「セルヴォーク」の2021年春夏コレクションは“ビターピンク”を提案 エアリーなフェイスカラーが初登場

 「セルヴォーク(CELVOKE)」は2021年1月8日、2021年春夏コレクション発売する。“愛”をテーマに、ほのかにくすみを帯びたピンクのカラーバリエーションとビターなパープル系のムードを仕込むアイテムをラインアップする。

 「セルヴォーク」といえば、赤みを帯びたくすみオレンジの“テラコッタ”のリップやグロスが大ヒットし、テラコッタカラーブームをけん引してきたが、今シーズンは“ビターピンク”をキーカラーにした。田上陽子クリエイティブ・ディレクターは、「今年は一度立ち止まり、自分自身を見つめ直す機会が多かった。新型コロナで生活様式が変わる中で、沈んだ気持ちをハッピーに、そして未来に向けて普遍的で本質的な美しさを提案すべく、『セルヴォーク』らしいピンクを打ち出す」と話す。

 植物由来のオイルを配合しムラなく密着するアイカラー“ヴォランタリー アイズ”は、ピンクからパープルにかけてレイヤリングが楽しめる新色4色と限定4色(各2000円)の抜け感のあるペールトーンカラーをそろえる。肌から浮かない透け感のある発色で奥ゆきのある目元を演出する。

 今回初登場の“ブロウイング フェイスカラー”は、ピンクからベージュにかけて、毛穴や小ジワなどをスムースにカバーする限定3色(各3200円)を用意する。クリーム状からパウダー状へと変わるテクスチャーで、セミマットな肌をかなえる。

 そのほか、ピンクニュアンスを帯びた新色2色と限定2色をそろえるクリアな発色の“エンスロール グロス”(各2800円)や、パールでくすみ感を帯びた限定3色を用意する“シュアネス アイライナーリキッド S”(各2800円)、水・汗・皮脂に強いラスティングタイプの“シュアネス アイライナーリキッド C”には、深みのあるディープレッド(2800円)が限定で仲間入りする。

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ベースメイク・総合部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ベースメイク・総合の、百貨店・セミセルフ部門は、石けんでオフできるタイプやUVカット効果が高いアイテムがランクイン。1位は、「クレド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“ヴォワールコレクチュール”。「人気の下地がリニューアルして話題になった」との声。2位は「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」の“ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ”。3位は「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」の“プロテクティング ファンデーション プライマー”と“モイスチャライジング ファンデーション プライマー S”が同率で並んだ。バラエティー・ドラッグストア部門の1位は、「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”に決定。「マスク着用が定番化し、敏感肌需要が追い風になった」といった声。2位は「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」の“皮脂くずれ防止化粧下地”、3位は「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ”がランクインした。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ヴォワールコレクチュール”

「クレド・ポー ボーテ」

 クリームのようなテクスチャーで、小ジワ、毛穴、色ムラをカバーし、潤いのある美しい仕上がりを長時間持続させる化粧下地。肌表面の加水分解シルクなどを配合したブランド独自成分「イルミネイティングコンプレックス」(保湿成分)を配合していて、滑らかな素肌へ仕上げる。旧製品の“ヴォワールコレクチュール”の生産は終了しており、現在は“ヴォワールコレクチュールn”として販売している。<SPF20・PA++>(全1色、40g、6000円)

2位 “ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ”

「エスティ ローダー」

 1998年の発売以来、ロング&ベストセラーを誇るリキッドファンデーション。毛穴、くすみ、シミ、色ムラをしっかりカバーし、滑らかでセミマットな仕上がり。24時間続くロングラスティング力で、朝から夜までくすみのない美しい色をキープ。“ダブル ウェア”には、「シリコーン中水」処方を採用。肌に塗布すると、持続性ポリマーが肌に密着し、表情の動きに合わせてしなやかに伸びるため時間が経っても崩れにくい。カラーバリエーションは全10色、公式オンラインショップでは23色展開。<SPF10・PA++>(各30mL、各6000円)

3位 “プロテクティング ファンデーション プライマーS”

