ワールド4〜9月期は25%の増収

 ワールドの2022年4〜9月期連結業績(国際会計基準)は、売上高に相当する売上収益が前年同期比25.1%増の967億円、営業損益が40億円の黒字(前年同期は21億円の赤字)、純損益が20億円の黒字(同12億円の赤字)だった。主力のブランド事業が大きく業績を改善し、営業損益、最終損益でいずれも黒字転換を果たした。

 ブランド事業の売上高は前年同期比28.4%増の829億円、コア営業損益が30億円の黒字(前年同期は26億円の赤字)。店舗の営業時間や客数などにおける新型コロナウイルス影響が緩和し、店舗売上高が大きく回復した。

 中国ロックダウンによる商品納期遅延による販売機会損失、円安による仕入れ価格の高騰などのマイナス要因はあったが、百貨店販路を中心とするミドルアッパー業態の生産国内回帰や販売価格の最適化で利益面の悪化を抑えた。売上総利益率は57.9%で、前年同期から2.4ポイント改善した。

 23年3月期の連結業績は、売上収益が前期比23.7%増の2120億円、コア営業利益が同2.3倍の125億円、純利益が同約23倍増の55億円の予想値を据え置いた。

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ユナイテッドアローズ4~9月期、値引き抑制で粗利益率改善

 ユナイテッドアローズの2022年4~9月期連結業績は、売上高が前年同期比13.9%増の574億円、営業損益が13億円の黒字(前年同期は26億円の赤字)、純損益が10億円の黒字(同19億円の赤字)だった。

 各利益が計画地を上回った。値引きの抑制によって利幅が改善したことが大きい。春夏シーズンから品番数の絞り込みを進めたほか、夏のセール本番前に一部で行ってきた春物セールを止めた。その結果、定価販売の構成比は、コロナ禍前の3年前から10.3ポイント増の83.8%に改善。増収効果と併せて、粗利益率が2.8ポイント上昇し、ほぼコロナ禍前の水準まで戻した。

 7日にオンライン会見した松崎善則社長執行役員CEOは、「ここ数年は収益体質の改善、つまり守りに終始してきたが、次期中期計画に向けてはより一層の高付加価値を提供し顧客満足を高めていく。いよいよ次のステージを目指す足場が整ってきた」と手応えを語る。

 秋冬は商品コストの上昇に対応するため、商品の2割相当を平均で15%値上げした。「上代が受け入れていただけない場合の値引き販売を想定し、当初の設計よりも在庫を積み増した。しかし、お客さまにご理解をいただき結果的には売上につながった」という。引き続き値引きの抑制に注力し、1月初めの初売りから2月にかけて行ってきた冬のセールは1月末までに短縮する。

 3月にリニューアルした自社ECでも同様に、タイムセールなどを抑制。春夏は実店舗の回復に伴い、EC上での在庫不足などが発生したが、秋冬に向けては在庫管理をシステム化し、効率を上げる。なおアプリのダウンロード数は、リニューアル後に100万増えて約230万ダウンロードに達した。「システムの課題はほぼ解消し、成長軌道に乗った」と見る(同社)。加えてSNSの専門チームを社内に設置し、インスタグラムとツイッターを柱にデジタルマーケティングを強化する。同社の課題である20~30代の女性へのリーチにつなげる狙いだ。

 松崎社長は、「内部の取り組みによって着実に改善・再成長に向かっている。足元の回復が見えてきた中で、更なる成長に向けては企業としてのブランド力が大事になってくる。商品やサービスをアパレルに留まらない領域に広げ、新たなユナイテッドアローズに向けても本格的に挑戦を始める」と話した。

 通期の業績予想は、売上高同9.8%増の1300億円、営業損益は同185.2%増の48億円、純損益が同309.4%増の30億円を見込む。

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“サロパ 2022”を振り返り 今年売れたブランドは?【香水ジャーナリスト連載 Vol.3】

 今年で10回目を迎えた日本最大級の香りの祭典「サロン ド パルファン 2022(SALON DE PARFUM 2022)」が10月19〜24日、伊勢丹新宿本店で開催された。今年は44ブランドが出展し、6日間の会期中、多くの来場者が訪れた。同期間の商況(メンズ館を除いた本館催物場の売り上げ)とそこから見えたトレンドを振り返る。

 今年はコロナ禍での入国制限が緩和され、海外在住の調香師やブランドのファウンダーが相次いで来日し、「ル クヴォン メゾン ド パルファム(LE COUVENT MAISON DE PARFUM)」を手掛ける世界的調香師であるジャン=クロード・エレナ(Jean-Claude Ellena)のセミナーは、募集開始から数分でウェブチケットが完売するほど人気で、当日は立ち見客も会場にあふれた。今回が初上陸となったブランド「メゾン クリヴェリ(MAISON CRIVELI)」のティボー・クリヴェリ(Thibaud Crivelli)=ファウンダーや英国発「ブーディカ ザ ヴィクトリアス(BOADICEA THE VICTORIOUS)」のデヴィット・クリスプ(David Crisp)CEO、ジャパンブランド「サノマ(CANOMA)」のジャン=ミッシェル・デュリエ(Jean-Michel Duriez)調香師といった来日ゲストの登場は、会場を大いに盛り上げた。トークショーやカウンセリングに参加した来場者からは「非常に満足度が高かった」との声も多く聞かれた。

過去最高の売り上げを記録、売れ筋はミニサイズセット

 今年の客層は例年と比べて若年層が増加。幅広い世代でジェンダーを問わず集客があり、香水マニアから初心者まで心をつかむ商品ラインナップが充実していた。入月雅子=伊勢丹三越 第2MDグループ 新宿化粧品商品部 バイヤーによると、今年は昨年より会期が1日少ない中、売り上げは前年の期間中と比べ約50%増と過去最大の売り上げを記録。「今年から導入した、イベント初日の“エムアイカード顧客・三越伊勢丹アプリ顧客”のみが入場できるサービスは、じっくりと香りのカウンセリングや商品説明を受けられたため満足度が高まり、最も大きな結果を生んだ」と言う。売り上げ上位のブランドは、「ゲラン(GUERLAIN)」「パルファン サトリ(PARFUM SATORI)」「ブーディカ ザ ヴィクトリアス」「フエギア 1833(FUEGUIA 1833)」「メゾン クリヴェリ」(順不同)だった。老舗の人気ブランド以外に希少性の高い香りを展開するブランド、日本初上陸ブランド、イベント限定出展ブランドなどが話題の中心となった。

 昨年同様、ディスカバリーセットやトライアルセット、ミニサイズセットへの需要は変わらず高かった。特に新客は、「小さいサイズで試してからフルサイズを購入したい」という要望が高く、「キリアン(KILIAN PARIS)」や「ペンハリガン(PENHALIGON’S)」のディスカバリーセットは早々に完売したという。こうしたミニサイズセットは、客単価は低下するがブランドの世界観や複数の香りを知ってもらうことができるため、将来的にポジティブだと考えるブランドも多い。

