英音楽レーベル主宰のスティーブン・ジュリアン 音楽とファッションをつなげるクリエイティブ秘話

 ロンドン拠点の音楽レーベル「エープロン・レコーズ(Apron Records)」の中心人物、スティーブン・ジュリアン(Steven Julien)が来日した。ジュリアンは、ファンキンイーブン (FunkinEven)の名義でアーティストとしても活動しており、宇多田ヒカルの共同プロデューサーとしても知られるフローティング・ポインツ(Floating Points)が主宰するレーベル「エグロ・レコーズ(Eglo Records)」から過去に作品を発表。ヒップホップをルーツに持ち、ひとつのジャンルに縛られないエレクトロニックサウンドを得意とし、着々とファンを獲得してきた。最近では、「ロエベ(LOEWE)」2022年秋冬コレクションのティーザームービーで楽曲が使用され、「ナイキ(NIKE)」と「パタ(PATTA)」によるキャンペーンではオリジナル曲を提供している。

 音楽のみならず、彼が手掛ける「エープロン・レコーズ」のマーチャンダイズは、公式サイトにアップされると即完するアイテムがあるほど人気を博している。昨年には、「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」所属のプロスケーターであるルシアン・クラーク(Lucien Clarke)と、また今年には刺しゅうを展開する葵産業ともコラボレーションした。日本でも知名度をじわじわと広げており、今年10月には同レーベルのポップアップショップを渋谷パルコに期間限定でオープン。同時にジャパンツアーも敢行し、ジュリアンを筆頭に、ベネデク(Benedek)やジェイエムエス・コーサー(JMS Khosah)などのクルーは東京、大阪、福岡、沖縄にて公演を行った。

 ロンドンに戻ってからは、「シーイー(C.E)」とも親交の深い、ニューヨークのダンスミュージックレーベル「ライズ・レコーズ(L.I.E.S Records)」とイベントを共催している。

 日本を訪れたジュリアンに自身の音楽活動の軌跡からレーベルの今後の展望についてまで話を聞いた。

――まずは、音楽をスタートさせたきっかけを教えてください。

スティーブン・ジュリアン(以下、ジュリアン):子どものときに、ヒップホップのダンスクルーに所属していて、同じ仲間たちとラップクルーを結成したんだ。彼らは演奏することに興味があったけど、俺はトラック制作をしたいと思っていた。それで、ドラムマシーンやシンセサイザーを使って曲作りをするようになったよ。

――ということは、音楽的ルーツはヒップホップですか?

ジュリアン:初恋はそうだね。好きなアーティストはたくさんいる、例えばウータン・クラン(Wu-Tang Clan)かな。だからファッションもヒップホップのスタイル。今日しているネックレスは、ウータン・クランが実際にしていたものを手掛けたマンハッタンのトミー・ジュエルズ(Tommy Jewels)にオーダーしたんだ。

――そこから聴く音楽は変化していきましたか?

ジュリアン:そうだね。後々いろんなジャンルを聴いたことで、作る音楽のテイストもミックス感のあるものになっていった。今はエレクトロニックミュージックをやっているけど、ヒップホップのDIY精神を大切にしているよ。ヒップホップのサンプリングカルチャーと同じ感覚で、俺の作る音楽には、ソウルやジャズのエッセンスを自由に取り込んでいる。それは、俺のレーベル「エープロン・レコーズ」にも言えることだね。

――ジャンルに縛られないのが、あなたのレーベルの魅力ですよね。

ジュリアン:エレクトロニックミュージックのくくりだけど、これっていうタグはつけられないから、ジャンルを聞かれたら、“エープロン”って答えているね。今回のイベントに来ていた女の子たちが「普段はテクノもハウスも聴かないけど、今日のイベントは超クールだった」って言ってくれて。うれしかったけど、俺たちの音楽はテクノでもハウスでもないと思っているから、今日のイベントは“エープロン”だよって返答したよね(笑)。

音楽にも通じる「誠実さ」

――レーベルのコンセプトはありますか?

ジュリアン:スローガンは「Honest(誠実、正直であること)」。自分自身に正直であることとも言えるね。その基準は人それぞれだから、個性を賛美したいという点にもつながっていく。リリースしているアーティストは、みんな俺と似たようなものに興味や関心を寄せている仲間なんだ。音楽面で言うとしたら、アナログの機材にこだわっていることかな。

――「エープロン・レコーズ」は、あなたにとってどんな存在として捉えていますか?

ジュリアン:うーん、なんだろうね。俺自身だけど、それより大きなもので、自分がいなくなっても残ってほしいし、続いていってほしい。

――今回の来日では、渋谷パルコでポップアップショップを行いましたね。これはどんな経緯で企画したのでしょうか?

ジュリアン:日本限定のグッズを作りたいと思ったのが、最初のアイデアだよ。もともと葵産業とのコラボレーションは決まっていて、刺しゅうのフーディーを作ったり、限定のTシャツをデザインしたりしたよ。今回有名な商業施設でやることになったけど、それはどうでもいいこと。なんだろうな、偶然そうなったって感じかな。「エープロン」は、いつも流れに身を任せているんだ。あえて、そんなに計画しすぎないようにしている。風向きはいつも変わるから。

――マーチャンダイズのデザインはどのように手掛けているのですか?

ジュリアン:ほとんど俺のアイデアが中心だね。1990年代がベースになっているけど、未来的な感じ。アールデコの要素をミックスしたこともあるよ。今回の日本限定のTシャツは、50年代のマリファナの広告からインスピレーションを受けているんだ。ロゴは40〜50年代のデトロイトにあったクラシックカーの工場のフォントがイメージ。例えば、キャデラックとか。最近は、マーチャンダイズ部門を担当するメンバーが加わったから、ウェブサイトが立派になったし、メーリングリストも始めて、買いたい人がサインアップしたら購入できるような仕組みにしたんだ。「エープロン」のメインロゴは、ボイラー・ルーム(BOILER ROOM)とNTSレディオ(NTS Radio)のロゴをデザインした、アダム・ティックル(Adam Tickle)に依頼したよ。

――コラボレーションも精力的に行っていますね。ルシアン・クラークとタッグを組むことになったのはどのようにして?

ジュリアン:彼とは15年くらい前から友だちなんだ。パンデミック中にもっと仲良くなって、一緒にマーチャンダイズをつくることにしたよ。ロンドンのブランドやカルチャーに携わっている人はみんなどこかでつながっているんだ。

――「ロエベ」のキャンペーンでは、あなたの曲「Begins」が使用されましたね。

ジュリアン:キャンペーンのディレクターが、NTSで毎月やっている俺のラジオショーを聞いて連絡をくれたんだ。とある回で最初に流していた曲を使えないかと依頼があって、3カ月のライセンス契約を交わすことになった。今回のポップアップを行ったパルコの1階に「ロエベ」が入っていたのも、なんだか不思議な縁を感じたよ。「ナイキ」と「パタ」のキャンペーンでは、オリジナルの曲を作ったんだ。それがきっかけでキャンペーンやCMに俺の曲が使われる機会が増えた気がするね。

――そういったオファーが来たときは、どんな気持ちでしたか?

ジュリアン:キャペーンやCMにもっと使ってほしいと思っていたから純粋にうれしかったよ。そういう活動の方が、DJをするより今はやりたいことなんだ。とはいえ、今回の日本のショーはかなり楽しかった。実は過去に東京でDJをやったことがあるんだけど、あんまり観客とのつながりを感じられなかったんだ。けど、今回はロンドンにいるみたいな一体感があって、ショーはこうあるべきだ!と思ったね。

――では、最後に今後のリリースを教えてください。

ジュリアン:2つリリースがあるかな。1つは今年中にEPが出る予定、あとは来年にアルバムも出すつもり。今までで一番いい出来だと思っているよ。あと2024年にビッグなコラボレーションが決まっている。なんたって、2024年はレーベルの10周年アニバーサリーだからね。大々的なパーティーを予定しているよ!

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アームウォーマーを制する者は冬のスタイルを制す! 国内ブランドに学ぶアレンジ術【2022年秋冬トレンド】

 ひじから先を覆う“アームウォーマー”が、この冬の人気小物に浮上してきました。支持を集める理由は、“保温性”はもちろん、“レディーライク”や“腕の細見え”がかなうから。かさばって見えがちな冬のルックに変化をもたらすアイキャッチーな役割としても、申し分ありません。

 差し色に使いやすいところもメリットの一つ。異素材を取り入れれば、印象に奥行きを出せます。手袋と違って指を覆わないので、携帯の操作にも便利。着こなしのレイヤードに重宝したいアイテムです。

 「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」は、スリーブレスのコートにクラシックな柄のアームウォーマーを添えて、インパクトを生みました。アームウォーマーの他に、手袋やロンググローブを活用するスタイリングも提案しています。今回は、国内ブランドの2022-23年秋冬コレクションから、参考にしたいコーディネートをピックアップしてみました。

二の腕を“チラ魅せ”でヘルシー&セクシーに

 

 冬は服に覆われる面積が増えるので、もっさりした雰囲気に見えがち。でも、アームウォーマーで二の腕ゾーンだけ素肌見せすれば、重たく見えません。腕のぬくもりはキープしつつ、控えめながらヘルシーでセクシーな印象を与えられます。

 黒のチュールペプラムがドッキングされた、「ハイク(HYKE)」のネイビーのセットアップは、エレガントでシック。スリーブレスでコンパクトなシルエットですが、黒のアームウォーマーを着けて、肩口から二の腕にかけてだけを露出することで、ヌーディーな雰囲気を醸し出しました。足元はタイツとブーツでしっかり防寒。素肌を少しだけのぞかせることによって、冬でも抜け感のある着こなしが完成します。

 2枚目の写真「ペイエン(PEIEN)」は、レーシーな白のニットトップスと黒のセミフレアスカートのコンビネーションで、“白×黒”のクールなモノトーンスタイルに整えました。カットアウトやアシンメトリーな裾がリラクシングなムードのルーズトップスに、スーパーロングなアームウォーマーで、“ゆるずる”風のコーディネート。二の腕部分をさらして、腕を長く見せました。白い生地の隙間から素肌がのぞいて、クリーンな印象も強まっています。

ワンピースに異素材でレイヤードしてアクセント

 防寒よりもおしゃれ見えを重視したアームウォーマーも登場しています。ロンググローブへの転用も可能。アームウォーマーと手袋とのレイヤードといった、さまざまな活用パターンがあり、着こなしのバリエーションが広い点でもメリット大です。

 「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」のロンググローブは、トゲトゲした突起のディテールが目を引きます。日本の伝統工芸、有松絞りの職人が手仕事で加工しただけに、ひじから先にリュクスな雰囲気が宿っています。アートライクな柄ワンピースと合わせて、格上感を際立たせました。胸元と足首、指先をのぞかせて、冬のくるまれたイメージを遠ざけています。

 ロンググローブに別の手袋をレイヤードする“重ね付け”は、ひじから先にアクセントを加えるスタイリング。2枚目の写真「セイヴソン(SEIVSON)」は、右腕にニットグローブを重ねました。素材感やカラーが変わることで、左右のアシンメトリーが際立っています。ストレッチ素材とニットといった、異素材コンビネーションは、いっそう表情を深くしてくれそうです。

長袖にあえて重ねて動きを演出

 本来は脇役的な立場のアームウォーマーやロンググローブを、あえて主張するスタイリングも登場してきました。見た目の動きが出るだけでなく、腕の細さを印象付ける効果も期待できます。

 「レインメーカー(RAINMAKER)」のスーツルックは、ダブルブレストの前を開けて、気負わない着こなし。意外性を高めているのは、両腕のロンググローブ。あえてジャケットの上からかぶせて、つややかなレザーの質感を際立たせ、腕が細長く映る効果も発揮しています。色使いもブラックとパープル系とのツートーンでクールにまとめました。

 手袋や袖先をたるませると、無造作な雰囲気が出て、こなれた印象に整えられます。2枚目の写真「ニアーニッポン(NEAR.NIPPON)」は、長袖ワンピースの上にロンググローブを着用。しっかりかぶせた右腕とは対照的に、左腕は袖先をたるませて、ややルーズな見え具合に。あえてきちんと始末しないアレンジが、ワンピーススタイルに適度なエフォートレス気分を漂わせています。

 アームウォーマーは暖かさに加え、アイキャッチーさも印象付けやすいので、取り入れがいのある小物です。レイヤードコーデの一部として生かすのが、今までとは違うところ。ノースリーブや半袖、長袖どのタイプにも合わせられる点でも、魅力的なアイテムといえそう。冬のおしゃれを揺さぶるキーピースにうってつけなので、ぜひスタイリングに役立ててみてはいかが。

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ふるさと納税で「SK-II」「シュウ ウエムラ」「リファ」「シロ」などが手に入る 知っておきたいビューティアイテムが返礼品の自治体 

 ふるさと納税は、返礼品として豪華な食材や特産品などの注目が集まる一方で、ビューティアイテムを豊富に取りそろえている自治体が多いことはあまり知られていない。そこで、ふるさと納税の返礼品としてもらえるビューティアイテムの一例を紹介する。デパコスや美容機器、フレグランスなどがお得に手に入る機会を、ぜひ活用してみてほしい。

※記事内の情報は11月30日現在のものです
※ポータルサイトによっては取り扱いがないものもあります

ふるさと納税とは?

 ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる制度だ。寄付の手続きをすると、寄付金額から2000円を引いた金額分の所得税の還付や住民税の控除を受けることができる。そのために、確定申告かワンストップ特例制度に関する申請が必要となる。また、控除上限額は個人の年収や家族構成によって異なるため、各ポータルサイトでできる事前のシミュレーションがマストだ。

 さらに大きなメリットの一つが、寄付した自治体からお礼として返礼品がもらえること。全国の自治体ではその地にゆかりのある名産品などを用意しており、どれをもらうかも寄付者が自由に選択することが可能だ。控除額上限額内で寄付をすれば、実質2000円でさまざまな返礼品を手に入れることができる。そのため、返礼品の選択も寄付者にとっては重要なポイントだろう。毎年1〜12月に寄付した額が翌年の減税対象となる。

ふるさと納税の返礼品としてもらえるビューティアイテム

「シロ」のフレグランスやスキンケア、ヘアケアアイテム/北海道砂川市

もらえる返礼品の例

・“オードパルファンセット”(1万4000円以上の寄付でもらえる、以下同)
・“ファブリックソフナー 3つの香りセット(2万4000円)
・“サボン ヘアケアキット”(1万9000円)
・“サボン オードパルファン”(1万2000円)

 北海道砂川市では、「シロ(SHIRO)」のフレグランスやヘアケア、スキンケアアイテムを用意している。1万4000円以上の寄付でもらえる“オードパルファンセット”は、ブランドの人気オードパルファン“サボン”“ホワイトリリー”“ホワイトティー”の3種の香りを楽しめるセットだ。そのほか、柔軟剤のセット“ファブリックソフナー 3つの香りセット”や、ヘアオイルとヘアミストをセットにした“サボン ヘアケアキット”もある。

「シュウ ウエムラ」のクレンジングオイル/静岡県御殿場市

もらえる返礼品

・“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル(150ml)”(1万9000円)
・“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル(450ml)”(4万6000円)

 静岡県御殿場市では、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」の“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル”を150mLと450mLの2サイズでラインアップしている。同商品はスキンケア成分を75%配合したクレンジングオイルで、潤いのある洗い上がりが特徴。アットコスメ ザ ベスト コスメティクス アワードほか、ベストコスメ54冠を達成している。

「ランコム」のUV下地/静岡県御殿場市

もらえる返礼品

・“ランコム UV エクスペール トーン アップ ローズ”(2万4000円)

 静岡県御殿場市ではほかにも、「ランコム(LANCOME)」のUV下地“ランコム UV エクスペール トーン アップ ローズ”も用意している。SPF50+でPA++++というスペックで、UVをカットしながら素肌をトーンアップする同品。日本人の肌色にマッチするピンクを採用し、自然な血色感と透明感、ツヤを演出する。こちらは、2023年1月発送予定だ。

「SK-II」のスキンケアアイテム/滋賀県野洲市

もらえる返礼品の例

・“フェイシャル トリートメント エッセンス 75mL”(3万7000円)
・“フェイシャル トリートメント クレンジング ジェル(80g)"(2万1000円)

 琵琶湖の南岸に位置する滋賀県野洲市では、「SK-II」のスキンケアグッズを返礼品として用意している。同市内に工場がある縁で実現しているという。人気の高機能化粧水“フェイシャル トリートメント エッセンス”3サイズや美白美容液“ジェノプティクス ウルトオーラ エッセンス 50mL”のほか、アイクリームやCCクリームなど、普段のスキンケアに取り入れたいアイテムを幅広くラインアップしている。

「リファ」のアイロンやシャワーヘッド/愛知県名古屋市

もらえる返礼品の例

・“ファインバブル ワン”(6万4000円)
・“ビューテック ストレート アイロン”(7万4000円)
・“ビューテック フィンガー アイロン”(5万円)
・“ビューテック カール アイロン”(8万円)

 「リファ(REFA)」を手掛けるMTGの本社がある愛知県名古屋市では、「リファ」のアイロンやシャワーヘッドを返礼品として用意している。中でも注目が集まっている返礼品は、ウルトラファインバブルとマイクロバブルにより肌に負担をかけず優しく洗浄する“リファ ファインバブル ワン”と“ビューテック ストレート アイロン”。“ビューテック フィンガー アイロン”は、コンパクトなサイズ感により細部のヘアセットを可能にしたヘアアイロンだ。

「ラッシュ」のギフトセットやボディケア、ヘアケアアイテム/神奈川県愛川町

もらえる返礼品の例

・“ガーデンパーティ ギフトセット”(1万円)
・“四季の一服”(1万4000円)
・“オール ザ ベスト”(1万3000円)

 神奈川県愛川町では「ラッシュ(LUSH)」のギフトセットやシャワージェル、ヘアケアセットなどを用意する。ボディソープとボディケアアイテムをセットにした“ガーデンパーティ ギフトセット”や、四季に由来する原材料を使った入浴剤12個を集めた“四季の一服”など、日々のバスタイムを彩るアイテムがそろう。1万円から受け付けている。

「サイエンス」のシャワーヘッド/香川県小豆島町、大阪府阪南市

もらえる返礼品の例

・“ミラブルプラス”シャワーヘッドとオリーブオイル、ソープセット(13万7000円)/香川県小豆島町
・“ミラブルプラス”シャワーヘッドとオリーブソープ、ローションセット(13万7000円)/香川県小豆島町
・“ミラブルゼロ”シャワーヘッドとオーガニックタオルのセット(16万5000円)/大阪府阪南市

 「サイエンス(SCIENCE)」のシャワーヘッドを取り扱っている自治体もある。香川県小豆島町は、毛穴の奥まで届く気泡“ウルトラファインバブル”を生成し、洗浄効果を発揮する“ミラブルプラス”を、ソープやローションとセットで用意する。大阪府阪南市は“ミラブルプラス”の1.5倍の気泡を生成する“ミラブル ゼロ”を、タオルとセットでラインアップした。

「アスタリフト」のスキンケアグッズ/神奈川県南足柄市

もらえる返礼品の例

・“薬用シワ改善美容液(ザ セラム リンクルリペア夜用)”(1万5000円)
・“多機能美容液(ザ セラム マルチチューン)”(2万8000円)
・“D-UVクリア ホワイトソリューション30g”(1万5000円)
・“薬用シワ改善美容液(ザ セラム リンクルリペア朝用)”(1万5000円)

 神奈川県南足柄市では、富士フイルムのエイジングケアブランド「アスタリフト(ASTALIFT)」のスキンケアグッズを返礼品として取りそろえている。特に美容液のラインアップが豊富で“薬用シワ改善美容液(ザ セラム リンクルリペア夜用)”“多機能美容液(ザ セラム マルチチューン”“ D-UVクリア ホワイトソリューション”などに人気が集まっているようだ。寄付額も幅広いため、自身の控除額に合わせて選択できる。

「ドクター C ラボ」のスキンケアアイテム/神奈川県厚木市

〈もらえる返礼品の例〉

・“VC100エッセンスローションEX(150mL)”(2万円)
・“薬用アクアコラーゲンゲルスーパーモイスチャー EX(50g)”(1万6000円)
・“VC100ホットピールクレンジングゲルEX(150g)”(1万3000円)
・“薬用アクアコラーゲンゲル美白EX(50g)”(1万8000円)

 神奈川県厚木市では、返礼品として「ドクター C ラボ」のスキンケアアイテムを幅広く取り揃えている。寄付額は1万3000〜3万5000円以上と比較的低額で、エッセンスローションやホットピールクレンジングジェル、コラーゲンジェルなど、日々のケアに取り入れやすいアイテムをラインアップしている。

「スカルプD」/和歌山県かつらぎ町

〈もらえる返礼品の例〉

・“薬用スカルプシャンプー オイリー(脂性肌用)”(1万円)
・“スカルプD ボーテ シャンプー トリートメントパック (ボリュームセット)”(2万円)
・“スカルプD シャンプー パックコンディショナー 育毛トニック(ドライセット)”(3万円)

 和歌山県かつらぎ町では、町内に工場がある縁でアンファー“スカルプD”のシャンプーを返礼品として取りそろえている。ラインアップは肌の性質に合わせて選べる薬用シャンプーや、女性の頭皮環境に着目したシャンプーなどバリエーションも幅広い。

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TOKYO BASEのアクティブウエアブランドが恵比寿で初のポップアップ

 TOKYO BASEが手掛ける「エープラス トウキョウ(A+ TOKYO)」は12月1〜14日に初のポップアップストアを恵比寿アトレ4階に開く。主要素材であるジャージー素材を使用した限定アイテム3型も企画した。

 限定アイテムのフレアスカート(税込1万1000円)は軽量で履き心地が良く、オールシーズン着られる1枚という。カシュクールパーカ(1万5400円)は軽さと膨らみのあるストレッチ素材を使用し、カジュアルになりすぎないきれいめなシルエットを追求した。ワンピース(1万6500円)はセットアップを着ているような仕様で、紫外線カットなどの機能性も備える。そのほか、人気のダウンアウターを含めた2022-23年秋冬シーズンの新作を販売する。

 「エープラストウキョウ」は2021年秋にスタート。「東京の感性を基に最高の快適性と機能性を作り上げる」を掲げ、都市で暮らす人々に向けたアクティブウエアを展開する。公式オンラインストアとZOZOTOWNのほか、ルミネ新宿など4店舗で販売する。

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「ディースクエアード」2023年プレ・フォール・コレクション

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」が2023年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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「SHISEIDO」から新生“オイデルミン”が登場 化粧品で世界初となる新容器技術を採用

 資生堂は2023年3月1日、世界88の国と地域で展開するグローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」から、化粧液“オイデルミン エッセンスローション”(145mL、税込9680円/レフィル税込9130円)を発売する。同製品は、化粧品で世界初となる新容器技術「リキフォーム」を採用。発酵に着目した成分や日本産のユズから抽出したエキスなどを配合し「美しさを取り戻すための自己回復力」に対応する。旗艦店と百貨店約380店舗、同社公式ECなどで取り扱う。海外は中国を中心にアジアで順次発売する予定だ。

 同製品は、資生堂初の化粧品として1897年に誕生した“オイデルミン”をルーツに持つ。“オイデルミン”は、ギリシャ語で「良い肌」の意味を持ち、「資生堂の赤い水」として親しまれてきた。これまで、時代のニーズに合わせて処方改良やデザインを刷新。誕生100周年にあたる1997年には、フランスのアーティスト、セルジュ・ルタンス(Serge Lutens)がデザインした現行の“オイデルミン グローバル”が登場。国内では化粧品専門店や総合スーパー、ドラッグストアなどで取り扱う。なお、今年創業150周年を記念した限定ボトルの売り上げは、計画通りに推移している。

 今回、8代目となる“オイデルミン エッセンスローション”を発案した岡部義昭・資生堂 常務兼チーフブランドイノベーションオフィサーは「機能や効果、クセのあるテクスチャーにこだわった製品にすべく、5年前に研究員に依頼。担当した研究員が20代の(研究)時間を全て捧げた懇親の技術を搭載しており、“化粧水を超える化粧液”が誕生した」と話す。肌あたりの良いエッセンスローションが特徴で、角層に素早く浸透し、透明感と潤いのある肌へと導く。