「ポール&ジョー」

 「ポール&ジョー」史上最高レベルのUVカット効果を備えながら、美容液のように心地良いみずみずしさと透明感のある仕上がりに。紫外線から肌を防御しながら、潤いと透明感のある肌に仕上げる。UV吸収剤をカプセル化して水層に配合することで、高いUVカット効果を実現した。艶のあるスキンフィットオイルを配合することで、みずみずしい使用感をかなえる。旧製品の“プロテクティング ファンデーション プライマーS”は生産を終了しており、現在はリニューアルして“プロテクティング ファンデーション プライマー”として販売している。<SPF50+・PA++++>(全2色、各30mL、各3500円)

3位 “モイスチャライジング ファンデーション プライマー S”

「ポール&ジョー」


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 光を乱反射し肌を美しく見せてくれる“トーンアップUV”の新色。肌なじみのいいピンク色で、艶があり透明感のある肌を演出する。PM2.5を含む大気中微粒子などの外的要因から肌を守るマルチプロテクションテクノロジーを採用し、敏感肌など幅広い肌質に使用できる。肌のバリア機能をサポートする、「ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)」を配合し、スキンケア効果も期待できる。メイク落とし不要で洗顔料でオフできる。<SPF50+・PA++++>(30mL、3400円)

2位 “皮脂くずれ防止 化粧下地”

「プリマヴィスタ」

 皮脂崩れしにくい「オイルブロック処方」で皮脂を広げず、テカりのないファンデーションの仕上がりが持続する。また、肌の密着度が高く、表情の動きでヨレやすい目元や口元もしっかりカバー。皮脂くずれが気になる夏場は全顔に、冬場はTゾーンのみにとシーズンによって塗る箇所を分ける愛用者も多い。ヒアルロン酸、カミツレ花エキス(保湿成分)を配合。<SPF20・PA++>(25mL、2800円)

3位 “UVイデア XL プロテクショントーンアップ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 アジア人の敏感肌向けに開発したアイテム。1位の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”はピンク色だが、こちらは無色。トーンアップ、日焼け止め、化粧下地を1本でかなえる。くすみ、色むらを自然にカバーし、まるで光のヴェールをまとっているかのような自然な艶感を演出。「ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)」を配合していてスキンケア効果も期待できる。無香料、パラベンフリー。石けんでオフできる。<SPF50+・PA++++>(30mL、3400円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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藤原ヒロシの「フラグメント デザイン」が英カルチャー誌「ザ・フェイス」とコラボ 限定アイテムはセルフリッジとトキオン ザ ストアで発売

 藤原ヒロシが手掛ける「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」と英カルチャー誌「ザ・フェイス(THE FACE)」とのコラボレーションアイテムがセルフリッジ(SELFRIDGES)で12月1日に発売した。

 アイテムは同誌の歴代の表紙やロゴ・フォントセットを用いたデザインが特徴で、Tシャツ(8000円)、ロンT(1万円)、パーカ(1万5000円)、レインコート(3万8000円)、トートバッグ(6000円)、ポーチ(5000円)、ニットキャップ(6500円)、キャップ(6500円)、ステッカー(900円)、ミラー(1万8000円)をラインアップする。

 「ザ・フェイス」は、80年にロンドンで創刊。音楽をメーンにファッションやアートなどあらゆるカルチャーの垣根を超えた特集が若者の支持を集める、80〜90年代のイギリスを代表する雑誌だ。ケイト・モス(Kate Moss)が16歳で初めて雑誌の表紙デビューをした雑誌としても知られている。90年代にはジョニー・デップ(Johnny Depp)が表紙に起用され、昨年の12月号には、娘でモデルのリリー・ローズ・デップ(Lily Rose Depp)が表紙に登場しことでも話題を呼んだ。

 藤原がセレクトした表紙は、ドイツの写真家ユルゲン・テラー(Juergen Teller)がミュージシャンのシネイド・オコナー(Sinead O'Connor)を撮影した号やロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)、ビョーク(Bjork)、クリエイティブ集団「バッファロー(BUFFALO)」の創設者でスタイリストのレイ・ペトリ(Ray Petri)がスタイリングした表紙など。

