アダストリア「ニコアンド」が監修する戸建て住宅発売 「将来は空き家再生にも携わりたい」

アダストリアのライフスタイルブランド「ニコアンド(NIKO AND…)」が、住宅関連のビジネスを強化している。ハウスメーカー、リブワークの子会社リブサービス(熊本、難家嘉之社長)と提携し、5月17日から「ニコアンド」が監修する新築戸建て住宅“ニコアンド エディットハウス(以下、エディットハウス)”を、全国のハウスメーカー向けにライセンス販売。今後、中古住宅のリノベーション、新築アパートの監修などにも分野を拡げると共に、アダストリアの他ブランドでも同様ビジネスを目指す。

“エディットハウス”は、「ニコアンド」が国内外170店超の店舗開発で培った空間編集のノウハウを生かして監修した戸建て住宅。ライセンス加盟を希望するハウスメーカーは、加盟金200万円(税別)とライセンス費用月額55万円をリブサービスに支払うことで、“エディットハウス”の商標、建築物や内装のデザイン、販促物、販売ノウハウといったIP(知的財産)を使用でき、モデルハウスを建てて集客する。リブサービスは1都道府県あたり3社、都市部では4〜5社を上限にハウスメーカーと契約する。

アダストリアはリブサービスからライセンス収入を得る形。今回の取り組みによるライセンス収入は、「最大で年間5億円規模に育つと見ている」と、アダストリアのBtoB事業管轄部署、ライフスタイルクリエイション部の好村有平シニアマネージャー。「ニコアンド」を皮切りに、「スタディオ クリップ(STUDIO CLIP)」「ベイフロー(BAYFLOW)」などでも同様のビジネスを広げていく。

モデルハウス来場者が4倍に

リブサービスとしては、「新築戸建ての着工戸数は年々減少しており、ネット上での情報収集が盛んになったことで、お客さまが訪問するモデルハウスの件数自体が減っている」(難家嘉之リブサービス社長)という悩みがあった。住宅購入世代でもある20〜40代男女を主要顧客とする「ニコアンド」と組むことで、モデルハウスへの集客を増やし、値引き競争からの脱却を狙う。実際、リブワークが2022年6月に福岡で公開した「ニコアンド」と組んだモデルハウスは、来場者数がリブワーク社内の平均に対し約4倍で推移し、「初年度の受注数は合格ラインが20〜25棟のところ、45棟だった」という。一般的に、ブランド住宅は今回のようなIPライセンス契約ではなく、フランチャイズ契約で建てられることが多いというが、「IPライセンスではフランチャイズのような指定の建築構造材購入の縛りなどがなく、ハウスメーカーの加盟障壁が低い」と難家社長はメリットを語る。

ライセンス加盟者の募集開始と合わせ、千葉・幕張の幕張ハウジングパークでモデルハウスの公開を始めた。“インダストリアル×クラフト”といった「ニコアンド」の店頭と共通する内装コンセプトを導入し、空間をあまり仕切らない間取りや、ショップのような見せる収納、趣味を楽しめる空間作りなどの6つの編集ポイントを特徴とする。モデルハウス内の家具や食器は、全て「ニコアンド」で販売している商品。成約者には20万円分の「ニコアンド」の買い物券も提供する。リブサービスとライセンス加盟者との間で住宅の販売価格の取り決めは行わないが、イメージとして、1坪あたりの建築工費は60万〜90万円。

アダストリアは、21年に子会社化した飲食企業ゼットンを通し、葛西臨海公園(東京)や山下公園(横浜)の公園再生事業も行っている。「今回の住宅監修を入り口にして、グループ内の公園再生ノウハウも生かし、社会問題化している空き家の再生や街作りなど、将来的には社会との共創事業にも取り組んでいきたい」と、星野明アダストリア執行役員ニコアンド営業本部長は話す。

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山本寛斎が惚れ込んだ服飾芸術家、山崎良太 ハンドメードの圧倒的なエネルギーを宿す服

山崎良太/「アンチ」デザイナー兼アーティスト

1978年奈良県生まれ。京都芸術短期大学(現、京都造形芸術大学)のファションデザイン科を卒業。卒業後はビンテージショップやセレクトショップの販売員として働くかたわら、制作活動を続ける。「アンチ」というブランド名で2014年から作品を発表。服では史上初の第24回岡本太朗現代芸術賞に入選

“Anti=対抗”をブランド名に掲げて、ハンドメードでパッチワーク作品を制作する孤高の服飾芸術家、山崎良太。その制作には数年かかるものもあるという。なぜ、彼はそんなに長い年月を1着に費やすのか。その答えに山崎の求めるファッションがある。父親と岡本太郎、山本寛斎から授かった感動と、狂気と隣り合わせる山崎ならではの愛の表現はまもなく、圧倒的なエネルギーを宿す服として世界の琴線に触れようとしている。

対抗こそが自分の歩むべき道

WWD:ミシンを使わず全てハンドメードによって制作するのが「アンチ(ANTI)」の特徴だが、このスタイルに至ったきっかけは?

山崎良太(以下、山崎):ファッションに触れるようになってから、次第に周りとの温度差を感じるようになりました。特に一過性のファッションに対してファッションであるものの、僕が目指すものではないという思いが心の中にあって。そこから自分なりの表現方法を模索して、流行の真逆の存在として1つの服に時間とパワーをとことんかける方法に挑みたいと感じたことが今のスタイルの入り口にあります。

WWD:気づきの時期は具体的にいつ頃だったか

山崎:1つに、僕が京都芸術短期大学(現、京都造形芸術大学)のファションデザイン科に属していたときの違和感があります。当校に限らず授業では学生全員がデザインについて同じ内容を学びますが、同じ内容を教えているにもかかわらずなぜ成績の優劣を判断するのか納得がいかず、反抗心を剥き出しにしていたことを覚えています。そういった気持ちから、卒業制作ではわざとミシンを使わず、石膏で型を取ったゴム素材の服を作って提出しました。現在の表現方法とは異なりますが当時から「みんなと違う手法で作った服でも、これは服だ」という自分なりの主張があったと思います。

WWD:他にも、自身のスタイルに影響を与えているものは?

山崎:父です。中でも印象深い出来事は僕が小学1、2年生の頃、ローラースケートブームがありました。まわりの子たちが手に入れているのを見て自分も欲しくなり、父にお願いしたんです。すると父は「よし、作ったるわ!」と、下駄に車輪をつけたローラースケートを自作してくれました。僕は「ありがとう!さっそく滑ってくるわ!」と無邪気に家の外へと飛び出しましたが、それがまぁ見事に前へ進みませんでした(笑)。当然、「お父さん、これ全然進まへんわ!」となるわけですが、それを見た父は「滑られへんのもいいやん」と言ったんです。このときの父の言葉は、今の僕の服作りを支えるルーツになっています。「これでもいいんだ」「これがいいんだ」と思えるようになったので。それに、父は僕ら世代では珍しく主夫でした。下駄を素材にしようと考えた発想もまた、今思えばまわりに流されないパンクな存在だったのではないかと思います。

WWD:卒業後、ブランド設立までの職歴は?

山崎:卒業後は大阪、東京でビンテージショップやセレクトショップの店頭に立ったり、バイイングをしたりしていました。その間も、積極的に販売していませんでしたが、作品作りを継続してきて、当時作ったバッグは今でも自分で使っています。自らのブランドとして「アンチ」を発表したのは2014年です。同時期に他ブランドのアーカイブと自分の作品を販売するアトリエ兼ショップ、初流乃(HARUNO)を渋谷に構えました。

死ぬまで続く作品制作に完成はない

WWD:ブランド名「アンチ」が示す姿勢はデザイナー自身の気概や作風から存分に受け取ることもできるが、そもそもの由来はあるのか

山崎:芸術家・岡本太郎さんの著書「自分の中に毒を持て」(青春出版社)の一説に「アンチである、と同時に自分に対しても闘わなければならない」とあります。アンチという言葉はそこからです。岡本太郎さんについては元々、僕の父がすごく好きだった方なんです。父は僕が19歳のときに事故で急死しました。遺品を整理した際に、岡本太郎さんに対する父の敬愛に触れ、同時に自分が幼い頃に岡本太郎さんの展覧会に連れて行ってもらったことなども思い出し、父のルーツを辿る意味で当時住んでいた京都から東京の岡本太郎記念館や川崎市の岡本太郎美術館に足を運びました。そこで僕自身、岡本太郎さんの作品に感銘を受けたんです。もし父が亡くなっていなければ岡本太郎さんに興味を抱かなかったかもしれないので、とても意味のあることだったように感じています。また、後々になって気づいたことですが、今の自分の作風で、特に原色の取り入れ方などは幼い頃に目にした岡本太郎さんの作品が影響しているのかもしれないと感じることがあります。

WWD:父親と岡本太郎の関係性と紐づくかのように、2020年に自身のブランド「アンチ」も服では史上初となる岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)に入選を果たしている。これは以前から望んできたものだったのか

山崎:いえ、そういうわけではありません。ブランドを立ち上げてから毎年展示会を開催してきたのですが、コロナ禍によって開催が難しくなりました。そのタイミングで何か別のことに挑戦しようと考えていたときに、ちょうどTARO賞の存在を知って応募しました。賞に出した作品は5年以上かけて制作してきたものです。

WWD:入選した作品は古着を土台に、既製品の生地やパーツが細かにあしらわれているが、完成に至るまでのプロセスはどこまで緻密に描いているのか

山崎:実際の制作過程では明確な着地イメージはなく、素材を直感的に選び、あるものを思うままに縫い合わせていきます。なので「これで完成」というゴール設定はありません。だからといって服である以上は「着る」ことから絶対に外れないようにしています。あと、やり直しもしません。なにか違和感が生じれば上からさらに重ねる手法を選んでいます。TARO賞のときの作品も今の状態が完成形ではなく、自分が死ぬまで続けていこうと思っています。

WWD:作品内で扱う素材には希少性が高いものがあると聞いたが、具体的にどういった素材が用いられているのか

山崎:パッチワークの生地には山梨県富士吉田市にある宮下織物のデッドストックを使っています。一般的には洋服の生地は「反(たん)」で仕入れる必要がありますが、宮下織物はパッチワーク主体の僕の作品に合わせて生地を仕入れさせていただいたり、残反なども「なにかに使えたら」と集めてくださったり、いつも協力してくださる本当にありがたい存在です。

宮下さんの家系は先祖代々宮司を務めていて、その歴史は1000年以上と言われているそうです。先祖代々から受け継いできた生地の質感や風合いは今見ても素晴らしく、一見オリエンタルなムードの柄や色使いですがどこか匿名性も感じます。しかし、高い技術を必要とする先染・高密度の織物を織れる職人は現在ごくわずかで、大量生産は出来ないため、生地は希少な存在。そういった魅力的なストーリー性に加えて、何より一番の理由は宮下さんと気が合うこと。現在は宮下織物の創業者の娘さんが宮下織物を経営されていて、彼女はさまざまな国に出向いてファッションの勉強をしたあとに家業を継がれたそうです。そんな彼女の話を聞くのが楽しすぎて、ときには一日中話している日もあります。

作り手と顧客が熱量を交わし合う密な関係性

WWD:作品の発表はどのような頻度で行っているのか

山崎:年に2回、展示会を開催して新作を発表しています。コレクション形式にあるような春夏、秋冬といったシーズンの区分けはあまり意識していません。ルックは毎回新たに撮り下ろしていて、信頼している写真家の弘法亮さんに撮影をお願いしています。

WWD:主な卸先、取扱店などはあるのか

山崎:卸先はなく、展示会やSNSを通じて個人購入してくださる顧客やフォロワーが国内外にいて、特に海外からの反応が強い傾向です。マドンナ(MADONNA)の専属メイクアップアーティストの方が22年のフェイバリットブランドに「アンチ」を挙げてくれたり、他にも僕の作品を着てコレクション会場に行ってくれたりする方などがいます。作品の価格ですが、今日僕が着ているコートだと90〜100万円ほどと、決して安い買い物ではありません。にもかかわらず、会ったことのないインスタグラムのアカウントから突然DMで「あなたの服を買いたい」と連絡を受けたときは正直とまどいましたが、これが現代におけるボーダーレスなコミュニケーション手段なのだと実体験できている点でもあります。

WWD:今後、取扱店舗の確保などについてはどう考えているか

山崎:僕を理解してくれる方との関係性を大切にすることを一番に考えていて、流通の手段を手広く用意することより1人ずつの熱量をしっかり感じながらつながりを増やしていきたいです。直近の国内展示会では1週間の期間中に5日間、計6回足を運んでくれた男性がいました。「自分ほど好きな人間がこの服を着るべきだと思うので買わせてください」と言ってくれて、作品を購入されていきました。そういった熱量の交わし合いが自分にとってなによりのモチベーションになっています。作品以外にもTシャツに装飾を施した比較的カジュアルなものを販売していて、作品にはなかなか手が出ない方でも手に取っていただける機会が増えています。

山本寛斎が後押しした「アンチ」の海外進出

WWD:山本寛斎との出会いのきっかけは?

山崎:4年ほど前、僕の作ったバッグをスタイリストである妻が持っており、それを見た山本寛斎さんが「それを作った人に会いたい」とおっしゃってくれて。連絡を受けてすぐに作品を持って山本寛斎事務所まで会いに行きました。

WWD:思い出に残っているエピソードは?

山崎:たくさんあります。初めてお会いしたときから、寛斎さんは想像の遥か上をいくパッションの持ち主で「君の作品は必ず世界に認められるから焦らなくても大丈夫」など、励みになるお言葉をよくいただきました。山本寛斎事務所の現・代表取締役の高谷健太さんから聞いた話ですが、寛斎さんは人や作品のことを褒めたりしない方だったそうです。でも、寛斎さんがNHK Eテレの番組「SWITCHインタビュー 達人達」にご出演されたときも僕のことを話題に挙げてくれて、会って間もない僕を英国のヴィクトリア&アルバート(VICTRIA&ALBERT)博物館につないでくれました。まるで友だちのように接してくれて本当にうれしかったです。寛斎さんが亡くなられた後、遺志を受け継いで山本寛斎事務所が開催した世界遺産ランウエイにも呼んでいただきました。

WWD:ヴィクトリア&アルバート博物館への作品披露について教えてほしい

山崎:寛斎さんと初めてお会いした日のことです。実は、僕はその翌日から展示会のためにロンドンへ渡英することになっていました。すると寛斎さんはその場で「V&Aに連絡しよう」と言い、山本寛斎事務所からV&Aの担当者にアポイントを取ってくれたんです。そして渡英後、指定された日時にV&Aへ出向き、作品を見てもらいました。僕の作品を見てくれたのはオリオール・カレンさんといって、当時開催されていたディオール(CHRISTIAN DIOR)展を仕切られていた、とても有名な方です。彼女は忙しい身でありながら時間いっぱい作品を丁寧に見てくれて、去り際には「あなたの作品を見た後に見る作品はどれもつまらなくなる」とまで言ってくれて。とにかく光栄でした。そのときのV&Aは高谷さんがアテンドしてくれたんですが、いまだに「あのときのオリオールさんの反応はすごかったよね」と2人で話すくらい深く印象に残っています。

WWD:博物館や美術館での展示には興味があった?

