【2023年夏コスメ】「ディオール」が限定デザインのアイシャドウや“リップマキシマイザー”の限定色を発売 リゾート地が着想源

 「ディオール(DIOR)」は4月28日、2023年夏コレクションを発売する。21日に公式オンラインストアおよび一部店舗で先行販売を開始する。

 同コレクションは、リゾート地であるフレンチ・リビエラにインスピレーションを得て、ナチュラルで輝くカラーが詰まった夏にぴったりのアイシャドウパレットやリップ、ネイルなど全6アイテム。

 人気のアイシャドウパレット“サンク クルール クチュール”(限定2色、税込各9130円、以下同)は、夏の日差しに映える2色。“233 エデン ロック”は、ゴールデンコーラル、アイボリー、ブラウンなどに加え、深みを感じるブルーをアクセントにした配色で登場。“533 リヴァージュ”は、イエローゴールド、ブリックオレンジ、ブラウンなどで目元に自然なグラデーションが作れるカラーだ。

 1月にリニューアルした“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”(限定3色、各4620円)からは、“042 タンジェリン”、“043 ロゼ”、“044 シマー ブロンズ”の3色を発売。さらに“ルージュ ディオール バーム”(限定1色、5500円)と“ディオール アディクト リップ ティント”(新1色、4620円)も販売する。

 “ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー”(限定2色、各7480円)からは、明るく自然な艶が一日中続くゴールドとコーラルカラーが登場。また、ネイルポリッシュ“ディオール ヴェルニ”(限定4色、各3740円)からも4つのカラーが登場し、指先を夏仕様に彩る。

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【2023年夏コスメ】「ディオール」が限定デザインのアイシャドウや“リップマキシマイザー”の限定色を発売 リゾート地が着想源

 「ディオール(DIOR)」は4月28日、2023年夏コレクションを発売する。21日に公式オンラインストアおよび一部店舗で先行販売を開始する。

 同コレクションは、リゾート地であるフレンチ・リビエラにインスピレーションを得て、ナチュラルで輝くカラーが詰まった夏にぴったりのアイシャドウパレットやリップ、ネイルなど全6アイテム。

 人気のアイシャドウパレット“サンク クルール クチュール”(限定2色、税込各9130円、以下同)は、夏の日差しに映える2色。“233 エデン ロック”は、ゴールデンコーラル、アイボリー、ブラウンなどに加え、深みを感じるブルーをアクセントにした配色で登場。“533 リヴァージュ”は、イエローゴールド、ブリックオレンジ、ブラウンなどで目元に自然なグラデーションが作れるカラーだ。

 1月にリニューアルした“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”(限定3色、各4620円)からは、“042 タンジェリン”、“043 ロゼ”、“044 シマー ブロンズ”の3色を発売。さらに“ルージュ ディオール バーム”(限定1色、5500円)と“ディオール アディクト リップ ティント”(新1色、4620円)も販売する。

 “ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー”(限定2色、各7480円)からは、明るく自然な艶が一日中続くゴールドとコーラルカラーが登場。また、ネイルポリッシュ“ディオール ヴェルニ”(限定4色、各3740円)からも4つのカラーが登場し、指先を夏仕様に彩る。

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合言葉は“ひとひねり” デニムコーデを今季らしく着るポイント3【2023年春夏トレンド】

 デニムの着こなしがますます“豊作”になってきました。テーラードジャケットと合わせたり、センシュアルなムードでまとったり。ポイントは、これまでとはひと味違う、“脱・無難”なコーディネート。自分らしい“ひとひねり”が必須になっています。

 例えば、俳優のマチルダ・ルッツ(Matilda Lutz)は、ヘルシーかつセクシーな肌見せルックに、ゆったりしたワイドパンツでスタイリング。パンツのボリュームが上半身のコンパクトさを引き立てています。今回は、セレブリティーやファッショニスタの着こなしから、リアルに取り入れやすい最旬デニムコーディネートを紹介します。

ジャケットで落ち着いた大人仕様に

 

 手っ取り早くデニムパンツを格上げできる相棒は、落ち着いたムードのジャケット。黒ジャケットは、インディゴブルーとの相性も抜群です。トップス次第で、ムードを何通りにも切り替えられます。

 俳優のマチルダ・デ・アンジェリス(Matilda De Angelis)は、ミラノのファッションショーにデニムスタイルで来場しました。正統派のジャケットを羽織り、白シャツはボタンを上まで留めてきちんと感を強調することで、洗練されたデニムコーデに。ダブルブレストのジャケットは前を開けて、抜け感も忘れません。全体にマスキュリンな装いを、ポインテッドトゥのパンプスが和らげています。

 テーラードのブームを追い風に、ジャケットの選択肢が増えてきました。2枚目の写真では、黒のクロップド丈ジャケットをチョイス。Tシャツとベルトも黒でそろえて、シックな印象に。ローデニムとのコーディネートで、ミニマルなたたずまいにまとめました。デニムパンツの出番を増やしやすいスタイリングです。

“ちら腹見せ”はアウターで調節

 ショート丈トップスを使った“チラ腹見せ”は、“Y2K”トレンドを受けて人気が続いています。そのエッセンスを借りつつ、大人は羽織り物でウエスト周りの露出をコントロールするのが得策です。ジャケットが便利ですが、シャツのジャケット使いも役に立ちます。

 俳優のジョージナ・アモロス(Georgina Amoros)は、白のショート丈トップスでお腹周りをのぞかせつつ、シャツを羽織って適度な肌見せ具合に仕上げました。デニムパンツにあしらった「ロエベ(LOEWE)」の“アナグラム”ロゴも視線を散らす効果を発揮。華奢なサンダルで女性らしさも添えています。

 2枚目の写真で俳優・ジェラルディン・ナカシュ(Geraldine Nakache)が着用しているのは、かなりのチビT。ワークウエア風のジャケットを重ねて、お腹の見え具合をセーブしています。デニムパンツがゆったりしたシルエットなので、チビTを着た上半身のコンパクトさが引き立ちました。リラックスムードを高めたパンツの裾を深く折り返したスタイリングにも注目です。

テイストミックスで個性を発揮

 全体をマニッシュにまとめて、デニムパンツ特有のタフさを押し出すスタイリングも登場しています。ダメージ加工を施したデニムや古着を取り入れやすいのも、この着こなしのいいところです。

 1枚目の女性は、ボトムスに古着ライクなダメージが印象的なデニムパンツを選び、ストリート感をまとわせました。ワシが描かれたTシャツにアメリカンなチェック柄のシャツを重ねて、カルチャーミックスのムードに。袖周りのフェザーのデコレーションが異彩を放ちます。全体的にボーイッシュなアメカジ風でありながら、ありきたりではない個性を生かしたスタイリングです。

 2枚目の写真は、プルオーバーとパンツの“デニム・オン・デニム”コーデで、随所に工夫を凝らしたデニムスタイルが印象的。カジュアルなトーンに、レディーライクな帽子や、レトロなサングラス、ゴールドのネックレスなどの小物をプラスして格上げしました。足元はゼブラ柄のポインテッドトゥでフェミニンさを投入した一方、ドローストリングスや切りっぱなしの裾で適度なルーズさも出し、テイストミックスに仕上げています。

 デニムの再評価が進み、着こなしの“振れ幅”も大きく広がっている分、自分らしいアレンジでスタイルを確立したいもの。この春夏は、おしゃれ上級者のスタイルを参考に、自分好みの“ひとひねり”を利かせてみませんか。

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ロンドン発の新進ブランド「ファウンドリー ミューズ」が伊勢丹新宿店でポップアップ開催

 ロンドン発のファッションブランド「ファウンドリー ミューズ(FOUNDRY MEWS)」は、4月26日から5月2日までの期間、伊勢丹新宿本店 本館2階のイーストパークでポップアップを開催する。ポップアップでは2023年春夏シーズンの新作アイテムのほか、シューズやシグネチャーアイテムのネックレス、香水などを販売する。

 アパレルは、ロマンチックな美しさを追求したティアードドレス(税込4万9500円)などをそろえる。ドレスは2ウエイで着用ができ、ボリューム感のあるミニドレスとしてもロングドレスとしても楽しめる。シューズは、本革を使用し3本のストラップでエッジを効かせたメリージェーン(税込2万2600円)やブランドで人気の“カンバスシューズ”をオールレザーにした新作(税抜2万3000円)などを用意する。

 ブランド初の香水“オミヤゲ”(10ml/税抜4000円、30ml/8000円)は、今回のポップアップ限定で取り扱う。香りは広大な公園が点在するロンドンの自然をイメージしたもので、ヒバやネロリ、ヒノキなどが香る。

 シグネチャーアイテムは、オーダーを受けてから1点1点手作業で製作する。ペンダントトップにはナンバーを刻み、持ち主にとって世界に一つの特別な存在になるよう仕上げている。

 「ファウンドリー ミューズ」は、ロンドンを拠点にオンラインショップとして2019年にスタートした。日本や台湾、コペンハーゲン、サンフランシスコにクリエイティブチームを持ち、「Take off your age, Try on an adventure(年齢を脱ぎ捨てて、冒険を着よう)」をコンセプトにしている。国内ではビームスやベイクルーズなどが取り扱っている。

■Foundry Mews Official store at ISETAN
会期:4月26日〜5月2日
場所:伊勢丹新宿本店 本館2階 イーストパーク
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「エルメス」が仏ノルマンディーに新レザーグッズ工房をオープン “ケリー”バッグを中心に生産

 「エルメス(HERMES)」は4月7日、フランス西部ノルマンディー地方のルビエに新たなレザーグッズ工房をオープンした。パリから車で2時間ほどの場所にある約6200平方メートルの開放感あふれる新施設では、需要の高い“ケリー”バッグを中心にハンドバッグやレザー小物を生産するほか、パリ以外で唯一、サドル(鞍)の製作も手掛けることになる。

 ”控えめなラグジュアリー(QUIET LUXURY)”が話題を集める中、「エルメス」はクラフツマンシップにこだわり続けている。ハンドバッグの製造方法は50年前から変わらず、一つのバッグを作るのに15〜18時間がかかるため、一人の職人が製作できるのは週2〜3個。同ブランドでは年間数百人を雇用しているというが、職人のトレーニングには18カ月を要するため、すぐに生産量が増やせるわけではない。これに対し、ギョーム・ド・セーヌ(Guillaume de Seynes)製造部門および株式投資担当エグゼクティブ・バイスプレジデントは、「生産能力を高めようと努力しているが、私たちにとって絶対不可欠な品質へのアプローチを維持したい」と説明。現在、フランス国内のさまざまな施設でレザーグッズの製造に携わる職人は約4700人に上り、ルビエの新工房では最終的に260人を雇用する予定だという。

