【スナップ】デムナ出身地トビリシはテクノ×Y2Kが新潮流 脱ストリート進む

「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」がジョージアの首都トビリシで5月4〜8日に開催された。同イベントの実施はコロナ禍を経て約3年半ぶり。主にヨーロッパが拠点のエディターらが参加し、メディアは「ヴォーグ(VOGUE)」イタリア版と中国版のほか、「ヴォーグ ビジネス(VOGUE BUSINESS)」「デイズド(DAZED)」「ファッキン ヤング(FUCKING YOUNG)」「ファッション ネットワーク(FASHION NETWORK)」など。

デムナ(Demna)=「バレンシアガ(BALENCIAGA)」クリエイティブ・ディレクターの出身地であるトビリシでは、彼の世界観を感じさせるストリートスタイルが主流だった。今季はややフェミニンに変化し、Y2Kの雰囲気を取り入れたスタイルへと進化していた。トップスはオーバーサイズのフーディーに代わり、ボンバージャケットやテーラードジャケット、ライダースジャケットが目立った。ボトムスでは、今季のトレンドアイテムの一つであるカーゴパンツやダメージ加工が施されたワイドジーンズが人気を集めた。アウターの下にはクロップドTシャツやチューブトップスを合わせて肌を露出し、シャープなラインのサングラスとチューカーなどのアクセサリーで、テクノミュージックが盛んなトビリシらしい、アンダーグラウンドな雰囲気も特徴的だった。

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「ザボディショップ」“ティーツリー”シリーズからスキンケア発想のファンデーション登場

 「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は5月18日、ブランドロングセラーの“ティーツリー”シリーズから、皮脂やテカリを抑えてマットな肌印象に仕上げるスキンケア発想のファンデーション“TT フェイスベース リフィル”(全3色、税込各3410円、別売コンパクトセットで税込4510円)を発売する。

 “ティーツリー”シリーズは、天然の浄化作用を持つといわれるティーツリーのオイルでクリーンな肌に導くシリーズ。今回登場する“TT フェイスベース リフィル”は、パウダーレスな質感で皮脂やテカリを抑えるファンデーションで、カバーカがありながらも長時間美しいベースメイクをキープする。付属の2in1のスポンジは、スポンジ面を使うとカバーカのあるマットな仕上がりに、パフの面を使うと肌の艶を残したセミマット肌に仕上がる。3色をラインアップし、世界最古のビーガン協会「The Vegan Socitery」の認証を取得している。

 パッケージもエシカル仕上げで、ファンデーションはリサイクル可能なアルミニウム製の皿に入っており、別売りのコンパクトもアルミニウム製のケースを採用している。

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グラニフが「らんま1/2」のオリジナルTシャツなどを発売 5月23日から全26アイテム

グラニフは5月23日、「らんま1/2」のオリジナルアイテムを発売する。国内店舗および公式オンラインストアで、全26アイテムを販売。公式オンラインストアでは、5月22日23:59まで予約販売の受付を行っている。

乱馬、あかね、玄馬、良牙、シャンプーら個性豊かなキャラクターたちのデザインがTシャツ(3500円〜)やワンピース(6900円)、ソックス(1200円)、キャップ(3500円)など全26アイテムに表現されている。

「らんま1/2」は1987年に連載開始した高橋留美子の代表作。完結後も世代を超えて愛されている。中国での修行中、呪いの泉で不思議な体質になった乱馬たちが天道家にやってきた日からはじまるドタバタな日常。ライバルたちとの戦い、恋愛模様など泣いて笑って大暴れの乱闘アクションラブコメディーだ。

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阪急本店も売上高「過去最高」 今期は2800億円超を計画

エイチ・ツー・オー リテイリングの2023年3月期連結業績は、小売業の売上高に相当する総額売上高が前期比24.3%増の9797億円、営業利益が113億円(前期は7億4000万円の黒字)、純利益が163億円(同98億円の黒字)だった。

百貨店事業を運営する阪急阪神百貨店の総額売上高は前期比27.9%増の4894億円、営業利益は103億円。都心店の売上高が同34%増と伸長率が大きい。阪急本店の売上高は同30%増、2611億円に達し過去最高となった。

同店の売り上げをけん引するのは、ラグジュアリーブランドや時計・宝飾品などを求める上顧客だ。当期の売上高のうち、64%を占めるのは識別顧客(カード会員やデジタル会員)による購買。識別顧客のうち、年間100万円以上購入した客は54%で、コロナ前の19年3月期から10ポイント伸びた。阪急阪神百貨店の山口俊比古社長は、「(富裕層は)ラグジュアリーブランドなどの高価な商品だけでなく、化粧品、リビング、衣料品など幅広く商品をお買い求めになる。百貨店の品ぞろえを生かしたライフバリューを高める提案が、(客一人当たりの)購買単価を底上げしている」と説明する。

中国客の売上高はコロナ前の5割
VIPの囲い込みがカギ

エイチ・ツー・オー リテイリングは今期(24年3月期)、総額売上高が前期比6.2%増の1兆400億円、営業利益が同49.3%増の170億円、純利益が同51.2%減の80億円を予想する。前期は、特別利益として固定資産売却益、高島屋の投資有価証券売却益計173億円を計上したため、その反動での最終減益を見込む。百貨店事業の売上高は同10.8%の伸長を計画する。国内消費の回復継続に加え、インバウンドによる押し上げ効果への期待値が大きい。

前期の百貨店事業における免税売上高は、19年3月期(約400億円)と比較して15%減にとどまったが、今期はこれを上回る水準を計画する。19年3月期の5割程度の水準だった中国人売り上げは今期、7割程度まで回復を見込む。阪急本店では、中国の富裕層向けのサービスを拡充、寧波阪急のVIP顧客の送客を進める。山口社長は「店舗組織に横串を通し、ワンチームでお客さまの要望に応えるロイヤルカスタマーグループを作る」と意気込む。

阪急本店の売上高計画は前期比9.1%増の2847億円。カギになるのは免税売上高の底上げに加えて「リアル体験の充実」(山口社長)だとする。「昨年秋以降、体験型コンテンツを徐々に復活させてきたが、お客さまの反応は非常にいい」。特に9階の祝祭広場・催場での仕掛けは、これまで接点のなかった客を取り込んでいる。今年2月の「バレンタインチョコレート博覧会」は過去最高の集客を記録した。「顧客に向けた手厚いサービスだけでなく、新しい仕掛けで、新しいお客さまの獲得にチャレンジする」。

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資生堂「エリクシール」×ドラえもんのサステナビリティキャンペーン3年目は“未来を見守るドラえもん”の限定デザインボトル発売

資生堂のエイジングケアブランド「エリクシール(ELIXIR)」は、6月21日、ドラえもん限定デザインの化粧水“リフトモイスト ローション SP Ⅱ da”(170mL、3300円※編集部調べ)と乳液“リフトモイスト エマルジョン SP Ⅱ da”(130mL、3850円※同)を数量限定で発売する。全国のドラックストアや資生堂のECサイトなどで取り扱う。同商品はプラスチック・CO2の削減を目指すグローバルサステナビリティキャンペーンの一環で、ドラえもんとのコラボレーションは3回目となる。

「エリクシール」は、2012年から化粧水と乳液の詰め替え用パッケージを販売し、21年からグローバルサステナビリティキャンペーンをスタートした。23年のキーメッセージは、「Aging Care that Cares. エイジングケア。それは未来を想うケア」。2品とも、リサイクルPET72%以上のサステナブルなボトルを採用した。詰め替え用のパッケージの使用を促進するスペシャルムービーも配信し、サステナビリティへの興味・関心を高める発信を行う。

なお、同日から「エリクシール」の化粧水・乳液の詰め替え用2品の購入者には、ドラえもんオリジナルデザインのエコバッグをプレゼントする(なくなり次第終了)。

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【2023年母の日】「ギャップ」が家族でリンクコーデを楽しめるコレクションを発売

