安達祐実が“大人カラコン”のイメージモデルに就任 “奇跡の38歳”いわく「自分を表現するものの1つ」

 プリントシール機やカラーコンタクト通販などを手掛けるフリューは、自社オリジナルカラーコンタクトの新ブランド「c(BELLSiQUE)」を発売した。ブランドの世界観を表現するイメージモデルに、エイジレスな美しさが“奇跡の38歳”と女性から絶大な支持を集める俳優、安達祐実を起用した。

 「ベルシーク」は“わたしを魅せる、わたしを楽しむ”がコンセプトの、大人のためのカラコンブランドで、同社運営のカラコンECサイト「ミューコンタクト」などで展開する。“そろそろカラコンを卒業した方がいいのかも”“何歳までカラコンをつけていいのか分からない”と悩む大人の女性に寄り添った商品作りで、自分らしくカラコンを使いこなす楽しさを提案する。

 瞳になじむ自然なデザインと、シーンに合わせて選べるレンズラインアップが特徴。繊細なぼかしドットと透き通るような色味で作る水彩画のようなデザインが瞳に溶け込み、美しさを引き立たせる。レンズカラーは、透明感を引き出しより魅力的に“魅せる”3色と、ナチュラルなアクセントカラーで印象の変化を“楽しむ”3色の計6色。その人自身の魅力を自然に際立たせるため、年齢を問わず瞳のおしゃれを楽しめるように設計している。

 安達祐実を起用した理由は、「美しさとかわいらしさを併せ持つ安達さんが、“魅せる・楽しむ”の2つの魅力を持つ『ベルシーク』の世界観を表するのにぴったりだったから」と同社広報。

 起用に際して、安達祐実は「カラコンは若い人が使う物というイメージもあるかもしれないけど、私は“自分を表現するもののひとつ”だと思う。なので、ファッションやメイクと同じように、自分の魅力を引き立ててくれるもののひとつとして皆さんにも楽しんでほしい。『ベルシーク』はすごくナチュラルなデザインなので、年齢問わず自由に楽しんでもらえたらなと思う」とコメントしている。

 安達祐実は1981年9月14日生まれ。2歳から芸能活動をはじめ、12歳のときに主演したドラマ「家なき子」(日本テレビ系)での高い演技力が評価され、一躍国民的子役俳優に。以降、俳優として数多くのドラマや映画に出演している。

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「RMK」2020年秋冬コレクションは江戸時代の美人画に着目

「RMK」は8月1日、2020年秋冬メイクアップコレクションを限定発売する(一部9月1日発売)。価格帯は2800〜5800円。

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2019年度TOP100ランキングから見る、世界のビューティ業界が拡大した2つの要因

 米「WWD」が毎年発表する「世界のビューティ企業ランキングTOP100社」の2019年版が明らかになり、「WWDビューティ」6月18日号でお伝えした。19年も18年に続き、1位ロレアル(L'OREAL)、2位ユニリーバ(UNILEVER)、3位エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)のトップ3は相変わらずの強さを見せつけた。日系企業では資生堂が5位と、アジアトップのポジションを保持した。ビューティ業界の好調は、2つのトピックスから見てとれる。また、今後に期待の初ランキング企業とは−−。

好調の要因1、スキンケアの伸長

 上り調子のビューティ業界をけん引したのは数年伸び続けるスキンケアなのだが、それを裏付けるように、ロレアルはドクターズスキンケアを扱うアクティブコスメティックス事業部が過去最高の伸長率を達成し、エスティ ローダーは約5年ぶりにスキンケアの売り上げがメイクアップを上回った。また、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)の「SK-II」は20期(四半期換算)連続で2ケタ増を記録している。

好調の要因2、中国市場の成長

 スキンケアの好調に加え、業界の拡大の奏功は、やはり中国、およびアジア市場の成長と言えるだろう。ロレアルは18年からアジアパシフィックが最大の市場となり、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)はビューティの売り上げの45%はアジアが占めるほどになっている。TOP100のランキングからも、今年は中国企業が順位を上げ、さらに株価の騰落率ランキングにも複数ランクインするなど、Cビューティへの期待度が伺える。また、エスティ ローダーが韓国発「ドクター ジャルト(DR JART+)」を擁するハブ&ビー(HAVE & BE)を買収し、初めてアジア企業を傘下にしたり、ユニリーバが日本のスキンケア企業、レノア・ジャパンの株式70%を取得したりするなどアジアブランドの買収も目立った。

初ランクインの企業は北米から

 今回、初めてランクインした企業も多くあったが、中でも2つの企業をお伝えしたい。カナダ発のデシエム(DECIEM)と人気インフルエンサーが手掛ける米国発フーダ ビューティ(HUDA BEAUTY)だ。デシエムは原液にフォーカスし、低価格のスキンケアを展開する「ザ オーディナリー(THE ORDINARY)」をはじめとするユニークなコンセプトのブランドを複数抱え、「フーダ ビューティ」はSNSで多数のフォロワーを持つイラク系アメリカ人のフーダ ・カタン(HUDA KATTAN)がプロデュースするメイクアップが若年層にヒットし、急成長している。20年のランキングではどこまで順位を上げれるか、また日本への上陸も期待したい。

 今回のランキングは2019年の1年間のビューティの売り上げを計算したもので、20年から世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響は反映されていない。上期はその影響を大きく受けるのは間違いないが、新型コロナがいち早く収束に向かった中国では早速、“リベンジ消費”が話題となるなど市場が回復し始めているのも間違いない。ただ、業界全体が回復し以前のような成長に向かうまでにはしばらく時間が掛かると予想する。20年のランキングは、ウィズコロナの時代に変化する消費者のニーズをいち早く察知し柔軟に対応できるかで業績に明暗が分かれそうだ。

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