故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は、ファッション界きっての写真集コレクター。彼が主宰していた出版社エディション7L(Edition 7L)とドイツの出版社シュタイデル(Steidl)によって刊行されたのが「ザ・ジャパニーズ・ボックス(THE JAPANESE BOX)」です。日本を代表する写真家のマスターピースが収録されていて、荒木経惟の「センチメンタルな旅」、森山大道の「写真よさようなら」、中平卓馬の「来るべき言葉のために」、そして森山・中平に加えて、高梨豊・多木浩二・岡田隆彦による写真同人誌「プロヴォーク(Provoke)」1〜3号の復刻版で構成されています。今ではとても希少価値の高いボックスセットで、何よりも驚かされるのは、カールの先見の明。このボックスが発売された2001年は、今に比べるとまだ世界が日本の写真家に目を向けていない時代だったので、当時ではなかなかコアなセレクトだったんじゃないでしょうか。サンフランシスコ近代美術館が、戦後日本の写真史における「プロヴォーク」の重要性に注目した展覧会「The Provoke Era : Postwar Japanese Photography」を開催したのが09年だったことを考えると、カールの審美眼と先を見通す力に感服しましたね。
「THREE」の春コレクションは“TASTE THE ETERNAL SUNSHINE”と名付け、頼もしくて優しく、いつでも温もりを与えてくれる存在である太陽の力をメイクで表現。新リキッドリップカラー“ディヴァインリップジェム”(全6色、税込各3850円)は、ワンストロークでクリアな発色とグロスが輝く“まろやか艶仕上がり”をかなえる。ほんのり血色感が残るティント処方で唇に自然な彩りをプラスする。
漫画「スラムダンク(SLAM DUNK)」の映画「THE FIRST SLAM DUNK」が12月3日に公開された。原作は「人生観を変えた漫画」と言われるほど人々に感動を与えており、発売から30年以上経った今でも多くのファンから親しまれている。そこで、「スラムダンク」愛に溢れたデザイナーや編集者、モデルらの業界人に、同作の魅力やバスケットボールシューズを取り入れたコーディネートを紹介してもらった。
ファッションECサイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOは12月16日から、パーソナルスタイリングサービス店舗「似合うラボ(niaulab by ZOZO)」の予約受付を開始する。「似合うラボ」は、内装をデザイン・設計事務所の「ダイケイミルズ(DAIKEI MILLS)」が手掛け、事前アンケートをもとにしたZOZOの開発した「似合うAI」と人気スタイリストにより、似合う服を提案してくれる、まさに実験的で革新的な“ZOZO初のリアル店舗“なのだ。16日を前に、メディア向けに体験会を実施した。その模様をレポートする。
今回の共同プロジェクトは、JPゲームスがロールプレイングゲームの技術とノウハウから作ったメタバース空間構築技術フレーム「ペガサス ワールドキット(PEGASUS WORLD KIT)」をアリババクラウド上で展開し、メタバース空間で新しい顧客体験や価値を創出する狙い。11月にスタートしたPoC(Proof of Concept:概念実証実験)ではTSIホールディングスが3Dシュミレーション「CLO」で製作した洋服の3Dデータを取り込み、メタバース空間上でアバターに着せて動作や重ね着などの細かなニュアンスの技術的な検証を行う。