「エックスガール」が仏アーティストのファフィとコラボ 原宿店ではインスタレーションを開催

 ビーズインターナショナルは、手掛ける「エックスガール(X-GIRL)」とフランス人アーティスト、ファフィ(Fafi)とのコラボレーション・コレクションを7月19日に発売した。

 タイダイ染めのクロップトTシャツ(6000円)や、オリジナルのロゴテープをサイドに施したナイロンパンツ(1万1000円)、キャミソールドレス(1万2000円)、タンクトップ(6500円)、ネイルシール(1500円)などをラインアップする。

 ファフィはこれまでにフィギアなどを手掛けるメディコム・トイや「シャネル(CHANEL)」「アディダス(ADIDAS)」「M・A・C」といったさまざまなブランドとコラボレーションを展開。今回のコラボでは女性のイラストや自身のサインと「エックスガール」のロゴを組み合わせたグラフィックを使用したアイテムを製作。現在、「エックスガール」原宿店ではコラボコレクション発売を記念して、来日したファフィが描き下ろしたアートワークなどを展示中だ。

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「アニヤ・ハインドマーチ」の新パーソナライズサービス 伊勢丹でポップアップストア

 「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は7月24日~8月6日、伊勢丹新宿本店1階ハンドバッグ売り場で、名前などをパンチングすることでレザーグッズをパーソナライズできるポップアップイベント“ホール・パンチ”を行っている。新作バッグの“ポストボックス”もあわせて販売している。

 パンチングの料金は3000円で、ショルダーストラップ(2万7000円)やキーチャーム(1万5000円)、ポーチ(2万4000円)などにパンチングが可能。あわせて販売している新作バッグの“ポストボックス”は大小2サイズがあり、大サイズは16万9000円、小サイズは13万8000円。クラシカルなワンハンドルのデザインで、フロント面の金具部分引き出して開閉する仕組みになっている。

 伊勢丹新宿本店でのポップアップイベント開催に続き、7月31日~8月13日に阪急うめだ本店、8月10~19日にギンザ シックス内の「アニヤ・ハインドマーチ」店舗、8月21~27日に三越銀座店でも同様のイベントを行う。

■「ANYA HINDMARCH “HOLE PUNCH”」
開催期間:7月24日~8月6日
場所:伊勢丹新宿本店本館1階ハンドバッグ売り場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションが2019年度卒業コレを過去最大の規模で開催

 ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)が2019年度の卒業コレクションを発表した。431人の卒業生たちが2022年にオープンする同校のイースト・ロンドン・キャンパスの隣にあるステージで卒業制作を展示発表。今回の卒業コレクションは同校における過去最大規模のショーとなり、脱構築的で終末的なスタイルからフォークロアスタイルまでさまざまなデザインが披露された。

 7月18日の夜に開催された58人の学生たちによるショーでは、ウィメンズ・ファッション・デザイン・テクノロジー学科の卒業生、チェンユ・リー(Qianyu Li)が生地の扱いの巧妙さを見せつけた。ペリウィンクルブルーとライラックのドレスは、生地を裁断し、折り畳んで寄せ集めることで折り紙のように仕上げられている。

 ファッションテキスタイル刺しゅう学科の卒業生、YY・アン(YY Ang)は生地に着目した。マルチカラーのドレスは長いフリンジで強調されており、ピンと張った織物素材の上部にほつれたデニム生地が縫い付けられている。

 19日は全ての卒業生たちが1~2点の作品を発表する機会が設けられ、かなりの数の作品が披露されてカオスな舞台となった。パラシュートドレスや地球環境に優しいラテックス素材、ボディーハーネスを強調したコレクションも数多く見られた。

 ファッションテキスタイル刺しゅう学科の卒業生、アヌシュカ・パテル(Anushka Patel)はテクニカラー(カラー映画の色彩技術)のドレープデザインを披露し、ファッション・デザイン・テクノロジー学科の卒業生、ジュオユ・ワン(Juo-yu Wang)によるドレスとタキシードを掛け合わせたフォークロア調の作品が後に続いた。

 ファッション・パターン・カッティング学科の卒業生、グロリア・ユー(Gloria Yu)は、ドレープデザインのシリーズ作品を発表した。ユーは「集合的無意識(心理学者のカール・グスタフ・ユングが唱えた人間の無意識の奥に存在する個人の経験領域を超えた先天的な構造領域のこと)と‟インポッシブル・イリュージョン(ありえない錯覚、立体的なだまし絵のようなもの)“と呼ばれる折り紙の手法からインスピレーションを受けた」と語った。

 ほかにもファッション・パターン・カッティング学科の卒業生、ヌスラト・フセイン(Nusrat Hossain)による、朽ちていく花を模したトラウザーのような実験的デザインの作品や、ファッションデザイン開発学科の卒業生、イムラン・ウパル(Imran Uppal)によるサイケデリックなオーバーサイズのトラックスーツのトップスなどが発表された。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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コワモテの米国人“ビンテージ伝道師”が見立てるデニムの今

 ジップ・スティーブンソン(Zip Stevenson)はスタッズベルトブランド「HTC」で一世を風靡したが、「ビジネスのメインはデニム」であり、古着を買い付けリペアして販売したり、共同デザイナーの多賀谷強守とデニムをキーアイテムとする「スティーブンソンオーバーオール(STEVENSON OVERALL)」を手掛けている。武骨で男くさいビンテージの世界に身を置くが、3年ほど前に異変を感じたという。

WWD:あなたが感じた異変とは?

