ゆうこすがプロデュース ウィゴーから大人のモテるルームウエアブランドが登場

 ウィゴーは、モテクリエイターのゆうこすこと菅本裕子をプロデューサーに迎えた新ルームウエアブランド「レブユー(REVEYU)」を立ち上げた。12月14日から公式オンラインショップで販売する。

 ブランド名はフランス語で“夢”を意味する“REVE”と、ゆうこすとあなたを意味する“YOU”をつなげた造語で、ゆうこすが考える“自分のためだけでなく、相手の目線も意識した大人のモテルームウエアブランド”をコンセプトに掲げる。アイテムはトップス(3990円〜)、ボトムス(4999円〜)、ワンピース(6999円)などのアパレルアイテムから、ソックスやポーチなどの雑貨までをそろえる。色や素材、カッティングや丈感などにゆうこすが考える“きゅん”とするモテの要素を加えた。

 ブランドデビュー当日には、東京・渋谷のトランク バイ ショウトウ ギャラリーに1日限りのポップアップショップをオープンする。アイテム購入者を対象に100人限定で、ゆうこす本人との撮影会を予定している。

 ゆうこすは「着る人だけでなく、一緒にいる人も“きゅん”とするようなルームウエアを作ってみたいという夢が実現した。ゆうこすのモテクリエイティブの集大成となるコレクションになったと思う。かわいいと思われたい、かわいくなりたい、そんなすべての女の子を応援する存在として『レブユー』を届けられればうれしい」とコメントした。

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@_ddaaeeng ddaeng

who in NCT? first caught your attention: Taeyong first bias: Taeyong current bias: mark bias wrecker: all of 'em first mv you've watched: Regular favorite songs: Regular; Simon says; City; baby dont like it; 1,2,3; Touch; boss; Highway to heaven (eng. ver.); whiplash; dear dream

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「ワイスリー」が2020年春夏コレクション第1弾を発売 暴走族から着想したグラフィックアイテムなど

 アディダス(ADIDAS)と山本耀司が協業して展開する「ワイスリー(Y-3)」は12月5日、2020年春夏コレクション第1弾を発売する。第1弾は“クラフト(Craft)”をテーマに、ウエアからシューズ、トートバッグまでフルラインアップで用意する。「ワイスリー」公式オンラインストアや直営店などで取り扱う。

 ウエアは、日本のモーターサイクル・サブカルチャーの“Bosozoku(暴走族)”から着想して製作した。“Roaring Black Crow(爆走黒鴉)”や“I Love You(愛羅武遊)”を当て字で表した漢字表記の刺しゅうのグラフィックを施したTシャツ(2万円)やパーカ(4万円)、シャツ(5万円)、トートバッグ(2万5000円)などをそろえるほか、「ワイスリー」のブランドロゴを施したアイテムも用意する。

 シューズは、アディダスのミッドソールテクノロジー“ブースト(BOOST)”を採用してあらゆる方向の動きをスムーズにする新作の“Y-3 リシュウ ラン(RHISU RUN)”(3色、各4万円)、定番の“Y-3 カイワ(KAIWA)”(2色、各5万円)、“Y-3 FYW S-97”(2色、各5万円)、“Y-3 レン(REN)”(2色、各4万円)、“Y-3 ホコリ(HOKORI)”(3万8000円)、“Y-3 スクイ(SUKUI)”(4万円)を取りそろえる。

 今回の第1弾に合わせ、モデルたちがアトリエでウエアのフィッティングを行なっているキャンペーンビジュアルを制作した。

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ついに1億画素超え最強カメラ搭載!Xiaomi Mi Note10 Xiaomi Mi Note 10 108MP(1億800万画素)カメラ搭載 グローバル版 6.47inch RAM:6GB ROM:128GB 5260mAh 大容量急速充電対応バッテリー グレイシャーホワイト

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「ルイ・ヴィトン」の“オブジェ・ノマド コレクション”にアンドリュー・カドレスが参加

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は12月4〜8日に、米・マイアミで開催される「デザイン・マイアミ2019」にホーム&トラベルコレクションである“オブジェ・ノマド コレクション”の作品を出展する。合わせて、このたび新たに加わったアメリカ人デザイナーのアンドリュー・カドレス(Andrew Kudless)の新作「スウェル・ウェイブ・シェルフ」を初披露する。

 「スウェル・ウェイブ・シェルフ」は、アウトラインが滑らかなオーク材の板を鮮やかな色のレザーストラップでつないだラックで、自然界の力強さとエレガンスを表現する。

 “オブジェ・ノマド コレクション”は“旅”に着想を得た限定品からなるコレクションだ。これまでパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)やインディア・マダヴィ(India Mahdavi)、吉岡徳二といった世界のデザイナーらとのアイテムを発表している。

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ユニオン別注の「ナイキ ACG」はアニマル柄 名作“エア モック”をアップデート

 セレクトショップのユニオン(UNION)は12月9日に、「ナイキ ACG(NIKE ACG)」の別注モデル“ナイキ ACG エア モック 3.0(NIKE ACG AIR MOC 3.0)”を発売する。価格は1万円。

 「ACG」とは“All Conditions Gear”の略で、あらゆる環境に適応できるアウトドアギアをうたっている。1994年に誕生した‟エア モック”は、シンプルなデザインと着脱のしやすさ、心地よい履き心地が特徴。別注モデルは、キルティングや履き心地はそのままにアッパーをアニマル柄に変更した。

 ユニオンのLA店と東京店のみで販売する。

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SNS世代1600人を徹底調査 好きなブランドTOP10

 「WWDジャパン」12月2日号は“SNS世代”特集。全国の服飾専門学校生約1600人にアンケート調査を行い、好きなデザイナー・ブランド・インフルエンサーから環境への問題意識まで、彼・彼女たちのファッション観に迫りました。ウェブではアンケート結果の一部を紹介します。第2回は「好きなブランド」部門トップ10をランキング形式で発表!

【1位】「ザラ(ZARA)」

理由:SPAブランドで一番おしゃれ/すてきなコラボが多い/先輩がうまく着こなしているのを見て好きになった

【2位】「ジーユー(GU)」

理由:とにかく安い/ユニクロよりも攻めたアイテムがある/女子ウケがいい/オーバーサイズで今っぽい服が置いてある/キム・ジョーンズ(Kim Jones)とのコラボが良かった

【3位】「ユニクロ(UNIQLO)」

理由:シンプルだから長く使える/カジュアルで普段着に最適/“ユニクロユー”が特に好き/ハイブランドばかりを 着てもダサい。インナーは「ユニクロ」がちょうどいい

【4位】「H&M」「ベルシュカ」

理由:リングやネックレスなどアクセントになる小物が豊富/手軽にファッションを楽しめる(H&M)
理由:海外っぽいデザインが好み/「ザラ」よりプチプラだけど高級感はある(ベルシュカ)

【5位】「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」

理由:デザインがモード/シルエットが独特/ハカマパンツがおしゃれ

【6位】「マウジー(MOUSSY)」

理由:スタッフがおしゃれで接客の質も高い/デニムのシルエットがきれい

【7位】「ハレ(HARE)」「ナイスクラップ(NICE CLAUP)」

理由:無難な服からトレンド感があるものまでたくさんある/店員のアドバイスが的確(ハレ)
理由:柔らかな雰囲気が好き/ほかにはない女の子らしいアイテムがある(ナイスクラップ)

【8位】「メリージェニー(MERRY JENNY)」「スライ(SLY)」

理由:古着に合わせやすい(メリージェニー)
理由:シンプルで合わせやすい/セクシーさを出せる(スライ)

【9位】「ジュエティ(JOUETIE)」

理由:手掛けているアミアヤを応援している/デザイン性が高い

【10位】「ビームス(BEAMS)」

理由:オリジナルアイテムがおしゃれ/スタッフの着こなしが参考になる

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「コーチ」が日本限定のオンラインゲームを始動 ポイント獲得でギフトをプレゼント

 「コーチ(COACH)」は12月25日まで、オンラインゲーム“Rexy’s Holiday Race” を日本限定でリリースしている。ブランドのアイコンキャラクターの恐竜“レキシー”がスノーボードに乗ってホリデーパーティーに行くというコンセプトで、ゲームの中でポイントを獲得するとスペシャルギフトが当たるようになっている。レキシーは上り坂や下り坂では重力をうまく使ってジャンプをしながら進み、道中登場する「コーチ」の人気バッグ “ハッドリー” や “トゥループ”、メンズの “ペーサー” バックパックなどをゲットするとコインを集めることができる。パーティー会場のゴールに到達できなくても、1000ポイント以上獲得できたユーザーにはスペシャルコードが発行され、そのコードを「コーチ」公式オンラインストアまたは「コーチ」ストアにて商品を購入する際に伝えることでオリジナルギフトもゲットできる。なお、ホリデー限定でレキシーのプリントを施したアイテムが多数登場している。

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「ジーユー」が新たなスタイリングメディアを立ち上げ おしゃれスタッフが毎日スタイリング提案

 「ジーユー(GU)」は12月2日から、新たなスタイリングメディア「ジーユー スタッフ スタイリング」を公式アプリとオンラインストア内で公開している。

 同メディアでは、「ジーユー」独自のおしゃれ認定資格“おしゃリスタ”に合格した全国の販売スタッフが、オススメのスタイリングを毎日更新する。気になったスタイリングの着用商品はオンラインストアで購入できる仕組みだ。500人以上の販売スタッフが地域によって異なる気候に合わせたスタイリングや、幅広いテイストのスタイリングを提案していく。

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「ビームス ジャパン 渋谷」の店内公開 赤福、ミズノ、ハチ公などの日本の逸品がいっぱい

 新生・東急プラザ渋谷の2階に12月5日にオープンする「ビームス ジャパン 渋谷(BEAMS JAPAN SHIBUYA)」は3日、オープンに先駆けて店内を公開した。旗艦店の「ビームス ジャパン 新宿」に続く2号店として、日本の魅力を国内外に発信する。和を基調とした内装には、日除けのれんやアーティストのカッズミイダによる風神雷神の天井画などを施している。

