「セイコー アストロン」から104年ぶりの偉業を達成したMLB大谷翔平の限定モデルが発売

 「セイコー アストロン(SEIKO ASTRON)」は11月11日、“ネクスター(NEXTER)”シリーズから、ブランドのイメージキャラクターを務め、米MLB「ロサンゼルス・エンゼルス(LosAngels Angels)」で104年振りの偉業を達成した、メジャーリーガーの大谷翔平の限定モデルを発売する。販売数は1700本で、価格は税込30万8000円。

 同製品は、104年ぶりに「2桁勝利、2桁ホームラン」の偉業を打ち立て、ファンを熱狂させた時に大谷が着用していたビジターユニフォームのカラーリングを初採用した特別仕様だ。そのカラーコンビネーションを色濃く反映したダイヤルには、グレーを基調にスカーレット(赤色)が際立つ配色を初採用し、未来を切り拓く強い志を表現している。また、9時位置にあるサブダイヤル内には、大谷の背番号「17」をユニフォームと同じ書体でレイアウトした。

 製品の裏ぶたには大谷のサインに加え、数量限定モデルの証である「Limited Edition」の文字と、背番号「17」にちなんだ、限定数量0001/1700~1700/1700までのシリアルナンバーが記されている。

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いよいよ“サロパ”開幕! 「サロン ド パルファン2022」の注目ブランドや限定アイテムをレポート

 今年で10回目となる国内最大規模の香りの祭典「サロン ド パルファン」が、伊勢丹新宿本店本館とメンズ館で10月20日から開催されます(エムアイカード会員と三越伊勢丹アプリ会員は19日に特別招待)。“香りは、わたしに、刻まれる”をテーマに掲げ、国内外のフレグランスブランドが約60集結。フレグランス愛好家の間では“サロパ”の愛称で呼ばれ、年に一度の香りの祭典に向けてSNSなどでも盛り上がりを見ています。今回は18日に開催されたプレス向け内覧会の様子を一足先にレポート!注目のブランドや限定アイテムなどを紹介します。


待望の日本初上陸
「メゾン クリヴェリ(MAISON CRIVELLI)」

 2018年に創業者のティボー・クリヴェリ(Thibaud Crivelli)によってフランスで誕生したメゾンが日本初上陸!フレグランス愛好家の間でも話題となっています。海辺に咲いていたバラが、潮風とともに香ってきた体験から生まれた香り“ローズ サルティフォリア オードパルファム”や、オーロラが揺らめく北欧の夜空のもと、冷たいアブサンを堪能した体験から生まれた“アブサン ボレアル オードパルファム”など、クリヴェリ氏の実体験を投影した香りは、ほかにはない唯一無二の存在感を放ちます。ムエットにはフレグランスを吹きかけると香りをイメージした模様が浮き上がる仕掛けも。


老舗朱肉ブランドが立ち上げた
「エディット(EDIT(H))」

 「エディット」は1905年に創業した朱肉の老舗、日光印が立ち上げた異色の香水ブランド。SNSでは口コミで評判が広がり、フレグランス愛好家からも熱視線を集めるブランドです。日光印の朱肉で古くから使用されてきた香料を使用しており、和のムードとモダンが融合したユニークな調香と洗練された佇まいのボトルデザインが印象的です。フレグランス上級者も初心者も、新しい香りの世界と出合えるはず。先行販売する “クラブロンリー”(30mL、税込8030円/50mL、同1万8150円、以下同)は、ブランド初のグルマン解釈の新作。トップにパッションフルーツ、メープル、アマレットなどが甘く香り、ミドルにはジャスミンやミュゲ、そしてラストにはサンダルウッドやレザーが引き締めます。人によってさまざまな解釈ができる、大胆さと繊細さを秘めた香りです。


「ゲラン(GURLAIN)」は見て楽しめる香りの世界
世界30個限定のエクスクルーシブなフレグランスも

 190年以上の歴史を持つ「ゲラン」の今年のブースのテーマは“調香師たちが描く異なるニュアンスの「黒」”。美術館の絵画を模したビジュアルやショーケースに製品を展示し、芸術的な香りの世界を表現しました。注目は“青の芸術家”として有名なフランスの芸術家、イヴ・クライン(Yves Klein)が手がけた “ルール ブルー 110周年アニバーサリー(イヴ・クライン エディション)”(1500mL、220万円)。世界30個のシリアルナンバー入りで、日本国内では限定1個のみ。鮮やかなブルーをまとった美しいボトルは、一見の価値あり。この貴重な機会をお見逃しなく。また、先行販売として“ビーボトル クリスマス エディション”(125mL+20mL、9万9000円)や“ウード コール”(100mL、4万6200円)を用意。そのほか、フレグランス セミナーやコンサルテーション(事前予約制)も実施するなど、さまざまなアプローチで香りの世界を楽しめるブースとなっています。


どこよりも先にホリデーコレクションを
お試しできる「ディプティック(DIPTYQUE)」

 「ディプティック」は一足先にホワイトやゴールド、シルバーの星が輝く華やかなホリデーコレクションをお試しできるブースを展開。限定デザインの“オードパルファン オーローズ”(75mL、2万5630円)を先行販売するほか、限定のフレグランスキャンドル3種の香りもお試しできます。


フレグランス上級者注目の
「フエギア 1833(FUEGUIA 1833)」

 熱狂的なファンも多い「フエギア1833」は、10月27日に数量限定で発売する“ウード オブ ザ ワールド(El Mundo de Ouds)”(全8種、各30mL/100mL、6万6000~15万2940円)を先行販売します。同コレクションは、産地の異なる8つのウード(沈香)をラインアップするという、フレグランス愛好家のマニア心をくすぐる究極のコレクション。奥深い香りの世界を体験できます。

■サロン ド パルファン 2022
会期:伊勢丹新宿本店本館10月20日〜10月24日、メンズ館〜11月1日(招待客は19日から。オンラインストアは19日10時から)
場所:伊勢丹新宿本店本館6階&メンズ館1階

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「ディーゼル」のショー来場者に学ぶ、最先端デニムスタイル

 「ディーゼル(DIESEL)」は2023年春夏ミラノ・ファッション・ウイーク中、巨大なアリーナ、アリアンツ・クラウドでショーを行った。クリエイティブ・ディレクターのグレン・マーティンス(Glenn Martens)による2シーズン目のリアルショーとなった今回は、ファッション関係者だけでなく、一般客3000人以上、ファッションの学生約1600人を含む約5000人を招待。一般来場者の7割が25歳以下で、新しい世代の取り込みに成功している。

 マーティンスのディレクションにより、クリエイションも若返りしている「ディーゼル」のショーには、主力のデニムアイテムを着用した来場者が目立つ。ヒールブーツと一体化したジーンズや、ブリーチデニムのジャンプスーツ、デニムのトロンプルイユ(だまし絵)プリントを施したセカンドスキンのドレスなど、ひねりの効いたスタイルが特徴だ。ミニスカートやクロップドトップなど、Y2Kのトレンドを取り入れたコーディネートも多く見られた。

 日本からはミチとよしあき、大平修蔵、YAMATO、AMIAYAらが来場。またkemioの姿もあった。

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「ディーゼル」のショー来場者に学ぶ、最先端デニムスタイル

 「ディーゼル(DIESEL)」は2023年春夏ミラノ・ファッション・ウイーク中、巨大なアリーナ、アリアンツ・クラウドでショーを行った。クリエイティブ・ディレクターのグレン・マーティンス(Glenn Martens)による2シーズン目のリアルショーとなった今回は、ファッション関係者だけでなく、一般客3000人以上、ファッションの学生約1600人を含む約5000人を招待。一般来場者の7割が25歳以下で、新しい世代の取り込みに成功している。

 マーティンスのディレクションにより、クリエイションも若返りしている「ディーゼル」のショーには、主力のデニムアイテムを着用した来場者が目立つ。ヒールブーツと一体化したジーンズや、ブリーチデニムのジャンプスーツ、デニムのトロンプルイユ(だまし絵)プリントを施したセカンドスキンのドレスなど、ひねりの効いたスタイルが特徴だ。ミニスカートやクロップドトップなど、Y2Kのトレンドを取り入れたコーディネートも多く見られた。

 日本からはミチとよしあき、大平修蔵、YAMATO、AMIAYAらが来場。またkemioの姿もあった。

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ビームス プラスが新⽣「J.クルー」とコラボ ビジュアルには映画監督マイク・ミルズを起⽤

 ビームス プラスは10⽉19⽇、⽶国ブランド「J.クルー(J.CREW)」とコラボした全14型のカプセルコレクションを発売する。キャンペーンビジュアルには映画監督のマイク・ミルズ(Mike Mills)を起⽤し、ビームス プラス 有楽町とビームスの公式オンラインショップ、⽶国の「J.クルー」の⼀部店舗で扱う。

 テーマは“OLD BOY”で、古き良きアメリカントラディショナルを再構築する。価格はネイビーブレザーが3万250円(税込、以下同)、ミリタリーコートが10万1200円、6ポケットパンツが3万8500円、クレイジーパターンのシャツが2万6400円、モヘアのカーディガンが2万6950円など。ビームス プラスは、「われわれと『J.クルー』は“タイムレスな服作り”という共通項を持つ」と話す。

 「J.クルー」は1983年にカタログ販売からスタート。2021年に、ブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)「ノア(NOAH)」創業者がメンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任した。