「ギャップ(GAP)」は、母の日に向けたコレクションを発売した。同コレクションでは、家族でおそろいコーデを楽しむことができるよう、ウィメンズとメンズ、キッズ、ベビーの全カテゴリからラインアップした。一部を除く全国の店舗と公式オンラインストアで取り扱っている。

ウィメンズは、深い切り込みが入ったネックラインとパフスリーブが女性らしさを演出するワンピース(1万900円)などを、メンズはコットンリネンのバケーションシャツ(5990円)などを展開している。シャツはユニセックスで着用できる。

キッズは、ガールズからバックをクロスカットにしたドレス(5990円)を、ボーイズからは、メンズデザインをそのままキッズサイズに落とし込んだコットンリネンのオックスフォードシャツ(3990円)をラインアップした。さらに、トランクタイプのスイムウエア(3490円)も用意した。

ベビーは、バケットハットつきのバブルショートオールのセットアップ(5990円)やリネンコットンのシャツ&ショートパンツのセットアップのほか、スイムウエアをセパレートタイプ(4990円)とトランクスタイプ(3490円)でそろえた。

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【2023年母の日】「ギャップ」が家族でリンクコーデを楽しめるコレクションを発売

「ギャップ(GAP)」は、母の日に向けたコレクションを発売した。同コレクションでは、家族でおそろいコーデを楽しむことができるよう、ウィメンズとメンズ、キッズ、ベビーの全カテゴリからラインアップした。一部を除く全国の店舗と公式オンラインストアで取り扱っている。

ウィメンズは、深い切り込みが入ったネックラインとパフスリーブが女性らしさを演出するワンピース(1万900円)などを、メンズはコットンリネンのバケーションシャツ(5990円)などを展開している。シャツはユニセックスで着用できる。

キッズは、ガールズからバックをクロスカットにしたドレス(5990円)を、ボーイズからは、メンズデザインをそのままキッズサイズに落とし込んだコットンリネンのオックスフォードシャツ(3990円)をラインアップした。さらに、トランクタイプのスイムウエア(3490円)も用意した。

ベビーは、バケットハットつきのバブルショートオールのセットアップ(5990円)やリネンコットンのシャツ&ショートパンツのセットアップのほか、スイムウエアをセパレートタイプ(4990円)とトランクスタイプ(3490円)でそろえた。

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カタログ通販のセシールが接触冷感のクロップドジーンズを発売 初の“夏デニム”商材

カタログ通販のセシールは、“接触冷感ライトデニムクロップドパンツ”を発売した。価格は5990円〜。写真のインディゴと、フェードブルーの2色展開だ。

同社が、“夏(用)デニム”を販売するのは初めて。素材には“クールマックス”を用いる。セシールは、「暑い日でも心地良い着用感が特徴」と話す。

生地は6.3オンスで、セシールの定番ジーンズの約3分の2の薄さだ。ストレッチ性があり、ウエストはゴム仕様のため「楽にはける」。

セシールは、ストレートシルエットの“接触冷感ライトデニムストレートパンツ”(5990円〜)も用意する。

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カタログ通販のセシールが接触冷感のクロップドジーンズを発売 初の“夏デニム”商材

カタログ通販のセシールは、“接触冷感ライトデニムクロップドパンツ”を発売した。価格は5990円〜。写真のインディゴと、フェードブルーの2色展開だ。

同社が、“夏(用)デニム”を販売するのは初めて。素材には“クールマックス”を用いる。セシールは、「暑い日でも心地良い着用感が特徴」と話す。

生地は6.3オンスで、セシールの定番ジーンズの約3分の2の薄さだ。ストレッチ性があり、ウエストはゴム仕様のため「楽にはける」。

セシールは、ストレートシルエットの“接触冷感ライトデニムストレートパンツ”(5990円〜)も用意する。

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「ア ベイシング エイプ®」が時計から新色のブルーとグリーンを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、時計“タイプ フォー ベイペックス(TYPE 4 BAPEX)”から新色のブルーとグリーンを発売した。クオーツ式で100m防水、価格は各7万400円だ。

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「H&M」が銀座に再出店 国内初のコーヒーショップ併設で「体験」を重視

「H&M」は5月11日、銀座並木通りの「エストネーション(ESTNATION)」跡地に国内122店舗目となる新店舗をオープンした。売り場面積は約1300平方メートルで、1、2階をウィメンズ、3階をメンズフロアで構成する。アネタ・ポクシンスカ(Aneta Pokucinska)=H&M北東アジア社長は、同店を「さまざまな新しい施策を実験的に取り入れるラボ的店舗」と位置付け、日本で初めて導入するコーヒショップやオンライン限定で展開してきたインテリアブランドの「H&Mホーム」の取り扱いなどを通して、顧客体験を充実させる。

「従来の店舗とは一線を画すストアコンセプト」で、ラグジュアリー感のある内装や銀座のファッション感度の高い顧客層に合わせた商品ラインアップを、ゆとりを持たせて配置している点が特徴だ。1階エントランス横のコーヒーショップでは、オーガニックコーヒーやヴィーガンスイーツなどを販売するほか、同じ区画内で「H&Mホーム」の商品を販売する。同フロアでは、協業商品の特設売り場を設け、5月14日までは、「ミュグレー(MUGLER)」とのコラボコレクションを販売。同コレクションに合わせた期間限定のフォトブースなども設置した。

2階のウィメンズフロアは、オフィスカジュアル向けのコレクションやローカル戦略として力を入れる日本および韓国限定商品を大きく打ち出す。レジ横では、回収ボックスを設置し2013年から取り組んでいる古着回収サービスも実施する。3階のメンズフロアではオフィスカジュアル向けのコレクションのほか、ユニセックスで展開するスポーツウエアライン「H&M ムーブ」コレクションを販売する。

銀座には2018年に日本一号店を閉店して以来、5年ぶりの再出店となる。ポクシンスカ北東アジア社長は、「この特別な場所に再び戻ってこられたことをうれしく思う。一号店を閉店以降、再出店のタイミングを模索していた。銀座に客足が戻ってきたこと、最適な物件を見つけられたことが重なり、今回再出店を決めた。コロナを経て、私もいち消費者として、買い物の仕方が変わった。正直以前の店舗のことは考えず、もう一度いま求められている新しい顧客体験を考え直し、訪れたくなるような体験を重視した。ラグジュアリーなイメージがある銀座だが、私たちは“ファッションの民主化”を目指している。この場所で、より手頃な価格でたくさんの人にファッションを届けていきたい」とコメントした。また、日本は特に重要なマーケットであるとし、今後も出店を加速させていくという。

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水原希子×「ジル バイ ジルスチュアート」のコラボコレクションが発売 女性をエンパワーメントするプロジェクトの一環で

「ジル バイ ジルスチュアート(JILL BY JILL STUART)」は、女性をエンパワーするプロジェクト「W /J(ウィズ ジルスチュアート)」の一環で水原希子とのコラボレーション商品を発売した。ラインアップしたのは、Tシャツ(5940円)やデニムミニスカート(1万3970円)、ワンピース(1万6610円)、キャミソールドレス(2万6400円)などのアパレルとバッグ3型。店頭とオンラインで販売中で、特設サイトでは水原が出演するコンセプトムービーやインタビューを公開している。

今回のコレクションでは、自分のファッションや体型にポジティブな気持ちを持ってほしいという思いを込めて制作したという。ワンピースとスカートは、ストレッチの効いたデニム素材を使用している。水原が監修したTシャツは、トレンドのクロップ丈でヘルシーに肌見せするデザインで、同ブランドではこれまでになかった提案となる。

ドレスやブラウスは、水原がパワーを得ているという海の要素をモチーフにしている。キャミソールドレスは、シンプルでありながらボディーに美しくフィットするシルエットにこだわった。シアードレス(5万2800円)は、麻調のオーガンジーを使用し、刺しゅうを施している。ブラウス(1万4300円)は、キャミソールドレスやタンクトップとの重ね着も楽しめるデザインだ。