ジップ・スティーブンソン(以下、スティーブンソン):アスレジャーファッションが隆盛となり、デニムの動きがぴたりと止まった。“プレミアムジーンズ”ブームをけん引した「トゥルー レリジョン(TRUE RELIGION)」が破産法適用を申請し、アスレチックウエアブランド「ルルレモン(LULULEMON)」が急成長したタイミングと重なる。その後もストリートファッションやスニーカーの影で、デニムは鳴りを潜めている。

WWD:確かにデニムはダウントレンドだが、その中でも注目しているブランドはある?

スティーブンソン:ロサンゼルスのデニムリメークブランド「リダン(RE/DONE)」は、業界の新たなリーダーだと思う。古着を再構築し、ライトカラーなデニムをスターダムに押し上げた。ウィメンズジーンズが完売しても、38インチのメンズを28インチのウィメンズにリメークした。その痕跡をデザインとして見せ、売り出した。このアイデアには驚いた。

WWD:では注目する企業は?

スティーブンソン:アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE)は世界一のデニムカンパニーだ。アバクロンビー&フィッチ(ABERCROMBIE & FITCH)が落ち込み、アメリカンイーグルがその穴を埋めた。中国製で価格は50~60ドル(約5400~6480円)。ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)の元スタッフが同社に入り、価格に比べてクオリティーが高いアイテムを作っている。

WWD:“ビンテージの伝道師”とも言えるあなたの口からアメリカンイーグルの名前が出たのは意外だ。

スティーブンソン:僕はビンテージの世界に長く生きているが、新たな挑戦は常に大事だ。例えば、この「レッドクラウド(RED CLOUD)」という中国ブランドは、メード・イン・チャイナだがアメリカのビンテージミシンを使ったステッチワークや色落ちがとてもいい。中国製ジーンズは30ドル(約3240円)で売られているものもあるが、これは195ドル(約2万1060円)で、その価値がある。生地にはヘンプを50%混紡している。ヘンプは成長が速く、栽培に必要な水はコットンの4分の1ほど。生命力が強いため生産も安定的で、つまりはサステイナブルだ。これからのデニム作りはサステイナビリティーなくしては考えられない。

WWD:あなたへのインタビューで“サステイナブル”というキーワードが出るとは思わなかった。

スティーブンソン:子どもの影響が大きい(笑)。上の娘は20歳で、大学で環境問題を勉強している。地球環境の変化は連日ニュースや新聞が伝えるところだし、残念ながらデニムは地球に大きなストレスを与えている。子や孫の世代に健康な地球を残すため、われわれは賢い選択をしなくてはならない。

WWD:最後にデニムの魅力について教えてほしい。

スティーブンソン:ずばりエイジングだ。例えばスラックスは十数年はいても変わらない。穴が開くくらいだろう。それにスーツは古く見せたくないもの。でもデニムは違う。自分のライフスタイルに合わせて育っていく。人生いろいろ、デニムもいろいろ。「リーバイス(LEVI’S)」の“501”も多くの進化を遂げた。これからはサステイナブルな素材をサステイナブルな製法でサステイナブルな客のニーズに合わせて作っていくだろう。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

二重認証とかすれば大丈夫なんて言ってる人もいたけど、そんなレベルじゃないね。だっていきなりスタートしてやられてるんだから、そんなことじゃないことぐらいみんなわかってるんじゃないのかしらという憶測。

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繊維商社ヤギがツバメタオルの全株式取得 エシカルライフスタイル事業を強化

 繊維商社のヤギは7月23日付で、タオル・バスタオル等の製造販売を手掛けるツバメタオルの全株式を取得した。

 大阪府泉佐野市に本社があるツバメタオルは、国内のタオル生産量の4割を占める大阪の“泉州タオル”の生産販売を行う老舗企業で、有機精練というエコロジカルな製造方法で環境に配慮しているタオルメーカーとして知られる。“泉州タオル”の年間生産量及びオーガニックコットンの消費量は日本一を誇る。

 ヤギは今回の株式取得について、中期経営計画「SPARKS 2020」の重点方針として掲げた“新領域への挑戦”と位置付けており、国内最高水準のエコロジータオル生産技術とサプライチェーンを持つツバメタオルを子会社化することにより、ヤギの企画・販売力と合わせて、エシカルライフスタイル事業領域の競争力と人材の強化を図るとしている。

