザイ(GENZAI)」が、初めてのショーを代々木第二体育館で開催しました。昨年からSNSを中心に話題を集めているブランドです。ショーのスタートと同時にラッパー・アーティストのHideyoshi(ヒデヨシ)さんが登場。次に、周りをモデルたちが円を描くように囲み、最後は大勢のダンサーが姿を現しました。その光景は、ランウエイショーというよりも音楽ライブの雰囲気で、服と音楽、そして体をたっぷりと使ったプレゼンテーションでした。コレクションは、オーバーサイズのジーンズや、同コレクションのテーマである“DYSTOPIA”の文字が背中にプリントされたフーディーなど、ストリート感の強いウエアが多出。個性溢れるモデルとも好相性な雰囲気です。モデルたちは登場してから最後まで一歩も動かないという斬新すぎる演出で、「普通のショーはやらない」という反骨心も強く感じました!まだまだ成長しそうな同ブランドのこれからが楽しみです。

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「ルナソル」が「マラミュート」とコラボ 美容部員の期間限定ユニフォームを披露、ニットポーチも

 カネボウ化粧品のトータルメイクブランド「ルナソル(LUNASOL)」は今秋、ニットウエアを主力にするウィメンズブランド「マラミュート(MALAMUTE)」とコラボレートする。9月中旬~10月末の期間限定で「マラミュート」が特別にデザインした美容部員のユニフォームを「ルナソル」の伊勢丹新宿店や三越銀座店など6店舗で採用する。

 今回、「ルナソル」の秋冬コレクション“Fragment of the Earth(地球のかけら)”シリーズ第2弾の発売に合わせ、コラボを実施。ユニフォームは、「ルナソル」が提案するコンセプト「エゴイスティック シック(EGOISTIC‐CHIC)」をもとに、“新しい現代女性”のイメージを表現した。「マラミュート」の代名詞であるニットと、再生ポリエステルの生地を使用し、曲線美をアクセントにモノトーンで仕上げた。パンツスタイルとワンピーススタイルの2パターンをそろえ、袖口とパンツの内側にニットリブを採用するなど、動作に負荷がかからないデザインにこだわった。
  
 また、オリジナルのノベルティポーチを用意。「マラミュート」2022年秋冬コレクションで発表した金木犀の花柄ニットをモチーフに、「ルナソル」の“Fragment of the Earth”から着想した、ネイビー、ベージュ、オレンジの3色をデザインに採用した。なお、ノベルティポーチは9月16日から数量限定で、「ルナソル」の公式ECと限定ユニフォームを着用する「ルナソル」6店舗で税込1万1000円以上の購入者にプレゼントする。

 「ルナソル」がファッションプロダクトとコラボするのは、7月に実施した松村光が手掛ける「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」に次ぎ、今年2度目となる。

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「WWDBEAUTY」編集部が注目する9月発売の新作コスメ【新製品レコメンド】

 本連載は美容業界で活躍する識者をゲストに招き、注目の新製品を紹介する。今月は日々新製品をチェックしている「WWDBEAUTY」編集部が9月に発売する新製品をピックアップ。

新技術を採用したコスメに注目
カバーするだけじゃない“スキンケア級”ファンデーションも

 各ブランドから新技術を採用した期待の新作コスメが続々と登場する。特に秋冬に向けて発売するファンデーションは、カバーするだけでなく美容成分を豊富に配合することでスキンケア効果も兼ね備え、ハイカバーでありながら、素肌感のあるナチュラルな仕上がりにも技術が光る。また、スキンケアはさまざまな肌悩みに対応する頼もしいアイテムがそろう。「コスメデコルテ」の新クリームは睡眠時間に着目し、「3時間多く眠ったような肌」へと導くという。同シリーズのブランドを代表する美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”と並ぶ名品誕生の予感に期待が高まる。

9月1日発売
ゲラン(GUERLAIN)

 2009年に発売したファンデーションシリーズ“パリュール ゴールド”をリニューアルする。シリーズを象徴する24Kゴールドを従来品の10倍も溶け込ませ、肌の内側から輝きを放つ処方に進化した。また、シリーズの中でも最も高い比率であるスキンケア成分を85%配合し、使うほどに肌質の改善も期待できる。グロウタイプとマットタイプの2種をそろえる。

9月1日発売
シセイドウ(SHISEIDO)

 フェイスカラーとしてもアイシャドウとしても使用可能なマルチパウダー。微細な発光パールをリキッドイン処方でプレスすることで、濡れたような艶のある輝きを最大限に高める。また、肌荒れを防止するラディアント トリートメントパウダーと保湿効果のある精製アルガンオイルを配合し、肌への優しさと軽くて心地よいテクスチャーを実現。艶のある上品な光沢が立体感のある肌や目元を演出する。

9月2日発売
ランコム(LANCOME)

 プレミアムシリーズ“アプソリュ”から、長寿美肌研究を基に開発した集中美容液が登場する。日本で開発した同製品は、シリーズ初の“アンプル”タイプの美容液。独自の整肌成分、グラン ローズ エクストラクトを配合したほか、3種のセラミドを含む独自開発のセラミドカプセル、分子蒸留によって有用成分を高濃度で抽出したヒマワリ種子オイルのオレオ ディスティレートを含んだ浸透力の高いフォーミュラが肌を素早く潤し、外部環境から肌を保護する。

9月3日発売
メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)

 長く濃密なまつ毛を実現する新マスカラは、ブランド史上初となる「スカイリフトブラシ」を採用。コームがブラシのように5列のアーチ状に並び、まつ毛を逃さずキャッチする。コンパクトで小回りがきき、目頭や目尻のまつ毛までしっかりとマスカラ液を塗布できる。ウォータープルーフで汗や水にも強く、まつ毛をケアする成分も配合した。

9月9日発売
カネボウ(KANEBO)

 肌本来の美しい質感を再現する新技術を搭載した美容液ファンデ―ション。粉体顔料を油剤に高分散させてカラーオイル化し、それを独自開発の透明ジェルで包む新技術「ライブリースキンテクノロジー」を採用した。肌に均一に伸び広げやすいテクスチャーと、カバー力がありながら肌本来の艶・キメ・色を生かした素肌の質感を再現する。

9月16日発売
コスメデコルテ(DECORTE)

 ブランドを代表する美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”で採用している「多重層バイオリポソーム」にフォーカスし、クリーム剤型のためにアレンジした「ナイト多重層バイオリポソーム」を新たに開発。これまで不可能とされていたエモリエントオイルとの配合に成功し、肌をこすれから守るシールド効果を実現した。濃密な潤いでハリや艶、弾力のある肌へ導く。

9月23日発売
イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)

 ブランド独自の艶フィルム処方により、軽やかなつけ心地でありながら鮮やかな発色と艶を実現する新リップが誕生。リップトリートメント効果の高いスキンケア成分を約40%配合することでふっくらと潤いのある唇に整え、つけたての美しいカラーが長時間持続する。カラーは肌なじみの良いヌードからブランドの真髄を表現したレッドまで7色をラインアップ。

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美容クリエイター・ギュテのMYベストコスメ マスク生活でもヨレない最強コスメを紹介

 今回で2回目となる美容賢者のMYベストコスメ企画には、メイクアップアーティストとして活動しながら、ユーチューブやTikTokを中心に美容クリエイターとしても人気を誇るギュテが登場。性別や国籍、ジャンルを超えたメイク動画を公開するたびに瞬く間にいいねが押され、“整形級メイク”と話題になる彼が、コスメを選ぶときのポイントは?愛用する製品とともに紹介する。

数々の製品を試す中で、コスメを選ぶポイントは?

 「今の時期だと崩れにくさを重視しています。僕は絶対にメイク直しをしたくないので、メイク直しが必要ないようにコスメを選んでいます。あとはパッケージと香り。メイクをしているときは、美しい仕上がりはもちろん、自分の気分が上がるかどうかが大切だと思うんです。化粧品は一つ一つ、パッケージもこだわっていて、どれも個性があるものばかり。“パケ買い”って言葉があるくらい、パッケージのデザイン性を重要視している人も多いです。男性は特に、パッケージが女性らし過ぎるものはバッグから出しにくい。だからパッケージも自分のファッションに合うようなものを選びたいと思っています。僕はシルバーアクセサリーが好きなので、シルバーのパッケージのコスメを持つことが多いですね」。

シャープなパッケージとセミマット感が理想的なクッションファンデ

 「クッションファンデのパッケージは丸みのあるものが多いと思うのですが、これは全体的にシャープなフォルムで男女ともに使いやすいデザインが気に入っています。また、クッションファンデにありがちな水分量が多い、艶感が出過ぎる、というものではなく、しっかり硬めのテクスチャーも使いやすい。仕上がりはセミマットで、マスクをつけていても崩れにくく、メイク直しもしやすいです。肌に色が合いやすく、ファンデーションの方から肌の色に合わせにいってくれるような感じで、2色展開でも比較的幅広い人が使いやすいのではないでしょうか。僕が使っているのは21番のアイボリーというカラーです」。

マスク崩れも防止してくれる“防水パウダー”

 「肌を一瞬でサラサラにしてくれて汗や水を弾いてくれるフェイスパウダー。これを多めにつけていれば海に入っても顔が濡れていないくらいなので、僕の中では“防水パウダー”と呼んでいて、いつも仕上げに使っています。さらにパウダーの粒子一つ一つにオイルがコーティングされていて皮脂を吸着してコントロールしてくれるため、ベタつきや皮脂崩れを防いでくれます。最近はマスクをつけることが多いですが、肌の上にこのパウダーでひとつ層を作ることでファンデーションがマスクにつくのを防いでくれますよ」。

よれにくく、手ブレもしにくいアイライナー

 「僕が使った中で、一番よれないアイライナー。クレンジングバームを使っても落とせないくらいフィットしてくれるので、目元用のリムーバーで落としています。水、汗、皮脂はもちろん、擦れにも強く、マスクで蒸れたり、暑い夏の時期にもおすすめ。そしてこのアイライナーはペン自体に少し重みがあるので描きやすいのも特徴です。カラー展開が多く全色持っていますが、特にこのブラウンをよく使っていて、まつ毛を描いたりするのに役立っています」

