英音楽レーベル主宰のスティーブン・ジュリアン 音楽とファッションをつなげるクリエイティブ秘話

 ロンドン拠点の音楽レーベル「エープロン・レコーズ(Apron Records)」の中心人物、スティーブン・ジュリアン(Steven Julien)が来日した。ジュリアンは、ファンキンイーブン (FunkinEven)の名義でアーティストとしても活動しており、宇多田ヒカルの共同プロデューサーとしても知られるフローティング・ポインツ(Floating Points)が主宰するレーベル「エグロ・レコーズ(Eglo Records)」から過去に作品を発表。ヒップホップをルーツに持ち、ひとつのジャンルに縛られないエレクトロニックサウンドを得意とし、着々とファンを獲得してきた。最近では、「ロエベ(LOEWE)」2022年秋冬コレクションのティーザームービーで楽曲が使用され、「ナイキ(NIKE)」と「パタ(PATTA)」によるキャンペーンではオリジナル曲を提供している。

 音楽のみならず、彼が手掛ける「エープロン・レコーズ」のマーチャンダイズは、公式サイトにアップされると即完するアイテムがあるほど人気を博している。昨年には、「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」所属のプロスケーターであるルシアン・クラーク(Lucien Clarke)と、また今年には刺しゅうを展開する葵産業ともコラボレーションした。日本でも知名度をじわじわと広げており、今年10月には同レーベルのポップアップショップを渋谷パルコに期間限定でオープン。同時にジャパンツアーも敢行し、ジュリアンを筆頭に、ベネデク(Benedek)やジェイエムエス・コーサー(JMS Khosah)などのクルーは東京、大阪、福岡、沖縄にて公演を行った。

 ロンドンに戻ってからは、「シーイー(C.E)」とも親交の深い、ニューヨークのダンスミュージックレーベル「ライズ・レコーズ(L.I.E.S Records)」とイベントを共催している。

 日本を訪れたジュリアンに自身の音楽活動の軌跡からレーベルの今後の展望についてまで話を聞いた。

――まずは、音楽をスタートさせたきっかけを教えてください。

スティーブン・ジュリアン(以下、ジュリアン):子どものときに、ヒップホップのダンスクルーに所属していて、同じ仲間たちとラップクルーを結成したんだ。彼らは演奏することに興味があったけど、俺はトラック制作をしたいと思っていた。それで、ドラムマシーンやシンセサイザーを使って曲作りをするようになったよ。

――ということは、音楽的ルーツはヒップホップですか?

ジュリアン:初恋はそうだね。好きなアーティストはたくさんいる、例えばウータン・クラン(Wu-Tang Clan)かな。だからファッションもヒップホップのスタイル。今日しているネックレスは、ウータン・クランが実際にしていたものを手掛けたマンハッタンのトミー・ジュエルズ(Tommy Jewels)にオーダーしたんだ。

――そこから聴く音楽は変化していきましたか?

ジュリアン:そうだね。後々いろんなジャンルを聴いたことで、作る音楽のテイストもミックス感のあるものになっていった。今はエレクトロニックミュージックをやっているけど、ヒップホップのDIY精神を大切にしているよ。ヒップホップのサンプリングカルチャーと同じ感覚で、俺の作る音楽には、ソウルやジャズのエッセンスを自由に取り込んでいる。それは、俺のレーベル「エープロン・レコーズ」にも言えることだね。

――ジャンルに縛られないのが、あなたのレーベルの魅力ですよね。

ジュリアン:エレクトロニックミュージックのくくりだけど、これっていうタグはつけられないから、ジャンルを聞かれたら、“エープロン”って答えているね。今回のイベントに来ていた女の子たちが「普段はテクノもハウスも聴かないけど、今日のイベントは超クールだった」って言ってくれて。うれしかったけど、俺たちの音楽はテクノでもハウスでもないと思っているから、今日のイベントは“エープロン”だよって返答したよね(笑)。

音楽にも通じる「誠実さ」

――レーベルのコンセプトはありますか?

ジュリアン:スローガンは「Honest(誠実、正直であること)」。自分自身に正直であることとも言えるね。その基準は人それぞれだから、個性を賛美したいという点にもつながっていく。リリースしているアーティストは、みんな俺と似たようなものに興味や関心を寄せている仲間なんだ。音楽面で言うとしたら、アナログの機材にこだわっていることかな。

――「エープロン・レコーズ」は、あなたにとってどんな存在として捉えていますか?

ジュリアン:うーん、なんだろうね。俺自身だけど、それより大きなもので、自分がいなくなっても残ってほしいし、続いていってほしい。

――今回の来日では、渋谷パルコでポップアップショップを行いましたね。これはどんな経緯で企画したのでしょうか?

ジュリアン:日本限定のグッズを作りたいと思ったのが、最初のアイデアだよ。もともと葵産業とのコラボレーションは決まっていて、刺しゅうのフーディーを作ったり、限定のTシャツをデザインしたりしたよ。今回有名な商業施設でやることになったけど、それはどうでもいいこと。なんだろうな、偶然そうなったって感じかな。「エープロン」は、いつも流れに身を任せているんだ。あえて、そんなに計画しすぎないようにしている。風向きはいつも変わるから。

――マーチャンダイズのデザインはどのように手掛けているのですか?

ジュリアン:ほとんど俺のアイデアが中心だね。1990年代がベースになっているけど、未来的な感じ。アールデコの要素をミックスしたこともあるよ。今回の日本限定のTシャツは、50年代のマリファナの広告からインスピレーションを受けているんだ。ロゴは40〜50年代のデトロイトにあったクラシックカーの工場のフォントがイメージ。例えば、キャデラックとか。最近は、マーチャンダイズ部門を担当するメンバーが加わったから、ウェブサイトが立派になったし、メーリングリストも始めて、買いたい人がサインアップしたら購入できるような仕組みにしたんだ。「エープロン」のメインロゴは、ボイラー・ルーム(BOILER ROOM)とNTSレディオ(NTS Radio)のロゴをデザインした、アダム・ティックル(Adam Tickle)に依頼したよ。

――コラボレーションも精力的に行っていますね。ルシアン・クラークとタッグを組むことになったのはどのようにして?

ジュリアン:彼とは15年くらい前から友だちなんだ。パンデミック中にもっと仲良くなって、一緒にマーチャンダイズをつくることにしたよ。ロンドンのブランドやカルチャーに携わっている人はみんなどこかでつながっているんだ。

――「ロエベ」のキャンペーンでは、あなたの曲「Begins」が使用されましたね。

ジュリアン:キャンペーンのディレクターが、NTSで毎月やっている俺のラジオショーを聞いて連絡をくれたんだ。とある回で最初に流していた曲を使えないかと依頼があって、3カ月のライセンス契約を交わすことになった。今回のポップアップを行ったパルコの1階に「ロエベ」が入っていたのも、なんだか不思議な縁を感じたよ。「ナイキ」と「パタ」のキャンペーンでは、オリジナルの曲を作ったんだ。それがきっかけでキャンペーンやCMに俺の曲が使われる機会が増えた気がするね。

――そういったオファーが来たときは、どんな気持ちでしたか?

ジュリアン:キャペーンやCMにもっと使ってほしいと思っていたから純粋にうれしかったよ。そういう活動の方が、DJをするより今はやりたいことなんだ。とはいえ、今回の日本のショーはかなり楽しかった。実は過去に東京でDJをやったことがあるんだけど、あんまり観客とのつながりを感じられなかったんだ。けど、今回はロンドンにいるみたいな一体感があって、ショーはこうあるべきだ!と思ったね。

――では、最後に今後のリリースを教えてください。

ジュリアン:2つリリースがあるかな。1つは今年中にEPが出る予定、あとは来年にアルバムも出すつもり。今までで一番いい出来だと思っているよ。あと2024年にビッグなコラボレーションが決まっている。なんたって、2024年はレーベルの10周年アニバーサリーだからね。大々的なパーティーを予定しているよ!

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アームウォーマーを制する者は冬のスタイルを制す! 国内ブランドに学ぶアレンジ術【2022年秋冬トレンド】

 ひじから先を覆う“アームウォーマー”が、この冬の人気小物に浮上してきました。支持を集める理由は、“保温性”はもちろん、“レディーライク”や“腕の細見え”がかなうから。かさばって見えがちな冬のルックに変化をもたらすアイキャッチーな役割としても、申し分ありません。

 差し色に使いやすいところもメリットの一つ。異素材を取り入れれば、印象に奥行きを出せます。手袋と違って指を覆わないので、携帯の操作にも便利。着こなしのレイヤードに重宝したいアイテムです。

 「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」は、スリーブレスのコートにクラシックな柄のアームウォーマーを添えて、インパクトを生みました。アームウォーマーの他に、手袋やロンググローブを活用するスタイリングも提案しています。今回は、国内ブランドの2022-23年秋冬コレクションから、参考にしたいコーディネートをピックアップしてみました。

二の腕を“チラ魅せ”でヘルシー&セクシーに

 

 冬は服に覆われる面積が増えるので、もっさりした雰囲気に見えがち。でも、アームウォーマーで二の腕ゾーンだけ素肌見せすれば、重たく見えません。腕のぬくもりはキープしつつ、控えめながらヘルシーでセクシーな印象を与えられます。

 黒のチュールペプラムがドッキングされた、「ハイク(HYKE)」のネイビーのセットアップは、エレガントでシック。スリーブレスでコンパクトなシルエットですが、黒のアームウォーマーを着けて、肩口から二の腕にかけてだけを露出することで、ヌーディーな雰囲気を醸し出しました。足元はタイツとブーツでしっかり防寒。素肌を少しだけのぞかせることによって、冬でも抜け感のある着こなしが完成します。

 2枚目の写真「ペイエン(PEIEN)」は、レーシーな白のニットトップスと黒のセミフレアスカートのコンビネーションで、“白×黒”のクールなモノトーンスタイルに整えました。カットアウトやアシンメトリーな裾がリラクシングなムードのルーズトップスに、スーパーロングなアームウォーマーで、“ゆるずる”風のコーディネート。二の腕部分をさらして、腕を長く見せました。白い生地の隙間から素肌がのぞいて、クリーンな印象も強まっています。

ワンピースに異素材でレイヤードしてアクセント

 防寒よりもおしゃれ見えを重視したアームウォーマーも登場しています。ロンググローブへの転用も可能。アームウォーマーと手袋とのレイヤードといった、さまざまな活用パターンがあり、着こなしのバリエーションが広い点でもメリット大です。

 「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」のロンググローブは、トゲトゲした突起のディテールが目を引きます。日本の伝統工芸、有松絞りの職人が手仕事で加工しただけに、ひじから先にリュクスな雰囲気が宿っています。アートライクな柄ワンピースと合わせて、格上感を際立たせました。胸元と足首、指先をのぞかせて、冬のくるまれたイメージを遠ざけています。

 ロンググローブに別の手袋をレイヤードする“重ね付け”は、ひじから先にアクセントを加えるスタイリング。2枚目の写真「セイヴソン(SEIVSON)」は、右腕にニットグローブを重ねました。素材感やカラーが変わることで、左右のアシンメトリーが際立っています。ストレッチ素材とニットといった、異素材コンビネーションは、いっそう表情を深くしてくれそうです。

長袖にあえて重ねて動きを演出

 本来は脇役的な立場のアームウォーマーやロンググローブを、あえて主張するスタイリングも登場してきました。見た目の動きが出るだけでなく、腕の細さを印象付ける効果も期待できます。

 「レインメーカー(RAINMAKER)」のスーツルックは、ダブルブレストの前を開けて、気負わない着こなし。意外性を高めているのは、両腕のロンググローブ。あえてジャケットの上からかぶせて、つややかなレザーの質感を際立たせ、腕が細長く映る効果も発揮しています。色使いもブラックとパープル系とのツートーンでクールにまとめました。

 手袋や袖先をたるませると、無造作な雰囲気が出て、こなれた印象に整えられます。2枚目の写真「ニアーニッポン(NEAR.NIPPON)」は、長袖ワンピースの上にロンググローブを着用。しっかりかぶせた右腕とは対照的に、左腕は袖先をたるませて、ややルーズな見え具合に。あえてきちんと始末しないアレンジが、ワンピーススタイルに適度なエフォートレス気分を漂わせています。

 アームウォーマーは暖かさに加え、アイキャッチーさも印象付けやすいので、取り入れがいのある小物です。レイヤードコーデの一部として生かすのが、今までとは違うところ。ノースリーブや半袖、長袖どのタイプにも合わせられる点でも、魅力的なアイテムといえそう。冬のおしゃれを揺さぶるキーピースにうってつけなので、ぜひスタイリングに役立ててみてはいかが。

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ふるさと納税で「SK-II」「シュウ ウエムラ」「リファ」「シロ」などが手に入る 知っておきたいビューティアイテムが返礼品の自治体 

 ふるさと納税は、返礼品として豪華な食材や特産品などの注目が集まる一方で、ビューティアイテムを豊富に取りそろえている自治体が多いことはあまり知られていない。そこで、ふるさと納税の返礼品としてもらえるビューティアイテムの一例を紹介する。デパコスや美容機器、フレグランスなどがお得に手に入る機会を、ぜひ活用してみてほしい。

※記事内の情報は11月30日現在のものです
※ポータルサイトによっては取り扱いがないものもあります

ふるさと納税とは?

 ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる制度だ。寄付の手続きをすると、寄付金額から2000円を引いた金額分の所得税の還付や住民税の控除を受けることができる。そのために、確定申告かワンストップ特例制度に関する申請が必要となる。また、控除上限額は個人の年収や家族構成によって異なるため、各ポータルサイトでできる事前のシミュレーションがマストだ。

 さらに大きなメリットの一つが、寄付した自治体からお礼として返礼品がもらえること。全国の自治体ではその地にゆかりのある名産品などを用意しており、どれをもらうかも寄付者が自由に選択することが可能だ。控除額上限額内で寄付をすれば、実質2000円でさまざまな返礼品を手に入れることができる。そのため、返礼品の選択も寄付者にとっては重要なポイントだろう。毎年1〜12月に寄付した額が翌年の減税対象となる。

ふるさと納税の返礼品としてもらえるビューティアイテム

「シロ」のフレグランスやスキンケア、ヘアケアアイテム/北海道砂川市

もらえる返礼品の例

・“オードパルファンセット”(1万4000円以上の寄付でもらえる、以下同)
・“ファブリックソフナー 3つの香りセット(2万4000円)
・“サボン ヘアケアキット”(1万9000円)
・“サボン オードパルファン”(1万2000円)

 北海道砂川市では、「シロ(SHIRO)」のフレグランスやヘアケア、スキンケアアイテムを用意している。1万4000円以上の寄付でもらえる“オードパルファンセット”は、ブランドの人気オードパルファン“サボン”“ホワイトリリー”“ホワイトティー”の3種の香りを楽しめるセットだ。そのほか、柔軟剤のセット“ファブリックソフナー 3つの香りセット”や、ヘアオイルとヘアミストをセットにした“サボン ヘアケアキット”もある。

「シュウ ウエムラ」のクレンジングオイル/静岡県御殿場市

もらえる返礼品

・“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル(150ml)”(1万9000円)
・“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル(450ml)”(4万6000円)

 静岡県御殿場市では、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」の“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル”を150mLと450mLの2サイズでラインアップしている。同商品はスキンケア成分を75%配合したクレンジングオイルで、潤いのある洗い上がりが特徴。アットコスメ ザ ベスト コスメティクス アワードほか、ベストコスメ54冠を達成している。

「ランコム」のUV下地/静岡県御殿場市

もらえる返礼品

・“ランコム UV エクスペール トーン アップ ローズ”(2万4000円)

 静岡県御殿場市ではほかにも、「ランコム(LANCOME)」のUV下地“ランコム UV エクスペール トーン アップ ローズ”も用意している。SPF50+でPA++++というスペックで、UVをカットしながら素肌をトーンアップする同品。日本人の肌色にマッチするピンクを採用し、自然な血色感と透明感、ツヤを演出する。こちらは、2023年1月発送予定だ。

「SK-II」のスキンケアアイテム/滋賀県野洲市

もらえる返礼品の例

・“フェイシャル トリートメント エッセンス 75mL”(3万7000円)
・“フェイシャル トリートメント クレンジング ジェル(80g)"(2万1000円)

 琵琶湖の南岸に位置する滋賀県野洲市では、「SK-II」のスキンケアグッズを返礼品として用意している。同市内に工場がある縁で実現しているという。人気の高機能化粧水“フェイシャル トリートメント エッセンス”3サイズや美白美容液“ジェノプティクス ウルトオーラ エッセンス 50mL”のほか、アイクリームやCCクリームなど、普段のスキンケアに取り入れたいアイテムを幅広くラインアップしている。

「リファ」のアイロンやシャワーヘッド/愛知県名古屋市

もらえる返礼品の例

・“ファインバブル ワン”(6万4000円)
・“ビューテック ストレート アイロン”(7万4000円)
・“ビューテック フィンガー アイロン”(5万円)
・“ビューテック カール アイロン”(8万円)

 「リファ(REFA)」を手掛けるMTGの本社がある愛知県名古屋市では、「リファ」のアイロンやシャワーヘッドを返礼品として用意している。中でも注目が集まっている返礼品は、ウルトラファインバブルとマイクロバブルにより肌に負担をかけず優しく洗浄する“リファ ファインバブル ワン”と“ビューテック ストレート アイロン”。“ビューテック フィンガー アイロン”は、コンパクトなサイズ感により細部のヘアセットを可能にしたヘアアイロンだ。

「ラッシュ」のギフトセットやボディケア、ヘアケアアイテム/神奈川県愛川町

もらえる返礼品の例

・“ガーデンパーティ ギフトセット”(1万円)
・“四季の一服”(1万4000円)
・“オール ザ ベスト”(1万3000円)

 神奈川県愛川町では「ラッシュ(LUSH)」のギフトセットやシャワージェル、ヘアケアセットなどを用意する。ボディソープとボディケアアイテムをセットにした“ガーデンパーティ ギフトセット”や、四季に由来する原材料を使った入浴剤12個を集めた“四季の一服”など、日々のバスタイムを彩るアイテムがそろう。1万円から受け付けている。

「サイエンス」のシャワーヘッド/香川県小豆島町、大阪府阪南市

もらえる返礼品の例

・“ミラブルプラス”シャワーヘッドとオリーブオイル、ソープセット(13万7000円)/香川県小豆島町
・“ミラブルプラス”シャワーヘッドとオリーブソープ、ローションセット(13万7000円)/香川県小豆島町
・“ミラブルゼロ”シャワーヘッドとオーガニックタオルのセット(16万5000円)/大阪府阪南市

 「サイエンス(SCIENCE)」のシャワーヘッドを取り扱っている自治体もある。香川県小豆島町は、毛穴の奥まで届く気泡“ウルトラファインバブル”を生成し、洗浄効果を発揮する“ミラブルプラス”を、ソープやローションとセットで用意する。大阪府阪南市は“ミラブルプラス”の1.5倍の気泡を生成する“ミラブル ゼロ”を、タオルとセットでラインアップした。

「アスタリフト」のスキンケアグッズ/神奈川県南足柄市

もらえる返礼品の例

・“薬用シワ改善美容液(ザ セラム リンクルリペア夜用)”(1万5000円)
・“多機能美容液(ザ セラム マルチチューン)”(2万8000円)
・“D-UVクリア ホワイトソリューション30g”(1万5000円)
・“薬用シワ改善美容液(ザ セラム リンクルリペア朝用)”(1万5000円)

 神奈川県南足柄市では、富士フイルムのエイジングケアブランド「アスタリフト(ASTALIFT)」のスキンケアグッズを返礼品として取りそろえている。特に美容液のラインアップが豊富で“薬用シワ改善美容液(ザ セラム リンクルリペア夜用)”“多機能美容液(ザ セラム マルチチューン”“ D-UVクリア ホワイトソリューション”などに人気が集まっているようだ。寄付額も幅広いため、自身の控除額に合わせて選択できる。

「ドクター C ラボ」のスキンケアアイテム/神奈川県厚木市

〈もらえる返礼品の例〉

・“VC100エッセンスローションEX(150mL)”(2万円)
・“薬用アクアコラーゲンゲルスーパーモイスチャー EX(50g)”(1万6000円)
・“VC100ホットピールクレンジングゲルEX(150g)”(1万3000円)
・“薬用アクアコラーゲンゲル美白EX(50g)”(1万8000円)

 神奈川県厚木市では、返礼品として「ドクター C ラボ」のスキンケアアイテムを幅広く取り揃えている。寄付額は1万3000〜3万5000円以上と比較的低額で、エッセンスローションやホットピールクレンジングジェル、コラーゲンジェルなど、日々のケアに取り入れやすいアイテムをラインアップしている。

「スカルプD」/和歌山県かつらぎ町

〈もらえる返礼品の例〉

・“薬用スカルプシャンプー オイリー(脂性肌用)”(1万円)
・“スカルプD ボーテ シャンプー トリートメントパック (ボリュームセット)”(2万円)
・“スカルプD シャンプー パックコンディショナー 育毛トニック(ドライセット)”(3万円)

 和歌山県かつらぎ町では、町内に工場がある縁でアンファー“スカルプD”のシャンプーを返礼品として取りそろえている。ラインアップは肌の性質に合わせて選べる薬用シャンプーや、女性の頭皮環境に着目したシャンプーなどバリエーションも幅広い。

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TOKYO BASEのアクティブウエアブランドが恵比寿で初のポップアップ

 TOKYO BASEが手掛ける「エープラス トウキョウ(A+ TOKYO)」は12月1〜14日に初のポップアップストアを恵比寿アトレ4階に開く。主要素材であるジャージー素材を使用した限定アイテム3型も企画した。

 限定アイテムのフレアスカート(税込1万1000円)は軽量で履き心地が良く、オールシーズン着られる1枚という。カシュクールパーカ(1万5400円)は軽さと膨らみのあるストレッチ素材を使用し、カジュアルになりすぎないきれいめなシルエットを追求した。ワンピース(1万6500円)はセットアップを着ているような仕様で、紫外線カットなどの機能性も備える。そのほか、人気のダウンアウターを含めた2022-23年秋冬シーズンの新作を販売する。

 「エープラストウキョウ」は2021年秋にスタート。「東京の感性を基に最高の快適性と機能性を作り上げる」を掲げ、都市で暮らす人々に向けたアクティブウエアを展開する。公式オンラインストアとZOZOTOWNのほか、ルミネ新宿など4店舗で販売する。

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「ディースクエアード」2023年プレ・フォール・コレクション

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」が2023年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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「SHISEIDO」から新生“オイデルミン”が登場 化粧品で世界初となる新容器技術を採用

 資生堂は2023年3月1日、世界88の国と地域で展開するグローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」から、化粧液“オイデルミン エッセンスローション”(145mL、税込9680円/レフィル税込9130円)を発売する。同製品は、化粧品で世界初となる新容器技術「リキフォーム」を採用。発酵に着目した成分や日本産のユズから抽出したエキスなどを配合し「美しさを取り戻すための自己回復力」に対応する。旗艦店と百貨店約380店舗、同社公式ECなどで取り扱う。海外は中国を中心にアジアで順次発売する予定だ。

 同製品は、資生堂初の化粧品として1897年に誕生した“オイデルミン”をルーツに持つ。“オイデルミン”は、ギリシャ語で「良い肌」の意味を持ち、「資生堂の赤い水」として親しまれてきた。これまで、時代のニーズに合わせて処方改良やデザインを刷新。誕生100周年にあたる1997年には、フランスのアーティスト、セルジュ・ルタンス(Serge Lutens)がデザインした現行の“オイデルミン グローバル”が登場。国内では化粧品専門店や総合スーパー、ドラッグストアなどで取り扱う。なお、今年創業150周年を記念した限定ボトルの売り上げは、計画通りに推移している。

 今回、8代目となる“オイデルミン エッセンスローション”を発案した岡部義昭・資生堂 常務兼チーフブランドイノベーションオフィサーは「機能や効果、クセのあるテクスチャーにこだわった製品にすべく、5年前に研究員に依頼。担当した研究員が20代の(研究)時間を全て捧げた懇親の技術を搭載しており、“化粧水を超える化粧液”が誕生した」と話す。肌あたりの良いエッセンスローションが特徴で、角層に素早く浸透し、透明感と潤いのある肌へと導く。

 容器は、「サステナビリティに対し資生堂として“新しい解答”ができないか」を考え開発した、ボトル製造と中味液充填をワンステップで実現する技術を応用した新化粧品容器を採用した。本体容器は現行品のデザインを一部継承し、レフィルとともに高級感を演出するパッケージに仕上げた。

 資生堂は、4月からグローバルブランドの投資強化を行っている。その1つでもある「シセイドウ」は、「ブランド愛用者を増やすべく、ヒーロープロダクトと位置づける美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲ(以下、アルティミューン)”の露出を強化してきた」(松村美穂「シセイドウ」ブランドマネージャー)ことが奏功し、創業150周年を訴求した7月のメンバーシップブログラムでは、新規メンバーが前年比13%増、継続メンバーが前年から約4万5000人増加の50万人を突破した。「23年は、新“オイデルミン”の登場を機に今までにないチャレンジに踏み切る。年間で『シセイドウ』の既存化粧水の1.5倍となる過去最大の数量計画を見込む」と、「血流」に着目した美容液“アルティミューン”と、乳液とクリームの機能を兼ね備えたモイスチャーライザーシリーズと連動させた「美のめぐり」の3ステップとして訴求する。

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「G-SHOCK」の“時計じゃない”商品を扱う新プロジェクトから「POTR」とのコラボアイテムが登場

 カシオ計算機の「G-SHOCK」は、“時計じゃない”商品を扱うプロジェクト“G-SHOCK プロダクツ(G-SHOCK PRODUCTS)”の第2弾コレクションを発表した。現在、カシオ計算機の公式オンラインストア限定で取り扱い中だ。

 本コレクションは、10月の第1弾に続きミリタリーユニホームに着想したブルゾンとベストに加え、吉田カバンの新ブランド「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」とコラボレーションしたバッグとポーチの全4型をラインアップする。ブルゾンとベストは、どちらも耐久性が高くストレッチ性を兼ね備えたナイロン素材「コーデュラ(CORDURA)」や高機能中綿素材「3M シンサレート」を採用し、随所に「G-SHOCK」らしい八角形のデザインをあしらった。バッグは3WAY仕様で、フロントの半円型マルチポケットをはじめ計12個の「G-SHOCK」を収納できるスペースを設け、ポーチは付属のストラップでミニショルダーバッグとしても使用できるほか、カラビナでバッグに取り付けることができる。価格は、ブルゾンが税込5万2800円、ベストが同3万800円、バッグが同6万6000円、ポーチが同1万3200円だ。

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ベイクルーズのアイウエア専門店が渋谷パルコに出店 「グッチ」や「サンローラン」など約60ブランドを取り扱い

 ベイクルーズはこのほど、アイウエア専門のセレクトショップ「アイシンク ヒロブ(EYETHINK HIROB)」の新店舗を渋谷パルコ3階にオープンした。

 「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などのラグジュアリーから、「アヤメ(AYAME)」や「ブラン(BLANC)」などの日本ブランドまで、世界中からセレクトした約60ブランドを取り扱う。広報担当者は、「アイウエアをファッションの一部として楽しむ人を想像して仕入れている。デザイナーの想いを汲み取ること、ファッションとしての時代感も大切にしている」という。店内には、高度な検眼技術と豊富な光学知識を持ったスペシャリストが在籍する。

 オープンを記念して、ミュージシャンの長岡亮介とイラストレーターのソリマチアキラによるトートバッグ(2970円、税込)を販売する。また3万円以上購入した人にはノベルティとして、オリジナルトートバッグをプレゼントする。

