宝島社が60代をターゲットにした女性ファッション誌

 宝島社は60代女性をターゲットにしたファッション誌「素敵なあの人」を9月14日から月刊化する。2号以降は毎月16日発行で価格は1200円。同誌は2017年12月に発売したファッションムック「素敵なあの人の大人服」としてスタートし、3日間で販売部数5万部を突破。その後発売したシリーズ4冊の売れ行きも好調であったことから、「大人のおしゃれ手帖」の増刊として発売する6月15日号を最後に、月刊化に舵を切ったという。

 編集長には外資系ファンドのコンプライアンスや商社のアパレル担当などを務め、16年に宝島社に入社した神下敬子が就く。キャッチコピーとして“年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い”を掲げ、60代以上の自然体なファッションのほか美容や健康維持のための料理、旅行、住居などのライフスタイルをコンテンツとして発信する。

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上海企業が買収した仏カルヴェンのジェネラル・マネジャーにバレンシアガ出身の女性

 上海のアイシクル・ファッション・グループ(ICICLE FASHION GROUP以下、アイシクル)は、2018年10月に買収した仏ブランド「カルヴェン(CARVEN)」のジェネラル・マネジャーにダフネ・クジノー(Daphne Cousineau)を指名した。ショーナ・タオ(Shawna Tao)=カルヴェン最高経営責任者の直属となる。

 クジノー=ジェネラル・マネジャーはカナダとフランスの国籍を有し、大手コンサルティング企業のマッキンゼー・アンド・カンパニー(McKINSEY & CO.)でキャリアをスタートした。その後、セリーヌ(CELINE)やヴァレンティノ(VALENTINO)、ランバン(LANVIN)を経て17年4月からはケリング(KERING)傘下のバレンシアガ(BALENCIAGA)に入社。欧州、中東、アフリカ地域のセールスを統括する欧州担当プレジデント兼エグゼクティブコミッティー・メンバーを務めた人物だ。

 クジノー=ジェネラル・マネージャーは、「歴史あるファッションブランドの一員となり、リローンチ・プロジェクトを指揮できることを光栄に思う」とコメントしている。

 「カルヴェン」は1945年設立のブランド。「ニナ リッチ(NINA RICCI)」を去り、現在はLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の「パトゥ(PATOU)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるギョーム・アンリ(Guillaume Henry)により人気が復活し、コンテンポラリー・ブランドの一角を占めるようになった。しかし、アンリがブランドを去った後はクリエイションとターゲット層、そして価格が折り合わないことなどで低迷していたが、17年にセルジュ・ルフュー(Serge Ruffieux)をクリエイティブ・ディレクターに迎えリブランディングを図っていた。18年5月にパリの商事裁判所に日本の民事再生法に相当するフランスの法律適用を申請したことが明らかとなり、同年10月にアイシクルが買収。ルフューは買収を機に解雇となり2シーズンでブランドを去った。後任はまだ発表されていない。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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講談社のウェブメディア「ミモレ」の編集長が交代

 講談社が運営するウェブメディア「ミモレ(mi-mollet)」は、大森葉子編集長が7月1日付で同職を退任すると発表した。後任は、川良咲子副編集長。大森編集長はビューティ誌の「ヴォーチェ(VOCE)」編集次長に就任する。

 「ミモレ」は30代後半から40代半ばの女性を主要ターゲットに、スタイリストの大草直子を外部編集長として2015年1月にスタート。記事をコメント制にし、読者との双方向のコミュニケーションを行っているほか、立教大学とタッグを組み、女性のキャリアアップ講座を行う「ミモレ大学」など、リアルな場での読者とのタッチポイントも積極的に設けてきた。

 「ミモレ」で公開された大森編集長退任の報告記事には、読者から驚きのコメントや今後の「ミモレ」と大森編集長を激励する旨のコメントが多数寄せられている。

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「ナイキ」のプラスサイズマネキンに賛否両論 ダイエット会社CEOは「社会にポジティブな影響」と支持

 「ナイキ(NIKE)」が6月初旬、ロンドン・オックスフォードストリート店に女性のプラスサイズマネキンを設置したことが賛否両論を巻き起こしている。近年盛り上がりを見せている、外見や体形の多様性を受け入れる“ボディーポジティビティー”の動きに合致していると「ナイキ」を称える声も多い一方で、肥満を推奨するものだという批判もある。中でも、英紙「デイリー・テレグラフ(THE DAILY TELEGRAPH)」はこのマネキンを「恐ろしく巨大で脂肪まみれ」と酷評した。

 こうした否定的な意見に対し、ナイキの前グローバルアパレル部門ヘッドで、現在は米ダイエットプログラム会社WWインターナショナル(WW INTERNATIONAL)の最高経営責任者(CEO)を務めるミンディー・グロスマン(Mindy Grossman)がSNS上で反論した。「プラスサイズのマネキンが『肥満を推奨している』という見当違いの意見を目にして怒りを覚えている。『ナイキ』が多様なサイズを展開し、それを目に見える形で提示したことは、この社会に必要なことだと私は心から信じている」。

 グロスマンCEOが在籍していた2000~06年当時、ナイキは「人間は誰でもアスリートだ。全ての人に画期的な製品とインスピレーションを届けよう」という新たなブランドミッションを策定しており、プラスサイズマネキンの登場はその理念に適っているという。同氏は、「健康であることと服のサイズは関係がないし、プラスサイズに(不健康だという)烙印を押すべきではない。『ナイキ』がさまざまな体形の女性に向けた製品を発売していることで、より多くの女性がランニングやワークアウトに取り組んでおり、ポジティブな影響を社会に及ぼしている」と語った。

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「MSGM」ピッティで発表のアクセサリーはウエア同様激しい”タイダイ”模様

 「MSGM」は6月16日、イタリア・フィレンツェのピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)で発表した2020年春夏メンズ・コレクションの展示会を開催した。

 コレクションは、今シーズンも得意のタイダイを多用。色がグラデーションするレオパード柄、裸の男性を大胆にのせたトロピカルモチーフ含め賑やかだが、大人っぽいセットアップも多い。

 アクセサリーも、タイダイのウエア同様にカラフルだ。ハイテクスニーカーやプールサイドサンダルは、タイダイのように複雑に色が入り混じるペイントをプラス。デッキシューズには、デザインチームが手描きのイラストをのせた。「フィラ(FILA)」とのコラボレーションは今シーズンも継続。スニーカーやボディーバッグなどを提案する。

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アプリ開発のヤプリが30億円の資金調達、多機能化が追い風

 クラウド型のアプリ開発プラットフォーム「ヤプリ(YAPPLI)」を提供するヤプリは17日、エイトローズベンチャーズジャパン(Eight Roads Ventures Japan)などから約30億円の資金調達を実施すると発表した。内訳は増資が22億円、融資が8.5億円で、資金調達は累計で約40億円になる。「ヤプリ」はプログラミング不要でアプリ開発のできるクラウド型のプラットフォームで、会員カードや通販機能などに使用するブランドや企業の増加を受け、急成長を続けている。

 ヤプリは、スノーボード雑誌「トランスワールド スノーボーディング」の編集長だった庵原保文社長がヤフー・ジャパンなど経て2013年4月に設立。アプリ画面のスムーズな動作に加え、開発者側もプログラミング不要で、管理画面から多彩な機能を付加できる使いやすさが支持を集め、現在は「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」やアダストリアの「ニコアンド(NIKO AND…)」、ライトオンなど300社以上が導入。ヤプリで開発されたアプリのダウンロード数は2019年5月で3500万ダウンロードを突破しているという。

 増資の引受先はエイトローズベンチャーズジャパンをリードインベスターに、SMBCベンチャーキャピタル、既存株主のグロービス・キャピタル・パートナーズ、YJキャピタルになる。エイトローズベンチャーズジャパンの村田純一プリンシパルは「卓越したテクノロジーとUX改善への執念、強力なカスタマーサクセスもヤプリの強み。現在の強みと将来の可能性の双方に魅力を感じた」とコメントしている。

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大人女性も手に取りやすい「ジルスチュアート」コスメの“マイ ブラック ドレス”に新アイテム

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は、いつの時代も欠かせないブラックドレスのようにエレガントでシックなメイクを提案するライン“マイ ブラック ドレス(MY BLACK DRESS)”から、新色と限定アイテムを6月21日に発売する。パーティースタイルにぴったりなゴールドとピンクを利かせた華やかなアイカラーパレットやリキッドルージュがそろう。

 アイカラーパレット「モデリングルーセント アイズ」(全2種、各5000円)はグラデーションを作りやすく、艶やかで透明感のある目元に仕上がる4色をセット。上品な印象のピンクグレージュ系「03 センシュアル グレース」と、限定発売のゴールドがきらびやかな「04 ローズ ロマンス」をそろえる。

 スムースオイル配合の滑らかなテクスチャーで、ひと塗りでしっかりと発色する「ドレスド ルージュ」(全2種、各2800円)には、ドレスに映えるローズピンク「07 ロマンティック バレッタ」とブラウンレッド「08 ロマンティック ヒール」の2色を新たに加える。

 「デザイニング フェイスパウダー」(全1種、4000円)は、パールが入ったハイライトカラーと肌なじみのよいナチュラルなカラーの2色がセットになったフェイスパウダー。ナチュラルなカバー力で肌になじみ自然な立体感をもたらす。ベースメイクの仕上げのほか、ブラシがコンパクトに収納されているので化粧直しにも使用しやすい。

 さらに、メイクポーチだけでなくパーティーシーンでのクラッチバッグとしても使える「ポーチ(エレガンスオブザガーデン)」(4200円)も数量限定で発売する。

 昨年誕生した同ラインは、これまでの白やピンクを基調としたラインとは一線を画すもので、ブラックのシンプルなパッケージでも人気を集めている。ドレスを着る日のクラッチバックにも収まるサイズ感も特徴だ。

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ビームスとベンツのコラボ第2弾でTシャツ発売 ユニホームデザインも

 ビームスとメルセデス・ベンツ(MERCEDES BENZ)は第2弾となるコラボアイテムを発売中だ。“新型Aクラス”の発売を記念した昨年10月のコラボに続き、今回は “新型Bクラス”の発売を記念したTシャツ4型を制作。「B Happy!」をキャッチコピーに、袖にメルセデス・ベンツの“スリーポンテッドマーク”をあしらった。

 ブラック、ホワイト、“新型Bクラス”をイメージしたブルー(各4815円)、グレーのタイダイ染め(6760円)の4色を展開。ビームスではブラックとタイダイ染めのみ。メルセデス・ミー(Mercedes me)の東京店と銀座店では全色、そのほか各店ではブラック、ホワイト、ブルーの3色を取り扱っている。

 6日には東京・南青山のシェアグリーン南青山で開催された“新型Bクラス”のお披露目展示会をビームスがプロデュースした。同展は、インテリアスタイリストの作原文子がディレクションとスタイリングを務め、フォトグラファーの木寺紀雄と金玖美も参加。会場中央に広がる芝生の上で、“車とともに過ごす日々”をテーマに、山、海、子どもの遊び場、仕事場といったビームス流の4つのカーライフを提案した。

 また、ビームスはメルセデス・ベンツ正規販売店の商品説明専任スタッフ「プロダクト エキスパート」のユニホームもデザインした。

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「ユニクロ」とピーター・サヴィルがコラボ

 「ユニクロ(UNIQLO)」は6月24日、日常生活にユニークな貢献をしてきた、グラフィックデザインの巨匠ピーター・サヴィル(Peter Saville)とのコラボコレクションを発売する。超速乾素材の“ドライEX”Tシャツや“エアリズム”レギンスなど全8型をそろえ、「ユニクロ」店舗、オンラインストアで順次販売する。価格は1500〜2990円。

 本コレクションでは、サヴィルと開発したデータライフという新しい試みから誕生したデザインを採用する。サヴィルが幾何学模様とは異なるクリエイティブの源泉として収集している日常の動作データをビジュアル化し、そのイメージをタウンユースからスポーツまで使用できる高機能ウエアに取り入れた。

 サヴィルは、伝統的なレコードレーベルであるファクトリー・レコード(Factory Records)の創業者兼アートディレクターとして、先駆的なアートワークはポップミュージックを通して大衆に届け視覚文化がたどった道に影響を与えた。サヴィルが活動初期に手がけたジョイ・ディヴィジョン(JOY DIVISION)のアルバムジャケットは、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」のウエアのグラフィックなどにも使用されている。また、リカルド・ティッシによる「バーバリー」の新ロゴもデザインも手がけている。

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「無印良品」と武蔵野美術大学が協業 大学敷地内に店舗オープン

 「無印良品」を展開する良品計画は7月18日、武蔵野美術大学と協業した店舗を4月に開校した同大学の東京・市ヶ谷キャンパス内にオープンする。大学キャンパス内への出店は今回が初めて。

 武蔵野美術大学の理念に良品計画が共感したことで出店に至った。「MUJI com 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」は、市ヶ谷キャンパス1階の共創スタジオにオープンする。「無印良品」の製品から選んだ食品や日用品の販売に加え、講義などを通して生まれたアイデアや商品を実装、販売する。産学一体での社会課題の解決に向けた実践的活動拠点を目指す。売り場面積は物販スペースが約265平方メートル、カフェスペースが約309平方メートル。

 物販スペース内の「com Studio」では、廃材や端材などの素材や製品パーツを販売する。一般客も利用可能な作業スペースも設けられ、制作に必要な道具や工具もそろえる。一部イベントなどを除き利用は無料。さらに、国内外のピクチャーブックなどを豊富に扱う書店「MUJI BOOKS」を併設する。

 また、武蔵野美術大学と自治体や企業などとの連携で生まれた製品を販売する「Open Marlet」も展開。モノを売るだけでなく、地域住民などとのコミュニケーションのきっかけとなる場を目指す。「Open Marlet」で使用する屋台のデザインは学生から募集し、大賞デザインを採用する予定だ。

 カフェスペースはキャンパス内の学食として、日替わり弁当やサンドイッチなどを販売する。学外の一般客も利用可能。講演やワークショップなどでも使用できる空間となる。

 オープンを記念して参加型イベント「ここから始めよう、みんなの新しい学び舎」を開催する。武蔵野美術大学や「無印良品」の関係者のほか、近隣住民、会期中に訪れた人などに、「学びを通してどういう社会を目指し、100年先の未来のために何をなすべきなのか」に対する考えを書いてもらい、それらを展示する。期間は7月18日~9月30日。

■MUJI com 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス
オープン日:7月18日
時間:平日 7:30~21:00 / 土日祝 10:00~20:00
場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 1階 共創スタジオ
住所:東京都新宿区市谷田町1-4

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「ルイ・ヴィトン」からヴァージル・アブローによる新ファッションジュエリー登場

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はメンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)による新たなファッションジュエリー・コレクションを発表した。レッドカーペットの主役となるラグジュアリーなピースから日常使いできるカジュアルなものまで、さまざまなシーンにマッチするジュエリーをそろえる。2019プレ・フォール・コレクションのアイテムと共に一部の店舗で販売している。価格帯は6万9000〜38万3000円。

 同コレクションは19春夏メンズ・コレクションに登場したアクセサリーやレザーグッズにあしらわれたメンズウエアのチェーンを再解釈したもの。クラシカルなキューバンリンクから着想を得て、ヒップホップやスケートカルチャーのほか、さまざまなコラボレーターたちの幅広い文化的要素をデザインに取り入れた。メンズジュエリーの伝統に根ざし、素材やフォームにもこだわった。

 コレクションの主要テーマ“レインボーストーリー”にちなんだマルチカラーのチェーンはダイバーシティーへのオマージュだ。オレンジとブルーのエナメル、ビンテージ風に仕上げたゴールドカラーの光沢感を持つ真鍮、モノグラムの刻印が施されたパラジウム仕上げ、隙間なく敷き詰められたさまざまな色合いのクリスタルが1本のチェーンとなって連なる。

 またモノグラムがアーティスティックなパターンで散りばめられた全面パラジウム仕上げのバージョンを展開。2つのホワイトセラミックバージョンには、パラジウム仕上げの真鍮にエンボス加工でモノグラム・モチーフを施したペンダントとセラミックシグネットリングをそろえる。すべてのネックレスとブレスレットには、革新的で新たなクロージングシステムを採用した。クラスプには、登録商標を表す“Louis Vuitton”と“R”の文字が刻まれている。

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「ベイクルーズフェス」が初開催 全国4都市でブランドを体感できる野外フェス

 ベイクルーズグループは創業40周年に関連した取り組みの一環として、同社初となる野外イベント「ベイクルーズフェス(BAYCREW’S FES)」を名古屋、京都、仙台、福岡の4都市で開催する。“衣食住美”のライフスタイルを幅広く提案するベイクルーズグループを体感できる野外フェスとなる。

 「ベイクルーズフェス」は“Not Smart,But Creative”をテーマに、音楽やファッションなど、都市ごとにコンセプトを設ける。各開催都市在住のベイクルーズスタッフが中心となり、その地域の特徴を生かした企画を立案。ベイクルーズの展開ブランドによるマーケットプレイスや飲食ブース、ファッションショー、クリエイターを招いてのワークショップなど、さまざまなコンテンツを用意する。

 開催スケジュールは以下の通り。名古屋は8月11日、“名古屋×ミュージック”をテーマに名古屋城の二之丸広場で開催。京都は8月17日、“京都×ファッション”をテーマに二和寺で開催。仙台は11月2日、福岡は11月9日に予定し、テーマは追って発表する。

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数ドルのライターから大理石のダンベルまで 「サンローラン」新業態のアイテム公開

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は6月9日、米国ロサンゼルス・ロデオドライブのブティックをリニューアルオープンした。同日パリのサントノーレ通り213番地にオープンしたブティック「サンローラン リヴ ドロワ(SAINT LAUREN RIVE DROITE)」と同じ新業態で、メンズ、ウィメンズのコレクションアイテムに加え、限定コラボレーションなどの幅広いアイテムを取りそろえる。