8本目リピート!美しい唇を作る殿堂入りリップ

 「“ローズウッド”というピンクベージュっぽいカラーを愛用し、8本目くらいリピートしています。リップケアとしても使えて縦皺などを目立たなくなり、カプサイシン入りで唇をパンプする効果もあったり、唇を美しく見せてくれます。普段は『ケイト(KATE)』の“リップモンスター”の後につけていて、お直しはこのマキシマイザーひとつでOK。パンプ機能があるものの、程よく唇を際立たせてくれる程度なので他のリッププランパーのようなイヤなヒリつき感、荒れなどが気になりません。出かけるときにはこのリップと“防水パウダー”、財布しか持たず、『これさえあれば大丈夫!』と思えるリップです」。

良い香りのミストでメイク前のモチベーションUPに

 「メイク後に肌に吹きかけるとメイクの持ちを良くしてくれるという製品なのですが、僕はメイクの仕上げだけではなく、スキンケアミスト感覚でメイクを始める前にも使っています。肌が安定する気がするし、なんと言っても香りが良くて、これをつけると『メイクが始まった!』という感覚になり気分が上がります」。

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「ワイズ」がジェンダーレスラインから新作を発売 “違和感”を残したオールブラックのアウターがそろう

 ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y’s)」は、ジェンダーレスなアイテムを提案するコレクション「Y's....」から秋冬の新作を発売する。アイテムはジャケット(7万4800円〜、税込、以下同)やコート(13万2000円)、ブルゾン(12万1000円)などのアウターがメイン。現在は公式オンラインストアで発売中で、9月2日からは全国の店舗で順次取り扱う。

 今回のコレクションではパーツの一部を特徴づけるシルエットにより、違和感や抑揚を加えたアイテムをそろえた。ジャケット2型はどちらもモールスキンを採用しており、テーラード風に仕立てたもの(7万9200円)と、継ぎ接ぎで構成したワ―クウエア風(7万4800円)をラインアップする。

 コートは、袖のボリュームと絞ったウエストが特徴のモールスキンロングコートと(13万2000円)、フーディをドッキングしたようなレイヤードテーラードコート(17万6000円)を用意。ブルゾンは3WAYで着られるライナーつき(15万9500円)と、継ぎ接ぎの生地が柄を描き出したようなライダースブルゾン(12万1000円)の2型をそろえた。そのほか、耳当てが付いたニットのバケットハットも発売する。

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「ワイズ」がジェンダーレスラインから新作を発売 “違和感”を残したオールブラックのアウターがそろう

 ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y’s)」は、ジェンダーレスなアイテムを提案するコレクション「Y's....」から秋冬の新作を発売する。アイテムはジャケット(7万4800円〜、税込、以下同)やコート(13万2000円)、ブルゾン(12万1000円)などのアウターがメイン。現在は公式オンラインストアで発売中で、9月2日からは全国の店舗で順次取り扱う。

 今回のコレクションではパーツの一部を特徴づけるシルエットにより、違和感や抑揚を加えたアイテムをそろえた。ジャケット2型はどちらもモールスキンを採用しており、テーラード風に仕立てたもの(7万9200円)と、継ぎ接ぎで構成したワ―クウエア風(7万4800円)をラインアップする。

 コートは、袖のボリュームと絞ったウエストが特徴のモールスキンロングコートと(13万2000円)、フーディをドッキングしたようなレイヤードテーラードコート(17万6000円)を用意。ブルゾンは3WAYで着られるライナーつき(15万9500円)と、継ぎ接ぎの生地が柄を描き出したようなライダースブルゾン(12万1000円)の2型をそろえた。そのほか、耳当てが付いたニットのバケットハットも発売する。

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アーティストの向井太一が手掛けるブランド「ムカイ」がスタート ベーシックな7型でスタート

 セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」などを運営するTOKYO BASEは、アーティストの向井太一がディレクターを務めるブランド「ムカイ(MUKAI)」をスタートする。9月1日12:00にステュディオス原宿本店とオンラインストアで発売する。

 「ムカイ」では、ディレクター本人が求めるワードローブをベースとしたありそうでない定番アイテムを作り、着る人の魅力が服によってにじみ出るニュースタンダードを提案するという。ファーストシーズンでは、シルエットや素材にこだわったシャツやデニムパンツ、ジャケット、コートなどベーシックアイテム7 型が登場する。価格帯は税込1万8700〜7万9200円。

 向井太一は、1992年福岡出身のシンガーソングライター。自身のルーツであるブラックミュージックをベースに、ジャンルを超えた楽曲を制作し、高い支持を集める。

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“カカオブラウン”が人気急上昇! ベストコスメ受賞ヘアカラー「アルティスト」の今秋の提案

 資生堂プロフェッショナルのサロン専用プレミアムヘアカラーブランド「アルティスト」は、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」のヘアカラー部門で2年連続3位を受賞した。

 同アワードは、業界をけん引する著名ヘアサロンの美容師による投票で、カテゴリー別のベストアイテムを決定する企画。連続受賞という結果により、改めてその存在感の高さを示した。中でも秋に向けて、ブラウン系カラー“カカオブラウン”の人気が急上昇中。ここでは同色の魅力を、トレンドセッターとして第一線で活躍するトップスタイリスト、谷口翠彩「クイーンズガーデン バイ ケイトゥー(QUEEN’S GARDEN by K-two)銀座」店長が、モデル作品を通して紹介する。

“カカオブラウン”1本で今秋に
人気となる色みと深みを表現できる

谷口翠彩/「クイーンズガーデン バイ ケイトゥー(QUEEN’S GARDEN by K-two)銀座」店長

 「『アルティスト』の魅力は、1本で思い描いた色を発色してくれるところ。明るいブリーチ毛にもグレイカラーにも使えて、なりたい色をかなえてくれる。例えば一般的に、カラー剤を分けて塗布しないと、ブリーチ部分には色が入り過ぎてしまうことがある。その点『アルティスト』は塗り分けをしなくてもベース・ブリーチ部分どちらにもフィットしてきれいに発色するので、サロンワークの時間短縮にもなり、パフォーマンスが上がる。通常は塗り分けが大変で時間がかかるデザインカラーも、ワンメイクでできるので時短につながる」と、「アルティスト」の特長を話す谷口翠彩店長。

 今秋のイチオシカラーは“カカオブラウン”という。「秋冬は血色がよく見える、温かみと深みのある色が求められる傾向がある。中でも今秋のポイントは、“ブラウンとテラコッタに合うヘアカラー”。透明感よりも艶や深みを重視した、しっかりと強いイメージの女性像を提案したい。“カカオブラウン”のよさは、1本で艶と深みが出るところ。ブリーチ毛に通常のブラウンを入れると、『物足りない』『浅い』となり、それを補うために重ねて暗くなってしまう……というパターンに陥りがち。“カカオブラウン”なら1本だけで、暗くないのに深さを表現できる」。

 また、グレイカラーとして使えることも特長の1つ。「絶妙なブラウンの色みなので、白髪部分にもしっかり色が入る。時間が経って褪色してきたときも、白髪特有のキラつきも抑えられる。明るめのグレイカラーにしたい場合は、明度の高い“カカオブラウン”に濃いめの同色を足すと、明るさをキープしつつ、しっかりと染まってくれる。秋冬にニーズの高い、こっくりとした色がかなえられる」。

黒髪ベースでカラーリングしても
艶と深みが出る“カカオブラウン”

 根元には“カカオブラウン(CB)”7・9レベル、中間~毛先は“カカオブラウン(CB)”7・9レベル、“アイリスバイオレット(IV)”9レベルを施したスタイル。

“カカオブラウン”はブリーチオンでも
1本で深さを表現できる

 根元には“カカオブラウン(CB)”9レベル、中間~毛先には“カカオブラウン(CB)”13レベルを施したスタイル。※インナー部分はブリーチ

艶のある美しい髪色をかなえる
「アルティスト」

 「アルティスト」は、ダメージを気にすることなく、何度でも繰り返し楽しめるヘアカラー。髪の芯からのゆるぎない発色と、艶のある美しい髪色をかなえる。3月1日には新色の“クリーミーピーチ”“サンドベージュ”“ピュアシェード”5色を発売。人気色となっている一方で、秋に向けて既存色“カカオブラウン”の需要も高まっている。

問い合わせ先
資生堂プロフェッショナル ヘア技術センター
0120-785-466

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「ミュウミュウ」がムートン素材の新作を集めたポップアップ バッグやバケットハットなど

 「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、ポップアップ“ミュウ グルーヴ(Miu Groove)”を9月7〜13日に伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージで開催する。

 ポップアップでは秋冬シーズンに先駆けて、ムートン素材の新作をラインアップ。シープファー素材を用いたバッグ“ミュウ ワンダー”(税込24万2000円)とバケットハット(同10万3400円)を先行販売するほか、スモールレザーグッズやスマートフォンケース、イヤーカフ、キーリングなどのアクセサリーも並ぶ。カラーはホワイト、エクリュ、ブルー、ピンクなど柔らかな色を基調としている。

 さらに、9月7〜20日に“ペニーローファー”の新色を同店の本館2階の婦人靴売り場で先行販売する。価格は同14万5200円で、カラーはホワイトを用意する。

■ミュウ グルーヴ
会期:9月7〜13日
場所:伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージ
住所:住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ミュウミュウ」がムートン素材の新作を集めたポップアップ バッグやバケットハットなど

 「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、ポップアップ“ミュウ グルーヴ(Miu Groove)”を9月7〜13日に伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージで開催する。

 ポップアップでは秋冬シーズンに先駆けて、ムートン素材の新作をラインアップ。シープファー素材を用いたバッグ“ミュウ ワンダー”(税込24万2000円)とバケットハット(同10万3400円)を先行販売するほか、スモールレザーグッズやスマートフォンケース、イヤーカフ、キーリングなどのアクセサリーも並ぶ。カラーはホワイト、エクリュ、ブルー、ピンクなど柔らかな色を基調としている。

 さらに、9月7〜20日に“ペニーローファー”の新色を同店の本館2階の婦人靴売り場で先行販売する。価格は同14万5200円で、カラーはホワイトを用意する。

■ミュウ グルーヴ
会期:9月7〜13日
場所:伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージ
住所:住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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米フレッド シーガル、オリジナルのアパレルコレクションを発売 着想源は“LAのネイバーフッド”

 米ロサンゼルス発のセレクトショップ、フレッド シーガル(FRED SEGAL)は、オリジナルのアパレルコレクション「ザ・ネイバーフッド・コレクション(The Neighborhoods Collection)」を発売した。