 「アイシンク ヒロブ」は、2019年9月に第一号店を新宿の商業施設フラッグス(FLAGS)にオープンした。国内外の眼鏡ブランドのディレクションを長年手掛けている三島正氏がコンセプターを務める。

■EYETHINK 渋谷PARCO店
オープン日:11月18日
時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 3F

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トラブル続きの「バレンシアガ」 炎上したホリデーキャンペーンのセット制作会社を提訴

 バレンシアガ(BALENCIAGA)は2023年春夏シーズンのキャンペーンビジュアルの撮影のために制作したセットの一部に児童ポルノに関する裁判資料が使用されたことが多大な損害を受けたとして、製作会社のノース シックス インク(NORTH SIX INC.)およびニューヨークを拠点に活動するセットデザイナーのニコラ・デ・ジャルダン(Nicholas Des Jardins)などを相手取り、2500万ドル(約34億5000万円)以上の損害賠償を求めて提訴した。米「WWD」はノース シックス インクらにコメントを求めたが、ノース シックス インクはコメントを拒絶し、ジャルダンらからは期限までに回答を得られなかった。

 同キャンペーンビジュアルは、マンハッタンの高層ビルのオフィスを模したセットで撮影。散乱した書類の上に「バレンシアガ」と「アディダス(ADIDAS)」がコラボレーションした“アワーグラス”バッグが置かれていたが、書類の一部に児童ポルノを広告、宣伝、または提示することを犯罪とする「2003年児童保護法」の条項を支持した、「合衆国対ウィリアムズ」連邦最高裁判決を強調する文書が使用されていたという。

 バレンシアガは、公式インスタグラムで「撮影で使用された小道具はすべて(バレンシアガ以外の)第三者が準備し、小道具の書類はフェイクであることを書面で確認していた。結果としてそれらは実在する法的文書で、テレビドラマの撮影から流用したものだった。これらの書類が(バレンシアガの撮影で)使用されたことは怠慢の結果であることから、バレンシアガは訴訟を提起した。当社も監視・管理不足の責任を取る」とコメントしている。

 バレンシアガは、ホリデーキャンペーンのビジュアルに首輪や手首の拘束具といったボンデージギアを着けたテディベア型のハンドバッグを持った幼児を登場させたことでも批判を受けている。立て続けに起きたキャンペーンビジュアルに関するトラブルを受け、「バレンシアガ」は制作プロセスや検証スキームの見直しおよび強化、児童保護に特化した団体と協力して児童虐待の撲滅を目指すための土台作りを行うことなどを公式インスタグラムで明らかにしている。

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「アメリカンラグシー」が日本1号店があった新宿フラッグスに再出店 2018年の退店以来4年ぶり

 米ロサンゼルス発のライフスタイルショップ「アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE以下、ラグシー)」は12月1日、新宿駅直結の商業施設、新宿フラッグスのリニューアルに合わせて2階にショップをオープンする。「ラグシー」は同館が1998年に開業する際、サザビーリーグと本国とのジョイントベンチャーで日本1号店を2階にオープンしていた。その店舗が2018年に閉まって以来、4年ぶりの再出店となる。

 「ここ(新宿フラッグス)は日本1号店を出した場所。気持ちはいつもここにあったので離れていたなんて意識はなく、コロナでちょっと休んでいたぐらい」と、来日したマーク・ワーツ(Mark Werts)創業者兼CEOも茶目っ気たっぷりに語る。サザビーリーグとの契約終了に伴い、18年に国内全店を閉鎖。その後、19年に伊藤忠商事が本国とマスターライセンス契約を結び、日本で「ラグシー」を展開している。

 当初はインポーターのコロネットがサブライセンシーとなっていたが、20年にOEM・ODM生産のレオン・インターナショナルの小売子会社、カリテスにサブライセンシーが切り替わった。カリテスが運営する形で21年4月に原宿・キャットストリート沿いに出店しており、現在の国内実店舗は原宿と新宿フラッグスの2店で、ほかは自社ECやZOZOTOWNなど。

 フラッグスの新店は総面積約152平方メートル。商品はウィメンズ、メンズ半々で、4割が買い付け、4割がオリジナル、2割が古着という構成。買い付けは「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「スタジオ ニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」「アンユーズド(UNUSED)」など。「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」「ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア(YOUNG & OLSEN THE DRYGOODS STORE)」などとは別注アイテムも企画している。

 古着はロサンゼルスの「ラグシー」から仕入れており、スエットやジーンズ、アウトドアブランドのフリースアウターなど。また、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「セリーヌ(CELINE)」などデザイナーズビンテージのバッグやジュエリーもそろえる。価格はオリジナルのグラデーションカラーのセーターが1万3200円(税込)、古着のスエットが1万2100円。

 「ロサンゼルスの店舗もコロナ禍で5カ月ほど休業を余儀なくされた。しかし、本国ではNFTやカフェ、多数のブランドとのコラボレーションなど、さまざまな事業を行っており、1年後にはもっと面白くなる。海外は中国は一旦撤退したが、ドバイに(現地企業との協業で)3店を構えており、クウェートやサウジアラビアへの出店も話を進めているところ」とワーツCEOは話を続ける。現在も店頭に立つことは多いといい、「やっぱり人と話すことが好きだし、自分自身もボトムは店頭で試着して買いたい。でも、TシャツならECで買える。そんなふうに、実店舗とECの両方をバランスよく運営していくことが重要になっている」と語る。

 日本国内は「契約当初は年間5店前後の出店を予定していたが、コロナで止まっていた。商業施設からは多数の引き合いがあり、改装の多い24年ごろからしっかり出店していく」とカリテス担当者。

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H&M、インディテックス、ステラ、ケリングが共同声明 森林保全に配慮した素材調達目指す

 H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ以下、H&M)とインディテックス(INDITEX)、ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)、ケリング(KERING)はこのほど、エジプト・シャルムエルシェイクで開催された国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)で、50万トン以上の低炭素繊維を購入することを共同で発表した。

 カナダの環境保全NGO「キャノピー(CANOPY)」が指揮を執るこの取り組みでは、木材の代わりに廃棄衣料や農業残渣を原料に用いた次世代素材の開発に向け、集まった資金を元にインフラ設備などを進める。「キャノピー」の試算ではこれにより、従来の生産工程と比較して工場が稼働する地域の220万トンの温室効果ガス排出削減に貢献するという。

 同団体は、木材を原料とするセルロース繊維などが森林伐採につながっていることから、持続可能な原料調達を啓蒙してきた。パートナーブランドは、消滅の危機にある森林からの原料調達を避け、FSC認証取得済みの原料調達などに取り組む。

 H&Mグループのマデリン・エリクソン(Madelene Ericsson)環境サステナビリティ・ビジネス・エクスパートは、「革新的な低炭素素材は、環境負荷を減らし、森林を保全するために欠かせない選択肢だ。2030年までに全ての素材をリサイクル素材か、持続可能な方法で調達することを目指す私たちにとって、『キャノピー』との協業が大きな一歩になるだろう」とコメントした。

 同団体と長い間連携してきたケリングのユアン・レジェン(Yoann Regent)=サステナブル・ソーシング&ネイチャー・イニシアティブ責任者は、サステナブル素材をスケールアップするための支援を継続できることをうれしく思うとコメント。

 ステラ マッカートニーは、「14年から『キャノピー』と協業し、17年からは持続不可能な木材調達をやめ森林破壊ゼロに貢献できていることを誇りに思う。サプライチェーン上の新しいソリューションの発展を加速させるために、同団体と引き続き取り組んでいく」とコメントした。

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天神ビッグバンで福岡パルコが建て替えへ

 パルコは、福岡市中心部にある天神エリアの再開発に伴い、福岡パルコを建て替えると発表した。再開発は福岡パルコの本館・新館や新天神ビル、西鉄福岡駅ビル、新天町商店街などを含む約1万3800㎡。福岡市が天神地区で進める「天神ビッグバン」の目玉の一つになり、老朽化している建物の建て替えによる安全性向上だけでなく、地上の貫通道路などによって街の賑わいの創出を目指す。パルコの広報によると「開業は2030年ごろを目指しているが、変わる可能性もある。建て替えのための閉館の時期も決まっていない」という。2030年ごろの開業を目指す。

 パルコの本館は1936年竣工で築86年、パルコ新館は1976年竣工で築46年と老朽化が進んでいた。パルコは2014年に隣接する建物を買い取る形で、延床面積1万4000㎡で新館を開業していた。その後の増床を経て現在は福岡パルコ本館・新館合わせた延床面積は4万2000㎡ほどになっている。2022年3月期の売上高は171億円だった。

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天神ビッグバンで福岡パルコが建て替えへ

 パルコは、福岡市中心部にある天神エリアの再開発に伴い、福岡パルコを建て替えると発表した。再開発は福岡パルコの本館・新館や新天神ビル、西鉄福岡駅ビル、新天町商店街などを含む約1万3800㎡。福岡市が天神地区で進める「天神ビッグバン」の目玉の一つになり、老朽化している建物の建て替えによる安全性向上だけでなく、地上の貫通道路などによって街の賑わいの創出を目指す。パルコの広報によると「開業は2030年ごろを目指しているが、変わる可能性もある。建て替えのための閉館の時期も決まっていない」という。2030年ごろの開業を目指す。

 パルコの本館は1936年竣工で築86年、パルコ新館は1976年竣工で築46年と老朽化が進んでいた。パルコは2014年に隣接する建物を買い取る形で、延床面積1万4000㎡で新館を開業していた。その後の増床を経て現在は福岡パルコ本館・新館合わせた延床面積は4万2000㎡ほどになっている。2022年3月期の売上高は171億円だった。

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「フェンディ」からホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションが登場

 「フェンディ(FENDI)」は、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)=アーティスティック・ディレクターが手掛けたホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションを発表した。本コレクションは12月1日からフェンディ公式オンラインストアで先行予約を受け付け、2023年2月から都内限定店舗で販売する。

 「フェンディ」は、1987年からインテリアコレクション「フェンディ カーサ(FENDI CASA)」を展開しているが、ホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションは今回が初めて。フランス製の最高級リモージュ磁器で作られたテーブルウエア“アール・ドゥ・ラ・ターブル(ART DE LA TABLE)”をはじめ、ムラーノガラスの花瓶やキャンドルホルダーなどを用意し、どれも“オーロック(O'LOCK)”や“FF”といったアイコニックなロゴをデザインした。また、バックギャモンや三目並べ、ドミノといったテーブルゲームもそろえる。

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「フェンディ」からホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションが登場

 「フェンディ(FENDI)」は、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)=アーティスティック・ディレクターが手掛けたホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションを発表した。本コレクションは12月1日からフェンディ公式オンラインストアで先行予約を受け付け、2023年2月から都内限定店舗で販売する。

 「フェンディ」は、1987年からインテリアコレクション「フェンディ カーサ(FENDI CASA)」を展開しているが、ホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションは今回が初めて。フランス製の最高級リモージュ磁器で作られたテーブルウエア“アール・ドゥ・ラ・ターブル(ART DE LA TABLE)”をはじめ、ムラーノガラスの花瓶やキャンドルホルダーなどを用意し、どれも“オーロック(O'LOCK)”や“FF”といったアイコニックなロゴをデザインした。また、バックギャモンや三目並べ、ドミノといったテーブルゲームもそろえる。

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楽天市場の人気韓国コスメがラフォーレ原宿に集結 新ショップ「カルチャーマーケット」

 楽天は、楽天市場で人気の韓国発のコスメとファッションを扱う常設店舗「カルチャーマーケット サポーテッドバイ 楽天(Kulture Market Supported by Rakuten)」を12月1日にラフォーレ原宿1階にオープンする。店舗運営は、韓国コスメの販売代理事業や広告代理業務を行うシーズマーケーットが担当する。店舗面積は約60平方メートル。白を基調としたクリーンな空間に、13のコスメブランドと2つのファッションブランドを集め、合計100点以上の商品を扱う。約4カ月ごとに商品を入れ替えて、客が来るたびに新鮮なMDを提供する。陳列棚にはQRコードを設けて、楽天市場の販売ページにも送客するほか、販売スタッフによるライブ配信も積極的に行う。売り上げ目標は非公表。

 近年、韓国アイドルやドラマの影響もあり、韓国発のコスメやファッションが日本国内でも大きな影響を持つようになった。楽天市場でも韓国関連商品が人気で、流通総額は2018年から21年にかけて約2.8倍まで拡大し、コスメに限定すると約6倍まで増加しているという。特に若年層からの支持が大きく、同店の出店でさらなる新規ユーザーの獲得を図る。同店の担当者である阿部愛美・楽天グループ コマースカンパニー マーケットプレイス事業 海外営業戦略部 韓国事業課 マネージャーは、「韓国発のアイテムは、一過性のブームから定番商品へとシフトしている。新しいトレンドを生み出す原宿という場所から、あらためてその魅力を発信していく」と語る。

 店頭には、クッションファンデが人気の「ティルティル(TIRTIR)」やビタミン配合のセラムで知られる「コスアールエックス(COSRX)」をはじめ、楽天市場でも人気のブランドを厳選して並べる。さらに、日本と韓国で影響力を持つインフルエンサーを起用したコラボ商品やイベント企画も実施していく。オープン記念として、インフルエンサーのサラとモデルの松本優がおすすめの商品を選んだコラボボックスを数量限定で販売するほか、12月3、4日に両者が来店するイベントも行う予定だ。

■カルチャーマーケット サポーテッドバイ 楽天
オープン:12月1日
場所:ラフォーレ原宿1階
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休

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「グッチ」が西陣織の老舗、細尾とコラボ “バンブー 1947”と“ダイアナ”の限定バッグを発売

 「グッチ(GUCCI)」は12月1日、西陣織の老舗で知られる京都の細尾とコラボレーションし、アイコンバッグの“グッチ バンブー 1947(Gucci Bamboo 1947)”と“グッチ ダイアナ(Gucci Diana)”の限定デザインを発売する。販売は、一部の「グッチ」ショップのみ。

 それぞれのバッグのボディーには、西陣織の伝統の技を受け継ぐ職人たちが織り上げた3種類の新しいテキスタイルをデザイン。織りの特徴的な絹糸や金箔・銀箔に、“GGパターン”などの「グッチ」を象徴するモチーフが織り込まれている。12代目の細尾真孝代表取締役社長は、「『グッチ』のモチーフをただ単に西陣織で表現するのではなく、細尾のオリジナルデザインのテキスタイルにモチーフを“織り込む”ことで、技術としても表現としても新しいデザインに仕上げることができた。われわれにとっても高度な挑戦だったが、職人たちと試行錯誤を重ねた結果、想像を超える美しさが生まれた。このテキスタイルが『グッチ』の職人たちの新たなインスピレーションとなることを願っている」とコメント。

 今回のコラボレーションは、「グッチ」がブランド創設100周年を迎えた昨年、京都市の有形文化財、旧川崎家住宅での体験型エキシビジョン「グッチ バンブーハウス(Gucci Bamboo House)」を開催したことに続き、京都との絆を体現するものとしている。「グッチ」は「西陣織の美しさと歴史的価値をたたえるとともに、高度な職人技と芸術性を追求することを通じて、唯一無二のデザインを完成することができた」とコメント。

 細尾は1688年(元禄元年)に京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業。京都の先染め織物である西陣織の技術を継承しながら、現代においては先端テクノロジーを用いて新しい織物を制作するなど注目を集めている。2020年には、R&D部門のHOSOO STUDIESを立ち上げ、東京大学の筧康明研究室やZOZOテクノロジーズ、数学者やプログラマーなどと協業。

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アディダスがカニエ・ウェストによるスタッフへの問題行動疑惑の内部調査を開始

 アディダス(ADIDAS)は、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)による長年の問題行動をアディダス上層部が無視していたとする社員からの匿名の手紙を受け、内部調査を開始したことを認めた。

 「アディダス」とイェは2013年に初めて協業して以来、継続してスニーカーやアパレルを発売して大きな成功を収めてきたが、イェの反ユダヤ主義的な発言を受けて10月にパートナーシップを解消したことを発表した。

 米「ローリングストーン(ROLLING STONE)」誌が独占的に報じた匿名の手紙には、約10年にわたって複数の事件が起きていると記されており、アディダスの上層部はイェの問題行動を知っていたにもかかわらず、「モラルを放棄した」という。また、この手紙の差出人は、イェとのパートナーシップをもっと早く解消すべきだったのではないかと疑問を呈し、「カニエだけを非難したいところだが、否定できない真実は、アディダスの経営陣と役員会も加害者だったということだ」とコメントしているという。

 同誌によると、イェは会議中にポルノビデオを流すことで有名だったという。また、時にはイェの元妻であるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)の親密な写真やビデオをスタッフに見せることもあったと報じている。さらに、従業員をいじめ、脅迫し、女性スタッフには性的なコメントや過度に個人的なコメントをすることもあったという。

 イェとのパートナーシップ解消は、事実上、アディダスの大株主であるユニオン インベストメント(UNION INVESTMENT)からの圧力によるものだったという。「フィナンシャル・タイムズ(FINANCIAL TIMES)」紙によれば、同社はアディダスに対して匿名の手紙に書かれた内容に関する詳細な情報を要求しているという。

 匿名の手紙は、アディダスの幹部がこうした事案により迅速に対応できるよう、パートナーシップを定期的に見直し、解消するかどうかを判断するための規則を打ち出すよう求めているほか、イェの“恐怖を与える言動”に長年さらされてきたスタッフに対して公式な謝罪を求めている。

 専門家は、アディダスはイェとのコラボレーションによって22年までに15億~20億ユーロ(約2145億~2860億円)の利益を得たと推測する。アディダスのスポークスマンはWWDに対して「現時点で手紙の内容の真偽は定かではないが、事態を深刻に受け止めて調査を開始した。われわれは、パートナーシップの解消に関する一連の事件について、これまでも、そしてこれからも、従業員との対話に積極的に取り組んでいく」とコメントした。

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アディダスがカニエ・ウェストによるスタッフへの問題行動疑惑の内部調査を開始

 アディダス(ADIDAS)は、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)による長年の問題行動をアディダス上層部が無視していたとする社員からの匿名の手紙を受け、内部調査を開始したことを認めた。

 「アディダス」とイェは2013年に初めて協業して以来、継続してスニーカーやアパレルを発売して大きな成功を収めてきたが、イェの反ユダヤ主義的な発言を受けて10月にパートナーシップを解消したことを発表した。

 米「ローリングストーン(ROLLING STONE)」誌が独占的に報じた匿名の手紙には、約10年にわたって複数の事件が起きていると記されており、アディダスの上層部はイェの問題行動を知っていたにもかかわらず、「モラルを放棄した」という。また、この手紙の差出人は、イェとのパートナーシップをもっと早く解消すべきだったのではないかと疑問を呈し、「カニエだけを非難したいところだが、否定できない真実は、アディダスの経営陣と役員会も加害者だったということだ」とコメントしているという。

 同誌によると、イェは会議中にポルノビデオを流すことで有名だったという。また、時にはイェの元妻であるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)の親密な写真やビデオをスタッフに見せることもあったと報じている。さらに、従業員をいじめ、脅迫し、女性スタッフには性的なコメントや過度に個人的なコメントをすることもあったという。

 イェとのパートナーシップ解消は、事実上、アディダスの大株主であるユニオン インベストメント(UNION INVESTMENT)からの圧力によるものだったという。「フィナンシャル・タイムズ(FINANCIAL TIMES)」紙によれば、同社はアディダスに対して匿名の手紙に書かれた内容に関する詳細な情報を要求しているという。

 匿名の手紙は、アディダスの幹部がこうした事案により迅速に対応できるよう、パートナーシップを定期的に見直し、解消するかどうかを判断するための規則を打ち出すよう求めているほか、イェの“恐怖を与える言動”に長年さらされてきたスタッフに対して公式な謝罪を求めている。

 専門家は、アディダスはイェとのコラボレーションによって22年までに15億~20億ユーロ(約2145億~2860億円)の利益を得たと推測する。アディダスのスポークスマンはWWDに対して「現時点で手紙の内容の真偽は定かではないが、事態を深刻に受け止めて調査を開始した。われわれは、パートナーシップの解消に関する一連の事件について、これまでも、そしてこれからも、従業員との対話に積極的に取り組んでいく」とコメントした。

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「マーク ジェイコブス」から新作ジュエリー “ザ チャームド”コレクションが初登場

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、ホリデーシーズン向けにジュエリーを発売した。

 初登場の“ザ チャームド(THE CHARMED)”コレクションは、ハートや星など大きめのモチーフを用いながらも「甘過ぎないようにした」(「マーク ジェイコブス」)デザインで、ネックレス・ブレスレット・アンクレットとして着用できる3ウエイチェーンネックレス(2万8600円税込、以下同)やピアス(1万8700円)、ヘアピン(7150円)をラインアップする。

 ほかにもブランドのアイコンである“J マーク”をモチーフにした“ザ J マーク”コレクションからは石をあしらったバングルやピアス、“ザ モノグラム”コレクションからはブランド名をぐるりと表現したリングを発売する。

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Snow Manが「ティファニー」のホリデーを祝う点灯式にサプライズ登場

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は12月1〜25日までの期間、丸の内仲通りに位置するティファニー 丸の内店前でホリデーを祝う「ティファニー ホリデー ストリート(Tiffany Holiday Street)」を開催する。開催を祝した点灯記念イベントに、サプライズでブランドのアンバサダーを務めるSnow Man(スノーマン)が登場した。

 今年のホリデーは、ブランドの日本上陸50周年を記念し、1950〜60年代にかけて毎年12月にニューヨークのティファニー本店で提供されていた、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)によるホリデー グリーティングカードのイラストからインスピレーションを受けている。

 「ティファニー ホリデー ストリート」では、鳥や星などのオーナメントを飾ったクリスマスツリーや華やかなオーナメントが登場する。また、ティファニー 丸の内店の1階には、フォトコールを設置している。

■ティファニー ホリデー ストリート
会期:12月1〜25日
場所:丸の内仲通り・ティファニー丸の内店前
住所:東京都千代田区丸の内2丁目1-1(丸の内パークビル前)

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「アレキサンダー・マックイーン」から新作バッグ“ジュエルドホーボー”

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は、新作バッグ“ジュエルドホーボー”(38万5000円税込、以下同)と“ジュエルドホーボー ミニ”(31万9000円)を発売した。

 スカルをあしらった“ナックルクロージャー”がアイコンで、「その“ナックルクロージャー”に付けられたファセットカットの石にインスパイアされた」(「アレキサンダー・マックイーン」)幾何学的かつ立体的なボディーも特徴だ。

 “ジュエルドホーボー ミニ”はハンドバッグとして、また取り外し可能なチェーンをプラスしてクロスボディーやショルダーとしても使える。

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「ルイ・ヴィトン」×草間彌生の作品が東京の街全体に出現 コラボ第2弾を祝して

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、芸術家の草間彌生とのコラボレーション第2弾となるコレクションを、2023年1月1日に日本と中国で先行発売する。両者の協業は2012年以来10年ぶりで、ウィメンズとメンズのウエアからバッグ、シューズ、アクセサリー、ラゲージ、トランク、フレグランスまで幅広いアイテムをそろえる。アイテムは1月と3月の2回に分けて販売予定だ。日本を代表する前衛芸術家とのコラボレーションを祝し、11月29日から東京各所でキャンペーンを実施。3D動画やビジュアル、拡張現実(AR)を体験できるインスタレーションやイルミネーションなど、街全体でコレクションの世界観を表現する。

 新宿では、クロス新宿ビジョンで3D動画が12月7日まで見られる。草間を象徴する水玉模様をあしらったトランクから、草間のアバターが登場するユニークな映像だ。

 渋谷では、スクランブル交差点でマルチビジョンでのビジュアルが12月5日まで見られる。複数のスクリーンを同時に横断する立体的なキャンペーン動画は迫力十分だ。

 東京駅前の行幸通りでは、スケートリンクと、AR体験が可能なLV フィッシュ・カフェとインスタレーションを12月25日まで設置している。スケートリンクには水玉模様をハンドペイントであしらい、ピンクの魚をモチーフにしたカフェではホットドリンクを提供する。東京駅外側に配置したインスタレーションは、QRコードを読み込んでスマートフォンを掲げると、ガラスのボックスからキャラクターたちが登場する仕掛けだ。

 東京タワー近郊では、増上寺や芝公園にAR体験可能なインスタレーションを設置。増上寺の地面にはカラフルな水玉模様を敷き詰め、“LV”のスカルプチャーをいっそう華やかに飾る幻想的な空間を12月5日まで体感できる。プリンス芝公園には草間の代表作品の一つであるパンプキンのバルーンと、メタリックなミラーボールの空間を12月29日まで楽しめる。いずれもAR体験が可能で、セルフィー撮影をするとパンプキンや水玉のハットを仮想空間で着用できる。

 さらに、12月16〜18日には東京タワーも色彩豊かなドット仕様にライトアップ。今回のコラボレーションを祝福するムードを、東京の街全体で盛り上げる。

■ルイ・ヴィトン×草間彌生 シティ・アクティベーション
※実施内容や日時は変更の可能性あり

新宿3D動画広告
日程:〜12月7 日
場所:クロス新宿ビジョン
時間:7:00〜1:00

渋谷マルチビジョンジャック
日程:〜12月5 日
場所:渋谷スクランブル交差点
時間:9:00〜0:00

スケートリンク+フィッシュカフェ(AR体験可)
日程:〜12月25日
場所:東京駅前行幸通り
時間:11:00〜22:00

ガラスボックスのインスタレーション(AR体験可)
日程:〜12月25日
場所:東京駅前行幸通り(東京駅外側)
時間:11:00〜22:00

増上寺インスタレーション(AR体験可)
日程:〜12月5 日
場所:増上寺
時間:8:00〜22:00(12月5日のみ8:00〜18:00)※ライトアップは16:00〜22:00

プリンス芝公園 パンプキン&ミラーボールインスタレーション(AR体験可)
日程:〜12月29 日
場所:プリンス芝公園
時間:8:00〜22:00(パンプキンのライトアップは16:00〜22:00)

東京タワー ライトアップ(AR体験可)
日程:12月16〜18 日
時間:17:00〜0:00

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「ブルガリ」のイルミネーション点灯式にKoki,が登場 “セルペンティ”のジュエリーを身に着けて

 「ブルガリ(BVLGARI)」が「ブルガリ」銀座タワーで行うインタラクティブなイルミネーション「ブルガリ セルペンティ スパークル 2022」の点灯式に、“セルペンティ”コレクションのネックレスやリング、ピアスを身に着けたモデル・俳優のKoki,(こうき)が登場した。Koki,は同ブランドのアンバサダーを務める。

 「ブルガリ セルペンティ スパークル 2022」はチームラボ(東京、猪子寿之社長)との協業によるもので、スマートフォンなどを使ってイルミネーションの色を変えることができる。Koki,は、「このイルミネーションを見ると、ホリデーシーズンが始まった!というワクワクした気持ちになる」とコメント。

 「ブルガリ セルペンティ スパークル 2022」の実施時間は17〜24時で、「年始以降も継続する」(「ブルガリ」)という。

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北欧美容研究家・佐藤ニーフェラ史枝のMYベストコスメ 自然素材を活かした厳選アイテムをセレクト

 今回で3回目となるMYベストコスメには、北欧美容研究家として活動する佐藤ニーフェラ史枝が登場。スウェーデンのロックバンド「マンドゥ・ディアオ(Mando Diao)」をきっかけに北欧カルチャーや美容文化にハマったという彼女は今年、スウェーデンで開催されるビューティーアワードで今年最も影響力を与えた北欧ビューティインフルエンサーとして、外国人初のノミネートを達成した。そんな彼女が今注目している北欧コスメや美容ギア、フードを紹介する。

北欧と日本の美容業界を比べて、面白いと感じる部分は?

