「セルフ-ポートレート」2023年春夏コレクションのキャンペーンにジジ・ハディット クリスタルが輝くドレスで登場

 「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」は、2023年春夏コレクションのキャンペーンにモデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)を起用した。ジジはニューヨークの街を背景に、クリスタルで飾られたゴールドやグリーンのドレスを着用。撮影はフォトグラファー兼フィルムメーカーのタイロン・ルボン(Tyrone Lebon)が担当した。なお、ジジが同ブランドのキャンペーンに登場するのは、22-23年秋冬コレクションに続いて2回目となる。

 マレーシア出身でロンドンを拠点に活動する創業デザイナーのハン・チョン(Han Chong)によれば、新作コレクションを「面白い方法」で発表するため、ショーの代わりに今回のキャンペーンを行ったという。「都会のストリートを舞台にしたほうが、ブランドとして顧客とより深いつながりを持てると考えた。ジジは新作の刺激的な雰囲気をうまく表現してくれた」と語った。ルックはシーズンを通して段階的に公開する予定で、発売は23年2月となっている。

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「ドルチェ&ガッバーナ」2023年春夏コレクション

 「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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コーセー「米肌」がSUPER JUNIORとコラボ 限定グッズや動画など

 コーセープロビジョンのスキンケアブランド「米肌」は9月28日、SUPER JUNIORとのコラボレーションキャンペーンを開始した。購入者全員に進呈する限定コラボグッズや、抽選でメンバーが名前を呼んでくれるメッセージ入り動画のプレゼント企画を行う。

 同キャンペーンは“活潤ヘッドクレンズ”(税込2750円、以下同)、“活潤ヘッドクレンズ2個セット”(5500円)のほか、“活潤ヘッドクレンズ”に“肌潤化粧水”(5500円)や“肌潤クリーム”(5500円)、“活潤リフト化粧水”(7700円)、“活潤リフトクリーム”(7700円)のいずれかを組み合わせて購入した場合が対象。

 9月28日〜10月28日に公式サイトで上記製品を購入すると、SUPER JUNIORのオリジナル撮り下ろしステッカーがプレゼントされる。抽選で80人に当たるメッセージ入り動画は10月6〜28日が対象期間で、対象商品の定期便申込者が対象となる。また、同キャンペーンに合わせ定期便の割り引きキャンペーンも実施する。

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「エルマンノ シェルヴィーノ」2023年春夏コレクション

 「エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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「ブシュロン」が環境に配慮した新カプセルコレクションを発表 産業廃棄物から再生されたリサイクル素材を使用

 「ブシュロン(BOUCHERON)」は、リサイクル素材を使用したカプセルコレクション「ジャック ドゥ ブシュロン ウルティム」を発表した。同コレクションには、「有用性を失った資源でも、価値あるものへと再生する可能性がある」という思いが込められている。また、ブランド初となる社会環境負荷の削減に向けた取り組み「プレシャス フォー ザ フューチャー」において、企業としての社会的責任や、環境に配慮したジュエリー制作とその影響に対する価値観を体現しているという。

 ジュエリーはイヤリング、ブレスレット、ブローチの3種類で、いずれも産業廃棄物から再生されたリサイクル素材“コファリット”を用いている。デザインは、「ジャック ドゥ ブシュロン」コレクションを象徴するオーディオケーブルジャックのモチーフを採用。漆黒でファセットカットした“コファリット”とダイヤモンドをあしらい、オブジェのような見た目に仕上げた。

 クリエイティブ・ディレクターのクレール・ショワンヌ(Claire Choisne)は、コレクションについて次のようにコメントしている。「コファリットは、多くの人にとって貴重なものであるという考えとは対極にある素材だ。私は、ライフサイクルの終着点にある産業廃棄物を再生したコファリットの先進性と審美性に引かれた。この素材がこれ以上の有用性を生まない再生素材の最終形であるという事実に着目し、コレクションを通じて、永久に持続する価値あるものに生まれ変わらせたいと思っている」。

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「バーバリー」2023年春夏コレクションのフロントローにカニエ・ウエストら ビーサンに靴下スタイルを披露

 「バーバリー(BURBERRY)」は26日、2023年春夏コレクションのショーを開催した。もともと17日に行う予定だったが、9月8日(現地時間、以下同)に亡くなった英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬が19日に行われたことに伴い、日程を延期していた。

 ショーには、カニエ・ウエスト(Kanye West)改めイェ(Ye)や、ブライト(Bright)の愛称で知られ、ブランドアンバサダーに抜擢されたタイ出身のタレント、ワチラウィット・チワアリー(Vachirawit Chivaaree)、アナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ」編集長兼コンデナスト(CONDENAST)アーティスティック・ディレクターらが訪れた。イェはグリッターで装飾されたビーチサンダルに靴下を合わせ、レザーパンツとレザージャケットで仕上げたスタイルを披露した。「バーバリー」のショーに集まった著名人らのファッションを紹介する。

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【スナップ】「マックス アンド コー」がデュロ・オロウとタッグ オリヴィア・パレルモやスージー・メンケス、長谷川ミラらが祝福

 「マックス アンド コー(MAX&Co.)」はこのほど、“アンド コラボレーション(&Co.LLABORATION)”シリーズの新作をミラノ・ファッション・ウイークで発表した。2023年春夏コレクションは、イギリス・ナイジェリア出身のデザイナーであり、キュレーターのデュロ・オロウ(Duro Olowu)とタッグを組んだ。

 イタリアの写真家であるルイジ・ギッリ(Luigi Ghirri)の作品からインスピレーションを得て、大胆なストライプやロマンチックな花柄、幾何学プリントを組み合わせた、力強く色鮮やかなデザインが特徴だ。

 プレゼンテーションには、ソーシャライトのオリヴィア・パレルモ(Olivia Palermo)やファッションジャーナリストのスージー・メンケス(Suzy Menkes)、モデルの長谷川ミラ、マリア・ジュリア・プレツィオーソ・マラモッティ(Maria Giulia Prezioso Maramotti)らが来場し、コラボレーションを祝福した。

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「ユニクロ」×「JWアンダーソン」の2022年秋冬物が10月14日に発売 “ウルトラライトダウン”も登場

 「ユニクロ(UNIQLO)」は10月14日、英国発のブランド「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボレーションラインである「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン」の2022年秋冬コレクションを発売する。同コラボラインは立ち上げ5周年。フルラインアップは国内105店舗とECで販売し、一部商品は全店で扱う。

 アイテムはウィメンズ12型、メンズ11型、雑貨2型(トートバッグと“ヒートテック”のソックス)。ミニマルな英国のモダニズム建築を着想源に、素材の機能性と合理性にフォーカスしたコレクションとなっている。“ウルトラライトダウン”や防風仕様のフリースアウターなど、「ユニクロ」ならではのアイテムを「ジェイ ダブリュー アンダーソン」流にアレンジした。

 価格はアウターやジャケットが税込5990〜1万2900円、ボトムスが3990〜4990円、ワンピース4990〜5990円、ニット3990円、ブラウス・シャツ2990〜3990円、雑貨590〜2990円。

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ユナイテッドアローズが英「マッキントッシュ」に別注したピーコートを発売

 ユナイテッドアローズは10月下旬、英国ブランド「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」に別注したコートを発売する。

 「マッキントッシュ」のベストセラーモデル“ハンビー”をピーコートにアレンジしたもので、ドロップショルダーやたっぷりとした袖、Aラインのシルエットが特徴だ。素材はライトメルトンで、ブラックとダークグリーンの2色展開。価格は各13万4200円(税込)だ。

 ユナイテッドアローズは、「ミニ丈のボトムスとロングブーツを合わせるのが今年らしいコーディネート」と話す。

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「OAMC」が「フラグメント」と再びコラボ 天然染料を使った6型のアイテム

 「OAMC」は、藤原ヒロシが率いる「フラグメント デザイン (FRAGMENT DESIGN)」と再びコラボレーションし、アイテム6型を「OAMC」公式サイトとロンドンのドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)で9月29日10時(日本時間)に発売する。

 コレクションは中綿入りキルティングライナー(7万3400円税込、以下同)、ヴィンテージ風の米軍スノーパーカー(8万2300円)、イタリア製オーガニックコットンを使ったクルーネック(5万2400円)とフード付きスエットシャツ(5万8500円)、オーバーサイズのT シャツ(3万7400円)をそろえる。アイテムには両ブランドのロゴとフラワーアートをあしらい、カーボン、メロン、ブラックの天然染料によるオーバーダイを施した。

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ジーンズブランド「ラングラー」が10月2日、75周年を記念したイベントを東京・原宿で開催

 ジーンズブランドの「ラングラー(WRANGLER)」が今年75周年を迎え、10月2日にウィズ原宿ホールで、イベント「WRANGLER 75TH ANNIVERSARY EVENT」を行う。

 「ラングラー」は、「『ラングラー』の歴史を掘り下げていくと、起源にカウボーイカルチャーがある。ブランドの魅力を知ってもらうために、カウボーイやブランドにまつわるさまざまなコンテンツを用意する」と話す。

 会場では、世界的な「ラングラー」コレクターとして知られる金丸力也の貴重なアーカイブを展示したり、ピグスティやフラミンゴなどの古着店がポップアップストアをオープンしたりする。また、大貫達正「ウエストオーバーオールズ(WESTOVERALLS)」デザイナーやフリーランス・ビンテージバイヤーの栗原道彦らが私物を出品するファッション業界人フリマも行う。「ラングラー」も、“刺しゅう芸人”グッドウォーキン上田歩武とのコラボ商品や75周年商品、イベント限定商品を販売する。

 そのほか、ビンテージに造詣の深いスタイリスト原田学のトークショーや、バンド「ミツメ」のボーカル川辺素(もと)によるアコースティックライブも実施。「カウボーイを疑似体験できる」輪投げや射的などのミニゲームコーナーも用意する。

 「ラングラー」は1947年に米国で誕生した。

■WRANGLER 75TH ANNIVERSARY EVENT
日程:10月2日
時間:11:00~19:00
場所:ウィズ原宿ホール
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-30

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「無印良品」がスキンケア化粧品の詰め替え用発売 年間約117トンのプラスチック削減

 「無印良品」を展開する良品計画は9月27日、スキンケア化粧品の詰め替え商品を発売すると発表した。敏感肌用シリーズとエイジングケアシリーズ、クリアケアシリーズなど15品について、28日からパウチタイプの詰め替え用を販売する。価格は税込490〜1540円。プラスチック削減を目的としたもので、既存品の容器についてもアルミキャップや中栓を廃止し、分別しやすく詰め替えやすいボトルに順次切り替える。“クリームクレンジング”“オールインワンジェル”などのチューブ容器も、厚いものから薄いプラスチックに変更する。

 「無印良品」のスキンケアシリーズは1997年に販売を開始し、シリーズ累計で年間に約2500万個を販売する。国内の化粧水の市場規模である約2000億円に対し、同ブランドは約6%のシェア(数量ベース)と推定されるという。スキンケア商品はリピーターが多くを占め、近年は大容量ボトルの売り上げが増加。詰め替え用を求める顧客の声もあることから詰め替え商品を開発した。

 既存の化粧水ボトルに対しパウチタイプはプラスチック使用量が約4分の1に抑えられ、購入者の約40%が詰め替え用を選択した場合、年間約91トンのプラスチックを削減。新しいチューブはプラスチック使用量が通常の約2分の1で、年間約26トンのプラスチックを削減できるという。詰め替え用容器への切り替えは、化粧水・乳液が年内に、クリーム・美容液類は翌年中に完全移行する予定。チューブ製品の省プラ化は2024年度内の切り替えを目指す。

 嶋崎朝子=良品計画取締役は、「詰め替え用商品は陳列時の見栄えの問題や単価が15%程度下がるなどデメリットもあるが、毎日使う消耗品への支出を抑えたい消費者のニーズは高く、信頼感を得る一つのきっかけになる。化粧品の詰め替え商品は、衛生面の管理の問題や消費者の心理的なハードルによりなかなか進んでいない。『無印良品』の化粧品で世の中に浸透させる使命感を持って取り組んでいる。今後は詰め替え用商品がスキンケアの中心になると考えており設備投資を含め注力している」とコメント。

 プラスチック削減の取り組みとして、スキンケアシリーズでのリサイクルPETなど再生素材の使用と、スキンケアシリーズで回収したプラスチック製品の再利用を目指す。また、現在広島アルパーク店のみで展開するヘアケア製品の量り売りを、23年中に50店舗に導入する予定。

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「H&M」がハロウィンコスチュームにもなるキッズウエアを発売

 「H&M」は10月末のハロウィンシーズンに向けて、ハロウィンコスチュームとして楽しめるキッズウエア(90〜140センチ)をECと一部店舗で発売した。9月29日からは、キッズウエア取り扱い店舗でハロウィンコレクションとして打ち出す。

 骨のイラストをプリントしたセットアップや、中綿入りのかぼちゃコスチューム、コウモリ柄モチーフをつけたチュールスカートなどがそろう。お化け柄のプリントトップスやワンピース、フロントポケットをネコのディテールにしたトップスなどは、コスチュームとしてだけでなく、日常着としても楽しめるデザインだ。

 魔女風の帽子やコウモリモチーフのカチューシャなど、雑貨もそろえてハロウィン気分を盛り上げる。価格は税込599〜3999円。

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「クリスチャン ディオール」2023年春夏コレクション

 「クリスチャン ディオール(CHRISTIAN DIOR)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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ゴルフブームは一過性なのか? 「今週の特集お届け隊」2022年9月26日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年9月26日号からの抜粋です)

美濃島:新ブランドが相次ぎ、売り場も活況で、「ゴルフが来ている」とあちこちで耳にするようになりました。特集ではその実態に迫りたいと思いました。

林:ゴルフウエア市場は900億円前後と言われ、スポーツウエアの中でも規模が大きく、スポーツメーカーとアパレルメーカーが共存する珍しい市場なんだよね。昔のお父さんはオフのカジュアルウエアとしてゴルフウエアを普通に着ていたから、メンズ売り場でも大きな場所を占めていた。でも新たに始める人がこの20年少なくて、中心が60代、50代、70代と高齢化していた。そこにコロナ禍で海外に出掛けられなくなった30代、40代が入ってきて、スタイルが変わってきている。

美濃島:そうですね。かつては接待のために上司に言われてやるものというイメージもありましたが、今は友人同士でカジュアルにラウンドを回るようになっていて。しかも、普通に「着たい」と思えるウエアがたくさんありました。装う機会が減った中で、ファッションにこだわりたいというのは分かります。

林:10年前ならクラシックなゴルフカルチャーとストリートやサーフカルチャーが結びつくなんて考えられなかったが、裏原系のブランドやストリートカルチャーの人がゴルフをやるし、ウエアを作っていて、すごく面白いと思った。

美濃島:でも、すでにゴルフを始める人の流入ピークは過ぎているようです。外出制限がなくなったことも相まって、別の娯楽へシフトする人もいるのでしょう。

林:僕が把握している限りでも昨年から今年にかけて新ブランドが50ある。200あるという人もいるくらいだから、ゴルフウエアだけ異次元で、はっきりいえばバブルだよね。今後、間違いなく淘汰されるだろう。

美濃島:ブームに食いついただけのブランドは続かないでしょうね。ゴルフの面白さを伝える、カルチャーを作っていく、そういう打ち出しやアクションができないと生き残れないと思いました。TSI上席執行役員の仙座学さんが言っていましたが、選択肢があるのは良いことだと。この間口が広がりつつある状態を継続できるか、始めた人たちに飽きさせない努力が必要ですね。

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「ルイ・ヴィトン」からロング&アンクル丈、2つのシアリングブーツ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ロング丈の“LV ボブール・ライン ブーツ”(28万9300円税込、以下同)とショート丈の“LV ボブール・ライン アンクルブーツ”(26万4000円)を発売した。

 2足に共通するのは、カーフレザーにシアリング(羊毛)を組み合わせた点と、ハイヒールを備える点だ。そのヒールには“LV イニシャル”のスタッズをあしらい、ブーツの背面には“モノグラム・キャンバス”の引き手付きのファスナーを備える。

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「ジュンヤ マン」×「東京デザインスタジオ ニューバランス」コラボシューズ発売 パリコレで初披露

 ニューバランスの「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE以下、TDS)」は、「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN以下、ジュンヤ マン)」とコラボレーションした新作シューズ“ジュンヤ ワタナベ マン × TDS ニオビウム コンセプト 2(JUNYA WATANABE MAN×TDS Niobium Concept 2)”を10月1日に発売する。カラーはブラックのみで、サイズは25〜29cmをそろえる。価格は税込6万4900円。全国の「ジュンヤ マン」取り扱い店舗で販売する。

 シューズは、「ジュンヤ マン」が6月のパリ・メンズ・ファッション・ウイークで発表した、2023年春夏コレクションのショーで初披露したモデルだ。「TDS」のアウトドアシューズ“TDS ニオビウム コンセプト 2”をベースにし、インソールには“JUNYA WATANABE MAN ”のロゴを、バックチップには“JYCdGMAN”のロゴを配している。ヒールストラップの着脱によってサンダルとミュールの2種類に変形し、ソールユニットにはクッション性と安定性に優れた“フレッシュフォームエックス”を採用。さらにグリップ性と耐久性を備えたビブラム(VIBRAM)製の“メガグリップ”を用いたアウトソールをあしらっている。

