「ポルシェ」がダニエル・アーシャムとコラボ 「わびさび」を表現した“ボンサイ 356”を日本で公開

 ポルシェジャパンは、「ポルシェ(PORCHE)」と現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)がコラボレーションした作品“ボンサイ 356(Bonsai 356)”を展示している。渋谷パルコでの展示を終え、ポルシェスタジオ銀座で11月27日まで、ポルシェスタジオ日本橋で28日〜12月4日に展示する。

 “ボンサイ 356”は、1955年製の“ポルシェ 356 スピードスター”をベースに、日本の美意識「わびさび」を表現した駆動可能な作品だ。車の経年変化や摩耗を表すために、制作期間に約2年かかったという。リアエンジンのグリルには、盆栽を模したパテンドブランズのレルーフを施したほか、ヘッドライトカバーからナンバープレートまで、使い込まれたオリジナル部品を使用した。

 インテリアは、小木"Poggy"基史と藤原裕とともに、使い込むほどに味わいの深くなる日本の伝統的なファブリックで構成。運転席と助手席、トランクカバーは、藍染めのパッチワークを使ったほか、ドアトリムやシートの縁には、藍染めの綿布を縫い付け、ルーフには日本製のデニムを使用した。

 ダニエル・アーシャムは、「“356”は、ヘリテージブランドの原点として、『ポルシェ』の中でも非常に興味深い位置にあります。70年近い歴史を持つこの車には、私たちが知っている現代のポルシェブランドのルーツが最も純粋な形で含まれているのです」と語った。

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「ホワイトショット」から多効能の美白マスク登場 9種のオリジナル美容成分を配合

 ポーラの美白ブランド「ホワイトショット(WHITESHOT)」は2023年2月1日、シートマスク“マスク QXS”(医薬部外品、18mL×7包、税込7480円)を発売する。全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」約590店舗を含む約3200店のポーラショップ、 旗艦店「ポーラ ギンザ」、百貨店67店舗、日本国内空港免税店コーナー12店舗、ポーラ公式オンラインストアで展開するほか、海外では香港・台湾・マカオ・タイランド・シンガポール・マレーシアの6つの国と地域、韓国・ベトナムの免税店で順次販売する。

 同商品は、新たに美白有効成分「PCEーDP」と肌荒れを防ぐ有効成分トラネキサム酸を配合した他、ポーラオリジナルの複合保湿成分「P-BRT複合体」、ハリ感をサポートする「スギナ抽出液HA」をはじめとする9種の独自の美容成分を配合。シートに含んだ美容液を浸透させ、肌のすみずみまで届ける独自処方「ハイドレート・ショットシステム」により、美白、肌荒れ、保湿ケアを同時にかなえながら、透き通るような潤いのある滑らかな肌へと導く。さまざまな顔の形にフィットする形状のマスクで、素材には“ながらケア”でもずれにくい密着度の高い不織布を採用した。

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「メゾン マルジェラ」の“レプリカ”ショップが渋谷に初出店 11月28日にオープン

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のフレグランス“レプリカ”のショップが11月28日、渋谷スクランブルスクエア3階にオープンする。渋谷エリアで初の出店となり、オードトワレ8種、キャンドル5種、バス&ボディーコレクションの製品をそろえる。

 表参道・キャットストリートにある“レプリカ”の店舗は今年2月のオープン以来盛況で、近隣の渋谷エリアにも出店することで快適なショッピング体験を提供する。

 取り扱いアイテムは“レイジーサンデー モーニング”や男性人気の高い“ジャズ クラブ”など、人気の香りをラインアップ。「タビ」シューズに着想を得たホリデーコレクションアイテムも用意する。

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国内生産拠点強化、目指す未来は?

