「トッズ」がデジタルプロダクトパスポートの適用を拡大、限定コンテンツやサービスも利用可能に

 「トッズ(TOD’S)」は、製品のトレーサビリティに関するデータを包括的に管理するデジタルプロダクトパスポート(DPP)を、“マイ ゴンミーノ”コレクションにも適用する。カスタマイズ製品の“ディーアイ バッグ”に続く導入となる。

“マイ ゴンミーノ”はブランドのアイコンであるドライビングシューズをパーソナライズできるサービス。DPP導入により、顧客は右足のソールに埋め込まれたNFCチップをスキャンし、製品の登録や所有権の主張などを自身のスマートフォンで行える。また、真贋証明書にもアクセス可能だ。

このDPPにはストーリーテリングなどの要素も登録されており、顧客はモカシン製作に携わる職人や職人技、品質に関する情報を得ることができる。さらに所有書のバーコードをトッズの店舗でスキャンすることで顧客データベースとも連携でき、ワンランク上の店舗体験が楽しめるほか、延長保証や専任の顧客アドバイザー、限定イベントなども利用可能になる。

今回のDPPは、オーラ ブロックチェーン コンソーシアム(AURA Blockchain Consortium)とテメラ社との協業で実現した。オーラ ブロックチェーン コンソーシアムは、ラグジュアリーブランドがブロックチェーン技術を容易に利用できるようにという目的で設立された非営利団体。50以上のラグジュアリーブランドにおいて、5000万点以上の製品をブロックチェーン上で管理している。一方、テメラ社は原材料の調達から製作、物流、流通、在庫管理、販売、アフターサービス、アップサイクルや使用後のプロセスまで、製品のライフサイクル全般に関連するすべての情報とデータの追跡をサポートしている。

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イオンが使用済衣類をリサイクルした衣料品全39種を4ブランドで発売

イオンは、カイタックファミリーが手がける「MUDA ZERO(ムダゼロ)プロジェクト」の素材を活用した衣料品を、自社の4ブランド「セルフ+サービス(SELF+SERVICE)」「エシーム(ESSEME)」「ジュネママン(JEUNEMAMAN)」「ノアンヌ(noannu)」で発売した。価格は3278~6380円。

「MUDA ZEROプロジェクト」では消費者から回収した使用済みの衣類をリサイクルし、再製品化までを行なっている。綿や、ポリエステルといった素材の混合率に制約されず、全ての布製品を回収して再生できるのが特徴。イオンでは同プロジェクトで再生された糸や繊維を活用し、各ブランドから計39種類のオリジナル商品を販売している。製品のラインアップはブランドによって異なるが、シャツやデニムパンツなど。イオン各店舗とオンラインにて購入可能。

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「オールバーズ」が藍色コレクション発売、ワタナベズと天然藍染ワークショップを実施

「オールバーズ(ALLBIRDS)」はこのほど、春に向けた藍色コレクションを発表した。ツリーダッシャー2とツリーランナゴーの2種類を店頭とオンラインで展開している。またこの発売を記念して、徳島県上板町に藍染工房を構えるワタナベズ(Watanabe’s)による天然藍染ワークショップを開催する。

同工房によるワークショップは2021年から実施しており、今回は3月20日と21日にオールバーズ原宿店、22日と23日に丸の内店でそれぞれ実施する。価格は3500円(税込)。「オールバーズ」他、ゴールドウイングループ製品(「ノースフェイス」、「ヘリーハンセン」、「カンタベリー」、「アイスブレーカー」など)を対象に実施する。事前予約制だが、予約状況によっては当日参加も受け付ける。

また、今回のワークショップ参加者から抽選で4名にワタナベズの蒅藍建てキットをプレゼントする。オールバーズとのワークショップでの知見を元に開発されたこのキットでは、藍染液の発酵の仕組みを家庭で学び、自宅で染色を体験できる。

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約100組のテキスタイルクリエイターが八王子に 「装いの庭EXPO’25」が開催

日本の繊維のものづくり・デザインを活かした企画・小売を行う装いの庭は2月23〜24日、約100組のテキスタイルデザイナーや繊維工場が集結するイベント「装いの庭EXPO’25」を東京たま未来メッセ・えきまえテラスで実施する。

八王子はかつて「桑都(そうと)」と呼ばれた繊維の街として栄え、現在も東京造形大学や多摩美術大学がキャンパスを構えるなど、テキスタイル教育とも縁深い地として知られる。

同イベントでは、日本の繊維技術やテキスタイル文化の隠れた魅力や文脈に焦点を当てる。屋内エリアの有料エリアには、全国各地から集まったテキスタイルクリエイター91組が出展。会場は日本のテキスタイルの現在地を知るための7テーマで構成されており、新進気鋭のブランド、伝統工芸と向き合う作家、高い技術を持った工場など多様なものづくりの現場に触れることができる。屋外の無料エリアでは、子ども向けのワークショップや、クラフト作家の作品販売、廃材を使ったアートの作品展示のほか、フードトラックやライブステージなども設置される。

チケットは前売り券が1000円、当日券が1500円(いずれも税込)。中学生以下は入場無料。また来場者特典として4名のクリエイターのインタビューをまとめた小冊子を配布する。

 会場を構成する7テーマと出展者は以下の通り。

・職人と向き合う
デザイナーと職人の協働により一枚の布が出来上がる。デザイナーは、職人たちから専門的な知識や技術を学び、対話を重ねながら、技術や生地の可能性を拡張させる。
<出展者>fuzoroito / CREOLE / OTTAIPNU / suha Fabric / woo textiles / admi / POTTENBURN TOHKII / JUBILEE / YURTAO / HANA LAB / イイダ傘店

・産地と向き合う
産地に移住した作家や繊維メーカーに就職した若手が立ち上げたブランド。工場の強みや特性をくみ取りながら、オリジナルな視点で産地の魅力を発信している。
<出展者>福田織物(24日) / 澤井織物(24日) / POLS / OTA KNIT / 000(トリプル・オゥ) / SILKKI / nitorito / HARAPPA / 大城戸織布 / IIYU TEXTILE / メゾン寿司 / 小倉縞縞 / Robert Hsu Textile

・工場を背負って時代・市場と向き合う
これからの会社のあり方を探す中で自社ブランドを始めた工場たち。工場が背負う歴史や得意なものに向き合いながら、新しい価値を見出す。
<出展者>レピヤンリボン / OLN / ao / 槇田商店 / OSOCU / muto / mergen / TENJIN Factory / HADACHU / 米織小紋 / 山元染工場・ケイコロール / 奥田染工場(24日) / 佐藤ニット(24日)

・素材と向き合う
テキスタイルを作るために必要な糸や染料、工場で発生する端材。そういった素材の特性や魅力を見出しながら、ものづくりを行う。
<出展者>ナカメリ工房(24日) / イノウエ(24日) / chocoshoe(24日) / Found & Made(24日) / みやこ染 / ツバメヤ / udu textil / KEETO / SATOKA ABE TEXTILE/ saredo / annita artworks / AND WOOL / busy fingers / motonaga / WOOLY

・理想と向き合う
アイデアから素材調達、制作まで全てを行い、自分のスピードに合わせた布や服作りを行う。お客様との対話も大切にしながら、自分という最小単位でのものづくりに挑む。
<出展者>birphin / YUI MATSUDA / かぜつち模様染工舎 / Kazuaki Takashima / 円造 / rumbe dobby / YOHN

・動植物と向き合う
山や木々、草花など身近な自然、動物などをテーマに、生命力のエネルギーを感じられるテキスタイルづくりを行う。
<出展者>okada mariko / 近藤実可子 / otsukiyumi / chihiro yasuhara / kata kata / 中澤楓/ルンルンテキスタイル / Ayuko Hazu / nocogou ノコゴウ / KAYO AOYAMA / soeru craft(24日) / HASHIMOTO NAOKO

・日常と向き合う
モチーフとなるのは日々の生活の中で感じる季節の移ろい、いつもの風景、記憶のかけらや空想の世界。使い手の日常をそっと明るくしてくれる模様や図案を生み出す。
<出展者>Canako Inoue / TANSAN TEXTILE / VRANA(24日) / いとい ゆき / Halka Mokkeroni / entwa / POSIPOSY / Kana Kawasaki / Natsuki CAMINO / 点と線模様製作所 / grasspool / minigara / mumea / MANAMI SAKURAI / beooomu(24日) / アラキケイ(24日) / KAKO MIYAMOTO / PORTRAIT LAB / 441 ヨンヨンイチ(24日) / gochisou(24日)

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「212キッチンストア」がワールドの衣類在庫をエプロンの原料として再利用

ワールドグループ傘下のライフスタイルイノベーションが展開するキッチン用品専門店「212キッチンストア(212 KITCHEN STORE)」はこのほど、ワールドグループの素材ブランド「サーキュリック(CIRCRIC)」の生地を使用した「サーキュリック エプロン」を発売した。

同商品に使用した生地「サーキュリック・フォー・ワールドループ(CIRCRIC for WORLD LOOP)」はワールドグループの衣類の繊維を分解し、原料となる糸から製造した、いわゆるクローズドループと呼ばれる方法で作られている。残った在庫を廃棄せずに原料として再利用した同社初の取り組みとなり、約一年半の開発期間をかけて商品化された。

エプロンはロングタイプと、腰に巻いて使えるショートタイプの2種類。カラーバリエーションはそれぞれネイビー、イエロー、パープル、ストライプの計4種類を用意する。価格はロングタイプが5,940円、ショートタイプが3,190円(いずれも税込)。

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企業と共に社会課題の解決を目指す「ココ・ラボフッド」始動、第一弾はAOKIと連携

残布やリサイクル素材を活用したアパレルブランド「ココ(coxco)」を展開するココ(coxco)はこのほど、社会課題の解決を目指す法人向けの新たなプロジェクト「ココ・ラボフッド(coxco Labhood)」を発足した。第一弾としてAOKIと連携し、ウィメンズ向けの機能性インナーを寄付金付きで販売する。

「ココ・ラボフッド」では加盟企業とともに、社会課題解決に向けた具体的なアクションを推進する。同プロジェクトで集まった資金は、同社が支援するフィリピンの復職技能訓練校「ココラボ(coxco Lab)」の運営に活用する他、他の連携NPO団体への支援にも充てる。これにより、日本とフィリピンでの女性活躍を後押しする社会貢献活動として展開する。加盟企業には、「ココラボ」とのタイアップや、SDGs・ESG専門家による特別講義などを提供する。

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ハースト婦人画報社が「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞

ハースト婦人画報社はこのほど、環境省による「気候変動アクション環境大臣表彰」の「普及・促進部門(緩和部門)」を受賞した。同賞は、気候変動の緩和(温室効果ガスの排出抑制対策)及び気候変動への適応(気候変動の影響による被害の回避・軽減対策)に関して、顕著な功績のあった個人もしくは団体に対して贈られる。同部門・同分野をメディア企業が受賞するのは初めて。

ハースト婦人画報社は、1905年に女性の社会進出を後押しする時代の要請に応じて創刊された「婦人画報」を筆頭に、「エル(ELLE)」や「ヴァンサンカン(25ans)」「ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)」などのメディアを運営。国連安保理で気候変動が議論された2007年には「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」で「グリーン(環境)」特集を実施した。それ以降もさまざまな媒体で社会課題や環境課題などを特集し、計測を開始した2020年春から現在まで累計2600以上のデジタル記事を配信している。カーボンフットプリントを算出したイベントを開催するなど、業界、ステークホルダーとも連携しながら情報発信を行なっている。

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シューズブランド「オッフェン」がリユース品を販売開始、店舗と郵送で回収受付

シューズブランド「オッフェン(OFFEN)」はこのほど、リユース品を販売するサイト「プレラブドストア」をオープンした。

サイズが合わなかった、新しい靴を新調したために不要になった、など本来なら廃棄される「オッフェン」の靴を店頭や郵送で回収。リセールサービスを展開する委託先のキッシュ(KISH)で洗浄や修繕を行い、同ストアで販売する。価格帯は品番によって異なるが、販売価格のおよそ50~70%。同ブランドの靴はペットボトルから生まれたリサイクル糸など環境に配慮した素材を使用している。

店舗での回収は、代官山店、北野店、西宮阪急店で受け付ける。郵送回収は、プレラブドサイト内の回収申込フォームへ入力後、元払いで発送されたものが対象となる。いずれも事前に手洗いしてからの持ち込み・郵送が必要。また、回収プログラムに参加するとそれぞれ、店舗とオンラインで使用できる2000円分のギフトカード/クーポンコードが発行され、次回以降の買い物に使用できる。

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「ヘレンカミンスキー」豪産メリノウールの生産過程を追跡可能に

オーストラリア発のヘッドウエアブランド「ヘレンカミンスキー(HELEN KAMINSKI)」は、ウールフェルトハットの一部コレクションの生産過程を追跡可能にしたと発表した。

対象となるのはオーストラリア産メリノウール。環境再生型農業を行うバルナー・プレーンズとのパートナーシップにより、今回のトレーサビリティが実現した。

農場とそこでの刈り取りから始まり、洗浄、カーディング(羊毛をほぐす工程)、コーミング(不純物を取り除く工程)、縮絨(厚みと強度を増やす工程)、成型、出荷まで、複数の国をまたいだ生産工程が追跡可能になる。

オーストラリア・ビクトリア州の西部地区で牧場を営むバルナー・プレーンズは、1840年代に牧畜のパイオニアであるラッセル一族によって設立された。毛刈り小屋、厩舎、馬車庫、コテージは、オーストラリアのナショナルトラストに指定されている。

追跡可能なウールを使用した製品は「ヴァレリー」5万9400円、「オーガスティン」6万4900円、「フリーダ」5万7200円など。公式ホームページではクリーニング方法や保管方法なども併せて紹介している。

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豪エシカル評価機関の国際基準ツール「グッドメジャーズ」が国内で利用開始に

 アップデーターはこのほど、世界最大級のエシカル評価機関である豪グッドオンユー(Good On You)が開発した「グッドメジャーズ(Good Measures)」を、国内ファッションブランド向けに提供開始した。

「グッドメジャーズ」は世界で224ブランドが導入するサステナブル経営のためのガイドツール。参加する各社は専用サイトにアクセスができ、自社のパフォーマンスやスコアリングとその詳細を確認できる。評価は「グッドオンユー」の専門アナリストチームが行う。また、各項目において対応したものがあれば本サイト内でエビデンス資料とともに提出し、再度評価を受けることが可能。評価は自社が展開するウェブサイト「シフトシー(Shift C)」内で掲載する。

