「サンローラン」から新作サングラス ワイドテンプルに“カサンドラロゴ”をあしらう

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、サングラス“ブレイズ”を発売した。ブラック、ハバナの2色展開で、価格は各11万2200円(税込)。

 2022年に発売したバッグ“イカール”が着想源で、シルエットはキャットアイ型だ。“カサンドラロゴ”をあしらったワイドなテンプルについて、「サンローラン」は「ジュエリーを掛けているような印象になる」と説明する。

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「コーチ」がディズニーの100周年を記念した限定コレクションを発売

 「コーチ(COACH)」は2月16日、“ディズニー×コーチ ディズニー創立100周年限定コレクション”を発売した。

 同コレクションは1935年公開の短編映画「ミッキーの害虫退治(原題MICKEY’S GARDEN)」をインスピレーションとしたもので、バッグや革小物、服をラインアップする。価格はバッグが15万4000円(税込、以下同)、カードケースが1万7600円など。

 ノスタルジックでレトロなミッキーマウスと仲間たちのパッチや、同作のシーンを切り取ったイラストをモチーフとする。なおバッグの素材には、「オーガニックコットンとペットボトルの再生繊維を混紡した“シグネチャー ジャカード”などを用いて、環境にも配慮した」(「コーチ」)という。

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「アナスイ」が2月22日の“猫の日”に向けて猫モチーフのバッグを発売 売り上げの一部を保護猫団体に寄付

 クイーポがライセンスブランドとして展開する「アナ スイ(ANNA SUI)」は、猫のモチーフの“ティティ”シリーズの新作を発売した。ラインアップしたのはミニショルダーバッグ(1万2100円税込、以下同)と、トートバッグ(1万4300円)。クイーポ 公式オンラインショップと一部取扱店舗で販売している。また、2月1日〜3月31日の猫モチーフの対象商品の売り上げの一部を、公益社団法人アニマル・ドネーションを介して保護猫団体に寄付する。“ティティ”シリーズは全ての商品が対象となる。

 ミニショルダーバッグは、「アナ スイ」のロゴパターンをラメプリントした生地を使用した、カジュアルなバッグシリーズ“ホーリー”の新作だ。トートバッグは、猫のしっぽがそのままハンドルになったトートバッグで、サブバッグとしてもメインのバッグとしても活躍する。“ティティ”シリーズでは、ほかにも財布やエコバッグ、ストラップなどの猫モチーフアイテムをそろえている。

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新しい世代のレンズを通して再考する「コーチ」のヘリテージ 循環をキーワードに愛着のわくアイテムがズラリ

 「コーチ」の2023年秋冬コレクションがニューヨーク現地時間の2月13日にパーク・アヴェニュー・アーモリーで行われた。デザイナーのスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)の親密な空間の中でショーを行いたいという思いから、ショーはごく限られた関係者を招いて同会場の歴史やクラシックな雰囲気が感じられるレセプションルームで行われた。

 ショーのオープニングを飾ったのは、胸にリンゴとNYの文字がデザインされたロングニットのドレス。所々がほつれ、古着のような風合いを出している。コレクションノートには「『コーチ』のブランドの核ともなるヘリテージを新しい世代のレンズを通して再考する」と書かれている。“循環をキーワードに再定義されたクラフツマンシップ”というテーマも加わり、サステナビリティという新たな時代のレンズを通してブランドを次のステップへと昇華させている。コレクションをひも解いていくと再利用素材やリサイクル素材の使用の多さにも気がつくだろう。

 ショーの前半はトレンチコートやクロップドジャケットとロングスカートのセットアップなど、「コーチ」ならではの上質なレザーを惜しげもなく使ったルックが目立った。それらのルックはクラシックなアーモリーの会場とマッチし、洗練された品のあるブランドイメージを醸し出している。得意とするレザーでは今回初めてレザーの切れ端から生まれたアウターウエアを発表。どこか古着のようなムードを纏う愛着の出るデザインに仕上がっている。コーディネートで合わせられたシューズは、役目を終えた「コーチ」のバッグをアッパーに再利用したものだ。

 レザーのアウターやセットアップも印象的だったが、ボリューム感のあるシアリングシリーズはすぐにでも買いたくなるアイテムが次々と登場した。グレートーンのシアリングコートや一際目を引いたメタリックイエローのコートは表面に古着のようにくたびれたような加工が施され、変わらない価値のアイテムがこれからも愛され続けていくことを証明しているかのようだった。ビッグシルエットも懐かしさを感じさせる。ジュエリーが埋め込まれたシアリングコートは「コーチ」のクラフツマンシップが感じられるラグジュアリーな仕上がりだ。

 重厚感のあるレザーやシアリングシリーズと対照的に、軽やかなシルクシフォンのドレスはログウッドやベニバナ、マリーゴールドなど天然染めしたカラフルながらも優しい色味が新鮮だ。パターンカットで出た切れ端を装飾に使うなど、廃棄物を最小限に抑えたデザインになっている。