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「ガルプラ」出身スー・ルイチー あのヘアカラーの秘話やお気にりの日本アニメを語る

スー・ルイチー/アーティスト

PROFILE:2000年8月20生まれ、中国・四川省出身。身長164cm。2017年と18年にガールズグループのメンバーとして2度デビューし、2度のオーディション番組出演も経験後、21年に「Girls Planet 999:少女祭典」へエントリー。9位までがデビューを勝ち取れる中、13位で惜しくも敗退。その後、同年12月に楽曲「《燎》(The Phoenix)」で本格的なソロ活動をスタートさせた

 中国・四川省出身のスー・ルイチー(Sury Su)は、韓国の音楽専門チャンネル「エムネット(Mnet)」による2021年放送の日本・中国・韓国の合同ガールズグループオーディション番組「ガルプラ」こと、「Girls Planet 999:少女祭典」に出演していたアーティストだ。番組では約1万3000人の応募者から選ばれた3カ国33人の合計99人がエントリーし、数々の試練やファン投票を通して18人のファイナリストを選出。最終的に勝ち残った9人がガールズグループのケプラー(Kep1er)としてデビューした。ファイナリスト18人でファンからの人気は高かったものの、ケプラー入りを惜しくも逃してしまったのがルイチーである。

 歌、ラップ、ダンスの三拍子がそろったオールラウンダーのルイチーは、21年12月から自国でソロ活動をスタートし、わずか半年後の22年4月には楽曲「≪燎≫ The Phoenix」で日本デビュー。勢いそのままに、10月にはアーティストの一発撮りのライブを発信する人気ユーチューブチャンネル「ザ・ファースト・テイク(THE FIRT TAKE)」に、史上初の中国人ソロ・アーティストとして出演した。今回、これを記念して彼女の素顔に迫るインタビューを実施。「ガルプラ」へエントリーしたきっかけや、ソロデビューの経緯、好きな日本のアニメについてまで、赤裸々に語った。

日本デビュー曲の「≪燎≫ The Phoenix」。「ザ・ファースト・テイク」の特別バーションとして、日本語と中国語、そしてラップパートでは英語を駆使するオリジナルアレンジを披露した

「Girls Planet 999:少女祭典」出演前にリリースした「≪摘星≫ Seize The Light」

ーーまずは、簡単なプロフィールから教えてください。

スー・ルイチー(以下、ルイチー):中国の四川省という、パンダや火鍋など辛い食べ物が有名な街で生まれました。家族構成は姉が1人いて、2人とも小さい頃から“興味があることや楽しいと思うことは何でもやっていい”という考えを持つ両親に育てられたので、今の仕事も応援してくれています。

ーーというと、両親の職業はエンタメ系でしょうか?

ルイチー:お父さんは税務局で働く公務員で、お母さんは主婦です。でも、お父さんは堅い職業ですが歌ったり踊ったりすることが好きな人で、小さい頃はお父さんの同僚の方とよくカラオケに行っていましたね。

ーー幼い頃の夢や影響を受けた憧れの人物は?

ルイチー:小さい頃は、テレビに出るのが夢でした。中国には有名なオーディション番組があり、両親と一緒にそれを見てモノマネをしていました。影響を受けたアーティストは、台湾の女性アイドルユニットのエスエイチイー(S.H.E)と、韓国の男性アイドルグループのスーパージュニア(SUPER JUNIOR)ですね。どちらもボーカルダンスグループで、世の中には彼らのようなグループがいるのかと驚き、ステージ上で輝く姿を見て心を打たれ、同じような仕事をしてみたかったんです。

ーーグループの一員としてステージに立ちたかったんでしょうか?

ルイチー:当時はそこまで考えていなくて、きっかけがグループだったので練習生になる必要があるとは思っていました。その先に何が待っているのかや、何をすればいいのかは分かりませんでしたし、考えてもいませんでしたね。

ーー中国は、ルイチーさんのように歌って踊る女性ソロアーティストのイメージが薄いです。

ルイチー:その通りで、ソロシンガーはたくさんいますが、私のように歌って踊るアーティストは少ないです。

ーー2017年と18年に2度デビューを経験していますが、その頃を振り返るといかがですか?

ルイチー:何もせず、何も考えずに出演していたなと思います。映る時の魅せ方や出方など、ブランディングをもっと考えれば良かったのに、日々ぼーっとしすぎていましたね。でも、その経験があったからこそ今に生かせているし、経験が糧にはなっています。

ーーそれでは、「ガルプラ」にエントリーしたきっかけを教えてください。

ルイチー:友人から日中韓の3カ国のオーディションがあると聞き、興味を持ちつつも最初は葛藤がありました。というのも、中国で受けた2回のオーディションがどちらもいい結果ではなかったし、プレッシャーも大きかったからです。ただ、国際的なカラーがすごく魅力的だったし、スーパージュニアが好きだったので、韓国に関わりがあるなら受けてみようと、体験したい気持ちが勝りました。

 「ガルプラ」では、みなさんが思うほど順調に物ごとは進まず、夜眠れない日があったり、初めて半年以上も海外に滞在したり、とにかく大変なことばかりでした。それでも、過去に中国で受けた2回のオーディションとは違い、最初から最後まで見せたい姿を見せることができたので悔いはないです。

ーー日中韓の文化の違いを感じるようなことはありましたか?

ルイチー:ざっくりですが、やっぱり国ごとに性格が違うなと思いましたね。中国は男の子っぽくて、日本はかわいらしくて、韓国はこだわりが強い。あと座り方一つとっても、中国は脚を開いて座るけど、日本は絶対に膝を付けて閉じているなど、常に新鮮でした。

ーー「ガルプラ」後、ソロデビューに至った経緯を教えてください。

ルイチー:グループを組む機会がいただけると思い「ガルプラ」に参加したのですが、実はその前からソロ活動のことを考えていました。結果として「ガルプラ」でグループを組むことができなかったので、ソロとしての活動を決めたんです。

ーー自らが考える強みと弱みは?

ルイチー:ステージ上での安定したパフォーマンス力が強みだと思っています。

ーー楽曲「≪燎≫ The Phoenix」は、「ガルプラ」での思いを込めた楽曲だそうですね。

ルイチー:歌詞を書いた時はパンデミックの隔離期間で、ゲームが好きなので、当時はオンラインの試合を観戦していました。誰にもどこにも期待されていなかったチームが優勝し、それが「ガルプラ」でいい結果を得られずに挫折しかけていた私の心に刺さって、その感情を歌詞に落とし込んだのが「≪燎≫ The Phoenix」なんです。ちなみに「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」を観戦していました(笑)。

ーー「≪燎≫ The Phoenix」は日本語版もありますが、母国語である中国語と歌い分ける難しさはありましたか?

ルイチー:日本語版は、発音がとにかく苦労しましたね。日本語と中国語の発音は全く違うので、レコーディングしている時に間違いを指摘されても、どこが間違っているのかすら分からず、直しようがない状態でした。言語によって歌い方を変えていて、中国版では屈しない気持ちを表現するため物語を語るように、日本語版では燃えたぎるような力強いイメージで歌っています。

ーーソロ楽曲とグループ楽曲を経験して思う、それぞれの違いは?

ルイチー:ソロになると全てを自分で表現しなければいけないので、実力も魅力も表現力も問われますよね。でも、裏を返せば全て自分でコントロールできるし、ほかの人との兼ね合いも気にせずにいられるので、自らが思い描く世界観を自由に表現できます。グループは、高音やダンスが苦手だったらほかのメンバーが補ってくれるし、長所を伸ばし短所を分散できるのが素晴らしいです。

ーー好きなファッションのスタイルはありますか?

ルイチー:ファッションはいろいろなスタイルに挑戦したいタイプで、カジュアルやヒップホップ、ロック、シンプル、デコラティブなど、ジャンルにとらわれずその時の気分で決めますね。とても好きなアイテムがあれば、それをベースにスタイリングを決めることが多いです。

ーーお気に入りのアイテムはありますか?

ルイチー:帽子とメガネが好きです。帽子を被るか被らないかでコーディネート全体のイメージが変わってくるし、メガネはアクセントになるので重宝します。

ーー「ガルプラ」では、ヘアカラーもアイデンティティーの一つでしたね。

ルイチー:ヘアカラーは、少し変わるだけで全体の雰囲気が一変するので気を遣っています。「ガルプラ」に出演していた時のグリーンっぽいブルーが印象的だとよく言われるんですが、実は本当はパープルだったのに、カラーシャンプーをして色が落ちてしまった状態なんです(笑)。近いうちにヘアカラーを変えようと思っているので、楽しみにしていてください!

ーー先ほど「リーグ・オブ・レジェンド」の名前が挙がりましたが、趣味はゲームで、日本のアニメも好きなんですよね?