アップデーターは2023年にグッドオンユーとの連携を発表。24年6月から国内ブランドを対象にトライアルを実施してきた。トライアルで得られたフィードバックからニーズや課題をもとに、国内では3つの独自プランを展開する。

「グッドメジャーズ」の導入により、参加企業が持続可能な経営のための自社目標やターゲット設定を容易にすることや、透明性の向上、それによる消費者からの信頼度の向上、従業員のエンゲージメントの維持向上などを目指す。

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YKKが循環型社会に向けた商品を続々発表、繊維製品の長寿命化や易リサイクル目指す

YKKはこのほど、PET素材を最大限採用したPETガーメントリサイクル対応ファスナーの「NATULON Plus with Recycled PET Open Parts」を開発した。

同社は循環型社会に向けた商品開発を積極的に行なっており、今回発表されたファスナーもその一つ。PET素材の衣類のリサイクルをなるべく簡易にするため、同ファスナーのチェーンと開具に再生PETを使用した。うち開具の射出成形用のPET素材はYKKが独自開発した。一方、スライダーは選別のしやすさと耐久性を重視して金属を使用。これにより、PET素材の最終製品使用後の素材選別の手間を簡素化した。

同社は、9月にもビスロン(VISLON)シリーズ用のリペア対応エレメント商品の展開を開始した。こちらは、ビスロンファスナーのエレメントが取れてしまった際、ダイキャスト製のリペア対応エレメントの取り付けとファスナーの修理を可能にするというもの。専用の工具とともに展開することで、各ブランドのリペアセンターでの修理が容易になる。従来であれば製品からほどいて新しいファスナーに交換し、縫製するという作業が必要だったが、リペア対応エレメントがあれば破損した部分のみの修理で済むため、修理に必要な時間や、廃棄部品の削減を見込める。

今後もリサイクルやリペア対応の循環型商品を拡充し、サプライチェーン全体での視点からアパレル業界への環境問題に積極的に取り組んでいくという。

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「ヘレンカミンスキー」がアボリジニの芸術保存センターとコラボ、春夏コレクションに登場


オーストラリア発のヘッドウェアブランド「ヘレンカミンスキー(HELEN KAMINSKI)」が、先住民の芸術保存に取り組むバッバラ女性センター(Bábbarra Women's Centre)と提携したハンドプリントコレクションを発表した。

オーストラリア、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンから東に500キロ、アーネムランドの北海岸に、マニングリーダという先住民族のコミュニティがある。そこに拠点を構えるバッバラ女性センターは、女性のための安全なスペースとして1983年に設立された。知識やアイディアを共有する施設としても機能しつつ、現在では、1989年に設立したバッバラ・デザインズと呼ばれるテキスタイルビジネスが同センターの主要な社会事業となっている。バッバラ・デザインズでは、100名を超えるアーティストのデザインと手捺染のテキスタイルで、地元女性たちとコミュニティの経済的自立を促している。

2024年春夏のコレクションでは、バッバラ女性センターから2名のアーティストを招聘し、先祖代々語り継がれている物語をユニークに解釈し、鮮やかなハンドプリントのテキスタイルでコレクションを制作した。

エリザベス・ウルンミングの「ダッカラ」は、貝の一種であるコケモモの祖先の物語と、その民族が享受した漁業のライフスタイルを表現した。ジャネット・マフラーの「クンレッド・クンクラ」は、ジャネットの一族の故郷であるマンコールロッドで嵐が起こるまでの渦巻く風と地中の稲妻が描かれている。

今回のプロジェクトは先住民の文化・芸術を保護し、ファッション・繊維業界との協業を支援する先住民ファッションプロジェクト(IFP)がサポートしている。

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「ヘレンカミンスキー」がアボリジニの芸術保存センターとコラボ、春夏コレクションに登場


オーストラリア発のヘッドウェアブランド「ヘレンカミンスキー(HELEN KAMINSKI)」が、先住民の芸術保存に取り組むバッバラ女性センター(Bábbarra Women's Centre)と提携したハンドプリントコレクションを発表した。

オーストラリア、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンから東に500キロ、アーネムランドの北海岸に、マニングリーダという先住民族のコミュニティがある。そこに拠点を構えるバッバラ女性センターは、女性のための安全なスペースとして1983年に設立された。知識やアイディアを共有する施設としても機能しつつ、現在では、1989年に設立したバッバラ・デザインズと呼ばれるテキスタイルビジネスが同センターの主要な社会事業となっている。バッバラ・デザインズでは、100名を超えるアーティストのデザインと手捺染のテキスタイルで、地元女性たちとコミュニティの経済的自立を促している。

2024年春夏のコレクションでは、バッバラ女性センターから2名のアーティストを招聘し、先祖代々語り継がれている物語をユニークに解釈し、鮮やかなハンドプリントのテキスタイルでコレクションを制作した。

エリザベス・ウルンミングの「ダッカラ」は、貝の一種であるコケモモの祖先の物語と、その民族が享受した漁業のライフスタイルを表現した。ジャネット・マフラーの「クンレッド・クンクラ」は、ジャネットの一族の故郷であるマンコールロッドで嵐が起こるまでの渦巻く風と地中の稲妻が描かれている。

今回のプロジェクトは先住民の文化・芸術を保護し、ファッション・繊維業界との協業を支援する先住民ファッションプロジェクト(IFP)がサポートしている。

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日本のテキスタイルを世界へ、「スーパーゼロラボ」が南青山にオープン


カジハラデザインスタジオ(KAJIHARA DESIGN STUDIO)、浅野撚糸、矢橋ホールディングスの三社はこのほど、日本のテキスタイルと文化を発信するサロン型ストア「スーパーゼロラボ(SUPER ZERO Lab)」を東京南青山にオープンした。

100平方メートルの空間には、販売エリア、ショールームエリア、イベントエリアを設ける。販売エリアでは、浅野撚糸が特殊撚糸工法で製造した「スーパーゼロ(SUPER ZERO)」糸を使用した製品や、矢橋工房の漆器、無農薬食品などを取り扱う。ショールームでは「スーパーゼロ」の糸や生地、日本建築の伝統技法や工芸品を展示し、商談や勉強会の場所としても活用。イベントエリアは、工芸品やファクトリーブランドの期間限定販売会、アート展などを実施し、地域創生への貢献を目指す。

内装には端材や廃材を使用した木工家具など

店内の内装はエニープロジェクトの高橋真人が手がけた。聚楽壁や畳什器など日本の職人の手仕事と、端材や廃材を使用した木工家具などを取り入れ、和の温もりと現代的な洗練との調和を演出している。

試着室の壁面材料やクッションにはウルトラファブリックス(Ultrafabrics)が提供する、廃棄素材を再利用したヴィーガンレザーの「リドウ(REDOW)」を使用。また下げ札やショッパーなどの販促ツールには一般社団法人サーキュラーコットンファクトリーが提供するサーキュラーコットンペーパーを使用している。オープン後も、廃棄衣料品の回収プロジェクトなど、環境に配慮した取り組みを行っていく予定だ。

また「スーパーゼロラボ」のオープンと同時に、アパレルブランド「ASANO KANAKO KAJIHARA」も始動した。国内繊維工場とのコラボ開発を強化し、「スーパーゼロ」を使用した上質なストールやタオル、アパレル製品などを展開する。スパイバー(SPIBER)の人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン(BREWED PROTEIN)」と「スーパーゼロ」の撚糸を組み合わせた新技術による製品開発にも挑戦している。

商品の製造情報は、設置された二次元コードをスキャンすることで、日本語のほか、英語と中国語でも閲覧可能にした。日本の文化や地域を紹介することで、国際的な交流の場としての機能を強化し、海外からのインバウンド需要に応える。

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日本のテキスタイルを世界へ、「スーパーゼロラボ」が南青山にオープン


カジハラデザインスタジオ(KAJIHARA DESIGN STUDIO)、浅野撚糸、矢橋ホールディングスの三社はこのほど、日本のテキスタイルと文化を発信するサロン型ストア「スーパーゼロラボ(SUPER ZERO Lab)」を東京南青山にオープンした。

100平方メートルの空間には、販売エリア、ショールームエリア、イベントエリアを設ける。販売エリアでは、浅野撚糸が特殊撚糸工法で製造した「スーパーゼロ(SUPER ZERO)」糸を使用した製品や、矢橋工房の漆器、無農薬食品などを取り扱う。ショールームでは「スーパーゼロ」の糸や生地、日本建築の伝統技法や工芸品を展示し、商談や勉強会の場所としても活用。イベントエリアは、工芸品やファクトリーブランドの期間限定販売会、アート展などを実施し、地域創生への貢献を目指す。

内装には端材や廃材を使用した木工家具など

店内の内装はエニープロジェクトの高橋真人が手がけた。聚楽壁や畳什器など日本の職人の手仕事と、端材や廃材を使用した木工家具などを取り入れ、和の温もりと現代的な洗練との調和を演出している。

試着室の壁面材料やクッションにはウルトラファブリックス(Ultrafabrics)が提供する、廃棄素材を再利用したヴィーガンレザーの「リドウ(REDOW)」を使用。また下げ札やショッパーなどの販促ツールには一般社団法人サーキュラーコットンファクトリーが提供するサーキュラーコットンペーパーを使用している。オープン後も、廃棄衣料品の回収プロジェクトなど、環境に配慮した取り組みを行っていく予定だ。

また「スーパーゼロラボ」のオープンと同時に、アパレルブランド「ASANO KANAKO KAJIHARA」も始動した。国内繊維工場とのコラボ開発を強化し、「スーパーゼロ」を使用した上質なストールやタオル、アパレル製品などを展開する。スパイバー(SPIBER)の人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン(BREWED PROTEIN)」と「スーパーゼロ」の撚糸を組み合わせた新技術による製品開発にも挑戦している。

商品の製造情報は、設置された二次元コードをスキャンすることで、日本語のほか、英語と中国語でも閲覧可能にした。日本の文化や地域を紹介することで、国際的な交流の場としての機能を強化し、海外からのインバウンド需要に応える。

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クロムフリーの“すっぴん”レザー、「ビューティフルピープル」が発売

 「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は2024年春コレクションからクロム剤を使用しないクロムフリーのレザージャケットを発売している。

クロム剤は、一般的にクロムなめしとして、汚れや毛を落として皮を柔らかくし、皮の劣化を防ぐなめしの工程に使われる。短時間で原皮をなめすことができるため、効率的な手法として広く採用されているが、染色時に色がくすむという欠点がある。

今回発表したクロムフリーのレザーの最大の特徴は、なめされた下地のレザーは抜けるような白色に仕上がること。ゼオライトと呼ばれる物質を用いた新しい手法でなめすことにより、手間と時間をかけて下地の発色の良さを引き出した。

また、原料となるシープレザーが持つきめの細かさと強度、弾力を生かすべく、仕上げ剤も使用していない。素材本来の表情が引き立つ一方で、生体傷や部位による見え方の違い、染色による色むらなどもカバーされない特性を持つ。過度な摩擦や負荷がかかった場合は色落ちや移染の可能性、雨など水で濡れた際にはシミが発生するリスクも伴う。「ビューティフルピープル」は「人間に例えるならすっぴんの状態」と評し、「私たちにとっての高品質とは、素材ならではの魅力が最大限に活かされること。色落ちもキズも汚れもレザーにしかない経年変化として、『あなただけのエイジング』を楽しんでほしい」としている。

価格はライダースジャケットが11万円〜、カバンが5万5000円〜。

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コンポスト可能な接着芯、バイオワークスと日東紡アドバンテックスが共同開発

バイオワークスは、自社開発素材の「プラックス(PLAX)」を使用した生分解性の接着芯を日東紡アドバンテックスと共同で開発した。

接着芯は縫製の際に表地に貼り付けることで、生地の補強や形状維持の役割を果たす副資材の一つ。芯地となる基布に接着剤がついている。これまで、芯地となる素材は石油由来のポリエステルが多く、接着剤もポリアミドやポリエステルなど非生分解性素材が市場の大半を占めていた。その場合、衣服の布地がリサイクル可能であっても、接着芯はリサイクルができない。生分解性を有する綿生地の水溶性芯地は存在していたが、仮接着芯地であるために用途が限られ、普及していなかった。

「プラックス」を使用した今回の接着芯は、芯地となる基布の上に下層樹脂を乗せ、その上に接着樹脂を乗せるダブルドット型を採用。「プラックス」の原料であるポリ乳酸(PLA)は耐熱性が弱いため、基布と接着樹脂の間に緩衝材として下層樹脂を用いることで接着力を強化。工業用コンポスト下において加水分解が進み、最終的に水と二酸化炭素へと分解されるという。下層樹脂も生分解材料で作られており、これにより今まで困難だった接着芯を使用した衣料のコンポスト処理が可能となる。

両社の共同研究は今後も継続予定で、今年はフィラメントの生分解性接着芯の開発を予定しているという。

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地元広島の里山や街路樹など未利用材を活用、土井木工のロビーベンチ

土井木工が、地元広島の地域材を使用したロビーベンチを発表した。

「イン・ア・サイクル(in a CYCLE)」と名付けた木の循環利用の取り組みでは、資源として使われることが少ない未利用材を優先的に活用する。人工林に偏った木材の使用を見直し、輸入に依存しない国産の樹々の育成・使用で暮らしの循環を目指す。

今回発表したロビーベンチは、オフィスや公共施設、商業施設向けにデザインした。フレームを異素材にすることで、限られた地域の資源を有効活用する。今回は、手つかずで放置された里山で、ナラ枯れを引き起こし山を荒廃させてしまうこともあるナラ材、広島駅の大規模リニューアルに伴い伐採対象となっていた広島駅周辺の街路樹、建築構造材のサイズを超える市場価値の低いヒノキ大径木を素材に使用している。

今後は広島県内だけでなく、関西地区の里山材を調達し、製品ラインナップを増やしていく予定だという。

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三陽商会、センコー商事主導の廃プラスチック循環事業「サイクロメイト」に本格参加

三陽商会は、センコー商事が主導する資源循環プラットフォーム「サイクロメイト(CicroMate)」の事業に参画すると発表した。

「サイクロメイト」は衣服のサプライチェーン過程で発生するハンガーカバーや、シャツやカットソーの商品包装ビニールを回収し、再生樹脂化して再びハンガーカバービニールの材料として使用する仕組み。これらのビニールは多くがきれいな状態のプラスチックにも関わらず、現状ではほとんどが熱回収に留まっているという。各店舗や物流拠点で発生するビニールカバーをリサイクルするには、企業を横断した効率的な回収システムを構築することが求められていた。「サイクロメイト」ではセンコー商事が各企業の資源を有価物として買い取り、運営する倉庫へ搬送し、企業別に重量測定した後、リサイクル樹脂の加工工場へ輸送する。