 ツバメタオルは1913年の創業で、年間生産量は2000万枚(フェースタオル換算)。

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商業界が月刊誌「ファッション販売」を譲渡

 商業界(東京、中嶋正樹社長)は、月刊誌「ファッション販売」の事業をアール・アイ・シー(横浜市、毛利英昭社長)に譲渡する。8月27日発行の10月号から編集・発行元が移る。商業界は月刊誌事業に関しては経営資源を「商業界」「販売革新」「食品商業」の3誌に集中させていく。

 「ファッション販売」は1976年に創刊した老舗専門誌。ファッション小売業の事業者や店舗の販売員に向けて、売り場や商品の基本、接客の技術、最新のトレンドなどを分かりやすく解説してきた。特に実践的な販売ノウハウに強く、販売員の教材としても読まれている。

 譲渡先のアール・アイ・シーは外食・小売業を中心にしたコンサルティング事業や出版事業を手掛けており、15年にも商業界から「飲食店経営」「コンビニ」の2誌を引き継いでいる。

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カウズとエスケイ・ラム、1枚のスケッチから生まれた巨大アートと熱狂

ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、カウズ(KAWS)ことブライアン・ドネリー(Brian Donnelly)。ディズニーでアニメーターとして働いていたことが象徴するポップな色使いのグラフィティで早くからその名を知られ、1990年代から現在に至るまでストリートを代表するアーティストとして最前線をひた走ってきた。20年近く第一線で活躍する間、表現方法は平面的なものから彫刻やトイなどの立体物まで広がり、それに応じて扱う素材は絵の具やスプレーからブロンズ、ウッド、アルミニウムに、サイズも数十cmから数十mと多様になり、柔軟な発想力でさまざまな作品を生み出してきた。

そんな彼が先日日本で発表したのは、アクリル絵の具で描いたペインティングでもブロンズ製の彫刻でもない、全長40mを超す巨大なビニール製のバルーン作品だった。これは目が×印のカウズの代表的なキャラクター「コンパニオン(COMPANION)」の巨大作品が“世界中を旅する”というコンセプトのプロジェクト「カウズ:ホリデイ(KAWS: HOLIDAY)」の一環で、2018年7月に韓国・ソウルで初開催され、その後19年1月に台湾・台北、19年3月に中国・香港とアジア3都市で巨大コンパニオンを展示。そして、4都市目の開催地として静岡が選ばれた。仕掛けたのは、香港を拠点とするクリエイティブスタジオのオール ライツ リザーブド(All Rights Reserved以下、ARR)。ARRのクリエイティブ・ディレクターを務めるエスケイ・ラム(SK LAM)は、香港随一のプロデューサーとしてカウズをビジネス面で支える一方、長年の友人でもある。

展示初日の7月18日、開催地の「ふもとっぱらキャンプ場」でカウズとエスケイの2人に話を聞く機会を得ることができた。普段は多くを語りたがらないカウズだが、自然溢れる富士山の麓で気心知れたエスケイとのインタビューということもあってか、終始リラックスした状態で静岡での開催理由から、今後の「カウズ:ホリデイ」の展開、アートとファッションの関係までを語ってくれた。

WWD:まずは2人が一緒に仕事をするようになった経緯から教えてください。

カウズ:エスケイ、君が話してくれ。僕は覚えてないから(笑)。というのは冗談で、ずっと前からお互いに知っていてグループでプロジェクトを進めることはあったんだ。でも初めてちゃんと一緒に仕事をしたのは2010年10月に香港のハーバーシティーで行った展示「パッシング スルー(PassingThrough)」かな。

エスケイ:それから幾度となく仕事をしているけど、「パッシング スルー」はもう10年も前になるのか……光陰矢の如しだね。

WWD:長年ビジネスパートナーである中で、18年から「カウズ:ホリデイ」をスタートしたきっかけは?

エスケイ:たしか17年11月にカウズから、「興味ある?」ってメッセージと寝っ転がったコンパニオンのスケッチが急に送られてきたんだ。とにかくクレイジーなスケッチだったから驚いたんだけど、面白そうだったから協力することにした。それが「カウズ:ホリデイ」の始まりさ。そのスケッチは今じゃどこを探しても見つからないんだけどね……。

カウズ:2人で何か別のプロジェクトの話をしているときに何となく思いついた気がするけど、僕らのプロジェクトは全部こんな感じでスタートしているんだ。思いついたプロジェクトをとりあえずエスケイに投げておくと、彼はそれを形にしてくれるんだ。君も“エスケイ的な存在”をつくっておくといいよ(笑)。にしても初開催のソウルが1年前だなんて信じられないね。最近いそがし過ぎるせいか大昔に感じるよ。

WWD:なぜソウルを初開催の地に選んだのでしょうか?

エスケイ:特に計画していたわけじゃないんだけど7月に披露したいと思っていて、スペースやさまざまな条件で開催場所を絞っていたらソウルの関係者が興味を示してくれた。だから本当に意味はなくて自然な流れで決まったんだよ。

WWD:4都市目の開催地を東京ではなく静岡のキャンプ場に決めた理由は?