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美容クリエイターの水越みさとが選ぶ、秋冬の注目アイテム【新製品レコメンド】

 本連載は美容業界で活躍する識者をゲストに招き、注目の新製品を紹介する。今月は美容クリエイターとして活躍する水越みさとが秋冬の新製品をピックアップ。

ホリデーコレクションが続々と登場 今季は“使いやすい”アイテムが勢ぞろい

 2022年秋冬の新製品は“とにかく使いやすい”コスメが豊富。ホリデーコレクションは例年、目を引くような鮮やかなアイテムも多かったが、今季はビジュアルの可愛さにプラスして実用的に使えるアイテムが勢ぞろい。「ルナソル」はベージュブラウンを基調とした8色入りのアイシャドウパレットを発売する。さまざまな質感の組み合わせでニュアンスの違うブラウンメイクができそうだ。「ケイト」の“リップモンスター”から登場するマットタイプにも注目。長引くマスク生活で使いたくなるアイテムで、発売前から話題になっている。お気に入りの毎日メイクに新しいコスメを取り入れて、メイクをさらに楽しむとともに気分も上げてこの冬を過ごしてもらいたい。

11月1日発売
コスメデコルテ(DECORTE)

 肌なじみが良いベージュカラーのアイシャドウパレットは、骨格まで美しく見せる絶妙なトーンの8色を組み合わせた。重ねることで美しい濃淡やニュアンスを表現し、個性や美しさを引き立てる。特別な日から日常のメイクまで様々なシーンに対応。さらに、唇本来の血色感や潤いを作り出すサテン質感のリップスティック、繊細な艶を与えるピンクベージュのフェイスパウダー、オリジナルポーチをセットにしたスペシャルコレクションだ。

11月4日発売
RMK

 ホリデーコレクションから登場するアイシャドウパレットは、柔らかなマット、上品に艶めくシマー、華やかにきらめくパールシマーなど質感の異なる8色をセットにした。ふんわりと肌になじむウォームカラーは、単色でも重ねても美しいニュアンスを生み出し、組み合わせ次第でさまざまな表情を演出する。パッケージは韓国のアーティス、チョ・ギソクとコラボレーション。赤を軸としたコレクションを象徴するような一輪の赤い花をデザインした。

 冬だからこそ、温かみのあるカラーを纏って優しさあふれるまろやかなメイクがおすすめ。ブラウンメインでベーシックにも仕上げられるが、カーキをポイントで入れたりアクセントカラーでたまに遊ぶのも楽しい。(水越みさと)

11月4日発売
ルナソル(LUNASOL)

 パールやマットなど多彩な質感のベージュブラウンに意外性や遊び心を詰め込んだホリデーシーズンを彩る特別なアイシャドウパレット。ブルーの大粒パールが澄んだ輝きを放つカラーや、肌に溶け込むようになじむ質感の温かみのあるライトカラー、一塗りでメタリックに目元を彩るカラーなど8色をセットにした。やわらかなムードから、クールな印象、モードな表情まで、1つのパレットでさまざまな表情を作り出す。

 統一感のある8色で構成されているためどう使ってもキレイにまとまってくれるアイシャドウパレット。ブラウンという色の中でも、少しクールにしたり柔らかくしたり、変化を出して楽しめる、コスメ好きにはたまらないアイテムだ。(水越みさと)

10月19日発売
オサジ(OSAJI)

 トータルビューティブランド「オサジ」のホリデーコレクションは“在るがまま”をテーマに、写真家の日置一輝とコラボレーションした限定製品を発売する。“ニュアンス アイシャドウパレット”は異なる質感を重ねることで目元に美しいニュアンスと立体感をもたらす。深みのあるアクセントカラーをやわらげる2種のベージュに、輝きを添えるスパークルカラーを組み合わせた。“H01 Yumenokakera 〈夢の欠片〉”と“H02 Metaphor 〈メタファー〉”の2種をラインアップ。

11月15日発売
イプサ(IPSA)

 血色感やうるおいが失われ肌が疲れて見えやすい季節に、艶めく肌印象へ導くキットが登場する。白いレフ板のような効果で瞳に光を引き込む“キャッチライトスティック”、カサつきが気になるときに一塗りで水分を補給して滑らかな肌へ導く“ザ・タイムR デイエッセンススティック”の現品に加え、肌の光バランスを整えメイクしたてのような透明感を復活させる“コントロールパウダー”の特製サイズとオリジナルポーチの4品をセットにした。

10月14日発売
クラランス(CLARINS)

 どんなシーンにもマッチする目元を簡単に演出できるアイシャドウパレットの新色は、目元を華やかに彩るブロンズカラー。バンブーパウダー配合で、目元用下地を使用したようによれにくく、美しい発色と色持ちの良さが特徴だ。使いやすさを考えた4色のカラーは、組み合わせや重ね方次第でナチュラルからモードまでさまざまなアイメイクを楽しめる。

10月上旬発売 
セザンヌ(CEZANNE)

 塗った瞬間からみずみずしい濡れ艶感と、クリアな発色が特徴のティントリップにブラウンベースにほんのり赤みをプラスした新色が仲間入りする。一度塗りで透明感のあるブラウンに、重ね塗りすることで深みのある発色の辛口のブラウンが楽しめる。オイルインウォーター処方により、色と艶で唇をコーティングしたかのような仕上がりを長時間キープ。マスクなどにも色移りしにくい。4種の美容保湿成分配合で唇の潤いを守る。

10月22日発売
ケイト(KATE)

 落ちにくさと発色の良さで人気を博した“リップモンスター”からふんわり軽やかに仕上がるマットタイプが新登場する。唇から蒸発する水分を活用してしっとりジェル膜に変化、さらに液状リップの油分が揮発してマット質感に変化し、ふんわりとした仕上がりと落ちにくさを実現。付けたての美しさを長時間キープする。ぼかしやすいチップ付きで、グラデーションリップも簡単に完成。肌トーンにマッチする5色をラインアップする。

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【2022年クリスマスコフレ】「クラランス」から“自然”をテーマにしたホリデーコレクション メイクからボディーまでフルラインアップ

 「クラランス(CLARINS)」は、2022年ホリデーコレクションを10月14日から順次発売する。テーマは“Sparkling by Nature”で、ブランドの核である自然に着目した人気のフェイスケア、ボディケア、メイクアップを用意する。

 第1弾は10月21日に発売。アイシャドウだけでなく目もと用下地としても使える“オンブル4 07 ブロンズ“(税込5720円)、トーニングローションとクレンジングミルクなど4つのスキンケア商品を楽しめる“ベーシックケア ホリデーキット”(同5390〜5830円)を販売する。

 これらのほかに、ふっくらしたハリのある肌へ導く“ダブル セーラム ホリデーキット FE”(同1万4300〜1万8700円)、ブランドを代表する美容液“ダブル セーラム EX”を主役にした“ダブル セーラム ホリデーキット SR”(同1万5950〜2万5850円)、すっきりとしたフェイスラインをかなえる “V コントア シリーズ ホリデーキット”(同8250〜1万1330円)もラインアップする。

 第2弾は11月1日に発売。ボディーケア商品を堪能できる“ボディ ホリデーキット”(同1万120円〜)と、ファンデーションとスキンケアをメインにした“ベースメイク ホリデーキット”(同7150〜8250円)をラインアップ。さらに11月18日には、フェイスケア、ボディーケア、メイクアップから14品を詰め込んだ豪華なアドベントカレンダー(同1万5400円)も登場する。

 第3弾は12月1日に発売。目もとをトータルケアできる“スターアイ ホリデーキット”(同1万1220〜1万2210円)と、人気商品であるリップオイル3種類をそろえた“リップオイル ホリデーキット” (同5170円)を販売する。

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マクアケとビームスの、モノ作り支援事業から生まれた“ネコ型ボディブラシ”がクラウドファンディング開始2週間で2000%達成

 “アタラシイものや体験の応援購入サービス”のクラウドファンディングサイト、マクアケ(MAKUAKE)は、ビームス(BEAMS)と、地方事業者を対象とした新商品および新ブランド開発をサポートするモノ作り支援事業である「ローカル共創プログラム」を提供している。プログラム第一弾として、地域随一の技術や背景を持つ企業や、地域の工芸品を扱う中国地方の事業者15社(広島県14社・岡山県1社)から、府中家具メーカーの土井木工を選び、“ネコ型ボディブラシ”を開発した。10月9日まで先着順かつ数量限定で割引価格が設定されており、ハンディタイプが1万7600円(税込、以下同)、柄付きタイプが2万4200円で、マクアケ内の特設ページから購入可能だ。

 土井木工は、広島県の伝統工芸品である熊野筆を製造している晃祐堂と“熊野筆を使ったネコ型ボディブラシ”を共同開発。8月23日より販売を開始したところ、メディアやSNSで話題となり、初日で応援購入金額200万円を達成。開始2週間で目標調達率2000%を達成し、応援購入金額総額600万円を突破した。

 ブラシは、柄付きタイプとハンディタイプの2種類を用意。ブラシの木部には、高級家具にも使われる世界三大銘木ウォルナットを採用。熊野筆は主に山羊、リス、イタチ、タヌキ、鹿などの動物の天然毛と、 PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの合成繊維の毛が使われるが、今回は、白尖峰と呼ばれる部位の山羊の毛とPTBをハイブリッドした。大きい穂先は白尖峰を中心としたソフトな感触を、小さい穂先ではPBTを中心に用い、弾力あるミディアムな感触を追求している。

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「ルシアン ペラフィネ」と「F.C.R.B.」が初コラボ 架空のフットボールチームを応援するサポーターをイメージ

 「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」は、「ソフ(SOPH.)」が架空のサッカーチームを想定して展開するブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL以下、F.C.R.B.)」とコラボレーションしたコレクションを9月30日に発売する。両ブランドの公式オンラインストアや直営店で取り扱う。

 初のコラボコレクションは、架空のフットボールチームである「F.C.R.B.」を応援するサポーターをイメージして制作した。スエット素材のジップアップフーディーとパンツのセットアップをはじめ、「ニューエラ(NEW ERA)」とのトリプルコラボキャップ“9FORTY”、スコットランドカシミアを100%使用したニットの全4型を用意。どれもブラックで統一し、「ルシアン ペラフィネ」のアイコニックなスカルロゴと「F.C.R.B.」のロゴをミックスしたグラフィックを落とし込んでいる。価格は、フーディーが税込3万6300円、パンツが同2万8600円、キャップが同1万1000円、ニットが同39万6000円だ。

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業界歴20年以上のベテランPRがボディースーツブランドを立ち上げ 2023年春夏デビュー

 「ドレステリア(DRESSTERIOR)」やメルローズ 、マッシュスタイルラボなどで20年以上PRとして働いてきた清水麻妃さんが、ボディースーツをメインとするランジェリーウエアのブランド「ザ デューン(THE DUNE)」を立ち上げた。デビューシーズンの2023年春夏は7型を企画し、3月に発売予定。自社ECを立ち上げて販売するほか、セレクトショップなどへの卸販売も目指す。

 おしゃれ好きの間で、この数年間じわじわと広がっているボディースーツ。「数年前にパリのランジェリーブランドのボディースーツを着てみたら、非常に暖かくて驚いた。インナーがずり上がってこないため、腰回りのシルエットがもたつかず、服をきれいに着こなせる」と、清水さんはすっかりとりこになった。しかし、日本ではまだまだボディースーツというアイテムに抵抗感を抱く人も多く、ボディースーツを豊富にそろえるブランドもそんなに多くはない。「おしゃれなトップス感覚で着られるデザインで、お尻をしっかり覆うカッティングのボディースーツなら、日本人にもきっと良さが伝わって受け入れられると考えた」。

 ファッション業界歴は長いが、PRだったため清水さんにはこれまでモノ作りの経験はない。丁寧な作りで、小ロットでも引き受けてくれるOEMメーカーを探すのに非常に苦労したという。生産分野に明るい業界内の知人などに相談し、紆余曲折を経て信頼できるOEMメーカーを探し出した。

 デビューシーズンは、中に着用したブラジャーのカップがのぞかないように胸元にレースをはめこんだシルク混ジャージーのボディースーツ(4万2000円)や、パフスリーブのストレッチシルクサテンのボディースーツ(7万9800円)、ベアトップにチュールレースを重ねたボディースーツ(4万6000円)などを企画。セーターなどのインナーとしての着用だけでなく、ジャケットやジーンズと合わせたトップス感覚のコーディネートを提案する。一部を除き、自宅での手洗いも可能だ。

 ボディースーツ以外に、チュールレースのレギンス(2万9000円)なども企画しており、ボトムスの裾からチラリとチュールをのぞかせるスタイリングで打ち出す。「年を重ねた女性は素足を見せることに抵抗がある人もいる。チュールレースなら、素足ではないが透け感も楽しめる」ことを狙ったアイテムだ。「カジュアル化、ジェンダーレス化の時代だが、私自身は主張はしすぎないけれどセンシュアルな部分がのぞくデザインがやっぱり好き。丁寧に作られたいいものを長く着たい」という思いをブランドに込めている。

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「クリニーク」のベストセラークリーム“モイスチャー サージ”が値下げ 容量&処方そのままに20%オフに

 「クリニーク(CLINIQUE)」は9月27日から保湿クリーム“モイスチャー サージ”の値下げを行うと発表した。“モイスチャー サージ”2種の30mLサイズを、処方はそのままに20%値下げする。

 対象アイテムは“モイスチャー サージ ジェルクリーム 100H​”と“モイスチャー サージ インテンス 72 ハイドレーター​”で、それぞれ税込4950円から同3960円に変更となる。

 同シリーズは30年以上愛されているベストセラーの保湿クリーム。“モイスチャー サージ ジェルクリーム 100H​”は独自のアロエ発酵コンプレックスにより高い保湿力と浸透力を実現させおり、ジェル状の軽やかなテクスチャーが特徴。“モイスチャー サージ インテンス 72 ハイドレーター​”はシカエキス*やビタミンE誘導体を配合し、乾燥や外敵刺激で敏感になりやすい肌を健やかにみちびく。

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「ブルックス ブラザーズ」が取り組むサステナブルな1カ月キャンペーン

 「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は10月1〜31日の期間、キャンペーン「サスティナ ブルックス」を実施する。今春に続く開催で、同ブランドは「初回に大きな反響をいただき、2回目に至った」と話す。

 同キャンペーンは、リサイクル・リペア・クリーニングの3項目からなる。例えばリサイクルは、着られなくなった同ブランドの服を店舗に持ち込むと(1人1回の来店で9点まで)、JEPLAN(旧、日本環境設計)を通じてポリエステル原料などに再生するもの。持参者には、1000円オフのチケット(5500円[税込]以上の購入につき1枚利用可能)を手渡す。

 またリペアは、袖やウエスト、股下の無料修理やボタン付けを行うもので、購入から3年以内の同ブランドの商品が対象となる(点数制限なし、メンバーシップ入会が条件)。

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辻希美による子ども服「アンジュシャルム」がウィメンズブランドにリニューアル 「ガールズアワード」で披露

 辻希美がプロデュースする子ども服ブランド「アンジュシャルム(Ange Charme)」がウィメンズ向けブランドにリニューアルする。今後は大人の女性に向けて、カジュアルなフェミニンスタイルを提案していく。

 公式オンラインサイトでは、10月9日まで2022秋冬コレクションのオーダーを受け付けている。アイテムはスエットワンピース(8500円税込、以下同)やサスペンダーつきのチェックスカート(8500円)、スエット(6500円)、パジャマ(7500円)などで、3万円以上を購入したユーザーにはオリジナルステッカーをプレゼントする。

 また、10月8日に開催されるファッションと音楽のイベント「楽天ガールズアワード 2022A/W(Rakuten GirlsAward 2022A/W)」で、同じコレクションを披露する予定だ。

 辻はブランドのリニューアルに際して、以下のようにコメントしている。「『アンジュシャルム』を身に纏うことにより、毎日の生活をhappyで溢れるものに。どんな人にも魅力があって、その自分の魅力を信じて欲しい。おまじないといういわば“信じるための魔法”を愛する人たちと一緒にかけてもらえるような、そんな願いを込めて。」

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「ラフ・シモンズ」、2023年春夏コレクションは10月にロンドンで発表

 「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」は、2023年春夏コレクションのショーを10月13日にロンドンで開催する。もともとはロンドン・ファッション・ウイーク中の9月18日にロンドンで初のショーを行う予定だったが、8日に亡くなった英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬が19日に行われたことから延期となっていた。

 なお、「バーバリー(BURBERRY)」も、やはり17日に行う予定だったショーを延期して26日に開催した。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」も10月11日にロンドンで23年春夏コレクションのショーを行うが、これは7月の時点で発表されていた。

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BLACKPINKは新曲で何を着た? 「Shut Down」のミュージックビデオに注目

 BLACKPINK(ブラックピンク)のセカンドフルアルバム「BORN PINK」に収録されている楽曲「Shut Down」のミュージックビデオが17日に公開となった。ミュージックビデオでリサ(LISA)、ロゼ(ROSE)、ジェニー(JENNIE)、ジス(JISOO)の4人は、中国ブランド「ウインドーセン(WINDOWSEN)」が発表した2022年春夏コレクションから、クリスタルチェーンの衣装を着用している。

