イーは1958年アントワープ生まれ。アントワープ王立芸術アカデミーでアン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)やドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)と共に学んだ。86年にはロンドンの「ブリティッシュ・デザイナー・ショー(British Designer Show)」に彼らと一緒に参加し、「アントワープ・シックス」として才能を世界にしらしめた。
イーは1958年アントワープ生まれ。アントワープ王立芸術アカデミーでアン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)やドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)と共に学んだ。86年にはロンドンの「ブリティッシュ・デザイナー・ショー(British Designer Show)」に彼らと一緒に参加し、「アントワープ・シックス」として才能を世界にしらしめた。
何よりも印象的だったのは、ショーに先立って公開したティザーやインビテーション、そして会場のエントランスに飾ったエルズワース・ケリー(Ellsworth Kelly)によるアート作品「Yellow Panel with Red Curve」からも垣間見えたビビッドな色使い。赤や黄、青、マゼンタピンク、緑、オレンジといったさまざまな色がエネルギッシュにコレクションを彩る。
今回の人事は9月15日付で着任したルカ・デメオ(Luca de Meo)=ケリング新CEOにとって最初の重要な決定であり、「この重要な局面において、最適な人材が各ブランドを率いる、よりスリムで明確な組織を構築する考えだ」と説明。「グループの旗艦ブランドである『グッチ』には、最も集中すべきだ。業界での経験が豊富で最も尊敬されるプロフェッショナルの一人であるフランチェスカは、ブランドを本来の地位に回復させるために必要なリーダーシップと完璧な実行力を発揮するだろう」と続けた。
今回の人事は9月15日付で着任したルカ・デメオ(Luca de Meo)=ケリング新CEOにとって最初の重要な決定であり、「この重要な局面において、最適な人材が各ブランドを率いる、よりスリムで明確な組織を構築する考えだ」と説明。「グループの旗艦ブランドである『グッチ』には、最も集中すべきだ。業界での経験が豊富で最も尊敬されるプロフェッショナルの一人であるフランチェスカは、ブランドを本来の地位に回復させるために必要なリーダーシップと完璧な実行力を発揮するだろう」と続けた。
彼女の任命は、9月15日付で着任したケリングのルカ・デメオ(Luca de Meo)新CEOが下す最初の最も重要な決定の一つになる。デメオCEOは先週、経営不振のラグジュアリーグループに対する再生計画に年内に着手すると表明していた。なかでも、主力ブランドである「グッチ」の軌道修正を迅速に進めることは、デメオCEOの最優先課題の一つだ。ケリングは同ブランドの急激な売上減少と膨れ上がった負債により、25年1~6月期(上半期)のグループ全体の純利益が44.4%減。店舗閉鎖や不動産売却、人員削減を余儀なくされている。関係者によると、「グッチ」のアルベルト・ヴァレンテ(Alberto Valente)最高財務責任者(CFO)も退任する見通しだという。
彼女の任命は、9月15日付で着任したケリングのルカ・デメオ(Luca de Meo)新CEOが下す最初の最も重要な決定の一つになる。デメオCEOは先週、経営不振のラグジュアリーグループに対する再生計画に年内に着手すると表明していた。なかでも、主力ブランドである「グッチ」の軌道修正を迅速に進めることは、デメオCEOの最優先課題の一つだ。ケリングは同ブランドの急激な売上減少と膨れ上がった負債により、25年1~6月期(上半期)のグループ全体の純利益が44.4%減。店舗閉鎖や不動産売却、人員削減を余儀なくされている。関係者によると、「グッチ」のアルベルト・ヴァレンテ(Alberto Valente)最高財務責任者(CFO)も退任する見通しだという。
ベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUSベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUSベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUSベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUSベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUSベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUSベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUSベトナム・ホーチミンで撮影された「PD-168」のルックブック COURTESY OF PHILIPP PAULUS
23年12月に退任してからは多くのラグジュアリーブランドやファッション企業にコンサルティングを手掛けており、25年1月にはメイフーラのマネジング・ディレクターに就任。ラシード・モハメド・ラシード(Rachid Mohammed Rachid)会長兼CEOにポートフォリオ戦略やM&Aのアドバイスを行ってきた。
「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA
「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA
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ケリング本社で開かれた展覧会「バレンシアガ バイ デムナ」 PHOTO BY ANNIK WETTERケリング本社で開かれた展覧会「バレンシアガ バイ デムナ」 PHOTO BY ANNIK WETTERケリング本社で開かれた展覧会「バレンシアガ バイ デムナ」 PHOTO BY ANNIK WETTER
「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA「バレンシアガ」第54回クチュール・コレクション COURTESY OF BALENCIAGA