山崎:そうですね。積極的に取り組んでいきたいことですし、特にV&Aに関しては寛斎さんに紹介していただく前からいつか作品を披露したいと考えていた場所の1つでした。目標はV&Aで正式に自分の作品を展示することです。それはいつか必ず実現させたいです。まだ詳しくお話できないのですが、海外の展覧会のオファーも来ています。今後は国内外を問わず挑戦できる場所ならどこでもやりたいですね。

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「ミシャ」がTWICEサナのプレミアムグッズ付きスペシャルセットを発売

ミシャジャパンは、韓国コスメ「ミシャ(MISSHA)」のミューズTWICEサナのプレミアムグッズが付いた“ミシャ ビタシープラスSANAスペシャルセット”(6380円)を、公式オンラインショップにて数量限定で発売中だ。サナが大きくプリントされた缶バッジ型ミラーはコンパクトサイズで、いつでも身につけて持ち運ぶことができる。

“ミシャ ビタシープラスSANAスペシャルセット”は、高浸透リポソーム型ビタミンC配合の“ミシャ ビタシープラスシリーズ”の化粧水、美容液、クリームの3点セット購入者に「オリジナルトレカ(1枚)」と「オリジナルカンバッチミラー(76mm)」をセットでプレゼント。また、同セット購入者を対象に、次回の買い物に使える500円分のポイントをプレゼントする(ミシャジャパン公式オンラインショップに無料会員登録している人が対象)。

“ミシャ ビタシープラスシリーズ”は、毛穴悩みに着目したスキンケアシリーズ。今回セットになるのは、みずみずしい透明感のある肌に導く化粧水(200mL、1980円)、引き締まったハリ感のある肌が期待できる美容液(30mL、2200円)、15日に発売したばかりの即攻型ビタミンC誘導体を高濃度配合した集中ケアクリーム(30g、2200円)の3品。

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大人の“お腹見せ”は加減のコントロールが鍵【2023年春夏トレンド】

“Y2K”から飛び火して、大人にも肌見せ人気が広がってきました。自分の体を肯定的にとらえる“ボディーポジティブ”の流れも追い風に。ただし、大人の場合は控えめな露出にとどめ、品格を保つアレンジが肝心です。やりすぎないヘルシーな肌見せは、世界的なトレンドになりつつあります。

例えば「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」は、エレガントなレースを裾に配したトップスで、ウエストをちら見せ。レース越しの素肌がミステリアスな表情を帯びています。上下セットアップなので、ミニボトムスでも大人っぽさが保たれています。今回は、大人も真似できるお腹見せのスタイリングをランウエイルックからチョイスしました。

アウターで正面だけ肌見せ

 

控えめなお腹見せの最も手っ取り早い方法は、アウターを羽織るスタイリング。ジレやジャケットの前を開けて着れば、両サイドをカバーでき、正面だけ素肌がのぞきます。
「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、クロップド丈のニットトップスに襟付きのジレを羽織りました。ジャケットの袖を断ち切ったようなスリーブレスなので、その分襟元がしっかり存在感を発揮。少しのお腹見せにとどめて、節度をキープしました。白でまとめて、ノーブルな雰囲気も漂っています。

三角窓できれいなヌーディー感を演出

上手なお腹見せの秘訣は“三角形”にあります。トップスの裾を開いてトライアングルの隙間を作り、そこから素肌をのぞかせる手法です。遊ばせたトップスの裾に動きが出て、気負わないムードに整います。

「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」は、花柄シャツのボタンを大胆に外して、広めの三角形を演出。胸元も露出することでヌーディーさを高めました。最後にフェザーのコンパクトなトップスをレイヤードして、ボディーを引き締めました。

隙間がいざなう程よいチラ見せ

ウエストとトップスの間に空間があれば、隙間が錯覚を誘って、ボディーラインを美しく映し出します。ゆったりしたトップスのおかげで、素肌が適度に隠れる効果も期待できそう。ゆらゆらと揺れる裾は、軽やかな表情も生んでくれます。

手の込んだレース状のニットトップスが印象的な「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」。クロップド丈の裾に余裕を持たせて、ボディーラインを引き立てました。透け感がきれいなモチーフのおかげで、素肌が目立ちにくい仕掛け。ボトムスにミニスカートを選んで、健康的なレッグラインを印象付けました。

揺れるフリンジで視線を誘導

フリンジもお腹周りの素肌を隠すデザインとして便利です。トップスの裾からすだれのように垂らし、素肌がほのかに見え隠れする景色をプロデュース。別のフリンジアイテムと重ねる選択肢もありです。

「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」は、ノースリーブトップスの裾にフリンジをどっさりあしらいました。長さが不規則なフリンジのおかげで、ウエスト周りに弾むような動きが加わっています。体を動かすたびにフリンジが小刻みに揺れて、コンパクトな装いにドラマを添えてくれます。フリンジが目立つ分、自然と肌見せから視線をそらせる仕掛けです。

シアー素材で肌見せをカムフラージュ

ほのかに透けるシアー素材は、お腹のカムフラージュに好都合。素肌の透明感まで際立たせてくれます。今シーズンのトレンド素材でもあるマテリアルを上手に生かせば、肌見せセンスがさらにアップします。

「MSGM」は、チュールのミニスカートをボトムスの上からレイヤード。お腹周りにかすみがたなびくような景色を生み出しました。チュールに適度なボリュームがあるので、ウエストが引き締まって映るおまけ付き。かなり肌見せゾーンが広めですが、チュールの効果でうまくぼかされています。

大人のお腹見せは、羽織り物やかぶせテク、隙間作り、ボタン開けなど、見え加減をコントロールするアレンジがポイント。くびれを強調するようなスタイリングは、サマールックを健やかに見せてくれます。品格を保ちつつ、ヘルシーでアクティブな雰囲気を印象付けやすいお腹見せを、これからの季節にぜひトライしてみませんか。

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「エスティーローダー」がリップアイテム2種を新発売 ゴールドパッケージの“幸せリップ”も

「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は5月26日、高密着、高発色、高保湿が特徴のリップスティック“ピュア カラー リップスティック”(全44色、各4950円)と、ロングラスティングで人気の“ダブル ウェア”シリーズからリップライナー“ダブル ウェア ステイ イン プレイス リップライナー”(全6色、各3630円)を発売する。

“ピュア カラー リップスティック”はクリーム(全17色)、マット(全21色)、ハイライター(全6色)の3つのテクスチャーをそろえ、いずれもひと塗りで鮮やかな発色をもたらす。また、塗り心地をなめらかにし唇に潤いを与える、自然由来の高保湿成分も配合している。

“ダブル ウェア ステイ イン プレイス リップライナー”はリップペンシルとブラシのデュアルエンドタイプで、ペンシルで唇の輪郭を縁取り、ブラシでラインをぼかし自然に馴染ませる。ベルベットマットの質感でカラーはレッド、ブラウン系、ピンク系、モーブ系の6色をラインアップ。唇を乾燥から守るホホバオイルなどの保湿成分も配合している。

そのほか、“幸せリップ”の愛称で親しまれている柔らかな発色のピンクシェード・クリスタルベビーのリップスティック“ピュア カラー リップスティック クリスタル 564 クリスタル ベビー”(4950円)が高級感あふれるゴールドパッケージで登場。同商品は現在販売中だ。

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「エスティーローダー」がリップアイテム2種を新発売 ゴールドパッケージの“幸せリップ”も

「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は5月26日、高密着、高発色、高保湿が特徴のリップスティック“ピュア カラー リップスティック”(全44色、各4950円)と、ロングラスティングで人気の“ダブル ウェア”シリーズからリップライナー“ダブル ウェア ステイ イン プレイス リップライナー”(全6色、各3630円)を発売する。

“ピュア カラー リップスティック”はクリーム(全17色)、マット(全21色)、ハイライター(全6色)の3つのテクスチャーをそろえ、いずれもひと塗りで鮮やかな発色をもたらす。また、塗り心地をなめらかにし唇に潤いを与える、自然由来の高保湿成分も配合している。

“ダブル ウェア ステイ イン プレイス リップライナー”はリップペンシルとブラシのデュアルエンドタイプで、ペンシルで唇の輪郭を縁取り、ブラシでラインをぼかし自然に馴染ませる。ベルベットマットの質感でカラーはレッド、ブラウン系、ピンク系、モーブ系の6色をラインアップ。唇を乾燥から守るホホバオイルなどの保湿成分も配合している。

そのほか、“幸せリップ”の愛称で親しまれている柔らかな発色のピンクシェード・クリスタルベビーのリップスティック“ピュア カラー リップスティック クリスタル 564 クリスタル ベビー”(4950円)が高級感あふれるゴールドパッケージで登場。同商品は現在販売中だ。

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エストから“オズの魔法使い”をイメージしたスキンケア&メイクアイテムが数量限定で登場

花王のスキンケアブランド「エスト(EST)」は7月7日、「オズの魔法使い」をイメージした特別パッケージのスキンケア商品とメイクアイテムを数量限定で発売する。

限定デザインの“エスト ザ ローション 限定デザインボトル 2023”(140mL、 6600円)のほか、リップスティック“エスト ティンティッド プラウド リップス”(全3色 各3850円)、2色アイシャドウ“エスト ルミナス プラウド アイズ”(全2種、各4400円)が登場する。

パッケージはイラストレーターの北澤平祐とコラボレーションした。長い旅の果てに、求めていたものは自分の中にすでにあったと気づく「オズの魔法使い」の物語をモチーフに、“その想いは、やがて自信に変わる”をキーメッセージとして発信する。

発売を記念して、オリジナルデザインの折りたたみ傘がセットになった数量限定のスペシャルコフレも発売する。

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俳優アン・ハサウェイが大胆スリット&クリスタル装飾のドレスで魅了

俳優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が現地時間の5月16日、イタリア・ベネチアで行われた「ブルガリ(BVLGARI)」のハイジュエリーコレクション発表イベントに「アトリエ ヴェルサーチェ(ATELIER VERSACE)」を着用して出席した。

ハサウェイが選んだのは、2023年秋冬シーズンの新作ドレスだ。深く切れ込んだスリットや取り外し可能なフードもさることながら、全面のクリスタル装飾に圧倒される。

ハサウェイは、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のシルバーカラーのサンダルでルックを完成させた。

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「トリー バーチ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 夏に向け先行発売も

「トリー バーチ(TORY BURCH)」は、ポップアップストア「DESTINATION ANYWHERE POP-UP」を5月31日〜6月6日まで伊勢丹新宿本店でオープンする。

人気のハンドバッグや華やかなフローラルパターンのウエア、タオル地のトートバッグなど、夏の旅行に向けたアイテムを販売する。

またクラシックなトップハンドルのバッグをキャンディカラーでモダンにアレンジした“ボンボン ミニバッグ”が、伊勢丹先行発売で初登場する。購入者にはビーチで使用できるキャンバス地のオリジナルトートバッグのギフトも用意する。

またポップアップストアと連動して、インスタグラムで楽しめるデジタルゲームのARフィルターも登場し、モノグラムがデザインされたフロアのバーチャル迷路を進みトークンを集めると、ニューヨーク、パリ、ロンドン、東京など、代表的な都市に移動し、セルフィーの撮影ができる。

◾︎ DESTINATION ANYWHERE POP-UP
日程:5月31日〜6月6日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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エニーマインドがインドネシアのEC支援スタートアップを買収

インフルエンサーEC支援のエニーマインドグループはこのほど、インドネシアのスタートアップ企業DDI(PT Digital Distribusi Indonesia)を買収する。DDIは2019年10月に設立、ITから流通、マーケティングまでECバリューチェーン全体を支援するECイネイブラーと呼ばれる事業モデルを展開しており、直近の2022年12月期の売上高は前期比3倍増の17億8300万円と急成長している上、営業利益は4600万円、純利益は4300万円とすでに黒字化している注目のスタートアップ企業だ。

創業者のタトゥム・ケンバラ(Tatum Kembara)CEOは、ハーバード大学で修士を取得後、経営コンサルティングのA.T.カーニー、インドネシアの大手ECのBlibliを経て、19年10月にDDIを設立した。買収金額は507万ドル(約6億7500万円)で、全株式を取得し、完全子会社化する。

また、買収後もDDIの経営陣は変わらず、ケンバラCEOはエニーマインドグループのマネージングディレクターとして同社の経営陣にも加わる予定。

エニーマインドは現社長CEOの十河宏輔氏が2016年にシンガポールで創業。インフルエンサーマーケティングから生産、ECサイトの構築・運用、在庫管理、データ分析まで一貫型のEC支援サービスを日本及びASEANで展開している。23年1〜3月期の業績(IFRS)は売上収益が前年同期比27.4%増の65億円、営業損益が6000万円の赤字(前年同期は1億4800万円の赤字)、純損益は1億100万円の赤字(前年同期は6400万円の赤字)だった。

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「ダイアンボヌール」が20周年を迎えたキャラクター「うっかりペネロペ」とコラボ シャンプー&トリートメントのセットが限定登場

ヘアケアブランド「ダイアンボヌール(DIANE BONHEUR)」は、20周年を迎えたフランス生まれの人気キャラクター「うっかりペネロペ」とのコラボシャンプー&トリートメントのセット(3080円)を全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループとネイチャーラボ公式ストアで発売している。

2003年にフランスで「ペネロペ」の絵本が出版され、今年20周年を迎えた「うっかりペネロペ」。3歳のコアラの女の子が日々の生活を豊かにしてくれるキャラクターとして親しまれている。そんなキュートなペネロペがデザインされた“ダイアンボヌール ダメージリペア&シャイン シャンプー&トリートメントセット ブルージャスミンの香り”と、オリジナルデザインの特製クリアバッグがセットになって数量限定で登場した。

同アイテムはエアリーでしなやかなハリ感と毛先までのツヤ感を持続する満足度の高い仕上がり感を実現。シャンプー・トリートメントともに98%以上天然由来成分で、ダメージをケアしてサラサラの仕上がりに導く。また、厳選されたオーガニックオイル配合で毛先まで軽やかかつしなやかにまとまる独自処方を採用している。香りはフランス・グラース産フランキンセンスに華やかなジャスミンを重ねた、爽やかな柑橘とスウィートフローラルの甘く透明感のある香り。