 ショーでコーディネートされたバッグの2個持ちも可愛らしいアクセントとなっていた。特に目立った“コーチ シェイプ”のミニバッグはウサギやバナナ、魚やリンゴなど、心躍るデザインばかり。オーバーサイズのバッグと合わせるなど、クラフツマンシップを活かしながら遊び心も加えている。今回モデルはストリートキャスティングされ、さまざまな個性のモデルたちが登場し、ジェンダーレスなスタイルも時代を反映させるとともに、さまざまな人々の個性やコミュニティが混在するニューヨークという街を表しているようだ。

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「ポーター」が新シリーズ“シャレ”を発表 1960~70年代のフランス製ロッジテントに着想した配色が特徴

 「ポーター(PORTER)」は、親しみやすい配色が特徴の新シリーズ“シャレ(CHALET)”を2月17日に発売する。吉田カバンの公式オンラインストアと一部直営店で取り扱う。

 “シャレ”は、1960~70年代のフランス製ロッジテントに着想し、アウトドアウエアを彷ふつとさせるグリーンやネイビー、オレンジを基調としたカラーリングが特徴だ。今回は、デイパックと2WAYトートバッグ、ドローストリングバッグ、ショルダーバッグの全4型9種を用意。どれも素材にはコットン60%とナイロン40%の比率で撥水性に優れた「60/40クロス」を採用し、日常使いに適したアイテムに仕上げている。価格は、デイパックが税込3万3550円と2WAYトートバッグが同2万8050円、ドローストリングバッグが同2万3100円、ショルダーバッグが同1万9800円だ。

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アートを纏うワイヤレスイヤホン「イヤーマインド」が一般受注販売を開始

 エブル(EBRU)はこのほど、音楽とファッション、アートの融合を掲げるイヤホン「イヤーマインド」の一般受注販売をオフィシャルサイトにて開始した。アートユニットとしても活動するエブルの運営メンバー、金工作家の長井未来、漆作家の小島康加による計9つのバリエーションを数量限定で販売している。

 「アート作品を鑑賞するのは好きだけど、作品を買ったことはない」そんな人々に向けて製作されたこのワイヤレスイヤホンは、受注後にアーティストや職人が一点一点を手作業で製作する。伝統的な彫金技法を応用したデザインやアンティーク切手を使用したものなど、多彩な表情の製品が揃う。今後も日本や世界のアーティストや職人とのコラボレーションを受注販売していく予定だ。

 エブルは金沢美術工芸大学出身の同級生3名によるアートユニット名兼社名。2022年には代表の佐藤怜がWWD JAPANとルミネによるネクストリーダーに選出された。

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「ニューバランス」の“327”から2023年春シーズンの新色が登場 新ユニセックスモデル“U327”も展開

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ライフスタイルスニーカー“327”から2023年春シーズンの新色を発表した。価格は税込1万3090円で、公式オンラインや取扱店舗で販売中だ。

 今シーズンは、アッパーにグリーンやベージュ、ネイビーなどの春らしいカラーを落とし込んだモデルを多数用意。また、アッパーにボリュームを持たせることで柔らかな印象をプラスしたユニセックスモデル“U327”も同時に展開する。

 “327”は、1970年代のブランドを代表するランニングシューズ“320”と“355”、そして“スーパーコンプ(SUPERCOMP)”の3モデルに着想を得て2020年にデビューした。

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【2023年春コスメ】「THREE」から桜に着想したメイクコレクション 質感とカラーの異なる6色アイシャドウパレット

 「THREE」は3月3日、ジュビリーコレクション“ペタル ラプソディー”を発売する。桜の花びらがまるでダンスをするようにリズミカルに軽やかに舞うようすを、色と質感の掛け合わせで表現したメイクアイテムが登場する。

 コレクションのメインとなるのは、アイシャドウパレット“ジュビリーコレクション パレット 2023”(税込7480円)。コーラルピンクのクリーム、アプリコットのマット、ラメやパールを高配合したスパークルピンクのグリッター、ダスティピンクのハイライター、カーキッシュブラウンのサテン、無数のパールを仕込んだローズピンクのカラーヴェエールという6種のカラーと質感をそろえ、桜のはかなさと力強さを表現した。重ねるほどに色同士が互いに引き立て合い、まぶたに透明感をもたらす。

 そのほか、リキッドリップ“ディヴァインリップジェム”(税込3850円)の限定新色として“X01 ブルーム ブーム”が登場。桜の透明感を感じさせるヌーディなミルキーピンクで、素の唇が持つ自然な美しい赤みを際立たせる。また、ネイルカラー“ネイルポリッシュ”(税込1980円)の限定色としてメタリックベージュの“X58 ラプソディック リフレクション”、ライラックピンクの“X59 ワンダフル ワール”、ヘイズブルーの“X60 キャプティベイティング ケリックス”も発売する。

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「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が青山店で展示会 アウターとしてのコルセットの歴史を紐解く

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は、コレクションにおけるコルセットの歴史をアーカイブピースから紐解く展示会「ヴィヴィアン・ウエストウッド コルセット エキシビション」を、青山店で2月17〜26日に開催する。