ジャパンブランドは過去最多の8ブランドが出展

 今年はジャパンブランドの出展数が過去最大の8ブランドとなった。オーダーメイド香水ブランド「リベルタパフューム(LIBERTA PERFUME)」や「エディット(EDIT(H))」は売り上げが昨年を上回ったという。「リベルタパフューム」を手掛ける山根大輝ヤマネコ代表や「エディット」のPR担当は、「SNSでのフォロワーや投稿数もイベント中から急増。確かな手ごたえを感じた」と話した。「リベルタパフューム」の新作フレグランス“コロンコンサントレ ギンジョ”や“コロンコンサントレ チャバ”は、オーデコロンのようなみずみずしい透明感と、パフュームとしての複雑さや多面的な要素を持ち、かつ手に取りやすい価格帯を実現したことから売れ行きが良かった。

 「ミヤ シンマ パリ(MIYA SHINMA PARIS)」のブースは、京都の高級フレグランス専門店「ル シヤージュ(LE SILLAGE)」の米倉新平オーナーがカウンセリングと接客を担当し、深い香水知識によるコンサルテーションで盛り上がりを見せた。今回、初出展したジャパンブランド「コウシ(KOHSHI)」は、同イベントでしか販売しない限定商品が完売となった。限定品以外に50種のフレグランスを販売し、圧倒的な香りの種類とクオリティーの高さ、調香師たちの接客による香りの説明の分かりやすさが奏功した。

情報通の来場者量が増え、接客ニーズも高まる傾向

 「キャロン(CARON)」や「ザ ディファレント カンパニー(THE DIFFERENT COMPANY)」「エラケイ(ELLA K)」「ソンボン(100BON)」などを輸入・販売するフォルテの南野眞由子マーケティング・PRマネージャーは、「香りを体験したい、販売スタッフから話を聞きたい」という来場者の熱意に圧倒されたという。「コロナ禍以降、ECでのムエット(試香紙)送付やミニキット導入などお客さまとの接点づくりに取り組んできたが、熟練した販売スタッフによる香りのコンサルテーションの重要性を改めて感じた」。フォルテが出展した4ブランド売り上げの売り上げは、合計で昨年対比24%増と好調だったという。「昨年も『キャロン』のリニューアルローンチがあり好調だったが、今年は特に『エラケイ』が同400%増と急成長。数量限定で販売したレザーシリーズは、専門家からの評価の高さからSNSで注目の香りと拡散され予約が急増。会期中にシリーズ3種とも完売した」と語った。

 「リキッドイマジネ―ル(LIQUIDES IMAGINAIRES)」や「カリーヌ ロワトフェルド(CARINE ROITFELD)」の販売代理店を務める白石謙アールオー(ART EAU)=ディレクター・フレグランスキュレーターは、「お客さまの香水に対する情報量に驚かされた。既にそのブランドの香水を複数本持っている場合が多く、割高でも小さいサイズやトラベルセットが好まれた」と述べた。「リキッドイマジネ―ル」の売り上げは、前回出展した19年対比で約100%増とブランドの認知度の高まりが感じられたという。

 「フエギア 1833」の担当者も今年の印象を、「オンライン上でブランドを知り、普段はECで購入している顧客の来店が多く見られた。実店舗を未体験の顧客へのアプローチと、在庫体制の強化が来年の課題となった」と振り返った。新作の先行発売となった「ミラー ハリス(MILLER HARRIS)」の ”ミリカミューズ オーデパルファム”は、アペリティフ(食前酒)をモチーフにしたレッドベリー系のフルーティーフローラルムスクの甘酸っぱい華やかな香りと、マットな質感のレッドカラーのボトルデザインが人気となり新たな客層を獲得した。

 コロナ禍を経て、世界的にフレグランス市場は拡大している。10回目を迎えた「サロン ド パルファン2022」においてもそうした需要の拡大が感じられた。一方で課題点もあり、ムエットコレクターやリサーチャーが増え購入に至らないケースがあったとの声がブランドから聞かれた。人気イベントなったことで多くの接客を少ないスタッフが対応しなければならず、香水の基本的知識に加えブランドや香りについて熟知しているスタッフ確保の必要性と難しさも感じさせた。また、カウンセリングと購入のみの待機列が一緒だっため、スムーズな誘導を希望する声も多かった。待機列が長かった「パルファン サトリ」では、大沢さとり調香師が自らムエットを配布して整列をフォローし、SNSでは「好感が持てた」との声も広がった。SNS上の消費者同士の情報共有や拡散は、大きな盛り上がりを見せるようになった。年内には全国の三越伊勢丹グループ(東京都以外)店舗で順次開催される。全国規模に成長した同イベントの今後に期待が高まるばかりだ。


YUKIRIN
美容・香水ジャーナリスト
香水・香り関連商品と、ナチュラル&オーガニック美容分野に特化した記事を執筆。女性誌などのメディアで発信する。化粧品や香り製品のコンサルティングやイベントプロデュースなど幅広く活躍。「日本フレグランス大賞」エキスパート審査員、「イセタン フレグランス アワード2019」審査員などを務める

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キム・カーダシアンが着こなす「バレンシアガ」の“スキューバドレス”

 キム・カーダシアン(Kim Kardashian)が、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)で行われた「アート+フィルム ガラ(ART+FILM GALA)2022」に「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の“スキューバドレス”で登場した。

 “スキューバドレス”は体にフィットするネオプレン素材で、カーダシアンは同素材のグローブも着用した。

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「パタゴニア」がビームス原宿でポップアップ 漁網を使ったダウンセーターを豊富に用意

 「パタゴニア(PATAGONIA)」は11月10〜20日、ポップアップストアをビームス原宿で開催する。南米の漁業コミュニティーから回収された使用済み漁網を原料とした、リサイクルナイロン“ネットプラス”を採用したダウンセーターを、豊富なカラーで取りそろえる。

 米カリフォルニアのブレオ社によって開発された“ネットプラス”は、漁網を衣類に利用できる高品質な糸へリサイクルしたもので、「パタゴニア」では2022年秋冬シーズンから使用している。今季から販売するダウンセーターには、リペアパッチを付属し、修理を行いながら長期的に製品を使用できるように配慮している。

 また期間中は、「セルフリペアイベント」と題して、リペアテープやリペアパッチを使用した修理方法をスタッフがレクチャーするワークショップも開催する。さらに期間中、商品の購入者を対象にノベルティのステッカーをプレゼントする。

■Patagonia Down Sweater POP UP
会期:11月10〜20日
場所:ビームス原宿
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7 1F・2F
営業時間:11:00〜20:00

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デサント4〜9月期は利益が過去最高 韓国で「アンブロ」人気拡大

 デサントの2022年4〜9月期は、売上高が前年同期比14.6%増の572億円、営業利益が同80.4%増の48億円と増益増収だった。さらに、韓国と中国の持分法適用関連会社の業績伸長で、経常利益は同68.3%増の67億円、純利益は同106.3%増の51億円といずれも過去最高を記録した。7日に行われたオンライン会見で小関秀一社長は「非常に順調な数字だが、これくらいの利益は普通だ。今、ようやくスタートラインに立った。(国内の構造改革や利益を求める経営を)さらに進化させる」と語った。