 容器は、「サステナビリティに対し資生堂として“新しい解答”ができないか」を考え開発した、ボトル製造と中味液充填をワンステップで実現する技術を応用した新化粧品容器を採用した。本体容器は現行品のデザインを一部継承し、レフィルとともに高級感を演出するパッケージに仕上げた。

 資生堂は、4月からグローバルブランドの投資強化を行っている。その1つでもある「シセイドウ」は、「ブランド愛用者を増やすべく、ヒーロープロダクトと位置づける美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲ(以下、アルティミューン)”の露出を強化してきた」(松村美穂「シセイドウ」ブランドマネージャー)ことが奏功し、創業150周年を訴求した7月のメンバーシップブログラムでは、新規メンバーが前年比13%増、継続メンバーが前年から約4万5000人増加の50万人を突破した。「23年は、新“オイデルミン”の登場を機に今までにないチャレンジに踏み切る。年間で『シセイドウ』の既存化粧水の1.5倍となる過去最大の数量計画を見込む」と、「血流」に着目した美容液“アルティミューン”と、乳液とクリームの機能を兼ね備えたモイスチャーライザーシリーズと連動させた「美のめぐり」の3ステップとして訴求する。

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「G-SHOCK」の“時計じゃない”商品を扱う新プロジェクトから「POTR」とのコラボアイテムが登場

 カシオ計算機の「G-SHOCK」は、“時計じゃない”商品を扱うプロジェクト“G-SHOCK プロダクツ(G-SHOCK PRODUCTS)”の第2弾コレクションを発表した。現在、カシオ計算機の公式オンラインストア限定で取り扱い中だ。

 本コレクションは、10月の第1弾に続きミリタリーユニホームに着想したブルゾンとベストに加え、吉田カバンの新ブランド「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」とコラボレーションしたバッグとポーチの全4型をラインアップする。ブルゾンとベストは、どちらも耐久性が高くストレッチ性を兼ね備えたナイロン素材「コーデュラ(CORDURA)」や高機能中綿素材「3M シンサレート」を採用し、随所に「G-SHOCK」らしい八角形のデザインをあしらった。バッグは3WAY仕様で、フロントの半円型マルチポケットをはじめ計12個の「G-SHOCK」を収納できるスペースを設け、ポーチは付属のストラップでミニショルダーバッグとしても使用できるほか、カラビナでバッグに取り付けることができる。価格は、ブルゾンが税込5万2800円、ベストが同3万800円、バッグが同6万6000円、ポーチが同1万3200円だ。

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ベイクルーズのアイウエア専門店が渋谷パルコに出店 「グッチ」や「サンローラン」など約60ブランドを取り扱い

 ベイクルーズはこのほど、アイウエア専門のセレクトショップ「アイシンク ヒロブ(EYETHINK HIROB)」の新店舗を渋谷パルコ3階にオープンした。

 「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などのラグジュアリーから、「アヤメ(AYAME)」や「ブラン(BLANC)」などの日本ブランドまで、世界中からセレクトした約60ブランドを取り扱う。広報担当者は、「アイウエアをファッションの一部として楽しむ人を想像して仕入れている。デザイナーの想いを汲み取ること、ファッションとしての時代感も大切にしている」という。店内には、高度な検眼技術と豊富な光学知識を持ったスペシャリストが在籍する。

 オープンを記念して、ミュージシャンの長岡亮介とイラストレーターのソリマチアキラによるトートバッグ(2970円、税込)を販売する。また3万円以上購入した人にはノベルティとして、オリジナルトートバッグをプレゼントする。

 「アイシンク ヒロブ」は、2019年9月に第一号店を新宿の商業施設フラッグス(FLAGS)にオープンした。国内外の眼鏡ブランドのディレクションを長年手掛けている三島正氏がコンセプターを務める。

■EYETHINK 渋谷PARCO店
オープン日:11月18日
時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 3F

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トラブル続きの「バレンシアガ」 炎上したホリデーキャンペーンのセット制作会社を提訴

 バレンシアガ(BALENCIAGA)は2023年春夏シーズンのキャンペーンビジュアルの撮影のために制作したセットの一部に児童ポルノに関する裁判資料が使用されたことが多大な損害を受けたとして、製作会社のノース シックス インク(NORTH SIX INC.)およびニューヨークを拠点に活動するセットデザイナーのニコラ・デ・ジャルダン(Nicholas Des Jardins)などを相手取り、2500万ドル(約34億5000万円)以上の損害賠償を求めて提訴した。米「WWD」はノース シックス インクらにコメントを求めたが、ノース シックス インクはコメントを拒絶し、ジャルダンらからは期限までに回答を得られなかった。

 同キャンペーンビジュアルは、マンハッタンの高層ビルのオフィスを模したセットで撮影。散乱した書類の上に「バレンシアガ」と「アディダス(ADIDAS)」がコラボレーションした“アワーグラス”バッグが置かれていたが、書類の一部に児童ポルノを広告、宣伝、または提示することを犯罪とする「2003年児童保護法」の条項を支持した、「合衆国対ウィリアムズ」連邦最高裁判決を強調する文書が使用されていたという。

 バレンシアガは、公式インスタグラムで「撮影で使用された小道具はすべて(バレンシアガ以外の)第三者が準備し、小道具の書類はフェイクであることを書面で確認していた。結果としてそれらは実在する法的文書で、テレビドラマの撮影から流用したものだった。これらの書類が(バレンシアガの撮影で)使用されたことは怠慢の結果であることから、バレンシアガは訴訟を提起した。当社も監視・管理不足の責任を取る」とコメントしている。

 バレンシアガは、ホリデーキャンペーンのビジュアルに首輪や手首の拘束具といったボンデージギアを着けたテディベア型のハンドバッグを持った幼児を登場させたことでも批判を受けている。立て続けに起きたキャンペーンビジュアルに関するトラブルを受け、「バレンシアガ」は制作プロセスや検証スキームの見直しおよび強化、児童保護に特化した団体と協力して児童虐待の撲滅を目指すための土台作りを行うことなどを公式インスタグラムで明らかにしている。

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「アメリカンラグシー」が日本1号店があった新宿フラッグスに再出店 2018年の退店以来4年ぶり

 米ロサンゼルス発のライフスタイルショップ「アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE以下、ラグシー)」は12月1日、新宿駅直結の商業施設、新宿フラッグスのリニューアルに合わせて2階にショップをオープンする。「ラグシー」は同館が1998年に開業する際、サザビーリーグと本国とのジョイントベンチャーで日本1号店を2階にオープンしていた。その店舗が2018年に閉まって以来、4年ぶりの再出店となる。

 「ここ(新宿フラッグス)は日本1号店を出した場所。気持ちはいつもここにあったので離れていたなんて意識はなく、コロナでちょっと休んでいたぐらい」と、来日したマーク・ワーツ(Mark Werts)創業者兼CEOも茶目っ気たっぷりに語る。サザビーリーグとの契約終了に伴い、18年に国内全店を閉鎖。その後、19年に伊藤忠商事が本国とマスターライセンス契約を結び、日本で「ラグシー」を展開している。

 当初はインポーターのコロネットがサブライセンシーとなっていたが、20年にOEM・ODM生産のレオン・インターナショナルの小売子会社、カリテスにサブライセンシーが切り替わった。カリテスが運営する形で21年4月に原宿・キャットストリート沿いに出店しており、現在の国内実店舗は原宿と新宿フラッグスの2店で、ほかは自社ECやZOZOTOWNなど。

 フラッグスの新店は総面積約152平方メートル。商品はウィメンズ、メンズ半々で、4割が買い付け、4割がオリジナル、2割が古着という構成。買い付けは「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「スタジオ ニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」「アンユーズド(UNUSED)」など。「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」「ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア(YOUNG & OLSEN THE DRYGOODS STORE)」などとは別注アイテムも企画している。

 古着はロサンゼルスの「ラグシー」から仕入れており、スエットやジーンズ、アウトドアブランドのフリースアウターなど。また、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「セリーヌ(CELINE)」などデザイナーズビンテージのバッグやジュエリーもそろえる。価格はオリジナルのグラデーションカラーのセーターが1万3200円(税込)、古着のスエットが1万2100円。

 「ロサンゼルスの店舗もコロナ禍で5カ月ほど休業を余儀なくされた。しかし、本国ではNFTやカフェ、多数のブランドとのコラボレーションなど、さまざまな事業を行っており、1年後にはもっと面白くなる。海外は中国は一旦撤退したが、ドバイに(現地企業との協業で)3店を構えており、クウェートやサウジアラビアへの出店も話を進めているところ」とワーツCEOは話を続ける。現在も店頭に立つことは多いといい、「やっぱり人と話すことが好きだし、自分自身もボトムは店頭で試着して買いたい。でも、TシャツならECで買える。そんなふうに、実店舗とECの両方をバランスよく運営していくことが重要になっている」と語る。

 日本国内は「契約当初は年間5店前後の出店を予定していたが、コロナで止まっていた。商業施設からは多数の引き合いがあり、改装の多い24年ごろからしっかり出店していく」とカリテス担当者。

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H&M、インディテックス、ステラ、ケリングが共同声明 森林保全に配慮した素材調達目指す

 H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ以下、H&M)とインディテックス(INDITEX)、ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)、ケリング(KERING)はこのほど、エジプト・シャルムエルシェイクで開催された国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)で、50万トン以上の低炭素繊維を購入することを共同で発表した。

 カナダの環境保全NGO「キャノピー(CANOPY)」が指揮を執るこの取り組みでは、木材の代わりに廃棄衣料や農業残渣を原料に用いた次世代素材の開発に向け、集まった資金を元にインフラ設備などを進める。「キャノピー」の試算ではこれにより、従来の生産工程と比較して工場が稼働する地域の220万トンの温室効果ガス排出削減に貢献するという。

 同団体は、木材を原料とするセルロース繊維などが森林伐採につながっていることから、持続可能な原料調達を啓蒙してきた。パートナーブランドは、消滅の危機にある森林からの原料調達を避け、FSC認証取得済みの原料調達などに取り組む。

 H&Mグループのマデリン・エリクソン(Madelene Ericsson)環境サステナビリティ・ビジネス・エクスパートは、「革新的な低炭素素材は、環境負荷を減らし、森林を保全するために欠かせない選択肢だ。2030年までに全ての素材をリサイクル素材か、持続可能な方法で調達することを目指す私たちにとって、『キャノピー』との協業が大きな一歩になるだろう」とコメントした。

 同団体と長い間連携してきたケリングのユアン・レジェン(Yoann Regent)=サステナブル・ソーシング&ネイチャー・イニシアティブ責任者は、サステナブル素材をスケールアップするための支援を継続できることをうれしく思うとコメント。

 ステラ マッカートニーは、「14年から『キャノピー』と協業し、17年からは持続不可能な木材調達をやめ森林破壊ゼロに貢献できていることを誇りに思う。サプライチェーン上の新しいソリューションの発展を加速させるために、同団体と引き続き取り組んでいく」とコメントした。

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天神ビッグバンで福岡パルコが建て替えへ

 パルコは、福岡市中心部にある天神エリアの再開発に伴い、福岡パルコを建て替えると発表した。再開発は福岡パルコの本館・新館や新天神ビル、西鉄福岡駅ビル、新天町商店街などを含む約1万3800㎡。福岡市が天神地区で進める「天神ビッグバン」の目玉の一つになり、老朽化している建物の建て替えによる安全性向上だけでなく、地上の貫通道路などによって街の賑わいの創出を目指す。パルコの広報によると「開業は2030年ごろを目指しているが、変わる可能性もある。建て替えのための閉館の時期も決まっていない」という。2030年ごろの開業を目指す。

 パルコの本館は1936年竣工で築86年、パルコ新館は1976年竣工で築46年と老朽化が進んでいた。パルコは2014年に隣接する建物を買い取る形で、延床面積1万4000㎡で新館を開業していた。その後の増床を経て現在は福岡パルコ本館・新館合わせた延床面積は4万2000㎡ほどになっている。2022年3月期の売上高は171億円だった。

