着るだけでこなれて見える! ほどほど目立ちの“アシンメトリー服”

 多くのブランドが手掛けるようになっているプレ・フォール・コレクション。秋冬シーズンのメイン商品に先立って、6月頃からお店に並ぶ商品群のことを指します。プレ・コレクションでは新しいトレンドのエッセンスを“先食い”できるので、おしゃれ好きの間でファンが広がっています。真夏はまだまだこれからですが、秋の新作ムードを早めに取り入れたい人には、夏物ともミックスできて使い勝手がいいプレ・フォール商品がおすすめです。

 今年のプレ・フォールで目立つのは、“不ぞろい”が持ち味のアシンメトリー服。しばらく前から日本でも人気のデザインですが、やり過ぎない“ほどほど目立ち”のアレンジが加わっている点が今年のアシンメトリーの特徴です。2019-20年秋冬はエレガント志向が強まるので、大人感や上品さを感じさせるアシンメトリーのこなしが重要になります。

 「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の2019年プレ・フォール・コレクションではチュニックワンピースの襟と裾がアシンメトリー。全体が斜めに傾いたような、ウィットに富んだ見え具合です。1枚でワンピースとして着たり、写真のようにパンツに重ねたりして、落ち感のきれいなレイヤードにも仕上げられます。

◆モノトーンにも動きをプラス ジェンダーレスなゆったりルック

 国内ブランドのプレ・フォール・コレクションでも、1枚着るだけで様になるアシンメトリー服の提案が相次いでいました。進化形の不ぞろいルックを見ていきましょう。

 服の動きを印象付けやすいアシンメトリーデザインは、モノトーンの装いにも表情を加えてくれます。黒の表現に定評のある「ワイズ(Y’S)」は、2019年プレ・フォール・コレクションで、左右の見え方が大きく異なるシャツワンピースを企画しました。布をトリッキーに入り組ませた点がポイント。さらに前後の色も変えて、見る角度によって別の服にも映るようなマルチフェイスの装いに仕上げました。1枚のワンピースなのに、まるで何枚も重ね着しているかのようにも見えます。

 ジェンダーレスなストリートモード風の着こなしも、アシンメトリーデザインが効いています。黒のロングスカートは片側の裾だけにギャザーを寄せて立体感をプラス。ビッグラッフルのような布の起伏が黒の表情に深みを添えます。オーバーサイズのトップスと組み合わせて、“ロング&ロング”のコーデにまとめ、縦長イメージを強調。不ぞろいなスカートの裾も落ち感の演出に一役買っています。

◆定番とトリッキーをミックス ミニマルでも細部に遊び

 ボトムスの丈を前後や左右でずらすというのが従来からよくあるアシンメトリーの提案ですが、それに加えて、いたずらっぽい仕掛けも登場しています。切り替えやモチーフのポジションを左右で変えて、目を楽しませるという趣向です。「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」の2019年プレ・フォール・コレクションでは、半袖トップスに別色の切り替えを施しました。あえてモチーフの配置をずらして、アートのような印象を引き出しています。ベーシックなトップスに忍び込ませた、これぐらいの遊びであれば、幅広い場面で楽しめそうです。

 水平や垂直といった、オーソドックスな直線的シルエットは時に堅苦しい印象を与えがち。しかし、少し斜めにアレンジするだけでも、こなれた雰囲気に仕上がります。ボーダートップスに合わせたラップ風スカートは打ち合わせが斜め。少しの“ずらし”ですが、気負わないムードを醸し出してくれます。よく見ると、フラップ付きのビッグポケットまで斜めに縫い付けられています。トップスのボーダー柄が横一直線なので、ボトムスの斜め演出が際立ちます。

◆レディーライクをアシメントリーで揺さぶる 静かなドラマを演出

 貴婦人や淑女を思わせるレディーライクな着こなしは、19-20年秋冬のビッグトレンドと期待されています。古風で正統派の装いですが、そこにアシンメトリーを盛り込めば古臭さを遠ざけることが可能です。「アキラ ナカ(AKIRA NAKA)」は2019年プレ・フォール・コレクションで、エレガントな装いに非対称の美を宿しました。ロング丈のボトムスでは、左右でプリーツの長さを変えることで脚を長く演出。ベルトも水平に巻かず、わざと斜めに垂らして落ち感を引き出しました。