 「ウインドーセン」はアントワープ王立芸術アカデミー(Royal Academy of Fine Arts Antwerp)卒業生のデザイナー、センセン・リー(Sensen Lii)が手掛けるブランド。ドラァグカルチャーなどからインスピレーションを得たルックを得意とする。これまでリサのシングル曲「Lalisa」や、グループの楽曲「How You Like That」などでブラックピンクの衣装に携わることはあったが、中国のデザイナーがメンバー全員の衣装を担当したのはこれが初めて。リーは、ほかにもマドンナ(Madonna)やドージャ・キャット(Doja Cat)などの衣装を担当した経験を持つ。

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「オサジ」のホリデーは日置一輝の写真をデザイン アイメイク&ネイルをラインアップ

 「オサジ(OSAJI)」は10月19日、2022年のホリデーコレクションを発売する。パッケージには写真家・日置一輝による写真をデザイン。アイシャドウパレット2種、ネイルカラー6色、マスカラ1種の限定アイテムをそろえる。

 “オサジ ニュアンス アイシャドウパレット” (限定2色、各4400円、以下同)は、2種のベージュに輝きを添えるスパークルカラーを組み合わせた4色パレット。異なる質感を自由に重ね合わせて、目もとに美しいニュアンスの立体感をもたらす。パッケージはブランド初の紙パッケージで仕上げた。

  “オサジ アップリフト ネイルカラー”(限定6色、各1870円)は日置氏の写真からインスパイアされたカラーが特徴で、ミルクティーベージュや紫紺、シアーベージュ、ライラックなどをそろえた。乾きやすさや圧迫感のなさにも配慮しているほか、ハーブエキスを配合し爪のうるおいを守る。

 “オサジニュアンスボリュームマスカラ”(限定1色、2970円)は防腐剤フリーのウォータープルーフタイプ。煌めきと透明感を併せ持つゴールドオレンジで、目元にさりげないアクセントをもたらすほか、ボリュームアップとカールキープをかなえる。

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オンワードのイージーオーダースーツ店、「価格10倍」の最高級品を展開

 オンワードパーソナルスタイルのスーツを主軸とするオーダーメイドブランド「カシヤマ(KASHIYAMA)」は、英高級紳士服「ヘンリープール(HENRY POOL)」のオーダー商品の展開を、都心8店舗で10月1日からスタートする。

 商品価格帯はオーダースーツが27万5000円〜、オーダージャケットが17万6000円〜、オーダースラックスが9万9000円〜、オーダーコートが33万円〜。展開店舗は札幌店、銀座6丁目店、銀座ベルビア館店、虎ノ門ヒルズ店、自由が丘店、名古屋栄店、大阪本町店、福岡天神店。それぞれの店舗には、専任の採寸スタッフを配置する。「ヘンリープール」は英ロンドンのサヴィル・ロウに本店を構え、同国の王侯貴族にも愛用されてきたブランド。日本国内では2014年からオンワード樫山が展開している。

 新型コロナ禍でスーツの購買そのものは目減りしているものの、「少ない着用シーンのために高品質なスーツを購入する方が増えている」と同社。「五大陸」など同社グループの紳士服ブランドでは、客一人あたりのスーツの平均購入単価はコロナ禍以前から1万円弱上昇しているという。

 「カシヤマ」は生産工程に最新のデジタル技術を導入することで、オーダースーツの納期は採寸から最短で1週間、価格は最安で3万円台を実現している。これまで「手軽」「値ごろ」を武器としてきたが、スーツへの投資や関心の高まりを背景に、最高級品の購買につなげる狙いだ。

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次世代ストアの「ベータ」と「チューズベース」が合同イベント 「生活を変え、未来を変える」ブランドは3カ月出店無料

 体験型ストアの「ベータ(b8ta)」と、そごう・西武が運営して“メディア型OMOストア”をうたう「チューズベース シブヤ(CHOOSEBASE SHIBUYA、以下チューズベース)」は10月28日、「ベータ」の渋谷店と「チューズベース」のオープン1周年を祝い、タッグを組んでイベントを開催する。「商品・サービスを通して、ブランドをどういう存在として感じてもらうかを軸に、認知・体験・販売の機会を最大化して、お客さまとの新たな出会いを創出する」という両ストアの共通の想いから、志のあるブランドと消費者の出会いを生み出すピッチコンテストを開催。両店などが選ぶ優秀賞に輝く2ブランドは、「ベータ」の渋谷店か「チューズベース」に3カ月間無料で出店できる。このほか8ブランドは、特別価格での出店交渉権が獲得できる。

 ピッチコンテストは10月28日の午後、「チューズベース」のラウンジで開催。先着順で観覧も受け付ける。応募条件は、国内で製造・販売を行う、もしくは行う予定の設立5年以内のブランドで、当日会場かオンラインでのピッチが可能なブランド。時間は5分だ。テーマは、「生活を変え、未来を変える。」。日々のQOLを高めつつ、持続可能な未来につながるプロダクト・サービスを募集しており、自社のプロダクトがテーマにフィットしていたり、共感できたり、未来を変えたいと思ったりしている企業の参加を呼びかける。

 また、当日はピッチコンテストに先駆け、「新しい小売の未来(仮)」をテーマに「ベータ」と「チューズベース」がトークセッションを開催。現状や今後の可能性について語り合う。

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「ピンクハウス」が50周年記念の回顧展 80年代を風靡したコレクションが一堂に

 メルローズの「ピンクハウス(PINK HOUSE)」は、ブランド創立50周年を記念したアーカイブ展「タイムレス ピンクハウス展」を、東京・代官山ヒルサイドフォーラムで9月30日〜10月9日に開催する。

 これまで発表してきた200種のプリント柄が彩る会場で、1980〜90年代のコレクションピースやカタログ・ショッパーのグラフィックなどを紹介する。ブランドを象徴するコサージュの生産過程をたどるムービーや“変化するドレス”をテーマにしたプロジェクションマッピングなども用意する。

 「ピンクハウス」は1973年にデザイナーの金子功が設立。リボンやピンタック、フリルやレースなどをあしらったフェミニンなデザインが特徴で、80年代には花柄のワンピースやスカートにミリタリーブルゾンなどを合わせる「ピンクハウススタイル」が一世を風靡した。現在は百貨店を中心に国内外に45店舗を展開している。

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「ピンクハウス」が50周年記念の回顧展 80年代を風靡したコレクションが一堂に

 メルローズの「ピンクハウス(PINK HOUSE)」は、ブランド創立50周年を記念したアーカイブ展「タイムレス ピンクハウス展」を、東京・代官山ヒルサイドフォーラムで9月30日〜10月9日に開催する。

 これまで発表してきた200種のプリント柄が彩る会場で、1980〜90年代のコレクションピースやカタログ・ショッパーのグラフィックなどを紹介する。ブランドを象徴するコサージュの生産過程をたどるムービーや“変化するドレス”をテーマにしたプロジェクションマッピングなども用意する。

 「ピンクハウス」は1973年にデザイナーの金子功が設立。リボンやピンタック、フリルやレースなどをあしらったフェミニンなデザインが特徴で、80年代には花柄のワンピースやスカートにミリタリーブルゾンなどを合わせる「ピンクハウススタイル」が一世を風靡した。現在は百貨店を中心に国内外に45店舗を展開している。

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アルマーニ、アイウエア企業エシロールルックスオティカとのライセンス契約更新

 アルマーニ グループ(ARMANI GROUP)と、世界最大のアイウエア企業であるイタリアのエシロールルックスオティカ(ESSILORLUXOTTICA)は、2013年に締結したライセンス契約が22年末に終了するため、契約を更新した。新たな契約は23年1月1日付で有効となり、期間は15年。

 両社が初めてライセンス契約を結んだのは1988年のこと。ルックスオティカ(当時。2018年にフランスのレンズメーカー、エシロールと合併)は「ジョルジオ アルマーニ」との契約が転機となり、以降は「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」「ブルガリ(BVLGARI)」「シャネル(CHANEL)」「プラダ(PRADA)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「バーバリー(BURBERRY)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」など多くの一流ブランドとライセンス契約を締結し、事業を拡大した。

 ジョルジオ・アルマーニ会長兼最高経営責任者(CEO)は、「私は常に信頼のおけるパートナーと長期的な契約を結び、協業してきた。エシロールルックスオティカとの関係は、個人としての敬意とプロフェッショナルな判断に基づいており、時に困難な選択もあったが、私の道筋の礎となった重要なものだ。今回の契約更新は互いへの忠誠心の証であり、さらなるイノベーションにつながるものとして誇らしく思っている」と語った。

 エシロールルックスオティカのフランチェスコ・ミレリ(Francesco Milleri)会長兼CEOは、「ジョルジオと当社の創業者であるレオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)はいずれも起業家精神に富んでおり、品質とイノベーションへの情熱という共通項がある。彼らが始めた旅路を、今後も続けていけることをうれしく思う」と述べた。なお、故デル・ヴェッキオ氏は、22年6月27日に87歳で死去している。

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「ポーター」×「ハイク」の第2弾 はっ水性に優れた機能派2ウエイバッグを用意

 「ポーター(PORTER)」と「ハイク(HYKE)」は11月4日、コラボ第2弾となるバッグを発売する。「ポーター」表参道と「ハイク」の取り扱い店舗で扱う。

 「ポーター」の定番である“2ウエイ ツール バッグ”をベースとしたもので、表にはテフロン加工を施してはっ水性を持たせた“テフオックス”を、裏にはオニオン(波)柄のキルティング生地を用いる。また、「ポーター」を手掛ける吉田(東京、吉田幸裕社長)が開発したワンアクションで滑らかな調節が可能なショルダーストラップ“キャリング エクイップメント ストラップ”、キーチャーム、オリジナル収納袋を付属する。価格はスモールが4万2900円(税込、以下同)、ラージが5万5000円。いずれもブラック、オリーブドラブ、サンドストーンの3色展開だ。

 なおコラボバッグは10月26日に、伊勢丹新宿本店本館3階リ・スタイルと「ハイク」および三越伊勢丹の公式オンランストアで先行販売する。

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【スナップ】「プラダ」23年春夏ショーにアンバサダーの永野芽郁、TWICEサナ、キム・テリらが来場

 「プラダ(PRADA)」は9月22日、ミラノ・ファッション・ウイークで2023年春夏ウィメンズ・コレクションを発表した。ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)によるコレクションは、意図的に作られた裂け目、ねじれ、シワ、折り目が特徴で、人間らしさに通じる現実を表現した。

 ショーでは、日本のアンバサダーを務める永野芽郁のほか、モデルのハンター・シェイファー(Hunter Schafer)、TWICEのサナ、俳優のキム・テリ、シンガーのロード(Lorde)といったセレブリティが最新コレクションを楽しんだ。

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手をつなぐ68組の双子に心を揺さぶられた「グッチ」に、パリス・ヒルトン登場で会場が湧いた「ヴェルサーチェ」 完全復活の2023年春夏ミラノコレ現地リポートVol.3

 ボン・ジョールノ!洋風の朝食に飽き、持ってきたインスタントの味噌汁に手を伸ばした藪野です。最近のミラノコレでは、街のはずれにある倉庫のような巨大なスペースをショー会場に選ぶブランドが多く、朝から晩まで街の東西南北を行ったり来たり……。観光客も増えているし、今日はデモや交通事故があって道路は大渋滞。いつも以上にカオスです。そんな3日のハイライトをお届けします。

GUCCI

 本日の目玉「グッチ(GUCCI)」の会場は、ランウエイの片側だけに客席が配置されたデザイン。壁には、さまざまな表情の男女を写した白黒のポートレートが並べられています。「二重性」がキーワードの一つとなったショーは、フォーマルなダブルブレストスーツを、ガーターベルトを着けたようなパンツで大胆にアレンジしたルックから開幕。異なるテイストやカルチャーの自由なミックスというアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が築き上げた明確なデザインコードが根底にありながらも、90’sや80’sの要素をより強く感じさせるコレクションでした。トム・フォード(Tom Fordt)時代にヒントを得たセクシーでフェティッシュなデザインに加え、ギラギラと輝くスパンコール使いやスポーティーなカラーブロッキングは90年代からの引用。一方、アンティークビーズのような装飾や、幼少期の思い出であり、可愛げがありながらも「二重性」を映し出すキャラクターでもある映画「グレムリン」のギズモは、80年代につながります。新作バッグも、81年に発表された馬術のサドルが着想源のショルダーバッグをアップデートしました。 

 そして、今季はシノワズリのデザインも多出。「中国文化は遠くにあるように見えるけれど、ヨーロッパの文化に影響を与え、その視点を変えた。そして、私たちが唯一の存在ではなく、たくさんの存在の中にいることを気づかせた」と、アレッサンドロは説明します。スパンコールジャケットやオーバーオールにあしらわれた「FUORI!!!」は、70〜80年代にかけて同性愛者の権利獲得のために闘った団体、イタリア革命的同性愛者統一戦線(Fronte Unitario Omosessuale Rivoluzionario Italiano)の略。LGBTQに限らず自由であることが揺らぐ時代へのメッセージのようで、「今取り上げるのにふさわしいタイミングだと感じた」と話します。

 ショーの終盤、客席の正面にある壁が上がると、そこに現れたのは鏡に写したかのようなもう一つのランウエイと客席、そして同じ服を着て歩くモデル。2つのショーが同時進行していたことが明らかになりました。今回のモデルは、世界から集められた68組のリアルな双子。フィナーレには同じルックを着て、同じ顔をした二人が両サイドから中央に向かい、手を取り合って歩いていきます。そのアイデアの出発点となったのは、アレッサンドロ自身の幼少期。実の母が一卵性双生児であり、同じ顔をした叔母のことも「マンマ」と呼んでいたことから、「私には二人の母がいた」とコメント。彼が7歳の時に叔母が亡くなるまで一つ屋根の下で暮らしていて、「全く同じに見える二人の母が同時に存在する毎日が私の世界だった。仲が良かった彼女たちは遺伝的な連帯感をもつ以上に、他者が入り込めない不思議な親密さがあった」と続けます。

 そんな二人の愛を受けたアレッサンドロに生まれたのは、二重性や互いを映し出す存在への憧れ。「双子の素晴らしさは、完全な同一性が不可能なことによってこそ育まれる。ゲノムの魔法は完璧に同じ生物を作ろうとするが、双子は計り知れないほどの不一致と不整合を抱えながら生きている。それは類似という惑わしであり、ひび割れた対称性による幻想のゲームだ」とし、「双子の特質は不安定な矛盾の上に成り立っていて、私たちが目にしているものは、必ずしも見えている通りではないという思考を駆り立てる」と語ります。実際、フィナーレを歩くモデルたちは、見た目が同じでも、ちょっとした仕草やアティチュード、まとうオーラによって、異なるアイデンティティーを垣間見せます。ファッションは外見を飾るものであるだけでなく、自分の内面が現れるものでもあるのです。

 そんな演出について、アレッサンドロは「今回のバックステージは大仕事で疲れた。ただ、うっとりするものであり、自分や自分のチームにとって、セラピー的な効果があった。自分のチームには双子である人はいないが、そうではなくとも”もう一人の自分”という存在を感じるようなエモーショナルな瞬間だった」とコメント。自身も久しぶりに泣いたといいます。それは観客も同じで、深いメッセージ性を感じ、心が揺さぶられる瞬間でした。

 そこに込められていたのは、「自分がもう一人の自分を見る」という視点と、「私たちは皆同じであるとともに、異なる存在である」というメッセージ。彼自身もセラピーを通じて、自分の中にある「アザーネス(Otherness、他者性)」、つまり別の自分の存在と出会い、向き合ったといいます。そして、もう一人の自分と共に生きることに慣れ、多様な自己が存在することを否応なく経験する「双子」を通して、遺伝的につながっているかどうかにかかわらず、同じ世界で生きる他者、そして自分の中にある「アザーネス」を認め、そのつながりの中で生きていることを認識する大切さを示しました。

 アレッサンドロは毎回、ファッションショーというプラットフォームを通して、服という次元を超えたメッセージや価値観を届けたり、問いを投げかけたりしています。今回もアイデンティティーとは何か、内なる自分との関係、そして、他者とのつながりについて、考えさせられるものでした。

VERSACE

 「私は、常に自信に満ちあふれ、スマートで少しディーバのような反抗的な女性を愛してきた」と話すドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)がイメージしたのは、ダーク&ゴシックな女神。フロントや腰に切り込みを入れたしなやかな細身のドレスやトップスをはじめ、スタッズやフリンジをあしらったレザーのバイカージャケットやパンツ、マイクロミニスカート、サテンのカーゴパンツ、構築的なテーラリング、トゲトゲのポップコーンニット、ランジェリー風のベビードールドレス、シフォンとレースの残布をファーのように仕上げたコート、ゼブラと花柄が混じり合うプリントアイテム、チャンキーなラバープラットフォームのシューズなどが登場します。

 服と身体の関係性を探求するように、ボディーラインになめらかに沿うデザインが多くのブランドに見られる今季ですが、それは「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の得意とするところ。先シーズンもそうでしたが、時流との相性抜群です。ラストルックには、パリス・ヒルトン(Paris Hilton)がクリスタルきらめくピンクのミニドレス姿で登場!今シーズンの女性像を体現する堂々たるウオーキングに、会場が湧きました。

TOD’S

 今季は、街の中心にあるいつもの会場を離れ、郊外にある巨大な倉庫を改装した現代美術館でショーを開催。塔のように高くそびえ立つ作品が飾られた空間をモデルが歩きます。ワントーンを軸にしたスタイルのアウターは、ボタンで背面のベンツの深さをアレンジできるワックスコットンのような素材のステンカラーコートや、薄く柔らかなレザーのトレンチコート、ボクシーなテーラリングなど、メンズウエアのようにハンサムなデザインが中心。一方、体のラインに沿うストレッチレザーのシャツドレスやニット、パッド入りのビスチエなどで女性性を演出しています。

 カラーパレットは、パウダーピンクやダスティーなベージュ、大地を感じるようなブラウンのバリエーションといった絶妙なニュアンスカラーが印象的。その足元に合わせた、ポップなイエローやラベンダーカラーのバレエシューズのアクセントも絶妙です。やはり、ヴァルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)は色使いがうまい!全体的にアイテムはミニマルですが、手に取ってみると、そのレザーの柔らかさや細かなディテールにイタリアのクラフツマンシップを感じるコレクションです。

ETRO

 「エトロ(ETRO)」も、マルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)新クリエイティブ・ディレクターのデビューショーを開きました。テーマは、「エトロピア - 自分らしさを求めて、現実と想像を行き来する旅」。これまでのフォークロアやボヘミアン、そして春夏シーズンに多かったリゾート的なイメージは薄まり、より都会的なシルエットと大胆な色柄使いで新たな一章を描きました。ショーでは、同ブランドのホームコレクションのアーカイブ生地を使用した”ラブトロッター”バッグも披露されました。日本では、10月10日まで申し込みを受け付け、抽選販売するそうです。詳しいコレクションリポートは後日公開します!

