「ウィザード(WIZZARD)」が2021年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
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資生堂のグローバルブランド「SHISEIDO」は、サステナブルな活動や製品開発を行うプロジェクト「サステナブル・ビューティー・アクションズ(Sustainable Beauty Actions、以下SBAS)」を始動する。第一弾商品として、世界で初めて生分解性ポリマーPHBHと容器に採用した“アクアジェル リップパレット”を11月1日にブランド旗艦店の東京・銀座「SHISEIDO グローバル フラッグシップ ストア」で数量限定で発売する。また同旗艦店で、ブランドを象徴する美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレート N”のレフィル(詰め替え)サービス「アルティミューン ファウンテン」を11月19日からスタートする。
グローバルプロジェクト「SBAS」は、資生堂が推進する「サステナブル・ビューティー・イニシアティブ(Sustainable Beauty Initiatives)」を基に、ブランド「SHISEIDO」として新たにスタートする取り組み。「MOTTAINAI(もったいない)」「HARMONY(調和)」「EMPATHY(共鳴)」の3つの行動指針を掲げて環境問題や社会問題に対してアクションを起こし、日本発のビューティカンパニーとして新たな社会価値創造を目指す。同プロジェクトでは生活者とのコミュニケーションを重視し特設サイトを開設。ブランドのアンバサダーや社員のサステナビリティへの考えを紹介するほか、「#ShiseidoSBAS」を使用した対話を通じてオンラインコミュニティーを形成していく。今後、成分ポリシーの開示なども行う予定だ。
第一弾商品の“アクアジェル リップパレット”は、2019年9月からカネカと共同開発を開始。同社が保有する独自の素材開発技術と、資生堂の化粧品容器開発のノウハウを融合し誕生した。日本で唯一、世界でも先駆けて100%植物由来による生分解性素材PHBHを採用したもので、海中でも土中でも温暖な気候であれば1~3年で生分解する。パレットは異なる質感の5色をセットし60通りのメイクが楽しめる。パッケージのイラストはアーティストのニキ・ローレケ(Niky Roehreke)が担当し、“A Kiss to the sea”のコンセプトを表現した。
レフィルサービスの「アルティミューン ファウンテン」は、7月にオープンしたブランド初のグローバル旗艦店のコンテンツの一つとして実現。店舗内に専用のラボを設け、事前予約、容器の洗浄を経て美容液の充填を行う。所要時間は1時間程度で、当日中に利用者に戻す。価格は30mLが7500円、50mLが1万1000円、75mLが1万5500円(詰め替えでない製品の価格は30mLが8000円、50mLが1万2000円)。容器の再利用により環境負荷を減らすだけでなく、サステナビリティの取り組みのメッセージ発信、ブランドに愛着を持つきっかけとしての役割も担う。同サービスは今後、各国の薬事規制と照らし合わせながらグローバル展開していくことも視野に入れる。
今回のプロジェクト始動について岡部義照「SHISEIDO」チーフブランドオフィサーは、「昨今の環境問題や人種差別などの社会問題、新型コロナウイルス感染症の拡大により、生活者のサステナビリティ意識は高まっている。社会価値と経済価値に隔たりはなくなっており、サステナビリティを当たり前の価値として提供していくべき。150年近くモノ作りをしている企業としての責任であり、生活者にとって信頼できるブランドであり続けなければいけない。できることからアクションを起こすことが重要と考えた」と話した。
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資生堂のグローバルブランド「SHISEIDO」は、サステナブルな活動や製品開発を行うプロジェクト「サステナブル・ビューティー・アクションズ(Sustainable Beauty Actions、以下SBAS)」を始動する。第一弾商品として、世界で初めて生分解性ポリマーPHBHと容器に採用した“アクアジェル リップパレット”を11月1日にブランド旗艦店の東京・銀座「SHISEIDO グローバル フラッグシップ ストア」で数量限定で発売する。また同旗艦店で、ブランドを象徴する美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレート N”のレフィル(詰め替え)サービス「アルティミューン ファウンテン」を11月19日からスタートする。
グローバルプロジェクト「SBAS」は、資生堂が推進する「サステナブル・ビューティー・イニシアティブ(Sustainable Beauty Initiatives)」を基に、ブランド「SHISEIDO」として新たにスタートする取り組み。「MOTTAINAI(もったいない)」「HARMONY(調和)」「EMPATHY(共鳴)」の3つの行動指針を掲げて環境問題や社会問題に対してアクションを起こし、日本発のビューティカンパニーとして新たな社会価値創造を目指す。同プロジェクトでは生活者とのコミュニケーションを重視し特設サイトを開設。ブランドのアンバサダーや社員のサステナビリティへの考えを紹介するほか、「#ShiseidoSBAS」を使用した対話を通じてオンラインコミュニティーを形成していく。今後、成分ポリシーの開示なども行う予定だ。
第一弾商品の“アクアジェル リップパレット”は、2019年9月からカネカと共同開発を開始。同社が保有する独自の素材開発技術と、資生堂の化粧品容器開発のノウハウを融合し誕生した。日本で唯一、世界でも先駆けて100%植物由来による生分解性素材PHBHを採用したもので、海中でも土中でも温暖な気候であれば1~3年で生分解する。パレットは異なる質感の5色をセットし60通りのメイクが楽しめる。パッケージのイラストはアーティストのニキ・ローレケ(Niky Roehreke)が担当し、“A Kiss to the sea”のコンセプトを表現した。
レフィルサービスの「アルティミューン ファウンテン」は、7月にオープンしたブランド初のグローバル旗艦店のコンテンツの一つとして実現。店舗内に専用のラボを設け、事前予約、容器の洗浄を経て美容液の充填を行う。所要時間は1時間程度で、当日中に利用者に戻す。価格は30mLが7500円、50mLが1万1000円、75mLが1万5500円(詰め替えでない製品の価格は30mLが8000円、50mLが1万2000円)。容器の再利用により環境負荷を減らすだけでなく、サステナビリティの取り組みのメッセージ発信、ブランドに愛着を持つきっかけとしての役割も担う。同サービスは今後、各国の薬事規制と照らし合わせながらグローバル展開していくことも視野に入れる。
今回のプロジェクト始動について岡部義照「SHISEIDO」チーフブランドオフィサーは、「昨今の環境問題や人種差別などの社会問題、新型コロナウイルス感染症の拡大により、生活者のサステナビリティ意識は高まっている。社会価値と経済価値に隔たりはなくなっており、サステナビリティを当たり前の価値として提供していくべき。150年近くモノ作りをしている企業としての責任であり、生活者にとって信頼できるブランドであり続けなければいけない。できることからアクションを起こすことが重要と考えた」と話した。
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「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を擁するタペストリー(TAPESTRY)の最高経営責任者(CEO)にジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)が就任した。クレヴォイセラ新CEOはジデ・ザイトリン(Jide Zeitlin)前会長兼CEOが9月に辞任して以来、暫定CEOを務めていた。なお、スーザン・クロップ(Susan Kropf)筆頭独立取締役は会長職を継続する。
クレヴォイセラ新CEOはアメリカのコネチカット大学でファイナンスを学んだ後、30年以上さまざまな小売企業で財務や運営に関わった。19年に最高財務責任者としてタペストリーに入社。今回の人事でファッション業界の数少ない女性CEOの1人となる。