 モチーフと切り替えを組み合わせると、ダイナミックな動きを演出できます。チェック柄のロングスカートは、直線的なはずの格子柄を、パッチワーク風に切り替えて、視線をさまよわせるかのような感覚に。不規則なチェック柄が交錯するおかげで、流れ落ちるようなシルエットが強調されています。トップスに縦の直線モチーフを配して、アシンメトリーを際立たせているのも巧みなスタイリングです。

 次のトレンドを一足早く取り入れられるのがプレ・フォール・コレクションの魅力。進化形アシンメトリーをはじめとするネクストトレンドを感じ取るうえでも、プレ・フォールは早めの秋冬支度に欠かせません。“レディーライク×アシンメトリー”のコーデは、ヒットを予感させる着こなしになっています。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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「ディオール」が伊勢丹でタータンチェックの限定コレクションを発売

 「ディオール(DIOR)」は伊勢丹新宿本店での出店20周年を祝うポップアップストアを9月4日にオープンし、限定コレクションを発売する。

 アーティスティック・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は2019-20年秋冬コレクションでチェックやタータンのアイテムを発表していたが、限定コレクションでは“スモール・ブックトート”を製作。この“スモール・ブックトート”は好みのアルファベットを刺しゅうできるパーソナライズサービス“ABCDior”でカスタマイズも可能だ。

 ジャカードで表現したアイコニックな総柄を使用したトラベルライン“トラベルディオール(TRAVELDIOR)”は、パリ・シャンゼリゼ通りにオープンしたばかりのブティックで先行発売した後、日本では伊勢丹新宿本店限定で展開する。

 ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者は「私たちは創立以来、日本との強い絆を深めてきた。私たちにとってこのイベントは、日本との友好関係を祝福するまたとない機会だ。『ディオール』は初期から日本に魅了され、アーティスティック・ディレクターたちは日本文化を称賛し、コレクションのノウハウに取り入れてきた」とコメントした。

 ウィメンズ・コレクションに加え、ポップアップストアではキム・ジョーンズがデザインするメンズ・コレクションをそろえ、“ローラーバッグ”の限定バージョンを発売する。さらに、“B23”スニーカーのパーソナライズサービスは日本初となる。

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パリコレモデルはショーの前に何してる? 旬なイケメンモデルたちに直撃

 2020年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークが終わり、パリはすっかりバカンスモードに突入しています。ファッション・ウイークの後半は38度の猛暑日が続いたうえに、道路整備の多いこの時期は特に渋滞がひどく、いつも以上に体力を消耗しました……。バックステージ取材やショールーム回りに奔走した私は暑さにやられてしまいましたが、同時にデザイナーたちからたくさんパワーを受け取りました。そして何より私のエナジーチャージは、イケメンモデルたち(笑)。ファッション・ウイーク前に「WWD Japan.com」のインスタグラムで読者に「海外メンズコレクションで気になることは?」とリサーチした結果、モデルに関する質問が多数寄せられたこともあり、今季はバックステージでモデルたちにも取材を敢行!あまり表に出ることのない、モデルたちの素顔やショー前の舞台裏をのぞいてみました。