 日本国内では、12月12日に「トキオン(TOKION)」オフィシャルECのほか、東京・渋谷のミヤシタパークのトキオン ザ ストア(TOKION THE STORE)で発売する。

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ベースメイク・新製品部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ベースメイク新製品の、百貨店・セミセルフ部門1位は、「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“ヴォワールコレクチュールn”に決定。「SNSの口コミが良く、特に若年層の新客が多かった。リニューアル前からのファンも多く、リピート率が高いアイテム」と評価。2位は、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」“フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”、3位は「スック(SUQQU)」の“ザ クリーム ファンデーション”となった。バラエティー・ドラッグストア部門1位はヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」“ファンシーラー”に決定。2位は「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”、3位は「アンドビー」“グロウハイライター”となった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ヴォワールコレクチュールn”

「クレ・ド・ポー ボーテ」

 肌表面の乱れを補正し、肌の内側からまるでヴェールをまとったようなワントーン明るい肌に仕上げる化粧下地“ヴォワールコレクチュールn”が1位。落とした後も、潤いのある滑らかな肌が続くと話題に。小ジワ、毛穴、色ムラをカバーし、滑らかでしっとりとした肌に導く。皮脂によるテカリやヨレといった化粧崩れを防ぎ、美しい仕上がりを長時間キープ。肌につけると、白ワインとローズを再現した香りがほのかに感じられる。<SPF25・PA++>(全1色、40g、6500円)

2位 “フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”

「ローラ メルシエ」

 ベースメイク“フローレス ルミエール”シリーズのクッションファンデーションが2位に登場。超微粒子のダイヤモンドパウダーを配合し、色ムラを補正して動くたびに光を反射して上品な艶感を与える。一度塗りはもちろん、重ね塗りしてもナチュラルで素肌のような仕上がりに。また、プロテクト成分を配合し、紫外線、花粉といった外的環境のストレスからもガードする。2020年9月30日に、新色“0C1(PEARL IVORY)”が加わった。<SPF50・PA+++>(全6色、各15g、各5800円)

3位 “ザ クリーム ファンデーション”

「スック」

 3位は、時間の経過とともに「移り変わる艶」が楽しめる「スック」のクリームファンデーション。新たに緑茶エキスやシルクプロテインの国産美容保湿エキスを配合することで、スキンケア効果がアップ。また、全てのピグメントにアミノ酸誘導体コーティングを施すことで、粉感の少ないテクスチャーに進化。イエロー系5色、オークル系5色、ピンク系2色と、それぞれ明度の異なる色をそろえることで求める肌色が見つかるカラーバリエーションに。<SPF20~SPF30・PA++~PA+++>(各30g、各1万円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “ファンシーラー”

「アンドビー」

 人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー」のファンデとコンシーラーを兼ねた“ファンシーラー”が1位に。オレンジとベージュの2色からなり、ファンデーションのように軽く伸ばせながらコンシーラーのカバー力を持つ、いいとこ取りアイテム。伸びがよく少量で隠したい箇所をカバーできる。オレンジは、クマのカバーにも使えてひと塗りで表情が明るく。石けんタイプの洗顔料とお湯でオフできる。<SPF20・PA++>(全2種、各4g、各3500円)

2位 “UVイデア XLプロテクショントーンアップ ローズ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 2018年の発売以来、人気の“トーンアップUV”シリーズに新色ピンクが加わった。トーンアップ、日焼け止め、化粧下地を1本でかなえてくれる。スクワラン、グリセリンなどの保湿スキンケア成分を配合し、乾燥によるダメージから肌を守ってくれる。深海微生物由来のヴェニュセアン(サーマスサーモフィルス培養物)、シアバター由来のデトキシル、ビタミンE、ボタンエキスなどを配合し、敏感肌でも使える低刺激設計。<SPF50+・PA++++>(30mL、3400円)

3位 “グロウハイライター”

