飲食業界に広がるSDGsなカクテルって?【ウィズコロナで進化する幸せ産業】

沖縄でのアガベ産業発展を目指す
「アガベサミット」を初開催

 2022年を振り返ってみると、SDGsへの意識はさらに高まり、サステナブルな未来を目指す姿勢が定着したように感じる。だが、多発されるだけに熱意が伝わらず、義務や虚栄が透けて見えることもあり、そのやらされている感にムズムズするのは私だけだろうか?

 そんな中、10月22日に沖縄で開催された「アガベサミット」には熱量があった。テキーラの原料になるアガベを沖縄で栽培し、産業のひとつとして発展させようというムーブメントだ。沖縄本島中部の金武町のブルーアガベ畑まで足を運び、その成長を見守りながらテキーラやメスカルを味わう、初のイベントとなった。テキーラを扱うバーやインポーターも積極的に参加し、初めてのイベントづくりに技術や発信力で貢献。その結果、幅広い層の共感を集めた。同イベントでは、テキーラの奥深さを伝え、啓蒙しようという思惑もある。そんな「アガベサミット」開催を食のスペシャリストが支えた。

 会場となった、アガベ畑があるプランツショップ&カフェ「グリーンフィールド沖縄(GREEN FIELD OKINAWA)」では、施設を生かして、カフェ内にテイスティングバーやショップを開設。芝生広場にもキャンプ用テントを立て、那覇や東京の人気バーが出店した。モンゴル風の移動式住居ゲルは、アガベを原料とするスピリッツ、メスカルのブースに。日本メスカル協会のフェリー・カデム(Ferri Khadem)会長が、自らシェイカーを振った。Asia Best Bar50で5位に選出された、東京・新宿のバー「ベンフィディック(BEN FIDDICH)」の鹿山博康氏、各イベントで活躍する永野誠氏、沖縄初のミクソロジーバー「アルケミスト(ALCHEMIST)」などを展開する若きホープ中村智明氏など、トップバーテンダーのカクテルを味わえるとあり、都内からも多くの人が訪れた。現地までは、那覇中心地から送迎するシャトルバスも運行。ドライバーのためにノンアルコールのモクテルやコーヒーのブースも用意した。その他、アガベをはじめとする多肉植物の販売や、メキシコの民族衣装を着たミュージシャンやエイサーの演奏などでもにぎわい、アガベをテーマにした大人の文化祭、村祭りのような和やかさだった。

 同サミットはメキシコ大使館や金武町、沖縄タイムスや沖縄テレビが後援し、土地と土地をつなぐイベントとなった。会場内では、タコスやヤギ汁と、テキーラのマリアージュを試す人々もいた。金武町でアガベの栽培が広がり、沖縄生まれのアガベスピリッツが実現すれば、雇用の機会も生まれる。同サミットには、「アガベを生活に取り入れて、暮らしがもっと豊かになりますように」というメッセージも込められている。沖縄には、野生のアガベがいたるところに生息しているといい、その可能性は遠い未来ではないかもしれない。

 同イベントが成功した背景には、クラウドファンディングで資金を集め、運営したことがあると思う。それによって自分ごと化され、賛同者を巻き込んだ。中にはトークショーに登壇し、シェイカーを振った有名バーテンダーもいた。クラウドファンディングに賛同して事前にチケットを入手し、運営の進展具合をSNSで見守る。Tシャツやテキーラのボトルなどのリターンをプラスしたプランを選ぶこともできる。初のイベントだけに、事前に訪れる人数を把握できるのは、運営上大きなメリットだろう。参加者全員がサポーター気分になった。

福島の食材を生かした限定ランチ企画
東京の名店シェフが参加

 飲食業界のスペシャリストが地域の生産者とつながり、食材の魅力や可能性をただ発信するのではなく、付加価値をつけて高める取り組みが、この1年は目立ったように思う。例えば、「美味しいふくしま食材発掘プロジェクト」の一環として、人気レストランのシェフが福島県産の食材と向き合い、メニューを考案した、限定ランチメニューのコラボ企画。参加したレストランは、東京・丸の内の丸ビルにあるピッツェリア「イゾラ スメラルダ(ISOLA SMERALDA)」や「日本料理ざぜん」などジャンルもさまざま。食通をうならせる名店のシェフが競い、言葉では伝わりにくい素材の奥深さを、発想と技術で昇華させた。

 中でも私が感動したのは、「バル デ エスパーニャ ムイ(BAR DE ESPANA MUY)」で提供された、福島牛モモ肉とサラダクレソンのローストビーフ丼だ。通常26カ月くらいの肥育期間を、約30カ月かけて生育した雌牛を仕入れて調理。福島牛の良質な脂質と旨味が生きるシンプルな丼にした。薄く繊細にカットしたローストビーフがいわき産ミルキークィーンをカバーし、薔薇の花のように華やかな仕上がり。福島牛は肉色も優れているのだ。昼と夜の寒暖差がある気候で、でんぷんをたくさん蓄えた甘みのある福島米に、牛肉の脂がうまくしみこみ、強い旨味をしっかりと味わうことができる。最後は、ガーリックライスのような濃厚な味わいに。素材がより輝く1品だった。

カクテル業界にもサステナブルの波
ごみを出さず、循環させるカクテル

 サステナブルの波は、カクテル業界にも浸透している。毎年開催されている「東京カクテル7デイズ」が今年も実施された。コロナ禍で人数を分散させるために開催を昨年は1カ月延長したが、今年は10日間の会期となった。「バカルディ(BACARDI)」や「ヘンドリックスジン(HENDRICK ‘S GIN)」などのパートナーブランドがポップアップバーを出す、ヴィレッジなるイベントも3年ぶりに復活した。ようやくバーライフが日常に還ってきた。

 今回、注目を集めたのが「ごみを出さず、循環させる」という試みだ。その点でいうと、「ホテルニューオータニ」内の「バー カプリ(Bar Capri)」は、レストランや宴会場の生ごみを有機たい肥にし、コンポストプランツを使ったカクテルを1999年から提供している先駆者だ。他にも、「ザ・エスジー・クラブ(The SG CLUB)」では、「灰まで使い切る」という意味を込め、廃棄ゼロを目指した「アッシュ(ASH)」を渋谷に今年5月にオープン。スタッフの制服も土に還る和紙由来の素材を選ぶ意識の高さだ。SDGsの観点から、樹上完熟果実やハネ出し果実を各地の農家から仕入れている下北沢の「フェアグラウンドバー&ワインショップ(FAIRGROUND BAR&WINE SHOP)」、大きな家畜より環境負荷が少ないたんぱく源、昆虫を取り入れたカクテルを考案したバー「リブレ銀座(LIBRE GINZA)」など、バーならではの視点で持続可能な未来への問題提起をしている。
 
 2023年には、長年にわたり環境問題に取り組む老舗ラムブランド「フロール・デ・カーニャ(FLOR DE CANA)」主宰の持続可能な材料や技術を生かしたカクテルレシピを競う世界大会も開催予定だ。同ブランドは、発酵中に排出する全CO2を回収・リサイクルし、さとうきびの搾りかすを利用した再生可能エネルギーを10年以上前から使用している。トップバーテンダーによる知的好奇心をくすぐられるカクテルの誕生に、期待が高まる。