前シーズンに見つけたイケメンモデルの記事はコチラ

ショー前のモデルはこう過ごしている

 モデルのコールタイム(呼び出し時間)は、ショーが始まる4〜5時間前が通例です。ヘアやメイクアップに時間がかかるウィメンズの場合は、もっと早いこともあります。ショー当日は何が起こるか分からないので早めに呼び出されるのですが、モデルたちにとってそのほとんどが待ち時間。退屈な時間の過ごし方はさまざまですが、コールタイムが早朝6時だった「サカイ(SACAI)」のバックステージでは、仮眠をとるモデルがたくさんいました。レミントン(Remington)とクリスティン(Krystin)のように、女性モデルはガールズトークを楽しんでいる姿も見られました。活躍が続く日本人モデルのコウヘイ(Kohei)は「僕の場合はヘアのセットに時間がかからない分、他のモデルよりも1時間ほど遅いコールタイムです。待ち時間はずっとしゃべって過ごすことが多いですね」と、仲の良いモデル仲間と談笑してました。多くのランウエイを経験している分、友人も多いようです。「シャネル(CHANEL)」のキャンペーンに起用されたこともあるアデスワ(Adesuwa)は、チャームポイントであるドレッドヘアのセットに時間がかかっていたようで、他のモデルよりも鏡の前に長く座っていました。「ファッション・ウイークはモデルにとってサバイバル!体力勝負だし、体調を崩したら地獄だから、しっかり栄養のバランスがとれた食事を心がけているよ」と売れっ子モデルならではのコメントを残し、ケータリングの食事を楽しんでいました。どのブランドのバックステージでも一番多かったのは、スマートフォンでネットサーフィンやゲームをして一人で過ごす方法です。中には読書をしたり、イヤホンで音楽を聴きながらダンスをしたりする自由なモデルもいました。何かに集中していつの間にか何時間も経過していたときよりも、ひたすら待っているだけの1〜2時間の方が、意外と疲れますもんね。キャットウオークでスポットライトを浴びる1分足らずのために、何時間も準備と待ち時間を重ねるのがモデル業。華やかですが、決して楽な仕事ではありません。

今、旬のメンズモデルはこの2人

 最旬メンズモデルといえば、業界人は口をそろえてアルトン・メイソン(Alton Mason)の名を挙げるはず。18年の「モデルズドットコム(Models.com)」でモデル・オブ・ザ・イヤーに輝いた彼は、16年のデビュー以来「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「グッチ(GUCCI)」「H&M」など数々のキャンペーンに起用され、初の黒人男性モデルとして「シャネル」のランウエイも歩きました。今季のパリコレでも1日にいくつものランウエイをこなした彼を「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」のバックステージでキャッチしました!ジャマイカ人とガーナ人の両親のもと、アメリカで生まれ育った22歳のアルトン。ロサンゼルスのアメリカン・ミュージカル&ドラマ・アカデミー(Amerian Musical and Dramatic Academy)でダンスを学び、振付師ローリー・ギブソン(Laurie Gibson)のアシスタントとしてダンサーをしていた15年に、インスタグラムを通じてモデル事務所にスカウトされたのだとか。16年に「イージー(YEEZY)」のプレゼンテーションでデビューを飾ると、瞬く間に人気モデルへと駆け上がっていきました。恵まれた外見はもちろんのこと、ダンスで培ったしなやかな体を生かした表現力が強い武器です。アルトンは「インスタグラムのDMで連絡が来た時は、絶対に冗談だと思ったよ。モデルになることなんて想像もしていなかったけれど、人生は何があるか分からないものだね!」と目を輝かせます。インスタグラムの写真だけでモデルの素質を見出したスカウトの人もすごい!

 アルトン以外で「WWDジャパン」取材陣が今季注目したメンズモデルは、ジーヌ・マハデヴァン(Jeenu Mahadevan)です。ロンドンやミラノのショーで大活躍だった彼は、「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」「チャラヤン(CHALAYAN)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」「フェンディ(FENDI)」など数々のランウエイで見かけました。南アジアか中東っぽい、国籍不明でエキゾチックな外見に目が引かれましたし、各ショーでも絶妙なスパイスを与える存在感のあるモデルでした。しかし今季のパリコレには2つのブランドのキャンペーン撮影と「ヴォーグ(VOGUE)」のエディトリアル撮影が重なって、ほとんど参加していなかったそうです。パリで見かけたら絶対取材したいと意気込んでいたので残念でしたが、メールでの取材に応じてくれました。気になっていた彼の国籍はノルウェーで、両親のルーツはスリランカだと教えてくれた20歳のジーヌ。地元オスロのバスの車内でスカウトされたことがきっかけで17年にモデルデビューを果たすと、すぐさま「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「バーバリー(BURBERRY)」といったビッグネームの仕事が舞い込んできたのだとか。「将来の夢はファッションとは無関係な分野で、天体物理学者になること」ときっぱり言い切ります。アルトンやジーヌ、その他インフルエンサーなども、最近は本業とは別に人生の軸となる夢を持っている人が活躍しています。男女問わず、夢中になれるものを見つけて情熱を注いでいる人って、やっぱり魅力的ですよね。