 「一番強く感じるのは、北欧生まれの製品であることに強いこだわりと誇りを持っている企業やブランドが多いということ。例えば、製品パッケージに国旗のマークを入れていたり、国の文化やルーツを大切にしていたりしている印象が強いです。また、北欧ではメイクアップよりスキンケアに力を入れている人が多く、他国と比べるとメイクアップブランドは少ないかもしれません。日本でも買える『イドゥンミネラルズ(IDUN MINERALS)』は有名で、現地では薬局で手ごろに買えるブランドとして人気です」。

クリーンなだけではない、北欧ビューティーの面白さ

 「北欧美容というと、“クリーン”“サステナブル”“オーガニック”といった印象を持つ人が多いかもしれませんが、それだけではありません。先祖代々受け継ぎながら家族でオーガニックプロダクトを作っていたり、山の生き物たちからヒントを得て生まれていたりなど、製品ができるまでのストーリーもおもしろいのでぜひ注目してほしいです。また、北欧は共働き世帯がほとんどなので“時短美容”が主流。1本5役の化粧品や2分でホームエステなど、プロセスのシンプルさや実際の効果が重要視されています。私自身、いくらクリーンでも実際の使い心地が良くないと使い続けるのは難しいと感じているので、今回はとっておきの厳選アイテムを紹介したいと思います」。

フィンランド発の百貨店スキンケアといえばコレ!
白樺エキスで肌本来の力を目覚めさせて

 「フィンランド発のオーガニックラグジュアリースキンケアで、“ヘヌア”は人生の楽しみや幸福を表す言葉を意味します。このトナーは、ミストタイプでサッと肌が潤う&大人の肌にうれ嬉しい天然保湿成分や抗酸化エキスを配合し、肌が『おいしい!』と喜ぶものが配合されています。水の代わりに白樺エキスが配合され、抗酸化成分がたっぷり入った色味が特徴。香りは天然のダマスクローズで、自然派コスメ特有の独特な香りも気になりません。現地では白樺樹液を美容ドリンクとして愛飲している人も多く、私は“塗る美容ドリンク”の感覚で朝晩使っています。ミストなので手軽に使え、コットン使用による摩擦も防げるので敏感肌の方にもおすすめ。

 現地でもいくつもの賞を受賞しており、製品そのものだけでなく、紙パッケージもデザイン賞を受賞しています。見た目も使い心地も高品質なので、使うたびに豊かな気持ちにしてくれる貴重な化粧水。実際に使い続けて肌のきめが整のったり、乾燥しにくくなったり、肌そのもののパワーを高めてくれている気がします。北欧だけではなく中東の富裕層にも支持されていて、百貨店でも陳列されています。北欧美容業界のイノベーターとして目が離せないブランドです!」。

肌から森林浴を!
フィンランドの森から生まれたハンドクリーム

 「10月に日本に上陸したばかりのフィンランドのオーガニックブランド、『モイフォレスト』は、フィンランドの大学の研究により開発された“リコネクティングネイチャーTM(Reconnecting Nature)”を全ての製品に配合しています。“リコネクティングネイチャーTM”とは、フィンランドの森の土から抽出した微生物エキスで免疫力を高めてくれることが実証されています。ねずみ色の柔らかいテスクチャ―に一瞬驚くと思いますが、そのクリームの中には微生物エキスが入っていて、肌に馴染ませると透明に変わります。バニラのようなハーブの甘く爽やかな香りで、日中のリフレッシュと手指の保湿に最適です。べたつかないので、パソコンや携帯をいじる前にも気兼ねなく使えます。私自身、シリーズで愛用している最近のイチオシブランドです!同ブランドの“フォレストダスト クリーム”(50mL、税込5478円)はサウナに入る時に、パックとして使うのもおすすめですよ」。

デリケートゾーンのケアはこれ一択!
“艶々、しっとり、ふわふわ”を叶えてくれる

 「数々のデリケートゾーン用ケアオイルを試してきましたが、結局戻ってきてしまうのがこちらのブランド。100%植物由来で防腐剤、香料も入っていないので、安心して使えます。今注目されている美肌菌は北欧でもトレンドで、優しく菌バランスを整えながらデリケートゾーンを洗浄・保湿することが出来ます。善玉菌の餌となるスウェーデンのオーガニックオーツ麦オイル配合、デリケートゾーンの健やかな状態を作り出すポストバイオティクスも配合されています。無香料なのでデリケートゾーンケアに香料が配合されていないものを好む方にもオススメです。私は一度に3プッシュくらいを手に取り、シャワーの時にマッサージ。洗い流したあとの艶々、しっとり、ふわふわ!という健やかな感覚は、デリケートゾーンケアの真骨頂ではないでしょうか。エイジングケアを始めたい人にはぜひお試しいただきたいです」。

抗菌作用で注目のバンブー素材に
北欧ビューティ業界も注目

 「最近北欧でもエココンシャスな人を中心に流行り始めている竹素材。繰り返し使用できる竹のコットンが注目されています。北欧ブランドではありませんが、日本では『ザ・ボディショップ』などが手に入りやすくうれしいです。

 通常売られているコットンは、真っ白にするために何リットルもの水を使用しているそうで、さらに使うたびに捨ててしまうので、最近はこのように再利用できるものを使用しています。ポイントメイクアップリムーバーを含ませ、アイメイクやリップメイクを落とす際などに便利。使用後はランドリーバッグに入れれば洗濯機でも洗えます。竹繊維は抗菌作用があることでも支持されていて、最近ではコットンだけではなく化粧品のパッケージにも使われています」。

スマホ連動で使用方法をナビゲート
2分でフェイシャルケアが完結するLED美顔器

 「1一台5役のスパフェイシャル。1台で温熱、冷熱、LEDライト、振動を組み合わせたフェイシャルケアで、肌のターンオーバーを早めてくれます。たったの2分で終わるので、面倒くさがり屋の私でも唯一続けられる美顔器です!

 スマホアプリと連動し専用のマスクを使用することで、どのような手順で手を動かせばよいか瞬時にわかります。『フォレオ』専用のマスクは弾力があり、摩擦による肌負担が少なくおすすめ。もちろんご自身が愛用している化粧水や美容液、マスクでも使用できて、浸透効果を高めてくれます。乾燥が気になる肌をたっぷり保湿したい人に最適です」。

抗酸化値を示すORAC値が豊富に詰まった
サプリ代わりに食べたいチョコレート

 「コスメとは言えませんが、私が美容サプリの代わりに食べているチョコレートで、個人的に“サプリチョコ”と呼んでいるスウェーデンのチョコレートブランド『ノックス』。“食べないより食べた方がいいチョコレート”がコンセプトで、食品の抗酸化値を示すORAC値が一粒当たり1万2523。米国農務省が推奨する1日のORAC摂取量は3000~5000なので、1粒食べれば1日に必要な抗酸化値の2倍以上が摂取できるという理にかなったスイーツなんです。レモンの3倍のビタミンC含有量を誇るバオバブパウダー、必須脂肪酸のオメガ脂肪酸が補給できるチアシードのつぶつぶの食感が満腹感を与えてくれます。サプリではなく食べ物でしっかり栄養を摂りたい人にぴったり」。

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「ジェラート ピケ」×「リリー ブラウン」のコラボランジェリーが12月6日に発売 ビジュアルにミチを起用

 マッシュスタイルラボのルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」と「リリー ブラウン(LILY BROWN)」のランジェリーライン「リリー ブラウン ランジェリー(LILY BROWN LINGERIE)」は12月6日にコラボランジェリーを発売する。ラインアップするのは、ブラレットセット(9900円税込、以下同)、カーディガン(8690円)、スペシャルホリデーボックス(1万8590円)、ワンピース(8690円)、サテンパジャマ(シャツ、パンツ各7590円)。各ブランドの公式オンラインストアと全国直営店、およびECデパートメントストア ウサギ オンライン(USAGI ONLINE)で販売する。また、公式オンラインストアとウサギ オンラインでは、モデルのミチを起用したビジュアルを公開している。

 両ブランドのコラボレーションは、今回が初めて。コラボコレクションは、「ジェラート ピケ」のやわらかな風合いと「リリー ブラウン」のビンテージライクなエッセンスをミックスしたホリデームードが漂うラインアップになっている。

 ブラレットとショーツのセットは、ポインセチア柄のオリジナルレースを使用し、やわらかな肌触りとカラーで仕上げた。サイズはSとM、カラーはブルーとピンクの2色をそろえる。カーディガンは、「ジェラート ピケ」で人気のフェザーニットカーディガンをショート丈の今年らしいシルエットにアレンジしたものだ。

 スペシャルホリデーボックスは、カーディガンとブラレットセットを購入した人に先着でプレゼントする。内容の組み合わせは、ブランドや販路によって異なる。大理石風の柄をあしらったサテンワンピースは、ブルーとピンクの2色をそろえる。サテンパジャマは品のいい光沢感が魅力で、シャツはスタイルアップがかなうリボンつきだ。

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「ニューバランス」がスニーカー“90/60”の新色ベージュとブラックを発表 水と大地がコンセプト

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、スニーカー“90/60”の新色ベージュとブラックを12月3日に発売する。価格は税込1万8700円で、「ニューバランス」の公式オンラインストアと一部直営店などで取り扱う。

 “90/60”は、ブランドを代表する“900”番台と、2000年代初頭のランニングシューズ“860”に着想して22年にデビューしたばかりのモデル。アッパーサイドの“N”ロゴが外側と内側でデザインが異なるほか、シュータンには特直的な三角ロゴのパーツを配し、ミッドソールはボリューミーな形状となっている。新色は、“水と大地”をデザインコンセプトに考案された。

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POP UP STORE: Hime × aobouzu

アーティストのHime(ヒメ)氏と、長野を拠点に全国各地で注目を集める植物店「青坊主」がコラボレートする期間限定ストアをバーニーズ ニューヨーク六本木店にて開催いたします。

 

Hime氏は、“1980年代テイストの現代の女の子”を描くアーティストとして2021年に本格的に活動をスタート。

原画やシルクスクリーンプリントをはじめ、Hime氏のアートワークを用いたアイテムは販売されるやいなや、あっという間に売り切れてしまうほどの人気を誇ります。

 

「青坊主」は、塊根植物・アガベ(多肉植物の一種)・陶器鉢をメインに取り扱う植物店。

現代アートとコラボレートしたアイテムも多く、植物店の枠を超えてさまざまなカルチャーを発信しています。

 

新進気鋭のアーティストと人気植物店とがコラボレートし、バーニーズ  ニューヨークのために特別に描き下ろされたアートワークがこちら!

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女性が持ち上げているのは、「青坊主」が「VALIEM」に製作を依頼したトリプルコラボレーションの陶器鉢。

Hime氏は通常ポップな色づかいの作風ですが、今回は陶器鉢のカラーリングをリソースとしてあえてモノトーンに仕上げています。

本イベントでは、こちらのアートワークの原画・シルクスクリーンプリントを限定販売いたします!

『All the flowers of all the tomorrows are in the seeds of today.』

あらゆる未来の花は今日の種の中にある、というタイトルがつけられたこちらの作品。

植物の専門店と手を携えることで実現した、今回のイベントならではの貴重なアートワークです。

※原画・シルクスクリーンプリントは事前抽選のご当選者様のみご購入いただけます。

 

Hime × aobouzu アートワーク原画

¥1,320,000(税込)

サイズ: 高さ約800mm × 幅約1000mm

 

Hime × aobouzu アートワークシルクスリーンプリント ※10部限定

¥165,000(税込)

サイズ: 高さ約560mm × 幅約745mm

 

このほか、こちらのアートワークをプリントしたTシャツ・ステッカー・陶器鉢などのアイテムも数量限定でご用意いたします。

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Hime × aobouzu 半袖Tシャツ (白・黒) 各¥7,700(税込)

 

IMG 1411 POP UP STORE: Hime × aobouzu IMG 1416 POP UP STORE: Hime × aobouzu

Hime × aobouzu 長袖Tシャツ (白・黒) 各¥9,900(税込)

 

Hime × aobouzu ステッカー ¥1,100(税込)

 

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Hime × aobouzu × VALIEM 陶器鉢 (白・黒) 各¥27,500(税込)※お一人様各色1点ずつまでご購入可

 

ほかにもスペシャルなアイテムをご用意しております!

貴重なこの機会に、ぜひ六本木店へ足をお運びくださいね。

 

POP UP STORE: Hime × aobouzu

12/10 SAT.・12/11 SUN. 六本木店2F

 

Hime氏・「青坊主」店主 栗岡慧伍氏来店

12/10 SAT.・12/11 SUN. 六本木店2F

各日11:00 – 18:00

 

本イベントはアプリによる事前抽選のご当選者様のみご入場いただけます。

以下のご入場抽選方法をよくお読みのうえ、バーニーズ ニューヨーク公式アプリの事前抽選にお申込みください。

 

【ご入場抽選方法】

①アプリ事前抽選

事前抽選申込みにはバーニーズ ニューヨーク公式アプリのダウンロードが必要です。

・App Store ダウンロードはこちらから>>>

・Google Play ダウンロードはこちらから>>>

 

アプリ事前抽選申込受付期間:

11月30日(水)18:00 〜 12月4日(水)17:59

 

期間中に公式アプリよりお申込みください。

事前抽選申込チケットは以下の4種類ございます。

 

・原画ご購入申込み

・シルクスクリーンプリントご購入申込み

・12/10(土)ご入場申込み

・12/11(日)ご入場申込み

 

ご注意事項などをよくお読みのうえ、期限内にお申込みください。

 

[アプリ事前抽選申込完了までの手順]

  1. 「MY BARNEYS」をタップ。
  2. 「使用可能なチケットがあります」をタップ。
  3. 「チケット・サービス」ページに遷移。

表示されているチケットの中からご希望のものをタップ。

  1. 「使用する」をタップ。
  2. “このチケットを使用しますか?”という表示が出てきたら「OK」をタップ。
  3. “チケットを使用しました。”という表示が出てきたら「OK」をタップ。

お申込完了です。

 

②お申込みいただいたご当選者様には12月7日(水)20:00までに公式アプリにご当選通知のご連絡を差しあげます。

「チケット・サービス」ページにご当選チケットが配信されていることをご確認ください。

 

③イベント開催期間中に公式アプリがインストールされたデバイスをご持参のうえご来店ください。

ご当選のお客様に配信された当選チケットを店頭スタッフへご提示ください。

 

【事前抽選申込みに関する注意事項】

・原画もしくはシルクスクリーンプリントの抽選に外れても入場を希望される方は、原画もしくはシルクスクリーンプリントのご購入申込みとは別途、12/10(土)ご入場申込みもしくは12/11(日)ご入場申込みにもお申込みください。

・万が一、誤ってお申込みをされた場合はバーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター(TEL: 0120 – 137 – 007/営業時間11:00 – 20:00)にご連絡ください。

・事前抽選申込方法、ルールはやむをえず変更となる可能性もございます。

・抽選結果に関するお問合せはお受けいたしかねます。

・当選権利の譲渡はできません。

・当選後のキャンセルはお受けいたしかねます。

・当選後、購入に際してメンバーシッププログラム<MY BARNEYS>のご登録が必要となります。予めご了承ください。

 

【ご当選者様への注意事項】

・公式アプリ事前抽選にご当選されたお客様ご本人のみご入場いただくことが可能です。

・イベント開催期間中にご来店のうえ、ご入場の順番を決める抽選にご参加ください。

・ご入場に際してメンバーシッププログラム<MY BARNEYS>のご登録が必要となります。

・当選チケットはご入場時に使用いたします。事前にチケット下部の「使用する」をタップしないようお気をつけください。

・スクリーンショットやプリントアウトされた物などは無効とさせていただきます。

・店舗内外に関わらず、金品の受渡し、キャッチ行為、迷惑行為などトラブルが見受けられた際には販売をお断りさせていただく場合がございます。

・お車でお越しのお客様はお車を駐車場に止めていただいてからご来店いただきますようお願いいたします。近隣は路上駐車禁止区域になります。路上駐車により駐車禁止違反となりましても当店は一切関与いたしません。

・商品は、商品不良以外の返品は承りかねます。

 

※イベント内容・販売方法は都合により変更となる場合がございます。

※商品は数に限りがございます。品切れの場合もございますので予めご了承ください。

「メゾン スペシャル」2023年春夏は旬のローウエストやカーゴパンツに注力 レイヤードでリアルに提案

 サザビーリーグ子会社のメゾン スペシャルが手掛ける「メゾン スペシャル(MAISON SPECIAL)」は、尖ったデザインのアイテムを豊富にそろえて、リアルクローズマーケットのトレンドセッターの1つになりつつあるブランド。2023年春夏のウィメンズでは、“フューチャーフェティッシュ”をテーマに、ローウエストボトムやカーゴパンツ、ビスチェといった旬の商品を多数企画している。海外のランウエイでは広がったものの、日本のマーケットではまだまだ抵抗感がありそうなアイテムが多いが、スタイリングの工夫によって取り入れやすく、リアルにこなしている点に注目だ。

 「今季の注力商品として、特にデザインバリエーションを広げた」と渡邊倫子商品企画部クリエイティブディレクター、チーフデザイナー)が話すのが、デニム素材のアイテム群だ。ドット柄をジャカードで表現したバギーパンツ(2万2000円)やラインストーンスタッズを多数打ち込んだパンクテイストのパンツ(2万6400円)、ビスチェなど、凝ったデザインをデニムでそろえている。

“ダブルウエスト”ディテールに注目!

 面白いのが、ローウエストボトムを着こなすためのアンダーショーツ(税込1万3200円)もデニムで企画している点。ローウエストボトムは「ミュウミュウ(MIU MIU)」などを発信源にじわじわ広がっているが、いざ着こなそうとするとハードルは高い。そこで、ハイウエストのデニムショーツにローウエストボトムを重ねることで、肌の露出面積を減らす仕掛け。そのような“ダブルウエスト”ディテール自体にも注目しており、レイヤード風のデザインによって1着で“ダブルウエスト”気分を味わえるパンツも企画した。

 “Y2K”トレンドに乗って、10数年ぶりにカムバックしているカーゴパンツも注力商品だ。デニム(2万4860円)はもちろん、スーツ調のストライプ地(2万5300円)、フューチャリスティックなコーティング生地などで企画するほか、カーゴ調デザインのスカートも作っている。合わせるトップスはメンズライクなシャツや、袖にサイドラインを利かせたスポーティーなロンTなど。

 展示会に合わせて、全商品でウェブ先行予約を受け付けると共に、全国8店で順次店頭受注会も実施。受注結果をもとにリピート生産をかけるなど調整を行うことで、多品番ながら消化率を高めている。19年3月にブランドを立ち上げ、この間販売好調であることから、23年春には「メゾン スペシャル」より一世代上である35〜45歳をターゲットにするウィメンズブランド「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT)」もメゾン スペシャルとして立ち上げる。23年3月期の売り上げ見込みは35〜36億円。

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イザと新進ブランドがタッグ 乳がんサバイバーに向けたランジェリープロジェクト「ザ ブラ」にかける思い

  セレクトショップのイザ(IZA)と、ランジェリーブランド「アルバージェ ランジェリー(ALBAGE LINGERIE)」が協業し、乳がん手術を経験したサバイバーの女性とともにブラジャーを開発するプロジェクト「ザ ブラ(THE BRA)」が始動した。「術後に着用できるデザイン性の高いブラジャーが見つからない」という課題を解決すべく、術後の胸をやさしく包み、高揚感を得られるようなランジェリー作りに着手した。取り組みの意義に共感した旭化成アドバンスは、新・高機能ファブリック「エコセンサー」を提供し、フランス産の花柄レースと組み合わせたブラトップとショーツが、10月の「ピンクリボン月間」に合わせて完成した。田中タキ・イザ代表と、デザインを担当した高崎聖渚「アルバージェ ランジェリー」デザイナーに、プロジェクトの発足背景や制作過程、デザインにかけた思い、素材へのこだわりを聞いた。

イザと乳がんサバイバーが
長年築いてきた関係を
生かしたモノづくり

WWDJAPAN(以下、WWD):イザは以前から乳がんの啓もう活動に取り組んでいるが、きっかけは?

田中タキ・イザ代表(以下、田中):一番最初のきっかけは、映画化もされた「余命1ヶ月の花嫁」という、23歳で乳がんを患った女性のドキュメンタリーを偶然テレビで見たことです。その時に初めて、乳がんは発見が遅れると命を落とす可能性もあると知りました。検診で早期発見ができればほとんどの場合は助かる病なのに、それさえも知らず、誰も教えてくれないことになんだかすごく腹が立ったと同時に、このことを自分と同じように知らない女性たちに伝えなければいけないという使命感に駆られました。イザではそれまでパーティーをたくさん主催してきたので、一番楽しいときに大切な乳がんの知識を啓もうすることが私らしいピンクリボンキャンペーンだと発想して、女性の幸せを応援するファッションチャリティイベント「イザ ピンク クリスマス(IZA PINK CHRISTMAS)」を2007年から開催しています。

WWD:「ザ ブラ」プロジェクトが発足した背景は?

田中:長年「イザ ピンク クリスマス」を開催してきて、乳がん患者会、サバイバーの女性たちとの親交を深めてきました。その中で、彼女たちから「素敵な下着が見つからない」という話を聞いてきました。ずっと何か商品を作れないかと考えてきましたが、私はインポーターであり、モノづくりはまた異なるフィールドだと考えています。そのような中で、コロナ禍で海外に行くことができず日本にいる時間が増えたこともあり、若手起業家とともに新しいチャレンジをしたいとポップアップ企画「イザ ウィズ フレンズ(IZA with FRIENDS)」を昨年9月にスタートしました。「ザ ブラ」プロジェクトで協業した「アルバージェ ランジェリー」との出合いは、このポップアップで取り扱ったのがきっかけです。デザイナーの高崎さんに、私と信頼関係がある乳がんサバイバーの女性たちをご紹介し、彼女の得意分野であるモノづくりに専念してもらえるのではと考えました。

高崎聖渚「アルバージェ ランジェリー」CEO(以下、高崎):「アルバージェ ランジェリー」は立ち上げから6年目のランジェリーブランドです。創業時から、あらゆる女性たちに選択肢としてさまざまな下着を届けたいという思いがありました。けれども、まだ小さなブランドですし、大きな社会的インパクトを持っているわけではありません。ファッションを通して、何らかの形で女性をフォローしたいという思いはありましたが、手段を持てず悶々としながら、まずは下着が好きな人に向けてファッションとして新しい切り口でランジェリーを提案していました。なので、タキさんにお声掛けをいただいたときは、突然目の前が開けたような気持ちでしたね。

対話を重ねて
機能とデザインを両立

WWD:プロジェクトには乳がんサバイバーの声を反映させた?

高崎:乳がんサバイバーの方に、「日ごろから着用している下着やバストを見せてください」とお願いしました。自分自身経験がなく、それまでサバイバーの方にお会いしたこともなければ、術後の胸を見たこともなくて、抽象的なイメージしか持っていませんでした。まさに“ひと肌脱いで”いただき、サバイバーの明るく前向きに経験を話してくれる姿を見て、このプロジェクトでどんな下着を作るべきなのか、だんだんと輪郭が浮かび上がってきました。

WWD:具体的にどのようなニーズが浮かび上がってきた?

高崎:インタビューさせてもらったのは、乳がん手術から時間がたち、乳房の再建手術をしている女性が中心でした。下着は着心地を我慢して一般的なものをつけていたり、色やデザインの選択肢が少ないサバイバー向けの下着を仕方なく選んでいるという方がほとんどでした。「アルバージェ ランジェリー」の既存のデザインを数日間着用していただいてアンケートを取るなどして、デザインや色、着心地まであらゆる要望を拾っていきました。そうして、サバイバーの皆さんが、着心地を重視しながらも素敵なランジェリーを身に着けたいという思いが伝わってきました。

田中:40〜50代で乳がんに罹患している方も多く、その年代はちょうど更年期と重なります。乳がんの治療では、女性ホルモンを抑えるホルモン療法が行われることも多く、その結果更年期症状がさらにひどくなったという話も聞いています。ホットフラッシュによって汗が止まらない、皮膚がカサつく、かゆみを感じるといった、下着を着ける際にも影響する悩みを抱えている人が多くいらっしゃいます。さらにがんの進行度によっては、脇の下のリンパを切除することもあり、リンパ浮腫や腕が上がりにくいといった、不自由を抱えることも。「ザ ブラ」はデザイン面ではインポートレースにこだわりながら、そういった悩みに対応できるように、生地の肌触りや吸水速乾性、脇をできるだけ広く開けたり、背中に手を回さなくても着脱ができたりするような機能面も追求しました。

高崎:一言では表現できないほどの微調整を積み重ねましたね。一般的なブラジャーはバストの脇に合わせてカップをカットしているのですが、「ザ ブラ」は思い切って前身頃全体をカップにしました。乳房を再建していると体の動きにバストがついてこず、ずれを感じてしまうことがあるそうで、着心地を良くするためには工夫が必要でした。また「ブラとショーツがセットになっていることがうれしい」とも言っていただけました。おしゃれが好きで年を重ねてきたので、乳がんになったからおしゃれをすることが好きじゃなくなるわけがないんですよね。色は黒が好きだし、レースだって楽しみたい。ショーツもフルバックが好きな人もいれば、Tバックが好きな人もいます。けれども、乳がんサバイバーに向けた下着はどうしてもデザインが後回しになっていました。そういった部分をどうフォローできるかが、鍵でしたね。

乳がん経験者もそうでない人も
“がんを特別視しない”という思い

WWD:2つのビジュアルにはどのような思いを込めた?

田中:まず、イラストのビジュアルは以前から親交のある田辺ヒロシさんに賛同いただき、友情強力で手掛けてもらいました。「ザ ブラ」プロジェクトでは、乳がんを経験した人も、していない人も同じように愛用できるデザインを目指しました。今、乳がんは日本人女性の9人に1人が罹患するといわれ、将来的には4人に1人ともいわれます。どこかで自分はならないだろうと思っている方も多いかもしれませんが、決して人ごとではないと考えています。そんな思いを込めて、前を向く2人の女性を表現してもらいました。もう一つが、私やイザのスタッフ、高崎さん、サバイバーの方たちがモデルを務めたビジュアルです。サバイバーだけがモデルを務めるのではなく、乳がん経験者も、そうでない人も、双方が撮影に加わることで“何も変わらない”というメッセージを込めました。女性たちの連帯(シスターフッド)も感じ取ってもらえたらうれしいですね。ビジュアル撮影は当初は実現が難しいと思っていましたが、友人のフォトグラファー中川真人さん、アートディレクターの関田森彦さん、スタイリストの宮澤敬子さん、メイクアップアーティストのyUKIさん率いる#yUKImaketeam、SHIMA HARAJUKUの奈良裕也さんら業界の仲間たちが賛同してくれたことをきっかけに、形にすることができました。

機能性素材「エコセンサー」

  縫製や生地、デザインにこだわりながら、デリケートな肌にも優しく、さらに乳がんサバイバーの手に取ってもらえる価格を実現するために、素材選びは難航したと田中代表と高崎デザイナーは振り返る。デザイン上どうしても採用したかったというフランス産の花柄レースに合わせて、マッチする生地を探してたどり着いたのが旭化成アドバンスの「エコセンサー」だったという。見た目の上品な光沢感もさることながら、優しい肌触りと吸水速乾性を兼ね備えた生地はこのプロジェクトにぴったりの素材だ。

 旭化成アドバンス繊維本部 インナー・レッグ事業部第1営業部の徳永奎弥は、「『ザ ブラ』プロジェクトには当社としても共感する部分が大きく、生地の提供に至りました。吸水速乾性が欠かせないということで、原糸は旭化成のキュプラ繊維『ベンベルグ』と、速乾性に優れたリサイクルポリエステルを使用しています。サステナブルでありながらも、従来と同じ耐久性や快適性と繊細なタッチが特徴で、レースとマッチする光沢感も評価していただき、思いが詰まった一着が出来上がりました」と話す。
※「エコセンサー」は旭化成アドバンスの登録商標です。

TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
旭化成アドバンス インナー・レッグ事業部
03-5404-5037

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ワコールのもの作りの根幹「ワコール人間科学研究開発センター」 その研究内容とは?