 「エルメス」は現在、他にも4つのレザーグッズ工房設立に向けた準備を進めている。うち2つは年内にオープンし、残りの施設は2年以内に開設を予定する。また、リヨンのシルク工場は増築を終え、7月のオープンを目指している。非常に好調だというテーブルウエアや、スイスでの時計の生産キャパシティーも拡大予定だ。ド・セーヌ=エグゼクティブ・バイスプレジデントは、需要が供給を上回り続けていることについて、「あらゆる分野で将来的なキャパシティーを高めるプロセスを検討している。うれしい悩みではあるが、問題だ」とコメント。「2022年の結果は予想以上だった。全ての部門で成長があったので、全ての活動に投資し、生産能力を高めるようにする必要がある」と付け加えた。

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再上陸の「フォーエバー21」、初常設店を「ららぽーと門真」に出店 ECは「想定より下振れ」

 アダストリア子会社のGate Winは、ライセンス生産・企画・販売する「フォーエバー21(FOREVER 21)」を、4月17日にグランドオープンする「ららぽーと門真」3階に出店する。日本再上陸として2月にECで販売を開始し、東京・渋谷や「ららぽーと横浜」などでポップアップストアを開催してきた(横浜は5月7日まで開催中)が、常設店は今回が初となる。「ECやポップアップによって既に想定と違う部分がいくつか出ており、修正をかけている。いつまでも愛されるブランドを作っていく」と木村治アダストリア社長は話す。

 売り場面積は約405平方メートル。「フォーエバー21」といえば、ショッピングバッグなどに使われる黄色のイメージが強いが、新店は白を基調に差し色として黄色を使用しており、シンプルでリラックスしたムードが新鮮だ。「今は米国の『フォーエバー21』も同様にシンプルになっていて、それが現地の10〜20代から支持されている」と杉田篤Gate Win社長。入り口付近にはアクセサリー類や「うる星やつら」とのコラボ、「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とのコラボなど話題性のある商品を配して入りやすくし、奥に日本製デニム生地のジーンズなどをそろえる。全体のうち、日本企画が8割、米本国からの買い付けが2割。

2月の販売開始以来、ECは「売り上げが想定よりも若干下振れしている」(栄木雅人Gate Win営業部営業部長)という。ECでは、ストリート、モード、フェミニンなど6つのカテゴリー別で商品を見せてきたが、「それだと見え方としてボリュームに欠ける。常設1号店では、カテゴリーを超えたスタイルミックスでファッションの面白さを提案していく」というように修正をかけた。「バズらせようという意識はない。息の長いブランドにするべく、日々検証を重ねる」と杉田社長。ECやポップアップでは、客層は狙い通り20代が中心になっているという。

「世界中の店舗で一番美しいディスプレー」

 デベロッパーからの出店依頼は多いが、当初掲げた初年度3店という計画通り「出店は冷静に判断して進めていく」(栄木営業部長)考え。郊外SCだけでなく都心の駅ビルからも引き合いはあり、「どのような面積でどんな立地に出るのが適切かも含め、検証していく」。

 グランドオープンに先駆けて12日に行われたイベントには、米本国でブランドを傘下に持ち管理するオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)のニック・ウッドハウス(Nick Woodhouse)プレジデント&最高マーケティング責任者も駆けつけた。「世界中の『フォーエバー21』の店頭を見ているが、この店舗のディスプレーが最もすばらしい。日本のメンズ、ウィメンズのアパレル小売りでナンバーワンを目指す」とコメントした。また、ABGと「フォーエバー21」の日本での独占販売契約を締結し、アダストリアとサブライセンス契約を結んでいる伊藤忠商事の武内秀人 執行役員繊維カンパニープレジデントも登場。木村社長、ウッドハウスプレジデント、アンバサダーの青山テルマさんらと鏡割りを行った。

アダストリアとパルグループが多数出店

 アダストリアは「ららぽーと門真」3階に「フォーエバー21」のほか、「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」、メンズの「レイジブルー(RAGE BLUE)」、雑貨の「ラコレ(LAKOLE)」、1階に「ベイフロー(BAYFLOW)」の計5店を出店。大阪拠点のパルグループも「スリーコインズ(3COINS)」「コロニー2139(COLONY 2139)」「ナイスクラップ/オリーブ デ オリーブ(NICE CLAUP/OLIVE DES OLIVE)」「チャオパニック(CIAOPANIC)」など多数出店している。

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【スナップ】「ゲラン」香水“アクア アレゴリア”のイベントに桐谷美玲、山下美月、山田優らが来場

 「ゲラン(GUERLAIN)」は、5月1日に新作を発売する天然由来成分を使用したフレグランスシリーズ“アクア アレゴリア”コレクションの発売記念イベントを開催した。イベントにはジャパンアンバサダーの桐谷美玲や乃木坂46の山下美月、女優でモデルの山田優、三吉彩花らが来場し、コレクションの世界観を体感した。

 豊かな自然からインスピレーションを受けた“アクア アレゴリア”コレクションは1999年に誕生。2022年には最大95%の天然由来成分を配合したナチュラルフォーミュラに変更したほか、リサイクルガラスを使用した詰め替え可能なボトルやリフィルによりブランドのサステナビリティを体現するコレクションとしてリニューアルを行っている。

 新たに発売される“アクア アレゴリア ハーベスト”(全3種、125mL、税込2万1340円)は自然の恵みである稀少な“素材”にフォーカスした限定コレクションで、コレクションのアイコニックな香りである「マンダリン バジリック」「ローザ ロッサ」「ネロリア ベチバー」をラインアップ。パッケージも進化を遂げ、100%リサイクル可能な紙製の“セカンドスキン”に収めている。

 また、22年にデビューしたオーデパルファン“アクア アレゴリア フォルテ”(75mL、税込1万6720円)には既存の「マンダリン バジリック」「ローザ ロッサ」に加え、新たに「ネロリア ベチバー」が登場する。

 発売イベント会場には「ゲラン」が長く行っているミツバチ保護活動や女性養蜂家育成プログラム、子供たちにミツバチの大切さを伝える活動のパネルを用意。会場にはYAMATO、伊原葵、世良マリカも訪れ、ブランドの活動に理解を深めていた。

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白Tシャツ専門店のシロティから初のオリジナル 目指したのはジーンズとの究極のマッチング

 白無地Tシャツ専門店のシロティ(#FFFFFFT)は、オープン7周年を記念して4月15日に初のオリジナルTシャツを発売する。第1弾は“デニムのための白Tシャツ”で、ユニセックスで4サイズ展開する。価格は各1万3200円(税込)だ。

 生地もオリジナルで、米綿100%の太番手の糸を通常の2倍贅沢に使用する。吊り編み機を用いて糸にストレスをかけず、空気を含ませながら編み立てた。これによって超肉厚に、それでいて柔らかな風合いに仕上げた。脇に縫い目のない丸胴仕立てのため、「着心地も抜群」だという。

 フィッティングは、「昨今のトレンドであるオーバーサイズではなく、5年後・10年後も袖を通したくなる普遍的なものにした」という。ビンテージウエアに見られる極太のバインダーネックは首の伸びや型崩れを防止する仕様であり、「着込んでジーンズのように“育てて”ほしい」と話す。

 シロティは2016年にオープン。これまで400種類以上の白無地Tシャツを扱ってきた。

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無印良品がプラスチック商品の回収・再資源化・再生に本腰

 「無印良品」は2月3日、狭小店などを除く全店舗でプラスチック商品の回収を始めた。対象商品は、衣装/収納クローゼットケースやダストボックス、ファイルボックスなどのポリプロピレン製品とやわらかポリエチレンケースシリーズ。店頭で回収を受け付け、基準をクリアした状態がよい製品は回収店舗で再販される。再販が難しい製品は社内配送便を用いて物流センターに集め、リサイクル工場で粉砕してペレット化。ペレットは国内の生産拠点に運ばれ、品質を損なわないように一部バージン素材を活用しながら、無印良品の製品として生まれ変わる。リサイクル素材を用いた製品は、マテリアルリサイクルの特性上、透明や白の再現は難しく、ダークグレーに染めて再販される。

 リサイクル・リユースに至った経緯を嶋崎朝子・上席執行役員兼生活雑貨部管掌は「主力製品の多くは石油由来。地球資源の循環化と廃棄物削減に向けて、また社会的責任を果たすためにもただ作って売るのではなく、再生方法を検討していた」と話す。合理的な活用方法を検証するために2021年9月から有明店でプラスチック商品の回収を始め、22年9月から東日本の13店舗で随時始めていたが、「発展させるには規模を拡大する必要があった」。大きく動き出したのは昨年の夏。「原料高騰が背中を押した。スキームを万全に整えて始める予定だったが、前倒すことにした。高騰分をリサイクルでカバーするために始めたわけではないが、ゆくゆくはカバーできるようにしたい」と話す。

 回収が始まり消費者からは「『プラスチックの大型ゴミの回収は自治体が行うものだと思っていたが、一般企業が行うのか』という驚きの声や『循環型社会に向けてついに始まるんだ』という期待感があったと聞いている。大型ゴミ回収のための費用がかからない点もポジティブに働いていると思う」と話す。3月末時点で2088kg(PP衣装ケース・引出式・大に換算すると720個分)を回収した。大型商品の持ち込みはハードルが高いと思いきや、「配送料をかけないために大型商品でも持ち帰る人が多い。もちろん、銀座店と郊外店では状況は異なるが、カーボンフットプリントを抑えるためにも店舗回収を進めたい」という。

 そもそも「無印良品」は創業当初から長く使うことができるデザインを大切にしており、汎用性が高くモジュール化できる製品が多い。「捨てないのが一番いい。多くの製品は数十年単位で使うことができるものだが、収納ケースは引っ越しなどでサイズが合わなくなると手放すことが多い製品。そういった製品を、粗大ごみシールを買って捨てるのではなく、地上にある鉱脈という感覚で、持ってきていただきたい。衣装ケースなど大きい製品で回収が進めば、それだけ資源が増える」。

 「ゴミにならない、長持ちして壊れない設計を大前提に、設計時から回収を考える必要がある。分類・分解のしやすさなど、できるだけ低負荷で循環できるようにしないと、回収がうまくいかない。さまざまな商品を展開しているが、どれも再資源化しようと思えばできるものが多い」。さらに循環できる製品開発にも力を入れる。

 課題は「物流の合理化」だという。「製品の状態では大きい。例えば店舗で小さく粉砕して製造工場に直送できればカーボンフットプリントも物流コストも削減できる。しかし、全ての店舗に粉砕機を置くとなると結構な設備になる。こうしたことを検討していく必要がある」。