おまちかね!バックステージでキャッチしたイケメン24連発

OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH / 将来有望な万能系イケメン

 ここからは、昨シーズン好評だったイケメンハントの続編をお届けします!まず、パリ・メンズの目玉の一つである「オフ-ホワイト」のバックステージで見かけたのは、将来有望な若手イケメン。全体的に年齢層は低く、18歳〜20代前半が大半でした。ランウエイではプロらしく堂々としたウオーキングを見せるため大人っぽく見えますが、バックステージではまだあどけない瞳で半分少年のような表情が見え隠れします。若手ということもあり、強い個性というよりも、ストリートからフォーマルまで幅広いスタイルが似合う、何色にでも染まれるようなイケメンぞろいでした。何でも似合うというのはモデルとしてはかなりの強みです!地毛のスパイラルヘアが特徴のナイジェルは「ロエベ(LOEWE)」「ジャックムス(JACQUEMUS)」に、目力の強いヘンリーは「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「ベルルッティ(BERLUTI)」に、少女のようなかわいさを持つリオは「ルイ・ヴィトン」「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)」に起用されていました。うれしかったのは、昨シーズンのイケメンハントでキャッチしたラトビア出身の19歳、エデュアードを今季のさまざまなショーで見かけたほか、「フェンディ」「サン ローラン(SAINT LAURENT)」のキャンペーン広告も飾っていたことです。一見クールで近寄りがたそうなのに、数日後に「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM以下、アリックス)」のバックステージで再会すると気さくに話しかけてくれて、私の中で好感度が急上昇!

1017 ALYX 9SM / プロアマ入り混じるちょいクセ系イケメン

 そんな「アリックス」のランウェイには、デザイナーのマシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)の友人や家族が大勢登場しました。写真6人のうち、何人がプロのモデルだと思いますか?正解は、アンドリューとアブドゥラエの2人がプロで、ほかの4人はアマチュアの一般人なのです!アンドリューの顔を見たことがある人は多いかもしれません。4年程度が平均というメンズモデル界で、9年という長いキャリアを持っており、最近ではアーティストとしてベルリンやニューヨークで個展を開いたり、ミュージシャンとして作曲も行ったりしているそうです。バックステージではマシューの娘アリクスちゃんを優しい表情であやしていました。アブドゥラエはアフリカにルーツを持つフランス出身の21歳で、モデル業をスタートしたばかりという新顔です。ジェイデンはニューヨーク在住のアーティストでウィリアムズの旧友、ほかの3人は全員「アリックス」で働く従業員で、コレクションがよく似合うのも納得です。アマチュアといっても長身のイケメンで、ランウエイではプロアマの見分けが難しいほど立派なウオーキングを披露していました。類は友を呼ぶと言うように、「アリックス」やマシューの周りにはイケメンが集まってくるみたいです。もしくは「アリックス」を着用するとイケメン度アップするのかも!?

SACAI / 奇抜ヘアだけどナチュラル系イケメン

 「サカイ(SACAI)」は今季、ヘアもメイクもかなりナチュラルで、各々が持つ素質をそのまま生かしているような印象でした。ルックの最終チェックでも、阿部千登勢デザイナーがわざと片方の襟を立てたり、袖を無造作にたくし上げたりと、キメ過ぎずナチュラルに見えるスタイリングの仕上げを加えていました。メンズモデルは甘い感じの正統派イケメンが多く目移りしましたが、私が注目したのは彼らのヘアスタイルです。ドレッドやスパイラル、天然パーマっぽいクルクル、男らしい坊主頭とこれだけ多様なヘアスタイルがそろうのはなかなか珍しいことです。全員のフィッティング時の写真(ヘアメイクを施さない普段の姿)と見比べると、ショー本番でもヘアは整える程度で全員が地毛を活かしていたようでした。もしも、コウヘイさんがアントワーヌのようなクルクルヘアで、ウィロウがトリスタンのようなドレッドだったら……。と勝手に妄想を楽しむという、イケメンハントならではの醍醐味(?)も見つけました。「サカイ」は数シーズン続けて同じモデルを起用することが多いため、どのイケメンも阿部デザイナーと親しく言葉を交わしていたのが印象的でした。男性も女性も売れっ子モデルぞろいですが、なかでもクリステルスは今季私が取材した全てのバックステージで見かけるという活躍ぶり!彼はラトビア出身の22歳で、先にモデルをしていた友人にインスタグラムでタグ付けされたことがきっかけでモデル事務所にスカウトされたのだとか。趣味を聞いてみると「普段は4歳の息子の子育てをしているよ」と、何とも驚きの回答です。

 モデルの流行り廃りはファッション同様にとても早いですが、個人の好みというのはなかなか変わらないものですね。私は今季もやっぱりラトビア出身男性のイケメンぶりに胸キュンの連続でした!