就任に際して、「1年ほど前に入社して以来、何を優先すべきか明確に判断して信頼とエンパワメントを中心とした文化を築くことで、才能あるチームの能力を最大に引き出すことに注力してきた。事業の成長を促進していくことにワクワクしている。今後さらに顧客とのつながりが強化され、長期的な成長と収益拡大していくだろう」と述べた。
クロップ筆頭独立取締役は、「外部と内部を視野に入れて次期CEO候補を探した結果、取締役会は満場一致でジョアンがタペストリーの成長をけん引する人物として最適だと判断した。7月以降ジョアンは顧客を中心としたデータ駆動型アプローチを主導した。また私たちの持つブランドそれぞれのニーズと強みを理解して、物事を実行して成長に重きをおいている」と語った。
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エディ・スリマン(Hedi Slimane)による「セリーヌ(CELINE)」は10月26日、2021年春夏コレクションを発表した。ショーはモナコのスタジアム、スタッド・ルイ・ドゥ(Stade Louis II)で撮影し配信。若い世代に希望をもってもらいたいというエディ・スリマンの思いから、コレクションはヤングジェネレーションをドキュメンタリーのように捉えた。エディ・スリマンのクリエーションを長年追いかけてきた向千鶴「WWDジャパン」編集長と、25歳の丸山瑠璃ソーシャルエディターの世代の異なる2人が対談し、それぞれの視点で今回のコレクションを読み解く。
向:ティザーでは「MONACO」の文字と併せてバレエダンサーが踊っていたり「HERMITAGE」の文字が一瞬見えたから「ん?ロシアのエルミタージュ美術館」と予測ましたが、無観客ショーの舞台はモナコ公国でしたね。
丸山:はい、会場はモナコのスタジアム、スタッド・ルイ・ドゥでした。21年春夏メンズコレクションでもF1のサーキットをランウエイにしていましたが、今回はトラックがランウエイ。青空が見える開けたロケーションは、スポーティな要素が加わったコレクションにぴったりでしたね。荘厳な建物の装飾を映したティザーから、引き続きブルジョワ的なコレクションかと思いきや、ヤングジェネレーションをドキュメンタリーのように捉えた、ということで若者にも照準を合わせたコレクションになっていて、いい意味で予想を裏切られました。
向:「HERMITAGE」はモナコの5つ星ホテルを意味していたのかな。ベルエポック様式の豪華なホテルから連想するスノッブでブルジョワなイメージは今シーズンも変わらず。そこにスポーティな要素を加えてとにかくフレッシュだった。丸山さんをはじめ、ウチの会社の20代の女子たちを見るようでした。私は“「エーランド(ALAND)」世代”(笑)と呼んでいます。お嬢様がママやパパから借りたきれいなジャケットやワンピースに、大好きな韓国ブランドやスポーツブランドを合わせているイメージです。
丸山:とてもフレッシュでしたよね!メンズではE-boysなどTikTokにいるユースにフォーカスして描写していましたが、今回はウィメンズはこれまでのブルジョワ的要素とスポーティーで健康的な西海岸ガール的要素が融合して若者から大人まで着れるような、良い落とし所を見つけてきた感じがしました。E-boysのウィメンズ版というとE-girlsですが、そこまで行き過ぎずこれまでのコレクションの流れと組み合わせても違和感のないユースのスタイルを選んでいたのがよかった。ティザーにもショーにも出ていたカイア・ガーバー(Kaia Gerber)の私服もまさにこのスタイル。カイアは本当に母でモデルのシンディ・クロフォード(Cindy Crawford)のワードローブを拝借してそうですね(笑)。
向:私はエディのクリエーションの魅力はワードローブの構成力だと思っている。ネイビーやプリンス・オブ・ウェールズのジャケット、ボウタイブラウス、クレリックシャツ、Vネックのセーターに、襟元に小さなフリルがついたワンピース。デニムとフレアパンツとプリーツスカート。そしてライダーズとトレンチコート。全部言いたくて長くなっちゃった(笑)。いつ店に行ってもこれらのスタンダードアイテムがそろっているから、ファンは少しずつ買い足してゆくイメージです。
丸山:今回はそこにジョガーパンツやアノラックなど新たなアイテムが加わっていましたね。さらにロゴ入りのキャップやバケットハット、スポーツブラ、スエットパンツなどは、若者のスタンダードアイテム。BLACKPINKのLISAのダンサー的なスタイルにもしっくりきそうです。今のユースはジャンルに縛られずヒップホップも聴くからか、BGMはプリンセス・ノキア(Princess Nokia)の「I Like Him」でした。
向:選ぶ曲は変わっても音楽の使い方は同じだね。同じ曲をループするから後半はすっかり洗脳されている(笑)。新しいアイテムでおもしろかったのがデニム。これまでデニムはスキニーかフレアーだったけど、今回は色あせた少しゆるいシルエットで「古着屋で見つけてきました!」という感じ。あえての野暮ったさがポイントかな。
丸山:私は肩からかけたストラップが短めのミニバッグが気になりました。この形のバッグは特に古着を好む海外の若者間でリバイバルしていて、ランウエイでも昨シーズンあたりからよく見かけるようになりましたね。
向:ホントよく知っているね(笑)。これまでと基本的には変わらないのにフレッシュに見える。何か違うのかな、と考えたら肌見せの仕方かな、と。“セクシー”の扱い方とも言い換えられます。ヨーロッパのブランドにとって“セクシー”は欠かせない、重要な要素。でも、胸の谷間やヒップラインの強調といったステレオタイプなセクシーの表現はもはや野暮ったい。胸の谷間ではなく、平らなお腹を見せちゃうところがエディは上手い。素足も出しているけれど健康的ですよね。
丸山:肌見せが露骨な感じではなく、とても自然でしたよね。合わせたシューズがスニーカー、ブーツ、ハイキングブーツまで全部フラットだったのも、ノンシャランに落とし込めていた要因かもしれません。ギャザーのミニドレスにもキャップとハイカットスニーカーを合わせていたり、頑張りすぎない感じ。
向:パーカーは8万円くらいになるのかな。高い(笑)。でもそこはロゴのパワーが効いている。ロゴが入ったスポーツブラは相当売れるんじゃない?
丸山:スポーツブラは絶対売れると思います!でも正直値段にもよりますよね。若者でも買えるようなエントリー価格になるといいのですが(笑)。
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ラグジュアリーコニャックメゾン「ヘネシー(HENNESSY)」一家に生まれたキリアン・ヘネシー(Kilian Hennessy)が手掛けるパフュームメゾン「キリアン(KILIAN)」は10月16日、お酒をイメージした新シリーズ“ザ リカーズ”を発売した。
同ブランドは香りの系統別にシリーズをそろえており、“ザ フレッシュ”“ザ ナーコティック”“ザ スモークス”“ザ セラー”の4つをラインアップ。5つ目のシリーズとなる“ザ リカーズ”には、コニャックをイメージした“エンジェルズ シェア オード パルファム”(50mL、2万5000円)とジンをイメージした“ローゼズ オン アイス”(50mL、2万5000円)が登場。
28日に行われたプレス向け発表会では、キリアン本人が香りを一つずつ説明しながら紹介した。「作るのにこれまでで一番苦労したが、最高のデキ」という自信作“エンジェルズ シェア”はコニャックの名家に生まれた彼にとって最もパーソナルな香りだ。「難しかったのは、コニャックの香りを表現しつつ、お酒そのものの香りにならないようにすること。だって、誰もお酒を浴びたような香りは求めないだろう?“酒臭い”香りだけは絶対に避けたかった」と話す。そこで着目したのは、コニャックを説明する時によく用いられる香りだという。「コニャックはセラーに並ぶオークの木樽やシナモン、重厚感のあるバニラに、少しだけチョコレートやヘーゼルナッツの香りも混ざった芳しい香りが特徴。そこでコニャックオイルに甘いトンカビーンズやほろ苦いオークウッド、シナモンエッセンスを加えた。これにより、コニャックそのものの香りというより、コニャックを飲むファンタジーを表現できた」と説明する。
一方で“ローゼズ オン アイス”は妻が好きなカクテル、ライムを絞ったジン オン ザ ロックス(ジンの氷割り)をイメージしたみずみずしくアクアティックな香りだ。ブルガリアンローズとキューカンバー(きゅうり)で蒸留されたヘンドリックス ジンに着想を得て、キーノートにキューカンバーを選んだ。きゅうりからエッセンシャルオイルが作れないために、今回香料メーカーのフィルメニッヒ(FIRMENICH)の新技術「STT(Smell the Taste)」を用い、きゅうりの味を香りで表現。「画期的な新技術を用い、見事にきゅうりのみずみずしくフレッシュな香りを閉じ込めることができた。さらに氷の清涼感とジンのキリッと爽やかな喉ごしを表現するために、アクアティックなノートを厳選した」。そこにジンの香り付けに使われるジュニパーベリーと芳酵なセンティフォリアローズを合わせ、最後にサンダルウッドとムスクを残し、シャープさと深みを出した。