 主要マーケットである日本、韓国、中国の全てで増収した。日本の売上高は同14.8%増の256億円、営業利益は同6.1%増の32億円。「デサント(DESCENTE)」「ルコックスポルティフ(LE COQ SPORTIF)」「マンシングウェア(MUNSINGWEAR)」「アリーナ(ARENA)」の主要4ブランドが伸びた。また過剰生産の見直しや値引きの抑制、低い返品率を維持しつつ、直営店やECといったD2Cを拡大したことで、営業利益が伸びた。

 韓国の売上高は同14.1%増の282億円、営業利益は同326.4%増の9億円。「アンブロ(UMBRO)」が感度の高い若年層に支持され売り上げを19億円伸ばすなど、アスレチックカテゴリーが好調だった。中国は売上高が同7.1%増の22億円、営業利益は同44.6%減の130億円。4月に子会社化したアリーナ上海の売上高によって増収となったが、上海のロックダウンの影響で減益だった。

 上期の業績を受けて、2023年3月期の業績予想を上方修正する。売上高は1180億円(8月の前回予想は1165億円)、営業利益は81億円(同67億円)、純利益は100億円(同95億円)を見込む。小関社長は「コンサバティブな数字に見えるかもしれないが、(円安やウクライナ情勢など)まだまだ何が起こるかわからない。それらを踏まえて、必ずコミットする数字だ」と語る。

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「ゲラン」5代目調香師の来日イベントに鈴木えみ、滝沢眞規子らが来場 香りのコンサルテーションを楽しむ

 「ゲラン(GUERLAIN)」は10月、5代目ティエリー・ワッサー(Thierry Wasser)調香師の来日イベントを行った。同イベントには鈴木えみ、滝沢眞規子などが来場した。ブランドを代表するフレグランス“ラール エ ラ マティエール” 全21種の香りから、コンサルテーションを通じて好みの香りを選ぶなどした。

 2008年から現職を務めるティエリー調香師は、190年以上続く同ブランドで初めて創業者一族以外で調香師に抜擢された人物。就任以降は“イディール”や“モン ゲラン”、“アクアアレゴリア”の新作など日本でも人気のフレグランスを手掛け、フレグランスに馴染みのないライトユーザーにも同ブランドの魅力を広めている。

 今回の来日でフォーカスされたのは、「ブランド最高峰」と位置付けられる“ラール エ ラ マティエール”。芸術と素材と名づけられた同コレクションは最高級の素材とアートにインスパイアされたパフューマーの才覚によって高められた「至高のフレグランス」と言われている。05年に誕生し21年にリニューアルを実施。ボトルデザインを変更したほか、新たな香りが加わり現在は全21種類のラインアップとなっている。

 来日イベントでは鈴木や滝沢のほか、せいら、藤井夏恋がプロによるコンサルテーションを通じて好みの香りを選ぶなどした。このコンサルテーションは10月末に伊勢丹新宿本店で行われた香りの祭典「サロン ド パルファン 2022」を訪れた鈴木伸之や前田敦子も体験している。

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「グッチ」がハリー・スタイルズとの新ビジュアルを公開

 「グッチ(GUCCI)」はこのほど、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)とのコラボレーションコレクション“ハ ハ ハ(Ha Ha Ha)”の新ビジュアルを発表した。

 アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターとハリーの長年の友情とアートセンスの共鳴によって実現した同コレクション。6月にコラボを発表してから、今回新たに遊び心あふれる写真や動画を公開した。椅子や植物、ソファーのある日常的な空間でハリーは、「グッチ」の“バンブー 1947(Bamboo 1947)”などを持ってポーズを取っている。ミケーレ=ディレクターがクリエイティブ全般をディレクションしたという。

 ハリーはコラボに際し、「アレッサンドロとは知り合ってもう何年も経つが、変わらず大好きな人だ。彼の仕事に刺激を受けるし、このコラボが実現したのは自分にとってとても特別な体験」と語った。

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「ダブレット」が「マーク ジェイコブス」とコラボか Wネームの画像が公式インスタグラムに

 「ダブレット(DOUBLET)」が公式インスタグラム(@__doublet__)を更新し、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」とのコラボレーションを匂わせている。

 「ダブレット」は、“MARC JACOBS×doublet”と書かれたタグと思われる画像をアップ。また、キャプション欄には“#MARCJACOBS”とだけ書いている。

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ゴールドウインが恵比寿に関東最大店舗 キャンプ用品や子供服新業態など

 ゴールドウインは7日、東京の恵比寿ガーデンプレイスに8日開店する関東最大規模の店舗を関係者に公開した。キャンプに特化した「ザ・ノース・フェイス キャンプ」、子供服のセレクトショップ「プレイアース キッズ」、スポーツライフスタイルウエアの「ニュートラルワークス」の3業態の複合店舗で売り場面積は約990平方メートル。広いスペースを生かした新しいサービスや他社との協業によって、ファミリーからビジネスパーソンまで幅広い層を呼び込む。

 複合店舗の約半分を占める「ザ・ノース・フェイス キャンプ」は、都心店では品ぞろえに限りがあったテントを始めとしたキャンプ用品に特化する。専門的な知識を持つ販売員が初心者から上級者までの要望に応じ、テント選びをサポート。屋外で実際に設営を試すことができる。また、購入を迷う人に向けてキャンプギアのレンタルサービスも実施する。

 1号店である「プレイアース キッズ」は、「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」など同社展開のブランドの子供服を横断的に取り扱う。また消費者から買い取った同社製の子供服をアップサイクルして販売する「グリーンバトン」の商品を販売する初の店舗となる。同じ恵比寿ガーデンプレイスに入るホームセンター「DCM」との協業による大型遊具の設置や、子供向けのワークショップの開催なども企画する。

 「ニュートラルワークス」はアクティブウエアやコンディショニングウエアを充実させるだけでなく、パーソナルトレーニングのための個室を併設した。全身をスキャンして体の精緻な3Dデータを計測した上で、専門スタッフの指導のもと一人一人にあったトレーニングメニューを行う。

 サッポロ不動産開発が運営する恵比寿ガーデンプレイスは、21年2月末で閉店した恵比寿三越の跡地をリニューアルして、8日にグランドオープンする。ゴールドウインの複合業態はその目玉テナントの一つで、センタープラザ1階の正面入り口前の一等地に入る。ゴールドウインは同じ渋谷区内の原宿、渋谷などに多くの店舗を構えているが、森光・常務取締役事業本部長はそれらとは一線を画した拠点と位置付け、「新しい暮らしを支え、公共性をも提案する店舗にしたい」と話す。

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柏木由紀らAKB48メンバーと「ラヴィジュール」のコラボランジェリーが発売

 ベリグリが運営するランジェリーブランド「ラヴィジュール(RAVIJOUR)」は、ブランドのアンバサダーを務めるAKB48のメンバー、柏木由紀、村山彩希、下尾みうのコラボランジェリーを11月10日に発売する。ラインアップするのはブラジャー2型(5890円〜税抜き、以下同)、ショーツ3型(3190円〜)に加え、3人がそれぞれにデザインしたメンズショーツ3型(3390円〜)。公式オンラインストアとルミネエスト新宿店で先行販売し、他店舗では15日から取り扱う。

