月別: 2022年12月

「NECモバイルPOS」に新版、外部のオーダー管理システムと連携しテイクアウト注文をカバー | IT Leaders

NECは2022年12月28日、「NECモバイルPOS」の新版(Ver2.46.0)を発表した。同年11月30日から提供している。iPadを活用したクラウド型のPOS(販売時点情報管理)システムであり、多店舗飲食業界向けに月額制のサブスクリプションサービスとして提供する。新版では、値引バーコードの有効期限チェックなどが可能になったほか、オーダー管理システム「TakeMe Order」(TakeMeが提供)との連携で、店外からのテイクアウト注文に対応可能になった。…

Pinterest最高収益責任者に聞く日本ビジネスの進捗–「ショッピング体験向上などに注力」

2022年6月から日本でも広告事業をスタートさせた「Pinterest(ピンタレスト)」。写真や動画を共有できるサービスとしてinstagramなどと並べられることも多いが、同社CRO(Chief Revenue Officer/最高収益責任者)のビル・ワトキンス氏は、他のソーシャルメディアとは異なるユニークなポジションのサービスであり、かつブランドにとってポジティブで安全なプラットフォームだと強調する。

Pinterest最高収益責任者に聞く日本ビジネスの進捗–「ショッピング体験向上などに注力」

2022年6月から日本でも広告事業をスタートさせた「Pinterest(ピンタレスト)」。写真や動画を共有できるサービスとしてinstagramなどと並べられることも多いが、同社CRO(Chief Revenue Officer/最高収益責任者)のビル・ワトキンス氏は、他のソーシャルメディアとは異なるユニークなポジションのサービスであり、かつブランドにとってポジティブで安全なプラットフォームだと強調する。

円安でもスマホを激安で買えた2022年、来年はどうなる?–0円廃止や通信障害など携帯業界1年振り返り

菅義偉前政権による携帯料金引き下げ政策の影響がピークを過ぎ、安定を取り戻すかに見えた2022年の携帯電話業界。だが楽天モバイルの「月額0円」廃止やプラチナバンドの再割り当て議論、およそ3日にわたって続いたKDDIの大規模通信障害、そして円安や「1円スマホ」問題など、大きな出来事が相次ぎ業界全体が混沌とした1年となってしまった感がある。

CAC、ITプロ人材シェアリングサービス「WithGrow」を中小企業に向けて提供 | IT Leaders

SIベンダーのシーエーシー(CAC)は2022年12月22日、ITプロフェッショナル人材シェアリングサービス「WithGrow」を提供開始した。システム開発、保守・運用などのITに関する課題を抱える中小企業に対して、フリーランスや副業で携わるシステム開発者やITエンジニア、システム管理者といった外部のITプロ人材のマッチングを行う。…

円安でもスマホを激安で買えた2022年、来年はどうなる?–0円廃止や通信障害など携帯業界1年振り返り

菅義偉前政権による携帯料金引き下げ政策の影響がピークを過ぎ、安定を取り戻すかに見えた2022年の携帯電話業界。だが楽天モバイルの「月額0円」廃止やプラチナバンドの再割り当て議論、およそ3日にわたって続いたKDDIの大規模通信障害、そして円安や「1円スマホ」問題など、大きな出来事が相次ぎ業界全体が混沌とした1年となってしまった感がある。

日立Sol、ランサムウェア対策サービス群にデータ回復、サイバーレジリエンス教育などを追加 | IT Leaders

日立ソリューションズは2022年12月22日、ランサムウェア対策サービス群「サイバーレジリエンスソリューション」を拡充し、被害からの回復を支援する「データ回復ソリューション」など3つの新サービスを提供開始した。価格は個別見積もり。販売目標は、サイバーレジリエンス事業全体で2024年度に300億円。…

NEC、ワークプレイス/ファシリティ管理システム「ARCHIBUS」を販売、BIMやIoT連携でデジタルツインを支援 | IT Leaders

NECは2022年12月27日、ワークプレイス/ファシリティ管理システム「ARCHIBUS(アーキバス)」(開発元:米Archibus、日本総代理店:アイスクウェアド)を販売開始した。不動産、オフィススペース、インフラ施設などの管理を支援する。土地・建物・構造物・設備などの資産管理・運営に関わるデータや情報を単一のデータベースで統合管理・可視化する。…

チャレンジ損にならない社会を創りたい–副業・フリーランスの新サービス「HiPro Direct」を牽引するパーソルキャリア大里真一朗氏【前編】

事業開発に通じた、各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。今回はパーソルキャリアで副業・フリーランス人材マッチングプラットフォーム「HiPro Direct」の事業責任者をつとめる大里真一朗さんにご登場いただきました。…