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「エヌドット」と「オージュア」の強さが光った 「ヘアサロン版ベストコスメアワード2019」

VIDEOGRAPHER : YUKARI TAKATORI,VIDEODIRECTOR : LISA

 「WWDビューティ」で毎年の恒例企画として実施している、「ヘアサロン版ベストコスメアワード 2019」の結果が出そろった。東京都内の人気ヘアサロン50軒、131人の美容師に「2018年下半期~19年上半期に実際に使ってみて良かった商品」についてアンケート調査を実施。シャンプー部門、トリートメント部門、頭皮・育毛ケア部門など全11部門に分け、それぞれのカテゴリーで最も“良かった”商品を明らかにした。詳しくは「WWDビューティ」7月11日号を見てほしいが、ここでいくつかの部門の1位を紹介する。

 シャンプー部門の1位は、ミルボンの「オージュア イミュライズ シャンプー」だった。同シャンプーは今回で4連覇を達成。これは毛髪保護成分“CMADK”が、カラーやパーマによるダメージを抑制するシャンプー。“洗う”役割に加えて、補修効果も実感できる点が評価を集めたようだ。

 シャンプーは店販品の主力アイテムの1つで、毎年多数の新製品が発売されているが、未だに「オージュア イミュライズ シャンプー」を超えるアイテムは登場していないようだ。2位にはデミ コスメティクスの「フローディア シャンプー スリークモイスト」がランクインしたが、同製品は前回も2位だった。しかし、1位との得票数の差が前回と比較して大幅に縮まっていたので、次回は逆転ということもあるかも知れない。

 頭皮・育毛ケア部門の1位も、ミルボンの「オージュア」で、「グロウシブ グロウエッセンス」が獲得。前回まで8年間トップの座を維持するという快挙を達成していた資生堂プロフェッショナルの「アデノバイタル」が、ランクインしなかったことが大きなニュースとなった。

 昨今は30代後半から髪のやせや抜け毛を気にする女性が増えているという。頭皮環境の悩みは、男性だけでなく女性にとっても深刻であることが明らかになってきている。かつては言いにくい悩みであったが、きちんとケアをしたいと美容師に相談する人が増加。女性が使用しやすいアイテムとして、パッケージや香りのよさも評価されたアイテムが上位を占めた。

 スタイリング剤部門の1位は、ナプラの「エヌドット ポリッシュオイル」だった。同オイルは、昨年同様2位に大差をつけて1位に輝き連覇を達成。しかもヘアオイル部門でも連覇を達成しているため、“2部門2連覇”という快挙となった。「トレンドのウエット感と艶感を出せて、しかも軽い」という評価が大半を占め、セット力のあるスタイリング剤が苦戦を強いられる中で、セット力よりも仕上がりの髪の質感を重視する傾向が続いているようだ。

 ヘアカラー部門の1位は、ミルボンの「オルディーブ アディクシー」だった。前回2位だった「オルディーブ アディクシー」が躍進し、2位に大差をつけて1位に輝いた。1年かけて製品の魅力が徐々に広がっていった形で、まさに“実際に使ってみて良かった製品”といえる。評価の声としては圧倒的に“透明感”を挙げた回答が多く、ヘアカラーに透明感を求める傾向は継続中だ。また、「低明度にしたときの発色が良い」という回答も複数あった。

 また「ヘアサロン版ベストコスメアワード」では、アンケート項目に「今最もイケてるサロンモデルは?」という質問項目も設け、毎年サロンモデルNo.1を決定している。今回最も多くの票を集めたのは、サロンモデルの前田玲里だ。彼女を起用しているヘアサロンの1つ、「ユーレルム」で安達優生・店長と中川結スタイリストにヘア&メイクを担当してもらい、「ヘアサロン版ベストコスメアワード 2019」特集(7月11日)号の表紙撮影を行った。