 店舗面積は132平方メートル。大型の新宿店に比べると小ぶりだが、新宿店と連動したコンテンツと渋谷店のみのコンテンツの2軸で展開し、国内ブランドや日本各地の企業、自治体とのコラボレーションなど、日本のファッションやカルチャーにこだわった選りすぐりの商品を集める。店内には「ビームス ジャパン」のロゴにハチ公を加えた限定Tシャツや、前回も好評だった「男はつらいよ」とのコラボ企画第2弾、渋谷スクランブル交差点をモチーフにしたグッズ、イラストレーターの永井博が描き下ろしたタワーレコード(TOWER RECORDS)とのコラボTシャツ、井村屋とコラボした「ゴールデンあずきバー」、ベルリン発のメンズオンラインメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」と「ミズノ(MIZUNO)」のビームス ジャパン渋谷限定のスニーカーなど、ここでしか買えない多彩な商品が並んだ。オープンから3日間限定で特別販売する伊勢の銘菓「赤福」もすでに話題になっているという。

 アパレル類は共通素材を用いたユニセックス提案で、XSサイズから取りそろえる。「チャンピオン(CHAMPION)」などの海外ブランドのモノも「ビームス ジャパン」が別注したここでしか取り扱いの無いものだ。ウィメンズウエアのディレクションを担当した久保田雅也ウィメンズ統括ディレクターは「ほぼ『ビームス ジャパン』限定。一つのアイテムで量を売るというよりも話題作りのできる商品を継続的に仕込んでいく。様子を見ながら今後、より精度を高めていく」と話した。

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私たちは購うことでYES/NOを ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuのリアルな目線を生かした「このニュースからはコレが見える」という切り口で、さまざまな記事につぶやきを添えます。

今日のニュース:P.8「理想は廃棄ゼロ 新基準は循環型ファッション」

読み解きポイント:「それぞれの切り口で廃棄ゼロを実現!」

ニュースのポイント

 「サステナブル」が目指す「循環型」とは、素材を有効活用する廃棄ゼロのクローズドループを作ること。そこでは再生やリサイクルを前提としたモノづくりや、製造段階から廃棄物を減らして地球環境への負荷を減らすことが求められている。それだけではなく商品寿命を伸ばすことも視野に入れ、販売だけではなく修理やレンタル、リセールなどのサービスも含めたビジネスモデルを考える必要がある。100%リサイクル可能なランニングシューズの第二世代を発表した「アディダス(ADIDAS)」や、古着回収やレンタル、リセールに力を入れている「H&M」など、多くの大手アパレルが循環型経済に向けた様々な施策を講じている。

Azuはこう読む!

 今年に入り、ファッション業界で一気に耳にするようになったワード「サステナブル」。メディアに取り上げられたり、他企業が高らかに宣言したりする以前から地道に取り組んできた企業も多いかと思いますが、これだけ言葉が普及すること自体はとても良いことだと思っています。

 先日、ノルウェー大使館で開催された、日本のファッション業界とノルウェーブランドをつなぐ交流会「N5_2019」に参加してきました。昨年から続く3カ年プロジェクトで、ノルウェーブランドの成長を継続して見ることができます。

 話をしていると、どのブランドからもあたりまえのように「環境への配慮」といったキーワードは出てきますが、メンズウエアブランド「フラム(FRAM)」もそのひとつ。ノルウェー語で「前進」を意味する「フラム」は、ノルウェーの探検家・天候科学者・神経生物学教授、そしてノーベル平和賞受賞者でもあるフリチョフ・ナンセン(Fridtjof Nansen)の活動にインスパイアされたブランド。「前進への唯一の方法は、過去を認め尊重することだ」という彼の信念を掲げています。

 ワークウエアとストリートがハイブリッドされた洋服たちは、スマートでクリーンな印象。トゥーマッチではない機能性やデザインの削ぎ落とし方など、常に厳しい自然と隣り合わせのライフスタイルを送る彼らだからこそ、それらがナチュラルにできているのだなと思いました。

 そして「サステナブル」に関しても捉え方はさまざま。例えば地産地製(という造語)。「アトリエのすぐ近くで作っている生地なんだ。そこで買ってここで縫うの」といって見せてくれたシャツや、地元のウールで作られたニットなど、安定して商品が作れるように生産者の顔が見える距離でのモノづくりを心がけているそう。そしてデザインも「サステナブル」。春夏・秋冬で明確に差があるわけではなく、シーズンをまたいでも自然に着られるようなタイムレス・シーズンレスなデザインや色使いが特徴です。こうした「ロングラスティング」な視線は素材にも向けていて「耐久性のある素材を使うと何年も着ることができるから、それが結局『消費しない』という行動につながるのでサステナブルなんだ」と語ってくれました。

 まさにこれは廃棄ゼロに向けた行動で、正直ブランド的には長く着られたら買い換えてもらえないマイナスの側面もあるのに、そこを言い切ってしまうのは本当にかっこいい。

 そして「前進への唯一の方法は過去を認め尊重することだ」という言葉も心に刻みました。と同時に、こんな話を思い出しました。「すでに毛皮に加工されているリアルファーが『環境に配慮していない』と嫌厭されて売れ残る現実は、サステナブルと言えるのか?」という話。ミスター・ナンセンの言葉を借りるなら、それは過去を認めていない、前進とは言い難い行為なのではないでしょうか。「サステナブルな素材を使いたいのに、金銭面や他企業の買い占めなどで調達が難しい」という話も聞きます。

 大手企業・中小・若手、それぞれできるサステナブルへのアプローチは異なってくるので、廃棄ゼロの循環型ファッションを業界全体で目指すべく、できることからコツコツと続けていきたいですね。そしてこうした企業の行動を支持するのは消費者なので、私たちは購買行動でYES/NOを示していきましょう。

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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@Bot_Gravy Yung Gravy Bot

Pull up with the juice, might splash like a class 5 whiplash, ay b*tch, smash Gravy all over my dash, ay Young Johnny Cash (WOAH) Gotta catch 'em all like Ash (GRAVY TRAIN) Smoking big doinks Skrrrr Big doinks, kid Yeah Uh, bbno$ Honeymoon with your b*tch, think I'm f*cking Sonic

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UAの11月度は増税後の落ち込みから持ち直し ユニクロは“感謝祭”が不発

 大手SPA、セレクトショップ、専門店の2019年11月の売上高(既存店ベース)は、気温が下がりきらなかったことで冬物衣料の動きが鈍く、前年実績を割り込んだという企業目立った。台風19号による店舗休業や増税後の反動などで落ち込んだ10月に続き、厳しい秋冬商戦を強いられている。

 ユナイテッドアローズ(UA)の小売りとECの既存店売上高は前年同月比1.6%増と、引き続き「オン、オフ兼用できるキレイめカジュアルがウィメンズ、メンズともに売れている」(広報担当者)という。高額のダウンアウターなどは増税前の購入が多かったが、ウィメンズは「マウンテンパーカやウールのラップコートが売れており、アウターの動きは悪くはない」。一方、メンズはスーツ不振の流れの中でビジネス衣料が苦戦、アウターも「ウィメンズの軽めのアウターのような商材がメンズはなかなかなく、厳しい」。他、ニットやロングスリーブTシャツなどの中軽衣料も売れている。

 「無印良品」を運営する良品計画の直営既存店売上高は同0.8%増、衣服・雑貨カテゴリーでは同4.1%増だった。「下旬に気温が下がったことでニットやダウンがしっかり売れた。加えて、店頭で打ち出した冬用のあったか肌着も好調だった」(広報担当者)という。他カテゴリーでは、京都・山科に出店したスーパーマーケット業態の宣伝効果などもあって、食品が同30.7%増となるも、大型家具が不振で生活雑貨は同7.3%減となった。

 ユニクロの国内既存店とECの合計売上高は、同5.5%減だった。「上旬は増収だったが、22~25日に開催した恒例の“誕生感謝祭”の気温が高く、防寒衣料が全般的に難しかった」と広報担当者。昨年は“感謝祭”を5日間開催したのに対し、今年は曜日の並びで1日減らした点も影響したと見る。そういった中でも、“ハイブリッドダウン”“カーブパンツ”“スフレヤーンニット”など「新商品の動きは悪くない」。

 アダストリアの既存店売上高は同0.7%減。客単価は同2.7%増と維持しているものの、客数が同3.3%減となっている。「気温の変動が激しかったことで、冬物の動きが計画よりも緩やかだった」と広報担当者。好調ブランドは「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ニコアンド(NIKO AND…)」など。

 しまむらの主力である「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高は同1.3%減。従来に比べてやや落ち幅が小さくなったが、昨年11月を振り返ると一昨年同月比12.3%減と大幅に落としていた。ティーン向けスカートやあったか寝具、子ども向け衣料などは好調だったが、中綿ジャケットやタイツなどの防寒アイテムが伸び悩んだという。

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「アットコスメ」2019年ベスコス大賞は「セザンヌ」のハイライト “濡れ艶感”のニーズ受け受賞

 アイスタイルは3日、「アットコスメ」の2019年ベストコスメを発表した。大賞に選ばれたのは「セザンヌ(CEZANNE)」のハイライト「パールグロウハイライト」で、きめ細やかなパール感が濡れたような艶感を与えつつ、ナチュラルに仕上がる点が特徴。そのほか、総合2位に「エクセル(EXCEL)」の「スキニーリッチシャドウ」が、3位に「ランコム(LAMCOME)」の「タンイドル ウルトラ ウェア リキッド」がランクインしている。

 大賞に選ばれた「パールグロウハイライト」は、「600円という価格に対して高い品質と、ギラギラしすぎない仕上がりがハイライト初心者からも評価された」(西原羽衣子アットコスメ リサーチプランナー)という。また、SNSから人気に火がつき、一時期品薄になったことで消費者の関心を引いたことも人気を後押しした。