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無印良品がプラスチック商品の回収・再資源化・再生に本腰

 「無印良品」は2月3日、狭小店などを除く全店舗でプラスチック商品の回収を始めた。対象商品は、衣装/収納クローゼットケースやダストボックス、ファイルボックスなどのポリプロピレン製品とやわらかポリエチレンケースシリーズ。店頭で回収を受け付け、基準をクリアした状態がよい製品は回収店舗で再販される。再販が難しい製品は社内配送便を用いて物流センターに集め、リサイクル工場で粉砕してペレット化。ペレットは国内の生産拠点に運ばれ、品質を損なわないように一部バージン素材を活用しながら、無印良品の製品として生まれ変わる。リサイクル素材を用いた製品は、マテリアルリサイクルの特性上、透明や白の再現は難しく、ダークグレーに染めて再販される。

 リサイクル・リユースに至った経緯を嶋崎朝子・上席執行役員兼生活雑貨部管掌は「主力製品の多くは石油由来。地球資源の循環化と廃棄物削減に向けて、また社会的責任を果たすためにもただ作って売るのではなく、再生方法を検討していた」と話す。合理的な活用方法を検証するために2021年9月から有明店でプラスチック商品の回収を始め、22年9月から東日本の13店舗で随時始めていたが、「発展させるには規模を拡大する必要があった」。大きく動き出したのは昨年の夏。「原料高騰が背中を押した。スキームを万全に整えて始める予定だったが、前倒すことにした。高騰分をリサイクルでカバーするために始めたわけではないが、ゆくゆくはカバーできるようにしたい」と話す。

 回収が始まり消費者からは「『プラスチックの大型ゴミの回収は自治体が行うものだと思っていたが、一般企業が行うのか』という驚きの声や『循環型社会に向けてついに始まるんだ』という期待感があったと聞いている。大型ゴミ回収のための費用がかからない点もポジティブに働いていると思う」と話す。3月末時点で2088kg(PP衣装ケース・引出式・大に換算すると720個分)を回収した。大型商品の持ち込みはハードルが高いと思いきや、「配送料をかけないために大型商品でも持ち帰る人が多い。もちろん、銀座店と郊外店では状況は異なるが、カーボンフットプリントを抑えるためにも店舗回収を進めたい」という。

 そもそも「無印良品」は創業当初から長く使うことができるデザインを大切にしており、汎用性が高くモジュール化できる製品が多い。「捨てないのが一番いい。多くの製品は数十年単位で使うことができるものだが、収納ケースは引っ越しなどでサイズが合わなくなると手放すことが多い製品。そういった製品を、粗大ごみシールを買って捨てるのではなく、地上にある鉱脈という感覚で、持ってきていただきたい。衣装ケースなど大きい製品で回収が進めば、それだけ資源が増える」。

 「ゴミにならない、長持ちして壊れない設計を大前提に、設計時から回収を考える必要がある。分類・分解のしやすさなど、できるだけ低負荷で循環できるようにしないと、回収がうまくいかない。さまざまな商品を展開しているが、どれも再資源化しようと思えばできるものが多い」。さらに循環できる製品開発にも力を入れる。

 課題は「物流の合理化」だという。「製品の状態では大きい。例えば店舗で小さく粉砕して製造工場に直送できればカーボンフットプリントも物流コストも削減できる。しかし、全ての店舗に粉砕機を置くとなると結構な設備になる。こうしたことを検討していく必要がある」。

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「ダンヒル」の新クリエイティブ・ディレクターにサイモン・ホロウェイ

 「ダンヒル(DUNHILL)」は、新たなクリエイティブ・ディレクターにサイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)が就任したと発表した。

 ホロウェイは英国のキングストン大学でファッションデザインを学び、「ダンヒル」と同じコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下の「ジェームス・パーディ&サンズ(JAMES PURDEY & SONS)」でクリエイティブ・ディレクターを務めた。また、イタリアブランドの「アニオナ(AGNONA)」や「ラルフ ローレン コレクション(RALPH LAUREN COLLECTION)」にも携わった。

 ホロウェイは、「アルフレッド・ダンヒル(Alfred Dunhill)創業者はパイオニアであり、20世紀の英国において最も影響力のある流行の仕掛け人の1人だった。そんな彼が築き上げた豊かで並外れた歴史を託されるということは、素晴らしい名誉だと感じている」とコメントした。

 なお、「ジェームス・パーディ&サンズ」におけるホロウェイの後任は近日中に発表されるという。

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「ダンヒル」の新クリエイティブ・ディレクターにサイモン・ホロウェイ

 「ダンヒル(DUNHILL)」は、新たなクリエイティブ・ディレクターにサイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)が就任したと発表した。

 ホロウェイは英国のキングストン大学でファッションデザインを学び、「ダンヒル」と同じコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下の「ジェームス・パーディ&サンズ(JAMES PURDEY & SONS)」でクリエイティブ・ディレクターを務めた。また、イタリアブランドの「アニオナ(AGNONA)」や「ラルフ ローレン コレクション(RALPH LAUREN COLLECTION)」にも携わった。

 ホロウェイは、「アルフレッド・ダンヒル(Alfred Dunhill)創業者はパイオニアであり、20世紀の英国において最も影響力のある流行の仕掛け人の1人だった。そんな彼が築き上げた豊かで並外れた歴史を託されるということは、素晴らしい名誉だと感じている」とコメントした。

 なお、「ジェームス・パーディ&サンズ」におけるホロウェイの後任は近日中に発表されるという。

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「YSL」のフレグランス「リブレ」からハンドクリームが新登場

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」は4月28日、ブランドを代表するフレグランス“リブレ”の香りを昇華させた“リブレハンドクリーム”(30mL、税込4950円)を発売する。公式サイトと表参道のフラッグシップ店では19日から先行発売を行う。

 同商品はモロッコアトラス山脈の麓にあるブランドの特徴的な庭園「ウリカ・コミュニティ・ガーデン」で採取されたヴァーベナを配合。肌なじみが良く軽いテクスチャーで、保湿成分として配合されているシアバター、アーモンドオイルなどが肌を優しくケアする。

 香りはオレンジブロッサムとラベンダーが織りなす「リブレ」らしいクールでセクシーなフローラルラベンダーとなっている。

 発売を記念し、公式サイトでは5月14日まで無料ギフトラッピングサービスを実施している。

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野口強の「スティーロ」が写真家・荒木経惟とコラボ 3型のプリントTシャツを用意

 スタイリストの野口強が主宰する「スティーロ(STIE-LO)」は、写真家のアラーキーこと荒木経惟とコラボレーションしたTシャツを4月15日に発売する。「マインデニム(MINEDENIM)」の公式オンラインストアと直営店「マインド」、「マインデニム」の正規販売店で取り扱う。

 今回のコラボでは、3型のプリントTシャツを用意。それぞれの前面に、荒木氏が2020年に発表した写真集「PARADISE」に収録されている“傘寿”と“楽園日本”、“AIエレジー”の3作品をプリントし、背面には荒木氏が特別に書き下ろした“ARAKISS”という文字を配した。価格は全て税込1万1000円だ。

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大阪・門真のパナソニック工場跡地に「ららぽーと門真」開業 「三井アウトレットパーク」との初の複合施設

 三井不動産は4月17日、大阪・門真に「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真」をグランドオープンする。パナソニックの工場跡地に建設した地上1〜4階建て施設の1、3階が「ららぽーと」で、2階が「三井アウトレットパーク」、4階が庭園という作り。「ららぽーと」と「三井アウトレットパーク」の複合施設は今回が初で、「日常から非日常のニーズまで、ワンストップでの買い物をかなえる」(若林瑞穂 三井不動産常務執行役員 商業施設本部長)。

 「ららぽーと」には153テナントが出店。目玉は3階に出店した日本再上陸後常設1号店の「フォーエバー21(FOREVER 21)」や、大阪の台所と呼ばれるミナミの商店街、黒門市場公認の1階フードコート・食物販の「黒門市場」など。

 2階の「三井アウトレットパーク」は、3月12日に閉館した「三井アウトレットパーク大阪鶴見」を移転・拡張リニューアルしている。売り場面積テナント数は34店増えて98店となった。「ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」などの外資ブランドや国内セレクトショップ、スポーツブランドなどがそろう。

 「広域からの集客が見込めるアウトレットと、門真の足元商圏の日常消費に対応するららぽーとという二軸でトライアルを重ねていく。商業施設を作り続けるという中で、お客さまに(ハイブリッド型施設で)新しい刺激を提供する必要がある」と若林常務執行役員。初年度は年間1500万人の集客を見込み、売り上げ目標は460億円。

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米ブランド管理会社ABG、「クイックシルバー」や「ビラボン」を擁するボードライダーズを買収 金額は非公開

 米ブランドマネジメント企業のオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)は4月11日、米サーフウエア会社のボードライダーズ(BOARDRIDERS)を買収する最終契約を締結した。ABGは3月31日に、ボードライダーズを保有する投資会社オークツリー・キャピタル・マネジメント(OAKTREE CAPITAL MANAGEMENT)に法的拘束力のある買収提案書を提示していた。金額などの詳細は明らかにされていないが、今年の第3四半期中の取引完了を目指すという。

 ボードライダーズは、「クイックシルバー(QUIKSILVER)」や「ビラボン(BILLABONG)」「ロキシー(ROXY)」「DCシューズ(DC SHOES)」「ルーカ(RVCA)」「エレメント(ELEMENT)」「ボンジッパー(VONZIPPER)」「ホノルア(HONOLUA)」などのアクションスポーツブランドを擁する。50年以上の歴史を持つブランドもあり、アメリカやヨーロッパ、オーストラリア、アジアを拠点に多角的なグローバルビジネスを展開。35カ国で500以上の直営店があり、約7000の卸先とECを加えた小売りベースでの売上高は年間29億ドル(約3828億円)。

 一方、ABGは「リーボック(REEBOK)」「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」「テッドベーカー(TED BAKER)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」や、スポーツ月刊誌「スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)」など、さまざまなカテゴリーで40以上のブランドを所有。現在は150以上の国で1万800以上の直営店を構え、世界で247億ドル(約3兆2604億円)の売り上げとなっている。今回の買収が成立した際には、小売りベースでの年間売上高が276億ドル(約3兆6432億円)超えとなることが期待される。

 ABGの創業者であるジェイミー・ソルター(Jamie Salter)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「アクションスポーツの世界的普及やビジネス化にいち早く期待していた私にとって、今回の買収提案は自分のキャリアのルーツを思い起こさせるものだ。ボードライダーズの傘下ブランドは消費者の需要が高いものばかりであり、同社の経営陣と共に各ブランドをさらに発展させていけることを楽しみにしている」と語った。なお、同氏は買収提案書を提示した時点で、「ボードライダーズは素晴らしいブランドをいくつも保有しているので、ABGのグローバルなリーチにより、オンラインマーケットプレイスとして発展できる可能性もある。同社が積み上げてきた小売り戦略とともに、ショップインショップや単独店、卸売、ECもさらなる拡大を図っていきたい」とコメントしている。