なお、2つの香りともにアール・デコ調のロックガラスをほうふつとするガラスボトルを採用している。また、レフィルもできるような構造になっており、環境にも配慮している。(日本でのレフィルの展開は未定)
今後も同シリーズを拡張すべく、すでに2つの新しい香りの開発に着手しているという。また、ロックダウン中は香水の作り方を改めて見直すきっかけになったと話した。「香水にまつわる本をたくさん読んだのだが、18世紀のコロンはアルコールにシトラスにラベンダーなど天然の香りを混ぜて作られていた。アルコールを96〜97%配合していたために、今の時代にぴったりだと思ったよ。実際に自分も欲していたものだと感じた。だから最近は香水のルーツである18世紀の香りの作り方をベースに、21世紀の香りを作ろうと思ったんだ」とこぼれ話を明かした。
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松屋は、2021年の福袋を年末と年始に分散して販売する。3密が予想される初売りの混雑を緩和し、客が安心して買い物できる環境を整える。販売個数も前年に比べて2割減の約2万個に抑える。
販売方法は事前予約、年内販売、年始販売の3通り。事前予約は12月9〜20日にインターネットで予約を受け付けて、12月26日以降に各売り場で渡したり、代引きで年内発送したりする。年内販売は12月26〜31日に各売り場で販売する。年始販売は例年通り1月2日の初売りで販売するが、混雑しないように整理券を配るなど配慮する。販売個数は年末で5割、年始で5割を見込む。
福袋のテーマもコロナ禍を反映して「応援(エール)」とした。福袋を買う人や、生産者を応援するメッセージを込めた。
紳士服売り場では生産地を応援する福袋を企画した。服や雑貨とその生産地のコメや正油などの名産品をセットにする。「青森県応援!パターンオーダースーツ福袋」は、「サンラインジャパン(SUN LINE JAPAN)」の工場がある青森にちなんで、スーツ1着と青森のヒバを使ったハンガー1本と名産品をセットにした13万〜18万円相当の商品を6万6000円で販売する。「山形県応援!ジムの山形県産ニット福袋」は、ニットアパレルのジム(GIM)が山形で生産するセーターなどを詰め込む。
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「サマンサタバサ(SAMANTHA THAVASA)」創業者の寺田和正氏が立ち上げた新会社サマンサグローバルブランディングアンドリサーチインスティチュート(以下、サマンサグローバル)は10月28日、同社初の店舗「サマンサタバサ グローバル アイランド」を羽田空港第2ターミナル店にオープンした。
これまで同ターミナルに入居していた「サマンサタバサスイーツ&トラベル」を移転リニューアルする形で開かれた同店は、新会社サマンサグローバルの初店舗であり、サステナビリティへの取り組みと、スタートアップ事業を応援する新コンセプトを採用している。「サマンサタバサ サステナブル」「サマンサ スタートアップ」「サマンサブランドショップ」の3つのエリアで構成する。。
「サマンサタバサ サステナブル」では、栃木県・那須高原にある森林ノ牧場と、那須の農家と取り組んで商品企画・販売などを行うチャウス(Chus)と協業したスイーツを扱う。店内にキッチンカーを設置し、バター作りの副産物としてできるスキムミルク(無脂肪乳)を使ったゴーフルのスイーツ「バターのいとこ」や、共同開発したバナナスムージーなどの販売。従来は牧場で提供しているジャージー牛のミルクを使ったソフトクリームも扱う。
「サマンサ スタートアップ」では、新しいブランドを紹介するポップアップスペースを設けており、オープン直後はE-girlsの藤井夏恋がディレクションする「カレンズ クローゼット(KAREN’S CLOSET)」が期間限定で出店する。ブランドショップでは、遊園地をイメージしたメリーゴーラウンドのディスプレーを設置し、視覚的な仕掛けも取り入れた。バッグの「サマンサタバサ」のほか、小物を中心に扱う「サマンサタバサ プチチョイス」、ジュエリーの「サマンサティアラ(SAMANTHA TIARA)」、ゴルフの「サマンサタバサ アンダー25 ナンバー7(SAMANTHA UNDER25 & NO.7)」、メンズの「キングズ(KINGZ)」の商品を取り扱う。
オープン当日に開催した記者発表会では、サマンサグローバルの寺田社長、日本空港ビルデングの鷹城勲会長兼CEO、タレントで、那須で牧場を運営するThinkFUTURE(シンクフューチャー)代表を務めるの紗栄子らが登場。同店で販売するバナナスムージーで乾杯し、新店舗や那須の魅力について語った。
寺田社長はコロナ禍で那須に通い、森林ノ牧場の山川将弘代表やチャウスの宮本吾一オーナーと交流を深めて今回の協業を決めた。「サマンサグローバルはこれまでの知見を生かし、ファッションを組み合わせた新しい付加価値を作っていく新会社。これまでも取り組んできたスイーツ事業を、サステナブルというキーワードで本気になって取り組んでいけば新しい常識、付加価値を作っていけると信じている。日本から世界、日本中の都市をつなぐ架け橋であるこの羽田空港で、仲間たちと一緒に世界を目指して行きたい。今、世の中に広がっている不安を夢、希望に変えられることが、ファッションの力だと思う」と語った。
オープンに駆けつけた紗栄子は9月に栃木に移住し、現在は那須ファームビレッジ(NASU FARM VILLAGE)を運営している。「コロナ禍で馬の命の危機、雇用の問題を知り、無知の状態だったが、何かできるか新規事業として取り組むことになった。19頭の馬の安定した生活を維持することに着手し、今後は競走馬の保護活動にも力を入れて、殺処分問題に取り組んでいきたい」と現状の活動を説明。また、サマンサとのつながりについては、「ファッションでは何年もお取り組みさせていて、どの会社よりも早く女性の社会的な活躍へのサポートを行っているのを見てきた。私が牧場をプレオープンしたときには、すぐに寺田さんがサマンサのスタッフさんを連れて牧場に遊びにきてくださり、『一緒に頑張ろう!』と声をかけてくださりとても心強かった。また栃木県のコミュニティーに暖かく迎えていただいているので、恩返しをしていきたい」と語った。
■サマンサタバサ グローバル アイランド
オープン日:10月28日
営業時間:8:00〜20:00
場所:羽田空港第2ターミナル国内線出発ゲートラウンジ(北)搭乗ゲート59番付近
住所:東京都大田区羽田空港3-4-2
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カナダ発のEC構築サービス「ショッピファイ(SHOPIFY)」は27日、動画投稿アプリのティックトック(TikTok)との提携を発表した。これによりショッピファイ利用者はティックトックに広告動画を配信でき、ティックトックのユーザーは広告をクリックして商品の購入が可能になる。同機能はアメリカですでに開始され、北米やヨーロッパ、東南アジアなどでは21年以降に導入される予定だ。
ショッピファイ利用者は管理画面から簡単な手順でティックトックと接続できるほか、消費者層のターゲティングやパフォーマンスの追跡も同画面上で可能になる。広告用のテンプレートも用意され、広告制作は一層スムーズになる。
ショッピファイとティックトックはまた11月10〜15日に、黒人所有のビジネスを支援するキャンペーン“ショップ ブラック(#ShopBlack)”を開始する。ティックトック内でユーザーに企業コンテンツに関連する動画の作成や投稿を促すタイプの広告である“ハッシュタグ・チャレンジ・プラス(Hashtag Challenge Plus)”を活用して、黒人所有のビジネスに光を当てる取り組みだ。ティックトックユーザーは40を超える企業の動画を見られるだけでなく、ブランドによってカスタムされたエフェクトや音楽を使用できる。
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英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は、香りの瞑想を楽しむブランド初のパフュームを使ったスパトリートメント“ルネサンス”の提供を開始した。今回、“ルネサンス”を実際に体験。折り重なっていく香りに包まれながら、“瞑想”にも似た深いリラクゼーションに導かれるという感覚を味わった。