 ハイライト部門から大賞製品が選ばれるのは初めて。ポイントメイクの中でも使用者がさほど多くないアイテムが高い支持を受けた理由として、SNS動画の影響を受けたメイクトレンドが見られるという。原田綾子アットコスメ リサーチプランナーは、「SNS、特に動画の影響により、動くことで質感がわかる肌や髪に注目が集まっている。クチコミにも“濡れ艶”というワードや、 “偏向ラメ”“グリッター”などの言葉の出現率が上昇していることからも、生活者が質感を重視していることが分かる」と解説した。

 同ベストコスメは2018年11月1日~19年10月31日に投稿されたクチコミ72万4765件の中から、4万3786アイテムを対象に集計している。

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マシュー・ウィリアムズと「ナイキ」の第3弾コラボ インダストリアルなアパレルとスニーカーを用意

 「ナイキ(NIKE)」と「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」を手掛けるマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)は、昨年から続く“Future uniform of training(未来のトレーニングユニホーム)”と題したコラボトレーニング・コレクションの第3弾を12月5日に発売する。

 同コレクションは、マシューらしいインダストリアルな要素を感じさせるトレーニングギアのアパレルとスニーカーで構成されている。“ジョイライド CC3 セッター(JOYRIDE CC3 SETTER)”と名付けられたスニーカーは、今年7月に発表された新たなクッショニングソール“ジョイライド”を搭載した1足で、「1017 アリックス 9SM」2020年春夏パリメンズのランウエイで披露されたものだ。オリジナルモデルの“ジョイライド”はシンプルなフライニットのアッパーが特徴だったが、今作のアッパーはメッシュや合皮などの素材を組み合わせており、シューレースシステムも独自のものを採用している。価格は2万円で、ホワイトとブラックの2色を用意した。

 アパレルは、肩掛けできるストラップが付いたフード付きダウンコート(8万円)をはじめ、耐風性と耐水性を持つシェルパジャケット(5万円)、マグネット式のバックルが特徴的なハイブリッドタイツ(2万7000円)、複数のポケットが配されフレンチテリー素材のタオルが付属するパンツ(2万円)、背面にメッシュポケットを備えたスポーツブラ(9000円)、アンダーウエア(3000円)などのメンズとウィメンズをそろえ、「1017 アリックス 9SM」らしいボディーバッグもラインアップする。

 「ナイキ」公式アプリ「NIKE SNKRS APP」や南青山のナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)のほか、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などの一部店舗で取り扱う。

 イメージビジュアルは、アメリカ・コロラド州のアスペンでコレクションを着用してトレーニングを行う様子を撮影したもので、マシュー=デザイナーのインスタグラムには自らもトレーニングを楽しむ様子が投稿されている。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

仏スポーツ用品大手のデカトロン 米サンフランシスコ店では商品の98%に無線ICタグが付いているそう⚽️⚾️🇫🇷 巨大スポーツチェーンのデカトロン、米で無線ICタグの | 日経クロストレンド by

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ダレノガレ明美がプロデュースする「カロミー」にマスカラが登場 Mattが一日PR大使に就任

 I-NEはモデルでタレントのダレノガレ明美と共同開発したブランド「カロミー(CAROME.)」の第2弾製品として、マスカラ2種(各1500円)を12月4日に公式ウェブサイト、11日に全国のバラエティショップで発売する。3日に行われた新製品発表会には、ダレノガレ明美と一日ブランドPR大使に就任したモデルのMattが登壇した。

 新製品のマスカラは開発するにあたりダレノガレ自身がさまざまなマスカラを試し、1年にわたる開発期間と試作の末に完成したという。マスカラの種類はロングタイプとボリュームタイプの2種をそろえ、どちらも重ね塗りしてもダマにならず自然な仕上がりをかなえる。汗や皮脂、水に強い設計でありながらお湯で落ちる仕様で、クレンジング時もストレスがない。ダレノガレは「時間をかけて、こだわり抜いて作った自信作です。このアイテムでキレイに、可愛くなってほしいと願っています。もちろん女性だけでなく男性にも使ってほしいです」と述べた。

 一日PR大使のMattは、「マスカラはロングもボリュームも自然に仕上がります。本当にダマにならず、一発でキレイに仕上がります」とコメントし、普段から愛用していると話した。

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「H&M」のホリデーコレクションで冬のイベント服をそろえよう! “冬の白”やボタニカル柄プリントドレスに注目

 ワクワクに満ちたホリデーシーズンが今年もやってきた。「H&M」の2019年ホリデーシーズン向けキャンペーンは、“HEART MOMENTS(心温まる時間)”と“HAPPY ME(自分にハッピーを)”がテーマ。「何でもないことに思えるかもしれない小さなことが、実はとても重要なこと」といったメッセージを込めたホリデーコレクションでは、家族や友人、愛する人たちと過ごす自分自身の時間を楽しむためのアイテムがそろう。

 キーの1つとなるのは、ぜいたくな気分を演出する“冬の白”だ。白をベースにしたボタニカル柄のプリントドレスは、日中は厚手のニットトップスを合わせてカジュアルに。夜はドレス1枚で着て、ラインストーン型のドロップイヤリングを合わせるといったエレガントな着こなしを提案する。

 シルエットのきれいなタキシードジャケットは、メンズ、ウィメンズ共にそろえる。タキシードはスタイリングによって、オフィスシーンでのランチや、急なパーティーの誘いにも対応できる便利なアイテムだ。旬なムードを演出する、天然パールのヘアクリップなどと提案する。

 夜のドレスアップシーン向けには、昼のカジュアルスタイルにも対応可能なチェック柄のセットアップや、きらびやかなスパンコールドレス、グリッターを効かせたニットやオールインワンをそろえる。

 メンズのホリデーコレクションは、ジャカード素材のジャケットやレザーのバイカージャケット、プリントシャツでエッジを効かせる。着心地のいいバッファローチェックのシャツは、家でのリラックススタイルに最適だ。

 キッズは、スパンコールとグリッターを生かした華やかなアイテムが登場。ユニコーンや雪だるま、ロボットなど、ユーモアあふれるキャラクターをスパンコールで飾ったアイテムにも注目だ。他にも、柔らかなタータンチェックのアイテムやウールニットなどが充実する。フランネルチェックのパジャマは、家族全員おそろいでリラックスした夜に着用するのにぴったりだ。



問い合わせ先
H&M カスタマーサービス
0120-866-201

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新生・東急プラザ渋谷が公開 “終活”に特化し、50代以上の豊かな人生に寄り添う

 東急不動産は3日、新生・東急プラザ渋谷を12月5日のオープンに先駆けて関係者に公開した。道玄坂一丁目駅前地区に開業する「渋谷フクラス」の2〜8階、17、18階の9フロアに出店。成熟した大人をターゲットに“終活”から食、ライフスタイルまで全69店舗が入る。店舗面積は約8250平方メートル。

 目玉は、“終活”に特化した5階の「シブヤライフラウンジ」。関東で葬儀場を運営するメモリードの新業態「ライフ ストーリーズサロン(LIFE STORIES SALON)」は、葬儀の生前相談などの一般的な終活だけでなく、人生を本にまとめる“自分史”や自分のルーツをたどる家系図の作成、輝く姿を収める記念撮影、長寿祝いなどのパーティープロデュースなど、人生の集大成を彩る多様なコンテンツを提供する。フロアの中心に位置するカフェラウンジ「ペッパー パーラー(PEPPER PARLOR)」ではソフトバンクの“ペッパー”による接客を受け、人とロボットが共存する明るい未来を感じられる。ほかに、資産運用などを相談できる三井住友信託銀行、買取価格を瞬時に弾き出すデジタル査定カウンターを設置したなんぼやの新業態「なんぼやプラスマイニー」、整体技術をもとに心身の疲れをいやすリラクゼーションサロンなどが店舗を構える。

 東急プラザ渋谷の長尾康宏・総支配人は「渋谷は松濤など閑静な住宅地があり、大人が住まう街でもある。観光客や若者のみが楽しむのではない、新たな渋谷の価値を発信する」と語った。

 トラフィックに優れた渋谷駅直通の2階は、日本全国の逸品を集める「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」がエリア初出店するほか、羽釜で炊いたごはんや定食が楽しめるアコメヤの新業態「アコメヤ食堂」、渋谷のシンボル・ハチ公をGMOがデジタルアートで表現する無料の待ち合わせスポットなど、観光客の取り込みも意識した4テナントを誘致した。

 3階のポップアップスペース「イチイチイチ(111)」では、ここでしか買えないオリジナムやカスタマイズサービスなどを月替わりで提供する。17、18階は、若者と大人の両方が楽しめる屋上・飲食施設で、1000平方メートルを超える開放的な空間で渋谷の眺望を満喫できるルーフトップガーデン「シブニワ(SHIBUNIWA)」と、日本初上陸の総合エンターテインメントレストラン「セラヴィ(CE LA VI)」によるカフェ&バーやダイニングレストラン、クラブスペースを設けた。

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冨永愛も登壇 実用性に富んだ「ジョルジオ アルマーニ」の新作バッグが発売

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は11月28日、アルマーニ / 銀座タワーで、新作のアイコンバッグ“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ(GIORGIO ARMANI LA PRIMA)”の発売を記念したイベントを開催した。

 今作の着想源は、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が1995年にデザインしたバッグ。“現代的なライフスタイルを送る女性が求めるもの”“昼夜問わず使える控えめなデザイン”“優しげな中にも鋭さを感じさせるデザイン”についてアルマーニ自身が自問自答し、コンパクトながら十分な収納スペースを備えたバッグを完成させたという。そのスピリッツは受け継ぎながら、新たな技術を加え進化させたものが“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”だ。オリジナル同様、フォルムは“ジャケットの帝王”の異名を持つアルマーニならではの、テーラードジャケットからインスピレーションを得た丸みのあるカッティングとボリュームを出すダーツを元にしており、製品の特徴を熟知したイタリアの革職人が24年の時を経て今回も担当した。

