【2023年夏コスメ】「エレガンス ラズル」から“夜遊び”をテーマにしたアイシャドウとネイルが発売

 「エレガンス ラズル」は4月18日、“夜遊び(NIGHT OUT)”をテーマにした2023年夏コレクションを発売する。ラメやパールを贅沢に使用して“夜遊び”の世界観を表現したカラーコレクションだ。

 大小さまざまなラメやパールを極限まで配合した単色アイシャドウ“スター アイカラー”(新3色、税込各2750円、以下同)の“S01 グリスニング パッション”“S02 ゴールデンナイツ”“S03 マジックビーム”の3色と、指先を華やかに演出するネイルカラー“エナメルラッカー”(新5色、各1320円)が新しく定番商品として加わる。

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ジャンポール・ゴルチエが語る、ミュージカルとクチュールへの愛 「ファッション・フリーク・ショー」日本公演に先駆け特別インタビュー

 ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)が手掛けるミュージカル、「ファッション・フリーク・ショー(FASHION FREAK SHOW)」が日本に上陸する。ゴルチエの半生を描く同作は、2018年にパリで初演し、約25万人を動員。22年7月のロンドン公演を皮切りに、世界15カ国で上演する予定だ。登場する衣裳は、貴重なアーカイブから同作のための新作まで200点以上。オリジナル楽曲は、マドンナ(Madonna)の「ライク・ア・ヴァージン」やデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「レッツ・ダンス」を生み出した音楽プロデューサーのナイル・ロジャーズ(Nile Rodgers)が担当する。5月に開幕する日本公演を前に、同作が誕生した背景やオートクチュールへの思い、一流デザイナーとしての矜持や今後などについて「WWDJAPAN」が聞いた。

ジャンポール・ゴルチエ

PROFILE:1952年、フランス・パリ郊外生まれ。70年に「ピエール・カルダン(PIERRE CARDIN)」でアシスタントとしてキャリアをスタート。その後「ジャック エステレル(JACQUES ESTEREL)」や「ジャン パトゥ(JEAN PATOU)」(現「パトゥ」)などを経て、76年に自身のブランドを立ち上げた。96年に初のオートクチュール・コレクション「ゴルチエ パリ」を発表。2004-05年秋冬から11年春夏まで「エルメス(HERMES)」のウィメンズのデザインを担当した。15年に自身のブランドのプレタポルテを終了し、20年1月に20年春夏オートクチュール・コレクションのショーをもってランウエイを引退した。以降はゲストデザイナーを迎えて発表している。自身のコレクション以外では、マドンナ(Madonna)のツアー衣装や、映画の衣装などを手掛けている。

WWDJAPAN(以下、WWD):「ファッション・フリーク・ショー」について。このようなミュージカル形式で自身の半生を描こうというアイデアは、どう思いついたのか。

ジャン・ポール・ゴルチエ(以下、ゴルチエ):以前から、ミュージカルやショーを制作してみたいと思っていた。幼いころから映画が大好きだったが、やがてファッションにも興味を抱くようになったので、映画の衣装を作りたいと夢見ていた。そうした中、たまたまファッションショーに関する映画を見て、子ども心に私がやりたいのはこれだと思ったんだ。幕が開くと、大勢の観客が見守る中、美しい服を着たモデルたちが音楽に乗って歩いていく。その華やかさに心奪われ、ファッションと音楽を組み合わせたミュージカルやショーが大好きになった。私のコレクションのショーでも、いつも音楽や演出は大切な要素だった。とはいえ、私は小説家や脚本家ではないので、ストーリーを一から紡ぎ出すのは難しい。でも衣装を作ることはできるし、それなら自分の半生を描くのはどうだろうと考えたんだ。われながら、なかなか面白い人生を送ってきているからね。

WWD:ミュージカル好きであることは、自身のクリエイティビティーにも影響した?

ゴルチエ:もちろんだ。私は華やかで、強くて、ユーモアがあるものが好きだが、そうした傾向はミュージカルやキャバレーなどと通底する。ファッションショーは一般にクラシカルでエレガントな雰囲気であることが多いが、私は自分のショーではシンデレラのような(可愛らしくおとなしい)少女ではなく、パワフルでセクシーな女性像を描いてきた。

WWD:2020年1月に発表したクチュール・コレクションが最後となったが、カムバックする予定はあるか。また、そうしたいと思うことはあるか。

ゴルチエ:全くないよ(笑)。それに正直に言えば、(復帰するのは)難しいと思う。優れたデザイナーは、常に世界や社会の“今”と密接に繋がっていなければならない。仮に私が復帰するのであれば、自分でも納得のいく作品を発表する必要があるが、かつて張りめぐらせていた敏感なアンテナを休めるようになってしばらく経つからね。ファッションや何かを作ること自体は好きだし、今でも関心を持ったさまざまなことに取り組んでいるが、時代の空気や瞬間を鮮やかに切り取って提示するような、第一線で活躍するファッションデザイナーに戻ろうとは思わない。コレクションを作り上げるには胆力がいるし、私の主な表現方法はファッションから違うものへと移ったと感じている。

WWD:クチュールのゲストデザイナーとして、「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナー、「ディーゼル(DIESEL)」および「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるグレン・マーティンス(Glenn Martens)、「バルマン(BALMAIN)」のオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)=クリエイティブ・ディレクター、そしてハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)を招へいしている。ゲストデザイナーを選ぶに当たり、何か条件はあるのか。直感で決めることもある?

ゴルチエ:直感で決めることは大いにあるし、これまで何らかの形でつながりを感じたデザイナーを招いている。一人目のゲストだった千登勢はクリエイションの面で共感する部分が多く、同じスピリットを感じるが、それに加えて私とは全く異なる何かをもたらしてくれることを期待して招へいした。グレンやオリヴィエ、ハイダーもそうだ。それぞれタイプは異なるが、「ジャンポール・ゴルチエ」のコードを大切にしつつ、その人ならではの強みや特別な何かをプラスしてくれるデザイナーを選んでいる。

WWD:プレタポルテを終了してからも、最後までクチュール・コレクションを発表していたのは愛着があるから?

ゴルチエ:その通りだ。私は(デザイン系の)学校を卒業したわけではなく、アシスタントとして働いたクチュールメゾンの現場で全てを学んだ。そこが私の学校だったんだ。クチュールでキャリアをスタートしたので、最後もクチュールで締めくくるのがいいと思ったのかもしれない。今は大量生産の時代で、ある程度の品質の製品が安価で手に入るという意味でそれは必ずしも悪いことではないが、美しい手仕事には格別のものがあると思う。

WWD:最近はどのような日々を過ごしている?何か新たなプロジェクトの予定などはあるか。

ゴルチエ:いろいろなことをやっているが、今は「ファッション・フリーク・ショー」だね(笑)。パリで開幕した当初、これほどの成功を収めるとは思っていなかったが、日本公演も実現してとてもうれしく思っている。ほかにも新たなプロジェクトが動いているが、それはまだ秘密(笑)。いずれ発表するので、楽しみにしていてほしい。

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「ベアミネラル」が1本でメイクが完成する多機能ベースを発売 人気ジェルクリームのマットタイプ

 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は4月19日、スキンケアしながらメイクアップを時短でかなえる“CR”シリーズから多機能ベース“CR ナチュラル マット モイスチャライザー”(全8色、35mL、税込各4950円)を発売する。同商品は2015年に1本でメイクが完成する次世代多機能ベースとして発売しヒットした“CR ティンティッド ジェル クリーム”のマットタイプとして登場する。

 同商品は、メイクとスキンケアの融合を目指し生まれたスキンケア感覚のファンデーションで、肌と地球に負担をかけないミネラル成分で紫外線や大気の汚れから肌を守る。また、95%以上天然由来成分を使用し、全成分がビーガンのクリーンな処方を採用。優れた保湿効果で皮脂バランスにもアプローチし、肌のコンディションを整える。テクニックレスで気になるにきび跡や毛穴の開きを自然にカバーしながらマットな質感のベースメイクを実現する。

 また同日、低刺激で高機能なスキンケア“AGL”シリーズからクリーム2種を発売する。弾むようなハリ感に満ちた肌に導く“AGL フィトプロコラジェン10 スリーピング マスク”(75mL、税込7150円)は、ヒアルロン酸ナトリウムの約400倍の保湿力を持つシロキクラゲから抽出した成分であるフィトモイストやセラミド、アロエベラ花エキスを配合し、乾燥を防ぎながら潤いで満たし睡眠中の肌の活動をサポートする。“AGL フィトプロコラジェン10 クリーム”(50g、税込9900円)は、メイク前にも使いやすいベタつかないテクスチャーで日中の乾燥から肌を守る。

 両商品にはコラーゲン同様のアミノ酸組成を持つ植物由来の保湿成分トプロコラジェンを約10%配合。同成分はハイビスカスから抽出したエキスを中核に引き締まったハリと弾力感のある肌へ導く。環境に配慮してマスクには再生プラスチックPCRキャップとチューブを使用し、クリームには100%再生可能なガラスジャーとPCRキャップを使用している。

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「ベアミネラル」が1本でメイクが完成する多機能ベースを発売 人気ジェルクリームのマットタイプ

 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は4月19日、スキンケアしながらメイクアップを時短でかなえる“CR”シリーズから多機能ベース“CR ナチュラル マット モイスチャライザー”(全8色、35mL、税込各4950円)を発売する。同商品は2015年に1本でメイクが完成する次世代多機能ベースとして発売しヒットした“CR ティンティッド ジェル クリーム”のマットタイプとして登場する。

 同商品は、メイクとスキンケアの融合を目指し生まれたスキンケア感覚のファンデーションで、肌と地球に負担をかけないミネラル成分で紫外線や大気の汚れから肌を守る。また、95%以上天然由来成分を使用し、全成分がビーガンのクリーンな処方を採用。優れた保湿効果で皮脂バランスにもアプローチし、肌のコンディションを整える。テクニックレスで気になるにきび跡や毛穴の開きを自然にカバーしながらマットな質感のベースメイクを実現する。

 また同日、低刺激で高機能なスキンケア“AGL”シリーズからクリーム2種を発売する。弾むようなハリ感に満ちた肌に導く“AGL フィトプロコラジェン10 スリーピング マスク”(75mL、税込7150円)は、ヒアルロン酸ナトリウムの約400倍の保湿力を持つシロキクラゲから抽出した成分であるフィトモイストやセラミド、アロエベラ花エキスを配合し、乾燥を防ぎながら潤いで満たし睡眠中の肌の活動をサポートする。“AGL フィトプロコラジェン10 クリーム”(50g、税込9900円)は、メイク前にも使いやすいベタつかないテクスチャーで日中の乾燥から肌を守る。

 両商品にはコラーゲン同様のアミノ酸組成を持つ植物由来の保湿成分トプロコラジェンを約10%配合。同成分はハイビスカスから抽出したエキスを中核に引き締まったハリと弾力感のある肌へ導く。環境に配慮してマスクには再生プラスチックPCRキャップとチューブを使用し、クリームには100%再生可能なガラスジャーとPCRキャップを使用している。

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モデルやアーティストの権利を保護するNY州「ファッション労働者法」の集会が開催される

 モデルの権利保護を主張する団体モデル・アライアンス(MODEL ALLIANCE)創設者のサラ・ジフ(Sara Ziff)やアマゾン(AMAZON)の労働組合会長を務めるクリス・スモールズ(Chris Smalls)は、支援者らとミートパッキング地区で行われたニューヨーク州ファッション労働者法(Fashion Workers Act)の集会に参加した。