ルイチー:アニメを観るようになったきっかけが、小学5年生の時に友だちに勧められた「フェアリーテイル(FAIRY TAIL)」で、日本の作品を観ることも多いです。「呪術廻戦」や「進撃の巨人」「鬼滅の刃」「東京喰種トーキョーグール」などもお気に入り。「リーグ・オブ・レジェンド」はバトルゲームだし、私はとにかく戦闘シーンが好きなんだと思います(笑)。

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スー・ルイチー/アーティスト

PROFILE:2000年8月20生まれ、中国・四川省出身。身長164cm。2017年と18年にガールズグループのメンバーとして2度デビューし、2度のオーディション番組出演も経験後、21年に「Girls Planet 999:少女祭典」へエントリー。9位までがデビューを勝ち取れる中、13位で惜しくも敗退。その後、同年12月に楽曲「《燎》(The Phoenix)」で本格的なソロ活動をスタートさせた

 中国・四川省出身のスー・ルイチー(Sury Su)は、韓国の音楽専門チャンネル「エムネット(Mnet)」による2021年放送の日本・中国・韓国の合同ガールズグループオーディション番組「ガルプラ」こと、「Girls Planet 999:少女祭典」に出演していたアーティストだ。番組では約1万3000人の応募者から選ばれた3カ国33人の合計99人がエントリーし、数々の試練やファン投票を通して18人のファイナリストを選出。最終的に勝ち残った9人がガールズグループのケプラー(Kep1er)としてデビューした。ファイナリスト18人でファンからの人気は高かったものの、ケプラー入りを惜しくも逃してしまったのがルイチーである。

 歌、ラップ、ダンスの三拍子がそろったオールラウンダーのルイチーは、21年12月から自国でソロ活動をスタートし、わずか半年後の22年4月には楽曲「≪燎≫ The Phoenix」で日本デビュー。勢いそのままに、10月にはアーティストの一発撮りのライブを発信する人気ユーチューブチャンネル「ザ・ファースト・テイク(THE FIRT TAKE)」に、史上初の中国人ソロ・アーティストとして出演した。今回、これを記念して彼女の素顔に迫るインタビューを実施。「ガルプラ」へエントリーしたきっかけや、ソロデビューの経緯、好きな日本のアニメについてまで、赤裸々に語った。

日本デビュー曲の「≪燎≫ The Phoenix」。「ザ・ファースト・テイク」の特別バーションとして、日本語と中国語、そしてラップパートでは英語を駆使するオリジナルアレンジを披露した

「Girls Planet 999:少女祭典」出演前にリリースした「≪摘星≫ Seize The Light」

ーーまずは、簡単なプロフィールから教えてください。

スー・ルイチー(以下、ルイチー):中国の四川省という、パンダや火鍋など辛い食べ物が有名な街で生まれました。家族構成は姉が1人いて、2人とも小さい頃から“興味があることや楽しいと思うことは何でもやっていい”という考えを持つ両親に育てられたので、今の仕事も応援してくれています。

ーーというと、両親の職業はエンタメ系でしょうか?

ルイチー:お父さんは税務局で働く公務員で、お母さんは主婦です。でも、お父さんは堅い職業ですが歌ったり踊ったりすることが好きな人で、小さい頃はお父さんの同僚の方とよくカラオケに行っていましたね。

ーー幼い頃の夢や影響を受けた憧れの人物は?

ルイチー:小さい頃は、テレビに出るのが夢でした。中国には有名なオーディション番組があり、両親と一緒にそれを見てモノマネをしていました。影響を受けたアーティストは、台湾の女性アイドルユニットのエスエイチイー(S.H.E)と、韓国の男性アイドルグループのスーパージュニア(SUPER JUNIOR)ですね。どちらもボーカルダンスグループで、世の中には彼らのようなグループがいるのかと驚き、ステージ上で輝く姿を見て心を打たれ、同じような仕事をしてみたかったんです。

ーーグループの一員としてステージに立ちたかったんでしょうか?

ルイチー:当時はそこまで考えていなくて、きっかけがグループだったので練習生になる必要があるとは思っていました。その先に何が待っているのかや、何をすればいいのかは分かりませんでしたし、考えてもいませんでしたね。

ーー中国は、ルイチーさんのように歌って踊る女性ソロアーティストのイメージが薄いです。

ルイチー:その通りで、ソロシンガーはたくさんいますが、私のように歌って踊るアーティストは少ないです。

ーー2017年と18年に2度デビューを経験していますが、その頃を振り返るといかがですか?

ルイチー:何もせず、何も考えずに出演していたなと思います。映る時の魅せ方や出方など、ブランディングをもっと考えれば良かったのに、日々ぼーっとしすぎていましたね。でも、その経験があったからこそ今に生かせているし、経験が糧にはなっています。

ーーそれでは、「ガルプラ」にエントリーしたきっかけを教えてください。

ルイチー:友人から日中韓の3カ国のオーディションがあると聞き、興味を持ちつつも最初は葛藤がありました。というのも、中国で受けた2回のオーディションがどちらもいい結果ではなかったし、プレッシャーも大きかったからです。ただ、国際的なカラーがすごく魅力的だったし、スーパージュニアが好きだったので、韓国に関わりがあるなら受けてみようと、体験したい気持ちが勝りました。

 「ガルプラ」では、みなさんが思うほど順調に物ごとは進まず、夜眠れない日があったり、初めて半年以上も海外に滞在したり、とにかく大変なことばかりでした。それでも、過去に中国で受けた2回のオーディションとは違い、最初から最後まで見せたい姿を見せることができたので悔いはないです。

ーー日中韓の文化の違いを感じるようなことはありましたか?

ルイチー:ざっくりですが、やっぱり国ごとに性格が違うなと思いましたね。中国は男の子っぽくて、日本はかわいらしくて、韓国はこだわりが強い。あと座り方一つとっても、中国は脚を開いて座るけど、日本は絶対に膝を付けて閉じているなど、常に新鮮でした。

ーー「ガルプラ」後、ソロデビューに至った経緯を教えてください。

ルイチー:グループを組む機会がいただけると思い「ガルプラ」に参加したのですが、実はその前からソロ活動のことを考えていました。結果として「ガルプラ」でグループを組むことができなかったので、ソロとしての活動を決めたんです。

ーー自らが考える強みと弱みは?

ルイチー:ステージ上での安定したパフォーマンス力が強みだと思っています。

ーー楽曲「≪燎≫ The Phoenix」は、「ガルプラ」での思いを込めた楽曲だそうですね。

ルイチー:歌詞を書いた時はパンデミックの隔離期間で、ゲームが好きなので、当時はオンラインの試合を観戦していました。誰にもどこにも期待されていなかったチームが優勝し、それが「ガルプラ」でいい結果を得られずに挫折しかけていた私の心に刺さって、その感情を歌詞に落とし込んだのが「≪燎≫ The Phoenix」なんです。ちなみに「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」を観戦していました(笑)。

ーー「≪燎≫ The Phoenix」は日本語版もありますが、母国語である中国語と歌い分ける難しさはありましたか?

ルイチー:日本語版は、発音がとにかく苦労しましたね。日本語と中国語の発音は全く違うので、レコーディングしている時に間違いを指摘されても、どこが間違っているのかすら分からず、直しようがない状態でした。言語によって歌い方を変えていて、中国版では屈しない気持ちを表現するため物語を語るように、日本語版では燃えたぎるような力強いイメージで歌っています。

ーーソロ楽曲とグループ楽曲を経験して思う、それぞれの違いは?

ルイチー:ソロになると全てを自分で表現しなければいけないので、実力も魅力も表現力も問われますよね。でも、裏を返せば全て自分でコントロールできるし、ほかの人との兼ね合いも気にせずにいられるので、自らが思い描く世界観を自由に表現できます。グループは、高音やダンスが苦手だったらほかのメンバーが補ってくれるし、長所を伸ばし短所を分散できるのが素晴らしいです。

ーー好きなファッションのスタイルはありますか?

ルイチー:ファッションはいろいろなスタイルに挑戦したいタイプで、カジュアルやヒップホップ、ロック、シンプル、デコラティブなど、ジャンルにとらわれずその時の気分で決めますね。とても好きなアイテムがあれば、それをベースにスタイリングを決めることが多いです。

ーーお気に入りのアイテムはありますか?

ルイチー:帽子とメガネが好きです。帽子を被るか被らないかでコーディネート全体のイメージが変わってくるし、メガネはアクセントになるので重宝します。

ーー「ガルプラ」では、ヘアカラーもアイデンティティーの一つでしたね。

ルイチー:ヘアカラーは、少し変わるだけで全体の雰囲気が一変するので気を遣っています。「ガルプラ」に出演していた時のグリーンっぽいブルーが印象的だとよく言われるんですが、実は本当はパープルだったのに、カラーシャンプーをして色が落ちてしまった状態なんです(笑)。近いうちにヘアカラーを変えようと思っているので、楽しみにしていてください!

ーー先ほど「リーグ・オブ・レジェンド」の名前が挙がりましたが、趣味はゲームで、日本のアニメも好きなんですよね?

