惚れ込んで惚れ抜いた近江牛の美味しさを伝えるため、全身全霊をかけて肉を焼く。[le 14e/京都府京都市]

今でこそ、「肉ビストロ」といったジャンルが確立されつつありますが、数年前までは、「肉」に執着したビストロは東京にもほとんど存在しませんでした。ところが2010年頃から、「六本木にやたらと旨い肉を食わせる店がある」と、口コミで評判の店が現れました。その名は『祥瑞(しょんずい)』。 ナチュラルワイン業界で「ドン」と呼ばれる、勝山晋作氏が営むビストロです。当時すでに、ワイン愛好家の間で『祥瑞(しょんず...

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肉を生かすも殺すも秒単位。『le 14e』のステーキは、木下牛との出会いから始まった。[le 14e/京都府京都市]

『le 14e(ル・キャトーズィエム)』で供される料理は、ステーキの他はごくわずか。サラダ、チーズ、それ以外は2、3品の「ステーキ以外の肉料理」がある程度です。なんとも直球な「肉ビストロ」、迷いがありません。しかしその真の理由は、迷いがないからではなく、「肉を焼くことで一杯いっぱいだから」と茂野眞氏は言います。 かつての六本木『祥瑞(しょんずい)』時代は、肉はもちろんですが、魚や野菜料理、ケーク...

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京都で出合い、つながったかけがえのない財産を、掛け値なしに伝える。[le 14e/京都府京都市]

今回の取材では、茂野 眞氏が運命的な出合いと感じている『木下牛』を育てている生産者、滋賀県・近江八幡の『木下牧場』にも足を運びました。 『木下牧場』は家族経営の飼育農家で、近江牛を育てています。しかしそれは、いわゆる一般的なイメージの最高級A5ランクの霜降り肉とはかけ離れた、牛1頭1頭の個性や性格に合わせて育てられた牛なのです。与える飼料も自分たちで配合し、牧草も牧場内で育てて、乾燥・発酵を行っ...

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心に描くフランスを京都に感じ、呼び寄せられるように今の地へ。[le 14e/京都府京都市]

京都・河原町丸太町の交差点からすぐの所に位置する『le 14e(ル・キャトーズィエム)』。河原町通りに面した建物の2階にある店舗には、大きな半円形のくり抜き窓があり、そこから漏れるオレンジ色の光が、とても温かいのです。店内ではほとんど見えないのですが、表通りから見上げると、左の壁に自転車が架けられているのがわかります。それは茂野 眞氏愛用の自転車で、普段はロードバイクが中心だそうです。 けれど取...

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忍町アートギャラリー (@oshimachi_a )

5月11日〜5月17日メイン会場牧禎舎で開催する忍町アートギャラリーではアート作品の出展者を募集中。NPO法人ひこうせんのホームページから申請書をダウンロードし、ひこうせん石橋宛に3月2日迄に送信又は郵送して下さい。不明点があればDMでお答え致します。