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ドーバー銀座の書籍スペースがリニューアル ZINEやアートブックを集めたZINE’S MATE SHOPを開催

 東京・銀座のセレクトショップ、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)は7月29日に3階の書籍スペースビブリオテカ(BIBLIOTECA)を7階に移設リニューアルオープンする。

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」デザイナーの川久保玲が空間デザインを手がけた同スペースでは、洋書のアートブックを中心に取り扱う本屋ポスト(POST)の代表・中島佑介がキュレーションを担当し、毎回企画内容を変えて希少性の高いアート作品や書籍をそろえる。

 今回のリニューアルオープンに伴い、中島に加え、「東京アートブックフェア(TOKYO ART BOOK FAIR)」とトゥエルブブックス(twelvebooks)の代表を務める濱中敦史が企画に加わる。

 さらにさまざまなジャンルのアートブックやZINEを展示販売する「ジンズ メイト ショップ(ZINE’S MATE SHOP)」を開催。第1回目は、「東京アートブックフェア2019」の出展者から募った作品を中心に、一般流通では出合えないような国内外のアーティスト作品が並ぶ。

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薄毛・抜け毛・白髪に悩む女性を助ける エイジングヘアケア「シンスボーテ」

 オーガニックスキンケアブランド「アロベビー(ALOBABY)」と「ハレナ(HALENA)」を展開するエヌアンドオー(N&O)は、薄毛・抜け毛・白髪に悩む女性をターゲットにした新エイジングヘアケアブランド「シンスボーテ(SINCE BEAUTE)」を8月22日から販売する。100%植物由来のノンシリコンシャンプーとトリートメントをそろえる。

 「オーガニックシャンプー」(300mL、3000円)は、バランスを考えて配合されたコメヌカエキスとアミノ酸系洗浄成分により、弾力のある泡が毛穴の奥までしっかりと洗浄する。さらに血行促進作用のあるとされるユーカリエキスや、白髪におけるメラノサイト刺激作用があると確認されているアシタバエキスを配合する。「オーガニックトリートメント」(300mL、3300円)は、ダメージのある髪や細く弱った髪を補修するポリフェノール誘導体や7種のボタニカルオイルが毛先まで滑らかな髪へと導く。

 西口征郎社長は「日本製のブランドをつくりたいとエヌアンドオーを設立して6年。eコマースを中心にブランドを展開し、国産オーガニックベビースキンケア『アロベビー』や敏感肌向けオーガニックスキンケア『ハレナ』は認知度を上げてきた。いずれも高品質でナチュラルなものを使いたい30~40代女性に向けたブランドで、今回の『シンスボーテ』もターゲット層は同じ。2つのブランドの製品開発で培ったノウハウを生かす」と話した。eコマースを中心にヘアケア分野でも存在感を発揮する。

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店頭の服を無料レンタル「キテク」が新サービスをスタート予定

 ファション系IT企業のスプリング オブ ファッション(東京、保坂忠伸社長)は今秋、店内にある服を無料で着用して外出できるサービス「キテク(KITEKU)」の新サービスをスタートさせる。

 新サービスは、従来のサービスに加えて、試着外出時に撮影した自身のスナップをSNSへ投稿することで、自身のフォロワーが試着商品を購入できるというもの。利用者は販売価格の3%の報酬を獲得し、インスタグラムに投稿した写真に対して1いいね、1円の報酬を獲得できる。最大2時間の無料レンタルができて0フォロワーからでも利用可能だ。

 保坂社長は、「リーマンショック以降、ファッション業界は市場規模が縮小しているが、『キテク』を通じてこれまでになかった“遊び”を提供する。本サービスで再び業界を成長産業にしたい」という。

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「リトコフスカヤ」2020年プレ・スプリング・コレクション

 「リトコフスカヤ(LITKOVSKAYA)」が2020年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「トーン」から初のリキッド状のマットグロスが登場