 また、今回のコラボランジェリー発売を記念してスタッフによる「サイン&ビジュアルブックお渡し会」を27日に開催する。10〜27日までの期間中に公式オンラインストアかルミネエスト新宿店にて対象商品を2万円以上購入した人を招待する。

 そのほか、対象商品を購入した全員にポストカードを、1万2000円以上を購入した人にはビジュアルブックをプレゼントする。

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ワークマン、円安で利益目減り 23年3月期予想を下方修正

 ワークマンは7日、2023年3月期の利益予想を下方修正した。修正後の予想は、売上高に相当する営業総収入が1252億円(修正前は1241億円)、営業利益が217億円(同244億円)、純利益が148億円(同167億円)とする。一般的な小売業の売上高にあたるチェーン全店売上高は1686億円(同1666億円)と予想する。積極的な新規出店と既存店の堅調な販売によって増収を維持するものの、円安によって仕入れ価格が高騰したため利益が目減りする。

 同日発表した22年4〜9月期は、営業総収入が前年同期比8.9%増の602億円、営業利益が同3.5%減の121億円、純利益が同3.1%減の77億円だった。チェーン全店売上高は同11.1%増の819億円で、既存店売上高は0.7%増だった。

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「ナイキ」がNBAのアービング選手との関係を凍結 反ユダヤ主義的な映画を巡って物議

 「ナイキ(NIKE)」は11月4日、北米のプロバスケットボールリーグNBAのブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に所属するカイリー・アービング(Kyrie Irving)選手との関係を凍結したと発表した。同選手は反ユダヤ主義的な映画「Hebrews to Negroes: Wake Up Black America」へのリンクなどをSNSに投稿し、物議を醸していた。

 「ナイキ」はアービング選手のシグネチャーモデルを2014年から販売しており、今月には最新モデル“カイリー 8(Kyrie 8)”を発売する予定だったが、これを中止。「当社はヘイトスピーチを容認する余地はないと考えており、いかなる形の反ユダヤ主義をも非難する。このため、カイリー・アービングとの関係を直ちに停止し、“カイリー 8”も発売しないことを決定した。彼がこのような状況を招いたことや、このことが人々に与える影響について深い悲しみを覚えており、大変失望している」とコメントした。

 アービング選手は、同映画へのリンクを自身のツイッターアカウントに、またレンタルできるサイトの画像をインスタグラムに投稿。これが大きな問題となって開かれた会見で、反ユダヤ主義を支持しないことを明言しなかったことから、ブルックリン・ネッツは同選手に5試合の出場停止処分を科した。その後、同選手はインスタグラムに謝罪文を投稿している。

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セレクト大手3社が勉強会開催 今、販売員に求められる素質とは?

 ユナイテッドアローズ、ビームス、ベイクルーズは11月2日に、恒例の3社合同販売員勉強会を開催した。2019年に始動したこの取り組みは、普段は交流する機会が少ない各社の販売スペシャリストのノウハウを共有し、業界全体で販売員の価値向上を目指すというもの。オフライン開催だった前回に対し、今回はより多くの販売員に参加してもらうためオンラインで開催し、各社から全国の販売員約300人が参加した。

 テーマは、「ファッションの楽しさをあらためて知る」。3社共通の課題として、入社3年目の離職率や販売員を志望する人材の減少などが挙がった。運営事務局の江藤佳子ベイクルーズ・ストアセクション・マネジャーは、「『なぜファッションの道を選んだのか?』といった根本的な問いを投げかけ、自分たちがまずファッションを楽しめているかを見つめ直し、この仕事の意義をあらためて考える機会をつくりたかった」と話す。

 各社からファッションを楽しんでいる代表として「デミルクス ビームス」(ビームス)の目黒越子さん、「ディストリクト ユナイテッドアローズ」(ユナイテッドアローズ)の森山真司さん、「ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス」丸の内店(ベイクルーズグループ)の大山泉さんが登壇し、スタイルへのこだわりやファッションを楽しむ秘訣などを対談形式で語った。エース販売員の大山さんは、「店頭に立つ身なりから接客は始まっている。お客さまに『この人に聞いたら間違いない』と思ってもらうことが大事で常に“説得力のある着こなし”を意識している」とコメント。販売員歴30年でセールスマスターの称号を持つ森山さんは、「身につけられるなら処分しない」をモットーに、経年劣化も楽しみながら商品を長く楽しむ心意気を伝えた。10年半の販売員歴を経て、現在プレスを担当する目黒さんは、「自分たちがファッションを楽しんでいないと、目の前のお客さまを楽しませることはできない。自分の言葉で楽しさを伝え続けてほしい」とエールを送った。

 江藤マネジャーによると、ECでの買い物が浸透するにつれ、販売員にはこれまで以上に提案力の高さが求められているという。「お客さまはネットで買い物する時には出合えないような、プロ目線の提案を販売員に求めている。販売スタッフのセンスと観察力がより重要になっている。勉強会を通して、参加者それぞれに何かヒントを持ち帰ってもらいたい」と話した。今回は11月〜23年8月にかけて5回に分けてオンラインのトークセッションを開催予定。さまざまな角度から販売の仕事を楽しんでいる人の話を聞いてもらう。

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「マーティン ローズ」と「ヤン ヤン ヴァン エシュ」が「ピッティ」でショー開催 2023年1月

 イタリア・フィレンツェで2023年1月10〜13日に開催するメンズ最大の見本市「第103回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)」に、英国メンズブランド「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」がゲストデザイナーで、アントワープ発の「ヤン ヤン ヴァン エシュ(JAN JAN VAN ESSCHE)」がデザイナープロジェクトで参加する。「マーティン ローズ」は2023-24年秋冬コレクションをイベント形式で、「ヤン ヤン ヴァン エシュ」は新作コレクションを初のランウエイショーで1月11日に発表する。

 「マーティン ローズ」のファウンダー兼クリエイティブ・ディレクターのマーティン・ローズは、「『ピッティ』はメンズファッションイベントの先駆的存在で、私が尊敬するデザイナーの多くがその一翼を担ってきました。新作コレクションを携えて大好きなフィレンツェに行けることにスタッフ一同感激しています」とコメントした。

 デザイナーのヤン=ヤン・ヴァン・エシュは「最初のショーをフィレンツェの独特な雰囲気の中で開催できるなんて、私にとっては夢見ることしかできなかった特別なことです。プレゼンテーション制作においても非常にサポートされていると感じており、この機会を忘れられない瞬間にするために、一丸となって意欲的に取り組んでいます」と喜びを語った。

 ラポ・チャンキ (Lapo Cianchi)=ピッティ コミュニケーション&イベントディレクターは、「ヤン=ヤン・ヴァン・エシュは控えめながら現代のメンズファッションを象徴する存在であり、おそらく彼は、性差の主張が不要であることを最初に考え、それを裏付け、あるいはそれを超越したと判断するような人なのではないでしょうか。(中略)彼の人柄や、コレクションの内容と表現方法の適正なバランスを保つことに注力していることを知るにつれ、彼が私たちの招待を受けてくれるかどうか、確信は持てませんでした。しかし彼は快諾してくれました。われわれはこのことを非常にうれしく思っており、彼への関心度がさらに高まることを期待しています」と語った。