 この10年間、モデル・アライアンスはファッション業界や議員に対して「ファッションは仕事である」と説得を続けてきたという。「ファッション業界は華やかに見えるが、若者、特に若い女性や女児によって支えられて成り立っている。そして彼らはマネジメント会社に借金をしながら働いている」と集会に参加したジフは話す。

 ジフは集会の数日前、テレビ番組や映画の制作・配給を手掛けるミラマックス(MIRAMAX)のイタリア支社の元代表、ファブリツィオ・ロンバルド(Fabrizio Lombardo)から19歳のときにレイプされたと主張する訴訟を提起している。訴状によると、2011年にニューヨーク市のホテルで暴行を受けたと主張する。当時、現役のモデルで女優志望だったジフは、ロンバルド元代表からハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)とボブ・ワインスタイン(Bob Weinstein)も参加する飲み会に誘われたが、ジフが到着した際にはワインスタイン兄弟はいなかったという。

 ジフは、この訴訟の一件がモデル・アライアンス設立のきっかけになったと説明する。「当団体のホットラインを通じて、私のような話を何百と聞いてきた。私たちのようなことが二度と起きないよう、モデルやクリエイティブに関わる労働者を保護するファッション労働者法を可決させる必要がある」と話す。

 2022年3月に提出された同法案は、労働者と契約書を交わすことや、45日以内の支払保証、ハラスメントや差別、危険な労働環境から保護することを定めている。可決されれば、エージェント会社はモデルやヘアスタイリスト、コンテンツクリエイター、メイクアップアーティストなどのクリエイティブに関わるアーティストらに対して善管注意義務を負うことが保証される。また、不当に高いコミッションや手数料を課すことも禁止される。

 多くのモデルは、自分が歩いたランウェイショーの契約書を見たことがなく、「いくらもらっているかも知らない。収支が合えばラッキーだ」とジフは話す。「この財務的透明性の欠如は、この業界が性的虐待であふれていることの一因でもある」という。

 集会に参加したアマゾンのスモールズ労働組合会長は、「労働者階級としてのわれわれの義務は、どの業界に所属しているかに関わらず連帯することだ。傍観者にならず当事者であるというスタンスを今日、私は改めて主張する。いつでも最前線に立つつもりだ」。

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モデルやアーティストの権利を保護するNY州「ファッション労働者法」の集会が開催される

 モデルの権利保護を主張する団体モデル・アライアンス(MODEL ALLIANCE)創設者のサラ・ジフ(Sara Ziff)やアマゾン(AMAZON)の労働組合会長を務めるクリス・スモールズ(Chris Smalls)は、支援者らとミートパッキング地区で行われたニューヨーク州ファッション労働者法(Fashion Workers Act)の集会に参加した。

 この10年間、モデル・アライアンスはファッション業界や議員に対して「ファッションは仕事である」と説得を続けてきたという。「ファッション業界は華やかに見えるが、若者、特に若い女性や女児によって支えられて成り立っている。そして彼らはマネジメント会社に借金をしながら働いている」と集会に参加したジフは話す。

 ジフは集会の数日前、テレビ番組や映画の制作・配給を手掛けるミラマックス(MIRAMAX)のイタリア支社の元代表、ファブリツィオ・ロンバルド(Fabrizio Lombardo)から19歳のときにレイプされたと主張する訴訟を提起している。訴状によると、2011年にニューヨーク市のホテルで暴行を受けたと主張する。当時、現役のモデルで女優志望だったジフは、ロンバルド元代表からハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)とボブ・ワインスタイン(Bob Weinstein)も参加する飲み会に誘われたが、ジフが到着した際にはワインスタイン兄弟はいなかったという。

 ジフは、この訴訟の一件がモデル・アライアンス設立のきっかけになったと説明する。「当団体のホットラインを通じて、私のような話を何百と聞いてきた。私たちのようなことが二度と起きないよう、モデルやクリエイティブに関わる労働者を保護するファッション労働者法を可決させる必要がある」と話す。

 2022年3月に提出された同法案は、労働者と契約書を交わすことや、45日以内の支払保証、ハラスメントや差別、危険な労働環境から保護することを定めている。可決されれば、エージェント会社はモデルやヘアスタイリスト、コンテンツクリエイター、メイクアップアーティストなどのクリエイティブに関わるアーティストらに対して善管注意義務を負うことが保証される。また、不当に高いコミッションや手数料を課すことも禁止される。

 多くのモデルは、自分が歩いたランウェイショーの契約書を見たことがなく、「いくらもらっているかも知らない。収支が合えばラッキーだ」とジフは話す。「この財務的透明性の欠如は、この業界が性的虐待であふれていることの一因でもある」という。

 集会に参加したアマゾンのスモールズ労働組合会長は、「労働者階級としてのわれわれの義務は、どの業界に所属しているかに関わらず連帯することだ。傍観者にならず当事者であるというスタンスを今日、私は改めて主張する。いつでも最前線に立つつもりだ」。

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東レが非食用の農業廃棄物から人工タンパク質原料、2030年に最大1万トン生産へ

 東レは、製糖工場などで原料のサトウキビから出るバガスやキャッサパルプ(いずれも絞りカス)を原料に、人工タンパク質などの原料となる「セルロース糖」の新たな製造法を開発した。人工タンパク質素材はスタートアップ企業のスパイバーを筆頭に繊維やプラスチックで商業生産が始まるなど、需要が急増している。東レは水処理事業のコア技術である多彩な「膜技術」を活用。従来の熱を使った精製法と比べてエネルギーの使用量を50%削減できるという。早ければ2030年頃にも数千トン〜1万トン規模の商業プラントを稼働させる。

 タイは世界有数の砂糖輸出国で年間1億トンのサトウキビを生産しており、その際に発生するバガス(絞りカス)は1400万トンに達するという。現在は廃棄か、バイオマス発電などに使用していた。地球温暖化防止対策の高まりに伴い、繊維分野でもポリ乳酸繊維(PLA)やスパイバーの人工タンパク質素材など、石油を原料使わないカーボンニュートラル型のプラスチック原料の需要と生産は急増する一方で、現在は大半をさとうきびやとうもろこしなどの可食性のデンプンを使用していた。バガスを使用したセルロース原料は、食料と競合せず、かつカーボンニュートラルにもなるため、こうしたバイオマス素材企業からの需要は大きい。

 東レは、従来の熱処理ではなく、高価な酵素と、水処理事業などのコア技術である膜分離技術を組み合わせることで、省エネで品質の高いセルロース糖液の精製技術を確立した。酵素生産においても独自の酵素生産培養槽の開発に成功しており、市販酵素よりも安価な酵素調達に繋げられるという。

 技術を確立したことに伴い、2030年ごろをめどに商業生産に乗り出す。商業生産プラントは、数千トンから1万トン規模の設備になる見通しで、ビジネスモデルや原料調達、セルロース糖の販売などについては「パートナーとともに行う」(信正均・東レ常任理事 先端融合研究所所長)と述べるのみにとどまった。今後は自社生産、あるいは合弁パートナーで行うかなどについては未定だ。

 セルロース糖工場は、スパイバーもタイでセルロース糖の商業プラントを昨年夏から年産500トンクラスで稼働させているが、こちらは食用のデンプンを原料に使用しているが、並行して非可食の原料を用いたセルロース糖の研究も行っている。

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【2023年夏コスメ】「フローラノーティス ジルスチュアート」がヒマワリをイメージした夏の限定キットを発売

 「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は6月16日、夏の限定キット"ブライトサンフラワー オードパルファン&リペアヘアオイル"(税込5390円)を数量限定で発売する。5月19日から公式サイトと店舗で予約を受け付ける。

 商品は2021年に誕生した夏の香り「ブライトサンフラワー」のオードパルファン(20mL)とライトなテクスチャーで艶やかな髪へと導くリペアヘアオイル(20mL)をセットにしたもので、オードパルファンとヘアオイルを合わせて使うことで香りのレイヤードが楽しめる。

 「ブライトサンフラワー」は夏の朝の日差しから午後の柔らかな日差しまで、夏の日差しを浴びるヒマワリをイメージしたシトラスフローラルムスクの香調。トップノートは爽やかなシトラスとユズ、ミドルノートにイランイラン、オレンジフラワー、ミモザ、ラストノートは清らかなサンダルウッドとムスクが楽しめる。

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「ニューバランス」が“990v6”の足幅を選べるウイズサイジングをスタート

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」はこのほど、“メード・イン・USA”のフラッグシップモデル“990v6”の足幅を選べるウイズサイジングをスタートした。オンラインストアのほか原宿、銀座、名古屋、大阪、ヒューリック札幌、福岡の直営店で取り扱う。

 選べるウイズは、メンズが「D(やや細い)」「2E(標準)」「4E(幅広)」、ウィメンズが「B(やや細い)」「D(標準)」「2E(幅広)」のそれぞれ3種類。カラーはグレーのみで、価格は税込3万6300円。

 “990v6”は、1982年に“1000点満点中990点”と自ら宣言して誕生した初代の“990”から、最高のランニングシューズを作ることを目指して進化を続けてきた“990”シリーズの最新作だ。ミッドフットサドルを無くし、ピッグスキンスエードとシンセティックレザーのオーバーレイが踵からつま先まで流れるようにデザイン。ミッドソールには反発弾性に優れる“フューエルセル(FuelCell)”をシリーズ初採用した。

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「クラランス」創業一族がBコープ取得のクリーンビューティブランド「パイ スキンケア」の過半数株式を取得

 仏ビューティブランド「クラランス(CLARINS)」を創業したクルタン・クラランス(Courtin-Clarins)一族が所有するホールディングス会社、ファミーユCパルティシパション(FAMILLE C PARTICIPATIONS以下、ファミーユC)はこのほど、イギリスのスキンケアブランド「パイ スキンケア(PAI SKINCARE)」を運営するパイ スキンケア社の過半数株式を取得した。取引額は非公開。ファミーユC は2021年4月に900万ドル(約11億8800万円)で少数株式を取得し、シリーズB投資ラウンドを主導していた。

 ファミーユCのプリスカ・クルタン・クラランス(Prisca Courtin Clarins)最高経営責任者(CEO)は「『パイ スキンケア』はイギリスでのビジネスを加速させ、ヨーロッパで拡大する時期にきている」と話し、98%自然由来成分を使用している点や原材料の調達において透明性が高い点を挙げ“本物のクリーンビューティブランド”だと指摘した。また、「多くのクリーンビューティ製品と異なり非常に効果効能が高い」と述べている。

 「パイ スキンケア」はサラ・ブラウン(Sarah Brown)が07年にイギリス・ロンドンで創業。創業者自身が慢性的なじんましんに悩まされた経験から敏感肌向けスキンケアとして立ち上げた。Bコープ認証のほか、コスモスオーガニック認証やビーガン、クルエルティフリー(動物実験を行わない)認証を取得している。ベストセラー商品は“ローズヒップ・バイオリジェネレート・オイル”(30mL、29ポンド=約5000円)で、現在30カ国、900店舗に展開する。業界筋によると、年間売上高は約1000万ポンド(約16億9000万円)と推定される。

 「パイ スキンケア」はファミーユCやクラランスグループとのパートナーシップにより小売戦略のサポートを受けてきた。イギリスでは百貨店ジョン・ルイス(JOHN LEWIS)、ヨーロッパではオーマイクリーム(OH MY CREAM)が重要な提携先となっており、セフォラ(SEPHORA)との提携はヨーロッパ全域への展開の鍵となる。また、売り上げ全体の40%がオンラインによるもので、ファミーユCは今後、自社ECサイトの売り上げ拡大をサポートしていく。