カウズ:エスケイと僕のチームとみんなで相談して、最初は富士山の麓でやる案を前提に、きれいだからって理由で山を背景にした湖にコンパニオンを浮かべることを構想していたんだ。でも現実的に厳しくて、代わりにキャンプ場でやるアイデアを思いついたんだ。キャンプ場であれば当初考えていた湖よりは東京から近いし、周りにキャンプする人がいた方が楽しくてつながりも感じられるかなって。

エスケイ:ソウル、台北、香港と回ってきた経験を生かしつつ他都市とは違う新鮮味がほしくて、人々がシリアスな気分になる都会的な場所よりもリラックスできる場所で開催したいと思ったのさ。

WWD:都会的な他3都市とは対照的な、言ってしまえば田舎の場所を選んだ理由が疑問だったのですっきりしました。

カウズ:前回の香港を筆頭に、テーマが“ホリデー”なのに開催期間中はめちゃくちゃいそがしくて疲れたんだ(笑)。だから意識的に自然の中で開催したいって気持ちがあったんだよ。

WWD:今回のコンパニオンは「カウズ:ホリデイ」としてだけでなく自身としても最大の作品ですね。

カウズ:これに関しては、エスケイと彼のチームが本気で魔法使いだと思っている。コンパニオンはそこまで複雑な作りのキャラクターでもないし、今回の作品は表面的にはすごくシンプルに作られているように見えるんだけど、シンプルなものこそ中身や過程が複雑で、そのすごさは全て裏側に隠されているんだ。素材はビニールで空気で膨らませるバルーンタイプなんだけど、ブロンズ像や木造に比べて移動や設置が楽なのがいいところ。でも風など自然環境にはめっぽう弱くて、それが予想できなくて難しかったね。

エスケイ:ソウルと香港の作品もバルーンタイプで、サイズはソウルが28mで香港が37m。今この2つは香港の倉庫で保管しているよ。

WWD:これまではアジア圏での開催でしたが、ほかの都市や地域での開催は計画していますか?

カウズ:「カウズ:ホリデイ」は「次はどうしよう、次もやらなくちゃ」ってプレッシャーを感じずにやることが目標みたいなものだから、もし機会があってそれが面白そうで、プロジェクトに新たな面を加えてくれるようなものだったら喜んで開催するよ。でもエスケイはしばらく休みたいと思っているんじゃないかな(笑)。

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米リーバイスが7月24日からレーザー加工を用いた新オンライン・カスタマイズサービスを開始

 米リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)は7月24日からアメリカで、新たなオンライン・カスタマイズサービス“フューチャーフィニッシュ”をスタートした。ユーザーはまずベースとなるジーンズを選び、そこにレーザー加工によるアタリやダメージ穴など経年変化感をプラスしていく。スタンプで押したような総柄にしたり、革パッチの色をカラフルに変えることもできる。価格はジーンズが148ドル(約1万5984ドル)で、ショーツが98ドル(約1万584円)。

 同サービスを研究・開発した同社のバート・サイツ(Bart Sights)=テクニカルイノベーション バイスプレジデントは、「レーザー加工はデザインの複雑さにかかわらず1本たったの90秒で、オーダーから数日でデリバリーできる」と話し、「“フューチャーフィニッシュ”で老若男女を問わない全ての人、全てのライフスタイルにフィットするジーンズを届けたい。われわれにはジーンズのオリジンとしてのプライドと責任がある」と続けた。

 現在のところ、“フューチャーフィニッシュ”の日本での運用予定はない。

“フューチャーフィニッシュ”の製造過程

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「コーチ」 × 水原希子第3弾は初のウエアが登場 宇宙やスピリチュアルなモチーフが特徴

 「コーチ(COACH)」は7月26日、女優・タレントの水原希子と3回目となるコラボコレクションを発売する。2018年6月には水原がカスタマイズしたバッグ、19年2月にはアクセサリーが登場し、今回はバッグ、フットウエア、スモールレザーグッズのほか、初めてウエアを手掛けた。価格帯は9000〜7万5000円。

 第3弾は、水原が好きな宇宙やスピリチュアルなモチーフにインスパイアされたディテールが特徴だ。今回初めて展開するウエアは、クロップド丈のサテンジャケット、スリップドレス、グラフィカルなTシャツなどが登場。また、新作バック“サファリ トート”は1960年代の「コーチ」のアーカイブスタイルからヒントを得て、メタリックレザーを使用しターンロックを施したデザインになる。

 水原は「宇宙と愛、そして不思議な仲間たちにインスパイアされたテーマをそれぞれのアイテムに組み込みました。私のお気に入りは、私が考案して名付けた “エイリアン バタフライ” で、ウェアやバッグにあしらわれています。エイリアンだけど皆をハッピーでピースフルにする、とても不思議でそして魅力的なキャラクターです。たくさんの女性の毎日のおしゃれに、是非取り入れていただきたいと思います」とコメントしている。