 ロサンゼルスの近隣地域(ネイバーフッド)を着想源とした本コレクションのデザインは、ハーレーダビッドソン(HARLEY-DAVIDSON)のリード・デザイナーを務めていたアルフレード・セッティミオ(Alfredo Settimio)が行った。ブランドロゴもアップデートしたという。アイテムはオーバーサイズでジェンダーニュートラルなシルエットのTシャツ、スエットシャツ、スエットパンツ、フーディーなど22型をそろえ、ネオンカラー6色を含む12色で展開。主にオーガニックもしくはリサイクルコットンを使用し、地元ロサンゼルスのメリヤス工場で生産した。価格は180~390ドル(約2万4000〜5万3000円)。

 イタリア生まれで、ロサンゼルスで暮らして30年になるというセッティミオは、「イタリアでデザイナーをしていた当時からフレッド シーガルと取り引きしていたし、ロサンゼルスに来てからもよく通っている。大切に思っているショップのコレクションを手掛けることができて、とても光栄だ」と語った。

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ベスコス受賞のイーラルが「脳トレ」開発教授監修実験で確認 “ヘッドキュア”の2つの効果

 頭皮と髪のエイジングケア※1ブランド「イーラル」を手掛けるイーラルはこのほど、同社独自の頭皮ケアメソッド“ヘッドキュア”の効果検証に関する実験を東北大学と共同で行った。その結果、ヘッドキュアの施術にリラックス効果や集中力向上効果があると確認された。同ブランドの“スカルプシャンプー”は、「WWDJAPAN 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」でシャンプー部門第3位を獲得するなど、頭皮に悩みを持つ人とサロンから高い支持を集めている。エビデンスを得たことで、メソッドへの信頼度が高まっている。

 頭皮環境を整えることで美しい髪の土台を整えることを目的とした、イーラル独自のメソッドであるヘッドキュアは、16種のオリジナルプロセスで構成する。人が持つ本来の機能へ導くメソッドで、顔や頭頂部、うなじ、首元、肩などに、施術者が体幹を使って奥までアプローチする。同社の公式アカデミーに合格し、認定証を得た人だけを“キュアリスト”と呼び、イーラル取り扱いサロンで施術することができる。

 ヘアサロンと頭皮に悩みを持つ顧客から支持を得ているヘッドキュアを、東北大学ナレッジキャストと東北大発ベンチャーのNeUが実証実験し、その実験結果を評価した。実証実験における脳科学計測手法や計測結果の評価・解釈は、「脳トレ(脳力トレーニング)」開発者である東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授から学術指導を受けた。

 効果検証実験の結果、ヘッドキュアにはリラックス効果と、認知機能の一種である集中力・判断力向上の効果があると判明した。また、施術を続けることで疲労回復や認知機能を高める効果も期待できることが分かった。

 これまで同社は「なりたい自分」に近づく最適な方法として、サロンでのヘッドキュアと、イーラル製品を活用した自宅ケア(ホームキュア)の併用を提唱してきた。今回の効果検証実験で確かな効果が裏付けられたことで、サロンでのヘッドキュア導入のさらなる活性化を目指す。

※1 年齢に応じたお手入れ

TEXT:WAKANA NAKADE
問い合わせ先
イーラルお客様相談室
0120-36-1186

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「売らない店、売ります」 ベータ・ジャパンが体験型ストアの出店支援事業を開始

 「売らない店、売ります」。体験型ストアの「ベータ(b8ta)」を運営するベータ・ジャパン(北川卓司社長)は、体験型ストア運営のためのソフト面、ハード面の仕組みを販売し、出店支援を行う「バイ・ベータ」事業をスタートした。8月から、まずは「ベータ」が“テスター”と呼ぶ店頭スタッフを育成するためのトレーニングプログラムを販売。店頭での客の行動データを分析するシステムや、可動型の什器、店舗デザインなども今後販売していき、「2023年中には、『バイ・ベータ』の店をオープンしたい」(北川社長)という。

 「ベータ」は20年8月に東京・有楽町、新宿に2店舗同時オープンし、21年11月に渋谷、22年4月に埼玉の越谷イオンレイクタウンにも出店している。また、今年は8月から10月にかけて、大阪、福岡、名古屋でポップアップストアも実施する(大阪は実施済み)。ただし、「今後、国内で何十店も自分たちで出店・運営していけるかというとそれは難しい。日本上陸時から、自社での店舗展開と共に体験型ストアの仕組みを販売していくことを目標にしていた」と北川社長は話す。

 8月8日に販売開始した“テスター”のトレーニングプログラムは、講師1人を派遣して2日間の研修を行う。対象人数10人までで100万円前後といった料金設定だ。「一般的な販売員は売ることを目的にしているが、“テスター”は売ることが主目的ではなく、お客さまとのコミュニケーションの中で、さまざまなニーズを聞き出すことが仕事。このマインドセットを変えることが実は難しく、そのためのトレーニングをする」のだという。

 発売以降、トレーニングプログラムには既に不動産デベロッパーなど10社程度から引き合いがある。デベロッパー各社は、自社物件内で将来的に「バイ・ベータ」を利用した体験型ストアの開設を目指している。D2C型のブランドが増えており、ポップアップ(催事)スペースを持つデベロッパーは多いが、その運営に「ベータ」の仕組みを活用しようという狙いだ。

銀行やカーディーラーも注目

 デベロッパーのほかに、銀行やカーディーラーなどの異業種が興味を示すケースもあるという。銀行は窓口閉鎖に伴って店舗の転用が求められており、カーディーラーは「車を買おう」とは思っていない客をいかに引き込むかが課題。その解決策として、コーナー展開を含む体験型ストアの運営に注目が集まっている。また、本屋や飲食店からも問い合わせがあったという。

 「体験型ストアを始めるための初期投資を抑えることができれば、『バイ・ベータ』事業に興味を持つ企業はさらに増える」として、ベータ・ジャパンとしてさまざまな工夫を盛り込んでいる。例えば、「ベータ」では店舗の天井に何十台も取り付けたカメラによって客の行動データを追い、客がそれぞれの出展商品のブース前でどのような行動を取ったかというデータを、“テスター”が聞き出した客の声と共に出展企業にフィードバックしている。しかし、「カメラはそれ自体が高いし、一度天井に取り付けると位置を変えるのが難しい」ため、天井のカメラに代えて、各商品のブースに設置しているタブレットで客の行動データや属性を収集できる仕組みを現在開発中だ。また、オリジナルデザインのコンパクトな可動型什器も現在製作しており、今後販売やリースを行っていく。

 20年の日本上陸以来、客の行動データを分析するためのシステムは米国の「ベータ」が開発したものを使ってきたが、「バイ・ベータ」事業立ち上げに伴い、日本向けのシステムを新たに構築している。「以前のシステムは前提として英語表記だった。UI/UXもより日本向けに使いやすいように変える」ことが目的だ。

※「ベータ」は15年に米サンフランシスコでオープンし、最盛期は米国で20店以上を運営していたが、コロナ禍による客数減から22年2月に米国内の全店を閉鎖している。日本事業は21年12月に米国から独立している。

 これら「バイ・ベータ」の仕組みを活用すれば、「(店舗とする物件やスペースが既にあるならば)数百万円で体験型ストアをスタートすることができる」とアピールする。将来的には、ベータ・ジャパンとしての直営店舗運営と、「バイ・ベータ」事業の売り上げを「2対8にしていく」考え。新店出店やポップアップストアの運営、「バイ・ベータ」事業立ち上げのために、ベータ・ジャパンは今春に累計6億円の資金調達も実施している。

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“人間vs AI” 次世代のスニーカー真贋鑑定でフェイク品は見破れるか

 リセール、リユースなど、二次市場が活発になればなるほど、スニーカーの偽物問題が浮き彫りになってくる。フェイク品のクオリティーは、もはや本物と見分けが付かないレベルなのに、鑑定士の育成には時間がかかり過ぎて、追いついていないのが現状。うっかり偽物のスニーカーを掴まされるなんてのは世の常である。そんな今、 AIを使った次世代の真贋鑑定サービスが話題だ。AIは人智を超えた革命となるか、はたまた人にしかできない“心眼鑑定”は生き残るか?(この記事は「WWDJAPAN」2022年8月22日号からの抜粋です)

「アンストリート」がスニーカー売買サービスをスタート

 スニーカーやストリートの最新情報などを発信するメディアアプリ「アンストリート(UNSTREET)」が、スニーカーを売買できるC to Cフリマ機能を実装した。これまでのスニーカー売買は、「メルカリ」や「ヤフオク」のような完全個人間での取り引きか、「スニダン」や「ストックX」のように物流倉庫に一度送って、鑑定士の目を通してから取り引きするのが一般的だった。フェイク品の可能性もあるスニーカーの売買で、個人間での取り引きは不安。一方で鑑定士による鑑定は、人材や場所など、そこそこの事業規模が必要で日数もかかる。

 そこで「アンストリート」では、あくまで個人間での取り引きに、 AI画像鑑定を導入。その先駆けであり、偽物検証動画でもおなじみのユーチューバー、白龍さん率いる「チェックグッズ(CHECKGOODS)」と業務提携することで、安心安全な売買を可能にした。そもそも、これまで人が時間をかけて鑑定していたモノをスマホの画像だけで、しかもものの数秒で判断できるのかと、思わず信ぴょう性を疑ってしまうけど、その精度は予想以上だ。

【出品オファー& AI鑑定】「アンストリート」ではスニーカーの発売情報とは別に、リリースに反応してプッシュ通知する“リストック通知”機能を備えていた(現在は「キラーパス」という別アプリに移行)。買うことに重点を置いたアプリだから、ユーザーは、“持っているもの”や“欲しいもの”を図鑑のようにリスト化でき、既に“持っているもの”は20万件以上、“欲しいもの”は200万件以上のデータがある。それを生かして、“欲しい人”が“持っている人”にオファーできるマッチング機能を設けた。出品オファーが成立すると、出品者は指定された箇所の実物の画像を投稿し、「チェックグッズ」による AI画像鑑定に進む。鑑定はたった5秒で完了。鑑定結果を待って、本取り引きへ。