三陽商会は8月から「サイクロメイト」の実証事業に参加してきた。同社の11月までの4ヶ月にわたるビニール袋の回収量は約2.3トンだった。経過を踏まえ、事業としての採算性が確保できると判断し、本格事業への参画を決定した。同事業には他にオンワード樫山やシップスも参加している。

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ドイツのフィットネスマシン「ウォーターローワー・ノルド」が本格上陸 木工で手作り

 ドイツのフィットネスブランド「ウォーターローワー・ノルド(Water Rower|NOHrD)」が日本本格上陸に伴い、都内のWIRED TOKYO 1999と大阪の梅田蔦屋書店で24日までポップアップストアを展開している。江ノ島には事前予約制の常設店舗もオープンした。

「ウォーターローワー・ノルド」のフィットネスマシンは、ドイツのノルトリング=ハンブルク地域の伝統的な木工技術を持つ職人が一つずつ手作りしている。デザイン性の高さから「PLUS X AWARD」などの国際的なアワード受賞やミュージアムでの展示実績も持つ。製造から使用に至るまで電力も極力使わず、可能な限り水など自然のエネルギーを活用していることも大きな特徴。実際にマシンを動かすと水の音を感じられる。

ポップアップストア及び常設店ではマシンの体験が可能。また個人向けに全12種の機械の販売も行っているほか、5種類については月額2500円からサブスクリプションプランも提供している。

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ドイツのフィットネスマシン「ウォーターローワー・ノルド」が本格上陸 木工で手作り

 ドイツのフィットネスブランド「ウォーターローワー・ノルド(Water Rower|NOHrD)」が日本本格上陸に伴い、都内のWIRED TOKYO 1999と大阪の梅田蔦屋書店で24日までポップアップストアを展開している。江ノ島には事前予約制の常設店舗もオープンした。

「ウォーターローワー・ノルド」のフィットネスマシンは、ドイツのノルトリング=ハンブルク地域の伝統的な木工技術を持つ職人が一つずつ手作りしている。デザイン性の高さから「PLUS X AWARD」などの国際的なアワード受賞やミュージアムでの展示実績も持つ。製造から使用に至るまで電力も極力使わず、可能な限り水など自然のエネルギーを活用していることも大きな特徴。実際にマシンを動かすと水の音を感じられる。

ポップアップストア及び常設店ではマシンの体験が可能。また個人向けに全12種の機械の販売も行っているほか、5種類については月額2500円からサブスクリプションプランも提供している。

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「リブレ」が洗濯機洗いによる衣類劣化を防ぐ洗濯ネットを発売

ランドリーグッズやクリーニングサービスを提供する「リブレ(LIVRER)」は、衣類同士の摩擦による劣化や毛玉の防止、型崩れの発生を最小に抑える洗濯ネット、ランドリーネット スリーシックスティを発売した。

クロロプレーン素材のこのネットには、特別設計の「ハニカム構造」を施した。水の循環とバッグの耐久性に優れたネットの穴の構造で、特許も取得している。これにより、カシミヤやフリンジ付ストールなど、今まで洗濯機で洗うことが難しいと思われていたデリケート生地へのスペシャルケアを可能にした。

商品はテトラ型のSサイズ(税込7,700円)とトート型のLサイズ(税込1万6500円)の2種類。売り上げの一部は日本の海岸環境の保護を目的に活動するNGO団体サーフライダーファウンデーションに寄付される。

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藤田金属とミズノの協業による「スウィング・パン」が販売好調、バッドの不適格材を取っ手に

大阪八尾市で1951年に創業した藤田金属と、スポーツメーカーのミズノが共同開発したフライパン、「スウィング・パン」が人気を集めている。

「スウィング・パン」は、野球選手用の木製バットの不適格材を取っ手に使用している。ミズノの木製ベースボールバットは職人の手により1ミリ単位で削りながら製造されているが、木の節があるとバットが折れやすくなるため商品としての販売ができない。この不適格材をアップサイクルし、半年の開発期間を経てフライパンとして生まれ変わらせた。無垢木材のハンドルは、使うほど手に馴染み、経年変化を楽しむことができる。発売後、複数のメディアに取り上げられたこともあり、現在は予約販売となっている。サイズは20cmと26cmの2種類で、価格は6,600円と7,700円(いずれも税込)。

藤田金属は創業以来、鉄フライパンやアルミタンブラー、アルミの急須や風呂桶など、金属製の日用品を製造してきた町工場だ。2010年頃には競合他社との価格競争で経営が赤字続きになり、倒産の危機も訪れた。そこからは技術を生かした自社ブランドや製品の開発に舵を切り、鉄フライパン製品の開発に注力。2019年にはプロダクトデザインユニット「テント(TENT)」とのコラボレーションによる「フライパン ジュウ」が話題となり、レッド・ドット・デザイン賞やiFデザイン賞なども受賞して注目を集めた。今回の「スウィング・パン」は、この「フライパン ジュウ」を通じて藤田金属のことを知ったミズノの担当者から連絡があり実現したという。

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「キーン」が「ビッグイシュー」とコラボ、チャリティバッグ2種を販売

 米国発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」はこのほど、生活困難者の社会復帰をサポートする雑誌「ビッグイシュー(THE BIG ISSUE)」とのコラボレーションを発表した。サコッシュとトートバッグの二種類を販売している。

どちらのバッグも製品の製造過程で発生した端材を使用。「キーン」の店頭や公式オンラインストア、各取扱店で購入した場合、トートバッグは3,630円、サコッシュは4,620円。「ビッグイシュー」販売者から路上で購入すると、トートバッグは3,600円、サコッシュは4,600円(いずれも税込)。路上で購入した場合は定価の40%が販売者の収入となる。

ビッグイシューは、自社で編集から発行までを手がける雑誌。住居を持たずに生活するホームレスの人々が路上で販売することで、販売者に売り上げの一部が還元される。「キーン」は2008年から販売者向けにシューズを無償で提供するなどの支援を行っている。

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長崎・五島市がワーケーション参加者募集 島の森林保全や人口減など大人の社会科見学も

九州最西端に位置する長崎県五島市は五島列島・福江島で「五島ワーケーション・チャレンジ」を10月14日から27日まで開催する。期間中は、“人口減少の中に「希望」を見出す本気の社会見学”と題してビジネスパーソンのための社会科見学も開催する。一日一つの課題について学ぶ三日間連続のスタディツアーとなっており、参加者は「急激に増える廃校」「森林保全・林業」「再生可能エネルギー」のAコースか、「二次離島」「水インフラ」「事業継承」のBコース、もしくは両方を選択できる。

社会科見学は「座学、フィールドワーク、ダイアローグ(対話)」の三部構成になっており、日やコースに応じて現場見学や、行政関係者や民間事業者との対話などの時間が設けられている。また、「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」の著者、河合雅司氏をはじめとしたスペシャルゲストも参加予定だ。価格は三日間の通し券が6万円、六日間の通し券が11万円(いずれも税込、交通費・宿泊費を除く)。8月11日に応募を締め切る。

今年は、子供連れの参加者を対象とした五島市の小学校・保育園・こども園への体験入学や一時利用が可能な「お子様ケア」プログラムも再開。親子での新たな学びの時間を提供する。

「五島ワーケーション・チャレンジ」は2019年にスタートし、過去300人以上のビジネスパーソンが参加してきた。舞台となる長崎県・五島市は、約50年前には約9万人あった人口がおよそ1/3の約3万4000人までに減少、その高齢化率は40%を超えている。人口減少にともなう様々な社会課題がすでに表層化している五島市は、「未来の日本の社会課題」を先んじて体感できる場所だという。

対象は「日本の未来について本気で考えたい全国のビジネスパーソン」と主催者。「統計データやそれに基づく予測だけでは理解が難しい未来の日本の社会課題を、フィールドワークや、地域で実際に課題に取り組んでいる行政関係者や民間事業者との対話を通じて、とことんリアルに学んでいくプログラム。体感値を通じた課題認識によって物事を自分事化し、社会のデザインに生かしていくことを目指している」。

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花弘がリサイクルボード「パネコ」を使用したフラワーベースを販売

 花の専門店「花弘」は、廃棄処分予定の花材を使用した繊維リサイクルボード「PANECO(パネコ)」のフラワーベースを企画販売する。全国の自社系列店で回収した花やグリーンを回収し、細かく分別、乾燥させた上で「パネコ」に練り込み、アップサイクルする。

フラワーベースは規格サイズのボードに対してロスがないよう工夫した形状と、強度を考慮して設計した。5つのパーツからなる組み立て式にすることで輸送時の積載効率にも配慮している。ペットボトルから再生した繊維を用いたリボンを結ぶことでさらに強度を向上させた。フラワーベースとしての使用後は再び新たな「パネコ」としてリサイクルも可能だ。

大中小の3サイズ展開で、価格は1万6500円から。9月1日から、自社のオンラインショップや、都内の複数店で販売する。

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電力エネルギー消費実質ゼロ、「いとまちホテルゼロ」が愛媛県西条市に誕生

愛媛県西条市に5月27日、「いとまちホテルゼロ(ITOMACHI HOTEL 0)」がオープンした。

同ホテルは、半導体関連の機器製造を中心に再生エネルギーや地方創生・まちづくり事業も運営するアドバンテックが事業主となり、ソラノホテル(東京都立川市)や白井屋ホテル(群馬県前橋市)を手がけるグッドタイムが企画運営を担う。実質的に電力エネルギーを消費しない「ゼロエネルギーホテル」として、国内ホテル初となる環境省のゼブ(ZEB、ネット・ゼロ・エネルギー・ゼロ、Net Zero Energy Building)認証を取得した。

館内ではエネルギー循環を学べる体験ツアーの提供や、ゼロエネルギーの仕組みを説明するインフォグラフィックスの掲示を行う予定。また内装には、木質由来の再生可能な非可食バイオマスを使用したタルケット(Tarkett)社の再生塩ビシートや、ジーンズの端切れを活用したステラポップ(STELAPOP)社の天板、再生ガラスを活用したベンチなどを使用した。インテリアとランドスケープデザインはダグアウト・アーキテクツ(Dugout Architects)、設計は隈研吾建築都市設計事務所がそれぞれ手がけた。

ホテル内のカフェでは、地元愛媛で仕入れた旬の野菜や果物を多く使用した食事を提供する。監修するのは、代々木上原のビストロ「メゾン サンカントサンク(MAISON CINQUANTECINQ)」などを運営するシェルシュ代表兼エグゼクティブシェフの丸山智博氏。厚生労働省が定める日本人の栄養摂取基準から、抗酸化作用等のある栄養素が+10%、カロリーは−10%になるよう基準を設けた。

アメニティや館内演出も、愛媛の特産物や伝統工芸品、クリエイターらを多く起用することで、地元の魅力を再発見する体験の創出を目指す。

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エアークローゼットが環境省の実証事業に参加、脱炭素・資源循環効果を公開

月額制のファッションレンタル事業を展開するエアークローゼットがこのほど、同サービスにおける脱炭素・資源循環効果の推計結果を発表した。

同社は、令和4年度に環境省が公募した「デジタル技術を活用した脱炭素型資源循環ビジネスの効果実証事業」に参画。この結果、二酸化炭素と廃棄物において、それぞれ19%と27%の排出量削減効果が期待できると発表された。この削減割合は、通常の販売モデルである「全ての衣服をユーザーが保有し、使用後は可燃ゴミとして廃棄する」と比較して算出されたもの。衣服の生産量削減により二酸化炭素と廃棄量の削減効果が期待できること、原料調達・生産過程での工程ロスや衣服のリサイクルによる焼却処分の削減が期待できることが今回の推計結果につながった。

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エコミットが衣類品回収を大手町、丸の内、有楽町エリアに拡大、11月まで

エコミットは、不要品の回収・選別、再流通を一気通貫で担うサービス「パスト」を大手町、丸の内、有楽町エリアに設置した。11月30日までの期間、同エリア内の計10箇所に回収ポストを設置する。

大丸有エリアと呼ばれる同区域では現在、衣類品とファッション雑貨の回収を受け付けている。対象品目は徐々に拡大予定。集まった衣類はリユース(再利用)や寄付を行うほか、伊藤忠商事との業務提携で展開する繊維製品の回収サービス「ウェア・トゥ・ファッション」を通じ、リサイクルポリエステル素材レニューの原材料などとして活用する。

同プロジェクトは企業連携で取り組む「大丸有SDGs ACT5」の一環として実施するもの。期間中は、「サステナブル・フード」 「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」の5つのテーマに沿って、様々な企業がキャンペーンやイベントを展開する。

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ワールド、衣料品回収拠点をショッピングセンターやアウトレットにも拡大

ワールドは15日から、百貨店で実施してきた衣料品回収を全国のショッピングセンターとアウトレットモールにも広げ、計50箇所を加えて展開する。

「ワールド エコロモ キャンペーン」と称する同取り組みは2009年に開始。年間約100万枚、累計1,739万点の衣料品を回収してきた。他社製品を含む婦人服、紳士服、子供服1点の回収につき、店頭で使用可能なクーポン1枚を配布する仕組み。今回追加となる拠点でも、店内や館の特設カウンターで引き取り時に配られるクーポンを館内のワールド店舗で使用できる。2030年までに企業全体で年間1000万点の衣料品回収を目指す。

同キャンペーンでは2011年秋冬からリサイクルパートナーとも提携し、引き取った衣料品を再利用し販売も行っている。収益金は福島県や宮城県のこども寄付金やあしなが育成会など、主に子ども達の支援を行う団体に寄付されており、これまでの寄付総額は1億500万円以上に上る。

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「ホソオ」の東京初ショールーム兼ストアが東京ミッドタウン八重洲にオープン

 細尾はこのほど、自社テキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」の東京初のショールーム兼ストアを東京ミッドタウン八重洲にオープンした。