 店内にはビンテージの大きなテーブルとソファが置かれ、壁には大量のスピーカーが埋め込まれている。大きな窓からはパームツリーを望み、知人の家に遊びに来たようなアットホームな雰囲気だ。

 オープン時には、「バカラ(BACCARAT)」のグラスや「ライカ(LEICA)」のカメラ、「バング&オルフセン(BANG&OLUFSEN)」のスピーカーとのコラボが登場。限定コラボレーションは週替わりで新しいアイテムを投入する予定で、来るたびに新しいアイテムが見つかるという。

 アイテムの幅は広く、アクセサリーやトートバッグといったファッショングッズに加え、スケートボード90ドル(約9700円)、レオパード柄のヨガマット395ドル(約4万4800円)や大理石のダンベル/2点セット1995ドル(約21万5400円)といったジム用品、「モレスキン(MOLESKIN)」のノート(約7000円)やUSB55ドル(約5900円)などの事務用品、ミニスピーカー55ドル(約5900円)やミニラジオ90ドル(約9700円)といった音楽グッズ、クリスタル装飾のドミノゲーム1565ドル(約1万1600円)やクリスタル装飾のサイコロ/2点セット395ドル(約4万2600円)などのゲーム、さらにはメタルのストロー235ドル(約2万5300円)やワインオープナー35ドル(約3700円)など。数ドルのライターや栓抜きなどはお土産のまとめ買いによさそうだ。

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イッセイ ミヤケが「バオバオ」に類似したバッグの販売等を差し止める仮処分を申し立て

 イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)は13日、鳥取県に本社を置くバッグの製造販売等を行うバルコスが展開する一部の商品が、イッセイ ミヤケが展開するバッグブランド「バオバオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE、以下バオバオ)」の商品と類似する特徴を備えているとして、不正競争防止法違反等を理由に製造、販売及び輸入等の差止めを求める仮処分の申立てを東京地方裁判所に行った。

 「バオバオ」の商品は、荷物を入れるとタイルのようなピースの境界部分が折れ曲がり、外観が立体的に変形する点が特徴だ。今回差止め請求の対象となったのは、バルコスの「ハナアフ(HANAA-FU)」というブランドで展開している“アリエス ネオ(ARIES NEO)”をはじめとする3型。いずれもタイルのようなピースがバッグ側面にあしらわれ、境界部分が折れ曲がり立体的に変化するという特徴を有している。

 イッセイ ミヤケによると、2019年1月末に業界紙においてバルコスの商品の広告が大きく打ち出されているのを発見し、2月から両社の間で協議を行ってきたという。販売差し止め等の対応をバルコスに求めたが、バルコスはイッセイ ミヤケ側の主張を全面的に否定し要求に応じなかったため、解決の見込みがなくなったと判断し、仮処分の申し立てに踏み切ったという。バルコスは本件について「現時点では正式な書類の内容を確認できていないため、コメントは差し控える」と回答した。

 イッセイ ミヤケは「健全な競争が新たな素晴らしいデザインが生まれて来るために必要なものであることは、言うまでもない。しかし、インスピレーションとして許される一線を超え、お客さまが『イッセイ ミヤケの商品だ』と誤認し、混同してしまうおそれがあると考えられるデザインについては、当社のブランドへの社会的信用の毀損にも繋がるものであり、やはり看過することはできない」と話す。

 バルコスが展開する「ハナアフ」は、公式ウェブサイトや「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、マルイの公式ウェブサイトなどのほか、新宿マルイ本館などで展開している。

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インスタグラムのEC機能導入から1年 売れるブランドの傾向は?

 インスタグラムは、6月8、9日の2日間限定でショッピング機能の日本上陸1周年を記念した期間限定店を東京・原宿にオープンした。リアル店舗の出店は既にロンドンで行っているが、日本では今回が初。店舗には、ボタニカルヘアケアブランドの「ボタニスト(BOTANIST)」や小柄な女性向けファッションブランドの「コヒナ(COHINA)」など、ショッピング機能を実際に利用している8ブランドが出店。インスタグラムを活用し、規模を拡大しているブランドにリアルで顧客と接する場を提供した。ショッピング機能の認知拡大やオフラインでの“場の提供”などが今回の期間限定店の狙いだ。

 オープンの前日には、EC構築支援サービスを提供するBASEや出店ブランドの「コヒナ」「ボタニスト」を招き、関係者に向けて同機能の最新動向に関するプレゼンテーションを行った。「ボタニスト」はショッピング機能導入後、ECサイトへの流入が約7倍、顧客が一生涯にどの程度の利益をもたらすかを表すLTV(Life Time Value)が通常の人の3倍になったという。また、「コヒナ」は「どこで買えるのか」といった商品の問い合わせが減少。「コーディネート投稿などからそのままECサイトに飛べることから、ユーザー再度もストレスや疑問点が減ったのだろう」と清水葵「コヒナ」ディレクターは分析する。

 ショッピング機能で実際に売り上げにつなげているブランドの共通しているのが、インスタグラムの機能を総合的に利用し、ユーザーとのコミュニケーションを頻繁に取っている点だ。同社広報によると「インスタライブやストリー機能など、さまざまなツールを試行錯誤しながら使っているブランドの商品が売れていることが多い。今回の期間限定店に出店していただいたブランドも、そういったブランドを中心に集めた」という。実際に「コヒナ」や「ボタニスト」はインスタライブでユーザーの意見をくみ取り、商品開発に生かしている。

 インスタグラムにとって日本は非常に重要な市場となっている。同社の発表によると、ハッシュタグ検索の回数はグローバルと比較して約3倍。ショッピング機能においても、商品詳細ページを訪れる数は世界でもトップクラスで、日本のユーザーの購入意欲の高さが伺える。「ローンチ初期からユーザー数が多かったうえ、利用者数の増加率やエンゲージメント率も高し水準にある。特に日本ではモノの発見から行動まで一気通貫して利用されている印象を受ける」とインスタグラム広報。今年の夏以降には、米国以外初となるプロダクト開発チームを日本に設置する予定だ。

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「ロクシタン」が1000種の植物の保護やリサイクルプラスチックボトルの実現など6つのCSR活動を推進

 ロクシタンジャポンは、製品の空き容器の回収やプラスチック商材の削減など、ブランドが取り組むCSR(企業の社会的責任)活動理念「ロクシタンのコミットメント(約束)」を定めた。2025年までに100%リサイクルプラスチックボトルなどの導入や1000種類の植物の保護など、6つの項目を掲げる。

 「ロクシタン(LOCCITANE)」は1976年の創設時から、創業地であるプロバンスの資源育成と自然由来原料の持続的な調達に注力してきた。「消費者の意識や興味が現在ほどCSR活動に向いていなかった創業当時から当社では環境負荷を軽減し、品質の良さで製品に興味を持ってもらえるモノ作りに徹してきた。ここへきて、CSR活動の取り組みに目が向けられるようになってきた」(ニコラ・ガイガー(Nicolas Geiger)=ロクシタンジャポン社長)ためで、これまで取り組んできた活動についての進捗状況などを公表。今回あらためて「ロクシタンコミットメント」を打ち出す。

 6項目での、1つ目は、植物の多様性の保護。2025年までに1000種類の植物を保護する目標を掲げるが、現在までに350種の保護を実現している。本国から来日したカミーユ・エイロー(Camille Airo)=ロクシタン コミットメント&コミュニケーション マネージャーは「昨年秋には勤続年数3年以上の社員4000人と同じ数だけ、フランスにアーモンドの苗木を植えた。1950年代にアーモンドの木が伐採されて希少となったため、栽培のサポートを今までも行っていたが、これもその一環」と述べた。

 2つ目は生産者のサポート。25年までに100%直契約生産者とフェアトレードの締結を掲げ、現在はシアバターを生産する西アフリカ・ブルキナファソで100%フェアトレードを行っている。3つ目が地球の自然にやさしく。25年までに100%リサイクルプラスチックボトルと全店舗でのリサイクルサービスの導入を目指し、空き容器の回収などを進め日本と韓国が42%、アメリカとカナダ、アイルランドが30%を現在達成している。

 4つ目は女性の自立を支援。20年までにブルキナファソの女性3万3000人余の支援を目指し、現在は3万人以上を支援している。5つ目は視覚障害への取り組み。1997年から視覚障害者支援や製品ボトルに点字表記(英字)を用いているほか、20年までに1000万人の視覚障害者にアイケアの提供を目指して、現在はユニセフへの寄付やチャリティーイベントを通し800万人をサポートしている。6つ目は、伝統的技術の継承。精油の抽出法の一つである蒸気蒸留法や、直営店舗などで使用するアクセサリーや家具などの伝統的技術の継承を促進する。今年は香水「エルバヴェール」で一つ一つを手作業でラフィア(天然素材)に装飾した限定ボトルを発売した。

 「SDGs(持続可能な開発目標)では30年をゴールとした17の目標を掲げている。その一環で、EU全体では20年から使い捨てのプラスチック製品を禁止する法案が施行される。当社はさまざまなCSR活動に40年以上前から取り組んできたが、人々の環境に対する意識が高まっているのはよいこと。『ロクシタン』も活動を加速させていく」(エイロー・マネージャー)という。

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「ヨシオ クボ」がパリの船上で360度VRを使ったプレゼンテーションに挑戦

 「ヨシオ クボ(YOSHIO KUBO)」は、パリ・メンズ・コレクションにおいて6月20日に行う2020年春夏コレクションのプレゼンテーションを、360度実映像を用いたVRを使って発表する。会場はパリの船上で、シーズンの世界観とウエアのリアリティーを同時に伝える内容になるという。インビテーションには「大漁」の文字が描かれ、公開されたムービーには大漁旗風のウエアも見られる。

 同ブランドは17年からコレクション発表の場を海外に移しており、パリメンズへの参加は3回目。前シーズンはパリの劇場を貸し切って演劇の要素を取り入れたインスタレーションを行うなど、ここ最近はユニークな演出に挑んでいる。

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シャネルが環境を重視するスタートアップ企業の少数株式を取得

 シャネル(CHANEL)は環境に配慮した素材の開発戦略の一環として、スタートアップ企業のイボルブド バイ ネイチャー(EVOLVED BY NATURE、旧シルク インク(SILK INC.))の少数株式を取得した。

 米国マサチューセッツ州ボストンに拠点を置くイボルブド バイ ネイチャーは2013年創業。同社が開発した液状の天然シルクを用いた“アクティベイテッド シルク”は毒性がなく、化学薬品の代替として基礎化粧品からテキスタイル、医療機器などさまざまな製品に使用されている。18年にはファッションアパレルとテキスタイル市場への進出を目的としたシリーズBラウンドで3000万ドル(約32億円)の資金調達を行った。

 イボルブド バイ ネイチャー創業者の一人、グレゴリー・アルトマン(Gregory Altman)は、「当社がシャネルのサポートを受けられることをうれしく思う。また、ファッションおよびビューティ分野のエキスパートであるシャネルと組むことで“アクティベイテッド シルク”技術の商業化を加速できる」とコメントした。

 サステイナブル製品の需要の高さを受け、シャネルは同分野への投資を強化している。18年には生分解できてマイクロプラスチックを使用しない製品を製造するフィンランドのスタートアップ企業スラパック(SULAPAC)に投資している。また、同年12月にはエキゾチックレザーや毛皮の使用の廃止を宣言している。

 シャネルは「イボルブド バイ ネイチャーとの協業は、当社の革新的な素材の研究を可能にする。また、唯一無二で非常に優れた素材を開発し続けるという当社の目標にも合致する。今回の投資は、環境重視の技術に投資するという当社の戦略の一環でもある」とコメントした。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」 「ポートヴェル」の濵田博昭デザイナーが東京都知事賞を受賞

 繊維ファッション産学協議会は6月13日に、「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」の審査を東京・文化ファッションインキュベーションで行い、今年度からビジネス支援を行うファッションデザイナー10人を決定した。また、審査で最高得点を獲得した「ポートヴェル(PORTVEL)」の濵田博昭デザイナーを東京都知事賞に選出した。

 審査には、4月1日から5月17日までに応募のあった37ブランドのうち、応募基準を満たした22組のファッションデザイナーが参加し、自身の商品や事業を7人の審査員にプレゼンテーションした。受賞した10人には、今年度から最長3年間(意欲・成果により毎年更新)のビジネス支援を行う。

 今年で9年目を迎える同賞はこれまで、岩田翔「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」デザイナーや井野将之「ダブレット(DOUBLET)」デザイナー、北澤武志「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」デザイナー、小髙真理「マラミュート(MALAMUTE)」デザイナーらが受賞。昨年はハチ「バルムング(BALMUNG)」デザイナーが最高得点を獲得し、東京都知事賞を受賞した。

 「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門」の受賞ブランド・受賞デザイナーは以下の通り。

「ポートヴェル(PORTVEL)」/濵田博昭
「アヴァロン(AVALONE)」/三浦進
「ベース マーク(BASE MARK)」/金木志穂
「ボディソング(BODYSONG.)」/アオキ シュンスケ
「ハトラ(HATRA)」/長見佳祐
「メアグラーティア(MEAGRATIA)」/関根 隆文
「P.E.O.T.W AG」/福田真也
「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」/竹内美彩
「ランブルレッド(RUMBLE RED)」/牧野渚&牧野陽平
「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」/大月壮士

 「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門」の審査員は以下の通り。

二村仁オンワードインターナショナルファッション代表取締役会長
岡田正美ニレ・アップス取締役副社長
小湊千恵美「ファッションスナップ ドットコム」編集委員・ディレクター
寺澤真理・三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 クロスMD営業部エディター
飯泉太浩ブランディング・ディレクター
篠原航平・中小企業診断士
向千鶴「WWDジャパン」編集長

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エディ率いる「セリーヌ」がパリに新店舗 4人の女性コンテンポラリーアーティストを起用

 「セリーヌ(CELINE)」はパリ4店目となる新店舗をデュフォ通りにオープンした。監修を務めたエディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターは世界で活躍する4人の女性アーティストにスポットライトを当てた。

 今回起用された女性アーティストはドイツ人のカティンカ・ボック(Katinka Bock)、中国人のフー・シャオユアン(Hu Xiaoyuan)、カナダ人のジョージア・ディッキー(Georgia Dickie)とロシェル ゴールドバーグ(Rochelle Goldberg)で、それぞれの彫刻作品が壁などに飾られている。

 約350平方メートルの店内ではウィメンズ、メンズのウエアとアクセサリーを取り扱う。今年2月にリニューアルオープンしたニューヨーク・マディソンアベニュー店同様、家具や骨董品、オリジナルアート作品も展示されている。

 壁には南フランス産の黒大理石とイラン産のトラバーチンを使用。20世紀の建築様式のブルータリズム、モダニズム、バウハウス、オランダの芸術運動デ・スティル、それぞれの要素が掛け合わされたデザインになっている。特筆すべきは木とガラスの細長い板が囲うらせん階段。中心にはボックの彫刻が置かれている。

 サントノレ通りから枝分かれするデュフォ通りには昨年「シャネル(CHANEL)」もオープンした。

 「セリーヌ」は今年に入りパリ、ニューヨーク、東京、ロサンゼルス、ロンドン、ミラノ、マドリード、ドバイ、マカオ、バンコクと新店舗をオープンしており、今後は上海と北京と続く予定だ。

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英「トップショップ」親会社、破綻を免れる 大富豪オーナーの妻が私財を投じて

 「トップショップ(TOPSHOP)」「トップマン(TOPMAN)」などを擁する英アルカディア・グループ(ARCADIA GROUP以下、アルカディア)は6月12日、債権団に提示していた再建策が了承されたと発表した。これにより同社は経営破綻を免れ、再建の道を歩む。破綻すれば、グループ全体でおよそ1万8000人の雇用が失われると試算されていた。

 債権団は年金受託者、サプライヤー、不動産会社などから構成されており、再建策には店舗の閉店、従業員の解雇、建物賃料の値下げ交渉、経費削減などが盛り込まれている。アルカディアの小売り店舗の家主で、商業施設の開発管理会社イントゥ・プロパティーズ(INTU PROPERTIES)は、「賃料の値下げはほかのテナントに対して不公平であり、当社の株主にとっても利点がない」と再建策に反対していた。しかし債権団の投票によって了承されたことを受け、「アルカディアと建設的に協議し、双方にとって最良の結果となるよう努める」とコメントした。

 再建に当たっては、同社を所有する大富豪のフィリップ・グリーン(Philip Green)卿の妻で同社の主要株主であるグリーン卿夫人が、3月に投じた5000万ポンド(約68億円)に加えて新たに5000万ポンド相当の株式を投じるほか、建物賃料の値下げ分を補完するための費用もある程度負担するという。また、アルカディアが年金不足分を補填するために追加拠出している額を、3年間は現在の年5000万ポンドから同2500万ポンド(約34億円)に減額することも再建策の争点の一つとなっていた。しかし、こちらもグリーン卿夫人が1億ポンド(約137億円)のキャッシュなどで支援することを約束し、年金関係者との合意にこぎつけた。

 イアン・グラビナー(Ian Grabiner)=アルカディア最高経営責任者は、「再建案を支持してくれた債権団と、グリーン卿夫人の継続的な支援に心から感謝している。おかげでアルカディアおよび大勢の従業員、そしてサプライヤーの将来がかなり安定した」と語った。同氏はまた、「コストを削減し、財務状況を安定させることが最優先の課題だ。再建策を実施し、ECや卸の売り上げを伸ばしつつ、引き続き小売り事業を中心として業績を上げていきたい」と今後の展望を述べた。