「アンドビー」

 バーム状ハイライター。シルバー、ブロンズ、ピンクの3色を独自ブレンドしたオリジナルカラーが⻩ぐすみ抑え、透明感を高める。微細なパールが入っていて、小ジワ、シミなどの肌のアラを光で飛ばし、柔らかな質感に。内側から発光しているかのような立体感を与え、奥行きのある小顔メイクがかなう。肌荒れを防ぐ整肌成分を配合しているため、肌に潤いを与え、健やかでキメの整った肌に。石けんタイプの洗顔料でオフできるのも特徴だ。(全1色、3g、3000円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ベースメイク・新製品部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ベースメイク新製品の、百貨店・セミセルフ部門1位は、「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“ヴォワールコレクチュールn”に決定。「SNSの口コミが良く、特に若年層の新客が多かった。リニューアル前からのファンも多く、リピート率が高いアイテム」と評価。2位は、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」“フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”、3位は「スック(SUQQU)」の“ザ クリーム ファンデーション”となった。バラエティー・ドラッグストア部門1位はヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」“ファンシーラー”に決定。2位は「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”、3位は「アンドビー」“グロウハイライター”となった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ヴォワールコレクチュールn”

「クレ・ド・ポー ボーテ」

 肌表面の乱れを補正し、肌の内側からまるでヴェールをまとったようなワントーン明るい肌に仕上げる化粧下地“ヴォワールコレクチュールn”が1位。落とした後も、潤いのある滑らかな肌が続くと話題に。小ジワ、毛穴、色ムラをカバーし、滑らかでしっとりとした肌に導く。皮脂によるテカリやヨレといった化粧崩れを防ぎ、美しい仕上がりを長時間キープ。肌につけると、白ワインとローズを再現した香りがほのかに感じられる。<SPF25・PA++>(全1色、40g、6500円)

2位 “フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”

「ローラ メルシエ」

 ベースメイク“フローレス ルミエール”シリーズのクッションファンデーションが2位に登場。超微粒子のダイヤモンドパウダーを配合し、色ムラを補正して動くたびに光を反射して上品な艶感を与える。一度塗りはもちろん、重ね塗りしてもナチュラルで素肌のような仕上がりに。また、プロテクト成分を配合し、紫外線、花粉といった外的環境のストレスからもガードする。2020年9月30日に、新色“0C1(PEARL IVORY)”が加わった。<SPF50・PA+++>(全6色、各15g、各5800円)

3位 “ザ クリーム ファンデーション”

「スック」

 3位は、時間の経過とともに「移り変わる艶」が楽しめる「スック」のクリームファンデーション。新たに緑茶エキスやシルクプロテインの国産美容保湿エキスを配合することで、スキンケア効果がアップ。また、全てのピグメントにアミノ酸誘導体コーティングを施すことで、粉感の少ないテクスチャーに進化。イエロー系5色、オークル系5色、ピンク系2色と、それぞれ明度の異なる色をそろえることで求める肌色が見つかるカラーバリエーションに。<SPF20~SPF30・PA++~PA+++>(各30g、各1万円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “ファンシーラー”

「アンドビー」

 人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー」のファンデとコンシーラーを兼ねた“ファンシーラー”が1位に。オレンジとベージュの2色からなり、ファンデーションのように軽く伸ばせながらコンシーラーのカバー力を持つ、いいとこ取りアイテム。伸びがよく少量で隠したい箇所をカバーできる。オレンジは、クマのカバーにも使えてひと塗りで表情が明るく。石けんタイプの洗顔料とお湯でオフできる。<SPF20・PA++>(全2種、各4g、各3500円)

2位 “UVイデア XLプロテクショントーンアップ ローズ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 2018年の発売以来、人気の“トーンアップUV”シリーズに新色ピンクが加わった。トーンアップ、日焼け止め、化粧下地を1本でかなえてくれる。スクワラン、グリセリンなどの保湿スキンケア成分を配合し、乾燥によるダメージから肌を守ってくれる。深海微生物由来のヴェニュセアン(サーマスサーモフィルス培養物)、シアバター由来のデトキシル、ビタミンE、ボタンエキスなどを配合し、敏感肌でも使える低刺激設計。<SPF50+・PA++++>(30mL、3400円)

3位 “グロウハイライター”