 ワールドツアーとしてスタートした同展は、それまでアンダーウエアとして認識されていたコルセットを、アウターウエアとして捉えたブランドの歴史を辿る。会場では、昨年12月に死去したヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)によるコルセットデザインの創意工夫を紹介するほか、パートナーのアンドレアス・クロンターラー(Andreas Kronthaler)によるアーカイブへの解釈を添えた特別な7点を展示する。

 また、ブランド最初期のコルセット“ポートレート コルセット”を3Dチャームに仕上げたネックレス(税込4万9500円)やペンダント(同3万8500円)、ブレスレット(同3万5200円)といった限定ジュエリーも販売する。

■展示会「ヴィヴィアン・ウエストウッド コルセット エキシビション」
会期:2月17〜26日
会場:ヴィヴィアン・ウエストウッド 青山店2F
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目49-2

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ビオトープ全店で「ハイク」のポップアップ 目玉は別注の“M-65”ミリタリーコート

 ジュンが運営するセレクトショップのビオトープは全店(東京・白金台、大阪、福岡)に、「ハイク(HYKE)」のポップアップショップをオープンする。期間は2月23〜3月5日。

 目玉は、別注の“M-65”ミリタリーコートだ。カラーはブラックとネイビーの2色で、「ジェンダーレスな4サイズ展開」(ビオトープ)。価格は各7万7000円(税込)。

 生地は軽量で耐久性があり、シワになりにくい“タスランツイル”で、「年間を通して着用できる」という。また、フードは襟の内部に収納できる。

 別注の“M-65”は2月23日から、ビオトープの公式オンラインストアでも扱う。

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ビオトープ全店で「ハイク」のポップアップ 目玉は別注の“M-65”ミリタリーコート

 ジュンが運営するセレクトショップのビオトープは全店(東京・白金台、大阪、福岡)に、「ハイク(HYKE)」のポップアップショップをオープンする。期間は2月23〜3月5日。

 目玉は、別注の“M-65”ミリタリーコートだ。カラーはブラックとネイビーの2色で、「ジェンダーレスな4サイズ展開」(ビオトープ)。価格は各7万7000円(税込)。

 生地は軽量で耐久性があり、シワになりにくい“タスランツイル”で、「年間を通して着用できる」という。また、フードは襟の内部に収納できる。

 別注の“M-65”は2月23日から、ビオトープの公式オンラインストアでも扱う。

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「マイケル・コース」2023-24年秋冬コレクション

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

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ランジェリーブランド「シュット!インティメイツ」が“ご自宅フィッティング”サービスをスタート

 ランジェリーブランド「シュット!インティメイツ(CHUT INTIMATES以下、シュット)」が自宅でブラジャーの試着ができる“ご自宅フィッティング”サービスをスタートした。オンラインでブラジャーを購入したいが“サイズ選びに困る”“どのブラが自分に合うかわからない”“試着しないと不安”“店舗が遠い”などという悩みを解消するのが目的で、試着用サンプルブラを貸し出す。今まで試着は店舗だけで可能だったが、ECで下着を購入する消費者も多く、それらのニーズに対応するものだ。自宅にいながら、店舗スタッフによるフィッティングチェックが受けられる“オンライン相談”も提供し、一人一人に合ったブラ選びをサポートする。

 同サービスで試着できるのは、人気の“ドレスイージーブラ”“シアーライトブラ”“プッシュアップブラ”3タイプで、複数のサイズを取り寄せて着け比べもできる。各タイプ3枚、計9枚まで貸し出しが可能。サンプルの発送時には、パッド、メジャー、フィッティングチェックシートを同封する。料金は、1枚税込330円で、貸し出し期間は発送日から10日間。返却時の送料は無料だ。申し込みは、「シュット」の貸し出しサービス公式サイトから。サービス開始を記念し、1枚税込220円で試せるキャンペーン中で、利用者には、オンラインショップで使用できる割引クーポンを提供する。

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「どのくらい、どうやって塗ったらいいの?」の悩みを解決する、「アイマイ」の日焼け止め対策BBクリームに新色

 アパレルブランド「ソージュ(SOEJU)」は、1万人以上のスタイリングを手掛けたパーソナルスタイリストのリアルなデータと声を基に、「シーズンレス」「エイジレス」「プライスレス」だが上質なベーシックを提案している。「ソージュ」を手掛けるモデラートは3月1日、ビューティブランドの「アイマイ(IMAI)」から、“BBクリームUV”の新色を発売する。