発売に合わせてコラボツイッターキャンペーンも6月14日まで開催。ペネロペ公式ツイッターとダイアンボヌール公式ツイッターをフォロー&対象ツイートをリツイートで、“ダイアンボヌール ダメージリペア&シャイン シャンプー&トリートメントセット ペネロペコラボ〈ブルージャスミンの香り〉”と「うっかりペネロペ」ポストカードを抽選で3名にプレゼントする。

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「ダイアンボヌール」が20周年を迎えたキャラクター「うっかりペネロペ」とコラボ シャンプー&トリートメントのセットが限定登場

ヘアケアブランド「ダイアンボヌール(DIANE BONHEUR)」は、20周年を迎えたフランス生まれの人気キャラクター「うっかりペネロペ」とのコラボシャンプー&トリートメントのセット(3080円)を全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループとネイチャーラボ公式ストアで発売している。

2003年にフランスで「ペネロペ」の絵本が出版され、今年20周年を迎えた「うっかりペネロペ」。3歳のコアラの女の子が日々の生活を豊かにしてくれるキャラクターとして親しまれている。そんなキュートなペネロペがデザインされた“ダイアンボヌール ダメージリペア&シャイン シャンプー&トリートメントセット ブルージャスミンの香り”と、オリジナルデザインの特製クリアバッグがセットになって数量限定で登場した。

同アイテムはエアリーでしなやかなハリ感と毛先までのツヤ感を持続する満足度の高い仕上がり感を実現。シャンプー・トリートメントともに98%以上天然由来成分で、ダメージをケアしてサラサラの仕上がりに導く。また、厳選されたオーガニックオイル配合で毛先まで軽やかかつしなやかにまとまる独自処方を採用している。香りはフランス・グラース産フランキンセンスに華やかなジャスミンを重ねた、爽やかな柑橘とスウィートフローラルの甘く透明感のある香り。

発売に合わせてコラボツイッターキャンペーンも6月14日まで開催。ペネロペ公式ツイッターとダイアンボヌール公式ツイッターをフォロー&対象ツイートをリツイートで、“ダイアンボヌール ダメージリペア&シャイン シャンプー&トリートメントセット ペネロペコラボ〈ブルージャスミンの香り〉”と「うっかりペネロペ」ポストカードを抽選で3名にプレゼントする。

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「モルトンブラウン」とフォーシーズンズホテル京都のアフタヌーンティー フレグランスコレクションに着想を得た清涼感あふれるメニュー

イギリス発のフレグランスブランド「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」はフォーシーズンズホテル京都とコラボレーションし、6月1日から30日までアフタヌーンティーを提供する。

初夏の瑞々しさ、透明感をテーマに、「モルトンブラウン」のフレグランスコレクション“サイプレス&シーフェンネル”、“ジンジャーリリー”に着想を得た“白桃とバイオレットのヴェリーヌ”や、“ラズベリーとローズのソルベ”、“ジャスミンとマンゴーのプリン”など、豊かな香りとみずみずしい口当たりを楽しめるスイーツを用意した。コレクションカラーを彷ふつとさせるセイボリー(軽食)は食べ応えのある“紅茶マリネの鴨バーガー”に“パンプキンブリュレ クリームチーズとパンデピス”などこだわりの一品が登場する。

ドリンクはフォーシーズンズホテル京都オリジナルブレンドティーを含む、ドイツ・ロンネフェルト社のプレミアムティーセレクション27種類と、フォーシーズンズホテル京都オリジナルブレンドコーヒー、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノに加え、ヴァローナ社のチョコレートを使ったホットチョコレート2種を用意。さらに「モルトンブラウン」のコレクションをイメージした期間限定のウェルカムドリンクやモクテルも加え、合計30種以上のバラエティに富む。

価格は平日7000円、土日祝7800円で時間は12時から14時30分(ラストオーダー14時)15時から17時30分(ラストオーダー17時)の2部制で要予約だ。アフタヌーンティー利用者には数量限定で“サイプレス&シーフェンネル”と“ジンジャーリリー”の“バス アンド シャワージェル ミニボトルセット”(各30ml)をプレゼントする。

▪︎モルトンブラウン コラボレーションアフタヌーンティー
日程:6月1〜30日
時間:12:00-14:30(ラストオーダー14:00)15:00-17:30(ラストオーダー17:00)2部制、要予約
場所:フォーシーズンズホテル京都 3階 ザ・ラウンジ&バー
住所:京都市東山区妙法院前側町445-3

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【2023年キャンプ】「パタゴニア」が各地でクライミング・ポジショニングイベントを開催 トークイベントや御岳エリアの散策など

「パタゴニア(PATAGONIA)」は、5月から6月にかけて、全国各地でクライミング ポジショニングイベントを開催する。イベントを通して、クライミングのより良い未来のためのアクションの促進や地域コミュニティーとの関係性の構築を目指す。

5月19日には、パタゴニア東京・神田で「瑞牆の魅力 これまでの歩みとこれから」をテーマにトークイベントを実施する。ゲストは、クライミングジム パンプ、ビー パンプのオーナーである内藤直也氏とロッククライミング・アンバサダー、倉上慶大氏。参加費は無料で予約制、定員は30人。パタゴニア東京・神田が電話予約を受け付け中だ。

21日には、御岳ボルダリングエリアで「フィールドを守る クライミングエリアの抱える問題を考える」をテーマに御岳エリアのツアーやディスカッションなどを実施する。ゲストは、クライマーの室井登喜男、御岳クライマーズコミュニティの中井律子、日本フリークライミング協会の上野明日香、三鷹ボルダリングジム ジャムセッションの筑後昭久、中古アウトドアショップ マウンガ御岳本店の遠藤浩史。参加費は無料で予約制、定員は20人。パタゴニア東京・吉祥寺が電話予約を受け付けている。

同21日、パタゴニア 名古屋では、イラストレーターやライターとしての顔も持つクライミングインストラクター、成瀬洋平をゲストに迎え、「笠置山の自然とクライミングエリアの魅力」をテーマにしたトークイベントを開催する。イベントでは同氏から話を聞けるほか、書き下ろしの原画を展示する。参加費は無料で予約制、定員は30名。パタゴニア 名古屋が電話予約を受け付けている。

そのほか、山梨県と長野県の堺に位置する小山山では、5月27、28日の期間、廻り目平キャンプ場(長野県南佐久郡川上村川端下546-2)でアウトドアクライミングイベント「クライムオン」を開催する。リペアトラックが登場し、リペアやアップサイクルを行う。また、パタゴニア広島では、6月2日、PB クライミングの笹木靖志代表、大竹岩国ボルダリング協会の西尾淳志会長、ジムやキッズスクールの経営を行うクライマー、永井元樹をゲストに迎え、「これまでのクライミングと現状の変化」をテーマにトークイベントを行う。参加費は無料で予約制、定員は30人。パタゴニア広島が電話予約を受け付けている。

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吸水ショーツのさらなる普及目指し、「サラサーティ」ランジェリー用洗剤と「ベア」がコラボ

小林製薬は吸水ショーツ「ベア(BE-A)」などを展開するベア ジャパン(BE-A JAPAN)とタッグを組み、 “サラサーティ ランジェリー用洗剤”と超吸収型サニタリーショーツ“ベア シグネチャー ショーツ02”のセット(6050円)を5月25日に全国のドラッグストアや公式サイトなどで数量限定発売する。2社のコラボが実現した経緯と発売に向けての期待、そして今後の目標を白石千夏・小林製薬「サラサーティ」ブランドマネージャーとベアジャパンの髙橋くみCEOに聞いた。

WWD:今回のコラボセット誕生の経緯は?

白石千夏小林製薬サラサーティブランドマネージャー(以下、白石):「サラサーティ」は1988年に発売したおりものシートです。発売当時、生理については語られることは多かったものの、おりものに対しては、あまり口に出して話題にすることがなく、トイレで拭いたり、ショーツを替えたりして、密かに対処するしかありませんでした。そんな時代に「我慢しないでいいんだよ」との思いで発売したのが「サラサーティ」です。そして、1989年におりもの用経血用の洗剤として“サラサーティ ランジェリー用洗剤”を発売しました(発売当時の商品名は“ミスウォッシュ”)。昨今、「吸水ショーツの洗濯に使っている」というお客さまの声を聞くようになり、「相性がいいのかも」と思い、吸水ショーツメーカーと何か一緒にできないかと考えていました。吸水ショーツのパイオニアといえば「ベア」という認識だったので、昨年10月にベア ジャパンも弊社出展していた「フェムテック関連企業の合同展示会「フェムテック トーキョー(FEMTECH TOKYO)」で私がナンパした(笑)のがきっかけです。

髙橋くみベアジャパンCEO(以下、髙橋):小林製薬のような大手がスタートアップ企業の弊社に直接お声掛けいただき、とてもうれしかったです。弊社が行なっている生理セミナーでは「おりものは初潮を迎えるサイン」とお話ししますが、子どもだけでなく母親もそこまで知識が至っていない人が多いんです。生理の話はするけれどおりものの話までは至らず、「おりものが病気だと思って、親にも言えなかった」という話もよく聞きます。女性の体に起きる当たり前の事を丁寧に伝え、「自分だけじゃない」と思ってもらうことはとても大切です。小林製薬が「サラサーティ」を通して、おりものに対する知識や理解を広められたことは大きいですね。それに、吸水ショーツを販売するにあたり「洗濯が面倒なのでは」という声が一定数ありますから、このコラボセットには大いに期待しています。
吸水ショーツ未使用の理由の1位は「洗濯が面倒そう」

WWD:吸水ショーツの普及と洗濯は深い関係がある?

白石:弊社が行ったアンケートによると「吸水ショーツを使用してみたい」という人はおよそ7割。一方で、吸水ショーツ未使用の理由の1位は「洗濯が面倒そう(36%)」となっています。このコラボセットが、吸水ショーツ普及のネックになっている洗濯に対する面倒なイメージを払拭する役に立てればと思っています。

髙橋:「ベア」の吸水ショーツは、基本的には洗剤なしでも洗えますが、洗い方には個人差がありますし「きちんと洗えているか心配」という声も聞かれます。“サラサーティ ランジェリー用洗剤”を使って、経血を吸収したショーツを洗うと経血が下に溜まって、落ちたことを目で確認できて、すごくいいと思いました。「お風呂に入る時に浸けて、出る時にささっと洗えて便利」という声も聞かれます。

白石:この洗剤はタンパク質を分解する能力が高いので、普通の洗剤よりも経血やおりものの洗浄に向いています。20分浸けおきすればOKなので、お風呂に入る前に浸けて出る時に洗うというのはいいですね。

髙橋:弊社は吸水量にかけては自信を持って開発しています。“サラサーティ ランジェリー用洗剤”とのセットで、吸水ショーツがもっと普及するきっかけになればうれしいです。

白石:私は初めて「ベア」の吸水ショーツをはいて感動しました。それまで、生理の時に当たり前のように我慢していたことを「それは我慢することではなく、もっと快適に過ごしていい」と提案され、新たな選択肢を与えられた気持ちでした。それは、弊社が「サラーサーティ」というおりものシートを開発した時に通じるものがある、と思っています。発売当時のお客さまへのインタビューが残っているのですが、「私だけ病気だと思っていた」とか「ショーツを洗うのが女の嗜みだと教えられたが、そのストレスから解放された」などの声があり、おりものシートの発売が、おりものに対処するだけでなく、女性の人生を少しラクにできたのかな、と思いました。

WWD:吸水ショーツが普及し初めて数年経つが、それがランジェリー用洗剤の売れ行きに影響しているか。

白石:ナプキンの機能が良くなったりおりものシートが普及したりするにつれ、正直売れ行きは伸び悩んでいた時期がありました。昨今は、吸水ショーツに使う人が増え、その洗濯にも向いていることを私たちがアナウンスすることで、使用する人が増え、確実に売り上げは伸びています。

「ちょっと試してみたいな」と思っている人の後押しに

WWD:吸水ショーツの参入が増えているが、さらに浸透させるための課題は何だと思うか。

髙橋:まずは試していただく事が第一。みなさん一度試すと、こんなにラクなのかと感激してくださいます。その一方で課題もあります。吸水ショーツが広がるにつれ、品質のバラつきがあり、吸水ショーツでありながら明らかにその役割を果たさないものが販売されていることも。初めて試した吸水ショーツで失敗してしまい「吸水ショーツってこんなものか」と思われるのが、一番悲しいというか寂しいというか、悔しい。それが、初潮間もないお子さんだったら生理がトラウマになりかねません。品質が保たれたものが広まっていくことが重要だと思います。

白石:このコラボセットのターゲットは「まだ使っていないけれど、ちょっと試してみたいな」と思っている層だと思っています。フェムテックとかもそんなに知らないし、吸水ショーツも詳しくない人が初めて使うにあたって「“ベア シグネチャー ショーツ02”がいちばん適している」と私自身が使ってみて自信を持って言えますし、「サラサーティ」のような、ドラッグストアでいつも目にするメーカーと一緒に売られていると少し安心するかなと。そこはお役に立てるかな、と期待しています。

WWD:まだ発売前ではあるが、2社で次のステップの構想は?

白石:弊社は「サラサーティ」を通してずっとおりものを見つめてきました。先ほどもお話ししましたが、世の中では初潮や生理の教育はたくさんあるけれど、おりものについては、学ぶ機会が少ないので、おりものの性教育は私達の使命だと思っています。今後、ベアさんは生理と吸水ショーツの話、弊社はおりものの話をして、一緒に性教育などができればと思っています。

髙橋:ぜひに!ベア ジャパンの設立は3月30日。そして3月30日は「サラサーティ」の日ですよね(笑)。深いご縁を感じているので、よろしくお願いします

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吸水ショーツのさらなる普及目指し、「サラサーティ」ランジェリー用洗剤と「ベア」がコラボ

小林製薬は吸水ショーツ「ベア(BE-A)」などを展開するベア ジャパン(BE-A JAPAN)とタッグを組み、 “サラサーティ ランジェリー用洗剤”と超吸収型サニタリーショーツ“ベア シグネチャー ショーツ02”のセット(6050円)を5月25日に全国のドラッグストアや公式サイトなどで数量限定発売する。2社のコラボが実現した経緯と発売に向けての期待、そして今後の目標を白石千夏・小林製薬「サラサーティ」ブランドマネージャーとベアジャパンの髙橋くみCEOに聞いた。

WWD:今回のコラボセット誕生の経緯は?

