こんにちは。3月に入り、気候も春らしくなってきましたね!
このところフラワーショップなど見かける黄色いミモザの花。
近年よく目にするようになったミモザは、3月8日のINTERNATIONAL WOMEN’S DAY(国際女性デー)を祝し、イタリアで男性から女性へ贈られる花として知られています。
そんな来週月曜、3月8日はINTERNATIONAL WOMEN’S DAY(国際女性デー/以下、IWD)。

女性の地位向上や男女平等を目指すだけでなく、男性も含めたすべての人のワークライフバランスを向上させ、暮らしやすい社会の実現を願うというのが、IWDの意義。
バーニーズ ニューヨークではファッションの力でその実現を目指せると信じ、2017年からIWDに賛同し、さまざまな取組みを展開しています。
5年目となる2021年は、“CHOOSE TO CHALLENGE(はじめてみる、ということ)”というテーマを掲げ、キャンペーンをスタート。
各店店頭ではバーニーズ ニューヨークのヴィジュアルディスプレイチームがデザインしたIWDのロゴをメインにしたウィンドウディスプレイがお目見えしています。

ジェンダー差別のない平等な社会を目指し、各ウィンドウの中には女性と男性のマネキンが#CHOOSETOCHALLENGEのハンドサインのポーズで。
また各店のウィメンズフロアでは“CHOOSE TO CHALLENGE(はじめてみる、ということ)”をテーマに選曲したBGMでお客様をお迎えしています。このBGMは、SPOTIFYのプレイリストでもお楽しみいただけます!

まだまだ外出も難しい状況でもありますので、おうちでもバーニーズ ニューヨークの雰囲気を感じていただければと思います。
公式インスタグラムのストーリーズでは、“CHOOSE TO CHALLENGE(はじめてみる、ということ)”にちなんでバーニーズ ニューヨークスタッフの「はじめてみたこと」を投稿しています。
今日はインスタグラムに載せきれなかったエピソードもこちらでご紹介!
まずはクリエイティブサービス部 ディレクター 市村勝。
「『ありがとう』をきちんと口にすることを意識しています。家族・社内外問わず、お礼の言葉や挨拶をしっかりと口にするようにしています。きちんと伝えることができると、相手との距離も縮まるように感じ、お互い嬉しい気持ちになれるのでは、と思っています」

また、プライベートで始めたこともあるそう。
「アコースティックギターを再開しました。入社してから始めたギターですが、ずっと眠らせていました。昨年息子が軽音部に入部したことをきっかけに、自分の昔のギターを修理に出し再開。ときには一緒に演奏を楽しんでいます」
ウィメンズチーム シニアバイヤーの鈴木春は自身の状況の変化に応じて柔軟なチャレンジを。
「コロナ禍のなかで、国内外の出張もなくなり考える時間も多くなりました。バイヤーとして買い付けた商品を、お客様へお伝えする最前線のお店のみなさんが楽しんでバトンを受け取るには?とたくさん考えました。そこではじめたのは、“会う”こと。出張がかなわない店舗もありますが、週に1・2回各店舗を訪れ、会って話をする機会をできる限り作っています」

「コミュニケーションを取るさまざまな方法がありますが、自分に合ったやり方を模索してこの形に。ベースにあるのは“相手を信じること”。毎日店頭の商品と向き合っているお店の方からはより具体的なコメントをいただくこともあります。そうした声に気づかされることもしばしば。どんな仕事も単独プレイではできないと感じています」
”時短テクでの家事”を始めたというのはメンズPRの藤枝理沙。
「昨年、第二子の育休から仕事へ復帰。それをきっかけにお掃除ロボットや食材・調理キットのデリバリーサービスなどを取り入れました。子どもが2人になると今までできていたことも難しくなるのを実感。はじめは全部ちゃんとやらねば、とか完璧に、と思ってしまいがちですが、イライラして家族にあたってしまうよりは手を抜きながら、省いた時間で子どもと過ごしたり、仕事に集中したりなどその分楽しく過ごそうと。私と同じような世のお母さんたちもそんな風にできていったらいいなと思います」