 再建策の一環として、イギリスとアイルランドで展開している566の売り場のうち23カ所を撤退する可能性があり、194カ所で賃料の値下げを交渉する。「トップショップ」と「トップマン」のオックスフォードサーカス旗艦店を含むその他349カ所は営業を続けるが、アメリカで展開している11店の「トップショップ」は近日中に閉店される可能性があるという。なお、同ブランドは米百貨店ノードストロム(NORDSTROM)でも取り扱われている。

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「メンズノンノ」「バイラ」「マキア」編集長が一斉交代 集英社の新人事

 集英社は、6月25日付の新人事を発表した。メンズ誌「メンズノンノ(MEN’S NON-NO)」と女性誌「バイラ(BAILA)」、美容誌「マキア(MAQUIA)」3誌の編集長が交代する。

 岡野まかみ「バイラ」編集長と岩佐きぬ子「メンズノンノ」編集長は新部署であるエディターズラボ部に配属。同部署で女性誌のブランド価値や集英社の強み、編集者のスキルを生かし、新しいソリューションの実現を模索するという。編集長の後任として、「バイラ」編集長には湯田桂子「マキア」編集長が、「メンズノンノ」編集長には同誌の根岸英行副編集長が就任。「マキア」編集長には伊藤かおり副編集長が昇格する。

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大丸心斎橋店本館 全370テナントを公開

 9月20日にグランドオープンを控える大丸心斎橋本館は、4万平方メートル(地下2階〜地上10階)の売り場に、定期賃貸借契約(定借)よるテナントと百貨店がハイブリッドし新しい形の百貨店が誕生する。テナント数は全部で370。飲食から化粧品、宝飾、ファッションまで、全テナントを一挙紹介する。

地下2階 フードホール

あげもんや六覺燈 / 六覺燈

アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ(ARTISAN DE LA TRUFFE PARIS) / スティルフーズ

魚くみ 魚BAL / 魚組

ヴォレ(VOLER) / 杉本食肉産業

コーヒーテイスター ハマヤ(COFFEE TASTER HAMAYA) / ハマヤ株式会社

世界酒Bar / T&Cサービス

たこ家 道頓堀くくる / 白ハト食品工業

道頓堀 今井 / 今井

日本橋 古樹軒 / 中華・高橋

はり重 グリル /播重

マンゴツリーキッチン“ガパオ” / ミールワークス

ユンユン(YUNYUN) / ケンミン食品

ラボラトリオ マンジャ(LABORATORIO MANGIA) / オフィチーナ

魚くみ / 魚組

お肉の専門店 スギモト / 杉本食肉産業

はり重 /播重

フレシュワン / フレシュワン

結 / アイ・エム・シー

リカーショップ グランセルクル / 大丸興業

パンデュース パーク(PAINDUCE PARK) / ヘップジャパン(HEP JAPAN)

ポール(PAUL) / レアールパスコベーカリーズ

地下1階 フーズ / 婦人洋品雑貨

アンリ・シャルパンティエ(HENRI CHARPENTIER) / シュゼット

イシヤ 心斎橋 / 石屋製菓

ヴィタメール / エーデルワイス

エクチュア / エクチュア

黒船 /長﨑堂

桂新堂 / 桂新堂

ゴディバ(GODIVA) / ゴディバ ジャパン

京都祇園 あのん /サザエ食品

賛否両論 / ショウエイ

萩月 / 珍々堂

ショコラフィル(CHOCOLAPHIL) / ベイク(BAKE)

たねや / たねや

鶴屋八幡 / 鶴屋八幡

デリチュース(DELICIUS) / ジェイアール西日本フード サービスネット

十勝あんこのサザエ / サザエ食品

ときじくのかぐのこのみ / ハートサプライ

中島大祥堂 / 中島大祥堂

ノワ(NOIX) / モン・クレーブ(MON・CREVE)

パパブブレ(PAPABUBBLE) / パパブブレ ジャパン

福壽堂秀信 / 福壽堂秀信

フーシェ・ガトーフーシェ(FOUCHER) / 松風屋 関西支社

本髙砂屋 / 本髙砂屋

ホンミドウ(HONMIDO) / 菓匠三全

蜜香屋TISOU / ソイルワーキングス

メリーチョコレート / メリーチョコレートカムパニー

モロゾフ アルカディア / モロゾフ

ユーハイム /ユーハイム

りくろーおじさんの店 / リクロー

リバーレ / ダイニング・クエスト

ル・ショコラ・アラン・デュカス / スティルフーズ

うお活鮮 / 大水直売

近江今津 西友 / 西友商店

柿安ダイニング / 柿安本店

アールエフワン(RF1) / ロック・フィールド

551蓬莱 / 蓬莱

こめとな / 阪急デリカアイ

京都 錦平野 / 錦平野

三田屋本店 ~やすらぎの郷~ / 三田屋本店

すし処 漁場 / ジャパンフーズクリエイト

すし萬 / 小鯛雀鮨鮨萬

大寅蒲鉾 / 大寅蒲鉾

たごさく / 山和食品

とんかつ まい泉 / 井筒まい泉

日本料理 湯木 / 湯木

寝かせ玄米と日本のいいものいろは / 結わえる

ハウス食品ショップ(仮) / ハウス食品

ビバ・ラ・ベジ / ミヤコフーズ株式会社

四陸 / フーズパレット

マイ グリル デリ / 萬野総本店

正起屋 / 正起屋

豆狸 / 阪急デリカアイ

茅乃家 / 久原本家

神宗 / 神宗

大源味噌 / 大源味噌

花一会 / たじみや

ネスプレッソ / ネスレネスプレッソ

バタールーアン / 味冨士

福寿園 / 福寿園

山本海苔店 / 山本海苔店

ラベイユ / ラベイユ

ルピシア(LUPICIA) / ルピシア

ポール ボキューズ / レアールパスコベーカリーズ

アツギ(ATSUGI) / アツギ

イズマイ(ISMY) / 東レ インターナショナル

バースデイ・バー・アポルト・パー・レ・マルシェ(BIRTHDAY BAR APPORETE PAR LES MARCHES) / マグスタイル

ハンカチーフ コンシェルジュ(HANDKERCHIEF CONCIERGE) / 川辺

プラスムーンバット(+MOONBAT) / ムーンバット

キールズ(KIEHL’S)<11月末頃オープン> / 日本ロレアル

スリー(THREE )<11月末頃オープン> / アクロ(ACRO)

ロクシタン(L’OCCITANE)<11月末頃オープン> / ロクシタンジャポン

1階 コスメティック / アクセサリー

アールエムケイ(RMK) / エキップ

アディクション(ADDICTION)/ コーセー

アルビオン(ALBION) / アルビオン

アンプリチュード(AMPLITUDE)/ アクロ(ACRO)

イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE) / 日本ロレアル

イトリン(ITRIM)/ アクロ(ACRO)

イプサ(IPSA) / 株式会社イプサ

エスケーツー(SK-II) / P&Gプレステージ

エスティ ローダー(ESTEE LAUDER) / ELCジャパン

エスト(EST) / 花王グループカスタマーマーケティング

カネボウ(KANEBO) / ルナソル(LUNASOL) / 花王グループカスタマーマーケティング

カバーマーク(COVERMARK) / カバーマーク

クラランス(CLARINS) / クラランス

クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN) / エフ・ジー・ジェイ

クリニーク(CLINIQUE) / ELCジャパン

クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE) / 資生堂ジャパン

ゲラン(GUERLAIN) / ゲラン

コスメデコルテ(DECORTE) / コーセー

シスレー(SISLEY) / シスレージャパン

シセイドウ(SHISEDO) / 資生堂ジャパン

ジバンシィ(GIVENCHY) / LVMHフレグランスブランス

シャネル ビューティ ストゥディオ(CHANEL BEAUTY STUDIO) / シャネル

シャネル フレグランス&ビューティ(CHANEL FRAGRANCE&BEAUTY) / シャネル

シュウ ウエムラ(SHU UEMURA) / 日本ロレアル

ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON) / ELCジャパン

ジョルジオ アルマーニ ビューティー(GIORGIO ARMANI BEAUTY) / 日本ロレアル

ジルスチュアート(JILLSTUART) / コーセー

シロ(SHIRO) / ローレル

スック(SUQQU) / エキップ

ディオール(DIOR) / パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャパン

ドゥ ラ メール(DE LA MER) / ELCジャパン

トム フォードビューティ(TOM FORD BEAUTY) / ELCジャパン

ナーズ(NARS) / 資生堂ジャパン

ファンケル(FANCL) / ファンケル

フレデリック マル(FREDERIC MALLE) / ELCジャパン

ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN) / 日本ロレアル

ポーラ(POLA) / ポーラ

ポール アンド ジョー(PAUL & JOE) / アルビオン

ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN) / ELCジャパン

マック(M・A・C) / ELCジャパン

メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER) / LVMHコスメティック

メゾン クリスチャン ディオール(MAISON CHRISTIAN DIOR) / パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン

ラ・プレリー(LA PRAIRIE) / ラ・プレリージャパン

ラトリエ デ パルファム(L’ATELIER DES PARFUMS) / ブルーベル・ジャパン

ランコム(LANCOME) / 日本ロレアル

アーカー(AHKAH) / アーカー

アガット(AGETE) / エーアンドエス

ヴァンドーム青山(VENDOME AOYAMA) / ヴァンドームヤマダ

エテ(ETE) / ミルク

ココシュニック(COCOSHNIK) / ココシュニック

サマンサティアラ(SAMANTHA TIARA) / サマンサタバサジャパンリミテッド

スタージュエリー(STAR JEWELRY) / スタージュエリーブティックス

スワロフスキー(SWAROVSKI) / スワロフスキー・ジャパン

ヨンドシー(4°C) / エフ・ディ・シィ・プロダクツ

シェイクシャック(SHAKE SHACK) / サザビーリーグ

2階ラグジュアリーファッション・ジュエリー

エトロ(ETRO) / エトロ・ジャパン

カルティエ(CARTIER) / リシュモンジャパン

ショパールブティック(CHOPARD BOUTIQUE) / ショパールジャパン

シャネルファインジュエリー(CHANEL FINE JWERLY) / シャネル

タサキ(TASAKI) / タサキ(TASAKI)

トッズ(TOD’S) / トッズジャパン

ティファニー(TIFFANY) / ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク

バカラショップ(BACCARAT SHOP) / バカラパシフィック

ピアジェ(PIAGET) / リシュモンジャパン

フェンディ(FENDI) / フェンディ ジャパン

プラダ(PRADA) / プラダジャパン

ブルガリ(BVLGARI) / ブルガリジャパン

ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI) / ブルネロ クチネリ ジャパン

フレッド(FRED) / LVMHウォッチ・ジュエリージャパン

ヘルノ(HERNO) / ヘルノ ジャパン

ボッテガ・ヴェネタ(BTTEGA VENETA) / ボッテガ・ヴェネタ ジャパン

ミュウミュウ(MIU MIU) / プラダジャパン

ロエベ(LOEWE) / LVMHファッション・グループ・ジャパン ロエベジャパン

ロレックス(ROLEX) / グロリアス株式会社

ロロ ピアーナ(LORO PIANA)/ ロロ・ピアーナジャパン

マリベル ザ ラウンジ(MARIEBELLE THE LOUNGE) / マリベルジャパン

3階 ラグジュアリーファッション・シューズ

アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI) / アミ パリ ジャパン

ヴァレンティノ(VALENTINO)/ ヴァレンティノジャパン

ヴェルサーチェ(VERSACE) / ヴェルサーチェジャパン

エルマンノ シェルビーノ(ERMANNO SCERVINO) / サン・フレール

クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN) / クリスチャン ルブタン ジャパ ン

クロエ(CHLOE) / リシュモンジャパン

ケンゾー(KENZO) / ケンゾー・パリ・ジャパン

ザネラート(ZANELLATO) / アマン

サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO) / フェラガモ・ジャパン

サンローラン(SAINT LAURENT) / ケリングジャパン イヴ・サンローランディビジョン

ジバンシィ(GIVENCHY) / LVMHファッショングループジャパン ジバンシィジャパン

ジミー チュウ(JIMMY CHOO)/ ジミー チュウ

ジャンヴィト ロッシ(GIANBITO ROSSI) / GGRジャパン

ジュゼッペ ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI) / ジュゼッペ ザノッティ ジャパン

ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY) / ステラ マッカートニー ジャパン

セリーヌ(CELINE) / LVMHファッショングループジャパン セリーヌジャパン

セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI) / セルジオ ロッシ ジャパン

ディースクエアード(DSQUARED2) / スタッフインターナショナルジャパン

トム ブラウン(THOM BROWNE) / トムブラウンジャパン

ニール バレット(NEIL BARRETT) / ニール・バレット・ジャパン

バレンシアガ(BALENCIAGA)/ バレンシアガジャパン

ベルルッティ(BERLUTI) / ベルルッティジャパン

マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK) / ブルーベル・ジャパン

マルニ(MARNI) / マルニジャパン

モンクレール(MONCLER) / モンクレール ジャパン

シジエーム ギンザ(SIXIEME GINZA) / 大丸松坂屋百貨店

4階 ファッション ウェア / ファッション雑貨

イエナ(IENA) / ルドーム

イソップ(AESOP) / イソップ・ジャパン

ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル(VIVIENNE WESTWOOD RED LABEL) / インコントロ

エッセンス オブ アナイ(ESSENCE OF ANAYI) / ファーイーストカンパニー

エブール(EBURE)/ サザビーリーグ

エムアイディー(M-I-D) / エム・アイ・ディー

カレンソロジー(CURENSOLOGY) / エレメントルール

シーバイクロエ(SEE BY CHLOE) / リシュモンジャパン

ジャンニ キアリーニ(GIANNI CHIARINI) / スプレンダーズアンドカンパニー

ゼア(’EIR) / ハーモニープロダクツ

セオリー(THEORY) / リンク・セオリー・ジャパン

ディーゼル(DIESEL) / ディーゼルジャパン

デザインワークス(DESIGNWORKS) / アバハウスインターナショナル

デンハム(DENHAM) / デンハム・ジャパン

プルミエ アロンディスモン(1ER ARRONDISSEMENT) / ビギ

ポール・スミス(PAUL SMITH) / ジョイックスコーポレーション

マーク ジェイコブス(MARC JACOBS) / マーク ジェイコブス ジャパン

モマ デザインストア(MOMAデザインストア) / ロフト

ルルレモン(LULULEMON) / ルルレモン アスレティカ ジャパン(LULULEMON ATHLETICA JP)

レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO) / ヴァレンティノ ジャパン

5階 ファッション ウエア/レディスシューズ / ランジェリー / ゴルフウエア

アドーア(ADORE) / サンエー・インターナショナル

アンタイトル サロン(UNTITLED SALON) / フィールズインターナショナル

インディヴィ(INDIVI) / フィールズインターナショナル

エポカ(EPOCA) / 三陽商会

グレース コンチネンタル(GRACE CONTINENTAL) / アイランド

ダブルスタンダードクロージング(DOUBLE STANDARD CLOTHING) / フィルム

23区 SHINSAIBASHI / オンワード樫山

フォーティファイブ アール(45R) / フォーティファイブアールピーエムスタジオ

プリーツプリーズイッセイミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE) / イッセイミヤケ

ブルーレーベル ブラックレーベル クレストブリッジ(BLUE LABEL / BLACK LABEL CRESTBRIDGE) / 三陽商会

プレイン ピープル(PLAIN PEOPLE) / メル・ローズ

ベータ レディスアンドメン(β LADIES&MEN) / ファイブフォックス

ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN) / ラルフローレン

マーガレット ハウエル(MARGARET HOWELL) / アングローバル

ヨーガンレール プラス ババグーリ(JURGEN LEHL + BABAGHURI) / ヨーガンレール

ルネ(RENE) / ルネ

ロートレアモン(LAUTREAMONT) / ジャヴァコーポレーション

アグ(UGG) / デッカーズジャパン

カンペール(CAMPER) / ピナ

コール ハーン(COLE HAAN) / コール ハーン ジャパン

ミスターミニット / ミニット・アジア・パシフィック

レディスシューズセレクション / 大丸松坂屋セールスアソシエイツ

ワコール 3D スマートアンドトライ/ ワコール

サロン ド テ ヴォーリズ(SALON DE THE VORIES) / 三和実業

6階 ファッション メンズウェア / ファッション雑貨 / 時計 / メガネ / カメラ

ウノピゥウノ ウグァーレトレ(1PIU1UGUALE3) / エム・エイ・エス

エポカ ウォモ(EPOCA UOMO)/ 三陽商会

オーダーシャツ / 山喜

トロージャン(TROJAN) / 大丸松坂屋百貨店

ハイドロゲン(HYDROGEN) / 三喜商事

バブアー(BARBOUR) / 八木通商

ヒッキー フリーマン(HICKEY FREEMAN) / トレンザ

フィッツジェラルド バイ フェアファクス(FITZGERALD BY FAIRFAX) / フェアファクスコレクティブ

フリーマンズ スポーティング クラブ(FREEMANS SPORTING CLUB) / 八木通商

メランジトップ(MELANGETOP) / タキヒヨー

エス テー デュポン(S・T・DUPONT) / エス・テー・デュポン ジャポン

エヌプラッツ バイナイガイ(NPLATZ BYNAIGAI) / ナイガイ

カツユキコダマ パラディドル(KATSUYUKIKODAMA PARADIDDLE) / クー

キプリス(CYPRIS) / モルフォ

コール ハーン(COLE HAAN) / コール ハーン ジャパン

サムソナイト ブラックレーベル(SAMSONITE BLACKLABEL) / サムソナイト・ジャパン

サントーニ(SANTONI) / リーガルコーポレーション

ソメスサドル(SOMES SADDLE) / ソメスサドル

心斎橋筆記具倶楽部 / ニシキ産業

トゥミ(TUMI) / トゥミ ジャパン

ファイブイズム バイ スリー(FAIVEISM × THREE)/ アクロ(ACRO)