バッグは、トラペーズ型のワンショルダーで、ブランドのシーズンコンセプトである“Bloom in the mirror”を表現したかのような“フラワー”(3万5200円)とシュリンクな表面感が特徴の“キルト”(1万6940円)、フェイクレザーを使用した“フラップ”(1万5620円)の3デザインをそろえる。

コラボコレクションの発売に際して、水原は次のようにコメントした。「ファッションは自分らしさを見つけられたり、自分らしくないけど新しい自分を見つけたりできるもの。そして、自分の中の多様なものを後押しするパワーを与えてくれるもの。私自身、ファッションを武器に自分の個性をなんとか表現してきた。みんなにも自分の好きじゃない部分を隠すのではなく、どうしたら好きになれるのか、ファッションの力を借りて感じて欲しい。人生は一回きりなので、とにかく自分の好きなことや、自分にしか聞こえない自分の声に正直に突き進んでいくこと。それが自分の幸せや、自分の生きてる意味みたいなものを感じられる、一番手っ取り早い手段だと思う。例えばファッションでも、やらないで後悔するより、やってみてどう感じるかがすごく大事。何でもチャレンジし、その一歩を踏み出すことで見えてくる世界がある。ぜひ自分の人生を自分らしいものにしてほしい」。

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ロート製薬が美容医療発想の新スキンケアブランド発売 医療研究と美容研究の知見を融合

ロート製薬は5月11日、美容医療視点で作り上げた新ブランド「ダーマセプトRX」の発売を開始した。製薬メーカーとして培ってきた医療機関での研究と、「オバジ(OBAGI)」「エピステーム(EPISTEME)」などを手掛けるスキンケア事業で培われた美容研究を融合。同社オンラインショップ専売の“RX”と医療機関専売の“RX ステムアドバンス”の2シリーズを用意し、コスメティックとメディカルを融合させた“機能性化粧品(コスメシューティカル)”を訴求していく。

コロナ禍を経て消費者の関心が高まるスキンケア市場だが、シミの治療補助となるハイドロキノン、ニキビの治療補助となるアゼライン酸、エイジングケアの治療補助となるビタミンA誘導体(レチノイン酸)、ビタミンA誘導体(レチノール)など、医療で使われている成分を高濃度で配合した海外化粧品も個人輸入などで手軽に手に入る現状があり、高濃度配合の商品を知識なく使用して肌トラブルを起こす状況も増えている。そこで、安全・安心な商品作りと販売フロー構築、消費者のリテラシー向上を目指し、製薬会社発想の高品質・高成分な商品と、それをオンラインで購入できる体制を整えた。今後は市民講座や美容皮膚科学会で機能性化粧品の在り方や正しいスキンケアの情報を発信していく。

オンライン専売品はハイドロキノンとデルタ型ビタミンEを配合した美容クリーム“HQセラム”(6g、7150円)、ピュアビタミンCとデルタ型ビタミンEを配合した美容液“VCEセラム”(10mL、7150円)、アゼライン酸を配合した美容クリーム“AZAセラム”(15g、4950円)のほか、保湿ミルクの“モイストミルク”(50mL、3850円)、SPF 50+、PA++++の日焼け止め“バリアUV”(25mL、、3850円)の5アイテムをラインアップ。オンライン購入時には医療機関で行う問診や使い方指導の考え方をベースにした独自のセルフスキンケアチェックを導入した。ほか、専任のスキンケアカウンセラーを常駐させた専用ダイヤルの開設や、使用前のセルフテストや3カ月使用したら3カ月肌を休ませるインターバル法の案内など、正しく商品を使用するためのサポート環境も用意している。

医療機関専売品は再生医療研究の知見で得た“幹細胞上清”を取り入れた美容液“ステムアドバンスセラム”とフェイスマスク“ステムアドバンスマスク”をそろえている。

同日に行われた発表会には杉本雅史ロート製薬社長も登壇。「当社ならではの強みは事業領域をつなぎ合わせられるという点がある。医薬品、スキンケア、機能性食品をコア事業として、医療眼科領域、再生医療、開発製造受託の6つを中期事業戦略に掲げているが、再生医療とスキンケアの事業は細胞を扱うという点で共通している。皮膚の細胞研究と医療、美容の着眼点で、これまでにない製品を開発できるようになった」と語り、「ロートスキンケアサイエンスと称して発表するのはこれが第1弾。6月以降も驚くような発表が控えている」と今後の展開について含みを持たせた。

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「ダイソン」が新木優子をアンバサダーに起用 ヘアケア製品強化キャンペーンで

「ダイソン(DYSON)」は、ヘアケア製品のアンバサダーに女優でモデルの新木優子を起用した。ビューティブランドとしての存在を強化する新キャンペーンを5月11日に開始する。

「ダイソン」は“ダイソン スーパーソニック(DYSON SUPERSONIC)”ヘアドライヤーを2016年に発売以降、22年にはビューティ研究、技術開発に約795億円(5億ポンド)を投じた。今後も4年間で20種類のビューティ製品の発売を計画している。強化するビューティ機器を「日本の顧客に分かりやすく伝えるため」に新木優子をアンバサダーに起用した。

テレビCMで新木は、4月25日に発売した日本限定の新モデル“ダイソン スーパーソニック シャイン(Dyson Supersonic Shine)”を使用している。

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ワールド、衣料品回収拠点をショッピングセンターやアウトレットにも拡大

ワールドは15日から、百貨店で実施してきた衣料品回収を全国のショッピングセンターとアウトレットモールにも広げ、計50箇所を加えて展開する。

「ワールド エコロモ キャンペーン」と称する同取り組みは2009年に開始。年間約100万枚、累計1,739万点の衣料品を回収してきた。他社製品を含む婦人服、紳士服、子供服1点の回収につき、店頭で使用可能なクーポン1枚を配布する仕組み。今回追加となる拠点でも、店内や館の特設カウンターで引き取り時に配られるクーポンを館内のワールド店舗で使用できる。2030年までに企業全体で年間1000万点の衣料品回収を目指す。

同キャンペーンでは2011年秋冬からリサイクルパートナーとも提携し、引き取った衣料品を再利用し販売も行っている。収益金は福島県や宮城県のこども寄付金やあしなが育成会など、主に子ども達の支援を行う団体に寄付されており、これまでの寄付総額は1億500万円以上に上る。

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アーバンリサーチの「URBS」が「シーシー」の長袖Tシャツコレクションを発売

アーバンリサーチの「アーバンリサーチ バイヤーズ セレクト(URBAN RESEARCH BUYERS SELECT)」は、湯本弘通が手掛けるブランド「シーシー(SEE SEE)」の長袖Tシャツコレクションを発売する。5月16日の10時に、アーバンリサーチの公式オンラインストアで販売する。

長袖Tシャツは「シーシー」の定番商品で、ビッグシルエットが特徴。新作を含めた20型をラインアップする。

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アーバンリサーチの「URBS」が「シーシー」の長袖Tシャツコレクションを発売

アーバンリサーチの「アーバンリサーチ バイヤーズ セレクト(URBAN RESEARCH BUYERS SELECT)」は、湯本弘通が手掛けるブランド「シーシー(SEE SEE)」の長袖Tシャツコレクションを発売する。5月16日の10時に、アーバンリサーチの公式オンラインストアで販売する。

長袖Tシャツは「シーシー」の定番商品で、ビッグシルエットが特徴。新作を含めた20型をラインアップする。

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原宿に旗艦店をオープンする「フェンダー」が新アパレルラインもスタート 島津由行を起用

ギター/ベースの大手メーカー「フェンダー(FENDER)」が6月30日、初の旗艦店「フェンダーフラッグシップ東京(FENDER FLAGSHIP TOKYO)」を東京・原宿にオープンする。

