4月30日には村上隆が主催するGEISAIに連動して「RTFKT」もエキシビションを行ない、フィジカルスニーカー“RTFKT x Nike Air Force 1”を発表した。このスニーカーのプロモーションとして新宿駅前には圧巻の3D映像が仕掛けられ、渋谷の街中にはARが起動するポスターが貼られるなどトリッキーな取り組みを行い、まだWeb3.0を知らない人々の興味、関心を煽ったのだ。そしてこれらを手がけた1人が、「RTFKT」チーム唯一の日本人メンバーであるアサギ東京(Asagi)だ。 GEISAIを終えたばかりの5月2日にアサギ氏への取材を実施し、彼が考えるデジタルコンテンツの未来について聞いた。
アサギ東京/東京を拠点に活動する表現技術者。デジタルファッションブランド「RTFKT」AR担当。現実に軸を置いた表現を探求し、技術を用いて実現する。キングヌー(King Gnu)、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」、ヨシロットン(YOSHIROTTEN)といった様々な領域のアーティストやブランドとコラボし、表現の可能性や限界を常に更新し続けている。フェイスブックのARツール「Spark AR」ハッカソン準優勝。Instagram/Twitter@asagi_tokyo PHOTO:SHUHEI SHINE「RTFKT」の人気NFTプロジェクト「クローン X」。フロア価格は2.975ETH(5月8日時点で約25万円)GEISAIでの「RTFKT」展示の様子。設営はパリコレ等のファッションショーを手掛けるプロダクションブリュー・べタック(BUREAU BETAK)が手がけた渋谷の街中に貼られた“RTFKT x Nike Air Force 1”のポスター。スナップチャットを起動するとARが現れるクロス新宿ビジョンで放映された“RTFKT x Nike Air Force 1”のプロモーション映像
アサギ:昨年末の「クローン X トーキョー(Clone X Tokyo)」のイベントで発表した「リアルタイム3Dプロジェクト」です。「RTFKT」の仕事とは関係なく、コミュニティーメンバー数人と一緒に有志で行いました。「クローン X」がプリントされたカードを魔法陣のようなところに置くとクローンが現れ、クローンのDNAや所有者の名前、ID、トレイツ(クローンのシャツや髪型などのプロパティ)などの情報も表示されるようになっています。このカード自体にNFCタグが入っていて、スマホで読み込むとNFTマーケットプレイス「オープンシー」上の自分のクローンのリンクに飛ぶ仕組み。裏面にはツイッターのQRコードも貼っています。
「ヘリノックスクリエイティブセンター東京」 Photo by RK「ヘリノックスクリエイティブセンター東京」 Photo by RK「ヘリノックスクリエイティブセンター東京」 Photo by RK「ヘリノックスクリエイティブセンター東京」 Photo by RK「ヘリノックスクリエイティブセンター東京」 Photo by RK「ヘリノックスクリエイティブセンター東京」 Photo by RK「ヘリノックスクリエイティブセンター東京」 Photo by RK
また同ブランドは5月31日から、今夏のテーマ“Misadventures at the beach(ビーチで遭遇した、思いがけない冒険)”の世界観を表現したポップアップショップを三越銀座店とジェイアール名古屋タカシマヤにオープンする。店内を赤のストライプや砂の城のオブジェで装飾し、「限定商品や購入客へのプレゼントも用意する」という。
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、昨年始動したデジタルコレクションのサポートプログラム「JFW デジタル グランプリ(JFW DIGITAL GRAND PRIX)」の2023年秋冬シーズンのグランプリに「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」を選出した。同ブランドは賞金50万円を獲得した。
「MADE in USA Grey Day Collection」 「MADE in USA Grey Day Collection」 「MADE in USA Grey Day Collection」 「MADE in USA Grey Day Collection」 「MADE in USA Grey Day Collection」
「ニューバランス(NEW BALANCE)」は“グレー デイ”を祝い5月12日に、「MADE in USA Grey Day Collection」を発売する。4型展開でニューバランスオフィシャルストアおよびニューバランス公式オンラインストアでは、先着順による一般販売を行う。
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ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET、以下DSM)は2024年3月、パリ店を開く。ロケーションは、マレ地区のフラン・ブルジョア通り35-37番地(35-37 rue des Francs-Bourgeois)にある、17世紀に建てられたタウンハウス。これまではショーやイベントなどを行うカルチャーセンターの3537として利用してきたほか、同社が支援する若手ブランドを集めたドーバー ストリート リトル マーケット(DOVER STREET LITTLE MARKET)を運営してきた場所だ。DSMオープンに向けた改装のため、現在の施設は7月末にクローズを予定。
DSMの20周年に合わせた出店となるパリ店について、エイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル(COMME DES GARCONS INTERNATIONAL)最高経営責任(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOは詳細を伏せながらも、彼と川久保玲「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」デザイナーは、「コム デ ギャルソン」傘下のさまざまなラインとラグジュアリーやストリートウエアが混在する“美しいカオス”をコンセプトに生み出されたDSMの再文脈化に取り組むことを示唆。「新たな形のドーバー・ストリートになるだろう」と話した。
DSMが1号店にオープンしたのは、ロンドン・メイフェア地区のドーバー・ストリートにあった平凡なオフィスビルだった。そして、同地区の寂れた一角を一変させた後、ピカデリー・サーカス近くのヘイマーケットにあるより大きな空間に移転。現在は、東京・銀座、ニューヨーク、ロサンゼルス、シンガポールにも大型店を構えるほか、香港の小売企業I.T.との提携により北京店を運営している。また、パリ店の予定地の近隣には、フレグランスやコスメなどのビューティに特化した小型店のドーバー ストリート パフューム マーケット(DOVER STREET PARFUMS MARKET)もある。
五十君:私、もう1つ衝撃だったのが、MYOG(ミョグ)。“Make Your Own Gear”の略で、つまりDIYなんだけど、より濃密に自然と触れ合うために山の装備を軽量化したい、しかし軽い道具がない、ならば作ろうということで始まったULの独自カルチャーです。日本でガレージブランドが多数興った2010年前後は軽い道具が本当にまだ市場に少なかったみたいだけど、とは言え現代はあらゆるモノがお金を出せば買える時代。その中でモノ作りの素人さんが自分で作って自分で売るカルチャーが生まれたのが驚き。しかも機能性が必要な山道具でですよ。1980年代のマンションアパレルや90年代の裏原宿、渋谷109カリスマ販売員ブランドの「欲しいものがないから自分たちで作る!」に似た熱いものを感じました。
「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」のジャパンアンバサダーに就任したKIM CHAEWON「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」のジャパンアンバサダーに就任したKIM CHAEWON「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」のジャパンアンバサダーに就任したKIM CHAEWON「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」のジャパンアンバサダーに就任したKIM CHAEWON「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」のジャパンアンバサダーに就任したKIM CHAEWON「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」のジャパンアンバサダーに就任したKIM CHAEWON
「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」は、ガールズグループLE SSERAFIM(ル セラフィム)のリーダーを務めるキム・チェウォン(Kim Chaewon)をジャパンアンバサダーに起用した。