「アンドビー」

 バーム状ハイライター。シルバー、ブロンズ、ピンクの3色を独自ブレンドしたオリジナルカラーが⻩ぐすみ抑え、透明感を高める。微細なパールが入っていて、小ジワ、シミなどの肌のアラを光で飛ばし、柔らかな質感に。内側から発光しているかのような立体感を与え、奥行きのある小顔メイクがかなう。肌荒れを防ぐ整肌成分を配合しているため、肌に潤いを与え、健やかでキメの整った肌に。石けんタイプの洗顔料でオフできるのも特徴だ。(全1色、3g、3000円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ベースメイク・新製品部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ベースメイク新製品の、百貨店・セミセルフ部門1位は、「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“ヴォワールコレクチュールn”に決定。「SNSの口コミが良く、特に若年層の新客が多かった。リニューアル前からのファンも多く、リピート率が高いアイテム」と評価。2位は、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」“フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”、3位は「スック(SUQQU)」の“ザ クリーム ファンデーション”となった。バラエティー・ドラッグストア部門1位はヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」“ファンシーラー”に決定。2位は「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”、3位は「アンドビー」“グロウハイライター”となった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ヴォワールコレクチュールn”

「クレ・ド・ポー ボーテ」

 肌表面の乱れを補正し、肌の内側からまるでヴェールをまとったようなワントーン明るい肌に仕上げる化粧下地“ヴォワールコレクチュールn”が1位。落とした後も、潤いのある滑らかな肌が続くと話題に。小ジワ、毛穴、色ムラをカバーし、滑らかでしっとりとした肌に導く。皮脂によるテカリやヨレといった化粧崩れを防ぎ、美しい仕上がりを長時間キープ。肌につけると、白ワインとローズを再現した香りがほのかに感じられる。<SPF25・PA++>(全1色、40g、6500円)

2位 “フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”

「ローラ メルシエ」

 ベースメイク“フローレス ルミエール”シリーズのクッションファンデーションが2位に登場。超微粒子のダイヤモンドパウダーを配合し、色ムラを補正して動くたびに光を反射して上品な艶感を与える。一度塗りはもちろん、重ね塗りしてもナチュラルで素肌のような仕上がりに。また、プロテクト成分を配合し、紫外線、花粉といった外的環境のストレスからもガードする。2020年9月30日に、新色“0C1(PEARL IVORY)”が加わった。<SPF50・PA+++>(全6色、各15g、各5800円)

3位 “ザ クリーム ファンデーション”

「スック」

 3位は、時間の経過とともに「移り変わる艶」が楽しめる「スック」のクリームファンデーション。新たに緑茶エキスやシルクプロテインの国産美容保湿エキスを配合することで、スキンケア効果がアップ。また、全てのピグメントにアミノ酸誘導体コーティングを施すことで、粉感の少ないテクスチャーに進化。イエロー系5色、オークル系5色、ピンク系2色と、それぞれ明度の異なる色をそろえることで求める肌色が見つかるカラーバリエーションに。<SPF20~SPF30・PA++~PA+++>(各30g、各1万円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “ファンシーラー”

「アンドビー」

 人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー」のファンデとコンシーラーを兼ねた“ファンシーラー”が1位に。オレンジとベージュの2色からなり、ファンデーションのように軽く伸ばせながらコンシーラーのカバー力を持つ、いいとこ取りアイテム。伸びがよく少量で隠したい箇所をカバーできる。オレンジは、クマのカバーにも使えてひと塗りで表情が明るく。石けんタイプの洗顔料とお湯でオフできる。<SPF20・PA++>(全2種、各4g、各3500円)

2位 “UVイデア XLプロテクショントーンアップ ローズ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 2018年の発売以来、人気の“トーンアップUV”シリーズに新色ピンクが加わった。トーンアップ、日焼け止め、化粧下地を1本でかなえてくれる。スクワラン、グリセリンなどの保湿スキンケア成分を配合し、乾燥によるダメージから肌を守ってくれる。深海微生物由来のヴェニュセアン(サーマスサーモフィルス培養物)、シアバター由来のデトキシル、ビタミンE、ボタンエキスなどを配合し、敏感肌でも使える低刺激設計。<SPF50+・PA++++>(30mL、3400円)