ルイチー:アニメを観るようになったきっかけが、小学5年生の時に友だちに勧められた「フェアリーテイル(FAIRY TAIL)」で、日本の作品を観ることも多いです。「呪術廻戦」や「進撃の巨人」「鬼滅の刃」「東京喰種トーキョーグール」などもお気に入り。「リーグ・オブ・レジェンド」はバトルゲームだし、私はとにかく戦闘シーンが好きなんだと思います(笑)。

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ポンチョがテントに変身? ギミック満載の「ニューレーベル」2023年春夏コレクション

 濱田博昭デザイナーによる「ニューレーベル シーエム1ワイ0ケイ42(NULABEL CM1YOK42以下、ニューレーベル)」は、 “トランスフォーム”をキーワードに掲げた2023年春夏コレクションで、テントに早変わりするプルオーバーのビッグポンチョ(8万1000円税込、以下同)を発表した。ポンチョのフードを中心にし、ポールを立てて裾をペグで留めるとテントになる設計だ。素材には40デニールのコーデュラリップストップナイロンを使用し、シリコンコーティングを施して撥水性と汚れ防止機能も加えた。収納袋とペグ3本も付く。キャンプに夢中になっているという濱田デザイナーいわく、「実際にキャンプで使用できる本格スペック。これがあればソロキャンプはいける」。

 ほかのアイテムも、着丈をアレンジできる2ウエイ仕様やポケッタブルなどのギミックを採用した全24型。虫除けとしても機能するメッシュ素材のフードジャケット(6万円)や、裾を折りたたんで丈の長さをアレンジできるハンティングジャケット(9万円)、胸のビッグポケットに収納できる軽量なパッカブルシャツ(3万3000円)、リバーシブルで着られるジャケット(6万8000円)とスエットシャツ(2万7000円)などをそろえる。「いつもより型数は少ない。その代わりに一つ一つを作り込んだ」と濱田デザイナー。

 また、数年前にスタートした、地方の伝統工芸を採用したアイテムでは、愛知の有松鳴海(ありまつなるみ)絞りを使ったシャツ(4万5000円)とロングパンツ(4万5000円)、ショーツ(3万3000円)を用意する。無線色のリサイクルナイロンを職人が手作業でベージュに染め上げた後、絞りとともに藍色に染め直して柄を表現しており、濃淡のコントラストが魅力だ。「伝統的な染めを化繊で行うのが面白いと思って。気張らず、日常でサラっと着てもらえたら」。

 現在の国内での取り扱いアカウントは約15。コロナの影響で複数店舗での扱いあった業態が閉鎖するなど、縮小傾向にあるが、濱田デザイナーは前を向く。「ここが勝負どころ。マーケットを踏まえながらも、自分の面白いと思うことをしっかりと伝える。現物を見ないと理解しづらいクリエイションでもあるので、最適な表現方法も考えていきたい」。

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「サンローラン」からチェーンバッグ“ニキ”の新色 クロムフリーのサステナブルな革を使用

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、チェーンバッグ“ニキ(NIKI)”の新色を順次発売中だ。価格は27万7200円(税込、以下同)と29万1500円。

 素材はクロム(メタル)を使わないサステナブルなタンニングレザーで、不規則なシワの入り方とセミマットな質感が特徴。そこにキルティング加工を施す。

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テックでビューティとファッションが融合すれば、人はもっと幸せになれる アイスタイル新社長&「WWDJAPAN」編集長の想い

 アイスタイルと「WWDJAPAN」は共同で、ファッションとビューティをイノベーションの面からリードした企業・プロジェクトを表彰する「ジャパン ビューティ&ファッションテックアワード 2022(Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022)」を開催する。これは、アイスタイルが開催してきた「ジャパン ビューティテックアワード」に、「WWDJAPAN」も参画することで対象領域をファッションにも拡大する取り組みだ。アイスタイルの遠藤宗新社長と、「WWDJAPAN」編集長の村上要が、ビューティテックの隆盛や、テクノロジーから融合するファッション×ビューティの可能性、そして、アワードに自薦・他薦で応募する企業への期待を語り合った。

ファッションテックへの期待

遠藤宗アイスタイル社長(以下、遠藤):ビューティでもファッションでも、消費者は「自分に合ったものを探したい、似合っているのか・そうでないのかを知りたい」と思っている。その欲求は、同じ。ビューティやヘルスケア、ファッションという広い領域のデータから、生活者をより深く総合的に理解できる時代がきている。だからこそ、それぞれのノウハウや技術がさらに融合すれば、それこそ「人を幸せにするイノベーション」が生まれるのではないか?

村上要「WWDJAPAN」編集長:アイスタイルが開催した「ジャパン ビューティテックアワード」には前回、審査員として参加した。例えば特別賞に輝いたオルビスの「通販向け出荷ラインに無人搬送ロボットを導入し、自動化促進」は、物流の迅速化で消費者を幸せにするのみならず、あえて手作業を残すことで、働く人のやりがいや、そこから伝わる温もりにもフォーカスしている。「ビューティ産業らしい」「誰も傷つけず、みんなを幸せにできる」と感動した。同じようなエモーションへの配慮は、むしろファッションの方がまさっているかもしれない。このアワードにファッションが加わり、双方がインスパイアし合うことで、テクノロジーとの融合のみならず、ファッションとビューティの融合さえ進んだら嬉しい。

遠藤:メタバースの世界になれば、アバターをメイクアップからファッションまで自在に創造できる。その意味でも、テクノロジーは2つの領域をつなげる。またビューティの世界では、たとえば花王はすごいテクノロジーでユーザーの利便性を一気に向上する研究開発に取り組んでいるが、みんながその存在や努力を知っているわけではない。そういった取り組みは、ファッションにも数多くあるのではないか?そこにスポットライトをあてたい。

村上:メタバースは、ファッション業界でもホットなキーワード。すでにラグジュアリーはマネタイズにも挑戦しているし、新たなコミュニティとしての利用を見据えているアパレル企業は数多い。そんなアパレル企業のメタバース・プロジェクトにビューティ企業が参画できれば、ユーザーのアバターがもっと可愛くなるのみならず、百貨店で言うところの「アパレルとビューティの買い周り」みたいな購買行動が生まれるかもしれない。

そもそもビューティとファッションは、
もっと融合すべき?できると思う?

遠藤:僕自身が化粧品業界に長くいるからかもしれないが、化粧品は、特にメイクにおいては製品選びもさることながら、使いこなす技術も必要。その意味で、化粧品は少しハードルが高く、ファッションのほうが多くの人たちが気軽にコーディネートを楽しめる世界なんじゃないかと思っている。また、服は毎日着替えても、メイクを毎日変える人はそこまで多くない。そういった違いをしっかり理解しながらファッションとビューティがどこでつながり融合するのか考えると、また楽しくて新しい世界が開くのではないか。ファッションもコスメも持つ「ブランド」という視点で考えてみると、メゾンの化粧品は「服は買えないけれど、化粧品なら買える」という存在だった。どちらも手に届く価格で、両方楽しめるブランドは少ない。「スナイデル(SNIDEL)」や、先日ローンチイベントをやらせていただいた「リエンダ(RIENDA)」などは、新しい例だろう。

村上:ファッションとビューティのニュースメディアを標榜し、双方の融合を説いているからこそ、「まだまだ近くて遠い存在だなぁ」という忸怩たる思いを抱くこともある。でも、消費者にとって「シャネル(CHANEL)」のバッグと「シャネル」のリップは、同じ「シャネル」。「ディオール(DIOR)」のドレスと「ディオール」のスキンケアは、同じ「ディオール」。そこに「ファッションだから」「ビューティだから」という線引きは存在せず、消費者は双方を自己実現や自己肯定、自己高揚のツールと捉えている。だからこそ、融合できるハズ。

遠藤:これからは、ブランドのアイデンティティがより大事になる。たとえば「パタゴニア(PATAGONIA)」が化粧品を出したら、「パタゴニア」というブランドを信頼している人たちが欲しいものをつくるはずで、ヒットするのではないか?

村上:すでに「グッチ(GUCCI)」がそんなカンジ。だから、このアワードにはファッション企業も挑戦して、ビューティの最前線を体感してほしい。実際、昨年の「ジャパン ビューティテックアワード」で殿堂入りしたパーフェクトのAR(拡張現実)技術やAI(人工知能)技術を活用した美容業界におけるソリューションサービス「YouCamメイク」は、メイクのみならずアイウエアやジュエリー、ヘアアクセサリーなどもバーチャル試着できる機能を搭載した。アパレル業界でも実装できるかもしれないテックが、ビューティの世界には詰まっている。

遠藤:今後、ファッションもビューティも持つブランドの融合においては、プロセス・エコノミー(商品を生み出すまでのプロセスを発信し、収益につなげる考え方)がすごく大事になってくるだろう。アイデンティティがしっかりしているブランドの化粧品への参入のポテンシャルは、とても大きい。逆に、しっかりした世界観をもつコスメブランドがアパレルをスタートするのも新鮮かもしれない。テクノロジーの発達でデータが可視化され、ビジネスが効率的になれば、本来のこういったアイデンティティやクリエイティブに集中する時間が生まれる。

村上:前回大賞を受賞したメナードの「刺激に敏感な肌を再現した新たな皮膚モデルの開発」は、もはやバイオテクノロジーのレベルだが、ファッションの世界にもスパイバーを筆頭に、川上にはバイオテクノロジーを応用・活用したテックが存在する。こういった企業やブランドは、もはや生活や地球環境を根本的に変えちゃうかもしれない存在。だからこそ、サイエンスな企業にも応募してほしい。

遠藤:アイスタイルも、人を幸せにするテックばかり考えてきた(笑)。生活者側からすれば「こんな化粧品と出合えてよかった」、ブランド側からすれば「こんなユーザーさんと出会えた」「使って喜んでもらえた」という世界をつくりたくて、クチコミプラットフォームやEC、リアル店舗を運営している。テクノロジーは、それをドライブするための大事な要素。だが最終的に大事なのは、ビューティやファッションでいかに多くの人たちを幸せにできるのか?それが原点と考えている。


 エントリーは現在絶賛受付中で、12月13日に受賞者を発表する。ファッションとビューティ、それぞれの分野で大賞と準大賞を選出し、大賞には賞金25万円、準大賞には15万円を授与する。