 「ワコール人間科学研究開発センター(以下、人科研)」は、1964年に設立され、これまで延べ4万5000人以上(2022年9月現在)の女性の体の計測データを収集した。世界的に類のないこの研究は、ワコールのもの作りの根幹であり、そのデータは、美しさや快適性を科学の視点で分析したエビデンスだ。22年4月には、研究者と商品開発者のコミュニケーションを深くし、研究を商品やサービスに迅速に結びつけるのを目的に、「ワコール人間科学研究所」から「ワコール人間科学研究開発センター」に改称した。この研究機関で何が行われているかリポートする。

 「人科研」は、ワコール創業者の塚本幸一と初代研究所長の玉川長一郎の“経験を科学にして理論にし、知恵を組織に蓄積するのが重要”という思いから誕生した。「人科研」の柱は、“形”や“動き”、“感覚生理”、“身体生理”の研究及び、製品の評価研究の5つだ。まずは、“形”について1964年に女性のからだの調査と分析を開始し、これまでに計測したデータは述べ4万5000人以上。その中の数百人は、30年以上にわたり計測を継続している。そうすることにより、初経を迎え、成長し、出産を経験するなどして、変化していく女性の体を、時系列データとして蓄積している。 この貴重なデータによって、さまざまな発見や解明がされている。その1つが、2000年に発表された“スパイラルエイジング”だ。女性の体のエイジングには、16〜46歳までに、3度のターニングポイントがあり、それを契機として、以後の体形が大きく変化することが証明された。

 バストやヒップについては加齢により変化する。それは“体のエイジングと美の法則”として、10年にバスト編、11年にヒップ編が発表されている。いずれも、感覚的にしか捉えられていなかった加齢による体形変化を客観的なデータで証明したものだ。

非接触の機器を用いると同時に、研究者の手で158カ所を計測

 データの元となる計測は、実に細かい。「人科研」には“非接触三次元計測装置”など非接触の計測装置が導入されているが、今でも設立時と同じように、研究員が実際に女性の体に触れながらの身体計測が基本になっている。“マルチン式計測法”という世界共通の人体計測法で、独自の計測器を用いて研究者の手で左右のバストトップの間隔や胴の幅など158カ所を計測する。さらに、バストの高さなどを測るワコール独自の計測器も開発し、詳細な計測結果を加えている。

 坂本晶子「人科研」研究統括主席研究員は、「下着に重要なのはフィット感。そのフィット感を追求するには、人によって異なる体の形状を知ることが第一歩。年代ごとに求められる機能を商品に持たせるために必要なデータだ」と解説する。人の手の感覚と気の遠くなるような計測作業やデータの蓄積が、エビデンスに裏付けられたワコール独自の商品コンセプトにつながる。

開発商品の機能を徹底して検証

 “動き”の研究で使われるのは、“光学式三次元動作快適システム”だ。計測するポイントに反射マーカーを取り付け、360度の筋肉の揺れや動きを計測するもの。その研究は、動いてもズレにくい「シーダブリューエックス(CW-X)」のスポーツブラや、筋肉の動きをサポートして運動時の筋肉疲労を軽減するタイツやウエア、働く女性のための靴「サクセスウォーク(SUCCESS WALK)」などの開発に活かされている。

 “感覚生理”の研究は、下着を身に着けることによる快適性の追求が行われている。施設内には温度と湿度がコントロールできる2つの“環境実験室”があり、この実験室で運動したり日常の動作をしたりしながら、“サーモグラフィック計測装置”で発汗状況をはじめ、暑さや寒さを感じるメカニズムを探る。この研究から生まれたのが、「睡眠科学」のパジャマや就寝時用“ナイトアップブラ”、肌着の“スゴ衣”などだ。

 “身体生理”の研究では、“筋電図計測装置”を使用し、筋肉が動く際に発する電気をキャッチしながら、人間の体の疲れや負担部分などを測定し、数値化している。この研究からは「シーダブリューエックス」のスポーツタイツや、機能性パンツの“クロスウォーカー”などが生まれている。

 “製品の評価研究”は、ワコール独自の動作時着圧計測装置“圧バランス適合性評価装置”を使用し、動いている時の圧力の変化を測定し、数値化している。

 このような最新の設備を通し、開発した商品がコンセプト通りの機能を発揮しているか、消費者に伝えられる機能かを厳しく検証し、認められた商品だけが市場に出ていく。

日本人の“美しい佇まい”を研究し、心身の健康法として体系化

 「人科研」の研究をベースとして生まれた商品の一つが、2020年に発売された“重力に負けない バストケア ブラ“だ。“重力の影響を受けないバストはきれいな丸い胸になる”状態を目指してつくられたブラで、飛行機での無重力実験を行った際には「人科研」の研究者も同乗。その無重力体験を後の開発に生かすなど、徹底した現場主義だ。この商品開発のための技術レポートは、生活文化にインパクトを与え、新たな価値観の創造につながる役割を果たしたとして、「2021年度日本繊維製品消費科学会消費科学フロンティア賞」を受賞している。

 「人科研」が21年から取り組んでいるのが“からだ文化研究プロジェクト”だ。日本人の“美しい佇まい”に関する感性を、複数の大学や企業と学術的研究を進め、心身の健康法として体系化することを目指している。“美しい佇まい”に関する活動やインタビューはワコールのウェブサイトに掲載されており、この研究成果を元に、新たなサービスや商品が発表される予定だ。

 インターネットを中心に情報が溢れ、下着に関しては、必要以上に不安を煽る宣伝文句や、エビデンスを疑うようなコピーも少なくない。そんな時代だからこそ、60年近く女性の体を研究してきた「人科研」のデータや研究には、高い価値がある。確かな裏付けのある信頼できる発信に今後も注目したい。

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「アンプリチュード」2023年春コレクションはエレガントで気取りのない“大人美” 透明感や気品を感じさせる4種のアイテム

 「アンプリチュード(AMPLITUDE)」から2023年1月1日、23年春のメイクコレクションが登場する。今季は“グランジ”から着想を得た、エレガントで気取りのない“大人美”を提案。12月26日に全国のブランドカウンターおよび公式オンラインショップで予約を開始する。

 23年春コレクションでは、偏光パールが輝き透明感や大人の気品を感じさせる4種のアイテムを発売する。“コンスピキュアス チップオンアイズ”(新5色、税込各3520円)は、さまざまなカラーや大きさの異なる偏光パールを含み1色で多色組のようなニュアンスと陰影を作り出す“チップ一体型”のアイシャドウ。「丁寧にメイクをしたいけれど時間をかけられない」という忙しい女性に向けて開発したアイテムで、まぶたに溶け込むようになじんでストレスのない使用感となっている。

 そのほか、“コンスピキュアス モノチークス”(新2色、税込各6380円)は、90年代のグランジファッションを連想させるコケティッシュでありながら上品さが内包されたカラーを展開。微細なパールが濡れたような自然な艶感と透明感を与える。“コンスピキュアス クリーミーリップス”(新3色、税込各4730円)は、クリアな発色と潤いが長時間続くリップ。偏光パールを加えることで唇に立体感を演出する。“コンスピキュアス ネイルカラー”(新2色、税込各3850円)は、ゴールドやシルバーの輝きにラベンダーカラーやベージュをレイヤードしたメタリックカラー。上品かつラグジュアリーでありながらメタリックが大人のグランジを表現する。

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「アンプリチュード」2023年春コレクションはエレガントで気取りのない“大人美” 透明感や気品を感じさせる4種のアイテム

 「アンプリチュード(AMPLITUDE)」から2023年1月1日、23年春のメイクコレクションが登場する。今季は“グランジ”から着想を得た、エレガントで気取りのない“大人美”を提案。12月26日に全国のブランドカウンターおよび公式オンラインショップで予約を開始する。

 23年春コレクションでは、偏光パールが輝き透明感や大人の気品を感じさせる4種のアイテムを発売する。“コンスピキュアス チップオンアイズ”(新5色、税込各3520円)は、さまざまなカラーや大きさの異なる偏光パールを含み1色で多色組のようなニュアンスと陰影を作り出す“チップ一体型”のアイシャドウ。「丁寧にメイクをしたいけれど時間をかけられない」という忙しい女性に向けて開発したアイテムで、まぶたに溶け込むようになじんでストレスのない使用感となっている。

 そのほか、“コンスピキュアス モノチークス”(新2色、税込各6380円)は、90年代のグランジファッションを連想させるコケティッシュでありながら上品さが内包されたカラーを展開。微細なパールが濡れたような自然な艶感と透明感を与える。“コンスピキュアス クリーミーリップス”(新3色、税込各4730円)は、クリアな発色と潤いが長時間続くリップ。偏光パールを加えることで唇に立体感を演出する。“コンスピキュアス ネイルカラー”(新2色、税込各3850円)は、ゴールドやシルバーの輝きにラベンダーカラーやベージュをレイヤードしたメタリックカラー。上品かつラグジュアリーでありながらメタリックが大人のグランジを表現する。

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多角化するメディアビジネス 「今週の特集お届け隊」2022年11月28日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年11月28日号からの抜粋です)

村上:セミナーをウェブ・週刊紙に次ぐ第3の柱に育成中の「WWDJAPAN」含め、メディアのビジネスがますます多角化しています。最近は媒体名が全面に出てこない事業さえ増えていて、ならばメディアに依頼する意味はどこにあるのか?メディアのメリットは何か?そんなことを考えながら取材を進めました。

小田島:いいなと思う事例はありました?

村上:可能性を感じたのは宝島社とイトーヨーカドーの協業ブランド「アンドスタンダード」です。例えばヨーカドーの「アウトドアウエアが作りたい」のリクエストに対して、宝島社が“ポケットいっぱい”という消費者にとってのフックを提案。傘下の「モノマックス」は機能性素材のマルチポケットブルゾンを提案して、売り場での見せ方にも踏み込んでいます。編集者が「伝える」を念頭に置いて売り場の企画を作り、それをタイアップ企画として媒体にも掲載していました。

小田島:メーカーや小売りとは違う視点があるんでしょうね。

村上:元「メンズクラブ」の戸賀敬城さんは「アスタリフト メン」のアンバサダーをしていますが、ターゲットはどう決めるのか?彼らにはどんな風に打てば響くのか?小売り戦略やメディア施策まで、編集者ならではの的確なアドバイスもしているそうです。“編集”という技術への需要は大きいと感じました。

小田島:編集者が能力を発揮する場所が変わってきていますね。紙媒体についてはどうでしたか?

村上:正直、僕も紙媒体がこの先どうなっていくのか分からないし、そこへのリスクヘッジとしてさまざまな新事業が立ち上がっているのは間違いありません。でも、紙媒体から始まったメディアには歴史があり、読者との関係性や信憑性、信頼性がある。新事業にも、それらをしっかり生かすべきという心構えは、どの媒体も共通です。

小田島:確かに社会的にも信頼性は高いですし、拡散力もありますよね。

村上:知識や経験、人脈、熱量が必要で、それがメディアの最大の強み。それをいかに生かして、ブランドとしてのメディアに還元させるという発想が編集者には必要ですね。

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まつ毛美容液が人気の「フィービービューティーアップ」から、ホリデーメイクにふさわしいマルチグリッターが発売

 コスメのD2Cブランド「フィービービューティーアップ(PHOEBE BEAUTY UP)」は11月30日、ホリデーシーズンに向け、高密着で繊細なラメが特徴の“マルチグリッター”などの3製品を有楽町マルイ店で発売した。まつ毛美容液で注目を集め、化粧水などのスキンケアラインも取り扱う同ブランドからメイクアイテムを発売するのは、7月に発売した美容液成分配合のマスカラ“ビューティーアップマスカラ”以来だ。

 新発売する“マルチグリッター”についてPR担当者は「繊細なラメ&パールを配合し、輝度感をしっかり演出しながらも派手になりすぎず上品な仕上がりを目指した。グリッターコスメはメイクオフしにくいものが多いが、この“マルチグリッター”は水溶性フィルムベースで高密着にも関わらず、お湯で簡単にオフできる」と語る。色展開は“シャンパンベージュ”と“ローズピンク”“スノークリア”の3色で、価格は税込1540円。アイシャドウのように上まぶたや涙袋に着けたり、アイライナーとして使用したりなど、さまざまな使い方が楽しめる。

 同時に発売する“プレミアムアイラッシュセラム”(税込7255円)は、肌密度を高めるNMN成分とヒト幹細胞培養液などを配合し、まつ毛ケアに加えてエイジングケア効果を強化させた。

 さらに8種類の美容液成分配合で、まつ毛をケアしながらメイクする “ビューティーアップマスカラ”(税込1980円)からは新色“モカピンク”が登場。甘くなりすぎずアンニュイな目元を演出する。

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BTSやBLACK PINKが着用 韓国発ジュエリー「フラン」日本上陸

 ジュエリーやアクセサリーを中心に扱うショールーム シャルメ(SHOWROOM CHRMR)は、国内正規販売代理店を担う韓国発ジュエリーブランド「フラン(FLAN)」を、原宿のセレクトショップ、エルエイチピー(L.H.P)とゾゾタウンで12月1日から数量限定で発売する。

 「フラン」は韓国・ソウルとアメリカ・ロサンゼルスを拠点にし、シルバー925をベースに、ジェムストーンやガラスパール、クリアキュービックを組み合わせたジュエリーが特徴のブランドだ。過去にはBTSやBLACK PINKのメンバーらが着用した。

 販売アイテムには、実際にBTSのメンバーが釜山で行われたコンサートで着用したネックレスや、デザイナーがショップのイメージをもとにパーツを組み合わせたL.H.P限定モデルも並ぶ。価格は税込1万7600円〜3万5200円の予定だ。

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【スナップ】森星やEmma、忽那汐里らが来場 ロッタ・ヴォルコヴァによる「ミュウミュウ セレクト」

 「ミュウミュウ(MIU MIU)」はこのほど、最新コレクションの中から著名人がお気に入りのアイテムをキュレーションする「ミュウミュウ セレクト(Miu Miu Select)」を、東京のミュウミュウ 青山店で発表した。

 さまざまなアイテムを、“ワードローブ”のようなスタイルで発表している「ミュウミュウ セレクト」は、2019年に始まり、これまで多くのホストを迎えて世界の各都市で実施してきた。東京では、2021年から「ミュウミュウ」のファッションショーや広告キャンペーンでスタイリングとコンサルティングを手掛けてきた、スタイリストのロッタ・ヴォルコヴァ(Lotta Volkova)をホストに迎えた。セレクトしたアイテムは、青山店とオンラインストアで特別デザインのパッケージを施して12月4日まで販売中だ。それぞれのアイテムには、カスタムタグがつけられた。

 11月24日に行われたローンチイベントには、ロッタ・ヴォルコヴァ本人が来日したほか、森星や忽那汐里、大平修蔵、YAMATO、福士リナ、工藤弥、鈴木えみ、emma、藤井夏恋、佐藤晴美、佐田真由美、大屋夏南、菊乃、畠山千明、LISEI、新藤マリア、Masaki Sekoら、俳優やモデルといった多くのゲストが来場した。

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「カナダグース」が銀座並木通りに路面店オープン コラボコレクションを先行発売

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」は12月3日、東京・銀座の並木通りに直営路面店をオープンする。都内の直営路面店は、千駄ヶ谷店に続き2店舗目。

 2フロア構成の銀座店は、メンズからウィメンズ、キッズまでの幅広いラインアップに加え、コラボレーションやカプセルコレクションなどを取り扱う。白を基調としたエントランスで、北極圏の大気を見渡せるような大きなガラスのショーウインドウを設置した。2階は対照的に、無骨な建築コンセプトで、露出した要素を見せることでラグジュアリーかつエフォートレスな雰囲気を目指したという。壁面の一部には、アップサイクルされた素材を使用した。

 オープンを記念して、「リフォーメーション(REFORMATION)」とのコラボレーションコレクションをオープン日の12月3日に先行発売する。

■カナダグース 銀座店
オープン:12月3日
住所:東京都中央区銀座 4-2-2 第 1 弥生ビルディング 1〜2階
営業時間:11:00〜19:30

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YKKファスニングアワード、グランプリは名古屋モード学園の松井基拡さんと文化服装学院の鄭振甫さん

 YKKはこのほど、学生を対象としたファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」の受賞者を発表した。アパレル部門のグランプリは名古屋モード学園の松井基拡さん、ファッショングッズ部門は2年連続で文化服装学院の鄭振甫(てい・しんふ)さんが受賞した。グランプリ受賞者には賞金100万円、優秀賞には20万円、特別賞には10万円などが贈られる。

 「YKKファスニングアワード」は学生向けのコンテストとしては日本最大級のコンテストで、今年で22回目。今回は全国から8582点(アパレル7251点、グッズ部門1331点)の応募があった。YKKファスニングアワードの歴代受賞者には「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人(第3回優秀賞)デザイナーらがいる。審査員はアーティストの舘鼻則孝、「ソマルタ」の廣川玉枝、デザイナー/モデリストの坂口英明、モデルの冨永愛、デザイナーの藤田恭一、アーバンリサーチの村手謙介「バイヤーズセレクト」ブランドマネージャー、大谷裕明YKK社長が務めた。

 アパレル部門はグランプリを筆頭に優秀賞、審査員特別賞を名古屋モード学園の学生が獲得、グッズ部門では鄭振甫さんが2年連続でグランプリを獲得した。全受賞者は以下の通り。

■第22回「YKKファスニングアワード」受賞者
アパレル部門
グランプリ:松井基拡(まつい・もとひろ、名古屋モード学園)
優秀賞:成田英至(なりた・えいじ、名古屋モード学園)
審査員特別賞:茶谷愛理沙(ちゃや・ありさ、名古屋モード学園)
YKK特別賞:石川泰生(いしかわ・たいせい、文化ファッション大学院大学)

ファッショングッズ部門
グランプリ:鄭振甫(てい・しんふ、文化服装学院)
優秀賞:LEE CHANHEE(文化服装学院)
審査員特別賞:香西優仁(こうざい・ゆうじ、ヒコ・みづのジュエリーカレッジ)
YKK特別賞:市野りお(いちの・りお、愛知文化服装専門学校)

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「マイケル・コース」×「エレッセ」の最新コラボ 今度のテーマは“ゲレンデ”

 米国ブランドの「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は11月29日、イタリアのスポーツウエアブランド「エレッセ(ELLESSE)」とのコラボコレクションの最新作を発売した。今春に続く第2弾で、今回は“ゲレンデ”をテーマとする。

 カラーパレットは鮮やかなオレンジと赤、ネイビーや白が共存し、各アイテムには両ブランドのロゴを組み合わせた特別なマークをあしらう。商品構成としてはダウンベスト(4万5100円税込、以下同)やセーター(5万9400円)、バックパック(10万1200円)やニット帽(1万7600円)などをラインアップする

 サイモン・ブレッコン(Simon Breckon)「エレッセ」ディレクターは、「『エレッセ』はゲレンデで誕生した。『マイケル・コース』とのコラボでは、『エレッセ』のイタリアらしいセンスと、『マイケル・コース』のグラマラスでリュクスな世界観がミックスされ、ゲレンデでも街中でも通用するコレクションが生まれた」と話す。

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「メゾン マルジェラ」の“レプリカ”からホリデー限定アイテムが登場 ハンドクリームやキャンドルを含むセット

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、フレグランスシリーズ“レプリカ”のホリデーセットを12月6日に数量限定で発売する。ラインアップするのは、“レイジーサンデー モーニング”のオードトワレとハンドクリームを合わせた“レプリカ オードトワレ & ハンドクリーム セット レイジーサンデー モーニング”(1万3200円税込、以下同)と、3種類のキャンドルを集めた“レプリカ キャンドル セット”(1万4300円)。表参道の店舗と、オンラインを含む一部“レプリカ”取扱店で販売する。現在は予約を受け付け中だ。

 今回は、ホリデーギフトに適したセットアイテムを用意した。“レプリカ オードトワレ & ハンドクリーム セット レイジーサンデー モーニング”は、シリーズのベストセラーの香り“レイジーサンデー モーニング”のオードトワレ(30mL)とハンドクリーム(30mL)をセットにした。どちらもコンパクトなサイズで、持ち運びにも適している。

 “レプリカ キャンドル セット”は、“レイジーサンデー モーニング”“バイ ザ ファイヤープレイス”“バブル バス”の3種の香りを集めた、冬のリラックスタイムを華やかに彩るキャンドルのセットだ。

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世界的調香師ジャン=クロード・エレナが語る、香水市場(前編)「コピーはすぐに消えてしまう」 【香水ジャーナリスト連載 Vol.4】

 「エルメス (HERMES)」の初代専属調香師として知られるジャン=クロード・エレナ(Jean-Claude Ellena)は現在、ビーガンフレグランスブランド「ル クヴォン メゾン ド パルファム(LE COUVENT MAISON DE PARFUMERIE 以下、ル クヴォン)」でオルファクティブディレクターを努める。若手調香師を監修する傍ら、2021年には自らが調香を手掛ける“シグネチャーコレクション”を発表し、売れ行きは好調だという。長年第一線で活躍し数々のブランドから名香を世に送り出してきたエレナ氏に、若手調香師たちとの仕事と、新作フレグランス “シグネチャー ベチバー”(100mL、税込2万3760円)に込めた思いについて聞いた。

――「ル クヴォン」では若手調香師を監修する立場でフレグランスの創作に携わっている。その思いは?

ジャン=クロード・エレナ調香師(以下、エレナ):若い調香師には開かれた未来があるにも関わらず、ブランドからのリクエストを厳守し、ビジネス的な条件を多く課され、マーケティングに基づいた香水を作る癖がついている。彼らと関わってそのことを強く感じ非常に悔しく思った。もっと自由にクリエーションしてほしい。大きな香水メーカーが発表するような類似性のある香水にはクリエーションを感じない。彼らには「僕と一緒に仕事をするときは自由だ。自由に創作して驚かせてほしい。僕の仕事は、君たちが自由に創作できるよう解放してあげることなんだから」と伝えている。

――メゾンやニッチブランドが増えて、自由なクリエーションがしやすくなったのでは?

エレナ:先日、フィレンツェで行われたニッチフレグランスの展示会に参加したが、創造的な香りはとても少なかった。約50%はどこかのブランドを想起するものだった。オリジナリティーが少ない香りを販売すれば、自分で自分の首を絞めることになる。そうしたブランドは大抵、2~3年で消えてしまう。そしてまた、同じような安易な考えで新たなブランドが作られているのが現状だ。

――これまで「ル クヴォン」では若手調香師を監修していたが、“シグネチャー コレクション”は自ら調香を手掛けた。どのような経緯と思いがあるか?

エレナ:「ル クヴォン」というメゾンは、香水に対して非常に情熱があり、香りに恋している人たちだ。彼らに「さらにクオリティーの高いものを作りなさい。そうすればファンはついてくる」と言ったら、「好きなようにやっていいからクオリティーの高いものをあなたが作ってくれませんか?」と言ってもらえたので、自分で作ることにした。「ル クヴォン」はすでにラグジュアリーなメゾンといえるが、香りにこだわることでもう1段階良いブランドにブラッシュアップできると思った。

「単一の香りの香水を初めてつくった」

――“シグネチャー コレクション”では昨年、“シグネチャー チュベローザ”、”シグネチャー ミモザ”、”シグネチャー アンブラ”を発売し、今年は“シグネチャー ベチバー”が加わった。テーマはどのように選んだ?

エレナ:現在の香水市場で「ル クヴォン」は、初めて単一の香りの香水“チュベローザ”や“ミモザ”をつくったブランドだ。香水の本来の姿、原点に戻ることで新しい出発をしようと考えて創作した。“ミモザ”は、私の住む家の前にある丘から、開花の頃のミモザが風に乗って香りを届けてくれた美しい光景を香りにした。“チュベローザ”は、私が自宅の庭に植えたのだが、8月の開花のときの午後8時から午前1時までの芳香の変化を表現している。“アンブラ”は、樹木の香りと不死の花といわれるイモーテルの香りを組み合わせた香水をつくりたいという思いから生まれた。私は常に香りの詩的な世界を表現している。自然の香りを再現しようとしたら、使う香料も自然のものがいいに決まっている。

――以前のインタビューで、若手調香師たちに「その香りで伝えたいことは何か」を質問すると言っていたが、“シグネチャー ベチバー”で伝えたいことは?

エレナ:私が香水をつくるときにいつも考えているのは、この香りがどんなストーリーを伝えているのか、香った人がすぐ分かるように明確に、シンプルであること。ストーリーが分かりにくい、ごちゃごちゃしているものはダメだ。“ベチバー”は、ブルターニュで三ツ星レストランのシェフをしている友人が、木の船に乗せてくれたときに、海の香りと木や縄の香りが女性向けベチバーに感じられたのがきっかけで生まれた。ベチバーという香料は男性向けのイメージがあるが、私は香水に関してジェンダーの差はないと思っている。マリ共和国の女性たちは、愛を交わす前にベチバーの根を煎じて飲む。すると汗からベチバーの香りが放たれるため、媚薬とされているという話もあるくらいだ。

――香料としてのベチバーはジャワ産やマダガスカル産などもあるが、ハイチ産にこだわりが?