 ファミーユCはクリーンビューティ領域で投資を強化している。22年にロサンゼルスを拠点にするクリーンビューティブランド「イリア(ILIA)」を買収したほか、ラテンアメリカ発のクリーンヘアケアブランド「セレモニア(CEREMONIA)」の少数株主となっている。

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「クラランス」創業一族がBコープ取得のクリーンビューティブランド「パイ スキンケア」の過半数株式を取得

 仏ビューティブランド「クラランス(CLARINS)」を創業したクルタン・クラランス(Courtin-Clarins)一族が所有するホールディングス会社、ファミーユCパルティシパション(FAMILLE C PARTICIPATIONS以下、ファミーユC)はこのほど、イギリスのスキンケアブランド「パイ スキンケア(PAI SKINCARE)」を運営するパイ スキンケア社の過半数株式を取得した。取引額は非公開。ファミーユC は2021年4月に900万ドル(約11億8800万円)で少数株式を取得し、シリーズB投資ラウンドを主導していた。

 ファミーユCのプリスカ・クルタン・クラランス(Prisca Courtin Clarins)最高経営責任者(CEO)は「『パイ スキンケア』はイギリスでのビジネスを加速させ、ヨーロッパで拡大する時期にきている」と話し、98%自然由来成分を使用している点や原材料の調達において透明性が高い点を挙げ“本物のクリーンビューティブランド”だと指摘した。また、「多くのクリーンビューティ製品と異なり非常に効果効能が高い」と述べている。

 「パイ スキンケア」はサラ・ブラウン(Sarah Brown)が07年にイギリス・ロンドンで創業。創業者自身が慢性的なじんましんに悩まされた経験から敏感肌向けスキンケアとして立ち上げた。Bコープ認証のほか、コスモスオーガニック認証やビーガン、クルエルティフリー(動物実験を行わない)認証を取得している。ベストセラー商品は“ローズヒップ・バイオリジェネレート・オイル”(30mL、29ポンド=約5000円)で、現在30カ国、900店舗に展開する。業界筋によると、年間売上高は約1000万ポンド(約16億9000万円)と推定される。

 「パイ スキンケア」はファミーユCやクラランスグループとのパートナーシップにより小売戦略のサポートを受けてきた。イギリスでは百貨店ジョン・ルイス(JOHN LEWIS)、ヨーロッパではオーマイクリーム(OH MY CREAM)が重要な提携先となっており、セフォラ(SEPHORA)との提携はヨーロッパ全域への展開の鍵となる。また、売り上げ全体の40%がオンラインによるもので、ファミーユCは今後、自社ECサイトの売り上げ拡大をサポートしていく。

 ファミーユCはクリーンビューティ領域で投資を強化している。22年にロサンゼルスを拠点にするクリーンビューティブランド「イリア(ILIA)」を買収したほか、ラテンアメリカ発のクリーンヘアケアブランド「セレモニア(CEREMONIA)」の少数株主となっている。

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スタバが北九州限定でミニバッグ2種類を発売 伝統工芸の小倉織にフォーカス

 スターバックス コーヒージャパンは、日本各地の産業や素材を取り入れた商品を職人と共同開発し、その地域で販売するプロジェクト「ジモト メイド」の新作、“ジモト メイド 小倉織ミニバッグ キタキュウシュウ”を北九州市内の10店舗で、“ジモト メイド 小倉織ミニバッグモジコ”を北九州市、門司港駅店で4月24日に発売する。価格は6500円。

 今回の2種類のミニバッグは、北九州を代表する伝統工芸の小倉織にフォーカスしている。小倉織は400年以上の歴史を持ち、昭和初期に一度途絶えたが、昭和59年に染色家、築城則子によって復元・再生された。2つのミニバッグは、機械を用いて小倉織を現代的に継承するテキスタイルブランド「小倉 縞縞」が手掛けた。

 “ジモト メイド 小倉織ミニバッグ キタキュウシュウ”は、北九州の山や海などのあたたかみをテーマに、爽やかな明るい印象のファブリックに仕上げた。経糸には小倉織伝統の木綿糸を、緯糸にはペットボトルからできた再生糸を使っている。“ジモト メイド 小倉織ミニバッグモジコ”は、門司港からイメージするレトロ、港、レンガをキーワードに、黒とグレーの縞柄で「小倉 縞縞」の持ち味であるしなやかな質感と、美しい縞模様が楽しめるファブリックに仕上げた。

 バッグの中にはペーパーカップ型のポケットを仕込んでおり、スターバックスと「小倉 縞縞」、北九州の名称を入れて地域とのつながりを表現した。ポケットにはバッグを収納し、コンパクトに持ち運ぶことができる。

 “ジモト メイド 小倉織ミニバッグ キタキュウシュウ”の取扱店舗はイオン若松店、小倉京町店、リバーウォーク北九州デコシティ店、サンリブシティ小倉店、イオンモール八幡東店、アミュプラザ小倉店、門司港駅店、黒崎駅店、ジ アウトレット北九州店、到津の森公園店、八幡永犬丸店(5月8日オープン)だ。

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「グッチ」が初の富裕層顧客向けサロン型店舗をLAにオープン オーダーメードのコレクションやハイジュエリーを取り扱い

 「グッチ(GUCCI)」はこのほど、ラグジュアリーを追求するサロン型ショップコンセプトを採用した初の店舗「グッチ サロン(GUCCI SALON)」をアメリカ・ロサンゼルスにオープンした。場所は、数多くのファッションブランドが軒を連ねるメルローズ・プレイスとメルローズ・アベニューが交わる角の一等地。最高級の製品と技術を披露することを目的とし、約400平方メートルの空間にメンズとウィメンズのオーダーメード・コレクションをはじめ、アクセサリー、ラゲージ、インテリア、ハイジュエリーやウオッチなどをそろえる。また、「グッチ」の職人によって修復された希少なビンテージアイテムも扱う。なお、同店は予約制で、トップクラスの顧客のみが利用できる。

 蔦で覆われた外観が印象的な同店は、外側から覗かれることのないように加工された窓を配し、プライバシーに配慮した親密な空間になっている。内装を手掛けたのは、トム・フォード(Tom Ford)時代から長年「グッチ」のキャンペーンのセットを担当し、「アメリカン・サイコ(American Psycho)」や「バッファロー '66(Buffalo '66)」といった映画のセットデザインも手掛けてきたプロダクション・デザイナーのギデオン・ポンテ(Gideon Ponte)。映画界の業者から調達したものも含むアンティークとコンテンポラリーなピースで構成されたサロンは、鏡張りの柱や舞台風のカーテン、シャンデリア、赤と紫のベルベットを用いたストライプの壁とライト付きの鏡を備えた劇場風の楽屋など、古いハリウッド映画のセットを思わせるようなデザインが特徴だ。センターステージには、3月のアカデミー賞でジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)が着用したシルバーのクリスタルとスパンコール刺しゅうが美しいカスタムドレスなど、近年のレッドカーペットルックを展示する。

 一方、同店で扱うクチュールのような“サロン”コレクションは、1950年代の映画「サンセット大通り(Sunset Boulevard)」に登場したグロリア・スワンソン(Gloria Swanson)をイメージした着物ドレスや、クリスタルをあしらったツイードスーツ、ドラマチックなケープ、ベルベットのテーラリングなどをラインアップ。19世紀に中国で作られた漆塗りのたんすには、ダイヤモンドやエメラルド、サファイアが輝くチョーカーやカフスなどハイジュエリーがずらりと並び、オーダーメードを依頼することもできる。そのほか、エキゾチックスキンを用いた“ダイアナ”バッグやクリスタルを全面に施したテディベアバッグ、ロンドンのサヴォイホテルで働いた後にブランドを立ち上げた創業者のグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)から着想を得たグリーンのレザー製ラゲージ一式もある。来店する顧客は、2〜4時間、もしくは終日でプライベート・アポイントメントを取ることが可能。レッドカーペット用のフィッティングを行うこともでき、近隣のロデオドライブにあるレストラン「グッチ オステリア(GUCCI OSTERIA)」の特別メニューも提供する。

 マルコ・ビッザーリ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「『サロン』はフランス語だが、18世紀からはイタリア語の意味でも使われている。それは、メディチ家の宮廷に美への情熱を注ぐ興味深い人々が集まっていたルネサンス期のフィレンツェにさかのぼる発想。サロンは、芸術やファッションの美など、さまざまなものにおいてアイデアの実験場だった」と説明。そして、「サロンでは、コミュニティーや議論、美しいものへの共感、そして新たなトレンドやアイデアが生まれてきた。それゆえ『グッチ サロン』のコンセプトは、『グッチ』が誇るイタリアンクラフトの最も素晴らしい可能性を探求するとともにブランドとクリエイティブに交流する、私たちのコミュニティーにとっての究極の“遊び場”だ」と続ける。

 古き良きハリウッドの美学や装飾的で華美なイブニングウエアは、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)前クリエイティブ・ディレクターが描いたビジョンとも合致するが、究極にラグジュアリーな購買体験をLAで提供することはブランドのレガシーにも通じるものだ。というのも、創業者の息子であるアルド・グッチ(Aldo Gucci)は、1977年にロデオドライブにあるビバリーヒルズ店の上階に贅を尽くした製品を扱うスペース「グッチ ギャレリア(GUCCI GALLERIA)」を開設していたからだ。ビッザーリ社長兼CEOは、同スペースについて「メーンのブティックとは別の階にあり、プライベートキーでアクセスする特別な空間だった」とし、「最初のサロンをオープンすべき場所はLA以外にはない。ハリウッドが背景にあり、特にメルローズといえば何十年も前からLAのクールさを象徴する中心地だ」と話す。今後は、ニューヨーク、パリ、ミラノ、ロンドン、ドバイ、香港、上海、台北、東京の9都市に常設もしくは一時的なサロンをオープン予定。それぞれで独自のコレクションを用意する。

 こうした富裕層へのフォーカスは、「グッチ」が取り組む再建戦略の一環だ。「グッチ」は現在、ミケーレの後任であるサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)が9月のミラノ・ファッション・ウイークでのデビューに向けて準備を進めているところであり、過渡期を迎えている。しかし、2月の決算説明会で、親会社であるケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)会長兼CEOは、サロンは 「グッチ」が提案する製品の価格帯を高めるための最新の取り組みであり、昨年も平均販売価格が2ケタ増だったことを説明。「私たちは、サバトのデビューをただ待っているわけではない」と話した。

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4月25日に「WWDBEAUTY」がオンラインで美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2023SS」を開催(視聴無料)

 「WWDJBEAUTY」は4月25日(火)20~21時、オンラインで美容師向け“ヘア&メイク トレンドセミナー2023SS”を開催し、ユーチューブでライブ配信します。主に全国の美容師に向け、2023年春夏シーズンのコレクションルックを見ながら、村上要「WWDJAPAN」編集長が、最旬のヘア&メイクトレンドを分かりやすく解説します。

 その他のコンテンツとして、まず第2部では、ヘアサロン「シア(SHEA.)」の坂狩トモタカ代表と柳川真凛スタイリストが登壇し、美容室におけるメイクアップの可能性を探ります。マスクを外す人が増えると予想される今年の春夏に効果的なメイク提案を、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のメイクアイテムを使ったタッチアップデモンストレーションを通して解説します。

