クヮントは30年、ロンドン南東部のブラックヒース生まれ。ブラックヒース高校で美術を学んだ後、ゴールドスミス大学に進学し、53年に卒業した。その2年後にはキングスロードにブティック「バザー(BAZAAR)」をオープン。その名の通り、彼女自身がデザインしたものから、大学時代の友人が作ったアート作品やジュエリーまでさまざまなアイテムを販売していた。ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)やオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)といったスターが頻繁に訪れた同店は、雰囲気のある店構えと、40年代の戦時中のユーティリティースタイルとは一線を画す刺激的なアイテムによって、すぐにホットスポットになった。
イギリスのロイヤルファミリーは4月9日、ウィンザー城(Windsor Castle)の聖ジョージ礼拝堂で行われたイースターの礼拝に参加した。チャールズ国王(King Charles III)夫妻をはじめ、一家は濃紺やロイヤルブルーの装いで参列。キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、鮮やかなブルーとシャープなショルダーラインが印象的な「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」によるオーダーメードのコートを着用し、同色の帽子でルックを仕上げた。なお、このコートは昨年のコモンウェルス・デー(英連邦記念日)に初めて着用したものだ。
ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とジョージ王子(Prince George of Wales)は、共にネイビーのスーツ姿。シャーロット王女(Princess Charlotte of Wales)は、やはりネイビーのコートに青のタイツを合わせ、髪には青いリボンを結んだ。イースターの礼拝に初めて出席したルイ王子(Prince Louis of Wales)は、同じくネイビーのブレザーとネクタイに、青いシャツとハーフパンツを組み合わせた。5月6日に戴冠式を迎える国王夫妻は、同系色のロイヤルブルーの装いだった。
動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)の日本支部は4月12日、H&M渋谷店前で同社にダウンの使用を廃止するよう訴えた。アヒルのコスチュームに身を包んだ5人が、「ダウン=血まみれ」「ダウンを廃止せよ」などと書かれたプラカードを持ち、店舗入口付近で約1時間に渡って抗議した。人通りの多い時間帯だったが、人だかりができることはなく、カメラを向ける人もいれば、そのまま店舗に入っていく人などもいた。PETAは過去には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の店舗前などでも抗議を行っている。
販売区画では、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「アークテリクス(ARC’TERYX)」といった人気アウトドアブランドのシェルパーカやフリースジャケット、トレッキングブーツなどをセレクトして展開する。併設する買い取りブースには査定スキルを持った買い取り担当者が常駐する。持ち込みはアウトドアブランドに限り、コメ兵が得意とするブランドバッグや宝飾品などは受け付けない。