 対象となるのは、ファッション関連(衣服、雑貨、シューズなど)と美容(コスメ、ヘアケアなど)、ヘルスケア分野の、日本国内で企業活動を行っている外資も含む企業やプロジェクト。複数の団体や企業が参加する、業界横断型のジョイントプロジェクトなども含む。

 審査委員長には、梅澤高明A.T.カーニー日本法人会長兼CIC JAPAN会長が就任。審査員には七丈直弘・一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター・副センター長/教授、「ヌメロ・トウキョウ(NUNERO TOKYO)」の田中杏子編集長、渡邉康太郎Takram コンテクストデザイナー/慶應義塾大学SFC特別招聘教授、皆川朋子一般社団法人フェムテック・コミュニティジャパン代表理事の就任が決まっている。

 審査基準やスケジュールなどの応募要項は以下の通り。


【ジャパン ビューティ&ファッションテックアワード 2022】
 審査基準・応募要項

【審査基準】
革新性:新しい体験や価値をもたらすコンセプトの革新性があるか
事業性:収益性のある事業として成立させるビジネスモデルがあるか
技術性:研究開発や技術面において優位性はあるか
社会性:事業を通じた社会への貢献が十分か

【開催スケジュール】
応募期間:2022年9月30日~10月21日23:59
一次審査通過者結果通知:2022年11月11日まで
二次審査実施・プレゼンテーション開催:2022年11月22日
発表・授賞式:2022年12月13日

【応募条件】
・自薦他薦を問いません
・指定の様式に必要事項をご記入の上、指定の方法でご提出ください
・期日までに事務局が受信したものが審査対象となります

応募規約はこちら

【主催】
株式会社アイスタイル 
株式会社INFASパブリケーションズ
Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022事務局

問い合わせ先
Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022事務局
jbfta@istyle.co.jp

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「ストックX」がフィギュアブランド「エンターベイ」とコラボした1/6サイズのマイケル・ジョーダンを10月19日に発売

 世界最大のオンライン市場「ストックX(STOCKX)」は、フィギュアブランド「エンターベイ(ENTERBAY)」とコラボレーションしたマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の1/6サイズフィギュアを発表した。価格は2790香港ドル(約5万3000円)で、限定1500セットを日本時間10月19日午前2時に「ストックX」の公式サイトで発売する。

 今回のフィギュアは、1993年のNBAオールスターゲームに出場したジョーダンがテーマ。イースト・チームとして出場したジャージーや“エア ジョーダン 8 アクア(AIR JORDAN 8 AQUA)”などの着用アイテムを忠実に再現しているほか、バスケットボールや当時のオールスターゲームのロゴが入った木製の台座などが付属する。大きさは約30cmで、1500セット全てにシリアルナンバー入りの鑑定書が付く。

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MNインターファッションの「ブリコ」が環境に配慮したトートバッグを受注販売

 大手繊維商社のMNインターファッションが運営するサステナブルプラットフォーム「ブリコ(BRiCO)」は、同社のサステナブル商品の受注販売を開始した。参加型購入サイト「ラウンチパーク(LaunchPark)」で取り扱う。

 「ブリコ」は、「サステナブルな衣料を特別なものではなく、日常の道具にすること」を目指し、環境に配慮した取り組み行っている。廃棄される古着を回収し、色ごとに分けて繊維として再利用することで、染料や化学薬品を一切使わないものづくりを実現するという。またインドの工場では、識学能力が乏しく働くことができない集落の女性たちを雇用し、女性の社会進出と生活支援もサポートしている。

 販売商品は、トートバッグ(税込3960円)とグローサリートート(同5980円)の2型を用意する。トートバッグは、ハンドバッグとしてだけでなくショルダーバッグとしても使える2ウエイ仕様で、A4サイズのファイルや大きいボトルなども収納できる。グローサリートートは、買い物や旅行にも使える横58cm×マチ22cmのビッグサイズ。いずれもユーズド繊維廃棄物を100%使用した厚手のキャンバス素材を使用し、受注した数量のみを生産する。カラーはパール、ブラック、デニムブルー、ネイビーブルー、ゴールデンイエロー、コーヒーの6色をそろえる。

 トートバッグとグローサリートートは、10月20日まで開催中のイベント「サステナブルファッションEXPO秋」でも会場内限定価格で販売する。

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設立50年を迎えた「アイヴァン」がアイウエアをテーマにしたショーを披露 菅原小春らが登場

 アイウエアブランドの「アイヴァン(EYEVAN)」は今年でブランド設立50周年を記念し、9月29日にイベント「EYEVAN 50th Anniversary Runway 眼服 EYEWEAR」を開催した。

 同イベントはメインパフォーマーにダンサーの菅原小春が務め、クリエイティヴ・ディレクターはRak、総合演出と映像監督をペリメトロン(PERIMETRON)のOSRINが担当した。テーマは「眼服(がんぷく)」で、人が初めてアイウエアを着けた瞬間と旧約聖書をモチーフにした。菅原小春と4人のダンサーがそれぞれ「アイヴァン」「アイヴァン7285」「10アイヴァン」「E5アイヴァン」「アイヴォル」のアイウエアやサングラスを身に着け、パフォーマンスを披露した。会場には100人のゲストがドレスコードである“オールブラック”で来場し、荘厳なムードの中、幻想的なパフォーマンスを楽しんだ。

 パフォーマンスの映像は「アイヴァン」の周年ウェブページとSNSなどで公開される予定だ。

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LVMHが社用のプライベートジェットを売却 ツイッターで追跡され「事業の機密性や安全を確保する」ため

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、社用の自家用機を売却した。同社のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と長男のアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージは、出演したラジオ番組のインタビューで、これは「事業の機密性や安全を確保するため」だと明らかにした。

 大企業や富裕層によるプライベートジェットの使用はカーボンフットプリントを増加させるとして、LVMHの社用機を追跡するツイッターアカウントが今年の夏ごろ作成され、フランス国内で話題となっていた。自家用機に対する批判的な意見が増える中、使用禁止もしくは課税を提案する政治家も現れていた。

 アルノー=ヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージは、移動には高速鉄道なども利用するが、行き先によっては飛行機が必要だと述べた。今後は、必要に応じてプライベートジェットをレンタルすることになると見られている。なお、両氏が出演した番組はLVMHのメディア事業が擁するラジオ局、ラジオクラシーク(RADIO CLASSIQUE)で放送された。

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「ジャンポール・ゴルチエ」が伊ウフィツィ美術館とトラブル 名画「ヴィーナスの誕生」を無許可で使用

 イタリアのウフィツィ美術館は10日、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER以下、ゴルチエ)」が同美術館所蔵の「ヴィーナスの誕生」の画像を「無許可で使用した」として、同ブランドを提訴したと発表した。

 「ヴィーナスの誕生」は、15世紀にイタリアの画家サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli)によって制作された。美術館によると、「ゴルチエ」は「ヴィーナスの誕生」の画像を「一部の服に使用し、ソーシャルメディアやウェブサイトで宣伝したが、それらは許可なく行われたもので、使用についての同意もなく、法律で規定されている使用料も支払っていない」という。「ゴルチエ」からのコメントは得られていない。

 問題となったのは、「ゴルチエ」が今年初めにアート界へのオマージュとして発表したカプセルコレクション“ル・ミュゼ(Le Musee)”シリーズ。ドレスやトップス、パンツ、スカーフなどにボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」やミケランジェロの「アダムの創造」、ルーベンスの「三美神」とみられる画像を使用している。

 「文化財景観法典(Codice dei Beni Culturali、Code of Cultural Heritage)によると、イタリアの公的財産の使用は、特定の許可と使用料の支払いが義務付けられている」と美術館はコメントする。美術館は「ゴルチエ」がカプセルコレクションを発売した4月に販売を中止するか美術館と取引条件を決めるために連絡をすることを要求する手紙を送付したが、「実質的に無視されている」という。

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「ペリキュール」が伊勢丹で初のポップアップ出店 “リッチで可愛く気ままな女性”がコンセプト

 クリエイターマネジメント・PR会社のf-me(東京、下村曜介社長)が運営するアパレルブランド「ペリキュール(PELLICULE)」は、11月2〜6日に伊勢丹新宿本店に初のポップアップストアを出店する。

 “かわいいもの・はかなく美しいものに囲まれて、自分自身も爪の先まで可愛くありたい”をコンセプトとする伊勢丹新宿本店のセレクトショップ、アキュートガール(ACUTEGRRRL)によるポップアップイベントの一環で、「ペリキュール」のほか、アパレルやコスメ、雑貨など約60ブランドが出店する。

 「ペリキュール」は、人気のランジェリーアイテムなどのほか、サテンギャザーのロングワンピース(9000円)や総レースのロングワンピース(1万2000円)、裾にボリュームのあるフェザーをあしらったショートパンツ(9000円)などをポップアップ限定商品として販売する。期間中に2万円以上購入した人を対象に、数量限定でランジェリーをプレゼントする。

 今年10月に1周年を迎えた「ペリキュール」は、“リッチで可愛く気ままな女性”をコンセプトに、女性の内面の豊さに焦点を当てて柔らかくしなやかな空気感を表現する。ディレクターを務めるMIHOは、アパレルブランド「ラストバージン(LAST VIRGIN)」の立ち上げおよびディレクションを手掛けた経歴を持つ。主なターゲット層は25〜30歳。

■Addicted by Cuteness 〜for acutegrrrls 2022〜
会期:11月2〜6日
場所:伊勢丹新宿本店 本館6階催物場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ペリキュール」が伊勢丹で初のポップアップ出店 “リッチで可愛く気ままな女性”がコンセプト