プランビー マスターピース(PLANB MASTER-PIECE) / エムエスピーシー(MSPC)

ボルサリーノ(BORSALINO) / ボルサリーノジャパン

マークアンドロナ(MARK & LONA) / キューブ

メゾンタクヤ(MAISON TAKUYA) / ファーレ

ワールドシューファクトリ マドラス / マドラス

ユハク(YUHAKU) / ユハク

ヴァシュロン コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) / リシュモンジャパン

カール エフ ブヘラ(CARL F. BUCHERER) / アーヴィック

カシオ ウォッチ プレミアム ショップ(CASIO WATCH PREMIUM SHOP) / 栄光リテール

グランドセイコーサロン・クレドールサロン / 栄光リテール

ザ ウォッチ アフターケア(THE WATCH AFTERCARE) / 三栄時計

シチズンコンセプトショップ / シチズン

ジャケ ドロー(JAQUET DROZ) / 大阪大三

セイコー ウオッチサロン / 栄光リテール

チューダー(TUDOR) / グロリアス

パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE) / 大阪大三

ハリー ウインストン(HARRY WINSTON) / 栄光リテール

フランク ミュラー(FRANK MULLER) / 大阪大三

ブランパン(BLANCPAIN) / 大阪大三

ブレゲ(BREGUET) / 大阪大三

ロンジン(LONGINES) / 大阪大三

ランゲアンドゾーネ(A.LANGE & SOHNE) / 大阪大三

メガネサロン / コジマ

ライカ / ライカカメラジャパン

7階 心斎橋テラス(仮) ビューティー / ベビー&キッズ / ファッション / テラスダイニング

アーバーズ バイ アラレフア(ARBOR’S BY ‘ALA LEHUA) / フレーバーライフ社

エーエフシー ラボ(AFC LAB.)/ エーエフシー

エトヴォス / エトヴォス

キャプラスネイル(CAPLUSNAIL) / ビーファスト

クヴォン・デ・ミニム(LE COUVENT DES MINIMES) / クヴォン・デ・ミニムジャポン

コスメダイニング(COSME DINING) / はなこ

ショップハーバー / ハーバー研究所

ジョンマスターオーガニック セレクト(JOHN MASTERS ORGANICS SELECT) / ジョンマスターオーガニックグ ループジャパンカンパニー

スパセイロン(SPA CEYLON)/ バンセイアーユルヴェーダ

ディーエイチシー(DHC)直営店 / ディーエイチシー

テラス アヴェダ(TERRACE AVEDA) / ジェイエムダブル

ドクターシーラボ / ドクターシーラボ

ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE) / ハウスオブローゼ

ビューティライブラリー(BEAUTY LIBRARY) / ネイチャーズウェイ

フォーグリーンリーブス イトウエン(FOUR GREEN LEAVES ITOEN) / 伊藤園

ブランネージュ / ユキコスメティックス

フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART) / コーセー

ラ・ブルケット(L:A BRUKET) / ビヨンクール

リファ(REFA) / エム・ティー・ジー(MTG)

ストッケ(STOKKE) / ストッケ

ファミリア(FAMILIAR) / ファミリア

プチバトー(PETIT BATEAU) / プチバトージャパン

フォー キッズ バイ コグマ(FOR KIDS’ BY こぐま) / 仔熊

ミキハウス(MIKI HOUSE) / 三起商行

ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO) / ヒロココシノインターナショナル

フォーマルメッセージ(FORMAL MESSAGE) / 東京ソワール

レオナール(LEONARD) / 三共生興ファッションサービス

レリアン(LEILIAN) / レリアン

リナシェーレ / フォルムアイ

トゥッフェ(TUFFE) / バルニバービ

デリス タルト&カフェ(DELICES TARTE&CAFE) / フジオフードシステム

8階 ライフスタイル ライスタイル雑貨 / 美術 / 呉服 / 宝飾

アットアロマ(@AROMA) / アットアロマ

アンティナギフトスタジオ / 大和

伊勢 ゑびや商店 / ゑびや

イッタラ(IITTALA) / フィスカースジャパン

石見銀山 群言堂 / 石見銀山生活文化研究所

ウェッジウッド(WEDGWOOD) / フィスカースジャパン

ウチノ バスアンドリラクゼーション(UCHINO BATH&RELAXATION) / 内野

エアウィーヴ(AIRWEAVE) / エアウィーヴ

ギエモン(GIEMON) / オカモト商店

茶論見世 / 中川政七商店

茶論 / 道艸舎

シェア ウィズ クリハラハルミ(SHARE WITH KURIHARAHARUMI) / ゆとりの空間

スタイル(STYLE) / MTG

綱具屋 / アイトー

中川政七商店 / 中川政七商店

ニードル・ トゥ ・リーフ(NEEDLE TO LEAF) / 福寿園

西川ショップ ネムリウム / 西川

日本橋木屋 / 木屋

ぬりもん / 祖父江ジャパン

能作 / 能作

フェイラー(FEILER) / フェイラージャパン

マスターレシピ(MASTER RECIPE) / フランフラン(FRANCFRANC)

リアルキッチン(REALKITCHEN) / フジイ

ロイヤルコペンハーゲン(ROYAL COPENHAGEN) / フィスカースジャパン

アールグロリュー ギャラリー・オブ・オーサカ(ARTGLORIEUX GALLERY OF OSAKA)/ 大丸松坂屋百貨店

きものリユース ながもち屋 蘇匠 / 新装大橋

千總・川島織物きものサロン / 千總、社川島織物 セルコン

法雲堂 / 法雲堂

ジュエリーオーダー&リフォーム / 水溪

ダミアーニ(DAMIANI) / 大雅

フェデリーコ ブチェラッティ(FEDERICO BUCCELLATI) / 大雅

モニッケンダム(MONNICKENDAM) / 水溪

ラザール ダイヤモンド(LAZARE DIAMOND) / 水溪

ロイヤル アッシャー(ROYAL ASSCHER) / 大雅

9階 エンターテインメント キャラクター / トラベル / ベビー&キッズ / コンビニエンスストア

ジャンプショップ(JUMP SHOP) / ベネリック

ポケモンセンターオーサカDX & ポケモンカフェ / ポケモン

エース バッグス&ラゲージ(ACE BAGS&LUGGAGE) / エース

サムソナイト(SAMSONITE) / サムソナイト・ジャパン

ジェイティービー(JTB) / JTB

ボーネルンド / ボーネルンド

ローソン / ローソン

タリーズコーヒー カイヨウドウ(タリーズコーヒー KAIYODO) / 内外美装

10階 心斎橋ダイニング レストラン

青空BLUE / 松井宏文

赤坂ふきぬき / コーワフード

近江榮 / 社圓堂

祇園 天ぷら圓堂 キョウト スタイル(KYOTO STYLE) / 圓堂

季節の贅沢 堺 銀シャリ げこ亭 / フジオフードシステム

小鯛雀鮨 鮨萬 / 小鯛雀鮨鮨萬

叙々苑 / 叙々苑

大起水産回転寿司 / 大起水産

タント タント(TANTO TANTO) / ルモンデグルメ

中国家郷菜 梅梅 / 際コーポレーション

日本料理 湯木 / 湯木

ぷれじでんと千房 / 千房ホールディングス

みそかつ 矢場とん / 矢場とん

美菜莉 / 東亜トレーディング

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好調「ジーユー」の19-20年秋冬は「今すぐ着られる」を強化 期待は“中間アウター”

 ファーストリテイリング傘下の「ジーユー(GU)」の2019-20年秋冬物は、“NOWNESS(今)”がテーマ。「(実需期の補完といった意味合いの)端境期が無くなってきている。端境なく、常にファッション提案をしていくことが求められている」(柚木治ジーユー社長)として、その時々ですぐに着られるトレンド商品をそろえる。そうした考えの中で、気温が下がり切らない中でも購買が見込める薄手の“中間アウター”を充実している点が注目ポイントだ。同ブランドは17年以降は売れ筋が分散して苦戦していたが、18年9月~19年2月は売上収益が前年同期比10.7%増、営業利益が同54.3%増と大幅な増収増益を達成。鮮度ある提案で下期(19年3~8月)も「強い業績回復」を見込む。

 中間アウターは、シャツとジャケットの間のような厚みのミリタリー由来のジャケットや、キルティングジャケット、ボアのジップブルゾン、薄手のダウンブルゾンなどさまざまなデザインをそろえ、ウールコート投入前の10月に投入する。10月末以降はウールアウターも投入し、薄手アウターとウールアウターとのレイヤードも提案する。

 アウター以外のトピックスとしては、 立ち上がりの7月で黒を軸にしたシャープなスタイルを打ち出す。黒は夏物で売れているといい、好調なシフォンプリーツスカートやカットソーパンツなどに黒を載せて、素材感は夏のままで秋の気分を取り入れる。秋のトレンド柄の筆頭であるレオパード柄なども導入する。

 8~9月は、トレンドのクラシックをブランド流に解釈。ビンテージ調小花柄のドレスやキャメル、テラコッタといった色合いがキーになる。台形シルエットのミニスカートとロングブーツの組み合わせも推す。

 ボトムの注目点は、パンツのシルエットだ。ほとんどの型をセミフレアのシルエットで企画し、ショートブーツとの組み合わせで打ち出す。「ジーユー」では2018年に、ハイウエストのストレートジーンズが“神デニム”としてヒットしたが、次なる神デニム候補と期待するのが、よりハイウエストのシルエットにしたセミフレアデニムだ。

 オフィスシーンを意図したきれいめコーディネートとしては、キャメルやブラウンのワントーンコーディネートやニットのセットアップをそろえた。

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アーバンリサーチがファミリーマートとコラボ 2020年春に新業態店舗を展開

 アーバンリサーチは、ファミリーマートとコラボした新業態店舗の展開に合意した。2020年春、東京都港区に1号店をオープンする。

 コラボするのはファミリーマートがオフィスや商業施設で展開するコンビニエンスストア「ファミマ!!」。両社のノウハウを生かし、都市部で働く人に向けた新しいライフスタイルを提案する。アーバンリサーチがセレクトショップとコンビニを一体運営することで、次世代空間の演出を目指す。

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「オフ-ホワイト」がフランスのスイムウエアブランドとコラボ 

 ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」は、フランスのスイムウエアブランド「ビルブルカン(VILEBREQUIN)」とのコラボスイムウエアライン“オフ-ホワイト c/o ビルブルカン(OFF-WHITE c/o VILEBREQUIN)”を発表した。

 同コラボは全5型。メンズラインのみだが、ユニセックスで使用できる。ロゴを配したモデルは黒と白の2色で展開。ブランドを象徴する黒と白のストライプを全面に施したアイテムのほか、イエロー、花柄なども用意する。価格は2万9000円〜3万3000円。

 同コラボアイテムは6月13日、全世界の「オフ-ホワイト」直営店舗および一部の「ビルブルカン」取扱店舗で発売する。国内では東京・青山にある直営店限定で販売する。

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サックス・フィフス・アベニューの親会社が上場廃止か 再生策の一環として

 業績不振が続いているカナダの大手小売りハドソンズ・ベイ・カンパニー(HUDSON’S BAY COMPANY以下、HBC)のリチャード・ベーカー(Richard Baker)=エグゼクティブ・チェアマン兼ガバナーは6月10日、同社の発行済み株式をほかの複数の主要株主と共に買い取る形での上場廃止案を取締役会に提出した。

 ベーカー=エグゼクティブ・チェアマン兼ガバナーは、「HBCの業績回復には時間がかかることが想定されるので、短期間での成果やリターンが期待されない環境でじっくりと取り組んだほうがいいと考えた」と語った。

 上場廃止案では1株当たり9.45カナダドル(約765円)と、7日の終値に48%のプレミアムを付けた価格による全額キャッシュでの買い取りを提示。この取引に基づいた同社の時価総額はおよそ17億カナダドル(約1377億円)となる。市場はこれを好感し、株価は前日終値比で42.3%高の9.07カナダドル(約734円)をつけた。

 なお、ほかの主要株主は米投資会社ローヌ・キャピタル(RHONE CAPITAL)、米不動産開発会社ウィーワーク プロパティー アドバイザーズ(WEWORK PROPERTY ADVISORS)、欧州の投資会社ハノーバー・インベストメンツ・ルクセンブルク(HANOVER INVESTMENTS LUXEMBOURG)、米投資会社エイブラムス・キャピタル・マネジメント(ABRAMS CAPITAL MANAGEMENT)などで、ベーカー=エグゼクティブ・チェアマン兼ガバナーの持ち分と合わせておよそ57%の株式を保有している。

 HBCの2019年1月期決算は売上高が前期比1.2%減の93億7600カナダドル(約7594億円)、純損失は前期の5億8100万カナダドル(約470億円)から5億4200万カナダドル(約439億円)にやや縮小したものの、業績回復とは言い難い。同社は再生策の一環として傘下の百貨店ロード&テイラー(LORD & TAYLOR)のニューヨーク五番街旗艦店のビルを17年10月に売却したが、同店は18年末に閉店した。また同じく傘下のサックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)は好調であるものの、サックス・オフ・フィフス(SAKS OFF 5TH)やロード&テイラー(LORD & TAYLOR)などの業績低迷が続いている。

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イタリア発ジュエラー「ポメラート」が銀座に旗艦店をオープン

 イタリア発ジュエラー「ポメラート(POMELLATO)」は7月20日、銀座の並木通りに旗艦店をオープンする。約135平方メートルの店舗は、ミラノのモンテナポレオーネ店同様、ミラノのデザインスタジオであるディモーレ・スタジオ(DIMORE STUDIO)が担当。

 斬新でカラフルなデザインで知られる「ポメラート」は“ジュエリーのプレタポルテ”と呼ばれ、女性が自分のために購入するジュエリーとして人気が高い。銀座の旗艦店では、アイコニックな“ヌード”や“イコニカ”などのシリーズのほか、オープンを記念し“タンゴ”のネックレスとブレスレット、“ブレラ”のチョーカー、ブレスレット、イヤリングを先行販売する。

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ナイキが1985年を舞台とした謎の動画を公開 「ストレンジャー・シングス」とのコラボか

 ナイキ(NIKE)が公式サイトと公式アプリ「NIKE SNKRS APP」で公開した謎の動画が話題を呼んでいる。

 約27秒の動画は監視カメラ風のモノクロの仕上がりで、画面左上に「6/6/85」の文字があることから1985年6月6日のものだとわかる。しかし、動画は「ナイキ」のロゴがあしらわれたトラックが街中を走り抜ける様子を映し出すだけで、この謎めいた内容にSNSでは「なにかとのコラボを示唆しているのではないか?」など、さまざまな憶測が飛び交っている。

 もっとも有力なのが、「ネットフリックス(NETFLIX)」のドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)」とのコラボだ。「ストレンジャー・シングス」は2016年に配信が開始された超人気ドラマで、7月にスタートするシーズン3の舞台が1985年であり、動画内のトラックにも“Stranger Things”のような“S”から始まる文字を確認することができる。

 現在ではまだウワサの段階であるが、スニーカーやアパレルなどのコラボコレクションが展開され、スニーカーは「ストレンジャー・シングス」の舞台である1985年に発売された“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”がラインアップされるとみられている。

 「ストレンジャー・シングス」はこれまで、「H&M」や「リーボック(REEBOK)」などともコラボアイテムを発売しているほか、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=アーティスティック・ディレクターはファンであることを公言し、2018年春夏コレクションで「ストレンジャー・シングス」のTシャツ(非売品)を発表した。

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戦略転換中のカルバン・クラインに新CEO ラフの後任はどうなる?