同店は、原宿の象徴的な商業ビル「ジ アイス キューブス(THE ICE CUBES)」の地下1階から地上3階の全4フロア構成。地下1階ではカリフォルニアのコーヒーブランド「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ(VERVE COFFEE ROASTERS)」が監修する、「フェンダー」初のオリジナルカフェを併設し、オリジナルコーヒーや紅茶、フードを提供する。エドワード・コール(Edward Cole)社長アジアパシフィック統括は、「 “楽器を売る店”ではなく、“音楽を愛するすべての人が気軽に立ち寄り、楽しめるストア”を目指す」とコメント。新たな音楽とカルチャーのトレンド発信地を目指す。

地上1階では、ギター/ベースの他、新アパレルブランド「エフ・イズ・フォー・フェンダー(F IS FOR FENDER)」を取り扱う。フロアの5分の1程度の面積を割き、積極的に販売する。ファッションディレクター&スタイリスト、デザイナーの島津由行をクリエイティブディレクターに迎え、高品質な日本製生地のみを使用して国内で製造することにこだわる。島津クリエイティブディレクターは「一旦ロックから離れ、自由にデザインした」とコメント。その一方で、ピックを入れやすいようにポケットを斜めにデザインしたシャツなど、自らもギター/ベースを弾く島津クリエイティブディレクターが「そうだったらいいな」と考えるデザインを施した。エドワード・コール社長アジアパシフィック統括は『フェンダー』が更に上のステージに辿り着くための起用。これを機に音楽業界全体が盛り上がれば」とコメントした。

5月10日のメディアイベントでは「フェンダー」の新進ミュージシャンをサポートするアーティスト開発プログラム「Fender NextTM」の2023年度アーティストに選ばれたチリビーンズ(Chilli Beans.)が登場。メンバー全員が「エフ・イズ・フォー・フェンダー」のTシャツを着用し演奏した。

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「ニューエラ」の貴重モデルがそろうコンセプト店が渋谷に IOやC.O.S.Aらが出演のフリーライブも

セレクトショップやECサイトなどを運営するビーンズは、「ニューエラ(NEW ERA)」の別注アイテムが中心のコンセプトショップ「ザ キャップ(THE CAP)」の旗艦店「ザ キャップ トウキョウ」を東京・渋谷に5月20日にオープンする。

「ザ キャップ」はこれまで、立川や海老名のららぽーとや、大阪・吹田の三井ショッピングパークららぽーとEXPOCITYなど、郊外を中心に全国9店舗を運営しており、都心への出店は初めて。旗艦店オープンを記念して、定番キャップ“フィフティーナインフィフティー(59FIFTY)”をベースとした“ザ トウキョウ パック”と“ビーブロ パック(BEEBRO PACK)”“ゴルファー950(GOLFER950)”がベースの“スーベニア パック(SOUVENIR PACK)”の3型全12種のアイテムを限定販売する。価格は、“ザ トウキョウ パック”と“ビーブロ パック”が6600円、“スーベニア パック”が5830円。

なお、オープン前日の19日18時からは、ラッパーIOとC.O.S.A.、MUD、DJ Minnesotahが出演するフリーライブを開催。参加方法の詳細は、「ザ キャップ」の公式サイトで後日発表するという。

■ザ キャップ トウキョウ
オープン:5月20日
住所:東京都渋谷区宇田川町36-1

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高級美顔器「アーティスティック&シーオー」の新商品発表会に観月ありさとアインシュタインが登場

家庭向け高級美顔器の開発・製造・販売を手掛ける美容機器メーカーのアーティスティック&シーオー グローバル(ARTISTIC&CO. GLOBAL)は5月11日、新商品発表会を開催した。発表会にはブランドアンバサダーを務める観月ありさと、お笑い界の美容男子として注目を集めるアインシュタインの稲田直樹、河井ゆずるが登場した。

発表会の第1部に登壇した同社の金松月代表取締役は「世界各国に向けて弊社の美顔器だけでなく、日本の文化も一緒にお伝えできる企業を目指して新商品を開発しました」とコメント。製品説明の後は観月とアインシュタインの2人を迎え、目元ケアに特化した“ザ・ホルスアイ”(27万5000円)とスマホアプリと連動できるIoT型の美顔器“ゼウススリー”(11万5500円)の2種についてトークセッションを行った。

観月は「朝のメイク前に“ゼウスツー”、お風呂上がりには“ザ・レイス”と使い分けています。“ゼウススリー”を控え室で使いましたが6つのモードがあるのでその場に応じて寄り添ってくれる美顔器だと実感しました」と話し、「美顔器を使用する際は顔だけではなく、首などのリンパを流すのもいいですよ」とアインシュタインの2人におすすめの使い方を伝授した。

普段から“ゼウスツー”を愛用している河井は「使った時と使っていない時の差を実感します。“ゼウススリー”は”ゼウスツー”よりもフィット感が増していますね」とコメント。稲田は実際に“ゼウススリー”を使用して「筋肉を掴まれてグッと上に持ち上げられている感じがしました。5つくらい欲しいです」と会場の笑いを誘った。

目元ケアに特化した新商品の家庭用美顔器“ザ・ホルスアイ”は、EMSとRFの2つの特殊周波数により、緩急をつけながら痛みに敏感な目元の筋肉を心地よく刺激する機能を備えた。独自技術を活用した美顔器“ゼウススリー”は同社商品では初となるタッチパネルを採用。リラクゼーションを追求したスペシャルモードのほか、EMSと温めを同時に行うデイリーケアモードなど、6つのモードを搭載している。

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「マリーン セル」が初のオリジナルスニーカー 三日月ロゴを随所に

「マリーン セル(MARINE SERRE)」は、ブランド初のオリジナルスニーカー“MS-ライズ(MS-RISE)”を発売した。価格は503ドル(約6万8000円)で、カラーはブラック×ホワイト、ホワイト、ホワイト×レッド、グリーン×ブラックの4色を用意する。現在、同ブランドの公式オンラインストアやラグジュアリーEC「ファーフェッチ(FARFETCH)」などで扱っている。

「マリーン セル」のオリジナルスニーカーは2016年のブランド設立以来初めてで、これまでオリジナルのサンダルやブーツに加え、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボスニーカーなどを発表してきた。“MS-ライズ”はクラシックなランニングシューズを彷ふつとさせるシルエットで、素材にはクロムフリーのサステナブルなレザーやリサイクルラバーを使用。アッパーサイドにアイコニックな三日月ロゴを配したほか、同じく三日月ロゴをヒールにエンボス加工し、アウトソールも三日月ロゴのグリップパターンとなっている。

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「クロエ」ガブリエラ・ハーストに学生が素朴な疑問 初来日で見せた素顔

「クロエ(CHLOE)」のガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)=クリエイティブ・ディレクターが4月、2020年の現職就任以降初めて来日した。滞在中は、東京・新宿の専門学校モード学園で、在校生と国際ファッション専門大学の学生に向けた特別講義を実施。彼女のクリエイションの原点であるルーツをはじめ、念願だった「クロエ」での仕事についてやデザインへのこだわり、環境問題や女性のエンパワーメントに取り組む理由などについて、向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクターとの対談を通じて熱く語った。後半には生徒からの質問も相次ぎ、ハーストは時間が許す限り丁寧に答えた。ここでは特別講義の内容を紹介し、「クロエ」のクリエイションを進化させるリーダーの素顔に迫る。
(この対談はガブリエラ・ハーストの特別講義から抜粋したものです)

母がクリエイションの原点
農業からものづくりを学んだ

向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクター(以下、WWD):クリエイションに大きく影響する、自身のルーツについて教えてください。

ガブリエラ・ハースト=「クロエ」クリエイティブ・ディレクター(以下、ハースト):私はウルグアイにある農場の7代目として生まれました。私のクリエイションの原点といえるのが、当時18歳だった母の写真。母はサドルもなく不安定な馬に乗っているのに、彼女の顔からは恐怖などみじんも感じられない。この力強さと美しさを兼ね備えた母の姿が大好きで、私の約20年に及ぶキャリアに大きな影響を与えています。