白石千夏小林製薬サラサーティブランドマネージャー(以下、白石):「サラサーティ」は1988年に発売したおりものシートです。発売当時、生理については語られることは多かったものの、おりものに対しては、あまり口に出して話題にすることがなく、トイレで拭いたり、ショーツを替えたりして、密かに対処するしかありませんでした。そんな時代に「我慢しないでいいんだよ」との思いで発売したのが「サラサーティ」です。そして、1989年におりもの用経血用の洗剤として“サラサーティ ランジェリー用洗剤”を発売しました(発売当時の商品名は“ミスウォッシュ”)。昨今、「吸水ショーツの洗濯に使っている」というお客さまの声を聞くようになり、「相性がいいのかも」と思い、吸水ショーツメーカーと何か一緒にできないかと考えていました。吸水ショーツのパイオニアといえば「ベア」という認識だったので、昨年10月にベア ジャパンも弊社出展していた「フェムテック関連企業の合同展示会「フェムテック トーキョー(FEMTECH TOKYO)」で私がナンパした(笑)のがきっかけです。

髙橋くみベアジャパンCEO(以下、髙橋):小林製薬のような大手がスタートアップ企業の弊社に直接お声掛けいただき、とてもうれしかったです。弊社が行なっている生理セミナーでは「おりものは初潮を迎えるサイン」とお話ししますが、子どもだけでなく母親もそこまで知識が至っていない人が多いんです。生理の話はするけれどおりものの話までは至らず、「おりものが病気だと思って、親にも言えなかった」という話もよく聞きます。女性の体に起きる当たり前の事を丁寧に伝え、「自分だけじゃない」と思ってもらうことはとても大切です。小林製薬が「サラサーティ」を通して、おりものに対する知識や理解を広められたことは大きいですね。それに、吸水ショーツを販売するにあたり「洗濯が面倒なのでは」という声が一定数ありますから、このコラボセットには大いに期待しています。
吸水ショーツ未使用の理由の1位は「洗濯が面倒そう」

WWD:吸水ショーツの普及と洗濯は深い関係がある?

白石:弊社が行ったアンケートによると「吸水ショーツを使用してみたい」という人はおよそ7割。一方で、吸水ショーツ未使用の理由の1位は「洗濯が面倒そう(36%)」となっています。このコラボセットが、吸水ショーツ普及のネックになっている洗濯に対する面倒なイメージを払拭する役に立てればと思っています。

髙橋:「ベア」の吸水ショーツは、基本的には洗剤なしでも洗えますが、洗い方には個人差がありますし「きちんと洗えているか心配」という声も聞かれます。“サラサーティ ランジェリー用洗剤”を使って、経血を吸収したショーツを洗うと経血が下に溜まって、落ちたことを目で確認できて、すごくいいと思いました。「お風呂に入る時に浸けて、出る時にささっと洗えて便利」という声も聞かれます。

白石:この洗剤はタンパク質を分解する能力が高いので、普通の洗剤よりも経血やおりものの洗浄に向いています。20分浸けおきすればOKなので、お風呂に入る前に浸けて出る時に洗うというのはいいですね。

髙橋:弊社は吸水量にかけては自信を持って開発しています。“サラサーティ ランジェリー用洗剤”とのセットで、吸水ショーツがもっと普及するきっかけになればうれしいです。

白石:私は初めて「ベア」の吸水ショーツをはいて感動しました。それまで、生理の時に当たり前のように我慢していたことを「それは我慢することではなく、もっと快適に過ごしていい」と提案され、新たな選択肢を与えられた気持ちでした。それは、弊社が「サラーサーティ」というおりものシートを開発した時に通じるものがある、と思っています。発売当時のお客さまへのインタビューが残っているのですが、「私だけ病気だと思っていた」とか「ショーツを洗うのが女の嗜みだと教えられたが、そのストレスから解放された」などの声があり、おりものシートの発売が、おりものに対処するだけでなく、女性の人生を少しラクにできたのかな、と思いました。

WWD:吸水ショーツが普及し初めて数年経つが、それがランジェリー用洗剤の売れ行きに影響しているか。

白石:ナプキンの機能が良くなったりおりものシートが普及したりするにつれ、正直売れ行きは伸び悩んでいた時期がありました。昨今は、吸水ショーツに使う人が増え、その洗濯にも向いていることを私たちがアナウンスすることで、使用する人が増え、確実に売り上げは伸びています。

「ちょっと試してみたいな」と思っている人の後押しに

WWD:吸水ショーツの参入が増えているが、さらに浸透させるための課題は何だと思うか。

髙橋:まずは試していただく事が第一。みなさん一度試すと、こんなにラクなのかと感激してくださいます。その一方で課題もあります。吸水ショーツが広がるにつれ、品質のバラつきがあり、吸水ショーツでありながら明らかにその役割を果たさないものが販売されていることも。初めて試した吸水ショーツで失敗してしまい「吸水ショーツってこんなものか」と思われるのが、一番悲しいというか寂しいというか、悔しい。それが、初潮間もないお子さんだったら生理がトラウマになりかねません。品質が保たれたものが広まっていくことが重要だと思います。

白石:このコラボセットのターゲットは「まだ使っていないけれど、ちょっと試してみたいな」と思っている層だと思っています。フェムテックとかもそんなに知らないし、吸水ショーツも詳しくない人が初めて使うにあたって「“ベア シグネチャー ショーツ02”がいちばん適している」と私自身が使ってみて自信を持って言えますし、「サラサーティ」のような、ドラッグストアでいつも目にするメーカーと一緒に売られていると少し安心するかなと。そこはお役に立てるかな、と期待しています。

WWD:まだ発売前ではあるが、2社で次のステップの構想は?

白石:弊社は「サラサーティ」を通してずっとおりものを見つめてきました。先ほどもお話ししましたが、世の中では初潮や生理の教育はたくさんあるけれど、おりものについては、学ぶ機会が少ないので、おりものの性教育は私達の使命だと思っています。今後、ベアさんは生理と吸水ショーツの話、弊社はおりものの話をして、一緒に性教育などができればと思っています。

髙橋:ぜひに!ベア ジャパンの設立は3月30日。そして3月30日は「サラサーティ」の日ですよね(笑)。深いご縁を感じているので、よろしくお願いします

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アーバンリサーチの「URBS」が、梶原由景のロウワーケース×「グラミチ」のショーツを発売

アーバンリサーチの「アーバンリサーチ バイヤーズ セレクト(URBAN RESEARCH BUYERS SELECT以下、URBS)」は、クリエイティブ・ディレクター梶原由景が代表を務めるロウワーケース(LOWERCASE)と「グラミチ(GRAMICCI)」のコラボショーツを発売した。ネイビー、オリーブ、ブラックの3色展開で、各1万450円。

素材は、洗いざらし感がありつつもドライタッチな“デュラブルナイロン”で、海やプールにも対応する水陸両用型だ。「URBS」は、「はっ水性にも富むため突然の雨も安心」と述べる。大人がはくことを意識して、「丈は短過ぎず長過ぎず、フィット感もリラクシングに仕上げた」という。長めのウエービングベルトは、「垂らして着こなしのアクセントにして」と話す。

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【2023年水着】「バーバリー」ダニエル・リーによる初のサマーアイテム チェックを用いたスイムウエアやビーチトートなど

「バーバリー(BURBERRY)」はこのほど、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのダニエル・リー(Daniel Lee)が手掛けた初のサマーアイテムを披露し、新キャンペーンを公開した。

アイテムはスイムウエアやショーツ、バスローブ、ビーチトートなどをそろえ、1920年代にレインコートの裏地に使用して以来、ブランドの象徴として愛されている“ヴィンテージチェック”のデザインを随所に採用した。キャンペーンはタイロン・ルボン(Tyrone Lebon)が撮影し、モデルにはアレックス・シュラブ(Alex Schlab)やアンジェリーナ・ケンダル(Angelina Kendall)らを起用した。

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【2023年水着】「バーバリー」ダニエル・リーによる初のサマーアイテム チェックを用いたスイムウエアやビーチトートなど

「バーバリー(BURBERRY)」はこのほど、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのダニエル・リー(Daniel Lee)が手掛けた初のサマーアイテムを披露し、新キャンペーンを公開した。

アイテムはスイムウエアやショーツ、バスローブ、ビーチトートなどをそろえ、1920年代にレインコートの裏地に使用して以来、ブランドの象徴として愛されている“ヴィンテージチェック”のデザインを随所に採用した。キャンペーンはタイロン・ルボン(Tyrone Lebon)が撮影し、モデルにはアレックス・シュラブ(Alex Schlab)やアンジェリーナ・ケンダル(Angelina Kendall)らを起用した。

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ユニクロがドラえもんのサステナ素材の新商品を発売 さかなクンを迎えて海洋ごみを学ぶイベントを全国で開催

ユニクロは、海洋ごみを減らす活動に貢献するプロジェクト「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」の2023年夏キャンペーンを世界環境デーの6月5日から開始する。同プロジェクトはユーザー参加型で、7月4日までの期間中、対象商品の購入が寄付につながるプログラムと、東京海洋大学客員教授で魚類学者のさかなクンの協力により、全国4カ所で「スポギョミ!」イベントを実施する。

また、同社のサステナビリティアンバサダーであるドラえもんをデザインした「ドラえもん サステナモード」の新商品も同日に発売する。メンズTシャツ2柄(1500円)、キッズTシャツ1柄(990円)、トートバッグ1柄(1500円)をそろえる。

買い物が寄付につながるプログラムでは、リサイクルポリエステルを100%使用した「ドラえもん サステナモード」の新デザイン商品またはリサイクルポリエステルを一部に使用したメンズ、キッズのドライEX Tシャツの購入で、1商品あたり1USドルを海洋ごみの削減に国際的に取り組む団体に寄付する。海洋ごみ問題を子どもたちに啓発する教育プログラムに役立てる。

「スポギョミ!」では、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いにスポーツのエッセンスを加え、社会奉仕活動を競技に変換させた「スポ GOMI」を、さかなクンが隊長、「スポ GOMI」経験者のタレント、井上咲楽が副隊長となって開催する。6月5日に東京都・荒川河川敷、11日に福岡県・新宮海岸、25日に新潟県・藤塚浜、7月2日に神奈川県・片瀬東浜海岸で実施する。子どもから大人まで無料で参加でき、特設サイトで参加応募を受け付けている。参加者には、海洋ごみについて学べる特別授業を「スポGOMI」前に実施する。

さかなクンは今回、「スポギョミ!」隊長に指名された喜びのコメントを発表した。「『スポギョミ!』の隊長に任命していただき、大変光栄でギョざいます!海ギョミを減らす素晴らしいギョ活動に、ギョ一緒できる貴重なギョ機会を いただけたのは、とってもうれしくありがたい気持ちであります。皆さまに負けないぐらいたくさん見つけて、たくさん拾わせていただきたいと思います。みんなも、『スポギョミ!』に、JOIN!」

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「グッチ」がサステナビリティに特化した新店舗 国内唯一で「グッチ コンティニュアム」を取り扱い

「グッチ(GUCCI)」は5月17日、阪急うめだ本店8階にある「グリーンエイジ(GREEN AGE)」ゾーン内に新店舗をオープンした。同店は、サステナブルな素材などを採用したメンズとウィメンズ向けのウエアやラゲージ、ウオッチ、ジュエリーに加え、限定アイテムをラインアップする。

持続可能性を高めた素材や製法を採用したアイテムを中心に、「グッチ」が開発した非動物由来かつ再生可能なバイオベース原料を用いた代替レザー、デメトラ(Demetra)を使ったスニーカー“グッチ バスケット(GUCCI BASKET)”や、端材や廃棄物が原材料の再生ナイロン糸「エコニール(ECONYL)」を使用したアイテム、バイオベースの原料を用いたウオッチ“グッチ ダイヴ(Gucci Dive)”などを取りそろえる。

また、実験的なオンラインスペース「ヴォールト(VAULT)」の新プロジェクト「グッチ コンティニュアム(Gucci Continuum)」のアイテムを国内で唯一、限定販売する。「グッチ コンティニュアム」は、さまざまなデザイナーやブランド、アーティストが「グッチ」の過去のアイテムや余剰ファブリックを独自の視点でアップサイクルするプロジェクト。「ヴァンズ(VANS)」のスニーカーや「アルファ インダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)」と「スラム ジャム(SLAM JAM)」によるボンバージャケット、「エゴンラボ(EGONLAB)」と「プロレタ リ アート(PROLETA RE ART)」によるウエア、「ホダコヴァ(HODAKOVA)」のハンドバッグなどが登場。今後は、ファインジュエリーなど新しいコレクションの先行販売や限定での取り扱いを予定している。

総面積約80平方メートルのスペースは、さまざまなトーンのグリーンを特徴としている。ラグやフィッティングルームにも採用。アイボリーの壁と相まって、リラックス感ある空間に仕上げた。また、過去に他店で使っていた棚をアイボリーに塗り替えて使用したり、ラックなどの全ての什器は可動式でリサイクル可能なものを採用したり、シンプルでありながら環境に配慮してデザインした店作りになっている。

さらに店内では、サステナビリティや自然に関連したアート作品を展示。第1弾は、竹によるインスタレーションを発表するアーティスト、四代田辺竹雲斎の作品を飾っている。「グッチ」とのコラボレーションは3度目になる。

「グリーンエイジ」は阪急うめだ本店8階に4月12日にオープンした新ゾーン。環境負荷が少ない建材を使用し自然に配慮した空間を創出するとともに、消費者・企業・地域のコミュニティー・ハブとして機能しながら、自然共生型ライフスタイルを提案する。

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エコミットが衣類品回収を大手町、丸の内、有楽町エリアに拡大、11月まで

エコミットは、不要品の回収・選別、再流通を一気通貫で担うサービス「パスト」を大手町、丸の内、有楽町エリアに設置した。11月30日までの期間、同エリア内の計10箇所に回収ポストを設置する。

大丸有エリアと呼ばれる同区域では現在、衣類品とファッション雑貨の回収を受け付けている。対象品目は徐々に拡大予定。集まった衣類はリユース(再利用)や寄付を行うほか、伊藤忠商事との業務提携で展開する繊維製品の回収サービス「ウェア・トゥ・ファッション」を通じ、リサイクルポリエステル素材レニューの原材料などとして活用する。

同プロジェクトは企業連携で取り組む「大丸有SDGs ACT5」の一環として実施するもの。期間中は、「サステナブル・フード」 「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」の5つのテーマに沿って、様々な企業がキャンペーンやイベントを展開する。