 PVHコープ(PVH CORP以下、PVH)が擁するカルバン・クライン(CALVIN KLEIN)のスティーブ・シフマン(Steve Shiffman)最高経営責任者(CEO)が6月10日付で退任した。新CEOには、北米事業のカルバン・クライン・ノースアメリカ(CALVIN KLEIN NORTH AMERICA)やアンダーウエア事業を率いてきたシェリル・アベル・ホッジズ(Cheryl Abel-Hodges)社長が同日付で就任した。

 エマニュエル・キリコ(Emanuel Chirico)PVH会長兼CEOは、「グローバルなブランドを経営する難しさの一つは、ヨーロッパやアジアなど世界中に散らばっている各チームをいかにまとめ上げるかにある。シェリルは優れたリーダーであり、そうした能力に抜きん出ている」と任命の理由を語った。

 アベル・ホッジズ=カルバン・クライン新CEOは、「私は社員がそれぞれ意見や決定権を持った、ダイナミックな組織を好む。一人ひとりが得意分野を生かして業績に貢献し、当社のカルチャーを育てていけるようにしたい。オープンにコミュニケーションを取り合い、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジできる環境づくりに努めていく」と抱負を述べた。同氏は2015年にアンダーウエア事業の社長に就任。18年からはカルバン・クライン・ノースアメリカの社長も兼任していた。それ以前には、同じくPVH傘下のスポーツウエアブランド「アイゾッド(IZOD)」の卸部門プレジデントなどの要職を歴任している。

 チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めていたラフ・シモンズ(Raf Simons)の退任後、「カルバン・クライン」はコレクション事業からの撤退やミラノオフィスの閉鎖、ニューヨーク旗艦店の閉店などを発表した。こうした一連のブランド再生策におよそ1億5000万ドル(約162億円)の費用がかかるとPVHは試算している。また19年6月3日には、北米におけるウィメンズジーンズのライセンスを「カルバン・クライン」のライセンス事業を行っているG-IIIアパレルグループ(G-III APPAREL GROUP)に売却した。

 ラフの退任後、PVHはカテゴリーを横断して監督するファッション・ディレクター探しを続けている。キリコ会長兼CEOは、「現在も探しているが、新ファッション・ディレクターが採用された場合はシェリルの下に就くことになるので、決定権は彼女にある」と述べた。また将来的にコレクション事業を再開する可能性については、「まだ検討中だ。しかし再開するのであれば、以前とは違うものになるだろう。いわゆる“コレクション効果”を期待するビジネスモデルはやや時代遅れであり、現在は消費者といっそう緊密につながる必要がある。ソーシャルメディアが重要性を増しているので、より今日的でデジタルな方法が必要となるが、そうした戦略もシェリルが担当する」と話した。

 なお、ステファン・ラーソン(Stefan Larsson)=ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)前CEOが6月3日付でPVHの社長に就任した。現在PVHを率いているキリコ会長兼CEOは5年間の契約更新をしたばかりだが、3~4年後には同氏がエグゼクティブ・チェアマンに、そしてラーソン新社長がCEOに就任すると見られている。

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頭皮や髪にも使える オーガニックの全身用保湿化粧水が登場

 米・ニューヨーク発オーガニックブランド「アミコレ(AMIKOLE)」は、6月12日に「ベビーシアスプレー」(120mL、3600円)と「センソリアシアスプレー」(120mL、3800円)を発売する。食品としても使用できる原材料のみで作られた全身用保湿化粧水で、顔や体だけではなく、頭皮や髪にも使用することが可能だ。シアオイルの効能に加え、エッセンシャルオイル配合でアロマテラピー効果も兼ね備えている。

 「ベビーシアスプレー」は、ブランド創設者のアミコレが子育てをする中で、かぶれや乾燥など子ども特有の肌の炎症に着目したことで生まれた処方を採用。子どものために開発したが、“全ての人が赤ちゃんのような肌になる”というコンセプトで作っている。有機ヒマワリレシチンの乳化剤や自然発酵の穀物アルコールを配合し、ブルーカモミールやラベンダー、ゼラニウムの香りが特徴だ。

 「センソリアシアスプレー」は冷えやむくみ対策に有効なレモンやライムを配合。気持ちを落ち着かせる効果のあるパチュリの香りで、緊張や不安を抱えがちな母親をサポートする。

 「アミコレ」はニューヨークのロウアーイーストサイドから発信するオーガニックブランド。創設者のアミコレは医療人類学や薬草学、ヴィンヤサヨガに情熱を注ぎ、3人の子どもを育てる母親。ひび割れた唇や、虫刺されなど子どもたちのトラブルにシアバターを活用してきた経験を生かして製品をプロデュースする。

【エディターズ・チェック】
「センソリアシアスプレー」を使用してみました。スプレータイプの化粧水は軽い使い心地のものが多い印象ですが、吹きかけてなじませるとかなりしっとりとした肌に仕上がります。気分転換にメイクの上から使用することもできますが、お風呂上がりや洗顔後の素肌にスキンケアとして使用する方がよさそう。シダーウッドとパチュリは独特の香りでちょっとニガテでしたが、爽やかな柑橘系の香りと合わさることで使いやすく、くせになる香りです。

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19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek12 感動の最終回!! 人間は3カ月でここまで変われる!

 さぁ、2月下旬に始まった「RIZAP」でのエクササイズはついにフィナーレ!!2020年春夏メンズコレクションの取材に赴く直前の週末、ちょうど3カ月の節目を迎えたタイミングで最終計測です。

19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek11 変わるのはカラダだけにあらず 毎日がハッピー&丁寧な日々に

 週2、3回のマンツーマンな筋トレ、糖質コントロールを中心とした食事のアドバイスを経て、心まで変わったことを実感していますが、肝心のカラダの仕上がりは、いかに⁉︎それでは中間測定同様、スタート時点のハダカ(過去に葬りたいのはヤマヤマなのですが、ビフォーとアフターは比較してナンボなので、今回も晒しますw)と並べて、とくとご覧くださいませ!

 さぁ、どうよ(笑)!ビフォーとの違いはもちろん、1カ月前の中間測定よりも胸の上部から肩、そして背中の筋肉が一回り大きくなったこと、お分かりでしょうか?コレ、その違いは当然本人が一番わかるもので、わずか数mmの違いでも肩から胸が大きくなると逆三角形のプロポーションが強調されて、逞しく見えることを実感。「なんだかセクシーでカッコ良い」バランスを黄金比からデザインいただきました。女子ウケ最悪のノースリーブを着たい‼︎今、そんな衝動にさえ駆られているくらいです(笑)。

 データ的に見ますと、最終測定結果は、

・体重55.7kg(当初比-3.6kg、前回比-0.4kg)
・体脂肪率8.7%(同-6.8%、同変化ナシ)
・筋肉量48.3kg(同+1.4kg、同-0.2kg)

 実はこの直前、カナダ・トロントでピザにカレー、スイーツまで糖質を摂取しまくるという、非常に興味深いながらもボディーメークの観点から言えば“恐怖”な取材があったのですが、それすらほんの少し体脂肪率が上昇した程度で抑えられたのは、少しずつ糖質を解禁してきたから。筋肉が発達したカラダが、摂取した糖質をちゃんと燃やせるようになっていたのです。あぁ、ヨカッタw。

 で、調子に乗ってこんな写真も撮りました。実は伊藤祐トレーナーに、「自分史上最高のカラダは、絶対に撮影しておいた方がいいですよ。お守りになります」とのアドバイスをいただき、カメラマンにライトを組んでいただいたものです。で伊藤トレーナーからマッスル界の定番ポーズを教わって、パチリ。普段絶対にしないポーズですが、たしかにいずれも上半身、背中、足がキレイに見えて、良い記念になりました。部屋には飾らないけれど、スマホのアルバムには入れたよね。別フォルダに(笑)。

 お世話になった伊藤トレーナーからは、「3日間で糖質をコントロール(調整)する感覚。つまり前日食べ過ぎたら翌日糖質を減らしたり、翌日会食の予定なら前日は控えめにしたりできれば、体脂肪率は11〜12%を維持できると思います。このくらいが一番健康的だし、維持すれば簡単に絞ることも、筋肥大することもできるので、俳優やモデルの皆さんにオススメしています」とのお言葉を頂戴しました。

 なるほど。コレでリバウンドも怖くない!早速撮影当日の夜は、ピザにパスタ、久々のスイーツまで食べました(スイーツなんて2個行ったw)が、翌日、翌々日は晩御飯を中心に糖質を控えたところ、あんまりリバウンドしてなさそうです。

 このカンジなら、ピザ&パスタの国イタリアも怖くない!「自分史上最高のカラダ」で、メンズコレ出張、行ってきます!

 おしまい(じゃないかもよw)。

【今週の“マッスルレビュー” :
「アレキサンダー ワン」
2019年春夏
ニューヨーク・コレクション】

 連載では毎回最後に、伊藤トレーナーにモデルのカラダの側面から、世界のブランドを分析していただきます(伊藤トレーナー個人の見解です)。ブランドは千差万別。その世界観を体現するモデルも千差万別。彼らのカラダを分析すれば、ブランドの新たな魅力に気づくかもしれないし、もっとカッコよく洋服を着こなせるかもしれません。最終回は、僕同様に生まれ変わった「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」。元祖スポーツモードなブランドを着こなすカラダはどう作るのか聞きました。

 「アレキサンダー ワン」はスポーティーなスタイルが多く、よりスタイリッシュなお体に似合う印象です!特にメンズ、ウィメンズともに「脚」を強調したデザインが多いので、その印象についてお話ししたいと思います。

 特に女性は、脚に悩み抱えている方が多いですよね。脚を分類すると「太もも」「ふくらはぎ」「足首」の3つに分かれます。美しい脚のスタイル、いわゆる「美脚」を手にするには、個々の部位を見るのではなく、全体のバランスも意識する事が大事です。

 脚のサイズバランスにも黄金比があり、

・ふともも=身長×0.3cm
・ふくらはぎ=身長×0.2cm
・足首=身長×0.12cm

 が理想です!

 例えば、ふくらはぎが黄金比通りすらっとしていても、ふともものサイズが太いと、ふくらはぎの細さが逆に悪目立ち。脚がかえって詰まって短く見えてしまう事があります。一方、ふとももが細いのにふくらはぎが太いと、メリハリのない印象になってしまうのです

 「今、自分の脚はどの部位が理想から離れているのか?」。黄金比の概念を取り入れて、自分の体の特徴を理解するだけで、ボディーメークの効率が上がりますよ!美しいバランスの脚を手にして、「アレキサンダー ワン」をかっこよく着こなしましょう!

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「SK-II」のポップアップストアがバージョンアップ “デジタルと温もり”の両立を目指す

 デジタルを駆使したSK-IIのポップアップストア「SK-II フューチャーX スマート ストア(SK-II FUTURE X SMART STORE)」が7日、東京・原宿のCASE Wでオープンした。同取り組みはこれまで日本で2回、上海で1回開催してきたが、肌測定マシンや製品案内のコンテンツを大幅にリニューアル。また、新しい役割を持つ美容部員“ビューティ・インフルエンサー”も配置している。

 今回の大きな特徴は、これまで大型のブースを設置し行ってきた人気コンテンツ「スキン スキャン」を、店舗でも取り入れられるよう鏡台サイズまでコンパクトにしたほか、AI技術を取り入れた「マジック スキャン」。肌をスキャンし肌年齢を算出するほか、顔を口元、頬、額に分け、肌の状態を3つのパーツから分析する機能を取り入れた。また、タッチアップコーナーでは来店者の視線の動きに対応するアイトラッキング技術を活用し、視線の先にある製品の説明を受けながら、実際に使い方の指南を受けることができる。

 そのほか、肌の悩みを伝えるとおすすめの製品を運んでくる、アーム型のロボット美容アドバイザー“ユミ”、人気製品「フェイシャル トリートメント エッセンス」のボトルにペインティングを施す仕掛けを楽しむことができる「ピテラ パワー ベンディングマシーン」、デジタルの花吹雪が舞い上がる中でセルフィーが楽しめる「セルフィーブース」、ブランドの重要成分であるピテラの説明を、AR世界で学べるコーナーも用意している。

 デジタルを駆使した同ブランドのポップアップは、スタッフに声をかけられることを苦手とする若年層でも気軽に、自分のペースで買い物を楽しめる環境作りをテーマに行ってきた。回を重ねるごとに最先端技術を取り入れ進化させてきたが、今回は “人のぬくもり”にも焦点を当てている。肌分析など一定の指針があるものはテクノロジーに委ねる方が信頼できるが、肌の悩みは人それぞれ。生活習慣や環境なども含めたパーソナルな相談を、デジタルで行うには限界がある。同ブランドが新たに取り組んだ“ビューティ・インフルエンサー”は、アドバイスを“してあげる”というアドバイザーの目線ではなく、共感し、疑問に答え、ビューティトークで盛り上がれる、来店者と同じ目線のストアスタッフだという。新ポップアップストアでは、デジタルを活用したストレスフリーなショッピングと、人の温もりを感じコミュニケーションを楽しむストア体験の両立が見どころとなるだろう。

▪SK-II Future X Smart Store
日程:6月7日~8月12日
時間:11:00~19:00
場所:CASE W
住所:東京都渋谷区神宮前6-16-23
入場料:無料

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オーストラリアの快眠マットレス「コアラ マットレス」が表参道でポップアップ

 オーストラリア発のDtoCマットレスブランド「コアラ・マットレス(KOALA MATTRESS)」は6月8〜9日、表参道のゼロベースでポップアップイベント「コアラ・スリープラボ」を開催する。イベントではマットレスを実際に試すことができるほか、睡眠診断テストを受けることができる。さらに、体内時計を研究するマイケル・ブレウス(Michael Breus)博士による4つの動物タイプ別睡眠診断テストをもとに、個別のカウンセリングを無料で行う。

 「コアラ・マットレス」は2015年に寝具のECベンチャーとしてオーストラリアで創業し、17年10月に日本に上陸した。ラグビー選手で腰痛持ちだったダニエル・ミルハム(Daniel Milham)とミッチェル・テイラー(Mitchell Taylor)が、体への負担を減らして睡眠の質を上げるマットレスを開発したいという思いで立ち上げ、現在も“寝具の見直しで睡眠の質を改善する”ことをモットーにマットレスを手掛けている。独自開発のウレタンフォームを使用し、高反発の固い層と低反発の柔らかい層を組み合わせることによって体への負担を軽減し、寝心地のよさを追求。さらにパートナーや添い寝する子どもの寝相や動きの振動を吸収する「ゼロ ディスターバンス」技術を開発し、より快適な睡眠に導く。それを証明するために、赤ワインを入れたグラスをマットレスの上に置き、その隣で飛び跳ねても全くグラスが倒れない動画をSNSでアップしたところ、大きな注目を集めた。なお、日本で販売しているマットレスは布団で仰向けで寝る習慣がある日本人に向けて、本国よりも少し硬めであることが特徴だ。

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オーストラリアの快眠マットレス「コアラ マットレス」が表参道でポップアップ

 オーストラリア発のDtoCマットレスブランド「コアラ・マットレス(KOALA MATTRESS)」は6月8〜9日、表参道のゼロベースでポップアップイベント「コアラ・スリープラボ」を開催する。イベントではマットレスを実際に試すことができるほか、睡眠診断テストを受けることができる。さらに、体内時計を研究するマイケル・ブレウス(Michael Breus)博士による4つの動物タイプ別睡眠診断テストをもとに、個別のカウンセリングを無料で行う。

 「コアラ・マットレス」は2015年に寝具のECベンチャーとしてオーストラリアで創業し、17年10月に日本に上陸した。ラグビー選手で腰痛持ちだったダニエル・ミルハム(Daniel Milham)とミッチェル・テイラー(Mitchell Taylor)が、体への負担を減らして睡眠の質を上げるマットレスを開発したいという思いで立ち上げ、現在も“寝具の見直しで睡眠の質を改善する”ことをモットーにマットレスを手掛けている。独自開発のウレタンフォームを使用し、高反発の固い層と低反発の柔らかい層を組み合わせることによって体への負担を軽減し、寝心地のよさを追求。さらにパートナーや添い寝する子どもの寝相や動きの振動を吸収する「ゼロ ディスターバンス」技術を開発し、より快適な睡眠に導く。それを証明するために、赤ワインを入れたグラスをマットレスの上に置き、その隣で飛び跳ねても全くグラスが倒れない動画をSNSでアップしたところ、大きな注目を集めた。なお、日本で販売しているマットレスは布団で仰向けで寝る習慣がある日本人に向けて、本国よりも少し硬めであることが特徴だ。

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伊「ポリス」がメルセデスAMGとスポンサー契約 ルイス・ハミルトンの眼鏡発表

 イタリアの大手眼鏡企業デリーゴ(DE RIGO)が手掛けるライフスタイルブランド「ポリス(POLICE)」は、F1で5度の世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が所属するメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ(MERCEDES-AMG PETRONAS MOTORSPORT)とスポンサーシップ契約を締結した。「ポリス」はオフィシャル・チームサプライヤーとして、レーシングチームのドライバーやチームスタッフのサングラスおよび眼鏡フレームを提供するほか、「ポリス」のブランドロゴがルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)のヘルメットのサイドやピットガレージに表示される。また今秋、ルイス・ハミルトンとのコラボレーションでデザインされた眼鏡コレクションも発売される予定だ。日本では東京・渋谷のファイヤー通りの路面店で販売される予定だが発売日は未定。

 デリーゴのマッシモ・デ・リーゴ(Massimo De Rigo)=エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「世界で最も人気のあるスポーツの一つであるF1の中で、最も強いチームとパートナーになれたことをうれしく思う」とコメントした。

 「ポリス」は1983年のスタートで、眼鏡のほかフレグランス、ウオッチ、ジュエリー、革小物なども手掛けており、世界80カ国以上で販売されている。デリーゴは、「ポリス」のほか、「ランバン(LANVIN)」「ダンヒル(DUNHILL)」「ショパール(CHOPARD)」などの眼鏡を手掛けている。18年の売上高は4億2730万ユーロ(約520億円)。

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伊「ポリス」がメルセデスAMGとスポンサー契約 ルイス・ハミルトンの眼鏡発表

 イタリアの大手眼鏡企業デリーゴ(DE RIGO)が手掛けるライフスタイルブランド「ポリス(POLICE)」は、F1で5度の世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が所属するメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ(MERCEDES-AMG PETRONAS MOTORSPORT)とスポンサーシップ契約を締結した。「ポリス」はオフィシャル・チームサプライヤーとして、レーシングチームのドライバーやチームスタッフのサングラスおよび眼鏡フレームを提供するほか、「ポリス」のブランドロゴがルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)のヘルメットのサイドやピットガレージに表示される。また今秋、ルイス・ハミルトンとのコラボレーションでデザインされた眼鏡コレクションも発売される予定だ。日本では東京・渋谷のファイヤー通りの路面店で販売される予定だが発売日は未定。

 デリーゴのマッシモ・デ・リーゴ(Massimo De Rigo)=エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「世界で最も人気のあるスポーツの一つであるF1の中で、最も強いチームとパートナーになれたことをうれしく思う」とコメントした。

 「ポリス」は1983年のスタートで、眼鏡のほかフレグランス、ウオッチ、ジュエリー、革小物なども手掛けており、世界80カ国以上で販売されている。デリーゴは、「ポリス」のほか、「ランバン(LANVIN)」「ダンヒル(DUNHILL)」「ショパール(CHOPARD)」などの眼鏡を手掛けている。18年の売上高は4億2730万ユーロ(約520億円)。

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平均年齢23歳 インスタ発アパレル「17kg」塚原健司の挑戦

韓国アパレル通販の「イチナナキログラム(17kg)」をご存じだろうか?17年6月にスタート後、若い女性を中心に人気を集め、現在のインスタグラムのフォロワーは48万を数える。同名のイチナナキログラム社を率いるのは、1992年生まれの塚原健司社長CEO(27)だ。アルバイトも含めた従業員数は80人で、平均年齢は23歳という。いったいどのような会社なのか。東京・南青山のマンションの一室にあるオフィスで塚原社長を直撃した。

WWDジャパン(以下、WWD):「イチナナキログラム」って変わった名前ですね。由来は?