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ケリング本社で開かれた展覧会「バレンシアガ バイ デムナ」 PHOTO BY ANNIK WETTERケリング本社で開かれた展覧会「バレンシアガ バイ デムナ」 PHOTO BY ANNIK WETTERケリング本社で開かれた展覧会「バレンシアガ バイ デムナ」 PHOTO BY ANNIK WETTER
アンダーソンは、1984年英国・北アイルランド生まれ。俳優を志して18歳で演劇を学ぶために渡米するが、そこで舞台衣装に興味を持ち、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)でメンズウエアを専攻。2005年に卒業後、「プラダ(PRADA)」で働き、08年に自身の名を冠したブランド「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」 を設立した。当初はメンズのみだったが、10年にウィメンズ・コレクションもスタート。ロンドン・ファッション・ウイークでコレクションを発表する傍ら、「トップショップ(TOPSHOP)」とのコラボコレクションや「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のセカンドライン「ヴェルサス ヴェルサーチェ(VERSUS VERSACE)」とのカプセルコレクションも制作した。当時から「シェアド・ワードローブ(男女で共有するワードローブ)」の考えをクリエイションに取り入れるなど、新たな価値観を提案し時代をけん引するスターデザイナーとしての頭角を表していた。
そして13年9月、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)に株式の46%を売却し、29歳の若さで「ロエベ(LOEWE)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。遊び心あふれる大胆なアイデアやクラフトとアートへの愛を生かし、レザーグッズで知られるスペインの小規模なブランドだった「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させた。また、17年からは「ジェイ ダブリュー アンダーソン」名義で「ユニクロ(UNIQLO)」と継続的にコラボコレクションを発表。近年は、「チャレンジャーズ(CHALLENGERS)」や「クィア(QUEER)」といった映画の衣装デザインも手掛けている。
アンダーソンは、1984年英国・北アイルランド生まれ。俳優を志して18歳で演劇を学ぶために渡米するが、そこで舞台衣装に興味を持ち、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)でメンズウエアを専攻。2005年に卒業後、「プラダ(PRADA)」で働き、08年に自身の名を冠したブランド「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」 を設立した。当初はメンズのみだったが、10年にウィメンズ・コレクションもスタート。ロンドン・ファッション・ウイークでコレクションを発表する傍ら、「トップショップ(TOPSHOP)」とのコラボコレクションや「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のセカンドライン「ヴェルサス ヴェルサーチェ(VERSUS VERSACE)」とのカプセルコレクションも制作した。当時から「シェアド・ワードローブ(男女で共有するワードローブ)」の考えをクリエイションに取り入れるなど、新たな価値観を提案し時代をけん引するスターデザイナーとしての頭角を表していた。
そして13年9月、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)に株式の46%を売却し、29歳の若さで「ロエベ(LOEWE)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。遊び心あふれる大胆なアイデアやクラフトとアートへの愛を生かし、レザーグッズで知られるスペインの小規模なブランドだった「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させた。また、17年からは「ジェイ ダブリュー アンダーソン」名義で「ユニクロ(UNIQLO)」と継続的にコラボコレクションを発表。近年は、「チャレンジャーズ(CHALLENGERS)」や「クィア(QUEER)」といった映画の衣装デザインも手掛けている。
1964年イタリア・ローマで生まれたキウリは、ヨーロッパ・デザイン学院(Istituto Europeo di Design、IED)のローマ校で学んだ。「フェンディ(FENDI)」で経験を積んだ後、99年に当時から一緒に働いていたピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli、次期「バレンシアガ(BALENCIAGA)」クリエイティブ・ディレクター)と共に「ヴァレンティノ(VALENTINO)」に移籍。二人でアクセサリーデザインを手掛けた後、創業者の引退に伴い2008年にはクリエイティブ・ディレクターに昇格し、キウリが「ディオール」に移るまで長年にわたりタッグを組んでコレクションを手掛けてきた。
そして今年1月、「メゾン マルジェラ」の親会社であるOTBグループは、同じく傘下の「ディーゼル(DIESEL)」でクリエイティブ・ディレクターを務めているマーティンスがガリアーノの後を継ぎ、「ディーゼル」にも留まりながら「メゾン マルジェラ」の「独創的なデザインコードとブランド価値」を構築すると発表した。マーティンスは22年1月、古巣の「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でゲストデザイナーとしてクチュールを手掛けて他経験があり、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「マルジェラと同じアントワープ王立芸術アカデミーで学んだグレンは、すでにクチュールにおける才能とビジョンを持っている」と評価している。