【鑑定結果】鑑定結果は、複数の鑑定ポイントの正規品との一致率で総合的に決まる。総合的に判断するのは、正規品にも個体差があるため。99%以上の正答率だとか。

鑑定マスター!白龍さんに聞く偽物市場の闇

 今年2月に正式ローンチした「チェックグッズ」は、某スニーカーユーチューバーが“鑑定の精度を暴く”目的で、フェイク品の“ダンク”を複数の鑑定サービスに申し込み、試したところ、ほとんどの鑑定士の目をすり抜ける事態に。にもかかわらず、なんと画像だけで偽物と判定したことをきっかけに、サーバーがパンクするほど一気に知名度が上がった。数十万件の正規品と数万件のフェイク品の2つデータベースを所有し、ブランド品やストリートウエアの鑑定も可能。中国にも強いネットワークを持ち、各偽物工場の特徴まで把握。人間に依存しないAI画像鑑定サービスを提供する。

 「世界中のフェイクスニーカーのほとんどが中国産で、その99%が福建省の莆田市というところで作られています。莆田市にはナイキなどのメーカーの正規工場がいくつもあり、各サプライチェーンもある。莆田市だけで、2020年の1年間で20億足のスニーカーが作られたとか(正規品も含む全て)。フェイク品のクオリティを大きく分けると、S、A、B、C。BとCは僕たちが見ればすぐに分かりますが、SとAはスーパーコピーのレベルです。中国では、このSとAを「純原級」(2万〜3万円程度)と、BとCを「公司級」(5000〜1万5000円)と呼び2種類に分けられます。流通しているほとんどのフェイク品は公司級ですが、純原級は名前の通り、メーカーと同じサプライチェーンから仕入れた純粋な原材料を使っていて、一見、見分けがつきません。さらに純原級の中でも工場によって得意分野が異なり、例えば、今回用意した“トラヴィス・スコット×フラグメント”の“エア ジョーダン 1(AJ1)”のS級は、“AJ1”に特化した「LJR」という工場で作られたものです。LJR産は偽物の中でもものすごく高い水準で作られていて、販売価格もプレ値です。そのレベルのスーパーコピーは、外観ではほぼ分からないため、鑑定ポイントで判定します。その鑑定ポイントをいくつか解説します」。

知って得する鑑定ポイント

 どんな新作が発売されようとも、メーカーに共通しているポイントが必ずあり、そこから見るのが鑑定の基本だ。正規品とS級を比べてみた。

【内タグのフォント】
 鑑定でまず大事なのが、サイズや品番が記載してある内タグで、フォントの微差をまず確認。これは「9」がほんとに若干違うらしい。触れば生地の質感も本物とは異なる。あとは工場の略語が記載してあるため、その工場の特徴と一致しなければ、“怪しい”という判断基準に。

【中底の縫い目】
 中底の縫い目がフェイク品の方が雑に見えるが、正規品にもかなり個体差があるので一つの判断基準に過ぎない。正規品より穴が綺麗過ぎたり、糸の色が白過ぎたり、テープの色が本物より白かったりと、いくつかのポイントを見て、総合的に判断する。実は、“穴が綺麗過ぎる”のはLJR工場の特徴。毒をもって毒を制すわけだ。

【インソールの糊付け】
 インソールの糊付けは、現在でも偽物工場に完全に再現されていない最大の突破口だ。写真の右側が正規品でS〜C級までが順に並ぶ。正規品に比べ、フェイクは線がムラっぽい。ただし、正規品にも糊の付け方が複数ある。インソール無しのスニーカーは絶対に買ってはダメ。

【ふくらみ】
 画像だけでは外観で判断するのが難しいのだが、実は手に取るとよく分かるのは、履き口の外側・内側のふくらみだ。ここのふくらみが本物と偽物では若干異なる。偽物は、なんだかのっぺりしていて安っぽい。

【紙タグ】
 実はS級には国内正規品の証である紙タグが付いていない。一方、B級やC級には、紙タグが付いているものが多いとか。フォントも紙質も違うので、本物と全く異なる。

【シューズボックス】
 シューズボックスはクオリティーの差が出やすい。日本で流通しているスーパーコピーはあえてボックス無しのものも多いそう。本物のボックスに入れ替えている場合もあるそうなので、注意が必要。

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“人間vs AI” 次世代のスニーカー真贋鑑定でフェイク品は見破れるか

 リセール、リユースなど、二次市場が活発になればなるほど、スニーカーの偽物問題が浮き彫りになってくる。フェイク品のクオリティーは、もはや本物と見分けが付かないレベルなのに、鑑定士の育成には時間がかかり過ぎて、追いついていないのが現状。うっかり偽物のスニーカーを掴まされるなんてのは世の常である。そんな今、 AIを使った次世代の真贋鑑定サービスが話題だ。AIは人智を超えた革命となるか、はたまた人にしかできない“心眼鑑定”は生き残るか?(この記事は「WWDJAPAN」2022年8月22日号からの抜粋です)

「アンストリート」がスニーカー売買サービスをスタート

 スニーカーやストリートの最新情報などを発信するメディアアプリ「アンストリート(UNSTREET)」が、スニーカーを売買できるC to Cフリマ機能を実装した。これまでのスニーカー売買は、「メルカリ」や「ヤフオク」のような完全個人間での取り引きか、「スニダン」や「ストックX」のように物流倉庫に一度送って、鑑定士の目を通してから取り引きするのが一般的だった。フェイク品の可能性もあるスニーカーの売買で、個人間での取り引きは不安。一方で鑑定士による鑑定は、人材や場所など、そこそこの事業規模が必要で日数もかかる。

 そこで「アンストリート」では、あくまで個人間での取り引きに、 AI画像鑑定を導入。その先駆けであり、偽物検証動画でもおなじみのユーチューバー、白龍さん率いる「チェックグッズ(CHECKGOODS)」と業務提携することで、安心安全な売買を可能にした。そもそも、これまで人が時間をかけて鑑定していたモノをスマホの画像だけで、しかもものの数秒で判断できるのかと、思わず信ぴょう性を疑ってしまうけど、その精度は予想以上だ。

【出品オファー& AI鑑定】「アンストリート」ではスニーカーの発売情報とは別に、リリースに反応してプッシュ通知する“リストック通知”機能を備えていた(現在は「キラーパス」という別アプリに移行)。買うことに重点を置いたアプリだから、ユーザーは、“持っているもの”や“欲しいもの”を図鑑のようにリスト化でき、既に“持っているもの”は20万件以上、“欲しいもの”は200万件以上のデータがある。それを生かして、“欲しい人”が“持っている人”にオファーできるマッチング機能を設けた。出品オファーが成立すると、出品者は指定された箇所の実物の画像を投稿し、「チェックグッズ」による AI画像鑑定に進む。鑑定はたった5秒で完了。鑑定結果を待って、本取り引きへ。

【鑑定結果】鑑定結果は、複数の鑑定ポイントの正規品との一致率で総合的に決まる。総合的に判断するのは、正規品にも個体差があるため。99%以上の正答率だとか。

鑑定マスター!白龍さんに聞く偽物市場の闇

 今年2月に正式ローンチした「チェックグッズ」は、某スニーカーユーチューバーが“鑑定の精度を暴く”目的で、フェイク品の“ダンク”を複数の鑑定サービスに申し込み、試したところ、ほとんどの鑑定士の目をすり抜ける事態に。にもかかわらず、なんと画像だけで偽物と判定したことをきっかけに、サーバーがパンクするほど一気に知名度が上がった。数十万件の正規品と数万件のフェイク品の2つデータベースを所有し、ブランド品やストリートウエアの鑑定も可能。中国にも強いネットワークを持ち、各偽物工場の特徴まで把握。人間に依存しないAI画像鑑定サービスを提供する。

 「世界中のフェイクスニーカーのほとんどが中国産で、その99%が福建省の莆田市というところで作られています。莆田市にはナイキなどのメーカーの正規工場がいくつもあり、各サプライチェーンもある。莆田市だけで、2020年の1年間で20億足のスニーカーが作られたとか(正規品も含む全て)。フェイク品のクオリティを大きく分けると、S、A、B、C。BとCは僕たちが見ればすぐに分かりますが、SとAはスーパーコピーのレベルです。中国では、このSとAを「純原級」(2万〜3万円程度)と、BとCを「公司級」(5000〜1万5000円)と呼び2種類に分けられます。流通しているほとんどのフェイク品は公司級ですが、純原級は名前の通り、メーカーと同じサプライチェーンから仕入れた純粋な原材料を使っていて、一見、見分けがつきません。さらに純原級の中でも工場によって得意分野が異なり、例えば、今回用意した“トラヴィス・スコット×フラグメント”の“エア ジョーダン 1(AJ1)”のS級は、“AJ1”に特化した「LJR」という工場で作られたものです。LJR産は偽物の中でもものすごく高い水準で作られていて、販売価格もプレ値です。そのレベルのスーパーコピーは、外観ではほぼ分からないため、鑑定ポイントで判定します。その鑑定ポイントをいくつか解説します」。

知って得する鑑定ポイント

 どんな新作が発売されようとも、メーカーに共通しているポイントが必ずあり、そこから見るのが鑑定の基本だ。正規品とS級を比べてみた。

【内タグのフォント】
 鑑定でまず大事なのが、サイズや品番が記載してある内タグで、フォントの微差をまず確認。これは「9」がほんとに若干違うらしい。触れば生地の質感も本物とは異なる。あとは工場の略語が記載してあるため、その工場の特徴と一致しなければ、“怪しい”という判断基準に。

【中底の縫い目】
 中底の縫い目がフェイク品の方が雑に見えるが、正規品にもかなり個体差があるので一つの判断基準に過ぎない。正規品より穴が綺麗過ぎたり、糸の色が白過ぎたり、テープの色が本物より白かったりと、いくつかのポイントを見て、総合的に判断する。実は、“穴が綺麗過ぎる”のはLJR工場の特徴。毒をもって毒を制すわけだ。

【インソールの糊付け】
 インソールの糊付けは、現在でも偽物工場に完全に再現されていない最大の突破口だ。写真の右側が正規品でS〜C級までが順に並ぶ。正規品に比べ、フェイクは線がムラっぽい。ただし、正規品にも糊の付け方が複数ある。インソール無しのスニーカーは絶対に買ってはダメ。

【ふくらみ】
 画像だけでは外観で判断するのが難しいのだが、実は手に取るとよく分かるのは、履き口の外側・内側のふくらみだ。ここのふくらみが本物と偽物では若干異なる。偽物は、なんだかのっぺりしていて安っぽい。

【紙タグ】
 実はS級には国内正規品の証である紙タグが付いていない。一方、B級やC級には、紙タグが付いているものが多いとか。フォントも紙質も違うので、本物と全く異なる。