 京都の旗艦店とミラノのショールームに続いて三店舗目となる「ホソオ トウキョウ」は、東京ミッドタウン八重洲1階のエントランスに位置する。

 店舗デザインは京都店同様ホソオ アーキテクチャーが手がけた。天井高4メートルに及ぶ窓から自然光が降り注ぐ店内には、200種類以上のテキスタイルコレクションが陳列する。このテキスタイルセラーには6パターンの空間照明が用意されており、さまざまな環境でのテキスタイルの見え方がシミュレーションできる。店頭では、西陣織の伝統的な素材である箔を用いたアートピースや、セラーから好みの生地を選んでオーガーできるテキスタイルアート、オリジナルの家具の生地のオーダーも可能だ。

 オープンを記念し、限定のスリープウェアも発売。最上級の絹糸で織り上げたシルク100%の生地を2022年収穫のニホンムラサキで染め上げたセットアップを展開する(3サイズ、各17万6000円)。細尾は、奈良・平安時代から貴族階級を中心に実践されている自然染色や植物染めの研究を行う「古代染色研究所」を展開している。22年には、京都・丹波に古代染色植物の農園を、23年にはその横に古代染色工房を開設し、ニホンムラサキをはじめとする古代染色植物の栽培と染色を一貫して自社で行っている。

 なお、東京ミッドタウン八重洲正面入り口に飾られている高さ11メートル、幅7.5メートルアート作品は、細尾の西陣織とFRP(繊維強化プラスチック)、LEDビジョンを組み合わせたものだ。

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アイスダンス選手の小松原組、着物をアップサイクルしたユニホームを着用

 フィギュアスケートのアイスダンス選手、小松原組が現代和服ブランドの「ニーツ(niitu)」とコラボレーションし、着物をアップサイクルしたユニホームを着用することを発表した。美里のユニフォームには、祖母が着用しなくなった着物の生地を襟部分に使用。公私ともに美里のパートナーである小松原尊のユニホームには、同じ生地を襟部分の裏地にあしらった。
 
 小松原組の小松原美里は健康や環境、動物保護の観点から、約5年前にヴィーガンに移行。植物由来の革を使用したスケート靴や、ヴィーガンやクルエルティフリーのメイク道具、生分解性の素材やリサイクルポリエステル素材を使用した衣装を選ぶ中で、自身のユニホームに関しても地球環境に配慮したユニホームを着用したいと考えるようになったという。「ニーツ」のデザイナー、新津祥太と新津志朗兄弟は美里のその想いに共感し、オリジナルのデザインを手掛けた。

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プラダとユネスコが野外教育プログラム「ラグーン幼稚園」を立ち上げ

 プラダ グループ(PRADA GROUP)とユネスコの政府間海洋学委員会はこのほど、1月24日の「教育の国際デー」を記念し、イタリア・ベネチアのトルチェッロ島で幼稚園児を対象にした野外教育体験プログラム「ラグーン幼稚園」を立ち上げた。第一期の授業は6月まで開催される。

 同プログラムは6つの幼稚園に通う40名の園児を対象に、野外授業を中心に行われる。今年はラグーン(潟)の生態系との間につながりを作ることを目的に、お絵かきやゲーム、ミニ科学実験を通じて、潟の生育環境について学びを深める。アーティストのソフィア・サッリア(Sofia Sarria)やエリザベッタ・ミトロビチ(Elisabetta Mitrovic)らがゲストとして授業に参加したほか、プラダ グループCSR部門ヘッドのロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)も出席した。

 「ラグーン幼稚園」は海と海洋資源の保全の教育推進を目的として2019年に開始した「シービヨンド(SEA BEYOND)」プロジェクトの一環として実施。9月からは新学期に合わせて新たなプログラムで開始予定だ。

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アートを纏うワイヤレスイヤホン「イヤーマインド」が一般受注販売を開始

 エブル(EBRU)はこのほど、音楽とファッション、アートの融合を掲げるイヤホン「イヤーマインド」の一般受注販売をオフィシャルサイトにて開始した。アートユニットとしても活動するエブルの運営メンバー、金工作家の長井未来、漆作家の小島康加による計9つのバリエーションを数量限定で販売している。

 「アート作品を鑑賞するのは好きだけど、作品を買ったことはない」そんな人々に向けて製作されたこのワイヤレスイヤホンは、受注後にアーティストや職人が一点一点を手作業で製作する。伝統的な彫金技法を応用したデザインやアンティーク切手を使用したものなど、多彩な表情の製品が揃う。今後も日本や世界のアーティストや職人とのコラボレーションを受注販売していく予定だ。

 エブルは金沢美術工芸大学出身の同級生3名によるアートユニット名兼社名。2022年には代表の佐藤怜がWWD JAPANとルミネによるネクストリーダーに選出された。

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ペルーの刑務所発ファッションブランド、在日大使館でポップアップ

 NPO法人コンフロントワールドはファッションブランド「ピエタ(Pietà)」のポップアップストアを都内の在日ペルー共和国大使館で開催する。期間は2月4日、5日の二日間。

 「ピエタ」はペルーの刑務所で服役中の受刑者らと、フランス人ファッションデザイナーのトーマス・Jacobによるブランド。刑務所内で働きたい、という声を聞いたJacobがブランドを立ち上げ、デザインを担当。首都リマにある3カ所の刑務所で、受刑者が生地の裁断から縫製までを行なっている。生地にはペルー産のコットンを100%使用している。

 日本国内ではクラウドファンディングから販売をスタート。昨年は二日間のポップアップを予定していたが初日で完売となった。

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飲食や小売業を展開するイノベーションデザインが国内17社目となるB コープ認証を取得

 飲食や小売、コンサルティング業を通じて社会課題の解決を目指すイノベーションデザイン(Innovation Design)がこのほど、Bコープ(B Corp/「Benefit Corporation」の略)認証を取得した。

 同社は、環境、調達、社会に配慮した食材のみを使用した「ハイショップカフェ(HAISHOP CAFE)」「キギ(KIGI)」などの飲食業や、環境負荷低減に配慮した雑貨を販売する「ハイショップ(HAISHOP)」などを展開。公益性の高い事業経営がより良い社会の構築につながる、という考えのもと2020年1月からサステナブル経営に舵を切り、事業を運営してきた。22年12月に総合評価82.6点を獲得し、国内企業としては17社目となるB コープ認証を取得。今後は事業を拡大し、サービス業におけるサステナビリティ・コンサルティングサービスの展開を予定している。

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「オーバーライド」が不要帽子の回収を開始、自社製品以外も受け付け

 「オーバーライド(OVERRIDE)」などの帽子ブランドを展開する栗原はこのほど、繊維専門商社のモリリンと連携し、不要になった帽子を回収・再利用するアップサイクルプロジェクトを開始した。

 東京・神宮前と大阪・南堀江の「オーバーライド」店舗に回収ボックスが設置されており、持ち込み時に店頭スタッフに声をかけると帽子一点につき一枚のクーポンがもらえる。クーポンは発効日から一ヶ月間有効。回収品は帽子のみだが、自社以外の製品も受け付ける。

 回収された帽子は、循環型繊維リサイクルボード「パネコ(PANECO)」にリサイクルされ、空間の内装やディスプレイ什器として使用される。

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ハバリーズが自社の紙パックからトイレットペーパーを再生

 ハバリーズ(HAVERY’S)はこのほど、自社の紙容器をリサイクルしたトイレットペーパーを発表した。

 2020年創業の同社は紙パックのナチュラルウォーターを提供し、国内外のファッションブランドから注目されてきた。今回はこの紙パックからトイレットペーパーを再生し、リサイクルボックスに入れて販売する。12ロール入り1980円で、11月下旬から公式オンラインストアなどで販売開始予定。リサイクルボックスには無料の発送伝票が同梱されており、飲み終わったナチュラルウォーターの紙容器を詰めてリサイクル回収に出すことができる。

 回収ボックスおよびナチュラルウォーターの容器は、内面に貼られたアルミフィルムも含め熱エネルギーに変換し、残滓は建材原料に再利用する。リサイクル過程で使用した水は高度な排水処理をした上で下水路に放出するなど、プロセスにも配慮。ハバリーズ330mL5本分でトイレットペーパー1ロールを再生する。

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「アーバンリサーチ」が故郷大阪のものづくりの魅力を発信、東京と大阪で限定エキシビションも

 「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」はこのほど、大阪の面白さを発信する「ジャパン メイド プロジェクト 大阪(JAPAN MADE PROJECT OSAKA)」をスタートした。

 同プロジェクトは、日本各地に住む人たちとともにその土地の魅力を発信する「ジャパン メイド プロジェクト(JAPAN MADE PROJECT)」の一環。7番目の地域として、同社の原点であり現在も本社を置く大阪を選んだ。府内に日本の産業を支える町工場や職人が多く存在することに着目し、「ものづくりの街」という観点から今回のプロジェクトを実行する。

 大阪府八尾市を中心に、町工場でのものづくりの現場を体験・体感できるイベントを企画実施するファクトリズム(FactorISM)と協業し、大阪に根付くものづくりの技術や面白さを発信する。大阪発の企業とコラボレーションした製品をアーバンリサーチのオンラインストアや、大阪と東京の一部店舗で販売しているほか、期間限定のエキシビションも開催。家とアウトドアをシームレスに楽しめるアイテムを、大阪のDOORS HOUSE(アーバンリサーチ ドアーズ 南船場店併設)で11月17日まで、東京のアーバン・ファミマ‼ 虎ノ門ヒルズビジネスタワー店で11月26日から12月11日まで展示販売する。大阪会場では、各企業によるワークショップも開催予定だ。

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繊維廃材を使用した下駄「クオン」、「デザイナート・トーキョー」で初公開

 日本橋・金沢・下北沢を拠点に活動するクリエイティブ集団コネル(Konel)が、衣類や布団などの繊維廃材を使用した下駄「クオン(QUON)」を開発した。現在開催中の「デザイナート・トーキョー 2022(DESIGNART TOKYO 2022)」で一般公開とともに受注生産を開始した。

 今回発表したプロトタイプには、循環型リサイクルボード「パネコ(PANECO)」とリサイクル新素材ボード「リフモ」を素材として使用している。「パネコ」は廃棄衣類繊維を原料とする繊維リサイクルボード。「リフモ」は門倉貿易が開発した100%繊維系廃材からなる新素材だ。

 「クオン」はすり減った歯を交換できる構造で作られており、長期的に履くことでリサイクル率の向上が期待できる。11月6日までITOCHU SDGs STUDIOにて公開している。

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「マリメッコ」からサステナブルなホームコレクションが登場

 「マリメッコ(MARIMEKKO)」はこのほど、サステナブルなホームコレクション「マリメイド」を発表した。

 第一弾として登場するのは、紙素材のポーチ、75%リサイクルガラスでできたキャニスターや、過去コレクションの残布を使用したトートバッグ、残布を表紙に貼った再生紙のノートブックなど。また、生物由来のバイオポリマーや天然由来の粘土鉱物を使用したスラパック社製のランチボックスとタンブラーは、デザイナーのマイヤ・ロウエカリ(Maija Louekari)がデザインしたラシイマット柄で展開する。ラシイマットとはフィンランド語で「使い込まれたラグ」の意味。

 「マリメイド」は現在マリメッコ表参道店にて先行販売しており、14日から公式オンラインストアおよびマリメッコ ゾゾタウン店などで販売を開始する。

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「パタゴニア」がサーフウェアを無料で修理する“ウォーン ウエア”を実施、26日から

 パタゴニア日本支社は26日から、関西、東海、関東圏のサーフエリアを訪問するリペアプログラム“ウォーン ウエア(WORN WEAR)”サーフツアーを実施する。

 パタゴニア サーフ大阪/アウトレットを皮切りに、パタゴニアの修理スタッフがリペアトラック「つぎはぎ」で全6カ所を巡り、破損したウェットスーツ、ボードショーツやラッシュガード、サーフハットなどの海を楽しむためのウェアを修理する。パタゴニアのウェア以外もブランドを問わず無料で修理を受け付ける。そのほか、リペアパッチやボンドを使った穴や破れの補修などミシンを使わない簡易的な修理を自ら体験する機会も提供。リペアキットの販売も行う。受け付けは1人につき1アイテム。パタゴニアスタッフによる修理サービスは予約優先だが、当日枠も設ける。

 廃材を再利用して作られた「つぎはぎ」は、今回のツアーからバイオディーゼル車に仕様変更した。地域コミュニティから回収した使用済みの植物廃油を「つぎはぎ」付属のフィルターで濾過して燃料タンクに注入し、走行時の燃料として使用。そうすることでCO2排出の約98%をオフセットする。修理に使用するミシンや照明も全て「つぎはぎ」に搭載したソーラー発電パネルによる太陽光発電でまかない、梱包資材などはアップサイクルされた再利用可能なものを使用。サービス提供時に端切れや糸くずなども分別や計測を徹底し、可能な限りのゼロウェイストを目指す。

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コペンハーゲン発の「ガニー」がBコープ認証取得

 コペンハーゲン発のファッションブランド「ガニー(GANNI)」はこのほど、Bコープ認証を取得した。

 2006年にアメリカの非営利団体Bラボ(B Lab)が制定したBコープ認証は、ガバナンス、社員、コミュニティ、地球環境、顧客の5つの主要分野におけるビジネスの様々な側面について、300以上の質問を含む厳格な審査を経て与えられるもの。継続的な問題解決により社会と地球環境に対する影響の改善が証明された場合のみ、認証が維持される。

 「ガニー」の総合スコアは90.6だったが、中でも高得点を獲得したのが地球環境に関する項目。コレクションの大部分に用いている、認証を取得したオーガニック素材や定環境負担素材、リサイクル素材の継続的な使用が評価された。

 一方で、カーボンオフセットの代替となるカーボンインセット方式のプロジェクトについては高得点が得られず、次回に課題を残す結果となった。カーボンインセットとは、自社のサプライチェーン内で二酸化炭素排出の削減に取り組むこと。同社は温室効果ガス削減を実現するための素材開発に取り組むプロジェクト「ファブリックス・オブ・ザ・フューチャー」を行なっているが、これが評価対象に含まれなかったようだ。

 今後は2025年までに150点取得することを目標に、カーボンインセットのスキーム展開、革新的な素材開発の拡大、循環型ビジネスモデルの構築に重点を置いて取り組んでいくという。

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「ニュートラルワークス.」がマットレスなど寝具の受注生産を開始

 ゴールドウインが展開する「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」がブランド初となるオリジナル寝具の受注販売を開始した。