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「グッチ」がソウルでデザインチーム最後のクルーズショー 90年代ハイブリッドで後任にバトンパス

「グッチ(GUCCI)」は5月16日、韓国・ソウルで2024年クルーズ・コレクションを発表した。「グッチ」は昨年、梨泰院で起こったハロウィンの事故を踏まえ、その2日後にソウルでの開催を予定していたのファッションショーを中止していた。ソウルとの“約束”を果たすために開催したファッションショーは史上初めて、14世紀に建設された景福館で開催した。王宮の重要な儀式が執り行われてきた中庭には、韓国で「国民の妹」と呼ばれる歌手のIU、ニュージーンズのハニ(Hanni)、ITZYのリュジン(Ryujin)らが来場し、メゾンと韓国、ひいてはアジアの関係性を印象付けた。日本からは、アンバサダーを務める俳優の志尊淳が駆けつけた。

クルーズ・コレクションは、引き続きデザインチームが手掛けた。5月にクリエイティブ・ディレクターに就任したばかりのサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)によるコレクションは、9月のミラノ・ファッション・ウイークでの発表を予定している。

同じくデザインチームが生み出した23-24年秋冬コレクション同様、24年クルーズコレクションは「グッチ」の歴史に着想源を得た。今回は1990年代のムードがベース。ストリートの勢いが増して、若い世代はフォーマルとのリミックスをスタート。ハイ&ロー、モードカジュアルなど、あらゆる面で相反するもののハイブリッドが進み、スタイルの多様性が一気に広まった時代だ。

コレクションは、ガウンのようなシルエットのMA-1で幕を開けた。カジュアルアイテムの代表格を、イヴニングのテクニックで形にする。ライナーは、イヴニングドレスのように鮮やかなオレンジ。メタルチェーンのクラッチバッグをコーディネートする。GGモチーフのブルゾンは、袖が着脱式。胸元にはシルクサテンの大きなリボンを飾った。韓国の民族衣装に着想得たものだ。首にはパールのネックレス、手にはGGモチーフの“ジャッキーバッグ”だが、中央にはネオンカラーのレザーをあしらった。マキシ丈のTシャツはシルクサテンで作り、ドレスのように着こなす。金ボタンをあしらった高貴なパープルのツイードジャケットには、ネオプレンのショートパンツ。キー素材となったネオプレンは、ソウルの中心を流れる漢江(ハンガン)を意識して選んだ。ビジューを飾ったスカートはヒップハングで履きこなし、メタルチェーンのネックレスをグルグル巻いたり、90年代を代表するハイブリッドは多種多様だ。

ハイブリッドして新鮮なスタイルを生み出したが、アイテムはベーシック。後任デザイナーにスムーズにバトンを渡すため、過去にインスピレーションを得つつ、パーソナルなアイデンティティは最小限にとどめようとした印象だ。前任アレッサンドロ・ミケーレ(Allessandro Michele)らしい豪華な装飾主義や個性的な色柄は、彼の退任以降段階的に控えめになっており、商品や店舗などの空間で表現する世界観は、比較的ニュートラルに近づいている。ザハトにバトンを渡す体制は整ってきた。9月のコレクションが楽しみだ。

アフターパーティーには、元2PMのジェイ・パーク(Jay Park)やエイサップ・ロッキー(ASAP ROCKY)が登場した。

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「オールモストブラック」ד花のピカソ”勅使河原蒼風のエキシビション開催 24年春夏も展示

「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、2023-24年秋冬と24年春夏コレクションの一部と、いけばな草月流の創始者である勅使河原蒼風の作品を展示するエキシビションを、東京・赤坂の草月会館イサムノグチ石庭“天国”で5月24〜29日に開催する。

“花のピカソ”と言われる勅使河原蒼風(1900-1979)は、樹塊を用いた巨大な作品や、花を使わない立体作品、コラージュ絵画などの多くの作品を通じて数々の斬新な表現を生み出した。サルバドール・ダリ(Salvador Dali)やジョアン・ミロ(Joan Miro)、イサム・ノグチ、オノ・ヨーコ、丹下健三、土門拳、石元泰博ら、ジャンルを超えて交流を深めたことでも知られる。「オールモストブラック」は、同氏をテーマにしたコレクションを23-24年秋冬と24年春夏シーズンに制作しており、今回のエキシビション開催に至った。

中嶋峻太「オールモストブラック」デザイナーは、「私たちのブランドは2シーズンを通して同じアーティストをテーマにコレクションを発表している。今回のエキシビションでは、草月流の本社でもある草月会館にて、勅使河原蒼風氏と昔から親交があり、 2020年春夏シーズンに私たちとコラボレーションしたイサム・ノグチ氏デザインの石庭“天国” にて、蒼風氏の作品と共に展示する。アーティストの作品と共にエキシビションを開催する機会はとても貴重であり、私たちの夢でもあった。素晴らしい空間で、ぜひみなさまに見ていただきたい」とコメントした。

■SOFU TESHIGAHARA ALMOSTBLACK EXHIBITION
日程:5月24〜29日
会場:草月会館 イサムノグチ石庭 “天国”
住所:東京都港区赤坂7-2-2
時間:10:00〜17:00
入場料:無料

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23年の中国美容市場、コロナ前の勢いへ プレステージが急成長

約1年のロックダウンを経て、2023年の中国ビューティ市場はコロナ前の成長スピードを取り戻す勢いだ。調査会社のユーロモニター・インターナショナル(EUROMONITOR INTERNATIONAL)は、23年の中国のビューティ・パーソナルケア市場規模は前年比5%増の980億ドル(約13兆1320億円)に達すると予測する。中でもプレステージ(プレミアム)カテゴリーの成長が著しく、マスマーケットカテゴリーの規模を26年には超えるという。プレステージカテゴリーは今後5年で毎年13%、マスマーケットカテゴリーは毎年8%の成長率を見込む。同じく調査会社のバーンスタイン(BERNSTEIN)は、中国の消費者がビューティ商品に費やす1人あたりの金額は、トラベルリテールと免税店を除き、日本や韓国の数字に迫ると予測する。

バースタインによると、プレステージカテゴリーは22年1~11月に伸び続け、ロックダウン中で苦戦するビューティ市場を支えた。ECのTモール(TMALL)、CtoCマーケットプレイスのタオバオ(TAOBAO)、動画アプリの抖音(DOUYIN)において売り上げ成長率が高かったプレステージスキンケアブランドは、「シャネル(CHANEL)」「ゲラン(GUERLAIN)」「シスレー(SISLEY)」「ドゥ・ラ・メール(DE LA MER)」「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」だった。メリンダ・フ―(Melinda Hu)=バーンスタイン バイス プレジデント・ディレクター兼シニア・エクイティ・リサーチ・アナリストは、「中国市場が徐々に復調する中で、消費者の消費意欲を掻き立てるのはプレステージカテゴリーだ。特に外資ブランドは現地のオフラインビジネスが平常に戻る中、中国の国産ブランドよりも復調が早いだろう」と話す。

効果実感やエモーショナルなブランド体験が一番の購入指標に

新型コロナウイルスの影響で、中国の消費者は“ケア”カテゴリーを見直すようになった。ヤン・フー(Yang Hu)=ユーロモニター インサイト・マネジャー・オブ・ヘルス・アンド・ビューティ・アジアは、「スキンケアはただ表面的に肌をきれいにするだけでなく、内側からホリスティックにケアすることに重きを置くようになっている」と指摘。「消費者にとって商品購入の判断基準が高くなっており、ブランドイメージではなく、効果実感が一番の基準になりつつある」と分析する。また、ブランドが生み出すエモーショナルな体験や価値観もより大事になっているといい、その例として中国の伝統文化を取り入れたファッショントレンド「国潮(グオチャオ)」や、ミニマリズム、ジェンダー平等、サステナビリティなどの価値観を挙げる。

投資会社ビーイングキャピタル(BEING CAPITAL)のジェイシー・ヤン(Jeacy Yan)創業者は、成分にフォーカスしたり、マスクによる肌荒れに特化したりしたスキンケアは特に需要が高まるとの認識を示す。「ニキビケアはピーリング系が主流だが、より肌への刺激が少ない発酵系や植物由来成分がこれまでのAHAやBHAの代わりになる」と話す。またトーンアップ効果のある日焼け止めも人気で、中でも「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」「スキンシューティカルズ(SKINCEUTICALS)」「薇諾娜(WINONA)」「夸迪(QUADHA)」といったブランドへの支持が高い。

これからは若年層がエイジングケアカテゴリーをけん引するとみる専門家もいる。ラグジュアリービューティを扱う化粧品セレクトショップのジョイス・ビューティ(JOYCE BEAUTY)で中国市場のマネジング・ディレクターを務め、ジョイス・ビューティを中国で展開するクリサリス・ビューティ(CHRYSALIS BEAUTY)の創業者でもあるミリアム・ブレイ(Miriam Bray)は、「18~25歳の消費者はすでにエイジングケア商品を使い始めている。若い彼らにとって大事になのは効果実感だけでなく、パッケージや中身のテクスチャーといったブランド体験だ」と説明する。

中国発の新規ブランドが台頭

プレステージブランドの勢いが増す一方、マスブランドの存在感も健在だ。22年は「E.L.F」「トゥー フェイスド(TOO FACED)」「フーダ ビューティ(HUDA BEAUTY)」「グラムグロウ(GLAMGLOW)」「エチュードハウス(ETUDE HOUSE)」など、中国市場からの撤退や、中国でのEC事業を終了するブランドもあったが、多くのマスブランドはマーケットのノウハウを生かし、タイムリーに新商品を出すことでパンデミックの苦境を乗り越えた。

ビーイング キャピタルによると、「HBN」「ジベン(ZHIBEN)」「溪木源(SIMPCARE)」「ユニスキン(UNISKIN)」をはじめとする19年のビューティブームで頭角を現した現地の新しいスキンケアブランドも、流通取引総額10億ドル(約1340億円)規模に成長しているという。これらのブランドは、価格帯が200元(約3800円)以下だ。フー=ユーロモニター インサイト マネジャーは、「現地のCビューティブランドはすでにマスマーケットのシェアをある程度獲得しており競争も激しい。そのため多くのブランドはプレステージ市場に目を向け始めている」と話す。ブレイ=クリサリス ビューティ創業者は、「新型コロナウイルスで次世代の実業家が育ってきた。国外に旅行ができなくなり、資金を持った投資家たちが国内市場に目を向けた。同時に外国への留学から戻った若く優秀な人材も増えた。彼らは親からの資金援助を武器とするだけでなく、ロレアル(L’OREAL)やLVMHといった大手よりも中国消費者をよく理解している」と指摘する。実際、孟昭然(Zharoan Meng)が21年に立ち上げたフレグランスブランド「ドキュメンツ(DOCUMENTS)」や、イ・ヒ(Yi He)が20年に立ち上げたスキンケアブランド「ハービースト(HERBEAST)」はここ数年で急成長しており、創業者は2人ともパリへ留学・就職した経験を持つ。「ハービースト」は「アウグスティヌス ベーダ―(AUGUSTINUS BADER)」「111スキン(111 SKIN)」「エビダンス ドゥ ボーテ(EVIDENS DE BEAUTE)」といった外国ブランドと肩を並べ、世界中の化粧品を扱うジョイス・ビューティ(JOYCE BEAUTY)で唯一取り扱われているCビューティブランドだ。500~1000元(約9700~1万4900円)という価格帯で展開する「ドキュメンツ」「ハービースト」は、実店舗からスタートしローカルに根付いた世界観やコミュニティーづくりを戦略に成長した。昨年9月にはロレアルグループの中国ファンドが「ドキュメンツ」の少数株式を取得した。

各社がリアル店舗とショッピングイベントを強化

中国では昨今、実店舗に注力する店舗が増えている。昨年は「シャーロット ティルブリー(CHARLOTTE TILBURY)」「ザ・ギンザ(THE GINZA)」「花西子(FLORASIS)」「ジュディドール(JUDYDOLL)」、フレグランスブランド「トゥ サマー(TO SUMMER)」「ドキュメンツ」などがこぞってオフラインビジネスを強化した。「イソップ(AESOP)」も昨年2店舗をオープンしたほか、「シスレー(SISLEY)」は1月にスパとカフェを併設した初のアジア旗艦店「メゾン シスレー」を上海にオープンした。「スキンシューティカルズ(SKINCEUTICALS)」は昨年12月にフェイシャルトリートメントセンターと物販を合わせた新型店舗「スキンラボ(SKINLAB)」を開店。化粧品セレクトショップのセフォラやハーメイ(HARMAY)、SKPセレクト・ビューティ(SKP SELECT BEAUTY)、ボニー&クライド(BONNIE&CLYDE)などもオフラインビジネスを強化している。

ブレイ=クリサリス・ビューティ創業者は「オフラインビジネスに再び注目が集まっている。外出のついでに寄るショッピングが一つの楽しみになっている。ニッチなブランドは知名度がないため、消費者が商品を試せる場として実店舗が大きな機会となるだろう。一方で商品を店頭で試してオンラインで購入する可能性もあるため、オムニチャネル戦略が大事だ」と説明する。

25~32歳をターゲットにするジョイス・ビューティでは、“体験”にこだわっており、ブランドだけでなく店そのものにロイヤリティーをもってもらえる顧客を育てている。「化粧品小売は昔からトラフィック(来店客数)を指標としてきたが、店頭ならではの体験と顧客とのつながりを重視している」とブレイ創業者は説明する。
 
さらにセールや買い物を促すショッピングイベントが売り上げ拡大の大きな起爆剤になる。越境ECのアゾヤ・ヨーロッパ(AZOYA EUROPE)のエレーナ・ガッティ(Elena Gatti)=マネジング・ディレクターは、3月8日の国際女性デーや5月20日の中国におけるバレンタインデー「520(我愛你)の日」、EC大手JDドットコム(JD.com)による6月18日のセールイベント、アリババ(ALIBABA)による11月11日の「独身の日(シングルデー、W11)」セールをはじめ、大きなイベントが重要なタッチポイントになると説明する。「多くのブランドは7~8月ごろから『独身の日』の準備を始める。10月までに話題をつくっておけば、11月の売り上げに直結する」。

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「メゾン キツネ」から初のゴルフウエアコレクション 5月24日に発売

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」は5月24日、ブランド初のゴルフウエアコレクションを発売する。代官山店と公式オンラインストアで扱う。代官山店では5万5000円以上購入した客に、同コレクションにちなんだギフトもプレゼントする。

ポロシャツやウインドブレーカー、プリーツスカートやニーハイソックスなどクラシックなゴルフウエアに「メゾン キツネ」らしい遊び心やひねりを加えたもので、メンズとウィメンズを用意する。バケットハットやボストンバッグなどの小物もそろえる。