2枚目は、母(左)と子どものころの私。これも私のクリエイションを語る上で、キーになる写真です。母はこの写真を通じて二つのことを教えてくれていて、一つ目はおでことおでこを当てるエスキモー流のあいさつ。もう一つは母が着ている服です。彼女はミニマルな人で、服は全て家族による手作りでした。母が着ているこのウールのスーツには、両親のイニシャルがあしらわれています。派手さはないけれど、丁寧に作られたこのスーツに私は影響を受け、自身のブランド「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」のファーストコレクションでは、このスーツをモデルにしたルックを発表しました。

ハースト:これは私が譲り受けた約8000ヘクタールの農場と、昨年農場173周年を祝して娘と帰省したときの写真です。私の娘たちは、家系で初めてウルグアイ以外で生まれましたが、彼女たちは自分のルーツをしっかりと認識しています。そして何より特別なのが、この農場が1850年から現在まで、女性が運営し続けている点です。

WWD:育った環境がクリエイションに大いにつながっていると感じます。

ハースト:「ガブリエラ ハースト」は、農業的な価値観を重んじて発足したブランド。私は農業を通じて二つのことを学びました。一つ目は、実用的で高品質なものづくり。私の故郷は市内から遠く、物を気楽に買いに行けなかった。だからこそ、服一つにしても次の世代まで着られるものである必要がありました。華やかさや豪華さではなく、実用的なものづくりを学びました。二つ目はサステナビリティ。農業は最も循環を体現した仕事であり、サステナビリティを学ぶ上でこれ以上の環境はなかった。このような環境で育ったことが、「ガブリエラ ハースト」と「クロエ」で働く今、とても役に立っています。

WWD:2015年には自身の名前を冠したブランド「ガブリエラ ハースト」をニューヨークで立ち上げました。世界一の大都市での生活はどのような影響を与えていますか?

ハースト:人生の半分をウルグアイで、もう半分をニューヨークで過ごしていて、その全ての経験がデザインの根源になっています。私は自分が好きになる街を瞬時に感じ取ることができるんです。18歳でニューヨークを訪れたとき、「私はここで生きていく」と感じました。世界にはあなたを呼んでいる場所があり、そういう場所での生活は、あなたに膨大なエネルギーを与えてくれるはず。でも、ウルグアイの、特に私の農場から見える地平線と建物が一つもない風景を見ると、心が落ち着きますね。

ファッションは過去を
エネルギーは未来を見据える

WWD:そして、20年のコロナ真っただ中に「クロエ」のクリエイティブ・ディレクターに就任します。

ハースト:「クロエ」でのデビューコレクションは、創業者ギャビー・アギョン(Gaby Aghion)の生誕100周年となる3月3日に行いました。「クロエ」は大好きでずっと働きたかったブランド。コロナ禍でリアルなショーを開催することはできなかったけれど、パリのサン=ジェルマンでムービーを撮影しました。この場所は、ギャビーが最もお気に入りで、彼女が最初にコレクションを披露した場所でもあります。

たった2カ月の準備期間でしたが、誇れることを実現しました。ホームレスの人々の保護に取り組む非営利団体シェルタースーツ ファンデーション(Sheltersuit Foundation)とコラボレーションしたことです。コロナによって世界中でホームレスが増えてしまった。だからこそ、私たちは“シェルタースーツ”と呼ばれる、寝袋になるコートや最大2人を保護してくれるジャケットをデザインしました。こういった取り組みは、社会問題に声明を発表しているのと同義。誰かのためのアクションは大切にしたいです。

WWD:「クロエ」というブランドをどう解釈していますか?

ハースト:「クロエ」で現職に就く前に、10万点以上の写真に目を通しました。私の中では「クロエ」がアフロディーテで、「ガブリエラ ハースト」がアテナ。アフロディーテは愛の神で、アフロディーテを象徴するスカラップは「クロエ」のシンボルでもあります。私はロゴを大きく見せるのが好きではないので、スカラップといったシンボルなど、分かる人には伝わるデザインを意識しています。これは、「クロエ」を創り上げた、創業者ギャビーの細部にまでこだわる精神にも通じています。

WWD:クリエイションの根底にあるサステナビリティへの考えについて、これまで手掛けたコレクションを題材に、まずは環境面から聞かせてください。

ハースト:服の美しさはもちろんですが、デザイナーの視点でいうと、私はサステナビリティを優先してデザインしています。自問自答と研究を繰り返しながら、素材が環境に与える影響を学びました。「クロエ」のデザイナー就任後、私はまず最初に「ガブリエラ ハースト」での素材の研究結果をブランドに落とし込みました。そして「クロエ」で当時使われていた素材を、サステナブルな素材に切り替えました。コットンジャージーの使用を控え、リサイクルコットンを多用しました。コットン栽培は大量の水に加え、除草剤や殺虫剤も多量に使用するので、自然に甚大な影響を及ぼします。皮膚は“人体最大の臓器”といわれるほど私たちの体の多くを占めるからこそ、肌に直接触れる服の素材には気を使わなくてはなりません。

WWD:リネンをよく使用しているのも、コットンに代わる素材としてでしょうか?

ハースト:リネンはよく使いますね。特に柔らかいリネンがお気に入りです。先ほどお話ししたリサイクルコットンもよく使っていて、23年春夏コレクションで発表したデニムルックは、87%がリサイクルコットン、17%がヘンプを採用しています。

WWD:サステナビリティは特に化学の世界に近く、従来のデザインの感覚とは違う知識や判断力が求められていると思いますが、それについては?

ハースト:サステナビリティは決して複雑ではなく、できる限り自然由来の素材を使い、石油由来の素材を控えるなど、とてもシンプルです。最も古い素材がウールであることを皆さんご存じですか?ウールは8000年もの歴史があります。例えばローマ時代、ヨーロッパではレザー、リネン、ウールの三つの素材を主に使っていました。日本はシルクでしょうか。その土地に元々どんな素材があったのかを知るのは大切なこと。私はファッションは過去を、エネルギーは未来を見据えて考えるようにしています。

WWD:女性のエンパワーメントにも熱心に取り組んでいますね。23-24年秋冬コレクションはそれが大きなテーマでしたが、着想源は?

ハースト:コレクションテーマは、17世紀のアルテミジア・ジェンティレスキ(Artemisia Gentileschi)です。これまで生きてきて、こんなに迫害され、辱めを受けた女性を私は知りません。女性は多かれ少なかれ一度は虐げられたり、辱めを受けたりすることがあると思いますが、このような状況は直ちに終わらせなくてはいけません。

コレクションでは、アルテミジアの作品に出てくるエスター王女を題材にしました。彼女は自身の権力を使って王を動かし、ユダヤ人、そして国を救った女性です。そしてアルテミジアは、ルネサンス時代に女性をとても明るく、力強く描いていました。600年も前から女性のエンパワーメントのために闘っていたのです。その意思は今日まで受け継がれ、私のような人間が現在は闘っています。コレクションでは彼女の作品を刺しゅうで描き、女性の力強さを表現しました。

環境を優先しても
創造性は失われない

WWD:世界のクラフトや企業との協業にも積極的です。その一つが、コレクションでもタッグを組んでいる「アカンホ(Akanjo)」ですね。

ハースト:「アカンホ」は、「クロエ」の約15年にわたるパートナーです。22年春夏コレクションで発表した、サステナブルな素材と職人の手仕事を融合するプロジェクト“クロエ クラフト(Chloe Craft)”では、過去のコレクションの余剰在庫のシルクを使ってマルチカラーのドレスやアクセサリーを作りました。私たちは、余剰在庫という“ごみ”になり得るものから何かを作り出すことで、廃棄問題を解決したいと考えています。今、資源はどんどん枯渇していて、これからのデザイナーは、“ごみ”をどのように使ってものづくりができるかを考える必要があります。再生資源であっても美しいものは作れるし、それを証明してみせます。