 また、今回の買収には、ボードライダーズが擁する豪ライフスタイルストアの「サーフ ダイブン スキー(SURF DIVE ‘N SKI)」も含まれている。同ブランドは80以上の店舗を持ち、ECでの実績を持つ。

 ボードライダーズのアルネ・アレンス(Arne Arens)CEOは、「世界のプレミアブランドを多数保有しているABGの傘下となることをうれしく思っている。当社のブランドはいずれも強い存在感を持っており、収益性のある成長戦略を取っている。ABGは、当社が次の段階に進むための専門的な知識とリソースをもたらしてくれるものと確信している」と述べた。

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【2023年夏コスメ】「ジバンシイ」の9色アイシャドウに新色登場

 「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」は5月5日、9色アイシャドウパレット“ル・ヌフ・ジバンシイ”(税込8360円)の新色を発売する。

 フランス語で数字の9を表す“neuf(ヌフ)”をアイテム名に含む「ル・ヌフ・ジバンシイ」は、選び抜かれた9色のカラーをひとつのパレットにおさめたアイシャドウで、マット、パール、メタリックの3 種類の肌に吸い付くテクスチャーとロングラスティング力が特徴だ。

 新色の“No.09”はメタリックなベビーピンクゴールドやシャンパンゴールド、パール感のあるホワイトピンク、マットなテクスチャーのベルベットレッド、グレイッシュモーヴなどをまとめた、ナチュラルからビビッドなメイクまで自在に演出することができるビンテージローズ系のカラーをラインアップした。ブラックカラーにシルバーのロゴが映えるスリムなスクエアパレットには2種類のブラシをセットすることができる。

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吉田カバンが2024年度入学分のオリジナルランドセルの受注をスタート

 吉田(東京、吉田幸裕社長)は、2024年度入学分のオリジナルランドセルの受注をスタートした。価格は11万円(税込、以下同)、レインカバー付きが11万4950円だ。生産個数の上限に達し次第、受注を終了し、24年2月上旬から中旬にかけて納品する。

 メイン素材は軽くて丈夫なナイロン“コーデュラ ホロフィルエアーバリスティック”で、背当て部分には通気・速乾・衝撃吸収性に優れた“キュービックアイ ピケライト”を用いる。また、かぶせにはドイツのフィドロック(FIDLOCK)が開発したパーツを採用し、かちっとワンアクションで開け閉めできる。

 吉田は、22年にオリジナルランドセルの販売を開始した。

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パルグループHDが過去最高益 23年2月期、ECが3割近く増収

 パルグループホールディングス(HD)の2023年2月期連結業績は、売上高が1644億円(前期は1342億円)、営業利益が前期比110.4%増の158億円、経常利益が同109.7%増の160億円、純利益が同148.8%増の99億円だった。会計基準の変更に伴い、売上高の伸び率は出していないが、全ての項目で過去最高を更新し、利益面で初めて100億円台を突破した。

 コロナの収束により、個人消費が想定以上に回復したことで、これまで苦戦していた衣料事業が回復したことと、EC販売が引き続き好調だったことが売り上げを押し上げた。さらに衣料事業のプロパー消化率が改善し、販管費率を抑制したことで利益も大きく伸びた。衣料事業の売上高は「ディスコート」が同81.2%増とほぼ倍増。好調が続くカジュアル系の「カスタネ」「チコ」も同40%増となり、EC販売が全体をけん引しながら店頭も活気づくことで過去最高の業績につながった。

 既存店の売上高は、店舗・ECで同20%増、店舗のみで同16.5%増、ECのみで同28.8%増。EC売上高は423億円となり、目標の400億円を上回った。衣料事業におけるEC化率は40%で前年に比べて2.2ポイント増加。アプリ会員は773万人を超え、目標の800万人達成も時間の問題となった。

 事業別の業績は、衣料事業の売上高が同21.4%増の1057億円、営業利益が前年比4倍強の125億円、店舗数は前年度末比で23店舗減少した。ECの先行予約販売を強化したことと、店舗での購入時期が早まったことが、プロパー消化率を押し上げ、粗利の改善につながった。

 一方、雑貨事業は売上高が同24.6%増の585億円、営業利益は同21.3%減の32億円、店舗数は48店舗増加した。生活防衛雑貨ブランドとして脚光を浴びる「スリーコインズ」が売上高をけん引したものの、急速な円安とエネルギー価格の高騰などに起因する仕入れ価格の上昇により、減益は免れなかった。

 雑貨事業の減益について、井上英隆会長は「為替変動で5%ぐらい粗利をとられたことが大きな要因」と話す。前期は決済レートを115円に設定したため、昨年10月に150円近くまで円安に触れたことが大きな痛手となった。今期は135円ぐらいで設定しているという。

 過去最高業績については「ECが非常に原動力になった。店舗も相当勢いづいてきている。当社はこれまで地味にコツコツと事業を築き上げ、そのときどきのテーマに徹底して取り組んできた。社員それぞれがやりたいことをやり、全員が前向きに取り組んでいるのが強みで、好業績の大きな原動力になった」(井上会長)と振り返る。

 今春、同社は7000円のベースアップを実施。「当社なりのイノベーションと効率化を図りながら当然、来年度もベースアップを考えている。そうしないとこれから企業は存続できない」(井上会長)と、賃上げに対する見解を明らかにした。

 2024年2月期の連結業績は、売上高1772億円、営業利益166億円、経常利益167億円、純利益103億円を見込む。引き続きブランドと店舗の大型化、高感度なライフスタイルショップ化を進めると同時に、EC売上高500億円、アプリ会員数1000万人を目指し、さらなるECの増強に努める。

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「アトモス」と「アディダス オリジナルス」からスター柄のコラボ“スタンスミス ラックス”が登場

 スニーカーショップの「アトモス(ATMOS)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とコラボレーションしたスニーカー“スタンスミス ラックス(STAN SMITH LUX)”を発表した。価格は税込1万9800円で、4月18日に「アトモス」の公式オンラインストアと「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」内の「アトモス ピンク(ATMOS PINK)」で先行発売し、25日から「アトモス」の一部直営店と東京・原宿のスニーカーショップ「A.T.A.D」でも取り扱う。

 今作は、「アディダス」を履いた数々の偉大なスターやプレーヤーに着想した“ゴールドスターパック(GOLD STAR PACK)”の第3弾モデルだ。人気スニーカー“スタンスミス”をラグジュアリーにアップデートした“スタンスミス ラックス”をベースに、ホワイトのアッパー全体にシルバーのスターを落とし込み、サイドにはデボス加工で”STAN SMITH”の金文字をあしらっている。

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「トリンプ」からボディーにも環境にも優しい“癒しのブラ”がデビュー かつてない柔らかな着け心地

 「トリンプ(TRIUMPH)」は4月12日、“癒しのブラ”を発売した。“天使のブラ”や“恋するブラ”でお馴染みの同ブランドの新商品は、かつてないやわらかな着け心地が特徴だ。「ワイヤーとノンワイヤーを使い分けるのではなく、毎日使えるブラジャーが欲しい」という女性のニーズに応えたもので、新開発のしなやかフィットワイヤーが食い込みを解消し、下カップとストラップが一体化したワイドパーツ(特許出願中)により、まるで手のひらでバストを包んでいるかのような安心感を実現している。

 ラメ糸がさりげなく煌めくリーフ柄レースを使用しており、カラーは、グリーン、イエロー、ピンク、グレーの4色展開。税込価格は、ブラジャーが6160~6490円、ハイキニショーツが2750円、マキシショーツが2860円。

 カップには、植物由来のオイルを配合した環境配慮素材を、レースと背中の部分には、生産工程で出るくず糸をリサイクルして使用するなど環境にも配慮した製品だ。

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「オニツカタイガー」から雪駄をモチーフにした新作 2層のフットベッドで履き心地と軽さを追求

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、“タイガー セッタ NM(TIGER SETTA NM)”を発売した。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は各3万8500円(税込)だ。

 名前の通り、雪駄をモチーフにしたもので、フットベッドを硬度の異なる素材で2層にし、「快適な履き心地と軽量化を実現した」という。

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「ザ・プロダクト」がスタイリングミルクを発売 天然由来のゼラニウムやセージの香り

 オーガニック&ナチュラルブランド「ザ・プロダクト(PRODUCT)」は6月1日、全成分天然由来の“スタイリングミルク”(100g、税込2420円)を発売する。ブランド公式オンラインショップのほか、ナチュラルコスメのセレクトショップ、コスメキッチン(COSME KITCHEN)とビープル(BIOPLE)で5月15日から先行販売する。

 “スタイリングミルク”は軽い付け心地で、乾燥した髪を保湿してうねりや広がりを抑え、指通りの良い髪へと導く。天然香料のみをブレンドし、ゼラニウムやセージの爽やかな香りが頭皮のニオイ軽減にも役立つ。スタイリングの前後のほか、アウトバストリートメントとしても使用できる。植物由来のヒートプロテクト成分を配合しているため、ドライヤーの熱ダメージからも髪を保護して自然な艶感を演出。スキンケア処方のため、使用後に手洗いは不要だ。

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「ザ・プロダクト」がスタイリングミルクを発売 天然由来のゼラニウムやセージの香り

 オーガニック&ナチュラルブランド「ザ・プロダクト(PRODUCT)」は6月1日、全成分天然由来の“スタイリングミルク”(100g、税込2420円)を発売する。ブランド公式オンラインショップのほか、ナチュラルコスメのセレクトショップ、コスメキッチン(COSME KITCHEN)とビープル(BIOPLE)で5月15日から先行販売する。

 “スタイリングミルク”は軽い付け心地で、乾燥した髪を保湿してうねりや広がりを抑え、指通りの良い髪へと導く。天然香料のみをブレンドし、ゼラニウムやセージの爽やかな香りが頭皮のニオイ軽減にも役立つ。スタイリングの前後のほか、アウトバストリートメントとしても使用できる。植物由来のヒートプロテクト成分を配合しているため、ドライヤーの熱ダメージからも髪を保護して自然な艶感を演出。スキンケア処方のため、使用後に手洗いは不要だ。

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デジタル大国・中国が生んだ「モノ売るアイドル」、規制から2年後の現在地

 「モノ売るアイドル」

 中国アイドルを端的に示す言葉である。芸能人然としてキラキラしているだけではなく、人気ホストの如く売上を数字で示す力がなければ中国のアイドルは生き残れないのだ。

 そのユニークなスタイルは単に面白いというだけではなく、中国市場がどんな特性を持っているのかを読み解く鍵にもなる。 “EC先進国・中国”からのヒントとして考えることもできるからだ。