エレナ:ジャワ産ベチバーは、レンズ豆のスープのような香りがするから使えない。マダガスカル産は、濡れた土の匂いがする。インド洋のレユニオン島でもベチバーが少し採れ、バラの香りがして良いものだが、少量しか採れず香料としては使いにくい。それに比べ、ハイチ産ベチバーはとてもウッディーで、自分の子供の頃を思い出す。マッチ棒の軸の匂いがするからだ。私はマッチをすったときの硫黄の香りが好きだった。特別にオーダーして作ってもらったバージョンの香料でハイチ産のベチバーを起用した。ベチバーから最初に香るトップノートは土の香りがするのでそれを10%削り、ウッディーな香りが残る香料にしてもらった。試作で5%、10%、15%と削ったものを作成してもらい、最も過不足ない数値を起用することにした。もしも男性向けの香水ならばこのように取り除くべきところはなかっただろう。


YUKIRIN
美容・香水ジャーナリスト
香水・香り関連商品と、ナチュラル&オーガニック美容分野に特化した記事を執筆。女性誌などのメディアで発信する。化粧品や香り製品のコンサルティングやイベントプロデュースなど幅広く活躍。「日本フレグランス大賞」エキスパート審査員、「イセタン フレグランス アワード2019」審査員などを務める

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俳優ケイト・ハドソンが「ヴェルサーチェ」のパープルドレスをヘルシーかつ艶っぽく着用

 俳優のケイト・ハドソン(Kate Hudson)が、ロンドンで行われたネットフリックス(NETFLIX)作品「Glass Onion : A Knives Out Mystery(原題)」のプロモーションにおいて「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のドレスを着用した。

 2023年春夏コレクションの新作で、鮮やかなパープルとウエストから裾に向かって広がるシルエットおよびプリーツワークが特徴だ。素材はニットジャージーでフィット感があり、ハドソンは透け感をヘルシーかつ艶っぽく見せた。

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「ディーゼル」がジェイ・パークとのコラボコレクションを発売

 「ディーゼル(DIESEL)」は、アジアパシフィック地域のブランドアンバサダーを務める歌手のジェイ・パーク(Jay Park)とコラボレーションしたコレクションを発表した。公式オンラインストアでは取り扱わず、12月1〜4日に大阪店で、7〜11日に銀座店で、16〜18日に愛知のクレアーレ店で、21〜25日に高島屋京都店のポップアップストアで、22〜25日に福岡店で販売する。

 コラボコレクションは、グレン・マーティンス(Glenn Martens)クリエイティブ・ディレクターがデザインした2022-23年秋冬コレクションに着想。フィルムコーティングや生地の一部が剥がれ落ちたような“ピールオフ”加工を施したデニムジャケットやデニムパンツ、Tシャツを中心に、MA-1、デニム生地を使用したフーディー、半袖シャツなどをそろえる。

 ジェイ・パークは2008年から10年2月まで、韓国のアイドルグループ2PMのリーダーとして活躍。脱退した後、同年7月にソロで活動再開した。アジア系アメリカ人アーティストとして初めて、JAY-Zのレーベル「Roc Nation」と契約し、グローバルに活躍の場を広げている。

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馬場ふみかや江野沢愛美も愛用 20代デュオによるアクセサリーブランド「クリティカルラボ」 Youth in focus Vol.10

 U30の若者たちにフォーカスした連載「ユース イン フォーカス(Youth in focus)」10回目は、アクセサリーブランド「クリティカルラボ(CLITICAL:LAB)」にフォーカスする。

 「クリティカルラボ(CLITICAL:LAB)」は、とがった形状や複数のパールなど、近未来的な雰囲気を備えたイヤーアクセサリーを主軸とするブランドだ。2019年のブランド設立以降、年に1回のペースでコレクションをリリースし、自社ECや百貨店などでのポップアップで販売している。中心価格は1万〜2万5000円で、ポップアップには2日で300人以上が来場することもあり、過去のコレクション全てを購入する熱狂的なファンもいる。さらに、「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」「シュプール(SPUR)」「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」といった媒体でも掲載され、若年層のファッションアイコンである馬場ふみかや江野沢愛美らもプライベートで愛用する。

 ブランドを手掛けるのは、1998年生まれの森りこデザイナーと、97年生まれの坂本悠生ディレクターだ。森デザイナーはもともとコレクションブランドで服作りを学んでおり、「アクセサリーに関しては全くの素人だった」という。そんな彼女たちがなぜアクセサリーブランドを始め、どのように支持を広げていったのか。東京・中野のアトリエで話を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):まずはブランドを始めた経緯を教えてください。

森りこ(以下、森):2018年、高校卒業のタイミングで、コレクションブランド設立を目標に上京してきました。最初は「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」でインターンとして、服作りとブランド運営を勉強していました。すごくタメになる一方で、自分のアウトプットができていないなと坂本に相談してみたら、「何か作っちゃえばいいじゃん」とアドバイスをくれて。そこで思いついたのがアクセサリーブランドだったんです。

坂本悠生(以下、坂本):僕らはバンタンデザイン研究所大阪校で出会いました。僕は当時専門学校生で、森は高校生。彼女は学校全体のコンテストで最優秀賞を獲得するなど、校内では知られた存在でした。学校にこもってずっと作り続けていたタイプだったから、インターンをやりながらも手は動かし続けた方がいいなと思いました。

森:服作りのリファレンスとしてアクセサリーの素材は集めていて、尖った形状の近未来的なアクセサリーが好きでした。とはいえ、アクセサリー自体は作ったことがなく、完全に独学でのスタート。材料屋を調べて浅草橋に行って、気になるパーツを買い込んで、ユーチューブでパーツのつなぎ方を真似しながら作っていく、みたいな(笑)。どんどん好きなイメージを具現化していったら、「あ、やっぱりかわいい」って手応えを感じて。そこで、ファーストコレクションとして全16型を、BASEで販売し始めました。

坂本:18年の秋口にサイトを開設しました。大阪時代からかわいがってもらっていたスタイリストやフォトグラファーの先輩、同世代の友達が面白がってくれて、初月から売れました。当時はアイテムの単価が低かったし、利益は月5万円程度なんですけど。それでも、自分たちでものを作って、それが売れるのは、とてもうれしかったです。

WWD:当時は完全にハンドメードだった?

森:そうです。在庫はもたず、オーダーが入ったら材料を買って、自宅で黙々と生産する毎日。最初はインターンとブランドを掛け持ちながら、徐々に売り上げが安定して、ブランドで食べていけるようになったので、「クリティカルラボ」のみににシフトしました。

坂本:ハンドメードから量産に切り替えたのは20年から。手作りだと、どうしても品質がばらつくし、生産の数も限られる。ブランドの成長を見越して、思い切って工場と契約しました。

WWD:工場との契約は成長のきっかけになっている?

森:量産を外注したおかげで品質が安定し、まとまった売り上げも入るようになりました。その予算で、シルバー925で重厚感あるアイテムをはじめ、単価が高めのアイテムにも挑戦できるようになったのも良かった。洗練されたアイテムが増えたからか、当初は10〜20代のファンがメインでしたが、今では30〜40代、50代の女性まで広まりつつあります。

坂本:実はコロナも追い風になりました。イヤーカフって10代には認知されていたけど、30代以上には浸透していないアイテムだった。でも、コロナでマスクを着けるようになると、ピアスやイアリングはひもに引っ掛かるから、新しい選択としてイヤーカフに注目が集まるようになりました。

WWD:ブランディングで意識していることは?

森:SNS運用をかなり重視しています。一つ一つの投稿やストーリーズはもちろん、文章の一言一句まで2人で相談して作っています。最近はアートディレクターにも入ってもらって、ブランドの世界観を統一するよう最大限の投資をしています。

坂本:今、ブランド認知のきっかけはほとんどがSNSだと思う。それぞれがファッションアイコンをフォローして、その人の投稿で新しいブランドを見つけたり、好きなブランドに近いブランドをSNSで探したり。実際「クリティカルラボ」も、感度の高いユーザーが見つけてくれて、ポップアップの様子や着用画像を発信してくれるおかげで、広告費をかけなくてもオーガニックなファンを獲得できています。

WWD:コレクションは年に1回。物作りに集中できる一方で、お客さんに新鮮な情報を届けられないというデメリットはない?

森:コレクションとしてのリリースは年に1度ですが、不定期で新作を小出ししています。ストーリーズを使って数時間限定で販売したり、ポップアップで数量限定で扱ったり。

坂本:ストーリーズを使った販売って、インフルエンサーブランドではよくある手法で、顧客との距離も近く感じるいいアイデア。デザイナーズブランドではあまりやらないし、インフルエンサーブランドと同じやり方をしたくない人もいるけど、どちらも同じビジネスなので、参考になる点はある。僕は個人でキャスティングの仕事もしていて、インフルエンサーとの付き合いがあるから、そこで吸収したものを「クリティカルラボ」に還元しています。

WWD:ファッション媒体でも目にするようになった。

森:ブランド設立当初からファッションアイテムとして提案しているので、シューティングで使ってもらうのはすごくうれしいです。本来であればより多くの媒体で発信してほしいところですが、ブランドイメージもあるので、掲載先はかなり厳選しています。

坂本:モデルをこちらから指定する場合もあります。マスでの人気よりも、ファッションとして認知されているかどうかや、本人の感度の高さが大事。生意気かもしれないけど、それだけ影響力も大きいから、僕たちも妥協したくなくて。

森:卸先も厳選しているよね。通販のほかに卸もやっていて、新規の問い合わせを多くいただくのですが、売り上げがとれそうでも、ブランドの世界観が崩れそうなお店はお断りします。他ブランドのラインアップに共感できたり、店舗空間まで洗練されていたりして、親和性を感じるお店に絞っています。現在6アカウントで取り扱っています。

WWD:今後、アパレルも手掛けていく?

森:徐々に準備を進めています。やっぱりファッションに憧れて業界に入ってきたので、服は1つのゴールです。ただ、「クリティカルラボ」というブランドとは別のやり方を考えています。私自身の名前を公表するかも未定です。でも、絶対に服は届けたい。ゆくゆくは海外にも挑戦したいです。

坂本:きっと面白いブランドになるし、その実力もある。気長に待ってもらえるとうれしいです。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ ビューティ」が阪急うめだ本店でディケアやフレグランスのポップアップ開催

 ハートリレーションは、小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」のポップアップショップを12月7日から阪急うめだ本店2階 きれいきれいスタジオで開催する。

 ポップアップでは、ブランドのホリデーの世界観を体験できる空間を用意し、アイテムのテクスチャーや香りを試せるテスターも取りそろえる。取り扱うアイテムはボディクリーム(4070円税込、以下同)やボディバーム(5610円)、美容セラム(3960円)、ルームディフューザー(9460円)、キャンドル(7150円〜)、パフュームオイル(6380円)、ロールオンパフュームオイル(3960円)、ネイルポリッシュ(2178円)などの予定で、新製品の先行販売も行う。また、会場内で一定金額以上の商品を購入した人には、スペシャルノベルティーも用意する。

■Her lip to BEAUTY ポップアップショップ
会期:12月7〜13日
場所:阪急うめだ本店2F きれいきれいスタジオ
住所:大阪市北区角田町8番7号

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伊スパークリングワイン、フランチャコルタが3年ぶりにイベントを開催 協会副会長に聞くその希少性

 イタリア発スパークリングワインのフランチャコルタ(FRANCIACORTA)は11月14日、3年ぶりに、「アンダーズ東京(ANDAZ TOKYO)」でイベントを開催した。“フランチャコルタ”とは、イタリアのコモ湖とガルダ湖の間の地域で生産される発泡ワインのこと。フランチャコルタ協会は、それら生産者による認知度アップ・販売促進目的の協会だ。同イベントを機に来日した、フランチャコルタ協会マウリツィオ・ザネッラ(Maurizio Zanella)=フランチャコルタ協会副会長兼「カ・デル・ボスコ(CA’ DEL BOSCO)」会長へ話を聞いた。

WWD:今回の来日の目的は?

マウリツィオ・ザネッラ=フランチャコルタ協会副会長兼「カ・デル・ボスコ」会長:以下、ザネッラ):日本におけるフランチャコルタのさらなる発展のために開催されるイベントに参加するためだ。

WWD:イベント開催の目的は?

ザネッラ:3年ぶりのリアルイベント開催だ。日本では、フランチャコタは約35年前から販促をしているが、協会では10年前に販促をスタートした。日本市場における、さらなるフランチャコルタの認知度アップが目的だ。

WWD:フランチャコルタの定義は?

ザネッラ:イタリア語で男性形の“イル・フランチャコルタ”はワインのこと、女性形の“ラ・フランチャコルタ”は、イタリアの地域のことを指す。コモ湖とガルダ湖の間の地域が“フランチャコルタ”でそこで生産されたブドウから作られる発泡酒がフランチャコルタだ。

WWD:シャンパーニュとの違いは?

ザネッラ:まず、ブドウの産地が異なる。使用するブドウの種類は似ていて、製法も瓶内の二次発酵で同じ。だが、ブドウが育つ緯度が、フランチャコルタとシャンパーニュでは違う。フランチャコルタは、シャンパーニュが製造されるランスよりもずっと南に位置している。だから、ブドウのポリフェノールをはじめとするフェノール類が成熟しており、よりボディーがありふくよかなワインができるし、シャンパーニュよりもシャープな味わいも期待できる。

WWD :フランチャコルタ協会の会員になるためにするべきことは?

ザネッラ:フランチャコルタという地域の名称は、行政のものではなく、明確な定義はない。その地域内でブドウを栽培する畑を持ち、ワイナリーがあることを申請すること。フランチャコルタという地域自体がシャンパーニュのランスの11分の1と小さい。当然、フランチャコルタの希少性はシャンパーニュより高い。生産量のほとんどが、イタリア国内で消費されるので、国外へ輸出できるのは15%以下と少ない。

WWD:現在、フランチャコルタの生産社数は?

ザネッラ:121社だ。日本に輸入されているのは約40社。今回のイベントには3社が参加している。

WWD:フランチャコルタのトップ市場は?

ザネッラ:1位は本国のイタリア。2位はスイス。イタリアに近いということもあり、フランチャコルタはよく知られており、シャンパーニュの代わりに飲まれる。イタリア国内でほぼ消費され、輸出量ナンバーワンはスイス、2位がアメリカ、3位が日本だ。日本市場でワイン消費量が少なかった約40年前にシャンパーニュと同時に販売され始めた。“食”と“酒”への要求が高い市場だから支持されているのだと思う。

WWD:今後の戦略は?

ザネッラ:フランチャコルタの品質をさらに高めること。そして、高いポジショニングをキープすることだ。ワイン作りは伝統、そして経験が大切。ワイン作りのための醸造所は買えるが、伝統は買えない。もともと、イタリアにおけるワインの製造は自家需要のためだった。瓶詰めされて販売されるようになったのは最近のことなんだ。

WWD:フランチャコルタとスプマンテやプロセッコの違いは?

ザネッラ:スプマンテはイタリアにおける発泡ワインの総称だが、フランチャコルタはそれには入らない。プロセッコは、ベローナ以外のベネト州などで広い産地で生産され、タンク内で2次発酵を行う発泡酒だ。

WWD:フランチャコルタにおけるサステナビリティの取り組みは?

ザネッラ:現在、畑の62%で有機栽培されている。二酸化炭素排出量の減少をフランチャコルタ協会主導で行っているが、特に目標は定めていない。プラスチックの使用に関しても、より持続可能なパッケージへの変更などについて各社が取り組んでいる。

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スパイバーが最先端素材入りの「キッズT」、ふるさと納税5万円分の返礼品に

 山形県鶴岡市に拠点を置くスパイバーは、地元鶴岡のふるさと納税の返礼品として、人工タンパク質素材「ブリュード プロテイン」を使った「キッズTシャツ」を提供する。寄附金額は5万円。Tシャツはスパイバーが開発した「ブリュード プロテイン」を10%、オーガニックコットン90%を使っており、同じく山形県出身で著名な絵本作家である荒井良二のイラストが入っている。29日13時から1000着限定で申し込みを受け付けており、返礼品の発送は来春の予定だ。

 Tシャツは、縫製や仕上げなどの工程も鶴岡市の繊維関連企業が行うなど、地元企業が一丸となって生産に協力している。スパイバーは本社及び本社工場の隣接した立地に、「やまのこ保育園」も運営しており、関山和秀社長を筆頭に社員の家族に加え、地元の子どもなども通っている。

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「サカイ」が世界を巡るストアツアー「ハロー サカイ」を東京で開催 青山店は改装につき一時閉店

 「サカイ(SACAI)」は、12月10日から「ハロー サカイ(Hello sacai)」を東京・渋谷区神宮前で開催する。「ハロー サカイ」は、2018年にパリでスタートした世界の主要都市を巡回するストアツアー。第3弾となる今回は、2年ぶりに東京で開催する。

 今回は2023年の春夏コレクションに加え、アップサイクルをコンセプトにした商品もそろえる。また、改装に伴って11月30日に一時閉店するサカイ 青山店で使用していた、ゲルチョップ(Gelchop)による什器を彼らが一つひとつカスタマイズし生まれ変わった家具や、原宿の老舗ビンテージショップ「ベルベルジン(BERBERJIN)」のビンテージアイテムを再構築したものも登場する。そのほか「シティーカントリーシティー(CITY COUNTRY CITY)」のグラフィックを採用したアパレルやAirpodsケース、「ニューエラ(NEW ERA®)」とのコラボアイテムもラインアップする。8日には「ナイキ」とコラボレーションしたシューズ“ナイキ×サカイ コルテッツ グレー(Nike x sacai Cortez Grey)”を、13日には「ナイキ×サカイ(NIKE×SACAI)」のアパレルを発売する。

 オープン初日の10日には、2023年の春夏コレクションでコラボレーションしたエリック・ヘイズ(Eric Haze)のライブペインティングパフォーマンスを実施する。そのほか、「ハロー サカイ」では先行販売アイテムやさまざまなアーティストとコラボした限定アイテムの発売を予定している。イベント、商品情報は公式インスタグラムで随時発表する。サカイ 青山店は、3月頭にリニューアルオープン予定だ。

■ハロー サカイ
会期:12月10日〜2月末
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-9

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花王からZ世代の男性向けコスメ メンズメイクを当たり前に 

 花王は、Z世代(10代〜20代前半)の男性に向けた化粧品ブランド「アンリクス(UNLICS)」をスタートする。ラインアップはスキンケアとベースメイクの計5製品。12月1日に化粧水とメイクアップベースを、来年1月12日に美容液とタオルマスクを発売する。若い男性の「水分が少なく蒸散しやすい」「肌色が赤暗く見える」といった特有の性質や悩みにアプローチする処方を施した。ブランド公式EC、楽天市場、アマゾンで取り扱う。

 化粧水の“アクアハグウオーター”(180mL、税込3080円)は、保湿成分のヒアルロン酸Na、豆乳発酵液、ビターオレンジピール、クレソンエキスが、ごわつきがちな男性の肌に潤いと透明感を与える。乳液兼美容液の“セラム ミー”(40mL、各税込3850円)は、ニキビやシミ・ソバカスなど肌悩みに合わせて5種をラインアップ。油分と水溶性成分をバランスよく配合し、ベタつくことなく肌を滑らかに整える。あらかじめ蒸気で肌をほぐし、スキンケアのなじみをよくするタオルマスク“ホグフォグマスク”(税込2750円)も用意する。

 メイクアップベースの“インプレス カラーウェア”(全4色、各22g、税込各3080円)はブルー、ベージュ、グリーン、オレンジを扱う。均一に伸び広がり、メイクに不慣れな男性でもムラなくカバーできるほか、顔のパーツごとに違う色を使い分けることで立体的な印象を作り出す。

 デジタルコミュニケーションを軸とした発信にも注力する。車谷セナ、USUKE、翔貴の男性インフルエンサー3人をブランドパートナーとして起用し、SNSでの発信やライブイベントなどを通じて認知・共感を広げる。併せて開発したウェブツール「ビューティ ディグショナリー」では、20種類のルックからなりたい顔を選び、それに至るまでのメイクの手法を学ぶことができる。

社員の声を聞き、ブランドの個性を磨く

 化粧品事業の再構築を進める同社は、昨年1月にはカネボウ化粧品と化粧品事業を統合。グローバル重点11ブランド、国内重点8ブランドに集約した。「それぞれの個性を磨き、パーパスドリブンなブランドの集合体としての化粧品事業作りを進めていく」と村上由泰・常務執行役員 化粧品事業部門長。

 個性あるブランドを作る上では、社員一人一人の意思を尊重することもカギになる。「アンリクス」の立ち上げも「なぜ男子が堂々と化粧をしてはいけないのか」という男性新入社員の声がきっかけだった。ブランド運営においても、製品開発やマーケティング、PRなどそれぞれのセクションで20代の若手男性社員がリードする。

 今後はアジアを中心に海外展開を視野に入れ、ブランド単体で年商50億円を見据える。

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ユニクロのチャリティーTシャツ企画に映画界の巨匠、ヴィム・ヴェンダースとカウズが参加

 ユニクロは12月16日、平和を願うチャリティーTシャツプロジェクトとして6月に立ち上げた「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」の新作をグローバルで発売する。「ベルリン・天使の歌」「パリ、テキサス」などで知られるドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)やアーティストのカウズ(KAWS)、陶芸家のリサ・ラーソン(Lisa Larson)など、5組がTシャツ(各1500円)のデザインに参加した。

 前述の3人に加え、ユニクロのデザインTシャツ「UT」でも取り組みの深いアーティストの故キース・ヘリング(Keith Haring)、コミックの「ピーナッツ(PEANUTS)」のグラフィックを使用したTシャツを販売する。これにより、6月にスタートした「ピース・フォー・オール」の参加アーティストや著名人は計20人となる。16日の新作発売に合わせ、店頭とECで2枚以上購入した客にはノベルティーとしてトートバッグをプレゼントする。

 「ピース・フォー・オール」には、これまで建築家の安藤忠雄や作家の村上春樹、プロスノーボーダーでユニクロのグローバルブランドアンバサダーである平野歩夢、ユニクロとも協業するファッションデザイナー、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)らが参加している。利益の全額にあたる売り上げの20%を国連難民高等弁務官事務所、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付するもので、9月時点の売上枚数は48万4381枚、同時点で収益金1億4531万4300円を寄付した。

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ユニクロのチャリティーTシャツ企画に映画界の巨匠、ヴィム・ヴェンダースとカウズが参加

 ユニクロは12月16日、平和を願うチャリティーTシャツプロジェクトとして6月に立ち上げた「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」の新作をグローバルで発売する。「ベルリン・天使の歌」「パリ、テキサス」などで知られるドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)やアーティストのカウズ(KAWS)、陶芸家のリサ・ラーソン(Lisa Larson)など、5組がTシャツ(各1500円)のデザインに参加した。

 前述の3人に加え、ユニクロのデザインTシャツ「UT」でも取り組みの深いアーティストの故キース・ヘリング(Keith Haring)、コミックの「ピーナッツ(PEANUTS)」のグラフィックを使用したTシャツを販売する。これにより、6月にスタートした「ピース・フォー・オール」の参加アーティストや著名人は計20人となる。16日の新作発売に合わせ、店頭とECで2枚以上購入した客にはノベルティーとしてトートバッグをプレゼントする。

 「ピース・フォー・オール」には、これまで建築家の安藤忠雄や作家の村上春樹、プロスノーボーダーでユニクロのグローバルブランドアンバサダーである平野歩夢、ユニクロとも協業するファッションデザイナー、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)らが参加している。利益の全額にあたる売り上げの20%を国連難民高等弁務官事務所、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付するもので、9月時点の売上枚数は48万4381枚、同時点で収益金1億4531万4300円を寄付した。

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「ラルフ ローレン ホーム」で暮らしに彩りを ファッションからインテリアまでライフスタイル全体を提案した”ラルフズ ミラン”

 2022年「ミラノ サローネ」の期間中にイタリア・ミラノの街に現れた“ラルフズミラン”は、来場者を「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」が描く映画のような世界へと導いた。まるで、ラルフ・ローレン自身の邸宅のような空間には、アメリカン・トラディショナルをベースに、クラシック、エレガントなどの要素を融合させ、熟練のクラフツマンシップで仕上げられた唯一無二の世界が広がっていた。

 「ラルフ ローレン」は1967年に、アメリカ・ニューヨーク出身のラルフ・ローレンが、ハンドメイドで仕立てられた斬新な幅広のネクタイを発表して脚光を浴びたのが始まりだ。以降、メンズ、ウィメンズ、チルドレンとコレクションを広げ、83年には、ファッションデザイナーが手掛ける初のフルラインのホームコレクションである「ラルフ ローレン ホーム(RALPH LAUREN HOME)」が登場。同ブランドの家具や照明、クリスタル、シルバーウエア、ファブリック、ベッドリネンなどにはアメリカ西部の魅力やハリウッドの華やかさ、そして、英国風邸宅の壮麗さが息づいている。今でこそ、さまざまなブランドが“ライフスタイル”の提案に力を入れているが、そのパイオニアが「ラルフ ローレン」といっても過言ではない。ファッションとインテリアの双方に共通するアメリカン・トラディショナルは、ブランドの誕生から半世紀を超えた現在も世界中で高い支持を得ている。

映画のような世界に誘う“ラルフズ ミラン”

 「ラルフ ローレン」の世界観を体感できるイべントが6月のミラノデザインウイークで開催された。アメリカンライフスタイルと時代を超越したデザインを祝う場所として、1週間「ラルフ ローレン」 のミラノ本社である“パラッツォ ラルフ ローレン”が“ラルフズミラン”へと姿を変えたのだ。それについて、創業者 ラルフ・ローレンは、「私は、世界中の人々が夢を実現する姿にインスパイアされてきた。とりわけミラノの街の洗練された美しさと歴史が私の琴線に触れた。ミラノの中心部で、華麗なパラッツォに住むという私の個人的なビジョンを、来場者と共有できることに興奮している」とコメント。

 1999年から「ラルフ ローレン」のミラノ本社として使用されている“パラッツォ ラルフ ローレン”はミラノの街の喧騒から離れ、壮麗さを備えると同時にプライバシーも併せ持つ場所だ。 “ラルフズミラン”に一歩足 を踏み入れると、「ラルフ ローレン」の神髄であるアメリカンスタイルの感性が至る所に反映されている。それぞれの家具は、時代や国境を越えて愛されるクラシックに敬意を表しつつ、マホガニー材や 真ちゅう、バーニッシュレザーなどの高級感のある素材をベースに、タータン、ペイズリー、ゼブラプリントを上品にミックスさせて、全体的にエレガントにまとめている。ロマンチックなフラワーアレンジメントがくつろぎともてなしの空間を演出し、アートやアンティークが重厚感をプラスしている。ローレン自身の先駆的なライフスタイルのアプローチや、イマジネーションが集約された空間だ。

日本でも展開しているベディング

 “ラルフズミラン”では、「ラルフ ローレン」のシグニチャーがちりばめられたインテリアと共に、2022年秋のホームコレクション“パラッツォ コレクション”の発表が行われた。日本でもおなじみのベディングにも新作“ベッドフォード”シリーズが登場。「ラルフ ローレン」ならでは、コンフォーターカバーからピローシャム、各種ピローまでトータルでコーディネートできるのが魅力だ。12月中旬には、東京・表参道でも、「ラルフ ローレン ホーム」のショールームが完全予約制でオープン予定だ。優れたクラフツマンシップと、「ラルフ ローレン ホーム」の時代を超えた世界観に触れられる場所になっている。

ライフスタイルを彩る
アイテムの数々

 「ラルフ ローレン ホーム」では、ギフトに最適なホリデーコレクションや“おうち時間”を充実させるインテリアアイテムが豊富にそろう。「ラルフ ローレン」のシグニチャーのタータンチェックのボックスに入ったホリデーキャンドルは、常緑樹、レッドカランと、ジュニパーベリーの華やかな香りが特徴だ。冬に重宝するスロー ブランケットはネイビーとキャメルの2色。ウォルナット材とカーボンファイバーレザーを使用したチェスセットなどのゲームアイテムも豊富。

問い合わせ先
ラルフ ローレン
0120-3274-20

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「ラルフ ローレン ホーム」で暮らしに彩りを ファッションからインテリアまでライフスタイル全体を提案した”ラルフズ ミラン”

 2022年「ミラノ サローネ」の期間中にイタリア・ミラノの街に現れた“ラルフズミラン”は、来場者を「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」が描く映画のような世界へと導いた。まるで、ラルフ・ローレン自身の邸宅のような空間には、アメリカン・トラディショナルをベースに、クラシック、エレガントなどの要素を融合させ、熟練のクラフツマンシップで仕上げられた唯一無二の世界が広がっていた。

 「ラルフ ローレン」は1967年に、アメリカ・ニューヨーク出身のラルフ・ローレンが、ハンドメイドで仕立てられた斬新な幅広のネクタイを発表して脚光を浴びたのが始まりだ。以降、メンズ、ウィメンズ、チルドレンとコレクションを広げ、83年には、ファッションデザイナーが手掛ける初のフルラインのホームコレクションである「ラルフ ローレン ホーム(RALPH LAUREN HOME)」が登場。同ブランドの家具や照明、クリスタル、シルバーウエア、ファブリック、ベッドリネンなどにはアメリカ西部の魅力やハリウッドの華やかさ、そして、英国風邸宅の壮麗さが息づいている。今でこそ、さまざまなブランドが“ライフスタイル”の提案に力を入れているが、そのパイオニアが「ラルフ ローレン」といっても過言ではない。ファッションとインテリアの双方に共通するアメリカン・トラディショナルは、ブランドの誕生から半世紀を超えた現在も世界中で高い支持を得ている。

映画のような世界に誘う“ラルフズ ミラン”

 「ラルフ ローレン」の世界観を体感できるイべントが6月のミラノデザインウイークで開催された。アメリカンライフスタイルと時代を超越したデザインを祝う場所として、1週間「ラルフ ローレン」 のミラノ本社である“パラッツォ ラルフ ローレン”が“ラルフズミラン”へと姿を変えたのだ。それについて、創業者 ラルフ・ローレンは、「私は、世界中の人々が夢を実現する姿にインスパイアされてきた。とりわけミラノの街の洗練された美しさと歴史が私の琴線に触れた。ミラノの中心部で、華麗なパラッツォに住むという私の個人的なビジョンを、来場者と共有できることに興奮している」とコメント。