塚原健司社長CEO(以下、塚原):一発で印象に残る名前がいいな、と。17は創業した年、kgはコリアンガールから来ていますが、キログラムと読んでいます。

WWD:「イチナナキログラム」の現状は?

塚原:フォロワー数は48万人です。イチナナキログラム社としては他に「ユードレッサー(U_DRESSER)」「ビープ(BEEP)」「ルル(RURU)」「リリーブティック(LILY BOUTIQUE)」「ベル(BELLED)」の合計6ブランドを展開していて、合計フォロワー数は100万を超えています。最多は「イチナナキログラム」ですが、他のブランドも10〜20万近くのフォロワー数を抱えています。全体の月商も非公開ですが、年商は2ケタ億円の規模になっています。月商はずっと前月比で110〜120%で推移していて、前年同月比だと5〜10倍。基本的に全ブランドが黒字です。

WWD:ブランドは17年6月にスタート。アパレルもコマースも未経験の中で、インスタ発ブランドで起業しようと思った理由は?

塚原:起業前にインスタグラムをめちゃくちゃ研究しました。投稿数や投稿内容、時間帯などとにかくありとあらゆることを研究しました。そうした中でアパレル企業はウェブの運用があまり上手くないと感じ、インスタを軸にしたアパレルブランドなら勝機があると感じました。

WWD:当時すでにインスタ発ブランドも誕生していたし、フォロワーを増やすためには資金が必要だったのでは?

塚原:いえ、当時はお金がなかったのでインフルエンサーの方にギャラは支払っていません。ひたすらインスタで「気に入ったのがあればご提供します。掲載もお任せします」という趣旨のDMをひたすら送って、その後も丁寧にコミュニケーションを取り続けました。実際に純粋に服を気に入ってくれたインフルエンサーの協力を得られたことが大きかった。そもそも僕らはベンチャーキャピタル(VC)などの外部資金を入れておらず、元手は最初にエンジェル投資家からお借りした450万円で、それ以降はずっと商売で得た資金だけで事業を運営してきました。ほぼゼロから起業して、資金調達なしでここまで実績を挙げられたことには自信を持っています。

WWD:なぜ外部からの資金調達をしないのか。

塚原:バイアウト(売却)する気がないからです。やるからには世界一の企業を目指していて、その途中で降りる気はないので。中期的な目標は、数年内に上場して時価総額1000億円。「17kg」は3年後に年商100億円を目指しています。

WWD:現在の社員数は?

塚原:アルバイトを含めて80人くらいです。

WWD:けっこう多いですね。

塚原:リモートワークをめちゃくちゃ推奨していて、完全な裁量労働制で、決まった時間もないし、オフィスに来る必要もなく、タスクをこなせればいいので社員の中には大学生も多いです。社員の平均年齢は23歳です。実際に「ユードレッサー」のマネジャーも20歳の“大学生社員”です。大学生といってもマネジャーは売り上げから仕入れ、世界観作り、カスタマーリレーションまで全てを統括しているのでかなり権限はあるし、給与も高いです。

WWD:塚原社長は週何回くらい出社を?

塚原:僕もこのオフィスにくるのは週2回くらい。打ち合わせがなければ基本的には家で仕事をしています。たまにオフィスに来ると見たことのない人がいてちょっとおびえます(笑)。

WWD:家では何を?

塚原:時間があればひたすらツイッターかインスタを見ています。僕の仕事は、ブランドの最初の骨格をつくってマーケティング戦略を考えること。これまで立ち上げた全てのブランドはターゲットからテイスト、戦略まで僕が全部つくっています。インスタやツイッターをひたすら見ていれば売れ筋や勝ち筋のあるブランド像が見えてくる。その意味で、うちの商品MDはかなりデータドリブンです(笑)。そういったコツみたいなものを全部ブランドマネジャーに伝授してブランドを運営してもらっていて、新ブランドの立ち上げやマーケティング戦略を考えることが僕の仕事になってます。

WWD:ブランドの立ち上げ方は?

塚原:立ち上げに掛かる費用は数百万円くらい。最初はひたすら知名度を上げるためにインスタのフォロワー数を増やして、その後に少しずつ商品を売っていく。だいたい2カ月目くらいから黒字になります。商品は仕入れもあれば、縫製工場に細かく指示を出して作ってもらうこともありますが、最初は数十着だけ在庫を積んで売れ行きを見て追加する、というやり方をしています。「イチナナキログラム」は毎日10商品を更新していますね。

WWD:外部資金を入れず、どのブランドも黒字。かなりもうかっているのでは?

塚原:今はとにかく会社を大きくすることに全力を注いでいるので、水面下では常に新ブランドの立ち上げ準備を進めていて、だいたい4カ月に1ブランドくらいのペースで立ち上げています。いまもコスメブランドを準備していて、これはかなりいいものができそうだと手応えを感じています。

WWD:塚原社長の収入は?

塚原:秘密です(笑)。ただ、趣味がないので仕事しかしていません。

WWD:家賃は?

塚原:やたら突っ込んできますね。非公表です(笑)。家にいることが多いのでここだけはちょっと贅沢させてもらっています。あとお金を使っているのは服です。月20〜30万円くらいは使っています。仕事柄、いろんな通販サイトのサービスや梱包、使いやすさなどを知るために服を買うことも多いですが。服がたまるとダッフルバッグに詰めて会社にもってきて社員にあげてます。会社には男性が少ないので、一部の男性社員はかなり僕の服をもらってるはずです(笑)。

WWD:ビジネス成功の理由をどう見る?

塚原:コマースやるならインスタだけだと売り上げのボリュームを取るのは難しい。インスタはあくまで知名度を獲得するもの。通販サイトへの流入がインスタ経由だけだと成り立ちません。「イチナナキログラム」の場合、インスタからの流入比率は3割を切っています。検索流入などの部分が大事です。4月26日にラフォーレ原宿にオープンした初のリアル店舗は、初月1000万円を達成できて、こちらもかなりの手応えを感じています。

“留年”が人生を変えた

WWD:大学在学中に起業。卒業後もすぐに「イチナナキログラム」を起業して、軌道にのせた。順風満帆ですね。

塚原:実は僕、高校生3年生に進学するときに単位が足りなくて留年してるんですよ。すごい挫折でした。高校生のときは、学校に朝来て教室のベランダで寝て起きたら夕方だったり、コンビニで一日中過ごしたり、めちゃくちゃでした。学校はそれなりの進学校で、しかも自由だったのですごく楽しくて、はしゃぎすぎたんです。学校からはずっと単位が足りてないよと言われてましたが、まさか本当に留年するとは思っておらず、3年生に進級の段階で「本当に留年だよ」と。

WWD:本当に留年するとは思ってなかったんですね。

塚原:はい。聞いたときは本当に目の前が真っ暗になりました。親に迷惑をかけてそれも悲しかったです。大学には行きたいと思っていたので、結局通信制の学校に転校して卒業資格を得て、法政大学に入学しました。

WWD:当時、高校の同級生はなんて言っていました?

塚原:そもそも僕が大学に入れたこと自体に驚いていました。高校時代には本当にペンすら持ったことがなくて、テストを白紙で普通に出したりしてので(笑)。通信高校に転校してからは猛勉強しましたし、大学の合格通知をもらったその日からプログラミングの勉強を始め、在学中はバイトもせず、奨学金をもらいながらずっとプログラムの勉強をしていました。実際に在学中に起業した会社では僕が社長兼開発責任者で、自分でプログラムを書いていました。今は経営戦略上、ほぼ外注していますが、僕自身はプログラミング言語を一通り使えます。

WWD:学生時代や起業前の生活費はどう稼いだ?

塚原:転売です(笑)。ファッションに限らず、ありとあらゆるものを転売して日銭を稼いでいました。あまりにも売り過ぎたので、ヤフオクやメルカリなどあらゆるオークションサイトから“垢バン”(アカウントが凍結されること)されてました(笑)。でも、そうした経験が今に生きているとも思っています。

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「アディダス」と「エンダースキーマ」 最後のコラボは話題の3Dプリンターソールを搭載

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、東京発のフットウエアブランド「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」とのコラボレーションシューズ“ZX 4000 4D”を6月22日に発売する。第5弾となる今回のモデルで、同コラボレーションシリーズは最後となる。アイテムは過去のコラボで採用した“ZX”シリーズをベースに、3Dプリンターで製作した4Dミッドソールを搭載。グレーとホワイトを組み合わせたものとブラックの2色展開で、価格は4万5000円。「アディダス オリジナルス」の旗艦店や「エンダースキーマ」の旗艦店スキマ恵比寿、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、伊勢丹新宿本店、ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)で取り扱う。スキマ恵比寿と公式オンラインサイトでは現在抽選を受付中で、販売に先駆けスキマ恵比寿でアイテムの展示を6月11日まで行っている。

 新作のアッパーには、アディダス社の軽量ニット素材である“プライムニット(PRIMEKNIT)”をベースに、「エンダースキーマ」を象徴する素材であるベジタブルタンニンレザーを使用。過去のモデルと同じく両ブランドのロゴは極限にまで小さくして施した。

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日本初上陸の「ビューティーコン」出演者発表 ウィニー・ハーロウや渡辺直美ら

 女性向け動画メディアを運営するCチャンネルと朝日放送グループは、6月15、16日にベルサール渋谷で開催するアメリカ・ロサンゼルス発の世界最大規模の美容イベント「ビューティーコン(Beautycon)」の出演者を発表した。

 出演者は渡辺直美やりゅうちぇる、ヨンア、AAAの與真司郎のほか、まだら肌が有名なモデルのウィニー・ハーロウ(Winnie Harlow)が登場する。

 日本初開催となる今回は、“PLANET”をテーマに日本を起点に世界のビューティトレンドに触れることができる参加型イベントを提案。イガリシノブやKUBOKIらヘアメイクアップアーティストによるメイク講座や、モデルやタレントの美の秘訣に迫るトークショー、化粧品ブランドによるブース出展などを予定している。

 2014年にアメリカ・ロサンゼルスで初開催された「ビューティーコン」は“美の再定義”を掲げ、メイクやヘアの美しさだけでなく、人種や性的指向、体形などを問わず自分らしくいることが人間本来の美しさであることを発信している。18年のロサンゼルスでの開催では150以上の企業が出展、2日間で3万人以上を動員しており、一大イベントに成長している。この4月上旬に米ニューヨークで行われた「ビューティーコン NYC」で日本での開催が発表されていた。

■「Beautycon Tokyo」

日程:6月15、16日
時間:土曜日13:00〜18:00/日曜日11:00~16:00
場所:ベルサール渋谷ガーデン
住所:東京都渋谷区南平台町16−17
入場料:3500円(前売り券は2500円)

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「トーガ ビリリース」が19-20年秋冬のキャンペーンビジュアルに石野卓球を起用 撮影は鈴木親

 「トーガ(TOGA)」のメンズライン「トーガ ビリリース(TOGA VIRILIS)」が、電気グルーヴの石野卓球を起用した2019-20年秋冬コレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。

 ディレクションおよび撮影は「トーガ」と親交の深い写真家・鈴木親が、ヘアメイクはAmanoが、グラフィックはフランスのファッション誌「パープル ファッション マガジン(Purple Fashion magazine)」でアート・ディレクターを務めるジャンニ・オプランディ(Gianni Oprandi)が担当。ダブルブレストジャケットを着用し凛とした表情を見せる石野卓球を捉えたビジュアルはポジフィルムによる撮影で、シンプルながら鈴木親らしいどこか退廃的で生々しい雰囲気を持った仕上がりとなっている。

 「トーガ ビリリース」19-20年秋冬コレクションは、6月14日から「トーガ」直営店と取り扱い店舗で展開し、店頭では本ビジュアルを掲載したルックブックを配布する。

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「ナチュラグラッセ」2019年秋冬 濃密発色のリキッドルージュとメイクするほど潤うファンデが登場

 ネイチャーズウェイは8月20日、天然由来原料100%のナチュラルスキンケア&メイクアップブランド「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」の2019年秋冬コレクションを発売する。新製品の「リキッドルージュ」、「スキントリートメント ファンデーション」のほか、「アイカラーパレット」の限定カラー2種(各3600円)をそろえる。

 秋冬のカラーコレクションのテーマは“bravery grace”。はっきりとした濃い発色が特徴の今年のカラートレンドに合わせて、深みのあるテラコッタブラウンのリップや、ローズレッド、グレーがかったピンクのアイカラーなど、しなやかで凛とした女性らしいカラーをそろえた。

 また新製品の「リキッド ルージュ」(全2色、各3000円)は、テクスチャーが容器中では固形だが、塗布する際は液体、塗布後は固形に変化するメルティフィット処方を採用。これによりリップスティックの乾燥や縦ジワの悩み、輪郭が取りづらく発色が弱いなどのグロスの悩みを解消し、鮮やかな発色と色持ち、潤いとボリューム感、艶を実現した。

 リピーターが多い人気のベースメイクシリーズには新ファンデーション「スキントリートメント ファンデーション」(PSF25・PA+++、全4色、各20mL、各4000円)が加わった。ヒマワリオイルやマカデミアナッツオイルなど植物原料のブレンドにより被膜効果を発揮するトリートメントマスク処方を、従来品より強化。効果検証試験では、つけてから6時間後の肌の水分量が30%増、メイクを落とした後でも28%増という結果を得た。さらに、ブルーライトを97.8%カットする。

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眠らない街トビリシ! ファッションからナイトライフ、食の旬なスポットはココ

 2019-20年秋冬の「メルセデス・ファッション・ウイーク・トビリシ(以下、MBFWT)」に参加するため、5月にジョージア・トビリシを訪れました。ジョージアは発展途上の小国ですが、多くの人を引きつける豊富な文化が根付いており、今回の「MBFWT」はインターナショナルゲストが65名も参加していました。英ファッションメディア「ビジネス・オブ・ファッション(The Business of Fashion)」や「ヴォーグ イタリア(VOGUE ITALY)」「ファッキン ヤング(FUCKING YOUNG)」のジャーナリスト、ギャラリー ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)やプランタン(PRINTEMPS)、ネッタ ポルテ(NET A PORTER)のバイヤー、スナップサイト「スティル デュ モンド(STYLE DU MONDE)」「アダム カッツ シンディング(ADAM KATZ SINDING)」の著名なストリートフォトグラファーも集結。日本からは藤原ヒロシさんや渡辺三津子「ヴォーグ ジャパン」編集者、柴田麻衣子リステア・クリエイティブ・ディレクターの姿が見られました。私にとってトビリシ滞在は2度目です。知れば知るほど魅力が発掘できる街なので、毎日睡眠時間を削ってまで見つけたトビリシの見どころを紹介します。

見どころ1:写真映えするファッションショーの会場

 「MBFWT」会期中は正午過ぎから夜10時頃までショーやプレゼンテーションがぎっしり入っており、ランチとディナーもスケジュールにセッティングされています。メイン会場は現代美術館(Georgian Museum of Fine Arts)でしたが、個人的に印象に残ったのはメイン会場以外でショーを開催したブランドでした。「シチュエーショニスト(SITUATIONIST)」は中心街から車で40分程離れた、山岳に建てられたストーンヘンジの史跡(The Chronical of Georgia)を会場に、60ルック披露する壮大なショーでした。また「アヌーキ(ANOUKI)」はトビリシ国際空港で、モデルが航空機から出てくるという演出で驚かせてくれました。デザイナーのアヌーキ・カラッツ(Anouki Kaladze)の夫はトビリシ市長ということもあってか、空港に入場する際のセキュリティーチェックはいつも以上に厳重でした。「ダトゥナ(DATUNA)」は国立オペラ座を会場にし、フィナーレではロシアのバレエ団に所属するプリンシバルも登場する豪華な演出でした。このように、各ブランドの会場選びはパリコレクションにも筆頭するような奇抜さで、エンターテイメント性たっぷりで楽しませてくれました。

 「MBFWT」は、ソフィア・ツコニア(Sofia Tchkonia)が15年にスタートし、今季で9シーズン目を迎えました。もともとはドキュメンタリー映画の製作に携わり世界を飛び回っていたというツコニアは、「ジョージアのファッションや文化を発信するため」にMBFWTを立ち上げたそうです。クールな見た目とは異なり、笑顔を絶やさず招待客を手厚く迎え入れる姿が印象に残っています。「最初は『何をクレイジーな事考えてるの?』と周囲に言われ、ファーストシーズンに集められたのは10ブランドだけでした。参加者や注目度は年々増していると実感しており、近隣国のブランドから参加したいと連絡が来ることもあります。業界関係者にとって、“毎シーズン外せないファッションウイーク”になるまで成長させたい」と語っていました。次シーズンは10回目という節目を迎えるため、サプライズを企画中とのことです!

