ファッション通信簿Vol.55 着こなしは進化する!? テイラー・スウィフトの歴代ファッションを米「WWD」が辛口ジャッジ!

 米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!

 第55回はテイラー・スウィフト(Taylor Swift)が登場。現在は最新アルバム「フォークロア(Folklore)」が全米アルバムチャート「ビルボード 200(Billboard 200)」の週間トップにランクインして絶好調だ。今回は、米「WWD」が選び抜いた過去およそ10年間のファッションを評価とともに振り返りたい。

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史上初のデジタル・パリコレ取材 そこに未来はありました エディターズレターバックナンバー

※この記事は2020年7月10日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

史上初のデジタル・パリコレ取材 そこに未来はありました

 パリのオートクチュールは7月6日から8日までの3日間、史上初めてデジタル上でファションウィークを開催しました。デジタル上でファション・ウイークだなんて何それ?ですよね。人が集まってこそのファション・ウイークがデジタルとは、なんか無理やりっぽい。でも文字通り、パリ時間朝10時から夜20時まで、1時間刻みで発表スケジュールが組まれ、実際にオンタイムになるとデジタル上で何かしらが発表されました。多くのブランドは、コレクションのコンセプトや世界観を伝えるムービーを発表しました。

 ムービーなので後から録画を見ることもできるのですが、あえてオンタイムにPC前に座って見たのは、初体験のデジタルコレクションに対して自分自身がどう反応するのか、客観的に観察したかったからです。以前こちらのレターに書きましたが、自分で決めたデジタルコレクションの良し悪しの基準は「それに興奮するか否か」。頭で理解したり、「すべし」論ではなく、体験した結果自分の中をアドレナリンが巡るか否かを大切にしました。だってファッションですから!

 で、結論。そこに未来はありました。良かった!

 玉石混合だし、まだ完璧じゃないけど、デジタル上でコレクションを見て興奮する局面はいくつもありました。キーワードを一つあげると、成否の決め手は「没入感」です。例えば「ディオール」は映画監督を起用してまるで映画のようなムービーを作り、おとぎの世界へ観るものを没入させました。それはパリのロダン美術館でショーを見ることで「ディオール」のおとぎの世界を楽しむ感覚と同じです。

 「没入感」は映像美がないと作れない訳ではありません。インスタライブでデザイナーと対話したりユーチューブのコメントを通じて世界中の人たちとコミュニケーションしながら一つのコレクションを見ていると、ブランドのコミュニティーの中に深く没入してゆく感があり、リアルでショーを見るのとは違うおもしろさがあります。

 もう一つ、取材そのものも新しい感覚を得ました。「WWDジャパン」の取材チームは、オンラインでつながりながら配信を同時に視聴したのですが、メンバーが定刻数分前になるとワラワラとオンライン上に集まるのはなんか楽しい。ドイツ在住のスタッフもいますが、自分との距離感は東京のスタッフと寸分違わず。で、終了後は「あの画像はこんな意味があったのでは?」「あの見せ方がおもしろかった」など感想を語り合って「それではまた1時間後に会いましょう〜」と別れるのです。

 離れているけどつながっている。コロナをきっかけに得たこの感覚はファッションを新しいステージに連れてゆくと確信しました。

IN FASHION:パリコレもストリートも。ジュエリーもインテリアも。今押さえておきたい旬なファッション関連ニュースやコラムを「WWDジャパン」編集長がピックアップし、レターを添えてお届けするメールマガジン。日々の取材を通じて今一番気になる話題を週に一度配信します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在9種類のテーマをお選びいただけます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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ビームスなど4社協働で「ジップロック」をリサイクルした傘のシェアリングサービスを開始

 ビームスは旭化成ホームプロダクツ、テラサイクルジャパン、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Groupと協働し、「ジップロック(ZIPLOC)」をリサイクルした傘のシェアリングサービスをスタートする。9月中旬から西武鉄道池袋線の池袋駅~飯能駅間の26駅で運用する。

 本サービスは旭化成ホームプロダクツが行う活動「ジップロック リサイクル プログラム(ZIPLOC RECYCLE PROGRAM)」の一環で、使用済みの「ジップロック」や廃棄品を回収し、別のプラスチック製品に作り替えることで廃プラスチック問題の解決に貢献するというもの。使い捨てになるビニール傘の廃棄問題に着目し、「ジップロック」をリサイクルしたビニール傘を傘シェアリングサービスとして運用する。テラサイクルが回収とリサイクルを担当し、ビームスの「ビームス クチュール(BEAMS VOUTURE)」が傘のデザインを監修、「アイカサ」がシェアリングサービス運営を行う。