色使いはニュートラルカラーを軸にパステルカラーでアクセント付けし、Tシャツなどにはキツネがスイングする漫画風のグラフィックを用いる。

ビジュアルはフォトグラファーのレミ・フェラント(Remi Ferrante)が、カリフォルニア州パームスプリングスのエスキーナゴルフクラブで撮影した。

「メゾン キツネ」は、黒木理也とジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)が2002年にパリでスタートしたブランド。パリ、東京、ニューヨークなどに45以上の店舗を構え、400以上の卸先を持つ。

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「ノンケミカルの選択肢を作る責任がある」 ヘアサロン「ウカ」が提案するヘナカラー

宗教的なペインティングや染毛料などとして、5000年以上も前から愛されてきたヘナ。古代エジプトのクレオパトラもヘナでおしゃれを楽しんだという。しかし現代では自然派で頭皮や髪に優しいイメージはあるものの、使いこなすのが難しいカラー剤というイメージを持つ人も多い。

そんなヘナに現代の風を吹き込み、体を思いやりながら、満足のいくデザインをかなえるのが、トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」が提案する「ヘナ シリーズ」だ。沖縄県石垣島で有機栽培されたヘナをぜいたくに使った同リーズは、美しさと健康に真剣に向き合うウカならではのものづくりの姿勢が反映されている。顧客に対してケミカルな施術を行うからこそ、「ヘアカラーのオルタナティブ(選択肢)を提供する必要がある」と話す渡邉弘幸ウカ代表取締役CEOに、製品化の道のりから、「ウカ」が思い描くヘアカラーの未来を聞いた。

伸びる売り上げに対して頭皮に悩む顧客が増
美容師の複雑な思い

WWD:「ヘナシリーズ」を立ち上げた背景を教えて。

渡邉弘幸ウカ代表取締役CEO(以下、渡邉):10年ほど前にさかのぼる。当時からヘアカラー後の残留アルカリや、頭皮の経皮吸収率の高さは言われていて、体への負担があることは美容人としてはよく知った話だった。しかし、われわれはヘアカラーを提供する立場でもあるので、頭皮・毛髪ケアに着目した「ヘッドセラピーシリーズ」やスカルプブラシ「ケンザン」のプロデュース、ヘッドスパ、頭皮クレンジングといった施術で顧客の頭皮の健康にアプローチをしてきた。それと同時に、美容師のヘアカラーの技術が年々向上。コロナ禍という時勢が後押しして、ハイトーンカラーがブームになった。ヘアカラー比率が高まり、売り上げが伸張することはとても喜ばしいことだが、その影でヘアカラーによるジアミンアレルギーに悩むお客さまが増えてきたのだ。ジアミンアレルギーは花粉症と同じようにキャパシティを超えると発症するといわれる。それゆえに若い頃から繰り返しカラーをしてきた大人世代は特に悩んでいる人が多い。アレルギーの呼水は解明されていないが、ヘアカラー人口が増えれば、それだけアレルギーに悩む人が増えると言えるだろう。カラー剤が頭皮につかないように塗るようにしても、少量のジアミンに反応してしまう人もいる。それでも我慢して白髪を隠すためにカラーをしたいという要望に美容師たちはとても複雑な思いを感じていた。売り上げは上がるものの、お客さまにつらい思いをさせてしまっている...。経営者としても、なんとかしてヘアカラーの課題を解決したいと思ってきた。

WWD:そのような背景があって、ヘナに目をつけた?

渡邉:ヘアスタイリストのshucoさんと妻の季穂(ネイリストの渡邉季穂さん)が話しているのを聞いて、ヘナに興味を持った。shucoさんは艶のある美しい髪色をヘナで叶えていて、毛先はブリーチを施して、ヘナを使いながらもデザインも楽しんでもいたのだ。自分たちが考えているよりも、ヘナには可能性があるのかもしれないと思った。

その年の全収穫量の買取を約束
ヘナが石垣の名産になるかもしれない

WWD:市場のヘナはインド産が多いのでは。なぜ石垣産を選んだのか。

渡邉:当時はコロナ禍だったこともあり、インドに渡航することが難しかった。現地に足を運べないのでは、どのような生産者が、どうやって作っているのかを見ることができない。それではぼくたちのものづくりではないと思った。そういった意味では国内に目を向けるしか無かった。インターネットで情報収集をする中で、沖縄県の石垣島でヘナを育てているおばあのストーリーを見つけた。「ウカフェ」に野菜を卸してくれていた農家さんとのご縁で繋がりのあった石垣島で平田観光を営む奥平さんに10年ぶりに連絡。そのおばあの娘さんと奥平さんはなんと偶然にも同級生で(笑)。すぐに会うことができた。

WWD:そのおばあのヘナを仕入れている?

渡邉:おばあの畑では量産していないということで、もっと大きな規模で畑をやっている農家さんを紹介してもらった。しかし、東京から美容室がやって来ても取引が長く続くことがあまり無かったそうで、「またそのパターンか」と思われてしまったらしい。信頼を得るためにも、その年に収穫された分は全て買い取るという約束をした。さらにスタッフを連れて収穫を手伝いに乗り込んだことも。結果として、「『ウカ』だから一緒にものづくりをしたい」と思ってもらえたのではないだろうか。

WWD:石垣産のヘナがあることを知らない人も多いのでは。

渡邉:たしかにあまり知られていない。この取り組みをビジネスとして発展させていくためには、農家だけでなく、行政が石垣の名産、つまりはブランド農作物として、ヘナを認識することも必要だと思っている。石垣だけでなく沖縄の名産といえばサトウキビが思い浮かぶ人も多いだろう。サトウキビの生産には行政の金銭的なサポートが大きく、ゆえにサトウキビ農家が多いのだ。もしヘナがヘアカラー市場で存在感を増し、行政の協力を得ることができれば、石垣でヘナを作る農家が増えるかもしれない。生産量が増えれば、流通量だって増える。良い循環が生まれるはずだ。だから石垣市長にアポをとって、僕らがやろうとしていることやヘアカラー市場、ジアミンアレルギーについてプレゼンして、今もコミュニケーションを取っている。ヘアカラーのオルタナティブとしてヘナが一定の認知を得ていけば、いずれはサトウキビに並ぶ石垣の名産にヘナがなる日だって来るかもしれない。

WWD:市場に出回るヘナと「ウカ」の「ヘナシリーズ」の違いはどのようなところ?

渡邉:市場で多くを占めるのがインド産のヘナ。現状インドに足を運べていないので、調べた範囲だが、大量生産で葉と枝を選別せずに大きな枝も小枝も含めて粉砕機にかけてしまう商品もあるそうだ。対して、石垣では手で摘み、乾燥させ、葉のみを仕分けして粉砕機にかけて粉末にする。非常にプリミティブな作り方をしている。農薬・化学肥料を一切使用せず土づくりから始めているところもこだわりだ。収穫した後のヘナとインディゴの枝を燃やして炭にして追肥することで土壌がアルカリ性に傾くと、色素成分を濃く含有するヘナを収穫することができる。石垣のヘナは一般的に流通するヘナに比べて香りがマイルドなのも特徴。年に2回、多くて3回、季節ごとに収穫したものを粉末にして製品化するので、とてもフレッシュ。有機栽培の野菜が安心安全で、旬なものを食すという習慣が認知されつつあるが、頭皮につけるものも同じ考え方をして欲しい。

選択肢としてノンケミカルも用意するのが
美容室としての務め

WWD:製品化まではどのぐらいの時間がかかったのか。色の表現も難しいのでは。

渡邉:玉城さんとの出会いから3年近くが経った。彼女が持っていたヘナとインディゴを分けていただき、使ってみたのがスタート。その後、ヘナへのきっかけを作ってくれたshucoさんや、保科(保科真紀スタイリスト)をはじめスタイリストたちとともに、一から学んで行った。スタイリストたちは2年ほどかけて、ヘナとインディゴを使いこなすために、訓練を積み重ねた。昨年の「アジアビューティエキスポ」のヘアショーでは、ヘナとインディゴを使ってどこまでデザインで遊べるかに挑戦した。

WWD:昨年末からはサロンでヘナの施術を体験できるモニターを募っている。反響はどうか。

渡邉:1000ケースを目標に進めているところ。昨年11月にスタートして今年の3月までで、400人以上が体験している。2回目のリピート率は50%超。3回までは無料で体験が可能で、3回目体験以降の顧客化は肌感覚では70%程度となかなか高い水準になっている。体験をきっかけに、新規の顧客も増えている。スタッフたちも実際にヘナの仕上がりに満足している顧客の姿を見ると、机上の空論ではなくニーズを感じてもらえている。始めた当初はヘアカラー比率の中でも1〜2%いけばいい方ではと言っていたスタッフも、今では12%以上は伸びると言ってくれている。「ウカ」にはヘアで来店する顧客が年間10万人いて、そのうちヘアカラーを受けるのは7万人。そのうち1割強に上るとすれば、年間1万人以上がヘナでカラーをするという未来も遠くない。そのためにはまずは1000ケースのデータを集めたい。1000件のデータがあれば統計的にも十分な数字。これまでヘナにまつわる統計的なデータがなかったこともあり琉球大学の荒川雅志教授が興味を持ってくれて、学会発表に向けて一緒に進めているところ。先ほどの行政を巻き込むこともそうだが、うまくいくかはさておき、ヘナを拡げるためにはいち美容室の中だけでなく、親和性のあるところと手を組むことも必要だ。

WWD:サロンの施術ではどうしてもケミカルも必要。どう考えている?

渡邉:これほどヘアカラーがブームになっている昨今、既存のヘアカラーを否定するのではなく、美容室としてノンケミカルの選択肢を作る責任があると考えている。ときにヘナでデトックスするとか、コンディション作りに使ってもいいだろう。コロナ禍を経て、体を労わることが増えたことで、ヘナに共感してもらいやすい時代になったと思っている。

WWD:「ウカ」が思い描くヘアカラーの未来図とは。

渡邉:ここ数年で日本人の髪色のバリエーションは圧倒的に増えた。黒髪の日本人がこれほどヘアカラーを楽しむようになるとは誰も想像していなかった。すごくポジティブな流れだと思う。ファッションやメイクの選択肢も増え、自分の個性を表現しやすくなることはとてもいいこと。一方で、“陽”があれば“陰”があるように、業界として“陰”に対応することも必要だ。このままポジティブに髪色を楽しむ空気感はどんどん広がっていく。その一方で、体の不調を感じている人に対するアプローチも忘れないこと。それがわれわれの、そして業界としての務めだと考えている。

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「トミー ヒルフィガー」表参道がリニューアル  森星や太田莉奈、那須川天心らが祝福

「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は4月28日、アジア最大規模の表参道店をリニューアルオープンした。インテリアにはオーセンティックなアメリカの家具やトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)が敬愛するアーティストの作品を取り入れ、ブランドが培ってきたDNA “クラシック・アメリカン・クール”を随所に表現した。これまで日本の店舗では使用してこなかったイエローやグリーンの色合いを取り入れるなど、表参道店ならではのユニークな演出を施し、トミーの自宅に招かれたような世界観を作り出した。

トミーが考えるクラシックと
新しさを融合した
好奇心をかき立てるストア造り

リニューアル後の表参道店は、時代に合わせた表現を取り入れられるよう、ニュートラルなベージュトーンを基調とした。2012年のオープン当初からある造作を最大限に生かしつつ、新たな表参道店の世界観にふさわしい、建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier)のソファやルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe)のチェアなどアートなどを調達した。

さらにトミーが敬愛するジョン・オハラ(John O’Hara)やアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、コレット・フェレメレン(Colette Vermeulen)のアート作品、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)やプリンス(Prince)らのレコード風インスタレーションを設置。クラシックさと新しさ、そして遊び心に富んだトミーの“好き”を散りばめたほか、アンディ・ウォーホルとのコラボレーションアイテムも登場した。

リニューアルレセプションでは
ファッションショーを実施
東急プラザ表参道原宿をジャック

リニューアルオープン前日に行なわれたレセプションでは、東急プラザ表参道原宿の外階段でファッションショーを実施。一般客がエスカレーターを使用する真横で、ランウエイに仕立てた大階段を7人のモデルが闊歩した。さらにセレブリティを招いたパーティーには総勢200人以上が来店し、パワーアップした表参道店を祝福した。


問い合わせ先
トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
0120-266-484

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「トミー ヒルフィガー」表参道がリニューアル  森星や太田莉奈、那須川天心らが祝福

「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は4月28日、アジア最大規模の表参道店をリニューアルオープンした。インテリアにはオーセンティックなアメリカの家具やトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)が敬愛するアーティストの作品を取り入れ、ブランドが培ってきたDNA “クラシック・アメリカン・クール”を随所に表現した。これまで日本の店舗では使用してこなかったイエローやグリーンの色合いを取り入れるなど、表参道店ならではのユニークな演出を施し、トミーの自宅に招かれたような世界観を作り出した。

トミーが考えるクラシックと
新しさを融合した
好奇心をかき立てるストア造り

リニューアル後の表参道店は、時代に合わせた表現を取り入れられるよう、ニュートラルなベージュトーンを基調とした。2012年のオープン当初からある造作を最大限に生かしつつ、新たな表参道店の世界観にふさわしい、建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier)のソファやルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe)のチェアなどアートなどを調達した。

さらにトミーが敬愛するジョン・オハラ(John O’Hara)やアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、コレット・フェレメレン(Colette Vermeulen)のアート作品、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)やプリンス(Prince)らのレコード風インスタレーションを設置。クラシックさと新しさ、そして遊び心に富んだトミーの“好き”を散りばめたほか、アンディ・ウォーホルとのコラボレーションアイテムも登場した。

リニューアルレセプションでは
ファッションショーを実施
東急プラザ表参道原宿をジャック

リニューアルオープン前日に行なわれたレセプションでは、東急プラザ表参道原宿の外階段でファッションショーを実施。一般客がエスカレーターを使用する真横で、ランウエイに仕立てた大階段を7人のモデルが闊歩した。さらにセレブリティを招いたパーティーには総勢200人以上が来店し、パワーアップした表参道店を祝福した。


問い合わせ先
トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
0120-266-484

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「ウイング」の“マッチミーブラ”の新CMに渋谷凪咲 等身大の姿を披露

ワコールによる「ウイング(WING)」から5月25日、“マッチミーブラ”の新CMが登場する。同CMでは、アイドルグループのNMB48の渋谷凪咲を起用。アイドルとしての渋谷ではなく、自分らしい等身大の姿をフィーチャーする。