 1999年から「ラルフ ローレン」のミラノ本社として使用されている“パラッツォ ラルフ ローレン”はミラノの街の喧騒から離れ、壮麗さを備えると同時にプライバシーも併せ持つ場所だ。 “ラルフズミラン”に一歩足 を踏み入れると、「ラルフ ローレン」の神髄であるアメリカンスタイルの感性が至る所に反映されている。それぞれの家具は、時代や国境を越えて愛されるクラシックに敬意を表しつつ、マホガニー材や 真ちゅう、バーニッシュレザーなどの高級感のある素材をベースに、タータン、ペイズリー、ゼブラプリントを上品にミックスさせて、全体的にエレガントにまとめている。ロマンチックなフラワーアレンジメントがくつろぎともてなしの空間を演出し、アートやアンティークが重厚感をプラスしている。ローレン自身の先駆的なライフスタイルのアプローチや、イマジネーションが集約された空間だ。

日本でも展開しているベディング

 “ラルフズミラン”では、「ラルフ ローレン」のシグニチャーがちりばめられたインテリアと共に、2022年秋のホームコレクション“パラッツォ コレクション”の発表が行われた。日本でもおなじみのベディングにも新作“ベッドフォード”シリーズが登場。「ラルフ ローレン」ならでは、コンフォーターカバーからピローシャム、各種ピローまでトータルでコーディネートできるのが魅力だ。12月中旬には、東京・表参道でも、「ラルフ ローレン ホーム」のショールームが完全予約制でオープン予定だ。優れたクラフツマンシップと、「ラルフ ローレン ホーム」の時代を超えた世界観に触れられる場所になっている。

ライフスタイルを彩る
アイテムの数々

 「ラルフ ローレン ホーム」では、ギフトに最適なホリデーコレクションや“おうち時間”を充実させるインテリアアイテムが豊富にそろう。「ラルフ ローレン」のシグニチャーのタータンチェックのボックスに入ったホリデーキャンドルは、常緑樹、レッドカランと、ジュニパーベリーの華やかな香りが特徴だ。冬に重宝するスロー ブランケットはネイビーとキャメルの2色。ウォルナット材とカーボンファイバーレザーを使用したチェスセットなどのゲームアイテムも豊富。

問い合わせ先
ラルフ ローレン
0120-3274-20

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「コスメデコルテ」が242万人愛用の美白美容液“ホワイトロジスト”を刷新

 コーセーは2023年1月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」のロングセラー美白美容液“ホワイトロジスト”を刷新し、7代目となる“ホワイトロジスト ネオジェネシス ブライトニング コンセントレイト”[医薬部外品](40mL、税込1万6500円/レフィル税込1万5900円)を発売する。美白有効成分のコウジ酸を軸に、医薬部外品では初配合となるナツシロギクエキスを新たに採用。点と面でアプローチする全顔美白美容液として、シミ対策しながら明るいブライトニング効果を発揮する。

 同ブランドは、通常の肌とメラニン生成が過剰な肌では、増殖能力を持つケラチノサイト(表皮細胞)の“分裂様式”に違いがあることを発見。メラニンの過剰生成が起きている肌には“横方向“に分裂するケラチノサイトが多数存在しており、それらが濃いシミや肌全体のトーンダウンの原因であると判明した。

 そこで、ケラチノサイトの分裂様式をコントロールしながらメラニンを排出しやすい健常な分布に戻すべく、ナツシロギクエキスをキー成分にした独自のコンプレックス成分を開発。新“ホワイトロジスト”で採用し、シミや乾燥くすみといった肌悩みの根本から解決する。さらに、2種の自然由来保湿成分を新たに配合し、保湿効果をさらに高めた。

 美白美容液“ホワイトロジスト”は、シミ・ソバカスの原因となるメラニンの生成をコントロールし、 白さの根源へとせまる「ロジカルホワイトニング」をコンセプトに04年に誕生した。これまで延べ242万人が使用し、「コスメデコルテ」の美白スキンケアシリーズの中で人気No.1(21年の売上総数比較)を誇る。

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「ランバン」が銀座に再出店 ディーン・フジオカも祝福

 「ランバン(LANVIN)」は、東京・銀座に新たな旗艦店、ランバン銀座店(LANVIN GINZA STORE)を11月26日にオープンした。オープン前日には、俳優でアーティストのディーン・フジオカがスペシャルゲストとして来場。グレース・チャオ(Grace Zhao)=ランバン ジャパンCEOらとテープカットを行った。

 新店舗は、地下1階がメンズ、1階がシューズ&バッグ、2階がウィメンズ、3階がVIPルームの4フロア構成。「ランバン」の創業者ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)の家のリビングルームや日本家屋、ブランドを代表する香水“アルページュ(Arpege)”の香水瓶などをインスピレーション源として、フランスと日本を融合させた空間に仕上げた。

 店内の壁には、日本の書道家であるhiro(河内裕実)による作品や、パリの画家ポーリン・レイラヴォー(Pauline Leyravaud)の絵を描いたほか、彫刻家のフレデリック・ウィットル(Frederique Whittle)とロヴ・ウィットル(Rob Whittle)による、鳥がモチーフの彫刻を設置した。

 またオープンを記念して、コラージュアーティストの河村康輔によるアート展“REMIX the TIME EXHIBITION by Kosuke Kawamura”を地下1階で12月4日まで実施している。同氏を代表するシュレッダーコラージュを用いて、ジャンヌ・ランバンによるアーカイブと、現在のクリエイティブ・ディレクターであるブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)の最新コレクションを題材に、作品を制作した。

 「ランバン」は以前も銀座に旗艦店を構えていたものの、本国出資100%だった旧体制のランバン ジャパンの解散によって2019年7月に閉店していた。

■LANVIN GINZA STORE
住所:東京都中央区銀座5-4-7
営業時間:11:00〜20:00

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「ア ベイシング エイプ®」×英セレクトショップEND.のコラボコレクション “ボウリング”をテーマに

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は12月3日、英国のセレクトショップ、エンド(END.)とのコラボカプセルコレクションを発売する。ベイプエクスクルーシブ青山店とドーバー ストリート マーケット ギンザ、「ア ベイシング エイプ®」の公式オンラインストアで扱う。

 同コレクションは“BOWLING”と題され、その名の通りボウリングとそれにまつわるファッション、カルチャーにフォーカスする。例えばスニーカーの“ベイプスタ”(2万9700円税込、以下同)もバーガンディーとダークグリーンのスプリットカラーとし、ボウリングシューズをイメージ。さらに、クロームコーティングを施したシューレースステーとインソールに“END.”の文字をあしらう。ほかにもボウリングシャツ(2万4200円)やスタジャン(9万2840円)をラインアップする。

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「トミー ヒルフィガー」が新ライン「THモノグラム」始動 “ニュープレッピー”で、ブランドの新章へ

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は、2022-23年秋冬シーズンに、ブランドのシグネチャーを再解釈した新ライン「THモノグラム」を発売した。DNAのプレッピースタイルに、エレガンスやストリートなどのエッセンスを加えたコレクションは、「T」と「H」で構成したタイムレスなグラフィックが特徴だ。さらにスリム&フィットなシルエット、素材使いの進化で、“クラシカルで新しい”真の「トミー ヒルフィガー」らしさを提案する。

グラフィック界の鬼才と生み出した
普遍的なグラフィック

 「THモノグラム」のグラフィックは、イギリス・ロンドンを拠点に、多くのファッションブランドやグローバルブランドとコラボレーションするグラフィック界の鬼才ファーガス・パーセル(Fergus Purcell)がデザインした。

 同氏は、今回のコラボレーションについて「ブランドの魅力は、インパクトがあり、とてもカラフルで、自信と期待に満ちていることだ。これらのインスピレーション源が、私のデザインの原動力となり、新しくアイコニックでありながら、今までも存在していたかのようなものを作りたいと思わせてくれた」とコメント。ストリートカルチャーへの深い造詣とユニークなアプローチにより、膨大なアーカイブから見つけ出した「TH」のモチーフが、時を越えて大胆に生まれ変わった。

日本の人気インフルエンサーが
私物ミックスでセルフスタイリング!

 コレクションの発売に合わせて、日本では次世代の人気インフルエンサーが、私物ミックスのセルフスタイリングを披露。フリースタイルフットボーラーのカザネ(Kazane)、モデルののせりん、ミュージシャンのジン・カワグチやメイリン(Meirin)、ユーチューバーの中町綾、ラッパーのトヨミ(Toyomi)の個性豊かな6人が、思い思いのリアルクローズへと落とし込んだ。

レイヤードで楽しむ
洗練された素材使い

 ブランドのシグネチャーカラーであるバーガンディ、ネイビー、スノーホワイトを基調にしたコレクションは、洗練された素材使いも魅力だ。プレミアムウールやリサイクルポリエステル糸、リサイクルダウンなどを用いることで、環境に配慮しながら上質さを追求。刺しゅうや格子プリント、編地など、さまざまなテクニックでモノグラムが発展する、こだわりのカジュアルウエアは、性別もジャンルも問わないレイヤードスタイルを完成させてくれる。

TEXT ANRI MURAKAMI
問い合わせ先
トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
0120-266-484

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WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

ホリデーシーズンを前に、バーニーズ ニューヨークではさまざまなレザーアイテムを豊富に取り揃えています。

1 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

今回はその中でもバーニーズ ニューヨークのコーポレートカラーでもある”ブラック”をキーカラーとして、おすすめの商品をご紹介します。

 

まずは英国王室御用達の証であるロイヤルワラントを擁する<スマイソン>のレザーアイテム。

2 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

SMYTHSON

ロングウォレット 品番:2180320 ¥55,000(税込)

二つ折りウォレット 品番:2180316 ¥50,600(税込)

カードケース 品番:2180318 ¥28,600(税込)

ペンケース 品番:2180319 ¥35,200(税込)

ノートブック 品番:2180317 ¥19,800(税込)

 

3 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

クロコ型押しのカーフレザー”マラ”シリーズに、これまで存在しなかったブラックがバーニーズ ニューヨークのエクスクルーシヴカラーとして誕生しました。

内側のレザーをブラックで統一し、シルバーのロゴスタンプと金具を組み合わせた、スタイリッシュな仕上がりです。

 

中でもおすすめはこちらのペンケースとノートブックです。

4 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

ノートブックは書き心地のよいペールブルーのフェザーウェイト紙で、ページのエッジ部分もシルバーに統一しています。

5 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

上質なビジネスシーンを演出するステーショナリーアイテムは、特別な相手への贈り物にもおすすめです。

 

今シーズン<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルコレクションでは、素材と作りにこだわったハイクオリティシリーズを提案しています。

こちらは、飛騨牛レザーを贅沢に使い、国内有数の鞄工房で丹念に作り上げた純国産のバッグ。

6 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

BARNEYS NEW YORK

クラッチバッグ 品番:2188599 ¥35,200(税込)

フラップ付きブリーフケース 品番:2188597 ¥79,200(税込)

バックパック 品番:2188598 ¥82,500(税込)

 

7 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

食肉用黒毛和牛の副産物を国内タンナーでなめしたレザーは、育ちのよさを感じさせる上品なシボの入った表情が特徴。

柔らかく、もっちりとした質感に加えて軽さもあり、手に取った際にほかのレザーとの感触の違いが感じられます。

8 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

その中でも、ぜひご紹介したいのがこちらのフラップ付きブリーフケース。

角がラウンドしたフラップがアクセントの、レザーの質感や作りの良さが際立つシンプルなデザインです。

9 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

内側はディア調のスエード生地を採用し、荷物を出し入れする際にも上質さを感じられる仕様に。

一見マチが薄くコンパクトに見えますが、サイドスナップを開くと十分な容量があります。

各種ポケットやペン差し、鍵などを取り付けるためのレザーコードも備えています。

10 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

外側の背面にあるスリットポケットにはスマホなどすぐに出し入れするものを収納できます。

11 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

また、床置きも想定して底鋲も取り付けています。

さまざまな機能を盛り込みながらも、ビジネスシーンでスマートにお持ちいただける洗練された表情に仕上がったバランスのよい一品です。

 

つづいては、フランスの名門タンナー デュプイ社のレザーを使用したレザーアイテム。

12 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

BARNEYS NEW YORK

ロングウォレット 品番:2188600 ¥66,000(税込)

カードケース 品番:2188603 ¥25,300(税込)

コインポケット付きカードケース 品番:2188602 ¥28,600(税込)

キーポーチ 品番:2188604 ¥25,300(税込)

二つ折りウォレット 品番:2188601 ¥49,500(税込)

 

13 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

本シリーズに採用した素材はマット加工をほどこしたシュリンクレザーの“バブルカーフ”。

手に吸い付くようなキメの細かさがあり、ソフトでもっちりとした質感が特徴です。

14 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

今回は内側にも同じレザーを贅沢に使用することで、日々上質さを感じられるようなハイエンドなシリーズを目指しました。

 

15 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

中でも一際目を引くのがこちらのキーポーチ。

特徴的な丸みのあるフォルムで、大ぶりなスマートキーもゆったり収納することができます。

17 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

内側にはキーリングを備えており、本体から鍵だけを出して使用することも可能です。

16 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

底板のかわりとなるレザーの下にはカードキーを収納可能で、鍵回りをこちら一つでスマートに持ち運ぶことが可能。

ほかにもコインケースや目薬・リップなどの小物を収納するポーチとしてなど、さまざまなご用途でお使いいただけます。

18 WE RECOMMEND: BLACK LEATHER ITEMS

思わずさわっていたくなるような質感のよさも特徴です。

使い勝手に優れながら少し新しさも感じられる、ギフトにもおすすめの一品です。

 

各アイテムはオンラインストアでもご確認いただけます。

店頭には今回ご紹介しきれなかったアイテムもたくさんご用意しています。

ご来店を心よりお待ちしております。

スマホケース「ケースティファイ」が米国に初出店 25年までにグローバルで100店新規出店

 ECを主販路にする香港発のテックアクセサリーブランド「ケースティファイ(CASETIFY)」は11月、米カリフォルニアのシリコンバレーの都市サンタクララの商業施設に、米国1号店をオープンした。出店に合わせて、売上高が2020年時点で1億2500万ドル(約172億5000万円)を超えており、過去5年間の平均成長率が70%増、22年の売上高は3億ドル(約414億円)超の見込みであると公表した。11年の設立以来、売上高を公表したのは初めて。

 「ケースティファイ」はカスタマイズできるスマホケースが主力商品で、人気ブランドやアニメなどのコンテンツとのコラボレーション企画も盛ん。ECがメインだが、実店舗を20年に香港で初めてオープンし、現在アジア太平洋地域と米国にポップアップ1店を含め21店を構える。うち、日本は渋谷パルコや新宿マルイなどに5店がある。「今後豪シドニー、上海、ソウルなどでも出店を計画している」(発表資料から)と言い、「最も売り上げシェアが高い米国では25年までに20店のオープンを計画、グローバルでは25年までに100店規模の新規出店をする」。

 日本でも2〜3年のうちに20店規模まで拡大する考え。実店舗の出店加速とオムニチャネル強化により、「25年までに売上高30億ドル(約4140億円)」という大きな目標を掲げている。

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スマホケース「ケースティファイ」が米国に初出店 25年までにグローバルで100店新規出店

 ECを主販路にする香港発のテックアクセサリーブランド「ケースティファイ(CASETIFY)」は11月、米カリフォルニアのシリコンバレーの都市サンタクララの商業施設に、米国1号店をオープンした。出店に合わせて、売上高が2020年時点で1億2500万ドル(約172億5000万円)を超えており、過去5年間の平均成長率が70%増、22年の売上高は3億ドル(約414億円)超の見込みであると公表した。11年の設立以来、売上高を公表したのは初めて。

 「ケースティファイ」はカスタマイズできるスマホケースが主力商品で、人気ブランドやアニメなどのコンテンツとのコラボレーション企画も盛ん。ECがメインだが、実店舗を20年に香港で初めてオープンし、現在アジア太平洋地域と米国にポップアップ1店を含め21店を構える。うち、日本は渋谷パルコや新宿マルイなどに5店がある。「今後豪シドニー、上海、ソウルなどでも出店を計画している」(発表資料から)と言い、「最も売り上げシェアが高い米国では25年までに20店のオープンを計画、グローバルでは25年までに100店規模の新規出店をする」。

 日本でも2〜3年のうちに20店規模まで拡大する考え。実店舗の出店加速とオムニチャネル強化により、「25年までに売上高30億ドル(約4140億円)」という大きな目標を掲げている。

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「ナイキ」から「ゴアテックス」の“エア ジョーダン 5”が登場

 「ナイキ(NIKE)」は、防水透湿性素材「ゴアテックス(GORE-TEX)」を用いたスニーカー“エア ジョーダン 5(AIR JORDAN 5)”を12月1日に「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」などで発売する。価格は2万6400円(税込)。

 スニーカー全体は、1990年に発表したオリジナルカラー“メタリック(METALLIC)”を彷ふつとさせるブラックが基調で、アッパーの表地には主にヌバックを、裏地には「ゴアテックス」を、シュータンにはリフレクティブ素材を採用した。左右のヒール横に刺しゅうした“23”と“GORE-TEX”の文字をはじめ、シュータンとヒールのジャンプマンロゴ、ミッドソールのサメの歯形のようなデザインなどにレッドカラーを取り入れている。

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「無印良品」 アヒージョやピザを通じた“地域土着化”

 「無印良品」を運営する良品計画は、食品の地産地消に本腰を入れる。出店するエリアで名産品だけでなく、十分に良さが広まってない農産物や海産物などを使った新商品を開発。地域内での“ローカルサプライチェーン”の構築を目指す。世界中に供給網を広げることで大量生産と低価格を実現してきた「無印良品」にとって新機軸になる。

 関西限定で11月11日に発売された加工食品は、「無印良品」のローカルサプライチェーンを象徴するものだ。「街かどあぐりにしなり よろしい茸工房」(大阪市西成区)のきのこを使ったアヒージョ、スープ、醤油糀だれ、きのこごはん。よろしい茸工房は、高齢者の健康や障害者の就労訓練、雇用の場として農業と福祉の連携プロジェクトを推進する福祉農園である。地元の食品加工業の幸南食糧(大阪府松原市)と、糀製造販売の糀屋雨風(大阪市堺市)との協業で商品化にこぎつけた。

 地域開発商品担当マネージャーの藤林亮氏は、よろしい茸工房で最初に目にした光景が忘れられない。「コロナ禍で食材の大量廃棄が問題になっていた頃。在庫の山となっていたしいたけを目の当たりにし、なんとかしないといけないと使命感にかられた。まずは当社が運営するレストラン『カフェ&ミールMUJI』の食材として仕入れ、2年がかりで加工食品にすることができた」

地域の課題解決に貢献する

 良品計画は、2024年8月期を最終年度とした中期経営計画のなかで「無印良品の生活圏構想」を掲げる。日常生活の基本を支える存在となり、地域課題の解決や町づくりに貢献することで「地域への土着化」を2030年に実現するというものだ。

 そのために地域と連携して生活圏への出店を加速し、店舗をコミュニティセンターと位置付ける地域密着型事業モデルの構築に取り組んでいる。その役割を担うのが、21年9月に開設された「地域事業部」だ。

 現在、北海道、信越、群馬、茨城、千葉、北陸、横浜南、岐阜、近畿、広島の国内10地域に地域事業部を設置。自ら手を上げて名乗り出た人が各事業部の責任者となり、出店計画から限定・独自商品の開発までを行う。食の専門売り場を備える大型店1号で、18年の開業当時、世界最大だったイオンモール堺北花田店(大阪府堺市)は近畿事業部が担当する。近畿事業部は京都、滋賀、奈良、南大阪、和歌山に現在34店舗を展開する。今後は地元で信頼されている食品スーパーの横など生活圏に600坪超で出店し、2年後50店舗をめざす。

 近畿事業部長で執行役員の松枝展弘氏が、堺北花田店の開業当時を振り返る。

 「当時、すでに従来型の都市型ライフスタイルに少し違和感を感じていた。人と人の関係が分断され、距離感が難しくなってきているのではと。そこで、地域と一体となった『無印良品』のモデル店舗を堺北花田に出店した。狙いはあたり、毎年成長を続けている」

 人と人をつなぐことをめざした堺北花田店では、地元の生産者と生活者をつなぎ、顔の見える関係づくりに尽力してきた。マルシェ型イベント「つながる市」を開くだけでなく、店舗スタッフ自ら産地を訪ね、ストーリーをまとめた取材レポートを発行。生産者と生活者が一緒に考えたり、試食しておいしさを共有したりするイベントも行なっている。

 「地域とつながるには、食が一番大事になってくる。食の周りには着るものも暮らしもあり、そのなかから『無印良品』が今後考えるべきテーマが見えてくるはず」と、松枝氏は話す。

 堺北花田店と京都山科店では、地域の老舗や事業者と協業し、店舗内テナントの開発にも挑戦した。さらに昨今は、生産者とともに農業や漁業、林業など一次産業の課題に取り組み、商品化に注力してきた。近畿事業部では、南大阪と京都を中心に地域と共同開発した35アイテムを既に販売。2年後には100アイテムまで増やす考えだ。

生産量が減っていた特産ネギを使う

 2年前に発売してヒットしたのは、難波ネギを使ったアヒージョだった。なにわの伝統野菜である難波ネギは独特の強いぬめりがあり、加工用機械を通らないため、近年生産量が減少していた。流通量を増やしてほしいという難波ネギ普及委員会からの依頼を受け、食品加工業の幸南食糧と共同開発した。また近畿事業部で一番人気の共同開発商品は、京都府京田辺市の杉田農園で栽培されたトマトを使ったピッツァマルゲリータ。1枚850円で、月間約1800枚も売れるという。

 地域事業部が最終的にめざすのは、地域内でローカルサプライチェーンを構築することだ。グローバルサプライチェーンとして店舗拡大する「無印良品」だが、今後の日本社会を考えると、食だけでなくあらゆるものが分散型にならざるを得ないという。

 松枝氏は「本部の支援を受けながら地域で商品開発できる態勢を作っていく。ようやくその一歩を踏み出せた」は言う。事業部でローカルサプライチェーンを組み立てるなかで、いずれは生産にも関わりたいという個人的な夢も抱いている。

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同じ年齢でも老化スピードが異なる⁉ その鍵を握る成分「プロテオグリカン」ってなに?

 同じ年齢でも、若々しく見える人もいれば年齢より上に見える人もいる。それは、老化の速度「ペース・オブ・エイジング(以下、POA)」が異なるから。このPOAがゆっくりの人は体も見た目も若さを維持でき、速い人は老化の進行が速い。ニュージランドの同じ町で生まれた同じ年齢の住民約1000人を26〜45歳まで追求してPOAを算出※1した研究※2によると、同じ1年でも速い人は2.44年分も老化が進み、遅い人は0.4年分しか老化が進んでいないことが判明。さらに、POAには遺伝要因が2〜3割、環境要因が7〜8割ほど関わっているという。つまり環境を整えることでいつまでも若く見える状態をつくることができるということ。POAがスローな人の大きな特徴に、見た目の若々しさや滑らかで弾力のある“艶肌”があるが、この“艶肌”づくりに注目したいのが「プロテオグリカン」という成分だ。

※1 : 免疫系、代謝系、歯科系など19種類の生体データを収集し、POAを算出
※2 : Maxwell L. Elliott et al., Nat Aging. 2021

美容成分を生み出す
線維芽細胞の数を維持することが
“艶肌”に重要

  “艶肌”は、表皮とその内側に存在する真皮がともに健康な状態であることで初めてかなう。表皮はキメを細かく整えることで肌を滑らかに見せる一方、真皮は肌にハリを生み出すからだ。真皮は、線維芽細胞とそこから生み出される美肌に欠かせないコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、「プロテオグカン」などの成分から成り立っており、“艶肌”のベースとなる弾力やハリをつくる土台となっている。ただ、いずれの成分も加齢によって減少し、弾力やハリが失われていく。その根本的な対策が4つの美肌成分を生み出している線維芽細胞の数を維持して美肌成分を産出し続けること。それが外見の若々しさにもつながる。

ヒアルロン酸に匹敵する
保水能力を有する
「プロテオグリカン」

 その線維芽細胞から生み出される美容成分の中でも、美肌につながる成分として期待されているのが「プロテオグリカン」だ。「プロテオグリカン」は人間を含む全ての動物の体内に広く存在しており、細胞の増殖や軟骨再生の促進、保湿や抗炎症に作用する。皮膚においては弾力や潤いを生み出し、関節の軟骨ではクッションのような働きをする。その「プロテオグリカン」の注目すべき機能の一つが保水効果だ。「プロテオグリカン」の特徴的な構造が、スポンジのように水分を抱えるため、保水性に非常に優れており、その能力はヒアルロン酸に匹敵するほど。その肌への保水性・弾力性・潤滑性の高さを活かし、化粧品などへの「プロテオグリカン」応用が進んでおり、細胞の増殖や分化、免疫機構の調整にも深く関わっていることから、健康食品や医療分野などへの応用も進行している。

「プロテオグリカン」が、
“艶肌”の要である線維芽細胞の
増殖を促進

 線維芽細胞が美容成分を生み出していることは先に述べたが、「プロテオグリカン」は、線維芽細胞そのものの増加を促進する働きがあることが細胞試験によって認められている。細胞試験では、ヒトの正常な真皮線維芽細胞に、濃度50・100 μg/mLの「プロテオグリカン」を添加したところ、非添加の細胞に比べて、線維芽細胞の数が有意に増加した。「プロテオグリカン」が線維芽細胞に働きかけ増殖させたことで、コラーゲンとヒアルロン酸の産出も促進され、皮膚の潤い向上や弾力低下に効果的だと考えられる。

 体の内側から真皮に働きかけて、“艶肌”へと導く「プロテオグリカン」は多くの化粧品に活用されているが、より手軽に取り入れられる食品も続々と開発。青森では鮭頭部の鼻軟骨から「プロテオグリカン」の量産化を実現するなど、安定供給の体制も確立した。インナーケアでの「プロテオグリカン」を毎日の美容習慣にする動きが本格化している。

奈部川貴子美容アナリストに
聞く、
「プロテオグリカン」の活用法 

WWDJAPAN(以下、WWD):美容アナリストから見て、「プロテオグリカン」の魅力とは?

奈部川貴子美容アナリスト(以下、奈部川):「プロテオグリカン」は縁の下の力持ち的存在。美容成分としてのコラーゲンの役割は広く知られていると思うが、「プロテオグリカン」はその活躍を陰で支える敏腕マネージャーといったところ。実は以前から化粧品には多く採用されているが、細分化された名称が使われていることもあり、実力はしっかりあるのに存在が地味で脚光を浴びることがなかった。昨今はインナーケア商品も数多く開発されていることから、今後はネクストコラーゲンとして、その分野で注目されるのではないだろうか。

WWD:「プロテオグリカン」をインナーケアで取り入れることのメリットとは?

奈部川:肌のハリやたるみのケアに化粧品を用いるわけだが、基本、化粧品が働きかけるのは表皮のみ。真皮にまでアプローチするために、インナーケアで取り入れるのは賢い方法だと思う。今、美容医療ではハリやたるみの改善にフィラーを行うが、美容医療までは踏み込めない、でも化粧品のスキンケアだけでは不安という人がとても多い。プロテオグリカンをインナーケアで取り入れることで“飲むフィラー”になると思う。実際、私の施術サロン「KAOYOMIサロン」にも3年くらい愛飲されているお客様がいらして、施術していても確かなハリを感じる。

WWD:今後、「プロテオグリカン」に期待することは?