 中でも注目はオリジナルマットレス「エヌ / マットレス」。健康医療の分野で環境医療や睡眠について30年以上の研究実績を持つ大阪府立大学名誉教授の清水教栄医学博士の協力もと、数年をかけて開発した。「エヌ / マットレス」は8層構造とコイルのダブルクッション構造。8層構造には、消臭や防虫効果などの清潔さを保つ素材や、ムレを軽減抑制するための通気を確保する高密度ウレタン素材、「光電子」素材などを使用。「光電子」は、高純度な微粒子セラミックスを繊維に練り込んだ素材で、自身の体温により生まれる自然な温かさを持続させる。コイルは8巻コイルと6巻コイルの2段構造で、柔らかさを維持しつつ、底つき感のない寝心地をサポートする。表地にはリサイクルポリエステルの「シークエル」を採用した。価格は22万~29万7000円。

 そのほか、「光電子」を使用した羽毛布団(6万500~7万1500円)や、消臭糸「マキシフレッシュ」を使ったベッドリネン、「光電子」と「マキシフレッシュ」で快適な着心地を実現するスリープウエアなども順次発売する。

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仏「ボンポワン」が過去に販売した子ども服の下取り・再販サービスを開始

 仏子ども服ブランドの「ボンポワン(BONPOINT)」が、過去に販売した子ども服の下取り・再販サービス「ボンポワン・ヴィンテージ」を開始する。

 すでに8月から代官山店と銀座店で下取りを実施しており、補修やクリーニングを経た服を今月16日から販売する。下取りは、両店舗に持ち込まれた服を補修可能かどうか確認後、両店舗での買い物時に使用可能なバウチャー券に交換するという仕組み。日本在住の満18歳以上、身分証明ができる人を対象に、販売当時価格の10〜30%の価格で下取りされる。対象商品はドレス、ワンピース、ブラウス、パンツ、カバーオール、ジャケット、アウター。ブランドラベルやサイズタグ、品質ラベルがつき、品番の記載がある破損のない商品が対象となる。

 ボンポワンジャポンのクリスチャン・ピアCEOは「クチュールの技術で作られたボンポワンの洋服は、デザイン面でも縫製面でも古びることはありません。想い出の詰まったお洋服に、また違う新たな『次なる物語』を与えるという、単純なリサイクルとは大きく異なる人々を幸せにするサステナブルな取り組みだと感じています」とコメントしている。

 「ボンポワン・ヴィンテージ」は2020年5月に開始した同社の「ボンポワン・チェリッシュ」プロジェクトの一環として展開する。同プロジェクトでは、未来を担う子ども達のために、地域社会のサポートや環境負荷の軽減、責任を持ったモノ作りを推進している。

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三越伊勢丹「think good」が5店舗に広げて開催 キーワードは「めぐる、まわる、つなぐ。」

 三越伊勢丹は9月7日から10月4日まで、「三越伊勢丹が考えるサステナブル」について衣食住を通じて訴求するキャンペーン「think good」を展開する。4回目となる今回のキャンペーンでは「めぐる、まわる、つなぐ。」をキーワードに、店舗を首都圏5店舗に広げて実施する。

 実施店舗は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、三越銀座店、伊勢丹立川店、伊勢丹浦和店。期間中は「循環」につながる商品やサービスの企画を各店舗で打ち出す。ファッション、ビューティー、ライフスタイルからフードまで、百貨店ならではの幅広い提案を行う。

 伊勢丹新宿店本館3階の自主編集売り場「リ・スタイル」では9月14日から20日まで、「ヨウヘイオオノ(YOHEI OHNO)」の大野陽平デザイナーによる「3711プロジェクト(3711 Project)」を展開。大野が収集した着物の反物を、ブランドのアーカイブドレスのパターンを用いて仕立てた商品を販売する。

 また本館地下2階のビューティアポセカリーでは、スキンケアブランドの「オンアンドドゥー(ON&DO)」が、海洋プラスチックごみを活用したトレーと人気のバームを組み合わせた伊勢丹新宿店限定セットを販売する。

 三越銀座店では、ポップアップで好評を博したヴィーガンスイーツ専門店「ザ ヴィーガン マシュマロ(the vegan marshmallooow)」やファッションブランド「スナイデル(SNIDEL)」が常設出店するほか、ウェザーグッズブランド「ハンウェイ(HANWAY)」のポップアップストアがオープンする。


【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付けています。


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三越伊勢丹「think good」が5店舗に広げて開催 キーワードは「めぐる、まわる、つなぐ。」

 三越伊勢丹は9月7日から10月4日まで、「三越伊勢丹が考えるサステナブル」について衣食住を通じて訴求するキャンペーン「think good」を展開する。4回目となる今回のキャンペーンでは「めぐる、まわる、つなぐ。」をキーワードに、店舗を首都圏5店舗に広げて実施する。

 実施店舗は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、三越銀座店、伊勢丹立川店、伊勢丹浦和店。期間中は「循環」につながる商品やサービスの企画を各店舗で打ち出す。ファッション、ビューティー、ライフスタイルからフードまで、百貨店ならではの幅広い提案を行う。

 伊勢丹新宿店本館3階の自主編集売り場「リ・スタイル」では9月14日から20日まで、「ヨウヘイオオノ(YOHEI OHNO)」の大野陽平デザイナーによる「3711プロジェクト(3711 Project)」を展開。大野が収集した着物の反物を、ブランドのアーカイブドレスのパターンを用いて仕立てた商品を販売する。

 また本館地下2階のビューティアポセカリーでは、スキンケアブランドの「オンアンドドゥー(ON&DO)」が、海洋プラスチックごみを活用したトレーと人気のバームを組み合わせた伊勢丹新宿店限定セットを販売する。

 三越銀座店では、ポップアップで好評を博したヴィーガンスイーツ専門店「ザ ヴィーガン マシュマロ(the vegan marshmallooow)」やファッションブランド「スナイデル(SNIDEL)」が常設出店するほか、ウェザーグッズブランド「ハンウェイ(HANWAY)」のポップアップストアがオープンする。


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【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
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リサイクル素材を多用したアルマーニのアウトレット店、北九州にオープン

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)はこのほど、リサイクル材や再生可能材を使用した「アルマーニ ジ アウトレット 北九州」を九州地区にオープンした。

 同社はCSR活動の一つとして、2019年からアウトレット店舗を対象に「グリーン コンセプト」を導入しており、今回新たにオープンした北九州店もこのプロジェクトによるもの。店内の壁面パネルや、パネルに取り付けられた棚板には廃棄された家具や、木材チップなどを再利用した100%リサイクルウッドを使用。パネル表面の壁紙には、FSC認証を獲得した素材を用いている。フィッティングルームのカーテン生再生再生ポリエステル100%の素材を、カーペットには廃棄された漁網などから作られたナイロ素材のエコニールを使用した。またブティックの内装には、生産過程で大量に排出されると言われる廃棄木材を用いている。

 同社は、店舗リニューアルの際もこの「グリーン コンセプト」を取り入れて店舗開発を進める。アルマーニ グループはグローバル全体で環境保全活動に取り組んでおり、他にもミラノでの緑地開発や、ロンドンの屋上緑化プロジェクト、ミュンヘンやニューヨークの公園維持のサポート、日本を含めた各地域での植林活動や、環境配慮の広がりをサポートする活動などを行なっている。

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【9月23日まで無料公開】「プチバトー」が子どもに水の大切さを教える小冊子を配布【海の危機、私たちはどう動く?】

 「プチバトー(PETIT BATEAU)」が、レ・ミニ・モンド(Les Mini Mondes)、ウォーターファミリー(Water Family)とコラボレーションし、子どもに水の大切さを教えるホリデーブック「デュシュマン&フラッギーと行く『地球と海をめぐる冒険の旅』」を制作した。

 水に関わるクイズやゲーム、実験などを通じて、海や川、山の水や生き物の循環について学べる内容で、プリントアウトして書き込めるワークなども付属している。現在、「プチバトー」店舗で商品を購入した希望者に先着で配布中だ。

 レ・ミニ・モンドはフランスの企業で、環境に配慮した玩具や教育本などを国内で生産販売している。ウォーターファミリーは、水や健康、生き物の保全についての子どもたちへの教育と、意識向上をミッションに掲げたフランスの団体だ。子どもたちの最高の遊び場で、最も成長できる場である自然を守る、という「プチバトー」が掲げるミッションと共鳴し、今回のホリデーブックが制作された。なお、「プチバトー」のフランス本社内にはウォーターファミリーの支所を設置しており、本社のあるトロワ市内の学校でウォーターファミリーの教育ツールを用いて若者たちの意識を高めるための教育を開始している。


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【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

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【9月23日まで無料公開】「プチバトー」が子どもに水の大切さを教える小冊子を配布【海の危機、私たちはどう動く?】

 「プチバトー(PETIT BATEAU)」が、レ・ミニ・モンド(Les Mini Mondes)、ウォーターファミリー(Water Family)とコラボレーションし、子どもに水の大切さを教えるホリデーブック「デュシュマン&フラッギーと行く『地球と海をめぐる冒険の旅』」を制作した。

 水に関わるクイズやゲーム、実験などを通じて、海や川、山の水や生き物の循環について学べる内容で、プリントアウトして書き込めるワークなども付属している。現在、「プチバトー」店舗で商品を購入した希望者に先着で配布中だ。

 レ・ミニ・モンドはフランスの企業で、環境に配慮した玩具や教育本などを国内で生産販売している。ウォーターファミリーは、水や健康、生き物の保全についての子どもたちへの教育と、意識向上をミッションに掲げたフランスの団体だ。子どもたちの最高の遊び場で、最も成長できる場である自然を守る、という「プチバトー」が掲げるミッションと共鳴し、今回のホリデーブックが制作された。なお、「プチバトー」のフランス本社内にはウォーターファミリーの支所を設置しており、本社のあるトロワ市内の学校でウォーターファミリーの教育ツールを用いて若者たちの意識を高めるための教育を開始している。


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【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

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鞄と海の街、豊岡発のスクールリュック「ウミ」は漁網をリサイクル

 兵庫県豊岡市を拠点に鞄の製造販売を行うアートフィアーが、廃棄漁網をリサイクルしたスクールリュック「ウミ(UMI)」を発表した。

 豊岡市は鞄の生産量が日本一であり、美しい海でも知られる。兵庫県鞄工業組合による地域団体商標「豊岡鞄」は現在、「100年後も豊かな海と鞄に支えられた街であるために」をモットーに掲げ、廃漁網を有効利用する取り組みを行っている。「ウミ」も組合の審査により、その品質や強度が認定されている。主素材には再生した廃棄漁網を使用し、1180グラムと軽量ながらも大容量で学校生活に必要な荷物が収まる。23の機能を備え、安全性や長く使うことにも配慮して設計されている。製品の売り上げの一部はアートフィアーが参加する、海洋プラスチックごみ問題に取り組む一般社団法人アライアンス・フォーザ・ブルーに寄付される。

 9月7日から27日まで、伊勢丹新宿店本店6階のランドセル売場で期間限定販売会を実施予定。また、7月中旬からは城崎マリンワールド館内のミュージアムで廃棄漁網の問題や、課題解決として同工業組合として取り組んでいる廃棄漁網ナイロン素材を使った製品の紹介などを行う。

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「ビューティフルピープル」が定番のネームタグトートをリニューアル、環境面に配慮

 「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」が環境への影響を考慮し、定番のネームタグトートをリニューアルした。

 本体にはオーガニックコットンを使用。シャトル織機で織り上げた生地を、人体や環境に有害な化学物質を使用しない「倉敷染」で染色した。帆布の号数を上げて、よりしっかりとしたキャンバス生地にリニューアルし、背胴裏にポケットをつけ、持ち手を長めに作るなど使い勝手の良さにもこだわっている。

 「ビューティフルピープル」は「どこにでもあるようでいて、どこにでもない生地づくり」をモットーに、原料選びからこだわり、高度な職人技術を掛け合わせて素材を探究している。一般的には最大2色で織り上げられるシャークスキン組織を5色で織り上げて陰影や深みを出したり、後加工やプリントの多いロゴラインを生地作りの段階から織り込んだりと、その緻密さは時にルーペで拡大しなければ気づかないほど。背景には、こうした職人技を取り入れることで、その技を継承するとともに、長く着ることの良さや味わいを感じてもらいたい、というブランドの思いがあるという。

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循環型繊維リサイクルボード「パネコ」がミラノデザインウィークに出展 新素材ハンガーの発表も

 ワークスタジオは、6月7日〜12日にイタリア・ミラノで開催されたミラノデザインウィーク2022に出展し、循環型繊維リサイクルボード「パネコ(PANECO)」と新素材を使ったハンガーを発表した。

 「パネコ」は廃棄された衣類繊維をアップサイクルした循環型繊維リサイクルボード。国内では3月にオープンした「H&M」池袋店や、新宿伊勢丹本店など約50案件に導入されている。ミラノデザインウィークでは同素材を使用したパネルやインスタレーションを発表した。

 新素材は「パネコ」の開発で培った研究を応用し、100%廃棄衣類繊維由来の原料を使用。射出成形と呼ばれる、プラスチックなどの成形時に使われる手法で生産可能なハンガーなどの製品に活用できる。この新素材により「『パネコ』に期待される脱廃棄社会への貢献に加え、脱プラスチック社会への貢献を目指す」と同社。出展の主目的は、ヨーロッパでの現地生産・販売の協業先の開拓で、今回の出展で「その礎ができた」という。

 同ウィークへの出展を決めた理由について原和広ワークスタジオ社長は「パネコの源流はファッションの世界にある。ファッションとして大切に作られたものがやがて廃棄衣料となり、その繊維がパネコになり、そして家具やインテリアとして新しい価値とともに再び人々のもとに戻る。つまり私にとってパネコを開発することはファッションを再生することであり、その結果を家具という目に見える形で体現したもの。だから、ファッションの聖地ミラノで開催されるミラノ デザインウィークに出展することに大きな意義を感じた。パネコを用いた私たちの作品を見るとき、家具としての魅力はもちろん、源流がファッションであることを感じて欲しと思った」と話している。

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「フリークスストア」が再エネプロジェクト始動 みんな電力と協業

 デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップ「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」は、「みんな電力」を手がけるアップデーター(UPDATER)と協業し、再生可能エネルギー「フリークス電気」の販売を6月17日に開始する。

 家庭で使用する電気を「フリークス電気」に移行することで、自宅等で使用する電気を太陽光発電などの再生可能エネルギーに切り替えられるほか、毎月の電気料金のうち100円がNPO法人「シナノソイル」に寄付される。

 「シナノソイル」は長野県を拠点とし、県内の高校・大学生を中心とした団体。地域の過疎化などで増えつつある耕作放棄地でポップコーンの実を育て、新たな資源や雇用を増やす取り組みをしている。