 「ワードローブをひっくり返しても、自信を持てる洋服がない」「プチプラなベーシックアイテムは魅力的だが、着ると“普通”に見えてしまう」「去年のトレンドを、今年着ても大丈夫?」などの悩みに寄り添う「ソージュ」同様、「アイマイ」もユーザーのリアルな悩みに寄り添うベースメイクアイテムを提案する。「ソージュ」の洋服を購入する女性たちの悩みは、ベースメイクさえ「どのくらい塗ったらいいのか?」「どうやって塗っていいのか?」がわからない、というもの。マナーとして最低限の化粧はしたいが、「忙しい」や「そこまで興味がない」という声も多かったという。そこで「アイマイ」は、ノンケミカルで、きしまない、長時間つけていてもストレスを感じづらい化粧下地とBBクリーム、コンシーラーを発売した。化粧下地は保湿に特化、BBクリームはUVをカットしながら自然な色を与え、それでも気になる人はコンシーラーを用いるという商品設計だ。BBクリームはウォーター層が紫外線散乱剤を取り囲むことで、できるかぎりストレスレスに仕上げた。

 BBクリームの新色は、既存の色よりも1トーン明るく仕上げ、「明るい肌にこだわるお客さま」に寄り添った。「アイマイ」は、ユーザーの7割は既存色が似合うが、新色の発売でその割合はさらに大きくなると見込む。

 「シーズンレス」「エイジレス」「プライスレス」にこだわるアパレルブランドも手がけているからこそ、BBクリームは年明け、税込4820円から同3520円に値下げした。

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ランジェリーの販売スタッフを募集 セレクトショップの「ロックユアハーツ」で一人一人に寄り添う接客を

 ランジェリーやルームウエアを扱うセレクトショップの「ロックユアハーツ(LOCK YOUR HEARTS)」は、販売スタッフを募集する。使用する女性が自信を持てるよう、一人一人の悩みに寄り添った提案を実施。業務は接客や会計、品出し、ディスプレーなどを担当。来店客に寄り添えるよう、個人ノルマは設けない。

 具体的には来店客が商品を手に取り悩んでいる場面など、スタッフを必要としているタイミングを見極め、雑談を通してニーズをくみ取ることが期待される。カラダの悩みや理想、求める下着の機能、素材の種類などを聞いておススメを提案する。試着室でブラジャーの形が合っているか、カラダを動かしたときにズレたり金具が当たったりするところはないかを確認するなど、フィッティングを手伝う。実際に触れながら、バストのおさめ方、肩ひもの調節の仕方も伝える。接客の練習をしたり、商品の見せ方を話し合ってディスプレーを変えたり、より良いお店になるよう、合間にミーティングも行う。

 「ロックユアハーツ」は各メーカーから取り寄せたアイテムのほか、自社でもメーカーとコラボしたオリジナル商品などを取り扱う。社員の働きやすさを保ちつつ、来店客の一人一人に今まで以上に向き合った接客をしていくために、人員の強化に乗り出した。

募集職種
ランジェリーの販売スタッフ

雇用形態
正社員(2週間の試用期間あり)
※試用期間中の給与、待遇に差異はなし

応募条件
未経験、第二新卒、歓迎
学歴不問
女性(下着のフィッティングも担当するため)

※来店客に寄り添った接客がしたい人、「女性をキレイにするお手伝い」がしたい人、歓迎
※接客経験やアパレル業界での経験は不問。ブランクや転職回数も不問。社会人デビューの人、歓迎

勤務地
東京都内または大阪府内の店舗
※【転勤有社員】または【地域限定社員】の選択が可能。途中で切り替えることもできる
※希望を考慮し、下記いずれかへの配属

新宿ミロード店/東京都新宿区西新宿1-1-3
池袋サンシャインシティアルパ店/東京都豊島区東池袋3-1-2 サンシャインシティアルパB1階
ルミネエスト店/東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト3階
天王寺MIO店/大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-39 天王寺MIO4階

給与・待遇
月給17万8000円~20万3000円
※別途、残業代(100%支給)や報奨金(店舗の目標達成などにより支給)、賞与(年2回を業績に連動して支給)を支給
※店長代行(入社1年ほどで目指せる)になれば月5000円、店長(入社2年ほどで目指せる)で月2万円の手当を支給

【報奨金あり】
店舗の売り上げなどに応じてマミーナポイントを付与。ポイントに合わせて交際費を支給したり、優秀店舗に社長賞としてエステ、ディナー、ホテルなどを利用できる機会をプレゼントしたりする

年収例
236万円/入社1年
296万円/入社2年
380万円/入社7年

勤務時間
シフト制(実働8時間)
※残業は基本的になし。セールなどで一番忙しい月を含めても月6時間以下

【シフト例】11:00~20:30/12:20~21:50

休日休暇
年間休日112日
完全週休2日制(シフト制)
※配属先により月ごとのシフト制(月の休みの日数は完全週休2日制の店舗と同じ)となる場合もある
夏季休暇
冬季休暇
元旦休暇
※元旦営業の店舗の場合は振り替え休日を取得
有給休暇
※全社員が必ず取得しています。通常の休みと合わせて連休を取得する社員も
特別休暇(連続休6日分/上期・下期それぞれ3日付与)
慶弔休暇
介護休暇
産前産後・育児休暇
※取得実績あり。復職率も高く、子育てと両立して働く女性管理職もいる
※5日以上の連続休暇も取得可能