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エストネーション23年春夏メンズは“オーセンティック” 行動制限緩和で社交が復活

 エストネーションが2023年春夏シーズンの展示会を行った。メンズのテーマは“オーセンティック”。トレンドを意識した昨シーズンの“ミックススタイル”から一転して、王道な装いを軸に、上質な素材感と気心地の良さ、洗練されたシルエットなど洋服本来の楽しみを打ち出す。テーマの背景には、「コロナによる行動制限が緩和され、人との出会いや社交の場が復活し、ワードローブを見直す顧客の動きがある」とプレス担当者は説明する。

 一押しアイテムはオリジナルのスーツだ。ラペル幅が大きく、立体的な返しやドレープを重視した仕立てが特徴で、生地は英国の老舗生地メーカー「サヴィル クリフォード(SAVILE CLIFORD)」の打ち込みの強いウール素材を使い、銀座のテーラー、ファイブワンファクトリーが縫製する。

 ほかにも、1782年に英国で生まれた「マーリン&エヴァンス(MARLING & EVANS)」のシルク、リネン、ウールの混紡素材を使ったジャケットなどもある。ジャケットで約11万円、スーツで約16万円の価格設定は強気に思えるが、「オケージョンの回復でスーツ需要も復活しており、見込みは大いにある」という。無地のほかにチョークストライプやグレンチェックなども用意し、カラーはグレーやネイビーをベースに、うっすらとグリーンを混ぜたものなど、ポイントで遊び心を加えた。

 テーラリングアイテムに合わせるのは、素材にこだわった新規導入ブランドたち。カシミヤやアルパカなどを使ったニットブランド「アニオナ(AGNONA)」(カシミアニット約22万円)をはじめ、メイドインフランスにこだわってミニマルなシャツを作る「プラシーデ(PLACIDE)」(シャツ約1万7000〜3万円)、フランスで生まれ、現在はイタリアで生産するレザーシューズブランド「オーベルシー(AUBERCY)」などを提案する。

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「セント マイケル」とフォトグラファーRKのコラボTシャツが実現 RKの個展で限定販売

 「レディメイド(READYMADE)」の細川雄太デザイナーとアーティストのカリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill DeWitt)が共同で手掛けるブランド「セント マイケル(SAINT MICHAEL)」は、フォトグラファーRKとコラボレーションしたTシャツを発表した。価格は税込2万7500円で、RKが地元・茨城県古河市で開催する個展「フリーク(FREAK)」の会場限定で取り扱う。

 今回のコラボTは、RKが「セント マイケル」のシーズンビジュアルをブランド立ち上げ当初より撮影していることから実現。同氏が日頃から愛用しているカメラとカメラのスペック、個展名、そして“Saint”の文字をプリントしている。

 個展「フリーク」は、今年4月に開業した茨城県古河市の「ザ キャンプ フリークス ストア("The Camp" FREAK'S STORE)」2階のコミュニティ型コワーキングスペース「アンドフリーク(&FREAK.)」で開催。RKの代表作品をはじめ、古河市の景観や同市出身の女優・染野有来のポートレート作品などを展示する。会期は2022年12月17日から2023年1月29日までで、入場は無料だ。

■FREAK
会期:2022年12月17日〜2023年1月29日
時間:12:00〜19:00
場所:「ザ キャンプ フリークス ストア」2階「アンドフリーク」
住所:茨城県古河市中田2268
入場料:無料

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「タム」が表参道でポップアップ開催 “13度傾けた”限定ジャケットやパンツも

 玉田達也デザイナーによるメンズブランド「タム(TAMME)」が、2022-23年秋冬コレクションのポップアップストアを東京・表参道の多目的スペース「GUM表参道」で12月17、18日に開く。ポップアップに合わせて製作したアイテムも用意する。
 
 限定アイテムは、コーデュロイのジャケット(8万5800円税込、以下同)とワイドパンツ(5万1700円)、ニットの3型(6万3800円)。いずれも、ワークやミリタリーの王道メンズ服をベースに、ディテールやパターンを13度傾ける“∠13°”シリーズとして企画した。例えばジャケットは、フロントヨークと胸ポケット、左身頃を斜めにずらして、裏地の化繊をのぞかせるデザインだ。それぞれブラック、グリーン、グレーの3色をそろえ、ポップアップのほか公式オンラインストアでも扱う。

■TAMME 2023-23AW COLLECTION OMOTESANDO POP-UP STORE
日程:12月17、18日
時間:12:00~18:00
場所:GUM表参道
住所:東京都港区北青山3-10-25

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イタリア・ミラノ発フレグランス「ラブソルー」とホテルの粋な関係 知る人ぞ知る世界的スター調香師によるナチュラルな香り

 東京・青山の予約制セレクトショップ「アッパーハウス(UPPER HOUSE)」で、気になるフレグランスブランドに出合った。イタリア・ミラノ発フレグランス「ラブソルー(LABSOLUE)」だ。ブランド名は、“ラボラトリー”と“アブソルート”を組み合わせたもの。「アッパーハウス」には、数々のテスターが並べられ、それらを試すと素材の魅力をさりげなく引き出した優しい香りばかり。パッケージもシンプルかつ上品で、製品の中心には各フレグランスの名称である数字が表記されている。香水を選ぶ際は通常香りで選ぶが、「ラブソルー」の場合は、数字で選ぶ人もいるそうだ。香り選びに遊び心が感じられる点もユニークだ。

 「ラブソルー」の香水は、オリビエ・クレスプ(Olivier Cresp)やジャック・キャヴァリエ(Jaques Cavallier)、ピエール・ゲロス(Pierre Gueros)といった世界中のスター調香師の数々が手掛けている。エレガントなフラワーズ、活力のある洗練された香りのフルーツ&アロマティックス、ユニークで個性的なウッズの3カテゴリー。オーデパルファム、アロマキャンドル、ホームフレグランスなどがあり、リフィルも提供する。税込価格は、オーデパルファム(120mL)が3万3000円〜と高めだが、携帯に便利なドロッパー(15mL)7150円〜もある。ホームフレグランスやキャンドルは1万円程度と、ギフトにぴったりだ。日本では、「アッパーハウス」(予約制)と公式サイト、エストネーション六本木ヒルズ、新宿伊勢丹本店メンズ館で販売している。

世界初のパルファムホテルに隣接

 香水というと、まずフランスを思い浮かべるが、イタリア・ミラノに世界初のパルファムホテル「マグナ パルス スイート ミラノ(MAGNA PARS SUITE MILAN以下、マグナ パルス)」がある。「ラブソルー」は。そのホテルに隣接してラボラトリーを構えているという。同ブランドのデビューはホテルのオープンと同じく2013年。イタリアの歴史的なコスメブランド「マーヴィン(MARVIN)」を築いたマートン家の子孫であるジョルジア・マートン(Giorgia Martone)とアンブラ・マートン(Ambra Martone)姉妹がスタートした。