MISSONI

 フィリッポ・グラツィオーリ(Fillipo Grazioli)=クリエイティブ・ディレクターによる新生「ミッソーニ(MISSONI)」は、かなりセクシーで若々しくシャープなイメージ。学生でごった返すボッコーニ大学という会場を選んだ点からも、若い層へのアピールを強化するという印象を受けます。ただ、シルエットやスタイルがかなり限定的で、着る人を選びそうでもあると感じました。こちらも詳しいリポートは、別途公開予定です!

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「リンシュウ」の“リゾートテラス”は緑に染まり、鮮やかなルックは心を溶かす

 「リンシュウ(RYNSHU)」が、東京・六本木の国立新美術館で2023年春夏コレクションをランウエイショー形式で発表した。コレクションはスタートから3シーズン目となるウィメンズウエアが中心で、メンズのルックも組み込んだ。今回のショー映像は、23年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイーク期間に合わせて世界に公開。デザインを手掛ける山地正倫周と山地りえこの2人が伝えたかったのは、ファッションを通じた“癒し”だった。

自由な日常を再び解き放つ

 会場の国立新美術館のテラスは、波打つ建築と木立が向かい合う空間だ。“リンシュウ リゾート テラス(RYNSHU RESORT TERRACE)”と名付けた会場一帯をグリーンのライトが染め、心地良い風が時折吹き抜ける。ブランドのキーカラーであるブラックのドレスコードに身を包んだ来場者たちは、幻想的なランウエイと現実との境界線のようでもあった。

 デザイナーの正倫周とりえこは、今シーズンのコレクション“ファッション レメディ(FASHION REMEDY)”で、ここしばらくの日常生活に対して抱いてきた抑制からの解放を願った。インスピレーション源に選んだのは、2人が旅したモルディブの大自然だ。開放感のあるムードと、繊細なクチュールテクニックを融合させ、人々が求める幻想を具現化した。

 ショー開始時間の18時30分。陽が沈んでミステリアスな雰囲気がいっそう強まると、極彩色が美しいピンクの花々をプリントしたファーストルックが登場した。開始前に水をまいた水面のようなランウエイが、鮮やかなウエアとグリーンのライトを映し出した。

純粋な心地良さを追求

 コレクション前半は、開放感に溢れた内容だった。肌を覗かせる大胆なカッティングやチュール、随所に施したビジュー、砂時計シルエットのリゾートジャケットに膝上のミニ丈ドレス――女性らしさを際立たせるさまざまな仕掛けと、色彩の美しさが特に目を引いた。

 後半は一転して、シックなモノトーンカラーが中心だ。表情豊かなシルクシャンタンに、透け感のあるトリプルオーガンジーやシフォンなど、ノーブルな素材を丁寧に縫い上げるクラフツマンシップを発揮する。

 ウィメンズを本格始動して3シーズン目。今回のコレクションにはメンズやウィメンズという記載はどこにも見当たらない。ジェンダーを問わない「リンシュウ」の耽美な世界観を進化させながら、純粋な心地良さを追求していく。正倫周は「『リンシュウ』はこれまで、女性でも着られるメンズウエアを手掛けてきた、男性らしさと女性らしさを行き来する存在です。りえこが加わることでその表現が両極へと膨らみ、クリエイションは深みを増しています」と語る。

 シーズンごとに手応えをつかんでいるりえこは、今シーズンについて「洋服の着心地はもちろん、ファッションそのものが癒しの存在でありたい。袖を通すことで守られているような感覚や、気分が安定する経験が誰しもに少なからずあります。このコレクションが、心地良さについて改めて考えるきっかけになれば」と述べた。

装飾に宿る美と意匠

 アイテムの多くは、南国の楽園モルディブの大自然を想像させるディテールで彩った。澄みきった碧海やカラフルな熱帯植物が、刺しゅうやビジューなどへと変わり、デザイナー自らが現地で撮影したビーチの写真も大胆にプリントして、リラックスムードを盛り上げる。ウエアだけではなく、表情が一つ一つ異なる小花柄を配したサイドジップヒールブーツは圧巻だった。チュールを巻いたレザーに刺しゅうし、その上からさらにビーズの装飾を施すという、まさに「リンシュウ」のこだわりを集結させたかのような手仕事だ。それでいて軽やかに見せるのは、正倫周の技術とりえこのムード作りという2人のクリエイションが融合したからこそだろう。

リアルのショーにこだわる理由

 フィナーレでモデル全員が登場すると、モルディブの花々と会場一体の緑が混ざり合い、大都会の真ん中に“リゾート テラス”が広がった。この会場作りには、バレエを生業にしてきたりえこの経験も生きているという。「会場自体のたたずまいが『リンシュウ』でありたいとイメージしながら臨みました。私は元々バレエを活動の舞台にしていたため、会場の空気の捉え方は自然と身についてきました。『リンシュウ』には官能的な魅力があります。それはセクシーとはまた違う、たたずまいから漂う上品な色気です。それを感じてもらいながら、楽しんでほしかったんです」。

 モノ作りと同様に、見せ方や発信方法にもこだわるのが正倫周のクリエイションだ。「服作りはまず、イメージから始まります。今回ならばリゾートです。それを想像しながら、素材や色、形を同時進行させ、最後まで大切に作り上げていく。その世界観やムードを伝えるのに、今一番適している方法がショーなんです。見た人が『ブランドはこういう価値観を大事にしているのだな』と感じやすい。提案するからにはベストな状態を、どの場所で、どう見せるか――常にそれだけを考えています」。リアルのショーでも映像でも、世界中に“癒し”を届けたいという願いは変わらない。「映像を見てくれた海外の視聴者の中には、東京をまだよく知らない人もいるはず。日本人として、そんな人たちにもこの時間や、この和の空間の希少性も合わせて伝わればうれしいです」と、正倫周は表情をなごませた。

TEXT:KEISUKE HONDA
問い合わせ先
RYNSHU
03-3402-5300

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「バーバリー」2023年春夏コレクション

 「バーバリー(BURBERRY)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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時計「グランドセイコー」が東京・原宿に期間限定の和菓子店 平野紗季子がプロデュース

 時計ブランドの「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は10月7〜16日の期間、イベントスペース、アンノン原宿に「グランドセイコー 和菓子屋とき」をオープンする。フードエッセイスト兼フードディレクターの平野紗季子がクリエイティブ・ディレクターとなり、“時を食(は)む。”をテーマにした今回限りのオリジナル和菓子を製作・販売する。

 和菓子の開発には、京都「御菓子丸」の杉山早陽子、東京の完全予約制茶寮「菓子屋ここのつ」の溝口実穂、2人の菓子作家も参加する。また、店舗や和菓子のパッケージなどはアートディレクター兼グラフィックデザイナーの田部井美奈が手掛ける。

■グランドセイコー 和菓子屋とき
日程:10月7〜16日
時間:14:00〜20:00(19:45最終入場、一部予約制)
場所:アンノン原宿
住所:東京都渋谷区神宮前6-5-10

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売上高はユニクロ以上!? 「シーイン」を語る:記者談話室vol.49

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第49回は「売上高はユニクロ以上!? 『シーイン』を語る」です。世界で急速に存在感を強めるカジュアルブランド「シーイン」。一説によると売上高は2兆円を超えるそうですが、その実情はほとんど明らかにされていません。数少ないヒントからシーインのビジネスモデルを考察します。

 今回の「記者談話室」は、9月22日にユーチューブでライブ配信しています。その音声をお届けします。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
Apple Podcast
Spotify

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「ショッピングセンターで『横丁』は通用するのか?アルコール業態は有りや無しや」 野村不動産、肝いりの『カメクロ横丁(カメイドクロック)』

【記事のポイント】 ●ショッピングセンター「カメイドクロック」に設置された『カメクロ横丁』 ●『カメクロ横丁』全体の集客はどうか ●人気ブランドはどこか、苦戦しているブランドは
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「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ」2023年春夏コレクション

 「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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この秋冬は大胆な“深スリット”に注目!【2022-23年秋冬トレンド】

 スリットがいっそう大胆になってきました。2022-23年秋冬シーズンは、切れ込みが腰近くまであるタイプが多数のハイブランドから登場。歩いたときに脚がしっかり見えることでフェミニン濃度がアップするだけでなく、凜々しさや美脚も印象に残ります。スリットによって軽やかさを引き出せるのは、秋冬スタイリングのメリットです。

 “深スリット”は、今シーズンのセンシュアルなテイストが勢いづく流れにもマッチ。スリット部分を着こなしのポイントに生かす試みも目立ちます。例えば「トム フォード(TOM FORD)」は、深いスリットの隙間からグリーンのタイツをのぞかせて、脚を“差し色”に活用しました。カラフルなレッグウエアでスリットをムードメーカーに役立てる演出です。同色のエレガントなウェッジソールで軽快さも織り込みました。今回は、有力ブランドの秋冬ルックから、真似したいスリット使いの好例を選んでみました。

マニッシュなアウターで甘辛バランスを調整

 

 深スリットはセクシーな印象が強いので、視線をそらすスタイリングで目立ちすぎないように生かすのが賢い整え方。アイキャッチーなジャケットは、全体のバランスを整える効果大です。マニッシュなタイプなら、ジェンダーミックスに仕上がります。

 「エトロ(ETRO)」の抽象柄のワンピースは、左脚の正面に大胆なスリットが入っています。切りっぱなしのようなスリットがワイルド味を帯びています。ミリタリー風のアウターは、ゴージャスなゴールドの刺繍を施し、リュクスなたたずまいに。カラートーンをベージュとブラウン系でまとめて、全体をなじませています。

センシュアルなレザーは“隠す”と“見せる”を交差

 レザー(合皮含む)で仕立てたスカートはフェティッシュさが格別ですが、スリットが入ると、さらにセンシュアルな見え具合に。ボトムスに色香が漂うため、トップスは露出を抑えるのがグッドバランスに導く配分です。

 「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」は、レザー仕立てスカートの正面に深々とスリットを走らせ、ダイナミックに演出。つややかなレザーの質感がなまめかしさを醸し出しています。一方で、トップスはストレッチ素材を生かした、肌にピッタリ沿う“セカンドスキン”タイプ。ハイネックに加え、指先までおおっているので、素肌が見えるのは顔と脚だけ。レッグラインを引き立てるスタイリングです。

クラシックなスーツもフェミニン度アップ

 思い切ったスリットはグラマラスなパーティーウエアのイメージがありましたが、近ごろは出番が広がってきました。“きちんと感”の強いスーツなどのアイテムにも進出。カッチリした装いに意外性をもたらしてくれます。

 「スポーツマックス(SPORTMAX)」のスカートスーツは、正統派のムードを帯びながら、スカートにはしっかりとスリットが入っています。ブラトップを重ねたようなテーラードジャケットは、ボタンが見えない比翼仕立て。共生地のネクタイも締めて、品格を印象づけているからか、スリットも上品に見える仕掛け。ネクストトレンドに浮上しているネクタイを使った“タイドアップ”に、適度なフェミニンさを添えたアレンジです。

量感コントラストでめりはりを強調

 スリットの入ったボトムスを引き立てるには、上半身にボリュームをつくるスタイリングが役立ちます。秋冬は、ダウンやファーコートなどの防寒アウターを使うことで、上下でボリュームの落差を際立たせたコーディネートがかないます。

 ゴージャスでボリューミーなファーコートを取り入れたのは、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」。ハイネックのコンパクトトップスとの対比が生きて、たっぷりのファーが細見えを引き出すという、計算されたスタイリングです。シャープな印象を添えているのは、チェック柄のスカートに加えた斜めの深スリット。太ベルトを合わせて、ウエストのくびれを強調。サイハイのストレッチブーツでスレンダーな脚線を描き出しています。

スリット強調で、あえて色香をまとう着こなしも

 スリット本来のイメージを押し出して、色香をまとう選択肢もあります。肌見せスポットを増やしたり、脚に視線を呼び込んだりといった演出を加えると、妖艶なムードを濃くできます。

 ベロア風のつややかな生地で仕立てたワンピースに、腰近くまでスリットを入れたのは「ブルマリン(BLUMARINE)」。ストッキングもピンク系でそろえて、女性らしさを薫らせました。さらに、濃いピンクのガウン風コートを合わせることで、グラデーションコーデが完成。ファーの襟付きカーディガンとファークラッチで温もりをプラスし、ロマンチックなディテールで飾られたヘッドアクセサリーとシューズで一段とムードを濃くしました。

 見慣れたワンピースやスーツも、深いスリットを加えると、今までとは違った雰囲気に様変わり。脚に視線が集まるだけに、レッグウエアや靴でイメージを操れます。ミニ丈のボトムスより肌見せの面積が狭いので、“大人フェミニン”を打ち出しやすいのに加え、タイツやブーツと合わせれば、寒さをしのぎながら動きのあるスタイリングがかないます。かさばって見えがちな秋冬の装いから重たさをそぎ、さっそうとした脚さばきを印象づけやすいので、秋支度にぜひ活用してみてはいかがでしょう。


その他のコーデもチェック!

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この秋冬は大胆な“深スリット”に注目!【2022-23年秋冬トレンド】

 スリットがいっそう大胆になってきました。2022-23年秋冬シーズンは、切れ込みが腰近くまであるタイプが多数のハイブランドから登場。歩いたときに脚がしっかり見えることでフェミニン濃度がアップするだけでなく、凜々しさや美脚も印象に残ります。スリットによって軽やかさを引き出せるのは、秋冬スタイリングのメリットです。

 “深スリット”は、今シーズンのセンシュアルなテイストが勢いづく流れにもマッチ。スリット部分を着こなしのポイントに生かす試みも目立ちます。例えば「トム フォード(TOM FORD)」は、深いスリットの隙間からグリーンのタイツをのぞかせて、脚を“差し色”に活用しました。カラフルなレッグウエアでスリットをムードメーカーに役立てる演出です。同色のエレガントなウェッジソールで軽快さも織り込みました。今回は、有力ブランドの秋冬ルックから、真似したいスリット使いの好例を選んでみました。

マニッシュなアウターで甘辛バランスを調整

 

 深スリットはセクシーな印象が強いので、視線をそらすスタイリングで目立ちすぎないように生かすのが賢い整え方。アイキャッチーなジャケットは、全体のバランスを整える効果大です。マニッシュなタイプなら、ジェンダーミックスに仕上がります。

 「エトロ(ETRO)」の抽象柄のワンピースは、左脚の正面に大胆なスリットが入っています。切りっぱなしのようなスリットがワイルド味を帯びています。ミリタリー風のアウターは、ゴージャスなゴールドの刺繍を施し、リュクスなたたずまいに。カラートーンをベージュとブラウン系でまとめて、全体をなじませています。

センシュアルなレザーは“隠す”と“見せる”を交差

 レザー(合皮含む)で仕立てたスカートはフェティッシュさが格別ですが、スリットが入ると、さらにセンシュアルな見え具合に。ボトムスに色香が漂うため、トップスは露出を抑えるのがグッドバランスに導く配分です。

 「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」は、レザー仕立てスカートの正面に深々とスリットを走らせ、ダイナミックに演出。つややかなレザーの質感がなまめかしさを醸し出しています。一方で、トップスはストレッチ素材を生かした、肌にピッタリ沿う“セカンドスキン”タイプ。ハイネックに加え、指先までおおっているので、素肌が見えるのは顔と脚だけ。レッグラインを引き立てるスタイリングです。

クラシックなスーツもフェミニン度アップ

 思い切ったスリットはグラマラスなパーティーウエアのイメージがありましたが、近ごろは出番が広がってきました。“きちんと感”の強いスーツなどのアイテムにも進出。カッチリした装いに意外性をもたらしてくれます。

 「スポーツマックス(SPORTMAX)」のスカートスーツは、正統派のムードを帯びながら、スカートにはしっかりとスリットが入っています。ブラトップを重ねたようなテーラードジャケットは、ボタンが見えない比翼仕立て。共生地のネクタイも締めて、品格を印象づけているからか、スリットも上品に見える仕掛け。ネクストトレンドに浮上しているネクタイを使った“タイドアップ”に、適度なフェミニンさを添えたアレンジです。

量感コントラストでめりはりを強調

 スリットの入ったボトムスを引き立てるには、上半身にボリュームをつくるスタイリングが役立ちます。秋冬は、ダウンやファーコートなどの防寒アウターを使うことで、上下でボリュームの落差を際立たせたコーディネートがかないます。

 ゴージャスでボリューミーなファーコートを取り入れたのは、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」。ハイネックのコンパクトトップスとの対比が生きて、たっぷりのファーが細見えを引き出すという、計算されたスタイリングです。シャープな印象を添えているのは、チェック柄のスカートに加えた斜めの深スリット。太ベルトを合わせて、ウエストのくびれを強調。サイハイのストレッチブーツでスレンダーな脚線を描き出しています。

スリット強調で、あえて色香をまとう着こなしも

 スリット本来のイメージを押し出して、色香をまとう選択肢もあります。肌見せスポットを増やしたり、脚に視線を呼び込んだりといった演出を加えると、妖艶なムードを濃くできます。

 ベロア風のつややかな生地で仕立てたワンピースに、腰近くまでスリットを入れたのは「ブルマリン(BLUMARINE)」。ストッキングもピンク系でそろえて、女性らしさを薫らせました。さらに、濃いピンクのガウン風コートを合わせることで、グラデーションコーデが完成。ファーの襟付きカーディガンとファークラッチで温もりをプラスし、ロマンチックなディテールで飾られたヘッドアクセサリーとシューズで一段とムードを濃くしました。

 見慣れたワンピースやスーツも、深いスリットを加えると、今までとは違った雰囲気に様変わり。脚に視線が集まるだけに、レッグウエアや靴でイメージを操れます。ミニ丈のボトムスより肌見せの面積が狭いので、“大人フェミニン”を打ち出しやすいのに加え、タイツやブーツと合わせれば、寒さをしのぎながら動きのあるスタイリングがかないます。かさばって見えがちな秋冬の装いから重たさをそぎ、さっそうとした脚さばきを印象づけやすいので、秋支度にぜひ活用してみてはいかがでしょう。


その他のコーデもチェック!

