一人でできる練習は本当に役立つのか?

みなさんこんにちは。
今日もロンヨンは張り切ってサッカーテクニックについての記事を書いていきます。
体調管理には気を付けつつ、一緒に頑張っていきましょう!
練習は実践も大事ですが、周りからのアドバイスや、本を読んだり、一流の選手のプレーをまねしたりするインプットもある程度は必要です。
このような記事を読んで、参考にするのもアリだと思いますので、興味のある人は参考にしてくださいね!

今日は一人でできる壁打ちなどの練習についての意見を書いていきます。
サッカーといったら相手との勝負です。
なので練習するにも、相手が必要ですよね。
ディフェンスやキーパー、仲間などとの駆け引きや協力によって、試合は成り立ちます。
そんななか、一人でできる自主練習をする人が大半だと思いますが、そういう練習は本当に意味があるのか。
どういう風にすればより効果が高まるのかなど、一人トレーニングについて書いていきます。
一人で練習する時間が長い人は、最後まで読んでみてください。

一人練習は役立つのか?

先ほども述べた通り、一人練習は役に立たないという意見も多くあります。
なぜ役に立たないと言われているかというと、試合の状況と明らかに違いすぎるから。

ロンヨン②

例えばマーカーを置いてドリブルの練習をすることがよくあると思います。
しかしこれは相手がいない状況でドリブルをしても、プレッシャーがまったくかかっていない状況です。
これは試合だとほぼありえないでしょう。
こういう、プレッシャーがない状態での練習をクローズドスキル練習と言いますが、こんな意見もある中、やっぱりクローズドスキル練習は意味があるものだと思うんです。

意識と無意識の話

クローズドスキル練習が意味あるものだという話をする前に、意識と無意識の話を書いておこうと思います。
ある技術やスキルを習得しようと思うと練習が必要です。
その練習の過程において、はじめは意識しながら練習していきますよね。
そんな練習を積み重ねて失敗をして、何度も何度も繰り返すことによって、無意識にその技ができるようになる段階に到達します。
例えば自転車の練習でも一度無意識で乗れるようになると、乗り方を忘れるということはありませんよね!
つまり無意識の段階まで定着した技術は、簡単に失うことはないんです。

クローズドスキルの練習の意味

ここでクローズドスキルの練習の意味を考えてみましょう。
サッカーの初心者や、技術が未熟な人がこのように動作を無意識に定着化させるという意味で、クローズドスキルの反復練習は有効的だと言えます。
意識しながら、この強さでボールを蹴ったらこのくらい飛ぶんだと、考えている段階ではその技術を習得したとは言えません。
クローズドスキルの練習を繰り返し、今まで意識的にやっていたことを、無意識にできるようにもっていければ、そこに意味を見出すことができます。
体が覚えている動きは、試合の中で咄嗟に出すことができます。

ロンヨン①

マーカードリブルの練習で、無意識的にドリブルができる状態に仕上げていれば、試合でプレッシャーがかかった状態でも、咄嗟にドリブルをすることができます。
これは多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか?
実際に試合とまったく同じ状態の練習はしたことがないけれど、普段のドリブル練習が役に立ったなとか。
シュート練習の成果が出たな。など。
無意識的にできる行動になっていれば、違った環境でも反応させることができるんです。

時間をかければいいのか?

クローズドスキルの練習がまったく無意味ではないということをおわかりいただけましたか?
クローズドスキル練習は意味がないという意見もある中、やっていていいのかなと思っていた人は、自信をもってくださいね。
しかしクローズドスキル練習をするにも、時間をかけすぎる必要はありません。
例えば一日に何時間もかけてマーカードリブルをするなど。それはあまり意味がないかもしれませんね。
一日に10~15分くらいでも、練習前に一人練習をやるなど。
少しでもいいので、継続してやっていくことが大事だと思います。
継続して行っていくことで、だんだんと自分の中の体にしみこんだ技術になっていきます。
そこまでくれば、クローズドスキル練習をした意味が大いに見出せます。
無意識の段階まで持っていくのに、時間がかかったとしても、それは簡単に忘れるものではありません。
一度習得してしまえば、例えば怪我でブランクができたときも、自分のものとして残っています。
だからこそクローズドスキルの練習を生かして、そんな技術を多く持っておくようにしましょう。

一人練習を有効的に!

以上一人練習の有効性についてお話しました。
今まで、この練習に意味があるのかな?と不安に思っていた方や、クローズドスキルの練習は意味がないと思っていた人は、一度考えを改めてみてもいいかもしれませんね!
しかしクローズドスキル練習にも限界と役割があることを忘れてはいけません。
やっぱり相手ありきのサッカーですし、実践に近い練習はやっぱり有効的です。
何時間も一人で練習しすぎることはよくありません。
そのバランスをうまく考えながら、上手に練習していきましょう!