 第3部では、「シマ(SHIMA)」の嶋香緒里社長が出演。村上編集長とのトップ対談で、人気ヘアカラーブランド「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」から4月6日に登場した新色3シェードの魅力や、着想源となったヘアカラートレンドをひもときます。

 第4部では、「フィフス(fifth)」の内田佳祐スタイリストと、ファッションスタイリストの石田一平氏が登壇。村上編集長とともに、メンズのヘア&ファッショントレンドを解説します。ラストには、ヘアスタイリング剤“メタラバー”シリーズを使った、最旬ヘアの作り方も紹介します。

 第5部では、「ダブ(DaB)」、「ガーデン(GARDEN)」、「ハバナ(HAVANA)」、「ミンクス(MINX)」、「ロンド(Lond)」の次世代スタイリストが集結。「商品モニター座談会」と称した座談会を行い、プロダクトトレンドを深堀りするとともに、今注目の商品を解説します。

—CONTENTS—

◆美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2023SS」~サロントレンドを多角的に考察~

<日時>
2023年4月25日(火)20~21時

【第1部】
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2023SS」(約15分)

■登壇者
「WWDJAPAN」村上編集長

【第2部】
ヘアサロンにおけるメイクアップ提案 ~「SHEA.」×「シュウ ウエムラ」編~(約10分)

■登壇者
「シア」坂狩トモタカ代表・柳川真凛スタイリスト、「WWDJAPAN」村上編集長

【第3部】
トップ対談で「イルミナカラー」の新色“L.A.コレクション”の魅力を明らかに(約10分)

■登壇者(VTR出演)
「SHIMA」嶋香緒里社長、「WWDJAPAN」村上編集長

【第4部】
人気美容師とファッションスタイリストがメンズトレンドを解説 “メタラバー”シリーズを使ったヘアスタイリング解説も(約10分)

■登壇者
「フィフス」内田佳祐スタイリスト、石田一平ファッションスタイリスト、「WWDJAPAN」村上編集長

【第5部】
注目の次世代スタイリストによる商品モニター座談会(約15分)

■登壇者(VTR出演)
「ダブ」私市龍星スタイリスト、「ラフ フロム ガーデン」hitomiスタイリスト、「エースハバナ」住吉玲代表、「ミンクス」花岡瑠斗ディレクター、「ロンドヴァリー 渋谷店」田中 悠佑店長

※参加費無料で、どなたでもご視聴いただけます。
視聴はこちらから

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ユニクロ「UT」と「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」コラボ メンズとキッズで各5柄

 ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」は、イルミネーション スタジオと任天堂の協業による4月28日公開の映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」にフォーカスしたTシャツコレクションを発売する。発売日は24日。ラインアップしたのはメンズ5柄(各1500円税込、以下同)、キッズ5柄(990円)。Tシャツにはシリーズに登場するキャラクターやアイテムなどをデザインした。全国の店舗と公式オンラインで販売する。

 また、17日8時〜18日23時59分の間、ユニクロ公式ツイッターアカウントをフォローし、指定の投稿をリツイートした人の中から抽選で100組200人にムビチケ映画前売り券をプレゼントする。また、発売初日の24日20時からは、ユニクロのライブ配信サービス ライブ ステーションで、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー UT発売初日レビュー」イベントを実施する。イベントでは、スタッフのスタイリング紹介やライブクイズを開催し、クイズの正解者の中から抽選で10組20人にギフトをプレゼントする。

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百貨店でプロレス興行 高島屋新宿店で5月13日ゴング

 高島屋新宿店は、新宿を拠点に活動するプロレス団体「DDTプロレスリング」を招いたイベントを5月13日に開催する。DDTの代表の高木三四郎、現DDTユニバーサルチャンピオンの遠藤哲哉、モデルとして活動しながらもリングでは男子レスラーとも戦う赤井沙希らが試合を行う。トークショーやグッズ販売会、一般の人が参加できるリング体験イベントも開く。高島屋でプロレス興行が行われるのは初めて。

 「ドラマチック・ドリーム・タカシマヤvol.1」と銘打ったイベントを1階のJR口特設会場で行う。入場は無料で、試合・イベントごとの入れ替わり制。一部観覧エリアでは事前予約を予定する。リング体験イベントは整理券を当日配する予定だ。詳細は4月下旬に同店のサイトで案内する。

 DDTは高木三四郎が1997年に旗揚げしたプロレス団体。通常の競技会場だけでなく、ビアガーデン、ライブハウス、商店街など、さまざまな場所にリングを持ち込み、試合を行ってきた。年間で約100回の興行を行う。正統派レスラーだけでなく、着ぐるみなど個性豊かなキャラクターの選手が多く所属する。高島屋新宿店は「エンターテイメント色が濃く、家族そろって楽しめる」として開催を決めた。

■ドラマチック・ドリーム・タカシマヤvol.1
日時:5月13日(土)10:30〜15:30
会場:高島屋新宿店 1階JR口特設会場
入場料:無料

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百貨店でプロレス興行 高島屋新宿店で5月13日ゴング

 高島屋新宿店は、新宿を拠点に活動するプロレス団体「DDTプロレスリング」を招いたイベントを5月13日に開催する。DDTの代表の高木三四郎、現DDTユニバーサルチャンピオンの遠藤哲哉、モデルとして活動しながらもリングでは男子レスラーとも戦う赤井沙希らが試合を行う。トークショーやグッズ販売会、一般の人が参加できるリング体験イベントも開く。高島屋でプロレス興行が行われるのは初めて。

 「ドラマチック・ドリーム・タカシマヤvol.1」と銘打ったイベントを1階のJR口特設会場で行う。入場は無料で、試合・イベントごとの入れ替わり制。一部観覧エリアでは事前予約を予定する。リング体験イベントは整理券を当日配する予定だ。詳細は4月下旬に同店のサイトで案内する。

 DDTは高木三四郎が1997年に旗揚げしたプロレス団体。通常の競技会場だけでなく、ビアガーデン、ライブハウス、商店街など、さまざまな場所にリングを持ち込み、試合を行ってきた。年間で約100回の興行を行う。正統派レスラーだけでなく、着ぐるみなど個性豊かなキャラクターの選手が多く所属する。高島屋新宿店は「エンターテイメント色が濃く、家族そろって楽しめる」として開催を決めた。

■ドラマチック・ドリーム・タカシマヤvol.1
日時:5月13日(土)10:30〜15:30
会場:高島屋新宿店 1階JR口特設会場
入場料:無料

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「ディーゼル」がランドセルの受注を開始 シルバーカラーでメタルスタッズを装飾

 「ディーゼル(DIESEL)」は、「ディーゼル キッズ(DIESEL KID)」の直営店および「ディーゼル」の公式オンラインストアでランドセルの受注を開始した。価格は10万4500円(税込)。

 カラーは「都会的な」シルバーで、フラップと側面にメタルスタッズを装飾する。フラップの表面にはジーンズのコインポケットと同じ“DIESEL INDUSTRY”のロゴをトーン・オン・トーンであしらい、裏面はモノグラム柄とした。

 オリジナルデザインの背当ては「通気性に優れ」、肩への負担を軽減する機構“フィットちゃん”も採用する。

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「キャバン」が建築家のパトリシア・ウルキオラとのコラボコレクションを発売

 トゥモローランドが手掛ける「キャバン(CABAN)」は、「カッシーナ(CASSINA)」のアートディレクターなどを務める建築家のパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)とコラボレーションしたシグネチャーコレクションを発売する。キャバン直営店のほか、トゥモローランド一部店舗、スーパー エー マーケット 青山などで取り扱う。

 コレクションは上質なイタリアンレザーを基調とし、光沢のあるナイロンや滑らかなサテンを活かしてデザインした。幾何学的なフォームのトートバッグ(税込9万9000〜13万2000円)や、手首に巻いたり肩にかけたりできるポシェット(同5万5000〜7万5900円)、シューズ(同8万2500円)、サンダル(同7万1500円)などをラインアップする。

 なお「キャバン」は、4月21日に銀座店を新たにオープンする。

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イタリア発ランジェリー「インティミッシミ」がアンバサダーにジェニファー・ロペスを起用 イタリアンリゾートを満喫するTVCMが登場

 イタリア発ランジェリー「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」が、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)をグローバルアンバサダーに起用した。

 ロペスは日本国内第3弾となるTVCMに登場。イタリアの高級リゾート、アマルフィ海岸のポジターノを舞台に、同ブランドのベストセラーのビビッドな新色やシルクランジェリーなどをまといリラックスした表情を見せている。

 TVCMを含むキャンペーンを手掛けたのはクリエイティブ・ディレクターのリッカルド・ルイーニ(Riccardo Ruini)、ディレクターのジア・コッポラ(Gia Coppola)、フォトグラファーのクリス・コルズ(Cahris Colls)。イタリアの夏を謳歌するロペスの姿を、まるで映画のようにドラマチックに捉えている。

 力強くモダンでセクシーなロペスは、「インティミッシミ」のコアバリューである自信に満ちた生き生きとした女性の姿を体現している。

ジェニファー・ロペスが登場する「インティミッシミ」TVCMのビハインド・ザ・シーン

問い合わせ先
インティミッシミ 渋谷文化村通り店
03-3461-3655

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「ドリス・ヴァン・ノッテン」のビューティコレクションが日本上陸 4月22日、青山店で販売開始

 「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は4月22日、青山店でフレグランスとメイクアップのビューティコレクションを発売する。同ブランドのビューティコレクションは2022年3月にパリで発表されヨーロッパではすでに取り扱われていたが、ついに日本に上陸する。ラインアップはオードパルファム10種、オードトワレ2種、リップスティック30色、ハンドクリーム、ソープなどで、詰め替え用ケースやポーチなどのアクセサリーも取り扱う。

 同コレクションは、クチュールとストリートウエア、異なるカラーやプリント、テクスチャーなど、対比やコントラストを得意とするファッションのクリエイティブをビューティに落とし込んだデザインが特徴で、フレグランスのボトルやリップのケースも異素材や異なるパターンを用いた。また、原材料の調達やリサイクル可能な素材や再生可能な天然繊維を使用したパッケージ&包装、これまでのファッションのコレクションで使用した生地をアップサイクルしたポーチ類など、エシカルな製造過程やデザインにもこだわっている。

 種類豊富なオードパルファムは、2種類のオレンジの花が織りなすフレッシュな香りに可憐なローズを組み合わせた“ジャルダン ドゥ ロランジュリー”、爽やかなクラリセージに濃厚なパチュリが重なる“ボワ デファンデュ”、オリエンタルなサンダルウッドとフレッシュなイチジクの緑の葉の香りが混ざり合う“サンタル グリーナリー”(すべて100mL、税込4万700円、以下同)など、挑戦的な調香を揃えた。自然由来成分を90%用いて作られたジェンダーレスなオードトワレは、オレンジの花を取り入れた明るくミステリアスな“オレンジ スモーク”、バニラやシトラスなどの“シュール マ ポ”(共に200mL、各 3万4210円)で、オードパルファムとのレイヤードも提案する。

 また、フレグランスは2mLのボトルを5本詰め合わせたトライアル用のコフレ“ディスカバリー セット”(5720円)も販売。10本入りのパーフェクトセット(9680円)も後日発売する予定だ。
 