 フリークスストアは2019年に発刊したコミュニケーションメディア「フリーク(FREAK)」を通して地域課題の解決に取り組んできた。17日に発刊する「フリーク」最新号では「フリークス電気」について詳しい解説が掲載される予定だ。25日には長野市内で県内産の野菜や果物を販売する「シーソーマーケット」を開催し、長野産のポップコーンも販売する予定だという。

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「フリークスストア」が再エネプロジェクト始動 みんな電力と協業

 デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップ「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」は、「みんな電力」を手がけるアップデーター(UPDATER)と協業し、再生可能エネルギー「フリークス電気」の販売を6月17日に開始する。

 家庭で使用する電気を「フリークス電気」に移行することで、自宅等で使用する電気を太陽光発電などの再生可能エネルギーに切り替えられるほか、毎月の電気料金のうち100円がNPO法人「シナノソイル」に寄付される。

 「シナノソイル」は長野県を拠点とし、県内の高校・大学生を中心とした団体。地域の過疎化などで増えつつある耕作放棄地でポップコーンの実を育て、新たな資源や雇用を増やす取り組みをしている。

 フリークスストアは2019年に発刊したコミュニケーションメディア「フリーク(FREAK)」を通して地域課題の解決に取り組んできた。17日に発刊する「フリーク」最新号では「フリークス電気」について詳しい解説が掲載される予定だ。25日には長野市内で県内産の野菜や果物を販売する「シーソーマーケット」を開催し、長野産のポップコーンも販売する予定だという。

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 デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップ「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」は、「みんな電力」を手がけるアップデーター(UPDATER)と協業し、再生可能エネルギー「フリークス電気」の販売を6月17日に開始する。

 家庭で使用する電気を「フリークス電気」に移行することで、自宅等で使用する電気を太陽光発電などの再生可能エネルギーに切り替えられるほか、毎月の電気料金のうち100円がNPO法人「シナノソイル」に寄付される。

 「シナノソイル」は長野県を拠点とし、県内の高校・大学生を中心とした団体。地域の過疎化などで増えつつある耕作放棄地でポップコーンの実を育て、新たな資源や雇用を増やす取り組みをしている。

 フリークスストアは2019年に発刊したコミュニケーションメディア「フリーク(FREAK)」を通して地域課題の解決に取り組んできた。17日に発刊する「フリーク」最新号では「フリークス電気」について詳しい解説が掲載される予定だ。25日には長野市内で県内産の野菜や果物を販売する「シーソーマーケット」を開催し、長野産のポップコーンも販売する予定だという。

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元なでしこがファッションプロジェクト始動、FTMトランスジェンダーの体型研究

 ファッション3DCGを制作するファッションメタデータバンク(FMB)は、元なでしこリーグ女子サッカー選手トランスジェンダーの3人組ユーチューバー「ミュータントウェーブ」との協業によるユーチューブ企画を開始した。

 「ミュータントウェーブ」はメンバー全員が女性の体で生まれ、男性として生きることを望むFTMと呼ばれるトランスジェンダーだ。同企画も、FTMと自認する人に向けての企画となる。5月31日に公開された動画では、FMBの技術を活用して「ミュータントウェーブ」の3名の体型計測が行われ、その数値を元にしたアバターが制作された。今後FMBは、FTMに特化したファッションブランドの立ち上げを視野に入れ、この企画を通じて集まったFTMの体型を計測し、標準パターンを検証していくという。

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元なでしこがファッションプロジェクト始動、FTMトランスジェンダーの体型研究

 ファッション3DCGを制作するファッションメタデータバンク(FMB)は、元なでしこリーグ女子サッカー選手トランスジェンダーの3人組ユーチューバー「ミュータントウェーブ」との協業によるユーチューブ企画を開始した。

 「ミュータントウェーブ」はメンバー全員が女性の体で生まれ、男性として生きることを望むFTMと呼ばれるトランスジェンダーだ。同企画も、FTMと自認する人に向けての企画となる。5月31日に公開された動画では、FMBの技術を活用して「ミュータントウェーブ」の3名の体型計測が行われ、その数値を元にしたアバターが制作された。今後FMBは、FTMに特化したファッションブランドの立ち上げを視野に入れ、この企画を通じて集まったFTMの体型を計測し、標準パターンを検証していくという。

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元なでしこがファッションプロジェクト始動、FTMトランスジェンダーの体型研究

 ファッション3DCGを制作するファッションメタデータバンク(FMB)は、元なでしこリーグ女子サッカー選手トランスジェンダーの3人組ユーチューバー「ミュータントウェーブ」との協業によるユーチューブ企画を開始した。

 「ミュータントウェーブ」はメンバー全員が女性の体で生まれ、男性として生きることを望むFTMと呼ばれるトランスジェンダーだ。同企画も、FTMと自認する人に向けての企画となる。5月31日に公開された動画では、FMBの技術を活用して「ミュータントウェーブ」の3名の体型計測が行われ、その数値を元にしたアバターが制作された。今後FMBは、FTMに特化したファッションブランドの立ち上げを視野に入れ、この企画を通じて集まったFTMの体型を計測し、標準パターンを検証していくという。

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「プルミエール・ヴィジョン」2022年7月展 サステナビリティをさらに強化

 「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION以下、PV)」は2022年7月展を、7月4日から8日までデジタルで、7月5日から7日までフランス・パリのノール ヴィルパント見本市会場にて開催する。

 同展では、環境への配慮に舵を切るファッション産業をサポートするべく、サステナビリティを以前にも増して重視するという。具体的には、クリエイティブかつ環境に配慮した素材やアイディアをピックアップしたフォーラム「エコ・イノベーション」を設ける。ここでは、バイヤーやデザイナーといった来場者の環境に配慮した調達をサポートしつつ、糸メーカーから縫製・製造業者にいたるまでの多様な出展者が提案するサステナブルな製品や開発技術、アプローチを促進する。また、「スマート・クリエーション」エリアでは、業界の中でも群を抜いて環境保護にコミットし、創造性と先見性に優れた出展製品をピックアップして展示。有機素材や生物由来ポリマー、リサイクル素材などの特性がある製品を素早く確認・検索できるパフォーマンスコードも導入する。

 そのほか、プルミエール・ヴィジョンのウェブサイトにてサステナブルな素材調達に必要な知識を高めるのに役立つ情報提供記事の掲載や、専門家をゲストに迎え、サステナブルなファッションの可能性を探るポッドキャスト「スマート・クリエーション」の提供、IFM(フランスモード学院)の寄附講座による調査結果の発表など、専門家による知見も多く提供する。

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「プルミエール・ヴィジョン」2022年7月展 サステナビリティをさらに強化

 「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION以下、PV)」は2022年7月展を、7月4日から8日までデジタルで、7月5日から7日までフランス・パリのノール ヴィルパント見本市会場にて開催する。

 同展では、環境への配慮に舵を切るファッション産業をサポートするべく、サステナビリティを以前にも増して重視するという。具体的には、クリエイティブかつ環境に配慮した素材やアイディアをピックアップしたフォーラム「エコ・イノベーション」を設ける。ここでは、バイヤーやデザイナーといった来場者の環境に配慮した調達をサポートしつつ、糸メーカーから縫製・製造業者にいたるまでの多様な出展者が提案するサステナブルな製品や開発技術、アプローチを促進する。また、「スマート・クリエーション」エリアでは、業界の中でも群を抜いて環境保護にコミットし、創造性と先見性に優れた出展製品をピックアップして展示。有機素材や生物由来ポリマー、リサイクル素材などの特性がある製品を素早く確認・検索できるパフォーマンスコードも導入する。

 そのほか、プルミエール・ヴィジョンのウェブサイトにてサステナブルな素材調達に必要な知識を高めるのに役立つ情報提供記事の掲載や、専門家をゲストに迎え、サステナブルなファッションの可能性を探るポッドキャスト「スマート・クリエーション」の提供、IFM(フランスモード学院)の寄附講座による調査結果の発表など、専門家による知見も多く提供する。

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「ハンター」が藻類から作ったサンダルを発売

 「ハンター(HUNTER)」はこのほど、ブルーム(BLOOM)社との提携で開発した、湖の不要な藻を利用したフォームスライドとフォームサンダルを発表した。

 湖の藻類は過剰に増殖すると毒素を排出し、酸素を消費し、水中植物の日光を遮断することで生態系に害を及ぼすと言われている。今回のスライドとサンダルは、藻の浄水プロセスで抽出した藻類バイオマスから作られた素材を採用した。同素材は自然の水路を浄化し、浄水を藻の生息地に戻し、石油由来の代用素材として二酸化炭素の排出を抑えるという。ブルーム・サンダルは一足につき101リットルの水を浄化し、64平方メートルの空気から二酸化炭素を削減。一方、ブルーム・スライドは一足につき、50リットルの水と31平方メートルの空気を浄化する。サンダルはウィメンズのみの展開で販売中。スライドはメンズ・ウィメンズの両展開で5月末に発売予定だ。

 また、「ハンター」は廃棄予定だったナイロンを使用したリカバードナイロン製トートバッグも店頭で販売している。裏地には100%リサイクルのポリエステルを使用。5月22日までの間、ハンター銀座フラッグシップストア及びハンターブーツ公式オンラインストアで同バッグの売上一個あたり10%を、国際的保護慈善団体ワールド・ランド・トラストに寄付する取り組みも実施中だ。この寄付金は、過去100年で個体数が90%減少しているオラウータンの生息地、マレーシア及びボルネオ島での取り組みに役立てられる予定。

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ネスプレッソがB コープ認証を取得

 ネスプレッソ(Nespresso)はこのたび、環境や社会に対する透明性や説明責任などにおいて高い基準を満たした企業に与えられる「Bコーポレーション(以下、Bコープ)認証」を取得したと発表した。

 今回の認証取得においては、NGO団体のレインフォレスト・アライアンスと協働して行う、高品質のコーヒー豆を長期的に確保するための「ネスプレッソ AAA サステナブル・クオリティ(持続可能品質)プログラム」や、フェアトレードとの戦略的提携による独自のコーヒー調達、グローバルでのアルミニウム製カプセルのリサイクルなどの取り組みが評価された。

 今後同社は、製品パッケージ等に認証ロゴを追加するとともにBコープ認証の周知、啓発も行っていく予定。

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ビーピーラボがロフトと協業、繊維製品の回収ボックスを銀座店に設置

 ビーピーラボ(BPLab)はロフトと協業し、使用済みの繊維製品の回収・循環プラットフォーム「ビオロジックループ(BIOLOGIC LOOP)」の回収拠点を銀座ロフトに設置したと発表した。

「ビオロジックループ」は2021年8月に開始したプラットフォーム。回収した繊維製品はBPラボが契約した廃棄物処理事業所で分別し、マテリアルリサイクルで同社が再生活用する。

 ロフトは2021年11月から「LOFT GREEN PROJECT‟雑貨のチカラで、暮らしと地球をしあわせに。“」というスローガンのもとで本格的にサステナブルな暮らしの提案を掲げており、中でも銀座店は2017年のオープン当初からサステナブルな商品や企画を発信している。

■銀座ロフトの「ビオロジックループ」概要
期間:2022年4月22日〜2023年4月14日
設置場所:銀座ロフト1階、3階、4階
回収対象:繊維衣類品、繊維製品(例:タオル、キャップ帽含む帽子、ナイロン含むエコバッグ、カーテン、ぬいぐるみなど)
※肌着、布マスク、布団、スリッパ、水や油などで濡れているものは回収の対象外

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「ボス」「ヒューゴ」が節水に焦点を当てた取り組み「The Less Water」を実施

 ドイツ発のファッションブランド「ボス(BOSS)」と「ヒューゴ(HUGO)」は、2022年春夏で水の節約に焦点を当てた取り組み「The Less Water」を実施する。

 両ブランドは節水の基準を「染色/なめし/洗浄/処理の工程で、水の消費量を最低30%削減すること」と定め、2022年春夏コレクションのカジュアルからフォーマルまで40以上のアイテムをこの取り組みに基づいて取り揃えた。栽培や生産過程で少量の水のみを必要とする繊維を使用している。

 同コレクションでは「ボス」「ヒューゴ」ともにリネン素材を多く使用。麻は、人工的な水やりをほとんど必要とせず、栽培時の農薬や肥料も少なくて済む植物だという。また海藻などから生産されるシーセル(SeaCell)を部分的に使用したアイテムを展開する。また、染料の部分でも水とエネルギーの消費量が従来と比べて30%少ない「アビテラ(AVITERA)」を使用している。

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エアークローゼットが衣類廃棄ゼロに 循環型素材「パネコ」に活用

 月額制ファッションレンタルサービスのエアークローゼットはこの度、取り扱う全ての洋服を焼却・埋め立て処分せずに、リユース・リセール・リサイクルする循環型ファッションの基盤を構築したと発表した。

 今までも、レンタル提供が終了したアイテムを販売する会員限定の「エコセール」などを実施してきたが、破損などを理由に販売できない商品もあった。今回は新たに、そうした製品を循環型繊維リサイクルボード「パネコ(PANECO)」に活用することで衣類廃棄をゼロにする。

 「パネコ」は衣料品を90%原料とする再生素材で、使用後も再びボードとしてリサイクルが可能。空間の内装やディスプレイ什器、家具などとして使用されている。

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スノーピークが新潟の飲食業会社と共同会社設立、食品の製造販売開始へ

 スノーピーク(SNOWPEAK)はこのほど、新潟県三条市を中心に飲食店を展開するグレートカンパニー(GreatCompany)と共同で、食品の開発・製造・販売に関わる新会社スノーピーク ローカルフーズ(Snow Peak Local Foods)を設立することを発表した。

 スノーピークはこれまで「衣食住働遊」の5つのテーマに沿って様々な事業に取り組んできた。「食」に関連した事業として「スノーピークイート」や「レストラン 雪峰」などのレストラン運営や「スノー ピーク カフェ」の運営をはじめ、マルシェや収穫体験など、地方を訪れた人と生産者を結ぶ活動を展開してきた。

 今回の新会社では、新潟をはじめとする地域の食文化を発信するためのプラットフォーム事業の推進を目的に、食品の企画開発・製造・販売関連の事業を行う。第一弾として、新潟で受け継がれる天然冷蔵庫の雪室に焦点を当て、雪室で熟成した小麦粉と新潟県産コシヒカリの米粉を使用した「雪室食パン」などを販売する。商品は4月15日に開業予定の複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」での店頭販売や、一部オンラインでの販売を予定している。