 マッシュビューティーラボ(MASH BEAUTY LAB)が手掛けるオリジナルナチュラルコスメブランド「トーン(TO/ONE)」は8月30日、秋冬コレクションを全国のコスメキッチン(COSME KITCHEN)およびビープル バイ コスメキッチン(BIOPLE BY COSME KITCHEN)で発売する。“ヴィジョナリー・モーメント”と題した今季のコンセプトは、忙しい毎日を生きる現代女性が自分を見つめ、自分らしく生きることをイメージしている。初めてマットタイプのグロスが登場するほか、人気アイシャドウの新色が加わる。

 マットグロス「トーン ペタル エッセンス カラー バター」(全5色、各2500円)はバタークリームのようなこっくりとした質感で、しっとりと発色して滑らかで気品のある唇を演出する。また、適度な艶を残したセミマットな仕上がりながらもマンゴーバターなどを配合することによって唇を保湿する。明るいレッドから落ち着いたモードなブラウンなど全5色をそろえる。

 人気のアイシャドウ「トーン ペタル アイシャドウ」(新3色、各2300円)はソフトなニュアンスカラーとシックなアクセントカラーがセットになっていて、さまざまなシーンに活用できるようになっている。細かいシマーを含んだブラウン、レッド、ネイビーの3色が登場する。

 なお、8月23日には全国のメイクアップキッチン店舗および「トーン」の公式サイトで先行発売する。

 「トーン」はマッシュビューティーラボのオリジナルスキンケア&メイクアップブランドとして2018年2月に誕生し、メイクアップアーティストのリュウジ(RYUJI)がカラーの開発を担当。ブランド名の「トーン」は、肌のトーンを美しく見せることを表す “tone”と、一人一人の肌にあったカラーを提案する“to one”から名付けた。キー成分としてモロッコの砂漠を生き抜くウチワサボテンのオイルと、美しく咲く花々のエッセンスをアイテムに配合している。

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トゥモローランドが親子で楽しめる夏祭りイベントを開催

 トゥモローランド(TOMORROWLAND)の子ども服ブランド「トゥモローランド ボーイズ & ガールズ(TOMORROWLAND BOYS & GIRLS)」は8月3〜4日、ベアバーガー自由が丘店でポップアップストアを開き、親子で楽しめる夏祭りイベントを開催する。

 ポップアップストアではコレクションアイテムや雑貨の販売に加えて、2019年秋冬商品の一部受注、トートバッグやエプロンなどのベアバーガーとの限定コラボアイテムを販売する。

 さらに子どもが楽しめるコンテンツとして、イラストレーターのAki Ishibashiが来場者と一緒に架空の遊園地をイメージしたライブペインティングを行うほか、ヨーヨーや輪投げ、ノベルティのうちわを洋服のシールでデコレーションできるブースなどを設ける。

■TOMORROWLAND BOYS&GIRLS SUMMER MARKET 2019
日程:8月3〜4日
時間:11:00〜18:00
場所:ベアバーガー自由が丘店
住所:東京都目黒区自由が丘2-16-10

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「ザディグ エ ヴォルテール」が19-20年秋冬のキャンペーンミューズにケイト・モスを起用

 仏ブランド「ザディグ エ ヴォルテール(ZADIG & VOLTAIRE)」は、2019-20年秋冬の新広告キャンペーンミューズにモデルのケイト・モス(Kate Moss)を起用し、7月9日にキャンペーンビジュアルを公開した。

 同ブランドのアートディレクター、セシリア・ボンストロム(Cecilia Bonstrom)が、“感性豊かに生きる女性の姿”を表現するブランドのミューズとして、その姿を体現するモスに注目。撮影では、レザージャケットやシャツ、カウボーイブーツなどのアイテムを着用、ブロンドヘアにノーメイクのナチュラルビューティーが完成した。モスは、セシリアとデザインチームの作業にコンセプト段階から積極的に参加した。

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神技する前に絶対に習得して!便利な回し技を伝授

みなさんこんにちは。
楽しいサッカーライフをお送りでしょうか。
本日もロンヨンではサッカーに関する情報をお届けいたします。
今日はリフティングについてです。
どんどん神技を習得していきたい人には絶対に読んでいただきたいので最後まで見ていってください。
今日は誰しもが憧れる神技というものにチャレンジしたいけど、それをやる前に習得しておくのをおすすめする技です。
今日紹介する技を習得すれば、次のレベルにいくのもスムーズになります。
さっそく見ていきましょう。