 イベント当日はモデルの冨永愛が登壇。彼女も所有する“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”の魅力について、「毎日持ち歩くものなので、使いやすさを最優先に考えて選ぶのですが、このバッグはフォーマルにも、カジュアルにも24時間どんなシーンにも使えるのがうれしいですね。素材の触り心地も抜群です」とコメントした。

 また冨永は、今年5月に東京国立博物館 表慶館で行われた「ジョルジオ アルマーニ」初のプレ・スプリング・クルーズコレクションショーについて聞かれ、「アルマーニ氏はキャスティングからフィッティング、服のコーディネートまで全てご自身で行われる方。確固たる世界観をきちんと『ジョルジオ アルマーニ』というブランドに落とし込んでいるところが素晴らしいと思います。東京でのショーは、唯一無二の日本文化とデザイナーが非常に良い形で融合していました」と語った。

 なお、“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”はショルダーバッグとボストンバッグがそれぞれスモールとラージの2サイズ、クラッチバッグが2タイプで、計61ものバリエーションを誇る。価格帯はショルダーバッグがスモール18万円〜、ミディアム20万円〜、ボストンバッグはスモール21万円〜、ミディアム26万円〜、クラッチバッグはスモール12万3000円〜、ミディアム14万3000円となる。11月15日よりアルマーニ / 銀座タワーにて先行発売、2020年1月より伊勢丹新宿店レディスブティックにて先行発売となる。

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冨永愛も登壇 実用性に富んだ「ジョルジオ アルマーニ」の新作バッグが発売

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は11月28日、アルマーニ / 銀座タワーで、新作のアイコンバッグ“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ(GIORGIO ARMANI LA PRIMA)”の発売を記念したイベントを開催した。

 今作の着想源は、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が1995年にデザインしたバッグ。“現代的なライフスタイルを送る女性が求めるもの”“昼夜問わず使える控えめなデザイン”“優しげな中にも鋭さを感じさせるデザイン”についてアルマーニ自身が自問自答し、コンパクトながら十分な収納スペースを備えたバッグを完成させたという。そのスピリッツは受け継ぎながら、新たな技術を加え進化させたものが“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”だ。オリジナル同様、フォルムは“ジャケットの帝王”の異名を持つアルマーニならではの、テーラードジャケットからインスピレーションを得た丸みのあるカッティングとボリュームを出すダーツを元にしており、製品の特徴を熟知したイタリアの革職人が24年の時を経て今回も担当した。

 イベント当日はモデルの冨永愛が登壇。彼女も所有する“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”の魅力について、「毎日持ち歩くものなので、使いやすさを最優先に考えて選ぶのですが、このバッグはフォーマルにも、カジュアルにも24時間どんなシーンにも使えるのがうれしいですね。素材の触り心地も抜群です」とコメントした。

 また冨永は、今年5月に東京国立博物館 表慶館で行われた「ジョルジオ アルマーニ」初のプレ・スプリング・クルーズコレクションショーについて聞かれ、「アルマーニ氏はキャスティングからフィッティング、服のコーディネートまで全てご自身で行われる方。確固たる世界観をきちんと『ジョルジオ アルマーニ』というブランドに落とし込んでいるところが素晴らしいと思います。東京でのショーは、唯一無二の日本文化とデザイナーが非常に良い形で融合していました」と語った。

 なお、“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”はショルダーバッグとボストンバッグがそれぞれスモールとラージの2サイズ、クラッチバッグが2タイプで、計61ものバリエーションを誇る。価格帯はショルダーバッグがスモール18万円〜、ミディアム20万円〜、ボストンバッグはスモール21万円〜、ミディアム26万円〜、クラッチバッグはスモール12万3000円〜、ミディアム14万3000円となる。11月15日よりアルマーニ / 銀座タワーにて先行発売、2020年1月より伊勢丹新宿店レディスブティックにて先行発売となる。

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「LV」に激怒し「ドリス」に感涙 海外メディアのパリコレ賛否両論

 2020年春夏パリ・ファッション・ウイークは、ここ数年重要視されるようになったサステナブルやエシカルのムードがさらに強まり、大きな地殻変動が起きたように感じた。8月末にフランスで開催されたG7サミットでケリング(KERING)が環境負担減を目的とした「ファッション協定(The Fashion Pact)」を発表すると、パリコレ会期中の9月25日にはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が環境とサステナビリティに関する新たな指針を表明した。ラグジュアリーファッション市場の二大巨頭の動きは、彼らが保有するブランドのクリエーションにも影響を与えたのだ。しかし、環境問題に対する真摯な姿勢が共感を得たとしても、必ずしもコレクション自体が評価されるとは限らない。

DIOR
「繰り返しに感じ退屈」
「チームは見事な仕事をした」

 パリコレ初日、「ディオール(DIOR)」は森を再現したショー会場で、ムッシュ・ディオールの妹で庭師だったカトリーヌ・ディオール(Catherine Dior)が着想源となったコレクションを披露した。マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)がアーティスティック・ディレクターに就任して以来ミレニアル世代を引き付けて商業的に成長を続けてきたものの、今季はジャーナリストから少々厳しい評価を受けたようだ。仏ウェブメディア「ファッション・ネットワーク(FASHION NETWORK)」のゴドフリー・ディーニー(Godfrey Deeny)は「ショーは、特にメッシュ素材によって、少し繰り返しているように感じ途中で退屈してしまった。それでもなお、サステナブルの宣言は、キウリとメゾンが正しい方向を向いていると保証するものである」とコメント。

 「ヴォーグ(VOGUE)」の名物ジャーナリストであるスージー・メンケス(Suzy Menkes)は、「ディオール」のクチュール級の手仕事の素晴らしさを詳しく綴った上で「実際のショーでは、作品は緻密だが出来栄えは微妙」と辛口だ。「キウリの大掛かりなショーで頻繁に見られるのは、独創的なシルエットのウエアをベースに、素材を変えるという手法。少し粗雑に言えば、今回は独創性は少し弱く感じ、ウエラブルで売り易いアイテムの存在感が強かった」と続ける。それでも「ストローサンダルからガーデニングハットに至るまで、チーム・ディオールは見事な仕事をしている」とたたえ、バランスがとれたクリエイションを評価。「私たち見る側は“インスタ映え”する写真をスマートフォンに収めることに慣れ過ぎた。ファッションは顧客に向けてデザインされていたことを思い出すのには時間がかかるから」とコメント。豪華で見栄えが良く、演出的に優れたショーがたとえSNSでバズったとしても、肝心なのはコレクションの独創性とコマーシャルのバランスであるというメンケスの意見に筆者は賛成である。

LOUIS VUITTON
「一歩先を行き過ぎている」
「顧客のニーズや
時代性を捉えていない」

 この2人のジャーナリストは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」でも同じような見解を述べた。ルーブル美術館での巨大スクリーンを用いた大規模なショーは、客席に使用した木材を全て再利用するというサステナブルの姿勢を見せた。ディーニーはさまざまな素材とプリントを使った巧みな組み合わせとニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)のユーモアを評価しつつも「ほとんど全てのルックが一歩先を行き過ぎている。専属スタイリストさえも必要としない、映画スターのためにデザインされた衣装のようだ。彼が『バレンシアガ(BALENCIAGA)』を率いていたころはパリで最も重要な人物の1人だったが、今は違う」と述べ、フィナーレで長いキャットウォークを歩いて聴衆の拍手に満足気だったジェスキエールに対し「エリートによる自己満足の雰囲気は、ショーが終わった後でさえ残った」と続ける。ここまで辛らつになる理由の一つは、ディーニーが雨をしのげる地下道を“VIP専用”として通ることを許されず、雨が降りしきる中で屋外へと続く出口へと追いやられたからだという。最後は「高ぶりは滅びに先立ち、誇る心は倒れに先立つ」と、聖書の言葉で締めくくった。

 メンケスは、ジェスキールが同ブランドを率いてきた6年間でアクセサリー、特にバッグをアイコニックに昇華させたことを称えつつも、顧客のニーズや時代性を捉えていないことを指摘した。「ジェスキエールはモード史において深い知識を持つデザイナーだ。しかし今の『ルイ・ヴィトン』は、モード界に大きな影響を与えていない。コレクションを遠く離れたところから見ていると、何も意味を持たない物に見えた。近くで見てみると、靴やバッグは目を引くものだったけれど、ただ単純に美しい衣服とバッグというだけだ」。その他のジャーナリストにとっても「バレンシアガ」時代のジェスキエールの作品を想起させたようだが、逆にそのせいで「あの時は良かったのに」と物足りなさを感じさせてしまう結果となってしまったようだ。

LANVIN
「女性像が軽薄」
「ロールモデルは
エルバスにすべき」

 今季「ディオール」と「ルイ・ヴィトン」以上に辛らつな批評を受けたのは「ランバン(LINVIN)」だ。ブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialleli)がクリエイティブ・ディレクターに就任してから2シーズン目のウィメンズ・コレクションとなった。メンケスやディーニー、仏新聞「ル・モンド(LE MONDE)」のカリーヌ・ビゼ(CARINE BIZET)、仏新聞「ル フィガロ(LE FIGARO)」のエレーヌ・ギヨーム(Helene Guillaume)らジャーナリストは、シアレッリがかつてトップデザイナーとして勤めていた「ロエベ(LOEWE)」を連想させると口をそろえた。ギヨームは「コレクションはもっと編集されるべきあり、『ランバン』の女性像が軽薄である」と指摘。ビゼも同じく「シアレッリが『ランバン』をどの方向へ導いていきたいのか、指針が不明」とコメントした。メンケスも同様の見解を述べたうえで「ロールモデルにすべきは『ロエベ』ではなく、14年間『ランバン』を率いたアルベール・エルバス(Alber Elbaz)である。素晴らしい技術でさまざまな女性に多彩なスタイルを捧げたエルバスのクリエーションに従事する方が賢明だ」と助言した。一方で、シルエットやカッティング、スタイリングにおいては評価されている。この秋冬から彼のファーストシーズンが店頭に並んでいるため、この後の展開は売り上げの数字次第といったところだろう。