“ルネサンス”はイタリア・ルネサンス期の医療の“四体液説”にインスピレーションを得た、香りと瞑想を取り入れたスパトリートメントだ。“四体液説”とは、体は4つの体液(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)からできているとする説。さらに世の中にある生きとし生けるものは全て熱・冷・乾・湿の4つの性質を有するとも考えられていて、この4つの性質のバランスがとれているときは健康でいられるが、どれかが過剰にあったり、欠乏したりしているときには病気になる、という当時の考え方がスパのベースとなっている。
体験のスタートはコンサルテーションから。4つのスペース(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)に仕切られた円が描かれたシートが登場し、それぞれのスペースには“落ち着き”“嫉妬深い”“ぶれない”“遊び心がある”など多数の言葉が記してあった。担当してくれたスパセラピストのサエ氏から「この1週間の自分の感情を最も表した言葉を1つ選んでください」と言われ、記者は“忍耐強い”を選択。すると、4種類あるパフューム(“ネロ”“フランジパニ”“コンフェッティ”“サッポー”)の中から“ネロ”が差し出された。
「香りをかいでパフュームを選んでしまうと、自分が好きだと信じている香りしか選ばない人が多い。そうではなく、自分の潜在意識が求めている香りを見つけることが重要で、ルネサンス期の4体液説の考え方を取り入れたコンサルテーションでそれを可能にした。お客さまからは『自分が思ってもいなかった香りと出合えた』などと好評で、選んだ香りを最初に嗅いだときはぴんとこなくても、施術を終えて帰る際にはそのパフュームを購入する人も多い」とサエ氏は話す。
また、自分が選んだ言葉に合った香りは“今の自分の感情にバランスをもたらしてくれる香り”で、選んだ言葉の対角線上の言葉に合った香りは“今の自分に足りないものを補ってくれる香り”なので、そのどちらを使うことも可能(対角線上の香りを使ってバランスをとることを“逆療法”という)。実際に2つをかいでみて、施術に用いるパフュームを決める。
トリートメントルームに入ると、選んだパフューム“ネロ”のベースノートの香りを、スパセラピストがトリートメントに使用するベッドに振りかける。続いて、ミドルノートの香りを取り入れたマッサージバーで、肩からデコルテをマッサージ。その際、施術内容に合わせて手を冷やしたり温めたりし、温度にまで気を配っていた。ラストには、トップノートの香りの温かなミストで部屋が満たされた。そして、最後に完成された香りが“ネロ”の香りなのだという。トリートメントルームを出たあとは、独自の演出が施されたティータイムがあり、スパは終了となった。
トリートメントとして行われたマッサージは、“穏やかな振動”程度の軽いもの。あくまでもメインは香りで、“香りを道しるべに瞑想の世界へ”というコンセプトの通り、香りと振動、そしてルネサンス期の宮殿や教会でレコーディングした音楽で、休息や深いリラクゼーションをもたらす“異空間”へと導いてくれるスパだった。一般的にマッサージを主体としたスパが多い中、全く新しいリラクゼーション体験で、香りの可能性を最大限に感じさせてくれた一方、もう少し多くの種類の香りを体験したいとも思った。
「“ルネサンス”に限らず、ラッシュスパのコンセプトは“あなたに贈る、特別な時間と空間”。旅をするかのように、日常の生活からエスケープするような体験を提供している。コロナ禍で海外旅行が制限される中、旅するような感覚を求めて来店するお客さまも多く、客数は昨年よりも増えている」という。
「ラッシュ」には調香師がいて、パフュームの香りも自社で作っている。その中の一人、エマ調香師は「香りは音楽や本、旅や感情などからインスピレーションを得て開発している。“ルネサンス”に関しては、歴史学者のローズ・バイフリート氏が、ルネサンス期に関するたくさんの情報や本を持って私たちのラボを訪れたときから開発がスタート。そして半年間一緒に仕事をして開発に至った。開発した香りの中で、“ルネサンス”に使うパフュームは4種類。例えば“ネロ”は、花々と香水で編成した豪華な宴会で有名な皇帝ネロなどからインスピレーションを受けた、ネロリやベルガモットの香り。“フランジパニ”は、ルネサンス期に革製の手袋についたタンニンの香りを隠すためや、皮を柔らかくするために使われていたアーモンドオイルが含まれた、ライトでつけやすい香りとなっている」と話す。
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米ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)が、チャプター11を申請して経営破たんしたのが今年7月8日。同社が株式の60%を持つブルックス ブラザーズ ジャパンが、日本における旗艦店青山店を閉店したのが8月30日。表参道店のオープンが9月4日と、激動の4カ月を過ごした「ブルックス ブラザーズ」。当然、これらを覆うようにコロナショックによる影響があり、コロナ以前から仕事着のカジュアル化が“スーツの「ブルックス ブラザーズ」”に暗い影を落としていた。表参道店の初速や好調だというパーソナルオーダーについて、大平洋一ブランドアンバサダーに聞いた。
WWD:逆風とも言える状況の中で、表参道店がオープンして約2カ月。初速は?
大平洋一「ブルックス ブラザーズ」ブランドアンバサダー(以下、大平):オープンからひと月ほど、1階入り口付近に“シャツラボ”という特設スペースを設けていたこともありシャツの売り上げがよかった。
WWD:取材を通じて日々“シャツは厳しい”と聞くが、「ブルックス ブラザーズ」では売れている?
大平:われわれが“ポロカラーシャツ”と呼ぶボタンダウンシャツは、「ブルックス ブラザーズ」が1896年に作ったものだ。「ブルックス ブラザーズ」にとってのアイコンであり、ここ2年ほどはポロカラーシャツや紺ブレなど、われわれのアイデンティティーと言えるアイテムを特にプロモーションしており、それが20代を中心とする若年層にも響いていると感じる。雑誌「ポパイ(POPEYE)」(マガジンハウス)や「ビギン(Begin)」(世界文化社)が、編集コンテンツとして取り上げてくれたことも大きい。また3年ほど前からはビームスやユナイテッドアローズなどへの卸にも力を入れており、これが新客の掘り起こしにつながっている。
WWD:ほかに売れているものは?
大平:日本上陸40周年を記念して2019年に明治神宮外苑で行ったランウエイショーで、ショーピースとして作ったベースボールキャップを表参道店オープンに合わせて商品化した。“B.B.”のロゴを大きくあしらったウール製で初回生産分はMade in USAだ。完売したカラーもあり、現在は日本製に切り替えて多色化展開している。税込みで9900円という価格から、“ファースト・ブルックス ブラザーズ”として購入される方も多い。
WWD:旗艦店機能を青山店から表参道店に移したことで客層も変わった?
大平:採光性の高いガラス張りの店構えによる入りやすさや、周りにアパレルショップが多い立地から気軽に入店される新客が増え、それが売り上げにつながっている。青山店は重厚感があり、通り沿いに他店もなく目的買いのリピーターが中心だったので。
WWD:スーツで9万9000円~のパーソナルオーダーも人気だと聞いた。
大平:毎年、秋冬シーズンの立ち上がり時に全国でパーソナルオーダーフェアを行っており、今年はコロナ禍にもかかわらず好調だった。仕事着のカジュアル化やリモートワークの常態化に伴い既製スーツの売り上げは落ちているが、ありがたいことにオーダー数は横ばいだ。特に、今年はカシミアなど高級生地を使った30万~60万円のオーダーが増えている。またコートの受けもよく、前年同期比35%増だ。スーツについては集計中だが、こちらも前年の数字をクリアする見込みだ。コロナ疲れを打破したいという消費マインドや、特別定額給付金の後ろ支えもあるものと見ている。
WWD:パーソナルオーダー利用客の顔ぶれは?
大平:中心は40〜50代のブランドファンで、パーソナルオーダーを5、6回経験しているリピーターが多い。仕事着のスーツは減っているが、“ここぞ!”の時のハレ着としてのスーツは健在な印象だ。そして「ブルックス ブラザーズ」は、そういう大人をこれからもつくっていかなければならないと思う。
WWD:ずばりパーソナルオーダーの魅力は?