なお、7月のオートクチュール・ファッション・ウイークでは、「グッチ(GUCCI)」に移籍するデムナ(Demna)が「バレンシアガ(BALENCIAGA)」での最後の仕事となるクチュール・コレクションを披露するほか、3Dプリント技術などを生かしながら異世界的な作品を手掛ける「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」が復帰を予定。ニュースの多いシーズンになる。
今季の出発点は、モーリス・センダック(Maurice Sendak)によるベストセラーの絵本を元にした実写映画「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」。家出したイタズラ好きのやんちゃな少年がボートを漕いでたどり着いた島での “かいじゅう”たちと出会いとふれあいを描いた物語だ。「私たちがずっと大切にしている仲間を描いているところに惹かれた」という阿部千登勢デザイナーは、そこから自然という概念にまつわる アイデアを探求。「自然の中で生きる」ということに加え、「既成概念にとらわれない思考、そして抑制されない情熱と感情の本質」を表現した。
今季の出発点は、モーリス・センダック(Maurice Sendak)によるベストセラーの絵本を元にした実写映画「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」。家出したイタズラ好きのやんちゃな少年がボートを漕いでたどり着いた島での “かいじゅう”たちと出会いとふれあいを描いた物語だ。「私たちがずっと大切にしている仲間を描いているところに惹かれた」という阿部千登勢デザイナーは、そこから自然という概念にまつわる アイデアを探求。「自然の中で生きる」ということに加え、「既成概念にとらわれない思考、そして抑制されない情熱と感情の本質」を表現した。
「カラー(KOLOR)」の阿部潤一デザイナーが、1月25日(現地時間)にパリ・メンズ・ファッション・ウイークで行われた25-26年秋冬コレクションのショーで、同職を退任することを発表した。会場では、エントランスで銀色の袋に入ったギフトを来場者に配布。ショー前に開封するように促され、中身を見ると「was is will」と描かれたグラフィックTシャツと、退任を知らせる手紙が入っていた。
「カラー(KOLOR)」の阿部潤一デザイナーが、1月25日(現地時間)にパリ・メンズ・ファッション・ウイークで行われた25-26年秋冬コレクションのショーで、同職を退任することを発表した。会場では、エントランスで銀色の袋に入ったギフトを来場者に配布。ショー前に開封するように促され、中身を見ると「was is will」と描かれたグラフィックTシャツと、退任を知らせる手紙が入っていた。
それを裏付けるように、ショーの数日前には英メディア「ビジネス オブ ファッション(BUSINESS OF FASHION、BOF)」で、2019年から売上高は10倍に伸び、1億ドル(約156億円)に達していることが報じられた。ショー後の囲み取材で、ルメールは「私たちは、あまり声高なコミュニケーションもせず、ファッション界で成功するための“正しいレシピ”とされるルールを守っているわけでもない。ただ自分たちらしいことに取り組んでいるだけだ。だからこそ、(その中での成功を)とてもうれしく思っている。というのも、商業的な成功は自信をもたらすから。そして、自分たちの仕事を向上させることに役立ち、『新しいラグジュアリー』を定義することにつながるだろう」とコメント。最近は「ラグジュアリー」という言葉が使われ過ぎているとしつつ、自分たちが考える「新しいラグジュアリー」について、次のように語った。
ただ、「ディオール(DIOR)」への移籍のために「ロエベ(LOEWE)」から去るという噂が浮上しているジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の後任としてクリエイティブ・ディレクターに就任するのではないかという憶測が流れているにも関わらず、2人は今後の活動について一切明らかにしなかった。また、「ロエベ」も親会社のLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)も1月15日現在、コメントを控えている。
レザーを革新的な方法で取り入れ、職人とのものづくりを大切にする「ボッテガ・ヴェネタ」に新たな興奮と活気をもたらしたブレイジーに対し、トロッターがデザイナーとしてこれまでに見せてきたスタイルは彼よりもさらに控えめと言える。しかし、かつて「自分のイニシャルだけで十分(When your own initials are enough)」というキャッチフレーズを掲げていたブランドにとっては、おそらく理想的だろう。トロッターは、声明の中で「『ボッテガ・ヴェネタ』の芸術性と革新性という名高い遺産は、真にインスピレーションを刺激するもの。その未来に貢献し、その時代を超越したビジョンを称えられることを楽しみにしている」と述べた。
レザーを革新的な方法で取り入れ、職人とのものづくりを大切にする「ボッテガ・ヴェネタ」に新たな興奮と活気をもたらしたブレイジーに対し、トロッターがデザイナーとしてこれまでに見せてきたスタイルは彼よりもさらに控えめと言える。しかし、かつて「自分のイニシャルだけで十分(When your own initials are enough)」というキャッチフレーズを掲げていたブランドにとっては、おそらく理想的だろう。トロッターは、声明の中で「『ボッテガ・ヴェネタ』の芸術性と革新性という名高い遺産は、真にインスピレーションを刺激するもの。その未来に貢献し、その時代を超越したビジョンを称えられることを楽しみにしている」と述べた。