LOEWE
「優雅な夢のよう」
「貯金箱を壊してでも着たい」

 一方で、シアレッリの古巣である「ロエベ」は相変わらず評価が高い。今季は16〜17世紀の女性の寝具や下着から着想を得て、レースを多用した繊細でロマンチック、それでいて現代性を持ち合わせたコレクションを披露した。「ル モンド」でビゼは「優雅で夢のようなコレクションは、古く陳腐な平凡さから逃れたいという女性の欲求を見事にかなえる」と表現した。「ル モンド」のギヨームは独自の見解を示した。「衣服は、インスタグラムのフォロワーを養うために、一日に何回も頭の先からつま先まで着替えるインフルエンサーのためにあるものではない。前世紀では、例えばオペラ座へ行くための正装、ドレスルームで長時間費やすタフタドレス、(ほぼ)一生大切に着るケープ——今日、ラグジュアリーと称される多くの衣服は、目新しさと経済循環の犠牲になってきた。感情的な結びつきよりも、投機的な関係を優先してモードに置き換えられた。しかし『ロエベ』のコレクションの前では、誰もが貯金箱を壊してでもジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のコレクションを着用したいという欲求を引き出す。それは他人や自分自身の虚飾さえも調和させるのだ」。時代を超越して長く着られる、また着たいと思わせる衣服こそがラグジュアリーであり、持続可能な社会を実現するサステナブルな方法の一つだと「ロエベ」は訴えてくるようだ。「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」「エルメス(HERMES)」に対するレビューでも、多くのジャーナリストが同様の考えを述べていた。

CHANEL
「ソウルやウィットは欠落」
「非常に説得力のある
コレクション」

 「シャネル(CHANEL)」で故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の跡を継いだヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)は、初のプレタ・ポルテコレクションで合格点は獲得したようだ。キウリとジェスキエールに厳しかったディーニーは「謙虚な彼女はメディアが熱狂するロックスター的なデザイナーではないかもしれない。しかし印象的な仕事を成し遂げ、非常に説得力のあるコレクションを作った。ラガーフェルドも承認したはず」とコメント。一方で米新聞「ニューヨーク・タイムズ(THE NEW YORK TIMENS)」のヴァネッサ・フリードマン(Vanessa Friedman)は「若々しくて楽しく、新たな提案はあったが、勢いはなかった。創業者ココからラガーフェルドへ受け継がれたソウルやウィットは欠落している」と評価した。ユーチューバーによる乱入事件で予期せぬ注目を集めてしまったが、「シャネル」のスタイルは確かにヴィアールによって存続しており、多くの顧客は一旦胸をなでおろし安心したのではないだろうか。なにより、彼女が大切な師を失うという失意と計り知れない重圧の中でも、オートクチュールを含め一度もショーをキャンセルしなかったことは凄いことだ。フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)やアルベール・エルバスなど後任の噂は絶えないが、チーム・シャネルと信頼関係を築き、真面目な人柄で知られるヴィアールによる「シャネル」に筆者は期待したい。

SACAI
「軽快で明瞭で、美しい旋律」

 日本ブランドでは「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」に対しては文句のつけようがないと絶賛するようなレビューが多かった。新デザイナーを迎えた「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」と「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」として注目を浴びた「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の評価も上々だった。中でも「サカイ(SACAI)」は特に好評で、阿部千登勢デザイナーの才能が再評価された。辛口で知られる米新聞「ワシントン ポスト(THE WASHINGTON POST)」のロビン・ジバン(Robin Givhan)も「阿部デザイナーが作る衣服は、プロポーションとシルエットを確実に思慮深く考慮しなければならない。時に、彼女の知的エネルギーが衣服に痕跡を残し過ぎるあまりに重荷になることもある。しかし今季はシンプルに、陽気でクールであった。軽快で明瞭で、美しい旋律のような感じもした。一言で言えば、今までよりもファンキーでイカしている」と絶賛だ。

DRIES VAN NOTEN
「このショーを毎晩、
死ぬまで見たい」

 「ロエベ」や「シャネル」以上に今季ジャーナリストが最も歓喜したのは「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」だ。協業にクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)を迎え、情熱的で麗しく、荘厳なショーを行った。メンケスは「モード史に残る有意義なコレクション」と評価し、「ニューヨーク・タイムズ」のフリードマンは「最も純粋で創造的なコラボレーションは、目と心の出会いであることを再認識させてくれる」と述べた。仏新聞「ロブ(L’OBS)」のソフィー・フォンタネル(Sophie Fontanel)は思わず涙を流し「このショーを毎晩、死ぬまで毎日見たい」と話し感動に浸っていた。会場に豪華なセットは設けず衣服だけでこれだけの感動を与えたコレクションは、二人の才能への敬意とともに、ファッションの夢や力強さといったポジティブな側面を改めて感じられる内容である。ギャラリー ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)やプランタン(PRITEMPS)のバイヤーは「ショーを見て“売れる”商品があるか不安に感じたが、ショールームへ行くとコマーシャルピースもバランス良くそろっており、セレクションには苦労しなかった」と話した。

 ジャーナリストとしての経験は浅いながらも、ここ数年さまざまな都市へ出向きファッションを体感してきた筆者にとって、今季のパリコレのサステナブルに対する姿勢は非常に共感できるものであった。正直、これまではサステナブルという名目の下で正義の押し売りをされているような、窮屈さを感じることも少なくなかった。もちろん、地球環境に負担が少なく、動物の被害もなく、生産過程において発展途上国の人々の犠牲のない業界へと改善してほしいし、自分もそういう選択をしたいと思い、可能な限り行動に移している。しかしサステナブルであることは、あくまでブランドにとって過程であり、目的にすべきではない。最もサステナブルなのは、そのブランドが存在せずに物を生み出さないことなのだから。一着一着に重みがあり、意味があり、長く着ることでさらに深みを増していく——筆者にとってそんな衣服こそサステナブルであり、真のラグジュアリーだ。特に、純度の高い創造性と情熱によって紡がれたラクロワとの協業による「ドリス ヴァン ノッテン」の衣服とは一生の付き合いになりそうだと、早くも胸を踊らせている。時代とともに変遷するデザイナーが多い中で、純粋さと信念を揺るがずに保ち続け、自分自身の中にある自由な魂を押し殺さずに解放できるドリスの仕事に対する姿勢を見習いたい。おそらく今季のコレクションが筆者のクローゼットに加わったら「世間の目を気にし過ぎていないか?忖度し過ぎていないか?誠実であるか?」そんな風に筆者を戒めてくれる、特別な一着となりそうだ。決して大げさではなく、衣服は人よってさまざまな意味を持つのだから。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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KANDYTOWNが渋谷の「パルプ」で2ndアルバム「ADVISORY」のポップアップを開催

 東京・世田谷エリアを拠点とする総勢16人のヒップホップ・クルーKANDYTOWNが、東京・渋谷のセレクトショップ「パルプ(PULP)」でポップアップストアを12月6〜19日にオープンする。

 10月23日に発表した3年ぶりとなる2ndアルバム「ADVISORY」の発売を記念したもので、コンセプトは同アルバムの1曲目に収録されている「HND」。「HND」の文字から連想させる空港や飛行機をテーマとしたグラフィックをあしらったフーディーやTシャツ、キャップなど、当初は11月に行われたツアー限定だったグッズに加えて「パルプ」別注アイテムもそろえる。

 初日の夜には同店でローンチパーティーが開催され、KANDYTOWNの全メンバーが来店する予定だ。

■KANDYTOWN “ADVISORY” POP-UP STORE
日程:12月6〜19日
時間:11:00〜20:30
場所:PULP
住所:東京都渋谷区神宮前6-19-20

■KANDYTOWN “ADVISORY” POP-UP STORE LAUNCH PARTY
日程:12月6日
時間:19:00〜21:00
場所:PULP
住所:東京都渋谷区神宮前6-19-20

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「ルイナール」のメゾンに滞在して作品制作 世界最古のシャンパンが東京で現代アート展

 MHD モエ ヘネシー ディアジオが手掛けるフランスのシャンパンブランド「ルイナール(RUINART)」は、京都で開催された国際写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2019」で日本初紹介されたブラジル出身の現代アーティスト、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)とのコラボレーション作品を、東京・代官山のカシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)のギャラリーで12月8日まで展示している。

 「ルイナール」は、新進気鋭のアーティストが一定期間、フランス・ランスにある同ブランドのメゾンに滞在して作品を制作するプロジェクト「アーティスト イン レジデンス」を10年前から毎年開催しており、今年度招いたのがヴィック・ムニーズ。「ルイナール」の精密な製造工程や自然に魅了され、“流れ”という概念に着想を得て、黒く染めた木片や木炭を使用してブドウの幹を表現した作品などを制作した。

 1729年創業の「ルイナール」とアートの関係は長く、創業当初から“アール・ド・ヴィーブル(生きる芸術)”の啓蒙を続けており、1896年にアールヌーボーの旗手と言われたアルフォンス・ミュシャ(Alfons Mucha)に広告ポスターを依頼したことでさらに深まった。現在は世界で年間30以上のアートフェアに協賛している。

 来日したフレデリック・ドュフール(Frederic Dufour)=シャンパーニュ・メゾン ルイナール社長は、「ヴィック・ムニーズが『ルイナール』のワイナリーで感じたことを自由に表現してもらった。イリュージョニストと言われる彼らしく、シャルドネの葉が変幻自在に描かれている」と評した。

 ヴィック・ムニーズは1961年、ブラジル・サンパウロ生まれ。ニューヨークやシカゴを拠点に活動し、リオデジャネイロにある世界最大級のごみ処理場で約3年間創作活動を続け、無数の廃棄物を利用して作品を制作する様子を描いたドキュメンタリー映画「ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡」が数多くの賞を受けている。