 リップスティックはリフィルとしてサテンを15色、マットを10色、シアーを5色ラインアップしたほか、1種類のクリアバーム(各5610円)と、4種類の詰め替え用リップケースを組み合わせて使用する。詰め替え用ケースは白いセラミック風の青のモチーフとジャスパーコーラルを組み合わせた“コーラル セラミック”、アニマリエプリントと春を象徴するネオングリーンの“ネオン プリント”(共に5500円)などブランドの個性が際立つデザインで、コレクションアイテムとしての楽しみ方もできる。

 アクセサリーはカーフレザーとプリントを組み合わせたポーチ(全4種、各5万3350円)、半月型のイタリア製レジン・ミラー(全4種、各3万3880円)などを用意。ほか、合成毛のリップブラシ(1万450円)も取り揃えている。

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TSI「パーリーゲイツ」売上高170億円に 10年間で3倍に成長

 TSIホールディングスの2023年2月期連結業績は、売上高が前期比10.0%増の1544億円、営業利益が同47.5%減の23億円、純利益が同3倍の30億円となった。「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」などのゴルフ事業、「ハフ(HUF)」などのストリート事業が引き続き好調で2ケタ増収だった。営業利益は前期の特別損失振替や当期の本社移転費用計上など、一過性の特殊要因によって減益になった。

 売上高の伸び率でみると、スケートブランドの「ハフ」が同46.3%の98億円、婦人服の「ヒューマンウーマン(HUMAN WOMAN)」が同42.7%増の44億円が目立つ。一方、昨年春に刷新したセレクトショップ業態の「ナノ・ユニバース(NANO UNIVERSE)」は同17.3%減の147億円に落ち込んだ。

 長らく社内最大の売上高だった「ナノ・ユニバース」に替わってゴルフブームを追い風にする「パーリーゲイツ」(派生ブランドの「マスターバニーエディション」を含む)が13.4%増の170億円で社内最大になった。「パーリーゲイツ」は旧サンエー・インターナショナル時代の1989年に生まれたブランドで、13年2月期は売上高53億円で社内9位だったが、10年間で3倍以上に成長したことになる。

 今期(24年2月期)は、売上高1620億円、営業利益47億円、純利益35億円を見込む。営業利益は過去最高の見通しとなる。

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TSI「パーリーゲイツ」売上高170億円に 10年間で3倍に成長

 TSIホールディングスの2023年2月期連結業績は、売上高が前期比10.0%増の1544億円、営業利益が同47.5%減の23億円、純利益が同3倍の30億円となった。「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」などのゴルフ事業、「ハフ(HUF)」などのストリート事業が引き続き好調で2ケタ増収だった。営業利益は前期の特別損失振替や当期の本社移転費用計上など、一過性の特殊要因によって減益になった。

 売上高の伸び率でみると、スケートブランドの「ハフ」が同46.3%の98億円、婦人服の「ヒューマンウーマン(HUMAN WOMAN)」が同42.7%増の44億円が目立つ。一方、昨年春に刷新したセレクトショップ業態の「ナノ・ユニバース(NANO UNIVERSE)」は同17.3%減の147億円に落ち込んだ。

 長らく社内最大の売上高だった「ナノ・ユニバース」に替わってゴルフブームを追い風にする「パーリーゲイツ」(派生ブランドの「マスターバニーエディション」を含む)が13.4%増の170億円で社内最大になった。「パーリーゲイツ」は旧サンエー・インターナショナル時代の1989年に生まれたブランドで、13年2月期は売上高53億円で社内9位だったが、10年間で3倍以上に成長したことになる。

 今期(24年2月期)は、売上高1620億円、営業利益47億円、純利益35億円を見込む。営業利益は過去最高の見通しとなる。

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時計「G-SHOCK」が映画「シン・仮面ライダー」とコラボ 秘密結社ショッカーを題材に

 バンダイは4月17日、「G-SHOCK」と映画「シン・仮面ライダー」のコラボ時計の予約受付を、公式通販サイト「プレミアムバンダイ」で開始した。予約期間は5月14日23時までで、商品は8月に発送予定。

 「G-SHOCK」の“DW-5600”をベースとしたもので、文字盤に劇中に登場する秘密結社ショッカーのエンブレムをあしらう。液晶やバンドをオールブラックにし、「ショッカーの構成員が着用するイメージに仕上げた」という。また、バンドには「IF YOU WANT TO BE HAPPY, BE.」のメッセージをプリントし、ケースバックには作品ロゴを刻印する。価格は1万9800円(税込)だ。

 「シン・仮面ライダー」は現在公開中。「仮面ライダー」の50周年を記念して製作された映画で、脚本・監督を庵野秀明、主演を池松壮亮が務める。

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フィンランド発ジュエリー「カレワラ」が初のポップアップ リサイクル貴金属を風力&太陽光発電でジュエリーに

 フィンランド発ジュエリー「カレワラ(KALEVALA)」は、4月17~30日、初のポップアップショップをニュウマン新宿で開催する。同イベントでは、お守りを意味する“アムレッティ”コレクションの新作ミニチャームシリーズなどをそろえる。同コレクションの価格帯は7500~ 1万9000円。
 
 「カレワラ」は1937年に創業。フィンランドの自然などにインスパイアされたジュエリーを提供している。第46代フィンランド首相のサンナ・マリン(Sanna Marin)を初め、スウェーデンのヴィクトリア王女をはじめ、映画「スターウォーズ(STAR WARS)」でレイア姫が着用。

 ジュエリーの素材であるゴールドは100%、シルバーは99% がリサイクルされたものを使用。工房の電力は風力及び太陽で自家発電したもので、ジュエリー製作過程で生じる排水を浄化して再利用するなど、環境に配慮したもの作りをしている。

 チャリティーなどにも積極的で、毎年、利益の3分1を女性や子どもをサポートするチャリティーと自社スタッフのウェルビーイング促進のために使っている。

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“アディダス テレックス”と「アンドワンダー」の第2弾コラボコレクションが発売

 「アディダス(ADIDAS)」のアウトドアレーベル“アディダス テレックス(ADIDAS TERREX)”は、アウトドアブランド「アンドワンダー(AND WANDER)」とコラボレーションしたコレクションを発表した。現在、「アディダス」の公式オンラインストアと公式アプリ「コンファームド(CONFIRMED)」および直営店、「アンドワンダー」の公式オンラインストアと直営店で販売中だ。

 両者の協業は、2022年11月の初コラボ以来2度目だ。今回は、宇宙から見た地球の表面の色をはじめとする自然の色彩に着想してコレクションを制作。透明素材と不透明素材を使用したレインジャケットや、フリース素材のチュニック、衛星画像をプリントしたTシャツ、“アディダス テレックス”のハイキングシューズ“テレックス フリーハイカー 2.0(TERREX FREE HIKER 2.0)”をベースとしたコラボモデル、吸水速乾素材“エアロレディ(AEROREADY)”を使用したバックパックなど、多彩なアイテムを用意した。

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“アディダス テレックス”と「アンドワンダー」の第2弾コラボコレクションが発売

 「アディダス(ADIDAS)」のアウトドアレーベル“アディダス テレックス(ADIDAS TERREX)”は、アウトドアブランド「アンドワンダー(AND WANDER)」とコラボレーションしたコレクションを発表した。現在、「アディダス」の公式オンラインストアと公式アプリ「コンファームド(CONFIRMED)」および直営店、「アンドワンダー」の公式オンラインストアと直営店で販売中だ。

 両者の協業は、2022年11月の初コラボ以来2度目だ。今回は、宇宙から見た地球の表面の色をはじめとする自然の色彩に着想してコレクションを制作。透明素材と不透明素材を使用したレインジャケットや、フリース素材のチュニック、衛星画像をプリントしたTシャツ、“アディダス テレックス”のハイキングシューズ“テレックス フリーハイカー 2.0(TERREX FREE HIKER 2.0)”をベースとしたコラボモデル、吸水速乾素材“エアロレディ(AEROREADY)”を使用したバックパックなど、多彩なアイテムを用意した。

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デミ コスメティクスが提案する新スカルプケア習慣 地肌投資で美髪に導く「デミドゥ」誕生

 美容室向けヘアケアメーカーのデミ コスメティクスは新スカルプケアブランド「デミドゥ(DEMI DO)」を立ち上げ、全国の取扱サロンで4月12日に発売した。同社がブランド名に社名の「DEMI」を冠したのは今回が初めて。「一生、この髪とあそぼう。」をコンセプトに掲げ、手軽で楽しみながらも確かな手応えを届ける“スマートスカルプケア”を提案する。

ブランドコンサルタントに
日比野佐和子医師
・医学博士を起用

 「デミドゥ」は「スカルプケアは頭皮や毛髪に悩みのある人だけが使うもの」というネガティブな固定観念をポジティブに変えていきたいという強い思いから誕生。デミ コスメティクスの40年にわたる独自の基礎研究の成果をベースに、各界のトップクラスの面々とコラボレーションし、商品開発を行った。基礎研究から最新の再生医療の臨床に至るまで幅広く国際的に活躍する日比野佐和子医師は「関わるなら本気で」と全ての商品を監修。何度も改良と、見直しを行った。特にサプリメントは1つ1つの成分の配合量にこだわり、「これなら美容師さま、お客さまにも満足いただける」と満を持してラインアップした。「デミドゥ」はデミ コスメティクスの基礎研究と医療知見が融合した、これまでにないスカルプケアブランドだ。国内の自然科学分野での研究をけん引する専門機関との共同研究によって発見した独自の地肌ケア保湿成分を配合。スカルプケアの重要要素である「地肌ケア」「めぐり」に着目し、シャンプー、トリートメント、育毛剤、地肌用美容液、サプリメント、美容ギアまで幅広いラインアップで全方位からアプローチする。

“スマートスカルプケア”を
叶える商品ラインアップ

新スカルプケア習慣=
「地肌投資」

  頭皮は「地肌」と呼ばれるように肌の一部で、顔のスキンケアを行うことと同じくらい、地肌をケアすることは大切な習慣だ。「悩みの有無に関わらず、そして世代を問わず、毎日スカルプケアを行って欲しい」「自分の地肌に意識を向けて欲しい」というブランドの思いを「地肌投資」という言葉に込めた。具体的には、①毎日のシャンプーをスカルプシャンプーに変える、②髪ではなく“地肌”を洗う、③シャンプーの後は地肌と髪に必要な成分を適切に補給することを提案。日々の積み重ねが自分の未来の髪を創ることを啓もうし、地肌投資=新スカルプケア習慣として、幅広い世代に向けてコミュニケーションしていく。

全国5年大都市でキャンペーンを実施
「デミドゥ」CMも公開

 4月17日から川上未映子ら4人の女性を起用したキービジュアルと「デミドゥ」CMを順次展開する。東京・大阪・名古屋・福岡・仙台の全国5か所での大型交通広告の掲出、YouTubeやTVerなどでのWEBCMの放映、4月24日からは東京の主要バス停への広告掲出など、大型プロモーションを開始する。オンラインショップではトライアルサイズを販売し、「デミドゥ」の誕生を盛り上げていく。

※駅係員へのお問合せはご遠慮下さい、広告を撮影する際は周囲へのご配慮をお願いいたします
TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

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デミ コスメティクスが提案する新スカルプケア習慣 地肌投資で美髪に導く「デミドゥ」誕生

 美容室向けヘアケアメーカーのデミ コスメティクスは新スカルプケアブランド「デミドゥ(DEMI DO)」を立ち上げ、全国の取扱サロンで4月12日に発売した。同社がブランド名に社名の「DEMI」を冠したのは今回が初めて。「一生、この髪とあそぼう。」をコンセプトに掲げ、手軽で楽しみながらも確かな手応えを届ける“スマートスカルプケア”を提案する。