「子どもが産まれて仕事を辞める女性は、今は少ないのではないでしょうか。その分、社会やサービスなども変化し充実してきていると思います。活用できるものは活用し、ちゃんとやるところはしっかりと、周囲の人の力も借りながらメリハリをつけていければ。時間をコントロールできると自分のメンタルも落ち着き、子どもにも優しく接することができます」
バイヤーの山村真由子もデリバリーをはじめた一人です。
「農家さんから直送のオーガニック野菜のデリバリーをスタートしました。コロナの影響もあり、日々の生活の見直しをしています。在宅勤務などもあり家で食事をしたり、料理をする機会も増えました。そのなかで野菜はフレッシュなものが食べたいと辿り着いたデリバリー。さまざまな野菜がアソートで届くので、それらをみて“今日は何を作ろうかな”と考えるのも楽しみです」

旅行が趣味の山村。
「旅行に出られないフラストレーションはインスタグラムなどで解消。海外の友人に現地の様子を送ってもらうことも。仕事でも海外のデザイナーとオンラインで繋がる機会が増えました。ダイレクトに会うことができなくなり、またみんな共通してこの厳しい状況にいるので、より同じ想いを持って繋がっているように感じます」
バイヤーの福原菜津子も自分自身に目を向ける時間が増えたそう。
「今までは海外出張も多く、忙しさにかまけて紛らわせていたのだけれど、この機会に身体のメンテナンスを行うように。劇的に何かを変えるということではなく今の状態をキープするためのメンテナンスですが、そうすると心もケアされるようで、安心して、気持ちも明るく、前向きになるんです」

「肌のコンディションや疲れには家でのセルフケアだけでなく、プロの手に委ねたり、周りと情報交換をしたり。日本にいてゆっくり自分と向き合った一年を経て、今までは身に着けるジュエリーやお洋服にお金や時間をかけていたけれど、今は自分自身の身体と心のケアにも時間とお金、手間をかけてあげたいと思っています」
企画室 アシスタントディレクター 小古瀬安史は家での料理を実践。
「もともと料理は好きだったので、結婚してからもずっと料理を続けています。メインは自分が休みの日になってしまうのですが、今は主な休日が土日なので、2日ともに3食を家族分作ります。昔は凝った料理なども作っていましたが、今はスーパーへ買物にいき、そこで出会った食材と栄養バランスを考えながらメニューを考えています。妻や子どもに喜んでもらえていることが何より嬉しいですね」

「そのほか、自身のスキルアップとして英語の勉強をはじめました。海外とコミュニケーションする機会もあり、もっとできるようになれば、と思い立ったのがきっかけ。日常会話を人を介さずにできるようになるのが目標です」
物流チームのマネージャー 佐野陽子も学びの機会をもちました。
「昨年一年かけてカウンセリングの勉強をし、資格を取得しました。カウンセリングの勉強は自分のコミュニケーションや発想のクセに直面すること。その学びを経て、会社でも家庭でも、自分が向き合っているその人自身と伴走できるよう、自分の中のアンコンシャス・バイアスを取り除くようにしています」

「もともとは自分のことをもっと知ろう、と思ったことが勉強を始めたきっかけ。そうしたら自分の中の先走った思い込みや決めつけてしまうところがわかり、それがコミュニケーションの障害になっていると気づけました。より近い存在の家族にはまだ難しい時もあるけれど、“よかれと思って”という思い込みをやめ、その人の価値観を知り、話をじっくり聞くようにしています」
同じく学びの機会を得たのはPRチーム リーダーの新井慶太です。
「自分たちで野菜と米作りをはじめました。子どもが自然に興味を持ちはじめ、一緒にSDGsについても学んでいます。例えば、自然破壊やパンデミックについて考えたり、砂漠のなかでわずかな水分を自分で集める虫がいることを知ったり。自分たちでもできるのでは?と思ったのがきっかけです」