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「ジョー マローン ロンドン」とミシュランスターシェフのコラボキャンドルが登場 米やベルガモットの香り

 「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は10月7日、パリ料理界をけん引するミシュランスターシェフ、ジャン=フランソワ・ピエージュ(Jean-Francois Piege)とのコラボレーションアイテム“バイオレットリーフ & ベルガモット ホームキャンドル”(200g、税込1万3200円)を発売する。公式オンラインショップのほか、ジョー マローン ロンドン 丸の内店、ジョー マローン ロンドン 玉川髙島屋S・C店、ジョー マローン ロンドン 表参道店、ジョー マローン ロンドン 六本木店、ギンザシックス店限定で販売する。

 同製品は、食とフレグランスの2つの世界をシームレスに融合。厳選した原料を用い、炊き立ての米から立ち上がる湯気から抽出したエッセンスと、アールグレイを思わせる生き生きとしたベルガモットの香り、バイオレットリーフのグリーン調の香りの3つを組み合わせエレガントでぬくもりのある香りを生み出した。キャンドルとボックスのロゴデザインは、ピエージュ=シェフが長年コラボレーションし、パリを拠点に活動するクリエイティブユニットM/M(Paris)が制作した。

 ジャン=フランソワ・ピエージュは、ミシュラン2つ星を獲得したレストラン「クローバー・グリーン」を含め7店舗を統括。これまでに12冊の料理本を出版したほか、フランスのテレビ番組「トップシェフ」で10年間にわたり審査員を務めるなど料理の知識を広める活動を行なってきた。

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キャサリン皇太子妃がエリザベス女王の国葬後初の公務に出席 「ドルチェ&ガッバーナ」を着用

 イギリスのウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、9月8日(現地時間)に亡くなった英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬に携わったボランティアやスタッフに感謝を伝えるため、国葬後初めての公務を行った。

 王室の服喪期間は国葬の後7日間とされるため、王室メンバーはその期間、黒または暗い服を着るのが慣習となっている。キャサリン皇太子妃は、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の黒い襟なしのコートを着用。2017年の戦没者追悼記念式典と、21年に亡くなったエディンバラ公爵フィリップ殿下(Prince Philip, Duke of Edinburgh)の葬式後に空軍士官候補生らを訪れた際にも同コートを着ていた。なお、このコートは、故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃がパリで行われた第一次世界大戦の休戦記念式典に参加した際に着用していた「ジャスパー・コンラン(JASPER CONRON)」のダブルボタンコートを思わせるとして話題を集めている。

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「アメリ」が「チャンピオン」と初コラボ カラフルなワンピースやワッフルトップスを発売

 「アメリ(AMERI)」は9月29日、「チャンピオン(CHAMPION)」と初コラボした商品を発売する。価格はワンピースが1万9800円(税込、以下同)、ワッフルトップスが1万6500円など。両ブランドの店舗および公式オンラインストアで扱う。

 「アメリ」は、「『チャンピオン』のオーセンティックなアイテムをベースとしながらも、女性らしいパターンや気分が上がるカラーリングを取り入れたのが特徴だ」と話す。

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2022年WIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞」はリリ・ラインハート 映画業界の女性を称える

 「マックスマーラ(MAX MARA)」と、映画業界における女性の地位向上を支援する非営利団体ウィメン・イン・フィルム(Women in Film以下、WIF)は、2022年度のWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード(Max Mara Face of the Future Award)」の受賞者に女優のリリ・ラインハート(Lili Reinhart)を選出した。10月27日に米カリフォルニア州ビバリーヒルズで開催される、22年WIFオナーズ(2022 WIF Honors)で賞を授与する予定。

 ラインハートは、ネットフリックス(NETFLIX)の映画『2つの人生が教えてくれること(原題:Look Both Ways)』に主演するとともに、エグゼクティブ・プロデューサーを務めている。また、青春ドラマ『ケミカル・ハーツ(原題:Chemical Hearts)』でも、やはり主演とエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。そのほか、映画『ハスラーズ(原題:HUSTLERS)』『ガルヴェストン(原題:Galveston)』『マイ・ビューティフル・デイズ(原題:Miss Stevens)』などに出演。自身の制作会社スモール・ヴィクトリー・プロダクションズ(SMALL VICTORY PRODUCTIONS)を率いるほか、20年に出版した詩集『スイミングレッスン(Swimming Lessons)』は「ニューヨーク・タイムズ(NEW YORK TIMES)」のベストセラーリストに掲載された。

 マリア・ジュリア・プレツィオーソ・マラモッティ(Maria Giulia Prezioso Maramotti)「マックスマーラ」グローバル・ブランド・アンバサダーは、「リリはビジネスウーマンとして、才能のある女優として、そして女性がありのままの姿で心地よくいられる活動の支援者として、『マックスマーラ』の価値観を体現する存在だ。彼女は『マックスマーラ』のスタイルアンバサダーであるだけでなく、ブランドの価値観を発信するアンバサダーでもある。彼女のような素晴らしいアーティストを祝福することができ、とてもうれしく名誉に思っている」と語った。

 カーステン・シャファー(Kirsten Schaffer)WIF最高経営責任者は、「リリに同賞を授与することができ、とても誇らしく思う。今回の受賞は、リリの素晴らしいスタイルや、自身の制作会社のプロデューサーとしての舞台裏での目覚ましい活躍のみならず、メンタルヘルスやボディーイメージに関する問題に積極的に取り組む活動家としての顔も評価して決定した」と述べた。

 ウィメン・イン・フィルムは、1973年の創設。また、今回で第17回目となるWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード」は、2006年に「ウィメン・イン・フィルム クリスタル+ルーシー賞(WIF Crystal + Lucy Awards)」の1つとして発足。映画やテレビ業界で活躍し、業界や一般社会に貢献した、独自のスタイルを持つ女優に授与されている。過去には、ジェンマ・チャン(Gemma Chan)、エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、ローズ・バーン(Rose Byrne)、クロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)、ケイティ・ホームズ(Katie Holmes)、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)、エミリー・ブラント(Emily Blunt)、マリア・ベロ(Maria Bello)らが受賞している。

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2022年WIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞」はリリ・ラインハート 映画業界の女性を称える

 「マックスマーラ(MAX MARA)」と、映画業界における女性の地位向上を支援する非営利団体ウィメン・イン・フィルム(Women in Film以下、WIF)は、2022年度のWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード(Max Mara Face of the Future Award)」の受賞者に女優のリリ・ラインハート(Lili Reinhart)を選出した。10月27日に米カリフォルニア州ビバリーヒルズで開催される、22年WIFオナーズ(2022 WIF Honors)で賞を授与する予定。

 ラインハートは、ネットフリックス(NETFLIX)の映画『2つの人生が教えてくれること(原題:Look Both Ways)』に主演するとともに、エグゼクティブ・プロデューサーを務めている。また、青春ドラマ『ケミカル・ハーツ(原題:Chemical Hearts)』でも、やはり主演とエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。そのほか、映画『ハスラーズ(原題:HUSTLERS)』『ガルヴェストン(原題:Galveston)』『マイ・ビューティフル・デイズ(原題:Miss Stevens)』などに出演。自身の制作会社スモール・ヴィクトリー・プロダクションズ(SMALL VICTORY PRODUCTIONS)を率いるほか、20年に出版した詩集『スイミングレッスン(Swimming Lessons)』は「ニューヨーク・タイムズ(NEW YORK TIMES)」のベストセラーリストに掲載された。

 マリア・ジュリア・プレツィオーソ・マラモッティ(Maria Giulia Prezioso Maramotti)「マックスマーラ」グローバル・ブランド・アンバサダーは、「リリはビジネスウーマンとして、才能のある女優として、そして女性がありのままの姿で心地よくいられる活動の支援者として、『マックスマーラ』の価値観を体現する存在だ。彼女は『マックスマーラ』のスタイルアンバサダーであるだけでなく、ブランドの価値観を発信するアンバサダーでもある。彼女のような素晴らしいアーティストを祝福することができ、とてもうれしく名誉に思っている」と語った。

 カーステン・シャファー(Kirsten Schaffer)WIF最高経営責任者は、「リリに同賞を授与することができ、とても誇らしく思う。今回の受賞は、リリの素晴らしいスタイルや、自身の制作会社のプロデューサーとしての舞台裏での目覚ましい活躍のみならず、メンタルヘルスやボディーイメージに関する問題に積極的に取り組む活動家としての顔も評価して決定した」と述べた。

 ウィメン・イン・フィルムは、1973年の創設。また、今回で第17回目となるWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード」は、2006年に「ウィメン・イン・フィルム クリスタル+ルーシー賞(WIF Crystal + Lucy Awards)」の1つとして発足。映画やテレビ業界で活躍し、業界や一般社会に貢献した、独自のスタイルを持つ女優に授与されている。過去には、ジェンマ・チャン(Gemma Chan)、エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、ローズ・バーン(Rose Byrne)、クロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)、ケイティ・ホームズ(Katie Holmes)、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)、エミリー・ブラント(Emily Blunt)、マリア・ベロ(Maria Bello)らが受賞している。

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【クリスマスコフレ2022年】予約限定品からプチプラまでおすすめを一挙紹介 ※随時更新

クリスマスコフレ2022年
2022年もクリスマスコフレシーズンが到来。今年も多数のブランドが、続々と発売日や予約開始日を発表している。年々盛り上がりを見せているこの冬のビューティ一大イベントを、発売日別やアイテム別などあらゆる角度から紹介する。

そもそもクリスマスコフレとは?

 フランス語で宝石箱を意味する“coffret”が由来となるクリスマスコフレ。ボックスやポーチ、バッグなどに人気製品や限定アイテムを詰め込んだセットを基本の形としていて、冬のコスメシーンを賑わす風物詩となっている。発売時期は10月下旬〜12月上旬が多いが、多くのブランドは事前予約を受け付けており、予約の時点で争奪戦になることも。ちなみに、日本ではお馴染みの言葉になりつつある「クリスマスコフレ」だが、海外では「ホリデーギフト」「クリスマスギフト」などと呼ばれている。


クリスマスコフレの特徴

 クリスマスコフレの特徴はなんといってもその華やかさとレアアイテムが手に入ること。人気アイテムの限定色や限定パッケージはもちろんのこと、付属するポーチやバッグ類も日常で使えるデザインが多く、多くのファンをとりこにしてきた。ミニサイズのアイテムを組み合わせるブランドも多く、特にフレグランスは“自分に合った香り”を探すのにぴったりだ。

 また、近年ではクリスマスコフレも多様化していて、コラボレートに積極的な「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、過去にポケットモンスターやハローキティなどのキャラクターを取り入れたコフレを発売。アーティストとタッグを組むブランドも多く、製品パッケージやポーチやボックスにホリデーシーズンならではの華やかさや個性を取り入れている。

 金額や内容もバラエティに富んできて、ブランドおすすめの人気アイテムが詰め込まれた基本スタイルのほか、自分でアイテムを組み合わせて一定以上の金額に達するとポーチやミニサイズの別製品がプレゼントされるタイプのものも。また、クリスマスシーズンに合わせた限定アイテムの販売もあるため、予算と欲しいアイテムを考慮しながら選べるようになってきている。

クリスマスコフレならではのパッケージ

アドベントカレンダー

近年増えているのが、カレンダー式のアドベントカレンダー。元々はキリスト教西方教会の信者がイエス・キリストの“Advent(降臨)”までの日数を数えるために使用されるカレンダーで、お菓子やプレゼントが入ったポケットや小袋、ボックスが付いている点が特徴。1日1つそれを開けることでクリスマスまでワクワク感を堪能することができるというものだ。クリスマスコフレのアドベントカレンダーはプレゼントの中身をスキンケアやメイク、フレグランスなどビューティアイテムに特化したものが多く、人気アイテムの現品やミニサイズ、限定品を用意しているブランドが多数。何が入っているか分からないワクワク感がコスメマニアを魅了している。

ツリー型

ボックスがクリスマスツリーやオーナメントの形になっているツリー型は、わざわざクリスマスツリーを出さなくても部屋に置いておくだけでクリスマス気分が盛り上がる点がポイント。ボックスの中身はスキンケアやコスメなどのビューティアイテムがセットになっていることが多い。ポーチやボックスがセットになっているクリスマスコフレや、多数のアイテムが詰まったアドベントカレンダーよりもリーズナブルなアイテムが多く、クリスマスのプチギフトにも活用できる。


【発売日順】クリスマスコフレ一覧

 2022年発売のクリスマスコフレのうち、WWDJAPANが厳選したブランド&アイテムを発売日別、アイテム別で紹介。毎年予約が殺到するブランドが多いので、早めのチェックをぜひ。

2022年10月

【10月14日】
アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)“MAKE A WISH, SPIN THE WHEEL”

価格:税込4730〜6万6000円

メイクアップからスキンケア、フレグランスまでを詰め込んだ豪華なアドベントカレンダー(税込6万6000円)をはじめ、 “旅する女性”を表現した人気フレグランス“マイ ウェイ”を主役にした限定の“マイ ウェイ コフレ リップセット”(同1万4300円)、“マイ ウェイ コフレ”(同1万670円)を販売する。

詳しくはこちら▼
「アルマーニ ビューティ」がメイク&スキンケアを詰め込んだ豪華アドベントカレンダー 人気香水を主役にした限定セットも


【10月15日】
「ゲラン(GUERLAIN)」フライ トゥ ザ スターズ(FLY TO THE STARS)

価格:税込4730〜2万7390円
公式サイトで10月4日から先行販売

夜空の流れ星のような輝きと、センシュアルなローズカラーでフェミニニティを表現。アイシャドウパレットとジェル グロス、パウダー、リップ、リップケースを用意する。“アイシャドウパレット“オンブル ジェ”(1種、税込1万340円)は、秋冬シーズンらしい温かみのあるカラーを主役に、星くずのようなゴールドのきらめきを散りばめている。

詳しくはこちら▼
「ゲラン」から“夜空の流れ星”を表現した聖夜のギフト メイクアップから香水まで幅広く


【第1弾:10月14日、第2弾:10月28日】
「アディクション(ADDICTION)」
第1弾:“HOLIDAY LOOK COLLECTION”
第2弾:“STORY OF LIFE”

価格:税込1980〜8800円
予約開始日:第1弾9月30日、第2弾10月21日

 第1弾は、星が降り注いだようなきらめきを与えるアイシャドウを主役に、シックな表情に仕上げる3つのモードメイクアップを提案。「ザ アイシャドウ スパークル」から3色をピックアップし、同コレクションのために開発した限定色のマットリップリキッドとカラーマスカラをそれぞれセットにした。第2弾では、「継承されてきた才能や叡智の奥にあるファミリーツリー」をテーマに、自然界のサイクルに着想を得たエナジェティックなカラーメイクを提案。メイクアップブランドとしては世界で初めてファッションフォトグラファーのマリオ・ソレンティとコラボレートし、イメージビジュアルのモデルには娘のグレイ・ソレンティを起用した。