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天神ビッグバンで福岡パルコが建て替えへ

 パルコは、福岡市中心部にある天神エリアの再開発に伴い、福岡パルコを建て替えると発表した。再開発は福岡パルコの本館・新館や新天神ビル、西鉄福岡駅ビル、新天町商店街などを含む約1万3800㎡。福岡市が天神地区で進める「天神ビッグバン」の目玉の一つになり、老朽化している建物の建て替えによる安全性向上だけでなく、地上の貫通道路などによって街の賑わいの創出を目指す。パルコの広報によると「開業は2030年ごろを目指しているが、変わる可能性もある。建て替えのための閉館の時期も決まっていない」という。2030年ごろの開業を目指す。

 パルコの本館は1936年竣工で築86年、パルコ新館は1976年竣工で築46年と老朽化が進んでいた。パルコは2014年に隣接する建物を買い取る形で、延床面積1万4000㎡で新館を開業していた。その後の増床を経て現在は福岡パルコ本館・新館合わせた延床面積は4万2000㎡ほどになっている。2022年3月期の売上高は171億円だった。

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「フェンディ」からホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションが登場

 「フェンディ(FENDI)」は、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)=アーティスティック・ディレクターが手掛けたホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションを発表した。本コレクションは12月1日からフェンディ公式オンラインストアで先行予約を受け付け、2023年2月から都内限定店舗で販売する。

 「フェンディ」は、1987年からインテリアコレクション「フェンディ カーサ(FENDI CASA)」を展開しているが、ホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションは今回が初めて。フランス製の最高級リモージュ磁器で作られたテーブルウエア“アール・ドゥ・ラ・ターブル(ART DE LA TABLE)”をはじめ、ムラーノガラスの花瓶やキャンドルホルダーなどを用意し、どれも“オーロック(O'LOCK)”や“FF”といったアイコニックなロゴをデザインした。また、バックギャモンや三目並べ、ドミノといったテーブルゲームもそろえる。

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「フェンディ」からホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションが登場

 「フェンディ(FENDI)」は、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)=アーティスティック・ディレクターが手掛けたホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションを発表した。本コレクションは12月1日からフェンディ公式オンラインストアで先行予約を受け付け、2023年2月から都内限定店舗で販売する。

 「フェンディ」は、1987年からインテリアコレクション「フェンディ カーサ(FENDI CASA)」を展開しているが、ホーム デコール&ライフスタイル アクセサリーコレクションは今回が初めて。フランス製の最高級リモージュ磁器で作られたテーブルウエア“アール・ドゥ・ラ・ターブル(ART DE LA TABLE)”をはじめ、ムラーノガラスの花瓶やキャンドルホルダーなどを用意し、どれも“オーロック(O'LOCK)”や“FF”といったアイコニックなロゴをデザインした。また、バックギャモンや三目並べ、ドミノといったテーブルゲームもそろえる。

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楽天市場の人気韓国コスメがラフォーレ原宿に集結 新ショップ「カルチャーマーケット」

 楽天は、楽天市場で人気の韓国発のコスメとファッションを扱う常設店舗「カルチャーマーケット サポーテッドバイ 楽天(Kulture Market Supported by Rakuten)」を12月1日にラフォーレ原宿1階にオープンする。店舗運営は、韓国コスメの販売代理事業や広告代理業務を行うシーズマーケーットが担当する。店舗面積は約60平方メートル。白を基調としたクリーンな空間に、13のコスメブランドと2つのファッションブランドを集め、合計100点以上の商品を扱う。約4カ月ごとに商品を入れ替えて、客が来るたびに新鮮なMDを提供する。陳列棚にはQRコードを設けて、楽天市場の販売ページにも送客するほか、販売スタッフによるライブ配信も積極的に行う。売り上げ目標は非公表。

 近年、韓国アイドルやドラマの影響もあり、韓国発のコスメやファッションが日本国内でも大きな影響を持つようになった。楽天市場でも韓国関連商品が人気で、流通総額は2018年から21年にかけて約2.8倍まで拡大し、コスメに限定すると約6倍まで増加しているという。特に若年層からの支持が大きく、同店の出店でさらなる新規ユーザーの獲得を図る。同店の担当者である阿部愛美・楽天グループ コマースカンパニー マーケットプレイス事業 海外営業戦略部 韓国事業課 マネージャーは、「韓国発のアイテムは、一過性のブームから定番商品へとシフトしている。新しいトレンドを生み出す原宿という場所から、あらためてその魅力を発信していく」と語る。

 店頭には、クッションファンデが人気の「ティルティル(TIRTIR)」やビタミン配合のセラムで知られる「コスアールエックス(COSRX)」をはじめ、楽天市場でも人気のブランドを厳選して並べる。さらに、日本と韓国で影響力を持つインフルエンサーを起用したコラボ商品やイベント企画も実施していく。オープン記念として、インフルエンサーのサラとモデルの松本優がおすすめの商品を選んだコラボボックスを数量限定で販売するほか、12月3、4日に両者が来店するイベントも行う予定だ。

■カルチャーマーケット サポーテッドバイ 楽天
オープン:12月1日
場所:ラフォーレ原宿1階
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休

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「グッチ」が西陣織の老舗、細尾とコラボ “バンブー 1947”と“ダイアナ”の限定バッグを発売

 「グッチ(GUCCI)」は12月1日、西陣織の老舗で知られる京都の細尾とコラボレーションし、アイコンバッグの“グッチ バンブー 1947(Gucci Bamboo 1947)”と“グッチ ダイアナ(Gucci Diana)”の限定デザインを発売する。販売は、一部の「グッチ」ショップのみ。

 それぞれのバッグのボディーには、西陣織の伝統の技を受け継ぐ職人たちが織り上げた3種類の新しいテキスタイルをデザイン。織りの特徴的な絹糸や金箔・銀箔に、“GGパターン”などの「グッチ」を象徴するモチーフが織り込まれている。12代目の細尾真孝代表取締役社長は、「『グッチ』のモチーフをただ単に西陣織で表現するのではなく、細尾のオリジナルデザインのテキスタイルにモチーフを“織り込む”ことで、技術としても表現としても新しいデザインに仕上げることができた。われわれにとっても高度な挑戦だったが、職人たちと試行錯誤を重ねた結果、想像を超える美しさが生まれた。このテキスタイルが『グッチ』の職人たちの新たなインスピレーションとなることを願っている」とコメント。

 今回のコラボレーションは、「グッチ」がブランド創設100周年を迎えた昨年、京都市の有形文化財、旧川崎家住宅での体験型エキシビジョン「グッチ バンブーハウス(Gucci Bamboo House)」を開催したことに続き、京都との絆を体現するものとしている。「グッチ」は「西陣織の美しさと歴史的価値をたたえるとともに、高度な職人技と芸術性を追求することを通じて、唯一無二のデザインを完成することができた」とコメント。

 細尾は1688年(元禄元年)に京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業。京都の先染め織物である西陣織の技術を継承しながら、現代においては先端テクノロジーを用いて新しい織物を制作するなど注目を集めている。2020年には、R&D部門のHOSOO STUDIESを立ち上げ、東京大学の筧康明研究室やZOZOテクノロジーズ、数学者やプログラマーなどと協業。

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アディダスがカニエ・ウェストによるスタッフへの問題行動疑惑の内部調査を開始

 アディダス(ADIDAS)は、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)による長年の問題行動をアディダス上層部が無視していたとする社員からの匿名の手紙を受け、内部調査を開始したことを認めた。

 「アディダス」とイェは2013年に初めて協業して以来、継続してスニーカーやアパレルを発売して大きな成功を収めてきたが、イェの反ユダヤ主義的な発言を受けて10月にパートナーシップを解消したことを発表した。

 米「ローリングストーン(ROLLING STONE)」誌が独占的に報じた匿名の手紙には、約10年にわたって複数の事件が起きていると記されており、アディダスの上層部はイェの問題行動を知っていたにもかかわらず、「モラルを放棄した」という。また、この手紙の差出人は、イェとのパートナーシップをもっと早く解消すべきだったのではないかと疑問を呈し、「カニエだけを非難したいところだが、否定できない真実は、アディダスの経営陣と役員会も加害者だったということだ」とコメントしているという。

 同誌によると、イェは会議中にポルノビデオを流すことで有名だったという。また、時にはイェの元妻であるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)の親密な写真やビデオをスタッフに見せることもあったと報じている。さらに、従業員をいじめ、脅迫し、女性スタッフには性的なコメントや過度に個人的なコメントをすることもあったという。

 イェとのパートナーシップ解消は、事実上、アディダスの大株主であるユニオン インベストメント(UNION INVESTMENT)からの圧力によるものだったという。「フィナンシャル・タイムズ(FINANCIAL TIMES)」紙によれば、同社はアディダスに対して匿名の手紙に書かれた内容に関する詳細な情報を要求しているという。

 匿名の手紙は、アディダスの幹部がこうした事案により迅速に対応できるよう、パートナーシップを定期的に見直し、解消するかどうかを判断するための規則を打ち出すよう求めているほか、イェの“恐怖を与える言動”に長年さらされてきたスタッフに対して公式な謝罪を求めている。

 専門家は、アディダスはイェとのコラボレーションによって22年までに15億~20億ユーロ(約2145億~2860億円)の利益を得たと推測する。アディダスのスポークスマンはWWDに対して「現時点で手紙の内容の真偽は定かではないが、事態を深刻に受け止めて調査を開始した。われわれは、パートナーシップの解消に関する一連の事件について、これまでも、そしてこれからも、従業員との対話に積極的に取り組んでいく」とコメントした。

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アディダスがカニエ・ウェストによるスタッフへの問題行動疑惑の内部調査を開始

 アディダス(ADIDAS)は、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)による長年の問題行動をアディダス上層部が無視していたとする社員からの匿名の手紙を受け、内部調査を開始したことを認めた。

 「アディダス」とイェは2013年に初めて協業して以来、継続してスニーカーやアパレルを発売して大きな成功を収めてきたが、イェの反ユダヤ主義的な発言を受けて10月にパートナーシップを解消したことを発表した。

 米「ローリングストーン(ROLLING STONE)」誌が独占的に報じた匿名の手紙には、約10年にわたって複数の事件が起きていると記されており、アディダスの上層部はイェの問題行動を知っていたにもかかわらず、「モラルを放棄した」という。また、この手紙の差出人は、イェとのパートナーシップをもっと早く解消すべきだったのではないかと疑問を呈し、「カニエだけを非難したいところだが、否定できない真実は、アディダスの経営陣と役員会も加害者だったということだ」とコメントしているという。

 同誌によると、イェは会議中にポルノビデオを流すことで有名だったという。また、時にはイェの元妻であるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)の親密な写真やビデオをスタッフに見せることもあったと報じている。さらに、従業員をいじめ、脅迫し、女性スタッフには性的なコメントや過度に個人的なコメントをすることもあったという。

 イェとのパートナーシップ解消は、事実上、アディダスの大株主であるユニオン インベストメント(UNION INVESTMENT)からの圧力によるものだったという。「フィナンシャル・タイムズ(FINANCIAL TIMES)」紙によれば、同社はアディダスに対して匿名の手紙に書かれた内容に関する詳細な情報を要求しているという。

 匿名の手紙は、アディダスの幹部がこうした事案により迅速に対応できるよう、パートナーシップを定期的に見直し、解消するかどうかを判断するための規則を打ち出すよう求めているほか、イェの“恐怖を与える言動”に長年さらされてきたスタッフに対して公式な謝罪を求めている。

 専門家は、アディダスはイェとのコラボレーションによって22年までに15億~20億ユーロ(約2145億~2860億円)の利益を得たと推測する。アディダスのスポークスマンはWWDに対して「現時点で手紙の内容の真偽は定かではないが、事態を深刻に受け止めて調査を開始した。われわれは、パートナーシップの解消に関する一連の事件について、これまでも、そしてこれからも、従業員との対話に積極的に取り組んでいく」とコメントした。

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「マーク ジェイコブス」から新作ジュエリー “ザ チャームド”コレクションが初登場

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、ホリデーシーズン向けにジュエリーを発売した。

 初登場の“ザ チャームド(THE CHARMED)”コレクションは、ハートや星など大きめのモチーフを用いながらも「甘過ぎないようにした」(「マーク ジェイコブス」)デザインで、ネックレス・ブレスレット・アンクレットとして着用できる3ウエイチェーンネックレス(2万8600円税込、以下同)やピアス(1万8700円)、ヘアピン(7150円)をラインアップする。

 ほかにもブランドのアイコンである“J マーク”をモチーフにした“ザ J マーク”コレクションからは石をあしらったバングルやピアス、“ザ モノグラム”コレクションからはブランド名をぐるりと表現したリングを発売する。