 誕生から「マグナ パルス」と「ラブソルー」は、深く結びついている。

60部屋全て異なる香りをプロデュース

 ホテルの部屋数は60室。一部屋ごとに異なる香りが割り当てあれ、アメニティーだけでなく部屋のデザインやイメージもそれに合うものになっているという。その香りをプロデュースしているのが「ラブソルー」だ。スイートはフローラル、フルーティー、アロマティック、ウッディの4つのカテゴリーがあり、各香りの名称の番号は部屋番号とリンクしている。例えば、フローラルだと、20号室がガーデニア、21号室がジャスミン、フルーティーだと、101号室がベルガモット、202号室がフィグ、ウッディだと7号室がサンダルウッド、8号室がパチュリというふうになっている。予約がなければ香りで部屋を選べるらしく、フレグランス好きであれば一度は泊まってみたい。

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イタリア・ミラノ発フレグランス「ラブソルー」とホテルの粋な関係 知る人ぞ知る世界的スター調香師によるナチュラルな香り

 東京・青山の予約制セレクトショップ「アッパーハウス(UPPER HOUSE)」で、気になるフレグランスブランドに出合った。イタリア・ミラノ発フレグランス「ラブソルー(LABSOLUE)」だ。ブランド名は、“ラボラトリー”と“アブソルート”を組み合わせたもの。「アッパーハウス」には、数々のテスターが並べられ、それらを試すと素材の魅力をさりげなく引き出した優しい香りばかり。パッケージもシンプルかつ上品で、製品の中心には各フレグランスの名称である数字が表記されている。香水を選ぶ際は通常香りで選ぶが、「ラブソルー」の場合は、数字で選ぶ人もいるそうだ。香り選びに遊び心が感じられる点もユニークだ。

 「ラブソルー」の香水は、オリビエ・クレスプ(Olivier Cresp)やジャック・キャヴァリエ(Jaques Cavallier)、ピエール・ゲロス(Pierre Gueros)といった世界中のスター調香師の数々が手掛けている。エレガントなフラワーズ、活力のある洗練された香りのフルーツ&アロマティックス、ユニークで個性的なウッズの3カテゴリー。オーデパルファム、アロマキャンドル、ホームフレグランスなどがあり、リフィルも提供する。税込価格は、オーデパルファム(120mL)が3万3000円〜と高めだが、携帯に便利なドロッパー(15mL)7150円〜もある。ホームフレグランスやキャンドルは1万円程度と、ギフトにぴったりだ。日本では、「アッパーハウス」(予約制)と公式サイト、エストネーション六本木ヒルズ、新宿伊勢丹本店メンズ館で販売している。

世界初のパルファムホテルに隣接

 香水というと、まずフランスを思い浮かべるが、イタリア・ミラノに世界初のパルファムホテル「マグナ パルス スイート ミラノ(MAGNA PARS SUITE MILAN以下、マグナ パルス)」がある。「ラブソルー」は。そのホテルに隣接してラボラトリーを構えているという。同ブランドのデビューはホテルのオープンと同じく2013年。イタリアの歴史的なコスメブランド「マーヴィン(MARVIN)」を築いたマートン家の子孫であるジョルジア・マートン(Giorgia Martone)とアンブラ・マートン(Ambra Martone)姉妹がスタートした。

 誕生から「マグナ パルス」と「ラブソルー」は、深く結びついている。

60部屋全て異なる香りをプロデュース

 ホテルの部屋数は60室。一部屋ごとに異なる香りが割り当てあれ、アメニティーだけでなく部屋のデザインやイメージもそれに合うものになっているという。その香りをプロデュースしているのが「ラブソルー」だ。スイートはフローラル、フルーティー、アロマティック、ウッディの4つのカテゴリーがあり、各香りの名称の番号は部屋番号とリンクしている。例えば、フローラルだと、20号室がガーデニア、21号室がジャスミン、フルーティーだと、101号室がベルガモット、202号室がフィグ、ウッディだと7号室がサンダルウッド、8号室がパチュリというふうになっている。予約がなければ香りで部屋を選べるらしく、フレグランス好きであれば一度は泊まってみたい。

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銀座に「ムーミンショップ」1号店 松屋が運営

 松屋は、フィンランドの人気キャラクター「ムーミン(MOOMIN)」の商品を扱う「ムーミンショップ」の1号店を東京・銀座に16日開く。松屋の子会社、東栄商会が日本におけるライセンス管理を行うライツ・アンド・ブランズと小売店舗契約を結んだ。首都圏を中心に今後5年で10店舗の展開を目指す。

 1号店は銀座の外堀通りに面した銀座イングス1の1階に売り場面積69.3平方メートルで出店する。文具、ベビー&キッズ雑貨、マグカップ、キッチン雑貨、ファッション雑貨、絵本、食品などSKU数で約1100点を並べる。北欧からのインポート商品が約3割を占める。

 キャラクターのかわいらしさを前面に出した店ではなく、大人の消費者に向けて北欧のライフスタイルを伝えるショップを志向する。オーストリアのワイングラス「リーデル」と作ったグラスペア9900円〜、益子焼きの器2530円〜、ムーミンの博多人形1万1000円といった高価格品も企画した。食器などはまとめ買いする人が多く、またムーミングッズのコレクターも少なくないことから、客単価は5000円以上を見込む。売上高の目標は1億5000万円。

 松屋は北欧文化とのつながりが長い。北欧の食器などを輸入する商社、スキャンデックスを1990年に設立したり、2014年には松屋銀座本展でムーミンの原画展などを開いたりしてきた。またムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」(埼玉県飯能市)の運営会社への出資、ライツ・アンド・ブランズへの人的支援などを行っている。

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「ヴァンズ」が多肉植物を扱う「ボタナイズ」とコラボ ガーデニングに最適な撥水・防水のシューズなど

 「ヴァンズ(VANS)」は、塊根植物や多肉植物などを扱うエキゾチックプランツショップ「ボタナイズ(BOTANIZE)」とのコラボレーションコレクションを12月17日に発売する。ボタナイズ 表参道およびオンラインストア、ABCマートとヴァンズの一部店舗で取り扱う。

 コレクションはシューズ、アパレル、アクセサリーと幅広くラインアップ。シューズは、「ヴァンズ」の“オーセンティック(Authentic)”“オールドスクール(Old Skool)”“スリッポン(Slip-On)”の3モデルをベースにした。アッパーに撥水加工を、シューズ内側に防水加工を施し、ガーデニングやアウトドアでの作業に役立つ機能を搭載した。植物のような深みのあるグリーンとアーバンテイストのグレーのカラーリングで、ヒールに「ボタナイズ」のロゴをあしらった。価格はそれぞれ税込1万5400円。

 アパレルは、クルーネックのフリース(同9900円)と、ガーデニング作業に便利な背面ポケットを備えたナイロンシャツ(同1万6500円)をそろえた。アクセサリーでは、両者のロゴを左右それぞれにあしらった3色1セットのソックス(同1980円)を用意した。

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「シュウ ウエムラ」が高発色の新リキッドルージュ発売 アジア人の肌に合わせた全6色