奈部川:さらに気軽にインナーケアに活用するために、サプリというよりグミやビーンズになっていたり、チョコレートに含まれていたりなどフードライクなものが登場するといい。最近は、 “スキンテレクチャルズ” “成分党”などと呼ばれている成分に強い関心を持つ若い世代が増えている。そういう人達にもヒットすることを期待したい。

TEXT:YOSHIE KAWAHARA

問い合わせ先
一丸ファルコス
contact@ichimaru.co.jp

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同じ年齢でも老化スピードが異なる⁉ その鍵を握る成分「プロテオグリカン」ってなに?

 同じ年齢でも、若々しく見える人もいれば年齢より上に見える人もいる。それは、老化の速度「ペース・オブ・エイジング(以下、POA)」が異なるから。このPOAがゆっくりの人は体も見た目も若さを維持でき、速い人は老化の進行が速い。ニュージランドの同じ町で生まれた同じ年齢の住民約1000人を26〜45歳まで追求してPOAを算出※1した研究※2によると、同じ1年でも速い人は2.44年分も老化が進み、遅い人は0.4年分しか老化が進んでいないことが判明。さらに、POAには遺伝要因が2〜3割、環境要因が7〜8割ほど関わっているという。つまり環境を整えることでいつまでも若く見える状態をつくることができるということ。POAがスローな人の大きな特徴に、見た目の若々しさや滑らかで弾力のある“艶肌”があるが、この“艶肌”づくりに注目したいのが「プロテオグリカン」という成分だ。

※1 : 免疫系、代謝系、歯科系など19種類の生体データを収集し、POAを算出
※2 : Maxwell L. Elliott et al., Nat Aging. 2021

美容成分を生み出す
線維芽細胞の数を維持することが
“艶肌”に重要

  “艶肌”は、表皮とその内側に存在する真皮がともに健康な状態であることで初めてかなう。表皮はキメを細かく整えることで肌を滑らかに見せる一方、真皮は肌にハリを生み出すからだ。真皮は、線維芽細胞とそこから生み出される美肌に欠かせないコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、「プロテオグカン」などの成分から成り立っており、“艶肌”のベースとなる弾力やハリをつくる土台となっている。ただ、いずれの成分も加齢によって減少し、弾力やハリが失われていく。その根本的な対策が4つの美肌成分を生み出している線維芽細胞の数を維持して美肌成分を産出し続けること。それが外見の若々しさにもつながる。

ヒアルロン酸に匹敵する
保水能力を有する
「プロテオグリカン」

 その線維芽細胞から生み出される美容成分の中でも、美肌につながる成分として期待されているのが「プロテオグリカン」だ。「プロテオグリカン」は人間を含む全ての動物の体内に広く存在しており、細胞の増殖や軟骨再生の促進、保湿や抗炎症に作用する。皮膚においては弾力や潤いを生み出し、関節の軟骨ではクッションのような働きをする。その「プロテオグリカン」の注目すべき機能の一つが保水効果だ。「プロテオグリカン」の特徴的な構造が、スポンジのように水分を抱えるため、保水性に非常に優れており、その能力はヒアルロン酸に匹敵するほど。その肌への保水性・弾力性・潤滑性の高さを活かし、化粧品などへの「プロテオグリカン」応用が進んでおり、細胞の増殖や分化、免疫機構の調整にも深く関わっていることから、健康食品や医療分野などへの応用も進行している。

「プロテオグリカン」が、
“艶肌”の要である線維芽細胞の
増殖を促進

 線維芽細胞が美容成分を生み出していることは先に述べたが、「プロテオグリカン」は、線維芽細胞そのものの増加を促進する働きがあることが細胞試験によって認められている。細胞試験では、ヒトの正常な真皮線維芽細胞に、濃度50・100 μg/mLの「プロテオグリカン」を添加したところ、非添加の細胞に比べて、線維芽細胞の数が有意に増加した。「プロテオグリカン」が線維芽細胞に働きかけ増殖させたことで、コラーゲンとヒアルロン酸の産出も促進され、皮膚の潤い向上や弾力低下に効果的だと考えられる。

 体の内側から真皮に働きかけて、“艶肌”へと導く「プロテオグリカン」は多くの化粧品に活用されているが、より手軽に取り入れられる食品も続々と開発。青森では鮭頭部の鼻軟骨から「プロテオグリカン」の量産化を実現するなど、安定供給の体制も確立した。インナーケアでの「プロテオグリカン」を毎日の美容習慣にする動きが本格化している。

奈部川貴子美容アナリストに
聞く、
「プロテオグリカン」の活用法 

WWDJAPAN(以下、WWD):美容アナリストから見て、「プロテオグリカン」の魅力とは?

奈部川貴子美容アナリスト(以下、奈部川):「プロテオグリカン」は縁の下の力持ち的存在。美容成分としてのコラーゲンの役割は広く知られていると思うが、「プロテオグリカン」はその活躍を陰で支える敏腕マネージャーといったところ。実は以前から化粧品には多く採用されているが、細分化された名称が使われていることもあり、実力はしっかりあるのに存在が地味で脚光を浴びることがなかった。昨今はインナーケア商品も数多く開発されていることから、今後はネクストコラーゲンとして、その分野で注目されるのではないだろうか。

WWD:「プロテオグリカン」をインナーケアで取り入れることのメリットとは?

奈部川:肌のハリやたるみのケアに化粧品を用いるわけだが、基本、化粧品が働きかけるのは表皮のみ。真皮にまでアプローチするために、インナーケアで取り入れるのは賢い方法だと思う。今、美容医療ではハリやたるみの改善にフィラーを行うが、美容医療までは踏み込めない、でも化粧品のスキンケアだけでは不安という人がとても多い。プロテオグリカンをインナーケアで取り入れることで“飲むフィラー”になると思う。実際、私の施術サロン「KAOYOMIサロン」にも3年くらい愛飲されているお客様がいらして、施術していても確かなハリを感じる。

WWD:今後、「プロテオグリカン」に期待することは?

奈部川:さらに気軽にインナーケアに活用するために、サプリというよりグミやビーンズになっていたり、チョコレートに含まれていたりなどフードライクなものが登場するといい。最近は、 “スキンテレクチャルズ” “成分党”などと呼ばれている成分に強い関心を持つ若い世代が増えている。そういう人達にもヒットすることを期待したい。

TEXT:YOSHIE KAWAHARA

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一丸ファルコス
contact@ichimaru.co.jp

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LVMH、伊ジュエリーメーカーを買収 取引額は非公開

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は11月25日、イタリアのジュエリーメーカー、ペデモンテ・グループ(PEDEMONTE GROUP)を買収した。取引額は明らかにされていない。

 ペデモンテ・グループは、2020年に投資会社エキノックス・インベストメント(EQUINOX INVESTMENTS)のファンドが設立。ジュエリーの大規模生産を得意とするヴィラ・ペデモンテ・アトリエ(VILLA PEDEMONTE ATELIER)や、金細工を専門とするヴェンドラファ・ロンバルディ(VENDORAFA LOMBARDI)などを保有している。拠点はイタリア北部に2カ所、パリに1カ所あり、従業員は職人を含めおよそ350人。なお、ヴィラ・ペデモンテ・アトリエは以前からさまざまなラグジュアリーブランドと協業しており、LVMH傘下のブランドとも提携している。

 LVMHのトニ・ベローニ(Toni Belloni)=デピュティー・マネジング・ディレクターは、「今回の戦略的な買収は、当社の傘下メゾンのさらなる成長に寄与し、ジュエリー分野におけるリーダーシップをいっそう強化してくれるだろう」とコメントし、ジュエリーの生産能力の拡大が狙いであることを示した。

 同社のウオッチ&ジュエリー部門は、20年12月に総額158億ドル(約2兆1804億円)で買収した「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のほか、「ブルガリ(BVLGARI)」「ショーメ(CHAUMET)」「フレッド(FRED)」「ウブロ(HUBLOT)」「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」などを擁している。また、「ルイ・ヴィトン」や「ディオール(DIOR)」などのブランドもそれぞれハイジュエリーを展開している。

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LVMH、伊ジュエリーメーカーを買収 取引額は非公開

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は11月25日、イタリアのジュエリーメーカー、ペデモンテ・グループ(PEDEMONTE GROUP)を買収した。取引額は明らかにされていない。

 ペデモンテ・グループは、2020年に投資会社エキノックス・インベストメント(EQUINOX INVESTMENTS)のファンドが設立。ジュエリーの大規模生産を得意とするヴィラ・ペデモンテ・アトリエ(VILLA PEDEMONTE ATELIER)や、金細工を専門とするヴェンドラファ・ロンバルディ(VENDORAFA LOMBARDI)などを保有している。拠点はイタリア北部に2カ所、パリに1カ所あり、従業員は職人を含めおよそ350人。なお、ヴィラ・ペデモンテ・アトリエは以前からさまざまなラグジュアリーブランドと協業しており、LVMH傘下のブランドとも提携している。

 LVMHのトニ・ベローニ(Toni Belloni)=デピュティー・マネジング・ディレクターは、「今回の戦略的な買収は、当社の傘下メゾンのさらなる成長に寄与し、ジュエリー分野におけるリーダーシップをいっそう強化してくれるだろう」とコメントし、ジュエリーの生産能力の拡大が狙いであることを示した。

 同社のウオッチ&ジュエリー部門は、20年12月に総額158億ドル(約2兆1804億円)で買収した「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のほか、「ブルガリ(BVLGARI)」「ショーメ(CHAUMET)」「フレッド(FRED)」「ウブロ(HUBLOT)」「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」などを擁している。また、「ルイ・ヴィトン」や「ディオール(DIOR)」などのブランドもそれぞれハイジュエリーを展開している。

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「ポータークラシック」が銀座店をオープン 内装は“帆船”をテーマに映画界のキーマンが担当

 ポータークラシック(東京、吉田玲雄社長)は12月6日、「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」銀座をオープンする。面積は約100㎡で、内装は“旅する帆船”をテーマに映画美術監督の種田陽平と東宝映像美術が手掛ける。

 吉田克幸ポータークラシック会長を船長に見立てた仕事部屋や、“お針子”たちのアトリエ、クルーのためのプライベートシアターなどを構える。ポータークラシックは、「『ポータークラシック』のモノ作り、およびその世界観を体感できる空間で、買い物も楽しんでいただける」と話す。

 「ポータークラシック」は同店のオープンを記念して、ブランドを象徴する一点物の“古生地ジャケット”や刺子シリーズの新作、吉田会長のビンテージコレクションや銀座店限定商品をラインアップする。

 種田は、クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督の映画「キル・ビル」やスタジオジブリ作品の「思い出のマーニー」を手掛け、東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式では舞台美術を担当。

 東宝映像美術は1970年に創業。映画やテレビ、CMの美術に携わる。近年は、その技術を生かして全国のテーマパークや商業施設、イベント分野にも活動の場を広げる。

■「ポータークラシック」銀座
オープン日:12月6日
時間:12:00〜20:00
定休日:無休
住所:東京都中央区銀座5-1 銀座ファイブ2階

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神宮前交差点で建設中の商業施設、開業は24年春 東急不動産が発表

 東急不動産、神六再開発は29日、東京・原宿で建設する「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の商業施設を2024年春に開業すると発表した。表参道と明治通りの交差点にあった旧オリンピアアネックスビルなどの跡地に、地上9階・地下3階で構成する延べ床面積約1万9940平方メートルのビルを建築し、商業施設、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場などを入れる。建物は23年8月に竣工する予定。

 商業施設の概要は明らかになっていない。東急不動産は交差点を挟んで斜向かいにある東急プラザ表参道・原宿も運営している。

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ナノ・ユニバースのゴルフ「ビーツ・パー・ミニット」がモデル月本えりとコラボ ニットとスカートを発売

 ナノ・ユニバースのゴルフウエアブランド「ビーツ・パー・ミニット(BEATS PER MINUTE)」は、モデルの月本えりとコラボした2つの商品を発売した。

 “バンカーシリーズ”と題して、ベージュ系の落ち着いたトーンで提案する。アーガイル柄のモヘアニットが1万7600円(税込、以下同)、切り替えデザインの台形型スカートが1万3750円だ。

 「ビーツ・パー・ミニット」は、「女性らしいシルエットと、ゴルフ場の緑に映えるカラーが特徴」と話す。

 月本は1984年3月3日生まれ、神奈川県出身。「セブンティーン(SEVENTEEN)」(集英社)などでモデルを務め、近年はゴルフに傾倒。インスタグラム(@erinkogolf)などを通じて情報を発信している。

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ウィメンズを復活 進化する創業150周年のフレンチラグジュアリー「エス・テー・デュポン」

 創業150周年を迎えた「エス・テー・デュポン(S.T. DUPONT)」は、今でこそライターやペンを扱うラグジュアリーブランドとして名をはせているが、その原点はトランクやバッグなどのレザーアイテムだった。ナポレオン3世に始まりジャクリーン・ケネディやレオナルド・ディカプリオなどそうそうたるセレブリティーに愛されてきた「エス・テー・デュポン」は、その長い歴史からヒントを得て、さらに進化する。

「誰でも手に入れられるようでは
ラグジュアリーとは言えない」

WWD:創業者のシモン・ティソ・デュポンは、ナポレオン3世のカメラマンから転身して「エス・テー・デュポン」を立ち上げた。創業当初はレザーグッズブランドだったが、どういった経緯で現在の主力アイテムであるライターやペンを扱うようになったのか。

アラン・クルヴェ=エス・テー・デュポン社長(Alain Crevet以下、クルヴェ):シモンは、1870年に勃発した普仏戦争でスタジオが燃え、仕事を失うも、村でレザーを生産していたことからレザーケースやトランクをデザインするようになった。彼のトランクは、皇帝や皇后をはじめとする上流階級に気に入られて成功した。ライターを取り扱うようになったのは、1941年にパリを訪れたパティアラのマハラジャから、100人の妻のために100個のクラッチバッグと、バッグに合うゴールド製のライター100個の製作を依頼されたことがきっかけだった。また、73年には、ジャクリーン・ケネディからの依頼で彼女が愛用している特注ライターに合うペンを製作した。ライターもペンもそれまで扱ったことはなかったが、顧客の要望に応えた結果、現在の主力アイテムが生まれ、ビジネスが拡大した。

WWD:「エス・テー・デュポン」が大切にしていることは。

クルヴェ:皇帝や皇后のためにレザーグッズを作り始めたのがこのブランドの原点であり、その後もオードリー・ヘップバーンやパブロ・ピカソ、アンディ・ウォーホル、レオナルド・ディカプリオなど、特別な才能とチャレンジングな精神を持つ多くのセレブリティーの期待に応えてきた。だからこそ、“特別な人のために特別なものを”というのがわが社のモットーだ。

WWD:クルヴェ社長の考える“ラグジュアリー”とは。

クルヴェ:1シーズンで消費してしまうようなものは真のラグジュアリーではないと考えている。私にとってのラグジュアリーとは、“永続性”であり、“万人が手にできないもの”だ。例えば「エス・テー・デュポン」のペンは、金やプラチナなどの貴金属を使用し、ラッカー塗装を施している。60時間かけて全て手作業で作っているこのペンは、少々火であぶっても燃えないし、少しの高さから落としても壊れず、50年100年と使い続けることができる。「エス・テー・デュポン」こそ、真のラグジュアリーだ。

WWD:昨今は“インクルーシブ”であることがブランドに求められがちだが、“エクスクルーシブ”であることがラグジュアリーの条件だと考える?

クルヴェ:私は人が好きだし、インクルーシブという考え方も重要だと思う。しかし、ラグジュアリーとは、他人とは異なるものを求める人のためにある。ラグジュアリーブランドがインクルーシブであるかのように振る舞うのは必ずしも正解ではないし、高級ライターは万人のためのものではないと恐れずに言うべきだ。

原点からヒントを得た
「ウィメンズの復活」

 
WWD:150周年を迎えて、記念アイテムやイベントが目白押しだ。

クルヴェ:創業150周年を記念したアイテムは、喜びにあふれた150年の歴史をその色や形で表現している。「エス・テー・デュポン」のライターの特徴である点火するときの“クリングサウンド”も、幸せや喜びを体現する音色だ。アニバーサリーイヤーの締めくくりとして、フランスの工房に眠っていたアーカイブの展示と販売を行う。東京では2023年2月に同イベントを開催する予定だ。展示・販売するビンテージライターの中には80年以上昔に作られたものもあるが、その全てが今でも使用できる状態のものだ。

WWD:今後の戦略や目標は。

クルヴェ:これまでの歴史に立ち返り、ヘリテージを守っていくことも大切だが、未来について考えることも重要だ。これらを両立すべく、ウィメンズカテゴリーの復活と新規出店を行う。さらに、売上高を5年以内に倍増させるつもりだ。

WWD:ウィメンズカテゴリーの復活とは。

クルヴェ:皇后のトランクを作ったのがブランドの原点であり、1950年代にはオードリー・ヘプバーン、70年代にはジャクリーン・ケネディが顧客だったように、かつての「エス・テー・デュポン」には女性の顧客が多くいたが、現在のメインの顧客層は男性だ。今後は原点に立ち返り、ウィメンズカテゴリーを復活させ、女性が欲しいと思うアイテムも展開していく。ヒントはアーカイブに残されているから、そのエッセンスを入れながらも新しい「エス・テー・デュポン」のウィメンズを作りたい。ウィメンズカテゴリーは女性だけのものではなく、男性も使えるようにユニセックスなデザインを目指している。23年秋にはお披露目したい。

WWD:誰がデザインを担当している?

クルヴェ:少人数の特別チームを作り、女性が使用することを念頭に置いてレザーグッズやクラッチバッグのデザインを練っているところだ。チームのメンバーはほぼ全員が女性で、インハウスの若いデザイナーに加え、外部からもデザイナーを招聘した。中には複数のラグジュアリーブランドで経験を積んだ者もいる。

WWD:ウィメンズの展開に合わせて新規出店を行う?

クルヴェ:現在は男性の顧客が多いため、必然的にメンズセクションに出店しているが、このプロジェクトを効果的に展開できるよう、女性客が多く集まる場所にも出店したいと考えている。「エス・テー・デュポン」にとって、日本はフランスに次いで2番目に大きいマーケット。メンズもウィメンズも展開できる規模の店舗を出店することを目指し、日本への投資を継続する。

HOTEL PARTICULIER Collection

 創業150周年を記念し、パリの本店をモチーフにしたボールペンとライターのコレクション“ホテル パルティキュリエ”を発売する。かつては皮革から貴金属、エナメル、彫刻まで、18種類もの職人がここで商品を作っていた。ライターはおよそ70個ものパーツで構成し、600におよぶ工程を経て製作。美しいクリング音が特徴の“ライン2 クリング”タイプ。プラチナとゴールドプレートシルバー製。ライターは税込58万4100円。万年筆・ボールペンセットは税込44万9900円。

MONTECRISTO Collection

 創業150周年記念の“モンテクリスト”コレクションは、ハバナ・シガーの有名ブランド「モンテクリスト」とのコラボーションだ。「モンテクリスト」のロゴが描かれたライターとシガーカッター、万年筆をそろえる。夕焼け空を思わせるグラデーションラッカーは、アレクサンドル・デュマ作「モンテ・クリスト伯」がインスピレーション源。ライターは税込21万2300円、シガーカッターは税込3万800円、万年筆は税込23万3200円。

TEXT : YU HIRAKAWA
問い合わせ先
エス・テー・デュポン ジャポン
03-5549-7420

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多ジャンルのカルチャー好きが集う「キス」 トップ販売員の接客の極意とは?

 ニューヨーク発のライフスタイルブランド「キス(KITH)」は、2020年に東京・渋谷のミヤシタパークに日本初となる旗艦店キス トウキョウをオープンした。現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)率いるクリエイティブチーム、スナーキテクチャー(SNARKITECTURE)が内装を手掛けた同店は、一歩足を踏み入れた瞬間にその世界観に引き込まれる。エッジィでありながらもアットホームな店の雰囲気を作り上げているのは、吉田恭平キス トウキョウ ストアマネジャー率いるスタッフたち。吉田マネージャーに、接客の極意を聞いた。

 吉田マネージャーは、上陸前からブランドの大ファンだったという。「10年ほど前、『キス』がジョガーパンツを流行らせた時期がありました。メンズの商材なのに、広告に起用するモデルは全て女性。そのアプローチが斬新で、このブランドは何かが違うなと衝撃を受けました。当時は日本では買えなかったので、ニューヨークに行く知り合いに頼んで買ってきてもらったりしてなんとか商品を手に入れていました」と振り返る。そんなブランドへの愛が俣野純也キス トウキョウ ディレクターに伝わり、日本上陸のタイミングで大手アパレル企業から転職した。

 現在は本国チームと連携しながら店頭ではトップ顧客の接客を担当する。吉田マネージャーのように上陸前からのファンの顧客も多いなか、ブランドへの圧倒的な知識量が信頼関係につながっている。テクニックは、ワードローブを意識した提案だという。「ストリートスタイルで来店するお客さまもいれば、スーツで来店するお客さまもいます。その日着ている服で決めずに、ワードローブをヒアリングしながら『キス』のプロとしての提案を心がけています」。

 「キス」といえば、話題性のあるコラボ企画だ。「スパイダーマン」や「BMW」までジャンルは幅広い。毎週月曜日にコラボ商品や新作がドロップされる「マンデープログラム(Monday Program)」には、さまざまなジャンルのファンが早朝から行列をなす。NBAのバスケットボールチーム「ニューヨーク・ニックス」とのコラボには2000人が並んだという。吉田マネジャーは、「現場は殺伐としていて、接客するのも一苦労でしたね」と振り返るが、「どんなコラボであってもファンの熱量に負けないようにパッションを持って接客するよう心がけています」と話す。毎週新作発売の度にオープン前から並ぶ顧客も多い。「熱い想いを持って店に通い続けるお客さまに接客する時間にやりがいを感じます」。

 限定品を目掛けてきた客を1度きりの来店で終わらせず、「キス」のコミュニティーに巻き込むことも吉田マネジャーが心がけていることの1つ。「本国と近いポジションを生かして、ブランドの思いを伝えることに徹します。『キス』の由来は、スコットランドの古い言葉で家族や友人を表す“KITH and KIN”という言葉から来ています。サブテーマは、仲間内を表現する“Just us”。仲間を大切にするブランドフィロソフィーを伝えると同時に、店に入った瞬間から『キス』チームの一員になったような感覚を味わってほしい。買って終わりではなくて、買った商品を着てまた気軽に店に遊びに来られるような空間づくりを心がけています」。

 店頭には20代の若手スタッフも多いが、商品のバックグラウンドを丁寧に伝える吉田マネージャーの教育で、アイコン的若手スタッフも育ってきているという。「情報共有は徹底しながらも、ブランドを好きな理由はあまり絞りたくないんです。スタッフそれぞれの好きを尊重することで、個性的な店舗が作れると思います」と吉田マネージャー。「店はまだスタートしたばかりで伸び代は大きい。スタッフ全員で勉強を続け、ワクワクを提供し続けたいです」。

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この10年でファッションの何が変わったのか:記者談話室vol.56

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第56回は「この10年でファッションの何が変わったのか」です。2015年に出版された「ファッションは更新できるのか?会議」と、22年に出版された「サステナブル・ファッション: ありうるかもしれない未来」の2冊を題材にしながら、ファッションの変化を振り返るとともに、その未来を考えます。

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サッカーW杯韓国代表 ワールドクラスの“美男”に注目!

 サッカーW杯でアジア勢の活躍が際立っている。グループリーグでドイツを撃破した日本、アルゼンチンを破ったサウジアラビアなどの奮闘が目立つ中、韓国も強豪のウルグアイと引き分けるなど粘り強い戦いを見せている。

 サッカーファンからすると、同国の最注目選手は何を差し置いてもミッドフィールダーのソン・フンミン選手だろう。イングランド・プレミアリーグの有力クラブであるトッテナム・ホットスパーFCで主力として活躍し、世界の最優秀選手に贈られるバロンドールの今年の候補者30人にも選ばれた。

 だが韓国にはピッチ上のプレーだけでなく、ビジュアルにおいても“ワールドクラス”の選手がいる。近年はK-POPアイドルやドラマの影響もあり、韓国のイケメンがアジアのみならず世界を席巻している。今回は、ピッチ上の“美男”にスポットライトを当ててみたい。

189cmの長身と甘いマスクで守備陣を粉砕

 韓国代表フォワードのチョ・ギュソン(24)は、ウルグアイ戦でW杯デビューを飾った。プレー時間は20分余りとわずかだったが、たびたびカメラに映し出されるイケメンぶりにSNSでは熱視線が集まり、同選手のインスタグラムのフォロワーは試合後に急増している。すっきりとした顔立ちは、映画「梨泰院クラス」で主演を務めた俳優のパク・ソジュンを彷彿とさせる(記者見解)。
 プレーに目を向けると、フィジカルを生かしたポストプレーが持ち味で、体格面で上回る欧州勢と伍する上では貴重な存在。ピッチの外でも189cmの長身は、ファッション広告でも映えそうだ。

鉄壁ディフェンスと完璧フェイス

 甘いマスクのチョ・ギュソン選手と対照的に、キリッとした顔立ちでシャープな魅力を放つディフェンダーのチョ・ユミン選手(26)。W杯直前の11月中旬、女性アイドルグループT-ARAの元メンバーのソヨンとの結婚を発表。その幸せをプレーの原動力に変えられるか。ウルグアイ戦では出場機会はなかったが、今後の活躍に期待がかかる。オリエンタルな魅力の顔立ちは、欧州ブランドのモデルとしてのニーズもありそう。

惜しくも代表漏れも ルックスでは絶対的エース

 もはや韓国アイドルにいてもおかしくないくらいの容貌で、日本の若い女性からもコアな人気を獲得しているのがミッドフィールダーのチョン・スンウォン選手(25)。U-24韓国代表として東京五輪に出場するなどサッカーの実力も折り紙付きだが、今回のW杯は惜しくも選外に。その姿を見られないことに一部のファンはSNS上で悲鳴を上げていたが、大会開催中の11月23日、東京・豊洲で日本初のファンミーティングを開催。サッカー選手ながらインスタグラムでは美容製品を紹介する投稿などにも精力的で、これからファッション&ビューティ業界の広告塔としても注目を集めるに違いない。

 韓国のグループリーグ2戦目となるガーナ戦は本日28日、日本時間22時にキックオフ。

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サッカーW杯韓国代表 ワールドクラスの“美男”に注目!