「自宅の敷地内にあった畑と田んぼを使っています。昔、祖父が作っていたのですが、自分が実際やるのははじめて。雨水をためて使ったり、肥料も有機のものを利用したり、地球環境について考え、工夫しながら子どもと一緒に作業しています。子どもも自分で作った野菜は食べるんですよ」
「自然を感じながら歩くことをはじめました」というのは、店舗運営チームのリーダー 岩本麻衣子。
「スポーツジムや観劇など、自分の趣味ができなくなってしまった昨年。コロナが拡大しはじめたときから、スポーツジムはお休みしています。その代わりに始めたのが、一駅散歩。出社時には電車を一駅手前で降りて歩いています」

「最近では、オフィスの最寄駅からターミナル駅まで数駅歩くことも。ドリンクを片手に空を見ながら歩くとスッキリしますし、道すがらの季節の移り変わりに敏感になったように思います。気づかなかったことに気づくようになり、草花の香りや鳥の鳴き声からも自然を感じられるんです」
アシスタントバイヤーの柳原三希は“心身を整えるための腸活”をはじめてみたそう。
「慢性的な身体の不調や女性特有の不調などがずっとありましたが、飲みにいったりすることも多く過ごしてきました。昨年の自粛期間中に外食もなくなり、1日7キロ歩いたり、筋トレをするなど運動を習慣に。今年は根本的に体質を改善させようと腸活を始めました」

「さまざまな情報から学び、日常生活で取り入れられる方法を採用しています。朝ごはんを見直したり、間食をするにしてもオーガニックなドライフルーツを摂るなどして、自分的には満足のいく結果につながっていると思います。腸の働きがスムーズになると体調が整ってきて、メンタルも整うんです」
「近所の公園でランニングを始めました」と語るのはウィメンズPRの木村唯。
「仕事柄、ファッションのみならず美容などにも気を配るようにしています。マスク荒れも気になりますし、マスクをしているからこそできるケアなどにもトライ。そんな中で、店頭からデスクワークに移動したこともあり、改めて足腰を鍛えたいと思い、最近始めたのがランニングです」

「昨年実家を離れ、すべての家事を自分でやることもはじめてでしたが、それにもようやく慣れてきました。そこで、近所に大きめの公園があるので走ってみようと一念発起。気分を上げるのも大切なので、ウェアからシューズまで揃え、ちょっとずつ始めています」
最後にご紹介するのは、クリエイティブサービス部アシスタントディレクターの中野光章のエピソード。
「他の皆さんと同じように家にいる時間が増え、ワードローブの整理に着手。なかなか捨てられない、もう着れなくなってしまったアイテムもたくさんありました。今まではリペア店に出していましたが、自分でリペアしてみようと思い立ちミシンも購入しました。生地が厚いデニムパンツにもトライ。手を加えてファッションを自分なりに楽しみ、さらに大事に着るようになりました」

「プライベートでは、母に花を買って帰るように。花を飾るのが好きな母ですが、自分で買いに行くことが難しくなってきたので、代わりに月に数回買って帰ります。いつもは早起きの母となかなか時間が合わないのですが、そんな日の母はとても嬉しそうにコーヒーを淹れてくれ、二人でゆっくり会話も楽しんでいます」
それぞれの“はじめてみたこと”エピソードお楽しみいただけましたでしょうか?
どんなことでも、始めた先に何かしらの変化があります。
選ぶのであれば、はじめてみることを。
このIWDの機会に一度考えてみてはいかがでしょうか。
INTERNATIONAL WOMEN’S DAY 2021
未来のために、今はじめられることを
https://www.barneys.co.jp/culture/international-womens-day-2021.html