詳しくはこちら▼
「アディクション」のホリデーコレクションが2種登場 自然界のエネルギーを表現したエナジェティックなカラー


【第1弾:10月20日、第2弾:11月15日】
「SK-Ⅱ」ホリデーコフレ

価格:2万6400円
予約開始日:第1弾9月20日、第2弾:10月15日

ベストセラー製品「フェイシャル トリートメント エッセンス」をはじめとする定番スキンケアをお得に楽しめるコフレが登場。たっぷり使える230mL現品サイズのエッセンスに加え、ふき取り化粧水「フェイシャル トリートメント クリアローション 」、洗顔フォーム「フェイシャル トリートメント ジェントル クレンザー」、エイジングサインにアプローチする美容乳液「スキンパワー」それぞれのミニサイズがセットになった。第1弾は赤のポーチ、第2弾は緑のポーチとなっている。


【第1弾:10月21日、第2弾:11月21日】
「クレ・ド・ポー ボーテ」“Radiant SkyCollection”

価格:税込6600〜6万6000円

資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、“Radiant SkyCollection”をテーマに、夜空に浮かぶ星座の「生命の輝き」から着想を得たホリデーコレクションを発売する。第1弾は“ルージュアレーブル”(限定2色、税込各6600円)、“ルージュアレーブル マット”(限定2色、税込各6600円)、“ル・レオスールデクラ”(限定1種、税込9350円)、“オンブルクルールクアドリn”(限定1種、税込8250円)、“プードルトランスパラントn”(限定1種、1万3200円)が登場。第2弾は、“ルージュアレーブル ミニセット 2022”(限定品、1万2100円)のほか、フェイスクリーム、美容液、クレンジングの限定パッケージやセットをそろえる。


【第1弾:10月27日発売、第2弾:11月17日】
「サボン(SABON)」2022年ホリデーコレクション

価格:税込1100〜1万9800円

テーマは“リボンをほどけば、あふれ出す幸せの記憶”。焼き菓子のような香ばしさがほのかに香るコレクション限定の香り“ブラッシュ・グルマン”の製品をラインアップする。 第1弾はホリデー限定アイテムが詰まったコフレスペシャルキット、シャワーオイルやボディースクラブなどの定番製品を展開。そのほかアロマやファブリックミスト、バスボールなどもそろえる。第2弾は24種の人気アイテムを詰め込んだ“アドベントカレンダー 2022”(同1万9800円)やギフトボックスなどを多数そろえる。

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「サボン」から“焼き菓子”をイメージしたコレクション 毎年人気のアドベントカレンダーも登場


【第1弾:10月28日、第2弾:11月11日】
「ジルスチュアート(JILL STUART)」”ミッドナイトチェリ-コレクション”

価格:税込1540〜8250円
予約開始日:第1弾10月14日、第2弾11月4日

2022年ホリデー限定の”ミッドナイトチェリ-コレクション”は、チェリーが溢れる真夜中のティーパーティをイメージした限定のコフレや製品をラインアップする。10月28日発売のコフレ(税込8250円)は、アイカラーパレット、プレストパウダー、リップ&チークの限定色をヴィンテージ調のポーチに詰め込んだ。

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「ジルスチュアート」からヴィンテージ調のコフレが登場 テーマはチェリー溢れる“真夜中のティーパーティ”


【10月28日】
「ハッチ(HACCI)」

価格:1万3750〜3万6300円
予約開始日:10月14日

「ハッチ」の人気アイテムをセットにしたコフレが登場。“HUG & KISS”(税込1万3750円)は、“ボディウォッシュ ビーハグ”(385mL)、“ボディクリーム ラ・シェリー”(95g)、“スキップウォッシュ”(16包)とリップ型のネオンサインをセットにした。名品スキンケアを集めた温もりに包まれるゴージャスなご褒美コフレ“暖炉”(3万6300円)も販売する。


2022年11月

【11月1日】
「コスメデコルテ(DECORTE)」“メイクアップ コレクション 2022”

価格:8250円
予約開始日:店頭9月9日、オンライン10月3日

肌なじみが良く骨格までをも美しく見せるベージュカラーのコレクション“メイクアップ コレクション 2022”(税込8250円)が登場。8色がセットになったアイカラー“スキンベージュ シャドウ”、サテン質感のローズレッドの口紅“ルージュ デコルテ”、繊細な艶を与えるピンクベージュの“フェイスパウダー”をオリジナルポーチにセットする。

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「コスメデコルテ」からベージュカラーの限定アイテム 最高峰ラインのスキンケアセットも登場


【11月上旬】
「ディアダリア(DEAR DAHLIA)」“WONDROUS WINTER LAND COLLECTION”

価格:3817〜5137円

韓国発の100%ヴィーガン&クルエルティフリーコスメ「ディアダリア(DEAR DAHLIA)」は、神秘的な冬の森にインスピレーションを受けたホリデーコレクションを発売。限定パッケージのグリッターアイシャドウ“パラダイス シャイン アイ シークイン”(全2色、税込各3817円)と、しっとりとしたシアーリップスティック“リップパラダイス シアー デュー リップスティック”(全2色、税込各4114円)、グリッターアイシャドウのミスサイズをセットにした“パラダイス シャイン アイ シークイン ミニ トリオ”(税込5137円)をラインアップする。


【第1弾:11月1日発売、第2弾:11月15日発売】
「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」“トウキョウナイト”コレクション


「美少女戦士セーラームーン」の30周年記念とブランドがタッグを組み、銀河系を想起させるアイシャドウやプリズムのように輝くリップなど東京の星空をイメージした“トウキョウナイト”コレクションを、限定パッケージで展開する。

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「シュウ ウエムラ」のホリデーは「セーラームーン」とコラボ 星空をイメージした“トウキョウナイト”でメイクアップ


【11月2日発売】
「エトヴォス(ETVOS)」

価格:税込4400〜5940円
予約開始日:10月5日

ホリデーコレクションは、“光輝く宝石(SHINING GEM)”をコンセプトに、アイシャドウとベースメイク、スキンケアをラインアップ。注目は、限定6色をそろえたアイシャドウパレット “ミネラルクラッシィシャドー2022CF”(全2種、税込5500円)。愛らしいシャイニーピンクと、温かみのあるアンバーレッドを主役にしたカラーが特徴で、上品な発色のシルキーカラーと大粒のきらめきを散りばめたグリッターカラーをセットしている。

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「エトヴォス」から“宝石”のようなホリデーコレクション アイシャドウとベースメイク、スキンケアの3種類


【11月2日発売】
「メルヴィータ(MELVITA)」“ダンス イン ザ フォレスト”

価格:税込1980〜8140円

パリを拠点として活躍しているフランス人アーティスト、ナタリー・レテ(Nathalie Lete)とコラボレーションしたクリスマスコフレ“ダンス イン ザ フォレスト”が登場。“BIO フルーツ ハンドクリーム ザクロ”と“ビオオイル ローズ&アルガンタッチオイル”、アルデーシュの森の動物が勢ぞろいした、ナタリー・レテ描き下ろしのスライダーポーチがセットになった“X’mas コラボレーションコフレ”(税込3300円、以下同)、「メルヴィータ」のベストセラー“ビオオイル アルガンオイル”の限定の香り「リリーオブザバレー」が含まれたセット“X’mas 森のうさぎコフレ”(同5720円)などをラインアップする。

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「メルヴィータ」からオーガニックホリデーギフトが登場 人気のアルガンオイル限定コラボパッケージも


【11月4日】
「エチュード(ETUDE)」“パレードオブライト ホリデーコレクション2022”

価格:2750〜3300円

幻想的な夜空が見せる光のパレードをテーマにしたホリデーコレクションが登場。ワインカラーとロゼピンクが揃ったアイパレットにブラシがセットになった“パレードオブライト プレイカラーアイズミニロゼワイン スペシャルキット”(税込2750円)と、煌めくロゼピンクの涙袋ライナーにパープルの艶ティントをプラスした“パレードオブライト ホリデーメイクアップキット”(税込3300円)の2種展開。


【11月4日発売】
「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」

価格:税込1980〜8140円

2020年に人気を博した“ホワイトスノードロップ”の香りを詰め込んだコレクションを数量限定で発売する。 香調は、冷たい冬の空気を演出する“スノードロップ”やピンクペッパー、ベルガモットから始まり、ミドルノートは華やかなジャスミン、ミュゲ、ミモザ、ラストノートは優しい温もりが感じられるムスクやアンバー。

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「フローラノーティス ジルスチュアート」からホリデーコレクションが登場 限定の”ホワイトスノードロップ”の香り


【11月4日発売】
「スック(SUQQU)」“ホリデーコレクション 2022”

価格:税込4070〜7700円

冬薔薇(ふゆそうび)をテーマにした“ホリデーコレクション 2022”は、静けさや気高さを感じさせる冬のバラのたたずまいを、冷たさの中にも温もりが際立つメイクアップに落とし込んだ。ブランド人気のアイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”(税込7700円)の限定色も登場。ロージーピンクにブラウン、青みがかったボルドーで凛とした表情を作る“冬薔薇 FUYUSOUBI”、パールの効いたブラウンにくすみオレンジ、グリッターグリーンで遊び心をプラスした“寒花 KANKA”の2色をそろえ、澄んだ空気に映える温かみのあるバラを4色パレットに表現した。

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「スック」のホリデーコレクションは“冬薔薇(ふゆそうび)”がテーマ 冷たい空気に映える凛としたローズカラー


【第1弾:11月4日発売、第2弾:11月18日】
「RMK」ホリデーコレクション“ウォーム メモリーズ(WARM MEMORIES)”

価格:税込2200〜8800円
予約開始日:10月21日

今季のホリデーコレクションは、家に帰る喜びや安らぎ、人々に暖かく包まれる気持ちを赤色で表現。“ホリデーレッド”を軸とした洗練さとリラックス感のあるコレクションが誕生した。パッケージはフォトグラファーのチョ・ギソク氏とコラボレーションしたデザイン。第1弾はアイシャドウパレットなどメイクアイテム5製品、第2弾は人気製品のキットが登場する。

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「RMK」からホリデーコレクションが登場 家に帰る喜びや安らぎを“ホリデーレッド”で表現したメイクアイテム


【11月9日】
「タッチャ(TATCHA)」“TATCHA HOLIDAY COLLECTION 2022”

価格:税込8500〜4万1800円

サンフランシスコ発のスキンケアブランド「タッチャ」のホリデーコレクションのテーマは“結ぶ”。日本で古くから贈り物を飾り、彩ってきた伝統的な水引に、「想いを結ぶ、人を結ぶ、縁を結ぶ」という思いを込め、デザインに落とし込んだ。人気アイテムなどのセットを3種ランアップする。


【11月15日発売】
「イプサ(IPSA)」“メイクアップキット”

価格:税込7590円

 スティック状美容液“ザ・タイムR デイエッセンススティック”の現品が入っているほか、レフ板効果のように素肌に光を補い、透明感のある肌印象に導く“キャッチライトスティック”の現品(3色から1色を選択)、厚ぼったさや粉っぽさのないメイクしたてのような透明感を復活させる化粧直し用プレストパウダー、メイクしたてのような透明感を復活させる“コントロールパウダー”(特製サイズ・パフ付き、SPF15・PA++)がリボンモチーフのポーチにセットされている。

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「イプサ」から肌に艶めきを与えるメイクキット ベストセラーのスティック美容液をオリジナルポーチに


自分用におすすめのクリスマスコフレ一覧

定番アイテムのお得なセットや、憧れのラグジュアリースキンケアラインのミニセットなど、お得に購入できるセットが多数登場する。さらに、ホリデーシーズンならではの華やかなメイクアップアイテムなども充実。一年の終わりに自分へのご褒美として奮発してみては?

スキンケア編

【第1弾:10月20日、第2弾:11月15日】
「SK-Ⅱ」ホリデーコフレ

価格:2万6400円
予約開始日:第1弾9月20日、第2弾:10月15日

ベストセラー製品「フェイシャル トリートメント エッセンス」をはじめとする定番スキンケアをお得に楽しめるコフレが登場。たっぷり使える230mL現品サイズのエッセンスに加え、ふき取り化粧水「フェイシャル トリートメント クリアローション 」、洗顔フォーム「フェイシャル トリートメント ジェントル クレンザー」、エイジングサインにアプローチする美容乳液「スキンパワー」それぞれのミニサイズがセットになった。第1弾は赤のポーチ、第2弾は緑のポーチとなっている。


【10月28日】
「ハッチ(HACCI)」“暖炉”

価格:3万6300円
予約開始日:10月14日

ブランドの人気スキンケアのセット“暖炉”(3万6300円)は潤いを巡らせる導入美容液から、黄金色に輝くローション、ふっくら弾む肌に仕上げるフェイスオイルとシートマスク、美肌パワー抜群のはちみつを贅沢に配合した「ハッチ」の名品スキンケアが勢ぞろい。柔らかなブランケットもセット。


【12月9日発売】
「コスメデコルテ」スキンケアコフレ

価格:税込1万1000〜2万2000円
予約開始日:店頭10月16日、公式サイト11月1日

ブランドの最高峰ライン“AQ ミリオリティ”から美容成分をぜいたくに配合したスキンケアを堪能できる特別なコフレ“AQ ミリオリティ ラグジュリアス コフレ Ⅳ”(税込2万2000円)や、エイジングケアライン“リフトディメンション”のスペシャルコフレ(税込1万1000)が登場。

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「コスメデコルテ」からベージュカラーの限定アイテム 最高峰ラインのスキンケアセットも登場


アイシャドウ・リップ編

【10月15日】
「ゲラン(GUERLAIN)」“アイシャドウパレット“オンブル ジェ”

価格:1万340円
公式サイトで10月4日から先行販売

“アイシャドウパレット“オンブル ジェ”(1種、税込1万340円)は、秋冬シーズンらしい温かみのあるカラーを主役に、星くずのようなゴールドのきらめきを散りばめている。

詳しくはこちら▼
「ゲラン」から“夜空の流れ星”を表現した聖夜のギフト メイクアップから香水まで幅広く


【11月1日】
「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」“ムーン クライシス アイパレット”

価格:9900円

コレクション限定の7色と既存の2色をそろえた9色のアイシャドウセット“ムーン クライシス アイパレット”(全1種、税込9900円)は、限定テクスチャーとして多色に反射するデュオクロームを採用。ソフトピンクからゴールドに変化したり、クールベージュからウォームゴールドに変化したりするカラーはまるで宇宙に輝く星のよう。きらめきを放ちながら変化する目元はパーティメイクで注目を集める。夜空に浮かぶ月のような三日月型のパッケージも目立つこと間違いなし。

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“「シュウ ウエムラ」のホリデーは「セーラームーン」とコラボ 星空をイメージした“トウキョウナイト”でメイクアップ


ベースメイク編

【11月18日発売】
「RMK」“ミニベースメイクアップセレクション”

価格:税込8800円

ブランド人気のベースメイクをセットしたミニトライアルキット“ミニベースメイクアップセレクション”(全2種、税込各8800円)は、緻密なカバーと素肌感をかなえる新ファンデーション“リクイドファンデーションフローレスカバレッジ”を含むミニサイズ3品と、コンシーラーの現品がセットされている。

詳しくはこちら▼
「RMK」からホリデーコレクションが登場 家に帰る喜びや安らぎを“ホリデーレッド”で表現したメイクアイテム


ボディーケア・フレグランス編

【11月2日発売】
「メルヴィータ(MELVITA)」“ピンクのオイル&スクラブセット スペシャル NL”

価格:税込8140円

パリを拠点として活躍しているフランス人アーティスト、ナタリー・レテ(Nathalie Lete)とコラボレーションしたクリスマスコフレ“ダンス イン ザ フォレスト”が登場する。“ピンクのオイル&スクラブセット スペシャル NL”はボディオイルとボディースクラブ、オリジナルのカッサプレートをセットにしたスペシャルボックス。一年の終わりにご褒美ケアでボディーを磨いてみては?