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東京五輪まで1年 オフィシャルタイムキーパー「オメガ」が大丸東京にポップアップ

 2020年の東京オリンピックでオフィシャルタイムキーパーを務めるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスの時計ブランド「オメガ(OMEGA)」が、開幕1年前となる7月24日から8月13日まで大丸東京店1階にポップアップショップをオープンする。

 ポップアップショップは「オメガ」のブランドカラーの赤が特徴的で、什器のゴールドメタルがアクセントになっている。20年の東京大会でも使用される実物のスターティングピストル(陸上競技などのスタート時に使われる音の出る銃)やラストラップベル(トラックレースで最後の1周を知らせる鐘)も展示される。

 「オメガ」は同日、20年の東京大会を記念したリミテッドエディションの第2弾も発売した。今回フィーチャーするのは“シーマスター”で、東京大会のエンブレム“組市松紋”にインスパイアされたブルーの“アクアテラ”と、日本国旗をイメージした白地に赤の“プラネットオーシャン”の2アイテムを各2020本限定で販売する。

 スウォッチ グループの2018年12月期の売上高は、前期比6.1%増の84億7500万スイスフラン(約9153億円)で、沖早織「オメガ」事業本部長は「グループの好調は『オメガ』がけん引していると言える。今回のポップアップを起爆剤として、オリンピックに向けてラストスパートしたい」と述べた。

 オメガは1932年のロサンゼルス大会以来、28度のオリンピックでオフィシャルタイムキーパーを務めており、20年の東京大会で29度目となる。

■オメガ ポップアップショップ
日程:7月24日〜8月13日
時間:月〜金曜日 10:00〜21:00 / 土・日曜日、祝日 10:00〜20:00
定休日:無休
場所:大丸東京店1階
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1

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「アンプリチュード」2019年秋冬は黒を駆使した“大人美”を表現

 「アンプリチュード(AMPLITUDE)」は8月7日、2019年秋冬メイクアップコレクションを発売する。価格帯は3000〜6800円。

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パリコレ勝手にケータリングランキング! 1位は“おもてなし”100点満点の日本ブランド

 6月18~23日に開催された2020年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイーク。連日熱気を帯びた今シーズンも、各ブランドが独自のクリエーションを世界に発信しました。コレクションに対して甲乙つけるのは難しいのですが、バックステージのケータリングには(ずうずうしくも)ランク付けさせていただきます!審査基準は食事の種類の豊富さや栄養バランス、味のクオリティー、そして私の独断です。バックステージでつまみ食いをしながら楽しく真剣に調査していると、新たな気付きがありました。前シーズンのベストケータリング賞「ジャックムス(JACQUEMUS)」に続くのは、どこのブランド?

“ベストケータリング賞”に輝くブランドは!? パリコレのバックステージでつまみ食い調査

最下位:1017 ALYX 9SM

ケチりすぎ!お菓子盛り合わせ

 残念ながら最下位は、迷わず「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM以下、アリックス)」です。用意されていたのは、フランスの大手スーパーのモノプリ(MONOPRIX)で購入したお菓子の盛り合わせとリンゴ、そして数種類のフルーツジュースでした。バックステージでモデルやスタッフらが準備が進めていたのは14時から19時ごろで、昼食と夕食の間の時間帯ということもあったからかもしれません。とはいっても、せめて一口サイズのサンドイッチやマフィンなど、もう少しお腹を満たせる軽食を用意して、バックステージで働く人々への配慮が感じられたらポイントが上がったのに……。そんなことを思いながら後日「アリックス」の展示会場に行くと、しっかりしたカフェスペースが設けられ、フィンガーフードやソフトドリンクが来場者に提供されているじゃないですか!決して配慮が足りないブランドではなさそうなので、次回以降のケータリングに期待します。

3位:OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH

ガッツリ系!種類は少なく減点

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」が用意したのはベーカリーレストラン、ル・パン・コティディアン(LE PAIN QUOTIDIEN)のパンやマフィンといったガッツリ系の炭水化物が中心でした。ヨーロッパの朝食らしいレパートリーで食べ応えがあり、味も悪くありません。ただ、前シーズン取材した「ベルルッティ(BERLUTI)」も同じレストランのケータリングを用意していて、フルーツにキッシュやタルティーヌと「オフ-ホワイト」よりも種類が豊富だったことを思い出すと……やや物足りないかも。

2位:KIDILL

等身大!でも思いやりある豊富さ

 パリでコレクションを発表するのは今シーズンで2度目の「キディル(KIDILL)」。出資のサポートはなく、自費で海外のショーを開催するということは予算に余裕は全くないはずです。でもケータリング代をケチることはせず、大手スーパーのモノプリやショー会場近くのブーランジェリーで購入したパン、フルーツ、サラダ、お菓子、ジュースがいろいろ並んでいました。ドカンと数種類のパン類だけが並んでいた「オフ-ホワイト」に対して、選択肢がいくつもある豊富なレパートリーは、バックステージで働いているスタッフらへの思いやりを感じます。