「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、6月に退任した創業デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)の後任として、ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)を新たなクリエイティブ・ディレクターに任命した。ウィメンズとメンズの両コレクションを率いる彼は、2025年1月に25-26年秋冬メンズ・コレクションを自身のディレクションによるルックブック形式で発表予定。3月5日にはデビューショーを開き、25-26年秋冬ウィメンズ・コレクションを披露する。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON、以下LVMH)は、傘下のアイウエアメーカーであるティリオス(THELIOS)を通じて、ドイツ・ベルリン発のアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」の少数株式を取得した。取引金額や条件は非公開。両社の共同声明によると、「マイキータ」は今後も戦略やクリエイティブなプロセスにおいて完全に独立した経営を維持する。「このマイノリティー出資により、『マイキータ』はデザインと製造を手掛ける真のグローバルブランドとしての地位を強化し、その型にはまらない精神と卓越したデザインへの献身でイノベーションを推し進めるとともに、アイウエアの未来を描き続ける」という。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON、以下LVMH)は、傘下のアイウエアメーカーであるティリオス(THELIOS)を通じて、ドイツ・ベルリン発のアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」の少数株式を取得した。取引金額や条件は非公開。両社の共同声明によると、「マイキータ」は今後も戦略やクリエイティブなプロセスにおいて完全に独立した経営を維持する。「このマイノリティー出資により、『マイキータ』はデザインと製造を手掛ける真のグローバルブランドとしての地位を強化し、その型にはまらない精神と卓越したデザインへの献身でイノベーションを推し進めるとともに、アイウエアの未来を描き続ける」という。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は10月11日、傘下ブランド「フェンディ(FENDI)」のオートクチュールおよびウィメンズのプレタポルテを手掛けるキム・ジョーンズ(Kim Jones)=アーティスティック・ディレクターの退任を発表した。業界関係者の間ではピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)前「ヴァレンティノ(VALENTINO)」クリエイティブ・ディレクターと交渉中という噂もあるが、現時点では後任は未定。新たな体制は、しかるべき時期に発表されるという。なお、ジョーンズは、2018年から務める「ディオール(DIOR)」メンズ・アーティスティック・ディレクター職に専念する。
「ロエベ」2025年春夏コレクションのショー会場「ロエベ」2025年春夏コレクションのショー会場会場に飾られたトレイシー・エミンの作品「The only place you came to me was in my sleep」
会場は、今季もヴァンセンヌ城の中庭に建てた巨大な箱型の建物。その外壁には、バッハ(Bach)の楽譜が描かれている。しかし、中はこれまでにないほどミニマルな白の空間。毎回さまざまなアート作品を会場内に飾るが、今回は中にポールの上にとまる小さな鳥をモチーフにしたトレーシー・エミン(Tracey Emin)の作品「The only place you came to me was in my sleep」だけが中央に置かれた。
以前から1シーズンでアイデアを使い捨てることに疑問を呈してきたアンダーソンは、今季もこれまでに生み出してきたアイデアを応用したり、ブラッシュアップしたりしている。例えば、フェザーがびっしりと飾られたTシャツ風のトップスは、2023-24年秋冬に披露したアイデアを発展させたよう。今季は、「美術館やコンサートに行くという体験した時に、思い出の品を持ち帰りたくなる」というアイデアを元に、前面にバッハやモーツァルト(Mozart)といった音楽家の肖像画や、フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の「ひまわり」やエドゥアール・マネ(Edouard Manet)の「笛を吹く少年」などの名画をハンドペイントで描いた。それはコンサートTシャツやミュージアムグッズかのようなデザインであり、アンダーソンのユーモアを感じる。
「ロエベ(LOEWE)」は6月22日、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで2025年春夏メンズ・コレクションを発表した。プレスリリースはいつになく簡潔で、「A Radical act of Restraint(ラディカルな節度)」というキーワードのみ。「抑制されたものを欲していた」と語るジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は、服のアーキタイプ(元型)をベースにした削ぎ落とされたデザインに、意表を突くクラフト技術や素材、コントラストを効かせたシルエットを取り入れ、今季も観客を圧倒した。
アンダーソンにとってパーソナルな作品を並べた会場
「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクションより PHOTO:KO TSUCHIYA「ロエベ」2025年春夏コレクションのショー会場 COURTESY OF LOEWEショー会場に展示された作品 COURTESY OF LOEWEショー会場に展示された作品 COURTESY OF LOEWEショー会場に展示された作品 COURTESY OF LOEWEショー会場に展示された作品 COURTESY OF LOEWE
「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE「ロエベ」2025年春夏メンズ・コレクション COURTESY OF LOEWE
「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、パリ時間の6月22日20時半(日本時間23日3時半)から2025年春夏メンズのショーを開き、創業デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)が手掛ける最後のコレクションを発表する。アントワープでその準備を進める彼に話を聞いた。
フェンディ(FENDI)を6年間率いてきたセルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)会長兼最高経営責任者(CEO)が退任する。米「WWD」が入手した社内メモによると、親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)グループ内で新たな職務に就く予定で、詳細については近日中に明らかになるようだ。ブランシュウィッグ会長兼CEOの後任には、LVMHファッショングループのピエール・エマニュエル・アンジェログロウ(Pierre-Emmanuel Angeloglou)=マネジング・ディレクターが、6月1日付で就任。現職と兼務する。