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「ららぽーと堺」が8日開業 ライブイベントで学生からファミリーまで集客狙う

 三井不動産の大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」が大阪府堺市に8日開業する。ららぽーととしては国内18施設目で関西では4施設目。関西初出店33店舗を含む212店舗が出店し、初年度売り上げ目標は320億円を見込む。「Our Next Channel」をコンセプトに顧客とのさまざまな接点を用意し、多様化する消費者ニーズに対応。ららぽーとでは初となる屋内型のスタジアムコートを設けるなど、本格的なイベントや遊び体験ができる空間を充実させた。

 コロナ禍により消費市場ではネット通販や巣ごもり需要が急増したが、第7波が収束しつつある今は「ライブやエンタメなどリアルの体験価値が強く求められていることを肌身に感じている」と同社の肥田雅和リージョナル事業部長は話す。

 そこで、近年注目が集まるXスポーツやダンス、3x3などのスポーツと、音楽ライブやeスポーツなどのエンターテインメントに着目。施設中央の大規模な吹き抜け空間に、約1400人収容可能なスタジアムコート「ファンスタクロススタジアム」を開設した。国内商業施設としては最大級の542インチのLEDメインビジョンやリボンビジョンなどの映像設備に加え、音響や照明も本格的なイベント用設備をそろえた。「幅広いイベントや大迫力のライブビューイングなど本物のスタジアムさながらの臨場感を演出する」(肥田事業部長)。

 スタジアムコートは約380席を有するフードホール「サカイ フード スタジアム」を併設し、広さは約2500平方メートル。11月19・20日に関西では初となるJBA主催の3×3公式戦ファイナルを開催するほか、以降もeスポーツの予選や、地元のラジオ局であるFM802の公開収録などが予定されている。

 全テナントの3~4割を飲食と食物販が占めるなど食のゾーンにより力を入れているのも特徴だ。3フロアにわたってショッピングセンター(SC)初の注目店や人気店、手頃な店まで充実している。エリア最大級の1400席を有する3階のフードコート「サカイ フード キッチン」には、レンタルスペースやキッズスペース、コワーキング&カフェゾーンを併設し、地域コミュニティ拠点としての機能も備えた。

 他には、スケートボードなどが体験できるアーバンスポーツゾーンや子供向け遊具を備えた屋外広場「ミハラパーク」、小動物と触れ合える癒しカフェ「モフアニマルカフェ」、堺の町や祭を表現したナムコの「太鼓の達人毎日おまつりだドン」、赤ちゃん絵本「しましまぐるぐる」がテーマの遊び場「しまぐるランド」など、子供が遊べる体験型店舗も充実している。

 ららぽーと堺は、主要幹線道路沿いに位置し、高速道路のインターチェンジが近くにあるなどアクセス至便な立地にある。商圏は半径10km・30分圏内を想定。15km離れたららぽーと和泉とはMDの軸を変えながら連携し、大阪南部を中心に奈良も含めたエリアを開拓するという。

 堺は大阪市のベッドタウンで、ららぽーとのメインターゲットであるファミリー層が多く住む。5km圏内には複数の大学が存在するため、若い世代の取り込みも期待できる。ウイズコロナ時代のリアル店舗の在り方を各社が模索するなか、「これまでに培ったノウハウを随所に取り入れ、スポーツ、エンターテイメントの融合といった新しい取り組みに挑戦していきたい」(肥田事業部長)と意欲を見せる。

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CBD配合ウェルネスヘアケアブランド「ヘンプリー ヘア」誕生 ストレス環境に負けない髪と地肌に

 「体の内外ともにリセットできるウェルネスプロダクト」の理念のもとに誕生したウェルネスケアブランド「ヘンプリー ヘア(HEMPLY HAIR)」は、“マイルドスクラブシャンプー”(180g、税込2420円)と“モイスチャーエマルジョン”(50mL、税込1980円)を12月1日にバラエティショップや公式サイトで発売する。慢性的なストレスの緩和や深いリラックス効果で注目の天然植物成分CBD(カンナビジオール)を配合。髪と頭皮環境を整え、ストレス環境に負けない、ニューノーマル時代に向けたヘアケアアイテムを提案する。

 “マイルドスクラブシャンプー”は、保湿力が高くマイルドな使い心地のシュガースクラブが優しく柔らかく頭皮をマッサージし、泡立つ不思議なテクスチャーで新感覚のリラックス効果をもたらす。週に2〜3回の頭皮に集中したスペシャルケアを体感できる。漢方のメッカともいわれる中国・雲南省産のCBDを配合。抗炎症効果で頭皮の赤みや痒みをケアして、頭皮環境を整える。“モイスチャーエマルジョン”は、軽いテクスチャーで毛先まで自然にまとまるヘアミルク。植物由来成分が髪の内部に水分と潤いを与え、パサつきやうねり、ダメージといった悩みにアプローチする。どちらも性別問わず好まれるシトラスハーバルの香り。

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“ととのい部屋”に著名アーティストの作品 渋谷に24時間営業の個室サウナがオープン

 クラブハウスやレンタルスタジオ、インターネットラジオなどの運営や企画開発を行うグローバル・ハーツは、東京・渋谷に本格フィンランド式サウナ施設「サウナ パッション(SAUNA PASSION)」を11月10日にオープンする。サウナの利用料金は70分3800円からで、オンラインで予約を受け付ける。

 同施設には全8部屋の個室サウナを備え、それぞれに冷水シャワーと“ととのい部屋”を完備した。ととのい部屋には森洸大(COTA MORI)やPRAN、NAOKI“SAND”YAMAMOTO、コインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)、マーク(MHAK)、アイコン(AICON)、宮本愛美(MIYAMOTOMANAMI)の7名の著名アーティストが作品を施した。さらに、サウナ施設のプロデュースやサウナー専用アパレルを手掛ける「ティーティーエヌイー(TTNE)」も参加し、アーティストのキュレーションやコラボグッズ開発を行っている。

 サウナ室内には、アロマロウリュとサウナストーン、15度の冷水シャワー、ととのいチェアを設置。セルフロウリュ用オイルには、“若返りのアロマオイル”と言われるフランキンセンスオイルを使用している。さらにスピーカーブランド「バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN)」のポータブルスピーカーからは「サウナ パッション」がセレクトした“ととのいミュージック”を楽しむことができ、利用者の“ととのい体験”を後押しするという。

■サウナ パッション
オープン日:11月10日
時間:24時間営業
住所:東京都渋谷区渋谷1丁目25-6 渋谷パークサイド共同ビル 8F

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“ととのい部屋”に著名アーティストの作品 渋谷に24時間営業の個室サウナがオープン

 クラブハウスやレンタルスタジオ、インターネットラジオなどの運営や企画開発を行うグローバル・ハーツは、東京・渋谷に本格フィンランド式サウナ施設「サウナ パッション(SAUNA PASSION)」を11月10日にオープンする。サウナの利用料金は70分3800円からで、オンラインで予約を受け付ける。