大平:既製スーツの場合、“マディソン”“リージェント”“ミラノ”と主に3種類あるフィッティングを上下で変えることはできず、上下のサイズバランスも決まっている。パーソナルオーダーなら、これをアレンジ可能だ。例えば“マディソン”のパンツのウエストを1インチ上げて、一方でワタリ幅を狭くするなどのパーソナライズができる。
WWD:好調さキープのための次なる施策についても教えてほしい。
大平:オーダーにつきまとう敷居の高さを払拭して、より多くの方に体験してほしいとの思いから10月24日に多摩南大沢、入間、幕張のアウトレット3店舗でもパーソナルオーダーの受付を開始した。価格は思い切って50%オフにした。実は“アウトレットの「ブルックス ブラザーズ」にしか行ったことがない”という方も多く、ここにビジネスチャンスを感じている。またウィメンズには引き続き“ジャケット”のトレンドがあり、ここに紺ブレを提案したい。アラウンド管理職はもちろん、20代にもダッドジャケット的にオーバーサイズを勧めたい。カーディガン感覚で、紺ブレを肩掛けするスタイリングを想定する。
WWD:最後に、大平ブランドアンバサダーの見る「ブルックス ブラザーズ」のビジョンについて聞きたい。
大平:「ブルックス ブラザーズ」は200年を超える歴史を持つ。ポロカラーシャツや紺ブレのみならず、ナンバーワンサックスーツやレップタイなど今日のメンズ服の根幹をなすオリジナルも多く、こういった定番品は困難な状況に強いと思う。このストロングポイントを売り場からいっそう発信していきたい。
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良品計画は、関東最大の店舗となる「無印良品」の東京有明店(江東区)を12月3日に開く。住友不動産の複合商業施設「有明ガーデン」の1〜3階の4628平方メートルで、2019年4月に開店した銀座店を上回る規模になる。衣食住の商品をフルラインアップでそろえ、特に住まいや暮らし、インテリア関連の商品と新しいサービスを前面に打ち出す。
同店のある湾岸エリアは東京五輪・パラリンピックを背景としたマンション開発が盛んな地域。1年前から近隣住民へのアンケートや聞き取り調査を重ねるとともに、コロナによって自宅で過ごす時間が増えていることから、住まいや暮らしの提案を強化する方針を固めた。
新しいサービスも始める。専門スタッフが顧客の自宅を訪問して、収納相談や不用品の引き取り、一時預かり、掃除のアドバイスなどを行う「お片づけサポート」や、観葉植物を期間ごとに定額で提供するサービスは、同店独自の取り組みだ。また、コーヒーやナッツ、ドライフルーツの量り売りや、洗濯用・バス用・トイレ用・食器用の洗剤の量り売りも新しい試みとなる。
リビング、キッチン、寝室、書斎など一部屋単位の小規模なリフォームの窓口や、DIYの初心者向けのセミナーやワークショップなども機会も提供する。広いスペースを生かし、店内には「無印良品」が販売する平屋住宅「陽の家」の原寸大モデルハウスを設置する。
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「ユニクロ(UNIQLO)」はデザイナー、ジル・サンダー(Jil Sander)とのコラボライン「+J」の2020-21年秋冬コレクションを11月13日に発売する。48店舗と公式オンラインストアで取り扱うほか、一部の商品は国内全店舗で発売する。
ウィメンズはカシミアをブレンドしたチェスターコート、ニットワンピース、ウールパンツなど32アイテム。メンズはリブブルゾン、オーバーサイズのシャツなど25アイテムを発表。ダウンコートはメンズ・ウィメンズ共に発売するほか、グッズも4アイテム用意する。
価格帯はアウターが7990~2万4900円、パンツが3990~9900円、スカートが6990円、シャツが3990~8990円、カットソーが1990~4990円、ニットが3990~1万2900円、ドレスが4990~5990円、アクセサリーが2990~9900円だ。
立体的なシルエット、ボリューム感と機能的素材にこだわったコレクションだという。ジル・サンダーは「長く着る、永続的なものであるべきという考えのもと、現代のグローバル ユニフォームとなり得るコレクションを創った」とコメントした。
「+J」は2009年にデビューし、5シーズンを発売したが2011年に終了を発表した。なお、同コラボはジル・サンダー個人との協業であり、自身の名を冠したブランド「ジル サンダー(JIL SANDER)」は無関係だ。
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「ユニクロ(UNIQLO)」はデザイナー、ジル・サンダー(Jil Sander)とのコラボライン「+J」の2020-21年秋冬コレクションを11月13日に発売する。48店舗と公式オンラインストアで取り扱うほか、一部の商品は国内全店舗で発売する。
ウィメンズはカシミアをブレンドしたチェスターコート、ニットワンピース、ウールパンツなど32アイテム。メンズはリブブルゾン、オーバーサイズのシャツなど25アイテムを発表。ダウンコートはメンズ・ウィメンズ共に発売するほか、グッズも4アイテム用意する。
価格帯はアウターが7990~2万4900円、パンツが3990~9900円、スカートが6990円、シャツが3990~8990円、カットソーが1990~4990円、ニットが3990~1万2900円、ドレスが4990~5990円、アクセサリーが2990~9900円だ。
立体的なシルエット、ボリューム感と機能的素材にこだわったコレクションだという。ジル・サンダーは「長く着る、永続的なものであるべきという考えのもと、現代のグローバル ユニフォームとなり得るコレクションを創った」とコメントした。
「+J」は2009年にデビューし、5シーズンを発売したが2011年に終了を発表した。なお、同コラボはジル・サンダー個人との協業であり、自身の名を冠したブランド「ジル サンダー(JIL SANDER)」は無関係だ。
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能とファッションを融合したパフォーマンス「観世清和 × コシノジュンコ “継承される伝統と現在の融合”」が11月9日、東京・銀座の観世能楽堂で開催される。伝統文化を紹介する雑誌「アクト4(ACT4)」を発行するインプレザリオが主催し、これまで同誌で紹介してきた能楽の二十六世観世宗家である観世清和と、ファッションデザイナーのコシノジュンコのコラボレーションが実現した。観世能楽堂が渋谷・松濤から銀座に移転して3周年を記念して5月の開催を予定していたが、コロナ禍の影響で延期となり、11月の秋開催となった。
昼の部と夜の部の2回公演で、第1部では、コシノジュンコが過去に京都とパリで発表した「風神雷神」の美意識を表現したファッションショーを開催。第2部では観世清和による初心者でも親しみやすい演目「紅葉狩 鬼揃」をコシノジュンコによる舞台装置と衣装デザインで披露する。
10月26日に開かれた記者発表会でコシノジュンコは「今日ここで、観世さんたちと一緒に並んでいることを奇跡に思う。京都では琳派400周年の際にショーをして、パリでもオテル・ド・ヴィル(パリ市庁舎)の開催でも、多くの方に面白いと言って頂けた内容。東京では披露したことがなかったのでこの機会に見せられることは嬉しい。今は外国に頼る時代ではなく、日本人が日本を見直すとき。全てタイミングで、今そのときが来たと感じている」と語った。
観世清和は「私たちには700年間の歴史があるが、これまでその時代の社会情勢を取り入れ、現代人としての感性を持って取り組んできた。コシノ先生が素晴らしい作品をつくられたとう話を、佐藤(真理子「アクト4」編集長)さんから伺い、『私たちがやらなければ、誰がやるんだ』と思った」と話した。
■観世清和 × コシノジュンコ “継承される伝統と現在の融合”
日程:11月9日 昼の部13:00/夜の部17:00
会場:観世能楽堂
住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス地下3階
入場料:全席指定2万円(イープラスで事前予約)
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クレンジングバーム「デュオ(DUO)」を手掛けるプレミアアンチエイジングは28日、東証マザーズに新規上場した。公開価格4140円を37%上回る5670円で初値がつき、終値は5260円だった。上場による調達資金については、ECサイトの開発費やブランド事業拡大による人件費、広告宣伝費、借入金の返済などに充てる。
プレミアアンチエイジングは、松浦清代表CEOが2009年に設立。通信販売を中心に、エイジングケアを軸にした化粧品事業を手掛けている。主力ブランド「デュオ」とその姉妹ブランドとして19年に立ち上げた「カナデル(CANADEL)」、今秋誕生した海外展開を見据える「シトラナ(SITRANA)」とオーガニックブランド「イミュノ(IMMUNO)」の4ブランドを展開する。
20年7月期の業績は、定期販売の顧客に2品目以上を購入してもらう施策(クロスセル)や卸売販売部門の増員を行なうなどの営業体制の強化により、売上高は前期比71.9%増の205億800万円、営業利益は同581.9%増の16億5300万円、経常利益は同593.5%増の16億3500万円、純利益は555.9%増の11億4300万円だった。