フェンディ(FENDI)を6年間率いてきたセルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)会長兼最高経営責任者(CEO)が退任する。米「WWD」が入手した社内メモによると、親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)グループ内で新たな職務に就く予定で、詳細については近日中に明らかになるようだ。ブランシュウィッグ会長兼CEOの後任には、LVMHファッショングループのピエール・エマニュエル・アンジェログロウ(Pierre-Emmanuel Angeloglou)=マネジング・ディレクターが、6月1日付で就任。現職と兼務する。
山本耀司「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」デザイナーの作品にフォーカスした展覧会「山本耀司。未来への手紙(Yohji Yamamoto. Letter to the future)」が、イタリア・ミラノのコンセプトショップ「ディエチ コルソ コモ(10 CORSO COMO)」で開催中だ。会期は7月31日まで。2月に全面改装オープンした店内のギャラリースペースを用いた同展では、1986年のアーカイブから2024-25年秋冬シーズンの最新作まで25点を展示。インダストリアルな雰囲気が漂う明るい空間が、黒を中心とした山本デザイナーの象徴的なデザインを際立たせる。
フランス・オートクチュール&モード連盟(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、FHCM)は6月に開催する2025年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイーク(以下、パリメンズ)と24-25年秋冬オートクチュール・ファッション・ウイーク(以下、クチュール)の暫定スケジュールを発表した。パリメンズは、6月18日から23日まで開催予定。公式スケジュールで72ブランドがショーやプレゼンテーションを行う。一方、クチュールは、オリンピックの影響で例年より約1週間前倒し。6月24〜27日に、公式スケジュールで30ブランドがショーを開く。
パリメンズの目玉は「ドリス ヴァン ノッテン」
今季のパリメンズのハイライトは、なんといっても現地時間6月22日20時30分(日本時間23日深夜3時30分)からの「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のショーだろう。これが、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)自身が手掛ける最後のコレクションになる。
クチュールの公式スケジュールには、「ディオール」や「シャネル(CHANEL)」「フェンディ(FENDI)」「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」といった常連に加え、年1回のみ発表を行う「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や1年前に初のクチュールを披露した「トム ブラウン(THOM BROWNE)」などが名を連ねる。毎シーズン異なるゲストデザイナーを迎える「ジャンポール ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は、「クレージュ(COURREGES)」を率いるニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)=アーティスティック・ディレクターによるコレクションを発表する予定だ。
公式初参加となるのは、スウェーデンとイランにルーツを持つデザイナーのバハレー・アルダカーニ(Bahareh Ardakani)が手掛ける「アルダザエイ(ARDAZAEI)」。一方、「ヴァレンティノ」はメンズ同様不参加で、「RVDK ロナルド ファン デル ケンプ(RVDK RONALD VAN DER KEMP)」や「アレクサンドル ヴォチエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」も参加を見送った。例年通り、「パトゥ(PATOU)」はクチュール期間中に25年春夏プレタポルテ・コレクションを披露する予定だ。
業界関係者によると、「セリーヌ(CELINE)」を2018年から率いてきたエディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターが、ブランドを去るようだ。スリマンは、同ブランドの親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON、以下LVMH)に退任の意向をすでに伝えたと言われており、退任の正確な時期はまだ分からないが、今年後半になるのではないかとみられている。なお、後任の最有力候補は、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ」でレディ・トゥ・ウエアのデザイン・ディレクターを務めたマイケル・ライダー(Michael Rider)だという。ただし、米「WWD」が23日(現地時間)に連絡を取った「セリーヌ」の関係者は全員コメントを差し控えるとし、スリマンとライダーからもコメントは得られなかった。
ビジネスSNSの「リンクトイン(LinkedIn)」によると、ライダーはアメリカ・ロードアイランド州のブラウン大学を卒業後、04年から08年まで「バレンシアガ(BALENCIAGA)」でシニアデザイナーを務めた。その後10年間、「セリーヌ」に在籍。現在は「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」のクリエイティブ・ディレクターを務めている。