 「シュウ ウエムラ」は2023年1月1日、ロングラスティング力が特徴の高発色リップシリーズ「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド」から新リキッドルージュ“ルージュ アンリミテッド アンプリファイド ピグメント”(全6色、税込各4180円)を発売する。従来のアイテムよりピグメントの量を高め、さらなる発色の良さを実現した。12月20日から公式サイトで、26日から東京・表参道のシュウ トウキョウ メイクアップ ボックスで先行販売。全国の店舗では26日から予約受付を行う。

 シリーズの高発色とロングウエア、使い心地の良さはそのままに、高発色と持続性を高めるために新しいピグメントトリートメントテクノロジーとマスクなどへの色移りを軽減するフィルムフォーム設計を採用した。乾きにくいなめらかなテクスチャーで、唇の上でするりと伸び快適な付け心地をかなえる。

 カラーはアジア人の肌に合わせて作られ、トレンドのレッドブラウンを中心とした。淹れたてのお茶からインスパイアされたほうじ茶ブラウン、深みのあるモーブピンクブラウンをスターシェードとし、ダークレット、ダスティーピンクをラインアップ。くすみ色のワインレッド、定番のレッドブラウンも限定色として用意している。

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「キーン」日本法人のトップ交代 新代表はアシックスの中国成長に貢献

 米国発のアウトドアフットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、10月1日付けで日本法人の新代表にヒルダ・チャン(Hilda Chan)を起用した。竹田尚志・前代表兼ジェネラルマネジャーは、米国本社ライフスタイル部門のジェネラルマネジャーに昇格する。

 チャン新代表は、複数企業で食品やアパレル、シューズなどのブランドマネジメントを担ってきた人物だ。直近ではアシックスに8年以上所属し、スポーツシューズとアスレチックウエアの大中華圏マネジングディレクターとして同エリアの成長に貢献した。日本での生活経験もあり、日本語にも堪能だ。「日本に腰を据えて生活するのはひさしぶりだ。日本は以前からアウトドア文化が定着していたが、最近は女性バイカーによるソロキャンプや休日のカジュアルなフィッシングなど、アクティビティーが多様化している。ブランドが培ってきた技術力を駆使しつつ、新たなアクティビティーのニーズを踏まえて経営戦略を立てていきたい」と話す。

 一方、前任の竹田氏は、米国本社の実質ナンバー2であるライフスタイル部門のジェネラルマネジャーに昇格する。同氏は2013年から日本法人代表として国内戦略の舵を取り、「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」をはじめとする音楽イベントへの出展や国内ファッションブランドとのコラボなど、アウトドア以外のカルチャーとの結びつきを強化し、市場拡大につなげてきた。「アウトドアとファッションを融合した日本独自のフェススタイルは、韓国などアジア諸国にも大きな影響を与えている。しかし欧米では、アウトドアは独立したカテゴリーとしての認識が強く、カルチャーを横断した提案が少ない。異業種との協業や新たなタッチポイントを生むイベント創出などにより、コンバージェンス(ファン参加型)で独自性の高いカルチャーを作っていきたい」と意気込む。

 「キーン」は、シューズの修理サービスを行っていたローリー・ファースト(Rory Fuerst)が2003年にアメリカ・ポートランドで設立した。つま先を防護するサンダル“ニューポート(NEW PORT)”や2本の紐と1枚のソールで作った“ユニーク(UNEEK)”など、他にないデザインと機能性を持つシューズを販売するほか、自然災害の復興支援やホームレスの独立支援、環境にやさしいものづくりなど、社会貢献活動も企業の軸としている。

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「キーン」日本法人のトップ交代 新代表はアシックスの中国成長に貢献

 米国発のアウトドアフットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、10月1日付けで日本法人の新代表にヒルダ・チャン(Hilda Chan)を起用した。竹田尚志・前代表兼ジェネラルマネジャーは、米国本社ライフスタイル部門のジェネラルマネジャーに昇格する。

 チャン新代表は、複数企業で食品やアパレル、シューズなどのブランドマネジメントを担ってきた人物だ。直近ではアシックスに8年以上所属し、スポーツシューズとアスレチックウエアの大中華圏マネジングディレクターとして同エリアの成長に貢献した。日本での生活経験もあり、日本語にも堪能だ。「日本に腰を据えて生活するのはひさしぶりだ。日本は以前からアウトドア文化が定着していたが、最近は女性バイカーによるソロキャンプや休日のカジュアルなフィッシングなど、アクティビティーが多様化している。ブランドが培ってきた技術力を駆使しつつ、新たなアクティビティーのニーズを踏まえて経営戦略を立てていきたい」と話す。

 一方、前任の竹田氏は、米国本社の実質ナンバー2であるライフスタイル部門のジェネラルマネジャーに昇格する。同氏は2013年から日本法人代表として国内戦略の舵を取り、「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」をはじめとする音楽イベントへの出展や国内ファッションブランドとのコラボなど、アウトドア以外のカルチャーとの結びつきを強化し、市場拡大につなげてきた。「アウトドアとファッションを融合した日本独自のフェススタイルは、韓国などアジア諸国にも大きな影響を与えている。しかし欧米では、アウトドアは独立したカテゴリーとしての認識が強く、カルチャーを横断した提案が少ない。異業種との協業や新たなタッチポイントを生むイベント創出などにより、コンバージェンス(ファン参加型)で独自性の高いカルチャーを作っていきたい」と意気込む。

 「キーン」は、シューズの修理サービスを行っていたローリー・ファースト(Rory Fuerst)が2003年にアメリカ・ポートランドで設立した。つま先を防護するサンダル“ニューポート(NEW PORT)”や2本の紐と1枚のソールで作った“ユニーク(UNEEK)”など、他にないデザインと機能性を持つシューズを販売するほか、自然災害の復興支援やホームレスの独立支援、環境にやさしいものづくりなど、社会貢献活動も企業の軸としている。

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「ステューシー」と「ナイキ」がコラボ“エア ペニー 2”を発表 イメージビジュアルには元NBA選手“ペニー”が登場

 「ステューシー(STUSSY)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“エア ペニー 2(AIR PENNY 2)”を12月17日に発売する。価格は税込2万3100円で、オールブラックとビビッドグリーン&ブラックの2カラーを用意。「ステューシー」の公式オンラインストアや一部直営店などで取り扱う。

 ベースとなった“エア ペニー 2”は、“ペニー”の愛称で親しまれ現在は指導者として活躍する元NBA選手のアンファニー・ハーダウェイ(Anfernee Hardaway)の2代目シグネチャーモデルとして1996年に誕生。今回のコラボモデルは、アッパーサイドとアウトソールの一部に「ステューシー」のロゴを落とし込み、シューボックスはコラボ仕様のデザインを採用している。

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「ステューシー」と「ナイキ」がコラボ“エア ペニー 2”を発表 イメージビジュアルには元NBA選手“ペニー”が登場

 「ステューシー(STUSSY)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“エア ペニー 2(AIR PENNY 2)”を12月17日に発売する。価格は税込2万3100円で、オールブラックとビビッドグリーン&ブラックの2カラーを用意。「ステューシー」の公式オンラインストアや一部直営店などで取り扱う。