WWD:オーシャンソール(Ocean Sole)とはビーチサンダル“ロウ(Lou)”を製作しました。

ハースト:オーシャンソールはケニアのNPO団体で、彼らは海辺に漂着したビーチサンダルを年間約100万足収拾し、リサイクルして彫刻などのアート作品を制作しています。また、ビーチサンダルの回収や雇用を通じて、1200人以上のケニア人を支援しているほか、医療提供や1万2000人以上の学生に海洋保護の教育も行っています。環境を優先しても素晴らしいものは作れるし、創造性が失われるとは思いません。

WWD:ほかにも、「クロエ」はラグジュアリーファッションとして初めてBコープ認証(社会や環境への配慮、透明性、説明責任、持続可能性において企業のパフォーマンスを評価した認証制度)を取得しましたよね。

ハースト:Bコープに登録するのは、中〜大企業になったタイミングがおすすめです。なぜなら、ブランド規模が小さいうちは全体を見通せて、サステナブルかどうか把握できるけれど、規模が大きくなるほどそれが難しくなるから。Bコープ認証は、使用する素材や社員への待遇など約300の項目について細かく評価されるので、自分たちのブランドを見直す良いきっかけになります。認証の取得は、会社としてサステナブルな責任を持つ上で重要です。

WWD:23年春夏コレクションでは、新たな取り組み“クロエ・バーティカル”もスタートしました。

ハースト:23年春夏コレクションの一環で発表しました。商品に埋め込まれたデジタルIDを読み取ると専用ページに移動し、服に使われている素材をはじめ、製造工程や手入れ、修理方法、所有者番号付きの製品保証書などを確認することができます。顧客が求める知識や需要はどんどん広がっています。私たちデザイナーは製品の製造工程を理解していますが、私たちだけでなく、顧客の皆さんに知ってもらうことも大事。ファーストローンチでは、バッグ、シューズ、レディ・トゥ・ウエアの3カテゴリーで展開し、「クロエ」のサプライヤーや製造業者も全工程で参加しています。25年までに全製品へのデジタルID導入を目指します。


【ハースト × ファッション学生】
服が持つパワーは偉大
私たちを自由に変身させてくれる

生徒:ファッションに興味を持ったきっかけは?

ハースト:小さいころに映画「シンデレラ」でネズミや鳥の変身シーンを見て、ファッションに魅了されました。服が持つパワーは偉大で、私たちをいかようにも変身させてくれる。例えば起きたときに落ち込んでいても、気分が上がる服を着れば気持ちごと変えてくれますよね。服にはそういう魅力が詰まっていると思います。

生徒:故郷・秋田の伝統工芸を調べていくうちに、数百年から千年続く染めや織りの技法があることを知りました。将来は秋田で自分のブランドを立ち上げるため、ファッションやクラフトに興味がない人に、伝統工芸の技術の素晴らしさをどう伝えればいいですか?

ハースト:私はウルグアイやボリビアのNPO団体ともたびたび協業しています。伝統技術を自分のデザインに落とし込むには、協力し合いながら、デザインの精度を深めていくのが近道。個人的に興味があるのは、過去と未来のデザインや工芸品をミックスすること。日本の工芸品は海外の人から見てもとても魅力的。現在と過去、そしてそれを通して見る未来にワクワクします。

生徒:ものづくりにかける時間や考え方、生き方、売り方など、農場と都市におけるものづくりの違いはありますか?

ハースト:農業から一番影響を受けたことは、農業での長期的な視点をニューヨークという早いペースで物事が進む都市で実行すること。ファッションはアイデアを思いつくところから始まります。ミュージシャンが1年かけてアルバムを作り、2年かけてツアーを行うように、私は6カ月かけて8分間のファッションショーを制作します。常に時間を求めていますが、時間に縛られてはいけません。

生徒:自分のブランドも持ちながら他のブランドのデザイナーを務めるのはハードなはず。なぜ「クロエ」の仕事もしようと決めたのですか?

ハースト:「クロエ」はずっと好きだったブランドで、私自身の美の基準と「クロエ」の美の基準に違いを感じなかったから。似ている部分が多いスペイン語とフランス語みたいなものでしょうか。私はデザイン面でその感覚を分かっていたので、簡単に理解することができました。「ガブリエラ ハースト」で培った知識や経験が、「クロエ」のような大きなブランドでも役に立つか最初は不安でしたが、実際役に立ちました。この選択をしてとても良かったと思います。

生徒:5年後に達成したい目標は?

ハースト:「クロエ」を環境や生物多様性に配慮しながら、さらにクリエイティブに発展させたいです。私たちは、化石燃料に代わるエネルギーとして、核融合エネルギーの必要性を考えていて、30年までに完成することを願っています。気候変動への影響低減を目指したこの取り組みは、娘たちのためでもあります。子どもたちが成長したときに、やりたいことをやりたいだけできる世界であるために、今この問題に取り組んでいます。

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BLACKPINK起用の「アディダス オリジナルス」新キャンペーン “キャンパス ツーサウザンド”にもフォーカス

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、グローバルアンバサダーのBLACKPINK(ブラックピンク)を起用した「ホーム オブ クラシックス(HOME OF CLASSICS)」コレクションの新キャンペーンを5月15日から開始する。今回は、定番の“スーパースター(SUPERSTAR)”と“フォーラム(FORUM)”に加え、“キャンパス ツーサウザンド(CAMPUS 00s、以下キャンパス)”にフォーカスしている。

1990〜2000年代の音楽やスケート、ゲームといったカルチャーに着想を得た空間を舞台にしたビジュアルでは、「ホーム オブ クラシックス」のコレクションからお気に入りのアイテムを選んだBLACKPINKメンバーが登場。“キャンパス”を主役にしたスタイリングでは、ジェニー(JENNIE)は“キャンパス”(HQ4409、税込み1万3200円)とオールインワン(同1万3200円)、ロゼ(ROSE)は“キャンパス”(GY0042、同1万3200円)とフーディー(同1万450円)、ジス(JISOO)は“キャンパス”(HQ6396、同1万3200円)とワイドパンツ(同1万450円)、リサ(LISA)は“キャンパス”(HQ8708、同1万3200円)とTシャツ(同5500円)をそれぞれ着用した。

“スーパースター”を主役にしたスタイリングでは、ジェニーは“スーパースター(EG4958、同1万890円)とジョガーパンツ(同9350円)、ロゼは“スーパースター(EG4959、同1万890円)とTシャツ(同5500円)、ジスは“スーパースター(FY7757、同1万2100円)とラップスカート(同6600円)、リサは“スーパースター(FY7757、同1万2100円)とショートパンツ(同4950円)を選んだ。

メンバーは、「『アディダス オリジナルス』の時代を超えて愛されるクラシックスニーカーをお祝いする『ホーム オブ クラシックス』キャンペーンの一員になれたことを光栄に思っています。私たちは、ファンの皆さんが私たちと同じようにこのコレクションを愛してくださることを願っています」とコメント。

同キャンペーンの立ち上げを記念し、BLACKPINKにフィーチャーした「ホーム オブ クラシックス ウィークエンド(HOME OF CLASSICS WEEKEND)」を5月20日から、東京と大阪の店舗を中心に順次開催する。内容は、限定ポストカードの配布やスペシャルフードトラックの展開、BLACKPINKの人気曲のダンスレッスン。

ポストカードは、東京と大阪の全4店舗で商品購入者を対象に「ホーム オブ クラシックス」のポストカード(全2種)を1枚プレゼントする。フードトラックは期間中、原宿店前と心斎橋店周辺で展開し、フードやドリンク購入者には特製ステッカー(BLACKPINKメンバーの個人ビジュアル、計8種)を1枚提供する予定だ。ダンスレッスンは、アトモス ピンクのダンススタジオで、スリーストライプスのスニーカーを履きながらBLACKPINKの「Pink Venom」と「How You Like That」の踊ることができる。詳細はホームページで紹介している。

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ポーラ「B.A」の引き締め泡乳液が発売1カ月で予測の3倍売り上げ 「乳液の既成概念を覆す」と支持