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「メルヴィータ」からオーガニックホリデーギフトが登場 人気のアルガンオイル限定コラボパッケージも


【11月1日】
「ゲラン(GUERLAIN)」フレグランス&ボディークリームコフレ

価格:1万4520〜2万2770円

人気フレグランスコレクション“アクア アレゴリア”とボディークリーム、ミニサイズのフレグランスをセットにした “アクア アレゴリア コフレ”(2種、同1万4520〜2万2770円)や、“シャリマー”などを組み合わせた“フレグランス コフレ”(2種、同1万4300〜1万9800円)を展開する。

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「ゲラン」から“夜空の流れ星”を表現した聖夜のギフト メイクアップから香水まで幅広く


プレゼントにおすすめのクリスマスコフレ一覧

ホリデー限定のパッケージや華やかなデザインなどを施したアイテムやキットが多数登場します。親しい友人や家族へのプレゼントにおすすめのアイテムをピックアップ。

スキンケア編

【11月9日】
「タッチャ(TATCHA)」“タッチャ ハイドレート obento セット”

価格:8500円

お肌のコンディションに合わせて使い分けを楽しめる、それぞれテクチャーが異なるクリーム4種のミニサイズ(10mL)をセットにした。友人や家族とのシェアもおすすめ。


【11月18日】
「RMK」“ホリデーリトリートフェイス&ボディセット”

価格:税込4950円

リップバームやグローミスト、ネイル&ハンドクリーム、ボディクリームのミニサイズをセットにした“ホリデーリトリートフェイス&ボディセット”(税込4950円)は、持ち歩きしやすく、乾燥しやすい季節の保湿ケアにぴったりだ。


【11月10日】
「サボン(SABON)」“ホリデーポリッシュギフト”

価格:税込3300円

すっきり滑らかに洗い上げ、気分もリフレッシュする洗顔アイテム“フェイスポリッシャー リフレッシング”(60mL)と、“フェイスポリッシャー リラクシング”(60mL)をセットにしたギフト。ホホバ由来のスクラブ粒子で古い角質や毛穴の汚れを取り除き、死海のミネラルとジェリコローズが肌に潤いを与える。

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「サボン」から“焼き菓子”をイメージしたコレクション 毎年人気のアドベントカレンダーも登場


アイシャドウ・リップ編

【10月28日】
「アディクション(ADDICTION)」“ミニ リップ トリオ “ストーリー オブ ライフ”(限定2種)

価格:税込各4950円
予約開始日:10月21日

ギフトに最適な3色のミニリップセット。超軽量の“ザ マット リップ リキッド”からは、リッチな発色のボールドと自然な仕上がりのシアーの2種、さらに艶高くみずみずしい唇を叶える“リップ オイル”を組み合わせた。

詳しくはこちら▼
「アディクション」のホリデーコレクションが2種登場 自然界のエネルギーを表現したエナジェティックなカラー


【11月上旬】
「ディアダリア(DEAR DAHLIA)」“パラダイス シャイン アイ シークイン ミニ トリオ”

価格:5137円

韓国発の100%ヴィーガン&クルエルティフリーコスメ「ディアダリア(DEAR DAHLIA)」は、神秘的な冬の森にインスピレーションを受けたホリデーコレクションを発売。“パラダイス シャイン アイ シークイン ミニ トリオ”は軽くて柔らかいウォーターフォーミュラのグリッターアイシャドウ3色をホリデー限定ボックスにセット。まぶたにすっと広がり瞬時に密着し。うっとりするほどきらめくアイメイクを長時間キープする。カラーは“ゴッデス(GODDESS)”、“ミューズ(MUSE)”、“エンチャンテッド(ENCHANTED)”をラインアップ。


【12月2日】
「ジルスチュアート(JILL STUART)」“アイジュエルデュー&リップグロウ セラムバーム ミニ キット”(限定2種)

価格:税込各3960円

アイシャドウ“アイジュエルデュー”と、“リップグロウ セラムバーム”のミニサイズをセットにした“アイジュエルデュー&リップグロウ セラムバーム ミニ キット”は、ギフトにぴったりな花束をイメージしたボックス付き。

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「ジルスチュアート」からヴィンテージ調のコフレが登場 テーマはチェリー溢れる“真夜中のティーパーティ”


ベースメイク編

【12月9日発売】
「エトヴォス(ETVOS)」“ラシャススキンコフレ2022”

価格:税込9900円
クッションファンデーション、メイクアップベース(限定サイズ)、ルーセントパウダー(限定色)、ハイライトにも使えるアイバーム(限定色)、ポケット付きコスメポーチ(限定)をセットにしたスペシャルキット。

詳しくはこちら▼
「エトヴォス」から“宝石”のようなホリデーコレクション アイシャドウとベースメイク、スキンケアの3種類


ボディーケア・フレグランス編

【11月2日発売】
「メルヴィータ(MELVITA)」“ビオオイル アルガンオイル NL”、“2022 アルガン タッチオイル”

価格:税込1980〜4510円

パリを拠点として活躍しているフランス人アーティスト、ナタリー・レテ(Nathalie Lete)とコラボレーションしたクリスマスコフレ“ダンス イン ザ フォレスト”が登場。オリジナルスリーブをまとった“ビオオイル アルガンオイル NL”(全3種、各50mL、各同4290〜4510円)を販売する。通常タイプに加え、ローズ、リリーオブザバレーの全3種をラインアップ。ホリデー限定のラッピングを施した“2022 アルガン タッチオイル”(全2種、各10mL、各同1980円)もラインアップ。

詳しくはこちら▼
「メルヴィータ」からオーガニックホリデーギフトが登場 人気のアルガンオイル限定コラボパッケージも


プチプラでもクリスマスコフレが発売される!

ドラッグストアやバラエティーショップなどで購入できるプチプラ価格のブランドからもクリスマスコフレが登場する。ホリデーシーズンにぴったりな華やかなカラーの限定アイテムや、お得なセットなどもラインアップ。自分用にはもちろん、ギフトなどにもおすすめだ。

【11月4日】
「エチュード(ETUDE)」“パレードオブライト ホリデーコレクション2022”

価格:2750〜3300円

幻想的な夜空が見せる光のパレードをテーマにしたホリデーコレクションが登場。ワインカラーとロゼピンクが揃ったアイパレットにブラシがセットになった“パレードオブライト プレイカラーアイズミニロゼワイン スペシャルキット”(税込2750円)と、煌めくロゼピンクの涙袋ライナーにパープルの艶ティントをプラスした“パレードオブライト ホリデーメイクアップキット”(税込3300円)の2種展開。

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スタイリスト小沢宏の店が伊「カルーゾ」の販売イベント 栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問らも接客

 スタイリスト小沢宏が運営する長野県上田市のセレクトショップ、エディストリアルストアは10月8日から31日まで、1958年創業のイタリアブランド「カルーゾ(CARUSO)」のイベント「カルーゾが分かる~ゾ」を行う。

 2022年の「カルーゾ」のサンプルを特別価格で販売するものでコート、スーツ、レザージャケットが9万9000円(税込)など。8日の15~18時は、小沢と栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問クリエイティブディレクション担当、「カルーゾ」を手掛けるインポーター、ユマノスの中尾浩規社長の3人が店頭に立ち接客する。なお栗野は、ユマノスのアドバイザーも務める。

 小沢は、「『カルーゾ』は一般的に、クラシコイタリアなブランドと認知されている。同ブランドにクラシコな要素があることは事実だが、もっとモダンで自由なスタイルを持つことは知られていない。そこで本当の『カルーゾ』を知ってもらうため、“特集”(イベント)の開催を決めた」と話す。

■カルーゾが分かる〜ゾ
日程:10月8~31日
時間:12:00~18:00
定休日:火・水曜日
住所:長野県上田市中央2-3-7 KUDOUビル

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「タグ・ホイヤー」のアンバサダーにスカイ・ブラウンが就任 13歳で五輪に出場したスケートボーダー

 「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、ブランドアンバサダーにプロスケートボーダーのスカイ・ブラウン(Sky Brown)を起用した。就任に際して、スカイが最新の“タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ”を着用したビジュアルを公開した。スカイは宮崎県出身で、イギリス人の父と日本人の母を持つ。2020年東京オリンピックにイギリス代表選手として史上最年少の13歳で出場し、スケートボードの女子パークで銅メダルを獲得した。今後は24年のパリオリンピックでの活躍も期待されている。

 「タグ・ホイヤー」のCEO、フレデリック・アルノー(Frederic Arnault)はスカイのアンバサダー就任について「ハイパフォーマンスとアヴァンギャルドへの情熱を共有する私たちにとって、このことは自然な成り行きでした。今後数年間彼女のオリンピックへの挑戦をサポートすることを楽しみにしています」と述べた。

 スカイは、日頃から親しんでいたというブランドへのリスペクトを語った。「私はほぼ1年中『タグ・ホイヤー』の“コネクテッド ウォッチ”を愛用しているので、今回のブランドアンバサダーへの就任は胸が踊るような気持ちです。タイミングはスケートパークでも海の上でも、私が行うすべてのことにおいて重要な鍵です。『タグ・ホイヤー』は多くの象徴的な人たちをアンバサダーに迎えているので、タグ・ホイヤー ファミリーの一員になれることをとても嬉しく思っています」。

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シワに美を見出す「プラダ」に、ボロボロの加工を施した「エムエム6 メゾン マルジェラ」完全復活の2023年春夏ミラノコレ現地リポートVol.2

 ボン・ジョールノ!「WWDJAPAN」欧州通信員の藪野です。日中は日差しの下だと汗ばむくらい暑いのに、朝晩は上着が必要な寒暖差で、なかなか着る服に悩む今季のミラノ。今回は、「プラダ(PRADA)」や「マックスマーラ(MAX MARA)」「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」が発表した2日目のハイライトをお届けします。

PRADA

 会場は、6月のメンズコレと同じように、紙で作った巨大な家のよう。ただ一つの大きな違いは、メンズでは紙が白だったのに対し、今回は真っ黒だということ。窓の部分には、デンマーク人映像監督のニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn)が手がけたショートフィルムの断片である、赤や青の光で照らされた家の中の様子が映されています。今回のセットにも使われた紙は、服作りにおいて切っても切り離せないもの。実際のアイテムにも紙のような質感や紙をベースにした素材が取り入れられています。

 今シーズン最大の特徴は、意図的に加えたシワ。ドレスやジャケットからニットまで、平面的な生地に立体感と独特の表情を加え、着る人によって変わる個性を引き出します。その背景には、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)が昔、クローゼットから取り出した服についていたシワに美しさを見出したというストーリーがあるよう。そんな日常生活の痕跡だけでなく、余白の白い部分が残ったプリントや、裂けたかのように見えるスリット、手で摘んだり捻ったりしたようなデザイン、シワ加工が施されたレザーバッグなどにも、不完全な美の探求が見て取れます。

 そして、「プラダ」のスタイルに欠かせないコントラストも顕著です。前面をハサミで切ったようなコットンの白Tシャツに、いくつもコサージュをあしらい、同素材のタイトスカートを合わせてドレススタイルに仕上げたルックは、日常と非日常を対比。コットンポプリンのシャツをアレンジしたロングジョン(ボディースーツ)の上にネグリジェのようにゆったりとしたシアードレスをレイヤードしたり、アウターにネグリジェ風のデザインで重ねたりすることで、昼と夜を交錯させます。また、ミニマルなテーラードジャケットやコートには、背面の襟元にボリュームのあるリボンをあしらい装飾性を加えています。

 今季のウエアは、「プラダ」らしいグレーや、ブラウン、ホワイト、ブラック、パステルなど落ち着いた色合いが中心。そこにアクセントを加えるポップなカラーのバッグやシューズも目を引きます。

MAX MARA

 海や水辺を想起させるコレクションが多い春夏のミラノですが、「マックスマーラ」が目を向けたのは、イタリアからフランスまで続く地中海沿岸のリヴィエラ。そこに関係の深い2人の女性から着想を得ました。一人は、フランス人写真家ジャック・アンリ・ラルティーグ(Jacques-Henri Lartigue)のミューズであり恋人でもあったルネ・ペルル(Renee Perle)。ホルターネックのタンクトップやワイドなセーラーパンツ、つばの大きな麦わら帽、ゴデットを加えてフレアラインを描くスカートなど、彼女が着こなしたタイムレスでシックなリヴィエラ・スタイルが、今シーズンのデザインの軸になっています。そしてもう一人は、リゾート地として知られるフランスのロクブリュヌ・カップ・マルタンに、1929年に別荘「E-1027」を建てたアイルランド人建築家のアイリーン・グレイ(Eileen Gray)。別荘の内装や家具に取り入れられた曲線からヒントを得たしなやかさは、バイアスカットでヘムに動きを出したフルレングスドレスやスカートに落とし込まれています。

 ミラノ2日目にして、次の春夏に向けて気になっているのは、リネン。「マックスマーラ」では、キー素材の一つとして加工や染色をしていないリネンを取り入れ、ボクシーなテーラードジャケットや半袖のトレンチコートから、マキシスカート、ワイドパンツ、ショーツまでを提案しています。

MM6 MAISON MARGIELA

 会場は、コンサートなどが行われるホール。中に入ると、客席にはオーケストラ用の譜面台などが置かれ、舞台に客席が用意されています。今季のショーは、ミラノ・シンフォニカ管弦楽団が奏でる中で、バレエの通し稽古を見るという演出。やっぱり生演奏は、いいですね。コレクションは、キャミソールにレオタード、タンクトップ、セカンドスキンのトップス、リブニットのボレロやアームカバーなど、バレエの稽古着をほうふつとさせるアイテムが満載です。そこに合わせるのは、レザーのアウターと、擦り切れたり穴が空いたりといったダメージ加工で仕上げたジーンズやTシャツ。そんな激しい加工は、履き古したバレエシューズから着想したものだそう。足元にも男女問わずスクエアトーのバレエシューズを合わせ、ウィメンズには「サロモン(SALOMON)」とのコラボ第2弾となるセカンドスキンのようなサイハイブーツも登場しました。

MOSCHINO

 キーワードは、最近の物価上昇でよく耳にする「インフレーション(Inflation)」。英語では「膨張」や「膨らむこと」という意味もある言葉に、ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)らしいユーモアたっぷりのひねりを効かせて解釈しました。ランウエイに登場したのは、空気で膨らませる浮き輪やフロート、救命ボートやライフジャケットの要素をドッキングしたクラシックなスーツやイブニングドレス。さまざまな問題を抱える社会の中でもハッピーであるために必要な楽観主義が反映された「モスキーノ(MOSCHINO)」らしいコレクションでした。

BLUMARINE

 「ブルマリン(BLUMARINE)」は、セクシーなマーメイドをイメージ。得意とするY2Kスタイルに、十字架や紋章の様なロゴでゴシックの要素を加えました。中心となるのは、アンティークゴールドの丸いスタッズがあしらわれたウォッシュドデニムのアイテムと、流れるようなラッフルやドレープを取り入れたジャージーやビスコースのドレス。パンツもスカートもヘムラインがフレアに広がり、ドラマチックです。

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シワに美を見出す「プラダ」に、ボロボロの加工を施した「エムエム6 メゾン マルジェラ」完全復活の2023年春夏ミラノコレ現地リポートVol.2

 ボン・ジョールノ!「WWDJAPAN」欧州通信員の藪野です。日中は日差しの下だと汗ばむくらい暑いのに、朝晩は上着が必要な寒暖差で、なかなか着る服に悩む今季のミラノ。今回は、「プラダ(PRADA)」や「マックスマーラ(MAX MARA)」「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」が発表した2日目のハイライトをお届けします。

PRADA

 会場は、6月のメンズコレと同じように、紙で作った巨大な家のよう。ただ一つの大きな違いは、メンズでは紙が白だったのに対し、今回は真っ黒だということ。窓の部分には、デンマーク人映像監督のニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn)が手がけたショートフィルムの断片である、赤や青の光で照らされた家の中の様子が映されています。今回のセットにも使われた紙は、服作りにおいて切っても切り離せないもの。実際のアイテムにも紙のような質感や紙をベースにした素材が取り入れられています。

 今シーズン最大の特徴は、意図的に加えたシワ。ドレスやジャケットからニットまで、平面的な生地に立体感と独特の表情を加え、着る人によって変わる個性を引き出します。その背景には、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)が昔、クローゼットから取り出した服についていたシワに美しさを見出したというストーリーがあるよう。そんな日常生活の痕跡だけでなく、余白の白い部分が残ったプリントや、裂けたかのように見えるスリット、手で摘んだり捻ったりしたようなデザイン、シワ加工が施されたレザーバッグなどにも、不完全な美の探求が見て取れます。

 そして、「プラダ」のスタイルに欠かせないコントラストも顕著です。前面をハサミで切ったようなコットンの白Tシャツに、いくつもコサージュをあしらい、同素材のタイトスカートを合わせてドレススタイルに仕上げたルックは、日常と非日常を対比。コットンポプリンのシャツをアレンジしたロングジョン(ボディースーツ)の上にネグリジェのようにゆったりとしたシアードレスをレイヤードしたり、アウターにネグリジェ風のデザインで重ねたりすることで、昼と夜を交錯させます。また、ミニマルなテーラードジャケットやコートには、背面の襟元にボリュームのあるリボンをあしらい装飾性を加えています。

 今季のウエアは、「プラダ」らしいグレーや、ブラウン、ホワイト、ブラック、パステルなど落ち着いた色合いが中心。そこにアクセントを加えるポップなカラーのバッグやシューズも目を引きます。

MAX MARA

 海や水辺を想起させるコレクションが多い春夏のミラノですが、「マックスマーラ」が目を向けたのは、イタリアからフランスまで続く地中海沿岸のリヴィエラ。そこに関係の深い2人の女性から着想を得ました。一人は、フランス人写真家ジャック・アンリ・ラルティーグ(Jacques-Henri Lartigue)のミューズであり恋人でもあったルネ・ペルル(Renee Perle)。ホルターネックのタンクトップやワイドなセーラーパンツ、つばの大きな麦わら帽、ゴデットを加えてフレアラインを描くスカートなど、彼女が着こなしたタイムレスでシックなリヴィエラ・スタイルが、今シーズンのデザインの軸になっています。そしてもう一人は、リゾート地として知られるフランスのロクブリュヌ・カップ・マルタンに、1929年に別荘「E-1027」を建てたアイルランド人建築家のアイリーン・グレイ(Eileen Gray)。別荘の内装や家具に取り入れられた曲線からヒントを得たしなやかさは、バイアスカットでヘムに動きを出したフルレングスドレスやスカートに落とし込まれています。

 ミラノ2日目にして、次の春夏に向けて気になっているのは、リネン。「マックスマーラ」では、キー素材の一つとして加工や染色をしていないリネンを取り入れ、ボクシーなテーラードジャケットや半袖のトレンチコートから、マキシスカート、ワイドパンツ、ショーツまでを提案しています。