 ベースとなった“エア ペニー 2”は、“ペニー”の愛称で親しまれ現在は指導者として活躍する元NBA選手のアンファニー・ハーダウェイ(Anfernee Hardaway)の2代目シグネチャーモデルとして1996年に誕生。今回のコラボモデルは、アッパーサイドとアウトソールの一部に「ステューシー」のロゴを落とし込み、シューボックスはコラボ仕様のデザインを採用している。

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「ステューシー」と「ナイキ」がコラボ“エア ペニー 2”を発表 イメージビジュアルには元NBA選手“ペニー”が登場

 「ステューシー(STUSSY)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“エア ペニー 2(AIR PENNY 2)”を12月17日に発売する。価格は税込2万3100円で、オールブラックとビビッドグリーン&ブラックの2カラーを用意。「ステューシー」の公式オンラインストアや一部直営店などで取り扱う。

 ベースとなった“エア ペニー 2”は、“ペニー”の愛称で親しまれ現在は指導者として活躍する元NBA選手のアンファニー・ハーダウェイ(Anfernee Hardaway)の2代目シグネチャーモデルとして1996年に誕生。今回のコラボモデルは、アッパーサイドとアウトソールの一部に「ステューシー」のロゴを落とし込み、シューボックスはコラボ仕様のデザインを採用している。

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コンデナストの「ワイアード」は「闘う楽観主義」を実装してファッションと共鳴 【編集長インタビュー】

 日本に「手詰まり感」が顕著な中、「『ワイアード(WIRED)』にヒントを求めたり、つながりたいと思ったりしている人が増えている印象はあるか?」と聞いてみた。すると松島倫明編集長は、まさにそうした手応えを感じているとした上で「ただ、よく言われる“手詰まり感”は、見方を変えれば前進している証かもしれない」と続ける。

 1993年にアメリカで生まれた「ワイアード」の創刊号には、デジタルテクノロジーについて「人類が火を手にしたことの文明的インパクトに比肩するだろう」と書かれているという。人類は火を使い調理することで脳が発達し、ホモサピエンスとなり、文明までを生み出してきた。「広い視野に立てば、デジタルテクノロジーによる文明の大きな変化はまだ始まったばかりです。その大きな変革の中を前に進んでいるからこそ、システム不全に気づけるようになって、不安や手詰まり感を覚えているのだと思います」という。

 世の中に広がりつつある「あいまいな悲観主義」とは一線を画し、「ワイアード」の未来の捉え方は常にポジティブだ。その理由は、「闘う楽観主義」という思想がメディアの根底にあるから。「単なるお花畑の楽観主義ではなく、自分たちが手を動かし行動すれば、状況を乗り越えて未来を少しでもよい方向に進めることができる。自分たちのその可能性を信じているという点で『闘う』という言葉を使っています」。

 「創刊時、デジタルカルチャーはまだサブカルチャーやカウンターカルチャーに過ぎなかった。『ワイアード』はそうした社会の周縁から次の時代のメインステージへと躍り出る人々にいち早くスポットライトを当て、デジタルカルチャーをけん引してきたメディア。でも気づくと2016年には当時のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が表紙を飾るようになっていました」。つまり、「ワイアード」が扱ってきたフィールドはもはやサブカルではなくなり、いつの間にかメインステージになっている。「その責任を引き受けなければならないし、社会のメインストリームとなって中心に立ったここからが本番だと思っています」と松島編集長は言う。雑誌版では「これからの時代に重要な価値観を『ワイアード』の視点でキーワードとして切り取る」ことにこだわり、「単なるテクノロジーの最新トレンドではなく、その根底にある大きな価値観のパラダイムシフトを捉えている」という。「そこにあるインサイトを伝え、パラダイムシフトの可能性を果敢に捉えていく。人間の本質に立ち戻ってイノベーションを捉えていくんです」。

 その意味でファッション業界、特にラグジュアリー・ブランドと「ワイアード」の親和性は高い。松島編集長はこの世界を「デザインやクラフトといった人間の叡智を結集し、これからの文明のあり方をハイクオリティーなプロダクトとして実装する力に優れた業界」だと言う。「本質を突いているからこそ、新しいイノベーションを取り入れてブランドを継承している。『ワイアード』が掲げるリジェネラティブ・ファッションに必要なのは、まさにこうした革新的なリーディング・プレイヤーであり、社会の最先端でその価値を共に実装していきたい」と語る。


 紙媒体からデジタル、そしてSNSやイベント、他社のコンサルティングまでビジネスを拡大し続けるメディアの編集長に話を聞きました。

問い合わせ先
コンデナスト・ジャパン
https://condenast.jp/inquiry/

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「アルマーニ ビューティ」がクッションファンデーションの限定デザイン発売 赤×金の正月デザイン

 「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は2023年1月2日、クッションファンデーション“マイ アルマーニ トゥ ゴー クッション”(全4 色、税込各1万780円/レフィル(スポンジ付)同6600円)の限定デザイン「ギンコ」を数量限定で発売する。12月27日からは楽天市場の公式ストアで先行発売を行う。

 「ギンコ」は「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のオートクチュールドレスで使用されているイチョウ柄にインスピレーションを受け誕生した。輝かしい金箔とアジアの伝統である墨絵を取り入れ、新年の訪れを祝う華麗なデザインに仕上げている。

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秋田伝統工芸の銀線細工を守る新ジュエリーブランド「トーロウ」がデビュー

 秋田の伝統工芸である銀線細工をモダンにアップデートしたジュエリーブランド「トーロウ(TOUROU)」が誕生した。同ブランドのデザイナー兼代表は、さまざまなブランドの広報を手掛ける小松晴香。秋田県生まれの彼女が、日本の美しい工芸を残したいという思いからプロジェクトをスタートした。秋田銀線細工は、0.2mmの銀線でつくり出され、雪の結晶のような繊細な輝きが特徴だ。彼女によると、地元でも銀線細工を知る人は少なく、その職人も70~80代と高齢化しているという。地元の土産屋でしか見かけることのない銀線細工のブローチや帯留めを見て、銀線細工の美しさを残したいという小松の思いが込められている。

 銀線細工とは、江戸時代にオランダから渡来した技術で、秋田に銀山が多くあったことから、その技術が武家の嫁入り道具や武器の装飾用に根付いたといわれる。

 完全受注生産で展開する「トーロウ」のジュエリーは、銀線が描くレースのような繊細な模様が特徴。伝統工芸の技術を生かしつつ、天体や自然の美しさを表現している。一つ一つ手仕事で仕上げられるため、風合いが異なるのも味わいの一つ。小松の「長く着用してほしい」という思いから、アフターフォローも充実。シルバー磨きや購入後のリメイクなど細やかに対応するという。

 ジュエリーのラインアップは、ネックレス、ピアス、リング、ブレスレットなど。価格帯は2万〜18万円程度。公式ECで12月15日から注文を受け付ける。

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秋田伝統工芸の銀線細工を守る新ジュエリーブランド「トーロウ」がデビュー