 ピクシーアンドフェアリー

本日紹介するのはピクシーアンドフェアリーという技です。
どちらも妖精の名前なんですが、そんなにかわいい技ではありません。(笑)
ピクシーとフェアリーという2つの技を組み合わせたものなので、それぞれみていきます。

ピクシー

まずはピクシーを紹介します。
ピクシーはアラウンドザワールドと全く同じ形でボールをまたいで、逆足でボールをとります。
アラウンドザワールドの場合、回した足と同じ足でボールを取るのでさらに難易度が高くなるというわけです。

フェアリー

続いてフェアリーです。
フェアリーのほうが少し難しい技になっています。
フェアリーはピクシーと違って内側に足を回します。
キャッチする足は回した足の逆足です。

このピクシーとフェアリーができるようになるとアラウンドザワールドはもちろん、いろいろな技に応用させることが可能です。
まずはこの二つを練習していきましょう。

ポイント

ピクシーアンドフェアリーについてわかったところでさっそくポイントをみていきます。
この二つの技に共通するポイントは3つあります。
ポイント①リフティングしている高さよりもちょっと高い位置でタッチする
ポイント②またぐといっても足を回すのではない
ポイント③軸足に重心の100パーセントを置く
以上の3つです。
まずポイント①とポイント②を習得して、だんだんできてきたら③の重心についても意識してください。
特に③は重要なので最後だからできなくてもいいやというのではなく、絶対に守ってほしいことです。
それぞれのポイントについて少しわかりにくいかもしれませんので補足的に説明しておきます。
まずポイント②ですが、ボールをまたぐ技なのでどうしても足を回さないといけないという意識が働いていると思います。
しかしそれが間違っていて、足は横に移動させるような意識をもってみてください。
足は外側に動かすというように言い聞かせるとやりやすいと思います。
次にポイント③ですが、重心が軸足と逆の足にかかっている人が本当に多いんです。

ピクシー①

重心が定まっていないと、画像のように体がくの字に曲がってしまいバランスがとれていない状態です。
気を付けてみてください。

練習方法

それでは練習方法に入っていきます。
練習も段階に分けて解説していきます。
まずはじめは先ほどいったポイントなんかも考えずにとりあえずまたいで逆足でキャッチしてみるという動作を練習しましょう。
形はとりあえず意識しないでいいので、逆足でキャッチできるようにやってみてください。
これができてきたら次のレベルで、アラウンドザワールドの高さをどんどん上げて最後のタッチを低くします。
ここで先ほどのポイントも意識していきたいのですが、全部をやろうとするのではなく順を追ってポイントも取り入れていきましょう。
ピクシー②

まずはリフティングの高さ。
自分が普段リフティングをしている位置を確認して、それよりほんの数センチ上に上げてチャレンジしてみましょう。
これだけで綺麗さが変わってきます。
次に少しややこし足の回し方もやっていきましょう。
足をまわすということは足が内側に向いてしまっているということ。
こうなると足とボールの間に空間ができてしまいロスになります。

ピクシー③
なるべくボールぎりぎりをまたげるようにしてください。
ここまでポイントが抑えられたら最後に軸足重心の意識です。
なぜ軸足に重心を乗せておくのがいいのかというと、次の発展技がやりやすくなるからです。
応用技をやるために練習しているので、先を見越した練習をしていきましょう。
フェアリーもピクシーも基本的に練習方法やポイントは一緒です。
ただピクシーのときは足の回し方が逆なので少しややこしいかもしれません。
ピクシーは足が上にきたらひざ下だけを織り込んでボールをまたいでみましょう。
膝を一生懸命回そうとするのはNGパターンなので意識してみてください。

色々な技ができるようになる

本日は習得しておくと便利なピクシーアンドフェアリーについてまとめてみました。
いかがでしたか。
リフティングはどんどん新しい技にチャレンジできるのがおもしろさの一つだと思います。
このピクシーアンドフェアリーを習得しておくだけで、想像以上に技の幅が広がるので今すぐマスターしておくことをおすすめします。
ポイントと練習方法を守ればだれでもできるようになるはずですので、しっかり練習していきましょう。