 「MBFWT」やトビリシに注目が集まっていると感じているのはツコニアだけではありません。ファーストシーズンから参加しているという「スティル デュ モンド」主宰者のアシエル・タンベトヴァ(Acielle Tanbetova)は「ストリートフォトグラファーは当初3人だけでしたが、今では20名近くが集まり、オフランウエイも盛り上がっています。ファッションウイークの規模も演出も明らかに進歩している」と教えてくれました。ゲストデザイナーとして招待され、日本人として初めてMBFWTでショーを開催した「アキラ ナカ(AKIRA NAKA)」のナカアキラ=デザイナーも「パリでの展示会中に会う多くの人から“トビリシが面白い”と聞いていたので、参加した」と話します。今回が2度目の参加という「リステア」の柴田クリエイティブ・ディレクターは「街中を歩いていると近代的な建物が新しく建てられ、道の舗装が進むなど、街全体が発展していると感じる。わざわざでも来たいと思うほど、トビリシの食やカルチャーに魅了されている」と語っていました。

見どころ2:歴史と文化が入り混じる街並み

 私も柴田クリエイティブ・ディレクターの意見に賛同します!中心地はモダンな建物やファストフード店が多く並ぶ都市ですが、そこから数分離れた旧市街はソビエト連邦時代の面影を残した簡素な家々が並び、地元民の服装も何世代も過去のままで、まるでタイムスリップしたかのような空気感です。旧市街の中には天然温泉(ジョージア語で“アバノ”)を楽しめる施設がいくつもあり、レンガ造りの個室を時間単位で貸し切ることも可能です。トビリシという街の名前自体がジョージア語で“温かい”という意味で、街の建設時に温泉が発見されたことに由来してほど、温泉の歴史はかなり古いようです。また旧市街の住宅地の奥には、ソビエト連邦時代の裁縫工場を改築したホステル&アートスペース「ファブリカ(Fabrika)」があります。カフェやレストラン、ブティックが並び、自由に出入りできる社交場としてトビリシのクリエイターが集まっているのだとか。

 トビリシのカルチャーを語る上で欠かせないのは、ナイトライフです。ソビエト連邦時代のプールを改装した3フロアからなるカルト的クラブ「バシアーニ(Bassiani)」は、世界でも有数のテクノクラブとして知られており、世界的DJのプレイを手頃価格で楽しむことができます。ローカルの人によると、最近は「バシアーニ」よりも小箱のテクノクラブ「キディ(Khidi)」も人気です。アパートメントを改装した隠れ家的なバー「ドラマ(Drama)」や「プリンス(Prince)」など、落ち着いた雰囲気の大人向けなバーも数多くあります。トビリシの夜は眠ることがなく、独特なアンダーグラウンド・ユースカルチャーの震源地は間違いなくナイトライフにあると感じました。

見どころ3:無二の個性を放つショップや野外マーケット

 新たに気に入ったお店もいくつかありました。今年4月にオープンしたばかりのブックストア「ゼイ セイド ブックス(They Said Books)」は私にとってトビリシで最も居心地の良い場所で、時間を忘れて長時間滞在してしまいました。1930年代の建物の外観はそのまま生かし、店内は近未来のインテリアで飾られ、世界中の小説や雑誌が販売されています。2階にはカフェスペースが併設され、今後間違いなくここから新たな文化が発信されるだろうなと感じました。近隣のコンセプトストア「ソバージュ(Sauvage)」は、サングラス専門店としてスタートし、現在は国内外のメンズ・ウィメンズのウェアも取り扱っています。ジョージア発ブランドの他「ヌード:マサヒコマルヤマ(NUDE:MASAHIKO MARUYAMA)」「ディストーション(DISTORTION)」「パス(PATH)」のアイテムが並び、トビリシ市内の他のコンセプトストアでは見かけなかった独自のセレクトでした。ほぼ毎日開かれている野外のビンテージマーケットは安価な掘り出し物が見つかる穴場で、販売者の服装や行動を観察しているだけでも異文化を感じられとても楽しめました。

見どころ4:多様性溢れる食のカルチャー

 ジョージアは多様な食文化も特徴です。特にワインはフランスやイタリアよりも歴史が古く、約8000年前からぶどうが生産されていた“世界最古のワイン生産地”と言われています。白ブドウを原料に、赤ワインの製法を用いて造られた”オレンジワイン”がジョージアを代表するワインです。 白ブドウの皮や種も一緒に仕込むことで、皮由来の香りや渋味を伴う複雑な味わいでした。そしてジョージア料理といえば大きい小籠包のようなヒンカリや、たっぷりチーズが乗ったカチャプリが代表格。前菜にはトマトとキュウリをオリーブオイルで和えた簡単なサラダと、カボチャ・ビーツ・じゃがいもなどをそれぞれペースト状にした食べ物が必ずと言っていいほど出てきます。メインは魚介よりもお肉の割合が高く、スパイスを効かせたバーベキュー風の味付けや挽き肉を団子状にしたファラフェルのような料理が多かったです。会期中はブランドがセッティングしたランチで、豪華に飾り付けられたビュッフェを楽しむ機会も度々ありました。

 食やカルチャー、ファッションと多面的な魅力を持つトビリシ。戦争に幾度となく敗れて侵略されながらも守り続けた伝統と、破壊されたことで生まれた新たな創造性によって、新旧入り混じる多様な文化を持つこの街には、他の都市にはないエネルギーを感じます。訪れる度に新たな発見があるので、次回も期待せずにはいられません!

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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マーク・ジェイコブスが語る、新ライン「ザ マーク ジェイコブス」に込めた思い

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」の価格を抑えた新ライン、「ザ マーク ジェイコブス(THE MARC JACOBS)」が5月30日に発売された。価格はTシャツが1万4000~2万1000円、メンズシャツが4万3000円など。同ブランドを率いるデザイナーのマークは、「シンプルな服を上質な素材で美しく作ったものか、独特なセンスのものがほしい。私は両極端なものが好きなんだ」と自身のファッション観を語る。

 「ザ マーク ジェイコブス」は、ガーリーなスリップドレスや両脚の色が違うタイツ、ビンテージ品のようなレオパード柄のコート、ドイツ南部の民族衣装を思わせるスカート、そして「ピーナッツ(PEANUTS)」のキャラクターがプリントされたトレーナーなど、かつての「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」が本来目指したであろう方向性のアイテムであふれている。マーク本人に米WWDがインタビューした。

WWD:「ザ マーク ジェイコブス」が発売になったが、どこで入手できる?

マーク・ジェイコブス(以下、マーク):オンラインストアとマディソンアベニュー店、百貨店などの卸先で5月30日に発売した。6月4日にはニューヨーク・ソーホーにポップアップストアがオープンしたし、同12日に発売記念パーティーを行う予定だ。

WWD:「ザ マーク ジェイコブス」を立ち上げた理由は?

マーク:昔から、コレクションラインは価格を度外視して自由に作りたいと考えていた。その一方では、手の届く価格帯でファッショナブルな洋服を提供したいという思いがあった。ランウエイのドレスはもちろん、25ドル(約2700円)のビーチサンダルでも「マーク ジェイコブス」らしさやクリエイティビティーを保ったものを出したかったんだ。かつての「マーク BY マーク ジェイコブス」や、(長年のビジネスパートナーである)ロバート・ダフィー(Robert Duffy)が手掛けた「スペシャル アイテムズ(SPECIAL ITEMS)」がそうであったようにね。つまり、「ザ マーク ジェイコブス」はそれらのブランドをリニューアル、もしくは再始動したようなものだと言える。

WWD:コレクションラインと「ザ マーク ジェイコブス」という新ラインアップは、以前の「マーク ジェイコブス」と「マーク BY マーク ジェイコブス」という構成にそっくりだと感じる。これは当時の構成も悪くなかったと思っているからか。

マーク:その通り。私は当時のブランド構成は悪くなかったと思っている。誰のせいで失敗したのかをここで言うつもりはないが、「マーク BY マーク ジェイコブス」は正しい方向性だったと思っているし、特にまだ“汚染”されていなかった初期の頃は素晴らしい出来だったと思う。もうかったからあれは正しかったと言っているわけではなく、私たちの信念が形になったという意味でね。

私はブランド物のコートとジャージーを合わせるような着こなしが好きだけれど、ジャージーはジャージーらしい値段であってほしいんだ。カシミヤ製じゃなくて、プリントが付いたようなコットン製のジャージーの話だよ。イブニングドレスと、ビーチサンダルやスニーカーを合わせるようなファッションが昔から大好きで、ロバートもそれを支持してくれた。

もともと、「マーク ジェイコブス」「マーク」そして「MJ」というラインアップを整えて、さまざまなコラボレーションをして、幅広い価格帯で商品を提供しようと考えていた。カシミヤのコートやイブニングドレスを作りつつ、デニムジャケットやなどのカジュアルウエア、そしてUSBスティックやコンパクトなどのアパレル以外のものも好きなように作れる体制があれば本当に自由でいいだろうなと思ったんだ。

WWD:それを今こうして実現できて、エキサイティングだと思うか。

マーク:これまでエキサイティングじゃなかったことはないよ。とはいえ、「マーク BY マーク ジェイコブス」を始めた頃はそのコンセプトをあまり理解してもらえず、何回も説明したり擁護したりする必要があったが、現在はすんなり受け入れてもらえるのではないかと期待している。そして、当時はマーチャンダイザーなどが次第に「この百貨店のためにこういうものを作ったほうがいい」と指示するようになり、私たちがやりたいこととかけ離れていってしまった。

WWD:プレスリリースでは、“ザ クローズ”や“ザ シューズ”などのさまざまなカテゴリーで展開されるとある。これは自由にアイテムを選んでほしいという意図があるのか。

マーク:その通り。シーズンをどう分けるかの詳細はまだ決まっていないが、毎年5シーズンに新製品を発表する予定だ。ブランドが軌道に乗ってきたら、メインの5シーズンに加えてマンスリーや2週間ごとのドロップもやるかもしれない。基本的には、コラボレーションを含めたメインコレクションを2回発表したいと考えている。最初のコレクションでは、ショット モーターサイクル(SCHOTT MOTORCYCLE)や「ピーナッツ」、そして(フランスの高級リネンメーカーの)デ・ポルトー(D. PORTHAULT)とコラボしている。

WWD:ソフィア・コッポラ(Sophia Coppola)や「ニューヨーク・マガジン(NEW YORK MAGAZINE)」などとのコラボもある。

マーク:そうだね、コラボはいろいろやっている。私は2シーズン制でやる必要はないと思っていて、新製品を毎月出してもいいと思う。ただ、現状では市場の枠組みががっちりと出来上がってしまっていて、新たな製造、販売、流通の方法が出てくるか、オンラインのみでの販売でない限り、その枠組みを壊すのはとても難しいんだ。私はオンラインで買い物をしたことがないのでECについてはよく分からないのだが、素晴らしいチームが“ザ ウェブストア”をリニューアルしてくれていて、より使いやすい――“ナビゲート”しやすい、という言葉で合っているだろうか?

WWD:“ナビゲート”で合っています。

マーク:私はあまり使わない言葉だけれど、そのナビゲートしやすく、オンラインで買い物をする人にとって快適で楽しい体験となるようにサイトを作り変えている。

コレクションはアイテムの集合体だが、全てのアイテムに共通するテーマがあるわけではない。アイテム同士を組み合わせるのはもちろん、単品でも着られるものばかりだ。初期の「マーク BY マーク ジェイコブス」にあった、違うものを組み合わせていく興奮が「ザ マーク ジェイコブス」にはある。コレクションラインのスピリットを受け継いだ、しかし手が届く価格帯のデザイナーズジャケットとジーンズのスカートを組み合わせていくという楽しみが味わえるんだ。

WWD:“ザ ブラウス”や“ザ ロマンティックブラウス”、“ザ メンズシャツ”、“ザ サーマル(保温)”などのあらゆるアイテムがあるが、これらはシーズンを越えて販売されるものか?

マーク:そうだ。ブラウスやフーディーなど、常にコレクションに含まれているアイテムはシーズンを越えて継続的に販売しようと考えた。また、「マーク ジェイコブス」では1940年代風のドレスもシーズンごとに少しずつ形を変えながら出しているので、“ザ フォーティーズドレス”というカテゴリーも作っている。定番としてそのまま残していくものもあれば、顧客の反応を見ながら少しずつ変えて、新鮮味を加えて続けていこうと考えているものもある。

WWD:“ザ マーカイブス(THE M•Archives)”について。アーカイブから復活させるアイテムをどのように選んだのか。

マーク:直感的に選んでいて、決まった基準はない。仕事中にふと、「あのプリントはよかったから、もう一度やろう」とか、たまたま引っ張り出してきた古いツイードのジャケットを見て「これはいいね。フレッシュに作り変えよう」という思いつきだったりするんだ。時代とともに人の体形は変化しているので、丈などの調整が必要だけれどね。過去に見たアイテムと全く同じに見えても、実はそうして細かくアップデートされている。

WWD:“ザ マーカイブス”では、自社製品ではないビンテージ品をベースにしたアイテムも出している。その理由は?

マーク:そうするのが正直なことだと思ったから。私は「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が大好きで敬意を抱いているのだが、その理由の一つがリプロダクションをやっていたこと。商品のラベルに、のみの市で見つけたアイテムを再現したと表記されているんだ。作品のインスピレーションを得るため、誰もがのみの市に行くし、オンラインなどでビンテージ品を眺めたりする。それが着想源になって、最終的に全く違う作品になることもあれば、「これは素晴らしい。より多くの人々が楽しめるように再現して、さまざまなサイズで発売したらいいのでは」と思うこともあるということだ。

WWD:「ザ マーク ジェイコブス」のリリースには、とても情熱的な言葉がつづられている。「『ザ マーク ジェイコブス』は思いつき、直感、そして愛に基づいて行動し、それに耽溺することを探求する」「『ザ マーク ジェイコブス』は再発売し、再訪し、再定義する」「『ザ マーク ジェイコブス』は過去を探索し、未来に目を向け、現在にある」などだが、あなたとファッションの関係性を語っているようにも見える。

マーク:実際、そうだからね。これはマニフェストだという人もいたが、そうではない。私の考えをつらつらと書いたものだけれど、好きなように解釈してくれて構わないんだ。とても分かりやすい内容だと自分では思うのだが、「マーク ジェイコブス」の創成期から一緒にいないと難しいかもしれないね。「マーク ジェイコブス」を全く知らないとか、ロバートと私が共に歩んできた30年間の旅に関わっていない人には伝わりにくいかもしれないが、「ザ マーク ジェイコブス」とは何かということをよく表している文章だと思ったんだ。かつてファッショナブルだったもので、私が好きなもの、再訪したいもの、常に私たちの世界観の一部であるものを組み合わせていくことについて、意見を表明したかった。

WWD:「『ザ マーク ジェイコブス』は、私たちをインスパイアしてくれるような、正直で誠実、そして本物である全てのものを思い出させる、そんな存在なのだ」ともある。あなたの意見表明が心に響くのは、「マーク ジェイコブス」の歴史を知っているかどうかではなく、ファッションが感情を動かすパワーを信じているかどうかにかかっているのではないか。

マーク:これはとても重要なことだと思う。以前も同じ発言をして批判されたのだが、人々が欲しいものが何か私は分からない。自分が好きなものは分かるさ。私は店に行って買い物をするのが好きで、シンプルな服を上質な素材で美しく作ったものか、独特なセンスのものが好きだ。私はファッションが好きで、さまざまなものを交ぜるのが好き。デザインや価格、素材、そしてもの作りの考えが誠実で、そうして作られた“本物”が好きだ。それは昔から変わらない。

だがいわゆるZ世代など、何かアルファベットで示される世代のこととなるともう分からないね。昔からそうだったように、私は自分がいいと思うものを作っていく。これまでも、直感を信じて物事を進めた時に一番いい結果が出ているしね。私の直観が果たしてタイムリーなのか、現在の顧客に訴えかけるのかは、やってみないことには分からない。

WWD:今、最もわくわくしていることは?