【シューズボックス】
 シューズボックスはクオリティーの差が出やすい。日本で流通しているスーパーコピーはあえてボックス無しのものも多いそう。本物のボックスに入れ替えている場合もあるそうなので、注意が必要。

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“人間vs AI” 次世代のスニーカー真贋鑑定でフェイク品は見破れるか

 リセール、リユースなど、二次市場が活発になればなるほど、スニーカーの偽物問題が浮き彫りになってくる。フェイク品のクオリティーは、もはや本物と見分けが付かないレベルなのに、鑑定士の育成には時間がかかり過ぎて、追いついていないのが現状。うっかり偽物のスニーカーを掴まされるなんてのは世の常である。そんな今、 AIを使った次世代の真贋鑑定サービスが話題だ。AIは人智を超えた革命となるか、はたまた人にしかできない“心眼鑑定”は生き残るか?(この記事は「WWDJAPAN」2022年8月22日号からの抜粋です)

「アンストリート」がスニーカー売買サービスをスタート

 スニーカーやストリートの最新情報などを発信するメディアアプリ「アンストリート(UNSTREET)」が、スニーカーを売買できるC to Cフリマ機能を実装した。これまでのスニーカー売買は、「メルカリ」や「ヤフオク」のような完全個人間での取り引きか、「スニダン」や「ストックX」のように物流倉庫に一度送って、鑑定士の目を通してから取り引きするのが一般的だった。フェイク品の可能性もあるスニーカーの売買で、個人間での取り引きは不安。一方で鑑定士による鑑定は、人材や場所など、そこそこの事業規模が必要で日数もかかる。

 そこで「アンストリート」では、あくまで個人間での取り引きに、 AI画像鑑定を導入。その先駆けであり、偽物検証動画でもおなじみのユーチューバー、白龍さん率いる「チェックグッズ(CHECKGOODS)」と業務提携することで、安心安全な売買を可能にした。そもそも、これまで人が時間をかけて鑑定していたモノをスマホの画像だけで、しかもものの数秒で判断できるのかと、思わず信ぴょう性を疑ってしまうけど、その精度は予想以上だ。

【出品オファー& AI鑑定】「アンストリート」ではスニーカーの発売情報とは別に、リリースに反応してプッシュ通知する“リストック通知”機能を備えていた(現在は「キラーパス」という別アプリに移行)。買うことに重点を置いたアプリだから、ユーザーは、“持っているもの”や“欲しいもの”を図鑑のようにリスト化でき、既に“持っているもの”は20万件以上、“欲しいもの”は200万件以上のデータがある。それを生かして、“欲しい人”が“持っている人”にオファーできるマッチング機能を設けた。出品オファーが成立すると、出品者は指定された箇所の実物の画像を投稿し、「チェックグッズ」による AI画像鑑定に進む。鑑定はたった5秒で完了。鑑定結果を待って、本取り引きへ。

【鑑定結果】鑑定結果は、複数の鑑定ポイントの正規品との一致率で総合的に決まる。総合的に判断するのは、正規品にも個体差があるため。99%以上の正答率だとか。

鑑定マスター!白龍さんに聞く偽物市場の闇

 今年2月に正式ローンチした「チェックグッズ」は、某スニーカーユーチューバーが“鑑定の精度を暴く”目的で、フェイク品の“ダンク”を複数の鑑定サービスに申し込み、試したところ、ほとんどの鑑定士の目をすり抜ける事態に。にもかかわらず、なんと画像だけで偽物と判定したことをきっかけに、サーバーがパンクするほど一気に知名度が上がった。数十万件の正規品と数万件のフェイク品の2つデータベースを所有し、ブランド品やストリートウエアの鑑定も可能。中国にも強いネットワークを持ち、各偽物工場の特徴まで把握。人間に依存しないAI画像鑑定サービスを提供する。

 「世界中のフェイクスニーカーのほとんどが中国産で、その99%が福建省の莆田市というところで作られています。莆田市にはナイキなどのメーカーの正規工場がいくつもあり、各サプライチェーンもある。莆田市だけで、2020年の1年間で20億足のスニーカーが作られたとか(正規品も含む全て)。フェイク品のクオリティを大きく分けると、S、A、B、C。BとCは僕たちが見ればすぐに分かりますが、SとAはスーパーコピーのレベルです。中国では、このSとAを「純原級」(2万〜3万円程度)と、BとCを「公司級」(5000〜1万5000円)と呼び2種類に分けられます。流通しているほとんどのフェイク品は公司級ですが、純原級は名前の通り、メーカーと同じサプライチェーンから仕入れた純粋な原材料を使っていて、一見、見分けがつきません。さらに純原級の中でも工場によって得意分野が異なり、例えば、今回用意した“トラヴィス・スコット×フラグメント”の“エア ジョーダン 1(AJ1)”のS級は、“AJ1”に特化した「LJR」という工場で作られたものです。LJR産は偽物の中でもものすごく高い水準で作られていて、販売価格もプレ値です。そのレベルのスーパーコピーは、外観ではほぼ分からないため、鑑定ポイントで判定します。その鑑定ポイントをいくつか解説します」。

知って得する鑑定ポイント

 どんな新作が発売されようとも、メーカーに共通しているポイントが必ずあり、そこから見るのが鑑定の基本だ。正規品とS級を比べてみた。

【内タグのフォント】
 鑑定でまず大事なのが、サイズや品番が記載してある内タグで、フォントの微差をまず確認。これは「9」がほんとに若干違うらしい。触れば生地の質感も本物とは異なる。あとは工場の略語が記載してあるため、その工場の特徴と一致しなければ、“怪しい”という判断基準に。

【中底の縫い目】
 中底の縫い目がフェイク品の方が雑に見えるが、正規品にもかなり個体差があるので一つの判断基準に過ぎない。正規品より穴が綺麗過ぎたり、糸の色が白過ぎたり、テープの色が本物より白かったりと、いくつかのポイントを見て、総合的に判断する。実は、“穴が綺麗過ぎる”のはLJR工場の特徴。毒をもって毒を制すわけだ。

【インソールの糊付け】
 インソールの糊付けは、現在でも偽物工場に完全に再現されていない最大の突破口だ。写真の右側が正規品でS〜C級までが順に並ぶ。正規品に比べ、フェイクは線がムラっぽい。ただし、正規品にも糊の付け方が複数ある。インソール無しのスニーカーは絶対に買ってはダメ。

【ふくらみ】
 画像だけでは外観で判断するのが難しいのだが、実は手に取るとよく分かるのは、履き口の外側・内側のふくらみだ。ここのふくらみが本物と偽物では若干異なる。偽物は、なんだかのっぺりしていて安っぽい。

【紙タグ】
 実はS級には国内正規品の証である紙タグが付いていない。一方、B級やC級には、紙タグが付いているものが多いとか。フォントも紙質も違うので、本物と全く異なる。

【シューズボックス】
 シューズボックスはクオリティーの差が出やすい。日本で流通しているスーパーコピーはあえてボックス無しのものも多いそう。本物のボックスに入れ替えている場合もあるそうなので、注意が必要。

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「ウィークエンド マックスマーラ」が建築家のパトリシア・ウルキオラとコラボ

 「ウィークエンド マックスマーラ(WEEKEND MAXMARA)」はこのほど、「カッシーナ(CASSINA)」のアートディレクターを務める世界的建築家のパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)とコラボレーションした2022-23年秋冬シグネチャーコレクション“ハビト(HABITO)”を発表した。直営店とマックスマーラ公式サイトで9月から順次販売する。

 ウルキオラは「衣服は住まいの一部であり、感情が住まう場所」と語り、コレクションには建築家ならではの視点で、カラフルなパイピングやボリューム感、プリーツのほか、スペインの民族衣装の要素も取り入れた。コレクション名の“HABITO”は、“habits(習慣)”や“to inhabit(住む)”を意味するスペイン語で、「ウィークエンド マックスマーラ」として10回目のコレクションにあたる。ジャンパーブラウスに変形するブラウス、ハイブリッドなコートやキルティングジャケット、ソフトレザーのチェルシーブーツなどをラインアップし、キャンペーンには、パトリシア・ウルキオラと米国出身モデルのテイラー・ヒル(Taylor Hill)が登場した。

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化粧品国内大手が下方修正の中、ロレアルは大幅な増収増益を達成

 ロレアル(L'OREAL)の2022年1〜6月期決算は、売上高が前年同期比20.9%増の183億6000万ユーロ(約2兆5153億円)、営業利益が25.3%増の37億4550ユーロ(約5131億円)、純利益が同25.2%増の32億5400万ユーロ(約4457億円)と増収増益だった。収益力を上げて持続可能な価値を創出し、イノベーションとコスト管理を通じてポートフォリオを安定させたことにより、原料価格の高騰などの悪影響を相殺した。

 事業部別では、「キールズ(KIEHL’S)」「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」「ビオテルム(BIOTHERM)」などを擁するリュクス事業本部が25.6%増の68億7100万ユーロ(約9413億円)でと、スキンケアとフレグランス、メイクアップの全てのカテゴリーで期待以上のパフォーマンスを達成した。「セラヴィ(CERAVE)」「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」「ヴィシー(VICHY)」などが属するアクティブコスメティックス事業本部も、同28%増の25億3600万ユーロ(約3474億円)と引き続き好調だった。同事業本部は、全ての地域で2ケタ増を達成した。

 プロフェッショナルプロダクツ事業本部は同21.7%増の21億6380万ユーロ(約2964億円)を記録。「ロレアル プロフェッショナル(L’OREAL PROFESSIONAL)」「ケラスターゼ(KERASTASE)」「レッドケン(REDKEN)」などが属する同事業本部は、全地域で上半期の増益を達成した。特にインド、中国本土、北米、ドイツにおいて卓越したパフォーマンスを上げた。一方、「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」「ガルニエ(GARNIER)」「ニックス プロフェッショナル メイクアップ(NYX PROFESSIONAL MAKEUP)」などを擁し、メイクアップ比重が重く低調だったコンシューマープロダクツ事業本部も同13.9%増の67億9400万ユーロ(約9307億円)と躍進した。

 地域別では、北米の売上高が同23.5%増の46億5000万ユーロ(約6370億円)、北アジアが同20.3%増の56億2000万ユーロ(約7699億円)、東南アジア・中東・北アフリカ・サブサハラアフリカが同28.3%増の14億340万ユーロ(約1922億円)、ラテンアメリカが同39.1%増の11億2500万ユーロ(約1541億円)だった。中国はeコマースにおけるグループの専門性が高まり、競争が激化する中でも着実な成長を遂げた。

 ニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)最高経営責任者(CEO)は、「パンデミック発生から2年が経ち、『人付き合いをしたい』『革新的で優れたビューティ製品と出合いたい』という消費者の願いが裏付けられた。その結果、ビューティ市場の成長が加速している。ただ、当社は倍速での成長を遂げ、世界最大のビューティ企業としての地位をさらに強固にした。22年は想定を上回るパフォーマンスを達成し、前年に引き続き増収増益の年となることを確信している」とコメントした。

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フェムケアブランド「フィメカ」がCBD配合のボディークリームとデリケートゾーンウォッシュを発売

 フェムケアブランド「フィメカ(FI ME KA)」はトータルケアクリーム“リラックス アンド リカバリー CBD モイストクリーム”(80g、税込7600円)とデリケートゾーンソープ“ボタニカルインティメイトウォッシュ”(150mL、税込2750円)を9月5日に発売する。

 “リラックス アンド リカバリー CBD モイストクリーム”は、CBDと12種類の植物エキスを配合し、潤いのある艶やかな肌へと仕上げる。就寝前や運動後、女性特有の揺らぎやすいタイミングに首や肩、手足、ふくらはぎ、下腹部など、気になる部分に塗布することで心地よいリラックスタイムへ導く。“ボタニカルインティメイトウォッシュ”は、きめ細かい泡で優しく汚れを吸着し、肌に負担をかけずに潤いを保ちながらニオイや汚れをしっかりと落とす。皮膚科専門医でコスメプロデユーサーの岩本麻奈医師監修のもと、植物由来成分95%(水を除く)を配合し、デリケートゾーンのpH値に合わせた弱酸性処方に仕上げた。

 「フィメカ」は2021年3月にデビューしたフェムケアブランド。1891年創業の太陽マークが主軸のセールス・プロモーション事業とウエルネス事業に加えて、新規事業として立ち上げた。ブランドマネジメントは横山真央専務が担う。自身の20代前半に起きた体の不調や、妊娠・出産、仕事と育児の両立による疲れなどの経験から、女性特有の心と体の不調に向き合い解決に導くことで女性が活躍できる社会を目指し、フェムケアブランドの立ち上げに至ったという。

 第1弾アイテムではレギュラーとハイウエストの2タイプをそろえる“吸水ショーツ”(各3サイズ、各3色、税込6050〜6270円)、パンツタイプの腹巻き“シルクウォームパンツ”(フリーサイズ、2色、税込5280円)、CBDオイル“CBD オイル テルペン リッチ 5% サンブレッシング”(10mL、税込5900円)、“同 10% ムーンリバー”(10mL、税込8600円)を展開する。吸水ショーツはリピーターを獲得しつつあり、コーラルレッドが人気カラー。CBDオイルはブランドのエントリーアイテムとして機能している。

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「NARS」から“無重力”のように軽い高発色マットリップスティック発売

 「ナーズ(NARS)」は10月14日、滑らかさとつけ心地のよさ、色移りのしづらさを備えた全15色からなるリップコレクション“パワーマットリップスティック”(各税込4290円)を発売する。マットタイプの口紅のみのコレクションはブランド初となる。

 同コレクションは、ブランドの原点であるリップスティックにフランソワ・ナーズ(Francois Nars)=クリエイティブ・ディレクターがこだわり抜いて完成した。15色それぞれに「パワー」に紐づくストーリーがあり、カラーをまとう度に眠っていたパワーが引き出されるコンセプトになっている。アイコンカラーの133番メープルレッドは、ソウルフルな音楽にインスパイアされた。

 独自のパワーピグメントコンプレックスは、純度の高いピグメントを保湿成分のエモリエントオイルにブレンド。溶けるような感触の薄いヴェールが、唇の上でマットな質感に変化する。スリムな形状が正確な描き心地を可能にし、ワンストロークで鮮やかに発色。美しい仕上がりが長時間続く。

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ビームスがプロeスポーツチームのリブランディングを総合プロデュース

 ビームス(BEAMS)はこのほど、プロeスポーツチーム「ヒューマン アカデミー クレスト ゲーミング(HUMAN ACADEMY CREST GAMING)」のリブランディングを手がけた。ロゴマークやユニフォームのデザイン、WEBサイト、ステートメントの設計などを総合的にプロデュースした。

 旧「クレスト ゲーミング」は2016年に結成され、20年からプロゲーマー育成などの教育事業を手がけるヒューマンアカデミーが運営する。同社は、「eスポーツは若年層を中心に人気が加速する一方で、職業としての認知度の低さや選手寿命の短さなど、ネガティブなイメージが払しょくされていない。新規成長産業であるeスポーツにおける本格的なプロ人材を育成・輩出し、業界全体の活性化へけん引するためリブランディングを行うことを決めた」という。

 ロゴは、チームカラーのブルーとオレンジを用いた三角形で、“クレスト(頂点)”を目指し業界の発展に貢献するというチームのビジョンを表現した。ユニフォームは、フットボールTシャツをベースにデザインし、ブランドカラーを袖に施した。ビームスクリエイティブの松下圭担当は、「国内外のチームをリサーチし、ほかには見られないファッション性を意識した」と説明する。ウェブサイトは「応援したくなるチーム」を念頭に、各選手のポートレートや集合写真を撮り下ろし、ポップな印象に刷新した。11月にはオフィシャルグッズの発売も予定する。「どんなチームを目指しているのかヒアリングを重ね、何をもってかっこいいとするのか共通言語を持つことに時間をかけた。何より選手が自分のチームを誇りに思うことで、お客さまを引き込むきっかけになるはずだ」と松下担当。

 ヒューマンアカデミーの今堀健治事業部長は、「リブランディングに際して社内にクリエイティブディレクションできる人材が不足していたため、社員にもファンが多いビームスに声をかけた。お互いのリソースを組み合わせることで、eスポーツ自体の認知を広めることができると思う。その中で、『ヒューマン アカデミー クレスト ゲーミング』は選手の個性を大切にし、若い人たちから憧れられる存在を目指したい」という。同社はリブランディングを経て独自の教育システムで、選手引退後のキャリア形成のサポートや「誰もが安心して目指せる活躍の場」のイメージの訴求に取り組む。

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時計界は“空山基フェス”状態? 「ブルガリ」から“アルミニウム限定モデル”

 「ブルガリ(BVLGARI)」は8月29日、“ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル”を発売した。世界限定1000本で、40万7000円(税込)。文字盤の全面には“流線型の時代”のマシンのボディにあった、「スピニング模様(鱗模様)」「エンジンターン」とも呼ばれる幾何学的なパターンをあしらい、アルミニウムとラバーで構成。「SORAYAMA」と「BVLGARI」のロゴが入った、“ブルガリ アルミニウム”のケースと美しく融合した。さらに2時位置のアワーインデックスにだけ「2」の数字が採用され、特別な存在感を放っている。1998年にファーストモデルが誕生した“ブルガリ アルミニウム”は、独自の輝きを放つ軽量なアルミニウムとラバーの魅力を組み合わせて生まれた、ユニークでクールなスポーツウオッチ。このモデルは、その歴史の中でもおそらく初のアーティストコラボモデルだ。

 ファッションの世界ではコラボレーションが続いており改めて説明するまでもないが、伝説的なイラストレーターでスーパークリエーターの空山氏は1947年生まれ。70年代からエアブラシ技法を駆使し、メタル素材の持つクールな輝きやテクスチャーを表現したスーパーリアリズムとも呼ばれる独自のイラストレーション、なかでも女性の優美でエロティックな身体美をファンタジックに描いた“セクシーロボット”シリーズで世界を席巻している。ソニー初のエンターテインメントロボット、初代“AIBO(アイボ)”(1999~2006)のデザインでも有名だ。

 空山氏は、「今回のコラボレーションモデルで表現したかったのは、メタル素材だけが持つ特別な輝き、テクスチャーの魅力。デザインするときにイメージしたのは、“流線型の時代”と言われる1930年代から40年代の飛行機やレーシングカーのボディ。職人がハンマーで叩くことで生まれた、“機械らしい機械”の質感を文字盤で表現したかった。わかる人にはわかる、好きな人にはたまらない、メタル素材だけが持つ魅力のひとつだからね。もうひとつこだわったのは、『2』を文字盤に織り込むこと。私は昭和22年2月22日生まれで、2がラッキーナンバーなんだ」と語る。ステンレスやチタンよりも格段に軽量なアルミニウム素材だけに、誰でも抵抗なく軽快に着けられるジェンダーフリーな1本だ。

 時計の世界では、リシュモングループ傘下でジュネーブの高級時計ブランド「ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)」もこのほど、 空山氏とコラボレーションした“エクスカリバー モノバランシエ ソラヤマ”を日本限定28本発売している。

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BLACKPINKのハレの装い ROSEは「サンローラン」、LISAは「ブルガリ」

 ブラックピンク(BLACKPINK)が、「MTV ビデオ・ミュージック・アワード2022」に登場した。メインボーカルのロゼ(ROSE)は「サンローラン(SAINT LAURENT)」の黒のドレスとパンプスを着用し、リサ(LISA)は「ブルガリ(BVLGARI)」のネックレスとブレスレットを身に着けた。

 ロゼはマイクロミニのドレスで長い脚をセクシーかつ健康的に見せ、リサはヘビをモチーフにした「ブルガリ」のアイコン“セルペンティ”のネックレスで装い、ブレスレットは重ね付けした。

 またロゼは仁川国際空港で、“YSL”ロゴなどゴールドのメタルパーツ使いがアクセントの黒のバッグとシルク製マスクを着用する姿もキャッチされた。

 ロゼは「サンローラン」、リサは「ブルガリ」のアンバサダーを務める。

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勇気をショーに込めて「フミエ タナカ」は前進する 業界歴20年以上の“新人”、開花のとき

 
 「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」は30日、2023年春夏コレクションのランウエイショーを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で発表した。デザイナーの田中文江は、「フミエ タナカ」を開始して3年目を迎え、軌道に乗っている。先シーズンのデビューショーも業界内で高く評価され、「第40回毎日ファッション大賞」の新人賞・資生堂奨励賞を受賞することが発表されたばかり。その実力が確かであることを、このショーで証明した。