■TOKYOGRAPHIE 2019 「RUINART-SHARED ROOTS-VIK MUNIZ」
日程:12月8日まで
時間:11:00~20:00(12月8日のみ11:00~15:00)
場所:KASHIYAMA DAIKANYAMA GALLERY
住所:東京都渋谷区代官山14-18 1F

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アングローバルの「イレーヴ」2020年春夏はスーツスタイルが充実 ゆったりシルエットでリラックスした着こなし

 アングローバルが生産・販売する「イレーヴ(YLEVE)」の2020年春夏は、ニュアンスカラーをベースにスーツスタイルやテーラードジャケットを充実させる。過度にカッチリとした雰囲気ではなく、肩の力の抜けたムード。色使いなどのイメージソースは、建築家やアーティストの自宅を撮りためた写真集だ。春物は、スウェーデンの建築家ブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)の自宅写真に着想を得た。

 サマーウールのスーツ(ジャケット6万2000円、パンツ3万4000円)は、春夏らしい透明感のあるグレーの発色にこだわった。毎シーズン出している麻のスーツの売れ行きも好調だ。今季のジャケットはゆったりとしたシルエットが特徴で、ハイウエストパンツやイージーパンツなどと自由に組み合わせることができる。そのほかオールインワン(5万2000円)は、袖口をたくし上げることでルーズながら大人も着られる一着に仕上げた。股上を深くとったミリタリーパンツは、裾を絞ることでヒールにも合わせられる。

 また、デビューシーズンから継続してオーガニックコットンや同素材の落ち綿を使用し、着心地のよいタンクトップやカットソー、ドレス(1万6000円)なども作っている。

 夏物は、アメリカの画家ジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe)に着想を得て、彼女が住んでいたニューメキシコのコブハウスの赤土色や、彼女のワードローブであった黒のドレスを表現した。

 田口令子デザイナーが手掛ける同ブランドは、2018年春夏シーズンにアングローバル初の卸専門ブランドとしてスタートした。デザインは、“オーセンティック ベーシック”“トラディショナル ワーク”“テーラリング”“シーズンアイテム”の4つのキーワードで構成し、シルエットと素材にこだわった大人の日常着を提案する。

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動画追加:花王の情報発信基地がリニューアル “第二の皮膚を形成する”技術の体験スペースに 堀田茜と夏菜が登場

 花王は12月4日、東京・銀座にある情報発信基地ショップ「ソフィーナビューティパワーステーション」をリニューアルし、「ビューティ ベース バイ 花王(BEAUTY BASE BY KAO)」として生まれ変わる。先端技術体験と商品を販売するポップアップスペースとカウンセリングスペースで構成。ポップアップスペースでは、同日から発売する“第二の皮膚を形成する”ファインファイバー技術(積層型極薄膜形成技術)を具現化した「エスト(EST)」のスキンケアアイテムを展開する。

 同ショップは花王のビューティビジネスの情報発信基地として位置づけ、ポップアップ(トライ&エンジョイ)スペースでは、ファインファイバー技術の体験を提供すると共に、商品を販売する。

 3日に開催したオープニングイベントには、タレントの夏菜と堀田茜が登場し、ファインファイバー技術の「エスト バイオミメシス ヴェール」をいち早く体験。「透明で肌になじんで全く違和感がない。ファインファーバーを取った後の肌は水分を含んでしっとり!」と堀田茜が驚くと、夏菜も「一本のファイバーがベールになるのが不思議。取った肌は、保湿力がいつもよりすごい。毎晩使うのが楽しみ」と感嘆の声を上げた。

 「ソフィーナビューティパワーステーション」は2015年に誕生。フロア面積253.8平方メートルに、肌解析技術によるパーソナルレッスンを行う「パーソナルレッスンスタジオ」と「ソフィーナ ボーテ(SOFINA BEAUTE)」「ソフィーナ アルブラン(SOFINA ALBLANC)」「エスト」など各ブランドを取り扱う「トライアンドエンジョイショップ」で構成していた。

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新生・渋谷パルコの制服を手掛けた「カラー」 「思い出の場所」とデザイナーの阿部潤一

 「カラー(KOLOR)」が渋谷パルコに4店舗目となる直営店をオープンした。メタリックなグレーを基調に「カラー」らしいダルブルーのアクセントウォールを差し込んだ店内には、限定商品を含むメンズとウィメンズの商品をラインアップ。商業施設のグランドオープンに際しては、パルコ社員用のユニフォームも手掛けた。出店から制服デザインまで一連のラブコールを快諾した阿部潤一デザイナーにとって、渋谷パルコは青春時代から思い入れのある場所という。

WWDジャパン(以下、WWD):渋谷パルコに出店しようと思ったのはなぜ?

阿部潤一「カラー」デザイナー:パルコからオファーをもらった時、話を聞いて素直に「面白そう」と思った。ハイファッションと「ニンテンドートウキョウ」が一緒だったり、上層階には劇場があったり。渋谷パルコは、僕らの世代にとって思い入れの強い場所。期待が膨らんだ。

WWD:渋谷パルコの思い出は?

阿部デザイナー:山形から上京して新宿の専門学校に通っていた頃、洋服やレコードなどの買い物をするのは渋谷だった。渋谷パルコに行けば音楽も、ファッションも、すべて最先端の文化が揃った。「アキラ」の映画が公開になった頃、主人公の金田(正太郎)が劇中で乗っていたバイクの展示を見て、驚いたのを覚えている。今回のリニューアルの構想を聞いた時も、あの頃と変わらず「ここを拠点にあらゆる文化が雑多にまざりあう」空間のイメージが湧いてワクワクした。

WWD:ショップ作りでこだわったところは?

阿部デザイナー:南青山やドーバー ストリート マーケット・ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)の店舗とは異なる内装デザインを変えた。コントラストをほぼつけずにグレーで統一感を持たせ、洋服が浮き立つようなイメージに。壁は、職人がアルミテープを1枚1枚手作業でランダムにトップまで貼り付け、その後、わざとキズをつけて汚れたニュアンスを加えている。

WWD:今回の改装に合わせて、渋谷パルコの社員用ユニフォームも手掛けた。

阿部デザイナー:オファーをいただき、コレクションのフーデッドコートをアレンジした。背中には、「グランドオープンの日にちを入れて欲しい」というリクエストをもらい、ロゴのコラージュと一緒にのせた。ネオンオレンジのライナーなど、ディテールにも力を入れて、正直、かなりこだわった(笑)。納品した日、パルコの担当スタッフから「皆、大喜びでテンション上がってます!」とすぐに連絡をもらって嬉しかった。

WWD:渋谷への出店で、期待することは?

阿部デザイナー:最近の渋谷の街は子どもっぽくなっていた印象で、足が遠のいていた。でもパルコがオープンしたことで、また色々な年代の人たちが戻ってきそう。館内には大人向けの店も多いし、会社帰りにふらっと立ち寄りたくなる場所になることを期待したい。「アキラ」のバイクのように、自分が学生時代に「えー!嘘でしょ!?」と驚かされたワクワクするイベントを、これからも常に仕掛けてくれそうだ。

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美容クリニック情報の信頼性、どう高める? ITのプロ「WWDビューティ」最新号につぶやく

 大手通信会社に入社後、国内外でITソリューションを提供するビジネスマンが、今週のファッション週刊紙「WWDファッション」で気になったニュースを要約してお届け。最先端のテクノロジーから企業と、その利用者が必要とするものについて考え続けたITのプロ、CKRが未来的視点からニュースにつぶやきを添えます。

今日のニュース:P.4「ホットペッパービューティー」が来春 美容クリニックの情報提供開始

読み解きのポイント:爆走する中国スタートアップを横目にサービスを開始。質の高い情報を提供できるか?

ニュースのポイント

 国内最大級サロン検索・予約サービス「ホットペッパービューティー」が来春、クリニック情報の提供を開始する。医院・クリニック情報は横断的にまとまっているサイトがなく、口コミ情報も少ないため、比較しづらいことが課題。「悩みから探す」など、ユーザーが探しやすい検索メニューも用意し、業界全体の活性化の役割も期待されている。

CKRはこう読む!

 「美容医療は、成長市場。しかし、安心便利な情報サービスが少ないのは、なぜか?」。

 口コミするインセンティブが働きづらいことに加え、情報の質を高めるエコシステムが確立していないところに、原因があるかもしれません。

 医療は、人の生命・身体に関わるサービスです。内容も専門的で、判断が難しく、患者への影響も大きいため、広告が規制されています。18年6月の医療法改正によって、看板、チラシ、テレビCMを対象とした規制の範囲が、医療機関のウェブサイトにまで広がりました。その結果、医療機関のウェブサイトからは主観表現である体験談や、説明なしのビフォア・アフター写真は削除されました。

 根拠が乏しく誤解を招く広告は、規制すべきです。しかし、体験を記した口コミも減ることによって、利用者が判断する手段の一つを失い、情報難民になる可能性もあります。

 もちろん口コミは、さまざまな動機から投稿されてます。そのため数よりも質を高めて、利用者一人ひとりに有益な情報として、更新し続けることが重要です。「実体験した人のみ投稿できる」「クリニックも、コメントを返すことができる」「他の信頼できる情報と紐づける」など、質を高める工夫がどのように講じられるのか注目したいところです。

 リクルートライフスタイルのプレスリリースには、「保険診療に該当する診療、切除を伴うレーザー、リフト、メス・外科手術全般は対象外となります」と記載されています。

 今回提供される情報は、医療法に抵触しない、比較的ライトなクリニックメニューを対象にしていることが読み取れます。公平なポジションに徹し、質の高い情報を提供することで、利用者が安心して行動できる仕組み作りをすることが、プラットフォームそのものの評判を高め、業界を活性化するのではないでしょうか?