“ブラが、わたしに合わせてくれる”と謳う“マッチミーブラ”は、前面中心の樹脂シートが体温によって変形し、女性ならではの周期によって変化するバストにフィットするブラだ。渋谷はCMで“マッチミーブラ”を着用し、毎日生き生きと過ごす様子を表現。彼女は、「撮影中は“マッチミーブラ”が緊張をほぐしてくれた。仕事でもプライベートでも自分らしくいたいので、“マッチミーブラ”はそばにいてくれる強い味方」とコメントしている。

“マッチミーブラ”のカラーは、バイオレット、ロマンピンク、ベージュ、コン、エンジ、グレッシュブルーの6色で価格は3960円〜。

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「ウイング」の“マッチミーブラ”の新CMに渋谷凪咲 等身大の姿を披露

ワコールによる「ウイング(WING)」から5月25日、“マッチミーブラ”の新CMが登場する。同CMでは、アイドルグループのNMB48の渋谷凪咲を起用。アイドルとしての渋谷ではなく、自分らしい等身大の姿をフィーチャーする。

“ブラが、わたしに合わせてくれる”と謳う“マッチミーブラ”は、前面中心の樹脂シートが体温によって変形し、女性ならではの周期によって変化するバストにフィットするブラだ。渋谷はCMで“マッチミーブラ”を着用し、毎日生き生きと過ごす様子を表現。彼女は、「撮影中は“マッチミーブラ”が緊張をほぐしてくれた。仕事でもプライベートでも自分らしくいたいので、“マッチミーブラ”はそばにいてくれる強い味方」とコメントしている。

“マッチミーブラ”のカラーは、バイオレット、ロマンピンク、ベージュ、コン、エンジ、グレッシュブルーの6色で価格は3960円〜。

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「シュプリーム」がNY発のアート集団バーナデット コーポレーションとコラボ

「シュプリーム(SUPREME)」は、1990~2000年代に活躍したニューヨーク発のアート&ファッション集団バーナデット コーポレーション(Bernadette Corporation)とのコラボレーションアイテムを5月20日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷店や原宿店などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

アイテムはトラックジャケットとパンツのセットアップをはじめ、ワークシャツとショーツのセットアップ、フットボールジャージー、Tシャツ2型、「スポルディング(SPALDING)」とのトリプルコラボバスケットボール、ミニタオルなどをラインアップ。どのアイテムにもバーナデット コーポレーションが過去に発表したアートワークを用いるなど、彼らの活動にオマージュを捧げている。

バーナデット コーポレーションは、バーナデット・ヴァン・ホイ(Bernadette van Huy)とジョン・ケルシー(John Kelsey)、アンテック・ウォルザック(Antek Walzcak)の3人が中心となり1994年に設立。アンダーグラウンドなクラブシーンでのパーティーをはじめ、雑誌「メイド イン USA(Made In USA)」の発行や、チャイナタウンで販売されていた模倣品を使用したランウエイショーの開催、150人の匿名の書き手が参加した小説「リーナ スポールディング(Reena Spaulings)」の刊行など、アートとファッションの領域で活動した。

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「シュプリーム」がNY発のアート集団バーナデット コーポレーションとコラボ

「シュプリーム(SUPREME)」は、1990~2000年代に活躍したニューヨーク発のアート&ファッション集団バーナデット コーポレーション(Bernadette Corporation)とのコラボレーションアイテムを5月20日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷店や原宿店などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

アイテムはトラックジャケットとパンツのセットアップをはじめ、ワークシャツとショーツのセットアップ、フットボールジャージー、Tシャツ2型、「スポルディング(SPALDING)」とのトリプルコラボバスケットボール、ミニタオルなどをラインアップ。どのアイテムにもバーナデット コーポレーションが過去に発表したアートワークを用いるなど、彼らの活動にオマージュを捧げている。

バーナデット コーポレーションは、バーナデット・ヴァン・ホイ(Bernadette van Huy)とジョン・ケルシー(John Kelsey)、アンテック・ウォルザック(Antek Walzcak)の3人が中心となり1994年に設立。アンダーグラウンドなクラブシーンでのパーティーをはじめ、雑誌「メイド イン USA(Made In USA)」の発行や、チャイナタウンで販売されていた模倣品を使用したランウエイショーの開催、150人の匿名の書き手が参加した小説「リーナ スポールディング(Reena Spaulings)」の刊行など、アートとファッションの領域で活動した。

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「ロレアル プロフェッショナル」が新作バーチャルヘアスタイルを公開 新たに「ロブロックス」「ゼペット」でも提供

「ロレアル プロフェッショナル(L’OREAL PROFESSIONAL)」はこのほど、5種の新作バーチャルヘアスタイルをそろえた“グラヴィタス(GRAVITAS)”シリーズを公開した。新ヘアスタイルは、これまで提供していた「レディ・プレイヤー・ミー(READY PLAYER ME)」に加えて、「ロブロックス(ROBLOX)」と「ゼペット(ZEPETO)」でも展開。プラットフォーム全体のユーザー数は推定2億3450万人、ゲーム数は4000万を超える。新作バーチャルヘアスタイルを提案することで、仮想空間での自己表現の無限の可能性を追求する。

「ロレアル プロフェッショナル」は2022年にCGIアーティストのエヴァン・ロシェット(Evan Rochette)とタッグを組み、多数のプラットフォームに対応したアバター向けの多彩なバーチャルヘアスタイルオプションを提供。誰でも簡単にアバターの制作ができるサービス「レディ・プレイヤー・ミー」で利用できる5種のヘアスタイルを発表し、ヘアケアブランドとして初めてメタバースの世界に参入した。

今回登場した新作シリーズ“グラヴィタス”は、前回に引き続きエヴァン・ロシェットと、フランス人ヘアアーティストのチャーリー・ル・ミンドゥ(Charlie Le Mindu)が手掛けた。重力に抗い、ボディーや頭よりも大きくデザインしたヘアスタイルなど、オフライン・オンラインの両側面からデザインしたインパクトのあるスタイルが誕生している。

また、「ロレアル プロフェッショナル」主催によるグローバルコンテスト「スタイル&カラートロフィ」でも仮想世界と現実世界のヘアスタイルを融合。今年は「メタモルフォシス」をテーマに、メタバース空間でのバーチャルヘアデザインを対象にした部門を新設し、変化と自己表現をコンセプトにしたヘアデザイン作品を募集している。

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「ロレアル プロフェッショナル」が新作バーチャルヘアスタイルを公開 新たに「ロブロックス」「ゼペット」でも提供

「ロレアル プロフェッショナル(L’OREAL PROFESSIONAL)」はこのほど、5種の新作バーチャルヘアスタイルをそろえた“グラヴィタス(GRAVITAS)”シリーズを公開した。新ヘアスタイルは、これまで提供していた「レディ・プレイヤー・ミー(READY PLAYER ME)」に加えて、「ロブロックス(ROBLOX)」と「ゼペット(ZEPETO)」でも展開。プラットフォーム全体のユーザー数は推定2億3450万人、ゲーム数は4000万を超える。新作バーチャルヘアスタイルを提案することで、仮想空間での自己表現の無限の可能性を追求する。

「ロレアル プロフェッショナル」は2022年にCGIアーティストのエヴァン・ロシェット(Evan Rochette)とタッグを組み、多数のプラットフォームに対応したアバター向けの多彩なバーチャルヘアスタイルオプションを提供。誰でも簡単にアバターの制作ができるサービス「レディ・プレイヤー・ミー」で利用できる5種のヘアスタイルを発表し、ヘアケアブランドとして初めてメタバースの世界に参入した。

今回登場した新作シリーズ“グラヴィタス”は、前回に引き続きエヴァン・ロシェットと、フランス人ヘアアーティストのチャーリー・ル・ミンドゥ(Charlie Le Mindu)が手掛けた。重力に抗い、ボディーや頭よりも大きくデザインしたヘアスタイルなど、オフライン・オンラインの両側面からデザインしたインパクトのあるスタイルが誕生している。

また、「ロレアル プロフェッショナル」主催によるグローバルコンテスト「スタイル&カラートロフィ」でも仮想世界と現実世界のヘアスタイルを融合。今年は「メタモルフォシス」をテーマに、メタバース空間でのバーチャルヘアデザインを対象にした部門を新設し、変化と自己表現をコンセプトにしたヘアデザイン作品を募集している。

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百貨店「店舗売上高ベスト10」 東京・大阪・名古屋の一番店が過去最高更新、2022年度

主要百貨店の2022年度決算が発表され、各社の店舗売上高が出そろった。コロナによる行動規制が緩和され、国内の消費者だけでなく、秋以降は海外からの訪日客も急回復した。店舗売上高の上位10店舗に限れば、7店舗がコロナ前の19年度実績を上回った。そのうち伊勢丹新宿本店、阪急本店、JR名古屋高島屋の3店舗は過去最高を更新している。

東西の横綱の勢力が拡大する

店舗売上高ベスト10は順位に大きな変動はないものの、上位の有力店舗の強さが際立った。

1位は不動の横綱、伊勢丹新宿本店。前年比29.2%増の3276億円と急伸した。バブル末期の1991年度の3000億円超の記録を31年ぶりに上回った。コロナ前に比べて入店客数は8割程度の水準にとどまるが、一人当たりの客単価が大幅に伸びた結果だ。

21年4月に就任した細谷敏幸社長は、コロナ下で不特定多数の集客力に頼った従来の手法を見直し、識別顧客(カード会員、アプリ会員、外商客など)と深くコミュニケーションするように切り替えた。特に識別顧客の最上位である外商客には手厚いサービスメニューを用意し、ラグジュアリーブランド、時計・宝飾品、美術品といった高額品の購買に結びつけた。結果、同店の売上高全体に占める識別顧客の割合は20年3月期に約50%だったのに対し、23年3月期は約70%に上昇した。識別顧客の売上高の中で、年間100万円以上を使う人の占める割合は50%に達する。

コロナ前の19年度との比較でも売上高は、実に536億円も上積みされている。外部環境も追い風になった。同じ新宿の小田急百貨店新宿店が昨年10月に本館を閉店し、大幅に規模を縮小した。さらに今年1月には東急百貨店渋谷本店(東急本店)が閉店した。「伊勢丹が小田急と東急の外商客の受け皿になった」と三越伊勢丹の幹部は証言する。電鉄系の小田急と東急はその沿線に多くの富裕層がおり、彼らを外商客として取り込むことに成功した。

10年前に東横線と副都心線の直通運転が始まった際、東急沿線の消費者が渋谷を通過して伊勢丹新宿本店に向かう現象が起きた。副都心線の駅は伊勢丹の足元にある。東急本店が閉店し、伊勢丹はさらに東横線の沿線の商圏を広げた。また、東急本店の近隣には日本屈指の高級住宅街・松濤がある。東急本店の金城湯池だった松濤の外商客も伊勢丹に流れたとみられる。

2位は西の横綱、阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)で同30.1%増の2610億円だった。こちらも過去最高だった18年度の2507億円を上回った。好調の理由は伊勢丹新宿本店とほぼ重なる。識別顧客による高額品消費がけん引した。9階の祝祭広場など広いスペースを生かしたユニークな催事も集客に貢献した。

3位の西武池袋本店は同14.8%増の1768億円。コロナ前には届かないものの、やはりラグジュアリーブランドなどの高額品を中心に急回復している。セブン&アイ・ホールディングが子会社そごう・西武を米投資会社フォートレス・インベストメント・グループに売却するにあたり、同店の処遇を巡ってもめている。「ルイ・ヴィトン」などのラグジュアリーブランドが入る1階を含めた低層部に、ヨドバシカメラの大型店を入れるか否かが焦点だ。フォートレスの主張通りヨドバシを入れれば、多くのラグジュアリーブランドが離反する懸念がある。

4位はジェイアール名古屋タカシマヤ(JR名古屋高島屋)で同21.7%増の1724億円。00年の開業以来、過去最高を更新した。同店の売上高には、隣接地に17年開業したショッピングセンター(SC)のタカシマヤゲートタワーモールが含まれる。とはいえ、百貨店単体でも松坂屋名古屋店を上回る名古屋一番店であることは間違いない。昨年からラグジュアリーブランドの売り場を増床し、ファッション感度の高い若い顧客を呼び込むことに成功した。21年に隣の大名古屋ビルデングに開店した高級時計売り場「タカシマヤウォッチメゾン」も売り上げに貢献している。

5位には高島屋日本橋店が同15.3%増の1430億円で入った。コロナ前の19年度を上回った。同店は18年に隣にSCの新館を開業させたが、SCの売上高は含まれていない。今年は開店90周年の節目にあたるため、更なる集客策を図る。高島屋は7位に高島屋大阪店(1319億円)、8位に高島屋横浜店(1319億円)もランクインしている。

二極化が加速 小田急と東急は大幅縮小

日本百貨店協会によると、2022年(1〜12月)の全国百貨店売上高は前年比13.1 %増の4兆9812億円だった。19年との比較では11.1%減。2月期や3月期決算が多い主力百貨店各社とは比較する期間の違いもあって、コロナ前の9掛けの水準となった。地方や郊外立地の百貨店は閉店に拍車がかかり、山形県や徳島県は「百貨店ゼロ」の県になった。また東急本店や小田急百貨店新宿店本館のように親会社である電鉄会社の再開発に伴い、閉店する事例もあった。

一方、コロナ禍には休業要請や外出自粛で最も打撃を受けた大都市の旗艦店は、急速に息を吹き返す。21年後半以降は海外旅行などのイベントを楽しめたくなった富裕層の消費が、ラグジュアリーブランドや時計・宝飾品、美術品などの高額品に向かった。昨年10月には水際対策が大幅に緩和されため訪日外国人がやって来るようになり、円安で買い物天国になった日本で高額品を買い漁っている。

地元の中間層に支えられた地方・郊外立地の百貨店と、富裕層の顧客基盤を持ち、訪日客の来店も多い大都市立地の百貨店。両者の明暗はコロナ前から存在したが、回復局面でコントラストがいっそう鮮明になった感がある。東京、大阪、名古屋の一番店がそろって過去最高を更新したことが象徴的だ。「冬の時代」と言われて久しい百貨店業界にあって、上位の有力店は「我が世の春」を迎えている。

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中島美嘉×「ヴィヴィアーノ」のコラボコレクションが発売 完全受注生産でオーダーイベントを開催

「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」は、アーティストの中嶋美嘉とコラボレーションしたウエアを発売する。シューズとアクセサリーは、中国・上海を拠点とする「ロストインエコー(LOST IN ECHO)」が製作を手掛ける。アイテムは全て完全受注生産で、「ヴィヴィアーノ」公式オンラインストアで受注が可能。東京と大阪の一部店舗でオーダーイベントも開催する。