福利厚生
昇給年1回(10月)
賞与年2回(6月・12月)※業績に連動して支給
交通費(100%支給)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(100%支給)
出張手当
役職手当
報奨金
職能手当
正月出勤手当
資格取得支援制度(ランジェリーアドバイザー)
オフィス内分煙
時短勤務制度
私服勤務OK
食堂あり(店舗により異なる)
※女性管理職の登用実績もある

応募期限
2023年3月20日

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「リンメル」から初のクリーンビューティコスメ“カインド&フリー”登場

 イギリス・ロンドン発のメイクブランド「リンメル(RIMMEL LONDON)」は4月21日、”美しさの多様性や個性を尊重し、ありのままの自分を愛する”というブランドのポリシーに基づいて開発された、初のクリーンビューティコスメライン“カインド&フリー(KIND&FREE)”を発売する。

 “カインド&フリー”は人・動物・地球に配慮したメイクアップラインで、肌への刺激を抑えた自然由来成分を配合。ミネラルオイルや香料など不必要な原材料を使用しないミニマムな処方配合を目指しているほか、動物実験を行わないクルエルティフリーな商品として、クルーエルティフリーインターナショナルとパートナーシップをとり、リーピングバニーの認証マークを取得。さらにパッケージには環境に配慮したリサイクル素材が含まれており、持続可能な取り組みを推進する

 ラインアップは、スキンケアのように潤い、ナチュラルな艶肌に仕上げるファンデーション“カインド&フリー モイストスキンティント”(全3色、税込各1760円)、重ねても厚塗りにならず、気になる肌ムラ・くすみ・くまをカバーしながら、滑らかで均一な肌に仕上げる“カインド&フリー コンシーラー” (全3色、税込各1320円)。メイク崩れ・テカリ防止するさらさら仕上げのエアリーパウダー“カインド&フリー プレストパウダー” (全3色、税込各1430円)のほか、限定でブランド初のビーガンネイル“カインド&フリー ネイルポリッシュ” (全5色、税込各990円)、爪を保護して健やかに保つ70%の自然由来成分(※自然由来指数ISO 16128準拠)を配合した“カインド&フリー トップコート” (税込990円)を扱う。 “クリーンビューティー”という新しい選択肢を提供できるよう、手に取りやすい価格帯と幅広いラインアップをそろえる。

 「リンメル」は、1934年に誕生し、現在80カ国以上で展開する。日本には2006年に上陸し、コーセーがコティ(COTY)とライセンス契約を締結。18年10月末まで日本市場での輸入・製造販売を行っていたが、同年11月からはコティが国内の販売を引き継ぎ、現在はコティジャパンが事業を展開。バラエティーショップを中心にドラッグストアなど全国2000店舗以上で取り扱う。

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【スナップ】広末涼子、米倉涼子、広瀬アリスら豪華ゲストが祝福!「パラッツォ フェンディ 表参道」オープン

 「フェンディ(FENDI)」は2月10日、国内最大級のフラッグシップストア「パラッツォ フェンディ 表参道」のオープニングイベントを開催した。「フェンディ」の建築部門が設計を手掛け、全カテゴリーを取りそろえる店舗は、本社を構えるローマの建築物「イタリア文明宮」をほうふつとさせる。

 グランドオープン前日に行われたカクテルレセプションでは、アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)とシルヴィア・フェンディ(Silvi Venturini Fendi)、デルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)の3人がそろって初来日した。イギリスから歌手のロミー(Romy)がアコースティックライブを披露し、水原佑果と鶴田さくらがDJプレイで会場を盛り上げた。

 ゲストには、米倉涼子、広末涼子、広瀬アリス、浅田舞、浅野忠信、泉里香、伊藤英明、今市隆二、UTA、大平修蔵、大政絢、小嶋陽菜、佐野玲於、白濱亜嵐、鈴鹿央士、関口メンディー、トリンドル玲奈、仲里依紗、中川大志、蜷川実花、生見愛瑠、八村倫太郎、Perfume、ブライアンボーイ、真木よう子、町田啓太、松本まりか、三浦翔平、三吉彩花、百田夏菜子、森星、栁俊太郎ら豪華ゲストが多数来場し、新しいストアのオープンを祝福した。

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【スナップ】広末涼子、米倉涼子、広瀬アリスら豪華ゲストが祝福!「パラッツォ フェンディ 表参道」オープン

 「フェンディ(FENDI)」は2月10日、国内最大級のフラッグシップストア「パラッツォ フェンディ 表参道」のオープニングイベントを開催した。「フェンディ」の建築部門が設計を手掛け、全カテゴリーを取りそろえる店舗は、本社を構えるローマの建築物「イタリア文明宮」をほうふつとさせる。

 グランドオープン前日に行われたカクテルレセプションでは、アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)とシルヴィア・フェンディ(Silvi Venturini Fendi)、デルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)の3人がそろって初来日した。イギリスから歌手のロミー(Romy)がアコースティックライブを披露し、水原佑果と鶴田さくらがDJプレイで会場を盛り上げた。