 クリエイターマネジメント・PR会社のf-me(東京、下村曜介社長)が運営するアパレルブランド「ペリキュール(PELLICULE)」は、11月2〜6日に伊勢丹新宿本店に初のポップアップストアを出店する。

 “かわいいもの・はかなく美しいものに囲まれて、自分自身も爪の先まで可愛くありたい”をコンセプトとする伊勢丹新宿本店のセレクトショップ、アキュートガール(ACUTEGRRRL)によるポップアップイベントの一環で、「ペリキュール」のほか、アパレルやコスメ、雑貨など約60ブランドが出店する。

 「ペリキュール」は、人気のランジェリーアイテムなどのほか、サテンギャザーのロングワンピース(9000円)や総レースのロングワンピース(1万2000円)、裾にボリュームのあるフェザーをあしらったショートパンツ(9000円)などをポップアップ限定商品として販売する。期間中に2万円以上購入した人を対象に、数量限定でランジェリーをプレゼントする。

 今年10月に1周年を迎えた「ペリキュール」は、“リッチで可愛く気ままな女性”をコンセプトに、女性の内面の豊さに焦点を当てて柔らかくしなやかな空気感を表現する。ディレクターを務めるMIHOは、アパレルブランド「ラストバージン(LAST VIRGIN)」の立ち上げおよびディレクションを手掛けた経歴を持つ。主なターゲット層は25〜30歳。

■Addicted by Cuteness 〜for acutegrrrls 2022〜
会期:11月2〜6日
場所:伊勢丹新宿本店 本館6階催物場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ふかや花園プレミアム・アウトレット」が10月20日開業 「ヴァレンティノ」「ヴェルサーチェ」など出店

 三菱地所・サイモンは10月20日、埼玉・深谷市に「ふかや花園プレミアム・アウトレット(以下、ふかや花園PO)」を開業する。同社としては2013年に千葉の「酒々井プレムアム・アウトレット」をオープンして以来、10年ぶり10カ所目の開業となるが、今春には北九州にイオンモール系列の「ジ アウトレット」が出店、23年春には大阪・門真にららぽーととの併設で「三井アウトレットパーク 大阪門真」もオープンする。24年には京都に、三菱地所・サイモンの「京都城陽プレミアム・アウトレット」も開業予定と、ここ数年は各地でアウトレットの開業が続く。「ふかや花園PO」の特色を取材した。

 「ふかや花園PO」は敷地面積17万6800平方メートルに、オープン時は137店が出店する。うちファッションなどの物販が94、飲食・食物販が41、サービスが2だ。飲食・食物販41というのは、「酒々井プレミアム・アウトレット」オープン時の約2倍といい、フードコートだけでなく、通常ならファッションブランドの店舗が入りそうな場所にも回転寿司店やメキシカンレストラン、ウナギ料理店が入る。「国内外の(衣料品や雑貨)ブランドをリーズナブルに購入できる点がアウトレットの醍醐味であることは変わらないが、その上で今はトキ消費や感動価値の提供がさらに重要になっている」と、山岸正紀 三菱地所・サイモン社長は狙いを話す。深谷に本社がある、アイスキャンディーの「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業と組んだ、子ども向けのミニ遊園地や施設内のアートウォールなども、そうした考えで設置した。

お出掛け消費だけでなく
地元住民の日常使いも意識

 これまではアウトレットというと、都心から車や電車で出掛けて買い物を楽しむという、お出掛け消費や非日常感とも結びついてきた。「ふかや花園PO」は深谷市が地域の農業や観光業活性化を目指し進める「花園IC(インターチェンジ)拠点整備プロジェクト」として開発されていることもあり、関越自動車道の花園ICからすぐ。秩父鉄道ふかや花園駅からのアクセスもよく、広域から集客する考えは変わらない。ただ、「同時に地元のお客さまが夕食だけ食べにくる、犬の散歩に訪れるといった日常消費を取り込んでいく」ことも目指す。

 三菱地所・サイモンは従来、海外の街並みを模してプレミアム・アウトレット施設を作り込んできたが、今回は深谷の街にゆかりのある赤レンガの外壁を強調。これも地元住民の日常生活へ溶け込むことを表したものだ。コロナ禍で訪日外国人客が消え、小売市場全体として日本人客による足元商圏での消費に注目が集まったことももちろん反映している。

現行シーズンのEC限定商品を
品ぞろえの目玉にするショップも

 ファッションなどの物販が94出店するうち、「WWDJAPAN」的に注目したいのは、国内アウトレットは5店舗目という「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や、国内6店舗目という「ヴェルサーチェ(VERSACE)」など。それぞれ最新は1年前のものという過去商品をプロパー価格の50%引き前後で販売する。「ヴァレンティノ」の“ロックスタッズ”のミニバッグは税込20万円強、「ヴェルサーチェ」のVロゴのチェーンバッグは9万200円だ。インポーターのコロネットは、取り扱いブランドのアウトレット商品を集めた店を初出店した。ボトムスの「インコテックス(INCOTEX)」やダウンの「ムーレー(MOORER)」などがそろう。

 セレクトショップ業態やカジュアル業態では、アウトレット専用の新規商品が品ぞろえの主軸で、過去シーズンの在庫はほんの一部という構成がいっそう強まっている印象だ。アダストリアは自社ECモールと連動したブランドミックス型OMOストアの「ドットエスティストア(.ST STORE)」で出店。過去シーズン在庫は店奥の壁面と一部什器のみ。ららぽーとなどのファッションビルにも同業態で出店しているが、アウトレットへの出店はここが3店舗目。

 「フリークスストア(FREAK’S STORE)」は現行シーズンのEC限定商品を品ぞろえし、実際に手に取れることを目玉の1つにしている。「EC限定商品は比較的高年齢層に支持されており、ファミリー層の集客が見込めるアウトレットと相性がいい」というのがその理由だ。

地元百貨店による
地場食材のセレクトショップが充実

 ほかにファッションの物販では、「スピック&スパン(SPICK AND SPAN)」などベイクルーズの複合業態、「ビームス」「ユナイテッドアローズ」なども出店する。「デサントゴルフ(DESCENTE GOLF)」や「ピン(PING)」など、ブームとなっているゴルフブランドも複数出店している。

 強化している食物販領域では、埼玉の地場百貨店、丸広百貨店による地元食品のセレクトショップ「モイサイタマ マルヒロ(MOI SAITAMA MARUHIRO)」が楽しい。深谷のゆるキャラ「ふっかちゃん」のお菓子や、深谷ネギの加工食品、埼玉の外食チェーンと食品メーカーを組ませたコラボ商品、地元のパン屋のパン、秩父のウイスキーやワインなどが豊富。秩父の長瀞地区にあるカフェ「長瀞とガレ」も出店し、秩父の郷土料理みそポテトやオリジナルのクラフトビールなどを提供している。

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NY州知事が州内の繊維産業を支援する法案に署名

 キャシー・ホークル(Kathy Hochul)=ニューヨーク州知事は14日、州の繊維製造業を支援する法案に署名した。

 ニューヨーク繊維法(New York Textile Act)と名付けられた同法案は、麻などの植物繊維や羊、山羊、アルパカといった動物繊維を生産する農家と繊維メーカーを結びつけることを支援する。具体的には、ニューヨーク州内で主に栽培・生産された動植物繊維製品や動植物繊維から作られた繊維製品を購入するための任意の購入枠を公的機関に対して設定することが可能となるほか、マーケティング支援や経済貢献と雇用機会の増加、州内で生産・加工されたアパレルなどに使用される天然繊維に対する投資の増加や輸出機会の拡大を図るという。さらに、州内で主に栽培・生産された動植物繊維製品や動植物繊維から作られた繊維製品に対して多大な努力が認められる農家や繊維加工業者、繊維メーカー、小売業者を表彰するプログラムも創設する。

 ホークル知事は「ニューヨークで生産・製造された繊維製品への強力な投資を行い、州内の繊維産業が強力かつ革新的であり続けるよう支援する」とコメントした。なお、ニューヨーク州には900社以上のファッション関連企業の本社がある。9月に開催されたニューヨーク・ファッション・ウイーク期間中にホークル知事は、ニューヨーク州産のテキスタイルの活用を促進し、ファッション業界の中小企業に助成金を交付する団体であるファッションイノベーションセンターに州として1000万ドル(約14億8000万円)を充当すると発表した。

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NY州知事が州内の繊維産業を支援する法案に署名

 キャシー・ホークル(Kathy Hochul)=ニューヨーク州知事は14日、州の繊維製造業を支援する法案に署名した。

 ニューヨーク繊維法(New York Textile Act)と名付けられた同法案は、麻などの植物繊維や羊、山羊、アルパカといった動物繊維を生産する農家と繊維メーカーを結びつけることを支援する。具体的には、ニューヨーク州内で主に栽培・生産された動植物繊維製品や動植物繊維から作られた繊維製品を購入するための任意の購入枠を公的機関に対して設定することが可能となるほか、マーケティング支援や経済貢献と雇用機会の増加、州内で生産・加工されたアパレルなどに使用される天然繊維に対する投資の増加や輸出機会の拡大を図るという。さらに、州内で主に栽培・生産された動植物繊維製品や動植物繊維から作られた繊維製品に対して多大な努力が認められる農家や繊維加工業者、繊維メーカー、小売業者を表彰するプログラムも創設する。