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Snow Manが「ティファニー」のホリデーを祝う点灯式にサプライズ登場

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は12月1〜25日までの期間、丸の内仲通りに位置するティファニー 丸の内店前でホリデーを祝う「ティファニー ホリデー ストリート(Tiffany Holiday Street)」を開催する。開催を祝した点灯記念イベントに、サプライズでブランドのアンバサダーを務めるSnow Man(スノーマン)が登場した。

 今年のホリデーは、ブランドの日本上陸50周年を記念し、1950〜60年代にかけて毎年12月にニューヨークのティファニー本店で提供されていた、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)によるホリデー グリーティングカードのイラストからインスピレーションを受けている。

 「ティファニー ホリデー ストリート」では、鳥や星などのオーナメントを飾ったクリスマスツリーや華やかなオーナメントが登場する。また、ティファニー 丸の内店の1階には、フォトコールを設置している。

■ティファニー ホリデー ストリート
会期:12月1〜25日
場所:丸の内仲通り・ティファニー丸の内店前
住所:東京都千代田区丸の内2丁目1-1(丸の内パークビル前)

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「アレキサンダー・マックイーン」から新作バッグ“ジュエルドホーボー”

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は、新作バッグ“ジュエルドホーボー”(38万5000円税込、以下同)と“ジュエルドホーボー ミニ”(31万9000円)を発売した。

 スカルをあしらった“ナックルクロージャー”がアイコンで、「その“ナックルクロージャー”に付けられたファセットカットの石にインスパイアされた」(「アレキサンダー・マックイーン」)幾何学的かつ立体的なボディーも特徴だ。

 “ジュエルドホーボー ミニ”はハンドバッグとして、また取り外し可能なチェーンをプラスしてクロスボディーやショルダーとしても使える。

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「ルイ・ヴィトン」×草間彌生の作品が東京の街全体に出現 コラボ第2弾を祝して

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、芸術家の草間彌生とのコラボレーション第2弾となるコレクションを、2023年1月1日に日本と中国で先行発売する。両者の協業は2012年以来10年ぶりで、ウィメンズとメンズのウエアからバッグ、シューズ、アクセサリー、ラゲージ、トランク、フレグランスまで幅広いアイテムをそろえる。アイテムは1月と3月の2回に分けて販売予定だ。日本を代表する前衛芸術家とのコラボレーションを祝し、11月29日から東京各所でキャンペーンを実施。3D動画やビジュアル、拡張現実(AR)を体験できるインスタレーションやイルミネーションなど、街全体でコレクションの世界観を表現する。

 新宿では、クロス新宿ビジョンで3D動画が12月7日まで見られる。草間を象徴する水玉模様をあしらったトランクから、草間のアバターが登場するユニークな映像だ。

 渋谷では、スクランブル交差点でマルチビジョンでのビジュアルが12月5日まで見られる。複数のスクリーンを同時に横断する立体的なキャンペーン動画は迫力十分だ。

 東京駅前の行幸通りでは、スケートリンクと、AR体験が可能なLV フィッシュ・カフェとインスタレーションを12月25日まで設置している。スケートリンクには水玉模様をハンドペイントであしらい、ピンクの魚をモチーフにしたカフェではホットドリンクを提供する。東京駅外側に配置したインスタレーションは、QRコードを読み込んでスマートフォンを掲げると、ガラスのボックスからキャラクターたちが登場する仕掛けだ。

 東京タワー近郊では、増上寺や芝公園にAR体験可能なインスタレーションを設置。増上寺の地面にはカラフルな水玉模様を敷き詰め、“LV”のスカルプチャーをいっそう華やかに飾る幻想的な空間を12月5日まで体感できる。プリンス芝公園には草間の代表作品の一つであるパンプキンのバルーンと、メタリックなミラーボールの空間を12月29日まで楽しめる。いずれもAR体験が可能で、セルフィー撮影をするとパンプキンや水玉のハットを仮想空間で着用できる。

 さらに、12月16〜18日には東京タワーも色彩豊かなドット仕様にライトアップ。今回のコラボレーションを祝福するムードを、東京の街全体で盛り上げる。

■ルイ・ヴィトン×草間彌生 シティ・アクティベーション
※実施内容や日時は変更の可能性あり

新宿3D動画広告
日程:〜12月7 日
場所:クロス新宿ビジョン
時間:7:00〜1:00

渋谷マルチビジョンジャック
日程:〜12月5 日
場所:渋谷スクランブル交差点
時間:9:00〜0:00

スケートリンク+フィッシュカフェ(AR体験可)
日程:〜12月25日
場所:東京駅前行幸通り
時間:11:00〜22:00

ガラスボックスのインスタレーション(AR体験可)
日程:〜12月25日
場所:東京駅前行幸通り(東京駅外側)
時間:11:00〜22:00

増上寺インスタレーション(AR体験可)
日程:〜12月5 日
場所:増上寺
時間:8:00〜22:00(12月5日のみ8:00〜18:00)※ライトアップは16:00〜22:00

プリンス芝公園 パンプキン&ミラーボールインスタレーション(AR体験可)
日程:〜12月29 日
場所:プリンス芝公園
時間:8:00〜22:00(パンプキンのライトアップは16:00〜22:00)

東京タワー ライトアップ(AR体験可)
日程:12月16〜18 日
時間:17:00〜0:00

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「ブルガリ」のイルミネーション点灯式にKoki,が登場 “セルペンティ”のジュエリーを身に着けて

 「ブルガリ(BVLGARI)」が「ブルガリ」銀座タワーで行うインタラクティブなイルミネーション「ブルガリ セルペンティ スパークル 2022」の点灯式に、“セルペンティ”コレクションのネックレスやリング、ピアスを身に着けたモデル・俳優のKoki,(こうき)が登場した。Koki,は同ブランドのアンバサダーを務める。

 「ブルガリ セルペンティ スパークル 2022」はチームラボ(東京、猪子寿之社長)との協業によるもので、スマートフォンなどを使ってイルミネーションの色を変えることができる。Koki,は、「このイルミネーションを見ると、ホリデーシーズンが始まった!というワクワクした気持ちになる」とコメント。

 「ブルガリ セルペンティ スパークル 2022」の実施時間は17〜24時で、「年始以降も継続する」(「ブルガリ」)という。

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北欧美容研究家・佐藤ニーフェラ史枝のMYベストコスメ 自然素材を活かした厳選アイテムをセレクト

 今回で3回目となるMYベストコスメには、北欧美容研究家として活動する佐藤ニーフェラ史枝が登場。スウェーデンのロックバンド「マンドゥ・ディアオ(Mando Diao)」をきっかけに北欧カルチャーや美容文化にハマったという彼女は今年、スウェーデンで開催されるビューティーアワードで今年最も影響力を与えた北欧ビューティインフルエンサーとして、外国人初のノミネートを達成した。そんな彼女が今注目している北欧コスメや美容ギア、フードを紹介する。

北欧と日本の美容業界を比べて、面白いと感じる部分は?

 「一番強く感じるのは、北欧生まれの製品であることに強いこだわりと誇りを持っている企業やブランドが多いということ。例えば、製品パッケージに国旗のマークを入れていたり、国の文化やルーツを大切にしていたりしている印象が強いです。また、北欧ではメイクアップよりスキンケアに力を入れている人が多く、他国と比べるとメイクアップブランドは少ないかもしれません。日本でも買える『イドゥンミネラルズ(IDUN MINERALS)』は有名で、現地では薬局で手ごろに買えるブランドとして人気です」。

クリーンなだけではない、北欧ビューティーの面白さ

 「北欧美容というと、“クリーン”“サステナブル”“オーガニック”といった印象を持つ人が多いかもしれませんが、それだけではありません。先祖代々受け継ぎながら家族でオーガニックプロダクトを作っていたり、山の生き物たちからヒントを得て生まれていたりなど、製品ができるまでのストーリーもおもしろいのでぜひ注目してほしいです。また、北欧は共働き世帯がほとんどなので“時短美容”が主流。1本5役の化粧品や2分でホームエステなど、プロセスのシンプルさや実際の効果が重要視されています。私自身、いくらクリーンでも実際の使い心地が良くないと使い続けるのは難しいと感じているので、今回はとっておきの厳選アイテムを紹介したいと思います」。

フィンランド発の百貨店スキンケアといえばコレ!
白樺エキスで肌本来の力を目覚めさせて

 「フィンランド発のオーガニックラグジュアリースキンケアで、“ヘヌア”は人生の楽しみや幸福を表す言葉を意味します。このトナーは、ミストタイプでサッと肌が潤う&大人の肌にうれ嬉しい天然保湿成分や抗酸化エキスを配合し、肌が『おいしい!』と喜ぶものが配合されています。水の代わりに白樺エキスが配合され、抗酸化成分がたっぷり入った色味が特徴。香りは天然のダマスクローズで、自然派コスメ特有の独特な香りも気になりません。現地では白樺樹液を美容ドリンクとして愛飲している人も多く、私は“塗る美容ドリンク”の感覚で朝晩使っています。ミストなので手軽に使え、コットン使用による摩擦も防げるので敏感肌の方にもおすすめ。

 現地でもいくつもの賞を受賞しており、製品そのものだけでなく、紙パッケージもデザイン賞を受賞しています。見た目も使い心地も高品質なので、使うたびに豊かな気持ちにしてくれる貴重な化粧水。実際に使い続けて肌のきめが整のったり、乾燥しにくくなったり、肌そのもののパワーを高めてくれている気がします。北欧だけではなく中東の富裕層にも支持されていて、百貨店でも陳列されています。北欧美容業界のイノベーターとして目が離せないブランドです!」。

肌から森林浴を!
フィンランドの森から生まれたハンドクリーム

 「10月に日本に上陸したばかりのフィンランドのオーガニックブランド、『モイフォレスト』は、フィンランドの大学の研究により開発された“リコネクティングネイチャーTM(Reconnecting Nature)”を全ての製品に配合しています。“リコネクティングネイチャーTM”とは、フィンランドの森の土から抽出した微生物エキスで免疫力を高めてくれることが実証されています。ねずみ色の柔らかいテスクチャ―に一瞬驚くと思いますが、そのクリームの中には微生物エキスが入っていて、肌に馴染ませると透明に変わります。バニラのようなハーブの甘く爽やかな香りで、日中のリフレッシュと手指の保湿に最適です。べたつかないので、パソコンや携帯をいじる前にも気兼ねなく使えます。私自身、シリーズで愛用している最近のイチオシブランドです!同ブランドの“フォレストダスト クリーム”(50mL、税込5478円)はサウナに入る時に、パックとして使うのもおすすめですよ」。

デリケートゾーンのケアはこれ一択!
“艶々、しっとり、ふわふわ”を叶えてくれる

 「数々のデリケートゾーン用ケアオイルを試してきましたが、結局戻ってきてしまうのがこちらのブランド。100%植物由来で防腐剤、香料も入っていないので、安心して使えます。今注目されている美肌菌は北欧でもトレンドで、優しく菌バランスを整えながらデリケートゾーンを洗浄・保湿することが出来ます。善玉菌の餌となるスウェーデンのオーガニックオーツ麦オイル配合、デリケートゾーンの健やかな状態を作り出すポストバイオティクスも配合されています。無香料なのでデリケートゾーンケアに香料が配合されていないものを好む方にもオススメです。私は一度に3プッシュくらいを手に取り、シャワーの時にマッサージ。洗い流したあとの艶々、しっとり、ふわふわ!という健やかな感覚は、デリケートゾーンケアの真骨頂ではないでしょうか。エイジングケアを始めたい人にはぜひお試しいただきたいです」。

抗菌作用で注目のバンブー素材に
北欧ビューティ業界も注目

 「最近北欧でもエココンシャスな人を中心に流行り始めている竹素材。繰り返し使用できる竹のコットンが注目されています。北欧ブランドではありませんが、日本では『ザ・ボディショップ』などが手に入りやすくうれしいです。

 通常売られているコットンは、真っ白にするために何リットルもの水を使用しているそうで、さらに使うたびに捨ててしまうので、最近はこのように再利用できるものを使用しています。ポイントメイクアップリムーバーを含ませ、アイメイクやリップメイクを落とす際などに便利。使用後はランドリーバッグに入れれば洗濯機でも洗えます。竹繊維は抗菌作用があることでも支持されていて、最近ではコットンだけではなく化粧品のパッケージにも使われています」。

スマホ連動で使用方法をナビゲート
2分でフェイシャルケアが完結するLED美顔器

 「1一台5役のスパフェイシャル。1台で温熱、冷熱、LEDライト、振動を組み合わせたフェイシャルケアで、肌のターンオーバーを早めてくれます。たったの2分で終わるので、面倒くさがり屋の私でも唯一続けられる美顔器です!