 秋田の伝統工芸である銀線細工をモダンにアップデートしたジュエリーブランド「トーロウ(TOUROU)」が誕生した。同ブランドのデザイナー兼代表は、さまざまなブランドの広報を手掛ける小松晴香。秋田県生まれの彼女が、日本の美しい工芸を残したいという思いからプロジェクトをスタートした。秋田銀線細工は、0.2mmの銀線でつくり出され、雪の結晶のような繊細な輝きが特徴だ。彼女によると、地元でも銀線細工を知る人は少なく、その職人も70~80代と高齢化しているという。地元の土産屋でしか見かけることのない銀線細工のブローチや帯留めを見て、銀線細工の美しさを残したいという小松の思いが込められている。

 銀線細工とは、江戸時代にオランダから渡来した技術で、秋田に銀山が多くあったことから、その技術が武家の嫁入り道具や武器の装飾用に根付いたといわれる。

 完全受注生産で展開する「トーロウ」のジュエリーは、銀線が描くレースのような繊細な模様が特徴。伝統工芸の技術を生かしつつ、天体や自然の美しさを表現している。一つ一つ手仕事で仕上げられるため、風合いが異なるのも味わいの一つ。小松の「長く着用してほしい」という思いから、アフターフォローも充実。シルバー磨きや購入後のリメイクなど細やかに対応するという。

 ジュエリーのラインアップは、ネックレス、ピアス、リング、ブレスレットなど。価格帯は2万〜18万円程度。公式ECで12月15日から注文を受け付ける。

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講談社「ヴォーチェ」はビューティをディープにメジャーに伝え、多彩に「キレイって、楽しい!」を発信 【編集長インタビュー】

 講談社の「ヴォーチェ(VoCE)」について、遠藤友子編集長は「雑誌ではデパコスを中心に、ビューティをディープにメジャーに伝えています」と話す。「ディープでメジャー」の意味を尋ねると、「『ヴォーチェ』は創刊以来、難しいこともエンタメに昇華させています。例えばキャラ立ちした研究員にご登場いただき漫画にするなど、勉強させていただき、理解して、時間をかけて作っています。私たちが長年伝え続けている『キレイになるって、面白い!』は、本当に秀逸なフレーズだと思うんです。どのプラットフォームでも貫いているのは、このDNA。長年挑戦し続けているからこその情報と経験の蓄積は大きいんです」と話す。情報と経験の蓄積に大きく寄与しているのは、長年二人三脚の美容ライターたちだ。そして、そんな美容ライターの知見を引き出すのは、「時には素人のような質問をして情報を咀嚼する」編集者。こうして「ディープ」と「メジャー」のバランスを図る。

 デジタルは新規ファンの獲得を主軸に間口を広くしているが、「面白い」を追求する姿勢は忘れない。例えばYouTubeも、「反響が大きかった研ナオコさんの“盛りメイク”大公開や、ファーストサマーウイカさんのセルフメイク実況、シリーズ化している本気トークの座談会も、編集部員が『面白そう!』と考え、まず相談してみることから始まりました。プラットフォームは違うけれど、正直やっていることは変わりません」。

 「ディープにメジャーに」のシンボリックな存在と言えば、ベストコスメ特集だろう。「私たちのベスコスは、本当にガチなんです。今でも『広告に左右されるんでしょう?』と聞かれるけれど、懲りずに毎回『いつもガチです!』と答え続けています(笑)」という。読者の多くは「ベスコス特集をみて、2、3品コスメを買い足すようです。ご自身が購入したコスメを答え合わせしたり、美容好きのLINEグループで盛り上がったりと楽しんでいます」。ベスコス特集が生み出す熱量のおかげで、受賞製品は「『ヴォーチェ』のベスコスを受賞すると再び盛り上がります。中には『昨年対比で何倍』という製品も」。今年の上半期には、受賞したスキンケアとメイクアップ製品を集めた“ベスコスカー”を2台、東京ミッドタウン日比谷に設置した。「編集部員がベスコス受賞の理由を説明するなど、リアルな触れ合いに挑戦したんです。車の周りには行列ができて大盛況でした」と振り返る。

 ビューティの世界ではインフルエンサーの存在感が増しているが、「雑誌発祥のメディアの信ぴょう性の高さは、正直私たちが思っている以上。一方、インフルエンサーの皆さんは見せ方が上手で学ぶべきところがたくさんあります。だからこそ共に『ヴォーチェ』を、ご本人を、ビューティ業界を盛り上げたい」という。例えばパーソナルカラー診断で有名な、あやんぬとは、インスタライブを一緒に。総合出版社だからこそ、「EXITりんたろー。美容道」はすぐに書籍化するなどにも積極的だ。こうして美容ライターの次なる存在を発掘する。

 来年は創刊25周年、オン・オフ問わず「1年中お祭り状態」でビューティの面白さを発信する。


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問い合わせ先
講談社 コミュニケーション事業第二部
cm2-toiawase@kodansha.co.jp

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ヴィーガン対応のスキンケアブランド「マグニフ」デビュー 全製品で天然由来成分100%

 エイメント(東京・港区)は、全製品で天然由来成分100%を実現したヴィーガン対応のスキンケアブランド「マグニフ(MAGNIFF)」を立ち上げ、公式オンラインストアでの販売を12月15日に開始した。同ブランドでは“日常の中の小さなラグジュアリー”をコンセプトに、ジェンダーレスかつエイジレスな製品作りを目指す。

 初回アイテムは、バオバブとカカイの2種類の植物オイルに着目。無農薬栽培したバオバブとカカイの種子を、コールドプレス製法で丁寧に圧搾したオイルを用いた洗顔せっけん(100mL、税込5500円)と、スキンオイル(30mL、同8800円)の2種を販売するほか、両製品がセットになったフェイシャルケアセット(同1万3500円)もラインアップする。

 洗顔せっけんは生せっけんタイプで、クリーミーなテクスチャーが特徴。職人の手作業による熟成窯炊き製法を用いることで、みずみずしい肌の洗いあがりと、さっぱりとした泡切れの良さを両立させた。スキンオイルは、種子からじっくりと非加熱・低温で圧搾し、原料の有用成分を壊すことなく抽出。洗顔後のブースターオイルとして、乳液やクリーム代わりの保湿として、さらには髪や体にも使用可能だ。

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ヴィーガン対応のスキンケアブランド「マグニフ」デビュー 全製品で天然由来成分100%

 エイメント(東京・港区)は、全製品で天然由来成分100%を実現したヴィーガン対応のスキンケアブランド「マグニフ(MAGNIFF)」を立ち上げ、公式オンラインストアでの販売を12月15日に開始した。同ブランドでは“日常の中の小さなラグジュアリー”をコンセプトに、ジェンダーレスかつエイジレスな製品作りを目指す。

 初回アイテムは、バオバブとカカイの2種類の植物オイルに着目。無農薬栽培したバオバブとカカイの種子を、コールドプレス製法で丁寧に圧搾したオイルを用いた洗顔せっけん(100mL、税込5500円)と、スキンオイル(30mL、同8800円)の2種を販売するほか、両製品がセットになったフェイシャルケアセット(同1万3500円)もラインアップする。