MM6 MAISON MARGIELA

 会場は、コンサートなどが行われるホール。中に入ると、客席にはオーケストラ用の譜面台などが置かれ、舞台に客席が用意されています。今季のショーは、ミラノ・シンフォニカ管弦楽団が奏でる中で、バレエの通し稽古を見るという演出。やっぱり生演奏は、いいですね。コレクションは、キャミソールにレオタード、タンクトップ、セカンドスキンのトップス、リブニットのボレロやアームカバーなど、バレエの稽古着をほうふつとさせるアイテムが満載です。そこに合わせるのは、レザーのアウターと、擦り切れたり穴が空いたりといったダメージ加工で仕上げたジーンズやTシャツ。そんな激しい加工は、履き古したバレエシューズから着想したものだそう。足元にも男女問わずスクエアトーのバレエシューズを合わせ、ウィメンズには「サロモン(SALOMON)」とのコラボ第2弾となるセカンドスキンのようなサイハイブーツも登場しました。

MOSCHINO

 キーワードは、最近の物価上昇でよく耳にする「インフレーション(Inflation)」。英語では「膨張」や「膨らむこと」という意味もある言葉に、ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)らしいユーモアたっぷりのひねりを効かせて解釈しました。ランウエイに登場したのは、空気で膨らませる浮き輪やフロート、救命ボートやライフジャケットの要素をドッキングしたクラシックなスーツやイブニングドレス。さまざまな問題を抱える社会の中でもハッピーであるために必要な楽観主義が反映された「モスキーノ(MOSCHINO)」らしいコレクションでした。

BLUMARINE

 「ブルマリン(BLUMARINE)」は、セクシーなマーメイドをイメージ。得意とするY2Kスタイルに、十字架や紋章の様なロゴでゴシックの要素を加えました。中心となるのは、アンティークゴールドの丸いスタッズがあしらわれたウォッシュドデニムのアイテムと、流れるようなラッフルやドレープを取り入れたジャージーやビスコースのドレス。パンツもスカートもヘムラインがフレアに広がり、ドラマチックです。

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エマ・ワトソンが「プラダ」の新作香水の顔に 監督デビューについて米「WWD」に語る

 「プラダ(PRADA)」はこのほど、新作ウィメンズフレグランス“パラドックス”のキャンペーンを公開した。同キャンペーンのショートフィルムでは俳優のエマ・ワトソン(Emma Watson)が主演しただけでなく監督としても携わったことで話題を呼んでいる。

 “パラドックス”はその名の通り、社会のプレッシャーや規範に逆らうように自分らしく生きることをコンセプトとしている。「まさに私の生き方だと思った。『プラダ』が描く女性像は、常に好奇心を持っている自由な女性。社会からさまざまなプレッシャーや制限を受ける中でも、私自身も常に自由な発想を持つように努めている。あらゆる女性に自由と強さ、自信、パワーを与えられるようなプロジェクトに携わりたかった」とエマ。

 ここ数年カメラの前に立つことがなかった彼女にとって、同キャンペーンは久しぶりの出演となっただけでなく監督としてのデビュー作にもなった。エマは米「WWD」に対し、「ちょうど監督業にも挑戦してみたいと思っていた時に、『プラダ』から声を掛けられ運命だと感じた」と話した。実は7歳の時から監督という仕事に興味を持っていたという。「誰も私に監督の仕事を持ちかけることもなかったから、まさか自分がなれると思っていなかった。でも、ストーリーを作って語ることは昔から好きだったし、得意だと思っていた」と続ける。

 「プラダ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)について「ミウッチャは従来の美の概念に囚われず、これまでフェミニニティ(女性らしさ)を再定義してきた。ステレオタイプを疑問視し覆すような新たなフェミニニティの形だと思う」と語った。

 “パラドックス”はロレアル(L’OREAL)が「プラダ」のフレグランスとビューティ製品のライセンスを2021年1月に取得後、初めてゼロから手掛けたフレグランスだ。ロレアルのヤン・アンドレア(Yann Andrea)「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」インターナショナル・ジェネラル・マネジャーは、「本質を求め、本当に必要とされるような、テクノロジーを駆使した今日のラグジュアリーの要素を取り入れた。同時に、現代女性が持つ多面性もたたえたかった」と話した。

 ボトルデザインは、ブランドを象徴する三角形のロゴを再解釈した形状を取り入れた。調香は香料メーカーのジボダン(GIVAUDAN)のマスター調香師であるナデージュ・ル・ガランテゼック(Nadege Le Garlantezec)、シャマラ・メゾンデュー(Shyamala Maisondieu)、アントワーヌ・メゾンデュー(Antoine Maisondieu)が手掛け、タイムレスでアバンギャルド、ナチュラルで革新的な香りをイメージして創作。サステナビリティを意識し、モロッコ産のネロリオイルをはじめとする倫理的に調達した原料に加え、レフィル可能なボトルにこだわった。

 ロレアルは「プラダ」のビューティライセンスを取得後、まずは既存のフレグランス製品の立て直しに着手。その一環で “ルナ ロッサ オーシャン”を発売し、同シリーズは世界中でヒットした。中でもアメリカでは「プラダ」の香水ビジネスの規模は8位にランクインし、市場平均の2倍のスピードで成長した。最近はリアル店舗での展開に加え、オンラインビジネスの成長に注力し、アメリカではフレグランス専門の自社ECサイトをローンチした。同社は今回の“パラドックス”の売り上げ見込みを明かさなかったものの、業界筋は年内におおよそ1億ドル(約143億円)を達すると予測する。

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9月26日発売の「WWDBEAUTY」は2022年秋冬新色&スキンケアを一挙紹介 リップなどが好調な百貨店もピックアップ

 9月26日発売の「WWDJAPAN」の増刊「WWDBEAUTY」は、2022年秋冬新色とスキンケア特集をお届けします。新色ではホリデーシーズンに向けた限定製品を中心に紹介。これまでのホリデーコレクションは、パーティムードを意識したカラフルなカラーやパールやラメなど華やかな印象が多かったですが、今年は想像以上に“シック&ムーディ”です。日常使いしやすいベーシックカラーが充実、それらを紹介しています。スキンケアはエイジングケアに特化した製品や美容医療から着想を得た製品など6つのキーワードで新作を掲載します。

 そのほか、好調な百貨店の化粧品売り場を紹介する「マーケットレポート」では、大丸東京店の化粧品売り場がリップやベースメイクが伸長し6〜8月の商況が前年を上回った背景を探ります。そごう横浜店の化粧品売場では、インスタグラムの発信を強め、既存顧客に加え10〜30代の取り込みに成功した事例などを紹介しています。

 注目を集める美容師のインタビューも掲載。今回は人気ヘアサロン「リム」の統括ディレクターとして活躍していたカンタロウ氏が、海外展開するサロンを統括する役職に就き、なぜ50歳を前にセミリタイアしたのかについてせまります。

「WWDBEAUTY」が付属する「WWDJAPAN」の購入はこちら

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9月26日発売の「WWDBEAUTY」は2022年秋冬新色&スキンケアを一挙紹介 リップなどが好調な百貨店もピックアップ

 9月26日発売の「WWDJAPAN」の増刊「WWDBEAUTY」は、2022年秋冬新色とスキンケア特集をお届けします。新色ではホリデーシーズンに向けた限定製品を中心に紹介。これまでのホリデーコレクションは、パーティムードを意識したカラフルなカラーやパールやラメなど華やかな印象が多かったですが、今年は想像以上に“シック&ムーディ”です。日常使いしやすいベーシックカラーが充実、それらを紹介しています。スキンケアはエイジングケアに特化した製品や美容医療から着想を得た製品など6つのキーワードで新作を掲載します。

 そのほか、好調な百貨店の化粧品売り場を紹介する「マーケットレポート」では、大丸東京店の化粧品売り場がリップやベースメイクが伸長し6〜8月の商況が前年を上回った背景を探ります。そごう横浜店の化粧品売場では、インスタグラムの発信を強め、既存顧客に加え10〜30代の取り込みに成功した事例などを紹介しています。

 注目を集める美容師のインタビューも掲載。今回は人気ヘアサロン「リム」の統括ディレクターとして活躍していたカンタロウ氏が、海外展開するサロンを統括する役職に就き、なぜ50歳を前にセミリタイアしたのかについてせまります。

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「ニューバランス」と「パレス スケートボード」が初コラボ スニーカー“580”を発表

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とコラボレーションしたスニーカー“580”を発表した。価格は税込2万4200円で、グリーンとグレーの2色を用意。既に「パレス スケートボード」の公式オンラインストアと東京店では販売中で、9月30日から「ニューバランス」の公式オンラインストアでも取り扱う。

 「ニューバランス」と「パレス スケートボード」のコラボは、今作が初めて。ベースモデルには、1996年にオフロード用トレイルランニングシューズとして誕生した“MT580”を採用し、90年代を彷ふつとさせるノスタルジックなカラーを落とし込んだ。そして、シルエットやディテールはオリジナルを忠実に再現しながら、シュータンに隠しポケットをあしらい、ヒール部分には“PALACE”の文字を配するなど、随所にアップデートを施している。

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「ジル サンダー」2023年春夏コレクション

 「ジル サンダー(JIL SANDER)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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5000人の観客を圧倒した「ディーゼル」に、若々しさを感じる「フェンディ」 完全復活の2023年春夏ミラノコレ現地リポートVol.1

 ボン・ジョールノ!「WWDJAPAN」欧州通信員の藪野です。またまた半年ぶりにミラノに戻ってきました。まさに「完全復活」という言葉がふさわしい今季のミラノ・ファッション・ウイークは、常連のビッグブランドに加え、新たに就任したクリエイティブ・ディレクターによるデビューショーやアニバーサリーを祝うコレクションが目白押し!プレゼンテーションやパーティー、イベントも盛りだくさんで、朝から晩まで街中を駆け巡る怒涛の5日間です。また、今シーズンは日本からの出張を再開される方も多く、現地で久しぶりにお会いできるのが楽しみなシーズンでもあります。それでは今回は、「ディーゼル(DIESEL)」や「フェンディ(FENDI)」など1日目のハイライトをお届けします!

DIESEL

 今季の会場は、スポーツの試合などが行われるスタジアム。「ファッションショーに行ったことのない人たちにも『ディーゼル(DIESEL)』を知ってもらいたい 」というグレン・マーティンス(Glenn Martens)の思いから、オンラインで募集した一般客3000人や学生1600人を含む約5000人を招待し、“民主的なブランド”というイメージを強めています。そんな今の「ディーゼル」の注目度を裏付けるように若者が数多く集まった空間の中央には、先シーズンの会場にも見られた巨大な人型バルーン。今回は4人が親密に絡み合うようなデザインで、ギネス世界記録に「史上最大」と認定されているそう。招待状と一緒に送られてきたのはセックストイのガラス製アナルプラグでしたし、グレンは「挑発的」や「セクシー」「ファッションの楽しさ」といった「ディーゼル」の核にある要素を表現しようとしていることが伺えます。

 コレクションは、これまで彼が「ディーゼル」で探求してきたものをさらに発展させたようなラインアップです。その柱となるのは、「デニム」「ユーティリティー」「ポップ」「実験」という4つのストーリー。多彩な加工技術を生かして、ユニークなアイテムを生み出しています。ファーストルックは、デニムのブラトップとコルセットをドッキングしたローライズジーンズ。コルセット部分は、透け感のある生地にデニムを織り込むことで、オパール加工(薬品で繊維の一部を溶かす方法)を施したかのようなデザインに仕上げているのが新鮮です。そのほか、はしご状に激しいダメージ加工や日に焼けて色が褪せたような加工のデニムから、ウォッシュドデニムの上に重ねたチュールにダメージを施したデザイン、ダメージデニムをスキャンしてプリントしたセカンドスキン、表地に大胆なカットアウトを施したレイヤードTシャツやブルゾンなど、豊富なアイデアが光ります。

 また、カジュアルウエアにオーガンジーやレースを合わせたルックは、グレンらしいエッジィなムードの中にロマンチックを感じる仕上がり。メタリックやアシッドカラーのミニドレスは、ポップなイメージにつながります。終盤にかけては、実験的なアプローチのアイテムを連打。ジャケットの肩と袖やボトムスのサイドにたっぷりの縫い代をそのまま残したようなデザインから、1万5000枚以上のロゴラベルにダメージ加工を加えてファーのように仕立てたジャケットやコート、生地の端をほどいてフリンジ状に仕上げたラップスカートまで、インパクト満点のルックがそろいます。勢いを感じるショーにテンションが上がりました!

FENDI

 ニューヨークでアイコンバッグ“バゲット”の25周年を祝うコレクションを披露したばかりの「フェンディ(FENDI)」ですが、ここミラノでは2023年春夏のショーを開きました。今季は、就任して以来キム・ジョーンズ(Kim Jones)が確立してきたデザインコードや7月のクチュールからの流れを感じるとともに、とても若々しい印象が際立つコレクション。特に気になったのは、ダブルFのバックル付きのローライズカーゴパンツやミニスカート。そんなY2Kムードを感じさせるアイテムに加え、Dリングで留めて垂らすストラップベルトやシルエットを変化させるファスナー、ハイテク素材といったユーティリティーの要素をサテンやミンクといった素材に合わせていたり、ビビッドなグリーンやピンクといったフレッシュなアクセントカラーを取り入れたりしているところに、キムらしいモダンな感性が生きています。

 内側を表に出したシャープなテーラリングは、キムが手掛ける「ディオール(DIOR)」のメンズでも見られたデザインですが、「フェンディ」のプレタポルテではウエストの横から背面にかけてカットアウトしたり、クロップド丈で仕上げたりしています。そこに加えるのは、日本を着想源にした前回のクチュールにも通じる、結んだ帯のようなベルト。ノーカラーコートにも同様のディテールが見られ、今季を象徴するデザインとして提案されています。そして、先シーズンも数多く登場したシアーなレイヤードは、オーガンジーのドレスを重ねたスタイルで提案。シアなレイヤードスタイルは、他のブランドのショーにも多く見られ、今季のトレンドになりそうです。

 足元は、プラットフォーム&ウェッジヒールのタイトロングブーツやサンダル。フィナーレにキムとシルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)と共に登場したデルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)も早速着用していましたが、彼女がやはり今の「フェンディ」の女性像を体現する存在なのだと感じます。

BRUNELLO CUCINELLI

 女性探検家というアイデアが出発点となった今季は、「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」らしい上質なスタイルに、ユーティリティーと航海士や冒険家のユニフォームから着想を得た要素をミックス。グラデーション豊かなベージュや黒に、少しくすんだローズやラベンダー、セージグリーンなどが映えます。中心となるのは、エフォートレスなテーラリングとクチュールのように手が込んだニットウエア。特に夏らしいリネンのアイテムや、透明なスパンコールでさりげない煌めきを加えたクロシェニットが気になりました。

N°21

 今季の「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」は「THE LOVERS」と題し、愛や喜び、情熱からエロチシズム、性的欲求、怒りまで、恋人たちのさまざまな感情を色やデザインに落とし込みました。キーカラーは、赤や黒、そして淡いピンクやミントグリーン。透け感のあるドレスやスカートの下に着たサテンのブラやキュロットを見せるスタイリングがポイントになっています。ほかにも、大胆に開いた胸元や背中、完全に閉まっていない背面のファスナー、肩がはだけたような着こなしなどで、アレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)が得意とするセンシュアルなムードを醸し出したコレクション。

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【スナップ】三浦翔平やヨンア、新木優子らセレブリティが祝福 「ディオール」旗艦店がリニューアル 

 「ディオール(DIOR)」は9月21日、東京・銀座の「ギンザ シックス(GINZA SIX)」内の旗艦店ハウス オブ ディオール ギンザをリニューアルオープンした。

 同店舗は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の増改築を手がけた谷口吉生による設計で、創業者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の日本への憧憬を表現した。リニュアールでは随所にアートを配して、日本文化へのリスペクトを表すとともに、個人の邸宅のような、くつろげる空間を目指した。

 リニューアルオープンを前に行われたプレビューには、三浦翔平やヨンア、山田優、水上恒司、市川染五郎、新木優子、前田敦子、スキージャンプ金メダリストの小林陵侑(土屋ホーム所属)ら華やかなセレブリティが来場。生まれ変わった新店舗を楽しんだ。

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「カラー」×「ウルトラマン」の続報 目玉はカタカナロゴTシャツとネイビーのウルトラマン人形のセット

 「カラー(KOLOR)」は、「ウルトラマン」とコラボする“カラー&ウルトラマン(KOLOR & ULTRAMAN)”の続報を発表した。公表済みのウルトラマンやカネゴン、ガラモンのソフビ人形に続いて、Tシャツやスエット、「カラー」として初となるステッカーや⽸バッジをラインアップするという。

 グラフィックはいずれも「カラー」オリジナルで、ウルトラマンやゼットン、科学特捜隊のマークをモチーフとする。特にカタカナロゴをプリントしたTシャツは、ネイビーのウルトラマンのソフビ人形をセットにしたもので3万円(数量限定、税込)。

 コラボ商品は10⽉1〜5⽇の期間、渋⾕パルコ1階のポップアップスペース「ゲート」にオープンする「“カラー&ウルトラマン”ポップアップストア」で販売する。また、8⽇からは「カラー」⼼斎橋パルコ店でも扱う。

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