 ゲストには、米倉涼子、広末涼子、広瀬アリス、浅田舞、浅野忠信、泉里香、伊藤英明、今市隆二、UTA、大平修蔵、大政絢、小嶋陽菜、佐野玲於、白濱亜嵐、鈴鹿央士、関口メンディー、トリンドル玲奈、仲里依紗、中川大志、蜷川実花、生見愛瑠、八村倫太郎、Perfume、ブライアンボーイ、真木よう子、町田啓太、松本まりか、三浦翔平、三吉彩花、百田夏菜子、森星、栁俊太郎ら豪華ゲストが多数来場し、新しいストアのオープンを祝福した。

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「アルマーニ ビューティ」のグローバル・メイクアップ・アンバサダーにNewJeansのハニが就任

 「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は、グローバル・メイクアップ・アンバサダーに韓国ガールズグループ・NewJeansのメンバーであるハニが就任したと発表した。同ブランドのアンバサダーはケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、テッサ・トンプソン(Tessa Thompson)、シドニー・スウィーニー(Sydney Sweeney)などが務めており、ハニは新たなブランド・ビューティ・アイコンに加わることになる。今後はアイコニックなリキッドファンデーション “パワー ファブリック +”と、3月発売予定の新リップ“リップ マエストロ サテン”のキャンペーンに登場する予定。

 今回のアンバサダー起用について、ジョルジオ・アルマーニは「ハニは素晴らしい表現力と人を惹きつける魅力を併せ持った非常に若いアーティストです。彼女の独自の個性は興味深く、とても魅力的だと感じます」とコメントしている。

 NewJeansは2022年7月にデビュー。デビューシングルの先行公開は24時間で130万回以上の再生回数を記録したほか、韓国国内のミュージック・アワードや22年11月に日本で行われたK-POP授賞式などで数々の賞を受賞するなど、高い注目を集めている。

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金沢発の急成長ブランド「ジェンヌ」が広報PRを募集 海外出張もあり

 石川県・金沢市を拠点にスタートしたウィメンズブランド「ジェンヌ(JENNE)」は、広報PRを募集する。業務内容は海外の展示会での対応やメディア・バイヤー対応、海外取引先とのやりとり、コラボの企画・運営、プレスリリース、ポップアップの準備、衣装貸し出し(リース)対応など。国内外に向け、幅広い広報活動に取り組む。2023年秋を目指す海外進出を、成功に導く存在としての活躍が期待される。

 「ジェンヌ」はパリジェンヌをテーマに、りんとしたかわいらしい大人の女性をイメージしたウィメンズブランド。店舗を持たないD2C(EC)ブランドとしてスタートした後、ブランドを夫婦で手掛ける宇佐見結花ブランドマネージャーによる発信を中心にSNSで人気を獲得していった。幅広い年代の客層を対象に、長く大切にしたい洋服をテーマにしたファッションスタイルを提案する。

募集職種
広報PR(国内・海外向けのPR)

雇用形態
正社員(試用期間3カ月)
※試用期間中の給与や待遇に変更なし

応募条件
学歴不問/職種未経験歓迎
【以下、二つの資格を満たす人】
ビジネスレベルの英語力(読み・書き・会話)をお持ちの方
アパレル系の知識がある人(営業、店舗スタッフ、MDなど職種は不問)
※特に外資系のファッション会社でのPR・営業経験や、英語を用いた国外向けのPR経験がある人歓迎

勤務地
東京オフィス/東京都港区南青山5-13-11 パンセビル2F
※転勤はなし

給与・待遇
月給30万~40万円+賞与+手当
※経験・スキルを考慮して決定
※月給には月30時間分(4万7490円以上)の固定残業代を含む
※固定残業代は残業が発生しなくても必ず支給し、万が一超過した場合は別途残業代を支給。実際には残業はほぼなし

勤務時間
9:30~18:30(実働8時間)

休日休暇
完全週休2日制(土曜・日曜・祝日)
GW
夏季休暇(2日)
年末年始休暇(6日)
年次有給休暇
慶弔休暇
産前産後休暇(取得・復職実績あり)
育児休暇(取得・復職実績あり)

福利厚生
昇給 年1回(4月)
賞与 年2回(7月・12月/昨年度実績2カ月分)
交通費支給(全額支給/上限なし)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(超過分)
出張手当
役職手当
職能手当
家族・扶養手当(配偶者:月1万円、子ども1人以上:月1万円)
オフィス内禁煙
服装自由
海外出張あり

応募期限
2023年3月9日

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「パリ国際ランジェリー展」が3年振りにリアル開催 日本から4つのブランドが出展(前編)

 1月21〜23日の3日間、フランス・パリのポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場で、下着、ラウンジウェア、水着、アクティブウエアを集積した世界最大級のトレードショー「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」と素材展「パリ アンテルフィリエール(PARIS INTERFILIER)」が開催された。リアルでの開催は3年ぶりで、420のブランドとメーカーが出展。99カ国から1万5285人が来場し、38%がフランス国内、62%がフランス国外からという構成だった。アジアからの来場者はコロナ禍前には戻らなかったものの、日本からは4つのD2Cブランドが「パリ国際ランジェリー展」に出展し、存在感を発揮した。世界的な舞台に挑んだ各デザイナーが同展で感じたことなどについて2回に分けて伝える。