21年7月期は、売上高252億7000万円(同23.2%増)、営業利益26億100万円(同57.3%増)、経常利益25億4600万円(同55.7%増)を見込む。今後、売り上げの約8割を占める「デュオ」の主力商品“ザ クレンジングバーム”に次ぐ第二の柱となる商品やブランド育成を強化する。
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クレンジングバーム「デュオ(DUO)」を手掛けるプレミアアンチエイジングは28日、東証マザーズに新規上場した。公開価格4140円を37%上回る5670円で初値がつき、終値は5260円だった。上場による調達資金については、ECサイトの開発費やブランド事業拡大による人件費、広告宣伝費、借入金の返済などに充てる。
プレミアアンチエイジングは、松浦清代表CEOが2009年に設立。通信販売を中心に、エイジングケアを軸にした化粧品事業を手掛けている。主力ブランド「デュオ」とその姉妹ブランドとして19年に立ち上げた「カナデル(CANADEL)」、今秋誕生した海外展開を見据える「シトラナ(SITRANA)」とオーガニックブランド「イミュノ(IMMUNO)」の4ブランドを展開する。
20年7月期の業績は、定期販売の顧客に2品目以上を購入してもらう施策(クロスセル)や卸売販売部門の増員を行なうなどの営業体制の強化により、売上高は前期比71.9%増の205億800万円、営業利益は同581.9%増の16億5300万円、経常利益は同593.5%増の16億3500万円、純利益は555.9%増の11億4300万円だった。
21年7月期は、売上高252億7000万円(同23.2%増)、営業利益26億100万円(同57.3%増)、経常利益25億4600万円(同55.7%増)を見込む。今後、売り上げの約8割を占める「デュオ」の主力商品“ザ クレンジングバーム”に次ぐ第二の柱となる商品やブランド育成を強化する。
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障害者向けランジェリーブランド「インティメトリー(INTIMATELY)」の創業者であるエマ・バトラー(Emma Butler)は、横開きのショーツやマグネット・面ファスナーを使ったブラなど、機能的かつファッショナブルでセクシーな選択肢を増やす取り組みを行っている。バトラーの母親は慢性的な痛みを伴う線維筋痛症があり着替えを手伝う必要があった。そして、身体的に障害のある人に向けたアイテムはファッション性に欠けるものが多い。彼女の母親はそれを「人間性を否定される体験」と表したという。バトラーはその後大学で勉強するかたわら友人や母のために洋服作りを始め、同ブランドを設立。障害のある女性が本当に着たいと思うものを作ることを目標としている。
「すべての女性に選択肢があることが大切。世の中のたくさんの女性が障害によって好きな洋服を着られていない。そういった人々に向けて、他の人同様に洋服を作ることは大事なこと。下着の分野で働くことはとても興味深くて、自己肯定心や愛、性的魅力、セクシーと感じることと深く関わっている。ファッションは視覚的言語の一つ。自己表現の方法でもあるし、自分自身について提案できるもの」と述べた。「インティメトリー」の公式サイトには障害のある女性が自身の体験を共有する場所も設けてあり、バトラーはそうすることで「彼女たちも恋愛体験や性的交流に関してのトピックに“含まれている”と感じる」という。
また商品開発に関しては「誰でも簡単に着られるアイテムを制作すると同時に、ファッション性にも妥協していない。医療品のようなものやおむつのようなデザインばかりを用意したくない。そして価格設定も手ごろにしている。障害のある人は大体、健常者より収入が少ないから」とコメント。さらにD2Cであることにこだわりを持っている。「オンラインの場合私たちもどこからでも発送できるし、消費者も自宅から出なくて良い。開けやすい箱を使用して、最初から最後まで良い体験を提供するようにしている」と述べた。
障害者権利運動家のキーリー・キャットウェルス(Keely Cat-Wells)もまた、「障害があると、店舗で洋服を見つけることはすごく難しい。時には入ることすらできない。多くの企業は一つのサイズがみんなに合わないことを知っている。でも一つのデザインがみんなに合わないということを理解できていない」と語る。
ファッションシーンではリアーナ(Rihanna 本名:ロビン・リアーナ・フェンティ)によるブランド「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE X FENTY)」が、新作コレクションのショーにたびたび障害のあるモデルを起用している。アメリカンイーグル(AMRTICAN EAGLE)の下着ブランド「エアリー(AERIE)」も車椅子に乗ったモデルを、“ボディーポジティブ”の考えを提唱するキャンペーンのロールモデルに起用した。しかし近年のインクルージョン(包括性)を促進する流れを受けてもファッションショーや宣伝素材に障害のある人を起用するブランドは少数で、障害のあるデザイナーはさらに少ない。
キャットウェルスは今後、「もっと多くのランジェリーブランドが障害のある消費者に寄り添い、“セクシー”がみんなのものだと表現していけば世の中の風潮を少しずつ変えられるかもしれない」と述べた。
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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)によるティファニー(TIFFANY & CO.)買収について、両社が買収価格の引き下げについて協議していると複数のメディアが報じた。
買収を発表した2019年11月当初は1株あたり135ドル(約1万4000円)で合意していたところ、両社は1株あたり130~135ドル(約1万3500~1万4000円)で協議中だという。報道を受けてティファニーの株価は急上昇し、27日の終値は前日比4.93%増の128.88ドル(約1万3400円)となった。関係筋によると、協議は継続中だが依然として「決裂する可能性もある」という。
両社からはいずれもコメントを得られなかった。
時価総額2110億ユーロ(約26兆円)ともいわれるLVMHにとって、この値下げは直接的な意味はないといえる。しかし、LVMHとティファニーが法廷闘争を繰り広げている現在、LVMHにとって不利な判決を裁判所に下されるよりも値下げに応じて買収を実行した方が得だと考えている可能性もあるという。一方で、例え買収が実行されたとしても、これまで両社が激しく対立していたことによる「ダメージコントロールは必至だ」と情報筋は話す。
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中The post LVMHのティファニー買収問題 買収価格引き下げで合意なるか appeared first on WWDJAPAN.com.
「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」のクリエイティブ・コンサルタントに、ファウスト・プリージ(Fausto Puglisi)が就任した。ポール・サリッジ(Paul Surridge)前クリエイティブ・ディレクターが2019年3月に退任して以来、トップがいなかったデザインチームを統括する。同氏による初コレクションは1月に発表予定だ。
プリージ新クリエイティブ・コンサルタントは1976年イタリアのシチリア島生まれ。2010年に自身の名を冠したブランド「ファウスト プリージ」を設立。セクシーな“女性らしさ”やファッションへの大胆なアプローチで、アニマルプリントや鮮やかなパターン、古代ローマの雰囲気を得意とする。
就任に際してプリージ新クリエイティブ・コンサルタントは、「『ロベルト カヴァリ』のような素晴らしいブランドのレガシーを引き継げることをうれしく思うし、誇りに感じる。包括性や美しさに関する私の考えを発展させて、文化、多様性、美学についての対話を増やしていきたい」と述べた。「ロベルト カヴァリ」のエンニオ・フォンタナ(Ennio Fontana)=ジェネラル・マネジャーは「プリージは豊かな経験を有している。彼はブランドのレガシーを理解し、再解釈することができるデザイナーだ」と語った。
同ブランドのジャン・ジャコモ・フェラリス(Gian Giacomo Ferraris)前最高経営責任者(CEO)は年内で退任予定。16年に就任以来、経営不振の脱却に努めていたが、新型コロナによる経済への打撃が退任の決め手となった。
「ロベルト カヴァリ」の親会社は、ドバイの投資会社ビジョン・インベストメント(VISION INVESTMENT)で、19年11月に伊投資会社クレシドラ(CLESSIDRA)から全株式を取得した。ビジョン・インベストメントのオーナーは、不動産開発会社ダマック・プロパティーズ・グループ(DAMAC PROPERTIES GROUP以下、ダマック)のフセイン・サジワニ(Hussain Sajwani)創業者兼会長で、22年オープン予定であるダマック傘下の投資会社が建設に携わるホテルの内装を「ロベルト カヴァリ」が担当するほか、同ブランドのコンテンポラリーライン「ジャスト カヴァリ(JUST CAVALLI)」がドバイで展開しているラグジュアリーヴィラ事業の建設をダマックが請け負っている。