 現在日本は、一人当たりの使い捨てプラスチック容器包装の廃棄量が、米国に次ぐ世界2位。ストローの約400倍に相当するプラスチックが使われるビニール傘は、日本で年間8000万本消費されており、プラスチックごみ廃棄量の多さの要因の一つとなっている。

 「ビームス クチュール」の水上路美デザイナーは、「このプログラムは、アップサイクルやリメイクを通してモノ作りのサステナビリティを考える『ビームス クチュール』の理念とマッチしており、参加の機会をいただき大変光栄。年齢、性別、TPOを問わず誰にでも似合うデザイン。誰が見てもすぐに『ジップロック』を思い起こすようなデザインにしたかった」とコメントしている。

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「ジーユー」がアロエ成分を配合したルームウエアを発売

 「ジーユー(GU)」はアロエ成分を配合したコレクション“アロエラウンジシリーズ”を8月24日に発売する。「ジーユー」公式ECサイトと超大型店舗で取り扱う。

 パジャマ(2990円)、ジャンプスーツ(2990円)、ガウン(2990円)、ヘアバンド(790円)のルームウエアのコレクションで、生地にアロエ成分を練り込んでいる。

 アロエ成分は抗菌、防臭機能や肌への保湿機能が期待できるという。また、カットソー素材を使用し、ルームウエアに求められる柔らかな肌触りと着心地のよさにもこだわった。アロエによる効果は洗濯や着用で減少し、永久的ではないという。

 「サボン(SABON)」とのコラボキャンペーンとして“アロエラウンジシリーズ”のアイテムを購入した際、先着でシュシュと「サボン」直営店舗で使用できるスキンケア製品の試供品引換チケットをプレゼントする。「ジーユー」公式ECサイトでの購入の場合は抽選になる。

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「ファンケル 銀座スクエア」がリニューアル エンタテインメントデジタルコンテンツを導入

 ファンケルは8月7日、「ファンケル 銀座スクエア」を全館リニューアルしてグランドオープンした。当初は4月にオープンする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期し、緊急事態宣言解除後の5月27日に地下1階から4階までをプレオープン、そしてこのたび全館営業となった。

 “美も、健康も、新しい体験。”をメッセージとし、顧客自身がまだ気付けていない美や健康の可能性を発見できる店舗として刷新。またグループ会社であるアテニアのリアル店舗の初出店や、米国発のスキンケアブランド「ボウシャ(BOSCIA)」の製品展示など、ファンケルグループ全体の旗艦店としての役割も担う。

 地下1階から10階までの全11フロアの中で、最も注目すべきは7階の「元気ステーション」だ。心と体の健康をかなえる6つのデジタルコンテンツを導入した無料体験ができるフロアで、楽しいゲーム感覚で健康について気付きや学びを得ることができる。

 例えば、銀座の街並みを片足立ちで巡るゲームを通じて、足の筋力やバランス感覚を測定する「フラミンゴー」、画面に表示されるポーズと同じポーズをとるゲームで、柔軟性の向上などにつなげることができる「マネッコ」など、デジタルコンテンツを用いて心も体も元気になれる健康作りのきっかけを提供する。

 そのほか1階から4階では、ファンケルの免税対応、化粧品、健康食品の各ショップとアテニアショップおよび「ボウシャ」展示スペースなどを展開。5階は美容、6階は健康のそれぞれパーソナルカウンセリングフロア、地下1階と9階は美と健康を意識したメニューを提供する飲食フロア、8階にはサステナブルをテーマにしたカフェスペースを設置し、壁画家の田村能里子氏の新作絵画を展示した。10階は「ファンケル スカイガーデン」と称したマルチイベントスペースで、ガーデンイベントやセミナーなどを開催していく。

 「アテニア」ショップは、同ブランドのファッションとビューティをトータルで体感できる全国初のショップ。化粧品やサプリメント、最新トレンドのアパレルや雑貨など、フルラインアップを展開する。「銀座という場所にファッションも取り扱うショップができ、今まで以上にブランディングに力を入れていくことができる。アテニアのファッションは素材の質感や着やすさ、はきやすさにもこだわっているため、触れてもらって初めて体感してもらえる良さもある。実際、『ファンケル 銀座スクエア』の内覧会の際には、シューズを購入されたマスコミの方が複数いた」と、アテニアの間崎美佐・広報兼社長担当は話す。

 そのほか「ファンケル 銀座スクエア」では、旗艦店ならではの“美と健康の専門家”によるワンランク上を目指したおもてなしを提供。イベントやセミナーなどの開催による多種多様なコト体験なども展開していく予定で、新たな銀座のランドマークを目指していく。

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