ポーラは、最高峰ブランド「B.A」の引き締め泡乳液“ミルク フォーム”が発売から1カ月で予測の3倍の7万4000個を販売した。保湿や肌を柔らかくする機能に加え「肌を引き締める」という、通常の乳液とは異なる価値が支持された。

“ミルク フォーム”は、マスク生活の長期化などから、もたつき・ハリのなさなどによる顔印象を気にする声が年代問わず増加していることに着目して開発。2種のポリマーの組み合わせと、2種のガスで作られる滑らかな泡乳液がほぐれて引き締めベールに変わる新処方のバンテージングフォーム処方を採用。引き締まったハリ肌をかなえる乳液として誕生した。4月1日の発売初日から予想を上回る反響で、3カ月間の予測販売数を約1カ月で達成。1品で同社全乳液(10品)のトータルでの月平均販売数(2022年5月~23年4月の月平均販売)の約2.5倍の実績となった。

同社によると、マスクフリー生活が始まるとともに、もたつき・ハリのなさなどによる顔印象を気にしたり、マスクを外すことに抵抗を感じたりする悩みが増えているという。“ミルク フォーム”は乳液であるのに泡という剤型と保湿だけではなく、引き締めるベールに変わる処方を採用したことで、「乳液の既成概念を覆す」と支持を集めている。現在、入荷街の店舗が多数あるが、6月末~7月以降に順次入荷する予定。また各販売チャネルでも順次、予約受付を開始する。

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ポーラ「B.A」の引き締め泡乳液が発売1カ月で予測の3倍売り上げ 「乳液の既成概念を覆す」と支持

ポーラは、最高峰ブランド「B.A」の引き締め泡乳液“ミルク フォーム”が発売から1カ月で予測の3倍の7万4000個を販売した。保湿や肌を柔らかくする機能に加え「肌を引き締める」という、通常の乳液とは異なる価値が支持された。

“ミルク フォーム”は、マスク生活の長期化などから、もたつき・ハリのなさなどによる顔印象を気にする声が年代問わず増加していることに着目して開発。2種のポリマーの組み合わせと、2種のガスで作られる滑らかな泡乳液がほぐれて引き締めベールに変わる新処方のバンテージングフォーム処方を採用。引き締まったハリ肌をかなえる乳液として誕生した。4月1日の発売初日から予想を上回る反響で、3カ月間の予測販売数を約1カ月で達成。1品で同社全乳液(10品)のトータルでの月平均販売数(2022年5月~23年4月の月平均販売)の約2.5倍の実績となった。

同社によると、マスクフリー生活が始まるとともに、もたつき・ハリのなさなどによる顔印象を気にしたり、マスクを外すことに抵抗を感じたりする悩みが増えているという。“ミルク フォーム”は乳液であるのに泡という剤型と保湿だけではなく、引き締めるベールに変わる処方を採用したことで、「乳液の既成概念を覆す」と支持を集めている。現在、入荷街の店舗が多数あるが、6月末~7月以降に順次入荷する予定。また各販売チャネルでも順次、予約受付を開始する。

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時計「チューダー」が6月2日、渋谷キャットストリートに国内6店舗目の路面店

「ロレックス(ROLEX)」の兄弟ブランドであるスイス時計「チューダー(TUDOR)」は6月2日、東京・渋谷のキャットストリートに国内最大規模の新店舗をオープンする。

ブランドカラーである黒と赤を用いた店内の総面積は約143㎡。2フロア構成で、1階にはガラス張りのウオッチテクニカルルームを備える。同ルームにはスペシャリストが駐在し、メンテナンスを受け付ける。

2階には幅4m超の大型LEDビジョンを配置し、「ブランドスピリットである“大胆な挑戦”をテーマとした躍動感あふれる映像を流す」という。

商品ラインアップとしては、ブティック限定モデルなどを用意する。

「チューダー」は1926年に創業。2019年に日本初のブティックを銀座・並木通りにオープンした。渋谷店は大阪・心斎橋、広島、石川・金沢、福岡に続く国内6店舗目となる。

■チューダー ブティック 渋谷
オープン日:6月2日
時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
住所:東京都渋谷区神宮前5-17-20 1・2階

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「シャネル」2024年プレ・スプリング・コレクション

「シャネル(CHANEL)」が2024年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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【スナップ】「H&M」×「ミュグレー」のローンチイベントに仲里依紗や金子ノブアキ、池田美優らが来場

 「H&M」はこのほど、「ミュグレー(MUGLER)」とのコラボコレクション発売を記念して、ローンチイベントを開催した。コレクションは銀座並木通り店、渋谷店、新宿店、心斎橋店、天神店、公式オンラインストアで5月11日に発売した。

 イベントでは、姉妹ダンサーのSIS(SAKRA、CHINATSU)とSISTERLY(Yume、HIMARI)によるダンスパフォーマンスを実施。仲里依紗をはじめ、金子ノブアキ、池田美優、柳俊太郎、中島美嘉、村重杏奈、楓、マギー、Hina(FAKY)、Mikako(FAKY)ら豪華ゲストが参加し、ローンチを祝福した。

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マッシュスタイルラボがVMD・プレス・企画デザイナーなどの専門職を募集

 マッシュスタイルラボは、さらなる事業拡大に際し、専門職(VMD・プレス・企画デザイナー)を募集している。情熱を持って主体的にブランドを作れる人を求めており、配属ブランドは希望や適正に応じて検討する。

 VMD職は、必須要件をアパレルなどの店舗VMDの経験、もしくは店舗・展示会・ポップアップいずれかの空間デザイン経験とし、イラストレーターを使ったプレゼン資料や図面作成の経験を歓迎する。主な業務は、店舗VMDの管理や店舗ショーウィンドウの制作、商業施設のウィンドウやポップアップ店舗の制作・設営、展示会の参加など。

 プレス職においては、アパレル業界でのプレス経験(リース対応・撮影ディレクション等)と基本的なPCスキル(Excel・Word・PowerPoint)を必須要件としている。業務内容は、キャラバンやイベント、展示会等の企画・実施、イベントへのメディア誘致及び取材対応、メディアプラン作成など。そのほか、ターゲットメディア及びスタイリストへのアプローチ、掲載記事の確認・校正、リリース作成、インフルエンサー等とのリレーション構築なども担う。

 企画デザイナーは、カットソーや布帛、ニットをはじめとするウィメンズもしくはメンズウエアの企画デザイン経験を必須要件とし、SNSの使用や発信が得意である人を歓迎する。業務は、トレンドサーチから企画デザイン、サンプル制作および採寸を含む納品前のサンプルチェックなど。

 マッシュスタイルラボは、「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」や「フレイ アイディー(FRAY I.D)」「リリー ブラウン(LILY BROWN)」など、多種多様なブランドを手掛ける。”私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。”という企業理念と"ウェルネスデザイン"をスローガンに、明確なコンセプトのもと、多様な個性を持つブランドが次々にデビューしている。

募集職種
専門職(VMD・プレス・企画デザイナー)

雇用形態
正社員
※試用期間中は契約社員扱い

応募条件
①VMD
<必須要件>
下記のいずれか
・アパレルVMD経験
・店舗VMD業務経験(店長経験歓迎)
・店舗/展示会/ポップアップいずれかの空間デザイン経験
<歓迎要件>
・業務上でのillustratorを使用したプレゼン資料や図面作成経験
<求める人物>
・ファッションが好きで感度の高い方
・成長意欲の高い方
・マッシュブランドが好き、もしくは興味のある人

②プレス
<必須要件>
・アパレル業界でのプレス経験
※リース対応・撮影ディレクション等の経験必須
・基本的なPCスキル(Excel・Word・PowerPoint)
・マッシュスタイルラボのブランドが好き、もしくは興味がある人

③企画デザイナー
<必須要件>
・カットソー/布帛/ニットをはじめとするウィメンズウエアの企画デザイン経験
<歓迎要件>
・SNSの使用や発信が得意または好きな人
<求める人物像>
・トレンドに敏感な方、情報収集が得意な人
・誰とでもコミュニケーションが取れる人