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ロレアル(L'OREAL)は化学産業大手のトタル(TOTAL)とガス発酵技術開発ベンチャーのランザテック(LANZA TECH)と協業し、世界で初めて工場や施設から排出される産業炭素を再利用した化粧品用のプラスチックボトルを開発する。ランザテックが産業排出物の炭素をエタノールに変換し、そこからトータルが脱水処置でエチレンに変え、さらに化学重合させてポリエチレンに仕上げる。そのポリエチレンをロレアルがボトルやパッケージに用いるという。2024年までに自社のシャンプーとコンディショナーに導入する予定だ。
ロレアルは「3社の協業により、サステナブルなサーキュラーエコノミーをかなえ、炭素排出量の削減や再利用に向けて多様な可能性をもたらす」とコメント。ジェニファー・ホルムグレン(Jennifer Holmgren)=ランザテック最高経営責任者は「よりクリーンな地球の実現という共通のゴールを目指して始動したコラボレーションだ。われわれはともに、炭素の再利用を可能にすることで使い捨ての炭素素材をなくし、カーボンフットプリントの削減を目指す」と話す。
なお、ロレアルは6月にサステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー(L’Oreal For The Future)」を策定したばかりだ。2030年までには全ての製品パッケージのプラスチックをリサイクルもしくは植物性のものにすることを掲げ、さらに製品毎の温室効果ガスの排出量を16年の半分にすると宣言している。
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ロレアル(L'OREAL)は化学産業大手のトタル(TOTAL)とガス発酵技術開発ベンチャーのランザテック(LANZA TECH)と協業し、世界で初めて工場や施設から排出される産業炭素を再利用した化粧品用のプラスチックボトルを開発する。ランザテックが産業排出物の炭素をエタノールに変換し、そこからトータルが脱水処置でエチレンに変え、さらに化学重合させてポリエチレンに仕上げる。そのポリエチレンをロレアルがボトルやパッケージに用いるという。2024年までに自社のシャンプーとコンディショナーに導入する予定だ。
ロレアルは「3社の協業により、サステナブルなサーキュラーエコノミーをかなえ、炭素排出量の削減や再利用に向けて多様な可能性をもたらす」とコメント。ジェニファー・ホルムグレン(Jennifer Holmgren)=ランザテック最高経営責任者は「よりクリーンな地球の実現という共通のゴールを目指して始動したコラボレーションだ。われわれはともに、炭素の再利用を可能にすることで使い捨ての炭素素材をなくし、カーボンフットプリントの削減を目指す」と話す。
なお、ロレアルは6月にサステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー(L’Oreal For The Future)」を策定したばかりだ。2030年までには全ての製品パッケージのプラスチックをリサイクルもしくは植物性のものにすることを掲げ、さらに製品毎の温室効果ガスの排出量を16年の半分にすると宣言している。
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人気ヘアサロン「グリコ(grico)」では、店内と独自のECサイト“グリコ クロージング”で服を販売している。売り上げは非常に好調で、サロンの収益性向上に大いに貢献しているという。ここではエザキヨシタカ代表に、服の販売の仕組みと可能性について聞いた。
WWD:取り扱う服はどうやって入手している?
エザキヨシタカ「グリコ」代表(以下、エザキ):服は、日本の若手デザイナーとコラボして制作したり、海外で買い付けたりしています。買い付けは、以前はイタリアやタイなどへも行っていましたが、最近は韓国で行うことが多いですね。
WWD:どのような服を仕入れている?
エザキ:「グリコ」が提供するヘアデザインに合わせ、モード系や“大人めストリート系”のデザインの服を多く仕入れています。1回の買い付けで100着くらい仕入れ、それが大抵1カ月~1カ月半で完売となります。価格帯は8000~4万円程度ですね。売り上げは非常に好調で、サロンの収益性向上に大いに貢献しています。
WWD:好調の秘訣は?
エザキ:好調の秘訣は“美容師ならではのバイイング”にあります。一人のお客さまをイメージし、「あの人に着てほしい」と思える服を買い付けます。実際にそのお客さまが購入してくれなくても、「グリコ」のヘアデザインを気に入って通ってくれている人の嗜好には共通点があるので、他のお客さまが購入してくれる可能性も高い。美容師はお客さまのライフスタイルを熟知しているので、例えば「来月から新生活が始まるのでこれまでとは違うテイストの服を」とか「旦那さんに似合いそう」とか、美容師ならではの提案もできるんです。また、ヘアサロンの最大の強みは、お客さまが平均して2時間近くも鏡の前に滞在してくれること。服を取り扱えばその分会話のネタも増えるし、結果的に会話が服の宣伝にもつながります。服を購入してくれたら、それに合わせたヘアアレンジを提案してあげることもできるんです。
WWD:「グリコ」で服の取り扱いを始めたきっかけは?
エザキ:2011年の東日本大震災がきっかけでした。美容師は技術職なので、体を動かさないと稼ぐことができません。そうである以上、思わぬ災害や病気で体を動かせなくなった時点で収入が絶たれてしまいます。スタッフが安心して働ける環境作りのためには物販の強化が必要で、最もビューティにマッチした商材としてファッションに目をつけたんです。
WWD:服は顧客以外にも販売している?
エザキ:現在は、仕入れた服を他のサロンにも卸していて、取り扱いサロンは増えつつあります。もちろん、どんなサロンでも取り扱えば成功するわけではありません。取り扱うには、ヘアサロンとして明確なヘアアデザインを打ち出せていることが重要。ヘアとファッションは一体なので、ヘアデザインのテイストにマッチした服を提案することができます。逆に言うと、それができていれば服を取り扱わない理由がなく、美容師にとってもファッション関係者にとっても、ビューティとファッションの融合には可能性しか感じないですね。
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ダニエル・リー(Daniel Lee)が手掛ける「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が注目を集めている。ダニエルは2018年に32歳の若さで、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任。ブランドのエレガンスを再解釈した斬新な提案が共感を呼び、幅広い年齢層に支持されている。
彼と同世代であり、今業界から注目を浴びるのが若手スタイリストの髙田勇人だ。スタイリスト祐真朋樹に師事し、16年に独立。モード誌や広告、アーティストのスタイリングなどを中心に活躍する。「ダニエルとは同じ1990年代に青春を過ごしてきた者同士のシンパシーを感じる」と言う髙田に、「ボッテガ・ヴェネタ」を自由にスタイリングしてもらった。
スタイリスト髙田勇人が選ぶ
「ボッテガ・ヴェネタ」
1 / 3
1コーディネート目はブラックのロングコートに、ラバー素材が特徴のアンクルブーツ“パドル ブーツ”と、アイコニックな“イントレチャート”をナイロン素材で再解釈したトートバッグを合わせた。「『ボッテガ・ヴェネタ』のアイテムは実際に袖を通してみて初めて発見する良さが隠れています。コートはアームホールが狭く、最初はタイトな印象でしたが、実際にじっくり着てみるととても着心地が良い。ここが細いのには意味があったんだなと納得させられます。それからどんなアイテムもスリットやボタンの使い方など遊び心があってワクワクします。『ボッテガ・ヴェネタ』ではバッグやシューズに注目が集まっていますが、僕がオススメしたいのはウエアです。他のブランドでは見つけることのできないシルエットなので、多くの人にぜひ着て試してほしいなと思います」。
ダニエルは以前「WWD ジャパン」へのインタビューで、縦の長さを強調する自身の特徴的なシルエットを“エロンゲイト(縦に引き伸ばした)”と表現した。窮屈なイメージがある“スキニー”や“スリム”とは違う、着る人の存在感を損なわない拡張のイメージだと言うのだ。2ルック目に髙田が着用したショート丈のジャケットとハイウエストのパンツはまさにそのダニエルらしい斬新なシルエットの組み合わせだ。「それぞれ別々で見たときはどちらも極端だなと思いました。けれど着てみるとちゃんとバランスが取れるように計算されている。最初は自分っぽくラフにTシャツを出して着ようと思いましたが、ランウエイのルックみたいにタックインして着たら最終的にはそれがしっくりきましたね。着用したカーディガンもいろいろな着方が楽しめます」。
表参道店がプレオープン
「ボッテガ・ヴェネタ」は10月30日に、新たな旗艦店を東京・表参道にプレオープンする。同店限定アイテムとして登場するのが、髙田も着用した“パドルブーツ”の限定色“デューン”と、ナイロン素材のトートバッグ“ザ・パデッド トート”だ。加えて同じくナイロン素材のクロスボディーバッグ“ザ・パデッド テック カセット”も登場する。バッグ2型の限定カラーは“キャンピング”と呼ばれるモスグリーン。