 洗顔せっけんは生せっけんタイプで、クリーミーなテクスチャーが特徴。職人の手作業による熟成窯炊き製法を用いることで、みずみずしい肌の洗いあがりと、さっぱりとした泡切れの良さを両立させた。スキンオイルは、種子からじっくりと非加熱・低温で圧搾し、原料の有用成分を壊すことなく抽出。洗顔後のブースターオイルとして、乳液やクリーム代わりの保湿として、さらには髪や体にも使用可能だ。

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これまでにないほどカラフルな「ユニクロ」 期待はリネン素材のアイテム 【2023年春夏展示会から 前編】

 「ユニクロ(UNIQLO)」は2023年春夏物で、色の打ち出しを強化する。リネンのシャツやニット、22年秋冬のヒット商品である“タックワイドパンツ”の進化版など、さまざまなアイテムでマゼンタピンクやグリーン、ライラック、ブルーといったきれいな色を投入。「今秋冬も想像以上にグリーンなどの色物が売れた」と広報担当者。色での挑戦だけでなく、クロップト丈のカットソートップスやカーゴパンツ、ロングジレとパンツのセットアップなど、トレンド要素を盛り込んだ商品にも注力しており、コロナ明けのポジティブなマインドをいっそう盛り上げる。

 23年春夏の目玉として推しているのが、リネンやリネン・コットンのアイテム。ウィメンズ、メンズともに企画したリネン100%のシャツ(税込3990円)は、鮮やか色からダスティートーンまで10色前後を順次投入。無地だけでなくストライプなどの柄もある。ほか、ウィメンズではオールインワンやキャミソールドレスもカラフルなリネン混素材でそろえる。秋冬のヒット商品“タックワイドパンツ”(3990円)にもリネン混素材を使用。1タックから2タックに変えることでウエストのシルエットを微細にアップデートし、そろいのテーラードジャケットとセットアップで着られるようにした。メンズではリネン混ジーンズ(3990円)やワークジャケットも販売する。

ロングジレדタックワイドパンツ”できれいめに

 オフィスシーンにも対応できるきれいめ商品群のウィメンズでは、テーラードカラーのロングジレ(5990円)を“タックワイドパンツ”とのセットアップで企画。温度調整に重宝するカーディガンも豊富にそろえており、定番デザインに加えて、トレンドのツイードジャケット感覚で着られるポップコーン編みカーディガンや、透け感が楽しめる編み地のカーディガンなどもある。メンズでは“感動ジャケット”シリーズでスタイリッシュなシャツジャケット(5990円)を企画した。

 よりカジュアルなシーンに向けては、ウィメンズはカップ付きのクロップトキャミソール(2290円)やミニTシャツを企画。ドリズラージャケットや中綿入りのベストなども注目のクロップト丈やミニシルエットで作成した。コットン・レーヨンのつるっとした質感のタートルネックトップスは、“セカンドスキン”という名称で7色を展開。キャミソールワンピースなどのインナーとして着れば、露出は抑えつつトレンドの気分が味わえる。引き続きデニムアイテムも強化しており、新型のボーイフレンドテーパードジーンズは従来よりもややはきこみをローライズにしているのがポイント。

“感動ジャケット”など一部で値上げを継続

 ウィメンズでもトレンドのカーゴパンツ(3990円)を企画しているが、メンズはよりユーティリティーやスポーツのムードが強い。ワイドシルエットのカーゴパンツ(3990円)やペインターパンツ、1990年代ムードのショーツ、コーチジャケットなどを企画した。

 今秋冬は値上げも大きく話題となったが、23年春夏も一部商品で付加価値を高めると共に値上げを行っている。テーラードカラーの“感動ジャケット”はUVカット機能を加え、肩まわりのパターンも見直して5990円から6990円に変更。ジャケットよりも販売本数の多い“感動パンツ”は価格を据え置く。夏の機能性肌着“エアリズム”では、消臭機能を強化したTシャツなどを1290円で販売する。従来商品は990円。シルク混の“エアリズム”素材もデザイナーコラボではない「ユニクロ」通常ラインで初めて導入し、ウィメンズのキャミソール(1290円)1型を販売する。また、23年春夏から“エアリズム”でも一部商品でペットボトル由来の再生ポリエステル糸を使用する。

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これまでにないほどカラフルな「ユニクロ」 期待はリネン素材のアイテム 【2023年春夏展示会から 前編】

 「ユニクロ(UNIQLO)」は2023年春夏物で、色の打ち出しを強化する。リネンのシャツやニット、22年秋冬のヒット商品である“タックワイドパンツ”の進化版など、さまざまなアイテムでマゼンタピンクやグリーン、ライラック、ブルーといったきれいな色を投入。「今秋冬も想像以上にグリーンなどの色物が売れた」と広報担当者。色での挑戦だけでなく、クロップト丈のカットソートップスやカーゴパンツ、ロングジレとパンツのセットアップなど、トレンド要素を盛り込んだ商品にも注力しており、コロナ明けのポジティブなマインドをいっそう盛り上げる。

 23年春夏の目玉として推しているのが、リネンやリネン・コットンのアイテム。ウィメンズ、メンズともに企画したリネン100%のシャツ(税込3990円)は、鮮やか色からダスティートーンまで10色前後を順次投入。無地だけでなくストライプなどの柄もある。ほか、ウィメンズではオールインワンやキャミソールドレスもカラフルなリネン混素材でそろえる。秋冬のヒット商品“タックワイドパンツ”(3990円)にもリネン混素材を使用。1タックから2タックに変えることでウエストのシルエットを微細にアップデートし、そろいのテーラードジャケットとセットアップで着られるようにした。メンズではリネン混ジーンズ(3990円)やワークジャケットも販売する。

ロングジレדタックワイドパンツ”できれいめに

 オフィスシーンにも対応できるきれいめ商品群のウィメンズでは、テーラードカラーのロングジレ(5990円)を“タックワイドパンツ”とのセットアップで企画。温度調整に重宝するカーディガンも豊富にそろえており、定番デザインに加えて、トレンドのツイードジャケット感覚で着られるポップコーン編みカーディガンや、透け感が楽しめる編み地のカーディガンなどもある。メンズでは“感動ジャケット”シリーズでスタイリッシュなシャツジャケット(5990円)を企画した。

 よりカジュアルなシーンに向けては、ウィメンズはカップ付きのクロップトキャミソール(2290円)やミニTシャツを企画。ドリズラージャケットや中綿入りのベストなども注目のクロップト丈やミニシルエットで作成した。コットン・レーヨンのつるっとした質感のタートルネックトップスは、“セカンドスキン”という名称で7色を展開。キャミソールワンピースなどのインナーとして着れば、露出は抑えつつトレンドの気分が味わえる。引き続きデニムアイテムも強化しており、新型のボーイフレンドテーパードジーンズは従来よりもややはきこみをローライズにしているのがポイント。