チャレンジ損にならない社会を創りたい–副業・フリーランスの新サービス「HiPro Direct」を牽引するパーソルキャリア大里真一朗氏【前編】

事業開発に通じた、各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。今回はパーソルキャリアで副業・フリーランス人材マッチングプラットフォーム「HiPro Direct」の事業責任者をつとめる大里真一朗さんにご登場いただきました。…

2022年に消滅した10のスタートアップとその理由

毎年恒例その年に無くなってしまったスタートアップまとめ。その失敗理由などから学ぶことで、今後の役に立てようというのが目的。 特に新陳代謝の激しいスタートアップ業界では、派手な成功ストーリーの裏では、連日新しい企業が生まれては消えている。 スタートアップの90%は5年以内に消滅 IBM Institute for Business Value and Oxford Economicsの調査によると、新規スタートアップの実にその90%は5年以内に無くなると言われている。 その失敗理由やサービス内容を知るだけでも今後の大きな学びになる。 ベンチャー企業とスタートアップ その定義と違いとは? 2022年はスタートアップにも厳しい年になった 2022年はそろそろコロナ明けで、世界経済も上向きになるかと思われた矢先、露・ウクライナ紛争が悪化し物価が上昇、米国の金利上昇政策やインフレの影響もあり、株式が暴落すると、経済的な懸念が広がった。 そのため、投資家はさらに撤退し、すでに資金繰りに苦労していた新興企業は、より大きな負担を強いられることになった。 2022年に無くなってしまったスタートアップ達 そんな中で多くのスタートアップが消滅した。その中でも特筆したい10社をピックアップしてご紹介する。 Reali Realiは不動産マーケットプレイスを提供するスタートアップ。 住宅の買い手と売り手のためのワンストップショップとして設計された不動産プラットフォームを提供していた。 同社のプラットフォームは、不動産、住宅ローンなどを統合することで、可視性を高めている。2015年にシリコンバレーに設立された。 事業エリア: 不動産マーケットプレイス 資金調達額合計: 2.9億ドル 失敗理由: 市場と資金調達環境の悪化 主な原因: Realiは2022年末までにカリフォルニア州以外の州に進出する計画を発表した。 しかし、「厳しい不動産と金融市場の状況」と「好ましくない資本調達環境」のために、事態は悪化したとRealiは引用している。 Bolt Mobility Boltは、2018年にオリンピック出場選手でもあるスプリンターのウサイン・ボルトが共同設立したe-bikeとスクーターのスタートアップ。 交通渋滞、駐車場の混雑、カーボンフットプリントへの影響を軽減することを目的とした、安全でスマートかつ持続可能な輸送ソリューションを通じて、交通に革命を起こすことを目標にしていた。 事業エリア: マイクロモビリティ 資金調達額合計: 4100万ドル 失敗理由: 資金調達環境の悪化 主な原因: Boltは7月末に閉鎖され、姿を消した。 同社がサービスを提供していた多くの都市で営業を停止し、公共機関は残された数十万ドル相当の使用不能な機器の処理に追われることになった。 同社に情報提供や機器撤去の支援を求めた顧客も多く、ボルトの担当者や同社CEOにメールを送っても返事がないという報告もあった。 8月初旬、同社はウェブサイト上で声明を発表し、必要な資金を調達できなかったため、事業を停止することになったと説明した。 Kitty Hawk Kitty Hawkは、GoogleのムーンショットプロジェクトであるGoogle Xの共同創業者であるSebastian Thrunによって創業した、「空飛ぶクルマ」のスタートアップ。 Googleの共同創業者ラリー・ペイジの支援を受けて、2010年にスタートした。2015年に垂直離陸対応機「Flyer」を公開するまで、その事業をほとんどがベールに包まれていた。 事業エリア: 空飛ぶクルマ 資金調達額合計: 100万ドル 失敗理由: 内部分裂とビジネスモデル的問題 主な原因: 2022年にフライヤー・プロジェクトを閉鎖し、ボーイング社との合弁事業としてもう1つの公的プロジェクトを分離するなど、同社は製品の焦点を継続的にシフトしていった。 電動自律型航空機(Heaviside)の開発には全力を注いでいたようだが、この分野での競争の激化や、Thrun氏とHeavisideのプログラムリーダーDamon Vander Lindの内部抗争によって、進展が阻まれることになった。 また、Thrun氏は「いくら探しても、ビジネスとして成立する道筋が見えてこない」と語っている。 BankNorth Bank Northは、先進的なクラウドネイティブテクノロジーと地域分散型モデルを組み合わせて融資や金融支援サービスを提供する地域ビジネス銀行で、借り手はローンをはじめとする金融債権を摩擦なくタイムリーに利用できるようにする仕組みを提供していた。 フィンテックにおけるネオバンク系スタートアップの一社だ。 事業エリア: ネオバンク 資金調達額合計: 4100万ドル 失敗理由: 資金調達の失敗 主な原因: マンチェスターに本拠を置くネオバンクBank Northは、イングランド銀行からの銀行免許取得に必要な資金を調達できなかったため、業務を終了することになった。 取締役会長のRon Emersonは、同行の株主に宛てた書簡で、完全に規制された銀行になるために必要な期間内に資金を確保できなかったと述べている。 Fast サンフランシスコに本社を置くFastはオンラインでの購入をより速く、安全に、そして誰にでも簡単にすることがミッションだ。異なるショッピングサイトでも、ワンクリックでのサインインと購入を可能にし、ユーザーが購入しやすく、販売者が販売しやすいテクノロジーを提供する。 同社は、Stripe、Addition、Index Ventureなどの投資家が支援する案件で1億2500万ドルの資金を調達し、好調な滑り出しを見せていた。 事業エリア: ECソリューション 資金調達額合計: 1.2億ドル 失敗理由: 財務状況の悪化 主な原因: Fastは、Stripeが主導する1億200万ドルのシリーズBを調達したにもかかわらず、2021年の売上高はわずか数10万ドル規模にとどまっていた。 それに対して、同社のバーンレートは月1,000万ドルとも言われ、収益化の見込みがかなり厳しくなっていた。 Bulter 2018年にニューヨークで設立されたBulterは、ホテル向けのルームサービスやアメニティ運営を提供する。 ホテルと提携し、Butlerの各拠点からルームサービス、ケータリング、その他の食品系アメニティを提供する。 ゲストとのコミュニケーション手段としてSMSを使用することで、Butlerは多くのホテルにサービスを提供し、ホテル側はルームサービスなどの各種サービスをアウトソースできる。 事業エリア: オンデマンド型ホテルサービス 資金調達額合計: 5070万ドル 失敗理由: 市場状況の悪化 主な原因: 5月中旬に「まだ存続している」というメッセージを発信したにもかかわらず、実はその数日前に、Butlerは1000人以上の従業員全員を解雇していた。その後、同社が本当に倒産したことが報道された。 当時、Butler社のCEOであるPremtim Gjonbalic氏も投資家もこの件についてコメントしておらず、3年間の契約を結んでいたオフィスも1年足らずで放棄された。 Protonn シリコンバレーとインドに拠点を持つProtonnは、専門職のフリーランサーを支援するためのワンストップマーケティングソリューションを提供。CRMからビデオマーケティングまで、デジタルチャンネルでの総合ツールを開発していた。 […]