「ボッテガ・ヴェネタ」で人気を集めるがメゾンの築き上げてきた技術が際立つ革小物だ。表参道店限定で登場するのは“イントレチャート”の財布3型。カラーは“キャンピング”をそろえる。
プレオープン日:10月30日
住所:東京都渋谷区神宮前5-1-5
営業時間:11:00~20:00
電話番号:03-5962-7630
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ダニエル・リー(Daniel Lee)が手掛ける「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が注目を集めている。ダニエルは2018年に32歳の若さで、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任。ブランドのエレガンスを再解釈した斬新な提案が共感を呼び、幅広い年齢層に支持されている。
彼と同世代であり、今業界から注目を浴びるのが若手スタイリストの髙田勇人だ。スタイリスト祐真朋樹に師事し、16年に独立。モード誌や広告、アーティストのスタイリングなどを中心に活躍する。「ダニエルとは同じ1990年代に青春を過ごしてきた者同士のシンパシーを感じる」と言う髙田に、「ボッテガ・ヴェネタ」を自由にスタイリングしてもらった。
スタイリスト髙田勇人が選ぶ
「ボッテガ・ヴェネタ」
1 / 3
1コーディネート目はブラックのロングコートに、ラバー素材が特徴のアンクルブーツ“パドル ブーツ”と、アイコニックな“イントレチャート”をナイロン素材で再解釈したトートバッグを合わせた。「『ボッテガ・ヴェネタ』のアイテムは実際に袖を通してみて初めて発見する良さが隠れています。コートはアームホールが狭く、最初はタイトな印象でしたが、実際にじっくり着てみるととても着心地が良い。ここが細いのには意味があったんだなと納得させられます。それからどんなアイテムもスリットやボタンの使い方など遊び心があってワクワクします。『ボッテガ・ヴェネタ』ではバッグやシューズに注目が集まっていますが、僕がオススメしたいのはウエアです。他のブランドでは見つけることのできないシルエットなので、多くの人にぜひ着て試してほしいなと思います」。
ダニエルは以前「WWD ジャパン」へのインタビューで、縦の長さを強調する自身の特徴的なシルエットを“エロンゲイト(縦に引き伸ばした)”と表現した。窮屈なイメージがある“スキニー”や“スリム”とは違う、着る人の存在感を損なわない拡張のイメージだと言うのだ。2ルック目に髙田が着用したショート丈のジャケットとハイウエストのパンツはまさにそのダニエルらしい斬新なシルエットの組み合わせだ。「それぞれ別々で見たときはどちらも極端だなと思いました。けれど着てみるとちゃんとバランスが取れるように計算されている。最初は自分っぽくラフにTシャツを出して着ようと思いましたが、ランウエイのルックみたいにタックインして着たら最終的にはそれがしっくりきましたね。着用したカーディガンもいろいろな着方が楽しめます」。
表参道店がプレオープン
「ボッテガ・ヴェネタ」は10月30日に、新たな旗艦店を東京・表参道にプレオープンする。同店限定アイテムとして登場するのが、髙田も着用した“パドルブーツ”の限定色“デューン”と、ナイロン素材のトートバッグ“ザ・パデッド トート”だ。加えて同じくナイロン素材のクロスボディーバッグ“ザ・パデッド テック カセット”も登場する。バッグ2型の限定カラーは“キャンピング”と呼ばれるモスグリーン。
「ボッテガ・ヴェネタ」で人気を集めるがメゾンの築き上げてきた技術が際立つ革小物だ。表参道店限定で登場するのは“イントレチャート”の財布3型。カラーは“キャンピング”をそろえる。
プレオープン日:10月30日
住所:東京都渋谷区神宮前5-1-5
営業時間:11:00~20:00
電話番号:03-5962-7630
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繊維・化成品の商社、蝶理の2020年4〜9月期は、連結の売上高が1021億円(前年同期は1643億円/新しい会計基準を適用したことにから前年同期比は非公表)、営業利益は前年同期比65.4%減の15億円。
セグメント別では、繊維事業の売上高が435億円(前年同期は555億円)、セグメント別利益(経常利益)は同8.3%減の17億円で減収減益だった。アメリカ向けなどの海外事業は堅調だったものの、国内市場は新型コロナウイルス感染拡大の影響による消費マインドの低迷や店舗の営業自粛が大きな痛手となった。
また、蝶理の連結子会社である東京⽩ゆり會の事業を収束すると発表した。同社は「市場競争が厳しい中で、将来の収益確保が⾒込みにくい状況であることから事業収束を決めた」とコメントした。東京⽩ゆり會は1948年創業で、「ノンニ(NONNI)」などミセス向け婦人服の企画・卸を手掛けており、全国の百貨店を中心に60店舗以上を展開している。蝶理は14年に子会社化し、20年3月期の売上高は約11億円だった。21年2⽉末までは通常通り営業する予定。
21年3月期(連結)の業績は売上高が同36%減の2100億円、営業利益が同42%減の47億円を予想している。
The post 蝶理4~9月期の繊維事業は大幅減収 子会社の東京白ゆり會の事業を休止 appeared first on WWDJAPAN.com.
繊維・化成品の商社、蝶理の2020年4〜9月期は、連結の売上高が1021億円(前年同期は1643億円/新しい会計基準を適用したことにから前年同期比は非公表)、営業利益は前年同期比65.4%減の15億円。
セグメント別では、繊維事業の売上高が435億円(前年同期は555億円)、セグメント別利益(経常利益)は同8.3%減の17億円で減収減益だった。アメリカ向けなどの海外事業は堅調だったものの、国内市場は新型コロナウイルス感染拡大の影響による消費マインドの低迷や店舗の営業自粛が大きな痛手となった。
また、蝶理の連結子会社である東京⽩ゆり會の事業を収束すると発表した。同社は「市場競争が厳しい中で、将来の収益確保が⾒込みにくい状況であることから事業収束を決めた」とコメントした。東京⽩ゆり會は1948年創業で、「ノンニ(NONNI)」などミセス向け婦人服の企画・卸を手掛けており、全国の百貨店を中心に60店舗以上を展開している。蝶理は14年に子会社化し、20年3月期の売上高は約11億円だった。21年2⽉末までは通常通り営業する予定。
21年3月期(連結)の業績は売上高が同36%減の2100億円、営業利益が同42%減の47億円を予想している。
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八木通商は10月16日、エコペルジャパン(ECOPEL JAPAN COOPERATION)を発足した。社長CEOには住吉聡・八木通商代表取締役兼常務が就任した。出資比率は八木通商が70%、エコペル社の親会社であるプレシラ社(PRESCILLA LIMITED)が30%。
「エコペル」はラグジュアリーブランドからグローバルSPAまで顧客に持つ、高級人工ファーブランド。八木通商は昨年9月にプレシラ社と戦略的な資本提携に合意し、ジャパン社設立に向けて準備していた。ジャパン社は今後日本市場において、エコペル社が生産する商材の独占販売およびマーケティング活動を行い、「エコペル」ブランドのバリュー向上とビジネス拡大を図る。また、米国においても独占販売権(一部顧客除く)を取得し、八木通商アメリカ社がすでに積極な営業活動を行っている。
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京友禅の老舗「千總(CHISO)」は11月初旬に初のオリジナルバッグを発売する。「千總」は1555年に京都で創業。創業以来、キモノだけでなく法衣や室内装飾品を手掛けてきた。約2年前にリブランディングに着手し、ロゴを変更。キモノにも洋服にも合わせられる初のバッグコレクション“オクタゴン”を製品化した。“オクタゴン”とはブランドのロゴにも使用している八角形のこと。ブランドのモノグラムをエンボスで施したレザーやオリジナルで作成した金具を用い日本の職人が一つ一つ丁寧に仕上げている。バッグはボックス型と巾着型の2種類で、折りたためるキモノに着想を得て、いずれも平らに畳めるようになっている。
ボックス型はキモノに合わせる利休バッグから着想を得たかたちで大きいサイズはオーバーナイトバッグとしても使用可能だ。巾着型の取っては竹かごをイメージしており、組みひもなどディテールにもこだわっている。畳めるので旅行の際にはコンパクトに持ち運べる機能性と美しさを備えている。
カラー展開はブラックやベージュな、チャコールなどのベーシックカラーおよびマジェンタやイエロー、ライトパープルなど鮮やかなカラーがそろう。ボックス型の価格はLサイズが30万円、Sサイズが24万円。巾着型はLが25万円、Mが23万円、Sが18万円。京都の本店と公式サイトで販売する。
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「EP」が2021年春夏コレクションを発表した。
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