これまで「ディオール オム(DIOR HOMME)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」を手掛けてきたスリマンは、独自の美意識とアプローチで伝統あるブランドを活性化させてきた実績があるが、その最盛期にブランドを去ってきた。LVMHはブランド別での売上高を開示していないが、投資銀行RBCキャピタルマーケッツ(RBC Capital Markets)のアナリストによる最近のリポートで、「セリーヌ」の売上高は約25億ユーロ(約4100億円)と推定されている。
デンマーク・コペンハーゲン発のコンテンポラリーブランド「ガニー(GANNI)」は、新たな最高経営責任者(CEO)に、ローラ・デュ・リュスケック(Laura du Rusquec)前バレンシアガ(BALENCIAGA)副最高経営責任者を任命した。2018年の就任からビジネスを2ケタ成長させるとともに小売市場での存在感を高めてきたアンドレア・バルドー(Andrea Baldo)CEOの後任となる。同ブランドはコペンハーゲンのほかに、ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海にオフィスを構えており、デュ・リュスケック新CEOはパリを拠点に指揮を取る予定だ。
「ガニー」2024-25年秋冬コレクション COURTESY OF GANNI「ガニー」2024-25年秋冬コレクション COURTESY OF GANNI「ガニー」2024-25年秋冬コレクション COURTESY OF GANNI「ガニー」2024-25年秋冬コレクション COURTESY OF GANNI「ガニー」2024-25年秋冬コレクション COURTESY OF GANNI「ガニー」2024-25年秋冬コレクション COURTESY OF GANNI
「ガニー」のオーナーであるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)のエドゥアルド・ヴェラスコ(Eduardo Velasco)=パートナーは、「EMEA地域やグローバル市場におけるラグジュアリーに特化した豊富な経験を持つローラは、ブランドを次の成長段階と革新へと導くためにふさわしいユニークな洞察力と戦略を持っている」と評価する。
デンマーク・コペンハーゲン発のコンテンポラリーブランド「ガニー(GANNI)」は、新たな最高経営責任者(CEO)に、ローラ・デュ・リュスケック(Laura du Rusquec)前バレンシアガ(BALENCIAGA)副最高経営責任者を任命した。2018年の就任からビジネスを2ケタ成長させるとともに小売市場での存在感を高めてきたアンドレア・バルドー(Andrea Baldo)CEOの後任となる。同ブランドはコペンハーゲンのほかに、ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海にオフィスを構えており、デュ・リュスケック新CEOはパリを拠点に指揮を取る予定だ。
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「ガニー」のオーナーであるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)のエドゥアルド・ヴェラスコ(Eduardo Velasco)=パートナーは、「EMEA地域やグローバル市場におけるラグジュアリーに特化した豊富な経験を持つローラは、ブランドを次の成長段階と革新へと導くためにふさわしいユニークな洞察力と戦略を持っている」と評価する。
一方、エスティ ローダー カンパニーズのステファン・ドゥ・ラ・ファヴェリー(Stephane de La Faverie)=エグゼクティブ・グループ・プレジデントは、「フレデリックが00年にブランドを立ち上げたとき、彼は世界の偉大な調香師たちに声を上げる力とプラットフォームを与え、フレグランス業界の常識を打ち破った。香水に自由と創造性を取り戻そうと取り組む彼の前衛的なアプローチによって、フレグランスの傑作を提案する真のラグジュアリーブランドが生まれた」とマルの功績を賞賛。また、「私たちは、フレデリックと共にブランドを成長させてきたことを誇りに思っている。そして、これからも彼のインスピレーションとフレグランス作りへの妥協なき献身を称え続けていく」と述べた。
77年には最初の妻となるシルヴァネッラ・ジャンノーニ(Silvanella Giannoni )と結婚した。その後、ドミニカ共和国で開催されたミス・ユニバースの審査員を務め際に出会った出場者のエヴァ・マリア・デュリンガー(Eva Maria Dueringer)と80年に再婚。デュリンガーはカヴァりの主要なコラボレーターにもなり、94年にはブランドの共同クリエイティブ・ディレクターに就任した。ジャンノーニとの間には2人、デュリンガーとの間には3人の子供がいる。そして、今年初めにはモデルのサンドラ・ニルソン=バーグマンとの間にも子供を授かり、82歳にして再び父となった。そんなカヴァリの人生は、彼の手掛けるコレクションの華やかさと力強いエネルギーを映し出すようだった。
77年には最初の妻となるシルヴァネッラ・ジャンノーニ(Silvanella Giannoni )と結婚した。その後、ドミニカ共和国で開催されたミス・ユニバースの審査員を務め際に出会った出場者のエヴァ・マリア・デュリンガー(Eva Maria Dueringer)と80年に再婚。デュリンガーはカヴァりの主要なコラボレーターにもなり、94年にはブランドの共同クリエイティブ・ディレクターに就任した。ジャンノーニとの間には2人、デュリンガーとの間には3人の子供がいる。そして、今年初めにはモデルのサンドラ・ニルソン=バーグマンとの間にも子供を授かり、82歳にして再び父となった。そんなカヴァリの人生は、彼の手掛けるコレクションの華やかさと力強いエネルギーを映し出すようだった。
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は、メード・イン・イタリーの品質にこだわった、これまでより高価格帯のレザー製ハンドバッグを発売した。デザインはミニマルで、横長の台形シルエットが特徴。スモールとミディアムの2サイズを用意する。価格はスモールが17万6000円、ミディアムが19万8000円(共に税込)。