 この記事では中国で一世を風靡した「モノ売るアイドル」とはなにか? そして2021年の中国政府の規制から2年後の今、どのような状況にあるのかを見ていきたい。

モノ売るアイドル、そのビジネスモデル

 まず、「モノ売るアイドル」の世界について簡単にまとめよう。

 アイドルをはじめとする芸能人をCMキャラクターやブランドアンバサダーに起用するのはどの国でも共通する手法だ。中国でも、企業イメージやブランド認知の向上を求めて芸能人を起用するケースもある。ただ、ユニークなのはそれ以外に「実際にモノを売る」という点にフォーカスした手法が存在する。

 中国のマーケティング業界では芸能人の起用にあたり、「人気や知名度」「ブランドイメージとの合致」といった一般的な指標に加え、「帯貨力」(物を売る力)という数字が重視される。あるタレントを起用した場合、どれくらいの売上が立つのかを図った能力だ。

 中国にはこの帯貨力を評価する調査企業が複数存在する。代表格の「星数」(スターデータ)は、中国EC(電子商取引)最大手アリババグループ系列の調査企業CBNDATAの一部門で、アリババグループの販売データを活用することで、かなり正確にデータを図ることができるようだ。

 星数の2021年第2四半期のレポートを見てみよう。

 もっとも影響力が大きかった芸能人として、王一博、肖戦、龔俊、張哲瀚、趙露思の名前が挙げられているが、それだけではなく前期から影響力を増した芸能人、新規ランカーの名前、さらには「龔俊によるスマートフォンブランド・オナーのアンバサダー」など、ジャンルごとの成功例もあげられている。

 帯貨力トップに入った龔俊、張哲瀚については次のように解説されている。

 「第1四半期にドラマ「山河令」で頭角を表した龔俊、張哲瀚だが、今四半期の帯貨力ランキングでも上昇を続けている。ドラマは「社会現象的ヒット」にはいたらず、両者もトップ芸能人にまではステップアップしていない。しかし、ドラマ後半から両者の芸能事務所がブランドとの契約を積極的に進めたこと、メディア露出が途切れなかったこと、そしてファンの購買熱意の高いことから商業価値の上昇が続いた」

 この「ファンの購買熱意」が重要となる。

 たとえば、Aというアイドルを化粧品ブランドのアンバサダーに起用された場合、芸能事務所は事前にファンサークルに連絡し、いつどのタイミングで広告キャンペーンが展開されるかを通達する。ファンたちはお互いに連絡を取り合い、ソーシャルメディアでの情報拡散などに努める。そして販売キャンペーンが始まると、一気呵成にキャンペーンサイトから商品を買いまくる。そして、「キャンペーン起用から24時間で***万元を売上!」「用意されていた商品が5分で完売」といった“結果”を作りだし、「私たちファンの力でAの影響力、帯貨力を証明できた。ワンステージ上のアイドルへと押し上げることができた」との満足感を得る。

 また、前述した星数のランキングも日本だと業界内の資料だが、中国では無料で誰でも読める形で公開されている。ファンからすれば、推しアイドルのランキングや帯貨力の上昇という“結果”が一目瞭然となる。

 アイドルや芸能人がコラボした商品が爆発的に売れるという話は日本でもあるが、それはあくまで「コラボの商品が欲しい」という所有欲に訴える手法であろう。一方、中国の「モノ売るアイドル」は、推しアイドルにどれだけの売上をつけられるのかを競うもの。

 例えるならば自分の入れ込んだホストをナンバーワンにするべくシャンパンを注文する……といった心境に近いのかもしれない。というと、なんだかニッチな世界のように思えるが、中国調査企業クエストモバイルによると、2019年時点で芸能人による販売力の市場規模は900億元(約1兆8000億円)に達しているという。

専門家に聞く「規制でも消えないアイドルビジネス」 安田加奈子ドロップ代表

 こうした「モノ売るアイドル」のビジネスモデルは、2021年に大きな転機を迎える。中国政府が視聴者投票型のオーディション番組の禁止、ファングループを芸能事務所が管理し過度な応援を規制するなど、一連の規制を発表した。この規制の結果、何が起きたのか?「モノ売るアイドル」はどうなったのか? 中国エンタメの日本進出サポートを手がける株式会社ドロップの安田加奈子代表に話を聞いた。

――なぜ、2021年にアイドルは規制されたのでしょうか?

安田加奈子ドロップ代表(以下、安田):自分の推しアイドルをよりビッグにしてあげようという熱意が「モノ売るアイドル」の根底にあります。つまりは他のアイドルとの競争意識です。ただ、過熱したあまりファン同士の争いが起きたり、応援のためにびっくりするほど、それこそ数億円規模のお金をファンが集めたりという事態にまで発展しました。お金の持ち逃げ事件もありましたし、親のお金を子どもが持ち出すという話もありました。こうして社会問題化して規制が入ったという次第です。

――影響は大きかった?

安田:特にオーディション番組の禁止は響いています。2018年から中国ではアイドル・オーディション番組がヒットしていました。韓国の人気オーディション番組「PRODUCE101」の中国版で、約100人の候補生から視聴者投票によって最終的にデビューするメンバーを選出するというものです。こうしたアイドル・オーディション番組は、自分の応援でデビューさせてあげられるという満足感を与えることで熱狂的なファンの獲得につながりますし、そうしたファンはデビュー後に「アンバサダー商品を買って応援」という次のステージにも参加してくれる率が高いのです。

 2021年を最後に視聴者投票型のオーディション番組はなくなってしまいましたので、アイドルの新規供給が途絶えてしまいました。オーディション番組は2018年、韓国の人気番組「PRODUCE101」の中国版から人気に火が着きました。約100人の候補生から視聴者投票でデビューメンバーが選ばれます。フルーツ牛乳など番組スポンサーの商品に投票権が付いているという方式で、ファンはお金で応援するという仕組み。なので、デビュー後にも商品を買って応援するという流れときわめて相性がいいわけです。

 ただ、オーディション番組の人気があまりにも過熱し、ファン同士のケンカが起きる、ファングループが投票のために数億円ものお金を集めるという過熱ぶりを見せていたため、規制は必然だったとの見方もあります。

 実際、ファングループのメンバーと話をしたところ、「応援は他のアイドルとの競争なので、お金も時間もかかって疲れた。規制でほっとした部分もある」と話していました。

――一方でビジネスとしては大打撃なのでは。

安田:そのとおりです。私は日本ブランドの中国進出をサポートする仕事もさせていただいているのですが、アイドル・マーケティングはきわめて強力な武器だと感じていました。中国市場では、膨大な数の企業が生き馬の目を抜く競争をくり広げています。口コミを広げて、ブランド認知を高め、カスタマージャーニーの末に商品を買ってもらうという、“普通のマーケティング”を成功させるのはきわめて難しい。

 「モノ売るアイドル」を通じて販売すれば、とりあえず一度はそこで手に取ってもらえるわけです。そこで商品として認められれば、リピーターになってもらえる可能性はある。

――どこの企業も「一度使ってもらえば良さはわかる」と思っているわけですが、その一度が中国では難しい。ではどうするとかというと、人の力で “一度”を実現するのです。そうした仕組みが中国には多い。

安田:有名インフルエンサーを起用したライブコマース(ネット配信とネットショッピングを融合させた販売チャネル)も有名ですが、こちらも宣伝代わりというか、 “一度”を実現させる手段として活用している企業も少なくないわけです。また、在日中国人による個人輸入代行を通じて中国に売り込んでもらう、在日中国人のKOC(キーオピニオンコンシューマー、インフルエンサーほどではないが影響力のある消費者)へのサンプル配布といったビジネスもあります。いずれも人が売り込む力をあてにした販売チャネルです。

――「モノ売るアイドル」アイドルもその流れに位置づけられるように思いますが、しかし規制によって消失してしまった。その代替手段はあるのでしょうか?

安田:アイドル禁止以後の2年間とコロナ禍が重なっていたという要因もあるかもしれませんが、現時点では代替手段は見えていません。ライブコマースも無名ブランドでも売り込む能力を持った超大物インフルエンサーが脱税や政治問題で配信できなくなる事件があったこともあり、“一度”を実現させる手段としては以前ほどの力はないかもしれません。

 ただ、中国の芸能業界関係者と話していると、彼らは悲観していないようです。実は今回のブームの前、2004~2007年にもアイドル・オーディション番組「スーパーアイドル」のブームがありました。

――「スーパーアイドル」は有料ショートメールによる視聴者投票で優勝者を決める番組でした。クリス・ウー(李宇春)など今も活躍する人気タレントを輩出しましたが、やはり社会現象的ブームとなり、規制が入って終了しました。

安田:以前の事例もありますし、規制があってもそれで終わりではなく、また少し違った形で復活できると考えている人は多いようです。私が接触した中国芸能関係者は、2024年秋ごろにはコロナ禍からの消費回復もあり、なんらかの形で復活できるのではと話していました。それまでは我慢の時期、仕込みの時期というわけです。

 あるいは日本企業もこの先の動きを考えておくべきかもしれません。中国芸能界は今、海外展開への興味を持ち始めています。中国市場が巨大なだけに稼ぎを求めて海外に行くというよりも、「海外で認められるタレント」という箔をつけることが主要な狙いと言っていいでしょう。

 将来的に「海外(日本を含む)で人気のアイドルグループ」という看板を使って、中国市場で活躍するアイドルが出るでしょう。海外人気が看板である以上、彼らは海外とのブランドとの親和性が高い。そうしたコラボレーションが日本ブランドの中国進出の第一歩をサポートする手段となっていく。そうしたシナリオを予測しています。日本企業も成功例が出るのを待つだけではなく、海外展開を狙う中国アイドルを初期からサポートし育てるというアイデアも検討に値すると考えています。

 韓国ブランドが韓流アイドル人気を武器に日本や東南アジアでプレゼンスを高めたというのは有名な話です。中国で成功する日本アイドルがでれば話は早いのですが、簡単に実現する話ではありません。そうなると、日本のアイドルや芸能人だけに期待するのではなく、日本で活躍する中国アイドルに期待するというのは、あながち変な話ではないと思っています。

 そうした考えから中国アイドル、芸能人の日本活動を支援する事業を始めています。第一弾として取り組んでいるのが、オーディション番組出身の中国アイドル「INTO1」です。日本人メンバーもいるグループということもあり、在日中国人だけではなく日本人ファンの反響も想像以上です。4月には初となる来日ファンミーティングを開催します。

――中国には普通のマーケティングは効かない。売り込む人の力がカギとなる。アイドル、芸能人という有力チャネルは規制によって今現在は影響力がなくなっていますが、次の浮上のタイミングを捉えるべきということですね。ありがとうございました。