勤務地
東京都千代田区麹町5-7-2 麹町ダイビル

給与・待遇
360万円以上(年俸制)
※詳細は前職(現職)給与、経験を加味し決定する

勤務時間
裁量労働制
※1日8時間、目安として10:00~19:00

休日休暇
・完全週休2日制(土日祝日)
・夏季休暇
・年末年始休暇
・有給休暇
・特別休暇
・子どもの看護休暇
・ウェルネス休暇(年4日)

待遇・福利厚生
・交通費支給(上限月額3万円まで)
・グループ内社員割引制度
・社会保険完備
・育児支援制度
・社員食堂/託児所あり
・産前/産後休暇
※試用期間あり(3カ月・条件変更無)

応募期限
3カ月間
本情報は4月21日時点の情報です。採用状況に応じて予告なしに応募や掲載が終了する場合がありますので、予めご了承ください。

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【2023年水着】「マリメッコ」からリサイクルナイロンを使用したスイムウエアコレクションが登場

 ルックが手掛けるフィンランドのデザインハウス「マリメッコ(MARIMEKKO)」は5月1日に表参道店とオンラインストアで、リサイクルナイロンを使用した新作スイムウエアを発売した。

 今夏の新作はワンピース(2万7500円)やビキニ(1万3200円)、ラッシュガード(2万7500円)、ボトムス(9900円)などさまざまなデザインの8アイテム。トップスとボトムスはミックスコーディネートも楽しめる。

 アクアフィル社の「エコニール(リサイクルナイロン)」を使用したボディーの柄地には、“ウニッコ”や“ヨーナス”などのアイコニックなプリントを施し、夏のクリーンで爽やかなムードを連想させる。

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パリ発ジュエリー「シャルロット シェネ」の美しい店づくり 日本出店も視野に

シャルロット・シェネ/「シャルロット シェネ」デザイナー

PROFILE:フランス・パリのスタジオ・ベルソーを卒業後、ニコラ・ジェスキエールが率いる「バレンシアガ」でアシスタントデザイナーを9年間務め、ジュエリーコレクションの立ち上げにも参画。2012年からは「ケンゾー」「パコ ラバンヌ」などでレザーグッズやアクセサリーのコンサルティングを担い、15年に自身のブランド「シャルロット シェネ」を設立した。同年にはフランス国立モード芸術開発協会主催の「ANDAMファッション・アワード」のアクセサリー部門でグランプリを受賞。21年12月に、パリ1区に初の旗艦店をオープンした

フランスのジュエリーブランド「シャルロット シェネ(CHARLOTTE CHESNAIS)」は、2015年の創設以降モード好きからキャリアウーマン、セレブリティまで幅広い女性から支持を得ている。現在の卸先は世界の有力店を中心に100以上で、自社ECも合わせてグローバルで販路を広げてきた。

また同ブランドは、卸とECだけでなく、直営店での購買体験も大切している。22年12月には、パリ6区のサンジェルマンデプレ大通りに2店舗目の直営店を開いた。デザイナーのシャルロット・シェネは、「子供の頃からなじみのある通りで、現在住んでいる左岸に店を持てたことは私の誇り」と語る。21年12月に初の旗艦店をパリ1区に開いたことがジュエリー制作にも影響を与えたほか、渡航制限が解除後に約3年ぶりに訪れた日本でもうれしい発見があったという。“小宇宙”をテーマにしたユニークな新店舗で、「シャルロット シェネ」のビジネスからクリエイションまでを聞いた。

小宇宙のような空間づくり

──1店舗目のオープンから約1年後という短い期間で、2店舗目を構えた経緯は?

シャルロット・シェネ(以下、シェネ):もともと予定していたわけではなかった。家に帰る時に自転車でサンジェルマンデプレ大通りを通ると、ある日空きテナントを見つけて、ここが2店舗目だと即決した。17歳でパリに移り住んだ時、最もパリらしい街並みだったのでサンジェルマンデプレ地区を選んだ。その後、多くの地区に引っ越したが、結局ここに戻ってきて今は左岸に暮らしている。この周辺は週末に家族で出かけるエリアだから、私にとってなじみある場所。ラグジュエリーブランドや新しいコンセプトのお店が続々とオープンし、クラシックでありながら進化しているエリアだ。それに、このスペースがとても気に入ったから、せっかくならと店を開く決意をした。

──新店の内装のこだわりは?

シェネ:新店では、1店舗目の内装でコラボレートした、オランダ人建築家アン・ホルトロップ(Anne Holtrop)と再びタッグを組んだ。天井の高い空間で、小さなジュエリーが主役になるというコントラストを生み出したかった。凍った滝のような半透明の一枚板でディスプレーするジュエリーは、時間的にも、空間的にも浮遊しているように見え、タイムレスな雰囲気を醸し出している。大通りから差し込む光が透明なリサイクルアクリル版に反射し、半透明の壁に微妙な影を落として、ジュエリーに陰影を与える。素材の質感と形を生かしたユニークな空間で、訪れる人に不思議な“体験”を提供したい。ここは私のファンタジーを投影した、パリの小宇宙のような場所だ。

──中2階の小さなスペースは、全く異なる内装だ。ここはどのようなコンセプトでデザインした?

シェネ:テナントを見つけた時、このスペースはファインジュエリーが並ぶプライベートサロンのような空間にしたいとすぐに思った。他の場所と切り離されたように感じる異空間で、何時間でもリラックスして過ごせる、プライベートなショッピング体験を提供したい。フェルト調の厚手のカーペットがエレガントで親密な感覚を表現し、漆塗りした深いひすい色のレトロな壁に、照明の光が柔らかく反射する。いつの時代とも表現できない空間を意識した。

──実店舗を構えた経験が、ブランドや自身にどのような影響を与えた?

シェネ:以前はイヤリングが最重要カテゴリーだったが、1店舗目を開いてからはリングに変わった。理由は、実店舗でサイズを試着できるというメリットと、テーブルに置いた際と身につけた時の見え方が違い、顧客がジュエリーの仕掛けを体験できるから。さらに「販売員はどのようなジュエリースタイリングをしているのだろう」「実際に着用したら似合うだろうか」とさまざまな期待を持って来店し、オンラインでは不可能な体験を求めて店に足を運んでくれる。コレクションだけでなく、空間や音楽、照明、パッケージなど、実店舗ならではの側面を通してブランドのDNAを表現できるというのは、私に新たな視点とアイデアをもたらし、クリエイションの幅を広げてくれた。

新店は日本以外考えていない

──昨年の秋に来日した際、日本でどのように過ごした?

シェネ:コロナ前は年3〜4回訪れていたが、今回は約3年ぶりの日本だった。東京に滞在してトランクショーを行い、たくさんの取材を受け、日本の友人に会うことができた。自由時間が24時間だけあり、京都に行って日本独自の文化と空気に触れられたけど、もっと長く滞在したかった。

──日本市場についてはどういう印象?

シェネ:日本市場はヨーロッパに続く上位のマーケットで、今も成長を続けている。西洋人に比べて小柄な日本人に合う、小ぶりなジュエリーをデザインしようと思えたのが今回の来日の成果。文化の全く異なる日本でジュエリーが愛され、需要が高まっているという事実は、私にとって自信と誇りにつながる。それに、日本市場に合うジュエリーを届けたいという意欲も駆り立てられた。東京で見知らぬ人が私のジュエリーを着用しているのを見た時も、パリとは違う特別なうれしさだった。日本の街並みや人々、建物から空気まで、さまざまな経験がクリエイティブなマインドを刺激してくれる旅だった。

──次に掲げるビジョンは?

シェネ:日本に3店舗目をオープンさせたい。物件探しは先の見えない旅のようだから、現段階では時期などの約束できないけれど。それでも、新店を開くなら日本以外考えていない。ブランドの世界観に没入できる実店舗での体験を、日本でも提供できる日を心待ちにしている。

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