 同施設には全8部屋の個室サウナを備え、それぞれに冷水シャワーと“ととのい部屋”を完備した。ととのい部屋には森洸大(COTA MORI)やPRAN、NAOKI“SAND”YAMAMOTO、コインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)、マーク(MHAK)、アイコン(AICON)、宮本愛美(MIYAMOTOMANAMI)の7名の著名アーティストが作品を施した。さらに、サウナ施設のプロデュースやサウナー専用アパレルを手掛ける「ティーティーエヌイー(TTNE)」も参加し、アーティストのキュレーションやコラボグッズ開発を行っている。

 サウナ室内には、アロマロウリュとサウナストーン、15度の冷水シャワー、ととのいチェアを設置。セルフロウリュ用オイルには、“若返りのアロマオイル”と言われるフランキンセンスオイルを使用している。さらにスピーカーブランド「バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN)」のポータブルスピーカーからは「サウナ パッション」がセレクトした“ととのいミュージック”を楽しむことができ、利用者の“ととのい体験”を後押しするという。

■サウナ パッション
オープン日:11月10日
時間:24時間営業
住所:東京都渋谷区渋谷1丁目25-6 渋谷パークサイド共同ビル 8F

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「アディダス オリジナルス」と「ネイバーフッド」がコラボスニーカー“アディマティック NBHD”を発売

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」とコラボレーションしたスニーカー“アディマティック NBHD(ADIMATIC NBHD)”を11月5日に発売した。価格は税込1万9800円で、ブラックとグレーの2カラーを用意。「ネイバーフッド」の公式オンラインストアと直営店で取り扱う。

 今作は、1996年に登場した“アディマティック”をベースモデルに採用した。アッパーの素材に毛足の長いスエードを使用し、ミッドソールには両者のコラボを象徴するジグザグのデザインをデボス加工で施したほか、ヒールに“NEIGHBORHOOD”の文字をあしらい、シュータンには両者のブランドロゴを配している。

 なおイメージビジュアルは、2000年代のストリート誌を彷ふつとさせるユニークなデザインに仕上げた。

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ユニクロがポーランドに初出店 ウクライナ からの避難民も一部雇用

 ユニクロは10月末、ポーランドの首都ワルシャワに、東欧初の店舗となる長期ポップアップストアをオープンした。ワルシャワ中央駅そばのショッピングモールの1、2階に出店し、「初日には開店前に約150人が行列を作った」(発表資料から)。店頭スタッフとして、ウクライナからポーランドへ避難してきた人を一部雇用し、接客や小売業に必要なポーランド語習得のための語学研修を提供、「生活の再建を支援している」。

 ポップアップストアの期間は1年前後の予定。売り場面積は2層で約800平方メートルで、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーを扱う。

 ユニクロが出店するのは、これで欧州では11カ国となった(休業中のロシア含む)。全世界では24カ国目。欧州の店舗数は8月末時点で66(ロシア49店は含まない)。

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「デイリリー」が思春期を迎える女の子のためのセットを発売 「花王」の初経教育を参考

 漢方のライフスタイルブランド「デイリリー(DAYLILY)」はこのほど、思春期を迎える女の子に向けたセット“マイティーンフッドカプセル”(税込5700円)を100個限定で発売する。セット作りは花王株の初経教育プログラムを参考にした。

 セットの内容は、初経時の不安やとまどいに寄り添い、生理との付き合い方を学ぶ冊子“My Body Diary”、「デイリリー」の“オリジナルナプキンポーチ”と“チャイ作りキット”“なつめ”などのほか、付録として花王「ロリエ(LAURIER)」のナプキン、「めぐりズム(MEGRHYTHM)」の“蒸気の温熱シート”の試供品が含まれる。予約受付開始は11月15日予定だ。

 石川雄一花王「ロリエ」マーケティング担当は「『ロリエ』誕⽣当時より40年以上初経教育を、⽣理を迎えるお⼦さまとその親御さまや⼩学校へ実施している。今回『デイリリー』が開始する取り組みに⼤変共感した。このセットを通し、初めての⽣理による不安な気持ちに少しでも寄り添うことができれば」と語る。

 「デイリリー」は漢方薬局を営む父を持つ台北出身のEri(エリ)と、北海道出身のMoe(モエ)がスタートした漢方のライフスタイルブランド。和漢素材をブレンドした⾷べるお茶や、和漢由来のシロップ、コスメ、サプリメント、ライフスタイル雑貨までを開発、販売し、年齢やライフステージによって変化する⼥性の⼼と体をサポートする。11月1日には公式オンラインストアと直営店にて、漢方薬剤師が監修した食べるお茶“EAT BEAU-TEA”シリーズ3種がセットになったクリスマス限定ボックスも発売した。

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20周年の「リミ フゥ」が「リー」とコラボ 前後や表裏、上下を反転して着られる2ウエイのデニムジャケットやジーンズを発売

 今年20周年の「リミ フゥ(LIMI FEU)」は11月11日、ジーンズブランドの「リー(LEE)」とコラボした4つの商品を発売する。いずれも“2ウエイ”をテーマにしたもので、伊勢丹新宿本店をはじめとする百貨店や東京・青山のヨウジ ヤマモト2、「リミ フゥ」の公式オンランストアなどで扱う。

 前後で着られるジャケット(6万3800円税込、以下同)は前身頃を「リー」の“101-J”をベースとし、フィット感を今日的にモディファイ。後ろ身頃を、直線の切り替えが特徴のワークウエア調とした。

 ジーンズ(5万2800円)は、表裏で着られるリバーシブル仕様だ。「リー」のストレートモデルを元に、ポケットの白い内布を見せるデザインに仕上げた。

 このほか、上下を反転して着られるジャケット(6万6000 円)と、ダブルサスペンダーで2通りの着方ができるオーバーオール(6万3800円)も用意する。

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【スナップ】佐々木希や窪塚洋介、磯村勇斗らセレブが多数来場 「フェンディ」の“バゲット”バッグ誕生25周年

 「フェンディ(FENDI)」は、アイコンバッグ“バゲット”誕生25周年を祝うポップアップイベントを松屋銀座で11月17日まで、東京・原宿のアイスバーグ(THE ICEBERG)で23日まで開催中だ。

 1997年にアーティスティック・ディレクターのシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)がデザインした同バッグは、バゲット(=フランスパン)を小脇に抱えているようなスタイルが反響を呼び、ブランドのアイコンとなった。

 10月31日に行われたポップアップのプレビューイベントでは、佐々木希や窪塚洋介、磯村勇斗、渡邊圭祐、板垣李光人、桜田通、池田美優、生見愛瑠、本田仁美、Awich、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、長谷川慎(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、大平修蔵、高橋愛、近藤千尋、 SEIRA、ミチ、中町綾、那須ほほみ、安斉星来、Yomi Jahら多くのセレブリティが駆けつけた。また、米倉涼子や今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、谷まりあなど一部のゲストは、バーチャルゲストとして“バゲット”バッグの25周年を祝福した。

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「アメリ」×「N.ハリウッド」 ユニセックスで着られるシャツジャケットなどを発売

 「アメリ(AMERI)」は11月10日、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」に別注した商品を発売する。「アメリ」の店舗および公式オンランストアで扱う。両者がタッグを組むのは2度目。