「イタリアならではの最高品質のモノづくりと素材を誇る、新しいバッグコレクションの始まり」と同ブランドが説明する新作バッグは、国内では4月5日に発売。青山店、大阪店、丸の内店、京都店、福岡店に加え、東京ミッドタウンの「トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS)」とドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱われている。一方、海外では今週末にパリのフォブール・サントノーレ通り56番地にある旗艦店でローンチ。約1週間後から、世界各国の「コム デ ギャルソン」の店舗やドーバー ストリート マーケットに並ぶ予定だ。
なお、これまで同ブランドのハンドバッグはほとんどが日本製で、国内での価格は10万円以下が中心だった。また、人気を集める「ウォレット コム デ ギャルソン(WALLET COMME DES GARCONS)」のファスナー開閉の財布やポーチは、スペインで生産されている。
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は、メード・イン・イタリーの品質にこだわった、これまでより高価格帯のレザー製ハンドバッグを発売した。デザインはミニマルで、横長の台形シルエットが特徴。スモールとミディアムの2サイズを用意する。価格はスモールが17万6000円、ミディアムが19万8000円(共に税込)。
「イタリアならではの最高品質のモノづくりと素材を誇る、新しいバッグコレクションの始まり」と同ブランドが説明する新作バッグは、国内では4月5日に発売。青山店、大阪店、丸の内店、京都店、福岡店に加え、東京ミッドタウンの「トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS)」とドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱われている。一方、海外では今週末にパリのフォブール・サントノーレ通り56番地にある旗艦店でローンチ。約1週間後から、世界各国の「コム デ ギャルソン」の店舗やドーバー ストリート マーケットに並ぶ予定だ。
なお、これまで同ブランドのハンドバッグはほとんどが日本製で、国内での価格は10万円以下が中心だった。また、人気を集める「ウォレット コム デ ギャルソン(WALLET COMME DES GARCONS)」のファスナー開閉の財布やポーチは、スペインで生産されている。
「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT
往年の「イヴ サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」のクチュールショーのセットをほうふつとさせるダークな色調の花々で飾られたアーチからまず現れたのは、若かりし日の創業者イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の面影を感じる華奢で繊細なモデル。パワーショルダーを取り入れたクラシックなダブルブレストジャケットと太めのパンツというチャコールグレーのスーツに、黒のネクタイを締めた白いシャツ、光沢のある黒のレザーシューズ、そして黒縁のメガネを合わせたスタイルで、ランウエイを颯爽と歩いた。その後も序盤には何度かサンローランのような風貌のモデルが登場。そこには、ヴァカレロのムッシュ・サンローランに対する敬意が込められているようだ。
「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT
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往年の「イヴ サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」のクチュールショーのセットをほうふつとさせるダークな色調の花々で飾られたアーチからまず現れたのは、若かりし日の創業者イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の面影を感じる華奢で繊細なモデル。パワーショルダーを取り入れたクラシックなダブルブレストジャケットと太めのパンツというチャコールグレーのスーツに、黒のネクタイを締めた白いシャツ、光沢のある黒のレザーシューズ、そして黒縁のメガネを合わせたスタイルで、ランウエイを颯爽と歩いた。その後も序盤には何度かサンローランのような風貌のモデルが登場。そこには、ヴァカレロのムッシュ・サンローランに対する敬意が込められているようだ。
「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT「サンローラン」2024-25年秋冬メンズ・コレクション COURTESY OF SAINT LAURENT
「サカイ(SACAI)」はパリ・メンズ・ファッション・ウイーク最終日の1月21日、2024-25年秋冬メンズとウィメンズの24年プレ・フォール・コレクションを発表した。今季、阿部千登勢デザイナーが掲げたテーマは、「United as One / One Love(一つに団結すること / 一つの愛:人種や信条、肌の色を問わずあらゆる人に対して表現する普遍的な愛や尊敬の意)」。ユニホームの再解釈でシルエットに光を当てながら、「一つになって進んでいく」という価値観を示した。
なお、「ルイ・ヴィトン」とクラリッジズは共に1854年に創業。ナポレオン3世の妻であるウジェニー・ド・モンティジョ(Eugénie de Montijo)皇后と強いつながりを持っていた。メゾンの創業者であるルイは、皇后が旅する際に荷物に合わせた木箱やトランクを製作したり、荷造りを行ったりする職人だった。一方、皇后はクラリッジズを冬の邸宅として利用しており、ヴィクトリア女王の訪問を何度も受けたため、同ホテルはバッキンガム宮殿の“別館”として知られるようになった。
なお、「ルイ・ヴィトン」とクラリッジズは共に1854年に創業。ナポレオン3世の妻であるウジェニー・ド・モンティジョ(Eugénie de Montijo)皇后と強いつながりを持っていた。メゾンの創業者であるルイは、皇后が旅する際に荷物に合わせた木箱やトランクを製作したり、荷造りを行ったりする職人だった。一方、皇后はクラリッジズを冬の邸宅として利用しており、ヴィクトリア女王の訪問を何度も受けたため、同ホテルはバッキンガム宮殿の“別館”として知られるようになった。