 11月28日発売の「WWDJAPAN」の増刊「WWDBEAUTY」は、化粧・日用品各社が強化する国内生産拠点を特集します。ここ数年、新工場の建設や増築、物流拠点の増強が相次いでいます。資生堂は2019年から栃木・那須、大阪・茨木、福岡・久留米の3工場を次々に新設。花王は豊橋工場に完全自動化した新・製品倉庫を建設中で、来年には生産・物流一体型のサプライチェーン拠点が稼働開始します。ロート製薬は三重・上野テクノセンター内に、サイバー空間を活用したシステムを初実装した新生産棟を10月竣工しました。

 背景には、2015年以降のインバウンド市場の急拡大があります。加えて、SNSの普及により人気商品が急激に売れて欠品する起こす現象が頻発。生産能力向上と複雑化する需要に対応する柔軟な生産態勢が求められるようになりました。国内生産拠点増強を図る7社へのインタビューを基に、最新の設備と今後の展望を紹介します。

 そのほか、ビューティの発表会をインフルエンサー視点で伝える連載「イベントレポート」では、パーソナルカラー講師として活動するあやんぬが登場。「ウズ バイ フローフシ」が開催した“赤”がテーマの数量限定コレクションを体験レポートします。

「WWDBEAUTY」が付属する「WWDJAPAN」の購入はこちら

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国内生産拠点強化、目指す未来は?

 11月28日発売の「WWDJAPAN」の増刊「WWDBEAUTY」は、化粧・日用品各社が強化する国内生産拠点を特集します。ここ数年、新工場の建設や増築、物流拠点の増強が相次いでいます。資生堂は2019年から栃木・那須、大阪・茨木、福岡・久留米の3工場を次々に新設。花王は豊橋工場に完全自動化した新・製品倉庫を建設中で、来年には生産・物流一体型のサプライチェーン拠点が稼働開始します。ロート製薬は三重・上野テクノセンター内に、サイバー空間を活用したシステムを初実装した新生産棟を10月竣工しました。

 背景には、2015年以降のインバウンド市場の急拡大があります。加えて、SNSの普及により人気商品が急激に売れて欠品する起こす現象が頻発。生産能力向上と複雑化する需要に対応する柔軟な生産態勢が求められるようになりました。国内生産拠点増強を図る7社へのインタビューを基に、最新の設備と今後の展望を紹介します。

 そのほか、ビューティの発表会をインフルエンサー視点で伝える連載「イベントレポート」では、パーソナルカラー講師として活動するあやんぬが登場。「ウズ バイ フローフシ」が開催した“赤”がテーマの数量限定コレクションを体験レポートします。

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土屋鞄のグループ会社、京都・祇園にジュエリーショップ開業

 皮革製品の土屋鞄製造所の親会社、ハリズリー(東京、土屋成範社長)は、京都・祇園にジュエリーブランド「ビズー(BIZOUX)」と「ブリリアンス・プラス(BRILLIANCE +)」の複合店を11月19日に開業した。祇園の中でも趣ある街並みが残る祇園新橋地区。重要伝統的建造物群保存地区に建つ町家造りの木造建築の外観はそのままに、店内に入ると「地層」をテーマに層を積み重ねたようなモダンなデザインの内装が印象的だ。

地元の京セラが作った人工宝石も

 1階は子会社ドリームフィールズが展開する天然カラーストーンブランド「ビズー」の店舗。自社バイヤーが世界約20カ国から買い付けた常時100種以上のカラーストーンを使った900種以上のジュエリーに加え、セミオーダー商品も取り扱う。価格は1万円台~30万円台、セミオーダーは10万~200万円台。

 注目は、京都で作られた人工宝石「ラボグロウン・カラーストーン」を使ったサステナブルなシリーズ。高度な科学技術を駆使して作られる人工宝石は、限りある資源を有効活用し、環境破壊や労働問題を解決できる。特に人工ダイヤは海外セレブの間で話題だ。「ビズー」では、アレキサンドライトやパパラチアサファイアの端材を回収して再生成する京セラの人工宝石を使ったジュエリーを販売する。

 セミオーダー専用ショーケースには、サンタマリアカラーアクアマリンやマラヤガーネットなど100種以上が並び、世界に一つだけのリングとネックレス、ペンダントトップが作れる。リングは約1800パターン、ネックレスは約1700パターンのカスタマイズが可能。他には高さ、サイズ、硬度が異なる32粒の宝石を職人技ですき間なく留めたマルチカラーリング「ブーケ」シリーズや、50種から選べるミニマルなデザインのセミオーダー「カラーカクテル」シリーズ、ジェンダーフリーの新ライン、入手困難な希少石などラインナップは多彩だ。