 ところで、中国では、Tencent(騰訊)が支援する美容整形アプリ「So-Young(新氧)」が2019年6月、NASDAQに上場しました。時価総額は、11月末時点で12億1000万ドルドル(約1325億円)です。クリニック予約と広告が収益源で、2018年の総収益は約6億2000万元(約96億円)、純利益約5500万元(約8億5000万円)と、急成長しています。

 アプリを開くと、体験談や施術写真がタイムラインのように流れてきます。トップ画面にある「面部轮廓」メニューを選択すると、スマホカメラが起動し「顔の輪郭(りんかく)」診断もできます。医師ごとの情報や評価も掲載されており、ポータルとしての機能を果たしていそうです。

CKR Kondo : 大手通信会社に入社後、暗号技術/ICカードを活用した認証決済システムの開発に従事。その後、欧州/中東外資系企業向けITソリューションの提供、シンガポール外資系企業での事業開発を経験。企業とその先の利用者が必要とするもの、快適になるものを見極める経験を積み、ウェアラブルデバイスやFree WiFiを活用したサービスインキュベーションを推進。現在は、米国、欧州、アジア太平洋地域にまたがる、新たなサイバーセキュリティサービスの開発を推進中

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

仏スタートアップ による画像認識でユーザーが食べようとしている食品を検知、品目ごとの摂取量を推定するアプリを開発 🇫🇷🍽️ による食事内容追跡のFoodvisorが約5億円を調達 | Tech Crunch

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暗い室内で Dodowから発する青い光のリズムに合わせて呼吸すると脳が休息して整理された状態となり入眠できるというもの。満を持して日本へ本格上陸🇫🇷😴 不眠症に悩むフランス人が開発した不思議な睡眠グッズ「Dodow」の効果を検証してみた | @ DIME  

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仙台ホルモン、横浜出店。味噌ダレ零温熟成と全卓レモンサワータワー。

仙台市内、岩手、山形、茨城に39店舗を展開するホルモン焼きチェーン「仙台ホルモン 焼肉 ときわ亭」が12月3日(水)に横浜駅西口にオープンする。フランチャイジーとして運営するのは、チーズフォンデュ「ガーデンファーム」など75店舗を展開するGOSSO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田 建)。
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【料理人は見た】仕入れという面倒臭い仕事。より質の高いものを、より安く調達するには?

 あれはまだ独立後、間もない頃。築地市場内の仲卸を一軒一軒とにかく歩き回って、少しでも安くて良い魚を見つけなければと必死になっていた時に、春さんと言う親爺に出会った。春さんとの出会いは実に苦々しいもので思い出しても、少し腹が立つ。
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サステナビリティって何? 専門家が答えます。 連載Vol.16ロンドンの人気デザイナーに聞く “ファッションブランドで実践できるサステナビリティ”

 サステナビリティに取り組まない企業は存続できない――といわれる一方で、具体的に何をどうしたらいいのか分からないという声も聞く。そこで「WWDジャパン」11月25日号では、特集「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」を企画し、経営者やデザイナー、学者に話を聞きその解決策を探った。目の集まるイギリス人ファッションデザイナー、フィービー・イングリッシュ(Phoebe English)に“インディペンデントデザイナーができるサステナブルなアクション”について聞く。

「知らないでは済まされない。現実への責任を感じて」

―2011年にブランドをスタートさせ、その当初から“メイド・イン・イングランド”にこだわっていたが、サステナビリティは最初から視野にあったのか?

フィービー・イングリッシュ=デザイナー(以下、イングリッシュ):ブランド設立当初から、アイテムを生産する工程での運搬を最小限に抑えることで二酸化炭素排出量をできる限り少なくすることを重視してきた。製作や素材の仕入れもなるべくローカルで、という思いは始めからあった。

―サステナビリティを本格的に実行しようと思ったきっかけは?

イングリッシュ:ビジネスを進めていく中で、さまざまな記事やTV番組を通じて、ファッション産業が与える地球環境へのダメージの大きさに気付いた。人間の活動によって排出される二酸化炭素量の10%がファッション産業によるものであること、こうして話をしているいまこの瞬間にも、廃棄処分で埋め立て地へと運ばれている洋服――知ってしまった以上は「知らない」では済まされない。服を生産する立場にいる者の責任として、持ち得る知識を活用して、できることから行動しようと考えた。

ファッションとは時代を反映する鏡。21世紀に入ったというのに、ファッション産業の動き方が過去の方法から全く更新されていないのは、はたしてどうなのか。地球環境が危機的状況にある中、それにどう対処していくのか――私たちが直面している状況を考えたときにごく自然に出た答えだった。

―具体的にはいつ頃から?

イングリッシュ:本格的に取り入れられたのは約1年半前。いまはサステナビリティをきちんと知ること、学ぶこと、そして行動に移していくことが大事だと捉えている。まずは自分たちで着実にできることを、小さくても実践しながら進化を続ける。試行錯誤を繰り返し、更新しつつ、日々学び続けている。

―実践しているサステナビリティの例として、ビジネスに必要な物資は可能な限り、半径10~15マイル(約16~24km)近隣で整え、商品や素材の運搬時にはプラスチックを極力排除しているとホームページにあるが、手がかかることではないのか。

イングリッシュ: サステナビリティを実践していないブランドと比べるとどの工程においても3倍くらいは手間がかかっているが、スタッフ全員が当然の流れであり必要なことと捉えているからこそ実践できている。

―具体的にはどのような形で実践を?

イングリッシュ:“No fabric waste, no synthetics, no plastic buttons and zips”(生地を無駄にしない、合成繊維を使わない、プラスチックのボタンとジッパーは使わない)。素材は可能な限り国内でそろえている。 廃材に関しては、通常は廃棄される切れ端などを回収して活用しているほかにも、ストッキングを回収する北欧の会社から素材を受け入れていたり、取引のある工場から出る他ブランドの廃材もそのブランドの承諾を得た上で引き取っている。

運送では、梱包材からプラスチック製品を排除したかったので、 一般的に使用されているハンギング式ではなくダンボールの中にきれいに折り畳む形で運搬している。また、自社オンライン販売の配送では、再生紙と、イギリス国内で探すのは本当に難しいが紙製のマスキングテープ、そして紙のハンガーを使用している。

―アイテムでは?

イングリッシュ:例えば最新の2020年春夏コレクションでは、かつて使用した自社ブランドの洗濯表示タグをアップサイクルする形でアイテムに取り入れた。それ以外でも、ボタンにはプラスチックではなくミルクプロテインから作られたボタンを使用している。小さいことに思えるかもしれないけれど、まずは身の回りでできることから始めて、それが続けられることが何よりも大切。

―各所からの反響が大きいと思うが、いまのような反響は予想していたか?

イングリッシュ: 反響がほしくて実行していたわけではなく、ただ単純に必要性を感じて行ってきたことだったので取り立てて公言はしていなかったが、自分たちでできることをコツコツと実践していたら自然と取材や講義の依頼が増えてきた。こうして日本のメディアからも取材が来たのよ!結果として本来の仕事以外の部分もいそがしくなってしまってはいるが、それはうれしいこと。

「利益重視の時代は終わり。いかに環境を保持していくか、全ての産業においてそれが課題」

―他誌のインタビュー記事の中で「他のデザイナーはライバルではあるけれど、そういった考え方や壁は取り払って、サステナブルな考えや技術を他のデザイナーとも共有していきたい」と話していた。

イングリッシュ:私たちが得た知識や実践していることを独占するつもりはない。皆で共有すべきこと。私たちには、“少しでも地球環境を良くしたい”という考えがベースにある。私たちの持つ情報が私たちにとって生き残るための手助けになる情報だというのなら、それは分かち合うべきだと思うし、それが使命だと感じている。

―たとえそれが1ピースからでも?

イングリッシュ:ええ。サステナビリティに関して私たちの知識が役に立つのであれば、どんどんシェアしていきたい。サステナブルであることとは、“サステナブルな企業とそうでない企業”のようにくくられるべきことではなく、企業の一部として自然に存在していくべきこと。例えば素材一つからのスタートでもいい、それが先々での学びに繋がるのですから。

―寛大だ。

イングリッシュ:競争相手などとくくってしまうのは論外。そんな小さなことを取り払ってでも取り組まなければならないほど、事態(地球の環境問題)は急を要している。互いに協力し合って、一丸となって対応すべき緊急課題が目の前にある。一人で抱えるようなスタイルでビジネスを進めていく方法は最良とは言えない。

―これから動こうと思っているブランドには頼もしい言葉だ。

イングリッシュ:私たち人類はあまりにも長い間、利益重視の生活をしてきてしまった。結果として、地球が対応できる限度をはるかに超えてしまった中で生きている。全ての物はつながっている。さまざまな産業でビジネスの進め方や働き方、個人の消費など、私たちの生活を築いているありとあらゆることを見直さなければ、環境を保持していくことはできないし、私たちに未来はないのだから、長期的な展望が重要。だからこそ、私たちの持つ知識やサプライヤーなど、よい情報に関して共有する準備はできている。もしも具体的にビジネスに取り込みたいと思っているのであればいつでも連絡してほしい。

―メールでも?

イングリッシュ:電話でもメールでも、手段は何でも。メールは……山ほど来ていて正直大変だけれど、それは私たちから学びたい、アイデアを聞きたいというたくさんの人からのメール。同じ考えの人がいるということは、共に歩み、大きなうねりになると信じて進む力にもなる。

―エクスティンクション・リベリオン(Extinction Rebellion:英国を中心に起きている気候変動に抗議する非暴力行動。以下、XR)がファッション・ウイークにデモを行ったりと、反ファッションの矛先がその象徴であるファッション・ウイークに向いている。

イングリッシュ:XRが短期間で英国政府やジャーナリストを巻き込んだことと、彼らの活動を通して地球の危機を広く一般に広めた業績は素晴らしい成果。彼らの活動は私が信じている考えそのものと言える。サステナブルなことをビジネスの中で発展させるためには、常に自分のことを客観視しなくてはならないが、彼らのしていることは多くの点において、いまの時代を生き抜くための重要な鏡になっていると思う。何が悪い点なのか、どのように改善していくべきなのかと立ち止まって考える機会をくれる。そういった意味でも、XRのような団体とコミュニケーションを取ることは重要だと思っている。

―でもファッション・ウイークには参加し続ける?