3位 “グロウハイライター”

「アンドビー」

 バーム状ハイライター。シルバー、ブロンズ、ピンクの3色を独自ブレンドしたオリジナルカラーが⻩ぐすみ抑え、透明感を高める。微細なパールが入っていて、小ジワ、シミなどの肌のアラを光で飛ばし、柔らかな質感に。内側から発光しているかのような立体感を与え、奥行きのある小顔メイクがかなう。肌荒れを防ぐ整肌成分を配合しているため、肌に潤いを与え、健やかでキメの整った肌に。石けんタイプの洗顔料でオフできるのも特徴だ。(全1色、3g、3000円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ベースメイク・新製品部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ベースメイク新製品の、百貨店・セミセルフ部門1位は、「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“ヴォワールコレクチュールn”に決定。「SNSの口コミが良く、特に若年層の新客が多かった。リニューアル前からのファンも多く、リピート率が高いアイテム」と評価。2位は、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」“フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”、3位は「スック(SUQQU)」の“ザ クリーム ファンデーション”となった。バラエティー・ドラッグストア部門1位はヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」“ファンシーラー”に決定。2位は「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”、3位は「アンドビー」“グロウハイライター”となった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ヴォワールコレクチュールn”

「クレ・ド・ポー ボーテ」

 肌表面の乱れを補正し、肌の内側からまるでヴェールをまとったようなワントーン明るい肌に仕上げる化粧下地“ヴォワールコレクチュールn”が1位。落とした後も、潤いのある滑らかな肌が続くと話題に。小ジワ、毛穴、色ムラをカバーし、滑らかでしっとりとした肌に導く。皮脂によるテカリやヨレといった化粧崩れを防ぎ、美しい仕上がりを長時間キープ。肌につけると、白ワインとローズを再現した香りがほのかに感じられる。<SPF25・PA++>(全1色、40g、6500円)

2位 “フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション”

「ローラ メルシエ」

 ベースメイク“フローレス ルミエール”シリーズのクッションファンデーションが2位に登場。超微粒子のダイヤモンドパウダーを配合し、色ムラを補正して動くたびに光を反射して上品な艶感を与える。一度塗りはもちろん、重ね塗りしてもナチュラルで素肌のような仕上がりに。また、プロテクト成分を配合し、紫外線、花粉といった外的環境のストレスからもガードする。2020年9月30日に、新色“0C1(PEARL IVORY)”が加わった。<SPF50・PA+++>(全6色、各15g、各5800円)

3位 “ザ クリーム ファンデーション”

「スック」

 3位は、時間の経過とともに「移り変わる艶」が楽しめる「スック」のクリームファンデーション。新たに緑茶エキスやシルクプロテインの国産美容保湿エキスを配合することで、スキンケア効果がアップ。また、全てのピグメントにアミノ酸誘導体コーティングを施すことで、粉感の少ないテクスチャーに進化。イエロー系5色、オークル系5色、ピンク系2色と、それぞれ明度の異なる色をそろえることで求める肌色が見つかるカラーバリエーションに。<SPF20~SPF30・PA++~PA+++>(各30g、各1万円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “ファンシーラー”

「アンドビー」

 人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー」のファンデとコンシーラーを兼ねた“ファンシーラー”が1位に。オレンジとベージュの2色からなり、ファンデーションのように軽く伸ばせながらコンシーラーのカバー力を持つ、いいとこ取りアイテム。伸びがよく少量で隠したい箇所をカバーできる。オレンジは、クマのカバーにも使えてひと塗りで表情が明るく。石けんタイプの洗顔料とお湯でオフできる。<SPF20・PA++>(全2種、各4g、各3500円)

2位 “UVイデア XLプロテクショントーンアップ ローズ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 2018年の発売以来、人気の“トーンアップUV”シリーズに新色ピンクが加わった。トーンアップ、日焼け止め、化粧下地を1本でかなえてくれる。スクワラン、グリセリンなどの保湿スキンケア成分を配合し、乾燥によるダメージから肌を守ってくれる。深海微生物由来のヴェニュセアン(サーマスサーモフィルス培養物)、シアバター由来のデトキシル、ビタミンE、ボタンエキスなどを配合し、敏感肌でも使える低刺激設計。<SPF50+・PA++++>(30mL、3400円)