「2025年までに200万人のアップスキルを目指す」─教育に注力するSAPがCourseraと提携 | IT Leaders

IT/ハイテク企業のレイオフ報道が続いているが、ソフトウェア開発者やITエンジニアの人材不足は世界的・長期的な傾向にある。独SAPは、同社エコシステムに携わるソフトウェア開発者/エンジニアの裾野拡大に向けて、ローコード/ノーコードによるシステム開発の内製化/市民開発や、IT人材育成/教育に大きな投資を行い、状況を打開しようとしている。2022年11月15日・16日に米サンフランシスコで開催されたメディア向けイベント「SAP Business Innovation Day」で、一連の取り組みが説明され…

アイドルの可能性を広げ複合現実領域に挑戦する「アイマス」–Web3を見据えた要素も

バンダイナムコエンターテインメントは12月26日、「アイドルマスター」シリーズに関するカンファレンス「PROJECT IM@S カンファレンス」を、同社のxRスタジオ「MIRAIKEN studio」にて開催。アイドルの可能性を広げる複合現実分野に挑戦することや、ライブストリーミング発の新規アイドルプロジェクト「PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)」をはじめとした、今後の展開について発表を行った。…

アイドルの可能性を広げ複合現実領域に挑戦する「アイマス」–Web3を見据えた要素も

バンダイナムコエンターテインメントは12月26日、「アイドルマスター」シリーズに関するカンファレンス「PROJECT IM@S カンファレンス」を、同社のxRスタジオ「MIRAIKEN studio」にて開催。アイドルの可能性を広げる複合現実分野に挑戦することや、ライブストリーミング発の新規アイドルプロジェクト「PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)」をはじめとした、今後の展開について発表を行った。…