 ユニセックスで着られるシャツジャケット(2万7500円税込、以下同)やタートルネックトップス(1万7600円)など、4点を用意する。パターンは「N.ハリウッド」のものを使い、生地やカラーを「アメリ」が準備した。

 「アメリ」は、「メンズのパターンを生かしたゆるめのシルエットと生地の相性が抜群で、程よい抜け感を演出してくれる」と話す。

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“ビッピー”の 「膣エステ」で女性の悩みをサポート EMSでデリケートゾーンのケアとトレーニング

  美容健康機器を研究、開発・製造するWinQは今年1月、デリケートゾーンのあらゆる悩みを解決する本格美膣器“ビッピー(VIPPY)”を発売した。近年のフェムテック市場の盛り上がりに加え、1回6分で「膣ケア」ができる気軽さなどから、感度の高い人たちに支持されている。

1台で「膣トレ」と「膣ケア」を
同時にかなえる

 デリケートゾーンに関して⿊ずみや臭い、ムレ、たるみといった悩みを抱えている女性は多い。それにもかかわらず、ケアの知識が浸透していないこと、そして日本のフェムテック市場の遅れを感じたことから、WinQはデリケートゾーンアイテムの開発をスタート。断続的な電気刺激により緊張とコリをほぐしながら筋⾁の衰えを改善し、インサートパルスで肌に美容成分を届けケアする「膣トレ」と「膣ケア」を同時にかなえる“ビッピー”が誕生した。

 「ケアを予防とするならトレーニングは改善。健やかであるために予防と改善はセットであるべき」という考えから開発に2年をかけ、これまでにないケアとトレーニングの両立にこだわった。さらに、血行不良や筋肉の衰えからくるPMS(月経前症候群)や尿・湯漏れといった、女性特有の悩みは美容液だけではカバーできず、潤いや有効成分によるケアは美容機器だけではカバーできないことから、“ビッピー”は美容機器と美容液を併用。悩みに合わせた4種の専⽤美容液もラインアップする。

女性一人一人の悩みに
寄り添うブランド

 “ビッピー”は10月現在、ECで購入が可能だ。今後はエステサロンをはじめ産後ケア施設への導入など販路拡大を計画しており、デリケートゾーンケアの重要性も広める。女性には生理痛やPMSで周囲の人に迷惑をかけていると感じたり、不妊治療や更年期症状の影響でキャリアを諦めてしまったりする人もいる。こういった課題を個人ではなく社会問題として捉え、改善に向けて動く社会になってほしいと、“ビッピー”を通して女性一人一人に寄り添ったブランドを目指す。

美膣器“ビッピー”のポイント

“ビッピー”を使い続けることで
「自分を大事にする習慣」を作れる

 “ビッピー”の第一印象はまず「かわいい!」。そして使用すると、中・高周波による驚きの温かさとEMSによる筋トレ効果が感じられました。VIOに対するフィット感は抜群だと思います。使い続けることで「自分を大事にする習慣」が作れたと実感していますね。特に生理痛やPMSなど女性ホルモンが乱れがちな人に使用してほしいアイテム。“ビッピー”をきっかけに、今後もデリケートな悩みを抱える女性たちの声をたくさん拾ってもらいたいです。

TEXT & EDIT : WAKANA NAKADE

問い合わせ先
WinQ
support@vippy-jpn-store.com

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「KANEBO」から春節限定パッケージの洗顔料が登場 “希望”を届けるSNSキャンペーンも実施

 カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は2023年1月1日、春節に向けた限定パッケージの洗顔料“カネボウ コンフォート ストレッチィ ウォッシュ リミテッド エディション 2023”(130g、税込5500円)を発売する。日本および中国を中心とした海外の店舗、越境EC、トラベルリテールで取り扱い、SNSを活用したユーザー参加型のキャンペーンも実施する。

 春節をテーマにした同商品のパッケージデザインは、ブランド立ち上げ当初から携わるフランス人デザイナーのグエナエル・ニコラ(Gwenael Nicolas)が手掛け、23年の干支であるうさぎのモチーフを採用。ブランドが掲げるメッセージ「I HOPE.」を推進する商品として、新年を象徴する赤に金色をあしらい、希望を届ける賑やかなデザインに仕上げた。粘りのあるテクスチャーで潤いを与えながら汚れを素早く落とし、洗顔後も肌を整える。

 同ブランドは、17年より越境ECの販売を開始。今年6月には短尺動画プラットフォーム「抖音(Douyin、ドウイン)」に公式アカウントを開設し、越境ECプラットフォームの「抖音電商全球講(Douyin EC Global)」にてライブコマースでの販売も開始するなど、中国Z世代への認知拡大を強化している。

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「ベアミネラル」新社長が語るブランド復調へのプラン 「やるべきことを積み上げれば来年度40%増は可能」

 元レブロン社長の菅野沙織氏は、2月に同職を退職後、8月3日付でクリーンビューティブランド「ベアミネラル(BAREMINEARALS)」を輸入販売するベアエッセンシャルの社長兼オルヴェオングローバル(Orveon Gloval)日本地区担当ゼネラル・マネージャーに就いた。「ベアミネラル」のほか、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「バクサム(BUXOM)」のブランド統括も務める。

 3ブランドは、前保有者の資生堂が不採算事業の整理の一環で、21年に米国の投資ファンドのアドベント・インターナショナル(ADVENT INTERNATIONAL)」に売却。同ファンドは3ブランドを擁する新会社、オルヴェオンを設立していた。菅野新社長に、就任までの経緯と今後の戦略を聞いた。

WWD:前職のレブロンを辞めてベアエッセンシャル社長に就任するまでの経緯は?

菅野沙織ベアエッセンシャル社長兼オルヴェオン グローバル日本地区担当ゼネラル・マネージャー(以下、菅野):レブロンで社長を10年以上勤めて、コロナ前までは売り上げも好調でリップクリームをヒットさせたり “V字回復”と言っていただくことも多かったり、いろいろな努力の結果が出てやりきった感がありました。レブロンはマスマーケットで展開していましたが、その前は「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」でプレステージやエステティックにも携わり、幅広いチャネルを経験して全部やりきったな、と。年齢も考えてそろそろ引退しようと決めたのが昨年6月で、諸々の調整がついて2月末に社長の職を離れました。

WWD:引退後に何かプランが?

菅野:実は2年前に結婚して、夫とお互いが元気なうちに旅行したり、たまには料理をしてあげたり、そろそろスローライフを送りたいと思って。レブロンの社長を辞めた後も上級顧問として週に何度かはお手伝いをしていて、そんな矢先にオルヴェオンから声が掛かりました。引退と決めて、若い頃からの上司がたくさんいますからお礼のメッセージを送ったら、オルヴェオンのナンバー2のポジションにいる昔の上司から「日本を強化するからちょっと待て」と言われて。そこから「ベアミネラル」や「ローラメルシエ」の店舗を見て回りました。

WWD:最終的にベアエッセンシャルの社長を引き受けた決め手は?