イングリッシュ:問題への解決策を提示し、表現していく場所としてファッション・ウイークに関わり、活用している。ただし、XRがファッション・ウイークの中止を呼びかけていることは理解できるし敬意も抱いている。注意したいのは、環境に悪いことをしている会社とそうでない会社を明確に区別すること。ひとくくりに「ファッションが悪い」と言われてしまうのは残念だが、 XRの発するメッセージは正しい。

「いまだかつてなく重要な局面に来ている」

―ファッション業界の問題点はどこにあると捉えている?

イングリッシュ:“Culture of excess(過剰な文化)“。これはファッション業界だけの問題ではなく消費者側の問題でもある。ファッション業界が次から次へと大量に商品を供給してきてしまったために、消費者がその速度と量に慣れてしまい、そのレベルを期待するようになってしまった。これが最大の問題点。デザイナーがシーズンごとに発表する型数も多すぎる。60型、80型……本当にそんなに必要?そういった数々の疑問に対して向き合い、適量のデザインを機能させていくとことが、いま緊急に求められている。具体的にはサプライチェーン、生産量、ショーの回数、購入の数など、再度見直して再構築できる点はたくさんある。

―今後ファッション業界はどう進むべきか?

イングリッシュ:お互いにオープンに話すことから全てが始まる。アイデアや供給先、解決策を共有すること、生産の過程や消費により生じる“ファッション業界の無駄”を再考すること、生産量や洋服を生み出す過程――“始まり・中間・終わり”という3つのステップーーについて責任を持って再考すること。現在のファッション業界は“始まり”(素材を含む生産過程)への意識は低く、“終わり”(売れ残りや着なくなった物の行き先)に関してなどまるで考えていない。“中間”(販売)のみに注力してしまっている企業が大半。工場を一歩出てしまえば、お店から売れてしまえば、生産側の責任ではないという現状がある。「フィービー イングリッシュ」では、アトリエの中にある物全てについて私たちに責任があるのと同時に、アトリエから出てもその責任は続くと捉えている。私たちが売る物にはブランドのタグが付いている。私の名前が載っているのよ、そこに私の責任がなくてどうするの。例えばどのように洗濯してケアすべきかをラベルに表示することはもちろん、(ネットを使用するなどの)プラスチック繊維を水に流出させない洗濯方法の提案、商品をより長く使用してもらうために修理を奨励したり、どのような素材を使っているか等の工程をオープンにしている。

“直線”ではなく“円状(循環型)”になるよう、“終わり”を“始まり”につなげることこそが本当の問題解決だと言えるのではないか。なぜなら「物」は消滅したりはしないし、どこかに押しやって終わりということにはできないからだ。

―そう考えるとファッションの問題は、あなたが過去のインタビューで例えていた、飲食産業で起こった革新的変化(オーガニック食材が注目・奨励され、生産者が開示された製品が増え、消費者が選択をして買物できる状況になったこと)ととても似ている――「このキュウリはAさんの畑で、Bという肥料をごくわずかに使って育てられ、ハイブリッド車で配送され、家庭で堆肥にされました」といったことと似ているのではないかと。

イングリッシュ:そう!まさにその通り!農業の流れととても似ている。だって、私たちの身に着ける物も全て“Earth(地表)”にある物、もしくは地中にある物でできていて、最終的には“Earth(土)”に還って行くのだから。

「将来的には、卸売りはせずに100%レンタルのビジネスにしたい」

―ホームページにはレンタルもしているとあったが、それはどのような考え方で?

イングリッシュ:自分のアトリエでは受け付けていないが、レンタル会社にいくつかのアイテムを預けている。将来的には小売りは全くせずに、100%レンタルにできるビジネススタイルを目指したい。

―驚きました。全く販売をしないと?

イングリッシュ:販売するのであれば、できれば消費者からの直接のオーダーに対してアイテムを作るという方向。現在は卸先店舗からの受注という形で商品を生産している訳だが、自分たちの手を離れてしまった後は、各店頭でどのように扱われているのか、商品が売れたのか、はたまた廃棄されてしまったのか、商品の行き先について全く見えない状態だ。しかしレンタルにすれば、何度も身に着けてもらえることになる。それは、そのアイテムを作る過程で使った水や排出した二酸化炭素を無駄にしないということにもつながり、かつ洋服としての寿命を最大限に生かすことにもつながる。

―なるほど。

イングリッシュ:また、レンタルされるアイテムを生産するということは、それぞれのアイテムに耐久性が要求される。短期間で仕上げるひどいデザインの商品ではなく、より強固に丁寧にしっかりとした商品を作らねばならないと叱咤されることにもなるので、デザイナーとしても技能が発揮できるし、やりがいのある生産方法になるのではないかと考えている。

「小さくてもよい。前進するために、アパレル業界の中のビジネスモデルになれたら」

―今後のプランは?

イングリッシュ:今できることに注力していきたい。強いて挙げるのであれば、いま行っていることを素材・製作・システム等それぞれの行程において、より環境によい方法へと1つずつ改善・進歩させていくこと。学び続け、よりよい方向へと向かうこと。まだ最善で完璧と言える段階ではないし、完璧と呼べるレベルが存在するとは思っていないのだけれど、そのレベルに近いところを目指して進んでいくことが目標ね。その姿を見せて、証明していくことが大切だと思うから。

Shiho Koike Stitson:アパレルの営業職、PR、スタイリストのアシスタントなどを経て2004年にバーニーズ ジャパンに入社。ウィメンズPRとしてアパレルやアクセサリーをメインに、ビューティやブライダル、インテリアまで幅広いジャンルのPRを経験し、結婚を機に同社を退職。英国に移住し、フリーランスとしてPR、通訳、コーディネーターなどをしながら目下子育てにいそしむ。出産をきっかけに興味が高まったオーガニックな物やサステナブルなことをロンドンで探究中

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編集長は先週何した? 「エルメス」初の円いスカーフ、スカート750枚完売、原宿に食の新スポット

 こんにちは、「WWDジャパン」編集長の向(むこう)千鶴です。なんと!12月に入りましたね。令和元年も残すところ1カ月。取材で千駄ヶ谷を訪れた際に、完成したばかりの新国立競技場の前を通り、その迫力にオリンピックイヤー到来をひしひしと感じました。

11月26日(火)
「エルメス」初の円いスカーフ

 「エルメス(HERMES)」の東京での展示会は、パリコレには出てこない定番アイテムの新作がたくさん登場するので見応えがあります。まんまるやリバーシブルのスカーフなど初めて見る技術やデザインもたくさん。数ある新作から個人的に気になった(物欲をそそられた)アイテムを写真と共に紹介します。

 リバーシブルのスカーフはぜひ動画で見てください。裏に柄が透けない技術に驚きます。価格は6万9000円。90㎝のスカーフは5万2000円だから2枚買ったと思えばお得です。

11月26日(火)
チュールスカートが750枚完売した理由

 ヒット商品の裏側を知るのって楽しいですよね。誰がどうやって仕掛けたのか、その過程を取材するのが好きです。インポーターのアオイの展示会ではイタリアブランド「ファビアナフィリッピ(FABIANA FILIPPI)」のチュールスカート(10万9000円)が750枚売れた(すごッ!)裏側を聞きました。

11月27日(水)
2足のわらじの法律担当記者と
弁護士取材

 12月9日号の「ファッションと法律(仮)」特集に向けて弁護士取材が続いています。本特集の担当は写真左の平川記者。きれいな靴が大好きでハードなパリコレ取材もハイヒールでガンガン歩き回っていた平川記者は、現在フリーランスとして「WWDジャパン」に記事を書きながら法律事務所のPRマネージャーも務めています。これぞ二足のわらじ、いや、彼女の場合は二足のハイヒールか!?ファッションと法律の2つの世界をつなぐ肝が据わった彼女がいることで、おもしろい特集ができあがりつつあります。乞うご期待!

11月27日(水)
ジャイルの4階に
新しい食のスペース誕生

 表参道の商業施設ジャイル(GYRE)の4階レストランフロアがガラリと変わりました。ジャングルみたいにグリーンがあふれる“ジャイルフード”のコンセプトを手掛けたのは料理人、野村友里さん。古民家を再利用した原宿のレストラン「イートリップ」で知られる方ですね。ほかにもユニークな人たちが集まっています。空間は建築家の田根剛さん、ディレクションは田中開さん、シェフは信太竜馬さん。“循環”をテーマに食材は肥料となり施設内の畑で土に生まれ変わるそう。なんとチャレンジングな!応援したいし楽しみたいと思わされる空間です。

11月28日(木)
何の柄かわかりますか?

 毎週火曜日朝に“レター”と呼ぶメルマガを配信しております(ぜひご登録ください!)。で、11月19日に“大人の女たちよ、笑いを取りに行こう”と題したレターを書いたところ、読者の方から“おもしろいブランドがあるからぜひ見に来て”とメールをいただき展示会へ。ストックマンが扱うイタリア・フィレンツェ発の「オットダム(OTTOD’AME)」です。確かに!このワンピースよ~く見てください。おっぱいです。ん??と思った方は2枚目の写真をぜひ。8人の女性が手掛けるブランドだそうで、女性の裸体などフェミニズムにもつながるメッセージが毎シーズンどこかに入っています。シャレが利いてるわ~。

11月28日(木)
最新(12月2日)号「SNS世代を大解剖」特集と
今日のおやつ

 最新号は10代後半から20代前半にかけての1600人へのアンケートをもとに作った特集です。彼らより少し先輩である20代の記者が中心となって編みました。若者心理を知りたい皆さん!ぜひお読みください。役立ちますよ。今週は、アイウエアの別冊もつきます。カバーオンカバーは「ランドローバー」。そして今日のおやつは、ペットボトルを止めてから必須のティーパック。今はコーン茶にハマってます。

【先週美味しかったもの】

 先週いただいた中で忘れられないのがアルマーニ リストランテ銀座のイタリアン。最高でした。写真は全てルマーニ リストランテ銀座から。

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