ブランドコンサルタントに
日比野佐和子医師
・医学博士を起用

 「デミドゥ」は「スカルプケアは頭皮や毛髪に悩みのある人だけが使うもの」というネガティブな固定観念をポジティブに変えていきたいという強い思いから誕生。デミ コスメティクスの40年にわたる独自の基礎研究の成果をベースに、各界のトップクラスの面々とコラボレーションし、商品開発を行った。基礎研究から最新の再生医療の臨床に至るまで幅広く国際的に活躍する日比野佐和子医師は「関わるなら本気で」と全ての商品を監修。何度も改良と、見直しを行った。特にサプリメントは1つ1つの成分の配合量にこだわり、「これなら美容師さま、お客さまにも満足いただける」と満を持してラインアップした。「デミドゥ」はデミ コスメティクスの基礎研究と医療知見が融合した、これまでにないスカルプケアブランドだ。国内の自然科学分野での研究をけん引する専門機関との共同研究によって発見した独自の地肌ケア保湿成分を配合。スカルプケアの重要要素である「地肌ケア」「めぐり」に着目し、シャンプー、トリートメント、育毛剤、地肌用美容液、サプリメント、美容ギアまで幅広いラインアップで全方位からアプローチする。

“スマートスカルプケア”を
叶える商品ラインアップ

新スカルプケア習慣=
「地肌投資」

  頭皮は「地肌」と呼ばれるように肌の一部で、顔のスキンケアを行うことと同じくらい、地肌をケアすることは大切な習慣だ。「悩みの有無に関わらず、そして世代を問わず、毎日スカルプケアを行って欲しい」「自分の地肌に意識を向けて欲しい」というブランドの思いを「地肌投資」という言葉に込めた。具体的には、①毎日のシャンプーをスカルプシャンプーに変える、②髪ではなく“地肌”を洗う、③シャンプーの後は地肌と髪に必要な成分を適切に補給することを提案。日々の積み重ねが自分の未来の髪を創ることを啓もうし、地肌投資=新スカルプケア習慣として、幅広い世代に向けてコミュニケーションしていく。

全国5年大都市でキャンペーンを実施
「デミドゥ」CMも公開

 4月17日から川上未映子ら4人の女性を起用したキービジュアルと「デミドゥ」CMを順次展開する。東京・大阪・名古屋・福岡・仙台の全国5か所での大型交通広告の掲出、YouTubeやTVerなどでのWEBCMの放映、4月24日からは東京の主要バス停への広告掲出など、大型プロモーションを開始する。オンラインショップではトライアルサイズを販売し、「デミドゥ」の誕生を盛り上げていく。

※駅係員へのお問合せはご遠慮下さい、広告を撮影する際は周囲へのご配慮をお願いいたします
TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

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デミ コスメティクスが提案する新スカルプケア習慣 地肌投資で美髪に導く「デミドゥ」誕生

 美容室向けヘアケアメーカーのデミ コスメティクスは新スカルプケアブランド「デミドゥ(DEMI DO)」を立ち上げ、全国の取扱サロンで4月12日に発売した。同社がブランド名に社名の「DEMI」を冠したのは今回が初めて。「一生、この髪とあそぼう。」をコンセプトに掲げ、手軽で楽しみながらも確かな手応えを届ける“スマートスカルプケア”を提案する。

ブランドコンサルタントに
日比野佐和子医師
・医学博士を起用

 「デミドゥ」は「スカルプケアは頭皮や毛髪に悩みのある人だけが使うもの」というネガティブな固定観念をポジティブに変えていきたいという強い思いから誕生。デミ コスメティクスの40年にわたる独自の基礎研究の成果をベースに、各界のトップクラスの面々とコラボレーションし、商品開発を行った。基礎研究から最新の再生医療の臨床に至るまで幅広く国際的に活躍する日比野佐和子医師は「関わるなら本気で」と全ての商品を監修。何度も改良と、見直しを行った。特にサプリメントは1つ1つの成分の配合量にこだわり、「これなら美容師さま、お客さまにも満足いただける」と満を持してラインアップした。「デミドゥ」はデミ コスメティクスの基礎研究と医療知見が融合した、これまでにないスカルプケアブランドだ。国内の自然科学分野での研究をけん引する専門機関との共同研究によって発見した独自の地肌ケア保湿成分を配合。スカルプケアの重要要素である「地肌ケア」「めぐり」に着目し、シャンプー、トリートメント、育毛剤、地肌用美容液、サプリメント、美容ギアまで幅広いラインアップで全方位からアプローチする。

“スマートスカルプケア”を
叶える商品ラインアップ

新スカルプケア習慣=
「地肌投資」

  頭皮は「地肌」と呼ばれるように肌の一部で、顔のスキンケアを行うことと同じくらい、地肌をケアすることは大切な習慣だ。「悩みの有無に関わらず、そして世代を問わず、毎日スカルプケアを行って欲しい」「自分の地肌に意識を向けて欲しい」というブランドの思いを「地肌投資」という言葉に込めた。具体的には、①毎日のシャンプーをスカルプシャンプーに変える、②髪ではなく“地肌”を洗う、③シャンプーの後は地肌と髪に必要な成分を適切に補給することを提案。日々の積み重ねが自分の未来の髪を創ることを啓もうし、地肌投資=新スカルプケア習慣として、幅広い世代に向けてコミュニケーションしていく。

全国5年大都市でキャンペーンを実施
「デミドゥ」CMも公開

 4月17日から川上未映子ら4人の女性を起用したキービジュアルと「デミドゥ」CMを順次展開する。東京・大阪・名古屋・福岡・仙台の全国5か所での大型交通広告の掲出、YouTubeやTVerなどでのWEBCMの放映、4月24日からは東京の主要バス停への広告掲出など、大型プロモーションを開始する。オンラインショップではトライアルサイズを販売し、「デミドゥ」の誕生を盛り上げていく。

※駅係員へのお問合せはご遠慮下さい、広告を撮影する際は周囲へのご配慮をお願いいたします
TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

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ロニー・ファイグ ×「ニューバランス」× フランク・ロイド・ライト財団のトリプルコラボスニーカー“998”が誕生

 ニューヨーク発のスニーカーショップ「キス(KITH)」は、ロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)クリエイティブ・ディレクター兼最高経営責任と「ニューバランス(NEW BALANCE)」、20世紀を代表するアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)のフランク・ロイド・ライト財団とトリプルコラボレーションしたスニーカー“998 ブロードエーカー・シティ(998 BROADACRE CITY)”を発表した。価格は税込3万7400円で、2種類のマルチカラーを用意。現在、東京・渋谷の「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」で先行販売しており、17日から「キス」の公式オンラインストアでも取り扱う。

 今作は、ベースモデル“998”の誕生35周年を記念してコラボが実現し、ロイドが描いた未来都市構想“ブロードエーカー・シティ”をモデル名に採用した。2種類のマルチカラーは、どちらも“ブロードエーカー・シティ”の建築スケッチに着想したユニークなカラーリングで、アッパーはメッシュや毛足の長いスエード、ヌバックなどの異素材で構成している。 

 イメージビジュアルは、アリゾナ州スコッツデールにあるロイドの最後の別荘でアトリエとして知られる「タリアセン ウエスト(Taliesin West)」で撮影された。

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【2023年夏コレクション】「セルヴォーク」から夏の陽射しに映えるカラーアイテムを発売 初のマルチパレットも

 「セルヴォーク(CELVOKE)」は4月21日、“天然由来成分×洗練モード”をコンセプトにした2023年夏コレクションを発売する。ブランド初のマルチパレットや新色のリップ、フェイスカラーをラインアップ。現在、公式サイトと店舗にて先行予約を受け付けている。

 アイシャドウ、チーク、リップ、アイブロウのカラーが一つのパレットに収まったマルチパレット“ヴァティック アイパレット EX01 ボヘミアンジャーニー”(限定2色、税込各7590円、以下同)は、コッパーやスモーキーブラウンのアイシャドウと血色感を与えるガーネットのマルチカラー、赤みを生かしたラディッシュブラウンのアイブロウがセットされた“EX01 ボヘミアンジャーニー”と、ダスティピンクやブルーのグリッターが含まれたイエローのアイシャドウ、肌馴染みのいいオレンジのマルチカラーとアイブロウがセットされた“EX02 ノーマディック トライブ”の2種を販売する。

 みずみずしい潤いと透けるような発色のリップ“アラウズ リップス”(新2色、各3960円)からはオレンジとブラウンレッドの2色をそろえ、コレクションカラーの限定リップケース(990円)も登場。色むらを補正しながら自然な艶感とヘルシーな血色感のある肌を演出するプレストパウダー“カムフィー プレストパウダー”(限定4950円)は、ベージュ、ピンク、ゴールドの輝きを含んだブラウンカラーのマーブル模様が施されている 。

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「三井アウトレットパーク大阪門真」をパトロール 天井の高いブランドストリート風演出に注目!

 三井不動産は4月17日、大阪・門真に「三井アウトレットパーク(MOP)大阪門真」をグランドオープンする。同日オープンする「ららぽーと門真」と同施設にあり、「MOP大阪門真」は施設の2階、「ららぽーと門真」が1、3階という作り。この記事では「MOP大阪門真」を紹介、総店舗面積約2万200㎡にファッション41店舗、服飾雑貨27店舗、スポーツ・アウトドア19店舗、生活雑貨・キッズ・飲食11店舗の計98店舗が出店している。

 「MOP大阪門真」は、オープンから28年が経過し、建物が老朽化した「MOP大阪鶴見」から移転し、広さ・店舗数ともに大幅な拡大が図られた。「『MOP大阪鶴見』は64店舗の小ぶりな施設だったので、店舗を増やし、増床したとしても、ハード的にも質的にも限界があった」と、三井不動産の若林瑞穂 常務執行役員商業施設本部長は振り返る。

 MOP大阪鶴見から移転した店舗は40店舗。「アディダス(ADIDAS)」「ナイキ(NIKE)」「モンベル(MONT-BELL)」などのスポーツ・アウトドアブランドや、「コーチ(COACH)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」など海外ブランドが並ぶ。「ららぽーと門真」の1、3階に比べ、「MOP大阪門真」の2階は天井をより高く設定。また、各店のファサードにはあえてガラスサッシュを施し、洗練された統一感を出した。店舗のブレードサインが連なることで、アウトレットならではのブランドストリートのような雰囲気にしている点も特徴だ。「アウトレットに来たというスイッチをお客さまに入れてもらうことが必要。アウトレットの店舗というと昔は倉庫型が多かったが、最近はブランドの世界観を出していこうというテナント側の意向でプロパー店に近いクオリティーになってきている」(若林本部長)。

 セレクトショップが多数出店している点も「MOP大阪門真」の見所の一つ。「ビームス・アウトレット(BEAMS OUTLET)」は、アウトレットレーベルを中心にメンズ、ウィメンズ、キッズを取り扱い、什器で区画を作るなど売り場内に変化をつけることで回遊性を高めたという。従来のアウトレットの店舗とは異なり、ゆっくり買い物を楽しんでもらえるよう、大きめのソファも用意。装飾のある広いフィッティングルームでは、SNS用などの写真撮影も可能だ。「アウトレット市場でも競合ブランドが増え、商品以外の付加価値が求められる時代。フォトブースやガチャガチャなどを設け、買い物だけでなく、遊びにきてもらえるような空間にした。大阪鶴見のときは地域に根ざした店だったので、ここでも地元客にファンになってもらいたい」と、小川康介店長は話す。