1位:SACAI

100点満点!完璧な“おもてなし”

 審査基準の全項目で満点を叩き出したのは「サカイ(SACAI)」でした。用意されていたのはパリにあるケータリング会社のテス・アン・キュイジーヌ(TESS EN CUISINE)によるオーガニック食材のみを使用した食事です。一口サイズのクラッカーの上に、野菜などのペーストがのったフィンガーフードが5種類ほどと、ヨーグルトやチョコブラウニーが並んでいました。同ケータリング会社は旬の食材を使った創作料理が評判で、「バルマン(BALMAIN)」や「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」なども顧客に抱えています。

 食事というのはどんな場面においても、提供する側の“おもてなし”の心が表れるものだとあらためて感じました。モデルやスタッフにとって、体力勝負であるファッション・ウイークの数日間に栄養バランスがとれた食事を取るのは重要なことです。高価か安価かは関係なく、購入先がたとえスーパーだとしても、ヘルシーで種類豊富な食事を用意した「キディル」には確かな“おもてなし”の心がありました。そして今季のベストケータリング賞は、食材と味と栄養バランスのクオリティーが高く、最高の“おもてなし”を感じた「サカイ」に贈らせていただきます!

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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パリコレ勝手にケータリングランキング! 1位は“おもてなし”100点満点の日本ブランド

 6月18~23日に開催された2020年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイーク。連日熱気を帯びた今シーズンも、各ブランドが独自のクリエーションを世界に発信しました。コレクションに対して甲乙つけるのは難しいのですが、バックステージのケータリングには(ずうずうしくも)ランク付けさせていただきます!審査基準は食事の種類の豊富さや栄養バランス、味のクオリティー、そして私の独断です。バックステージでつまみ食いをしながら楽しく真剣に調査していると、新たな気付きがありました。前シーズンのベストケータリング賞「ジャックムス(JACQUEMUS)」に続くのは、どこのブランド?

“ベストケータリング賞”に輝くブランドは!? パリコレのバックステージでつまみ食い調査

最下位:1017 ALYX 9SM

ケチりすぎ!お菓子盛り合わせ

 残念ながら最下位は、迷わず「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM以下、アリックス)」です。用意されていたのは、フランスの大手スーパーのモノプリ(MONOPRIX)で購入したお菓子の盛り合わせとリンゴ、そして数種類のフルーツジュースでした。バックステージでモデルやスタッフらが準備が進めていたのは14時から19時ごろで、昼食と夕食の間の時間帯ということもあったからかもしれません。とはいっても、せめて一口サイズのサンドイッチやマフィンなど、もう少しお腹を満たせる軽食を用意して、バックステージで働く人々への配慮が感じられたらポイントが上がったのに……。そんなことを思いながら後日「アリックス」の展示会場に行くと、しっかりしたカフェスペースが設けられ、フィンガーフードやソフトドリンクが来場者に提供されているじゃないですか!決して配慮が足りないブランドではなさそうなので、次回以降のケータリングに期待します。

3位:OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH

ガッツリ系!種類は少なく減点

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」が用意したのはベーカリーレストラン、ル・パン・コティディアン(LE PAIN QUOTIDIEN)のパンやマフィンといったガッツリ系の炭水化物が中心でした。ヨーロッパの朝食らしいレパートリーで食べ応えがあり、味も悪くありません。ただ、前シーズン取材した「ベルルッティ(BERLUTI)」も同じレストランのケータリングを用意していて、フルーツにキッシュやタルティーヌと「オフ-ホワイト」よりも種類が豊富だったことを思い出すと……やや物足りないかも。

2位:KIDILL

等身大!でも思いやりある豊富さ

 パリでコレクションを発表するのは今シーズンで2度目の「キディル(KIDILL)」。出資のサポートはなく、自費で海外のショーを開催するということは予算に余裕は全くないはずです。でもケータリング代をケチることはせず、大手スーパーのモノプリやショー会場近くのブーランジェリーで購入したパン、フルーツ、サラダ、お菓子、ジュースがいろいろ並んでいました。ドカンと数種類のパン類だけが並んでいた「オフ-ホワイト」に対して、選択肢がいくつもある豊富なレパートリーは、バックステージで働いているスタッフらへの思いやりを感じます。

1位:SACAI

100点満点!完璧な“おもてなし”

 審査基準の全項目で満点を叩き出したのは「サカイ(SACAI)」でした。用意されていたのはパリにあるケータリング会社のテス・アン・キュイジーヌ(TESS EN CUISINE)によるオーガニック食材のみを使用した食事です。一口サイズのクラッカーの上に、野菜などのペーストがのったフィンガーフードが5種類ほどと、ヨーグルトやチョコブラウニーが並んでいました。同ケータリング会社は旬の食材を使った創作料理が評判で、「バルマン(BALMAIN)」や「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」なども顧客に抱えています。

 食事というのはどんな場面においても、提供する側の“おもてなし”の心が表れるものだとあらためて感じました。モデルやスタッフにとって、体力勝負であるファッション・ウイークの数日間に栄養バランスがとれた食事を取るのは重要なことです。高価か安価かは関係なく、購入先がたとえスーパーだとしても、ヘルシーで種類豊富な食事を用意した「キディル」には確かな“おもてなし”の心がありました。そして今季のベストケータリング賞は、食材と味と栄養バランスのクオリティーが高く、最高の“おもてなし”を感じた「サカイ」に贈らせていただきます!