 スマホアプリと連動し専用のマスクを使用することで、どのような手順で手を動かせばよいか瞬時にわかります。『フォレオ』専用のマスクは弾力があり、摩擦による肌負担が少なくおすすめ。もちろんご自身が愛用している化粧水や美容液、マスクでも使用できて、浸透効果を高めてくれます。乾燥が気になる肌をたっぷり保湿したい人に最適です」。

抗酸化値を示すORAC値が豊富に詰まった
サプリ代わりに食べたいチョコレート

 「コスメとは言えませんが、私が美容サプリの代わりに食べているチョコレートで、個人的に“サプリチョコ”と呼んでいるスウェーデンのチョコレートブランド『ノックス』。“食べないより食べた方がいいチョコレート”がコンセプトで、食品の抗酸化値を示すORAC値が一粒当たり1万2523。米国農務省が推奨する1日のORAC摂取量は3000~5000なので、1粒食べれば1日に必要な抗酸化値の2倍以上が摂取できるという理にかなったスイーツなんです。レモンの3倍のビタミンC含有量を誇るバオバブパウダー、必須脂肪酸のオメガ脂肪酸が補給できるチアシードのつぶつぶの食感が満腹感を与えてくれます。サプリではなく食べ物でしっかり栄養を摂りたい人にぴったり」。

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「ジェラート ピケ」×「リリー ブラウン」のコラボランジェリーが12月6日に発売 ビジュアルにミチを起用

 マッシュスタイルラボのルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」と「リリー ブラウン(LILY BROWN)」のランジェリーライン「リリー ブラウン ランジェリー(LILY BROWN LINGERIE)」は12月6日にコラボランジェリーを発売する。ラインアップするのは、ブラレットセット(9900円税込、以下同)、カーディガン(8690円)、スペシャルホリデーボックス(1万8590円)、ワンピース(8690円)、サテンパジャマ(シャツ、パンツ各7590円)。各ブランドの公式オンラインストアと全国直営店、およびECデパートメントストア ウサギ オンライン(USAGI ONLINE)で販売する。また、公式オンラインストアとウサギ オンラインでは、モデルのミチを起用したビジュアルを公開している。

 両ブランドのコラボレーションは、今回が初めて。コラボコレクションは、「ジェラート ピケ」のやわらかな風合いと「リリー ブラウン」のビンテージライクなエッセンスをミックスしたホリデームードが漂うラインアップになっている。

 ブラレットとショーツのセットは、ポインセチア柄のオリジナルレースを使用し、やわらかな肌触りとカラーで仕上げた。サイズはSとM、カラーはブルーとピンクの2色をそろえる。カーディガンは、「ジェラート ピケ」で人気のフェザーニットカーディガンをショート丈の今年らしいシルエットにアレンジしたものだ。

 スペシャルホリデーボックスは、カーディガンとブラレットセットを購入した人に先着でプレゼントする。内容の組み合わせは、ブランドや販路によって異なる。大理石風の柄をあしらったサテンワンピースは、ブルーとピンクの2色をそろえる。サテンパジャマは品のいい光沢感が魅力で、シャツはスタイルアップがかなうリボンつきだ。

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「ニューバランス」がスニーカー“90/60”の新色ベージュとブラックを発表 水と大地がコンセプト

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、スニーカー“90/60”の新色ベージュとブラックを12月3日に発売する。価格は税込1万8700円で、「ニューバランス」の公式オンラインストアと一部直営店などで取り扱う。

 “90/60”は、ブランドを代表する“900”番台と、2000年代初頭のランニングシューズ“860”に着想して22年にデビューしたばかりのモデル。アッパーサイドの“N”ロゴが外側と内側でデザインが異なるほか、シュータンには特直的な三角ロゴのパーツを配し、ミッドソールはボリューミーな形状となっている。新色は、“水と大地”をデザインコンセプトに考案された。

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POP UP STORE: Hime × aobouzu

アーティストのHime(ヒメ)氏と、長野を拠点に全国各地で注目を集める植物店「青坊主」がコラボレートする期間限定ストアをバーニーズ ニューヨーク六本木店にて開催いたします。

 

Hime氏は、“1980年代テイストの現代の女の子”を描くアーティストとして2021年に本格的に活動をスタート。

原画やシルクスクリーンプリントをはじめ、Hime氏のアートワークを用いたアイテムは販売されるやいなや、あっという間に売り切れてしまうほどの人気を誇ります。

 

「青坊主」は、塊根植物・アガベ(多肉植物の一種)・陶器鉢をメインに取り扱う植物店。

現代アートとコラボレートしたアイテムも多く、植物店の枠を超えてさまざまなカルチャーを発信しています。

 

新進気鋭のアーティストと人気植物店とがコラボレートし、バーニーズ  ニューヨークのために特別に描き下ろされたアートワークがこちら!

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女性が持ち上げているのは、「青坊主」が「VALIEM」に製作を依頼したトリプルコラボレーションの陶器鉢。

Hime氏は通常ポップな色づかいの作風ですが、今回は陶器鉢のカラーリングをリソースとしてあえてモノトーンに仕上げています。

本イベントでは、こちらのアートワークの原画・シルクスクリーンプリントを限定販売いたします!

『All the flowers of all the tomorrows are in the seeds of today.』

あらゆる未来の花は今日の種の中にある、というタイトルがつけられたこちらの作品。

植物の専門店と手を携えることで実現した、今回のイベントならではの貴重なアートワークです。

※原画・シルクスクリーンプリントは事前抽選のご当選者様のみご購入いただけます。

 

Hime × aobouzu アートワーク原画

¥1,320,000(税込)

サイズ: 高さ約800mm × 幅約1000mm

 

Hime × aobouzu アートワークシルクスリーンプリント ※10部限定

¥165,000(税込)

サイズ: 高さ約560mm × 幅約745mm

 

このほか、こちらのアートワークをプリントしたTシャツ・ステッカー・陶器鉢などのアイテムも数量限定でご用意いたします。

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Hime × aobouzu 半袖Tシャツ (白・黒) 各¥7,700(税込)

 

IMG 1411 POP UP STORE: Hime × aobouzu IMG 1416 POP UP STORE: Hime × aobouzu

Hime × aobouzu 長袖Tシャツ (白・黒) 各¥9,900(税込)

 

Hime × aobouzu ステッカー ¥1,100(税込)

 

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Hime × aobouzu × VALIEM 陶器鉢 (白・黒) 各¥27,500(税込)※お一人様各色1点ずつまでご購入可

 

ほかにもスペシャルなアイテムをご用意しております!

貴重なこの機会に、ぜひ六本木店へ足をお運びくださいね。

 

POP UP STORE: Hime × aobouzu

12/10 SAT.・12/11 SUN. 六本木店2F

 

Hime氏・「青坊主」店主 栗岡慧伍氏来店

12/10 SAT.・12/11 SUN. 六本木店2F

各日11:00 – 18:00

 

本イベントはアプリによる事前抽選のご当選者様のみご入場いただけます。

以下のご入場抽選方法をよくお読みのうえ、バーニーズ ニューヨーク公式アプリの事前抽選にお申込みください。

 

【ご入場抽選方法】

①アプリ事前抽選

事前抽選申込みにはバーニーズ ニューヨーク公式アプリのダウンロードが必要です。

・App Store ダウンロードはこちらから>>>

・Google Play ダウンロードはこちらから>>>

 

アプリ事前抽選申込受付期間:

11月30日(水)18:00 〜 12月4日(水)17:59

 

期間中に公式アプリよりお申込みください。

事前抽選申込チケットは以下の4種類ございます。

 

・原画ご購入申込み

・シルクスクリーンプリントご購入申込み

・12/10(土)ご入場申込み

・12/11(日)ご入場申込み

 

ご注意事項などをよくお読みのうえ、期限内にお申込みください。

 

[アプリ事前抽選申込完了までの手順]

  1. 「MY BARNEYS」をタップ。
  2. 「使用可能なチケットがあります」をタップ。
  3. 「チケット・サービス」ページに遷移。

表示されているチケットの中からご希望のものをタップ。

  1. 「使用する」をタップ。
  2. “このチケットを使用しますか?”という表示が出てきたら「OK」をタップ。
  3. “チケットを使用しました。”という表示が出てきたら「OK」をタップ。

お申込完了です。

 

②お申込みいただいたご当選者様には12月7日(水)20:00までに公式アプリにご当選通知のご連絡を差しあげます。

「チケット・サービス」ページにご当選チケットが配信されていることをご確認ください。

 

③イベント開催期間中に公式アプリがインストールされたデバイスをご持参のうえご来店ください。

ご当選のお客様に配信された当選チケットを店頭スタッフへご提示ください。

 

【事前抽選申込みに関する注意事項】

・原画もしくはシルクスクリーンプリントの抽選に外れても入場を希望される方は、原画もしくはシルクスクリーンプリントのご購入申込みとは別途、12/10(土)ご入場申込みもしくは12/11(日)ご入場申込みにもお申込みください。

・万が一、誤ってお申込みをされた場合はバーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター(TEL: 0120 – 137 – 007/営業時間11:00 – 20:00)にご連絡ください。

・事前抽選申込方法、ルールはやむをえず変更となる可能性もございます。

・抽選結果に関するお問合せはお受けいたしかねます。

・当選権利の譲渡はできません。

・当選後のキャンセルはお受けいたしかねます。

・当選後、購入に際してメンバーシッププログラム<MY BARNEYS>のご登録が必要となります。予めご了承ください。

 

【ご当選者様への注意事項】

・公式アプリ事前抽選にご当選されたお客様ご本人のみご入場いただくことが可能です。

・イベント開催期間中にご来店のうえ、ご入場の順番を決める抽選にご参加ください。

・ご入場に際してメンバーシッププログラム<MY BARNEYS>のご登録が必要となります。

・当選チケットはご入場時に使用いたします。事前にチケット下部の「使用する」をタップしないようお気をつけください。

・スクリーンショットやプリントアウトされた物などは無効とさせていただきます。

・店舗内外に関わらず、金品の受渡し、キャッチ行為、迷惑行為などトラブルが見受けられた際には販売をお断りさせていただく場合がございます。

・お車でお越しのお客様はお車を駐車場に止めていただいてからご来店いただきますようお願いいたします。近隣は路上駐車禁止区域になります。路上駐車により駐車禁止違反となりましても当店は一切関与いたしません。

・商品は、商品不良以外の返品は承りかねます。

 

※イベント内容・販売方法は都合により変更となる場合がございます。

※商品は数に限りがございます。品切れの場合もございますので予めご了承ください。

「メゾン スペシャル」2023年春夏は旬のローウエストやカーゴパンツに注力 レイヤードでリアルに提案

 サザビーリーグ子会社のメゾン スペシャルが手掛ける「メゾン スペシャル(MAISON SPECIAL)」は、尖ったデザインのアイテムを豊富にそろえて、リアルクローズマーケットのトレンドセッターの1つになりつつあるブランド。2023年春夏のウィメンズでは、“フューチャーフェティッシュ”をテーマに、ローウエストボトムやカーゴパンツ、ビスチェといった旬の商品を多数企画している。海外のランウエイでは広がったものの、日本のマーケットではまだまだ抵抗感がありそうなアイテムが多いが、スタイリングの工夫によって取り入れやすく、リアルにこなしている点に注目だ。

 「今季の注力商品として、特にデザインバリエーションを広げた」と渡邊倫子商品企画部クリエイティブディレクター、チーフデザイナー)が話すのが、デニム素材のアイテム群だ。ドット柄をジャカードで表現したバギーパンツ(2万2000円)やラインストーンスタッズを多数打ち込んだパンクテイストのパンツ(2万6400円)、ビスチェなど、凝ったデザインをデニムでそろえている。

“ダブルウエスト”ディテールに注目!