マーク:「ザ マーク ジェイコブス」の発表と、みんなの反応がとても楽しみだ。この新ブランドについて話したり、世界観を伝える写真を公開したりしてコミュニケーションを取ることにわくわくしているよ。人々はビジュアルに反応するので、写真や動画はとても重要。どれだけ話しても相手が聞いていなければ伝わらないが、ビジュアルのアピール力は非常に強い。ビジュアルに引きつけられた人であれば、こちらの話を聞いてくれる可能性が高いし、啓発のチャンスがある。でもそのためには、まずビジュアルで誘惑して引きつける必要があるんだ。

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「シュプリーム」からNFLのオークランド・レイダースにフォーカスしたコレクション

 「シュプリーム(SUPREME)」は6月8日、老舗スポーツブランド「47ブランド(’47 BRAND)」をコラボレーターに迎え、米カリフォルニア・オークランドを本拠地とするNFLチーム、オークランド・レイダース(Oakland Raiders)にフォーカスしたコレクションを発売する。

 「47ブランド」がNFLと公式パートナーであることから実現した今回のコラボは、アイパッチをしたレイダーで知られるオークランド・レイダースのチームロゴを全面にプリントした半袖シャツとショーツのセットアップ、カレッジロゴ風の“SUPREME”の文字とチームロゴが配されたフーディー、Tシャツ、キャップの全5型をラインアップした。

 東京・渋谷をはじめとした「シュプリーム」直営店と公式サイト、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う。

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伊勢丹の今夏の浴衣展開がスタート 西内まりやとのコラボ品と販促ムービーで多様な着用シーン喚起

 伊勢丹新宿本店は、「Makeover イセタンユカタセレクション2019」と題した浴衣の展開を本館7階・呉服売り場でスタートした。期間は6月5日〜8月20日。今年は“Makeover(変身する)”をテーマに、女優の西内まりやとコラボした5型の浴衣、1型の帯を同店およびオンライン限定で打ち出すほか、古典的な柄や鮮やかなカラーリングの浴衣を多数そろえる。また特設モニターを設置し、販促ムービーも流す。映像は西内が出演するものと、男女5人が登場するものの2種類を製作した。

  初日にはプレスプレビューが行われ、西内が登壇した。西内は「浴衣をデザインしたのはこれが初めて。大好きなユリの花をあしらったり、帯に自分の好きな英語を添えたりして、思うがままにデザインしました」と語った。また、「浴衣と聞くと年に1〜2回、特別な時にしか着用しないイメージがありますが、遊園地や水族館など、いろんなシーンで着用してほしいです。クロコ柄の浴衣は女子会にも映えます」と浴衣の日常使いを提案した。

 同店の浴衣市場の売り上げは4年前をピークに縮小を続けている。同店の和雑貨と浴衣を担当する山口亮バイヤーは「『浴衣を着て非日常な気分を味わいたい』という声は多いが、着用シーンが限られており実売につながっていなかった。多様なシーンを想起させるムービーとそれにリンクした品ぞろえで、購買欲を刺激する」と意気込んだ。

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「エトロ」がリサイクルペットボトルを原料にしたダウンジャケット 世界海洋デーに合わせて

「エトロ(ETRO)」は、6月8日の世界海洋デーを記念してリサイクルペットボトルから作られたダウンジャケット“フォーザオーシャンズ(#FORTHEOCEANS)”(43万円)を発表した。10月からエトロ銀座本店のほか、大阪高島屋、阪急メンズ大阪、名古屋松坂屋、岩田屋で発売予定だ。

表地のファブリックやライニング、ラベル、中綿に、ニューライフヤーン(NEW LIFE YARN)社の約120本のリサイクルペットボトルを原料とした100%ポリエステル糸を使用。中綿はトレーサビリティーの問題を抱えるグースダウンの替わりとなる。これにより「エトロ」は、バージンポリエステルと比較して、CO2排出量を32%抑え、94%の水と60%の電力を節約した。また、生産過程ではサステイナブルの基準で許可されている化学物質のみを使用した。

キーン・エトロ(Kean Etro)=メンズクリエイティブ・ディレクターは「衣装の寿命は、繊維や材料、工程、それを作り出す手から始まる。サステイナビリティーはスローガンではない。ストーリーであり、コミットメントだ」とコメントしている。

キーンは以前から環境問題に高い意識を持っていた。2001-02年秋冬メンズコレクションでは、環境負荷を抑える生地を使用した。05年には、ロサンゼルスカウンティー美術館(LACMA)で行われた「レイニング メン:ファッション イン メンズウエア 1715-2015(Reigning Men: Fashion in Menswear 1715-2015)」展に参加し、毛皮の使用禁止の重要性について訴えた。

今回の“フォーザオーシャンズ”には、コレクションアイテムの中でもサステイナブル素材を使用していることを示す“ベネトロエッセレ(BENETROESSERE)”のタグがつけられる。「エトロ」は01年からこのタグを使用している。「いくら私たちが全ての商品をイタリアで製造し環境に配慮していても、メンズコレクションにおいてサステイナブルな基準を満たしている素材は5%しかない。特別な素材を使用したアイテムはまだ限られているが、“ベネトロエッセレ”のアイテムを販売できることをうれしく思う。小売業者たちはこれらのアイテムにますます興味を持っている」

「エトロ」は“ベネトロエッセレ”のために海藻由来の紙をはじめとするリサイクル素材を使用したラベルやハンガーを開発した。

衣料素材では、ユーカリの木から採取した繊維を使用したアルビニ(ALBINI)社の生地、氷染染料を使用したカンディアーニ(CANDIANI)社のデニム、植物染料で染めたカリアッジ(CARIAGGI)社のカシミアヤーンなどを使用している。

キーンは「購入される63%の衣服が石油由来、26%が大量の水を使用するコットン、残りの1%がウールで作られている。私たちにできることは何か?家畜の数を増やしてウールを2%に引き上げることだろうか?リサイクルと私たちが生み出すゴミの再利用こそが本当の答えだ」と述べている。

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小橋賢児が屋内キッズパークをプロデュースした理由

 最近はイベントプロデューサーとしても活躍する小橋賢児はこのほど、横浜駅直結の駅ビル「アソビル」に宇宙をイメージした屋内キッズパーク「プチュウ(PUCHU!)」をプロデュース&オープンした。

 公式ロゴは、「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」を手がけるVERDY。プロジェクションマッピングの滑り台からDJテーブルまで、トップクリエイターによる新時代のキッズパークだ。2017年1月に長男が生まれた小橋に、キッズパークへの思いを聞きつつ、良きパパとして長男と遊ぶ様子をカメラに収めた。

WWD:子どもの影響が大きいと思うが、なぜ今、キッズパークなのか?

小橋賢児(以下、小橋):子どもと一緒に暮らすようになって、「あれ?小さな子どもが一緒だと、こんなところに“追いやられる”の?」と痛感した。商業施設のレストランでは隅の席を案内されるし、イロイロ“雑”なカンジ。“雑”なのは遊び場も同じで、幼い子どもは初めての場所だから楽しめるけれど、大人から見ると長年アップデートされていないし、センスも今ひとつ。だから今のお父さんやお母さんには、正直居心地が良くない。プロデュースするイベント同様、「日常の中の非日常」を提供することで、気づきのきっかけを作りたい。自分は当時の直感を信じて未来を作ってきたけれど、子どもが生まれて将来を考えた時、幼い頃から「気持ち良い」「美しい」「可愛い」そして「楽しい」というハートとアートのセンスを磨いて欲しいと思った。

WWD:「子どもができると、いろんなモノを“ガマン”しなくちゃいけない」といろんな人から聞く。やっぱりそう思った?

小橋:「そりゃ日本は少子化になるよ」って思う。例えば北欧は、“子供ファースト”。高級レストランにも連れていける。日本はまだまだ窮屈だ。だから「プチュウ」では、お父さんやお母さんもワクワクして欲しい。

WWD:子どもはやっぱり“キャラもの”が好きだったり、お父さんやお母さんが選んだオシャレな洋服は着てくれなかったりする。大人のワクワクと、子どものワクワクを両立させるのは難しくなかった?

小橋:だから「プチュウ」は昔からの遊びを現代的に、小さくアップデートしただけ。例えばトランポリンは、音が出るしDJブースも用意したけれど、単純に飛び跳ねるだけで楽しい。「プチュウ」のために作ったカラフルなボールを敷き詰めたエリアも、昔からお祭りやイベント会場に行くと必ずある“フワフワ”の現代版。いろんな施設を見たけれど、子どもの遊びは昔から大きく変わっていなくて、だからどの施設も変わっていないし差別化できていない。細かなポイントを、現代風に解釈して味付けしただけ。

WWD:キッズパークゆえ、安全性の確保などは大変だった?

小橋:プレオープンして、子どもって本当に予測不可能なんだって痛感した。子どもって“ブラックボックス”。大人の意向なんて関係ないから「ここ行っちゃうんだ」とか「これはダメなんだ」みたいなことばっかり。今も細かな修正を繰り返している。

WWD:最愛の息子は、「プチュウ」をどう思っているみたい?

小橋:「『プチュウ』に行きたい」って毎日泣く(笑)。そして入り口まで来ると、「あ、『プチュウ』だ」って思い出すみたい。

WWD:将来的には、「プチュウ」をどんな風にしたい?

小橋:まずはアフタースクールとして、ダンスとかヨガ、パフォーマンスのクラスを開きたい。クラスと言っても勉強ではなく、遊び。遊びから得るものは、大きい。国民の幸福度が高い北欧の国々は、勉強の時間が少なくて遊びの時間が長い。たくさん遊ぶと、子どもは予測できない環境にも対応できるようになる。パソコンやスマホで例えるなら、OSがアップデートで基本性能がアップするカンジ。一方、情報を詰め込みすぎると、人間って鈍化しちゃう。遊んで想像力を養わないと。だからお父さんやお母さんには、「もっと遊ばせてあげて」って主張したい。「プチュウ」には、施設の説明にQRコードをつけて、お父さんやお母さんに遊びの効能を説明している。子どもを遊ばせているお父さんやお母さんには、堂々としていてほしい。

WWD:仕掛けるイベントも、思いっきり遊ぶためにコンテンツを現代化している。

小橋:僕は両親が共働きで、幼い頃から即行動できる環境で育った。住んでいる街が冒険のフィールドで、「Want to(〜したい)」という思いを大切に生きてきた。それが俳優になったら「Have to(〜しなければ)」って言う生き方に変わって、結果殻に閉じこもってしまった。「Want to」のスタンスで生きないと、思い通りの人生にはならない。我を忘れるくらいの体験をすると、本当にやりたいことが見つかるもの。イベントも「プチュウ」も、そんな体験をプロデュースしたいという思いは変わらない。

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「スウォッチ」と「ベイプ」がコラボレーションモデルを発表 記念のグローバルイベントも東京で開催

 「スウォッチ(SWATCH)」は、6月1日に東京発のグローバルブランド「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R)以下、ベイプ)」と両ブランド初のコラボレーションウオッチを日本で先行発売した。全6デザインで発表したリストウオッチは、「スウォッチ」の新作“ビッグボールド(BIG BOLD)”をベースに、東京、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ベルン(スイス)の5都市をコンセプトにした5型と、全世界共通のグローバルモデル1型をラインアップ。それぞれ5都市で限定発売する。

 日本発売前日の5月31日には、世界25カ国からメディア、著名人らを招いて東京でグローバルローンチイベントを日本初開催。場所は、六本木ヒルズ、「綱町三井倶楽部」「ピザスライス2(PIZZA SLICE2)」「ロアラブッシュ(Leau a la bouche)」の4会場。それぞれの会場では、リストウオッチのコンセプトとなった5都市を連想させる空間とインスタレーションを演出。中でもニューヨークをテーマにしたピザスライス2では、この日のためにニューヨークからグラフィティーアーティストのスタッシュ(STASH)が来日し、ライブペイントを披露するなど、特別な一夜に華を添えた。

 その後「ワンオーク東京(1 OAK TOKYO)」で開催したアフターパーティーでは、TOKYO No.1 SOUL SETの川辺ヒロシやラッパーのスラック(5lack)、エレクトロミュージックユニットのYoung Juvenile Youthらのライブが披露され、世界中から訪れた関係者たちを音楽でもわかせた。

 今回のコラボレーションウオッチのベースとなった“ビッグボールド”は、5月23日に発売されたばかりのニューモデル。これまでの「スウォッチ」のリストウオッチにはないデザインとなっており、最大の特徴は47mmを誇るビッグフェイス。カラーバリエーションは全6色、価格は1万2000円で販売中だ。

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トレジャー・ファクトリーがアマゾンで古着の宅配買取

 リユース大手のトレジャー・ファクトリーは、アマゾン(AMAZON)上で宅配買取サービスをスタートした。対象はメンズ・ウィメンズファッションや腕時計、バッグ、靴、財布、その他服飾雑貨などのアパレル全般。

 サービスはアマゾン上の買取サービスサイトからアマゾン アカウントを使用して申し込み、売りたい商品を箱に詰めて発送する流れ。発送後3日以内に査定金額がメールで知らされる。買取成立後は指定口座への現金振り込みもしくはアマゾンギフト券で買取金額を受け取ることができる。

 今回の連携に関してトレジャー・ファクトリーは新規顧客獲得と認知度向上を狙うとしている。

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アダストリア、良品計画、UAの5月度は気温上昇で好調 ユニクロは“感謝祭”後ろ倒しで前年割れ

 大手SPA、セレクトショップ、専門店の2019年5月の売上高(既存店ベース)は、低気温によって苦戦した企業が多かった4月から一転、5月後半にかけて気温が上がったことで、好調に推移したという声が目立った。ユナイテッドアローズ(UA)は4月に15カ月振りに前年実績を下回ったが、5月は復調。一方でユニクロは毎年恒例の催事を後ろ倒しした影響で、4月に続き前年を割り込んだ。

 アダストリアの既存店売上高は前年同月比10.7%増。ただし、18年5月が同14.1%減と大きく落としていた反動も含む。18年秋からのMD刷新効果で、「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」などの基幹ブランドが引き続き好調に推移しており、「花柄プリントの夏物のワンピースやスカートが売れた」(広報担当者)。月上旬の大型連休は「4月の連休の方が勢いはあったが、5月も予算通りで着地した」。

 「無印良品」を運営する良品計画の直営既存店売り上げは、同4.5%増だった。4月は同0.5%減と落としていたが、5月は気温上昇に伴ってカットソーやリネンのシャツなどが動き、衣服・雑貨カテゴリーは同8.4%増となった。「20年2月期の第1四半期(19年3~5月)は概ね計画通りで進捗した」と広報担当者。大型連休による集客増で客数が同10.6%増となった効果もあり、食品カテゴリーは同12.8%増と大きく伸びた。ただし、生活雑貨カテゴリーは引き続き大型家具類が苦戦し、同0.2%減だった。

 UAの小売りとECの既存店売上高は同4.2%増となり、4月の前年割れから復調した。月前半の大型連休は「日数の長さの割にインパクトはそこまでなかった」(広報担当者)が、後半にかけて徐々に気温が上がったことで、4月の苦戦要因のメンズで開襟シャツやTシャツなどの夏物が売れた。ウィメンズはオフィスにも対応できるきれいめカジュアルが引き続き好調。ロングワンピースやサンダル、カゴバッグも動いた。

 好調の声が多いなかで、ユニクロは国内既存店とECの合計売上高が同1.8%減と苦戦。ただし、「昨年は5月25~28日に行っていた“誕生感謝祭”を、今年は5月31日~6月3日に後ろ倒しした影響が大きい」(広報担当者)。その点を考慮に入れれば「健闘している」。月前半の大型連休は「日数が長かったが、間延びすることなく連日悪くない結果で着地した」。売れ筋は“感動パンツ”や“エアリズム”、Tシャツ類などの夏物。

 しまむらの主力である「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高は、同0.8%減と引き続き苦戦。「天候不順や寒暖の差により大型連休前半は伸び悩んだが、同後半からワンピースなどのトレンド商品が好調に推移した」(広報担当者)。20年2月期の第1四半期(19年3~5月)の売上高は、しまむらの国内合計で前年同期比2.7%減となった。

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バルサが伝統のストライプ柄からチェック柄へ変更 クラブ創設118年の歴史で初

 ナイキ(NIKE)が手掛けたスペインの名門フットボールクラブ、FCバルセロナ(FC BARCELONA)の2019-20年シーズンの新ユニホームが話題を呼んでいる。

 バルサのユニホームといえば、ブルーとレッドのストライプ柄を基調としたデザインがシンボルであり、フットボールファンのみならず国際的にも広く認知されている。このアイコニックなストライプ柄は、15-16年シーズンに採用されたボーダー柄を除き、太さの違いはあれどクラブ創設118年の歴史で頑なに守られてきた伝統のデザインである。

 しかし今回発表されたデザインは、これまでのストライプ柄とは大きく異なるチェック柄を採用した。これは、碁盤の目のように区画整備されたバルセロナのアシャンプラ地区にインスパイアされたものだという。

 当然、サポーターからは戸惑いの声が上がり、スペインに拠点を置くスポーツ紙「マルカ(Marca)」は「リスキーなデザイン」と報道。チェック柄のユニホームで知られるクロアチア代表の協会は、「バルサの試みは素晴らしい。しかし、(われわれの)ホワイトとレッドのチェック柄には勝てない」とコメントするなど、フットボール業界がちょっとした騒ぎとなっている。

 来季のバルサのほかに、同じくストライプ柄(ホワイト × ブラック)をシンボルデザインとしてきたイタリアのユヴェントスFC(JUVENTUS FC)もバイカラーに変更するなど、近年多くのクラブがデザインを一新したユニホームを発表している。というのもユニホームは毎シーズン、デザインを新調することが通例であるが、微々たるデザイン変更であれば購入しないサポーターも多い。しかし、クラブからすれば貴重な財源であり、購入を促す意味でもデザインやスポーツブランドとのパートナーシップの変更を選ぶケースがある。資金繰りにとらわれた伝統を重んじない取り組みは、いささか本末転倒のように思われる。

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バルサが伝統のストライプ柄からチェック柄へ変更 クラブ創設118年の歴史で初

 ナイキ(NIKE)が手掛けたスペインの名門フットボールクラブ、FCバルセロナ(FC BARCELONA)の2019-20年シーズンの新ユニホームが話題を呼んでいる。

 バルサのユニホームといえば、ブルーとレッドのストライプ柄を基調としたデザインがシンボルであり、フットボールファンのみならず国際的にも広く認知されている。このアイコニックなストライプ柄は、15-16年シーズンに採用されたボーダー柄を除き、太さの違いはあれどクラブ創設118年の歴史で頑なに守られてきた伝統のデザインである。

 しかし今回発表されたデザインは、これまでのストライプ柄とは大きく異なるチェック柄を採用した。これは、碁盤の目のように区画整備されたバルセロナのアシャンプラ地区にインスパイアされたものだという。

 当然、サポーターからは戸惑いの声が上がり、スペインに拠点を置くスポーツ紙「マルカ(Marca)」は「リスキーなデザイン」と報道。チェック柄のユニホームで知られるクロアチア代表の協会は、「バルサの試みは素晴らしい。しかし、(われわれの)ホワイトとレッドのチェック柄には勝てない」とコメントするなど、フットボール業界がちょっとした騒ぎとなっている。

 来季のバルサのほかに、同じくストライプ柄(ホワイト × ブラック)をシンボルデザインとしてきたイタリアのユヴェントスFC(JUVENTUS FC)もバイカラーに変更するなど、近年多くのクラブがデザインを一新したユニホームを発表している。というのもユニホームは毎シーズン、デザインを新調することが通例であるが、微々たるデザイン変更であれば購入しないサポーターも多い。しかし、クラブからすれば貴重な財源であり、購入を促す意味でもデザインやスポーツブランドとのパートナーシップの変更を選ぶケースがある。資金繰りにとらわれた伝統を重んじない取り組みは、いささか本末転倒のように思われる。

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