3位 “グロウハイライター”

「アンドビー」

 バーム状ハイライター。シルバー、ブロンズ、ピンクの3色を独自ブレンドしたオリジナルカラーが⻩ぐすみ抑え、透明感を高める。微細なパールが入っていて、小ジワ、シミなどの肌のアラを光で飛ばし、柔らかな質感に。内側から発光しているかのような立体感を与え、奥行きのある小顔メイクがかなう。肌荒れを防ぐ整肌成分を配合しているため、肌に潤いを与え、健やかでキメの整った肌に。石けんタイプの洗顔料でオフできるのも特徴だ。(全1色、3g、3000円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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「先陣は『LV』」に期待しているワタシ エディターズレター(2020年9月7日配信分)

※この記事は2020年9月7日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

「先陣は『LV』」に期待しているワタシ

 先週行われた「ルイ・ヴィトン」のファッションショー、こんな時のリアルショーについては賛否両論あるのかもしれませんが、「先陣を切るのは、やっぱり『ルイ・ヴィトン』なんだな」と思いました。

 このメゾンについては同じこと、つまり「最初は、やっぱり『ルイ・ヴィトン』なんだ」と思う時が度々訪れ、正直、それを願っているフシさえあります。例えばヴァージル・アブローがアーティスティック・ディレクターに就任した時は、黒人で、建築出身で、ストリートな彼を、「ルイ・ヴィトン」という世界最大のメガ・ラグジュアリー・ブランドが選んだことに意義があると感じました。「いよいよファッション業界が人種や出自、経験にとらわれず、才能やビジョン、そして大義でジャッジする時代が到来する!!」と期待したのです。そのインパクトは、小さなブランドの似たような人事とはワケが違います。「ルイ・ヴィトン」の一挙手一投足はファッション業界を超え、ファッション代表として社会に認知され、ゆえに社会を変え得る力を持っていると考えています。だからこそ、「まずは『ルイ・ヴィトン』から」を期待してしまうのです。そしてヴァージルはデビュー以来、ダイバーシティー&インクルージョンというコアバリューを連打。これも、「ルイ・ヴィトン」が示すこと、「ルイ・ヴィトン」から示すことに意味があるのです。

 その意味で今回のショーは、ファッションがくじけていないこと、新しい形のランウエイショーを模索していること、本国の首脳陣は来日できないからジャパン社のスタッフに相当の権限を委譲して実行を託したローカライズなどの意味において、業界を前進させ得る1つの契機になり得るのでは?と思っています。さまざまな意見が飛び交っていることは承知の上で、私は、ブランド単体はもちろん業界全体の前進の原動力になり得ている動きを応援したいと思っています。そして規模はず~っと小さいけれど、ヴァージル同様に1つの組織を率いる人間として、大いに刺激を受けるのです。

 そう考えると、トップがこれだけ大胆かつ勇敢に、そしてSNSなどで意思を表明しながら道を開拓してくれる組織は強いですね。ヴァージル同様に意思表示に勇敢なのは、Twitterで存在感を増しているテック系企業のトップたちでしょうか?昔ながらの大企業は、そのあたりやっぱり難しいでしょうか?

 「正直に語る」「ウソをつかない」「直接語りかける」は、サステナブルに繋がる透明性においても、D2C的マインドのコミュニケーションにおいても欠かせません。そろそろ決断の時が迫っているように思うのですが、いかがでしょうか?