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スノーピークが新潟の飲食業会社と共同会社設立、食品の製造販売開始へ

 スノーピーク(SNOWPEAK)はこのほど、新潟県三条市を中心に飲食店を展開するグレートカンパニー(GreatCompany)と共同で、食品の開発・製造・販売に関わる新会社スノーピーク ローカルフーズ(Snow Peak Local Foods)を設立することを発表した。

 スノーピークはこれまで「衣食住働遊」の5つのテーマに沿って様々な事業に取り組んできた。「食」に関連した事業として「スノーピークイート」や「レストラン 雪峰」などのレストラン運営や「スノー ピーク カフェ」の運営をはじめ、マルシェや収穫体験など、地方を訪れた人と生産者を結ぶ活動を展開してきた。

 今回の新会社では、新潟をはじめとする地域の食文化を発信するためのプラットフォーム事業の推進を目的に、食品の企画開発・製造・販売関連の事業を行う。第一弾として、新潟で受け継がれる天然冷蔵庫の雪室に焦点を当て、雪室で熟成した小麦粉と新潟県産コシヒカリの米粉を使用した「雪室食パン」などを販売する。商品は4月15日に開業予定の複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」での店頭販売や、一部オンラインでの販売を予定している。

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七里ヶ浜の海を守るイベントにRHC ロンハーマンと「アウターノウン」が参加

 サザビーリーグが運営するRHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)が、米カリフォルニア発のサステナブルブランド「アウターノウン(OUTERKNOWN)」とコラボレーションし、3月20日に七里ヶ浜で開催される環境保護イベント「ハグジアース(Hug the Earth)」に参加する。

 RHC ロンハーマンは同日、七里ヶ浜店で「アウターノウン」にフィーチャーしたイベントを実施。ウィメンズコレクションの中でも人気の高いジャンプスーツや、メンズのブランケットシャツなど最新コレクションを揃える。また、「アウターノウン」創設者であり、プロサーファーのケリー・スレーター(Kelly Slater)氏によるサイン入りサーフボードのチャリティー販売を行うほか、オーガニックコットンTシャツも販売。購入客にはイベント限定ロゴをシルクスクリーンでカスタムプリントするサービスも実施する。

 「ハグジアース」は、鎌倉・湘南を発信源として海を中心とした地球環境保護や自然との共生に関する事業を行うNPO法人ナゼ(NAZe)主催のイベント。当日はワークショップや小中学生を対象とした体験型教室なども開催する。

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七里ヶ浜の海を守るイベントにRHC ロンハーマンと「アウターノウン」が参加

 サザビーリーグが運営するRHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)が、米カリフォルニア発のサステナブルブランド「アウターノウン(OUTERKNOWN)」とコラボレーションし、3月20日に七里ヶ浜で開催される環境保護イベント「ハグジアース(Hug the Earth)」に参加する。

 RHC ロンハーマンは同日、七里ヶ浜店で「アウターノウン」にフィーチャーしたイベントを実施。ウィメンズコレクションの中でも人気の高いジャンプスーツや、メンズのブランケットシャツなど最新コレクションを揃える。また、「アウターノウン」創設者であり、プロサーファーのケリー・スレーター(Kelly Slater)氏によるサイン入りサーフボードのチャリティー販売を行うほか、オーガニックコットンTシャツも販売。購入客にはイベント限定ロゴをシルクスクリーンでカスタムプリントするサービスも実施する。

 「ハグジアース」は、鎌倉・湘南を発信源として海を中心とした地球環境保護や自然との共生に関する事業を行うNPO法人ナゼ(NAZe)主催のイベント。当日はワークショップや小中学生を対象とした体験型教室なども開催する。

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「リトストラクチャー」が二日間限定ポップアップ開催、循環型ファッションを体感

 テキスタイルメーカーのスタイレムが手がける「リト ストラクチャー(RITO STRUCTURE)」が、3月12日、13日の二日間限定で単独ポップアップストア「rito structure room VOL.1」をオープンする。

 同ポップアップストアでは、「リト ストラクチャー」の2022年春夏コレクションに加え、プラントベースなどを制作する「テラ(1012 TERRA)」とのコラボレーションによるグラスプランター、今治謹製とのコラボレーションによるタオルなどを販売する。購入者には残反で製作したショッパーを提供する。

 また、循環型ファッションを来場者に体感してもらえるよう、店内にはリサイクルボックスを設置。着用しなくなった服を持参した来場者には、繊維から生まれた土「トゥッティ」を先着順で配布する。

■rito structure room VOL.1
営業時間:3月12日(土)11:00-19:00/3月13日(日)11:00-17:00
会場:スワッチギャラリー 東京都渋谷区神宮前 2-34-17

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「オールバーズ」が天然藍でシューズを染めるサービスを提供

 サンフランシスコ発のサステナブルブランド「オールバーズ」が徳島の藍師・染師ワタナベズ(Watanabe’s)と協業し、シューズを染めるサービスを開始した。2月28日までの期間限定で実施する。

 所有する「オールバーズ」のシューズを店頭に持参すると、約1ヶ月後に天然藍で手染めしたものを受け取ることができる。原宿店、丸の内店のほか、2月3日にオープンした大阪店でもサービスを提供する。価格は大人サイズが5500円、キッズモデル(Smallbirds)が2200円(税込)。

 「オールバーズ」は2021年にワタナベズとのコラボレーションモデル、ウールランナー ワタナベズ ジャパニーズ インディゴを販売しており、今回が2回目の協業となる。

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「ジャンヴィト ロッシ」が伊大学と提携 2025年までにサプライチェーン全体でカーボンニュートラルを目指す

 「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」がイタリアのボローニャ大学と提携し、サステナビリティにおける新たなプラットフォームを導入したと発表した。

 この取り組みでは、同大学のアウグスト・ビアンキーニ(Augusto Bianchini)教授が提唱する定量的アプローチを活用する。具体的には消費分析や廃棄物管理を通じて、「サステナビリティの3つの柱」とする環境、社会、経済に関するデータの収集と指標の算出を行う。例えば、製造工程で排出された二酸化炭素量を算出することで、排出量削減のための新たな方針を立てることを可能にする、という考え方だ。

 この分析手法を用いることで地球環境に及ぼす影響を数値で理解でき、工場で排出されるカーボンフットプリントを60%軽減させる施策に役立ったという。

 プロジェクトの第一段階では、短中期的計画による再生エネルギーへの移行と、AIを活用した施設内のエネルギー消費の削減及び作業プロセスの効率化を図った。第二段階では、同社のサプライチェーンにおける循環型経済に関する主要データを収集・分析し、このパートナーシップで開発された循環型ビジネスのベストプラクティスを実践する段階へ移行する。

 さらにこのアプローチを全サプライヤーと販売店にも適用して環境指標を算出し、2025年までにブランド全体の完全なカーボンニュートラル達成を目指す。

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「ヴァレンティノ」がサステナプロジェクトを始動、植物由来素材のスニーカー発売

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、サステナビリティを追求した新プロジェクトオープン フォー ア チェンジ」をローンチした。ブランドのアイコンである2種のスニーカー“オープン”と“ロックスタッズ アンタイトルド”のデザインを一新。リサイクル素材や植物由来の素材を使用した「ヴァレンティノ」初の商品となる。

レザーの代替素材として採用したのは、ヴィスコースとトウモロコシ由来のポリ乳酸から作ったポリウレタン。両モデルのアッパーと“オープン”のサイドバンドに使用した。“オープン”のシューレースには100%再生ポリエステルを使い、“ロックスタッズ アンタイトルド”のスタッズはリサイクルナイロンで作られた。ケースやパッケージにも、再生コットンや、持続可能な森林経営から生産された紙を使用している。植物由来の素材のサプライヤーは、製造から使用、廃棄されるまでのすべてのライフサイクルにおいてその製品が環境にどのような影響を与えるかを評価する LCA(ライフサイクルアセスメント)を採用している。

 カラーバリエーションも豊富に揃う2種のスニーカーは、2022年春夏コレクションとして「ヴァレンティノ」各店舗とオンラインストアで販売している。価格は8万8000円〜10万4500円(税込)。

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ネスプレッソのカプセル回収プログラムから1年経過、約230トンを回収

 2020年に自社のコーヒーメーカーで使用する使用済みカプセルを回収する「ネスプレッソ リサイクルプログラム」を開始した「ネスプレッソ」。本格スタートした11月からの一年間で回収した使用済みカプセルが約230トンに上ったと発表した。

 同プログラムでは、消費者が専用リサイクルバッグに入れてカプセル回収設置店舗に持参したカプセルを、アルミニウムとコーヒーかすに分別。アルミニウムは繰り返し再利用ができるため、再度アルミニウムとして利用している。スイスではこのアルミニウムを使用して新たな製品を作り出す「セカンドライフプロジェクト」を展開しており、企業と協働でボールペンや自転車などを開発している。日本では現在国内で回収したカプセルを使用してコースターを試作中だ。コーヒーかすは堆肥・培養土の材料として活用。約一年をかけ発酵・熟成させて培養土へと生まれ変わらせる。今後は、この培養土を「ネスプレッソ」のコーヒーメーカーを導入しているホテルやレストランへ提供することを予定している。

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「ケースティファイ」がブラックピンクとコラボ カスタム可能なスマホケースなどを発売

 米ロサンゼルス発のライフスタイルブランド「ケースティファイ(CASETiFY)」は、韓国のアイドルグループBLACKPINK(ブラックピンク)とのコラボレーションコレクションを発表した。価格は2700円(非課税)〜で、12月21日正午に「ケースティファイ」の公式サイトで先行販売する。現在、ウェイトリスト登録を受付中だ。

 コレクションのメーンとなるスマートフォンケースでは、大ヒット曲やその歌詞にフォーカスしたデザイン、各メンバーのサインをプリントしたコンサートチケット仕様のデザインのほか、アフターパーティーへのアクセスパスを模した自分の名前を入れてカスタムできるアイテムなどを展開。そのほか、エアーポッズやアップルウオッチのバンド、ワイヤレス充電器、グリップスタンド、エアータグホルダー、任天堂スイッチのキャリーケースなども販売する。

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伊バッグ「セラピアン」が70年代のゲーム「スペースインベーダー」とコラボ

 イタリア・ミラノのラグジュアリーレザーブランド「セラピアン(SERAPIAN)」はこのほど、ビデオゲーム「スペースインベーダー(SPACE INVADERS)」とのコラボコレクションを発売した。「セラピアン」のアイコニックなトートバッグ“シークレットバッグ”やレザーグッズ、iPhoneケースなどをそろえ、「セラピアン」のギンザ シックス店やイセタンサローネ メンズ、その他セラピアン直営店舗、公式オンラインストアで販売している。

 「スペースインベーダー」は1970年代に日本のタイトーが発売し、世界的ブームを巻き起こした。一方の「セラピアン」は28年創業で、ミラノの職人たちによるハンドメードのレザーアイテムで知られる。今回のコラボレーションは両者に共通する、“世界中のお客さまに忘れられない体験を提供したい”という思いから実現した。コラボコレクションで使用する撥水素材のステパンは、「スペースインベーダー」と同じく70年代に発表され、現在はメゾンを象徴する存在だ。

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ハイアット セントリック 銀座 東京でロスフラワーを活用した「フラワー アドベント」展示

 銀座・並木通りのライフスタイルホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」は、ロスフラワーや廃材を使用したクリスマスツリー「フラワー アドベント」を25日まで4階のライブラリーラウンジで展示している。

 「Dear you!」をテーマにした同ホテルの今年のクリスマス期間の目玉となる「フラワーアドベント」は、25日まで日付の数字が書かれたボックスを毎日一つずつ開けていくアドベントカレンダー仕様。ボックス内には装飾のほか、ゲストが持ち帰り可能なカードやフラワーギフトも用意している。

 ロスフラワーとは、生花店で売れ残った花やイベント等で使用後に廃棄されてしまう花のこと。同ホテルの装飾はこれらロスフラワーを回収し、ドライフラワーなどとして再利用する事業を運営するリン(RIN)が手がけた。

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ヤギのサステナ活動プロジェクト「ヤギシカル」が新宿でポップアップ

 繊維商社のヤギは、同社が展開するエシカル・サステナビリティ活動プロジェクト「ヤギシカル(YAGIthical)」のポップアップストアを新宿マルイにオープンする。期間は12月10日から来年1月11日まで。

 ポップアップでは、グループ企業のツバメタオル、NPO法人のDEAR MEとの三者協業による、規格外品タオルを有効活用した「B子プロジェクト」のアップサイクルタオルを中心に販売する。そのほか、ヤギのライフスタイルブランド「エイトワール(EITORE)」の日本製吸水サニタリーショーツやネパール産のフェルトを使用した「ザ・ラギーズ(THE RUGGY'S)」のフェルト人形なども取り扱う。期間中には消費者参加型のワークショップも行う予定だ。

 「ヤギシカル」は国連のSDGs(持続可能な開発目標)達成貢献のために創設されたプロジェクト。ヤギは人や社会、環境に配慮した多様な企業活動を同プロジェクトの下で行っており、上記のブランドに加え、有機栽培したコーヒー豆「ヤギシカル コーヒー」や、環境負荷の少ないテキスタイルブランド「フォレシカ」など幅広い分野で展開を広げている。

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「オールバーズ」がスエットとウールアクセサリーのコレクションを発売

 サンフランシスコ発のサステナブルブランド「オールバーズ(ALLBIRDS)」が新たにスエットとウールアクセサリーのコレクションを発売した。

 スエットコレクション“リラックス & レクリエーション”は、石油由来の合成繊維からつくられることが多いスエットを、天然繊維をベースに製作した。主な素材は、農薬や肥料を極力抑えて栽培されたペルー産のオーガニックピマコットン。そこに通気性の高いテンセルと、吸湿性に長け、耐久性に優れたヘンプを加え、肌触りの良さと機能性の高さを両立させた。アイテムはウィメンズ、メンズともにフーディー(税込1万5000円)、スエットシャツ(同1万2500円)、スエットパンツ(同1万2500円)。

 ウールアクセサリーは、スリッパなど全6種類をラインアップ。シューズ製造時のメリノウールを再利用したスリッパ“ウール ドゥウェラー”は、ソールにサトウキビ由来の“スウィートフォーム(SweetFoam)”素材と天然ゴムを使用。全4色で8750円(税込)。帽子(全3種類、同4500円〜5500円)、マフラー(同8000円)、靴下(同2800円)の一部には、再生型農業の手法で作られたメリノウールを初めて採用した。