ダークでエキゾチックな雰囲気から一転
鮮やかな花に溢れたランウエイ

 ショーの舞台は、国立代々木競技場の第二体育館。広大な体育館の中央に、一本のゴールドのランウエイを作った。ファーストルックは、ブラックのジャケットとパンツのセットアップで、胸元には大きな透明のビーズネックレスを合わせてシックな印象だ。続くルックもブラックのオールインワンと、黒いペイズリーのジャカードのミニドレス、「フミエ タナカ」らしい民族調の柄ドレスもモノトーンで見せ、ダークでエキゾチックな雰囲気が漂う。

 そこから一転、後半はアップテンポなBGMに切り替わり、白やピンク、ブルーなど鮮明な色が加わると、ムードが華やいだ。透け感のあるシアードレスやマイクロミニのショートパンツ、お腹が見えるクロップド丈のトップスやワンショルダーのドレスなど、肌を露出したスタイルも多出。大花や小花、植物のビンテージ風のテキスタイルや、実際に生花を持ったモデルも登場し、ランウエイに花が咲き乱れた。

“種まきをすれば
いつか芽を出し、花は咲く”

 今季のテーマは「Clear Seed(透明の種)」。田中デザイナーは「世の中ではコロナや戦争の話題に慣れてしまい、それらの新しい情報が見過ごされるようになってきた。『それでいいのか?』と疑問を持ちながらも、ずっと怯えているわけにもいかない」と考えた。そして「暗闇の中で悩んだり、不安になったりすることもある。でも実はみんなが透明な種を持っていて、種まきをすれば、いつか芽を出し、花は咲くはず。どんな花が咲くかは分からない。でも、一歩前に進んでほしい」という未来への前向きな気持ちを込め、着る人に勇気を与え、背中を押すコレクションを目指した。

 ラストルックには、無数の立体的な花をかたどったドレスが登場。これから何色にでも変化できる可能性を秘めた無色透明なドレスが、ライトに反射してキラキラと輝く。PVC(ポリ塩化ビニル)素材のテープを編んだもので、ショー当日の朝まで田中デザイナーとその愛娘の2人で、手作業で作り上げたという。フィナーレでは、その温かいストーリーの締めくくりを祝福するかのように、眩しいライトに照らされて、ゴールドの紙吹雪が舞い降りた。

始まったばかりの
“遅咲きの新人”の物語

 会場では、来場者へのお土産として花の種が配られた。花の品種は明かされておらず、咲いてみてのお楽しみだという。種の入った封筒には「いつどんな花が咲くか分からないから、人って素晴らしいんだ。私に聞かせて、その花の名前を」という田中デザイナーのメッセージが添えられていた。

 田中デザイナーは毎日ファッション大賞の“新人賞”受賞したとはいえ、この道20年以上のベテランデザイナーだ(自身の名前を冠したブランドでは3年目)。だからこそ、地道な努力を積み重ね、長年の鍛練が開花した彼女の言葉とクリエイションには説得力がある。受賞の知らせが届いて「驚いたが、“新人”とは、“若い人”ではなく、“新しい人”という意味もあって、そういう意味で選んでいただけた。これまでやってきたことが評価されて、とてもうれしかった」と笑顔で話す。

 ショー後には「もう来シーズンのことで頭がいっぱい。明日からは次の秋冬に向けて動きたい」と一言。次のシーズンはどんな花を咲かせて見せてくれるのか、期待は高まる。“遅咲きの新人”のストーリーは、まだ始まったばかりだ。

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勇気をショーに込めて「フミエ タナカ」は前進する 業界歴20年以上の“新人”、開花のとき

 
 「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」は30日、2023年春夏コレクションのランウエイショーを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で発表した。デザイナーの田中文江は、「フミエ タナカ」を開始して3年目を迎え、軌道に乗っている。先シーズンのデビューショーも業界内で高く評価され、「第40回毎日ファッション大賞」の新人賞・資生堂奨励賞を受賞することが発表されたばかり。その実力が確かであることを、このショーで証明した。

ダークでエキゾチックな雰囲気から一転
鮮やかな花に溢れたランウエイ

 ショーの舞台は、国立代々木競技場の第二体育館。広大な体育館の中央に、一本のゴールドのランウエイを作った。ファーストルックは、ブラックのジャケットとパンツのセットアップで、胸元には大きな透明のビーズネックレスを合わせてシックな印象だ。続くルックもブラックのオールインワンと、黒いペイズリーのジャカードのミニドレス、「フミエ タナカ」らしい民族調の柄ドレスもモノトーンで見せ、ダークでエキゾチックな雰囲気が漂う。

 そこから一転、後半はアップテンポなBGMに切り替わり、白やピンク、ブルーなど鮮明な色が加わると、ムードが華やいだ。透け感のあるシアードレスやマイクロミニのショートパンツ、お腹が見えるクロップド丈のトップスやワンショルダーのドレスなど、肌を露出したスタイルも多出。大花や小花、植物のビンテージ風のテキスタイルや、実際に生花を持ったモデルも登場し、ランウエイに花が咲き乱れた。

“種まきをすれば
いつか芽を出し、花は咲く”

 今季のテーマは「Clear Seed(透明の種)」。田中デザイナーは「世の中ではコロナや戦争の話題に慣れてしまい、それらの新しい情報が見過ごされるようになってきた。『それでいいのか?』と疑問を持ちながらも、ずっと怯えているわけにもいかない」と考えた。そして「暗闇の中で悩んだり、不安になったりすることもある。でも実はみんなが透明な種を持っていて、種まきをすれば、いつか芽を出し、花は咲くはず。どんな花が咲くかは分からない。でも、一歩前に進んでほしい」という未来への前向きな気持ちを込め、着る人に勇気を与え、背中を押すコレクションを目指した。

 ラストルックには、無数の立体的な花をかたどったドレスが登場。これから何色にでも変化できる可能性を秘めた無色透明なドレスが、ライトに反射してキラキラと輝く。PVC(ポリ塩化ビニル)素材のテープを編んだもので、ショー当日の朝まで田中デザイナーとその愛娘の2人で、手作業で作り上げたという。フィナーレでは、その温かいストーリーの締めくくりを祝福するかのように、眩しいライトに照らされて、ゴールドの紙吹雪が舞い降りた。

始まったばかりの
“遅咲きの新人”の物語

 会場では、来場者へのお土産として花の種が配られた。花の品種は明かされておらず、咲いてみてのお楽しみだという。種の入った封筒には「いつどんな花が咲くか分からないから、人って素晴らしいんだ。私に聞かせて、その花の名前を」という田中デザイナーのメッセージが添えられていた。

 田中デザイナーは毎日ファッション大賞の“新人賞”受賞したとはいえ、この道20年以上のベテランデザイナーだ(自身の名前を冠したブランドでは3年目)。だからこそ、地道な努力を積み重ね、長年の鍛練が開花した彼女の言葉とクリエイションには説得力がある。受賞の知らせが届いて「驚いたが、“新人”とは、“若い人”ではなく、“新しい人”という意味もあって、そういう意味で選んでいただけた。これまでやってきたことが評価されて、とてもうれしかった」と笑顔で話す。

 ショー後には「もう来シーズンのことで頭がいっぱい。明日からは次の秋冬に向けて動きたい」と一言。次のシーズンはどんな花を咲かせて見せてくれるのか、期待は高まる。“遅咲きの新人”のストーリーは、まだ始まったばかりだ。

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「サロニア」から新ハリ美容ブラシ登場 EMSによる電気刺激で顔のゆるみにアプローチ

 I-neが展開する美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」は9月1日、ハリ美容ブラシの新製品 「EMSリフトブラシ」を発売する。価格は税込2万7500円 。公式オンラインストアおよび、楽天市場、アマゾンなどで取り扱う。

 同商品は、大小異なる低周波を組み合わせた独自のEMS周波数と人間工学に基づいた3Dフィットピンにより、全身の筋肉へアプローチを可能にした電動美容ブラシ。筋肉を収縮弛緩運動させ、マスク着用生活などで深刻化した顔のゆるみを引き上げる。フェイスモード以外にスカルプモード、ボディーモードの計3つのモードを搭載し、頭皮から顔、体までそれぞれの部位に適したケアをかなえる。

 温感機能や防水機能も採用することで、風呂上がりやスキンケア中にも使用が可能。フェイスラインのカーブに沿ったシンプルで使いやすいデザインで、広範囲にフィットし電気刺激をムラなく深部まで届ける。

 同ブランドは今年に入り、温感RF美顔器の「RFフェイシャルリフト」(税込2万8600円)や、専用美容液の「RFフェイシャルリフトジェル」(税込1980円)、毛穴汚れをケアする「アクアピーリングデバイス」(税込1万3200円)など、スキンケア製品を続々発売している。

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“無香料のオルビス”から初の香りブランド「ヘレナス」誕生 第1弾はフレグランスボディーオイル

 オルビスは10月1日、肌と香りの関係に着目した新ブランド「ヘレナス(HELENUS)」を立ち上げ、フレグランスボディーオイル“ヘレナス グローイングセントボディオイル”(全3種、各110mL、税込各3960円)を発売する。ブランド公式ECと東京・表参道の体験特化型施設「スキンケア ラウンジ バイ オルビス(SKINCARE LOUNGE BY ORBIS)」で取り扱う。

 「ヘレナス」は、パーソナライズ香水ブランド「リベルタパフューム(LIBERTA PERFUME)」を運営するセントピアと協業し、オルビスの肌知見とセントピアのフレグランス知見を掛け合わせた「香りの可能性を引き出す」ブランドとして誕生。“自分自身の持つ肌の匂い”を意味する「スキンセント」にフォーカスし、肌タイプ別に適した香りを組み合わせた商品を提案する。

 第1弾となる“ヘレナス グローイングセントボディオイル”は、スキンセントタイプごとの水分と油分のバランスに着目。それぞれの特徴に合わせた精油を配合し、スキンセントを生かした「自然ないい匂いの人」を演出する。乾燥肌にはコクのあるテクスチャーでローズやイランイラン、サンダルウッドなどを組み合わせた香り、水分と油分バランスがとれた肌には滑らかなテクスチャーでゼラニウムやネロリなどを組み合わせた香り、オイリー肌には軽さのあるテクスチャーで柑橘の花とコショウ果実油などを組み合わせた香りを提案する。公式サイトでは、自分のスキンセントを分析できるコンテンツ「スキンセントチェック」を用意し、肌状態の特徴や時間が経った時の香りの傾向から、おすすめのアイテムを紹介する。