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コロナ禍でも2ケタ成長を続ける「ラ ロッシュ ポゼ」 “トーンアップUV”が大ヒットした要因は 

 日本ロレアル(NIHON L’OREAL)が展開する、フランス発のダーマコスメブランド「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」はコロナ禍で成長が加速した稀有なブランドのひとつだ。過去2〜3年、毎年2ケタ成長し、新型コロナウイルスにより多くの経済活動にブレーキが掛かる中、時代に合った製品とコミュニケーションで成長をし続けている。同社の中でドクターズコスメブランドを主に扱うアクティブコスメティクス事業部をリードするブランドだ。

 「ラ ロッシュ ポゼ」はフランス中西部に位置するラ ロッシュ ポゼ村の皮膚ケア施設から生まれたブランドで、同地域の湧水、ターマルウォーターを配合している製品を展開している。敏感肌でも使えるアイテムを手掛け、一般消費者だけでなく世界中の皮膚科医からも推奨されている。中でも、肌色を自然に明るく見せる日焼け止め“UVイデア XL プロテクショントーンアップ”がブランドのキーアイテムとして存在感を発揮している。

 2020年1月に事業部長に就いたスティービー・キャメロン(Stevie Cameron)氏は人気の要因について「まずは、われわれが敏感肌のエキスパートとして信頼を得ていることが大きいだろう。肌を紫外線や大気中微粒子から守るプロテクション効果や肌を保湿するスキンケア効果、さらに自然にトーンアップしたり艶を出すメイクアップ効果も備えながら、敏感肌でも使えるというマルチ機能が大きなポイントだ。その信頼と製品力により多くの口コミを生み出し、さらにベストコスメ賞を数多く獲得したことがヒットにつながった」と説明する。
 
 コロナにより人々の意識は大きく変わった。体の内側から免疫力を高めることに加え、外的要因からプロテクトするという考え方が台頭している。化粧品ではスキンケアを重視する傾向が強くなっているが、加えてベースメイクでも守るといったコミュニケーションが人気の引き金になっている。“UVイデア XL プロテクショントーンアップ”はまさに、それをかなえる製品として好評で、さらには守るだけでなく、スキンケアやトーンアップ効果などのプラスαの差別化も人気を高めている。同アイテムで若年層を含む多くの新規顧客の獲得にも奏功し、使用者のリピート率も高くブランド顧客を増やしているという。

 差別化は製品開発の段階から始まっている。フランス発グローバルブランドでありながら、アジア人女性の肌悩みやニーズを研究して開発。「日本、中国、北米、ヨーロッパに研究所があり、ローカライズされた製品を生産している。日本の研究所で開発された製品は、日本と韓国マーケットに向けた製品を手掛けている」とし、「本社はフランスなので基本的に製品はフランス発のものが中心になるが、今後も日本人・韓国人特有の肌ニーズがあれば応えていきたい」と話す。

新型コロナで変化する消費者の意識も影響

 多くの化粧品ブランドはロックダウン中に実店舗の閉店でビジネスに影響を受けたが、ロックダウン中でも営業を続けていたドラッグストアで扱いがあるのは大きなプラスになったのではないかと考えたが、「実際、ドラッグストアも打撃を受けたので、成長し続けているのはそれだけではない。ますます健康に気を遣う人が増える中で、化粧品の中身や安全性に気を遣う人も増えている。創業当時から皮膚科医の協力を得て製品を開発し、世界中の皮膚科医から採用されているわれわれの製品への信頼が改めて厚くなったと考える。何十年もの間、医療従事者と協力して製品を開発し、敏感肌の人や赤ちゃんでも使える製品を作ってきた。今後も、肌の健康を追求し、肌トラブルに対するソリューションを提供する」と語る。混沌とする今の時代に求められる要素が詰まっている。

 さらに、今の時代に避けては通れない環境問題にも積極的だ。本国では、ロレアルがフランスのアルベア(ALBEA)と協業して開発したペーパーチューブの導入を同社のブランドの中で「ラ ロッシュ-ポゼ」が先行してはじめている。具体的な施策は現在計画中だが、日本市場でも同様にサステナビリティの取り組みを企画しているという。

 日本施策として11月12日(“皮膚の日”)から5週間にわたりライブ配信番組「#MySkinStories」も配信した。友利新・皮膚科医兼内科医や吉田貴子・皮膚科医兼美容皮膚科医ら皮膚科医が近藤千尋やクリス・ウェブ佳子など敏感肌のタレントとともにトークショーを行っており、敏感肌ならではの悩みを話し合ったり、視聴者とのコメントに応えたり、敏感肌コミュニティーをサポートする施策にも力を入れる。

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