 ホークル知事は「ニューヨークで生産・製造された繊維製品への強力な投資を行い、州内の繊維産業が強力かつ革新的であり続けるよう支援する」とコメントした。なお、ニューヨーク州には900社以上のファッション関連企業の本社がある。9月に開催されたニューヨーク・ファッション・ウイーク期間中にホークル知事は、ニューヨーク州産のテキスタイルの活用を促進し、ファッション業界の中小企業に助成金を交付する団体であるファッションイノベーションセンターに州として1000万ドル(約14億8000万円)を充当すると発表した。

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「フェンディ」がフォルカフェとのコラボカフェを原宿に期間限定オープン

 「フェンディ(FENDI)」は、フォルスタイルが運営するフォルカフェ(forucafe)とパートナーシップを締結し、東京・原宿のアイスバーグ1階に「フェンディ カフェ バイ フォル(FENDI CAFFE by foru)」を11月4〜23日にオープンする。

 期間中は、フォルカフェ原宿店の通常メニューだけでなく、25周年を迎えた“バゲット(Baguette)”バッグのイラストやロゴを施した特別メニューやテイクアウトメニューを用意する。なお同カフェのオープンにあたり、フォルカフェ原宿店は10月28日〜11月3日にリニューアル工事のため一時休業する。

■フェンディ カフェ バイ フォル
期間:11月4~23日
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-18 THE ICEBERG 1階
営業時間:10:00~20:00
フードラストオーダー19:00、ドリンクラストオーダー19:30

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「シュプリーム」と協業したサラ・ラビンが初の個展 パソコンで制作したエアブラシ作品28点

 アーティストのサラ・ラビン(Sara Rabin)は、自身初となる個展「ピエロ(Piero)」を10月22日までショップ兼ギャラリーのソルト&ペッパー(SALT AND PEPPER)で開催中だ。

 ラビンは1992年生まれ。ニューヨークを拠点に活動していて、ドローイングやデジタルエアブラジを使ったイラストレーションを制作している。鮮やかなカラーパレットとフューチャリスティックな世界観が特徴で、2020年に「シュプリーム(SUPREME)」のプリントシャツを手掛けたほか、「ヘブン バイ マークジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS)」「サンディー リアング(SANDY LIANG)」「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」などともコラボレーションしている。

 個展では、2019〜22年に手掛けた28点のデジタルエアブラシ作品が並ぶ。パソコンで制作したアートピースは自然やSFに影響を受けているほか、自身が収集している1980年代のビューティキャンペーンに着想を得ている。なかでも日本人アーティストの作品に影響を受けたものが多いという。

 今回の作品について、ラビンは次のようにコメントしている。「デジタル作品に興味を持ったのは小学校のとき。クリックだけでイメージを創ったり、消したりできるソフトウェアがもたらす永遠の可能性に魅了された。デジタルアートはその深みを学べば学ぶほど、クリエイティブでパワフルな気持ちをもたらしてくれる。何度でも失敗を繰り返すことができるデジタルでのモノづくりには、なぜだか乱暴で大胆な気概を感じる」。

■ピエロ
会期:10月22日まで
場所:SALT AND PEPPER
住所:渋谷区恵比寿西2-5-2今村ビル3F
時間:12〜19時(平日)、11〜18時(土、祝日)
定休日:日、月

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アン・ハサウェイが颯爽と着こなす「ヴェルサーチェ」のピンク×千鳥格子

 俳優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が、ロサンゼルスで行われた映画「アルマゲドン・タイム(ARMAGEDDON TIME)」の試写会に向かう際、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のブレザーとミニスカートを着用した。

 共に2022年秋冬の新作で、ピンク×大柄の千鳥格子の組み合わせがインパクト大だ。ハサウェイは、それに負けない大きめのキャットアイタイプのサングラスを合わせた。またバッグもサングラス同様に黒とし、“主張する服と、それを支える小物”として全体のバランスを図った。

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自分だけの香りを楽しめる“ブルガリ アレーグラ”コレクションが、伊勢丹新宿店”サロン ド パルファン”に登場

 「ブルガリ(BVLGARI)」の“ブルガリ アレーグラ”コレクションは、イタリアのライフスタイルを象徴する香りのコレクションで、核となるのは7種類のオードパルファムと6種類のマグニファイング エッセンス。“マグニファイ フォー モア エモーション(感情の最大化)”をテーマに、地中海の風景やドルチェ、アペリティーボといったイタリアの輝きを閉じ込めたオードパルファムを選んでマグニファイング エッセンスをブレンドすることで、自分だけのシグニチャーな香りを作ることができる。その組みあわせは無限大で、パーソナライズフレグランスを体験する喜びがマグニファイ(最大化)されるコレクションだ。

 「ブルガリ」ならではのジュエルカラーのボトルも魅力。オードパルファム2種類とマグニファイング エッセンス1種類が今年新たに加わった。“スペッタ コローレ”は、イタリアで開催される光の祭典のカラフルなスペクタクルを表現したアンバー調の明るく華やかな香りだ。2つ目のオードパルファムは、“バチアーミ”。イタリア語で“キスして”を意味するフレグランスは恋に落ちる瞬間をフローラル・アンバー調の香りで表現している。マグニファイング エッセンスは「ブルガリ」らしさを象徴する“マグニファイング ミルラ”。ぜいたくなホワイト・アンバー調の香りで、ミステリアスで魅惑的な印象をプラスする。このマグニファイング エッセンスは、全てのオードパルファムと気分に合わせてシームレスにブレンドできる。

 税込価格は、オードパルファムが2万9700円(各100ml)、マグニファイング オードパルファムが2万3760円(各40ml)。5種類のオードパルファムが入ったディスカバリーキット(各10ml)が2万2220円。

 伊勢丹新宿本店で10月19〜24日(最終日18時終了)に開催される“サロン ド パルファン”で、「ブルガリ」のブースで香りを体験すると、“アレーグラ”のサンプルを毎日先着50人に提供(1人一点限り)。その他、購入すると特典のプレゼントがある(19日は入場規制あり)。

問い合わせ先
ブルガリ/ブルガリ パルファン事業部
03-6380-5706

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バロック22年3〜8月期は1億6400万円の最終赤字 中国事業がロックダウンで減収

 バロックジャパンリミテッドの2022年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比1.6%増の269億円、営業利益が同40.1%増の7億4100万円、純損益が1億6400万円の赤字(前年同期は2億9900万円の黒字)だった。正価販売の強化などが実り、国内事業は増収増益。一方、中国事業はロックダウン(3月下旬〜5月下旬)の影響で店舗休業を強いられ、売り上げが大きく減少した。

 「非常に残念な決算になった」。村井博之社長は18日に行われた決算会見でそう切り出した。現地法人バロックチャイナ(靴小売りのベル・インターナショナルとの合弁企業)が運営する中国事業は、3〜8月の売上高(卸売とロイヤリティの合計)が前年同期比30.7%減だった。「当社は10年以上前から、他社に先駆けて中国に新たな市場を求めて進出してきた。それが裏目に出てしまった」。同国でのEC売り上げは同8.6%増と伸長したが、実店舗の落ち込みをカバーしきれなかった。

 バロックの商品において、中国製は全体の6割強を占める。納期遅延は国内ビジネスにも影響が出た。「アズールバイマウジー(AZUL BY MOUSSY)」などを中心とするショッピングセンター販路の売上高は前年同期比微増の123億円、「マウジー(MOUSSY)」などのファッションビル販路は前年同期比9.2%増の80億円。「商品の投入時期が計画からずれてしまい、思ったよりも数字がとれなかった。適正な仕入れ量で売り切り、きちんと利益を残す。このビジネスモデルは一定の結果を残せた。だがこれからが勝負というときに、出鼻をくじかれてしまった」と悔やんだ。

 23年2月期の通期連結業績は、売上高が前期比7.2%増の633億円、営業利益が同17.9%増の32億円、純利益が同20.6%増の17億円の予想値を据え置いた。下期(9月〜23年2月)は中国でのECチャネル強化に注力している。6月にスタートしたウィーチャットのミニプログラムでのライブコマースやオンライン販売、スタッフコーディネート紹介などを通じ、客との接点を拡大、新規客獲得とリピート率向上につなげる。ロックダウンなど予測不能な状況にも対処できる柔軟なサプライチェーンの構築も進める。これらの施策により、「(中国事業の業績は)予定通りの着地を目指したい」とする。

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古着「デザートスノー」が商業施設に出店攻勢 東京・池袋のサンシャインシティと福岡パルコにオープン

 古着店のデザートスノーが商業施設への出店を加速させている。9月16日に愛知・名古屋のショッピングセンター、モゾ ワンダーシティ内に東海エリア初の店舗をオープンしたばかりだが、10月29日に東京・池袋のサンシャインシティの専門店街アルパ(地下1階、売り場面積約100㎡)に、12月10日に福岡パルコ(本館6階、同約170㎡)に新店舗をオープンする。なお福岡パルコ店は、デザートスノーにとって九州初の店舗となる。

 デザートスノーはルミネエスト新宿、ルクア大阪、イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)と商業施設内に店舗を持ち、そのほか東京・下北沢に6店舗、町田に1店舗、福島・郡山に1店舗を運営する。

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パタゴニアが自社古着を原料に循環Tシャツ製造へ 日本独自スキーム確立

 パタゴニア(PATAGONIA)は7月、無限にリサイクル可能な繊維“インフィナ(Infinna)”を用いたTシャツを発売した。“インフィナ”はフィンランドのスタートアップ企業インフィニテッドファイバー(INFINITED FIBER)がコットンなどのセルロース系繊維の使用済み繊維を原料に再生した新しいリサイクル繊維で、柔らかく丈夫で肌触りはコットンの風合いを持つ。

 日本支社はインフィナを用いた製品発売に合わせて独自の回収スキームを確立した。店頭で回収した使い古したコットンなどのセルロース繊維の衣料を集めて、インフィニテッドファイバーに送り、新たなパタゴニア製品の原料として活用するというもの。不要になった社製品を回収して自社サプライチェーンに戻す新しい試みでもある。日本支社の責任者である篠健司環境社会部ブランド・レスポンシビリティ・マネージャーに聞く。

WWD:コットン古着から新たにセルロース繊維を作る技術を持つインフィニテッドファイバーと複数年契約を結んだ。その目的は?