 「ユナイテッドアローズ アウトレット(UNITED ARROWS OUTLET)」は、関西のアウトレットでは4店舗目の出店。約330平方メートルの店内には、「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」と「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」を中心にメンズ、ウィメンズを揃え、アウトレットオリジナルも約3割を占める。今回のようなアウトレットとプロパーの複合施設への出店は、「南町田グランベリーパーク」に次ぐ2店舗目。「普段の生活に密着したお客さまの来店が非常に多いのが、アウトレットとプロパーの複合施設の魅力。門真は大阪市内に近く、『ユナイテッドアローズ』を知っているお客様も多いエリアなので、そういった人に足を運んでほしい」(永楽浩ユナイテッドアローズ アウトレット本部部長)という。

 ベイクルーズグループの「ベーセーストック(B.C STOCK)」は、関西のアウトレットで4店舗目(閉店店舗を除く)。約495平方メートルの店内にメンズ、ウィメンズ、雑貨をそろえ、アウトレットオリジナルは約5割を占める。「大阪の都心から近く、京都南部や奈良からの集客も期待できる。プロパーとアウトレットの複合施設であること、ベーシックなアイテムを多く展開しているので、幅広い客層を想定している」(南一樹店長)。

ブランドの世界観が楽しめるカフェも出店

 バロックジャパンリミテッドが展開するシューズブランド「スタッカート(STACCATO)」は日本のアウトレット初出店。半年間の期間限定だが、「好評であれば、常設を検討していく」(大島雅美スタッカート事業部事業部長)。これまでは「シェルター(SHEL’TTER)」業態の一部のアウトレットで取り扱っていたが、「マウジー(MOUSSY)」や「スライ(SLY)」といったブランドの中に埋もれてしまっていたという。また、百貨店の婦人靴売り場を中心に展開しているため、SCの客層の間で認知を高め、同時に在庫を消化するのが出店の狙い。「『MOP大阪門真』は大阪市内から近く、近隣に『コストコ(COSTOCO)』もオープン予定なので、集客力のある売れるアウトレットだと期待している」(大島部長)。

 ゴルフブームと言われる中、「MOP大阪門真」はゴルフブランドも集積している。ジュンはゴルフブランドの主力「ジュン&ロペ(JUN & ROPE)」と、アクティブウエアの「ナージー(NERGY)」を複合で期間限定出店。ゴルフゾーンを盛り上げている。

 ショッピングを楽しむ中での休憩スポットとして、カフェも導入。「ポロ ラルフローレン ファクトリーストア(POLO RALPH LAUREN FACTORY STORE)」に近接する「ラルフズコーヒー」(RALPH’S COFFEE)」は、大阪初出店で国内7店舗目。ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)が自ら厳選したコーヒー豆を使ったオリジナルブレンドやスイーツ、グッズのほか、店内で抽出したコーヒーを使ったソフトクリームを日本で初めて提供する。マッシュスタイルラボの人気ブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」によるカフェ業態「ジェラート ピケ カフェ(GELATO PIQUE CAFE)」も出店。オープン記念として、数量限定でジャムやクレープチケットなどが入った5000円相当のラッキーバッグを税込2970円で販売する。

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「三井アウトレットパーク大阪門真」をパトロール 天井の高いブランドストリート風演出に注目!

 三井不動産は4月17日、大阪・門真に「三井アウトレットパーク(MOP)大阪門真」をグランドオープンする。同日オープンする「ららぽーと門真」と同施設にあり、「MOP大阪門真」は施設の2階、「ららぽーと門真」が1、3階という作り。この記事では「MOP大阪門真」を紹介、総店舗面積約2万200㎡にファッション41店舗、服飾雑貨27店舗、スポーツ・アウトドア19店舗、生活雑貨・キッズ・飲食11店舗の計98店舗が出店している。

 「MOP大阪門真」は、オープンから28年が経過し、建物が老朽化した「MOP大阪鶴見」から移転し、広さ・店舗数ともに大幅な拡大が図られた。「『MOP大阪鶴見』は64店舗の小ぶりな施設だったので、店舗を増やし、増床したとしても、ハード的にも質的にも限界があった」と、三井不動産の若林瑞穂 常務執行役員商業施設本部長は振り返る。

 MOP大阪鶴見から移転した店舗は40店舗。「アディダス(ADIDAS)」「ナイキ(NIKE)」「モンベル(MONT-BELL)」などのスポーツ・アウトドアブランドや、「コーチ(COACH)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」など海外ブランドが並ぶ。「ららぽーと門真」の1、3階に比べ、「MOP大阪門真」の2階は天井をより高く設定。また、各店のファサードにはあえてガラスサッシュを施し、洗練された統一感を出した。店舗のブレードサインが連なることで、アウトレットならではのブランドストリートのような雰囲気にしている点も特徴だ。「アウトレットに来たというスイッチをお客さまに入れてもらうことが必要。アウトレットの店舗というと昔は倉庫型が多かったが、最近はブランドの世界観を出していこうというテナント側の意向でプロパー店に近いクオリティーになってきている」(若林本部長)。

 セレクトショップが多数出店している点も「MOP大阪門真」の見所の一つ。「ビームス・アウトレット(BEAMS OUTLET)」は、アウトレットレーベルを中心にメンズ、ウィメンズ、キッズを取り扱い、什器で区画を作るなど売り場内に変化をつけることで回遊性を高めたという。従来のアウトレットの店舗とは異なり、ゆっくり買い物を楽しんでもらえるよう、大きめのソファも用意。装飾のある広いフィッティングルームでは、SNS用などの写真撮影も可能だ。「アウトレット市場でも競合ブランドが増え、商品以外の付加価値が求められる時代。フォトブースやガチャガチャなどを設け、買い物だけでなく、遊びにきてもらえるような空間にした。大阪鶴見のときは地域に根ざした店だったので、ここでも地元客にファンになってもらいたい」と、小川康介店長は話す。

 「ユナイテッドアローズ アウトレット(UNITED ARROWS OUTLET)」は、関西のアウトレットでは4店舗目の出店。約330平方メートルの店内には、「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」と「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」を中心にメンズ、ウィメンズを揃え、アウトレットオリジナルも約3割を占める。今回のようなアウトレットとプロパーの複合施設への出店は、「南町田グランベリーパーク」に次ぐ2店舗目。「普段の生活に密着したお客さまの来店が非常に多いのが、アウトレットとプロパーの複合施設の魅力。門真は大阪市内に近く、『ユナイテッドアローズ』を知っているお客様も多いエリアなので、そういった人に足を運んでほしい」(永楽浩ユナイテッドアローズ アウトレット本部部長)という。

 ベイクルーズグループの「ベーセーストック(B.C STOCK)」は、関西のアウトレットで4店舗目(閉店店舗を除く)。約495平方メートルの店内にメンズ、ウィメンズ、雑貨をそろえ、アウトレットオリジナルは約5割を占める。「大阪の都心から近く、京都南部や奈良からの集客も期待できる。プロパーとアウトレットの複合施設であること、ベーシックなアイテムを多く展開しているので、幅広い客層を想定している」(南一樹店長)。

ブランドの世界観が楽しめるカフェも出店

 バロックジャパンリミテッドが展開するシューズブランド「スタッカート(STACCATO)」は日本のアウトレット初出店。半年間の期間限定だが、「好評であれば、常設を検討していく」(大島雅美スタッカート事業部事業部長)。これまでは「シェルター(SHEL’TTER)」業態の一部のアウトレットで取り扱っていたが、「マウジー(MOUSSY)」や「スライ(SLY)」といったブランドの中に埋もれてしまっていたという。また、百貨店の婦人靴売り場を中心に展開しているため、SCの客層の間で認知を高め、同時に在庫を消化するのが出店の狙い。「『MOP大阪門真』は大阪市内から近く、近隣に『コストコ(COSTOCO)』もオープン予定なので、集客力のある売れるアウトレットだと期待している」(大島部長)。

 ゴルフブームと言われる中、「MOP大阪門真」はゴルフブランドも集積している。ジュンはゴルフブランドの主力「ジュン&ロペ(JUN & ROPE)」と、アクティブウエアの「ナージー(NERGY)」を複合で期間限定出店。ゴルフゾーンを盛り上げている。

 ショッピングを楽しむ中での休憩スポットとして、カフェも導入。「ポロ ラルフローレン ファクトリーストア(POLO RALPH LAUREN FACTORY STORE)」に近接する「ラルフズコーヒー」(RALPH’S COFFEE)」は、大阪初出店で国内7店舗目。ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)が自ら厳選したコーヒー豆を使ったオリジナルブレンドやスイーツ、グッズのほか、店内で抽出したコーヒーを使ったソフトクリームを日本で初めて提供する。マッシュスタイルラボの人気ブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」によるカフェ業態「ジェラート ピケ カフェ(GELATO PIQUE CAFE)」も出店。オープン記念として、数量限定でジャムやクレープチケットなどが入った5000円相当のラッキーバッグを税込2970円で販売する。

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「アイムフロム」など人気の韓国コスメブランドが注目するネクスト成分とは?

 CICA(シカ=ツボクサエキス)をはじめ、乳酸菌やアズレン(カモミール抽出)成分など、常に美容成分が注目されている韓国コスメ。今回、日本でも人気の「アイムフロム(I’M FROM)」「アイソイ(ISOI)」「ユイラ(EUYIRA)」の3ブランドに、いま注目している成分やスターアイテムを聞いた。

「アイムフロム」は“ビーツ”に注目

 「アイムフロム」がいま注目している成分は“ビーツ”だという。「アイムフロム」を展開するアリエルトレーディングの松浦南厘PRは、「ビーツは、通称『飲む輸血』としてその栄養価の高さからインナーケアの世界ではスーパーフードとして人気だ。ここ最近では化粧品の原材料としても注目されている」と話す。ビーツは、ベタレインやアントシアニンなどのフラボノイド、ベタイン、ビタミンA、B、Cを含み、一般的に紫外線やストレスによる肌ダメージをケアすると言われ、健やかな肌作りをサポートする働きが期待できる。

 「『アイムフロム』もいち早くこのビーツの美容効果に着目し、ビーツを使用したスキンケアラインを販売する。日本では22年8月から販売を開始し、特にビーツ酵素とクレイをブレンドしたフェイスマスク“ピュリファイング フェイスマスク(B)”(110g、税込3300円)が人気を博している」という。

【売れ筋商品】

“フェイススクラブマスク(F)”(120g、税込3520円)と、“ピュリファイング フェイスマスク(B)”(110g、税込3300円)。「ともに1月の売り上げ目標が22年12月比で20%増と好調に推移した」。

「アイソイ」は“βアルブチン”に注目

 マッシュビューティーラボが展開するセレクト業態ビープル(BIOPLE)でも人気のあるコスメブランド「アイソイ(ISOI)」の日本総代理店を務めるセブンビューティーの馬場ひとみPRは、「βアルブチンに注目している。『アイソイ』の“ブレミッシュケアアップセラム”が『消しゴムセラム』と呼ばれるようになったのは、この成分のおかげ。美白成分としておなじみで、化学合成されたものが一般的だったが、昨今、植物から抽出されたアルブチンが注目されている」と話す。