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ジョーダン ブランド」が全米No.1大学生選手、ザイオン・ウィリアムソンとの契約を発表

 ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」が、“マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)以来の逸材”として、先日行われた米プロバスケットボール(NBA)のドラフト会議で全体1位指名を受けたザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)選手との契約を発表した。

 ザイオン選手は契約について「幼い頃からNBA選手となり、『ジョーダン ブランド』のシューズを履くことを夢見ていた」とコメント。ハワード・ホワイト(Howard White)「ジョーダン ブランド」バイスプレジデントは「34年にわたり、マイケル・ジョーダンと同様の決意を持った偉大な人材を集めてきた。その中で彼には、マイケル・ジョーダンが若かった頃を思い出させる何か特別な要素を感じる」と契約の喜びを語った。

 ザイオン選手は2000年アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。父親が元バスケットボール選手ということもあり5歳からバスケを始め、早くから才能を発揮。高校生時代から注目を集め、進学先のデューク大学では1年生ながらエースとして活躍し、今年アーリーエントリーした「NBAドラフト2019」では見事堂々の全体1位指名でニューオリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)へと入団した。

 しかし、今年2月にエースとして出場したノースカロライナ大学との一戦で、着用していたナイキのシューズが試合中に突如崩壊し、負傷交代。この一件以降、ザイオン選手はプーマ(PUMA)のシューズを着用するなど、ナイキとの関係性が悪化したと思われている中での契約発表となった。

 「ジョーダン ブランド」は今夏、ザイオン選手のほかに日本人アスリート初の選手として八村塁との契約も発表している。

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「リーボック クラシック」から懐かしさ溢れる“パープル”が発売 “トリコロール”などに続き5年ぶりの復刻

 「リーボック クラシック(REEBOK CLASSIC)」は8月2日、懐かしさ溢れる“インスタポンプ フューリー OG パープル(INSTAPUMP FURY OG PURPLE)”を発売する。ブランドの最も代表的なランニングシューズの“インスタポンプフィーリー”発売25周年を記念して、先日発売された“トリコロール”などに続き5年ぶりの復刻となる。

 今回は、発売20周年時に変更した前期型のスペックモデルを用意する(「後期型」とはソールの構造が大きく異なる)。価格は1万8000円で、サイズは23.0〜30.0cmのユニセックス展開。

 “インスタポンプ フューリー OG パープル”は、1995年に“インスタポンプフィーリー”のオリジナルカラー第3弾として発売。黒、白、パープルの配色で“パープル”の愛称で親しまれているモデルだ。

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東京拠点の「ハバノス」が初の直営店を仙台に出店 地方商業施設に感じた可能性

 水戸部昭夫デザイナーが手掛ける「ハバノス(HBNS)」は、宮城・仙台の仙台フォーラスにブランド初の直営店を8月3日に開く。フロアは5階のメンズ クロージングエリアで、「ノーアイディー(NO ID.)」「テット オム(TATE HOMME)」「トルネードマート(TORNADO MART)」などが連なる。店舗面積は115平方メートルで、シーズンアイテム以外にも店舗限定品も販売する予定だ。オープン記念品として、アメリカ産の迷彩生地を岡山・児島で縫製加工した2タックショーツ(1万8800円)が並ぶ。

 同ブランドは2011年に設立した。現在の卸先は国内が有力セレクトを含む約10アカウント、海外がアメリカ・ロサンゼルスのロンハーマン(RON HERMAN)。2020年春夏シーズンにはニューヨーク・メンズ・ファッション・ウィークでショーを行うなど、国内外への拡販に積極的だ。東京を拠点にしているが、初の出店地には仙台を選んだ。水戸部デザイナーは「路面店や都心に出店したい気持ちはもちろんある。でも、今は東京発信ではなくてもいい時代。地方の商業施設にはまだまだ伸び代があるし、少しでも仙台のファッションを盛り上げる力になりたい。そのために地元企業との協業などを企画し、多くの仙台の人が来てくれる場所を作りたい」と述べた。

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J.フロントが職場のアイデアを競うコンテスト開催 グランプリに松坂屋静岡店

 J.フロント リテイリング(JFR)は22日、職場のアイデアを競う「JFR発明アワード2019」を大阪・心斎橋で開催した。約7000件のエントリーの中から各グループ会社で行われた予選を通過し、最終選考を勝ち抜いた11組が山本良一社長らJFR首脳の前でプレゼンテーションを行った。会場には各チームの応援団も駆け付け、熱戦が繰り広げられた。