篠健司環境社会部ブランド・レスポンシビリティ・マネージャー(以下、篠):パタゴニアもインフィニテッドファイバーも循環性を追求している。アパレル産業の大部分が「テイク・メイク・ウェイスト(取って、作って、捨てる)」というモデルに基づいていて、不要となった衣類がどうなるかについては責任を負っていない。世界中で廃棄される繊維は毎年60%ずつ増加し、2030年には年間1億4800万トンに上ると予測されている。素材自体がリサイクル繊維だったとしても、回収されて再利用される繊維はわずかしかない。インフィニテッドファイバーはポストコンシューマー(使い古された)コットンなどのセルロース繊維を素材に戻すことができる技術を持っている。同社は現在、工場を新設しておりパイロットレベルから商業レベルになる。今後、パタゴニアでは“インフィナ”を用いた製品が増える予定だ。

WWD:コットン(セルロース系繊維)古着から新しい繊維を作る技術を持つ企業は他にもあるが、なぜインフィニテッドファイバーだったのか?

:ビスコースの生産に使われる有毒な二硫化炭素の代わりに、動物飼料グレードの尿素を使用しているので、有機溶媒は必要ない。また、再生する際にパウダーにまで戻すので、(コットン古着を原料にセルロース繊維を作ると短繊維になり強度に問題がある場合が多い)100%“インフィナ”で衣類を作ることも可能だ。セルロース系廃棄物から柔らかく丈夫で肌触りもコットンに近い繊維ができる。

WWD:当面の日本の回収目標は300kgだとか。パートナー企業やスキームについて教えてほしい。

:豊田通商が自社ネットワークとリサイクル事業基盤を生かし、子会社であるナカノが分別した繊維をインフィニテッドファイバーに輸出する。豊田通商は長年パタゴニアのサプライヤーでもあり、当社の循環型の仕組みを理解していただいている。ナカノは故繊維をリサイクルした再生繊維原料やウエス、軍手の製造販売、良質の中古衣料を海外に輸出することを通じて日本の繊維循環を支えている企業。“インフィナ”の原料になるのはコットン90%以上の製品でその分別を担当する。

WWD:移動の環境負荷を考慮した場合、理想は日本に再生工場があることだが、今はない。日本から本国を経由せずに直接送ることは、無駄が少なく効率がいい。同じような取り組みをする場合、本国経由で物事を進めていく企業が多いのが現状だ。

:トータルのプロセス自体をシンプルにすることが重要だと考えた。インフィニテッドファイバーとは、米国の担当者につないでもらいつつ、直接交渉してプログラムを作った。どのような条件の古着が適しているか、ミニマムの量、送る頻度などを検討して300kgを割り出した。国によって使える技術やパートナー、そして法律も異なる。移動に伴う環境負荷を考慮して、各国が適切なスキームを作ることが重要だ。

WWD:繊維のリサイクルについてパタゴニアが今重視していることは?

:販売した自社製品を自社のサプライチェーンに戻すスキームをどう作るか、だ。自分たちが生産した製品を引き取りリサイクルするだけではなく、回収したものを自分たちが使うモデルがないと循環性を追求したとは言えないのではないか。

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「モロッカンオイル」がジャパン アンバサダーにガールズユニオン FAKYのHinaを起用

 アルガンオイル配合のヘアケアを展開する「モロッカンオイル(MOROCCANOIL)」は、ガールズユニオン FAKY(フェイキー)のHinaを「モロッカンオイル ジャパン アンバサダー」に起用する。同ブランドがジャパン アンバサダーを起用するのは初めて。なお、主力製品である“モロッカンオイル トリートメント”が全米NO.1ヘアケアオイル(NDP グループ/U.S.プレステージビューティ―トータル・メジャード・マーケット(TMM)、ヘアケアプロダクトセールス、年間 2021)になったことを記念して、「IF YOU KNOW YOU NOUW」をコンセプトにしたグローバルキャンペーンを10月21日から開始する。“モロッカンオイル トリートメント”のパッケージにキャンペーンコンセプトを施した限定デザインボトルを、通常より25%増量サイズ(価格は通常の100mLと同じ、税込4950円)で展開する。

 Hinaはジャパン アンバサダー就任にあたり、「髪の毛は自分にとって大切なアイコンで、5年ほど計画的にきれいな長髪をキープできるように伸ばしてきた。洋服もメイクも髪型を主に決めることが多いほど、私にとって髪の毛は大切な自分の一部。少し癖毛だが、“モロッカンオイル トリートメント”を使うと翌日も髪がまとまりやすくブラッシングするだけで艶が出る。撮影などで1日に何度も熱を通してヘアチェンジをすることも多い髪の毛を守ってくれているように感じる」とコメント。日々のヘアケアを楽しみながら、「モロッカンオイル」の素晴らしさをシェアしていくという。
 
 「モロッカンオイル」は、世界70カ国以上のヘアサロンや小売店、オンラインストアで展開するヘアケアおよびボディーケアブランド。地中海にインスピレーションを受け、ターコイズブルーのパッケージとエキゾチックな香りが特徴だ。

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「ヴィーロン」が共同設立者兼デザイナーのエイサップ・バリを追放

 アメリカのストリートブランド「ヴィーロン(VLONE)」が、共同設立者兼デザイナーのエイサップ・バリ(A$AP Bari)ことジャバリ・シェルトン(Jabari Shelton)を追放したことを明らかにした。

 ブランドは公式インスタグラムで、「私たちは、ジャバリと彼のいかなる理不尽な行動には一切加担しない。彼には、“ミスター・ヴィーロン”を名乗る資格も、『ヴィーロン』のブランドやライセンスを使用する権限もない」とコメント。理由については明言していないが、“White Lives Matter”と書かれたTシャツを制作するなど、ここ最近の行動と言動が物議を醸しているカニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)を、バリが支持する姿勢を見せていたことが原因の一つだと思われる。なおバリは現在、7月に起こした自動車事故で被害者から多額の損害賠償を請求されており、事故の数日後にカニエから新車の「メルセデス・マイバッハ」をプレゼントされている。

 ブランド追放の発表後、バリは1週間近く無言を貫いていたが、現地時間10月18日に自身の公式インスタグラムを「Singing off vlone」(Signing offのスペルミスと思われる)と更新。「ヴィーロン」との関係を絶つことを改めて発表した。

 「ヴィーロン」は、2011年に設立。当初は、バリも所属するヒップホップクルーのエイサップ・モブ(A$AP Mob)のメンバーのためにアイテムを制作していたが、エディソン・チャン(Edison Chen)「クロット(CLOT)」デザイナーの手助けもあり、14年から本格始動。16年に20足限定で発売した「ナイキ(NIKE)」とのコラボ“エア フォース 1(AIR FORCE 1)”は1000万円近い価格で転売され、17年6月にはパリコレ期間中に初のショー形式でコレクションを発表するなど、人気を博していた。しかし同年、バリの性的暴行容疑で「ナイキ」との契約が解除されたことを例に、「ヴィーロン」はたびたび問題を抱えていた。

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「アー・ペー・セー」が仏ファッション誌とコラボ 2色展開のジーンズを発売

 「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は10月17日、フランスのファッション誌「エチケット(L’ETIQUETTE)」と協業したジーンズを発売した。ホワイトとロウデニムの2色展開で、価格は各3万5200円(税込)。

 「アー・ペー・セー」は「エチケット」とのコラボについて、「彼らのモードへの観察眼にシンパシーを感じている。また、『アー・ペー・セー』のアイデンティティーであるジーンズに対して、非常に緻密なこだわりを持っている。われわれは“良いジーンズとは?”と考え、結果として、ストレートシルエットでややハイウエストなバランスにたどり着いた」と話す。

 「アー・ペー・セー」は10月17~11月2日の期間を「アー・ペー・セー デニム フォーカス」と題し、各種イベントを行う。内容は、購入したジーンズにイニシャルを無料で刺しゅうしたり、スペシャルステッカーをプレゼントしたりするものだ。

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「フォーエバー21」再上陸は成功するか:記者談話室vol.51

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第51回は「『フォーエバー21』再上陸は成功するのか」です。ファストファッションとして一世を風靡しながら業績不振に陥って2019年に日本から撤退した「フォーエバー21」が、来年春、日本に再び上陸します。大手SPAアパレル、アダリストリアと組んだ再挑戦はうまくいくのでしょうか。ざっくばらんに話し合いました。

 今回の「記者談話室」は、10月13日にユーチューブでライブ配信しています。その音声をお届けします。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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