「ケープラスワンパーセント」 3年間で様変わりしたサニタリーショーツ事情

 サニタリーショーツを中心に展開する「ケープラスワンパーセント(以下、K+1%)」のスド=キョ=コ「K+1%」ディレクターは2020年に続き2度目の出展だった。スドは、「ヨーロッパにおいて、3年前とサニタリーショーツをめぐる消費者のリテラシーが大きく変わったことに驚いた」と言う。3年前、欧米ではナプキンやタンポンと併用するサニタリーショーツはほとんど存在せず、“サニタリーショーツとは何か”という説明から入る必要があった。それが日本同様、この3年間で吸水ショーツが一気に広がり、サニタリーショーツへの理解も高まった。その一方で、下着の展示会で、ブラジャーとサニタリーショーツだけでは実績に結びつきにくいという3年前の反省から、23年春夏より、ブラジャーにコーディネートできるボトムスを、サニタリーショーツ、ソング、普通のショーツの3タイプそろえた。ヨーロッパではシンプルなデザインの中にもセクシーさを求められるため、シアー素材を効果的に取り入れ、カラフルなカラーレンジで展開。22年夏に発売したウエアラインの“カドル”も展示。間口を広げたことで、ブランドの奥行きを見せられ、商談の幅も広がった。

 スドは英語も堪能で商談は問題ないが、3年前に、日本人1人だとブースに入りにくいと感じたため、今回はイギリス出身の海外セールス担当もブースに立った。同ブランドは来年も出展予定。彼女は、「継続出展することで認知も高まり、それだけ体力のあるブランドだと認識してもらえる」と話す。また「ファッションブランド同様、日本のランジェリーブランドも世界に通用するはずだ。そのために、『パリ国際ランジェリー展』に参加し、チャレンジし続ける」と続けた。

「プントゥ」 ブランドの背景やデザイナー自身への質問が相次ぐ

 初出展した京都発ブランド「プントゥ(PUNTOE)」。ゴムを極力使わないシルクランジェリーブランドとして14年に設立し、20年には環境に負担をかけないものづくりを目指して、植物染めのブランド「ニュアラ(NUALA)」をスタートした。両ブランドを手掛ける松本奈月デザイナーは「ブランドを始めた理由や設立の経緯、下着作りをどこで学んだかなど、ブランドの背景について熱心に聞かれた」と話す。製品および植物染めの原料を透明の筒に入れたハンガーに多くの人が興味を持った。松本は、「シルクの原産国や生産地を聞かれることが多く、政治的な見解から中国産シルクを使用していることに抵抗を感じる人もいた」と言う。

 同ブランドは海外進出しようと動き出したところでコロナ禍に突入し、仕切り直しとなった。今回ビジネス感覚をつかみ、来年以降も継続して出展して足場を固める計画だ。

出展料2倍でも価値がある“エクスポーズド”エリア

 「K+1%」と「プントゥ」がブースを設けたのは、「パリ国際ランジェリー展」内の“エクスポーズド(EXPOSED)”というエリア。このエリアはファッションウェブサイト「ザ シェイプ オブ ザ シーズン(THE SHAPE OF THE SEASON)」を主宰するマチュー・ピネ(Mattieu Pinet)がオーガナイズするエリアで、出展する前にピネによる審査があり、出展料は他スペースの約2倍だ。ただし、このエリアに出展することは、市場で最もクリエイティブなブランドとしてのお墨付きになり、来場者の注目度は一気に高まる。毎日開催されるファッションショーにも参加でき、トレンドフォーラムで紹介されるチャンスも増えることから、そのエリアに出展する価値は十分にある。

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「パリ国際ランジェリー展」が3年振りにリアル開催 日本から4つのブランドが出展(前編)

 1月21〜23日の3日間、フランス・パリのポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場で、下着、ラウンジウェア、水着、アクティブウエアを集積した世界最大級のトレードショー「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」と素材展「パリ アンテルフィリエール(PARIS INTERFILIER)」が開催された。リアルでの開催は3年ぶりで、420のブランドとメーカーが出展。99カ国から1万5285人が来場し、38%がフランス国内、62%がフランス国外からという構成だった。アジアからの来場者はコロナ禍前には戻らなかったものの、日本からは4つのD2Cブランドが「パリ国際ランジェリー展」に出展し、存在感を発揮した。世界的な舞台に挑んだ各デザイナーが同展で感じたことなどについて2回に分けて伝える。

