シュレーガー:罪を犯したことは認めるが、われわれは、いわば拳銃を使えないギャングのようなものだった。スタジオを開いてから金がどんどん入ってくるようになった。スティーブが「ニューヨークマガジン(New York Magazine)」のインタビューを受けて、「われわれはマフィアよりも稼いでいるが誰にも言うな」という彼の言葉が掲載された。ばかなことをしたものだ。われわれがスタジオを始めたのは金もうけのためではなく、成功したかっただけだ。地道だったし、特に散財もしなかった。ただ、方向を間違って愚かなことをしたせいで破滅寸前だったというのは確かだ。
シュレーガー:ひどかった。刑務所ではたくさん本を読んだよ。デヴィッド・ハルバースタム(David Halberstam)の「最良の、最も聡明な人々(The Best and Brightest)」を読んだのを覚えている。そのとき、スティーブと私は刑務所内の大部屋にいて、ホテル事業を始めようと決めたんだ。
LISAはエディが18年に同ブランドで初めて手掛けたバッグ“セーズ(16)”をレディ・ガガ(Lady Gaga)やアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)らとともに世界で初めて手にしたスターの一人で、19年6月の「セリーヌ」20年春夏メンズコレクションと9月の20年春夏コレクションのランウエイショーに来場しているほか、11月にエディが撮影した自身の写真をインスタグラムで披露していた。LISAは撮影や舞台衣装、空港ファッションでもたびたび「セリーヌ」を着用しており、6月26日にリリース予定のBLACKPINKの新曲「How You Like That」のティーザービジュアルの一つでも「セリーヌ」を着用している。
ウルタで取り扱いを始めるブランドには、「インナーセンス オーガニック ビューティー(INNERSENSE ORGANIC BEAUTY)」「ワン ラブ オーガニックス(ONE LOVE ORGANICS)」のほか、女子プロテニス選手のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)とクリードによる日焼け止めブランド「イレブン バイヴィーナス ウィリアムスxクリード(ELEVEN BY VENUS WILLIAMS X CREDO)」などが名を連ねる。ウルタのチーフ マーチャンダイジング オフィサー(CMO)のモニカ・アルナウド(Monica Arnaudo)はクリードについて、「クリーンビューティの草分け的存在だ。化粧品業界においてクリーンビューティに尽力していく上で、今回のパートナーシップは互いにとって有益なものとなる」と話す。
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは、新ヘアケアブランド「スガミ(SUGAMI)」を2020年1⽉からバラエティーストアの一部店舗で先⾏販売し、3⽉から一部のドラッグストアで販売した。また2月に、新ヘアケアブランド「メゾン ドュ テ(MAISON DE THÉ)」を一部ドラッグストアとeコマースで発売。さらにトータルビューティケアブランド「ラックス(LUX)」から新シリーズ「ビューティー アイディー バイ ラックス(Beauty iD by LUX)」を3⽉に発売した。ここまで短期間のうちに複数の新ヘアケアブランド・シリーズをローンチするのは異例のことだ。新型コロナウイルスの影響により、プロモーションや販売戦略は見直すとするが、さまざまなニーズが顕在する中で、複数のブランド発信の背景にはマーケティングに基づいた同社の“新ヘアケア戦略”があった。その戦略について、2人のアシスタントブランドマネージャーに聞いた。
ストライプインターナショナルの「アースミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC & ECOLOGY以下、アース)」が、コロナショックを受けて中国市場から撤退すると現地流通媒体が報じている。それによれば、ECモールのJDドットコム上の同ブランドフラッグシップショップは6月21日でクローズし、30日をもって全面的に中国市場から撤退する予定という。
「アース」だけでなく、同社の「イーハイフンワールドギャラリー(E HYPHEN WORLD GALLERY以下、イーハイフン)」と、同社傘下のキャンが運営する「サマンサ モスモス(SAMANTHA MOS2)」も既に「Tモール」上のショップを閉めており、30日をもって中国事業から撤退と報道されている。「イーハイフン」は、日本国内でも7月末での事業終了が発表されていた。