 面白いのが、ローウエストボトムを着こなすためのアンダーショーツ(税込1万3200円)もデニムで企画している点。ローウエストボトムは「ミュウミュウ(MIU MIU)」などを発信源にじわじわ広がっているが、いざ着こなそうとするとハードルは高い。そこで、ハイウエストのデニムショーツにローウエストボトムを重ねることで、肌の露出面積を減らす仕掛け。そのような“ダブルウエスト”ディテール自体にも注目しており、レイヤード風のデザインによって1着で“ダブルウエスト”気分を味わえるパンツも企画した。

 “Y2K”トレンドに乗って、10数年ぶりにカムバックしているカーゴパンツも注力商品だ。デニム(2万4860円)はもちろん、スーツ調のストライプ地(2万5300円)、フューチャリスティックなコーティング生地などで企画するほか、カーゴ調デザインのスカートも作っている。合わせるトップスはメンズライクなシャツや、袖にサイドラインを利かせたスポーティーなロンTなど。

 展示会に合わせて、全商品でウェブ先行予約を受け付けると共に、全国8店で順次店頭受注会も実施。受注結果をもとにリピート生産をかけるなど調整を行うことで、多品番ながら消化率を高めている。19年3月にブランドを立ち上げ、この間販売好調であることから、23年春には「メゾン スペシャル」より一世代上である35〜45歳をターゲットにするウィメンズブランド「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT)」もメゾン スペシャルとして立ち上げる。23年3月期の売り上げ見込みは35〜36億円。

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イザと新進ブランドがタッグ 乳がんサバイバーに向けたランジェリープロジェクト「ザ ブラ」にかける思い

  セレクトショップのイザ(IZA)と、ランジェリーブランド「アルバージェ ランジェリー(ALBAGE LINGERIE)」が協業し、乳がん手術を経験したサバイバーの女性とともにブラジャーを開発するプロジェクト「ザ ブラ(THE BRA)」が始動した。「術後に着用できるデザイン性の高いブラジャーが見つからない」という課題を解決すべく、術後の胸をやさしく包み、高揚感を得られるようなランジェリー作りに着手した。取り組みの意義に共感した旭化成アドバンスは、新・高機能ファブリック「エコセンサー」を提供し、フランス産の花柄レースと組み合わせたブラトップとショーツが、10月の「ピンクリボン月間」に合わせて完成した。田中タキ・イザ代表と、デザインを担当した高崎聖渚「アルバージェ ランジェリー」デザイナーに、プロジェクトの発足背景や制作過程、デザインにかけた思い、素材へのこだわりを聞いた。

イザと乳がんサバイバーが
長年築いてきた関係を
生かしたモノづくり

WWDJAPAN(以下、WWD):イザは以前から乳がんの啓もう活動に取り組んでいるが、きっかけは?

田中タキ・イザ代表(以下、田中):一番最初のきっかけは、映画化もされた「余命1ヶ月の花嫁」という、23歳で乳がんを患った女性のドキュメンタリーを偶然テレビで見たことです。その時に初めて、乳がんは発見が遅れると命を落とす可能性もあると知りました。検診で早期発見ができればほとんどの場合は助かる病なのに、それさえも知らず、誰も教えてくれないことになんだかすごく腹が立ったと同時に、このことを自分と同じように知らない女性たちに伝えなければいけないという使命感に駆られました。イザではそれまでパーティーをたくさん主催してきたので、一番楽しいときに大切な乳がんの知識を啓もうすることが私らしいピンクリボンキャンペーンだと発想して、女性の幸せを応援するファッションチャリティイベント「イザ ピンク クリスマス(IZA PINK CHRISTMAS)」を2007年から開催しています。

WWD:「ザ ブラ」プロジェクトが発足した背景は?

田中:長年「イザ ピンク クリスマス」を開催してきて、乳がん患者会、サバイバーの女性たちとの親交を深めてきました。その中で、彼女たちから「素敵な下着が見つからない」という話を聞いてきました。ずっと何か商品を作れないかと考えてきましたが、私はインポーターであり、モノづくりはまた異なるフィールドだと考えています。そのような中で、コロナ禍で海外に行くことができず日本にいる時間が増えたこともあり、若手起業家とともに新しいチャレンジをしたいとポップアップ企画「イザ ウィズ フレンズ(IZA with FRIENDS)」を昨年9月にスタートしました。「ザ ブラ」プロジェクトで協業した「アルバージェ ランジェリー」との出合いは、このポップアップで取り扱ったのがきっかけです。デザイナーの高崎さんに、私と信頼関係がある乳がんサバイバーの女性たちをご紹介し、彼女の得意分野であるモノづくりに専念してもらえるのではと考えました。

高崎聖渚「アルバージェ ランジェリー」CEO(以下、高崎):「アルバージェ ランジェリー」は立ち上げから6年目のランジェリーブランドです。創業時から、あらゆる女性たちに選択肢としてさまざまな下着を届けたいという思いがありました。けれども、まだ小さなブランドですし、大きな社会的インパクトを持っているわけではありません。ファッションを通して、何らかの形で女性をフォローしたいという思いはありましたが、手段を持てず悶々としながら、まずは下着が好きな人に向けてファッションとして新しい切り口でランジェリーを提案していました。なので、タキさんにお声掛けをいただいたときは、突然目の前が開けたような気持ちでしたね。

対話を重ねて
機能とデザインを両立

WWD:プロジェクトには乳がんサバイバーの声を反映させた?

高崎:乳がんサバイバーの方に、「日ごろから着用している下着やバストを見せてください」とお願いしました。自分自身経験がなく、それまでサバイバーの方にお会いしたこともなければ、術後の胸を見たこともなくて、抽象的なイメージしか持っていませんでした。まさに“ひと肌脱いで”いただき、サバイバーの明るく前向きに経験を話してくれる姿を見て、このプロジェクトでどんな下着を作るべきなのか、だんだんと輪郭が浮かび上がってきました。

WWD:具体的にどのようなニーズが浮かび上がってきた?

高崎:インタビューさせてもらったのは、乳がん手術から時間がたち、乳房の再建手術をしている女性が中心でした。下着は着心地を我慢して一般的なものをつけていたり、色やデザインの選択肢が少ないサバイバー向けの下着を仕方なく選んでいるという方がほとんどでした。「アルバージェ ランジェリー」の既存のデザインを数日間着用していただいてアンケートを取るなどして、デザインや色、着心地まであらゆる要望を拾っていきました。そうして、サバイバーの皆さんが、着心地を重視しながらも素敵なランジェリーを身に着けたいという思いが伝わってきました。

田中:40〜50代で乳がんに罹患している方も多く、その年代はちょうど更年期と重なります。乳がんの治療では、女性ホルモンを抑えるホルモン療法が行われることも多く、その結果更年期症状がさらにひどくなったという話も聞いています。ホットフラッシュによって汗が止まらない、皮膚がカサつく、かゆみを感じるといった、下着を着ける際にも影響する悩みを抱えている人が多くいらっしゃいます。さらにがんの進行度によっては、脇の下のリンパを切除することもあり、リンパ浮腫や腕が上がりにくいといった、不自由を抱えることも。「ザ ブラ」はデザイン面ではインポートレースにこだわりながら、そういった悩みに対応できるように、生地の肌触りや吸水速乾性、脇をできるだけ広く開けたり、背中に手を回さなくても着脱ができたりするような機能面も追求しました。

高崎:一言では表現できないほどの微調整を積み重ねましたね。一般的なブラジャーはバストの脇に合わせてカップをカットしているのですが、「ザ ブラ」は思い切って前身頃全体をカップにしました。乳房を再建していると体の動きにバストがついてこず、ずれを感じてしまうことがあるそうで、着心地を良くするためには工夫が必要でした。また「ブラとショーツがセットになっていることがうれしい」とも言っていただけました。おしゃれが好きで年を重ねてきたので、乳がんになったからおしゃれをすることが好きじゃなくなるわけがないんですよね。色は黒が好きだし、レースだって楽しみたい。ショーツもフルバックが好きな人もいれば、Tバックが好きな人もいます。けれども、乳がんサバイバーに向けた下着はどうしてもデザインが後回しになっていました。そういった部分をどうフォローできるかが、鍵でしたね。

乳がん経験者もそうでない人も
“がんを特別視しない”という思い

WWD:2つのビジュアルにはどのような思いを込めた?

田中:まず、イラストのビジュアルは以前から親交のある田辺ヒロシさんに賛同いただき、友情強力で手掛けてもらいました。「ザ ブラ」プロジェクトでは、乳がんを経験した人も、していない人も同じように愛用できるデザインを目指しました。今、乳がんは日本人女性の9人に1人が罹患するといわれ、将来的には4人に1人ともいわれます。どこかで自分はならないだろうと思っている方も多いかもしれませんが、決して人ごとではないと考えています。そんな思いを込めて、前を向く2人の女性を表現してもらいました。もう一つが、私やイザのスタッフ、高崎さん、サバイバーの方たちがモデルを務めたビジュアルです。サバイバーだけがモデルを務めるのではなく、乳がん経験者も、そうでない人も、双方が撮影に加わることで“何も変わらない”というメッセージを込めました。女性たちの連帯(シスターフッド)も感じ取ってもらえたらうれしいですね。ビジュアル撮影は当初は実現が難しいと思っていましたが、友人のフォトグラファー中川真人さん、アートディレクターの関田森彦さん、スタイリストの宮澤敬子さん、メイクアップアーティストのyUKIさん率いる#yUKImaketeam、SHIMA HARAJUKUの奈良裕也さんら業界の仲間たちが賛同してくれたことをきっかけに、形にすることができました。

機能性素材「エコセンサー」

  縫製や生地、デザインにこだわりながら、デリケートな肌にも優しく、さらに乳がんサバイバーの手に取ってもらえる価格を実現するために、素材選びは難航したと田中代表と高崎デザイナーは振り返る。デザイン上どうしても採用したかったというフランス産の花柄レースに合わせて、マッチする生地を探してたどり着いたのが旭化成アドバンスの「エコセンサー」だったという。見た目の上品な光沢感もさることながら、優しい肌触りと吸水速乾性を兼ね備えた生地はこのプロジェクトにぴったりの素材だ。

 旭化成アドバンス繊維本部 インナー・レッグ事業部第1営業部の徳永奎弥は、「『ザ ブラ』プロジェクトには当社としても共感する部分が大きく、生地の提供に至りました。吸水速乾性が欠かせないということで、原糸は旭化成のキュプラ繊維『ベンベルグ』と、速乾性に優れたリサイクルポリエステルを使用しています。サステナブルでありながらも、従来と同じ耐久性や快適性と繊細なタッチが特徴で、レースとマッチする光沢感も評価していただき、思いが詰まった一着が出来上がりました」と話す。
※「エコセンサー」は旭化成アドバンスの登録商標です。

TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
旭化成アドバンス インナー・レッグ事業部
03-5404-5037

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ワコールのもの作りの根幹「ワコール人間科学研究開発センター」 その研究内容とは?