 「アイソイ」の“ブレミッシュケア”シリーズは、ビーガン・オーガニック認証を取得しており、植物性のβアルブチンを採用している。「ビーガン・オーガニック化粧品は、『肌にやさしいが効果も穏やか』というイメージを持つ人も一定数いる。βアルブチンのように、肌効果が期待できる成分が、これから注目されるだろう」。

【売れ筋商品】

 ブルガリアンローズオイルを1%高配合した“ブレミッシュケアアップセラム”(35mL、税込5390円)がヒット。「日本での取り扱いは始まったばかりだが、韓国では有名なコスメショップ、オリーブ ヤング(OLIVE YOUNG)の美容液部門で、10年連続売り上げナンバー1を獲得している」。

「ユイラ」は“バクチオール”に注目

 「ユイラ」は次世代レチノールとの異名を持つバクチオールに注目する。川又美由紀ユイラPRは、「韓国コスメでは、レチノールを配合したアイテムが多いが、肌への刺激が気になるという声も一定数ある。一般的に、バクチオールはレチノールに比べて、肌への刺激や紫外線の影響が少ないと言われている。さらに、植物由来の成分なのでビヴィーガン志向の顧客にもオススメできる」と話す。

【売れ筋商品】

 22年11月に発売したフェイスパウダー“ポアブラーリングカバーパクト”(11g、税込3190円)が人気。「1月の売り上げは前月比の2倍で、売り上げ達成率が150%と好調だった」。

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アパレル×サステナビリティは踊り場 「で、着る人は何を得られるか」を訴求せよ

 ファッション産業におけるサステナビリティの取り組みが、踊り場を迎えている。ここ数年はリサイクルや生分解といった素材開発が先行し、それらは継続ながら一段落。今はアパレルがそれを「どう使うか」のフェーズに来ている。同時に、サステナブル素材への置き換え以外にファッションビジネスが取り組むべき課題やアクションも数多く見えてきた。4月5日に東京ビッグサイトで開幕した「サステナブル ファッション EXPO」に出展企業からその傾向を探る。

 「サステナブル ファッション EXPO」は、合同展示会「ファッションワールド 東京(FaW TOKYO」の一コーナーとして2020年にスタートし、回を追うごとに規模を拡大してきた。当初は大手の繊維専門商社を中心に副資材メーカーなどが最新のリサイクル素材技術を競い合うように披露したが、一通り出そろった今は、各社が素材開発以外の取り組みの訴求を始めている。ここを見ればファッション×サステナビリティの今がわかる、見取り図のような存在になっている。今回、特に焦点が目立ったのは、資源循環の取り組みだった。

素材特性は大前提。それをブランドコンセプトにどう繋げるか?

 ファッションビジネスのサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)において、リサイクルや生分解性といった環境負荷を軽減する特性の素材活用は大前提だ。しかし、それだけでは消費者にとっては服の購買動機にはなりずらい。「それを身につけるとどのようなライフスタイルを送れるか、どのような自分になれるか」といった「サステナビリティ+α」の付加価値を訴求することが欠かせない。アウトドアやスポーツ、インナーの分野ではこの動きが先行している。

 展示会で特に目を引いたののが、フェムケアやスマート製品といったウェルネスを切り口にした提案である。繊維商社のヤギは、フェムテック商材に特化した「レイ(RE:I)」を“旅”を切り口に訴求。ブースにおしゃれなベッドを持ち込み、旅先のホテルの一室を演出した。吸水ショーツや吸水ブラなど機能アイテムが特徴の同ブランドだが、機能を前面に出すのではなく、着用シーンを想起させるビジュアル提案をすることで、ブランドコンセプト「女性の身体的・心理的ストレスをゼロにしたい」につなげている。

 初出展のイフミック(IFMC.)が打ち出したのは、テイコク製薬社が温泉療法に着眼して製造した非常に微小なミネラルの結晶体「イフミック」だ。これまでに帝人フロンティアのグループ会社テクセットと寝具の共同開発などをしている。「目指すのは健康寿命の延伸」と畠山進之介社長。身体に近接させることで血行促進効果が期待でき、200回の洗濯にも耐えうるとのことで、衣料品への活用を提案している。長年、服のデザインは生地や色が起点となってきたが、今後はこういった加工がフックの一つともなりそうだ。

「野菜染めの服で地元を盛り上げる」は購買きっかけになり得るか?

 「サステナビリティ+α」には、生活者の地元への貢献、社会貢献といった切り口もあり得る。中でも注目は、フードロスとファッションという新しい関係だ。

 繊維商社の豊島は社会貢献につながる様々なプロジェクトを進めており、廃棄食材を再活用した「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」もそのひとつ。食品関連企業や農家・農園の食品残渣を染色に生かし、「タリーズ」「カゴメ」など多数のパートナー企業を持ち2月には靴下のタビオとの取り組みを発表している。

 瀧定名古屋は、同展で東京農業大学と取り組むプロジェクト「ハタケ ライフカラー」を発表した。全国の農家と連携し、野菜や植物の端材から抽出した色を使った染料使いを提案する。ブースには同社の拠点である愛知県周辺の生産者によるメロン、トマトなどで染めた生地が並んだ。「農家と直接取り組むことで、服を買う人に農家の方の顔が見える。服もフードも捨てるのはもったいない、という考えが広げたい」と同社の担当者は話している。

 フード染色のように「それを着ることが農家と地元を盛り上げる」といった価値観はファッションビジネスにおいて大きな力となり得るのか。特にアウトドアやウエルネス志向ではない“普通の”アパレルがこれらにどう取り組むかに注目したい。

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アパレル×サステナビリティは踊り場 「で、着る人は何を得られるか」を訴求せよ

 ファッション産業におけるサステナビリティの取り組みが、踊り場を迎えている。ここ数年はリサイクルや生分解といった素材開発が先行し、それらは継続ながら一段落。今はアパレルがそれを「どう使うか」のフェーズに来ている。同時に、サステナブル素材への置き換え以外にファッションビジネスが取り組むべき課題やアクションも数多く見えてきた。4月5日に東京ビッグサイトで開幕した「サステナブル ファッション EXPO」に出展企業からその傾向を探る。

 「サステナブル ファッション EXPO」は、合同展示会「ファッションワールド 東京(FaW TOKYO」の一コーナーとして2020年にスタートし、回を追うごとに規模を拡大してきた。当初は大手の繊維専門商社を中心に副資材メーカーなどが最新のリサイクル素材技術を競い合うように披露したが、一通り出そろった今は、各社が素材開発以外の取り組みの訴求を始めている。ここを見ればファッション×サステナビリティの今がわかる、見取り図のような存在になっている。今回、特に焦点が目立ったのは、資源循環の取り組みだった。

素材特性は大前提。それをブランドコンセプトにどう繋げるか?

 ファッションビジネスのサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)において、リサイクルや生分解性といった環境負荷を軽減する特性の素材活用は大前提だ。しかし、それだけでは消費者にとっては服の購買動機にはなりずらい。「それを身につけるとどのようなライフスタイルを送れるか、どのような自分になれるか」といった「サステナビリティ+α」の付加価値を訴求することが欠かせない。アウトドアやスポーツ、インナーの分野ではこの動きが先行している。

 展示会で特に目を引いたののが、フェムケアやスマート製品といったウェルネスを切り口にした提案である。繊維商社のヤギは、フェムテック商材に特化した「レイ(RE:I)」を“旅”を切り口に訴求。ブースにおしゃれなベッドを持ち込み、旅先のホテルの一室を演出した。吸水ショーツや吸水ブラなど機能アイテムが特徴の同ブランドだが、機能を前面に出すのではなく、着用シーンを想起させるビジュアル提案をすることで、ブランドコンセプト「女性の身体的・心理的ストレスをゼロにしたい」につなげている。

 初出展のイフミック(IFMC.)が打ち出したのは、テイコク製薬社が温泉療法に着眼して製造した非常に微小なミネラルの結晶体「イフミック」だ。これまでに帝人フロンティアのグループ会社テクセットと寝具の共同開発などをしている。「目指すのは健康寿命の延伸」と畠山進之介社長。身体に近接させることで血行促進効果が期待でき、200回の洗濯にも耐えうるとのことで、衣料品への活用を提案している。長年、服のデザインは生地や色が起点となってきたが、今後はこういった加工がフックの一つともなりそうだ。

「野菜染めの服で地元を盛り上げる」は購買きっかけになり得るか?

 「サステナビリティ+α」には、生活者の地元への貢献、社会貢献といった切り口もあり得る。中でも注目は、フードロスとファッションという新しい関係だ。

 繊維商社の豊島は社会貢献につながる様々なプロジェクトを進めており、廃棄食材を再活用した「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」もそのひとつ。食品関連企業や農家・農園の食品残渣を染色に生かし、「タリーズ」「カゴメ」など多数のパートナー企業を持ち2月には靴下のタビオとの取り組みを発表している。

 瀧定名古屋は、同展で東京農業大学と取り組むプロジェクト「ハタケ ライフカラー」を発表した。全国の農家と連携し、野菜や植物の端材から抽出した色を使った染料使いを提案する。ブースには同社の拠点である愛知県周辺の生産者によるメロン、トマトなどで染めた生地が並んだ。「農家と直接取り組むことで、服を買う人に農家の方の顔が見える。服もフードも捨てるのはもったいない、という考えが広げたい」と同社の担当者は話している。

 フード染色のように「それを着ることが農家と地元を盛り上げる」といった価値観はファッションビジネスにおいて大きな力となり得るのか。特にアウトドアやウエルネス志向ではない“普通の”アパレルがこれらにどう取り組むかに注目したい。

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『ケンズカフェ東京』のFCで1億円失ったオーナーが語る、嘘だらけフランチャイズの実態。

【記事のポイント】 ●「総額1億円以上、毎月の支払いが500~600万円で、本当にやばかったです」と振り返る、株式会社OLDMARKET 代表取締役の市古嗣斗氏。現在は「ロブカフェ」「本気ハンバーグ」FC本部として約40店舗を率いる市古氏だが、「ケンズカフェ東京」(イベント出店ではなく飲食店の方)FCオーナー時代を赤裸々に語っていただいた。2022年9月に破産したMIGホールディングス株式会社(東京都港区 代表取締役:髙橋憲明氏)FCの実態とは?
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「ニューバランス」と「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」のコラボブーツ“レーニア”が発売

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン(EYE JUNYA WATANABE MAN)」とコラボレーションしたブーツ“レーニア(RAINIER)”を4月21日に発売する。価格は税込4万9500円で、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」の販売店のみで取り扱う。

 今作は、2022年6月にパリで開催された「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE MAN)」2023年春夏メンズ・コレクションのランウエイで披露された1足で、1982年に誕生した「ニューバランス」のハイキングブーツ“レーニア”をベースモデルに採用した。全体は、ブラウンとベージュを基調としたカラーリングで、アッパーの素材にはヌバックとコーデュラナイロンを使用。ヒールには「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」のロゴをあしらい、インソールにも両ブランドのロゴをプリントしている。

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「ヴィヴィアン・ウエストウッド」“オーブ”モチーフの新作アイウエアを6月発売

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のアイウエアを手掛けるモンドティカジャパンは、新作コレクションを6月に発売する。

 コレクションは8型で各3色をラインナップし、価格は各税込2万4000円。ブランドコンセプト同様のシルエット、カラーリングを取り入れたほか、テンプルなどに象徴的な“オーブ”モチーフを取り入れた。また、環境保護問題に熱心だったデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の意向に基づき、サステナブルなリサイクル・エコアセテートを素材に採用した。

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