デザインは、「ヴィヴィアーノ」が得意とするラッフルやチュールを用いたデコラティブなスタイルに、中島美嘉のエレガントでエッジの効いたスタイルを取り入れた。今回のコレクションのテーマカラーであるブラックとネイビーに、オリジナルのハウンドトゥース柄がアクセントとなる。

厚底のプラットフォームが特徴のシューズは、木型を何度も製作し調整を重ね、美しさと歩きやすさの両立を実現させた。「ロストインエコー」のアイコニックなパールと蛇のモチーフ、そこに中島美嘉のエッセンスを散りばめたジュエリーも注目だ。

本コレクションは、「ヴィヴィアーノ」デザイナーのヴィヴィアーノ・スーと中島美嘉のプライベートな会話から生まれた。中島美嘉は、「大好きなブランドさんと一緒にイメージを形にする事が出来ました。私たちが作ったアイテムを通して、沢山の方の日常を彩ることができたら嬉しいです」とコメントした。

■受注会実施店舗
場所:ミッドウエスト トウキョウ
日程:5月27〜30日
住所:東京都渋谷区神南1-6-1

場所:阪急うめだ本店 D-LAB
日程:6月14〜21日
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

場所:jurk tokyo
日程:決定次第ブランド公式HPとインスタグラムで告知
住所:東京都港区南⻘山6-7-2VORT南⻘山1階

場所:jurk shop nagoya
日程:決定次第ブランド公式HPとインスタグラムで告知
住所:愛知県名古屋市中区丸の内3-18-17徳三ビル3階

場所:ステュディオス ウィメンズ 表参道店
日程:決定次第ブランド公式HPとインスタグラムで告知
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-30

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「クロックス」と「ラムネ ジャンキー」初のコラボフットウエア オールテレイン クロッグを5月30日に発売

カジュアルフットウエアブランドの「クロックス(CROCS)」は、eスポーツプレイヤー・コミュニティブランド「ラムネ ジャンキー(RAMUNE JUNKIE)」とコラボレーションした“ラムネ ジャンキー オールテレイン クロッグ(RAMUNE JUNKIE All-Terrain Clog)”(8000円)を5月26日にラムネ ジャンキー公式オンラインストア、30日にクロックス公式オンラインストアで発売する。

“ラムネ ジャンキー オールテレイン クロッグ”はデジタル空間を彷ふつとさせるブラックとライトブルーのコントラストをデザイン要素に落とし込み、ゲームプレイヤーのパフォーマンスを引き出すサポーティング・ギアとして本来持つ快適性とファッション性を両立した。パワーボタン、ヘッドセット、コントローラーなど、eスポーツプレイヤーに力を与えるような特別なデザインの“ジビッツチャーム”を施し、一足一足をパーソナライズすることもできる。

「ラムネ ジャンキー」は、世界の勝ちにこだわるeスポーツプレイヤーたちのために日本で誕生した。エナジードリンクを片手にラムネ菓子でブドウ糖をとりながらプレイに没頭する、そんな世界中のゲームプレイヤーたちに向けたゲーミングブランドだ。

発売に先駆け、コラボレーションビジュアルのモデルを務めるユノシー(Yunocy)を1日店長に迎えたポップアップストアを5月20日にオープンする。

▪️ラムネ ジャンキー×クロックス ユノシー来店リリースイベント
日程:5月20日
場所:原宿(詳細は「ラムネ ジャンキー」公式ウェブサイト、インスタグラムで随時発表)

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三井不動産「服のリサイクル」のためのテーマパーク型店舗 6月8日、木更津に開店

三井不動産は、服のリサイクルをテーマした大型店舗を三井アウトレットパーク木更津(千葉県)の隣接地に6月8日開く。ファッション業界の余剰在庫の課題解決に向けた取り組み。ブランド各社や各種団体と連携し、余剰在庫やB品、アップサイクル品、リサイクル素材で作った服などを、独自の空間演出と売り場編集で販売する。エンターテイメント性を追求したテーマパークのような店舗を目指し、堅苦しくなりがちなテーマを新しい切り口で消費者に伝える。

店舗名は「木更津コンセプトストア(KISARAZU CONCEPT STORE)」。三井アウトレットパーク木更津に隣接する敷地面積7300平方メートルに、北棟と南棟で構成する3000平方メートルの売り場を設ける。中庭、カフェ、工房、イベントスペースもあり、長く滞在できる。同店はテナントではなく、デベロッパーである三井不動産が自ら経営する。

ユニークなリサイクルショップ「パス ザ バトン」を展開してきたスマイルズが企画プロデュースし、百貨店のアウトレット事業などで実績のある双日インフィニティが店舗運営を担う。客は入場料300円を支払い、店内に入る。入場料および商品の売り上げの一部は、衣料品のリサイクルなどを行う団体や企業に寄付する。パートナー企業などと新しいリサイクルやリユースの取り組みも行う実験場とも位置付ける。

商品は三井不動産がアパレルブランドなどから直接買い付ける。ユナイテッドアローズをはじめとした有力企業がパートナーとして名を連ねる。中価格帯から高価格帯のブランドが中心となる。

既存のオフプライスストアやアウトレットモールとの違いは、異なるテーマを持たせた5つのゾーンで構成し、迷路でさまよう感覚で宝探しが楽しめる点にある。「イケア」のように入口から出口まで一方通行の動線を作る。ブランドごとのわかりやすい編集はあえて行わない。什器やディスプレイも店舗の中古品、味のあるアンティークのマテリアルも多用する。スマイルズが「パス ザ バトン」で培ってきたノウハウを発展させた。定期的にさまざまなイベントも企画する。

三井不動産の佐野川靖・商業施設本部長補佐は「ショッピングセンターやアウトレットモールを展開してきた当社がハブになり、新しい商流を作りたい」と話す。

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三井不動産「服のリサイクル」のためのテーマパーク型店舗 6月8日、木更津に開店

三井不動産は、服のリサイクルをテーマした大型店舗を三井アウトレットパーク木更津(千葉県)の隣接地に6月8日開く。ファッション業界の余剰在庫の課題解決に向けた取り組み。ブランド各社や各種団体と連携し、余剰在庫やB品、アップサイクル品、リサイクル素材で作った服などを、独自の空間演出と売り場編集で販売する。エンターテイメント性を追求したテーマパークのような店舗を目指し、堅苦しくなりがちなテーマを新しい切り口で消費者に伝える。

店舗名は「木更津コンセプトストア(KISARAZU CONCEPT STORE)」。三井アウトレットパーク木更津に隣接する敷地面積7300平方メートルに、北棟と南棟で構成する3000平方メートルの売り場を設ける。中庭、カフェ、工房、イベントスペースもあり、長く滞在できる。同店はテナントではなく、デベロッパーである三井不動産が自ら経営する。

ユニークなリサイクルショップ「パス ザ バトン」を展開してきたスマイルズが企画プロデュースし、百貨店のアウトレット事業などで実績のある双日インフィニティが店舗運営を担う。客は入場料300円を支払い、店内に入る。入場料および商品の売り上げの一部は、衣料品のリサイクルなどを行う団体や企業に寄付する。パートナー企業などと新しいリサイクルやリユースの取り組みも行う実験場とも位置付ける。

商品は三井不動産がアパレルブランドなどから直接買い付ける。ユナイテッドアローズをはじめとした有力企業がパートナーとして名を連ねる。中価格帯から高価格帯のブランドが中心となる。

既存のオフプライスストアやアウトレットモールとの違いは、異なるテーマを持たせた5つのゾーンで構成し、迷路でさまよう感覚で宝探しが楽しめる点にある。「イケア」のように入口から出口まで一方通行の動線を作る。ブランドごとのわかりやすい編集はあえて行わない。什器やディスプレイも店舗の中古品、味のあるアンティークのマテリアルも多用する。スマイルズが「パス ザ バトン」で培ってきたノウハウを発展させた。定期的にさまざまなイベントも企画する。

三井不動産の佐野川靖・商業施設本部長補佐は「ショッピングセンターやアウトレットモールを展開してきた当社がハブになり、新しい商流を作りたい」と話す。

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イオンモールが衣料品廃棄ロスのイベント実施 10日間で35トンの不要衣料品を回収

イオンモールは、アースデーである4月22日を含む、4月14日から23日までの10日間を「イオンモールのアースデー」とし、地球環境について考えるきっかけとなるさまざまな取り組みを行った。開催3年目となる今年は、衣料品廃棄ロスをテーマに行政機関や地域団体、パートナー企業と連携し、不要な衣料品を回収しリユースする取り組み「幸服リレー」を開催。期間中に126店舗が各1、2日ずつ実施し、合わせて35トンを回収した。持参した人へのポイントなどのインセティブ付与は今年から行っていない。

回収・リサイクルの実務は、繊維製品の回収および循環再生事業を行うビーピーラボ(BPLab) と連携した。ビーピーラボは、繊維製品分別処理工場と再資源化工場を経てペレットなどの原料やウェスや吸着マットなどの資材へリサイクル。「日本再生資源事業協同組合連合会指定様式」のリサイクル化証明書を回収後1か月以内にイオンモールへ提出する。

イベントの成果について「不要になった衣料品をお持ちいただくアクションが環境に寄与するものだと共感してもらえる機会になった。今後は、スポット的に実施するのではなく、常設し継続していくことで、環境保全活動を身近に感じてもらう予定」とイオンモール広報。また、より共感を得るために「回収したものがどういうものに生まれ変わっているのかを次世代の子どもたちなどにも見せていく必要がある。衣料品廃棄問題の他にも、地域の課題に対応していくことが、地域とともにあるイオンモールのミッションだ」と話している。

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「バリー」のルイージ・ビラセニノールがブランドを去る デビューからわずか2シーズンで

「バリー(BALLY)」のルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)=クリエイティブ・ディレクターが、双方の合意のもと、ブランドを去った。ビラセノールは2022年1月に就任し、同年9月のミラノ・ファッション・ウイーク(以下、ミラノコレ)でデビューコレクションを披露。彼を抜てきした際にニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)最高経営責任者(CEO)は、「思い切った選択だが、期待通りのことをやっていては勝てない。『バリー』の過去を振り返ると、社会的また産業的な革新の歴史があり、それは魅力的なもの。この業界には、ブランドを高め、エネルギーをもたらすために、リスク覚悟の大胆な選択や若さ、クリエイティビティーが必要だ」と話していたが、わずか2シーズンでの退任となった。今後は、デザインスタジオが次のクリエイティブ体制が決定するまでのディレクションを継承。9月のミラノコレでは、男女合同ショーを計画している。

15年に立ち上げた自身のブランド「ルード(RHUDE)」も手掛けるビラセノールは、ここ数年プレゼンテーションのみを行なっていた「バリー」をランウエイに復帰させるとともに、大胆でセンシュアルな女性像を表現した2回のコレクションを通して、ブランドの知名度向上に貢献。また、意表を突くウエスタンブーツのデザインと伝統的な登山モチーフの融合によってブランドの歴史を物語るカーリングブーツを称えるなど、独自のアイデアを発揮した。

退任に際して、彼は「『バリー』での経験は、信じられないほど光栄なものだった。ブランドの今後の発展を祈るとともに、次のクリエイティブな一章を楽しみにしている」とコメント。一方、ジロットCEOは、ビラセノールの「創造的な貢献」や「『バリー』を再び脚光の下へと導き、モダンでグラマラスな視点を通してブランドの170年のレガシーをさらに若返らせた情熱やエネルギー、クリエイティビティー」を評価し、「彼のクリエイティブな旅の次章での活躍を祈っている」と語った。

同ブランドは、23年度の目標としてアメリカ市場でのさらなる拡大を掲げており、4月には大規模な改装を経てニューヨークのミートパッキング地区にある旗艦店をリニューアルオープンしたばかり。同店は、ビンテージ家具と柔らかな色彩、ラグジュアリーなファブリックを用いるビラセノールによる新たなデザインコンセプトを導入した最初の店舗だった。親会社のJABホールディング(JAB HOLDING)の方針により詳細な売上高は明らかになっていないが、「バリー」の年初来の売り上げは前年比20%増。メンズが売り上げの60%を占めているが、ジロットCEOはもともとブランドのコアビジネスであったウィメンズカテゴリーの成長を目指している。

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人材不足に打つ手はあるか【今週の特集お届け隊】2023年5月15日号

 

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年5月15日号からの抜粋です)

林:コロナ禍が明け、お客さんが店に戻ってきたが、働き手が足りないことが、大きな経営課題になっています。これまでの人手不足とはレベルが違う。「どうする!?人手不足」と銘打って特集しました。

中村:ビューティ業界も同じ状況で、中でも美容師は最たる職種です。資格を持っている人のパイの奪い合いで、即戦力で顧客も連れてきてくれる中途が求められています。実力のある中途は圧倒的に「業務委託(集客は店舗が行うが、報酬は歩合制)」を希望します。彼らを獲得するために業務委託サロンを作るところもあります。

林:アパレルの焦点は販売員です。アンケートでは回答企業の8割が人繰りに苦労している。さらに本音を探るべく覆面座談会も実施しましたが、まずアルバイトも社員も新規採用が難しい。昔はファッションが好きだから就職という若者が少なくなかったけれど、今は拘束時間が長く、GWや正月も働き、給料が安いと敬遠されてしまう。「好き」に頼り過ぎてしまったツケが回ってきている。他の業種の給料が上がっている中、「やりがいだけで頑張ってくれ」はもう通用しません。

中村:美容師には、わずかな光明も見られますよ。1つは、出産や育児で離れた休眠美容師の復帰。「チョキペタ」は、白髪染めなど難易度が低い業務のみに絞って携わってもらうことで復帰しやすい環境を作っています。もう1つが外国人の採用です。今年東京都が許可し、「TAYA」が業界で初めて3人採用しました。日本の美容学校には留学生がいっぱいいますが、仕事をしたければ自国に帰るしかなかったんです。

林:働き方に自由度を持たせると、遅番や休日の勤務が不人気だったりして、店長や社員の負担が大きくなったりするのも難しいところだね。販売員のSNS発信が売り上げにつながり、貢献度が見えやすくなった。でも地味な店舗業務をやっている人のモチベーションを維持するのが難しい。

中村:美容師に会社を辞める理由をアンケートしたのですが、30代は給料で、20代は人間関係。20代はドライな関係がいいのだろうと思っていましたが、実際は家族のような濃密なコミュニケーションを求めているのが60%以上というのに驚きました。熱い男、「オーシャントーキョー(OSEAN TOKYO)」の高木琢也代表が若い世代に人気なことに納得しました。

 

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