菅野:2017年から輸入化粧品協会の理事長を務めているのですが、クリーンビューティは化粧品業界としてこれから考えていかないといけない方向性だと感じていたところに届いた話だったので、「これは使命かしら」と思って。そこから何回かオルヴェオンの面接を受けて非常に話が合ったので、化粧品人生の最後にやるべきことと思って決めました。「ベアミネラル」は何十年も前からミネラルを使った地球と肌に優しい化粧品、クリーンビューティを発信してきましたが、コロナをきっかけに消費者の意識が地球や体に安全なものに向かっている今がやっとスタートポイントではないかと。新しいカテゴリーをつくりたいというわけではなく、「ベアミネラル」が元々持っている考え方や理念を広めたいと思ったんです。きっちりやれば大きな波になるし、それは地球にとっても人にとってもいいことなので、ささやかながら尽力したいと。

いかに早くブランド認知度を改善するかが使命

WWD:ベアエッセンシャルでのご自身のミッションについてどう考えているか?

菅野:「ベアミネラル」は、かつてQVCで販売していた頃はテレビの力もあって高い認知度がありました。最近は新製品の開発が少なく、いいアイデアも寝かされていた面があります。それを掘り起こすのが私の仕事なので、本国と共に新製品の開発や投資も考えていくし、ブランディングももう一度考え直そうと。「ベアミネラル」は40カ国近くで展開していますが、日本はアジアの重要マーケットで、もう一度マーケットシェアを上げるのが最大のミッション。それからブランドの素晴らしい製品や理念を伝え、お客さまとのタッチポイントを増やし、認知度を取り戻して売り上げを上げることです。「ローラメルシエ」に関しては、全体的な売り上げの管理や承認事項は当社の管轄ですが、マーケティングや営業活動などはディストリビューター契約を結んでいる資生堂が行います。

WWD:改めて「ベアミネラル」の特徴は?

菅野:クリーンビューティの元祖とも言えるサンフランシスコ発のミネラルコスメブランドで、日本では売り上げの50%弱をファンデーションが占めています。次いでスキンケアが約25%、カラーコスメが約15%、残りがブラシなどのツール。90%以上の製品がビーガンである点も特徴です。ミネラルで肌に優しいだけでなく、パッケージにおける環境配慮、残布を使ってポーチを作ったり、寄付をしたり、SDGsが重要視されるずっと前からさまざまな取り組みをしてきました。ですが、売っているものはビューティなので、発色の良さやアーティストがおすすめできる仕上がりの良さ、感触やテクスチャーの良さ、メイクアップとしての美しさが最大の特徴です。

WWD:ブランディングを練り直しているとの話があったが、新たなターゲットは?

菅野:クリーンビューティに共感する人はもちろんですが、アクティブな人という顧客像が見えてきています。ビーガンやナチュラル、オーガニックって地味にしてしまいがちなんですが、そういうマインドの人ってヨガやピラティスをしたり健康に気をつけて食べ物に気を使ったり、すごくおしゃれなウェアを着て沖縄にリトリートに行ったりしますよね。そうした素敵なライフスタイルの中でメイクを楽しむ人がターゲットなんじゃないかと。肌に優しい製品だから「敏感肌の人のための」とか考えてしまいがちですが、香りがないから男性も使いやすいとか肌に優しいから子どもも使えるとか、ターゲットは広がるんですよね。ヘルシーにアクティブに暮らす人全てがターゲットだと思うので、狭いアプローチはもうしません。

本国チームにカラーコスメの開発でリクエスト

WWD:現状、ファンデーションの売り上げシェアが最も高いとのことだが、商品構成は今後変えるか?

菅野:本国ではファンデーションが中心になっていますが、日本で直近で売れているのはハイライターやチークです。こうした商品は遊び心がありますよね。ファンデーションだけではどうしても地味。ファンデーションと色ものの役割をきっちり考えてほしいと本国に伝えています。新客を獲得できる面白い商品を作ってほしいという話もしました。商品がただあるだけではダメで、使いたい理由をはっきりさせなければいけない。色がいいのか、質がいいのか。色ものに関してはストーリーをきちんと作ってほしいというリクエストを開発チームにしています。そうした商品をバスらせるのは私たちの仕事です。

WWD:チャネル別の売り上げシェアは?

菅野:「ベアミネラル」は自社ECがとても強く、売り上げの45%程度を占めています。55%が実店舗で、百貨店が13店、高級セルフ・セミセルフが65店です。ここ数カ月は新製品が当たっているのもあり、百貨店の売り上げが伸びてきています。

WWD:ECが圧倒的に強い中、新規出店は考えているか?

菅野:ブランドの認知度をいかに早く改善するかを考えたとき、ある程度の投資や取り組みが必要です。百貨店に関しては店舗数を広げるのは簡単ではないため、店舗ごとの売り上げをいかに早く上げるかに集中しようと思っています。それは販売や接客力という話ではなく、マーケティングやPRがブランドの認知度を上げていかに新客を店頭に誘引できるかになります。来年は新製品も増えるのでそこに注力します。高級セルフ・セミセルフショップに関しても既存店の売り上げを上げるのがまず1番にやること。販売員が常駐できない分、ディスプレーだけで魅力を伝えなくてはいけません。新規出店でいうと、来年はまず大型都市のトラフィックが多いところを狙って最大10店舗を目指して増やしていきたいと考えています。

WWD:ECについて、自社サイト以外の戦略は?

菅野:一部百貨店のECや「アットコスメショッピング(@COSME SHOPPING)」などもありますが、ほぼ自社サイトの売り上げというのが現状です。先日、アマゾンとアイスタイルの協業の話もありましたが、アマゾンもZOZOもビューティ志向になっているので、そうした大型の適切なプラトフォームにきちっと入って、ブランドの認知度を上げていくことが非常に重要だと考えています。バナー広告なども目にする機会が増える仕組みにしないとスピード感を持って認知度を上げられないので、それは来年実行します。

WWD:来年度の売り上げ目標は?

菅野:今年に対して40%増で考えています。ここ数年低迷気味でしたが、来年は新製品も多く、百貨店、セミセルフ、ECとそれぞれの戦略がはっきりしているので、それを積み上げたら可能だと思っています。まだまだ取り組みたいことがあるので、24年末には今年に対して2倍の売上高を目指します。

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「今やるなら半生バーグより定食でしょ」 ハンバーグ定食880円の『ハンバーグのひろゆき』にヒットの理由あり。

【記事のポイント】 ●ニュージーランドで独自銘柄wagyuを生産。輸入、加工、販売まで自社一貫 ●安いだけじゃない、精肉店が母体ならではのハンバーグ専門店の強み ●今から参入するなら、有象無象の半生バーグより、ハンバーグ定食な理由
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「イッセイ ミヤケ ウオッチ」がジャスパー・モリソンによる“プリーズ”2色を復刻販売

 「イッセイ ミヤケ ウオッチ(ISSEY MIYAKE WATCH)」は、“プリーズ(PLEASE)”シリーズから、モノトーンカラーのブラックとホワイトを復刻モデルとして11月11日に発売する。価格は税込2万5300円。

 2013年に誕生した“プリーズ”は、プリーツの服からインスパイアを受けて、プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)がデザインした。ダイヤルとウレタンバンドには、プリーツのひだを思わせる立体的な加工を施し、繊細でありながら軽快な躍動感を表現した。

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