 オルビスは1987年の創業以来、スキンケア製品は全て無油分、無香料、無着色の処方を採用している。主力のエイジングスキンケア“オルビスユー”シリーズをはじめ、ニキビケアブランド「クリアフル(CLEARFUL)」、メンズブランド「オルビス ミスター(ORBIS MR.)」などをそろえるが、香りに特化したブランドを打ち出すのは今回が初となる。

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米発アウトドアブランド「コトパクシ」が、大阪の新店舗で働く販売スタッフを募集

 アメリカのソルトレイクシティ発のアウトドアブランド「コトパクシ(COTOPAXI)」は、9月に大阪でオープンする新店舗の店舗スタッフを募集する。業務内容は、店頭での接客対応や店舗のVMD、スタッフ育成、店長補佐業務など。月に5〜6日は、「コトパクシ」などの輸入・販売を行う親会社アルコインターナショナルが大阪・北堀江に開いた初の自社店舗、「ファブ_アワー_プラネット(FAV_OUR_PLANET)」でも勤務する予定だ。商品の特徴やバックボーンの説明を通して、来店客に商品の魅力を伝える。時に店舗だけでなく、全国で行われるオリジナルイベントや、音楽系のフェスへの出店などにも参加する。

 「コトパクシ」は、2013年誕生。“GEAR FOR GOOD=アウトドアギアを通して社会に貢献する”を企業理念に掲げ、発展途上国の労働者の自立促進や、自社の財団を通した支援活動、環境に配慮したモノづくりなどを進める。22年現在はバッグとアパレル2つのラインアップで展開。特にバッグは、アウトドア以外にも旅行やビジネスシーンでも選ばれる。1971年に設立し、専門商社として貿易事業を手掛けるアルコインターナショナルが取り扱う海外ブランドの一つだ。

募集職種
店舗スタッフ

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。その間の給与・待遇に変更なし

応募条件
業界未経験、第二新卒の方、歓迎
販売接客経験をお持ちの方
※業界や経験年数不問。アルバイトもOK

<歓迎>
アパレル業界での経験をお持ちの方
スポーツやファッションに興味がある方

勤務地
大阪府大阪市北区大深町4-1 グランフロント大阪南館5F
※2022年9月、オープン予定
※転居を伴う転勤なし
※今後、東京にも出店計画あり
※ご希望により、東京での勤務も可能
※集客のためのオリジナルイベントなども企画。年に数回宿泊を伴う出張あり
※月5~6日ほどは、自社店舗「ファブ_アワー_プラネット」で勤務
「ファブ_アワー_プラネット」大阪府大阪市西区北堀江1-3-12

給与・待遇
月給23万9500円以上+賞与+各種手当
※30時間分のみなし残業代(4万円以上)を含む
※みなし残業時間を超えることはないが、万が一超過した場合は超過分を別途支給

<年収例>
400万円(30歳・入社2年)

勤務時間
シフト制(実働8時間)
※基本定時退社。月の残業時間は平均20時間以下
※棚卸やイベント前などで残業が生じる場合あり

<シフト例>
平日/早番 11:30~20:30、遅番 12:00~21:00
土日祝日/早番 10:30~19:30、中番 11:00~20:00、遅番 12:00~21:00

休日休暇
年間休日110~115日
週休2日制(月8~10日/シフト制)
夏季休暇
年末年始
有給休暇
慶弔休暇
産休・育休取得実績あり

福利厚生
昇給年1回(7月)
賞与あり
交通費支給(規定あり)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(超過分)
子ども手当(子ども1人につき月1万円支給)
健康促進手当(月1万円まで/健康に関わることに使用可能/規定あり)
スキルアップ手当(月1万円まで/業務に関わる勉強をする際に使用可能)
出張手当
役職手当
退職金あり
私服勤務OK(ユニホームを支給。ボトムスや履物は私服でOK)
社員旅行あり(沖縄、グアム、ハワイなど)

掲載期間
2022年10月5日

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「アンダーカバー」が伊勢丹新宿でポップアップ 刺しゅうやビーズで装飾したTシャツなどを販売

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は8月31日、伊勢丹新宿本店本館3階にポップアップショップをオープンした。期間は9月6日まで。

 2022-23年秋冬コレクションで発表したスイスのファスナーメーカー、リリ(RIRI)のファスナーを使ったドレスシリーズなど通常、青山店のみで扱う商品も販売する。また、シーズンモチーフを刺しゅうやビーズで表現した特別商品のTシャツ2型(各4柄、4万9500円〜税込、以下同)や、アーカイブコレクションからコートのスペシャルカラーも用意する。アーカイブコレクションからは、猫のグラフィックをプリントしたTシャツ(1万4300円)も先行販売する。

 ポップアップショップでは、22-23年秋冬コレクションのショーピースも展示する。

■アンダーカバー2022-23AWコレクション「COLD FLAME」POPUP SHOP
日程:8月31日〜9月6日
場所:伊勢丹新宿本店本館3階 センターパーク/プロモーションスペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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新しい風を感じさせるデザイナーたち 「今週の特集お届け隊」2022年8月29日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年8月29日号からの抜粋です)

大塚:最近20代半ばから30代前半に面白いデザイナーがたくさん出てきているのですが、海外に出ている30代半ばから後半を“若手”とくくってしまっていて、それより若い世代を紹介する機会がなかなか作れていなかったんです。それで、これから世界に出ていくであろうニューパワーをまとめて紹介しようと今回の特集を企画しました。

大杉:私もコロナ禍が始まった頃から、業界で10年くらい経験を積んだ実力のある30歳前後のデザイナーが独立してきているなと注目していました。作っているものにも自信やメッセージ性があり、ちょうど私と同世代ということもあって共感できて。波が来ていますよね。

大塚:注目のデザイナー5組を集めて、座談会と表紙撮影をしました。ひとくくりにはしづらいけれど、職人肌な感じや偏愛ぶりなど、ファッションへの一直線な熱量は上の世代と共通していると感じました。日本の技術をリスペクトしていて、そこをもっと発信したいという意欲も強いですね。

大杉:私が取材して注目したのは、「一緒に働く人を幸せにしたい」というスタンスです。これまで世界で活躍するようなデザイナーは、強いカリスマ性があり、血を吐くほど努力をして道を開いてきた人が多かったですが、今回取材した世代にはそういった必死さが感じられず、みんな個性はバラバラだけれど、自然体だなと感じました。もちろん努力もするし、苦労もしているのですが、持続可能でみんなが幸せになれるような方法で成長を目指しているというのが特徴だと思います。

大塚:確かに。弟子として誰かの影響を強力に受けている感じがなく、いろんなところからインスピレーションを得ているというのも新しいと感じます。

大杉:イメージ作りや発信もうまいし、卸をベースにしつつも、SNSで告知をして受注会をリアルとオンラインで同時に開いたり、ファーストシーズンからECで販売したりしています。インスタやメールの通知で「買いたい」と思わせる情報発信も上手です。

大塚:偉大な先人たちが切り開いた道を歩く、新しい世代が出てきたというポジティブなムードを伝えたいですね!

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新しい風を感じさせるデザイナーたち 「今週の特集お届け隊」2022年8月29日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年8月29日号からの抜粋です)

大塚:最近20代半ばから30代前半に面白いデザイナーがたくさん出てきているのですが、海外に出ている30代半ばから後半を“若手”とくくってしまっていて、それより若い世代を紹介する機会がなかなか作れていなかったんです。それで、これから世界に出ていくであろうニューパワーをまとめて紹介しようと今回の特集を企画しました。

大杉:私もコロナ禍が始まった頃から、業界で10年くらい経験を積んだ実力のある30歳前後のデザイナーが独立してきているなと注目していました。作っているものにも自信やメッセージ性があり、ちょうど私と同世代ということもあって共感できて。波が来ていますよね。

大塚:注目のデザイナー5組を集めて、座談会と表紙撮影をしました。ひとくくりにはしづらいけれど、職人肌な感じや偏愛ぶりなど、ファッションへの一直線な熱量は上の世代と共通していると感じました。日本の技術をリスペクトしていて、そこをもっと発信したいという意欲も強いですね。

大杉:私が取材して注目したのは、「一緒に働く人を幸せにしたい」というスタンスです。これまで世界で活躍するようなデザイナーは、強いカリスマ性があり、血を吐くほど努力をして道を開いてきた人が多かったですが、今回取材した世代にはそういった必死さが感じられず、みんな個性はバラバラだけれど、自然体だなと感じました。もちろん努力もするし、苦労もしているのですが、持続可能でみんなが幸せになれるような方法で成長を目指しているというのが特徴だと思います。

大塚:確かに。弟子として誰かの影響を強力に受けている感じがなく、いろんなところからインスピレーションを得ているというのも新しいと感じます。

大杉:イメージ作りや発信もうまいし、卸をベースにしつつも、SNSで告知をして受注会をリアルとオンラインで同時に開いたり、ファーストシーズンからECで販売したりしています。インスタやメールの通知で「買いたい」と思わせる情報発信も上手です。

大塚:偉大な先人たちが切り開いた道を歩く、新しい世代が出てきたというポジティブなムードを伝えたいですね!

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【スナップ】「フミエ タナカ」らしいビンテージライクな上級者の着こなし ショー会場で参加者をキャッチ

 「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」は、2023年春夏シーズンの「楽天 ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week Tokyo)」2日目となる8月30日に、国立代々木競技場 第二体育館でランウエイショーを行った。

 来場者のファッションで印象的だったのは、ボリュームのあるウエアや揺れるスカートを取り入れた、動きのあるシルエット。さらに、ジャカードや柄のアイテムもの、重量感のあるイヤリングなどで華やかに飾ったゲストも多く、「フミエ タナカ」らしいビンテージライクなアイテムを好む参加者が目立った。また、落ち着いたトーンのウエアに映えるブリーチヘアも人気だった。

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【スナップ】「フミエ タナカ」らしいビンテージライクな上級者の着こなし ショー会場で参加者をキャッチ

 「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」は、2023年春夏シーズンの「楽天 ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week Tokyo)」2日目となる8月30日に、国立代々木競技場 第二体育館でランウエイショーを行った。

 来場者のファッションで印象的だったのは、ボリュームのあるウエアや揺れるスカートを取り入れた、動きのあるシルエット。さらに、ジャカードや柄のアイテムもの、重量感のあるイヤリングなどで華やかに飾ったゲストも多く、「フミエ タナカ」らしいビンテージライクなアイテムを好む参加者が目立った。また、落ち着いたトーンのウエアに映えるブリーチヘアも人気だった。

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