「ケープラスワンパーセント」 3年間で様変わりしたサニタリーショーツ事情

 サニタリーショーツを中心に展開する「ケープラスワンパーセント(以下、K+1%)」のスド=キョ=コ「K+1%」ディレクターは2020年に続き2度目の出展だった。スドは、「ヨーロッパにおいて、3年前とサニタリーショーツをめぐる消費者のリテラシーが大きく変わったことに驚いた」と言う。3年前、欧米ではナプキンやタンポンと併用するサニタリーショーツはほとんど存在せず、“サニタリーショーツとは何か”という説明から入る必要があった。それが日本同様、この3年間で吸水ショーツが一気に広がり、サニタリーショーツへの理解も高まった。その一方で、下着の展示会で、ブラジャーとサニタリーショーツだけでは実績に結びつきにくいという3年前の反省から、23年春夏より、ブラジャーにコーディネートできるボトムスを、サニタリーショーツ、ソング、普通のショーツの3タイプそろえた。ヨーロッパではシンプルなデザインの中にもセクシーさを求められるため、シアー素材を効果的に取り入れ、カラフルなカラーレンジで展開。22年夏に発売したウエアラインの“カドル”も展示。間口を広げたことで、ブランドの奥行きを見せられ、商談の幅も広がった。

 スドは英語も堪能で商談は問題ないが、3年前に、日本人1人だとブースに入りにくいと感じたため、今回はイギリス出身の海外セールス担当もブースに立った。同ブランドは来年も出展予定。彼女は、「継続出展することで認知も高まり、それだけ体力のあるブランドだと認識してもらえる」と話す。また「ファッションブランド同様、日本のランジェリーブランドも世界に通用するはずだ。そのために、『パリ国際ランジェリー展』に参加し、チャレンジし続ける」と続けた。

「プントゥ」 ブランドの背景やデザイナー自身への質問が相次ぐ

 初出展した京都発ブランド「プントゥ(PUNTOE)」。ゴムを極力使わないシルクランジェリーブランドとして14年に設立し、20年には環境に負担をかけないものづくりを目指して、植物染めのブランド「ニュアラ(NUALA)」をスタートした。両ブランドを手掛ける松本奈月デザイナーは「ブランドを始めた理由や設立の経緯、下着作りをどこで学んだかなど、ブランドの背景について熱心に聞かれた」と話す。製品および植物染めの原料を透明の筒に入れたハンガーに多くの人が興味を持った。松本は、「シルクの原産国や生産地を聞かれることが多く、政治的な見解から中国産シルクを使用していることに抵抗を感じる人もいた」と言う。

 同ブランドは海外進出しようと動き出したところでコロナ禍に突入し、仕切り直しとなった。今回ビジネス感覚をつかみ、来年以降も継続して出展して足場を固める計画だ。

出展料2倍でも価値がある“エクスポーズド”エリア

 「K+1%」と「プントゥ」がブースを設けたのは、「パリ国際ランジェリー展」内の“エクスポーズド(EXPOSED)”というエリア。このエリアはファッションウェブサイト「ザ シェイプ オブ ザ シーズン(THE SHAPE OF THE SEASON)」を主宰するマチュー・ピネ(Mattieu Pinet)がオーガナイズするエリアで、出展する前にピネによる審査があり、出展料は他スペースの約2倍だ。ただし、このエリアに出展することは、市場で最もクリエイティブなブランドとしてのお墨付きになり、来場者の注目度は一気に高まる。毎日開催されるファッションショーにも参加でき、トレンドフォーラムで紹介されるチャンスも増えることから、そのエリアに出展する価値は十分にある。

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「フェラガモ」が伊勢丹新宿と阪急うめだでポップアップ 限定&先行販売のバッグも

 「フェラガモ(FERRAGAMO)」は3月1〜14日の期間、伊勢丹新宿本店(本館1階 ザ・ステージ)に、また22〜28日の期間、阪急うめだ本店(1階 コトコトステージ11)と阪急メンズ大阪(1階 メインステージ)にポップアップストアをオープンする。

 「フェラガモ」が2022年9月にロゴとブランドカラーを刷新してから初めてのポップアップ開催であり、新クリエイティブ・ディレクター、マクシミリアン・デイヴィス(Maximilian Davis)によるファーストシーズンとなった2023年春夏コレクションの商品をそろえる。

 伊勢丹新宿本店の目玉は、バッグ“ワンダ”のスカイブルー(33万円税込、以下同)の限定販売だ。世界中で、三越伊勢丹グループだけで扱う。同バッグは、創業者サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の妻ワンダ(Wanda)の名前を冠したもの。1988年に彼らの娘フィアンマ(Fiamma)が母のためにデザインしたオリジナルモデルを、デイヴィス=クリエイティブ・ディレクターがアップデートした。また、同じくスカイブルーの財布も国内では三越伊勢丹グループだけで発売する。

 さらに、フェラガモがマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)のために作ったハイヒールにオマージュを捧げた、ストラス(ラインストーン)をちりばめた“ワンダ”(46万2000円)と、ブレスレットを組み合わせたカードケース(20万9000円)を伊勢丹新宿本店のポップアップと銀座本店で先行販売する。

 ウィメンズ・メンズ同時開催となる阪急うめだ本店・阪急メンズ大阪のポップアップでは、デイヴィス=クリエイティブ・ディレクターが「フェラガモ」のアーカイブから着想を得てデザインした、カットアウト加工のバッグの限定色(24万2000円)を販売する。

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