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マッシュが絵画の巨匠アルフォンス・ミュシャにインスパイアされた新ブランド 9月有楽町ルミネに1号店

 マッシュスタイルラボは、チェコの画家であるアルフォンス・ミュシャにインスパイアを受けたフレグランスと雑貨の新ブランド「ミュシャ(MUCHA)」を9月にスタートし、ルミネ有楽町店ルミネ1の1階に1号店を出店する。同社の公式EC「マッシュ ストア(MASH STORE)」「ウサギ オンライン(USAGI ONLINE)」でも取り扱う。

 ミュシャは19世紀末から20世紀初頭にかけての国際的な芸術運動「アール・ヌーヴォー」を代表する巨匠として知られる。代表作品の「ジスモンダ」に見られるような優美な曲線、繊細な画風が特徴で、女性をモチーフにした数々の絵画や版画を残した。1992年にはその子孫によってミュシャ財団が設立。新ブランドは財団が公認する世界初のブランドとして、マッシュスタイルラボがパートナーシップ契約を結び展開する。

 商品構成は、香水のほかボディークリーム、アロマディフューザーなどフレグランス関連が6割を占め、残りがバッグやハンカチなどの雑貨類。1号店を出すルミネ有楽町店ルミネ1の1階は、同社のビューティ業態「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」「メイクアップキッチン(MAKE UP KITCHEN)」のほか「ドゥーズィエムクラス(DEUXIEME CLASS)」「ロンハーマン(RON HERMAN)」などが店を構えるファッション・ビューティの混合フロアだ。

 同財団が2017年に主催した「ミュシャ展」(国立新美術館)は66万人を動員するなど、ミュシャの作品は日本でも認知度と人気がある。近藤広幸社長は「歴史的な画家の作品はときに難解なこともあるが、ミュシャは誰もが直感的に『美しい』『すてきだ』と感じられる絵画を残してきた。芸術のための芸術ではなく、人のための芸術を残してきたことは、デザインに携わる一企業としてリスペクトする」とし、「(ブランドの商品では)作品のありのままの魅力を生かしたい」と話す。パッケージやボトルには原画をデザインとして採用するものもあるという。

 同社がフレグランスを主軸とするブランドを立ち上げるのは初めてだが、これまで商品カテゴリーの一部として展開してきた「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」や「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」、ビューティーブランドの知見を生かす。調香は日本とフランスのパフューマーに依頼する。「私たちは、作品を解釈して香りの“イメージ”を彼らに伝える役割に専念することで、既存のフレグランスにはない表現ができるはずだ」と近藤社長。バッグやハンカチも伝統的な素材や技術によりディテールに力を入れる。

 今年度中には百貨店などへの出店も計画する。26年8月期までに年間売上高10億円を目指す。

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マッシュが絵画の巨匠アルフォンス・ミュシャにインスパイアされた新ブランド 9月有楽町ルミネに1号店

 マッシュスタイルラボは、チェコの画家であるアルフォンス・ミュシャにインスパイアを受けたフレグランスと雑貨の新ブランド「ミュシャ(MUCHA)」を9月にスタートし、ルミネ有楽町店ルミネ1の1階に1号店を出店する。同社の公式EC「マッシュ ストア(MASH STORE)」「ウサギ オンライン(USAGI ONLINE)」でも取り扱う。

 ミュシャは19世紀末から20世紀初頭にかけての国際的な芸術運動「アール・ヌーヴォー」を代表する巨匠として知られる。代表作品の「ジスモンダ」に見られるような優美な曲線、繊細な画風が特徴で、女性をモチーフにした数々の絵画や版画を残した。1992年にはその子孫によってミュシャ財団が設立。新ブランドは財団が公認する世界初のブランドとして、マッシュスタイルラボがパートナーシップ契約を結び展開する。

 商品構成は、香水のほかボディークリーム、アロマディフューザーなどフレグランス関連が6割を占め、残りがバッグやハンカチなどの雑貨類。1号店を出すルミネ有楽町店ルミネ1の1階は、同社のビューティ業態「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」「メイクアップキッチン(MAKE UP KITCHEN)」のほか「ドゥーズィエムクラス(DEUXIEME CLASS)」「ロンハーマン(RON HERMAN)」などが店を構えるファッション・ビューティの混合フロアだ。

 同財団が2017年に主催した「ミュシャ展」(国立新美術館)は66万人を動員するなど、ミュシャの作品は日本でも認知度と人気がある。近藤広幸社長は「歴史的な画家の作品はときに難解なこともあるが、ミュシャは誰もが直感的に『美しい』『すてきだ』と感じられる絵画を残してきた。芸術のための芸術ではなく、人のための芸術を残してきたことは、デザインに携わる一企業としてリスペクトする」とし、「(ブランドの商品では)作品のありのままの魅力を生かしたい」と話す。パッケージやボトルには原画をデザインとして採用するものもあるという。

 同社がフレグランスを主軸とするブランドを立ち上げるのは初めてだが、これまで商品カテゴリーの一部として展開してきた「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」や「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」、ビューティーブランドの知見を生かす。調香は日本とフランスのパフューマーに依頼する。「私たちは、作品を解釈して香りの“イメージ”を彼らに伝える役割に専念することで、既存のフレグランスにはない表現ができるはずだ」と近藤社長。バッグやハンカチも伝統的な素材や技術によりディテールに力を入れる。

 今年度中には百貨店などへの出店も計画する。26年8月期までに年間売上高10億円を目指す。

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阪急うめだ本店の新ゾーン「グリーンエイジ」がオープン 百貨店のセオリーに真っ向から挑む

 阪急阪神百貨店は12日、阪急うめだ本店8階に新ゾーン「グリーンエイジ(GREEN AGE)」をオープンした。“人と自然の共生”の旗印の下、ファッションやビューティ、食や雑貨など商品カテゴリーの枠組みを超えて約40ショップを集積。さらにラグジュアリーブランドとアウトドアブランドが垣根なく共存していたり、数時間ごとに催事を入れ替える大型のイベントスペースがあったりと、百貨店のセオリーにとらわれない挑戦的な売り場となっている。

ラグジュアリーとアウトドア
共通環境でシームレスに回遊

 約2300平方メートルの空間は緑を感じる植栽やモニュメントを随所に配した一体感のある作り。装飾には環境負荷が少ない建材を用いた。天井には大阪府内の間伐材を使った櫓(やぐら)をあしらい、床や柱には石灰石を主原料とした漆喰を使用した。

 これら共通環境の下で全ての商品を展開することで、客はブランドの垣根を意識することなく回遊できる。「パタゴニア(PATAGONIA)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」といったアウトドアブランドに並んで、「プラダ(PRADA)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」「クロエ(CHLOE)」といったラグジュアリーブランドのショップが連なる。「ロエベ(LOEWE)」の修理・補修専門ストア「ロエベ リクラフト(LOEWE RE CRAFT)」では、ガラス張りの工房で職人がリペアする様子が見える。余剰レザーから作ったバスケットバッグ(6万8200円)などの限定アイテムも販売する。

ステラ本人にも直談判
世界初のカフェ併設業態を実現

 エスカレーター脇には「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」の世界初のコンセプトストアである「ステラズワールド バイ ステラ マッカートニー(STELLA’S WORLD BY STELLA MCCARTNEY)」。DJのターンテーブルをモチーフにしたブランド初のカフェではビーガンスイーツやドリンクを提供し、買い物の合間に一息つくことができる。ここでしか買えない商品が並ぶスーベニアショップも併設する。ゾーン全体の設計からショップ誘致までを担当した宮本智美・グリーンエイジ開発部ディビジョンマネージャーが、ステラ本人への直談判とプレゼンを重ねた末に実現したショップだ。

買い取りや黒染め
モノを大切にする価値観に訴求

 自主編集売り場「グリーンエイジ エディット」では、家、自然、街をシームレスに行き来するライフスタイルを想定し、アパレルやアウトドアギア、自転車まで幅広く取りそろえる。併設する「リ・コンシェルジュ」のカウンターでは、アウトドア用品のレンタルやコメ兵による買い取り、京都紋付による黒染めなどを受け付け、モノを大切にする価値観に訴えかける。

数時間で入れ替わる催しで
“自然との共生”を広く発信

 「これまで小売業において“リアル”は店舗と同義だったように思うが、私たちはその枠を店の外まで広げていく。地域のコミュニティーと共存しながら自然共生型ライフスタイルを一緒に作り上げていく場所にしたい」と石田良太グリーンエイジ営業統括部ゼネラルマネージャー。そのような考えの下、ゾーンの中央にはグリーンエイジのコンセプトや価値観を体現する“場”を設けた。体験・イベントスペースの「コミュニティパーク」は催しを数時間ごとに入れ替える。たとえば、開店直後は惣菜マルシェ、昼過ぎにヨガ講座、昼下がりから夜にかけてワークショップ、映画上映といった具合だ。少なくとも年間500以上の催しを用意することになる。宮本ディビジョンマネージャーは「必死で準備をしてお客さまを楽しませたい」と話す。

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阪急うめだ本店の新ゾーン「グリーンエイジ」がオープン 百貨店のセオリーに真っ向から挑む

 阪急阪神百貨店は12日、阪急うめだ本店8階に新ゾーン「グリーンエイジ(GREEN AGE)」をオープンした。“人と自然の共生”の旗印の下、ファッションやビューティ、食や雑貨など商品カテゴリーの枠組みを超えて約40ショップを集積。さらにラグジュアリーブランドとアウトドアブランドが垣根なく共存していたり、数時間ごとに催事を入れ替える大型のイベントスペースがあったりと、百貨店のセオリーにとらわれない挑戦的な売り場となっている。

ラグジュアリーとアウトドア
共通環境でシームレスに回遊

 約2300平方メートルの空間は緑を感じる植栽やモニュメントを随所に配した一体感のある作り。装飾には環境負荷が少ない建材を用いた。天井には大阪府内の間伐材を使った櫓(やぐら)をあしらい、床や柱には石灰石を主原料とした漆喰を使用した。

 これら共通環境の下で全ての商品を展開することで、客はブランドの垣根を意識することなく回遊できる。「パタゴニア(PATAGONIA)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」といったアウトドアブランドに並んで、「プラダ(PRADA)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」「クロエ(CHLOE)」といったラグジュアリーブランドのショップが連なる。「ロエベ(LOEWE)」の修理・補修専門ストア「ロエベ リクラフト(LOEWE RE CRAFT)」では、ガラス張りの工房で職人がリペアする様子が見える。余剰レザーから作ったバスケットバッグ(6万8200円)などの限定アイテムも販売する。