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世界最大級のデニム大手イスコが香港の研究機関と締結、混紡生地を大規模リサイクル

 世界最大級のデニム生地メーカー、イスコ(ISKO)が香港の研究機関エイチケーリタ(HKRITA)とのパートナーシップを締結し、エイチケーリタの「グリーンマシーン」とライセンス契約を結んだことを発表した。

 エイチケーリタの「グリーンマシーン」は、従来は難しかったコットンとポリエステルの混紡生地の分解を、効率性の高い水加熱処理法によって行うというもの。水と熱、そして生分解可能なグリーンケミカル(無公害薬品)のみを使用して綿をセルロースパウダーに分解することで、ポリエステル繊維を分離させることができる。3つの原料のみを繰り返して使用するクローズドループで二次汚染を引き起こすこともない。このテクノロジーでのリサイクル素材の生成はポリエステル繊維にダメージを与えないため本来の品質を維持することができ、また有害物質を含まないセルロースパウダーもさまざまな用途に使用可能。「グリーンマシーン」は現在パイロット段階だが、今後関連技術の開発も共同で実施予定だ。

 イスコはまた、リサイクル素材を最低50%以上混合した「イスコ・アールトゥー・フィフティプラス(ISKO R-TWO™ 50+)」テクノロジーも発表。通常の紡糸過程で損失となる約10%の「落ち綿」と呼ばれる綿を再利用し、そこにリサイクルポリエステルをブレンドして生地を織り上げる。同テクノロジーでは二酸化炭素の排出量を最大45%、水の使用量を最大65%削減することができる。

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日本環境設計の「ブリング」が恵比寿に初のリアル店舗

 服の回収やリサイクル、再生素材を使用した服の販売を行う「ブリング(BRING)」が11月5日、ブランド初となる第一号店を恵比寿にオープンする。

 日本環境設計が手がける同ブランドは、これまで約100のブランドと提携して服の回収に取り組んできた。また、回収した服のポリエステルをもう一度ポリエステル樹脂に再生するブリング・テクノロジー(BRING Technology™)を使用し、オリジナル製品も開発している。2020年にはこうした取り組みが評価され、「グッドデザイン金賞」を受賞。店頭には先月発売を開始した、ブリング・テクノロジーを使用して開発されたポリエステル100%の「アノデニム(ANODENIM)」シリーズも並ぶ。

 「もう一度あの日あの時のあのデニムを着たい」という思いから作られた「アノデニム」シリーズは、ジーンズ、カバーオール、「シアタープロダクツ」とのコラボによるトートバッグの3製品を展開。色落ちしないため、購入時の色合いを長く楽しむことができるほか、吸水抗菌防臭機能により高温多湿の環境下やアウトドアウエアとしても着用できる。

■BRING EBISU
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-9-8大澤ビル1F
営業時間:金曜日 13:00〜19:00/土・日曜日 12:00〜19:30
※2022年より営業日時を拡大予定。

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日本環境設計の「ブリング」が恵比寿に初のリアル店舗

 服の回収やリサイクル、再生素材を使用した服の販売を行う「ブリング(BRING)」が11月5日、ブランド初となる第一号店を恵比寿にオープンする。

 日本環境設計が手がける同ブランドは、これまで約100のブランドと提携して服の回収に取り組んできた。また、回収した服のポリエステルをもう一度ポリエステル樹脂に再生するブリング・テクノロジー(BRING Technology™)を使用し、オリジナル製品も開発している。2020年にはこうした取り組みが評価され、「グッドデザイン金賞」を受賞。店頭には先月発売を開始した、ブリング・テクノロジーを使用して開発されたポリエステル100%の「アノデニム(ANODENIM)」シリーズも並ぶ。

 「もう一度あの日あの時のあのデニムを着たい」という思いから作られた「アノデニム」シリーズは、ジーンズ、カバーオール、「シアタープロダクツ」とのコラボによるトートバッグの3製品を展開。色落ちしないため、購入時の色合いを長く楽しむことができるほか、吸水抗菌防臭機能により高温多湿の環境下やアウトドアウエアとしても着用できる。

■BRING EBISU
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-9-8大澤ビル1F
営業時間:金曜日 13:00〜19:00/土・日曜日 12:00〜19:30
※2022年より営業日時を拡大予定。

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H&Mが動物愛護団体PETA認証のサステナブルコレクション発売、オンラインではキッズ展開も

 H&Mは、サステナブルに配慮したコレクション“イノベーション・ストーリーズ(Innovation Stories)”の第3弾として11月4日、“コーイグジスト・ストーリー・コレクション(Co-Exist Story Collection)”を発売する。アメリカの動物愛護団体PETAが全面的に承認した全44のアイテムをそろえ、ウィメンズとメンズのほか、“イノベーション・ストーリーズ”初のキッズウエアコレクションも販売する。

 同コレクションは、深夜のパーティーと早朝のハイキングをシームレスに行き来するような都会人を想定して制作した。動物由来の素材は一切使用していない。大人向けアイテムは、リサイクルポリエステルを使用したオーバーサイズのフェイクファーコートや、繰り返しリサイクル可能な再生ナイロン“エコニール(ECONYL)”を混紡したワンショルダーのニットドレス、野生の花から作られたセルロース素材“フラワーダウン(FLWRDWN)”のパンツやメンズ用パファーシューズ、ワイン製造時に廃棄されるブドウの皮、茎、種などを原料とした“べジア(VEGEA)”を使用したヴィーガンレザーのロングベストなどがラインナップ。キッズ(135-170cm)は、“フラワーダウン”のパファージャケットやリサイクルナイロン製のアノラックなどを展開する。価格帯は税込2499円〜2万9999円。

 メンズおよびウィメンズは新宿店と公式オンラインストアで発売。キッズは公式オンラインストアのみで販売する。

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「ステラ マッカートニー」最新“シェアード”コレクションで窪塚愛流など起用、ポップアップも

 「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」が、環境を意識したジェンダーレスなアイテムを揃えるカプセルコレクション“ステラ マッカートニー シェアード”の第3弾として、3人のクリエイターとのコラボレーションを発表した。

 前回の第2弾では奈良美智とコラボレーションしたステラ。今回は、「マッカートニー A to Z マニフェスト(McCartney A to Z Manifesto)」の中から“ Y is for Youth(ユース)”をテーマに、ロンドンのエド ・カーティス(Ed Curtis)、ニューヨークのミファンウィー/メイジー・ブルーム(Myfawnwy/ Maisie Broome)、アントワープのトム・トッセイン(Tom Tosseyn)とのコラボが実現した。

 このローンチとともに日本では3組のクリエイターを起用したキャンペーンを展開。俳優・モデルの窪塚愛流、DYGLのNobuki AkiyamaとTAWINGSのコニー プランクトン(Cony Plankton)によるバンド、デッドビートペインターズ(Deadbeat Painters)、俳優の河合優実がコラボアイテムを着用したキャンペーンビジュアルとフィルムを公開した。フィルム内のオリジナルトラックはNobuki Akiyamaが同キャンペーンのために制作した。

 コレクションのラインナップは、花や太陽に顔を描いたミファンウィーによるニットや、エドによるスプレーペイント風のステラロゴのニットやロールネック、トムがデザインしたSから連想するサステナビリティな言葉を並べたトップスなど。エドはブランドのアイコンバッグ“ファラベラ”やヴィーガンスニーカーの“ステラ#スタンスミス”などアクセサリーのコラボデザインも手がけた。

 同コレクションは11月7日まで伊勢丹新宿店1階で開催中のポップアップストアで販売。また、11月3日〜16日まで、大丸京都店1階でも販売を行う。

■ステラ シェアード 3 ポップアップ エクスペリエンス
日程:〜11月7日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 1階プロモーションスペース
住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1

日程:11月3日〜16日
時間:10:00〜20:00
場所: 1階案内所前特設売場
住所:京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地

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デイトナ・インターナショナルが東北と長野の地場産業支援、SDGs貢献も意識

 デイトナ・インターナショナルはこのほど、同社出店地域の地場産業支援のため、新たに2つのプロジェクトを発表した。

 1つ目は、宮城県石巻市の水産加工品メーカー、木の屋石巻水産との協業によるホヤの缶詰のプロデュースだ。24日までフリークスストア仙台店で同缶詰や宮城県の地場缶詰に加え、限定グッズを販売する。缶詰や限定グッズのクリエイティブディレクションは、アートディレクターのヨシロットン(YOSHIROTTEN)率いるデザインスタジオYARが手がけた。売り上げの一部は一般社団法人「東の食の会」を通じ、三陸の水産業の販路開拓とブランディング支援のために寄付される。

 また、ホヤ缶を使用したコラボレーションメニューも開発。料理家・寺井幸也プロデュースのデリ&ケータリング店「幸也飯」は、ホヤの水煮を唐揚げに仕立てた弁当など2種を渋谷東急フードショー店にて販売する。東北地方の地場産品に特化したカフェ&バルの「トレジオン」は、グラタンなど2種をエスパル仙台店にて提供している。

 デイトナは同プロジェクトを通じ、東日本大震災から10年経った現在でも風評被害が残る同地域の海産物販売を支援するとともに、SDGsの目標としても掲げられているフードロス問題の解消と地域活性化への貢献を目指す。

 2つ目は、長野県庁とのコラボレーションで31日まで実施する「ジビエフリーク企画」。長野県が課題として認識する鳥獣被害への対策に寄与すべく、同地域の食文化として知られてきたジビエをテーマにカレー缶詰「ジビエフリーク」を発売する。またフリーペーパーの発刊や「フリークス ストア」長野店でのポップアップ、地元の飲食店18店との協業によるジビエフェアの開催、プロモーションムービーの制作なども行う。

 りんご(甘口)、バターチキン(中辛)、カシュー(辛口)の3種を販売する「ジビエフリーク」は「フリークス ストア」長野店で販売しているほか、ふるさと納税の返礼品としても発売予定。デイトナ・インターナショナルのメディア「フリーク」が編集・デザインを手がけたフリーペーパーでは、イベント情報のほか、ジビエにまつわる長野県の課題や、自然との向き合い方について特集。特設ウェブサイトも開設し、イベントに参加する飲食店をマップ形式で紹介している。

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「ファーストハンド」からアップサイクルブランド「ユーエヌ バイ トモミ キシタ」が誕生

 デイトナ・インターナショナルがサステナブル・ファッション・アートをテーマに展開するコンセプトストア「ファーストハンド(FIRSTHAND)」は15日、アップサイクルブランド「ユーエヌ バイ トモミ キシタ(UN BY TOMOMI KISHITA)をローンチした。

 監修を手がけるのは「イズネス(IS-NESS)」デザイナーのキシタ トモミ。同ブランドでは日本国内の倉庫で眠る生地に手を加え、今の時代に合ったデザインやシルエットにアップサイクルして販売する。ファーストコレクションとなる今秋冬は、ボリュームのあるシルエットを特徴としたダブルコートやスウェットなど約10型で展開。ウール素材は残反だけでなく、残糸からも作るなどものづくりの背景にもこだわる。

 商品は「ファーストランド」のオンラインストアや、「レイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」内の「ファーストハンド」店舗等で取り扱う。

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オーガニックコットンを再利用したトルソーが発売 松屋銀座で展示

 アバンティのオリジナルブランド「プリスティン(PRISTINE)」は、マネキン・トルソー製造会社モード工芸との協業でオーガニックコットンの残糸・残布を使用した「リコットン(Re-COTTON)トルソー」を9月21日に発売した。10月6日から松屋銀座で展示している。

 アバンティはオーガニックコットン原綿を輸入し、糸・生地・製品までの企画製造販売を手がける。「リコットン トルソー」は、「プリスティン」製品の生産過程で出るオーガニックコットンを粉砕し、牛乳パックなどの再生パルプと共に溶かして乾燥させ、天然の接合剤で接着して生産。廃棄しても土に還る素材のみを使用しており、再生産も可能だ。今後は、他社の廃棄材料等の使用も視野に入れる。

 トルソーはアバンティが実施する「リコットン・プロジェクト」の一つ。同プロジェクトでは残糸や残布の計り売りや、それらを再利用したニットや布帛のウエアライン「リコットン・シリーズ」を販売。2030年までにゼロ・ウェイストを目指している。

 モード工芸も、段ボールや木材などを使用した製品開発に注力しており、数十年にわたり環境に配慮したトルソーづくりを行っている。

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「クロックス」が既存製品をバイオベースの新素材に切り替え 2022年から

フットウエアブランド「クロックス(CROCS)」は、独自の特製樹脂“クロスライト”をバイオベースに改良した新素材の導入を発表した。定番モデル“クラシック クロッグ”を含む既存製品に採用し、2022年初めに発売する。

新たな“クロスライト”は、素材科学企業ダウ(DOW)の新技術“エコリブリアム(ECOLIBRIUM)”を用いており、バイオベースの再生可能な原料を使用。新素材を既存製品に使うことで、見た目や機能性はそのままに、シューズ1足あたりのカーボンフットプリント(CO2e・温室効果ガス)を2030年までに50%削減することを目指す。

「クロックス」は7月、2030年までにバリューチェーン全体での温室効果ガスの排出量・吸収量・除去量の合計値をゼロにする“ネットゼロ”達成を目標に掲げており、新素材の導入はその取り組みの一環。同社は21年中に100%ビーガンブランド化を宣言しているほか、リサイクルプログラムやサステナブルなパッケージの切り替えにも積極的に取り組んでいる。

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H&Mが“100歳のファッションアイコン”アイリス・アプフェルとコラボ

 H&Mは、ファッションアイコンとして知られるアイリス・アプフェル(Iris Apfel)の生誕100歳を記念したコラボレーション“アイリス・アプフェル × H&M”を2022年初旬に発売する。限定店舗及び公式オンラインストアで取り扱う予定。

 同コレクションは、アイリスのカラフルな衣装や大胆なアクセサリーなど、ユニークなスタイルセンスから着想を得たもの。フローラルプリントのスーツやティアードフリルのドレス、鮮やかなプリントドレスなどのウエアのほか、大振りなチャンキージュエリーや、植物、動物、異世界の宝物などさまざまなテーマのアクセサリーもラインアップする。コレクションの詳細は22年に改めて発表するという。

 アイリスはスタイルアイコンとしてだけでなく、インテリアコーディネーターやファッションデザイナーとしても活躍している。15年には密着ドキュメンタリー映画「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」の公開で、さらに注目を集めた。

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