「ジバンシィ(GIVENCHY)」のマシュー・M・ウィリアムズ=クリエイティブ・ディレクターが、12月末で退任することが分かった。2020年6月に就任した彼が手掛ける最後のコレクションは、近日公開されるメンズ&ウィメンズの24年プレ・フォール・コレクションになる。今回の退任は、ヨーロッパの伝統的なブランドにおけるクリエイティブ・ディレクターの短命化を際立たせるものであるとともに、1988年からLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下にある名高いクチュールメゾンの新たな改革を示唆するものだ。後任探しはまだ初期段階のようで、次の体制が発表されるまではデザインチームでコレクションを手掛ける。
ウィリアムズ=クリエイティブ・ディレクターは、「『ジバンシィ』のクリエイティブ・ディレクションを手掛けることは、2020年の就任時にも述べたように生涯の夢だった。この3年間、私はユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)氏のレガシーを受け継ぎながら、私自身のクリエイティブなビジョンを表現することに努めてきた。この素晴らしい機会を与えてくれたアトリエや、ルノー・ド・レスケン(Renaud de Lesquen)=ジバンシィ最高経営責任者(CEO)、そしてLVMHに心から感謝したい」とコメントした。
フランスのESSECビジネススクールでラグジュアリー分野のMBAを取得したオハヨン新CEOは1998年、当時LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下にあった「クリスチャン ラクロワ(CHRISTIAN LACROIX)」のリテール&イベント・エグゼクティブとしてキャリアをスタートした。翌年、ロレアル(L’OREAL)に転職。18年以上在籍し、傘下ブランド「ランコム(LANCOME)」のプロダクトマネージャーやマーケティング・ディレクターなどを経て、ジェネラルマネージャーとして「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」や「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」などのブランドに携わってきた。2014年にはロレアル リュクス事業のイギリス&アイルランド担当マネジング・ディレクターに昇進。18年に退社し、スペイン・バルセロナを拠点にウエディングドレスブランドを手掛けるプロノビアス(PRONOVIAS)のCEOに就任した。
同社では、デザイナーのヴェラ・ウォン(Vera Wang)との10年間のライセンス契約に取り組んだほか、今年初めには投資ファンドのベインキャピタル(BAIN CAPITAL)への売却を指揮した。また、サステナビリティを最優先事項に掲げ、結婚式後も着られるように丈の変更やディテールのアレンジなどのお直しを無料で提供するウエディングドレスのコレクション「セカンドライフ(SECOND LIFE)」を発表。エコフレンドリーな素材でドレスを作る「ウィー・ドゥー・エコ(WE DO ECO)」プロジェクトや、セカンドハンドのウエディングドレスや古いシーズンの在庫、サンプルなどを販売するEC「ブライズ・ドゥー・グッド(BRIDES DO GOOD)」との提携にも取り組んだ。
フランスのESSECビジネススクールでラグジュアリー分野のMBAを取得したオハヨン新CEOは1998年、当時LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下にあった「クリスチャン ラクロワ(CHRISTIAN LACROIX)」のリテール&イベント・エグゼクティブとしてキャリアをスタートした。翌年、ロレアル(L’OREAL)に転職。18年以上在籍し、傘下ブランド「ランコム(LANCOME)」のプロダクトマネージャーやマーケティング・ディレクターなどを経て、ジェネラルマネージャーとして「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」や「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」などのブランドに携わってきた。2014年にはロレアル リュクス事業のイギリス&アイルランド担当マネジング・ディレクターに昇進。18年に退社し、スペイン・バルセロナを拠点にウエディングドレスブランドを手掛けるプロノビアス(PRONOVIAS)のCEOに就任した。
同社では、デザイナーのヴェラ・ウォン(Vera Wang)との10年間のライセンス契約に取り組んだほか、今年初めには投資ファンドのベインキャピタル(BAIN CAPITAL)への売却を指揮した。また、サステナビリティを最優先事項に掲げ、結婚式後も着られるように丈の変更やディテールのアレンジなどのお直しを無料で提供するウエディングドレスのコレクション「セカンドライフ(SECOND LIFE)」を発表。エコフレンドリーな素材でドレスを作る「ウィー・ドゥー・エコ(WE DO ECO)」プロジェクトや、セカンドハンドのウエディングドレスや古いシーズンの在庫、サンプルなどを販売するEC「ブライズ・ドゥー・グッド(BRIDES DO GOOD)」との提携にも取り組んだ。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が主催する若手ファッションデザイナー支援のためのコンテスト「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」はこのほど、2024年度版の募集を開始した。今回からグランプリとカール・ラガーフェルド審査員特別賞に加えて、クラフツマンシップを称え、技術の継承を促進することを目的としたサヴォアフェール賞を新設。いずれの賞も、書類選考、2024年2月29日と3月1日にパリで開かれるセミファイナルを経て最終選考に残ったデザイナーの中から選ばれる。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が主催する若手ファッションデザイナー支援のためのコンテスト「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」はこのほど、2024年度版の募集を開始した。今回からグランプリとカール・ラガーフェルド審査員特別賞に加えて、クラフツマンシップを称え、技術の継承を促進することを目的としたサヴォアフェール賞を新設。いずれの賞も、書類選考、2024年2月29日と3月1日にパリで開かれるセミファイナルを経て最終選考に残ったデザイナーの中から選ばれる。