ステラ本人にも直談判
世界初のカフェ併設業態を実現

 エスカレーター脇には「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」の世界初のコンセプトストアである「ステラズワールド バイ ステラ マッカートニー(STELLA’S WORLD BY STELLA MCCARTNEY)」。DJのターンテーブルをモチーフにしたブランド初のカフェではビーガンスイーツやドリンクを提供し、買い物の合間に一息つくことができる。ここでしか買えない商品が並ぶスーベニアショップも併設する。ゾーン全体の設計からショップ誘致までを担当した宮本智美・グリーンエイジ開発部ディビジョンマネージャーが、ステラ本人への直談判とプレゼンを重ねた末に実現したショップだ。

買い取りや黒染め
モノを大切にする価値観に訴求

 自主編集売り場「グリーンエイジ エディット」では、家、自然、街をシームレスに行き来するライフスタイルを想定し、アパレルやアウトドアギア、自転車まで幅広く取りそろえる。併設する「リ・コンシェルジュ」のカウンターでは、アウトドア用品のレンタルやコメ兵による買い取り、京都紋付による黒染めなどを受け付け、モノを大切にする価値観に訴えかける。

数時間で入れ替わる催しで
“自然との共生”を広く発信

 「これまで小売業において“リアル”は店舗と同義だったように思うが、私たちはその枠を店の外まで広げていく。地域のコミュニティーと共存しながら自然共生型ライフスタイルを一緒に作り上げていく場所にしたい」と石田良太グリーンエイジ営業統括部ゼネラルマネージャー。そのような考えの下、ゾーンの中央にはグリーンエイジのコンセプトや価値観を体現する“場”を設けた。体験・イベントスペースの「コミュニティパーク」は催しを数時間ごとに入れ替える。たとえば、開店直後は惣菜マルシェ、昼過ぎにヨガ講座、昼下がりから夜にかけてワークショップ、映画上映といった具合だ。少なくとも年間500以上の催しを用意することになる。宮本ディビジョンマネージャーは「必死で準備をしてお客さまを楽しませたい」と話す。

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大阪・関西万博に向けて河川敷でSDGsイベント 環境問題を考えるファッションショー

 大阪・関西万博の関連イベント「すみのえSDGsアクション/大和川スマイルプロジェクト」が4月2日に開催された。2025年の万博会場の夢洲に流れ込む大和川の河川敷を会場に、SDGsをテーマにしたファッションショー、川の清掃活動や環境問題を学ぶ取り組みなどを通じて、万博への機運を醸成させた。

 ファッションショーでは、大阪モード学園の学生が川のゴミのプラスチック廃材などを用いたドレスを披露したり、500人の子供たちの笑顔がプリントされた巨大なドレスが登場したり、バラエティーに富んだ内容で来場者の目を楽しませた。清掃活動では地元住民など約530人が参加して、大和川の精霊から生まれたキャラクター「ヤマトちゃん」と一緒に河川敷のゴミを拾い集めた。

 笑顔の巨大ドレスの制作やイベント企画などを行ったNPO法人「MERRY PROJECT」の水谷孝次氏は「万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』。大和川の再生の思いをカタチにするために、8カ月アイデアを考えてやってきた」と話す。

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大阪・関西万博に向けて河川敷でSDGsイベント 環境問題を考えるファッションショー

 大阪・関西万博の関連イベント「すみのえSDGsアクション/大和川スマイルプロジェクト」が4月2日に開催された。2025年の万博会場の夢洲に流れ込む大和川の河川敷を会場に、SDGsをテーマにしたファッションショー、川の清掃活動や環境問題を学ぶ取り組みなどを通じて、万博への機運を醸成させた。

 ファッションショーでは、大阪モード学園の学生が川のゴミのプラスチック廃材などを用いたドレスを披露したり、500人の子供たちの笑顔がプリントされた巨大なドレスが登場したり、バラエティーに富んだ内容で来場者の目を楽しませた。清掃活動では地元住民など約530人が参加して、大和川の精霊から生まれたキャラクター「ヤマトちゃん」と一緒に河川敷のゴミを拾い集めた。

 笑顔の巨大ドレスの制作やイベント企画などを行ったNPO法人「MERRY PROJECT」の水谷孝次氏は「万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』。大和川の再生の思いをカタチにするために、8カ月アイデアを考えてやってきた」と話す。

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大阪・関西万博に向けて河川敷でSDGsイベント 環境問題を考えるファッションショー

 大阪・関西万博の関連イベント「すみのえSDGsアクション/大和川スマイルプロジェクト」が4月2日に開催された。2025年の万博会場の夢洲に流れ込む大和川の河川敷を会場に、SDGsをテーマにしたファッションショー、川の清掃活動や環境問題を学ぶ取り組みなどを通じて、万博への機運を醸成させた。

 ファッションショーでは、大阪モード学園の学生が川のゴミのプラスチック廃材などを用いたドレスを披露したり、500人の子供たちの笑顔がプリントされた巨大なドレスが登場したり、バラエティーに富んだ内容で来場者の目を楽しませた。清掃活動では地元住民など約530人が参加して、大和川の精霊から生まれたキャラクター「ヤマトちゃん」と一緒に河川敷のゴミを拾い集めた。

 笑顔の巨大ドレスの制作やイベント企画などを行ったNPO法人「MERRY PROJECT」の水谷孝次氏は「万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』。大和川の再生の思いをカタチにするために、8カ月アイデアを考えてやってきた」と話す。

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大阪・関西万博に向けて河川敷でSDGsイベント 環境問題を考えるファッションショー

 大阪・関西万博の関連イベント「すみのえSDGsアクション/大和川スマイルプロジェクト」が4月2日に開催された。2025年の万博会場の夢洲に流れ込む大和川の河川敷を会場に、SDGsをテーマにしたファッションショー、川の清掃活動や環境問題を学ぶ取り組みなどを通じて、万博への機運を醸成させた。

 ファッションショーでは、大阪モード学園の学生が川のゴミのプラスチック廃材などを用いたドレスを披露したり、500人の子供たちの笑顔がプリントされた巨大なドレスが登場したり、バラエティーに富んだ内容で来場者の目を楽しませた。清掃活動では地元住民など約530人が参加して、大和川の精霊から生まれたキャラクター「ヤマトちゃん」と一緒に河川敷のゴミを拾い集めた。

 笑顔の巨大ドレスの制作やイベント企画などを行ったNPO法人「MERRY PROJECT」の水谷孝次氏は「万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』。大和川の再生の思いをカタチにするために、8カ月アイデアを考えてやってきた」と話す。

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「マリメッコ」から新作レザー商品 ベルトバッグなど4型を用意

 フィンランド発のブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」は4月14日、4型のレザーバッグを発売する。

 “ロッキ”(カモメ)柄をステッチで表現したベルトバッグ(1万8700円税込、以下同)は、名刺やカード類が収まるコンパクトサイズで、「アクセサリー感覚で持ち歩ける」(「マリメッコ」)。また、丸みのあるスクエアフォームのショルダーバッグ(5万8300円)はストラップに“ウニッコ”(ケシの花)柄を用い、手持ち・ショルダーの2ウエイで使えるバッグ(7万2600円)もラインアップする。

 カラー展開については、「着こなしのアクセントになるピンクと、さまざまなスタイルになじむネイビーなどを用意した」と話す。

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イオンモール、23年2月期は純利益32.6%減、国内モールの構造改革を加速

 イオンモールの2023年2月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比25.7%増の3982億円、営業利益が同15.0%増、純利益は同32.6%減の129億円だった。純利益は減損で44億円、店舗閉鎖損失のための引当金20億円、固定資産除却損24億円を計上したため。経済成長の著しい中国やASEANなど海外での出店を加速する一方で、苦戦の続く国内は共同配送や新規ビジネスの強化など構造改革を本格化する。

 国内モールは営業収益は3217億円に対し、営業利益は341億円。コロナ前の19年度と比べると、営業利益は183億円も減少した。ただ、22年度の売り上げは、1Qが前年比12.0%減、2Qが14.5%減、3Qが7.7%減、4Qが2.6%減と回復傾向にあり、速報ベースでは3月は9.4%増と、久しぶりに前年同期を上回った。

 23年度は、4月に新しいアウトレットモール「ジ・アウトレット」を平塚に開業予定とするなど、新規事業を強化する。関西エリアでは、他のSCも含めたエリア内での共同配送をスタート。また、既存モールに関しても、「エリアごとの特性を生かしつつ、五感を刺激する、情緒的な価値提供やお客さまの体験価値の向上を軸に改装していく」と岩本康次社長。

 24年2月期は営業収益4470億円(前期比12.2%増)、営業利益585億円(同33.0%増)、経常利益490億円(同34.6%増)、純利益270億円(同約2倍)を計画する。

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「ラコステ」×ネットフリックス 「ストレンジャー・シングス」など8作品のポロシャツなど

 「ラコステ(LACOSTE)」はこのほど、ネットフリックス(NETFLIX)との初の限定コラボレーションコレクションを全国直営店とオンラインストアで発売した。

 コレクションに登場するのは、話題作の「ストレンジャー・シングス 未知の世界」「ブリジャートン家」「Lupin/ルパン 」「ペーパー・ハウス」「ウィッチャー」「セックス・エデュケーション」「暗黒と神秘の骨」「エリート」の8作品。ブランドのアイコンといえるポロシャツをはじめ、キャップ、スエット、スニーカーなどをラインアップした。

 アイテムにはキャラクターの衣装を身につけたワニを、刺しゅうやフロッキー加工で施した。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ではワニの顔が“デモゴルゴン”に変身し、「ブリジャートン家」ではシャーロット王妃にちなみ、特大サイズのウィッグをかぶったワニをデザインした。また、トワル・ド・ジュイを模した総柄プリントや、特徴的なグラフィックの間を変身したワニが行き来しているアイテムなどを用意した。

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ユニクロの「マメ」コラボ23年春夏 インポートランジェリーのような繊細な商品がこの価格で実現できるワケ

 ユニクロは、4月28日に発売する「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI以下、マメ)」とのコラボレーションライン「ユニクロ アンド マメ クロゴウチ(UNIQLO AND MAME KUROGOUCHI)」の2023年春夏商品をプレス関係者に公開しました。21年6月に第1弾商品を発売し、今回でコラボは5シーズン目になります。定番商品をアップデートし続けつつ、シーズンごとにユニクロの開発力と黒河内さんの感性を生かした新素材、新ディテールを投入。それがユニクロの既存ラインにも徐々に生かされていっている、というのがこのコラボの肝になっています。