 同大会は「くらしの『あたらしい幸せ』を発明する」というグループビジョンの実現に向けた取り組みの一環として昨年スタート。グループ全社員を対象に「業務改善」「営業施策」「新規事業」の3領域で“発明(アイデア)”を募った。発明事例を競うだけでなく、グループ全体で盛り上げ、共有することで、発明を企業文化として根付かせることを目的としている。

 昨年のエントリー数は約1700件だったが、今年は大幅に拡大。開会宣言で審査員を務めた山本社長は「グループビジョンが浸透してきているのを実感している。みんなが行動を起こそうとしているのはいい流れ。このアワードの合言葉である、発明、変革を楽しむ空気が生まれてきているのを感じる。アワードが大きなウエーブとなり、そこから画期的な事業が生まれ、会社がさらに発展していくことを願っている」と語った。

 会場に来られない従業員も参加できるように、今回はユーチューブでもライブ配信した。2分間の応援映像の後にプレゼンターによる6分間のプレゼンが行われ、最後にグーグルプラスのコミュニティに投稿された各プレゼンターへの応援メッセージや感想が紹介された。

 グランプリに輝いたのは、松坂屋静岡店販売企画・催事運営マネージャーの中山孝之氏と同営業部食品担当バイヤーの武田一男氏が提案した「しずまつバス」。バスをイメージした循環型物流システムによる物流コストの削減と、商品の受け渡し場所としてのバス停のコミュニティー化を図る取り組みで、地元の新鮮な農産物を静岡の街の人に、過疎地にはデパ地下のグルメを届けたいという思いから生まれたという。受賞の喜びを語った後、プレゼンターの中山氏は「継続的にできることを本気で考えた結果、ここに行き着いた。静岡のみんなを物流でつなげ、ひいては静岡を元気にするサステイナブルな取り組みであると確信している。ハードルはたくさんあるが、実現できるように取り組んでいきたい」と語った。山本社長は「社の戦略である、地域と共生して街と店が成長するアーバンドミナント戦略に合致した地元密着の提案が評価された」とコメントした。

 準グランプリは、人気のライトノベル「京都寺町三条のホームズ」(望月麻衣著、双葉社)に、大丸京都店のブランディング事業「KKP(古都ごとく京都プロジェクト)」を取り上げてもらうことに成功した同店の谷京子氏が受賞した。地元に愛される百貨店を目指す取り組みが作品中に登場し、ファンが喜ぶ仕掛けをしたことで、大丸京都店は同作品ファンにとっての聖地になっているという。

 表彰式で大丸松坂屋百貨店の好本達也社長は「小さなことにもビジネスチャンスを見出している点が素晴らしい。発明体質は昨年にも増して広がっている。途切れることなく続けていってほしい」と語り、同アワードによって社内意識が変わりつつあることに期待を寄せた。

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ミレニアル世代向けナチュラルスキンケア「ドゥーナチュラル」誕生 ドラッグストアで販売

 ジャパン・オーガニックは8月27日、ミレニアル世代に向けたナチュラルスキンケア「ドゥーナチュラル(DO NATURAL)」(全8品、1800~2600円)を発売し、ドラッグストアや量販店約1000店舗で展開する。

 同社は2008年に国産オーガニックブランド「ドゥーオーガニック(DO ORGANIC)」を立ち上げ、オーガニックのセレクトショップなどで販売してきた。「昨今は、ビューティ業界もサステイナビリティーを念頭に置いたモノ作りが必須。しかし、その取り組みがエンドユーザーに浸透していない。オーガニックを扱う企業として、より多くの人に環境に配慮した製品を届けたい」(本田晃久ジャパン・オーガニック取締役)と「ドゥーナチュラル」を開発した。

 同ブランドは、効果実感のあるナチュラルコスメ、身近な場所で購入できる、手頃に購入できる価格を軸として天然由来成分90%以上のスキンケアアイテムを展開する。ターゲットはミレニアル世代で、ライフステージの変化が多い時期に起こりやすい“ストレスゆるぎ肌”を植物の力でケアしていく。「長年培ってきたノウハウと技術力で実現した配合バランス=処方力が強み。あえて天然成分100%を固守せず、化学成分を効果的に最小限配合して品質を安定させ肌へのリスクも軽減させている」。

 また環境にも配慮し、ボトルの包装はシュリンク(フィルムで包む)かクリアケースを採用。これらは植物由来のバイオマスプラスPET樹脂で作られそこに製品説明も印刷している。

 スタート時はクレンジングや洗顔料、化粧水、美容液、乳液など全8品を扱う。価格は1800~2600円。

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美容師からたこ焼へ。大阪を代表する「わなか」を一代で築いた和中徹氏

 大阪を中心に13店舗(うちFC1店舗)を展開、「ミシュランガイド」ビブグルマン3年連続獲得するなど、大阪を代表するたこ焼店として有名な「たこ焼道楽わなか」。創業者である和中徹氏がたこ焼店として創業したのは1986年だが、その歴史は1950年(昭和25年)まで遡る。
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