 サッカーW杯でアジア勢の活躍が際立っている。グループリーグでドイツを撃破した日本、アルゼンチンを破ったサウジアラビアなどの奮闘が目立つ中、韓国も強豪のウルグアイと引き分けるなど粘り強い戦いを見せている。

 サッカーファンからすると、同国の最注目選手は何を差し置いてもミッドフィールダーのソン・フンミン選手だろう。イングランド・プレミアリーグの有力クラブであるトッテナム・ホットスパーFCで主力として活躍し、世界の最優秀選手に贈られるバロンドールの今年の候補者30人にも選ばれた。

 だが韓国にはピッチ上のプレーだけでなく、ビジュアルにおいても“ワールドクラス”の選手がいる。近年はK-POPアイドルやドラマの影響もあり、韓国のイケメンがアジアのみならず世界を席巻している。今回は、ピッチ上の“美男”にスポットライトを当ててみたい。

189cmの長身と甘いマスクで守備陣を粉砕

 韓国代表フォワードのチョ・ギュソン(24)は、ウルグアイ戦でW杯デビューを飾った。プレー時間は20分余りとわずかだったが、たびたびカメラに映し出されるイケメンぶりにSNSでは熱視線が集まり、同選手のインスタグラムのフォロワーは試合後に急増している。すっきりとした顔立ちは、映画「梨泰院クラス」で主演を務めた俳優のパク・ソジュンを彷彿とさせる(記者見解)。
 プレーに目を向けると、フィジカルを生かしたポストプレーが持ち味で、体格面で上回る欧州勢と伍する上では貴重な存在。ピッチの外でも189cmの長身は、ファッション広告でも映えそうだ。

鉄壁ディフェンスと完璧フェイス

 甘いマスクのチョ・ギュソン選手と対照的に、キリッとした顔立ちでシャープな魅力を放つディフェンダーのチョ・ユミン選手(26)。W杯直前の11月中旬、女性アイドルグループT-ARAの元メンバーのソヨンとの結婚を発表。その幸せをプレーの原動力に変えられるか。ウルグアイ戦では出場機会はなかったが、今後の活躍に期待がかかる。オリエンタルな魅力の顔立ちは、欧州ブランドのモデルとしてのニーズもありそう。

惜しくも代表漏れも ルックスでは絶対的エース

 もはや韓国アイドルにいてもおかしくないくらいの容貌で、日本の若い女性からもコアな人気を獲得しているのがミッドフィールダーのチョン・スンウォン選手(25)。U-24韓国代表として東京五輪に出場するなどサッカーの実力も折り紙付きだが、今回のW杯は惜しくも選外に。その姿を見られないことに一部のファンはSNS上で悲鳴を上げていたが、大会開催中の11月23日、東京・豊洲で日本初のファンミーティングを開催。サッカー選手ながらインスタグラムでは美容製品を紹介する投稿などにも精力的で、これからファッション&ビューティ業界の広告塔としても注目を集めるに違いない。

 韓国のグループリーグ2戦目となるガーナ戦は本日28日、日本時間22時にキックオフ。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」の美白美容液が6年ぶりにリニューアル “太陽光を味方にする”日焼け止めとリップクリームも新たに仲間入り

 資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は2023年2月21日、美白美容液“セラムコンサントレエクレルシサン”を6年ぶりにリニューアル発売する。同日、サン・スキンケアシリーズから“太陽光を味方にする”日焼け止めと新たに仲間入りするリップクリームの販売を開始する。

 新“セラムコンサントレエクレルシサン n[医薬部外品]”(40mL、税込1万7600円/レフィル40mL、税込1万6500円)は、シミ・そばかすを防ぐ「点」と肌全体の明るさや透明感をもたらす「面」の2つのアプローチで設計する。

 これまで、日本で最多となる5つの美白有効成分を薬事開発してきた資生堂の研究・開発技術をバックボーンにもつ「クレ・ド・ポー ボーテ」研究所が独自に開発した“クリスタライジングパワーテクノロジー”を搭載し、美白有効成分4MSKとm-トラネキサム酸が、シミ生成の過程に多角的にアプローチする。効果的にメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことで、気になる「点」の悩みへ事前に働きかける。さらに、乾燥によるくすみが気になる「面」へのアプローチとして、先進技術による「クリスタチューンコンプレックス」(保湿・肌保護)を配合した美容液が、角層深部まで浸透して潤いを与える。シミ・そばかすの予防に加え、乾燥によるくすみ印象に潤いを与えて透明感のある肌に導く。

 同ブランドの調査によるとプレステージ美白美容液市場は、2万円以上と2万円以下の価格帯に大きく分けられており、特に1万円台の中価格帯製品の国内シェアは7割を占めているという。価格帯別でニーズも異なり、1万円台は、20〜30代を中心に、美白やシミ・そばかす、保湿が求められている。一方の2万円以上は、40代を中心に、美白や保湿に加えてくすみや透明感のほかアンチエイジングへの対応が求められている。そこで同ブランドは2つの市場に対応すべく、中価格帯の市場においては新“セラムコンサントレエクレルシサン n[医薬部外品]”、2万円以上の市場においては、2月に発売した“セラムエクラS[医薬部外品]”(40mL、税込3万5200円/レフィル40mL、税込3万4650円)の2軸でアプローチする。「どちらの市場でもお客さまの期待を超える価値をお届けしていく」と渡邊恵美資生堂ジャパン クレ・ド・ポー ボーテ ブランドマネージャーは語る。

 なお、高い日焼け止め効果とスキンケア効果を兼ね備えたサン・スキンケアシリーズから登場する“クレームUV n”[SPF50+・PA++++](50g、税込1万1000円)は、肌本来の防御力に着目した独自技術“アダプタブルインシールドテクノロジー”と、太陽光から肌を守りながら、肌によい光を選択して取り込む技術を搭載した。長時間保湿が持続し、化粧下地としても使える。リップクリーム“ソワンプロテクトゥールレーブル”[SPF30・PA+++](税込6600円/レフィル税込5500円)は、“クレームUV n”と同様の“アダプタブルインシールドテクノロジー”を採用。潤いを与えながくすみが目立ちにくく艶のある唇に導く。

 今年ブランド誕生40周年を迎えた「クレ・ド・ポー ボーテ」は、SNSを活用した情報発信を推し進め、幅広い顧客層の取り込みに成功している。ブランドのメインターゲットは40〜50代であるが、3月に発売したクッションファンデーション“タンクッションエクラ ナチュレル”や化粧下地“ヴォワールルミヌ”などベースメイクがSNSでも話題となり、30代の新規客の獲得につながっている。第3四半期(1〜9月)の売上高は前年同期比7%増、日本市場においては同10%前半で増加し、好調を維持する。10〜12月期は引き続き、デジタルと店頭の融合を通じた経験を醸成するコミュニケーションを強化する。具体的には、各媒体を通じて知名度の拡大やQRを用いたサンプリングを実施し、店頭ではサンプルの引き換え時に肌効果への期待を醸成する。

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「ポカリスエット」の大塚製薬から16年ぶりの新スキンケアブランド誕生 日本初の“ダブル美白”効能

 大塚製薬はこのほど、スキンケア(健粧品)事業から16年ぶりとなる新ブランド「サクラエ(SAKURAE)」を立ち上げ、美白美容液“ダブルアクションセラム[医薬部外品]”(33mL、税込1万3000円)の販売を開始した。厚生労働省から承認された、日本初となるメラニンの生成抑制と排出を促す「ダブル美白」効能を有する。取り扱いは同社のオンラインサイト「コスメディクス.jp」のみ。2005年誕生の“排出美白”に特化した「インナーシグナル(INNER SIGNAL)」、08年誕生のメンズスキンケア「ウル・オス(UL・OS)」に続く3つ目のビューティブランドとなる。

 “ダブルアクションセラム[医薬部外品]”は、持続型ビタミンCの誘導体が過剰なメラニンの生成を抑制し、さらに大塚製薬独自の有効成分AMPが“溜まるメラニン”の排出に働きかける。ブランド名は、「源氏物語」の中で光源氏がまとっていた“桜の重(さくらのかさね)”に由来する。「純白の薄絹のようになめらかな表皮の深層に、健やかな血色がほんのり透かし見えるような生命力を湛えたみずみずしい肌」に導くブランドとして誕生した。容器デザインも桜の重の透け合うイメージを表現。繊細に香る桜の香りが特徴だ。今後、ラインアップの拡充は検討するという。

 大塚製薬は、疾病の診断から治療までを担う医療関連事業と日々の健康維持増進をサポートするニュートラシューティカルズ(NC)事業の両輪で構成する。NC事業においては、「ポカリスエット」「オロナミンCドリンク」「カロリーメイト」といった健康飲料や栄養バランス食品を多く手掛けている。1990年には、体重の約16%を占め、人体最大の臓器である皮膚に着目し、体の内側だけでなく人の外側を追う肌の健康にも貢献したいという思いから大津スキンケア研究所を設立。「肌の健康」を考える「健粧品(コスメディクス)」概念のもと、スキンケア製品の研究開発を続けている。

 井上眞・大塚製薬社長は、「大塚製薬は、90年代から医療の概念に基づき、女性の健康をどうサポートできるのかを考え続けてきた。女性の活躍の場を広げるためには、女性の健康は大きく影響している。今後も包括的に女性の健康社会の課題を支援する事業を展開していく」と延べた。

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「1017 アリックス 9SM」がスウェディッシュ・ハウス・マフィアとコラボ 全4型を用意

 「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM以下、アリックス)」は、スウェーデンのハウストリオDJのスウェディッシュ・ハウス・マフィア(Swedish House Mafia)とコラボレーションしたアイテムを発表した。現在、「アリックス」とスウェディッシュ・ハウス・マフィアの公式オンラインストア限定で取り扱い中だ。

 今回のコラボコレクションでは、フーディー、ロングスリーブTシャツ、Tシャツ、キャップの全4型を用意。どれも両者のロゴやスウェディッシュ・ハウス・マフィアらしいグラフィックを落とし込んだ、シンプルでソリッドなアイテムに仕上がっている。価格はフーディーが税込2万2000円、ロングスリーブTシャツが同1万9200円、Tシャツが同1万7700円、キャップが同1万9200円だ。

 「アリックス」を手掛けるマシュー・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)は、ブランドを立ち上げる前から故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)らと共にDJとして活動していた。

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「ドクターマーチン」×「リック・オウエンス」の新作ブーツが12月2日に発売 8ホールと18ホールの2型

 「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」とのコラボシューズの新作を12月2日に発売する。ラインアップするのは8ホールブーツと18ホールブーツの2型。価格は8ホールブーツが5万7200円(税込、以下同)、18ホールブーツが6万4900円。サイズはどちらもUK4〜10(約23〜29cm)をそろえる。ドクターマーチン公式オンラインストアとショールームTYO、リックオウエンス取扱店舗で販売する。

 今回のコラボレーションでは、パンクのスピリッツを2型のブーツで具現化した。どちらも約5cmの厚底ソールにオーバーサイズで高さのあるタンを取り付けており、全体にタンブルブラックのルナレザーを使用することで、柔らかな履き心地を実現した。

 8ホールブーツは、大きく太いシューレースとくすんだシルバーのフックトリムを採用している。足首の内側のヘビージッパーや「ドクターマーチン」のDNAであるイエローウェルトステッチを添えて仕上げた。18ホールのロングブーツは白いシューレースとくすんだシルバーのフックトリム、大きなアイレットが特徴的なデザイン。8ホールブーツ同様に、イエローウェルトステッチで仕上げている。

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「Amazon ECサミット2022」で渡辺三津子氏、冨永愛氏、仙波レナ氏が特別座談会を実施 アパレルECのトレンドを紹介

 アマゾンジャパンは、10月に開催した「Amazon ECサミット2022」で、ファッション業界におけるアパレルECのトレンドやAmazon Fashionについてトークセッションを実施した。

 ゲストスピーカーとして、ファッションジャーナリストの渡辺三津子氏、モデルの冨永愛氏、スタイリストの仙波レナ氏が登壇。コロナ禍におけるファッションを取り巻く“変化”について、活発な意見が交わされた。

 トークセッションでは、ゲスト3人が実生活を振り返り、「コロナ禍での洋服の買い方の変化」「洋服の購入時にECに求めること」「コロナ禍におけるファッションメディアの変化」、さらにAmazonが大切にする「多様性、公平性、包括性(Diversity、Equity、Inclusion)」の4つの話題について言及。

 冨永氏は、冒頭で「コロナ禍の生活が長引く中、気分を高め、人生を変えてくれる“洋服のマジック”を感じたいと思い始めると同時に、人々の生活様式に合わせてファッションのECサイトが変革している」とコメント。仙波氏は「私自身、これまで日本で手に入らない海外のブランドのアイテムを入手する際などで利用してきたが、コロナ禍をへて、必要なタイミングで買える便利さもあり、仕事とプライベートの双方でECサイトを活用する機会が増えた」と実感を述べた。

 また、コロナ禍でECサイトの利用が増える一方、「洋服のオンライン購入においてはサイズや素材、カラーに加えて、ブランドストーリーが明確なことも重要」という考えを共有。また、サイズ確認に関しては返品できることが重要であるという話の中で、Amazonプライム会員向けの試着サービス「Prime Try Before You Buy」にも触れた。同サービスは、数千のブランドのファッションアイテムから注文時に最大4点までまとめて取り寄せ、配送完了の翌日から最長7日間、試着でき、試着後に気に入った商品だけを購入できるサービスだ。

 長年メディアの第一線で活躍している渡辺氏は、ファッションメディアの変化について「時間をかけて雰囲気を味わうことができる雑誌と、デジタル技術の浸透によりスピーディーに情報が得られるウェブサイト、それぞれの良さを組み合わせて相互連携する傾向に変化している。ウェブサイトの運営においては、読者が欲しいと思う商品をECサイトですぐに購入できるという選択肢が増えている」と考察した。

 セッションの最後には、 “DEI”と呼ばれる「多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包括性(Inclusion)」をテーマに、女性の活躍や子育てと仕事の両立についても、それぞれの経験と重ね合わせてコメント。渡辺氏は「女性がリーダーシップを取ることを恐れず、どんどんチャレンジしてほしい」とエールを送った。

 今年2回目の開催となる「Amazon ECサミット」では、2日間にわたり、Amazonで出品中もしくは出品を検討する企業、ECビジネスに興味がある人に向けて、30以上の有益なセッションを提供した。現在、特設サイトでは、アーカイブ視聴が可能だ。

問い合わせ先
アマゾンジャパン
0120-999-373

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イガリシノブ「フーミー」のマットブラウンアイシャドウから新色が登場

 イガリシノブ=ヘア&メイクアップアーティストが手掛けるコスメブランド「フーミー(WHOMEE)」は12月5日、オンラインストアで “フーミー シングルアイシャドウ”(税込各1430円)を限定発売する。12月12日からはバラエティーショップでも順次販売する。

 新作は体温を感じさせるアップルブラウン、モードなムードを演出するダスティンブラウン、程良いくすみ感を作るホリーブラウンの3色をラインアップ。発色の良いマットな質感で、目元に立体感を演出する。

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「YSL」の「ABUSE IS NOT LOVE」限定イベントにローラが登壇 パートナーへの暴力撤廃を訴える

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下 YSL)」は11月25日、親しいパートナーからの暴力に対する認知と啓発を広める社会貢献活動「ABUSE IS NOT LOVE(暴力は愛じゃない)」のPRイベントを開催した。抽選で招待された一般客が来場し、オンラインでも同時配信。当日はシークレットゲストとして同ブランドのジャパンアンバサダーを務めるモデルのローラが登壇した。

 身体的、性的、経済的、精神的及びパートナーによる行動のコントロールを含む暴力「IPV(INITIMATE PARTNER VIOLENCE=親しいパートナーからの暴力)」は世界で約11億人の被害女性が存在するとされており、世界的な社会課題とされている。「YSL」はこの課題を発端に、2020年に「ABUSE IS NOT LOVE(暴力は愛じゃない)」をグローバルな取り組みとしてスタートした。警戒すべき9つの暴力の兆候(1萎縮させる、2無視する、3脅す、4操る、5干渉する、6侮辱する、7嫉妬する、8管理する、9孤立させる)を明確に定義することで認知を広め、啓蒙活動を行う。さらに、同課題に取り組む非営利団体への寄付と、30年までに200万人への啓発活動を目標とする。昨年末からはNPO法人「女性ネットSaya-Saya」とパートナーシップを組んで活動している。

 ローラが登場したトークセッションでは9つのサインについて紹介した。ローラは、「『干渉する』は、恋人でも夫婦でも『どこにいるの?』『何をしているの?』と言わなくてもお互い大丈夫だと言える関係でいることが大切。『嫉妬する』は、生活していてよく感じるし、深いものだと思います」と考えを述べた。さらに、理想のパートナーシップについて、「お互いをリスペクトできる関係です。そして大人になっても子どもの心を持って冗談を言い合えたり、ダメなところを見せられたりできるような関係が理想です」とコメントし、イベントの最後には「『ABUSE IS NOT LOVE』をきっかけに学んだことをもっと色々な人に伝えていきたいです。どんなことが起きても自分を愛することはとても大切なこと。たくさんの人が自分を愛するようになったら、もっとうれしい」とメッセージを送った。

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「エーグル」がパリコレに初参加 ポンピドゥーで自然への想いを発信

 「エーグル(AIGLE)」は2023年春夏シーズン、パリ・ファッション・ウイークの公式スケジュールに加わって初参加した。23年から協業を始めるパリの総合文化施設ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター(以下、ポンピドゥー)を会場に、アウトドアのルーツを重んじたミニマルで都会的なコレクションを披露した。アーティスティック・ディレクターを務める「エチュード スタジオ(ETUDES STUDIO)」の創業者オレリアン・アルべ(Aurelien Arbet)、ジェレミー・エグリ(Jeremie Egry)、ジョゼ・ラマリ(Jose Lamali)にコレクションに込めた思いを聞いた。

「自然と都会に境界はない」
の想いをパリの中心で発信

 「エーグル」の23年春夏コレクションは、ポンピドゥーの屋上、目の前に広がるパリの市街地と、はるか彼方の山や丘の稜線が美しい空間で披露された。パリの街並みにも、郊外の豊かな自然にも溶け込むミニマルなユーティリティーウエアは、今シーズンのトレンドとも合致している。

 淡いベージュから濃いブラウン、カーキまでの1トーンや1カラールックには、機能性にこだわったアウターとノースリーブのシャツやプリーツスカートなどのアーバンアイテムが同居し、眼前の景色同様、都会と自然に明確なボーダーラインは存在せず、現代人はその双方を自由に行き交っていることを教えてくれる。足元には、創業時からのアイコンであるラバーブーツ。農作業に携わる人を想い世に送り出しつつ現在はタウンユースの愛用者も多い天然ゴム製のラバーブーツ同様、足元でも静かな水面とデジタルミュージックを交錯させ、演出においても相反するものの融合を説く。3人はこうして「エーグル」の過去を未来につなげる。

コンセプトは
歴史と今をつなぐ「サイクル」

 
WWD:パリでの発表をどう振り返る?

オレリアン・アルベ(Aurelien Arbet、以下アルべ):パリのウィメンズ・ファッション・ウイークに初参加した今回は、確実にブランドにとってのステップアップになった。ショーはシルエット全体を見せる演出がベストだと考えた。観客がそれぞれのルックやモデルのアティチュードをじっくりと眺め、私たちからのメッセージを受け取れる空間を作り出せたと思う。

WWD:具体的に届けたかったメッセージとは?

アルベ: テーマは過去と現在を行き来する「サイクル」だ。「エーグル」は長い歴史がありながら、今日においても非常にアクティブなブランドだ。ブランドの過去をリサーチし、170年近く洋服やラバーブーツ、アクセサリーを作り続けてきた歴史が、今日においてどんな意味を持つかを考えた。私たちがコレクションで表現したかったのは、そんな歴史と現在のつながりだ。

WWD:ブランドの伝統に新しいエッセンスを加えたということだが、特に今回のコレクションに取り入れた伝統的な要素とは?

ジョゼ・ラマリ(Jose Lamali、以下ラマリ): 「エーグル」の歴史を振り返って新しいと感じたのは、初期に発表していた街を歩くためのゴム製の“オーバーシューズ”だ。その当時から「エーグル」は、都会に住む人々のために商品を提案していた歴史があり、自然とのつながり方が面白いと思った。僕たちはすでに代表商品であるラバーブーツとレインコートに着目し、その機能性を上質なトレンチコートやフィッシュテイルパーカなどに広げてきた。全ての素材がアウトドア仕様であることも表現したかったことの一つだ。もちろん、モダンな生地や新しい技術も取り入れて今までにないシルエットで表現した。

WWD:ノースリーブのシャツドレスや、ブラックパンツ、プリーツスカートなど、タウンユースなアイテムとユーティリティーウエアのスタイリングが多かった。街でも、「エーグル」を楽しんでもらいたいという思いからの提案だった?

アルベ: 私たちは、自然の中で着る服と都会で着る服に違いがあるとは捉えていない。もちろん特定のシーンを想定した商品もあるが、ブランドとしては常にどちらもクロスオーバーできる提案を考えている。

ジェレミー・エグリ(Jeremie Egry、以下エグリ): フランスのブランドとして、アウトドアを今までにない方法で語りたいと思った。よりクラシックに、自然にインスパイアされながら都会に生きる人々のための商品を意識した。

WWD:アーティスティック・ディレクターに就任してから数シーズンたつが、あらためてブランドの魅力について教えてほしい。

エグリ: 「エーグル」は、僕たちも子どものころから着用していて、フランス人が皆愛着を持っている。同時に新しい風を必要としていて、自分たちに任されたことはとてもチャレンジングだと思った。私たちの目標は、ブランドをより現代的なものにアップデートし、人々が今着たいものを届けることだ。

アルベ:確かに「エーグル」は、多くの人々に知られているしさまざまな商品を出してきたが、グローバルなビジョンや方針についてはあまり示してこなかった。フランスのブランドとして、コロナ禍で変化する人々のライフスタイルに寄り添いたい。ラバーブーツやレインコートなどのキープロダクトを持つブランドだからこその発信力を生かして、過去やこれから成し遂げたいことを伝えることがとても楽しみだ。

WWD:ブランドのサステナビリティの取り組みにも共感しているとのことだが、今回のコレクションにはどのように反映した?

ラマリ:コレクションのうち約75%が環境配慮素材だ※。僕たちが選ぶ生地や装飾だけでなく、サプライヤー、製造者、また関わる国など全てをクリエイションの一部と捉えている。リサイクル素材やオーガニックコットンを採用したり、サステナブルな技術を持つ工場に頼んだりすることは、僕たちにとっても非常に大事なことだ。
※展開商品の環境配慮素材の比率は国により異なります。

WWD:作り上げたいスタイルと、ブランドのサステナブル・ビジョンを両立させるために難しかったことは?

ラマリ:値段が大きな障壁だった。「エーグル」にとって、スタイリッシュかつ機能的・実用的であり、手の届く価格帯であること全てが大事だからだ。例えば、オーバーサイズコートをサステナブルな生地を使いながら手頃な価格に抑えるのは難しい。でも、それもデザインの一部だと考えている。

WWD:ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターとの協業も始まった。

アルベ:このプレゼンテーションは、長いパートナーシップの始まりでもあった。この協働をうれしく思う。環境に関わる貢献やクリエインションに関わる全般において両者にはさまざまな共通点がある。今後いろいろなプロジェクトやアイデアを共有することができると思う。

モデルのemmaが
シーズンアンバサダーに就任

 「エーグル ジャパン」では、22-23年秋冬のシーズンアンバサダーとして、モデルのemmaを起用。

 幼少期を自然に囲まれた北海道の土地で過ごしたemmaは、都会で暮らす現在も自然に寄り添う価値観を大切にしているという。「母が農作業をするときに履いていたのが、『エーグル』のラバーブーツでした。『農作業のときもおしゃれしたい』と言っていたのを覚えています。ラバーブーツはもちろん、アパレルアイテムも、ファッション性と機能性を兼ね備えているところが素晴らしいと思います」とコメントを寄せた。

 キービジュアルでは、大地を連想させるカラーパレットが印象的なコレクションの中から、淡いピンクのゴアテックスのフード付きジャケットやキーパターンであるカモフラージュ柄のパーカ、ボタニカルプリントのスカートなどを着用した。

 22-23年秋冬はそのほかにも、ブランドの人気アイテムでもあるゴアテックスを使用した防水機能と保温性が抜群なジャケットやリサイクルポリエステルを使用した完全防水のダウンジャケット、コーデュロイのセットアップなども登場する。

「WWDJAPAN」編集長が
最新コレクションを徹底解説

問い合わせ先
AIGLEカスタマーサービス
0120-810-378

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「コーチ」が原宿でホリデー向けポップアップ オリジナルスイーツのプレゼントも

 「コーチ(COACH)」は11月30日〜12月26日、ホリデーシーズンに向けたポップアップ“コーチ マート”を原宿八角館で開催する。

 ポップアップでは、ブランドのアイコンキャラクター“レキシー(Rexy)”の最新コレクションをはじめ、ミニサイズのバッグやスモールレザーグッズなど、ホリデーギフトに最適なアイテムを用意する。レトロな雰囲気の店内は、日本の店舗とアメリカのコンビニエンスストアからインスパイアされ、コンビニ風のフォトスポットで撮影も楽しめるという。

 また、公式LINEアカウントのパーソナルサービスに登録すると、オリジナルスイーツをプレゼントする。さらに一定金額以上の購入で、オリジナルエコバッグやギフトが当たるラッキーカプセルも用意する。

■"コーチ マート" ホリデー ポップ アップ ストア
会期:11月30日~12月26日
営業時間:11:00~20:00 ※11月30日は15:00~20:00
場所:原宿八角館
住所:東京都渋谷区神宮前6-4-1

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「コム デ ギャルソン」×「ポーター」 川久保玲デザインのバッグ4型を発売

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は12月1日、“HOLIDAYS WITH PORTER”をテーマに、青山店や大阪店、福岡店などに「ポーター(PORTER)」のポップアップストアをオープンする。期間は28日まで。「コム デ ギャルソン」が路面店で自社ブランド以外のポップアップを行うのは初めて。

 注目は、川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーがデザインした「ポーター」のバッグ4型。価格は2万6400〜3万3000円(税込)で、いずれもブラックとレッドの2色展開だ。

 ポップアップストアではそのほか、「ポーター」を代表する“タンカー”や“センシズ”シリーズもラインアップする。

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「リーボック」がDCコミックスと初コラボ スーパーマンやバットマンなどをモチーフに

 「リーボック(REEBOK)」は、DCコミックスと初めてコラボレーションしたスニーカーとアパレルのコレクションを12月2日に発売する。リーボック公式オンラインショップおよび直営店、スニーカーヘッズ(Sneaker HEZZ)で取り扱う。

 コラボでは、「リーボック」を代表するスニーカーとアパレルを、DCコミックスのキャラクターからインスピレーションを得てデザインした、スニーカー6型、キッズのスニーカー2型、アパレル7型を用意する。

 スニーカーは、スーパーマンからインスピレーションを得た“SHAQ ATTAQ”(税込2万4200円)や同じくバットマンの“LX2200”(同1万4300円)、ジョーカーの“CLUB C 85”(同1万4300円)、ワンダーウーマンの“NANO X2”(同1万9800円)、ハーレー・クイーンの“FREESTYLE HI”(同1万3200円)、レックス・ルーサーの“WORKOUT PLUS”(同1万4300円)を用意。キッズはスーパーマンの“CLASSIC LEATHER”(同6600円)、バットマンの“DURABLE XT”(同8250円)をそろえる。

 アパレルでは、バットマンとジョーカーが対決している様子を描いたTシャツ(同5490円)のほか、キャラクターの顔を袖にプリントしたフーディー(同1万5000円)、スーパーマンとバットマンのフーディー(各同1万5000円)をラインアップする。

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「ステラ マッカートニー」がアーティストの奈良美智と2年ぶり2度目のコラボ 日本限定アイテムも用意

 「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」は、アーティストの奈良美智とのカプセルコレクション“シェアード”を発売する。12月2日に青山本店で先行発売後、他店舗でも順次取り扱う。

 両者は2021年にもコラボしており、今回が2年ぶりに2度目。今回のコレクションは、10月にパリで行われた「ステラ マッカートニー」2023年春夏コレクションのショーで披露されたもので、代表作品「Mission」を落とし込んだ日本限定アイテムのトートバッグ(税込10万4500円)をはじめ、ニット(同19万1400円)やキャップ(同5万2800円)、人気スニーカー“エリス(ELYSE)”(同12万5400円)などを用意する。

 今回のコラボについて、奈良氏は「ステラ・マッカートニーは、はっきりとした意志を持つ芯のある人。前回のコラボレーションでは、ステラが選んだ作品を自由にデザインに落とし込んでもらったが、今回は私が選んだ作品を使い、自由にやってもらった」とコメントしている。

 イメージビジュアルのモデルには、アオイヤマダと伊藤万理華、刈込るちあ、浅井小次郎を起用した。なお、奈良氏とのコラボアイテムは、2023年初頭にも展開予定だという。

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