 「ワコール人間科学研究開発センター(以下、人科研)」は、1964年に設立され、これまで延べ4万5000人以上(2022年9月現在)の女性の体の計測データを収集した。世界的に類のないこの研究は、ワコールのもの作りの根幹であり、そのデータは、美しさや快適性を科学の視点で分析したエビデンスだ。22年4月には、研究者と商品開発者のコミュニケーションを深くし、研究を商品やサービスに迅速に結びつけるのを目的に、「ワコール人間科学研究所」から「ワコール人間科学研究開発センター」に改称した。この研究機関で何が行われているかリポートする。

 「人科研」は、ワコール創業者の塚本幸一と初代研究所長の玉川長一郎の“経験を科学にして理論にし、知恵を組織に蓄積するのが重要”という思いから誕生した。「人科研」の柱は、“形”や“動き”、“感覚生理”、“身体生理”の研究及び、製品の評価研究の5つだ。まずは、“形”について1964年に女性のからだの調査と分析を開始し、これまでに計測したデータは述べ4万5000人以上。その中の数百人は、30年以上にわたり計測を継続している。そうすることにより、初経を迎え、成長し、出産を経験するなどして、変化していく女性の体を、時系列データとして蓄積している。 この貴重なデータによって、さまざまな発見や解明がされている。その1つが、2000年に発表された“スパイラルエイジング”だ。女性の体のエイジングには、16〜46歳までに、3度のターニングポイントがあり、それを契機として、以後の体形が大きく変化することが証明された。

 バストやヒップについては加齢により変化する。それは“体のエイジングと美の法則”として、10年にバスト編、11年にヒップ編が発表されている。いずれも、感覚的にしか捉えられていなかった加齢による体形変化を客観的なデータで証明したものだ。

非接触の機器を用いると同時に、研究者の手で158カ所を計測

 データの元となる計測は、実に細かい。「人科研」には“非接触三次元計測装置”など非接触の計測装置が導入されているが、今でも設立時と同じように、研究員が実際に女性の体に触れながらの身体計測が基本になっている。“マルチン式計測法”という世界共通の人体計測法で、独自の計測器を用いて研究者の手で左右のバストトップの間隔や胴の幅など158カ所を計測する。さらに、バストの高さなどを測るワコール独自の計測器も開発し、詳細な計測結果を加えている。

 坂本晶子「人科研」研究統括主席研究員は、「下着に重要なのはフィット感。そのフィット感を追求するには、人によって異なる体の形状を知ることが第一歩。年代ごとに求められる機能を商品に持たせるために必要なデータだ」と解説する。人の手の感覚と気の遠くなるような計測作業やデータの蓄積が、エビデンスに裏付けられたワコール独自の商品コンセプトにつながる。

開発商品の機能を徹底して検証

 “動き”の研究で使われるのは、“光学式三次元動作快適システム”だ。計測するポイントに反射マーカーを取り付け、360度の筋肉の揺れや動きを計測するもの。その研究は、動いてもズレにくい「シーダブリューエックス(CW-X)」のスポーツブラや、筋肉の動きをサポートして運動時の筋肉疲労を軽減するタイツやウエア、働く女性のための靴「サクセスウォーク(SUCCESS WALK)」などの開発に活かされている。

 “感覚生理”の研究は、下着を身に着けることによる快適性の追求が行われている。施設内には温度と湿度がコントロールできる2つの“環境実験室”があり、この実験室で運動したり日常の動作をしたりしながら、“サーモグラフィック計測装置”で発汗状況をはじめ、暑さや寒さを感じるメカニズムを探る。この研究から生まれたのが、「睡眠科学」のパジャマや就寝時用“ナイトアップブラ”、肌着の“スゴ衣”などだ。

 “身体生理”の研究では、“筋電図計測装置”を使用し、筋肉が動く際に発する電気をキャッチしながら、人間の体の疲れや負担部分などを測定し、数値化している。この研究からは「シーダブリューエックス」のスポーツタイツや、機能性パンツの“クロスウォーカー”などが生まれている。

 “製品の評価研究”は、ワコール独自の動作時着圧計測装置“圧バランス適合性評価装置”を使用し、動いている時の圧力の変化を測定し、数値化している。

 このような最新の設備を通し、開発した商品がコンセプト通りの機能を発揮しているか、消費者に伝えられる機能かを厳しく検証し、認められた商品だけが市場に出ていく。

日本人の“美しい佇まい”を研究し、心身の健康法として体系化

 「人科研」の研究をベースとして生まれた商品の一つが、2020年に発売された“重力に負けない バストケア ブラ“だ。“重力の影響を受けないバストはきれいな丸い胸になる”状態を目指してつくられたブラで、飛行機での無重力実験を行った際には「人科研」の研究者も同乗。その無重力体験を後の開発に生かすなど、徹底した現場主義だ。この商品開発のための技術レポートは、生活文化にインパクトを与え、新たな価値観の創造につながる役割を果たしたとして、「2021年度日本繊維製品消費科学会消費科学フロンティア賞」を受賞している。

 「人科研」が21年から取り組んでいるのが“からだ文化研究プロジェクト”だ。日本人の“美しい佇まい”に関する感性を、複数の大学や企業と学術的研究を進め、心身の健康法として体系化することを目指している。“美しい佇まい”に関する活動やインタビューはワコールのウェブサイトに掲載されており、この研究成果を元に、新たなサービスや商品が発表される予定だ。

 インターネットを中心に情報が溢れ、下着に関しては、必要以上に不安を煽る宣伝文句や、エビデンスを疑うようなコピーも少なくない。そんな時代だからこそ、60年近く女性の体を研究してきた「人科研」のデータや研究には、高い価値がある。確かな裏付けのある信頼できる発信に今後も注目したい。

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「アンプリチュード」2023年春コレクションはエレガントで気取りのない“大人美” 透明感や気品を感じさせる4種のアイテム

 「アンプリチュード(AMPLITUDE)」から2023年1月1日、23年春のメイクコレクションが登場する。今季は“グランジ”から着想を得た、エレガントで気取りのない“大人美”を提案。12月26日に全国のブランドカウンターおよび公式オンラインショップで予約を開始する。

 23年春コレクションでは、偏光パールが輝き透明感や大人の気品を感じさせる4種のアイテムを発売する。“コンスピキュアス チップオンアイズ”(新5色、税込各3520円)は、さまざまなカラーや大きさの異なる偏光パールを含み1色で多色組のようなニュアンスと陰影を作り出す“チップ一体型”のアイシャドウ。「丁寧にメイクをしたいけれど時間をかけられない」という忙しい女性に向けて開発したアイテムで、まぶたに溶け込むようになじんでストレスのない使用感となっている。

 そのほか、“コンスピキュアス モノチークス”(新2色、税込各6380円)は、90年代のグランジファッションを連想させるコケティッシュでありながら上品さが内包されたカラーを展開。微細なパールが濡れたような自然な艶感と透明感を与える。“コンスピキュアス クリーミーリップス”(新3色、税込各4730円)は、クリアな発色と潤いが長時間続くリップ。偏光パールを加えることで唇に立体感を演出する。“コンスピキュアス ネイルカラー”(新2色、税込各3850円)は、ゴールドやシルバーの輝きにラベンダーカラーやベージュをレイヤードしたメタリックカラー。上品かつラグジュアリーでありながらメタリックが大人のグランジを表現する。

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「アンプリチュード」2023年春コレクションはエレガントで気取りのない“大人美” 透明感や気品を感じさせる4種のアイテム

 「アンプリチュード(AMPLITUDE)」から2023年1月1日、23年春のメイクコレクションが登場する。今季は“グランジ”から着想を得た、エレガントで気取りのない“大人美”を提案。12月26日に全国のブランドカウンターおよび公式オンラインショップで予約を開始する。

 23年春コレクションでは、偏光パールが輝き透明感や大人の気品を感じさせる4種のアイテムを発売する。“コンスピキュアス チップオンアイズ”(新5色、税込各3520円)は、さまざまなカラーや大きさの異なる偏光パールを含み1色で多色組のようなニュアンスと陰影を作り出す“チップ一体型”のアイシャドウ。「丁寧にメイクをしたいけれど時間をかけられない」という忙しい女性に向けて開発したアイテムで、まぶたに溶け込むようになじんでストレスのない使用感となっている。

 そのほか、“コンスピキュアス モノチークス”(新2色、税込各6380円)は、90年代のグランジファッションを連想させるコケティッシュでありながら上品さが内包されたカラーを展開。微細なパールが濡れたような自然な艶感と透明感を与える。“コンスピキュアス クリーミーリップス”(新3色、税込各4730円)は、クリアな発色と潤いが長時間続くリップ。偏光パールを加えることで唇に立体感を演出する。“コンスピキュアス ネイルカラー”(新2色、税込各3850円)は、ゴールドやシルバーの輝きにラベンダーカラーやベージュをレイヤードしたメタリックカラー。上品かつラグジュアリーでありながらメタリックが大人のグランジを表現する。

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多角化するメディアビジネス 「今週の特集お届け隊」2022年11月28日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年11月28日号からの抜粋です)

村上:セミナーをウェブ・週刊紙に次ぐ第3の柱に育成中の「WWDJAPAN」含め、メディアのビジネスがますます多角化しています。最近は媒体名が全面に出てこない事業さえ増えていて、ならばメディアに依頼する意味はどこにあるのか?メディアのメリットは何か?そんなことを考えながら取材を進めました。

小田島:いいなと思う事例はありました?

村上:可能性を感じたのは宝島社とイトーヨーカドーの協業ブランド「アンドスタンダード」です。例えばヨーカドーの「アウトドアウエアが作りたい」のリクエストに対して、宝島社が“ポケットいっぱい”という消費者にとってのフックを提案。傘下の「モノマックス」は機能性素材のマルチポケットブルゾンを提案して、売り場での見せ方にも踏み込んでいます。編集者が「伝える」を念頭に置いて売り場の企画を作り、それをタイアップ企画として媒体にも掲載していました。

小田島:メーカーや小売りとは違う視点があるんでしょうね。

村上:元「メンズクラブ」の戸賀敬城さんは「アスタリフト メン」のアンバサダーをしていますが、ターゲットはどう決めるのか?彼らにはどんな風に打てば響くのか?小売り戦略やメディア施策まで、編集者ならではの的確なアドバイスもしているそうです。“編集”という技術への需要は大きいと感じました。

小田島:編集者が能力を発揮する場所が変わってきていますね。紙媒体についてはどうでしたか?

村上:正直、僕も紙媒体がこの先どうなっていくのか分からないし、そこへのリスクヘッジとしてさまざまな新事業が立ち上がっているのは間違いありません。でも、紙媒体から始まったメディアには歴史があり、読者との関係性や信憑性、信頼性がある。新事業にも、それらをしっかり生かすべきという心構えは、どの媒体も共通です。

小田島:確かに社会的にも信頼性は高いですし、拡散力もありますよね。

村上:知識や経験、人脈、熱量が必要で、それがメディアの最大の強み。それをいかに生かして、ブランドとしてのメディアに還元させるという発想が編集者には必要ですね。

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まつ毛美容液が人気の「フィービービューティーアップ」から、ホリデーメイクにふさわしいマルチグリッターが発売

 コスメのD2Cブランド「フィービービューティーアップ(PHOEBE BEAUTY UP)」は11月30日、ホリデーシーズンに向け、高密着で繊細なラメが特徴の“マルチグリッター”などの3製品を有楽町マルイ店で発売した。まつ毛美容液で注目を集め、化粧水などのスキンケアラインも取り扱う同ブランドからメイクアイテムを発売するのは、7月に発売した美容液成分配合のマスカラ“ビューティーアップマスカラ”以来だ。

 新発売する“マルチグリッター”についてPR担当者は「繊細なラメ&パールを配合し、輝度感をしっかり演出しながらも派手になりすぎず上品な仕上がりを目指した。グリッターコスメはメイクオフしにくいものが多いが、この“マルチグリッター”は水溶性フィルムベースで高密着にも関わらず、お湯で簡単にオフできる」と語る。色展開は“シャンパンベージュ”と“ローズピンク”“スノークリア”の3色で、価格は税込1540円。アイシャドウのように上まぶたや涙袋に着けたり、アイライナーとして使用したりなど、さまざまな使い方が楽しめる。

 同時に発売する“プレミアムアイラッシュセラム”(税込7255円)は、肌密度を高めるNMN成分とヒト幹細胞培養液などを配合し、まつ毛ケアに加えてエイジングケア効果を強化させた。

 さらに8種類の美容液成分配合で、まつ毛をケアしながらメイクする “ビューティーアップマスカラ”(税込1980円)からは新色“モカピンク”が登場。甘くなりすぎずアンニュイな目元を演出する。

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BTSやBLACK PINKが着用 韓国発ジュエリー「フラン」日本上陸

 ジュエリーやアクセサリーを中心に扱うショールーム シャルメ(SHOWROOM CHRMR)は、国内正規販売代理店を担う韓国発ジュエリーブランド「フラン(FLAN)」を、原宿のセレクトショップ、エルエイチピー(L.H.P)とゾゾタウンで12月1日から数量限定で発売する。

 「フラン」は韓国・ソウルとアメリカ・ロサンゼルスを拠点にし、シルバー925をベースに、ジェムストーンやガラスパール、クリアキュービックを組み合わせたジュエリーが特徴のブランドだ。過去にはBTSやBLACK PINKのメンバーらが着用した。

 販売アイテムには、実際にBTSのメンバーが釜山で行われたコンサートで着用したネックレスや、デザイナーがショップのイメージをもとにパーツを組み合わせたL.H.P限定モデルも並ぶ。価格は税込1万7600円〜3万5200円の予定だ。

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