 今季のコラボの目玉はシアー素材のアイテム。昨春夏の「マメ」コラボでも、メッシュ素材のシアートップスは人気で「完売後に増産をかけた」(広報担当者)といいます。そうした昨年のメッシュ素材に対し、より薄手でツルっとした、光沢のあるシアー素材を新規で開発している点が最大のポイント。新しいシアー素材は、パッドなし、ワイヤなしの三角ブラ(税込2290円)、シームレスショーツ(790円)、深いVネックのキャミソール(1990円)の3点に採用されています。繊細なインポートランジェリーのような表情で、これをあらゆる人を対象にするユニクロ本体で作るのはなかなかハードルが高い。それを実現できるのはデザイナーコラボだからこそですね。後述しますが、デザイナーコラボはユニクロにとって、話題性だけでなくR&D(研究開発)の側面も強いのだと思います。

 昨年増産したシアートップスももちろん昨年と同じままではなく、パワーアップしています。ユニクロはカスタマーセンターやECレビューに寄せられた客の声をもとに、定番を含むあらゆる商品を毎シーズン細かく改善していますが、このシアートップス(1990円)も、「もう少しゆとりのあるサイズ感にしてほしい」という声に応えてアップデート。きゃしゃな感覚は失わずに、少しだけゆったりさせました。同時に、首周りや裾部分はパイピング仕様にして、より繊細な雰囲気に仕上げています。

 “3Dニット”シリーズの5分袖セーター(3990円)やロングスカート(4990円)、ワンピース(4990円)も人気が出そうです。着用するとレースのような編み目から肌が透けるデザインで、「肌を入れて完成する」ことを意識してデザインしたといいます。

コラボ開発素材が既存商品にも拡大

 フロント部分の独特の曲線のカットが「マメ」らしいプランジブラ(2290円)やプランジブラキャミソール(2290円)、エアリズム素材のシームレスショーツ(790円)などは、コラボ第1弾から作り続けている商品。今季の打ち出しカラーのブルーのグラデーションで新鮮さを出すとともに、たとえばブラジャーのアジャスターをマットな質感のゴールドに変更するなどして、アップデートしています。

 22-23年秋冬物では透け感のあるヒートテックタイツやソックスを企画していましたが、今季のレッグウエアでは淡い透け感のストッキング(990円)やハイソックス(2足組990円)、シルク混ソックス(2足組990円)をラインアップ。ストッキングやシルク混ソックスは爪先が二股のタビ型になっているのが特徴です。タビ型は「履き心地のよさ、蒸れにくさ」を意識したものといいますが、「マメ」本体でここ数シーズン、京都の履物メーカーと協業で製作している草履型のサンダルともよく合いそうです。

 昨春夏物の「マメ」コラボでは、シルク混のエアリズム素材でタンクトップやブラキャミソールを企画していました。シルク混のエアリズム素材はユニクロとしてもこのとき初めて開発し、導入したといいますが、実は23年春夏のユニクロの既存ラインに、シルク混エアリズム商品が加わっています。このように、デザイナーコラボによって開発された新素材やデザインディテールなどは後々既存ラインにも反映されて、ユニクロの商品全体が底上げされていく。話題のコラボで大きな売り上げを作ることももちろん重要ですが、ユニクロにとっては外部デザイナーと組むことで、素材やデザインへのアプローチが全体的に磨かれていくことの方が大きな財産になっているのだと思います。

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ユニクロの「マメ」コラボ23年春夏 インポートランジェリーのような繊細な商品がこの価格で実現できるワケ

 ユニクロは、4月28日に発売する「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI以下、マメ)」とのコラボレーションライン「ユニクロ アンド マメ クロゴウチ(UNIQLO AND MAME KUROGOUCHI)」の2023年春夏商品をプレス関係者に公開しました。21年6月に第1弾商品を発売し、今回でコラボは5シーズン目になります。定番商品をアップデートし続けつつ、シーズンごとにユニクロの開発力と黒河内さんの感性を生かした新素材、新ディテールを投入。それがユニクロの既存ラインにも徐々に生かされていっている、というのがこのコラボの肝になっています。

 今季のコラボの目玉はシアー素材のアイテム。昨春夏の「マメ」コラボでも、メッシュ素材のシアートップスは人気で「完売後に増産をかけた」(広報担当者)といいます。そうした昨年のメッシュ素材に対し、より薄手でツルっとした、光沢のあるシアー素材を新規で開発している点が最大のポイント。新しいシアー素材は、パッドなし、ワイヤなしの三角ブラ(税込2290円)、シームレスショーツ(790円)、深いVネックのキャミソール(1990円)の3点に採用されています。繊細なインポートランジェリーのような表情で、これをあらゆる人を対象にするユニクロ本体で作るのはなかなかハードルが高い。それを実現できるのはデザイナーコラボだからこそですね。後述しますが、デザイナーコラボはユニクロにとって、話題性だけでなくR&D(研究開発)の側面も強いのだと思います。

 昨年増産したシアートップスももちろん昨年と同じままではなく、パワーアップしています。ユニクロはカスタマーセンターやECレビューに寄せられた客の声をもとに、定番を含むあらゆる商品を毎シーズン細かく改善していますが、このシアートップス(1990円)も、「もう少しゆとりのあるサイズ感にしてほしい」という声に応えてアップデート。きゃしゃな感覚は失わずに、少しだけゆったりさせました。同時に、首周りや裾部分はパイピング仕様にして、より繊細な雰囲気に仕上げています。

 “3Dニット”シリーズの5分袖セーター(3990円)やロングスカート(4990円)、ワンピース(4990円)も人気が出そうです。着用するとレースのような編み目から肌が透けるデザインで、「肌を入れて完成する」ことを意識してデザインしたといいます。

コラボ開発素材が既存商品にも拡大

 フロント部分の独特の曲線のカットが「マメ」らしいプランジブラ(2290円)やプランジブラキャミソール(2290円)、エアリズム素材のシームレスショーツ(790円)などは、コラボ第1弾から作り続けている商品。今季の打ち出しカラーのブルーのグラデーションで新鮮さを出すとともに、たとえばブラジャーのアジャスターをマットな質感のゴールドに変更するなどして、アップデートしています。

 22-23年秋冬物では透け感のあるヒートテックタイツやソックスを企画していましたが、今季のレッグウエアでは淡い透け感のストッキング(990円)やハイソックス(2足組990円)、シルク混ソックス(2足組990円)をラインアップ。ストッキングやシルク混ソックスは爪先が二股のタビ型になっているのが特徴です。タビ型は「履き心地のよさ、蒸れにくさ」を意識したものといいますが、「マメ」本体でここ数シーズン、京都の履物メーカーと協業で製作している草履型のサンダルともよく合いそうです。

 昨春夏物の「マメ」コラボでは、シルク混のエアリズム素材でタンクトップやブラキャミソールを企画していました。シルク混のエアリズム素材はユニクロとしてもこのとき初めて開発し、導入したといいますが、実は23年春夏のユニクロの既存ラインに、シルク混エアリズム商品が加わっています。このように、デザイナーコラボによって開発された新素材やデザインディテールなどは後々既存ラインにも反映されて、ユニクロの商品全体が底上げされていく。話題のコラボで大きな売り上げを作ることももちろん重要ですが、ユニクロにとっては外部デザイナーと組むことで、素材やデザインへのアプローチが全体的に磨かれていくことの方が大きな財産になっているのだと思います。

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「アンテプリマ」がハローキティとのコラボシリーズから3型の新作バッグを発売

 日本人デザイナーの荻野いづみがイタリアから発信するブランド「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は4月15日、ハローキティとのコラボシリーズから新作バッグを発売する。

 「アンテプリマ」のアイコンである“ワイヤーバッグ”をベースに、ハローキティの顔を大胆にデザインしたもので、立体的に表現した赤いリボンが特徴だ。

 ミニバッグ2型(各5万3900円税込、以下同)とトートバッグ(店舗限定、8万6900円)の計3型を用意する。ミニバッグは取り外し可能なチェーンが付属し、手持ち・ショルダー・斜め掛けと3ウエイで使える。

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ゴルフウエアブームの勝者は? 「今週の特集お届け隊」2023年4月10日号

 

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年4月10日号からの抜粋です)

林:前回から半年も経ってないゴルフウエア特集だけれど、コロナ禍が明けてゴルフマーケットはどうなるのかを占うような特集になったと思う。

美濃島:コロナ禍でゴルフブームになり、150〜200ものブランドが増えたと言われていましたよね。半年前に取材したときも、新規顧客は増えているけれど、数は頭打ちになってきているという状況でした。

林:新ブランドが多数出て、もともと強かったブランドが食われるのかと思っていたら、あまりそんなことはなかったよ。特に「マーク & ロナ(MARK & LONA)」。木村拓哉を起用した広告もよく見るし、上場もし、高級ショッピングモールに出ている。売上高も22年度は55億円で、2年前に比べて倍増。TSIの「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」も含めて、強いブランドに人気が集中にしている。

美濃島:既存ブランドが強い理由は何でしょう?

林:団塊世代が70歳を超えて、あまりゴルフ場へ行かなくなり、50代以下の団塊ジュニアに代替わりしている。そこの富裕層に支持されるかが重要。「マーク & ロナ」は年間100万円以上の購入者が結構いるらしい。ビームスやユナイテッドアローズなど、団塊ジュニアと一緒に成長してきたセレクトのゴルフラインは伸びる。

美濃島:日本に富裕層自体が増えていて、百貨店のラグジュアリー売り場が盛り上がっているのと一緒の流れですかね。

林:そうだと思う。これまで百貨店とスポーツ専門店しか出店場所がなかったけれど、高級モールでゴルフウエアの集積が増えていて、流通も結構変わってきている。でもベースは定期的にゴルフクラブに行くコンサバな層なんだと思う。

美濃島:最近、僕の少し上の世代、30代前半で少し生活に余裕ができた人や、結婚した人がゴルフを始めたというケースをよく聞きます。ブームとは関係なく、ゴルフを始めるタイミングってあるんですよね。林さんが「ブームでやり始めた人の2割が残れば御の字」と言っていましたが、このブームで得た新規客に各社がどうアプローチするのか。次回特集する際には、そういうところをカバーしたいです。

林:メディア露出的には女性プロゴルファーが多く、賞金やスポンサーも女子が男子を圧倒しているのはスポーツ界では非常に珍しい。けれど、実際の市場は7対3で男性が強い。この辺り、女性をどう定着させるかが肝だね。

 

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関西の寿司酒場業態ナンバーワン「寿司酒場さしす 大阪本店」がリニューアル。松山社長が語る、Z世代に刺さる強みとは?

【記事のポイント】 ●1号店オープンから3年強で関西6店舗、九州3店舗を展開する株式会社JOU JOUのヒット業態「すし酒場 さしす」。連日行列の「すし酒場 さしす 大阪本店」が4月6日にリニューアルオープンするにあたり、滅多に表に出ない松山社長が登場。同業態の強みを聞いた。
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