“感動ジャケット”など一部で値上げを継続

 ウィメンズでもトレンドのカーゴパンツ(3990円)を企画しているが、メンズはよりユーティリティーやスポーツのムードが強い。ワイドシルエットのカーゴパンツ(3990円)やペインターパンツ、1990年代ムードのショーツ、コーチジャケットなどを企画した。

 今秋冬は値上げも大きく話題となったが、23年春夏も一部商品で付加価値を高めると共に値上げを行っている。テーラードカラーの“感動ジャケット”はUVカット機能を加え、肩まわりのパターンも見直して5990円から6990円に変更。ジャケットよりも販売本数の多い“感動パンツ”は価格を据え置く。夏の機能性肌着“エアリズム”では、消臭機能を強化したTシャツなどを1290円で販売する。従来商品は990円。シルク混の“エアリズム”素材もデザイナーコラボではない「ユニクロ」通常ラインで初めて導入し、ウィメンズのキャミソール(1290円)1型を販売する。また、23年春夏から“エアリズム”でも一部商品でペットボトル由来の再生ポリエステル糸を使用する。

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「オニツカタイガー」がグラフィックデザイナーのGUCCIMAZEとコラボ 虎モチーフのスエット2色

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、グラフィックデザイナーのGUCCIMAZE(グッチメイズ)とコラボレーションしたスエットの受注販売を特設サイトで開始した。受け付け期間は12月15〜25日。

 同コラボは、2022年の干支である“寅”にちなんだアートプロジェクト「イヤー オブ オニツカタイガー(Year of Onitsuka Tiger)」の一環で、「オニツカタイガー」はこれまで書道家の万美とコラボするなど、虎をモチーフとしたアイテムを発表してきた。

 スエットは日本製で、「オニツカタイガー」のブランドネームを立体的なタイポグラフィに起こし、そのグラフィックを全面に施した。GUCCIMAZEは「虎の模様や色味をイメージしつつ、それでいて少し無機質な空気感もまとわせることを意識して制作した」とデザインの意図について語った。スエットはユニセックスで、ブラックとホワイトの2色を用意する。価格は税込3万3000円。

 GUCCIMAZEは1989年、神奈川県生まれ。デザイン制作会社勤務を経て、2018年に独立。独自のスタイルでグラフィック作品を制作するかたわら、グラフィックデザイナーとしてニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)のアルバムアートワーク制作や、フライング・ロータス(Flying Lotus)、ポスト・マローン(Post Malone)へデザイン提供などを行う。

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小松マテーレが機能満載可能な「形状記憶」素材

 素材大手の小松マテーレは新タイプの「形状記憶素材」を開発した。特殊なポリエステル・ナイロン繊維を高密度で織り上げる「形状記憶素材」は独特のタッチや風合いが特徴で、同社は「テクノビンテージ」というシリーズ名で展開していた。新タイプはポリエステルを100%使うことで、これまでは難しかった撥水や吸水速乾、防汚などの機能加工を付与しやすくなるという。新タイプは「テクノビンテージ KK」という名称で、2023年1月から国内の服地卸やアパレル向けに販売する。テキスタイルは12月15日まで東京・原宿のウィズ原宿ホールで開催中の展示会「小松マテーレ東京総合展〜鰤起し〜」で展示している。販売計画は初年度が1億円(10万m)、3年後に5億円(25万m)を計画する。

 総合展ではほかに、高強度ナイロン「コーデュラ」を使った同社独自の超圧縮テキスタイル「コンブ(KONBU)」や、ラミネート加工するポリウレタンフィルムに銅を練り込むことで、経年変化やユーズド感を楽しめるスポーツ素材という新感覚の「ブロンズ(BronSe)」などの新素材を展示している。

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小学館「オッジ」は、創刊30周年でも「紙だけにこだわらない」 同じ価値観を持つ読者を媒介【編集長インタビュー】

 小学館の「オッジ(oggi)」は今年、創刊30周年を迎えた。現職に就任して10月で5年目の塩谷薫編集長は、「30年続くブランドづくりは、すごいこと。メディアの姿は色々変わってきたけれど、『オッジ』と聞けばみなさん『あぁ、あれね』と思っていただける。その価値を感じています」と話す。

 「メディアの姿は色々変わる」と話す通り、塩谷編集長は「紙媒体だけにはこだわらない」と明言する。そう割り切れる強さの源泉は、「キャンキャン(CanCam)」時代の経験にあるようだ。「現場時代に“エビもえ優”ブームがありましたが、私が編集長になった時は『キャンキャン』って何?を再定義しなければならない時代でした。そこでナイトプールなど、ブランドを体験できるイベントを開催。いろんなフックやタッチポイントを作る必要性を学びました」という。その1つが「デジタル、そしてSNS。特に今年は、渡邉(恒一郎)がウェブの編集長に就きました。デジタルで存在感をさらに確立できたのは、大きいと思っています」と続ける。

 コンテンツの幅も広がった。塩谷編集長は、「読者にはジャケット姿でしっかり働き、同僚に慕われている女性が多い。一方で『何が流行っているのかを知りたい』というミーハーな気持ちも持ち合わせています。好奇心のバランスが良いんです。だからエンターテインメントも必要。アーティストに『働く』について聞いてみるなど、『オッジ』らしくコンテンツの幅を広げています」。

 渡邉編集長の就任やプラットフォームからコンテンツに至るまでの拡大も手伝い、「Oggi.jp」も好調に推移している。サイトの月間UUは、約900万。紙媒体の電子版はキンドルストアの売れ筋ランキングで首位に輝くことも多く、dマガジンでも順調だ。渡邉編集長も「紙の部数だけにこだわるのではなく、ある人はキンドル、別の人はdマガジン、また別の人はインスタグラムなど、それぞれらしく、時々に応じて『オッジ』を楽しんでくだされば。UUの数を考えると、ターゲット世代の100人に1人は、何らかの形で『オッジ』に触れているのでは?」という。塩谷編集長は、「デジタルに積極的になって、Z世代のユーザーも増えました。ちょっと素敵なもの、たとえばハイブランドの10万円台の新作や気の利いた手土産リストは、紙媒体を読まない若い世代にも好評です。ずっと『オッジ』を愛してくださっている、40代以上の女性もたくさんいらっしゃいます」。そんなユーザーの電子メディアでの楽しみ方も含め、塩谷編集長は「(部数やPV、UUだけでは測れない)“総ふれあい時間”みたいな指標があれば、『オッジ』の強さが可視化しやすくなるのかも」と笑う。

 次に取り組むのは、30周年を祝う意味も込めた数々のイベントだ。「来夏に開催予定の“『オッジ』フェス”のため、すでに会場は押さえました(笑)。音楽連載が飛び出した形の音楽フェスに、試着大会、イエベ/ブルベや骨格診断などを組み合わせたいなぁ……と妄想したり。好きなことは色々あるけれど、『オッジ』らしく都会でカスタマイズされたものを楽しみたいユーザーに届けば」。2人は、「選択肢が多い時代だからこそ、同じ価値観を持つ友人と出会いたい欲求が高まっています。これからの『オッジ』は、働くことで社会とつながりたい読者同士を媒介する存在になりたいと思っています」。


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問い合わせ先
小学館
03-3230-5211

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