 ハリズリーの土屋社長は「ブライダルといえば、ダイヤモンドが主流だが、最近はカラーストーンの需要が増えている。『ビズー』では120種のカラーストーンを展開している強みを生かし、二人の思い出の色を選べるカラーブライダルも大々的に打ち出していきたい」と話す。

環境破壊が少ない海底ダイヤモンド

 2階は同じく子会社キューが展開するダイヤモンドジュエリーのブランド「ブリリアンス・プラス」のショールームを設けた。ECサイトからスタートした同ブランドは、国内外のサプライヤーの在庫データと連携することで、約3万個ものダイヤモンドをサイト上で一括検索できるのが特徴。サプライヤーから直接買い付けることで適正価格を実現している。ダイヤの種類と枠のデザインを組み合わせてオーダーする完全受注生産制で、主にブライダルジュエリーに対応する。京都店では160種以上のリングやネックレスを取り扱う。

 注目アイテムは、海底から採取する「海底ダイヤモンド」を使ったオリジナルデザインのリング。海底ダイヤモンドとは、地層ごと川に流されたダイヤモンドが、長い年月をかけて海底にたどりついたものだ。海底で採取するため、採掘による環境破壊が少なく、サステナブルな第三のダイヤモンドとして注目されている。同社は、南アフリカで海底ダイヤを採取、加工、販売する英オーシャン・ダイヤモンド社と契約し、成人の専門ダイバーを雇うなど労働環境にも配慮している。

 海底ダイヤモンドについて、同社の三木芳夫社長はこう話す。「多様な価値観が生まれているいま、よりエシカルなものを購入したいというお客さまはもっと増えると思う。私自身、土屋鞄製作所ではリユース事業も手がけていて循環型のブランド作りに興味がある。トレーサビリティがはっきりしない天然ダイヤの世界で、オーシャン・ダイヤモンド社はトレーサビリティがはっきりしていて、採掘にもかなり手間をかけている。その取り組みに共感した」。

 現在「ビズー」の実店舗は京都店を含めると11店舗、「ブリリアンス・プラス」の店舗は京都ショールームを含めて6店舗を展開。京都でひときわ風情のある祇園新橋地区を選んだのは、結婚するカップルの思い出づくりにふさわしい場所だから。「(土屋鞄製造所の)ランドセルのビジネスでは家族の思い出づくりをお手伝いすると言い続けてきた。その成功体験をジュエリービジネスにも生かしていきたい」(土屋社長)という。

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丸井、正月三が日を休業に 初売りは4日から

 丸井グループは25日、商業施設マルイとモディで2023年の正月三が日を一部をのぞいて休むと発表した。百貨店やショッピングセンター(SC)は、1日あるいは2日を初売りとするケースが多いが、三が日を休業して4日を初売りにするのは異例。正月の過ごし方や働き方の変化に対応する。

 初売りが2日の国分寺マルイ、マルイシティ横浜、博多マルイ、3日のマルイファミリー海老名、大宮マルイをのぞいて、北千住マルイ、有楽町マルイ、新宿マルイ本館、渋谷モディ、なんばマルイなど22店舗中17店舗は4日から営業する。同社は22年1月も大半の店舗の初売りを3日に後ろ倒しして話題を集めた。同社は22年の初売りを検証するとともに、アパレルや飲食などのテナントを協議を重ね、正月休みの拡大を決めた。三が日を休業にするには1988年以来35年ぶり。

 百貨店やSCは00年の大規模小売店舗立地法の施行以降、元日含めた年末年始でも休まず営業する店舗が増えていた。イオンモールやららぽーとなど郊外のSCは元日営業し、都心の百貨店やSCは2日から営業する習慣が定着している。三越伊勢丹ホールディングスは働き方改革の一環として、16年から一部を除く全国の店舗で元日・2日の2日間を休業にしてきたが、20年に元日のみの休業に戻した。

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